JPH07197024A - 強誘電性液晶組成物及び液晶素子 - Google Patents
強誘電性液晶組成物及び液晶素子Info
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- JPH07197024A JPH07197024A JP4302422A JP30242292A JPH07197024A JP H07197024 A JPH07197024 A JP H07197024A JP 4302422 A JP4302422 A JP 4302422A JP 30242292 A JP30242292 A JP 30242292A JP H07197024 A JPH07197024 A JP H07197024A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 一般式(I)
【化1】
で表される光学活性化合物を少なくとも一種、一般式
(II) 【化2】 (式中、R4 及びR5 は同一又は異なって6〜10の炭
素数を有するアルキル基を表す。)で表される化合物を
少なくとも一種含有し、少なくともキラルネマティック
相、スメクティックA相、およびキラルスメクティック
C相を示すことを特徴とする強誘電性液晶組成物。 【効果】 室温でスメクティックC相を示し、INAC
相系列を示し、適切な屈折率異方性、良好な化学的安定
性、良好な光安定性、高速応答性を有する強誘電性液晶
組成物およびそれを用いた液晶素子が提供される。
(II) 【化2】 (式中、R4 及びR5 は同一又は異なって6〜10の炭
素数を有するアルキル基を表す。)で表される化合物を
少なくとも一種含有し、少なくともキラルネマティック
相、スメクティックA相、およびキラルスメクティック
C相を示すことを特徴とする強誘電性液晶組成物。 【効果】 室温でスメクティックC相を示し、INAC
相系列を示し、適切な屈折率異方性、良好な化学的安定
性、良好な光安定性、高速応答性を有する強誘電性液晶
組成物およびそれを用いた液晶素子が提供される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は強誘電性液晶組成物およ
びそれを用いた液晶素子に関する。
びそれを用いた液晶素子に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、最も広く用いられている液晶表示
素子は液晶のネマチック相を利用したものである。しか
し、ツイステッドネマチック(TN)型液晶表示素子は
ライン数の増加に伴ってコントラストが低下するので、
2000×2000ライン等の大容量表示素子を作ることは困難
である。このTN型液晶表示素子を改良するためスーパ
ーツイステッドネマチック(STN)型液晶表示素子、
ダブルスーパーツイステッドネマチック(DSTN)型
液晶表示素子が開発されているが、ライン数の増加と共
にコントラスト、応答速度が低下するので、現状では 8
00×1024ライン程度の表示容量が限界である。
素子は液晶のネマチック相を利用したものである。しか
し、ツイステッドネマチック(TN)型液晶表示素子は
ライン数の増加に伴ってコントラストが低下するので、
2000×2000ライン等の大容量表示素子を作ることは困難
である。このTN型液晶表示素子を改良するためスーパ
ーツイステッドネマチック(STN)型液晶表示素子、
ダブルスーパーツイステッドネマチック(DSTN)型
液晶表示素子が開発されているが、ライン数の増加と共
にコントラスト、応答速度が低下するので、現状では 8
00×1024ライン程度の表示容量が限界である。
【0003】また、基板上に薄膜トランジスタ(TF
T)を配列したアクティブマトリックス方式の液晶表示
素子も開発され、1000×1000ライン等の大容量表示が可
能になったが、一方、製造プロセスが長く、歩留りの低
下も生じやすく、製造コストが非常に高くなるという欠
点を有している。近年、前記ネマチック相を利用した液
晶表示素子に加えてスメクチック相を利用した種々の表
示モードの研究も盛んに行われており、特に、強誘電性
液晶表示素子(N. A. Clark, et al., appl. Phys. Let
t., 36, 899(1980).)が有望視されている。この表示方
法は強誘電性液晶であるカイラルスメクチックC相、カ
イラルスメクチックI相などを利用するものであり、メ
モリー性を利用する方式であることから、応答速度の向
上にともなって表示の大容量化が可能であり、また薄膜
トランジスタなどのアクティブ素子を必要としないこと
から、製造コストも上がらない。また上記の強誘電性液
晶素子は視角が広いという長所も兼ね備えており、2000
×2000ライン等の大容量表示用の素子として大いに有望
視されている。
T)を配列したアクティブマトリックス方式の液晶表示
素子も開発され、1000×1000ライン等の大容量表示が可
能になったが、一方、製造プロセスが長く、歩留りの低
下も生じやすく、製造コストが非常に高くなるという欠
点を有している。近年、前記ネマチック相を利用した液
晶表示素子に加えてスメクチック相を利用した種々の表
示モードの研究も盛んに行われており、特に、強誘電性
液晶表示素子(N. A. Clark, et al., appl. Phys. Let
t., 36, 899(1980).)が有望視されている。この表示方
法は強誘電性液晶であるカイラルスメクチックC相、カ
イラルスメクチックI相などを利用するものであり、メ
モリー性を利用する方式であることから、応答速度の向
上にともなって表示の大容量化が可能であり、また薄膜
トランジスタなどのアクティブ素子を必要としないこと
から、製造コストも上がらない。また上記の強誘電性液
晶素子は視角が広いという長所も兼ね備えており、2000
×2000ライン等の大容量表示用の素子として大いに有望
視されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記スメクチックC相
を利用した強誘電性液晶表示に用いる液晶材料は室温付
近を中心に広い温度範囲でスメクチックC相を呈する必
要があるのはもちろんのこと、そのほかにも種々の条件
を満たすことが必要である。まず、大容量表示を行うた
めにデバイス特性として高速応答性が必要で、この観点
から液晶材料には高い自発分極と低い粘性とが要求され
る。また、液晶セルに適用した場合に良好な配向性と双
安定性とを得るために、IAC(Isotropic-Smectic A-
Smectic C)またはINAC(Isotropic-Nematic-Smecti
c A-Smectic C)という相系列を液晶材料が呈することが
必要であり、かつネマチック相及びスメクチックC相の
螺旋ピッチがセル厚に比べて十分長いことが必要であ
る。コントラスト、明るさの点からは強誘電性液晶のチ
ルト角が大きいことが望まれる。更に、誘電異方性、屈
折率、比抵抗などを最適化することも必要となる。ま
た、良好な化学的安定性、光安定性を有することが必要
である。
を利用した強誘電性液晶表示に用いる液晶材料は室温付
近を中心に広い温度範囲でスメクチックC相を呈する必
要があるのはもちろんのこと、そのほかにも種々の条件
を満たすことが必要である。まず、大容量表示を行うた
めにデバイス特性として高速応答性が必要で、この観点
から液晶材料には高い自発分極と低い粘性とが要求され
る。また、液晶セルに適用した場合に良好な配向性と双
安定性とを得るために、IAC(Isotropic-Smectic A-
Smectic C)またはINAC(Isotropic-Nematic-Smecti
c A-Smectic C)という相系列を液晶材料が呈することが
必要であり、かつネマチック相及びスメクチックC相の
螺旋ピッチがセル厚に比べて十分長いことが必要であ
る。コントラスト、明るさの点からは強誘電性液晶のチ
ルト角が大きいことが望まれる。更に、誘電異方性、屈
折率、比抵抗などを最適化することも必要となる。ま
た、良好な化学的安定性、光安定性を有することが必要
である。
【0005】しかしながら、現在のところ単一化合物で
望まれる条件をすべて満たすことは不可能であり、通
常、複数の化合物を混合して液晶組成物として素子に適
用している。実用可能な条件を満たす液晶組成物を作製
するためには多様な性質をもった数多くの単品液晶化合
物が必要となり、ときには、それ自身液晶性を示さない
化合物が液晶組成物の成分として有用となる可能性もあ
る。
望まれる条件をすべて満たすことは不可能であり、通
常、複数の化合物を混合して液晶組成物として素子に適
用している。実用可能な条件を満たす液晶組成物を作製
するためには多様な性質をもった数多くの単品液晶化合
物が必要となり、ときには、それ自身液晶性を示さない
化合物が液晶組成物の成分として有用となる可能性もあ
る。
【0006】本発明はこのような状況下でなされたもの
であり、動作温度範囲が広く、良好な配向性、メモリ性
を示し、かつ、室温で高速応答性を示し、適切なチルト
角、屈折率異方性を有し、良好な化学的安定性、光安定
性を有する強誘電性液晶組成物およびそれを用いた液晶
素子を提供するものである。
であり、動作温度範囲が広く、良好な配向性、メモリ性
を示し、かつ、室温で高速応答性を示し、適切なチルト
角、屈折率異方性を有し、良好な化学的安定性、光安定
性を有する強誘電性液晶組成物およびそれを用いた液晶
素子を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、一般式
(I)
(I)
【0008】
【化3】 で表される光学活性化合物を少なくとも一種、一般式
(II)
(II)
【0009】
【化4】 (式中、R4 及びR5 は同一又は異なって6〜10の炭
素数を有するアルキル基を表す。)で表される化合物を
少なくとも一種含有し、少なくともキラルネマティック
相、スメクティックA相、およびキラルスメクティック
C相を示すことを特徴とする強誘電性液晶組成物が提供
される。
素数を有するアルキル基を表す。)で表される化合物を
少なくとも一種含有し、少なくともキラルネマティック
相、スメクティックA相、およびキラルスメクティック
C相を示すことを特徴とする強誘電性液晶組成物が提供
される。
【0010】さらに、絶縁性基板、導電性、配向制御層
および上記強誘電性液晶組成物よりなる液晶素子が提供
される。上記一般式(I)の化合物は、文献未記載の化
合物である。一般式(I)で表される光学活性化合物に
は、種々の立体異性体があるが、いずれも本発明に用い
ることができ、立体異性体を混合してもよい。
および上記強誘電性液晶組成物よりなる液晶素子が提供
される。上記一般式(I)の化合物は、文献未記載の化
合物である。一般式(I)で表される光学活性化合物に
は、種々の立体異性体があるが、いずれも本発明に用い
ることができ、立体異性体を混合してもよい。
【0011】ここで、R1 の1〜15の炭素数を有する
アルキル基は、具体的にはメチル、エチル、n−プロピ
ル、n−ブチル、iso−ブチル、n−ペンチル、is
o−ペンチル、n−ヘキシル、iso−ヘキシル、n−
ヘプチル、iso−ヘプチル、n−オクチル、iso−
オクチル、n−ノニル、iso−ノニル、n−デシル、
iso−デシル、n−ウンデシル、iso−ウンデシ
ル、n−ドデシル、iso−ドデシル、n−トリデシ
ル、iso−トリデシル、n−テトラデシル、iso−
テトラデシル、n−ペンタデシル、iso−ペンタデシ
ルなどのアルキル基が挙げられる。R2 およびR3 は水
素原子または1〜10の炭素数を有するアルキル基は、
具体的にはメチル、エチル、n−プロピル、n−ブチ
ル、iso−ブチル、n−ペンチル、iso−ペンチ
ル、n−ヘキシル、iso−ヘキシル、n−ヘプチル、
iso−ヘプチル、n−オクチル、iso−オクチル、
n−ノニル、iso−ノニル、n−デシル、iso−デ
シルなどのアルキル基が挙げられる。R4 およびR5 は
水素原子または6〜10の炭素数を有するアルキル基
は、具体的にはn−ヘキシル、iso−ヘキシル、n−
ヘプチル、iso−ヘプチル、n−オクチル、iso−
オクチル、n−ノニル、iso−ノニル、n−デシル、
iso−デシルなどのアルキル基が挙げられる。
アルキル基は、具体的にはメチル、エチル、n−プロピ
ル、n−ブチル、iso−ブチル、n−ペンチル、is
o−ペンチル、n−ヘキシル、iso−ヘキシル、n−
ヘプチル、iso−ヘプチル、n−オクチル、iso−
オクチル、n−ノニル、iso−ノニル、n−デシル、
iso−デシル、n−ウンデシル、iso−ウンデシ
ル、n−ドデシル、iso−ドデシル、n−トリデシ
ル、iso−トリデシル、n−テトラデシル、iso−
テトラデシル、n−ペンタデシル、iso−ペンタデシ
ルなどのアルキル基が挙げられる。R2 およびR3 は水
素原子または1〜10の炭素数を有するアルキル基は、
具体的にはメチル、エチル、n−プロピル、n−ブチ
ル、iso−ブチル、n−ペンチル、iso−ペンチ
ル、n−ヘキシル、iso−ヘキシル、n−ヘプチル、
iso−ヘプチル、n−オクチル、iso−オクチル、
n−ノニル、iso−ノニル、n−デシル、iso−デ
シルなどのアルキル基が挙げられる。R4 およびR5 は
水素原子または6〜10の炭素数を有するアルキル基
は、具体的にはn−ヘキシル、iso−ヘキシル、n−
ヘプチル、iso−ヘプチル、n−オクチル、iso−
オクチル、n−ノニル、iso−ノニル、n−デシル、
iso−デシルなどのアルキル基が挙げられる。
【0012】一般式(I)で表される化合物は、X2 =
-COO- の場合、次に示すような方法で製造することがで
きる。一般式(III)
-COO- の場合、次に示すような方法で製造することがで
きる。一般式(III)
【0013】
【化5】 (式中、各記号は、式(I)の記号と同一意味、但し H
alは塩素、臭素、ヨウ素などのハロゲンを表す。)で表
される化合物および一般式(IV)
alは塩素、臭素、ヨウ素などのハロゲンを表す。)で表
される化合物および一般式(IV)
【0014】
【化6】 (R2 及びR3 は式(I)における定義と同一意味)で
表される化合物を反応させることにより、目的とする一
般式(I)で表される化合物を得ることができる。この
反応は、有機塩基、例えば、ピリジン、トリエチルアミ
ン等の存在下、塩化メチレン、トルエン、キシレン等の
有機溶媒中で−20〜80℃の温度で行うことができる。
表される化合物を反応させることにより、目的とする一
般式(I)で表される化合物を得ることができる。この
反応は、有機塩基、例えば、ピリジン、トリエチルアミ
ン等の存在下、塩化メチレン、トルエン、キシレン等の
有機溶媒中で−20〜80℃の温度で行うことができる。
【0015】一般式(I)で表される化合物は、X2 =
-CH2O-の場合、次に示すような方法で製造することがで
きる。一般式(V)
-CH2O-の場合、次に示すような方法で製造することがで
きる。一般式(V)
【0016】
【化7】 (式中、各記号は式(I)における定義と同一意味、但
しYは塩素、臭素、ヨウ素のようなハロゲン原子または
トシル基を表す。)で表される化合物を前記一般式(I
V)で表される化合物と反応させることにより、目的と
する前記一般式(I)で表される化合物を得ることがで
きる。この反応は、一般式(IV)の化合物にアルカリ金
属水素化物、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの
塩基を作用させた後、一般式(V)の化合物を加えるこ
とにより行うことができる。
しYは塩素、臭素、ヨウ素のようなハロゲン原子または
トシル基を表す。)で表される化合物を前記一般式(I
V)で表される化合物と反応させることにより、目的と
する前記一般式(I)で表される化合物を得ることがで
きる。この反応は、一般式(IV)の化合物にアルカリ金
属水素化物、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの
塩基を作用させた後、一般式(V)の化合物を加えるこ
とにより行うことができる。
【0017】一般式(I)で表される光学活性化合物は
必ずしも液晶相を示さないが、スメクティックC相を示
すノンカイラルスメクチック液晶化合物または組成物、
あるいはキラルスメクティックC相を示す液晶化合物ま
たは組成物と組み合わせて用いることができる。スメク
チックC相の広い温度範囲、INAC相系列、適度なチ
ルト角、適度な屈折率異方性を実現させるための液晶性
化合物としては、それ自体公知の種々の液晶性化合物を
用いることができる。しかし前記一般式(II)の化合物
は安定なスメクチックC相を示しやすく、また、スメク
チックC相の上にスメクチックA相やネマチック相を示
しやすい。また、粘度も低く、融点も低く実用的であ
る。加えて、屈折率異方性も0.13〜0.14程度と適度な値
を示す。また、化学的にも安定であり、光に対する安定
性も良く、着色もない。
必ずしも液晶相を示さないが、スメクティックC相を示
すノンカイラルスメクチック液晶化合物または組成物、
あるいはキラルスメクティックC相を示す液晶化合物ま
たは組成物と組み合わせて用いることができる。スメク
チックC相の広い温度範囲、INAC相系列、適度なチ
ルト角、適度な屈折率異方性を実現させるための液晶性
化合物としては、それ自体公知の種々の液晶性化合物を
用いることができる。しかし前記一般式(II)の化合物
は安定なスメクチックC相を示しやすく、また、スメク
チックC相の上にスメクチックA相やネマチック相を示
しやすい。また、粘度も低く、融点も低く実用的であ
る。加えて、屈折率異方性も0.13〜0.14程度と適度な値
を示す。また、化学的にも安定であり、光に対する安定
性も良く、着色もない。
【0018】一般式(I)で表される化合物の液晶組成
物中での添加量は 0.1〜10重量%が好ましく、 0.5〜5
重量%が特に好ましい。添加量が10重量%より多い場合
には添加した化合物が強誘電液晶組成物中で結晶化す
る、スメクチックC相の上限温度が低下する、などの実
用上の問題が生じる場合が多く、添加量が 0.1%重量以
下では応答速度に対して十分な効果が得られない。
物中での添加量は 0.1〜10重量%が好ましく、 0.5〜5
重量%が特に好ましい。添加量が10重量%より多い場合
には添加した化合物が強誘電液晶組成物中で結晶化す
る、スメクチックC相の上限温度が低下する、などの実
用上の問題が生じる場合が多く、添加量が 0.1%重量以
下では応答速度に対して十分な効果が得られない。
【0019】なお、前記強誘電性液晶組成物は式(I)
(II)の化合物以外のそれ自体公知の液晶化合物を選択
し適宜添加して作製してもよい。次に、本発明の強誘電
性液晶素子について説明する。図1は本発明の強誘電性
液晶組成物を用いた液晶素子の例を示す断面図である。
(II)の化合物以外のそれ自体公知の液晶化合物を選択
し適宜添加して作製してもよい。次に、本発明の強誘電
性液晶素子について説明する。図1は本発明の強誘電性
液晶組成物を用いた液晶素子の例を示す断面図である。
【0020】図1は透過型表示素子の1例であり、1お
よび2は絶縁性基板、3及び4は導電性膜、5は絶縁性
膜、6は配向制御層、7はシール剤、8は強誘電性液
晶、9は偏光板を示す。1及び2の絶縁性基板としては
透光性の基板が用いられ、通常ガラス基板が使われる。
1及び2の絶縁性基板にはそれぞれInO3.SnO2.I
TO(Indium-Tin Oxide)などの導電性薄膜からなる所
定のパターンの透明電極3、4が形成される。
よび2は絶縁性基板、3及び4は導電性膜、5は絶縁性
膜、6は配向制御層、7はシール剤、8は強誘電性液
晶、9は偏光板を示す。1及び2の絶縁性基板としては
透光性の基板が用いられ、通常ガラス基板が使われる。
1及び2の絶縁性基板にはそれぞれInO3.SnO2.I
TO(Indium-Tin Oxide)などの導電性薄膜からなる所
定のパターンの透明電極3、4が形成される。
【0021】その上に通常、絶縁性膜5が形成される
が、これは場合によっては省略できる。絶縁性膜5は例
えば、SiO2,SiNx,Al2 O3などの無機系薄膜、ポ
リイミド、フォトレジスト樹脂、高分子液晶などの有機
系薄膜などを用いることができる。絶縁性膜5が無機系
薄膜の場合には蒸着法、スパッタ法、CVD(Chemical
Vapar Deposition)法、あるいは溶液塗布法などによっ
て形成できる。また、絶縁性膜5が有機系薄膜の場合に
は有機物質を溶かした溶液またはその前駆体溶液を用い
て、スピンナー塗布法、浸せき塗布法、スクリーン印刷
法、ロール塗布法、などで塗布し、所定の硬化条件(加
熱、光照射など)で硬化させ形成する方法、あるいは蒸
着法、スパッタ法、CVD法などで形成したり、LB
(Langumuir-Blodgett)法などで形成することもでき
る。
が、これは場合によっては省略できる。絶縁性膜5は例
えば、SiO2,SiNx,Al2 O3などの無機系薄膜、ポ
リイミド、フォトレジスト樹脂、高分子液晶などの有機
系薄膜などを用いることができる。絶縁性膜5が無機系
薄膜の場合には蒸着法、スパッタ法、CVD(Chemical
Vapar Deposition)法、あるいは溶液塗布法などによっ
て形成できる。また、絶縁性膜5が有機系薄膜の場合に
は有機物質を溶かした溶液またはその前駆体溶液を用い
て、スピンナー塗布法、浸せき塗布法、スクリーン印刷
法、ロール塗布法、などで塗布し、所定の硬化条件(加
熱、光照射など)で硬化させ形成する方法、あるいは蒸
着法、スパッタ法、CVD法などで形成したり、LB
(Langumuir-Blodgett)法などで形成することもでき
る。
【0022】絶縁性膜5の上には配向制御層6が形成さ
れる。ただし、絶縁性膜5が省略された場合には導電性
膜3及び4の上に直接配向制御層6が形成される。配向
制御層には無機系の層を用いる場合と有機系の層を用い
る場合とがある。無機系の配向制御層を用いる場合、よ
く用いられる方法としては酸化ケイ素の斜め蒸着があ
る。また、回転蒸着などの方法を用いることもできる。
有機系の配向制御層を用いる場合、ナイロン、ポリビニ
ルアルコール、ポリイミド等を用いることができ、通
常、この上をラビングする。また、高分子液晶、LB膜
を用いて配向させたり、磁場による配向、スペーサエッ
ジ法による配向、なども可能である。また、SiO2,S
iNx などを蒸着法、スパッタ法、CVD法などによっ
て形成し、その上をラビングする方法も可能である。
れる。ただし、絶縁性膜5が省略された場合には導電性
膜3及び4の上に直接配向制御層6が形成される。配向
制御層には無機系の層を用いる場合と有機系の層を用い
る場合とがある。無機系の配向制御層を用いる場合、よ
く用いられる方法としては酸化ケイ素の斜め蒸着があ
る。また、回転蒸着などの方法を用いることもできる。
有機系の配向制御層を用いる場合、ナイロン、ポリビニ
ルアルコール、ポリイミド等を用いることができ、通
常、この上をラビングする。また、高分子液晶、LB膜
を用いて配向させたり、磁場による配向、スペーサエッ
ジ法による配向、なども可能である。また、SiO2,S
iNx などを蒸着法、スパッタ法、CVD法などによっ
て形成し、その上をラビングする方法も可能である。
【0023】次に2枚の絶縁性基板を張り合わせ、液晶
を注入して強誘電性液晶素子とする。以上図1において
は画素数1のスイッチング素子として説明したが、本発
明の強誘電性液晶及び液晶素子は大容量マトリクスの表
示装置に適用可能であり、この場合には図2の平面模式
図に示すように上下基板の配線をマトリクス型に組み合
わせて用いる。このようなマトリクス型液晶素子はこれ
まで提案されている各種駆動法(例えば、特開昭64-593
89) よって駆動できる。
を注入して強誘電性液晶素子とする。以上図1において
は画素数1のスイッチング素子として説明したが、本発
明の強誘電性液晶及び液晶素子は大容量マトリクスの表
示装置に適用可能であり、この場合には図2の平面模式
図に示すように上下基板の配線をマトリクス型に組み合
わせて用いる。このようなマトリクス型液晶素子はこれ
まで提案されている各種駆動法(例えば、特開昭64-593
89) よって駆動できる。
【0024】
【作用】一般式(I)で表される化合物はその強誘電性
液晶組成物の自発分極を増大させて応答速度を高速化さ
せ、一般式(II)で表される化合物は前記組成物のカイ
ラルスメクチックC相を呈する温度範囲を広げ、粘度を
低下させ、INAC相系列を実現させる。
液晶組成物の自発分極を増大させて応答速度を高速化さ
せ、一般式(II)で表される化合物は前記組成物のカイ
ラルスメクチックC相を呈する温度範囲を広げ、粘度を
低下させ、INAC相系列を実現させる。
【0025】これらの化合物を適切な割合で混合するこ
とにより、各種性能のバランスのとれた強誘電性液晶組
成物を作製することができ、この液晶組成物を用いるこ
とにより高性能の強誘電性液晶素子を作製することがで
きる。
とにより、各種性能のバランスのとれた強誘電性液晶組
成物を作製することができ、この液晶組成物を用いるこ
とにより高性能の強誘電性液晶素子を作製することがで
きる。
【0026】
合成例1 (2R,3R,1’R)−テトラヒドロ−3−ブチル−
2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−
(4’’’−ヘキシルオキシビフェニル−4’’−カル
ボニルオキシ)エチル]フランの合成
2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−
(4’’’−ヘキシルオキシビフェニル−4’’−カル
ボニルオキシ)エチル]フランの合成
【0027】
【化8】 4−ヘキシルオキシ−4−ビフェニルカルボン酸クロリ
ド0.57g(1.8ミリモル)と(2R,3R,1’R)−テ
トラヒドロ−3−ブチル−2−(2’,2’,2’−ト
リフルオロ−1’−ヒドロキシエチル)フラン0.34g
(1.5ミリモル)のトルエン溶液5ml中に無水ピリジン1
mlを加え、室温で18時間反応させた。この反応溶液に3
規定の塩酸を加えて反応を停止し、エーテルにより抽出
した。次いで、飽和炭酸水素ナトリウム溶液及び飽和食
塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
エーテルを減圧留去した後、シリカゲルカラムクロマト
グラフィーで生成し、目的化合物である(2R,3R,
1’R)−テトラヒドロ−3−ブチル−2−[2’,
2’,2’−トリフルオロ−1’−(4’’’−ヘキシ
ルオキシビフェニル−4’’−カルボニルオキシ)エチ
ル]フラン0.53g(1.0ミリモル)を得た。得られた化合
物の物理的性質を以下に示す。 分子式: C29H37F3 O4 1 H−NMR;δ(ppm) 0.83(t, J=6.9Hz, 3H) 0.92(t, J=7.3Hz, 3H) 1.18〜1.70(m, 14H) 1.76〜1.89(m, 2H) 2.03〜2.18(m, 1H) 2.22〜2.36(m, 1H) 3.83〜3.91(m, 2H) 3.97〜4.08(m, 1H) 4.01(t, J=6.5Hz, 2H) 5.62(dq, J=6.5Hz, 7.0Hz, 3H) 6.99(d, J=8.7Hz, 2H) 7.57(d, J=8.8Hz, 2H) 7.66(d, J=8.5Hz, 2H) 8.11(d, J=8.5Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -74.10(d, J=7.1Hz) IR(cm-1) 1740,1605,1500,1250,1180,1035 質量分析 m/e(M+ ) 計算値 506.2644 実測値 506.2644 [α]26 D =+23.2°(C=1.05,CHCl3 )
ド0.57g(1.8ミリモル)と(2R,3R,1’R)−テ
トラヒドロ−3−ブチル−2−(2’,2’,2’−ト
リフルオロ−1’−ヒドロキシエチル)フラン0.34g
(1.5ミリモル)のトルエン溶液5ml中に無水ピリジン1
mlを加え、室温で18時間反応させた。この反応溶液に3
規定の塩酸を加えて反応を停止し、エーテルにより抽出
した。次いで、飽和炭酸水素ナトリウム溶液及び飽和食
塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
エーテルを減圧留去した後、シリカゲルカラムクロマト
グラフィーで生成し、目的化合物である(2R,3R,
1’R)−テトラヒドロ−3−ブチル−2−[2’,
2’,2’−トリフルオロ−1’−(4’’’−ヘキシ
ルオキシビフェニル−4’’−カルボニルオキシ)エチ
ル]フラン0.53g(1.0ミリモル)を得た。得られた化合
物の物理的性質を以下に示す。 分子式: C29H37F3 O4 1 H−NMR;δ(ppm) 0.83(t, J=6.9Hz, 3H) 0.92(t, J=7.3Hz, 3H) 1.18〜1.70(m, 14H) 1.76〜1.89(m, 2H) 2.03〜2.18(m, 1H) 2.22〜2.36(m, 1H) 3.83〜3.91(m, 2H) 3.97〜4.08(m, 1H) 4.01(t, J=6.5Hz, 2H) 5.62(dq, J=6.5Hz, 7.0Hz, 3H) 6.99(d, J=8.7Hz, 2H) 7.57(d, J=8.8Hz, 2H) 7.66(d, J=8.5Hz, 2H) 8.11(d, J=8.5Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -74.10(d, J=7.1Hz) IR(cm-1) 1740,1605,1500,1250,1180,1035 質量分析 m/e(M+ ) 計算値 506.2644 実測値 506.2644 [α]26 D =+23.2°(C=1.05,CHCl3 )
【0028】合成例2 (2S,3S,1’S)−テトラヒドロ−3−ブチル−
2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−
(4’’−(5’’’ドデシル−2’’’−ピリミジニ
ル)フェニル−1’’−カルボニルオキシ)エチル]フ
ランの合成
2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−
(4’’−(5’’’ドデシル−2’’’−ピリミジニ
ル)フェニル−1’’−カルボニルオキシ)エチル]フ
ランの合成
【0029】
【化9】 4−(5’−ドデシル−2’−ピリミジニル)安息香酸
クロリド0.56g(1.4ミリモル)と(2S,3S,1’
S)−テトラヒドロ−3−ブチル−2−(2’,2’,
2’−トリフルオロ−1’−ヒドロキシエチル)フラン
0.27g(1.2ミリモル)を用い、合成例1と同様の操作を
行い、目的化合物である(2S,3S,1’S)−テト
ラヒドロ−3−ブチル−2−[2’,2’,2’−トリ
フルオロ−1’−(4’’−(5’’’ドデシル−
2’’’−ピリミジニル)フェニル−1’’−カルボニ
ルオキシ)エチル]フラン0.43g(0.8ミリモル)を得
た。得られた化合物の物理的性質を以下に示す。 分子式: C33H47O3 N2 1 H−NMR;δ(ppm) 0.83〜0.96(m, 6H) 1.19〜1.45(m, 22H) 1.52〜1.75(m, 5H) 2.07〜2.22(m, 1H) 2.24〜2.39(m, 1H) 2.66(t, J=7.6Hz, 2H) 3.87(dt, J=2.6Hz, 6.7Hz, 2H) 4.06(t, J=5.6Hz, 1H) 5.63(dq, J=6.6Hz, 7.0Hz, 1H) 8.18(d, J=8.5Hz, 2H) 8.54(d, J=8.5Hz, 2H) 8.67(s, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -74.06(d, J=7.0Hz) IR(cm-1) 1740,1610,1430, 1245, 1180, 1090 [α]26 D =−17.7°(C=1.02,CHCl3 )
クロリド0.56g(1.4ミリモル)と(2S,3S,1’
S)−テトラヒドロ−3−ブチル−2−(2’,2’,
2’−トリフルオロ−1’−ヒドロキシエチル)フラン
0.27g(1.2ミリモル)を用い、合成例1と同様の操作を
行い、目的化合物である(2S,3S,1’S)−テト
ラヒドロ−3−ブチル−2−[2’,2’,2’−トリ
フルオロ−1’−(4’’−(5’’’ドデシル−
2’’’−ピリミジニル)フェニル−1’’−カルボニ
ルオキシ)エチル]フラン0.43g(0.8ミリモル)を得
た。得られた化合物の物理的性質を以下に示す。 分子式: C33H47O3 N2 1 H−NMR;δ(ppm) 0.83〜0.96(m, 6H) 1.19〜1.45(m, 22H) 1.52〜1.75(m, 5H) 2.07〜2.22(m, 1H) 2.24〜2.39(m, 1H) 2.66(t, J=7.6Hz, 2H) 3.87(dt, J=2.6Hz, 6.7Hz, 2H) 4.06(t, J=5.6Hz, 1H) 5.63(dq, J=6.6Hz, 7.0Hz, 1H) 8.18(d, J=8.5Hz, 2H) 8.54(d, J=8.5Hz, 2H) 8.67(s, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -74.06(d, J=7.0Hz) IR(cm-1) 1740,1610,1430, 1245, 1180, 1090 [α]26 D =−17.7°(C=1.02,CHCl3 )
【0030】合成例3 (2R,3R,1’R)−テトラヒドロ−3−ブチル−
2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−[トラ
ンス−4−(4’−オクチルオキシ−1’−フェニル)
シクロヘキサン−1−カルボニルオキシ]エチル]フラ
ンの合成
2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−[トラ
ンス−4−(4’−オクチルオキシ−1’−フェニル)
シクロヘキサン−1−カルボニルオキシ]エチル]フラ
ンの合成
【0031】
【化10】 トランス−4−(4’−オクチルオキシ−1’−フェニ
ル)シクロヘキサン−1−カルボン酸クロリド0.79g
(2.3ミリモル)と(2R,3R,1’R)−テトラヒド
ロ−3−ブチル−2−(2’,2’,2’−トリフルオ
ロ−1’−ヒドロキシエチル)フラン0.44g(1.9ミリモ
ル)を用い、合成例1と同様の操作を行い、目的化合物
である(2R,3R,1’R)−テトラヒドロ−3−ブ
チル−2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−
[トランス−4−(4’−オクチルオキシ−1’−フェ
ニル)シクロヘキサン−1−カルボニルオキシ]エチ
ル]フラン0.79g(1.5ミリモル)を得た。得られた化合
物の物理的性質を以下に示す。 分子式: C31H45F3 O4 1 H−NMR;δ(ppm) 0.86〜0.94(m, 6H) 1.18〜1.81(m, 22H) 1.93〜2.22(m, 5H) 2.39〜2.57(m, 2H) 3.83〜2.91(m, 2H) 3.93(t, J=6.5Hz, 2H) 5.36(dq, J=7.0Hz, 7.0Hz, 1H) 6.83(d, J=8.6Hz, 2H) 7.10(d, J=8.6Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -74.24(d, J=7.1Hz) IR(cm-1) 1760,1615,1515, 1250, 1180 [α]27 D =−21.6°(C=1.05,CHCl3 )
ル)シクロヘキサン−1−カルボン酸クロリド0.79g
(2.3ミリモル)と(2R,3R,1’R)−テトラヒド
ロ−3−ブチル−2−(2’,2’,2’−トリフルオ
ロ−1’−ヒドロキシエチル)フラン0.44g(1.9ミリモ
ル)を用い、合成例1と同様の操作を行い、目的化合物
である(2R,3R,1’R)−テトラヒドロ−3−ブ
チル−2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−
[トランス−4−(4’−オクチルオキシ−1’−フェ
ニル)シクロヘキサン−1−カルボニルオキシ]エチ
ル]フラン0.79g(1.5ミリモル)を得た。得られた化合
物の物理的性質を以下に示す。 分子式: C31H45F3 O4 1 H−NMR;δ(ppm) 0.86〜0.94(m, 6H) 1.18〜1.81(m, 22H) 1.93〜2.22(m, 5H) 2.39〜2.57(m, 2H) 3.83〜2.91(m, 2H) 3.93(t, J=6.5Hz, 2H) 5.36(dq, J=7.0Hz, 7.0Hz, 1H) 6.83(d, J=8.6Hz, 2H) 7.10(d, J=8.6Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -74.24(d, J=7.1Hz) IR(cm-1) 1760,1615,1515, 1250, 1180 [α]27 D =−21.6°(C=1.05,CHCl3 )
【0032】合成例4 (2R,4S,1’S)−テトラヒドロ−4−プロピル
−2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−
(4’’’−ヘキシルオキシビフェニル−4’’−メチ
レンオキシ)エチル]フランの合成
−2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−
(4’’’−ヘキシルオキシビフェニル−4’’−メチ
レンオキシ)エチル]フランの合成
【0033】
【化11】 (2R,4S,1’S)−テトラヒドロ−4−プロピル
−2−(2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−ヒド
ロキシエチル)フラン0.19g(0.9ミリモル)のテトラヒ
ドロフラン(3ml)溶液を60%水酸化ナトリウム0.04g
(1.1ミリモル)のテトラヒドロフラン(3ml)溶液に窒
素雰囲気下、0℃で滴下し、30分攪拌した。次に、4’
−クロロメチル−4−ヘキシルオキシビフェニル0.33g
(1.1ml)のテトロヒドロフラン(5ml)、ジメチルスル
ホキシト(5ml)の混合溶液を室温で滴下し、20時間反
応した。この反応溶液に蒸留水を加えて反応を停止しエ
ーテルにより抽出した。次いで、飽和食塩水で洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。エーテルを減圧留去
した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し、目的化合物である(2R,4S,1’S)−テトラ
ヒドロ−4−プロピル−2−[2’,2’,2’−トリ
フルオロ−1’−(4’’’−ヘキシルオキシビフェニ
ル−4’’−メチレンオキシ)エチル]フラン0.40g
(0.8ミリモル)を得た。得られた化合物の物理的性質を
以下に示す。 分子式: C28H37F3 O3 1 H−NMR;δ(ppm) 0.83〜0.98(m, 6H) 1.22〜1.70(m, 11H) 1.73〜1.92(m, 3H) 2.18〜2.35(m, 1H) 3.39(dd, J=6.9Hz, 8.3Hz, 1H) 3.66(dq, J=4.7Hz, 7.0Hz, 1H) 3.99(t, J=6.6Hz, 2H) 3.97〜4.06(m, 1H) 4.17〜4.26(m, 1H) 4.71(d, J=11.4Hz, 1H) 4.92(d, J=11.4Hz, 1H) 6.96(d, J=8.8Hz, 2H) 7.41(d, J=8.2Hz, 2H) 7.51(d, J=8.8Hz, 2H) 7.54(d, J=8.3Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -72.99(d, J=7.0Hz) IR(cm-1) 1610,1505,1250, 1140 [α]24 D =−13.8°(C=1.06,CHCl3 )
−2−(2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−ヒド
ロキシエチル)フラン0.19g(0.9ミリモル)のテトラヒ
ドロフラン(3ml)溶液を60%水酸化ナトリウム0.04g
(1.1ミリモル)のテトラヒドロフラン(3ml)溶液に窒
素雰囲気下、0℃で滴下し、30分攪拌した。次に、4’
−クロロメチル−4−ヘキシルオキシビフェニル0.33g
(1.1ml)のテトロヒドロフラン(5ml)、ジメチルスル
ホキシト(5ml)の混合溶液を室温で滴下し、20時間反
応した。この反応溶液に蒸留水を加えて反応を停止しエ
ーテルにより抽出した。次いで、飽和食塩水で洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。エーテルを減圧留去
した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し、目的化合物である(2R,4S,1’S)−テトラ
ヒドロ−4−プロピル−2−[2’,2’,2’−トリ
フルオロ−1’−(4’’’−ヘキシルオキシビフェニ
ル−4’’−メチレンオキシ)エチル]フラン0.40g
(0.8ミリモル)を得た。得られた化合物の物理的性質を
以下に示す。 分子式: C28H37F3 O3 1 H−NMR;δ(ppm) 0.83〜0.98(m, 6H) 1.22〜1.70(m, 11H) 1.73〜1.92(m, 3H) 2.18〜2.35(m, 1H) 3.39(dd, J=6.9Hz, 8.3Hz, 1H) 3.66(dq, J=4.7Hz, 7.0Hz, 1H) 3.99(t, J=6.6Hz, 2H) 3.97〜4.06(m, 1H) 4.17〜4.26(m, 1H) 4.71(d, J=11.4Hz, 1H) 4.92(d, J=11.4Hz, 1H) 6.96(d, J=8.8Hz, 2H) 7.41(d, J=8.2Hz, 2H) 7.51(d, J=8.8Hz, 2H) 7.54(d, J=8.3Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -72.99(d, J=7.0Hz) IR(cm-1) 1610,1505,1250, 1140 [α]24 D =−13.8°(C=1.06,CHCl3 )
【0034】合成例5 (2R,3R,1’R)−テトラヒドロ−3−ブチル−
2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−
(4’’−ヘキシルオキシビフェニル−4’’−メチレ
ンオキシ)エチル]フランの合成
2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−
(4’’−ヘキシルオキシビフェニル−4’’−メチレ
ンオキシ)エチル]フランの合成
【0035】
【化12】 (2R,3R,1’R)−テトラヒドロ−3−ブチル−
2−(2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−ヒドロ
キシエチル)フラン0.34g(1.5ミリモル)と4’−クロ
ロメチル−4−ヘキシルオキシビフェニル0.55g(1.8ミ
リモル)を用い、合成例4と同様の操作を行って目的化
合物である(2R,3R,1’R)−テトラヒドロ−3
−ブチル−2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−
1’−(4’’−ヘキシルオキシビフェニル−4’’−
メチレンオキシ)エチル]フラン0.68gを得た。
2−(2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−ヒドロ
キシエチル)フラン0.34g(1.5ミリモル)と4’−クロ
ロメチル−4−ヘキシルオキシビフェニル0.55g(1.8ミ
リモル)を用い、合成例4と同様の操作を行って目的化
合物である(2R,3R,1’R)−テトラヒドロ−3
−ブチル−2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−
1’−(4’’−ヘキシルオキシビフェニル−4’’−
メチレンオキシ)エチル]フラン0.68gを得た。
【0036】得られた化合物の物理的性質を以下に示
す。 分子式: C29H39F3 O3 1 H−NMR;δ(ppm) 0.80〜0.99(m, 6H) 1.18〜1.65(m, 13H) 1.76〜1.88(m, 2H) 1.98〜2.16(m, 1H) 2.27〜2.42(m, 1H) 3.78〜3.95(m, 4H) 3.99(t, J=6.6Hz, 2H) 4.68(d, J=11.1Hz, 1H) 4.86(d, J=11.1Hz, 1H) 6.96(d, J=8.8Hz, 2H) 7.38(d, J=8.2Hz, 2H) 7.51(d, J=8.6Hz, 2H) 7.54(d, J=7.9Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -73.95(d, J=7.1Hz) IR(cm-1) 1610,1505,1270, 1250, 1170 質量分析 m/e(M+ ) 計算値 492.2851 実測値 492.2867 [α]28 D =+11.8°(C=1.08,CHCl3 )
す。 分子式: C29H39F3 O3 1 H−NMR;δ(ppm) 0.80〜0.99(m, 6H) 1.18〜1.65(m, 13H) 1.76〜1.88(m, 2H) 1.98〜2.16(m, 1H) 2.27〜2.42(m, 1H) 3.78〜3.95(m, 4H) 3.99(t, J=6.6Hz, 2H) 4.68(d, J=11.1Hz, 1H) 4.86(d, J=11.1Hz, 1H) 6.96(d, J=8.8Hz, 2H) 7.38(d, J=8.2Hz, 2H) 7.51(d, J=8.6Hz, 2H) 7.54(d, J=7.9Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -73.95(d, J=7.1Hz) IR(cm-1) 1610,1505,1270, 1250, 1170 質量分析 m/e(M+ ) 計算値 492.2851 実測値 492.2867 [α]28 D =+11.8°(C=1.08,CHCl3 )
【0037】合成例6 (2S,3S,1’R)−テトラヒドロ−3−ブチル−
2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−
(4’’’−ヘキシルオキシビフェニル−4’’−カル
ボニルオキシ)エチル]フランの合成
2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−
(4’’’−ヘキシルオキシビフェニル−4’’−カル
ボニルオキシ)エチル]フランの合成
【0038】
【化13】 4’−ヘキシルオキシ−4−ビフェニルカルボン酸クロ
リド0.61g(1.9ミリモル)と(2S,3S,1’R)−
テトラヒドロ−3−ブチル−2−(2’,2’,2’,
−トリフルオロ−1’−ヒドロキシエチル)フラン0.37
g(1.6ミリモル)を用い、合成例1と同様の操作を行
い、目的化合物である(2S,3S,1’R)−テトラ
ヒドロ−3−ブチル−2−[2’,2’,2’,−トリ
フルオロ−1’−(4’’’−ヘキシルオキシビフェニ
ル−4’’−カルボニルオキシ)エチル]フラン0.68g
(1.3ミリモル)を得た。得られた化合物の物理的性質を
以下に示す。 分子式: C29H37F3 O4 1 H−NMR;δ(ppm) 0.84〜1.02(m, 6H) 1.21〜1.70(m, 13H) 1.75〜1.89(m, 2H) 1.97〜2.17(m, 2H) 3.80〜4.08(m, 3H) 4.01(t, J=6.5Hz, 2H) 5.59(dq, J=2.9Hz, 7.3Hz, 1H) 6.99(d, J=8.8Hz, 2H) 7.56(d, J=8.7Hz, 2H) 7.66(d, J=8.6Hz, 2H) 8.16(d, J=8.6Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -74.03(d, J=7.3Hz) IR(cm-1) 1730,1610,1500, 1260, 1180, 1090 質量分析 m/e(M+ ) 計算値 506.2644 実測値 506.2641 [α]27 D =−75.0°(C=1.05,CHCl3 )
リド0.61g(1.9ミリモル)と(2S,3S,1’R)−
テトラヒドロ−3−ブチル−2−(2’,2’,2’,
−トリフルオロ−1’−ヒドロキシエチル)フラン0.37
g(1.6ミリモル)を用い、合成例1と同様の操作を行
い、目的化合物である(2S,3S,1’R)−テトラ
ヒドロ−3−ブチル−2−[2’,2’,2’,−トリ
フルオロ−1’−(4’’’−ヘキシルオキシビフェニ
ル−4’’−カルボニルオキシ)エチル]フラン0.68g
(1.3ミリモル)を得た。得られた化合物の物理的性質を
以下に示す。 分子式: C29H37F3 O4 1 H−NMR;δ(ppm) 0.84〜1.02(m, 6H) 1.21〜1.70(m, 13H) 1.75〜1.89(m, 2H) 1.97〜2.17(m, 2H) 3.80〜4.08(m, 3H) 4.01(t, J=6.5Hz, 2H) 5.59(dq, J=2.9Hz, 7.3Hz, 1H) 6.99(d, J=8.8Hz, 2H) 7.56(d, J=8.7Hz, 2H) 7.66(d, J=8.6Hz, 2H) 8.16(d, J=8.6Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -74.03(d, J=7.3Hz) IR(cm-1) 1730,1610,1500, 1260, 1180, 1090 質量分析 m/e(M+ ) 計算値 506.2644 実測値 506.2641 [α]27 D =−75.0°(C=1.05,CHCl3 )
【0039】合成例7 (2S,3S,1’R)−テトラヒドロ−3−ブチル−
2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−
(4’’’−ヘキシルオキシビフェニル−4’’−メチ
レンオキシ)エチル]フランの合成
2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−
(4’’’−ヘキシルオキシビフェニル−4’’−メチ
レンオキシ)エチル]フランの合成
【0040】
【化14】 (2S,3S,1’R)−テトラヒドロ−3−ブチル−
2−(2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−ヒドロ
キシエチル)フラン0.37g(1.6ミリモル)と4’−クロ
ロメチル−4−ヘキシルオキシビフェニル0.58g(1.9ミ
リモル)を用い、合成例4と同様の操作を行い、目的化
合物である(2S,3S,1’R)−テトラヒドロ−3
−ブチル−2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−
1’−(4’’’−ヘキシルオキシビフェニル−4’’
−メチレンオキシ)エチル]フラン0.70g(1.4ミリモ
ル)を得た。得られた化合物の物理的性質を以下に示
す。分子式: C29H39F3 O3 1 H−NMR;δ(ppm) 0.79(t, J=6.8Hz, 3H) 0.91(t, J=6.9Hz, 3H) 1.01〜1.62(m, 13H) 1.74〜1.87(m, 2H) 1.94〜2.12(m, 2H) 3.65〜3.75(m, 2H) 3.83〜3.92(m, 2H) 4.00(t, J=6.6Hz, 2H) 4.63(d, J=11.7Hz, 1H) 4.96(d, J=11.7Hz, 1H) 6.97(d, J=8.8Hz, 2H) 7.40(d, J=8.2Hz, 2H) 7.51(d, J=8.7Hz, 2H) 7.56(d, J=8.3Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -72.75(d, J=7.2Hz) IR(cm-1) 1610,1505,1275, 1160, 1035 質量分析 m/e(M+ ) 計算値 492.2851 実測値 492.2864 [α]25 D =−44.7°(C=1.03,CHCl3 )
2−(2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−ヒドロ
キシエチル)フラン0.37g(1.6ミリモル)と4’−クロ
ロメチル−4−ヘキシルオキシビフェニル0.58g(1.9ミ
リモル)を用い、合成例4と同様の操作を行い、目的化
合物である(2S,3S,1’R)−テトラヒドロ−3
−ブチル−2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−
1’−(4’’’−ヘキシルオキシビフェニル−4’’
−メチレンオキシ)エチル]フラン0.70g(1.4ミリモ
ル)を得た。得られた化合物の物理的性質を以下に示
す。分子式: C29H39F3 O3 1 H−NMR;δ(ppm) 0.79(t, J=6.8Hz, 3H) 0.91(t, J=6.9Hz, 3H) 1.01〜1.62(m, 13H) 1.74〜1.87(m, 2H) 1.94〜2.12(m, 2H) 3.65〜3.75(m, 2H) 3.83〜3.92(m, 2H) 4.00(t, J=6.6Hz, 2H) 4.63(d, J=11.7Hz, 1H) 4.96(d, J=11.7Hz, 1H) 6.97(d, J=8.8Hz, 2H) 7.40(d, J=8.2Hz, 2H) 7.51(d, J=8.7Hz, 2H) 7.56(d, J=8.3Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -72.75(d, J=7.2Hz) IR(cm-1) 1610,1505,1275, 1160, 1035 質量分析 m/e(M+ ) 計算値 492.2851 実測値 492.2864 [α]25 D =−44.7°(C=1.03,CHCl3 )
【0041】合成例8 (2S,4R,1’S)−テトラヒドロ−4−プロピル
−2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−
(4’’’−ヘキシルオキシビフェニル−4’’−カル
ボニルオキシ)エチル]フランの合成
−2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−
(4’’’−ヘキシルオキシビフェニル−4’’−カル
ボニルオキシ)エチル]フランの合成
【0042】
【化15】 4’−ヘキシルオキシ−4−ビフェニルカルボン酸クロ
リド0.31g(0.1ミリモル)と(2S,4R,1’S)−
テトラヒドロ−4−プロピル−2−(2’,2’,2’
−トリフルオロ−1’−ヒドロキシエチル)フラン0.18
g(0.8ミリモル)を用い、合成例1と同様の操作を行
い、目的化合物である(2S,4R,1’S)−テトラ
ヒドロ−4−プロピル−2−[2’,2’,2’−トリ
フルオロ−1’−(4’’’−ヘキシルオキシビフェニ
ル−4’’−カルボニルオキシ)エチル]フラン0.16g
を得た。得られた化合物の物理的性質を以下に示す。 分子式: C28H35F3 O4 1 H−NMR;δ(ppm) 0.81〜0.97(m, 6H) 1.20〜1.57(m, 10H) 1.65〜1.79(m, 3H) 2.18〜2.33(m, 2H) 3.38(dd, J=6.8Hz, 8.3Hz, 1H) 3.95〜4.01(m, 1H) 4.01(t, J=6.6Hz, 2H) 4.45(dt, J=7.9Hz, 4.7Hz, 1H) 5.71(dq, J=4.7Hz, 7.2Hz, 1H) 7.00(d, J=8.8Hz, 2H) 7.57(d, J=8.7Hz, 2H) 7.66(d, J=8.5Hz, 2H) 8.11(d, J=8.4Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -74.50(d, J=7.2Hz) IR(cm-1) 1740,1610,1500, 1260, 1190 [α]26 D =−42.2°(C=0.79,CHCl3 )
リド0.31g(0.1ミリモル)と(2S,4R,1’S)−
テトラヒドロ−4−プロピル−2−(2’,2’,2’
−トリフルオロ−1’−ヒドロキシエチル)フラン0.18
g(0.8ミリモル)を用い、合成例1と同様の操作を行
い、目的化合物である(2S,4R,1’S)−テトラ
ヒドロ−4−プロピル−2−[2’,2’,2’−トリ
フルオロ−1’−(4’’’−ヘキシルオキシビフェニ
ル−4’’−カルボニルオキシ)エチル]フラン0.16g
を得た。得られた化合物の物理的性質を以下に示す。 分子式: C28H35F3 O4 1 H−NMR;δ(ppm) 0.81〜0.97(m, 6H) 1.20〜1.57(m, 10H) 1.65〜1.79(m, 3H) 2.18〜2.33(m, 2H) 3.38(dd, J=6.8Hz, 8.3Hz, 1H) 3.95〜4.01(m, 1H) 4.01(t, J=6.6Hz, 2H) 4.45(dt, J=7.9Hz, 4.7Hz, 1H) 5.71(dq, J=4.7Hz, 7.2Hz, 1H) 7.00(d, J=8.8Hz, 2H) 7.57(d, J=8.7Hz, 2H) 7.66(d, J=8.5Hz, 2H) 8.11(d, J=8.4Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -74.50(d, J=7.2Hz) IR(cm-1) 1740,1610,1500, 1260, 1190 [α]26 D =−42.2°(C=0.79,CHCl3 )
【0043】合成例9 (2R,4S,1’S)−テトラヒドロ−4−プロピル
−2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−
(4’’’−ヘキシルオキシビフェニル−4’’−カル
ボニルオキシ)エチル]フランの合成
−2−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−
(4’’’−ヘキシルオキシビフェニル−4’’−カル
ボニルオキシ)エチル]フランの合成
【0044】
【化16】 4’−ヘキシルオキシ−4−ビフェニルカルボン酸クロ
リド0.34g(1.1ミリモル)と(2R,4S,1’S)−
テトラヒドロ−4−プロピル−2−(2’,2’,2’
−トリフルオロ−1’−ヒドロキシエチル)フラン0.19
g(0.9ミリモル)を用い、合成例1と同様の操作を行
い、目的化合物である(2R,4S,1’S)−テトラ
ヒドロ−4−プロピル−2−[2’,2’,2’−トリ
フルオロ−1’−(4’’’−ヘキシルオキシビフェニ
ル−4’’−カルボニルオキシ)エチル]フラン0.27g
を得た。得られた化合物の物理的性質を以下に示す。 分子式: C28H35F3 O4 1 H−NMR;δ(ppm) 0.82〜1.01(m, 6H) 1.22〜1.56(m, 10H) 1.73〜1.83(m, 3H) 1.97〜2.07(m, 1H) 2.19〜2.33(m, 1H) 3.45(dd, J=6.6Hz, 8.3Hz, 1H) 4.01(t, J=6.5Hz, 2H) 3.95〜4.08(m, 1H) 4.44(dt, J=7.6Hz, 5.7Hz, 1H) 5.52(dq, J=5.4Hz, 7.1Hz, 1H) 6.99(d, J=8.7Hz, 2H) 7.56(d, J=8.7Hz, 2H) 7.65(d, J=8.4Hz, 2H) 8.15(d, J=8.3Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -73.95(d, J=7.0Hz) IR(cm-1) 1735, 1610,1500, 1260, 1180 [α]25 D =−64.4°(C=1.02,CHCl3 ) 実施例1
リド0.34g(1.1ミリモル)と(2R,4S,1’S)−
テトラヒドロ−4−プロピル−2−(2’,2’,2’
−トリフルオロ−1’−ヒドロキシエチル)フラン0.19
g(0.9ミリモル)を用い、合成例1と同様の操作を行
い、目的化合物である(2R,4S,1’S)−テトラ
ヒドロ−4−プロピル−2−[2’,2’,2’−トリ
フルオロ−1’−(4’’’−ヘキシルオキシビフェニ
ル−4’’−カルボニルオキシ)エチル]フラン0.27g
を得た。得られた化合物の物理的性質を以下に示す。 分子式: C28H35F3 O4 1 H−NMR;δ(ppm) 0.82〜1.01(m, 6H) 1.22〜1.56(m, 10H) 1.73〜1.83(m, 3H) 1.97〜2.07(m, 1H) 2.19〜2.33(m, 1H) 3.45(dd, J=6.6Hz, 8.3Hz, 1H) 4.01(t, J=6.5Hz, 2H) 3.95〜4.08(m, 1H) 4.44(dt, J=7.6Hz, 5.7Hz, 1H) 5.52(dq, J=5.4Hz, 7.1Hz, 1H) 6.99(d, J=8.7Hz, 2H) 7.56(d, J=8.7Hz, 2H) 7.65(d, J=8.4Hz, 2H) 8.15(d, J=8.3Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -73.95(d, J=7.0Hz) IR(cm-1) 1735, 1610,1500, 1260, 1180 [α]25 D =−64.4°(C=1.02,CHCl3 ) 実施例1
【0045】
【化17】
【0046】
【表1】 この光学活性化合物と表2
【0047】
【表2】 に示す液晶化合物を用いて表3
【0048】
【表3】 に示す組成の強誘電性液晶組成物 No.41〜45を作製し
た。作製した強誘電性液晶組成物の転移温度を表4
た。作製した強誘電性液晶組成物の転移温度を表4
【0049】
【表4】 に示す。作製した強誘電性液晶組成物はすべて室温でカ
イラルスメクチックC相を示し、かつINAC相系列を
示した。
イラルスメクチックC相を示し、かつINAC相系列を
示した。
【0050】実施例2 2枚のガラス基板上にITO膜を形成し、ポリイミド膜
を塗布し、ラビングした。次にこの2枚のガラス基板を
ラビング方向が同一になるようにセル厚2μmで張り合
わせ、強誘電性液晶組成物 No.41〜45をそれぞれ注入し
た。注入後いったん液晶組成物が等方性液体に変化する
温度にセルを加熱し、その後5℃/minで室温まで冷却す
ることにより良好な配向を有する強誘電性液晶素子を得
た。この強誘電性液晶素子を互いに直交する偏光板の間
に設置し、応答速度、チルト角、自発分極を測定した。
測定結果を表5
を塗布し、ラビングした。次にこの2枚のガラス基板を
ラビング方向が同一になるようにセル厚2μmで張り合
わせ、強誘電性液晶組成物 No.41〜45をそれぞれ注入し
た。注入後いったん液晶組成物が等方性液体に変化する
温度にセルを加熱し、その後5℃/minで室温まで冷却す
ることにより良好な配向を有する強誘電性液晶素子を得
た。この強誘電性液晶素子を互いに直交する偏光板の間
に設置し、応答速度、チルト角、自発分極を測定した。
測定結果を表5
【0051】
【表5】 に示す。なお、応答速度はV=±5V/μmの矩形波電
圧を印加したときの、電圧印加時から透過光量が0→50
%、0→90%、10→90%変化するまでの時間とした。
圧を印加したときの、電圧印加時から透過光量が0→50
%、0→90%、10→90%変化するまでの時間とした。
【0052】比較例 比較合成例1 (4S,1’S)−4−[2’,2’,2’−トリフル
オロ−1’−(4’’’−デシルオキシビフェニル−
4’’−カルボニルオキシ)エチル]−4−ブタノリド
の合成
オロ−1’−(4’’’−デシルオキシビフェニル−
4’’−カルボニルオキシ)エチル]−4−ブタノリド
の合成
【0053】
【化18】 4’−デシルオキシ−4−ビフェニルカルボン酸クロリ
ド0.99g(2.7ミリモル) と(4S,1’S)−4−
(2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−ヒドロキシ
エチル)−4−ブタノリド0.41g(2.2ミリモル)のトル
エン溶液5ml中に無水ピリジン2mlを加え、室温で14時
間反応させた。この反応溶液に3Nの塩酸を加えて反応
を停止させ、エーテルにより抽出した。次いで、飽和炭
酸水素ナトリウム溶液及び飽和食塩水で順次洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。エーテルを減圧留去し
た後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びエタノ
ールからの再結晶により精製し、目的化合物である(4
S,1’S)−4−[2’,2’,2’−トリフルオロ
−1’−(4’’’−デシルオキシビフェニル−4’’
−カルボニルオキシ)エチル]−4−ブタノリド0.95g
を得た。得られた化合物の物理的性質を以下に示す。 分子式: C29H35F3 O5 1 H−NMR;δ(ppm) 0.89(t, J=6.6Hz, 3H) 1.22〜1.57(m, 14H) 1.76〜1.87(m, 2H) 2.40〜2.71(m, 4H) 4.01(t, J=6.5Hz, 2H) 4.96(dt, J=4.0Hz, 7.0Hz, 1H) 5.94(dq, J=4.0Hz, 7.0Hz, 1H) 7.00(d, J=8.8Hz, 2H) 7.56(d, J=8.8Hz, 2H) 7.66(d, J=8.5Hz, 2H) 8.08(d, J=8.5Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -74.31(d, J=6.9Hz) IR(cm-1) 1800, 1745,1600, 1500, 1190, 1030 質量分析 m/e(M+ ) 計算値 520.2437 実測値 520.2469 [α]26 D =−70.0°(C=1.07,CHCl3 )
ド0.99g(2.7ミリモル) と(4S,1’S)−4−
(2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−ヒドロキシ
エチル)−4−ブタノリド0.41g(2.2ミリモル)のトル
エン溶液5ml中に無水ピリジン2mlを加え、室温で14時
間反応させた。この反応溶液に3Nの塩酸を加えて反応
を停止させ、エーテルにより抽出した。次いで、飽和炭
酸水素ナトリウム溶液及び飽和食塩水で順次洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。エーテルを減圧留去し
た後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー及びエタノ
ールからの再結晶により精製し、目的化合物である(4
S,1’S)−4−[2’,2’,2’−トリフルオロ
−1’−(4’’’−デシルオキシビフェニル−4’’
−カルボニルオキシ)エチル]−4−ブタノリド0.95g
を得た。得られた化合物の物理的性質を以下に示す。 分子式: C29H35F3 O5 1 H−NMR;δ(ppm) 0.89(t, J=6.6Hz, 3H) 1.22〜1.57(m, 14H) 1.76〜1.87(m, 2H) 2.40〜2.71(m, 4H) 4.01(t, J=6.5Hz, 2H) 4.96(dt, J=4.0Hz, 7.0Hz, 1H) 5.94(dq, J=4.0Hz, 7.0Hz, 1H) 7.00(d, J=8.8Hz, 2H) 7.56(d, J=8.8Hz, 2H) 7.66(d, J=8.5Hz, 2H) 8.08(d, J=8.5Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -74.31(d, J=6.9Hz) IR(cm-1) 1800, 1745,1600, 1500, 1190, 1030 質量分析 m/e(M+ ) 計算値 520.2437 実測値 520.2469 [α]26 D =−70.0°(C=1.07,CHCl3 )
【0054】比較合成例2 (4R,1’S)−4−[2’,2’,2’−トリフル
オロ−1’−(4’’’−デシルオキシビフェニル−
4’’−カルボニルオキシ)エチル]−4−ブタノリド
の合成
オロ−1’−(4’’’−デシルオキシビフェニル−
4’’−カルボニルオキシ)エチル]−4−ブタノリド
の合成
【0055】
【化19】 4’−デシルオキシ−4−ビフェニルカルボン酸クロリ
ド0.78g(2.1ミリモル) と(4R,1’S)−4−
(2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−ヒドロキシ
エチル)−4−ブタノリド0.32g(1.7ミリモル)のトル
エン溶液5ml中に無水ピリジン2mlを加え、室温で16時
間反応させた。次いで、合成例1と同様の後処理、精製
を行い、目的化合物である(4R,1’S)−4−
[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−(4’’’
−デシルオキシビフェニル−4’’−カルボニルオキ
シ)エチル]−4−ブタノリド 0.2gを得た。得られた
化合物の物理的性質を以下に示す。 分子式: C29H35F3 O5 1 H−NMR;δ(ppm) 0.89(t, J=6.4Hz, 3H) 1.20〜1.59(m, 14H) 1.76〜1.87(m, 2H) 2.09〜2.27(m, 1H) 2.43〜2.60(m, 3H) 4.01(t, J=6.5Hz, 2H) 5.01(dt, J=3.5Hz, 7.3Hz, 1H) 5.71(dq, J=3.5Hz, 6.7Hz, 1H) 7.00(d, J=8.7Hz, 2H) 7.56(d, J=8.7Hz, 2H) 7.67(d, J=8.4Hz, 2H) 8.12(d, J=8.5Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -74.12(d, J=6.8Hz) IR(cm-1) 1780, 1740,1605, 1500, 1190, 1030 質量分析 m/e(M+ ) 計算値 520.2437 実測値 520.2408 [α]27 D =−31.5°(C=1.01,CHCl3 )
ド0.78g(2.1ミリモル) と(4R,1’S)−4−
(2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−ヒドロキシ
エチル)−4−ブタノリド0.32g(1.7ミリモル)のトル
エン溶液5ml中に無水ピリジン2mlを加え、室温で16時
間反応させた。次いで、合成例1と同様の後処理、精製
を行い、目的化合物である(4R,1’S)−4−
[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−(4’’’
−デシルオキシビフェニル−4’’−カルボニルオキ
シ)エチル]−4−ブタノリド 0.2gを得た。得られた
化合物の物理的性質を以下に示す。 分子式: C29H35F3 O5 1 H−NMR;δ(ppm) 0.89(t, J=6.4Hz, 3H) 1.20〜1.59(m, 14H) 1.76〜1.87(m, 2H) 2.09〜2.27(m, 1H) 2.43〜2.60(m, 3H) 4.01(t, J=6.5Hz, 2H) 5.01(dt, J=3.5Hz, 7.3Hz, 1H) 5.71(dq, J=3.5Hz, 6.7Hz, 1H) 7.00(d, J=8.7Hz, 2H) 7.56(d, J=8.7Hz, 2H) 7.67(d, J=8.4Hz, 2H) 8.12(d, J=8.5Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -74.12(d, J=6.8Hz) IR(cm-1) 1780, 1740,1605, 1500, 1190, 1030 質量分析 m/e(M+ ) 計算値 520.2437 実測値 520.2408 [α]27 D =−31.5°(C=1.01,CHCl3 )
【0056】比較合成例3 (3S,4S,1’S)−3−ブチル−4−[2’,
2’,2’−トリフルオロ−1’−(4’’’−デシル
オキシビフェニル−4’’−メチレンオキシ)エチル]
4−ブタノリドの合成
2’,2’−トリフルオロ−1’−(4’’’−デシル
オキシビフェニル−4’’−メチレンオキシ)エチル]
4−ブタノリドの合成
【0057】
【化20】 (3S,4S,1’S)−3−ブチル−4−(2’,
2’,2’−トリフルオロ−1’−ヒドロキシエチル)
−4−ブタノリド0.26g(1.1ミリモル) のTHF(3m
l)溶液を60%水素化ナトリウム0.05g(1.3ミリモル)
のTHF(5ml)溶液に窒素雰囲気下、0℃で滴下し、
30分間攪拌した。次に、4’−クロロメチル−4−デシ
ルオキシビフェニル0.43g(1.2ミリモル)のTHF(5
ml) ・ジメチルスルホキシド(10ml)混合溶液を室温で
滴下し、60℃で24時間反応させた。この反応溶液に1N
塩酸を加えて反応を停止させ、エーテルにより抽出し
た。次いで、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。エーテルを減圧留去した後、シリカゲル
カラムクロマトグラフィー及びエタノールからの再結晶
により精製し、目的化合物である(3S,4S,1’
S)−3−ブチル−4−[2’,2’,2’−トリフル
オロ−1’−(4’’’−デシルオキシビフェニル−
4’’−メチレンオキシ)エチル]4−ブタノリド0.24
gを得た。得られた化合物の物理的性質を以下に示す。 分子式: C33H45F3 O4 1 H−NMR;δ(ppm) 0.80〜0.98(m, 6H) 1.14〜1.60(m, 20H) 1.74〜1.86(m, 2H) 2.13(dd, J=2.5Hz, 17.2Hz, 1H) 2.58〜2.72(m, 1H) 2.76(dd, J=9.5Hz, 17.3Hz, 1H) 3.98(t, J=6.5Hz 2H) 4.11(dq, J=2.4Hz, 7.2Hz, 1H) 4.42(dd, J=2.4Hz, 2.4Hz, 1H) 4.63(d, J=10.7Hz, 1H) 4.85(d, J=10.6Hz, 1H) 6.95(d, J=8.8Hz, 2H) 7.33(d, J=8.2Hz, 2H) 7.50(d, J=8.8Hz, 2H) 7.55(d, J=8.2Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -73.39(d, J=7.1Hz) IR(cm-1) 1790, 1610,1505, 1170, 1060 質量分析 m/e(M+ ) 計算値 562.3270 実測値 562.3268 [α]26 D =+ 4.6℃(C=1.01,CHCl3 )
2’,2’−トリフルオロ−1’−ヒドロキシエチル)
−4−ブタノリド0.26g(1.1ミリモル) のTHF(3m
l)溶液を60%水素化ナトリウム0.05g(1.3ミリモル)
のTHF(5ml)溶液に窒素雰囲気下、0℃で滴下し、
30分間攪拌した。次に、4’−クロロメチル−4−デシ
ルオキシビフェニル0.43g(1.2ミリモル)のTHF(5
ml) ・ジメチルスルホキシド(10ml)混合溶液を室温で
滴下し、60℃で24時間反応させた。この反応溶液に1N
塩酸を加えて反応を停止させ、エーテルにより抽出し
た。次いで、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。エーテルを減圧留去した後、シリカゲル
カラムクロマトグラフィー及びエタノールからの再結晶
により精製し、目的化合物である(3S,4S,1’
S)−3−ブチル−4−[2’,2’,2’−トリフル
オロ−1’−(4’’’−デシルオキシビフェニル−
4’’−メチレンオキシ)エチル]4−ブタノリド0.24
gを得た。得られた化合物の物理的性質を以下に示す。 分子式: C33H45F3 O4 1 H−NMR;δ(ppm) 0.80〜0.98(m, 6H) 1.14〜1.60(m, 20H) 1.74〜1.86(m, 2H) 2.13(dd, J=2.5Hz, 17.2Hz, 1H) 2.58〜2.72(m, 1H) 2.76(dd, J=9.5Hz, 17.3Hz, 1H) 3.98(t, J=6.5Hz 2H) 4.11(dq, J=2.4Hz, 7.2Hz, 1H) 4.42(dd, J=2.4Hz, 2.4Hz, 1H) 4.63(d, J=10.7Hz, 1H) 4.85(d, J=10.6Hz, 1H) 6.95(d, J=8.8Hz, 2H) 7.33(d, J=8.2Hz, 2H) 7.50(d, J=8.8Hz, 2H) 7.55(d, J=8.2Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -73.39(d, J=7.1Hz) IR(cm-1) 1790, 1610,1505, 1170, 1060 質量分析 m/e(M+ ) 計算値 562.3270 実測値 562.3268 [α]26 D =+ 4.6℃(C=1.01,CHCl3 )
【0058】比較合成例4 (4S,1’S)−4−[2’,2’,2’−トリフル
オロ−1’−(4’’’デシルオキシビフェニル−
4’’メチレンオキシ)エチル−4−ブタノリドの合成
オロ−1’−(4’’’デシルオキシビフェニル−
4’’メチレンオキシ)エチル−4−ブタノリドの合成
【0059】
【化21】 (4S,1’S)−4−(2’,2’,2’−トリフル
オロ−1’−ヒドロキシエチル)−4−ブタノリド0.27
g(1.5ミリモル)のテトラヒドロフラン(3ミリリット
ル)溶液を60%水素化ナトリウム0.07g(1.8ミリモル)
のテトラヒドロフラン(3ミリリットル)溶液に窒素雰
囲気下、0℃で滴下し、30分攪拌した。次に4’−クロ
ロメチル−4−デシルオキシビフェニル0.57g(1.6ミリ
モル)のテトラヒドロフラン(3ミリリットル)、ジメ
チルスルホキシド(5ミリリットル)混合溶液を室温で
滴下し、20時間反応した。この反応溶液に1規定塩酸を
加えて反応を停止し、エーテルにより抽出した。次いで
飽和食塩水で洗浄し、エーテルを減圧留去した後、シリ
カゲルクロマトグラフィーで精製して、目的化合物であ
る(4S,1’S)−4−[2’,2’,2’−トリフ
ルオロ−1’−(4’’’デシルオキシビフェニル−
4’’メチレンオキシ)エチル−4−ブタノリド0.30g
(0.6ミリモル)を得た。得られた化合物の物理的性質を
以下に示す。 分子式: C29H37F3 O4 1 H−NMR;δ(ppm) 0.88(t, J=6.4Hz, 3H) 1.19〜1.53(m, 14H) 1.75〜1.86(m, 2H) 2.18〜2.31(m, 1H) 2.41〜2.64(m, 3H) 3.99(t, J=6.6Hz, 2H) 4.19(dq, J=2.1Hz, 7.1Hz, 1H) 4.70(d, J=10.8Hz, 1H) 4.77〜4.82(m, 1H) 4.87(d, J=10.8Hz, 1H) 6.96(d, J=8.7Hz, 2H) 7.35(d, J=8.1Hz, 2H) 7.51(d, J=8.8Hz, 2H) 7.56(d, J=8.1Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -74.01(d, J=7.2Hz) IR(cm-1) 1780, 1605,1500, 1270, 1170 質量分析 m/e(M+ ) 計算値 506.2644 実測値 506.2672
オロ−1’−ヒドロキシエチル)−4−ブタノリド0.27
g(1.5ミリモル)のテトラヒドロフラン(3ミリリット
ル)溶液を60%水素化ナトリウム0.07g(1.8ミリモル)
のテトラヒドロフラン(3ミリリットル)溶液に窒素雰
囲気下、0℃で滴下し、30分攪拌した。次に4’−クロ
ロメチル−4−デシルオキシビフェニル0.57g(1.6ミリ
モル)のテトラヒドロフラン(3ミリリットル)、ジメ
チルスルホキシド(5ミリリットル)混合溶液を室温で
滴下し、20時間反応した。この反応溶液に1規定塩酸を
加えて反応を停止し、エーテルにより抽出した。次いで
飽和食塩水で洗浄し、エーテルを減圧留去した後、シリ
カゲルクロマトグラフィーで精製して、目的化合物であ
る(4S,1’S)−4−[2’,2’,2’−トリフ
ルオロ−1’−(4’’’デシルオキシビフェニル−
4’’メチレンオキシ)エチル−4−ブタノリド0.30g
(0.6ミリモル)を得た。得られた化合物の物理的性質を
以下に示す。 分子式: C29H37F3 O4 1 H−NMR;δ(ppm) 0.88(t, J=6.4Hz, 3H) 1.19〜1.53(m, 14H) 1.75〜1.86(m, 2H) 2.18〜2.31(m, 1H) 2.41〜2.64(m, 3H) 3.99(t, J=6.6Hz, 2H) 4.19(dq, J=2.1Hz, 7.1Hz, 1H) 4.70(d, J=10.8Hz, 1H) 4.77〜4.82(m, 1H) 4.87(d, J=10.8Hz, 1H) 6.96(d, J=8.7Hz, 2H) 7.35(d, J=8.1Hz, 2H) 7.51(d, J=8.8Hz, 2H) 7.56(d, J=8.1Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -74.01(d, J=7.2Hz) IR(cm-1) 1780, 1605,1500, 1270, 1170 質量分析 m/e(M+ ) 計算値 506.2644 実測値 506.2672
【0060】比較合成例5 (3S,4S,1’S)−3−ブチル−4−[2’,
2’,2’−トリフルオロ−1’−(4’’’−デシル
オキシビフェニル−4’’カルボニルオキシ)エチル]
−4−ブタノリドの合成
2’,2’−トリフルオロ−1’−(4’’’−デシル
オキシビフェニル−4’’カルボニルオキシ)エチル]
−4−ブタノリドの合成
【0061】
【化22】 (3S,4S,1’S)−3−ブチル−4−(2’,
2’,2’−トリフルオロ−1’−ヒドロキシエチル)
−4−ブタノリド0.26g(1.1ミリモル)と4’−デシル
オキシ−4−ビフェニルカルボン酸クロリド−0.41g
(1.3ミリモル)を用い、合成例1と同様の操作を行って
目的化合物である(3S,4S,1’S)−3−ブチル
−4−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−
(4’’’−デシルオキシビフェニル−4’’カルボニ
ルオキシ)エチル]−4−ブタノリド0.45gを得た。得
られた化合物の物理的性質を以下に示す。 分子式: C33H43F3 O5 1 H−NMR;δ(ppm) 0.82〜0.99(m, 6H) 1.18〜1.58(m, 20H) 1.76〜1.87(m, 2H) 2.26(dd, J=4.3Hz, 17.2Hz, 1H) 2.62〜2.77(m, 1H) 2.80(dd, J=9.3Hz, 17.3Hz, 1H) 4.01(t, J=6.5Hz, 2H) 4.61(dd, J=4.3Hz, 4.3Hz, 1H) 5.82(dq, J=4.7Hz, 6.8Hz, 1H) 7.00(d, J=8.8Hz, 2H) 7.56(d, J=8.7Hz, 2H) 7.67(d, J=8.4Hz, 2H) 8.08(d, J=8.4Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -73.93(d, J=6.9Hz) IR(cm-1) 1790, 1750,1605, 1500, 1190, 1080 質量分析 m/e(M+ ) 計算値 576.3063 実測値 576.3020 [α]26 D =+45.5℃(C=1.04,CHCl3 )
2’,2’−トリフルオロ−1’−ヒドロキシエチル)
−4−ブタノリド0.26g(1.1ミリモル)と4’−デシル
オキシ−4−ビフェニルカルボン酸クロリド−0.41g
(1.3ミリモル)を用い、合成例1と同様の操作を行って
目的化合物である(3S,4S,1’S)−3−ブチル
−4−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−
(4’’’−デシルオキシビフェニル−4’’カルボニ
ルオキシ)エチル]−4−ブタノリド0.45gを得た。得
られた化合物の物理的性質を以下に示す。 分子式: C33H43F3 O5 1 H−NMR;δ(ppm) 0.82〜0.99(m, 6H) 1.18〜1.58(m, 20H) 1.76〜1.87(m, 2H) 2.26(dd, J=4.3Hz, 17.2Hz, 1H) 2.62〜2.77(m, 1H) 2.80(dd, J=9.3Hz, 17.3Hz, 1H) 4.01(t, J=6.5Hz, 2H) 4.61(dd, J=4.3Hz, 4.3Hz, 1H) 5.82(dq, J=4.7Hz, 6.8Hz, 1H) 7.00(d, J=8.8Hz, 2H) 7.56(d, J=8.7Hz, 2H) 7.67(d, J=8.4Hz, 2H) 8.08(d, J=8.4Hz, 2H)19 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -73.93(d, J=6.9Hz) IR(cm-1) 1790, 1750,1605, 1500, 1190, 1080 質量分析 m/e(M+ ) 計算値 576.3063 実測値 576.3020 [α]26 D =+45.5℃(C=1.04,CHCl3 )
【0062】比較合成例6 (3S,4S,1’S)−3−ブチル−4−[2’,
2’,2’−トリフルオロ−1’−(4’’’−ヘキシ
ルオキシビフェニル−4’’−カルボニルオキシ)エチ
ル]−4−ブタノリドの合成
2’,2’−トリフルオロ−1’−(4’’’−ヘキシ
ルオキシビフェニル−4’’−カルボニルオキシ)エチ
ル]−4−ブタノリドの合成
【0063】
【化23】 (3S,4S,1’S)−3−ブチル−4−(2’,
2’,2’−トリフルオロ−1’−ヒドロキシエチル)
−4−ブタノリド0.24g(1.0ミリモル)と4’−ヘキシ
ルオキシ−4−ビフェニルカルボン酸クロリド0.37g
(1.2ミリモル)を用い、合成例1と同様の操作を行って
目的化合物である(3S,4S,1’S)−3−ブチル
−4−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−
(4’’’−ヘキシルオキシビフェニル−4’’−カル
ボニルオキシ)エチル]−4−ブタノリド0.31gを得
た。得られた化合物の物理的性質を以下に示す。 分子式: C29H35F3 O5 1 H−NMR;δ(ppm) 0.85〜0.95(m, 6H) 1.23〜1.59(m, 12H) 1.77〜1.88(m, 2H) 2.26(dd, J=4.4Hz, 17.3Hz, 1H) 2.62〜2.75(m, 1H) 2.80(dd, J=9.3Hz, 17.3Hz, 1H) 4.01(t, J=6.5Hz, 2H) 4.61(dd, J=4.3Hz, 4.4Hz, 1H) 5.82(dq, J=4.7Hz, 6.9Hz, 1H) 7.00(d, J=8.8Hz, 2H) 7.57(d, J=8.7Hz, 2H) 7.67(d, J=8.5Hz, 2H) 8.08(d, J=8.5Hz, 2H)13 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -73.93(d, J=6.9Hz) IR(cm-1) 1790, 1740,1600, 1490, 1250, 1180 質量分析 m/e(M+ ) 計算値 520.2437 実測値 520.2438 [α]26 D =−55.5℃(C=1.03,CHCl3 )
2’,2’−トリフルオロ−1’−ヒドロキシエチル)
−4−ブタノリド0.24g(1.0ミリモル)と4’−ヘキシ
ルオキシ−4−ビフェニルカルボン酸クロリド0.37g
(1.2ミリモル)を用い、合成例1と同様の操作を行って
目的化合物である(3S,4S,1’S)−3−ブチル
−4−[2’,2’,2’−トリフルオロ−1’−
(4’’’−ヘキシルオキシビフェニル−4’’−カル
ボニルオキシ)エチル]−4−ブタノリド0.31gを得
た。得られた化合物の物理的性質を以下に示す。 分子式: C29H35F3 O5 1 H−NMR;δ(ppm) 0.85〜0.95(m, 6H) 1.23〜1.59(m, 12H) 1.77〜1.88(m, 2H) 2.26(dd, J=4.4Hz, 17.3Hz, 1H) 2.62〜2.75(m, 1H) 2.80(dd, J=9.3Hz, 17.3Hz, 1H) 4.01(t, J=6.5Hz, 2H) 4.61(dd, J=4.3Hz, 4.4Hz, 1H) 5.82(dq, J=4.7Hz, 6.9Hz, 1H) 7.00(d, J=8.8Hz, 2H) 7.57(d, J=8.7Hz, 2H) 7.67(d, J=8.5Hz, 2H) 8.08(d, J=8.5Hz, 2H)13 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -73.93(d, J=6.9Hz) IR(cm-1) 1790, 1740,1600, 1490, 1250, 1180 質量分析 m/e(M+ ) 計算値 520.2437 実測値 520.2438 [α]26 D =−55.5℃(C=1.03,CHCl3 )
【0064】比較合成例7 (4R,1’S)−4−[2’,2’,2’−トリフル
オロ−1’−(4’’’−デシルオキシビフェニル−
4’’−メチレンオキシ)エチル−4−ブタノリドの合
成
オロ−1’−(4’’’−デシルオキシビフェニル−
4’’−メチレンオキシ)エチル−4−ブタノリドの合
成
【0065】
【化24】 (4R,1’S)−4−(2’,2’,2’−トリフル
オロ−1’−ヒドロキシエチル−4−ブタノリド−0.47
g(2.6ミリモル)と4’−クロロメチル−4−デシルオ
キシビフェニル1.02g(2.8ミリモル)を用い、比較合成
例4と同様の操作を行って目的化合物である(4R,
1’S)−4−[2’,2’,2’−トリフルオロ−
1’−(4’’’−デシルオキシビフェニル−4’’−
メチレンオキシ)エチル−4−ブタノリド0.12gを得
た。得られた化合物の物理的性質を以下に示す。 分子式: C29H37F3 O4 1 H−NMR;δ(ppm) 0.88(t, J=6.4Hz, 3H) 1.18〜1.54(m, 14H) 1.74〜1.85(m, 2H) 2.18〜2.29(m, 1H) 2.39〜2.69(m, 3H) 3.99(t, J=6.5Hz, 2H) 4.18(dq, J=2.2Hz, 7.1Hz, 1H) 4.69(dd, J=10.8Hz, 1H) 4.71〜4.80(m, 1H) 4.86(d, J=10.8Hz, 1H) 6.96(d, J=8.8Hz, 2H) 7.35(d, J=8.2Hz, 2H) 7.51(d, J=8.8Hz, 2H) 7.55(d, J=8.2Hz, 2H)13 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -74.01(d, J=7.1Hz) IR(cm-1) 1780, 1605,1500, 1270, 1170 質量分析 m/e(M+ ) 計算値 506.2644 実測値 506.2641 比較例1
オロ−1’−ヒドロキシエチル−4−ブタノリド−0.47
g(2.6ミリモル)と4’−クロロメチル−4−デシルオ
キシビフェニル1.02g(2.8ミリモル)を用い、比較合成
例4と同様の操作を行って目的化合物である(4R,
1’S)−4−[2’,2’,2’−トリフルオロ−
1’−(4’’’−デシルオキシビフェニル−4’’−
メチレンオキシ)エチル−4−ブタノリド0.12gを得
た。得られた化合物の物理的性質を以下に示す。 分子式: C29H37F3 O4 1 H−NMR;δ(ppm) 0.88(t, J=6.4Hz, 3H) 1.18〜1.54(m, 14H) 1.74〜1.85(m, 2H) 2.18〜2.29(m, 1H) 2.39〜2.69(m, 3H) 3.99(t, J=6.5Hz, 2H) 4.18(dq, J=2.2Hz, 7.1Hz, 1H) 4.69(dd, J=10.8Hz, 1H) 4.71〜4.80(m, 1H) 4.86(d, J=10.8Hz, 1H) 6.96(d, J=8.8Hz, 2H) 7.35(d, J=8.2Hz, 2H) 7.51(d, J=8.8Hz, 2H) 7.55(d, J=8.2Hz, 2H)13 F−NMR(基準:CFCl3):δ(ppm) -74.01(d, J=7.1Hz) IR(cm-1) 1780, 1605,1500, 1270, 1170 質量分析 m/e(M+ ) 計算値 506.2644 実測値 506.2641 比較例1
【0066】
【表6】 に示す光学活性化合物と表2に示す液晶化合物を用いて
表7
表7
【0067】
【表7】 に示す組成の強誘電性液晶組成物 No.44〜46を作製し
た。作製した強誘電性液晶組成物の転移温度を表8
た。作製した強誘電性液晶組成物の転移温度を表8
【0068】
【表8】 に示す。作製した強誘電性液晶組成物はすべて室温でカ
イラルスメクチックC相を示し、かつINAC相系列を
示した。
イラルスメクチックC相を示し、かつINAC相系列を
示した。
【0069】比較例2 2枚のガラス基板上にITO膜を形成し、ポリイミド膜
を塗布し、ラビングした。次にこの2枚のガラス基板を
ラビング方向が同一になるようにセル厚2μmで張り合
わせ、強誘電性液晶組成物 No.44〜46をそれぞれ注入し
た。注入後いったん液晶組成物が等方性液体に変換する
温度にセルを加熱し、その後5℃/minで室温まで冷却す
ることにより良好な配向を有する強誘電性液晶素子を得
た。この強誘電性液晶素子を互いに直交する偏光板の間
に設置し、応答速度、チルト角、メモリ角、自発分極を
測定した。測定結果を表9
を塗布し、ラビングした。次にこの2枚のガラス基板を
ラビング方向が同一になるようにセル厚2μmで張り合
わせ、強誘電性液晶組成物 No.44〜46をそれぞれ注入し
た。注入後いったん液晶組成物が等方性液体に変換する
温度にセルを加熱し、その後5℃/minで室温まで冷却す
ることにより良好な配向を有する強誘電性液晶素子を得
た。この強誘電性液晶素子を互いに直交する偏光板の間
に設置し、応答速度、チルト角、メモリ角、自発分極を
測定した。測定結果を表9
【0070】
【表9】 に示す。なお、応答速度はV=±5V/μmの矩形波電
圧を印加したときの、電圧印加時から透過光量が0→50
%、0→90%、10→90%変化するまでの時間とした。比
較例の強誘電性液晶組成物は実施例の組成物に比べて遅
い応答速度しか示さなかった。
圧を印加したときの、電圧印加時から透過光量が0→50
%、0→90%、10→90%変化するまでの時間とした。比
較例の強誘電性液晶組成物は実施例の組成物に比べて遅
い応答速度しか示さなかった。
【0071】実施例4 先に合成例および比較例で示した一般式(XXII)及び
(XXIII)で示される
(XXIII)で示される
【0072】
【化25】
【0073】
【化26】 化合物を用いて、転移温度、応答時間、チルト角を求め
た。ここでR1,R2,R3,X1 は表10に示した化合物を
充当させた。また、ホスト液晶は、表12に示したBS
C−055を用いた。
た。ここでR1,R2,R3,X1 は表10に示した化合物を
充当させた。また、ホスト液晶は、表12に示したBS
C−055を用いた。
【0074】
【表10】 ついで、実施例2と同等の液晶セルおよび測定条件によ
る応答速度を求めた。ここで応答速度は電圧印加時から
透過光量が10→90%および0→90%変化するまでの時間
とした。さらに表12に示すホスト液晶との混合割合は
同様に2wt%とした。結果を表11に示した。
る応答速度を求めた。ここで応答速度は電圧印加時から
透過光量が10→90%および0→90%変化するまでの時間
とした。さらに表12に示すホスト液晶との混合割合は
同様に2wt%とした。結果を表11に示した。
【0075】
【表11】
【0076】
【表12】
【0077】
【発明の効果】以上の実施例から分かるように本発明の
強誘電性液晶組成物は、室温でスメクティックC相を示
し、INAC相系列を示し、適切な屈折率異方性、良好
な化学的安定性、良好な光安定性、高速応答性を有す
る。
強誘電性液晶組成物は、室温でスメクティックC相を示
し、INAC相系列を示し、適切な屈折率異方性、良好
な化学的安定性、良好な光安定性、高速応答性を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の強誘電性液晶組成物を用いた強誘電性
液晶素子の構造及び作製法を説明するための断面図であ
る。
液晶素子の構造及び作製法を説明するための断面図であ
る。
【図2】本発明の強誘電性液晶素子を用いて大表示容量
の強誘電性液晶素子を作製する方法を模式的に示した図
である。
の強誘電性液晶素子を作製する方法を模式的に示した図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02F 1/141 (72)発明者 玉井 和彦 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 伊藤 恵造 茨城県鹿島郡神栖町東和田4番地 鹿島石 油株式会社内 (72)発明者 滑川 正明 茨城県鹿島郡神栖町東和田4番地 鹿島石 油株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 で表される光学活性化合物を少なくとも一種、一般式
(II) 【化2】 (式中、R4 及びR5 は同一又は異なって6〜10の炭
素数を有するアルキル基を表す。)で表される化合物を
少なくとも一種含有し、少なくともキラルネマティック
相、スメクティックA相、およびキラルスメクティック
C相を示すことを特徴とする強誘電性液晶組成物。 - 【請求項2】 絶縁性基板、導電性膜、配向制御層およ
び強誘電性液晶からなる強誘電性液晶素子において、該
強誘電性液晶が特許請求範囲第1項記載の強誘電性液晶
組成物であることを特徴とする液晶素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4302422A JPH07197024A (ja) | 1992-07-15 | 1992-11-12 | 強誘電性液晶組成物及び液晶素子 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-188375 | 1992-07-15 | ||
| JP18837592 | 1992-07-15 | ||
| JP4302422A JPH07197024A (ja) | 1992-07-15 | 1992-11-12 | 強誘電性液晶組成物及び液晶素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07197024A true JPH07197024A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=26504883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4302422A Pending JPH07197024A (ja) | 1992-07-15 | 1992-11-12 | 強誘電性液晶組成物及び液晶素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07197024A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2025142840A1 (ja) * | 2023-12-27 | 2025-07-03 | Agc株式会社 | 化合物、導電膜、光電子素子及び導電膜の製造方法 |
-
1992
- 1992-11-12 JP JP4302422A patent/JPH07197024A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2025142840A1 (ja) * | 2023-12-27 | 2025-07-03 | Agc株式会社 | 化合物、導電膜、光電子素子及び導電膜の製造方法 |
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