JPH0719710B2 - 樹脂磁石の製造方法 - Google Patents
樹脂磁石の製造方法Info
- Publication number
- JPH0719710B2 JPH0719710B2 JP61092303A JP9230386A JPH0719710B2 JP H0719710 B2 JPH0719710 B2 JP H0719710B2 JP 61092303 A JP61092303 A JP 61092303A JP 9230386 A JP9230386 A JP 9230386A JP H0719710 B2 JPH0719710 B2 JP H0719710B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic pole
- magnetic flux
- coil
- resin magnet
- Prior art date
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- Expired - Fee Related
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- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、小型化された成形配向用金型を使用して、磁
気特性の優れた多極異方性樹脂磁石を製造するための方
法に関する。
気特性の優れた多極異方性樹脂磁石を製造するための方
法に関する。
従来より樹脂磁石を製造するための様々な金型が考案さ
れているが、最近では樹脂磁石を装着するステッピング
モーター等の小型化に伴ない、特に小型で極数の多い樹
脂磁石が要求されており、そのような樹脂磁石を製造す
るための金型としては、例えば特開昭57-170501号公報
に記載されているような、成形空間を取り囲むように磁
性体ヨークと非磁性体スペーサーが交互に配置され外側
にコイルを配置した金型や、特開昭60-37112号公報に記
載されているように成形空間の周囲に磁極部を有する配
向ヨーク内に導線を設けている金型等が一般的に知られ
ている。
れているが、最近では樹脂磁石を装着するステッピング
モーター等の小型化に伴ない、特に小型で極数の多い樹
脂磁石が要求されており、そのような樹脂磁石を製造す
るための金型としては、例えば特開昭57-170501号公報
に記載されているような、成形空間を取り囲むように磁
性体ヨークと非磁性体スペーサーが交互に配置され外側
にコイルを配置した金型や、特開昭60-37112号公報に記
載されているように成形空間の周囲に磁極部を有する配
向ヨーク内に導線を設けている金型等が一般的に知られ
ている。
しかし特開昭57-170501号公報に記載の金型は、大電圧
低電流の電源を用いるために、起磁力を大きくする場合
にはコイルのターン数が多くする必要がありコイルの収
容スペースが大きくなり装置が大型化するという問題点
があった。また第3図の模式断面図に示しているように
非磁性体スペーサーを通過する磁路1pの方が成形空間を
通過する磁路2pよりもパーミアンスが大きいためコイル
より発生した磁束のかなりの部分が磁路1pに漏洩してし
まい極配向に寄与していないという問題点があった。ま
た、特開昭60-37112号公報に記載の金型は、コイルを装
着するスペースが非常に限られているので、小型化、多
極化が進むにつれ、細い導線を使用しなくてはならずタ
ーン数も少なくしなくてはならない。そのため、わずか
数千アンペアの大電流を瞬間的に流す場合でもかなりの
発熱があり、樹脂磁石を十分配向させるだけの磁場を発
生させることが困難であるという問題点があった。
低電流の電源を用いるために、起磁力を大きくする場合
にはコイルのターン数が多くする必要がありコイルの収
容スペースが大きくなり装置が大型化するという問題点
があった。また第3図の模式断面図に示しているように
非磁性体スペーサーを通過する磁路1pの方が成形空間を
通過する磁路2pよりもパーミアンスが大きいためコイル
より発生した磁束のかなりの部分が磁路1pに漏洩してし
まい極配向に寄与していないという問題点があった。ま
た、特開昭60-37112号公報に記載の金型は、コイルを装
着するスペースが非常に限られているので、小型化、多
極化が進むにつれ、細い導線を使用しなくてはならずタ
ーン数も少なくしなくてはならない。そのため、わずか
数千アンペアの大電流を瞬間的に流す場合でもかなりの
発熱があり、樹脂磁石を十分配向させるだけの磁場を発
生させることが困難であるという問題点があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み成されたものであり、
その目的は、従来よりも小型化された成形配向用金型を
使用して成形できる方法であって、多極化され、かつ磁
気特性の優れた樹脂磁石を製造できる方法を提供するこ
とにある。
その目的は、従来よりも小型化された成形配向用金型を
使用して成形できる方法であって、多極化され、かつ磁
気特性の優れた樹脂磁石を製造できる方法を提供するこ
とにある。
本発明の上記目的は、磁性粉を含む樹脂磁石の組成物を
成形する成形用金型の外周に複数の磁極部と前記磁極部
に磁束を発生させるためのコイル部材とを配置し、前記
磁極部と磁極部との間に渦電流発生部材を配置し、前記
金型のキャビティ内に前記組成物を注入して磁性粉を前
記磁束により極異方性に配向すると共に、前記磁極部間
の漏れ磁束を前記渦電流発生部材による渦電流によって
発生する磁束により相殺することを特徴とする樹脂磁石
の製造方法によって達成される。
成形する成形用金型の外周に複数の磁極部と前記磁極部
に磁束を発生させるためのコイル部材とを配置し、前記
磁極部と磁極部との間に渦電流発生部材を配置し、前記
金型のキャビティ内に前記組成物を注入して磁性粉を前
記磁束により極異方性に配向すると共に、前記磁極部間
の漏れ磁束を前記渦電流発生部材による渦電流によって
発生する磁束により相殺することを特徴とする樹脂磁石
の製造方法によって達成される。
以下に本発明の製造方法を実施態様により説明する。
第1図は本発明の1実施態様の断面図であり、1は成形
空間、2は良導体よりなるスペーサー、3は低効率の高
い強磁性体よりなる磁極部、4はヨーク部、5はコイル
であり、成形空間1の外周面上にスペーサー2と磁極部
3とが交互に配置されている。この金型に通電すると、
コイルにより磁極部内に磁界が発生し、スペーサー2中
には渦電流が発生するようになっている。
空間、2は良導体よりなるスペーサー、3は低効率の高
い強磁性体よりなる磁極部、4はヨーク部、5はコイル
であり、成形空間1の外周面上にスペーサー2と磁極部
3とが交互に配置されている。この金型に通電すると、
コイルにより磁極部内に磁界が発生し、スペーサー2中
には渦電流が発生するようになっている。
コイル5に単発あるいは複数発パルス状電流を流すと、
第2図の拡大図に示すように磁極部内には実線で示すよ
うな成形空間方向(縦方向)の磁束の流れと破線で示す
ような横方向の磁束の流れが発生しようとする。しかし
この時スペーサー2中には渦電流が生じこの渦電流によ
り磁界が発生するために、破線で示す横方向の磁束の流
れは相殺され、磁束はすべて成形空間中に流れ込む。す
なわちスペーサー2は磁気を閉じ込める役割を果たし磁
束漏れを防ぐものである。
第2図の拡大図に示すように磁極部内には実線で示すよ
うな成形空間方向(縦方向)の磁束の流れと破線で示す
ような横方向の磁束の流れが発生しようとする。しかし
この時スペーサー2中には渦電流が生じこの渦電流によ
り磁界が発生するために、破線で示す横方向の磁束の流
れは相殺され、磁束はすべて成形空間中に流れ込む。す
なわちスペーサー2は磁気を閉じ込める役割を果たし磁
束漏れを防ぐものである。
本発明の多極成形配向金型の強磁極体よりなる磁極部を
なす材料としては、各種フェライトが用いられ、特にNi
系フェライトやMg系フェライト等が好適に用いられる。
なす材料としては、各種フェライトが用いられ、特にNi
系フェライトやMg系フェライト等が好適に用いられる。
磁気を閉じ込めるスペーサー2をなす材料としては、銅
等の電気抵抗の低い性質を有する材料が好適に用いられ
る。
等の電気抵抗の低い性質を有する材料が好適に用いられ
る。
本発明の製造方法においては、磁極部間において磁束漏
れが発生しないので、従来よりも磁極部間距離の小さな
更に小型で極数の多い樹脂磁石を製造するための金型に
適用することができる。
れが発生しないので、従来よりも磁極部間距離の小さな
更に小型で極数の多い樹脂磁石を製造するための金型に
適用することができる。
また、コイルが成形空間から距離をおいた外周部に設置
することができるので、スペース的に余裕がありコイル
の巻数を増やして強力な磁界を発生させることが可能で
ある。同時にコイルに使用する導線は細い線を束ねて太
くすることが可能で発熱を少なくすることもできる。
することができるので、スペース的に余裕がありコイル
の巻数を増やして強力な磁界を発生させることが可能で
ある。同時にコイルに使用する導線は細い線を束ねて太
くすることが可能で発熱を少なくすることもできる。
本発明の方法に用いる多極成形配向金型の磁極部は、磁
束の表皮効果のために磁極部材内部を通る磁束量が少な
いため、圧粉状のものや長細い形状のものを複数合わせ
た積層状のものが好ましく用いられる。
束の表皮効果のために磁極部材内部を通る磁束量が少な
いため、圧粉状のものや長細い形状のものを複数合わせ
た積層状のものが好ましく用いられる。
以上のように本発明の製造方法においては、極数が多く
小型の樹脂磁石をも磁気特性を低下させることなく得る
ことが可能であり、磁束漏れがないため印加電流を節約
することができ、コイルの発熱という弊害を防ぐことも
できる。
小型の樹脂磁石をも磁気特性を低下させることなく得る
ことが可能であり、磁束漏れがないため印加電流を節約
することができ、コイルの発熱という弊害を防ぐことも
できる。
第1図は、本発明の方法に用いる多極成形配向金型の一
例の模式断面図であり、第2図は第1図の部分的拡大図
であり、第3図は従来の多極成形配向金型の問題点を説
明する部分的拡大図である。 1:成形空間 1p:磁束の流れ(漏れ) 2:良導体よりなるスペーサー 2p:磁束の流れ 3:強磁性体よりなる磁極部 4:ヨーク部 5:コイル 6:非磁性体スペーサー
例の模式断面図であり、第2図は第1図の部分的拡大図
であり、第3図は従来の多極成形配向金型の問題点を説
明する部分的拡大図である。 1:成形空間 1p:磁束の流れ(漏れ) 2:良導体よりなるスペーサー 2p:磁束の流れ 3:強磁性体よりなる磁極部 4:ヨーク部 5:コイル 6:非磁性体スペーサー
Claims (1)
- 【請求項1】磁性粉を含む樹脂磁石の組成物を成形する
成形用金型の外周に複数の磁極部と前記磁極部に磁束を
発生させるためのコイル部材とを配置し、前記磁極部と
磁極部との間に渦電流発生部材を配置し、前記金型のキ
ャビティ内に前記組成物を注入して磁性粉を前記磁束に
より極異方性に配向すると共に、前記磁極部間の漏れ磁
束を前記渦電流発生部材による渦電流によって発生する
磁束により相殺することを特徴とする樹脂磁石の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61092303A JPH0719710B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | 樹脂磁石の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61092303A JPH0719710B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | 樹脂磁石の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62250620A JPS62250620A (ja) | 1987-10-31 |
| JPH0719710B2 true JPH0719710B2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=14050641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61092303A Expired - Fee Related JPH0719710B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | 樹脂磁石の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0719710B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9193828B2 (en) | 2012-03-02 | 2015-11-24 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Polyimide precursor composition, polyimide-molded product, and image forming apparatus |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4790566B2 (ja) * | 2006-10-25 | 2011-10-12 | 住友重機械工業株式会社 | 型締装置 |
-
1986
- 1986-04-23 JP JP61092303A patent/JPH0719710B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9193828B2 (en) | 2012-03-02 | 2015-11-24 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Polyimide precursor composition, polyimide-molded product, and image forming apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62250620A (ja) | 1987-10-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |