JPH0719385Y2 - 笛吹き湯沸し - Google Patents

笛吹き湯沸し

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JPH0719385Y2
JPH0719385Y2 JP1989023909U JP2390989U JPH0719385Y2 JP H0719385 Y2 JPH0719385 Y2 JP H0719385Y2 JP 1989023909 U JP1989023909 U JP 1989023909U JP 2390989 U JP2390989 U JP 2390989U JP H0719385 Y2 JPH0719385 Y2 JP H0719385Y2
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whistle
hole
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hollow
sound
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JP1989023909U
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毅 向達
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理研軽金属工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 イ.考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は蒸気により吹鳴する笛吹き湯沸し。詳しくは蓋
体又は湯口蓋に設けた中空笛体の複数孔による共鳴音と
単孔による単音を摺動閉孔装置により確実に調整して、
その変化による発音の楽しみ、火傷防止、湯沸かし状態
の報知等を可能とした笛吹き湯沸しに関する。(従来の
技術) 従来、特公昭58-24129号公報に開示されているように、
蒸気により吹鳴するケトル等の笛吹き装置として、液体
の蒸気により発生した蒸気の流出により音を発するケト
ル等の笛吹き機構に、蒸気の流出時に音を発する1個以
上の発音孔と、単に蒸気を流出させるのみの無音孔との
2種類の孔を開口し、且つ両孔間に亘って発音孔、無音
孔の内の一方の孔の開口面積を増大させると共に、他方
の孔の開口面積を減少させ、同時に発音孔の開口形状を
変化させる弁機構を設けた構成のもの。
或いは実開昭62-136930号公報に開示されているよう
に、笛吹きケトルの注ぎ口用笛蓋として、笛蓋が、笛を
上下に2分割した上側半体を兼ねる蓋本体と、蓋本体の
下面に嵌合固定される笛の下側半体、及び笛の鳴り調整
部材とからなり、蓋本体には中央に笛孔、笛の下側半体
には中央と中央から偏位した部分の2ケ所に笛孔と排気
孔を設け、笛の鳴り調整部材は笛孔押え板を回動可能と
する操作部とからなり、笛孔押え板は一側から他側間の
回動で笛の下側半体の笛孔と排気孔を交互に閉じ、更に
両孔を開とし得る形状とする構成のものがあった。
又、中空笛体における上体の笛孔と下体の一方笛孔との
開口中心が上下軸線が異なった場合は、吹鳴音は小さく
て変化がなく、又上体に複数の笛孔を備えた場合も、吹
鳴に変化がなく、上下体に単数の笛孔を笛体の側部に単
数又は複数の孔を穿設して、側部の孔の開口面積を調整
した場合、音量に変化を生じない吹鳴音を得ることが実
験結果判明した。
(考案が解決しようとする課題) しかし、前者の笛吹き装置は、笛体の上側半体に設けた
発音孔又は無音孔の一方の開口面積を増大させ、その他
方の孔の開口面積を減少させると共に、発音孔の開口を
有する笛体の上側半体に対し弁機構により変化させる構
成の為、発音か無音かの孔径調整する機能を果たす効果
はあるが、吹鳴時の共鳴音、音色の変化、発音の強弱、
高低調整等を行なう効果が極めて悪く、又、上体の笛孔
径が大で多数の孔構成の為、下体からの吹鳴に必要な蒸
気量が留まらない問題点が有る。
又、後者の笛蓋は、下側半体に設けた2ケ所の孔(笛孔
と排気孔)を笛孔押え板により交互に開く又は両孔を閉
じるいわゆる軸による回動位置合わせ構成で、笛孔の位
置合せが不確実な構成でもあり、中央部の笛孔又は排気
孔を開閉の対象としている為、この中央部の笛孔又は排
気孔の調整を行なうことが困難であって、前者と同様に
吹鳴時の共鳴音が得られにくく、然も偏位した排気孔に
より孔径調整した場合、中央の笛孔も一部閉じてしまい
実質的に効果的な調節音を期待することのできない問題
点がある。さらに笛孔近傍に設けた操作用摘みをつまん
で笛孔押さ板を回動させて鳴音を調整するので、放出蒸
気により火傷を負う危険を伴う問題点があった。
本考案は、前記した従来の問題点を解消するためになさ
れたもので、湯口蓋又は蓋体に設ける中空笛体の上体に
単数の笛孔を、下体に複数の笛孔を穿設し、更にこの下
体笛孔の一方を覆って吹鳴音の共鳴音、単音の区別調節
を可能とする摺動閉孔装置を設けて、確実な発音調整等
を行なうことのできる笛吹き湯沸しを提供することを目
的としている。
ロ.考案の構成 (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための本考案の手段は、蓋体又は湯
口蓋に鳴笛装置を設けた笛吹き湯沸しにおいて、前記蓋
体の摘み部又は湯口蓋に、単数の笛孔を有する上体と、
2個の笛孔を有する下体とからなる中空笛体を設け、前
記中空蓋体の上体の笛孔と下体の笛孔が中央部において
軸線方向と同芯とし、且つ下体の笛孔近傍に上記一方の
笛孔よりも小径の他方の小笛孔を設けると共に、前記中
空笛体には、吹鳴音の共鳴音・単音の区別を調整する下
体の小苗孔のみを覆う構成で、前記笛孔の軸線方向の向
きに交叉する摺動閉孔装置を設け、該摺動閉孔装置を中
空笛体の側壁外で進退可能に操作し得る閉孔板と、摘み
を配設した笛吹き湯沸しの構成にある。中空笛体は、加
工性、耐熱性等に優れる金属、合成樹脂等によるものが
好ましく、これを蓋体の摘み部か、又は湯口蓋自体か湯
口蓋の内部に設ける場合がある。
更に形成する湯沸しは、注湯口を容体の側壁上部に取付
けたもの、或いは側壁の下部より突設したもの、容体に
給水口を備えたもの、注湯口と給水口とを兼ねて前記容
体の上部に給水口を備えないもの等の何れの構成による
ものでもよい。
(作用) 本考案の笛吹き湯沸しは、所望の加熱器にかけて湯を沸
かし内部に蒸気が発生すれば蓋体又は湯口蓋に設けた中
空笛体の笛孔より蒸気が通過し外部に噴出して、その際
に生ずる空気振動により音響を発するもので、このとき
前記中空笛体に設けた摺動閉孔装置を摘みにより操作し
て、下体の小笛孔を覆いその覆い範囲を調整して吹鳴時
の共鳴音とか単音等を区別してその音響を楽しむと共
に、発音により湯沸し時における湯の沸騰状態を調理人
等に報知させるものである。
(実施例) 次に本考案に係る笛吹き湯沸しの実施例を図面に基づい
て説明する。
第1図は第1実施例の中空笛体を蓋体の摘み部に設けた
状態を示し、第2図から第5図は第2実施例の湯口蓋に
備えた状態を示すもので、第1図に基づく第1実施例に
ついて以下説明する。
図中Aは笛吹き湯沸しで、容体1の上端開口部に蓋体2
を嵌合し、容体1の側壁上部に注湯口3を突設し、該注
湯口3には湯口蓋4を開閉自在に取付けてあり、この湯
口蓋4の回転舌片を軸受体5に掛渡した板ばね6へ圧接
変位させて、湯口蓋4の円滑な開閉を可能としたもので
ある。
aは蓋体2の摘み部7に設けた中空笛体を示し、断面皿
状で中央部に単数の笛孔8を穿設した上体9と、前記笛
孔8と上下軸線Y方向を同芯とした笛孔10と、この笛孔
10近傍に穿設したこれより小径で共鳴音用の小笛孔11を
蓋体2基板に設けてなる下体12とより構成され、この下
体12に共鳴音用の小笛孔11を覆う摺動閉孔装置bを対応
させるもので、この摺動閉孔装置bは、笛孔8、11の軸
線方向の向きに交叉し、中空笛体の外側壁外で進退可能
に操作し得る屈曲させた閉孔板13に摘み14を取付けた構
成で、これを摘み14に設けた摺動案内用の係止溝に摺動
させて前記共鳴音用の小笛孔11を開閉又は開口面積を調
節して、吹鳴音の音色、強弱、高低を図る。この中空笛
体a構成に基づき上体9の上笛孔8を4.5〜6mm径とし、
又、下体12の一方笛孔10をこれより僅か小径若しくは同
径の4mm〜5.5mmとし、別の共鳴音用の小笛孔11を小径の
3.5mm〜2mmを最適笛孔径とし又、笛の全体径を20〜25mm
(全体径が大径となる程音量が大きくなる)、笛高さを
8〜10mm(笛高さが低くなる程音量は大となる)の範囲
内のものを作って発音させた結果、音量の大のときは80
〜90dB、小のときは70〜75dB(65dB以下は風切り音とな
る)の音量を得て、10〜20dBの差があった。
次に第2図から第5図に示す第2実施例の中空笛体aを
湯口蓋4に設ける場合を説明すると、第2図に示すよう
に空洞部15を有する湯口蓋本体4aを上体9aとし、これに
単数の笛孔8aを穿設し、又、前記空洞部15に対設させた
断面皿状で、笛孔10aと別の共鳴音用の小笛孔11aとを有
する下体12aを設け、且つ空洞部15内に中間筒16を備え
ると共に、湯口蓋本体4aの前部に開口溝へばね状の閉孔
板13を摘み14の溝内に差込んだ摺動体を移動自在に設け
て、小笛孔11aの開閉を調整する摺動閉孔装置bを設け
た構成とする場合と、第3図に示す前記構成と同じで下
体12aのみを笛箱状とし上下に空洞部15、15を備え、そ
の上面に笛孔10a、小笛孔11aを穿設し、下面に通気孔17
を設け、前部に摺動閉孔装置bを備えたもの、第4図及
び第5図に示す湯口蓋本体4bに大径の孔を設け、これに
容器状で上面中央部に笛孔8bを設けた上体9bと、その下
面に板状で笛孔10b、小笛孔11bを開けた下体12bと、こ
の下体12bの上又は下に対応する摺動閉孔装置bとを備
えた構成のものがある。尚、22は容体1の上端に取付け
た持手である。
以上、第1及び第2実施例における吹鳴は、蓋体2又は
湯口蓋4、4a、4bに設けた中空笛体aの笛孔8、8a、8b
又は10、10a、10bより蒸気が通過し外部に噴出して、そ
の際に生ずる空気振動により音響を発するもので、この
とき前記中空箱体aに設けた摺動閉孔装置bを摘み14に
より操作して、下体12、12a、12bの小笛孔11、11a、11b
を覆い、その覆い範囲を調整して吹鳴時の共鳴音とか単
音等を区別してその音響を楽しむと共に、発音により湯
沸し時における湯の沸騰状態を調理人等に知らせるもの
である。
ハ.考案の効果 本考案の笛吹き湯沸しは前記のように、蓋体又は湯口蓋
に鳴笛装置を設けた笛吹き湯沸しにおいて、前記蓋体の
摘み部又は湯口蓋に、単数の笛孔を有する上体と、2個
の笛孔を有する下体とからなる中空笛体を設け、前記中
空蓋体の上体の笛孔と下体の笛孔が中央部において軸線
方向と同芯とし、且つ下体の笛孔近傍に上記一方の笛孔
よりも小径の他方の小笛孔を設けると共に、前記中空笛
体には、吹鳴音の共鳴音・単音の区別を調整する下体の
小苗孔のみを覆う構成で、前記笛孔の軸線方向の向きに
交叉する摺動閉孔装置を設け、該摺動閉孔装置を中空笛
体の側壁外で進退可能に操作し得る閉孔板と、摘みを配
設したことを特徴とする構成で、下体に設けた2個の笛
孔の一方のみを摺動閉孔装置により覆うので、従来の発
音孔を弁機構で開口形状を変化させるもの、笛孔の交互
の開き、又は両方の開きを行なうものと違う吹鳴音の共
鳴音とか単音の選択的な値色等を楽しむことができる
し、又、前記摺動閉孔装置により発音の強弱、高低等も
自在に調節できて、然も摺動閉孔装置は他の笛孔を閉じ
ることはなく確実な発音を可能とする。さらに、中空笛
体側壁の進退で吹鳴音のための蒸気圧を得る笛孔と直角
方向に閉孔板(摺動閉孔装置)が配置されているので、
確実な吹鳴音が得られる。
さらに又、前記中空笛体の上下体の笛孔が、中央部にお
いて軸線方向と同芯とし、且つ下体の笛孔近傍に別の小
笛孔を設けてあるから、下体の小笛孔で共鳴音を確実
(不鳴り防止)とする特有の効果を奏するものである。
又、前記摺動閉孔装置の閉孔板は、前記軸線方向の向き
に交叉する方向に進退させる操作によるので、噴出する
蒸気で操作指に火傷を負う危険性もなく、児童とか老人
等でも安心して使用できる格別の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は本考案の笛吹き湯沸しを示し中空笛体を蓋
体に備えた第1実施例を示す一部を縦断した側面図。第
2図は中空笛体を湯口蓋に設けた第2実施例を示す要部
の拡大断面図。第3図〜第5図は第2実施例における中
空笛体の変形例を示す断面図である。 図においてAは湯沸し、2は蓋体、4は湯口蓋、7は摘
み部、8、8a、8bは上体の笛孔、9、9a、9bは上体、1
0、10a、10bは下体の笛孔、11、11a、11bは下体の小笛
孔、12、12a、12bは下体、aは中空笛体、bは摺動閉孔
装置、13は閉孔板、14は摘みである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋体又は湯口蓋に鳴笛装置を設けた笛吹き
    湯沸しにおいて、前記蓋体の摘み部又は湯口蓋に、単数
    の笛孔を有する上体と、2個の笛孔を有する下体とから
    なる中空笛体を設け、前記中空笛体の上体の笛孔と下体
    の一方の笛孔が中央部において軸線方向と同芯とし、且
    つ下体の笛孔近傍に上記一方の笛孔よりも小径の他方の
    小笛孔を設けると共に、前記中空笛体には、吹鳴音の共
    鳴音・単音の区別を調整する下体の小笛孔のみを覆う構
    成で前記笛孔の軸線方向の向きに交叉する摺動閉孔装置
    を設け、該摺動閉孔装置には中空蓋体の側壁外で進退可
    能に操作し得る閉孔板と、摘みとを配設したことを特徴
    とする笛吹き湯沸し。
JP1989023909U 1989-03-01 1989-03-01 笛吹き湯沸し Expired - Lifetime JPH0719385Y2 (ja)

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