JPH07195094A - 浄化装置 - Google Patents
浄化装置Info
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- JPH07195094A JPH07195094A JP5351238A JP35123893A JPH07195094A JP H07195094 A JPH07195094 A JP H07195094A JP 5351238 A JP5351238 A JP 5351238A JP 35123893 A JP35123893 A JP 35123893A JP H07195094 A JPH07195094 A JP H07195094A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バクテリア等の増殖を格段に効率化できる、
観賞魚又は活魚用容器の浄化装置を提供する。 【構成】 本発明の観賞魚又は活魚用容器の浄化装置
は、半径0.5〜5mmの均等な大きさの多数の小球が
充填された浄化槽と、この浄化槽に少なくとも30g/
cm2以上の圧力を加える加圧手段と、を含んでいる。
また前記小球は、真球又はほぼ真球であることが望まし
い。さらに、前記加圧手段は前記浄化槽内に前記容器内
の水を少なくとも30g/cm2以上の圧力を加えて送
り込むポンプで構成されていることが望ましい。
観賞魚又は活魚用容器の浄化装置を提供する。 【構成】 本発明の観賞魚又は活魚用容器の浄化装置
は、半径0.5〜5mmの均等な大きさの多数の小球が
充填された浄化槽と、この浄化槽に少なくとも30g/
cm2以上の圧力を加える加圧手段と、を含んでいる。
また前記小球は、真球又はほぼ真球であることが望まし
い。さらに、前記加圧手段は前記浄化槽内に前記容器内
の水を少なくとも30g/cm2以上の圧力を加えて送
り込むポンプで構成されていることが望ましい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、観賞魚を収容する水槽
や活魚を収容する生け簀などの容器内の水を浄化するた
めの浄化装置に関する。
や活魚を収容する生け簀などの容器内の水を浄化するた
めの浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、観賞魚を飼うための水槽で
は、水槽内で観賞魚から排泄されるアンモニア成分や大
腸菌などを生分解(生物濾過)するための浄化装置が備
えられている。この浄化装置には、例えば表面が疎に形
成されたセラミック球が多数充填された浄化槽が設けら
れている。この従来の浄化槽において浄化媒体として使
用されるセラミック球は、大体半径が5mm以上のもの
が使用されている(例えば、特開昭59−4493号参
照)。観賞魚用水槽の使用を開始するときは、まずこの
浄化槽内にバクテリアの濃縮液を入れ、前記セラミック
球の表面にバクテリアを増殖させるようにする。バクテ
リアがうまく増殖した後は、水槽内の水がこの浄化槽を
通過するときに、セラミック球の表面に増殖したバクテ
リアが前記アンモニア成分等を酸化分解するようになっ
ている。具体的には、アンモニアはバクテリアにより亜
硝酸に分解され、亜硝酸は他の種類のバクテリアにより
硝酸(無害)に分解されるようになっている。
は、水槽内で観賞魚から排泄されるアンモニア成分や大
腸菌などを生分解(生物濾過)するための浄化装置が備
えられている。この浄化装置には、例えば表面が疎に形
成されたセラミック球が多数充填された浄化槽が設けら
れている。この従来の浄化槽において浄化媒体として使
用されるセラミック球は、大体半径が5mm以上のもの
が使用されている(例えば、特開昭59−4493号参
照)。観賞魚用水槽の使用を開始するときは、まずこの
浄化槽内にバクテリアの濃縮液を入れ、前記セラミック
球の表面にバクテリアを増殖させるようにする。バクテ
リアがうまく増殖した後は、水槽内の水がこの浄化槽を
通過するときに、セラミック球の表面に増殖したバクテ
リアが前記アンモニア成分等を酸化分解するようになっ
ている。具体的には、アンモニアはバクテリアにより亜
硝酸に分解され、亜硝酸は他の種類のバクテリアにより
硝酸(無害)に分解されるようになっている。
【0003】また従来の浄化装置では、水槽内の水を循
環させるために、浄化装置の出口側にポンプが設けられ
ている。このポンプは従来は浄化装置の出口側に設けら
れているが、それは、浄化装置の入口側にポンプを設け
ると水中のゴミなども一緒に浄化槽に送ることになって
しまい、浄化槽に目詰まりが生じてしまう恐れがある等
の理由からである。
環させるために、浄化装置の出口側にポンプが設けられ
ている。このポンプは従来は浄化装置の出口側に設けら
れているが、それは、浄化装置の入口側にポンプを設け
ると水中のゴミなども一緒に浄化槽に送ることになって
しまい、浄化槽に目詰まりが生じてしまう恐れがある等
の理由からである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなセラミック球などを使用した従来の浄化装置では、
浄化槽内にバクテリア濃縮液を加えた後のバクテリアが
増殖する効率が極めて悪い。そのため、水槽内のアンモ
ニア成分の分解が不十分で亜硝酸が水槽内に充満してし
まうことが少なくない。亜硝酸が水槽内に充満してしま
うと、ユーザーは、水槽の水を全て排出し、水槽内を洗
浄し、水も新しく取り替えて、浄化槽にバクテリア濃縮
液を加える最初の段階からやり直す必要があった。
うなセラミック球などを使用した従来の浄化装置では、
浄化槽内にバクテリア濃縮液を加えた後のバクテリアが
増殖する効率が極めて悪い。そのため、水槽内のアンモ
ニア成分の分解が不十分で亜硝酸が水槽内に充満してし
まうことが少なくない。亜硝酸が水槽内に充満してしま
うと、ユーザーは、水槽の水を全て排出し、水槽内を洗
浄し、水も新しく取り替えて、浄化槽にバクテリア濃縮
液を加える最初の段階からやり直す必要があった。
【0005】本発明はこのような従来の浄化装置の問題
点に着目してなされたものであり、バクテリア等の微生
物の増殖の効率を格段に向上させることができる浄化装
置を提供することを目的とする。
点に着目してなされたものであり、バクテリア等の微生
物の増殖の効率を格段に向上させることができる浄化装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の浄化装置は、水の送入口と送出口を除いて密
閉された容器の中に、半径0.5〜5mmの均等な大き
さの多数の小球が備えられた浄化槽と、この浄化槽に少
なくとも30g/cm2以上の圧力を加える加圧手段
と、を含んでいる。
の本発明の浄化装置は、水の送入口と送出口を除いて密
閉された容器の中に、半径0.5〜5mmの均等な大き
さの多数の小球が備えられた浄化槽と、この浄化槽に少
なくとも30g/cm2以上の圧力を加える加圧手段
と、を含んでいる。
【0007】また本発明の浄化装置においては、前記小
球は、真球又はほぼ真球であることが望ましい。
球は、真球又はほぼ真球であることが望ましい。
【0008】また本発明の浄化装置においては、前記浄
化槽には前記小球が充填されており、前記加圧手段は、
前記浄化槽内に容器内の水を少なくとも30g/cm2
以上の圧力を加えて送り込むポンプで構成されているこ
とが望ましい。
化槽には前記小球が充填されており、前記加圧手段は、
前記浄化槽内に容器内の水を少なくとも30g/cm2
以上の圧力を加えて送り込むポンプで構成されているこ
とが望ましい。
【0009】また本発明の浄化装置においては、さら
に、前記浄化槽に送られる容器内の水を、浄化槽に送ら
れる前に濾過する濾過装置を備えていることが望まし
い。
に、前記浄化槽に送られる容器内の水を、浄化槽に送ら
れる前に濾過する濾過装置を備えていることが望まし
い。
【0010】また本発明の浄化装置においては、前記小
球は表面が疎でない滑らかな素材で形成されていること
が望ましい。
球は表面が疎でない滑らかな素材で形成されていること
が望ましい。
【0011】さらに本発明の浄化装置においては、前記
小球はガラス又はプラスチックで形成されていることが
望ましい。
小球はガラス又はプラスチックで形成されていることが
望ましい。
【0012】
【作用】上述のように、本発明の浄化装置においては、
前記浄化槽内に充填される浄化媒体としての小球は、半
径0.5〜5mmの極めて小さな小球である。そのた
め、一定の容量の浄化槽内でも極めて多数の小球を備え
られるようになる。その結果、一つの浄化槽内に、各小
球の間の隙間の数を極めて多く形成できるようになる。
本発明においてバクテリア等の微生物が増殖するのは、
これらの隙間内の小球表面であるが、本発明において
は、これらの隙間は前述のように極めて多く形成される
ので、それだけバクテリア等の増殖する場所も極めて多
く形成されることになる。よって、本発明ではバクテリ
ア等の増殖が極めて効率的に行われるようになる。
前記浄化槽内に充填される浄化媒体としての小球は、半
径0.5〜5mmの極めて小さな小球である。そのた
め、一定の容量の浄化槽内でも極めて多数の小球を備え
られるようになる。その結果、一つの浄化槽内に、各小
球の間の隙間の数を極めて多く形成できるようになる。
本発明においてバクテリア等の微生物が増殖するのは、
これらの隙間内の小球表面であるが、本発明において
は、これらの隙間は前述のように極めて多く形成される
ので、それだけバクテリア等の増殖する場所も極めて多
く形成されることになる。よって、本発明ではバクテリ
ア等の増殖が極めて効率的に行われるようになる。
【0013】また、前記浄化槽内では、互いに均等な形
状・大きさの小球が多数充填されているため、これらの
小球の間に、互いに均等な形状・大きさの隙間が多数規
則的に配置される。そのため水槽内の水は、この規則的
に配置された多数の均等な各隙間を通ることにより、こ
の浄化槽内を比較的容易に通過できるようになる。(こ
れに対し、不均一な形状・大きさの浄化媒体を浄化槽内
に充填した場合は、大きな浄化媒体同志の間の隙間に小
さい浄化媒体が入り込む等により隙間がほとんどなくな
り、水槽内の水が浄化槽内を容易に通過できなくなる恐
れがある)。
状・大きさの小球が多数充填されているため、これらの
小球の間に、互いに均等な形状・大きさの隙間が多数規
則的に配置される。そのため水槽内の水は、この規則的
に配置された多数の均等な各隙間を通ることにより、こ
の浄化槽内を比較的容易に通過できるようになる。(こ
れに対し、不均一な形状・大きさの浄化媒体を浄化槽内
に充填した場合は、大きな浄化媒体同志の間の隙間に小
さい浄化媒体が入り込む等により隙間がほとんどなくな
り、水槽内の水が浄化槽内を容易に通過できなくなる恐
れがある)。
【0014】また本発明による浄化装置では、浄化槽内
に備えられる各小球は互いに均等な大きさに形成されて
いる。そのため、これらの各小球の間に形成される多数
の微小な隙間も、互いに均等な形状・大きさとなる。ま
た本発明では、前記浄化槽は水の出口と入口を除いて密
閉されている。そのため、この浄化槽内には、前記加圧
手段により少なくとも30g/cm2以上の圧力が均等
に加えられるが、その結果、前記の互いに均等な各隙間
にもこの圧力がそれぞれ均等に加えられることになる。
また前記の各隙間には水槽内の水が通過させられるが、
前述のようにこれらの各隙間は互いに均等なので、前記
の水の通過速度等の水の通過状態も互いに均等に保たれ
るようになる。そのため、本発明においては、バクテリ
ア等の増殖に適した環境が、極めて多くの隙間内におい
て、それぞれ均等に、形成されるようになる。よって、
バクテリア等の増殖が極めて効率的に行われるようにな
る。
に備えられる各小球は互いに均等な大きさに形成されて
いる。そのため、これらの各小球の間に形成される多数
の微小な隙間も、互いに均等な形状・大きさとなる。ま
た本発明では、前記浄化槽は水の出口と入口を除いて密
閉されている。そのため、この浄化槽内には、前記加圧
手段により少なくとも30g/cm2以上の圧力が均等
に加えられるが、その結果、前記の互いに均等な各隙間
にもこの圧力がそれぞれ均等に加えられることになる。
また前記の各隙間には水槽内の水が通過させられるが、
前述のようにこれらの各隙間は互いに均等なので、前記
の水の通過速度等の水の通過状態も互いに均等に保たれ
るようになる。そのため、本発明においては、バクテリ
ア等の増殖に適した環境が、極めて多くの隙間内におい
て、それぞれ均等に、形成されるようになる。よって、
バクテリア等の増殖が極めて効率的に行われるようにな
る。
【0015】また本発明の浄化装置においては、前記小
球は、真球又はほぼ真球であるので、各小球の間の隙間
の形状と大きさは、互いに高精度に均等に形成されるよ
うになる。そのため、バクテリア等の増殖に適した環境
が、全ての隙間において均等に実現できるようになる。
球は、真球又はほぼ真球であるので、各小球の間の隙間
の形状と大きさは、互いに高精度に均等に形成されるよ
うになる。そのため、バクテリア等の増殖に適した環境
が、全ての隙間において均等に実現できるようになる。
【0016】また本発明の浄化装置においては、前記加
圧手段を、前記浄化槽内に前記容器内の水を少なくとも
30g/cm2以上の圧力を加えて送り込むポンプで構
成している。そのため、前記容器内の水を循環するため
のポンプを使用して、水の循環と浄化槽内への加圧とを
同時に行うことができるようになり、装置全体の効率が
向上されるようになる。
圧手段を、前記浄化槽内に前記容器内の水を少なくとも
30g/cm2以上の圧力を加えて送り込むポンプで構
成している。そのため、前記容器内の水を循環するため
のポンプを使用して、水の循環と浄化槽内への加圧とを
同時に行うことができるようになり、装置全体の効率が
向上されるようになる。
【0017】また本発明の浄化装置においては、さら
に、前記浄化槽に送られる容器内の水を、浄化槽に送ら
れる前に濾過する濾過装置を備えているので、前記浄化
槽が目詰まりを生じる恐れがない。
に、前記浄化槽に送られる容器内の水を、浄化槽に送ら
れる前に濾過する濾過装置を備えているので、前記浄化
槽が目詰まりを生じる恐れがない。
【0018】また本発明の浄化装置においては、前記小
球を表面が疎でない滑らかな素材で形成しているので、
前記の浄化媒体となる小球を真球又はほぼ真球に形成す
ることが容易になる。
球を表面が疎でない滑らかな素材で形成しているので、
前記の浄化媒体となる小球を真球又はほぼ真球に形成す
ることが容易になる。
【0019】さらに本発明の浄化装置においては、前記
小球をガラス又はプラスチックで形成しているので、前
記の浄化媒体となる小球を真球又はほぼ真球に形成する
ことが、極めて容易に且つ低コストでできるようにな
る。
小球をガラス又はプラスチックで形成しているので、前
記の浄化媒体となる小球を真球又はほぼ真球に形成する
ことが、極めて容易に且つ低コストでできるようにな
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明について図示の実施例に基づい
て説明する。図1は本発明の一実施例に係る浄化装置と
それが備えられた観賞魚用水槽を示す略図、図2は図1
の浄化装置の構成を示す平面図、図3は図1の浄化装置
の浄化槽の本体部分を示す斜視図である。図1におい
て、符号1は水槽、2は水槽1内の水、3は水槽1内の
底に敷き詰められた底砂、4は底砂3内に送入されたパ
イプ、5はパイプ4に接続されたポンプである。このポ
ンプ5は、本実施例では、例えば(株)ニッソウの商品
名「スペアポンプSQ05(揚程力:60cm/cm
2)」)が使用されている。また本実施例では、水槽1
内の水2はパイプ4を介してポンプ5で汲み上げられる
が、この場合に底砂3が一緒にパイプ4内を上昇しない
ように、綿などのフィルター4aがパイプ4の下端に備
えられている。
て説明する。図1は本発明の一実施例に係る浄化装置と
それが備えられた観賞魚用水槽を示す略図、図2は図1
の浄化装置の構成を示す平面図、図3は図1の浄化装置
の浄化槽の本体部分を示す斜視図である。図1におい
て、符号1は水槽、2は水槽1内の水、3は水槽1内の
底に敷き詰められた底砂、4は底砂3内に送入されたパ
イプ、5はパイプ4に接続されたポンプである。このポ
ンプ5は、本実施例では、例えば(株)ニッソウの商品
名「スペアポンプSQ05(揚程力:60cm/cm
2)」)が使用されている。また本実施例では、水槽1
内の水2はパイプ4を介してポンプ5で汲み上げられる
が、この場合に底砂3が一緒にパイプ4内を上昇しない
ように、綿などのフィルター4aがパイプ4の下端に備
えられている。
【0021】また図1、図2及び図3において、符号6
はこのポンプ5とパイプ7を介して接続された浄化槽の
容器本体である。この浄化槽容器本体6は、例えばプラ
スチック製で、実際には不透明部材で構成されている
が、図1においては、便宜上、内部を透かした状態で示
している。次に図1において、符号8は浄化槽容器の本
体6の底部から複数(計6個)突出された仕切板(図3
参照)、9は浄化槽容器6の上方に取付けられる中間板
16の下面から下方に複数(計5個)突出された仕切
板、10は浄化槽容器6の水の入口側に設けられた濾過
用の綿、11は浄化槽容器6の出口側に設けられた濾過
用の綿、12は多数の微小な小球で、浄化槽容器6の前
記各綿10,11と底面及び上面とに囲まれた空間内に
充填されている(図2では、便宜上、これらの小球12
は図示を省略している)。本実施例では、この小球12
は、半径0.5〜5mmの真球、例えば半径2mmの真
球に形成されたガラス球で構成されている。また本実施
例では、この小球12が充填された浄化槽内には、水槽
を使用する前に、ユーザーなどによりバクテリア等の微
生物の濃縮液が入れられるようになっている。本実施例
では、詳しくは後述するが、このバクテリア等が前記多
数の小球12の表面で極めて効率的に増殖するようにな
っている。
はこのポンプ5とパイプ7を介して接続された浄化槽の
容器本体である。この浄化槽容器本体6は、例えばプラ
スチック製で、実際には不透明部材で構成されている
が、図1においては、便宜上、内部を透かした状態で示
している。次に図1において、符号8は浄化槽容器の本
体6の底部から複数(計6個)突出された仕切板(図3
参照)、9は浄化槽容器6の上方に取付けられる中間板
16の下面から下方に複数(計5個)突出された仕切
板、10は浄化槽容器6の水の入口側に設けられた濾過
用の綿、11は浄化槽容器6の出口側に設けられた濾過
用の綿、12は多数の微小な小球で、浄化槽容器6の前
記各綿10,11と底面及び上面とに囲まれた空間内に
充填されている(図2では、便宜上、これらの小球12
は図示を省略している)。本実施例では、この小球12
は、半径0.5〜5mmの真球、例えば半径2mmの真
球に形成されたガラス球で構成されている。また本実施
例では、この小球12が充填された浄化槽内には、水槽
を使用する前に、ユーザーなどによりバクテリア等の微
生物の濃縮液が入れられるようになっている。本実施例
では、詳しくは後述するが、このバクテリア等が前記多
数の小球12の表面で極めて効率的に増殖するようにな
っている。
【0022】次に図1において、符号13は浄化槽6の
出口側に設けられたパイプ13で、浄化槽6からの浄化
された水はこのパイプ13から水槽1内に戻されるよう
になっている。なお図1において、符号14はゴムパッ
キン、15は浄化槽容器6内を密閉するための上蓋で、
この上蓋15は、浄化槽容器本体6と、前記の中間板1
6及びゴムパッキン14を介して、ネジ(図示せず)に
より固定されている。また図3において、符号6aは前
記ポンプ5を載置するためのポンプ載置部である。
出口側に設けられたパイプ13で、浄化槽6からの浄化
された水はこのパイプ13から水槽1内に戻されるよう
になっている。なお図1において、符号14はゴムパッ
キン、15は浄化槽容器6内を密閉するための上蓋で、
この上蓋15は、浄化槽容器本体6と、前記の中間板1
6及びゴムパッキン14を介して、ネジ(図示せず)に
より固定されている。また図3において、符号6aは前
記ポンプ5を載置するためのポンプ載置部である。
【0023】次に本実施例の動作を図1に基づいて説明
する。本実施例においては、浄化槽本体6内に多数の小
球12が充填され、さらに、バクテリア等の微生物の濃
縮液が予め入れられている。そして、水槽1内の水2
は、底砂3を介することにより、ある程度濾過された状
態でパイプ4を介して、ポンプ5により上方に汲み上げ
られる。その際、フィルター4aにより、底砂3がポン
プ5により汲み上げられることが防止される。ポンプ5
により汲み上げられた水2は、パイプ7を介して浄化槽
容器6内に送られる。このとき、ポンプ5は、30g/
cm2以上の圧力、例えば80g/cm2の圧力をもって
水2を浄化槽容器6内に押し込む。そのため、この圧力
は、前述のように密閉されている浄化槽容器6内全体
に、均等に加えられるようになっている。またこのポン
プ5により押し込まれた水2は、まず綿10により濾過
されて、前記小球12が充填された浄化層内に送られ
る。このように、本実施例では、水槽1内の水2は、底
砂3、フィルター4a、綿10により濾過された状態で
浄化層内に送られるので、浄化層が目詰まりを起こす恐
れがなくなっている。
する。本実施例においては、浄化槽本体6内に多数の小
球12が充填され、さらに、バクテリア等の微生物の濃
縮液が予め入れられている。そして、水槽1内の水2
は、底砂3を介することにより、ある程度濾過された状
態でパイプ4を介して、ポンプ5により上方に汲み上げ
られる。その際、フィルター4aにより、底砂3がポン
プ5により汲み上げられることが防止される。ポンプ5
により汲み上げられた水2は、パイプ7を介して浄化槽
容器6内に送られる。このとき、ポンプ5は、30g/
cm2以上の圧力、例えば80g/cm2の圧力をもって
水2を浄化槽容器6内に押し込む。そのため、この圧力
は、前述のように密閉されている浄化槽容器6内全体
に、均等に加えられるようになっている。またこのポン
プ5により押し込まれた水2は、まず綿10により濾過
されて、前記小球12が充填された浄化層内に送られ
る。このように、本実施例では、水槽1内の水2は、底
砂3、フィルター4a、綿10により濾過された状態で
浄化層内に送られるので、浄化層が目詰まりを起こす恐
れがなくなっている。
【0024】次にこの綿10を通過した水2は、前記小
球12が充填された部分に所定の圧力をもって送られ
る。小球12が充填された浄化層部分には、このポンプ
5からの圧力が加えられるが、前述のように浄化層容器
6は上蓋15により密閉されているので、浄化層全体に
均等な圧力が加えられる(従来より浄化層が密閉された
構成は知られているが、このような従来の構成は浄化層
を水槽の外に出すときに浄化層から水がこぼれるのを防
ぐためであり、本実施例のように浄化層内全体の圧力を
均等にするために密閉する構成は知られていない)。ま
た本実施例では、浄化層容器6の小球12が充填される
部分には、浄化槽容器本体6の底部からの6個の仕切板
8と、上方の中間板16からの5個の仕切板9とが交互
に突出している。そのため、水2は、ポンプ5からの圧
力により、浄化層内を図の右から左の方向へ移動する
が、前記の仕切板8,9により、図1の矢印に示すよう
に略Sの字状の流れを繰り返しながら、移動するように
なっている。
球12が充填された部分に所定の圧力をもって送られ
る。小球12が充填された浄化層部分には、このポンプ
5からの圧力が加えられるが、前述のように浄化層容器
6は上蓋15により密閉されているので、浄化層全体に
均等な圧力が加えられる(従来より浄化層が密閉された
構成は知られているが、このような従来の構成は浄化層
を水槽の外に出すときに浄化層から水がこぼれるのを防
ぐためであり、本実施例のように浄化層内全体の圧力を
均等にするために密閉する構成は知られていない)。ま
た本実施例では、浄化層容器6の小球12が充填される
部分には、浄化槽容器本体6の底部からの6個の仕切板
8と、上方の中間板16からの5個の仕切板9とが交互
に突出している。そのため、水2は、ポンプ5からの圧
力により、浄化層内を図の右から左の方向へ移動する
が、前記の仕切板8,9により、図1の矢印に示すよう
に略Sの字状の流れを繰り返しながら、移動するように
なっている。
【0025】なお本実施例では、前記浄化槽容器6内に
備えられる小球12は、例えば半径2mmの極めて小さ
な小球であるため、所定容積を有する前記浄化槽6内に
極めて多くの小球12を充填することができ、各小球1
2の間の隙間(図4の符号18参照)も極めて多く存在
することになるので、水槽1内の水2は、この多数の隙
間18を通ることにより、浄化槽6内を比較的容易に通
過できるようになっている(これに対し、例えば半径5
mm以上の比較的大きな浄化媒体を浄化槽内に充填した
場合は、水槽内の水がこの浄化槽内を容易に通過できな
い恐れがある)。
備えられる小球12は、例えば半径2mmの極めて小さ
な小球であるため、所定容積を有する前記浄化槽6内に
極めて多くの小球12を充填することができ、各小球1
2の間の隙間(図4の符号18参照)も極めて多く存在
することになるので、水槽1内の水2は、この多数の隙
間18を通ることにより、浄化槽6内を比較的容易に通
過できるようになっている(これに対し、例えば半径5
mm以上の比較的大きな浄化媒体を浄化槽内に充填した
場合は、水槽内の水がこの浄化槽内を容易に通過できな
い恐れがある)。
【0026】前記水2はポンプ5の圧力により小球12
の間の隙間を進んでいくが、その過程で、水2に含まれ
るアンモニアや亜硝酸成分は各小球12の表面に増殖し
たバクテリア等の微生物により生物分解される。そし
て、この浄化された水2は、さらに綿11により濾過さ
れて、パイプ13から水槽1内に戻される。本実施例に
おいては、以上の動作が、前記ポンプ5により、連続的
に繰り返される。
の間の隙間を進んでいくが、その過程で、水2に含まれ
るアンモニアや亜硝酸成分は各小球12の表面に増殖し
たバクテリア等の微生物により生物分解される。そし
て、この浄化された水2は、さらに綿11により濾過さ
れて、パイプ13から水槽1内に戻される。本実施例に
おいては、以上の動作が、前記ポンプ5により、連続的
に繰り返される。
【0027】次に、本実施例の浄化槽内でのバクテリア
等の微生物の増殖の動作について説明する。本実施例に
おいては、バクテリア等の微生物の濃縮液が入れられる
浄化槽本体6内には、前述のように、予め多数の小球1
2が充填されている。これらの小球12は、例えば半径
2mmの極めて小さな真球であるため、この浄化槽内に
は、極めて多数の小球が備えられるようになっている。
その結果、本実施例の浄化槽内には、図4に示すよう
に、各小球12の間の隙間18が極めて多く形成される
ようになる。本実施例においてバクテリア等の微生物が
増殖する場所は、これらの隙間18内の小球12の表面
12a(図4参照)であるが、本実施例においては、こ
れらの隙間18は前述のように極めて多く形成されてい
るので、それだけバクテリア等の増殖する場所(前記の
小球表面12a)も極めて多く形成されることになる。
よって、本発明ではバクテリア等の増殖が極めて効率的
に行われるようになる。
等の微生物の増殖の動作について説明する。本実施例に
おいては、バクテリア等の微生物の濃縮液が入れられる
浄化槽本体6内には、前述のように、予め多数の小球1
2が充填されている。これらの小球12は、例えば半径
2mmの極めて小さな真球であるため、この浄化槽内に
は、極めて多数の小球が備えられるようになっている。
その結果、本実施例の浄化槽内には、図4に示すよう
に、各小球12の間の隙間18が極めて多く形成される
ようになる。本実施例においてバクテリア等の微生物が
増殖する場所は、これらの隙間18内の小球12の表面
12a(図4参照)であるが、本実施例においては、こ
れらの隙間18は前述のように極めて多く形成されてい
るので、それだけバクテリア等の増殖する場所(前記の
小球表面12a)も極めて多く形成されることになる。
よって、本発明ではバクテリア等の増殖が極めて効率的
に行われるようになる。
【0028】また本実施例では、浄化槽容器6内に備え
られる各小球12は互いに均等な大きさに形成されてい
る。そのため、これらの各小球12の間に形成される多
数の微小な隙間18も、互いに均等な形状・大きさとな
る(図4参照)。また本実施例では、前記浄化槽容器6
は水の出口と入口を除いて上蓋15により密閉されてい
る。そのため、この浄化槽容器6内には、前記ポンプ5
により少なくとも30g/cm2以上の圧力、例えば8
0g/cm2が均等に加えられている。その結果、前記
の互いに均等な各隙間18にもこの圧力がそれぞれ均等
に加えられている。また前記の各隙間18には水槽1内
の水2が通過させられるが、前述のようにこれらの各隙
間18は互いに均等なので、前記の水2の通過速度等の
水2の通過状態は、この浄化槽容器6の内部の全体で均
等に保たれている。
られる各小球12は互いに均等な大きさに形成されてい
る。そのため、これらの各小球12の間に形成される多
数の微小な隙間18も、互いに均等な形状・大きさとな
る(図4参照)。また本実施例では、前記浄化槽容器6
は水の出口と入口を除いて上蓋15により密閉されてい
る。そのため、この浄化槽容器6内には、前記ポンプ5
により少なくとも30g/cm2以上の圧力、例えば8
0g/cm2が均等に加えられている。その結果、前記
の互いに均等な各隙間18にもこの圧力がそれぞれ均等
に加えられている。また前記の各隙間18には水槽1内
の水2が通過させられるが、前述のようにこれらの各隙
間18は互いに均等なので、前記の水2の通過速度等の
水2の通過状態は、この浄化槽容器6の内部の全体で均
等に保たれている。
【0029】ところで、本発明者は、多くの実験によ
り、バクテリア等は少なくとも30g/cm2以上の圧
力、望ましくは50g/cm2以上の圧力を加えた状態
で生存させた方が、前記圧力を加えない状態と比較して
(他の条件は同じにする)、格段に増殖の効率が高まる
ことを発見した。
り、バクテリア等は少なくとも30g/cm2以上の圧
力、望ましくは50g/cm2以上の圧力を加えた状態
で生存させた方が、前記圧力を加えない状態と比較して
(他の条件は同じにする)、格段に増殖の効率が高まる
ことを発見した。
【0030】また、本発明者の実験では、従来の半径5
mm以上の小球をバクテリア等の増殖のための浄化媒体
として使用した場合と、本実施例の半径2mmのガラス
小球を初めとする半径0.5〜5mm(望ましくは2〜
3mm)の小球を浄化媒体として使用した場合とを比較
すると、後者の方が格段にバクテリア等の増殖効率が高
まることを発見した。これは、半径の小さい小球を使用
すると、各小球の間に形成される隙間の数が、半径の大
きい小球を使用した場合に比べて格段に多くなることに
関係している。すなわち、バクテリア等は、前記の隙間
に中で小球の表面に繁殖すると考えられるので、前記の
隙間の数が多いだけバクテリア等の増殖効率は高くな
る。よって、前記の浄化媒体としての小球は、半径0.
5〜5mm(望ましくは2〜3mm)の比較的小さいも
のを使用するのが望ましいのである。なお本発明者の実
験によれば、前記の小球12の望ましい半径のサイズは
半径0.5〜5mmの範囲内のものが望ましいが、その
最適なサイズは水槽1の大きさと関係している。つま
り、水槽1が小さいと小球12のサイズも比較的小さい
ものが望ましく、水槽1が大きいと小球12のサイズは
比較的大きいものでもよい。
mm以上の小球をバクテリア等の増殖のための浄化媒体
として使用した場合と、本実施例の半径2mmのガラス
小球を初めとする半径0.5〜5mm(望ましくは2〜
3mm)の小球を浄化媒体として使用した場合とを比較
すると、後者の方が格段にバクテリア等の増殖効率が高
まることを発見した。これは、半径の小さい小球を使用
すると、各小球の間に形成される隙間の数が、半径の大
きい小球を使用した場合に比べて格段に多くなることに
関係している。すなわち、バクテリア等は、前記の隙間
に中で小球の表面に繁殖すると考えられるので、前記の
隙間の数が多いだけバクテリア等の増殖効率は高くな
る。よって、前記の浄化媒体としての小球は、半径0.
5〜5mm(望ましくは2〜3mm)の比較的小さいも
のを使用するのが望ましいのである。なお本発明者の実
験によれば、前記の小球12の望ましい半径のサイズは
半径0.5〜5mmの範囲内のものが望ましいが、その
最適なサイズは水槽1の大きさと関係している。つま
り、水槽1が小さいと小球12のサイズも比較的小さい
ものが望ましく、水槽1が大きいと小球12のサイズは
比較的大きいものでもよい。
【0031】また、本発明者の実験では、従来の市販の
半径2mm程度のセラミック球を使用してバクテリア等
を増殖した場合と、本実施例による半径2mmのガラス
球又はプラスチック球で真球度の高いものを使用してバ
クテリア等を増殖させた場合とでは、後者の方が格段に
増殖の効率が向上することを発見した。これらの実験結
果は、おそらく従来のセラミック球では真球度の高いも
の作ることが難しくその真球度に大きなばらつきが生じ
てしまっていること、また、従来のセラミック球では半
径の均等な球を多数作ることが難しくその半径の大きさ
にかなりのばらつきが生じてしまっていること、などと
関係している。
半径2mm程度のセラミック球を使用してバクテリア等
を増殖した場合と、本実施例による半径2mmのガラス
球又はプラスチック球で真球度の高いものを使用してバ
クテリア等を増殖させた場合とでは、後者の方が格段に
増殖の効率が向上することを発見した。これらの実験結
果は、おそらく従来のセラミック球では真球度の高いも
の作ることが難しくその真球度に大きなばらつきが生じ
てしまっていること、また、従来のセラミック球では半
径の均等な球を多数作ることが難しくその半径の大きさ
にかなりのばらつきが生じてしまっていること、などと
関係している。
【0032】つまり、本発明者の実験によると、バクテ
リア等の増殖のためには、図4に示すような微小な隙間
18は、互いに均等な大きさに形成されることが望まし
い。なぜなら、隙間18の大きさ・形状が互いに均等に
形成されていれば、前記ポンプ5等の加圧手段により加
えられる圧力も、各隙間18の全てに均等に加えられる
ようになり、また、この圧力により浄化層内を移動する
水の状態(水の移動速度など)も、各隙間18全てにお
いてそれぞれ均等になる。このように、各隙間18内の
状態が均等になるということは、バクテリア等の繁殖の
環境が各隙間18で全て均等になる、ということであ
り、バクテリア等の増殖のために極めて望ましい状態に
なると考えられる。
リア等の増殖のためには、図4に示すような微小な隙間
18は、互いに均等な大きさに形成されることが望まし
い。なぜなら、隙間18の大きさ・形状が互いに均等に
形成されていれば、前記ポンプ5等の加圧手段により加
えられる圧力も、各隙間18の全てに均等に加えられる
ようになり、また、この圧力により浄化層内を移動する
水の状態(水の移動速度など)も、各隙間18全てにお
いてそれぞれ均等になる。このように、各隙間18内の
状態が均等になるということは、バクテリア等の繁殖の
環境が各隙間18で全て均等になる、ということであ
り、バクテリア等の増殖のために極めて望ましい状態に
なると考えられる。
【0033】このように、本発明者の実験によれば、バ
クテリア等の増殖に最適な環境を作るためには、前述の
ような微小な隙間18を互いに均等な大きさ・形状に形
成することが望ましいと言える。そして、前記の隙間1
8を均等な大きさ・形状に形成するためには、小球12
はなるべく真球に近いことが必要である。また本発明者
は主としてガラス製又はプラスチック製の真球を使用し
てバクテリア増殖の実験を行い、極めて良好な結果を得
た。これらの結果から導き出せることとして、前記小球
12は、セラミックのように表面が疎ではなく表面が滑
らかな素材(ガラスやプラスチック等)で形成すること
が望ましいと言える。また、前述のような真球度が高く
且つ互いに均等な大きさをもつ小球を多数個形成するに
は、セラミックなどではなく、表面が滑らかな素材で形
成することが容易であり、特にガラスやプラスチック等
で形成することは、製造が容易になり、製造コストも安
価になるという利点がある。
クテリア等の増殖に最適な環境を作るためには、前述の
ような微小な隙間18を互いに均等な大きさ・形状に形
成することが望ましいと言える。そして、前記の隙間1
8を均等な大きさ・形状に形成するためには、小球12
はなるべく真球に近いことが必要である。また本発明者
は主としてガラス製又はプラスチック製の真球を使用し
てバクテリア増殖の実験を行い、極めて良好な結果を得
た。これらの結果から導き出せることとして、前記小球
12は、セラミックのように表面が疎ではなく表面が滑
らかな素材(ガラスやプラスチック等)で形成すること
が望ましいと言える。また、前述のような真球度が高く
且つ互いに均等な大きさをもつ小球を多数個形成するに
は、セラミックなどではなく、表面が滑らかな素材で形
成することが容易であり、特にガラスやプラスチック等
で形成することは、製造が容易になり、製造コストも安
価になるという利点がある。
【0034】従来より、バクテリア等を増殖させるため
の浄化媒体は、その表面が疎になっているセラミックや
セメント等で製造する方が、バクテリア等の繁殖場所の
面積が大きくなるので増殖の効率が良いとされていた。
そのため、前記浄化媒体は、セラミックやセメント等の
表面が疎になる素材を使用して形成するのが通常であっ
た(例えば、特開昭59−4493号参照)。しかしな
がら、本発明者の実験結果は、表面が滑らかなガラスや
プラスチック等の素材を使用して形成した真球を浄化媒
体として使用した(さらに所定の圧力を加えた状態にす
る)場合の方が格段に増殖の効率が向上されており、前
述のような従来の常識とは全く正反対の結果を生じてい
る。
の浄化媒体は、その表面が疎になっているセラミックや
セメント等で製造する方が、バクテリア等の繁殖場所の
面積が大きくなるので増殖の効率が良いとされていた。
そのため、前記浄化媒体は、セラミックやセメント等の
表面が疎になる素材を使用して形成するのが通常であっ
た(例えば、特開昭59−4493号参照)。しかしな
がら、本発明者の実験結果は、表面が滑らかなガラスや
プラスチック等の素材を使用して形成した真球を浄化媒
体として使用した(さらに所定の圧力を加えた状態にす
る)場合の方が格段に増殖の効率が向上されており、前
述のような従来の常識とは全く正反対の結果を生じてい
る。
【0035】従来のセラミック球などを浄化媒体として
使用した場合は、バクテリア等の増殖効率が悪い。その
ため、観賞魚の水槽をユーザーが新しく購入した場合、
従来は、水槽内の水に含まれるアンモニアやアンモニア
が分解されて生じる亜硝酸がなかなかバクテリア等で分
解されず、水槽内に亜硝酸が充満し、観賞魚が死滅し水
槽内が赤色になってしまうことが少なくなかった。そし
てこの場合、従来では、水槽内の全ての水を全く新しく
取り替えて、初めからやり直す必要があった。しかし、
本発明者の実験では、本実施例の浄化装置を使用する
と、前述のように水槽内に亜硝酸が充満し水槽内が赤色
になってしまった場合でも、そのまま水を取り替えるこ
となく、本実施例のポンプを駆動して水を浄化装置に通
過させながら循環させ続けると、約2週間で亜硝酸が無
害の硝酸に分解されてしまい、観賞魚が飼育できる状態
になることが分かった。これは、本実施例を使用すれば
バクテリア等の増殖の効率が極めて高いことを示してい
る。
使用した場合は、バクテリア等の増殖効率が悪い。その
ため、観賞魚の水槽をユーザーが新しく購入した場合、
従来は、水槽内の水に含まれるアンモニアやアンモニア
が分解されて生じる亜硝酸がなかなかバクテリア等で分
解されず、水槽内に亜硝酸が充満し、観賞魚が死滅し水
槽内が赤色になってしまうことが少なくなかった。そし
てこの場合、従来では、水槽内の全ての水を全く新しく
取り替えて、初めからやり直す必要があった。しかし、
本発明者の実験では、本実施例の浄化装置を使用する
と、前述のように水槽内に亜硝酸が充満し水槽内が赤色
になってしまった場合でも、そのまま水を取り替えるこ
となく、本実施例のポンプを駆動して水を浄化装置に通
過させながら循環させ続けると、約2週間で亜硝酸が無
害の硝酸に分解されてしまい、観賞魚が飼育できる状態
になることが分かった。これは、本実施例を使用すれば
バクテリア等の増殖の効率が極めて高いことを示してい
る。
【0036】また本実施例の浄化装置を使用した実験で
は、バクテリアの増殖効率が極めて高く、好気性バクテ
リアがアンモニアや亜硝酸を分解するときに多量の酸素
を取り込んで多量の炭酸ガスを排出するようになった。
そして、この多量に排出された炭酸ガスのため、水槽内
で水草類(海草類)が繁殖するようになった。従来、家
庭用の小型水槽では、水草類を繁殖することは炭酸ガス
が少ないため極めて難しいとされていたが、本実施例を
使用すれば水草を繁殖させることが可能になったわけ
で、これも本実施例による優れた効果の一つと言える。
なお、以上により、本実施例の浄化装置を使用する場合
は、バクテリアの増殖により水槽内に多量の炭酸ガスが
発生するので、観賞魚の生存に必要な酸素を水槽内に供
給するために、エアーレーションを併用することが望ま
しい。
は、バクテリアの増殖効率が極めて高く、好気性バクテ
リアがアンモニアや亜硝酸を分解するときに多量の酸素
を取り込んで多量の炭酸ガスを排出するようになった。
そして、この多量に排出された炭酸ガスのため、水槽内
で水草類(海草類)が繁殖するようになった。従来、家
庭用の小型水槽では、水草類を繁殖することは炭酸ガス
が少ないため極めて難しいとされていたが、本実施例を
使用すれば水草を繁殖させることが可能になったわけ
で、これも本実施例による優れた効果の一つと言える。
なお、以上により、本実施例の浄化装置を使用する場合
は、バクテリアの増殖により水槽内に多量の炭酸ガスが
発生するので、観賞魚の生存に必要な酸素を水槽内に供
給するために、エアーレーションを併用することが望ま
しい。
【0037】なお本実施例では、前記浄化槽容器6内に
30g/cm2以上の圧力を加えるためにポンプ5を使
用しているが、本発明の加圧手段はこれに限られるもの
ではなく、例えば浄化層全体の容積を圧縮する装置等に
より構成してもよい。また本実施例では、小球12を浄
化層内に充填しているが、本発明では必ずしも充填する
必要はなく、浄化層内に多数の小球を備えることでも、
前述のような効果を生じさせることができる。
30g/cm2以上の圧力を加えるためにポンプ5を使
用しているが、本発明の加圧手段はこれに限られるもの
ではなく、例えば浄化層全体の容積を圧縮する装置等に
より構成してもよい。また本実施例では、小球12を浄
化層内に充填しているが、本発明では必ずしも充填する
必要はなく、浄化層内に多数の小球を備えることでも、
前述のような効果を生じさせることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の浄化装置
においては、浄化層内において、バクテリア等の微生物
の増殖に適した小空間(各小球間の隙間)を多数形成す
ることができるので、バクテリア等の増殖の効率を飛躍
的に高めることができる。またその結果、従来は観賞魚
用水槽内で亜硝酸が充満して観賞魚が死滅した場合は、
水槽内の水を全て取り替える必要があったが、本発明の
浄化装置を使用した場合は、観賞魚が死滅した後の亜硝
酸の充満した水をそのまま浄化し続けることにより、数
週間内で、増殖したバクテリア等により亜硝酸が全て分
解され、観賞魚が生育できる環境に変えることができ
る。また、本発明の浄化装置を使用すると、バクテリア
等の増殖が極めて効率的になされるので、バクテリア等
の増殖により水槽内に多量の炭酸ガスを発生させること
ができ、家庭用水槽内で水草を繁殖させることが可能に
なる。
においては、浄化層内において、バクテリア等の微生物
の増殖に適した小空間(各小球間の隙間)を多数形成す
ることができるので、バクテリア等の増殖の効率を飛躍
的に高めることができる。またその結果、従来は観賞魚
用水槽内で亜硝酸が充満して観賞魚が死滅した場合は、
水槽内の水を全て取り替える必要があったが、本発明の
浄化装置を使用した場合は、観賞魚が死滅した後の亜硝
酸の充満した水をそのまま浄化し続けることにより、数
週間内で、増殖したバクテリア等により亜硝酸が全て分
解され、観賞魚が生育できる環境に変えることができ
る。また、本発明の浄化装置を使用すると、バクテリア
等の増殖が極めて効率的になされるので、バクテリア等
の増殖により水槽内に多量の炭酸ガスを発生させること
ができ、家庭用水槽内で水草を繁殖させることが可能に
なる。
【0039】また本発明の浄化装置においては、前記小
球を、真球又はほぼ真球に形成することにより、各小球
の間の隙間の形状と大きさを、互いに高精度に均等に形
成することができ、バクテリア等の増殖をより一層効率
化させられるようになる。
球を、真球又はほぼ真球に形成することにより、各小球
の間の隙間の形状と大きさを、互いに高精度に均等に形
成することができ、バクテリア等の増殖をより一層効率
化させられるようになる。
【0040】また本発明の浄化装置においては、前記加
圧手段を、前記浄化槽内に前記容器内の水を少なくとも
30g/cm2以上の圧力を加えて送り込むポンプで構
成している。そのため、前記容器内の水を循環するため
のポンプを使用して、水の循環と浄化槽内への加圧とを
同時に行うことができるようになり、装置全体の効率が
向上されるようになる。
圧手段を、前記浄化槽内に前記容器内の水を少なくとも
30g/cm2以上の圧力を加えて送り込むポンプで構
成している。そのため、前記容器内の水を循環するため
のポンプを使用して、水の循環と浄化槽内への加圧とを
同時に行うことができるようになり、装置全体の効率が
向上されるようになる。
【0041】また本発明の浄化装置においては、さら
に、前記浄化槽に送られる容器内の水を、浄化槽に送ら
れる前に濾過する濾過装置を備えることにより、前記浄
化槽が目詰まりを生じる恐れがなくなる。
に、前記浄化槽に送られる容器内の水を、浄化槽に送ら
れる前に濾過する濾過装置を備えることにより、前記浄
化槽が目詰まりを生じる恐れがなくなる。
【0042】また本発明の浄化装置においては、前記小
球を表面が疎でない滑らかな素材で形成することによ
り、前記の浄化媒体となる小球を真球又はほぼ真球に形
成することが容易になる。
球を表面が疎でない滑らかな素材で形成することによ
り、前記の浄化媒体となる小球を真球又はほぼ真球に形
成することが容易になる。
【0043】さらに本発明の浄化装置においては、前記
小球をガラス又はプラスチックで形成することにより、
前記の浄化媒体となる小球を真球又はほぼ真球に形成す
ることが、極めて容易に且つ低コストでできるようにな
る。
小球をガラス又はプラスチックで形成することにより、
前記の浄化媒体となる小球を真球又はほぼ真球に形成す
ることが、極めて容易に且つ低コストでできるようにな
る。
【図1】本発明の一実施例に係る浄化装置とこれを使用
した観賞魚用水槽を示す略図である。
した観賞魚用水槽を示す略図である。
【図2】図1の浄化装置を示す平面図である。
【図3】図1の浄化装置の浄化層容器本体を示す斜視図
である。
である。
【図4】本実施例の動作を説明するための図である。
1 水槽 2 水 3 底砂 4,7,13 パイプ 5 ポンプ 6 浄化層容器本体 8,9 仕切板 10,11 綿 12 小球 12a 小球表面 18 隙間 15 浄化層容器の上蓋
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月6日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 浄化装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、観賞魚を収容する水槽
や活魚を収容する生け簀などの容器内の水を浄化するた
めの浄化装置に関する。
や活魚を収容する生け簀などの容器内の水を浄化するた
めの浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、観賞魚を飼うための水槽で
は、水槽内で観賞魚から排泄されるアンモニア成分や大
腸菌などを生分解(生物濾過)するための浄化装置が備
えられている。この浄化装置には、例えば表面が疎に形
成されたセラミック球が多数充填された浄化槽が設けら
れている。この従来の浄化槽において浄化媒体として使
用されるセラミック球は、大体半径が5mm以上のもの
が使用されている(例えば、特開昭59−4493号参
照)。観賞魚用水槽の使用を開始するときは、まずこの
浄化槽内にバクテリアの濃縮液を入れ、前記セラミック
球の表面にバクテリアを増殖させるようにする。バクテ
リアがうまく増殖した後は、水槽内の水がこの浄化槽を
通過するときに、セラミック球の表面に増殖したバクテ
リアが前記アンモニア成分等を酸化分解するようになっ
ている。具体的には、アンモニアはバクテリアにより亜
硝酸に分解され、亜硝酸は他の種類のバクテリアにより
硝酸(無害)に分解されるようになっている。
は、水槽内で観賞魚から排泄されるアンモニア成分や大
腸菌などを生分解(生物濾過)するための浄化装置が備
えられている。この浄化装置には、例えば表面が疎に形
成されたセラミック球が多数充填された浄化槽が設けら
れている。この従来の浄化槽において浄化媒体として使
用されるセラミック球は、大体半径が5mm以上のもの
が使用されている(例えば、特開昭59−4493号参
照)。観賞魚用水槽の使用を開始するときは、まずこの
浄化槽内にバクテリアの濃縮液を入れ、前記セラミック
球の表面にバクテリアを増殖させるようにする。バクテ
リアがうまく増殖した後は、水槽内の水がこの浄化槽を
通過するときに、セラミック球の表面に増殖したバクテ
リアが前記アンモニア成分等を酸化分解するようになっ
ている。具体的には、アンモニアはバクテリアにより亜
硝酸に分解され、亜硝酸は他の種類のバクテリアにより
硝酸(無害)に分解されるようになっている。
【0003】また従来の浄化装置では、水槽内の水を循
環させるために、浄化装置の出口側にポンプが設けられ
ている。このポンプは従来は浄化装置の出口側に設けら
れているが、それは、浄化装置の入口側にポンプを設け
ると水中のゴミなども一緒に浄化槽に送ることになって
しまい、浄化槽に目詰まりが生じてしまう恐れがある等
の理由からである。
環させるために、浄化装置の出口側にポンプが設けられ
ている。このポンプは従来は浄化装置の出口側に設けら
れているが、それは、浄化装置の入口側にポンプを設け
ると水中のゴミなども一緒に浄化槽に送ることになって
しまい、浄化槽に目詰まりが生じてしまう恐れがある等
の理由からである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなセラミック球などを使用した従来の浄化装置では、
浄化槽内にバクテリア濃縮液を加えた後のバクテリアが
増殖する効率が極めて悪い。そのため、水槽内のアンモ
ニア成分の分解が不十分で亜硝酸が水槽内に充満してし
まうことが少なくない。亜硝酸が水槽内に充満してしま
うと、ユーザーは、水槽の水を全て排出し、水槽内を洗
浄し、水も新しく取り替えて、浄化槽にバクテリア濃縮
液を加える最初の段階からやり直す必要があった。
うなセラミック球などを使用した従来の浄化装置では、
浄化槽内にバクテリア濃縮液を加えた後のバクテリアが
増殖する効率が極めて悪い。そのため、水槽内のアンモ
ニア成分の分解が不十分で亜硝酸が水槽内に充満してし
まうことが少なくない。亜硝酸が水槽内に充満してしま
うと、ユーザーは、水槽の水を全て排出し、水槽内を洗
浄し、水も新しく取り替えて、浄化槽にバクテリア濃縮
液を加える最初の段階からやり直す必要があった。
【0005】本発明はこのような従来の浄化装置の問題
点に着目してなされたものであり、バクテリア等の微生
物の増殖の効率を格段に向上させることができる浄化装
置を提供することを目的とする。
点に着目してなされたものであり、バクテリア等の微生
物の増殖の効率を格段に向上させることができる浄化装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の浄化装置は、水の送入口と送出口を除いて密
閉された容器の中に、半径0.5〜5mmの均等な大き
さの多数の小球が備えられた浄化槽と、この浄化槽に少
なくとも30g/cm2以上の圧力を加える加圧手段
と、を含んでいる。
の本発明の浄化装置は、水の送入口と送出口を除いて密
閉された容器の中に、半径0.5〜5mmの均等な大き
さの多数の小球が備えられた浄化槽と、この浄化槽に少
なくとも30g/cm2以上の圧力を加える加圧手段
と、を含んでいる。
【0007】また本発明の浄化装置においては、前記小
球は、真球又はほぼ真球であることが望ましい。
球は、真球又はほぼ真球であることが望ましい。
【0008】また本発明の浄化装置においては、前記浄
化槽には前記小球が充填されており、前記加圧手段は、
前記浄化槽内に容器内の水を少なくとも30g/cm2
以上の圧力を加えて送り込むポンプで構成されているこ
とが望ましい。
化槽には前記小球が充填されており、前記加圧手段は、
前記浄化槽内に容器内の水を少なくとも30g/cm2
以上の圧力を加えて送り込むポンプで構成されているこ
とが望ましい。
【0009】また本発明の浄化装置においては、さら
に、前記浄化槽に送られる容器内の水を、浄化槽に送ら
れる前に濾過する濾過装置を備えていることが望まし
い。
に、前記浄化槽に送られる容器内の水を、浄化槽に送ら
れる前に濾過する濾過装置を備えていることが望まし
い。
【0010】また本発明の浄化装置においては、前記小
球は表面が疎でない滑らかな素材で形成されていること
が望ましい。
球は表面が疎でない滑らかな素材で形成されていること
が望ましい。
【0011】さらに本発明の浄化装置においては、前記
小球はガラス又はプラスチックで形成されていることが
望ましい。
小球はガラス又はプラスチックで形成されていることが
望ましい。
【0012】
【作用】上述のように、本発明の浄化装置においては、
前記浄化槽内に充填される浄化媒体としての小球は、半
径0.5〜5mmの極めて小さな小球である。そのた
め、一定の容量の浄化槽内でも極めて多数の小球を備え
られるようになる。その結果、一つの浄化槽内に、各小
球の間の隙間の数を極めて多く形成できるようになる。
本発明においてバクテリア等の微生物が増殖するのは、
これらの隙間内の小球表面であるが、本発明において
は、これらの隙間は前述のように極めて多く形成される
ので、それだけバクテリア等の増殖する場所も極めて多
く形成されることになる。よって、本発明ではバクテリ
ア等の増殖が極めて効率的に行われるようになる。
前記浄化槽内に充填される浄化媒体としての小球は、半
径0.5〜5mmの極めて小さな小球である。そのた
め、一定の容量の浄化槽内でも極めて多数の小球を備え
られるようになる。その結果、一つの浄化槽内に、各小
球の間の隙間の数を極めて多く形成できるようになる。
本発明においてバクテリア等の微生物が増殖するのは、
これらの隙間内の小球表面であるが、本発明において
は、これらの隙間は前述のように極めて多く形成される
ので、それだけバクテリア等の増殖する場所も極めて多
く形成されることになる。よって、本発明ではバクテリ
ア等の増殖が極めて効率的に行われるようになる。
【0013】また、前記浄化槽内では、互いに均等な形
状・大きさの小球が多数充填されているため、これらの
小球の間に、互いに均等な形状・大きさの隙間が多数規
則的に配置される。そのため水槽内の水は、この規則的
に配置された多数の均等な各隙間を通ることにより、こ
の浄化槽内を比較的容易に通過できるようになる。(こ
れに対し、不均一な形状・大きさの浄化媒体を浄化槽内
に充填した場合は、大きな浄化媒体同志の間の隙間に小
さい浄化媒体が入り込む等により隙間がほとんどなくな
り、水槽内の水が浄化槽内を容易に通過できなくなる恐
れがある)。
状・大きさの小球が多数充填されているため、これらの
小球の間に、互いに均等な形状・大きさの隙間が多数規
則的に配置される。そのため水槽内の水は、この規則的
に配置された多数の均等な各隙間を通ることにより、こ
の浄化槽内を比較的容易に通過できるようになる。(こ
れに対し、不均一な形状・大きさの浄化媒体を浄化槽内
に充填した場合は、大きな浄化媒体同志の間の隙間に小
さい浄化媒体が入り込む等により隙間がほとんどなくな
り、水槽内の水が浄化槽内を容易に通過できなくなる恐
れがある)。
【0014】また本発明による浄化装置では、浄化槽内
に備えられる各小球は互いに均等な大きさに形成されて
いる。そのため、これらの各小球の間に形成される多数
の微小な隙間も、互いに均等な形状・大きさとなる。ま
た本発明では、前記浄化槽は水の出口と入口を除いて密
閉されている。そのため、この浄化槽内には、前記加圧
手段により少なくとも30g/cm2の圧力が均等に加
えられるが、その結果、前記の互いに均等な各隙間にも
この圧力がそれぞれ均等に加えられることになる。また
前記の各隙間には水槽内の水が通過させられるが、前述
のようにこれらの各隙間は互いに均等なので、前記の水
の通過速度等の水の通過状態も互いに均等に保たれるよ
うになる。そのため、本発明においては、バクテリア等
の増殖に適した環境が、極めて多くの隙間内において、
それぞれ均等に、形成されるようになる。よって、バク
テリア等の増殖が極めて効率的に行われるようになる。
に備えられる各小球は互いに均等な大きさに形成されて
いる。そのため、これらの各小球の間に形成される多数
の微小な隙間も、互いに均等な形状・大きさとなる。ま
た本発明では、前記浄化槽は水の出口と入口を除いて密
閉されている。そのため、この浄化槽内には、前記加圧
手段により少なくとも30g/cm2の圧力が均等に加
えられるが、その結果、前記の互いに均等な各隙間にも
この圧力がそれぞれ均等に加えられることになる。また
前記の各隙間には水槽内の水が通過させられるが、前述
のようにこれらの各隙間は互いに均等なので、前記の水
の通過速度等の水の通過状態も互いに均等に保たれるよ
うになる。そのため、本発明においては、バクテリア等
の増殖に適した環境が、極めて多くの隙間内において、
それぞれ均等に、形成されるようになる。よって、バク
テリア等の増殖が極めて効率的に行われるようになる。
【0015】また本発明の浄化装置においては、前記小
球は、真球又はほぼ真球であるので、各小球の間の隙間
の形状と大きさは、互いに高精度に均等に形成されるよ
うになる。そのため、バクテリア等の増殖に適した環境
が、全ての隙間において均等に実現できるようになる。
球は、真球又はほぼ真球であるので、各小球の間の隙間
の形状と大きさは、互いに高精度に均等に形成されるよ
うになる。そのため、バクテリア等の増殖に適した環境
が、全ての隙間において均等に実現できるようになる。
【0016】また本発明の浄化装置においては、前記加
圧手段を、前記浄化槽内に前記容器内の水を少なくとも
30g/cm2以上の圧力を加えて送り込むポンプで構
成している。そのため、前記容器内の水を循環するため
のポンプを使用して、水の循環と浄化槽内への加圧とを
同時に行うことができるようになり、装置全体の効率が
向上されるようになる。
圧手段を、前記浄化槽内に前記容器内の水を少なくとも
30g/cm2以上の圧力を加えて送り込むポンプで構
成している。そのため、前記容器内の水を循環するため
のポンプを使用して、水の循環と浄化槽内への加圧とを
同時に行うことができるようになり、装置全体の効率が
向上されるようになる。
【0017】また本発明の浄化装置においては、さら
に、前記浄化槽に送られる容器内の水を、浄化槽に送ら
れる前に濾過する濾過装置を備えているので、前記浄化
槽が目詰まりを生じる恐れがない。
に、前記浄化槽に送られる容器内の水を、浄化槽に送ら
れる前に濾過する濾過装置を備えているので、前記浄化
槽が目詰まりを生じる恐れがない。
【0018】また本発明の浄化装置においては、前記小
球を表面が疎でない滑らかな素材で形成しているので、
前記の浄化媒体となる小球を真球又はほぼ真球に形成す
ることが容易になる。
球を表面が疎でない滑らかな素材で形成しているので、
前記の浄化媒体となる小球を真球又はほぼ真球に形成す
ることが容易になる。
【0019】さらに本発明の浄化装置においては、前記
小球をガラス又はプラスチックで形成しているので、前
記の浄化媒体となる小球を真球又はほぼ真球に形成する
ことが、極めて容易に且つ低コストでできるようにな
る。
小球をガラス又はプラスチックで形成しているので、前
記の浄化媒体となる小球を真球又はほぼ真球に形成する
ことが、極めて容易に且つ低コストでできるようにな
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明について図示の実施例に基づい
て説明する。図1は本発明の一実施例に係る浄化装置と
それが備えられた観賞魚用水槽を示す略図、図2は図1
の浄化装置の構成を示す平面図、図3は図1の浄化装置
の浄化槽の本体部分を示す斜視図である。図1におい
て、符号1は水槽、2は水槽1内の水、3は水槽1内の
底に敷き詰められた底砂、4は底砂3内に送入されたパ
イプ、5はパイプ4に接続されたポンプである。このポ
ンプ5は、本実施例では、例えば(株)ニッソウの商品
名「スペアポンプSQ05(揚程力:60cm/c
m2)」)が使用されている。また本実施例では、水槽
1内の水2はパイプ4を介してポンプ5で汲み上げられ
るが、この場合に底砂3が一緒にパイプ4内を上昇しな
いように、綿などのフィルター4aがパイプ4の下端に
備えられている。
て説明する。図1は本発明の一実施例に係る浄化装置と
それが備えられた観賞魚用水槽を示す略図、図2は図1
の浄化装置の構成を示す平面図、図3は図1の浄化装置
の浄化槽の本体部分を示す斜視図である。図1におい
て、符号1は水槽、2は水槽1内の水、3は水槽1内の
底に敷き詰められた底砂、4は底砂3内に送入されたパ
イプ、5はパイプ4に接続されたポンプである。このポ
ンプ5は、本実施例では、例えば(株)ニッソウの商品
名「スペアポンプSQ05(揚程力:60cm/c
m2)」)が使用されている。また本実施例では、水槽
1内の水2はパイプ4を介してポンプ5で汲み上げられ
るが、この場合に底砂3が一緒にパイプ4内を上昇しな
いように、綿などのフィルター4aがパイプ4の下端に
備えられている。
【0021】また図1、図2及び図3において、符号6
はこのポンプ5とパイプ7を介して接続された浄化槽の
容器本体である。この浄化槽容器本体6は、例えばプラ
スチック製で、実際には不透明部材で構成されている
が、図1においては、便宜上、内部を透かした状態で示
している。次に図1において、符号8は浄化槽容器の本
体6の底部から複数(計6個)突出された仕切板(図3
参照)、9は浄化槽容器6の上方に取付けられる中間板
16の下面から下方に複数(計5個)突出された仕切
板、10は浄化槽容器6の水の入口側に設けられた濾過
用の綿、11は浄化槽容器6の出口側に設けられた濾過
用の綿、12は多数の微小な小球で、浄化槽容器6の前
記各綿10,11と底面及び上面とに囲まれた空間内に
充填されている(図2では、便宜上、これらの小球12
は図示を省略している)。本実施例では、この小球12
は、半径0.5〜5mmの真球、例えば半径2mmの真
球に形成されたガラス球で構成されている。また本実施
例では、この小球12が充填された浄化槽内には、水槽
を使用する前に、ユーザーなどによりバクテリア等の微
生物の濃縮液が入れられるようになっている。本実施例
では、詳しくは後述するが、このバクテリア等が前記多
数の小球12の表面で極めて効率的に増殖するようにな
っている。
はこのポンプ5とパイプ7を介して接続された浄化槽の
容器本体である。この浄化槽容器本体6は、例えばプラ
スチック製で、実際には不透明部材で構成されている
が、図1においては、便宜上、内部を透かした状態で示
している。次に図1において、符号8は浄化槽容器の本
体6の底部から複数(計6個)突出された仕切板(図3
参照)、9は浄化槽容器6の上方に取付けられる中間板
16の下面から下方に複数(計5個)突出された仕切
板、10は浄化槽容器6の水の入口側に設けられた濾過
用の綿、11は浄化槽容器6の出口側に設けられた濾過
用の綿、12は多数の微小な小球で、浄化槽容器6の前
記各綿10,11と底面及び上面とに囲まれた空間内に
充填されている(図2では、便宜上、これらの小球12
は図示を省略している)。本実施例では、この小球12
は、半径0.5〜5mmの真球、例えば半径2mmの真
球に形成されたガラス球で構成されている。また本実施
例では、この小球12が充填された浄化槽内には、水槽
を使用する前に、ユーザーなどによりバクテリア等の微
生物の濃縮液が入れられるようになっている。本実施例
では、詳しくは後述するが、このバクテリア等が前記多
数の小球12の表面で極めて効率的に増殖するようにな
っている。
【0022】次に図1において、符号13は浄化槽6の
出口側に設けられたパイプ13で、浄化槽6からの浄化
された水はこのパイプ13から水槽1内に戻されるよう
になっている。なお図1において、符号14はゴムパッ
キン、15は浄化槽容器6内を密閉するための上蓋で、
この上蓋15は、浄化槽容器本体6と、前記の中間板1
6及びゴムパッキン14を介して、ネジ(図示せず)に
より固定されている。また図3において、符号6aは前
記ポンプ5を載置するためのポンプ載置部である。
出口側に設けられたパイプ13で、浄化槽6からの浄化
された水はこのパイプ13から水槽1内に戻されるよう
になっている。なお図1において、符号14はゴムパッ
キン、15は浄化槽容器6内を密閉するための上蓋で、
この上蓋15は、浄化槽容器本体6と、前記の中間板1
6及びゴムパッキン14を介して、ネジ(図示せず)に
より固定されている。また図3において、符号6aは前
記ポンプ5を載置するためのポンプ載置部である。
【0023】次に本実施例の動作を図1に基づいて説明
する。本実施例においては、浄化槽本体6内に多数の小
球12が充填され、さらに、バクテリア等の微生物の濃
縮液が予め入れられている。そして、水槽1内の水2
は、底砂3を介することにより、ある程度濾過された状
態でパイプ4を介して、ポンプ5により上方に汲み上げ
られる。その際、フィルター4aにより、底砂3がポン
プ5により汲み上げられることが防止される。ポンプ5
により汲み上げられた水2は、パイプ7を介して浄化槽
容器6内に送られる。このとき、ポンプ5は、30g/
cm2以上の圧力、例えば80g/cm2の圧力をもっ
て水2を浄化槽容器6内に押し込む。そのため、この圧
力は、前述のように密閉されている浄化槽容器6内全体
に、均等に加えられるようになっている。またこのポン
プ5により押し込まれた水2は、まず綿10により濾過
されて、前記小球12が充填された浄化層内に送られ
る。このように、本実施例では、水槽1内の水2は、底
砂3、フィルター4a、綿10により濾過された状態で
浄化層内に送られるので、浄化層が目詰まりを起こす恐
れがなくなっている。
する。本実施例においては、浄化槽本体6内に多数の小
球12が充填され、さらに、バクテリア等の微生物の濃
縮液が予め入れられている。そして、水槽1内の水2
は、底砂3を介することにより、ある程度濾過された状
態でパイプ4を介して、ポンプ5により上方に汲み上げ
られる。その際、フィルター4aにより、底砂3がポン
プ5により汲み上げられることが防止される。ポンプ5
により汲み上げられた水2は、パイプ7を介して浄化槽
容器6内に送られる。このとき、ポンプ5は、30g/
cm2以上の圧力、例えば80g/cm2の圧力をもっ
て水2を浄化槽容器6内に押し込む。そのため、この圧
力は、前述のように密閉されている浄化槽容器6内全体
に、均等に加えられるようになっている。またこのポン
プ5により押し込まれた水2は、まず綿10により濾過
されて、前記小球12が充填された浄化層内に送られ
る。このように、本実施例では、水槽1内の水2は、底
砂3、フィルター4a、綿10により濾過された状態で
浄化層内に送られるので、浄化層が目詰まりを起こす恐
れがなくなっている。
【0024】次にこの綿10を通過した水2は、前記小
球12が充填された部分に所定の圧力をもって送られ
る。小球12が充填された浄化層部分には、このポンプ
5からの圧力が加えられるが、前述のように浄化層容器
6は上蓋15により密閉されているので、浄化層全体に
均等な圧力が加えられる(従来より浄化層が密閉された
構成は知られているが、このような従来の構成は浄化層
を水槽の外に出すときに浄化層から水がこぼれるのを防
ぐためであり、本実施例のように浄化層内全体の圧力を
均等にするために密閉する構成は知られていない)。ま
た本実施例では、浄化層容器6の小球12が充填される
部分には、浄化槽容器本体6の底部からの6個の仕切板
8と、上方の中間板16からの5個の仕切板9とが交互
に突出している。そのため、水2は、ポンプ5からの圧
力により、浄化層内を図の右から左の方向へ移動する
が、前記の仕切板8,9により、図1の矢印に示すよう
に略Sの字状の流れを繰り返しながら、移動するように
なっている。
球12が充填された部分に所定の圧力をもって送られ
る。小球12が充填された浄化層部分には、このポンプ
5からの圧力が加えられるが、前述のように浄化層容器
6は上蓋15により密閉されているので、浄化層全体に
均等な圧力が加えられる(従来より浄化層が密閉された
構成は知られているが、このような従来の構成は浄化層
を水槽の外に出すときに浄化層から水がこぼれるのを防
ぐためであり、本実施例のように浄化層内全体の圧力を
均等にするために密閉する構成は知られていない)。ま
た本実施例では、浄化層容器6の小球12が充填される
部分には、浄化槽容器本体6の底部からの6個の仕切板
8と、上方の中間板16からの5個の仕切板9とが交互
に突出している。そのため、水2は、ポンプ5からの圧
力により、浄化層内を図の右から左の方向へ移動する
が、前記の仕切板8,9により、図1の矢印に示すよう
に略Sの字状の流れを繰り返しながら、移動するように
なっている。
【0025】なお本実施例では、前記浄化槽容器6内に
備えられる小球12は、例えば半径2mmの極めて小さ
な小球であるため、所定容積を有する前記浄化槽6内に
極めて多くの小球12を充填することができ、各小球1
2の間の隙間(図4の符号18参照)も極めて多く存在
することになるので、水槽1内の水2は、この多数の隙
間18を通ることにより、浄化槽6内を比較的容易に通
過できるようになっている(これに対し、例えば半径5
mm以上の比較的大きな浄化媒体を浄化槽内に充填した
場合は、水槽内の水がこの浄化槽内を容易に通過できな
い恐れがある)。
備えられる小球12は、例えば半径2mmの極めて小さ
な小球であるため、所定容積を有する前記浄化槽6内に
極めて多くの小球12を充填することができ、各小球1
2の間の隙間(図4の符号18参照)も極めて多く存在
することになるので、水槽1内の水2は、この多数の隙
間18を通ることにより、浄化槽6内を比較的容易に通
過できるようになっている(これに対し、例えば半径5
mm以上の比較的大きな浄化媒体を浄化槽内に充填した
場合は、水槽内の水がこの浄化槽内を容易に通過できな
い恐れがある)。
【0026】前記水2はポンプ5の圧力により小球12
の間の隙間を進んでいくが、その過程で、水2に含まれ
るアンモニアや亜硝酸成分は各小球12の表面に増殖し
たバクテリア等の微生物により生物分解される。そし
て、この浄化された水2は、さらに綿11により濾過さ
れて、パイプ13から水槽1内に戻される。本実施例に
おいては、以上の動作が、前記ポンプ5により、連続的
に繰り返される。
の間の隙間を進んでいくが、その過程で、水2に含まれ
るアンモニアや亜硝酸成分は各小球12の表面に増殖し
たバクテリア等の微生物により生物分解される。そし
て、この浄化された水2は、さらに綿11により濾過さ
れて、パイプ13から水槽1内に戻される。本実施例に
おいては、以上の動作が、前記ポンプ5により、連続的
に繰り返される。
【0027】次に、本実施例の浄化槽内でのバクテリア
等の微生物の増殖の動作について説明する。本実施例に
おいては、バクテリア等の微生物の濃縮液が入れられる
浄化槽本体6内には、前述のように、予め多数の小球1
2が充填されている。これらの小球12は、例えば半径
2mmの極めて小さな真球であるため、この浄化槽内に
は、極めて多数の小球が備えられるようになっている。
その結果、本実施例の浄化槽内には、図4に示すよう
に、各小球12の間の隙間18が極めて多く形成される
ようになる。本実施例においてバクテリア等の微生物が
増殖する場所は、これらの隙間18内の小球12の表面
12a(図4参照)であるが、本実施例においては、こ
れらの隙間18は前述のように極めて多く形成されてい
るので、それだけバクテリア等の増殖する場所(前記の
小球表面12a)も極めて多く形成されることになる。
よって、本発明ではバクテリア等の増殖が極めて効率的
に行われるようになる。
等の微生物の増殖の動作について説明する。本実施例に
おいては、バクテリア等の微生物の濃縮液が入れられる
浄化槽本体6内には、前述のように、予め多数の小球1
2が充填されている。これらの小球12は、例えば半径
2mmの極めて小さな真球であるため、この浄化槽内に
は、極めて多数の小球が備えられるようになっている。
その結果、本実施例の浄化槽内には、図4に示すよう
に、各小球12の間の隙間18が極めて多く形成される
ようになる。本実施例においてバクテリア等の微生物が
増殖する場所は、これらの隙間18内の小球12の表面
12a(図4参照)であるが、本実施例においては、こ
れらの隙間18は前述のように極めて多く形成されてい
るので、それだけバクテリア等の増殖する場所(前記の
小球表面12a)も極めて多く形成されることになる。
よって、本発明ではバクテリア等の増殖が極めて効率的
に行われるようになる。
【0028】また本実施例では、浄化槽容器6内に備え
られる各小球12は互いに均等な大きさに形成されてい
る。そのため、これらの各小球12の間に形成される多
数の微小な隙間18も、互いに均等な形状・大きさとな
る(図4参照)。また本実施例では、前記浄化槽容器6
は水の出口と入口を除いて上蓋15により密閉されてい
る。そのため、この浄化槽容器6内には、前記ポンプ5
により少なくとも30g/cm2以上の圧力、例えば8
0g/cm2が均等に加えられている。その結果、前記
の互いに均等な各隙間18にもこの圧力がそれぞれ均等
に加えられている。また前記の各隙間18には水槽1内
の水2が通過させられるが、前述のようにこれらの各隙
間18は互いに均等なので、前記の水2の通過速度等の
水2の通過状態は、この浄化槽容器6の内部の全体で均
等に保たれている。
られる各小球12は互いに均等な大きさに形成されてい
る。そのため、これらの各小球12の間に形成される多
数の微小な隙間18も、互いに均等な形状・大きさとな
る(図4参照)。また本実施例では、前記浄化槽容器6
は水の出口と入口を除いて上蓋15により密閉されてい
る。そのため、この浄化槽容器6内には、前記ポンプ5
により少なくとも30g/cm2以上の圧力、例えば8
0g/cm2が均等に加えられている。その結果、前記
の互いに均等な各隙間18にもこの圧力がそれぞれ均等
に加えられている。また前記の各隙間18には水槽1内
の水2が通過させられるが、前述のようにこれらの各隙
間18は互いに均等なので、前記の水2の通過速度等の
水2の通過状態は、この浄化槽容器6の内部の全体で均
等に保たれている。
【0029】ところで、本発明者は、多くの実験によ
り、バクテリア等は少なくとも30g/cm2以上の圧
力、望ましくは50g/cm2以上の圧力を加えた状態
で生存させた方が、前記圧力を加えない状態と比較して
(他の条件は同じにする)、格段に増殖の効率が高まる
ことを発見した。
り、バクテリア等は少なくとも30g/cm2以上の圧
力、望ましくは50g/cm2以上の圧力を加えた状態
で生存させた方が、前記圧力を加えない状態と比較して
(他の条件は同じにする)、格段に増殖の効率が高まる
ことを発見した。
【0030】また、本発明者の実験では、従来の半径5
mm以上の小球をバクテリア等の増殖のための浄化媒体
として使用した場合と、本実施例の半径2mmのガラス
小球を初めとする半径0.5〜5mm(望ましくは2〜
3mm)の小球を浄化媒体として使用した場合とを比較
すると、後者の方が格段にバクテリア等の増殖効率が高
まることを発見した。これは、半径の小さい小球を使用
すると、各小球の間に形成される隙間の数が、半径の大
きい小球を使用した場合に比べて格段に多くなることに
関係している。すなわち、バクテリア等は、前記の隙間
に中で小球の表面に繁殖すると考えられるので、前記の
隙間の数が多いだけバクテリア等の増殖効率は高くな
る。よって、前記の浄化媒体としての小球は、半径0.
5〜5mm(望ましくは2〜3mm)の比較的小さいも
のを使用するのが望ましいのである。なお本発明者の実
験によれば、前記の小球12の望ましい半径のサイズは
半径0.5〜5mmの範囲内のものが望ましいが、その
最適なサイズは水槽1の大きさと関係している。つま
り、水槽1が小さいと小球12のサイズも比較的小さい
ものが望ましく、水槽1が大きいと小球12のサイズは
比較的大きいものでもよい。
mm以上の小球をバクテリア等の増殖のための浄化媒体
として使用した場合と、本実施例の半径2mmのガラス
小球を初めとする半径0.5〜5mm(望ましくは2〜
3mm)の小球を浄化媒体として使用した場合とを比較
すると、後者の方が格段にバクテリア等の増殖効率が高
まることを発見した。これは、半径の小さい小球を使用
すると、各小球の間に形成される隙間の数が、半径の大
きい小球を使用した場合に比べて格段に多くなることに
関係している。すなわち、バクテリア等は、前記の隙間
に中で小球の表面に繁殖すると考えられるので、前記の
隙間の数が多いだけバクテリア等の増殖効率は高くな
る。よって、前記の浄化媒体としての小球は、半径0.
5〜5mm(望ましくは2〜3mm)の比較的小さいも
のを使用するのが望ましいのである。なお本発明者の実
験によれば、前記の小球12の望ましい半径のサイズは
半径0.5〜5mmの範囲内のものが望ましいが、その
最適なサイズは水槽1の大きさと関係している。つま
り、水槽1が小さいと小球12のサイズも比較的小さい
ものが望ましく、水槽1が大きいと小球12のサイズは
比較的大きいものでもよい。
【0031】また、本発明者の実験では、従来の市販の
半径2mm程度のセラミック球を使用してバクテリア等
を増殖した場合と、本実施例による半径2mmのガラス
球又はプラスチック球で真球度の高いものを使用してバ
クテリア等を増殖させた場合とでは、後者の方が格段に
増殖の効率が向上することを発見した。これらの実験結
果は、おそらく従来のセラミック球では真球度の高いも
の作ることが難しくその真球度に大きなばらつきが生じ
てしまっていること、また、従来のセラミック球では半
径の均等な球を多数作ることが難しくその半径の大きさ
にかなりのばらつきが生じてしまっていること、などと
関係している。
半径2mm程度のセラミック球を使用してバクテリア等
を増殖した場合と、本実施例による半径2mmのガラス
球又はプラスチック球で真球度の高いものを使用してバ
クテリア等を増殖させた場合とでは、後者の方が格段に
増殖の効率が向上することを発見した。これらの実験結
果は、おそらく従来のセラミック球では真球度の高いも
の作ることが難しくその真球度に大きなばらつきが生じ
てしまっていること、また、従来のセラミック球では半
径の均等な球を多数作ることが難しくその半径の大きさ
にかなりのばらつきが生じてしまっていること、などと
関係している。
【0032】つまり、本発明者の実験によると、バクテ
リア等の増殖のためには、図4に示すような微小な隙間
18は、互いに均等な大きさに形成されることが望まし
い。なぜなら、隙間18の大きさ・形状が互いに均等に
形成されていれば、前記ポンプ5等の加圧手段により加
えられる圧力も、各隙間18の全てに均等に加えられる
ようになり、また、この圧力により浄化層内を移動する
水の状態(水の移動速度など)も、各隙間18全てにお
いてそれぞれ均等になる。このように、各隙間18内の
状態が均等になるということは、バクテリア等の繁殖の
環境が各隙間18で全て均等になる、ということであ
り、バクテリア等の増殖のために極めて望ましい状態に
なると考えられる。
リア等の増殖のためには、図4に示すような微小な隙間
18は、互いに均等な大きさに形成されることが望まし
い。なぜなら、隙間18の大きさ・形状が互いに均等に
形成されていれば、前記ポンプ5等の加圧手段により加
えられる圧力も、各隙間18の全てに均等に加えられる
ようになり、また、この圧力により浄化層内を移動する
水の状態(水の移動速度など)も、各隙間18全てにお
いてそれぞれ均等になる。このように、各隙間18内の
状態が均等になるということは、バクテリア等の繁殖の
環境が各隙間18で全て均等になる、ということであ
り、バクテリア等の増殖のために極めて望ましい状態に
なると考えられる。
【0033】このように、本発明者の実験によれば、バ
クテリア等の増殖に最適な環境を作るためには、前述の
ような微小な隙間18を互いに均等な大きさ・形状に形
成することが望ましいと言える。そして、前記の隙間1
8を均等な大きさ・形状に形成するためには、小球12
はなるべく真球に近いことが必要である。また本発明者
は主としてガラス製又はプラスチック製の真球を使用し
てバクテリア増殖の実験を行い、極めて良好な結果を得
た。これらの結果から導き出せることとして、前記小球
12は、セラミックのように表面が疎ではなく表面が滑
らかな素材(ガラスやプラスチック等)で形成すること
が望ましいと言える。また、前述のような真球度が高く
且つ互いに均等な大きさをもつ小球を多数個形成するに
は、セラミックなどではなく、表面が滑らかな素材で形
成することが容易であり、特にガラスやプラスチック等
で形成することは、製造が容易になり、製造コストも安
価になるという利点がある。
クテリア等の増殖に最適な環境を作るためには、前述の
ような微小な隙間18を互いに均等な大きさ・形状に形
成することが望ましいと言える。そして、前記の隙間1
8を均等な大きさ・形状に形成するためには、小球12
はなるべく真球に近いことが必要である。また本発明者
は主としてガラス製又はプラスチック製の真球を使用し
てバクテリア増殖の実験を行い、極めて良好な結果を得
た。これらの結果から導き出せることとして、前記小球
12は、セラミックのように表面が疎ではなく表面が滑
らかな素材(ガラスやプラスチック等)で形成すること
が望ましいと言える。また、前述のような真球度が高く
且つ互いに均等な大きさをもつ小球を多数個形成するに
は、セラミックなどではなく、表面が滑らかな素材で形
成することが容易であり、特にガラスやプラスチック等
で形成することは、製造が容易になり、製造コストも安
価になるという利点がある。
【0034】従来より、バクテリア等を増殖させるため
の浄化媒体は、その表面が疎になっているセラミックや
セメント等で製造する方が、バクテリア等の繁殖場所の
面積が大きくなるので増殖の効率が良いとされていた。
そのため、前記浄化媒体は、セラミックやセメント等の
表面が疎になる素材を使用して形成するのが通常であっ
た(例えば、特開昭59−4493号参照)。しかしな
がら、本発明者の実験結果は、表面が滑らかなガラスや
プラスチック等の素材を使用して形成した真球を浄化媒
体として使用した(さらに所定の圧力を加えた状態にす
る)場合の方が格段に増殖の効率が向上されており、前
述のような従来の常識とは全く正反対の結果を生じてい
る。
の浄化媒体は、その表面が疎になっているセラミックや
セメント等で製造する方が、バクテリア等の繁殖場所の
面積が大きくなるので増殖の効率が良いとされていた。
そのため、前記浄化媒体は、セラミックやセメント等の
表面が疎になる素材を使用して形成するのが通常であっ
た(例えば、特開昭59−4493号参照)。しかしな
がら、本発明者の実験結果は、表面が滑らかなガラスや
プラスチック等の素材を使用して形成した真球を浄化媒
体として使用した(さらに所定の圧力を加えた状態にす
る)場合の方が格段に増殖の効率が向上されており、前
述のような従来の常識とは全く正反対の結果を生じてい
る。
【0035】従来のセラミック球などを浄化媒体として
使用した場合は、バクテリア等の増殖効率が悪い。その
ため、観賞魚の水槽をユーザーが新しく購入した場合、
従来は、水槽内の水に含まれるアンモニアやアンモニア
が分解されて生じる亜硝酸がなかなかバクテリア等で分
解されず、水槽内に亜硝酸が充満し、観賞魚が死滅し水
槽内が赤色になってしまうことが少なくなかった。そし
てこの場合、従来では、水槽内の全ての水を全く新しく
取り替えて、初めからやり直す必要があった。しかし、
本発明者の実験では、本実施例の浄化装置を使用する
と、前述のように水槽内に亜硝酸が充満し水槽内が赤色
になってしまった場合でも、そのまま水を取り替えるこ
となく、本実施例のポンプを駆動して水を浄化装置に通
過させながら循環させ続けると、約2週間で亜硝酸が無
害の硝酸に分解されてしまい、観賞魚が飼育できる状態
になることが分かった。これは、本実施例を使用すれば
バクテリア等の増殖の効率が極めて高いことを示してい
る。
使用した場合は、バクテリア等の増殖効率が悪い。その
ため、観賞魚の水槽をユーザーが新しく購入した場合、
従来は、水槽内の水に含まれるアンモニアやアンモニア
が分解されて生じる亜硝酸がなかなかバクテリア等で分
解されず、水槽内に亜硝酸が充満し、観賞魚が死滅し水
槽内が赤色になってしまうことが少なくなかった。そし
てこの場合、従来では、水槽内の全ての水を全く新しく
取り替えて、初めからやり直す必要があった。しかし、
本発明者の実験では、本実施例の浄化装置を使用する
と、前述のように水槽内に亜硝酸が充満し水槽内が赤色
になってしまった場合でも、そのまま水を取り替えるこ
となく、本実施例のポンプを駆動して水を浄化装置に通
過させながら循環させ続けると、約2週間で亜硝酸が無
害の硝酸に分解されてしまい、観賞魚が飼育できる状態
になることが分かった。これは、本実施例を使用すれば
バクテリア等の増殖の効率が極めて高いことを示してい
る。
【0036】また本実施例の浄化装置を使用した実験で
は、バクテリアの増殖効率が極めて高く、好気性バクテ
リアがアンモニアや亜硝酸を分解するときに多量の酸素
を取り込んで多量の炭酸ガスを排出するようになった。
そして、この多量に排出された炭酸ガスのため、水槽内
で水草類(海草類)が繁殖するようになった。従来、家
庭用の小型水槽では、水草類を繁殖することは炭酸ガス
が少ないため極めて難しいとされていたが、本実施例を
使用すれば水草を繁殖させることが可能になったわけ
で、これも本実施例による優れた効果の一つと言える。
なお、以上により、本実施例の浄化装置を使用する場合
は、バクテリアの増殖により水槽内に多量の炭酸ガスが
発生するので、観賞魚の生存に必要な酸素を水槽内に供
給するために、エアーレーションを併用することが望ま
しい。
は、バクテリアの増殖効率が極めて高く、好気性バクテ
リアがアンモニアや亜硝酸を分解するときに多量の酸素
を取り込んで多量の炭酸ガスを排出するようになった。
そして、この多量に排出された炭酸ガスのため、水槽内
で水草類(海草類)が繁殖するようになった。従来、家
庭用の小型水槽では、水草類を繁殖することは炭酸ガス
が少ないため極めて難しいとされていたが、本実施例を
使用すれば水草を繁殖させることが可能になったわけ
で、これも本実施例による優れた効果の一つと言える。
なお、以上により、本実施例の浄化装置を使用する場合
は、バクテリアの増殖により水槽内に多量の炭酸ガスが
発生するので、観賞魚の生存に必要な酸素を水槽内に供
給するために、エアーレーションを併用することが望ま
しい。
【0037】なお本実施例では、前記浄化槽容器6内に
30g/cm2以上の圧力を加えるためにポンプ5を使
用しているが、本発明の加圧手段はこれに限られるもの
ではなく、例えば浄化層全体の容積を圧縮する装置等に
より構成してもよい。また本実施例では、小球12を浄
化層内に充填しているが、本発明では必ずしも充填する
必要はなく、浄化層内に多数の小球を備えることでも、
前述のような効果を生じさせることができる。
30g/cm2以上の圧力を加えるためにポンプ5を使
用しているが、本発明の加圧手段はこれに限られるもの
ではなく、例えば浄化層全体の容積を圧縮する装置等に
より構成してもよい。また本実施例では、小球12を浄
化層内に充填しているが、本発明では必ずしも充填する
必要はなく、浄化層内に多数の小球を備えることでも、
前述のような効果を生じさせることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の浄化装置
においては、浄化層内において、バクテリア等の微生物
の増殖に適した小空間(各小球間の隙間)を多数形成す
ることができるので、バクテリア等の増殖の効率を飛躍
的に高めることができる。またその結果、従来は観賞魚
用水槽内で亜硝酸が充満して観賞魚が死滅した場合は、
水槽内の水を全て取り替える必要があったが、本発明の
浄化装置を使用した場合は、観賞魚が死滅した後の亜硝
酸の充満した水をそのまま浄化し続けることにより、数
週間内で、増殖したバクテリア等により亜硝酸が全て分
解され、観賞魚が生育できる環境に変えることができ
る。また、本発明の浄化装置を使用すると、バクテリア
等の増殖が極めて効率的になされるので、バクテリア等
の増殖により水槽内に多量の炭酸ガスを発生させること
ができ、家庭用水槽内で水草を繁殖させることが可能に
なる。
においては、浄化層内において、バクテリア等の微生物
の増殖に適した小空間(各小球間の隙間)を多数形成す
ることができるので、バクテリア等の増殖の効率を飛躍
的に高めることができる。またその結果、従来は観賞魚
用水槽内で亜硝酸が充満して観賞魚が死滅した場合は、
水槽内の水を全て取り替える必要があったが、本発明の
浄化装置を使用した場合は、観賞魚が死滅した後の亜硝
酸の充満した水をそのまま浄化し続けることにより、数
週間内で、増殖したバクテリア等により亜硝酸が全て分
解され、観賞魚が生育できる環境に変えることができ
る。また、本発明の浄化装置を使用すると、バクテリア
等の増殖が極めて効率的になされるので、バクテリア等
の増殖により水槽内に多量の炭酸ガスを発生させること
ができ、家庭用水槽内で水草を繁殖させることが可能に
なる。
【0039】また本発明の浄化装置においては、前記小
球を、真球又はほぼ真球に形成することにより、各小球
の間の隙間の形状と大きさを、互いに高精度に均等に形
成することができ、バクテリア等の増殖をより一層効率
化させられるようになる。
球を、真球又はほぼ真球に形成することにより、各小球
の間の隙間の形状と大きさを、互いに高精度に均等に形
成することができ、バクテリア等の増殖をより一層効率
化させられるようになる。
【0040】また本発明の浄化装置においては、前記加
圧手段を、前記浄化槽内に前記容器内の水を少なくとも
30g/cm2以上の圧力を加えて送り込むポンプで構
成している。そのため、前記容器内の水を循環するため
のポンプを使用して、水の循環と浄化槽内への加圧とを
同時に行うことができるようになり、装置全体の効率が
向上されるようになる。
圧手段を、前記浄化槽内に前記容器内の水を少なくとも
30g/cm2以上の圧力を加えて送り込むポンプで構
成している。そのため、前記容器内の水を循環するため
のポンプを使用して、水の循環と浄化槽内への加圧とを
同時に行うことができるようになり、装置全体の効率が
向上されるようになる。
【0041】また本発明の浄化装置においては、さら
に、前記浄化槽に送られる容器内の水を、浄化槽に送ら
れる前に濾過する濾過装置を備えることにより、前記浄
化槽が目詰まりを生じる恐れがなくなる。
に、前記浄化槽に送られる容器内の水を、浄化槽に送ら
れる前に濾過する濾過装置を備えることにより、前記浄
化槽が目詰まりを生じる恐れがなくなる。
【0042】また本発明の浄化装置においては、前記小
球を表面が疎でない滑らかな素材で形成することによ
り、前記の浄化媒体となる小球を真球又はほぼ真球に形
成することが容易になる。
球を表面が疎でない滑らかな素材で形成することによ
り、前記の浄化媒体となる小球を真球又はほぼ真球に形
成することが容易になる。
【0043】さらに本発明の浄化装置においては、前記
小球をガラス又はプラスチックで形成することにより、
前記の浄化媒体となる小球を真球又はほぼ真球に形成す
ることが、極めて容易に且つ低コストでできるようにな
る。
小球をガラス又はプラスチックで形成することにより、
前記の浄化媒体となる小球を真球又はほぼ真球に形成す
ることが、極めて容易に且つ低コストでできるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る浄化装置とこれを使用
した観賞魚用水槽を示す略図である。
した観賞魚用水槽を示す略図である。
【図2】図1の浄化装置を示す平面図である。
【図3】図1の浄化装置の浄化層容器本体を示す斜視図
である。
である。
【図4】本実施例の動作を説明するための図である。
【符号の説明】 1 水槽 2 水 3 底砂 4,7,13 パイプ 5 ポンプ 6 浄化層容器本体 8,9 仕切板 10,11 綿 12 小球 12a 小球表面 18 隙間 15 浄化層容器の上蓋
Claims (6)
- 【請求項1】 観賞魚又は活魚用の容器などに使用する
浄化装置であって、 水の送入口と送出口を除いて密閉された容器の中に、半
径0.5〜5mmの均等な大きさの多数の小球が備えら
れた浄化槽と、 この浄化槽内に少なくとも30g/cm2以上の圧力を
加える加圧手段と、を含むことを特徴とする浄化装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の浄化装置において、前記
小球は、真球又はほぼ真球であることを特徴とする浄化
装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の浄化装置におい
て、前記浄化槽内には前記小球が充填されており、前記
加圧手段は前記浄化槽内に前記容器内の水を少なくとも
30g/cm2以上の圧力を加えて送り込むポンプで構
成されている、ことを特徴とする浄化装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の浄化装置において、さら
に、前記浄化槽に送られる前記容器内の水を、浄化槽に
送られる前に濾過する濾過装置を備えたことを特徴とす
る浄化装置。 - 【請求項5】 請求項1から4までのいずれかに記載の
浄化装置において、前記小球は表面が疎でない滑らかな
素材で形成されていることを特徴とする浄化装置。 - 【請求項6】 請求項1から5までのいずれかに記載の
浄化装置において、前記小球はガラス又はプラスチック
で形成されていることを特徴とする浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5351238A JPH07195094A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5351238A JPH07195094A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07195094A true JPH07195094A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=18415993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5351238A Pending JPH07195094A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07195094A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102131792B1 (ko) * | 2019-08-26 | 2020-07-08 | 주식회사 울프코퍼레이션 | 해수조용 정수 시스템 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62121696A (ja) * | 1985-11-21 | 1987-06-02 | Japan Organo Co Ltd | 浸漬濾床法生物学的処理装置 |
| JPS62279888A (ja) * | 1986-05-28 | 1987-12-04 | Kobe Chutetsusho:Kk | 汚水処理方法 |
| JPH0490894A (ja) * | 1990-08-03 | 1992-03-24 | Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd | 廃水処理用微生物担体及び廃水処理方法 |
| JPH04346897A (ja) * | 1991-05-24 | 1992-12-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 水浄化装置 |
| JPH05146237A (ja) * | 1991-11-26 | 1993-06-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 観賞魚用水槽 |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP5351238A patent/JPH07195094A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102131792B1 (ko) * | 2019-08-26 | 2020-07-08 | 주식회사 울프코퍼레이션 | 해수조용 정수 시스템 |
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