JPH07194675A - 輸血用血液保存袋の紫外線照射済み表示方法 - Google Patents

輸血用血液保存袋の紫外線照射済み表示方法

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JPH07194675A
JPH07194675A JP5353240A JP35324093A JPH07194675A JP H07194675 A JPH07194675 A JP H07194675A JP 5353240 A JP5353240 A JP 5353240A JP 35324093 A JP35324093 A JP 35324093A JP H07194675 A JPH07194675 A JP H07194675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood
transfusion
storage bag
irradiation
bag
Prior art date
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Pending
Application number
JP5353240A
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English (en)
Inventor
Jiro Naito
二郎 内藤
Takemi Uemura
剛己 植村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissho Corp
Original Assignee
Nissho Corp
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Publication date
Application filed by Nissho Corp filed Critical Nissho Corp
Priority to JP5353240A priority Critical patent/JPH07194675A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 輸血用血液保存袋の袋本体又はそれに付属す
るチユーブに塗布された塗料に紫外線感光性色素を含有
させる。 【効果】 費用も手間もかからない簡便な方法で、紫外
線照射済みの輸液用保存袋と未照射の血液保存袋を容易
に判別可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紫外線照射済みの輸血
用血液保存袋と未照射の輸血用血液保存袋を容易に判別
可能とした輸血用血液保存袋の紫外線照射済み表示方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、輸血による移植片対宿主病(以
下、GVHDと言う。)の発症が問題となっている。G
VHDは一度発症すると現状ではほとんど有効な治療法
がない。これに対し輸血用血液の紫外線照射が、予防的
な効果を持つことが知られ、GVHD発症を防止するた
めにこの照射が行われている。非免疫不全例に対する輸
血に関しても、GVHD発症の危険が皆無でないので、
以下の点に留意されている。
【0003】(1)新鮮血輸血・生血輸血を極力避ける
こと。 (2)患者自身の血液を貯蔵して手術時に使用するこ
と。術前貯血式自己血輸血を広く試みること。 (3)白血球除去フイルターを使用し、白血球(リンパ
球)の混入を極力防ぐこと。 (4)他人の血液を使用する場合は、輸血する血液を予
め紫外線照射処理を施して、リンパ球の機能をおさえて
使用すること。 いずれも輸血用血液中の生育しうるリンパ球の混入を防
ぐ目的である。
【0004】この内、(1)に関しては、どの程度の保
存期間をおけば安全といいきれるかは難しい側面があ
る。保存血でも、比較的保存期間の短い血液にはなお少
量ながら生育しうるリンパ球が残存している可能性があ
り、これのみでは完全な予防には成りえない。
【0005】(2)の方法は、その他の輸血副作用の防
止という点からも理想的と考えられているが、輸血を緊
急に必要とする場合や、患者自身が重篤な貧血の場合な
どでは自己血輸血の実施が不可能である。従って、輸血
が必要な全例にあてはめることは困難である。
【0006】(3)のフイルターによっても十分な数の
リンパ球が除去可能であれば有用である。現状では、白
血球(リンパ球)の除去効率を高め、赤血球あるいは血
小板輸血用の場合は血小板の通過率を保ようなフイルタ
ーの開発が急がれている。
【0007】(4)の紫外線照射は、紫外線透過性バツ
グを用いて、赤血球・血小板・血漿蛋白などの補充とい
う輸血本来の目的を損なうことなく、供血者からのリン
パ球の機能を抑制し得る。この場合の紫外線は400n
mから200nmの波長領域の光で、通常320nmか
ら280nmの波長領域の光が使用される。紫外線の照
射量は有益な細胞に損傷を与えないように3J/平方セ
ンチメートル未満が好ましい。
【0008】ところでこのような血液への紫外線照射
は、通常、主として血小板・白血球を含んだ血液成分を
その保存用の袋(輸血用血液保存袋)に入れた状態で行
われるが、紫外線照射前の輸血用血液保存袋と照射後の
輸血用血液保存袋とでは外見上何ら変化も見られず、紫
外線照射前の輸血用血液保存袋を誤って照射後の輸血用
血液保存袋として使用される虞があった。
【0009】上記のように従来の輸血用血液保存袋で
は、紫外線照射前と後とで外見上何ら変化も見られなか
ったため、紫外線照射前の輸血用血液保存袋を誤って照
射後の輸血用血液保存袋として使用される虞があり、前
記GVHDに対する安全性が低いという問題点があっ
た。
【0010】そこで、紫外線照射済みの輸血用血液袋と
未照射の輸血用血液袋を容易に判別可能として、紫外線
照射前の輸血用血液保存袋を誤って照射後の輸血用血液
保存袋として使用されることを防止し、GVHDに対す
る安全性を高めることができる輸血用血液保存袋の紫外
線表示済み表示方法として、特公平4−42189号公
報に開示されている紫外線変色シートを用いることを容
易に考えられる。
【0011】この方法は、紫外線照射により色変化を生
ずる紫外線感光性物質を備えた紫外線変色シートを袋本
体に一体的に取着して輸血用血液保存袋を構成し、紫外
線照射済み表示を、上記紫外線感光性物質の色変化で判
別するものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明も輸血用血液が
収納されている輸血用血液保存袋が紫外線照射済みか未
照射かを目視により容易に判別可能として、未照射の輸
血用血液保存袋を照射済みと誤って使用されることを防
止し、GVHDに対する安全性を高めることを目的とす
る。
【0013】しかし紫外線変色シートを用いる方法で
は、このシートを袋本体に一体的に取着せねばならず、
費用・手間がかかり実際に採用しにくいという問題があ
った。そこで本発明はその問題を解決するためなされた
ものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、輸血用血液保
存袋の袋本体又はそれに付属するチユーブに紫外線感光
性色素を含有する塗料が塗布されて、該色素は、紫外線
照射により目視で分かる色変化を生ずるものであり、そ
の色変化により輸血用血液保存袋が紫外線照射済みか未
照射かを判別可能としていることを特長とする輸血用血
液保存袋の紫外線照射済み表示方法を要旨とする。
【0015】
【作用】本発明においては紫外線照射により目視で分か
る色変化を示す紫外線感光性色素を輸血用血液保存袋の
袋本体又はそれに付属するチユーブに付着させてあるの
で、紫外線が照射されたか否かが容易に判別できる。
【0016】また、その色素を輸血用血液保存袋に塗布
するだけであるから特別の工程を必要としない。例え
ば、輸血用血液保存袋の袋本体又はそれに付属するチユ
ーブに印刷するインクに色素を混入しておくだけでよ
い。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、輸血用血
液保存袋の袋本体又はそれに付属するチユーブに塗布さ
れた塗料に紫外線感光性色素を含有させたもので、紫外
線照射済み表示を、上記紫外線感光性色素の色変化で行
うようにしたので、紫外線照射済みの輸液用保存袋と未
照射の血液保存袋を容易に判別可能となる。従って、紫
外線照射前の輸血用血液保存袋を誤って照射後の輸血用
血液保存袋として使用されることが防止され、GVHD
に対する安全性を高めることができるという効果ある。
【0018】そして本発明の方法は費用も手間もかから
ない簡便な点が従来になく優れている。
【0019】
【実施例】以下、実施例で本発明を具体的に説明する。
本発明において輸血用血液保存袋の袋本体は、通常、ポ
リ塩化ビニル等の熱可塑性合成樹脂製からなる2枚のシ
ートから構成されて、これらシートの周囲が熱融着か高
周波溶接によって接着されている。
【0020】本発明において付属するチユーブとは、採
血針と血液袋を連結・連通するチユーブであったり、血
液成分の分離のために用意された複数個の血液袋を互い
に連結・連通するチユーブのことである。
【0021】本発明において塗料の塗布箇所は、血小板
と白血球を含有するが、赤血球を含有しない袋本体又は
その袋に連通するチユーブを対象とするだけで十分であ
るが、作業を簡略にするため血液成分採取用の全袋及び
それに連通するチユーブに塗布又は熱転写方式等で印刷
(プリント)される。
【0022】通常、供血者を明確にするため付する印字
番号(セグメントナンバーとも言う。)を連通チユーブ
に熱転写等の手段で印刷するが、この印刷インクに本発
明の紫外線感光性色素を含有させておくのが最も好まし
い。
【0023】本発明において紫外線感光性色素は、紫外
線照射により目視で分かる色変化を生ずるもので、紫外
線感光性色素は濃緑色を示すものとして4,4’−ビス
−ジメチルアミノ−3’’−メチル−4’’−エトキシ
トリフエニルメタン、濃青色を示すものとして4,4’
ビスジメチルアミノ−4’’−(Nメチル−N−ベンジ
ルアミノ)トリフエニルメタン、濃赤紫色を示すものと
して3−ジエチルアミノ−6−メトキシ7−アミノフル
オラン、濃紫色を示すものとして1,3,3’−トリメ
チルイングリノ−2,2’スピロベンゾピラン等があ
る。
【0024】これらを以下の要領で採用する。紫外線感
光性色素を塩化ビニル系重合体又は酢酸ビニル系重合体
のラテツクスに0.2〜5重量%添加する。そのために
予め紫外線感光性色素を溶剤に10%程度の濃度で溶か
しておく必要がある。
【0025】紫外線感光性色素を含有する上記樹脂組成
物は1〜15μmのポリエチレンテレフタレートのフイ
ルムに塗布し、その塗布量は5〜20g/平方センチと
する。このようにして得たフイルムを熱転写の印刷リボ
ンとして用いる。
【0026】印刷後及び紫外線照射後の輸血用血液保存
袋の保管は紫外線を不用意に受けないように包装・保管
に注意する必要はある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輸血用血液保存袋の袋本体又はそれに付
    属するチユーブに紫外線感光性色素を含有する塗料が塗
    布されて、該色素は、紫外線照射により目視で分かる色
    変化を生ずるものであり、その色変化により輸血用血液
    保存袋が紫外線照射済みか未照射かを判別可能としてい
    ることを特長とする輸血用血液保存袋の紫外線照射済み
    表示方法。
JP5353240A 1993-12-28 1993-12-28 輸血用血液保存袋の紫外線照射済み表示方法 Pending JPH07194675A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5353240A JPH07194675A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 輸血用血液保存袋の紫外線照射済み表示方法

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JP5353240A JPH07194675A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 輸血用血液保存袋の紫外線照射済み表示方法

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JPH07194675A true JPH07194675A (ja) 1995-08-01

Family

ID=18429505

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JP5353240A Pending JPH07194675A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 輸血用血液保存袋の紫外線照射済み表示方法

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JP (1) JPH07194675A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011022053A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Hitachi Medical Corp 放射線照射装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011022053A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Hitachi Medical Corp 放射線照射装置

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