JPH07195584A - シーリング材の紙缶の製造方法 - Google Patents
シーリング材の紙缶の製造方法Info
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- JPH07195584A JPH07195584A JP5336420A JP33642093A JPH07195584A JP H07195584 A JPH07195584 A JP H07195584A JP 5336420 A JP5336420 A JP 5336420A JP 33642093 A JP33642093 A JP 33642093A JP H07195584 A JPH07195584 A JP H07195584A
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- stepped portion
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 紙缶筒状部の接合部内壁面に段差を付けるこ
となく平滑に接合させて、容器を損傷させたり、破損さ
せることなく内容物を効率良く攪拌することが出来るシ
ーリング材の紙缶の製造方法を提供することを目的とす
る。 【構成】 予め基材本体10の一端10aを、湿気を与
えた状態で基材の厚さ分だけ外側に屈曲変形させて段差
部11(凹み)を形成する。そして、この段差部11に
基材本体10の他端10bを重さね合せた状態で加熱融
着シールすることにより接合して、容器1の内壁面が接
合部の段差が無く平滑に仕上げられて構成されている。
となく平滑に接合させて、容器を損傷させたり、破損さ
せることなく内容物を効率良く攪拌することが出来るシ
ーリング材の紙缶の製造方法を提供することを目的とす
る。 【構成】 予め基材本体10の一端10aを、湿気を与
えた状態で基材の厚さ分だけ外側に屈曲変形させて段差
部11(凹み)を形成する。そして、この段差部11に
基材本体10の他端10bを重さね合せた状態で加熱融
着シールすることにより接合して、容器1の内壁面が接
合部の段差が無く平滑に仕上げられて構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シーリング材の紙缶
の製造方法に係わり、更に詳しくは紙缶筒状部の接合部
内壁面に段差を付けることなく平滑に接合することが出
来るシーリング材の紙缶の製造方法に関するものであ
る。
の製造方法に係わり、更に詳しくは紙缶筒状部の接合部
内壁面に段差を付けることなく平滑に接合することが出
来るシーリング材の紙缶の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、工事現場等で使用される2液型シ
ーリング材の基材(主材)の容器は、金属缶が主流であ
り、広口の缶に基材を充填し、中蓋を被せて、硬化剤や
着色剤の補助材料をその上にセットしている。そして、
現場での使用時には、補助材料を基材中に添加し、図4
に示すように基材の容器1をそのまま攪拌機2の回転テ
ーブル3上にセットした後、攪拌翼4を容器1内の基材
の中に挿入させて、回転テーブル3を周期的に正逆回転
駆動させて攪拌翼4により基材と補助材料とを均一に混
合させている。
ーリング材の基材(主材)の容器は、金属缶が主流であ
り、広口の缶に基材を充填し、中蓋を被せて、硬化剤や
着色剤の補助材料をその上にセットしている。そして、
現場での使用時には、補助材料を基材中に添加し、図4
に示すように基材の容器1をそのまま攪拌機2の回転テ
ーブル3上にセットした後、攪拌翼4を容器1内の基材
の中に挿入させて、回転テーブル3を周期的に正逆回転
駆動させて攪拌翼4により基材と補助材料とを均一に混
合させている。
【0003】また、近年では使用後における現場での廃
棄物処理が難しい点や、近年の産業廃棄対策等の観点か
ら容量サイズを金属缶と同一にして、紙基材の表裏面に
樹脂を被覆した複合紙による容器(紙缶)が使用されて
来ている。
棄物処理が難しい点や、近年の産業廃棄対策等の観点か
ら容量サイズを金属缶と同一にして、紙基材の表裏面に
樹脂を被覆した複合紙による容器(紙缶)が使用されて
来ている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】現在使用されている
複合紙による紙缶は、製包技術上、紙基材を螺旋状に巻
付けたスパイラル方式と、一枚の紙基材を円筒状に巻付
けて成形するカラム方式とが知られている。前記スパイ
ラル方式は、紙基材のラップ溝がなく、平面面が得られ
ると言う長所がある反面、廃棄の時、潰したり燃やしづ
らいと言う金属缶と類似の問題がある。
複合紙による紙缶は、製包技術上、紙基材を螺旋状に巻
付けたスパイラル方式と、一枚の紙基材を円筒状に巻付
けて成形するカラム方式とが知られている。前記スパイ
ラル方式は、紙基材のラップ溝がなく、平面面が得られ
ると言う長所がある反面、廃棄の時、潰したり燃やしづ
らいと言う金属缶と類似の問題がある。
【0005】また、一枚の紙基材を円筒状に巻くカラム
方式は、紙基材の端末部でラップ溝が生じると言う短所
があるが、廃棄の時、潰したり燃やしたりし易い利点が
あり、更にスパイラル方式はコストが高く、カラム方式
は比較的低コストである。産業廃棄物対策の趣旨から考
えると、廃棄処理の容易なカラム方式の方が適しいる。
しかし、このカラム方式で紙缶を製作し実施したとこ
ろ、図5に示すように容器1を正常回転(時計方向の回
転)、または図6に示すように、容器1の反転回転(反
時計方向の回転)の時に、攪拌機2の攪拌翼4の端部が
容器1の内壁面1aを押して紙基材の端末接合部におけ
るラップ部の角にあたり、剥離や破損または歪みの原因
となり、この様な状況になると、攪拌中に容器1が破損
してしまい、内容物がこぼれたり機械を汚染する等の問
題があった。
方式は、紙基材の端末部でラップ溝が生じると言う短所
があるが、廃棄の時、潰したり燃やしたりし易い利点が
あり、更にスパイラル方式はコストが高く、カラム方式
は比較的低コストである。産業廃棄物対策の趣旨から考
えると、廃棄処理の容易なカラム方式の方が適しいる。
しかし、このカラム方式で紙缶を製作し実施したとこ
ろ、図5に示すように容器1を正常回転(時計方向の回
転)、または図6に示すように、容器1の反転回転(反
時計方向の回転)の時に、攪拌機2の攪拌翼4の端部が
容器1の内壁面1aを押して紙基材の端末接合部におけ
るラップ部の角にあたり、剥離や破損または歪みの原因
となり、この様な状況になると、攪拌中に容器1が破損
してしまい、内容物がこぼれたり機械を汚染する等の問
題があった。
【0006】この発明は、かかる従来の課題に着目して
案出されたもので、紙缶筒状部の接合部内壁面に段差を
付けることなく平滑に接合させて、容器を損傷させた
り、破損させることなく内容物を効率良く攪拌すること
が出来るシーリング材の紙缶の製造方法を提供すること
を目的とするものである。
案出されたもので、紙缶筒状部の接合部内壁面に段差を
付けることなく平滑に接合させて、容器を損傷させた
り、破損させることなく内容物を効率良く攪拌すること
が出来るシーリング材の紙缶の製造方法を提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、紙基材の表裏面に樹脂を被覆した紙缶の基
材本体の一端を、湿気を与えた状態で基材の厚さ分だけ
屈曲変形させて段差部を形成し、この段差部に基材本体
の他端を重さね合せた状態で加熱融着することにより接
合して筒状の紙缶を製造することを要旨とするものであ
る。
成するため、紙基材の表裏面に樹脂を被覆した紙缶の基
材本体の一端を、湿気を与えた状態で基材の厚さ分だけ
屈曲変形させて段差部を形成し、この段差部に基材本体
の他端を重さね合せた状態で加熱融着することにより接
合して筒状の紙缶を製造することを要旨とするものであ
る。
【0008】また、前記基材本体の一端に形成した段差
部と基材本体の他端とを接着剤を介して一体的に接合し
たり、ホットメルトを介して一体的に接合したり、エチ
レンエチルアクリレートと無水マレイン酸との反応物を
介して一体的に接合するものである。
部と基材本体の他端とを接着剤を介して一体的に接合し
たり、ホットメルトを介して一体的に接合したり、エチ
レンエチルアクリレートと無水マレイン酸との反応物を
介して一体的に接合するものである。
【0009】
【発明の作用】この発明は上記のように構成され、紙缶
の筒状部を構成する表裏を50μ程度のポリエチレンま
たはポリプロピレンでコートされた厚紙(厚さ0.1mm
〜5.0mm)で構成された基材本体の一端を屈曲させ
て、紙の厚さ分程度の接着代の段差部を形成し、この段
差部に基材の他端をラップさせるように重合させて、一
体的に接合させることにより、紙缶内面に段差を形成す
ることなく平滑面を形成でき、これにより、攪拌機の攪
拌翼が引っ掛かりを排除できる結果、紙缶の歪みや応力
破壊から守れて、紙缶自体の混練時の耐久性を向上させ
ることが出来るものである。
の筒状部を構成する表裏を50μ程度のポリエチレンま
たはポリプロピレンでコートされた厚紙(厚さ0.1mm
〜5.0mm)で構成された基材本体の一端を屈曲させ
て、紙の厚さ分程度の接着代の段差部を形成し、この段
差部に基材の他端をラップさせるように重合させて、一
体的に接合させることにより、紙缶内面に段差を形成す
ることなく平滑面を形成でき、これにより、攪拌機の攪
拌翼が引っ掛かりを排除できる結果、紙缶の歪みや応力
破壊から守れて、紙缶自体の混練時の耐久性を向上させ
ることが出来るものである。
【0010】また、基材本体の端末部同志を接合させる
場合、従来と同様な単なる端末部同志を重ね合せた状態
で接着剤により接着したのでは、接合加工に時間と手間
がかかり、加工途中で接合部が剥離してしまうことか
ら、この発明では簡単に、しかも強力な接合手段により
シール接着を行うものである。
場合、従来と同様な単なる端末部同志を重ね合せた状態
で接着剤により接着したのでは、接合加工に時間と手間
がかかり、加工途中で接合部が剥離してしまうことか
ら、この発明では簡単に、しかも強力な接合手段により
シール接着を行うものである。
【0011】
【発明の実施例】以下、添付図面に基づき、この発明の
実施例を説明する。なお、従来例と同一構成要素は、同
一符号を付して説明は省略する。図1は、この発明を実
施した紙基材の表裏面に樹脂を被覆した紙缶の基材本体
10の端末部における接合部の一部斜視図を示し、この
実施例では、予め基材本体10の一端10aを、湿気を
与えた状態で基材の厚さ分だけ外側に屈曲変形させて段
差部11(凹み)を形成する。そして、この段差部11
に基材本体10の他端10bを重さね合せた状態で加熱
融着することにより接合して、容器1の内壁面に接合部
の段差が無く平滑に仕上げて構成されている。
実施例を説明する。なお、従来例と同一構成要素は、同
一符号を付して説明は省略する。図1は、この発明を実
施した紙基材の表裏面に樹脂を被覆した紙缶の基材本体
10の端末部における接合部の一部斜視図を示し、この
実施例では、予め基材本体10の一端10aを、湿気を
与えた状態で基材の厚さ分だけ外側に屈曲変形させて段
差部11(凹み)を形成する。そして、この段差部11
に基材本体10の他端10bを重さね合せた状態で加熱
融着することにより接合して、容器1の内壁面に接合部
の段差が無く平滑に仕上げて構成されている。
【0012】前記基材本体10の端末部の接着方法とし
ては、上記のように熱融着の他、接着剤や、ホットメル
ト及びこの発明の実施例であるエチレンエチルアクリレ
ートと無水マレイン酸との反応物のシートを介して一体
的に接合するものである。以下、紙缶の製造方法の具体
的な実施例を以下に説明する。まず、紙基材の成型は、
基材本体10の端末部同志をラップ成型する時に、紙同
志を圧着することは生産技術的に困難を伴うものであ
る。
ては、上記のように熱融着の他、接着剤や、ホットメル
ト及びこの発明の実施例であるエチレンエチルアクリレ
ートと無水マレイン酸との反応物のシートを介して一体
的に接合するものである。以下、紙缶の製造方法の具体
的な実施例を以下に説明する。まず、紙基材の成型は、
基材本体10の端末部同志をラップ成型する時に、紙同
志を圧着することは生産技術的に困難を伴うものであ
る。
【0013】また、紙基材の両面にポリエチレンコート
(樹脂被覆)してあるときは、ポリエチレンの融着反応
を利用して熱により接着させることができるが、試験的
にカットサンプルを融着させる事はできても、成型品を
確実に漏洩しないように完全接着させることはできなか
った。また、紙同志を重ね合わせて、圧着して平滑面を
高圧の下に強制的に成型しようとしても、紙の繊維の構
造を破壊してしまうだけで、実現できなかった。そこ
で、紙の接合内面を平滑に仕上げるために、ラップ成型
位置を、上記のように事前に段差部11に予備成型して
おくことが成形作業に好適であることが判った。
(樹脂被覆)してあるときは、ポリエチレンの融着反応
を利用して熱により接着させることができるが、試験的
にカットサンプルを融着させる事はできても、成型品を
確実に漏洩しないように完全接着させることはできなか
った。また、紙同志を重ね合わせて、圧着して平滑面を
高圧の下に強制的に成型しようとしても、紙の繊維の構
造を破壊してしまうだけで、実現できなかった。そこ
で、紙の接合内面を平滑に仕上げるために、ラップ成型
位置を、上記のように事前に段差部11に予備成型して
おくことが成形作業に好適であることが判った。
【0014】上記の段差部11の予備成型の方法は、図
2に示すような加熱,加圧装置12を用いることにより
行い、この加熱,加圧装置12は、80℃〜90℃の間
で加熱温度を保つことが可能な上モールド13aと下モ
ールド13bとの間に、基材本体10の厚みの溝14を
持つものを用い、基材本体10と接触するモールド面
は、離型紙15を介在させるか、テフロン処理を施して
置く事が好ましい。この実施例で用いる上モールド13
aと下モールド13bとは平板であるが、具体的な成型
の場合は曲率があっても良いし、屈曲部分があっても良
く、目的とする成型体に便利な形状で構成することが出
来るものである。
2に示すような加熱,加圧装置12を用いることにより
行い、この加熱,加圧装置12は、80℃〜90℃の間
で加熱温度を保つことが可能な上モールド13aと下モ
ールド13bとの間に、基材本体10の厚みの溝14を
持つものを用い、基材本体10と接触するモールド面
は、離型紙15を介在させるか、テフロン処理を施して
置く事が好ましい。この実施例で用いる上モールド13
aと下モールド13bとは平板であるが、具体的な成型
の場合は曲率があっても良いし、屈曲部分があっても良
く、目的とする成型体に便利な形状で構成することが出
来るものである。
【0015】次に、紙の基材本体10は、セルローズ繊
維であるから、成型する前に上述したように、基材本体
10の一端10aに湿気を与えておくと容易に段差の形
成が出来る。即ち、紙基材に湿気を与えておくことによ
り、紙は熱処理されると柔軟性が出来ると共に、素直に
モールドの指定する形状に変形され、かつ繊維の破壊や
破断が起きない。また、湿気を与える手段としては、紙
を水中に浸漬しても良いし、高湿の中に晒しておいても
良い。
維であるから、成型する前に上述したように、基材本体
10の一端10aに湿気を与えておくと容易に段差の形
成が出来る。即ち、紙基材に湿気を与えておくことによ
り、紙は熱処理されると柔軟性が出来ると共に、素直に
モールドの指定する形状に変形され、かつ繊維の破壊や
破断が起きない。また、湿気を与える手段としては、紙
を水中に浸漬しても良いし、高湿の中に晒しておいても
良い。
【0016】また水中に浸漬する場合は、実験の結果で
は一分程度で十分であった。湿気を与えないで、強制的
に変形した場合は、紙の屈曲部に亀裂が入り、厚みも不
安定になってカラム成型に適さないことが判った。実際
に円筒状紙缶の端末部の接着を行う場合について説明す
ると、上記のように加熱,加圧装置12を用いて行うこ
とが出来る。加熱方法は、電熱または蒸気熱を用いる方
法でも、高周波加熱の方法でもよく、一定条件の熱処理
が行えればどの様な方法でも結果は同じであった。ま
た、加熱面に緩衝材または保護材を付設しても結果的に
は影響が無かった。被着体の被熱効果が定量化されてい
れば、媒体の制限は特に特別な物は何もない。
は一分程度で十分であった。湿気を与えないで、強制的
に変形した場合は、紙の屈曲部に亀裂が入り、厚みも不
安定になってカラム成型に適さないことが判った。実際
に円筒状紙缶の端末部の接着を行う場合について説明す
ると、上記のように加熱,加圧装置12を用いて行うこ
とが出来る。加熱方法は、電熱または蒸気熱を用いる方
法でも、高周波加熱の方法でもよく、一定条件の熱処理
が行えればどの様な方法でも結果は同じであった。ま
た、加熱面に緩衝材または保護材を付設しても結果的に
は影響が無かった。被着体の被熱効果が定量化されてい
れば、媒体の制限は特に特別な物は何もない。
【0017】実際に円筒状紙缶の端末部の接着を行う場
合には、普通のポリエチレンまたはポリプロピレン樹脂
のシートを用いることは、結果的に不可である。分子量
が小さく直鎖型の低融点の高分子材料を用いても、高融
着温度と高生産性下での均一接着が不可能であった。材
料の性質上、基材の厚み精度が不安定になるため、この
ような状況が生じてしまう。そこで、接着シートの代わ
りに接着剤を使用する試みをしたが、接着剤の乾燥時間
が長時間に及び不適合であった。この製造プロセスの接
着作業は、作業現場で実行された時、生産性が著しく低
下した。
合には、普通のポリエチレンまたはポリプロピレン樹脂
のシートを用いることは、結果的に不可である。分子量
が小さく直鎖型の低融点の高分子材料を用いても、高融
着温度と高生産性下での均一接着が不可能であった。材
料の性質上、基材の厚み精度が不安定になるため、この
ような状況が生じてしまう。そこで、接着シートの代わ
りに接着剤を使用する試みをしたが、接着剤の乾燥時間
が長時間に及び不適合であった。この製造プロセスの接
着作業は、作業現場で実行された時、生産性が著しく低
下した。
【0018】紙質のような厚み精度が不安定なもの同志
を接着させる場合、比較的低温(100℃±20℃)で
接着と同時にシール効果を発揮するもの、なお且つ、接
合時点で瞬間的に接着力を発揮するものが適しており、
ホットメルト接着剤が適していた。そこで、ポリエチレ
ンにアクリル酸エチルを共重合させた共重合体、エチレ
ンエチルアクリレートに無水マレイン酸を反応させた改
質ポリエチレンのホットメルト接着剤を接着シートとし
て用いた場合、円筒状紙缶の端末部の接着に満足すべき
結果を得た。
を接着させる場合、比較的低温(100℃±20℃)で
接着と同時にシール効果を発揮するもの、なお且つ、接
合時点で瞬間的に接着力を発揮するものが適しており、
ホットメルト接着剤が適していた。そこで、ポリエチレ
ンにアクリル酸エチルを共重合させた共重合体、エチレ
ンエチルアクリレートに無水マレイン酸を反応させた改
質ポリエチレンのホットメルト接着剤を接着シートとし
て用いた場合、円筒状紙缶の端末部の接着に満足すべき
結果を得た。
【0019】この共重合体は(日本ユニカー(株)製、G
B301と言う商品名で市販されている)メルトインデ
ックス4.0、引張強さ60kg/cm2 、伸び(1,10
0%、硬度16、融点80℃、脆化温度−75℃以下、
接着適性温度90℃、耐熱温度50℃の性能であった。
T型剥離試験片に条件はして、180℃,予熱5分,圧
力30Kg /cm2の条件で作成し、23℃下でスピード1
00mm/分で測定した結果、接着強度は、対軟質塩ビ
6.0kg/cm、硬質塩ビ9.0kg/cm、無コート厚紙
(1 mm厚,0.05 Kg/cm) 、ポリエチレン50μコート厚
紙(1 mm厚,0.6Kg/cm) 硬質ポリエチレン5.4 Kg/cm で
あった。厚紙との接着強度はいずれも繊維の材料破断に
なった。
B301と言う商品名で市販されている)メルトインデ
ックス4.0、引張強さ60kg/cm2 、伸び(1,10
0%、硬度16、融点80℃、脆化温度−75℃以下、
接着適性温度90℃、耐熱温度50℃の性能であった。
T型剥離試験片に条件はして、180℃,予熱5分,圧
力30Kg /cm2の条件で作成し、23℃下でスピード1
00mm/分で測定した結果、接着強度は、対軟質塩ビ
6.0kg/cm、硬質塩ビ9.0kg/cm、無コート厚紙
(1 mm厚,0.05 Kg/cm) 、ポリエチレン50μコート厚
紙(1 mm厚,0.6Kg/cm) 硬質ポリエチレン5.4 Kg/cm で
あった。厚紙との接着強度はいずれも繊維の材料破断に
なった。
【0020】この接着剤は、あらかじめシートで事前成
型し、局部に積層して処理する方法と、押し出しコーテ
ィング法で局部に直接打設する方法とがある。また、他
の樹脂と混合して強度等の改良を行う事もできる。次
に、基材本体10の端末部の形状としては、円筒状紙缶
の接合部における接着の仕上がりに影響する問題がある
ため、図3の(a)〜(g)に示すように種々の形状に
基づき、加熱,加圧装置12を用いて接着試験を行って
みた。図3(a)は、85℃、50kg/cm2 、1分加圧
スペーサーなし、図3(b)は、85℃、25kg/cm
2 、1分加圧 スペーサーなし、図3(c)は、85
℃、僅少kg/cm2 、1分加圧 スペーサーあり、図3
(d)は、85℃、僅少kg/cm2 、1分加圧 スペーサ
ーあり、図3(e)は、85℃、僅少kg/cm2 、1分加
圧 スペーサーあり、図3(f)は、85℃、僅少kg/
cm2 、1分加圧 スペーサーあり、図3(g)は、85
℃、僅少kg/cm2 、1分加圧 スペーサーあり、 図3(a)〜(c)は、切端をそのまま加工せずに接着
したものである。特に(a)及び(b)は、特に紙の厚
みを保護するスペーサーなしで接着したものである。
(c)は、特に紙の厚みを保護するスペーサーを装着し
て、接着したものである。(d)及び(e)は、一方の
紙の先端を細くして攪拌ばねの抵抗を小さくする形状を
試みたものである。特に(e)は、敢えて凹みが出来る
ようにV型の接合部を与えたものである。(f)は、一
方の端に折り返しを付けた。(g)は、両端に折り返し
を付けた。以上の対策はいづれも接着状況に問題は生じ
なかった。
型し、局部に積層して処理する方法と、押し出しコーテ
ィング法で局部に直接打設する方法とがある。また、他
の樹脂と混合して強度等の改良を行う事もできる。次
に、基材本体10の端末部の形状としては、円筒状紙缶
の接合部における接着の仕上がりに影響する問題がある
ため、図3の(a)〜(g)に示すように種々の形状に
基づき、加熱,加圧装置12を用いて接着試験を行って
みた。図3(a)は、85℃、50kg/cm2 、1分加圧
スペーサーなし、図3(b)は、85℃、25kg/cm
2 、1分加圧 スペーサーなし、図3(c)は、85
℃、僅少kg/cm2 、1分加圧 スペーサーあり、図3
(d)は、85℃、僅少kg/cm2 、1分加圧 スペーサ
ーあり、図3(e)は、85℃、僅少kg/cm2 、1分加
圧 スペーサーあり、図3(f)は、85℃、僅少kg/
cm2 、1分加圧 スペーサーあり、図3(g)は、85
℃、僅少kg/cm2 、1分加圧 スペーサーあり、 図3(a)〜(c)は、切端をそのまま加工せずに接着
したものである。特に(a)及び(b)は、特に紙の厚
みを保護するスペーサーなしで接着したものである。
(c)は、特に紙の厚みを保護するスペーサーを装着し
て、接着したものである。(d)及び(e)は、一方の
紙の先端を細くして攪拌ばねの抵抗を小さくする形状を
試みたものである。特に(e)は、敢えて凹みが出来る
ようにV型の接合部を与えたものである。(f)は、一
方の端に折り返しを付けた。(g)は、両端に折り返し
を付けた。以上の対策はいづれも接着状況に問題は生じ
なかった。
【0021】この発明では、以上詳述したような種々の
実験に基づき製作したもので、紙缶の筒状部を構成する
表裏をポリエチレンまたはポリプロピレンでコートされ
た厚紙(厚さ0.1mm〜5.0mm)で構成された基材本
体10の一端10aを屈曲させて、紙の厚さ分程度の接
着代の段差部11(凹み)を形成し、この段差部11に
基材本体10の他端10bをラップさせるように重合さ
せて、一体的に接合させることにより、紙缶内面に段差
を形成することなく平滑面を形成でき、これにより、攪
拌機の攪拌翼の引っ掛かりを排除できる結果、紙缶の歪
みや接着部破損から守れて、紙缶自体の耐久性を向上さ
せることが出来た。
実験に基づき製作したもので、紙缶の筒状部を構成する
表裏をポリエチレンまたはポリプロピレンでコートされ
た厚紙(厚さ0.1mm〜5.0mm)で構成された基材本
体10の一端10aを屈曲させて、紙の厚さ分程度の接
着代の段差部11(凹み)を形成し、この段差部11に
基材本体10の他端10bをラップさせるように重合さ
せて、一体的に接合させることにより、紙缶内面に段差
を形成することなく平滑面を形成でき、これにより、攪
拌機の攪拌翼の引っ掛かりを排除できる結果、紙缶の歪
みや接着部破損から守れて、紙缶自体の耐久性を向上さ
せることが出来た。
【0022】
【発明の効果】この発明は、上記のように紙基材の表裏
面に樹脂を被覆した紙缶の基材本体の一端を、湿気を与
えた状態で基材の厚さ分だけ屈曲変形させて段差部を形
成し、この段差部に基材本体の他端を重さね合せた状態
で加熱融着することにより接合して筒状の紙缶を製造す
るので、紙缶筒状部の接合部内壁面に段差を付けること
なく平滑に接合させて、容器を損傷させたり、破損させ
ることなく内容物を効率良く攪拌することが出来る効果
があり、更に産業廃棄物の効果的な対策が可能となる効
果がある。
面に樹脂を被覆した紙缶の基材本体の一端を、湿気を与
えた状態で基材の厚さ分だけ屈曲変形させて段差部を形
成し、この段差部に基材本体の他端を重さね合せた状態
で加熱融着することにより接合して筒状の紙缶を製造す
るので、紙缶筒状部の接合部内壁面に段差を付けること
なく平滑に接合させて、容器を損傷させたり、破損させ
ることなく内容物を効率良く攪拌することが出来る効果
があり、更に産業廃棄物の効果的な対策が可能となる効
果がある。
【0023】特に、基材本体の一端形成した段差部と基
材本体の他端とをエチレンエチルアクリレートと無水マ
レイン酸との反応物を介して一体的に接合することによ
り、加工途中で接合部が剥離してしまうことがなく、簡
単に、しかも強力な接合手段によりシールと接着を確実
に行うことが出来る効果がある。
材本体の他端とをエチレンエチルアクリレートと無水マ
レイン酸との反応物を介して一体的に接合することによ
り、加工途中で接合部が剥離してしまうことがなく、簡
単に、しかも強力な接合手段によりシールと接着を確実
に行うことが出来る効果がある。
【図1】この発明を実施した紙基材の表裏面に樹脂を被
覆した紙缶の基材本体の端末部における接合部の一部斜
視図である。
覆した紙缶の基材本体の端末部における接合部の一部斜
視図である。
【図2】加熱,加圧装置の断面説明図である。
【図3】(a)〜(g)は、加熱,加圧装置を用いて接
着試験を行った円筒状紙缶の接合部における種々の形態
の説明図である。
着試験を行った円筒状紙缶の接合部における種々の形態
の説明図である。
【図4】従来の攪拌機の概略構成図である。
【図5】従来の攪拌機に容器をセットして攪拌する場合
の説明図である。
の説明図である。
【図6】従来の攪拌機に容器をセットして攪拌する場合
の説明図である。
の説明図である。
10 紙缶の基材本体 10a 基材本体の
一端 10b 基材本体の他端 11 段差部
一端 10b 基材本体の他端 11 段差部
Claims (4)
- 【請求項1】 紙基材の表裏面に樹脂を被覆した紙缶の
基材本体の一端を、湿気を与えた状態で基材の厚さ分だ
け屈曲変形させて段差部を形成し、この段差部に基材本
体の他端を重さね合せた状態で加熱融着することにより
接合して筒状の紙缶を製造することを特徴とするシーリ
ング材の紙缶の製造方法。 - 【請求項2】 前記基材本体の一端に形成した段差部と
基材本体の他端とを接着剤を介して一体的に接合する請
求項1に記載のシーリング材の紙缶の製造方法。 - 【請求項3】 前記基材本体の一端に形成した段差部と
基材本体の他端とをホットメルトを介して一体的に接合
する請求項1に記載のシーリング材の紙缶の製造方法。 - 【請求項4】 前記基材本体の一端に形成した段差部と
基材本体の他端とをエチレンエチルアクリレートと無水
マレイン酸とのの反応物のシートを介して一体的に接合
する請求項1に記載のシーリング材の紙缶の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5336420A JPH07195584A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | シーリング材の紙缶の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5336420A JPH07195584A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | シーリング材の紙缶の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07195584A true JPH07195584A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=18298947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5336420A Pending JPH07195584A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | シーリング材の紙缶の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07195584A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017502826A (ja) * | 2013-12-11 | 2017-01-26 | インベント ウムウェルト− ウント フェルファーレンステヒニック アーゲー | 排水処理槽における水流形成用の撹拌部材および撹拌装置 |
| CN106892175A (zh) * | 2015-12-17 | 2017-06-27 | Ptm 包装工具机器私人有限公司 | 容器和用于生成容器的方法 |
| WO2020246840A1 (ko) * | 2019-06-07 | 2020-12-10 | 이헌국 | 종이 빨대 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5336420A patent/JPH07195584A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017502826A (ja) * | 2013-12-11 | 2017-01-26 | インベント ウムウェルト− ウント フェルファーレンステヒニック アーゲー | 排水処理槽における水流形成用の撹拌部材および撹拌装置 |
| CN106892175A (zh) * | 2015-12-17 | 2017-06-27 | Ptm 包装工具机器私人有限公司 | 容器和用于生成容器的方法 |
| US10589890B2 (en) | 2015-12-17 | 2020-03-17 | Ptm Packaging Tools Machinery Pte. Ltd. | Container and method for producing a container |
| WO2020246840A1 (ko) * | 2019-06-07 | 2020-12-10 | 이헌국 | 종이 빨대 |
| KR20200140739A (ko) * | 2019-06-07 | 2020-12-16 | 이헌국 | 종이 빨대 |
| US12179456B2 (en) | 2019-06-07 | 2024-12-31 | Lee & B Inc. | Paper straw |
| US12179455B2 (en) | 2019-06-07 | 2024-12-31 | Lee &B Inc. | Paper straw manufacturing method and paper straw manufacturing system |
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