JPH0719881Y2 - サスペンション装置付きシート - Google Patents
サスペンション装置付きシートInfo
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- JPH0719881Y2 JPH0719881Y2 JP13878188U JP13878188U JPH0719881Y2 JP H0719881 Y2 JPH0719881 Y2 JP H0719881Y2 JP 13878188 U JP13878188 U JP 13878188U JP 13878188 U JP13878188 U JP 13878188U JP H0719881 Y2 JPH0719881 Y2 JP H0719881Y2
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- frame
- seat
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- link
- link mechanism
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Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は主に荷物車両(トラック)や悪路走行車両(ジ
ープ等)などの運転席や助手席に設置利用させるサスペ
ンション装置付きシートに関し、特にシートベルトの下
端を座部フレームに取付けるベルトイン方式のサスペン
ション装置付きシートに関する。
ープ等)などの運転席や助手席に設置利用させるサスペ
ンション装置付きシートに関し、特にシートベルトの下
端を座部フレームに取付けるベルトイン方式のサスペン
ション装置付きシートに関する。
(従来の技術) 一般にこの種のシートのサスペンション装置は、シート
本体のシートクッションの下側に取付けたアッパーフレ
ームと、車体床面に取付けられたロアフレームと、これ
らアッパーフレームとロアフレームとの相互間に取付け
られたXリンク機構、並びに押上げばね及びショックア
ブソーバとで構成されている。またそのXリンク機構は
各々四辺形状に枠組みした一対のリンクを互いにX状に
配して相互の交点を回動可能に枢着した構成で、その回
動軸線が左右方向を向く状態でアッパーフレームの左右
部材とロアフレームの左右部材との間に連結されてい
る。
本体のシートクッションの下側に取付けたアッパーフレ
ームと、車体床面に取付けられたロアフレームと、これ
らアッパーフレームとロアフレームとの相互間に取付け
られたXリンク機構、並びに押上げばね及びショックア
ブソーバとで構成されている。またそのXリンク機構は
各々四辺形状に枠組みした一対のリンクを互いにX状に
配して相互の交点を回動可能に枢着した構成で、その回
動軸線が左右方向を向く状態でアッパーフレームの左右
部材とロアフレームの左右部材との間に連結されてい
る。
こうしたサスペンション装置を有したシートにおいて、
シートクッションのフレームにシートベルトの下端を連
結するベルトイン方式とした場合、衝突事故発生時に着
座者を拘束しているシートベルトからのシートクッショ
ンフレームへの大きな入力荷重により、その下側のサス
ペンション装置のXリンク機構が強度不足で耐えられ
ず、前倒れ・破壊を起こして該着座者が前方に投げ出さ
れる危険があった。
シートクッションのフレームにシートベルトの下端を連
結するベルトイン方式とした場合、衝突事故発生時に着
座者を拘束しているシートベルトからのシートクッショ
ンフレームへの大きな入力荷重により、その下側のサス
ペンション装置のXリンク機構が強度不足で耐えられ
ず、前倒れ・破壊を起こして該着座者が前方に投げ出さ
れる危険があった。
そこで、そうした危険防止対策として実公昭57-15729号
公報に示されているような改善案が提唱されている。こ
れはシート本体のシートクッションフレームにベルト取
付部を設けてシートベルト下端を連結できるようになす
と共に、そのベルト取付部とこの下側のサスペンション
装置のロアフレームである床面取付部との間に可撓性高
張力を有する帯状のたわみ部材を連結した構成で、通常
はたわみ部材がサスペンション装置の上下緩衝作用を妨
げることなく適度に弛んだ状態にあり、衝突事故発生時
にシートベルトからシートクッションに大きな引張り荷
重が入力して、その下側のサスペンション装置が上方に
伸び切ると、前記たわみ部材が緊張して該引張り荷重に
抵抗しサスペンション装置の破壊を防止しようとしたも
のである。
公報に示されているような改善案が提唱されている。こ
れはシート本体のシートクッションフレームにベルト取
付部を設けてシートベルト下端を連結できるようになす
と共に、そのベルト取付部とこの下側のサスペンション
装置のロアフレームである床面取付部との間に可撓性高
張力を有する帯状のたわみ部材を連結した構成で、通常
はたわみ部材がサスペンション装置の上下緩衝作用を妨
げることなく適度に弛んだ状態にあり、衝突事故発生時
にシートベルトからシートクッションに大きな引張り荷
重が入力して、その下側のサスペンション装置が上方に
伸び切ると、前記たわみ部材が緊張して該引張り荷重に
抵抗しサスペンション装置の破壊を防止しようとしたも
のである。
(考案が解決しようとする課題) ところで、前述した提案のものでは、実際の衝突事故発
生時にはサスペンション装置の前倒れ・破壊防止に殆ど
役立たないのが実情である。つまり、衝突の際にシート
ベルトからシートクッションに入力する引張り荷重の向
きは前方斜め上方であるので、該シートクッション後部
を上方に引張ると同時に前方にも引張る力が瞬時に作用
する。これに対して前記帯状のたわみ部材は前方への引
張り力には何ら抵抗を示さず、しかも上方への引張り力
にはサスペンション装置が上方に伸び切った時点で始め
て抵抗を示すのであるから、その前にシートクッション
が前倒れの状態となりながら、サスペンション装置のX
リンク機構の交点の回動軸部に過大な曲げモーメントが
作用して破壊が生じ、着座者が前に投げ出されてしまう
のである。
生時にはサスペンション装置の前倒れ・破壊防止に殆ど
役立たないのが実情である。つまり、衝突の際にシート
ベルトからシートクッションに入力する引張り荷重の向
きは前方斜め上方であるので、該シートクッション後部
を上方に引張ると同時に前方にも引張る力が瞬時に作用
する。これに対して前記帯状のたわみ部材は前方への引
張り力には何ら抵抗を示さず、しかも上方への引張り力
にはサスペンション装置が上方に伸び切った時点で始め
て抵抗を示すのであるから、その前にシートクッション
が前倒れの状態となりながら、サスペンション装置のX
リンク機構の交点の回動軸部に過大な曲げモーメントが
作用して破壊が生じ、着座者が前に投げ出されてしまう
のである。
本発明は前記事情に鑑みなされ、サスペンション装置の
強化が図れ、シートベルト下端をシートクッションに連
結するベルトイン方式としても、衝突事故の際のシート
ベルトからの大きな衝撃荷重の入力に耐えることができ
て、前倒れ・破壊を生じることなく着座者の安全を確保
できる高性能なサスペンション装置付きシートを提供す
ることを目的とする。
強化が図れ、シートベルト下端をシートクッションに連
結するベルトイン方式としても、衝突事故の際のシート
ベルトからの大きな衝撃荷重の入力に耐えることができ
て、前倒れ・破壊を生じることなく着座者の安全を確保
できる高性能なサスペンション装置付きシートを提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案のサスペンション装置付きシートは、前記目的を
達成するために、シートクッション下側のサスペンショ
ン装置のXリンク機構をこの回動軸線が前後方向を向く
状態でアッパーフレームの前後部材とロアフレームの前
後部材との間に連結して設けると共に、そのXリンク機
構の各々の四辺形状に枠組みされて相互に回動可能に枢
着される一対のリンクに補強部材をそれぞれの対角線方
向に配し且つ互いに干渉しない状態に設けたことを特徴
とする。
達成するために、シートクッション下側のサスペンショ
ン装置のXリンク機構をこの回動軸線が前後方向を向く
状態でアッパーフレームの前後部材とロアフレームの前
後部材との間に連結して設けると共に、そのXリンク機
構の各々の四辺形状に枠組みされて相互に回動可能に枢
着される一対のリンクに補強部材をそれぞれの対角線方
向に配し且つ互いに干渉しない状態に設けたことを特徴
とする。
(作用) 前記構成により、本考案のサスペンション装置付きシー
トでは、シートクッション下側のサスペンション装置の
Xリンク機構が、この回動軸線を従来の左右向きと異な
り前後方向を向く状態にして設けているので、万一の衝
突の際、シートベルトから入力する大きな衝撃荷重を、
そのXリンク機構の各々の四辺形枠状をなす一対のリン
クが菱形状(平行四辺形状)に撓むようにして受け止め
て、該Xリンク機構の交点の回動軸部に過大な曲げモー
メントが発生することを防止するようになると共に、そ
のXリンク機構の各々四辺形枠状をなす一対のリンクの
撓み強度がそれぞれの対角線方向に配する補強部材によ
り強化され、この各々のリンクが前記大きな衝撃荷重入
力に十分に耐えられるようになる。これにて該サスペン
ション装置が前倒れ・破壊を生じることなく、大きな衝
撃荷重に耐えて着座者の安全を確保するようになる。
トでは、シートクッション下側のサスペンション装置の
Xリンク機構が、この回動軸線を従来の左右向きと異な
り前後方向を向く状態にして設けているので、万一の衝
突の際、シートベルトから入力する大きな衝撃荷重を、
そのXリンク機構の各々の四辺形枠状をなす一対のリン
クが菱形状(平行四辺形状)に撓むようにして受け止め
て、該Xリンク機構の交点の回動軸部に過大な曲げモー
メントが発生することを防止するようになると共に、そ
のXリンク機構の各々四辺形枠状をなす一対のリンクの
撓み強度がそれぞれの対角線方向に配する補強部材によ
り強化され、この各々のリンクが前記大きな衝撃荷重入
力に十分に耐えられるようになる。これにて該サスペン
ション装置が前倒れ・破壊を生じることなく、大きな衝
撃荷重に耐えて着座者の安全を確保するようになる。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面により説明する。先ず第1
図において、図中1はシート本体を示し、これはシート
クッション2とシートバック3とで構成されている。そ
のシートクッション2は左右一対の鋼板と前後の丸パイ
プよりなるクッションフレーム2a上にクッション体(図
示省略)を被せてなる構成で、シートバック3は前記ク
ッションフレーム2aの左右後端の立上り部にリクライニ
ング装置のヒンジ4,5を介して両側下部を枢着すること
で角度調整可能に立設されたバックフレーム3aにクッシ
ョン体(図示省略)を被せてなる構成である。
図において、図中1はシート本体を示し、これはシート
クッション2とシートバック3とで構成されている。そ
のシートクッション2は左右一対の鋼板と前後の丸パイ
プよりなるクッションフレーム2a上にクッション体(図
示省略)を被せてなる構成で、シートバック3は前記ク
ッションフレーム2aの左右後端の立上り部にリクライニ
ング装置のヒンジ4,5を介して両側下部を枢着すること
で角度調整可能に立設されたバックフレーム3aにクッシ
ョン体(図示省略)を被せてなる構成である。
前記シート本体1のシートクッション2の下側に前後調
整用のスライド装置6を介して振動吸収用のサスペンシ
ョン装置7が設けられている。
整用のスライド装置6を介して振動吸収用のサスペンシ
ョン装置7が設けられている。
ここで前記第1図及び第3図により詳述すると、先ず前
記スライド装置6は前記クッションフレーム2aの左右板
を兼用した左右一対のアッパーレール6aと、この左右ア
ッパーレール6aに摺嵌する左右一対のロアレール6bと、
図示省略したが該ロアレール6bに対するアッパーレール
6aの前後位置決め用ロック手段並びにそのロック解除操
作レバー(いずれも公知のもの)等で構成されている。
記スライド装置6は前記クッションフレーム2aの左右板
を兼用した左右一対のアッパーレール6aと、この左右ア
ッパーレール6aに摺嵌する左右一対のロアレール6bと、
図示省略したが該ロアレール6bに対するアッパーレール
6aの前後位置決め用ロック手段並びにそのロック解除操
作レバー(いずれも公知のもの)等で構成されている。
前記サスペンション装置7は、アッパーフレーム8と、
ロアフレーム9と、このアッパーフレーム8とロアフレ
ーム9との相互間に介在するように連結されたXリンク
機構10とを主体として構成されている。
ロアフレーム9と、このアッパーフレーム8とロアフレ
ーム9との相互間に介在するように連結されたXリンク
機構10とを主体として構成されている。
前記アッパーフレーム8は前記スライド装置6の左右ロ
アレール6bを兼ねてその間にチャンネル材よりなる前後
一対の支持枠部材11を溶接した方形枠状のもので、その
前後両支持枠部材11にはそれぞれの一端側寄りにリンク
取付丸孔11aが、他端側寄りにリンク取付長孔11bが形成
されている。前記ロアフレーム9は車体フロアにボルト
等により固定されるアングル材よりなる左右枠部材12
と、この相互間にチャンネル材よりなる前後一対の支持
枠部材13を溶接した方形枠状のもので、その前後両支持
枠部材13にも前記同様にリンク取付丸孔13aとリンク取
付長孔13bが形成されている。
アレール6bを兼ねてその間にチャンネル材よりなる前後
一対の支持枠部材11を溶接した方形枠状のもので、その
前後両支持枠部材11にはそれぞれの一端側寄りにリンク
取付丸孔11aが、他端側寄りにリンク取付長孔11bが形成
されている。前記ロアフレーム9は車体フロアにボルト
等により固定されるアングル材よりなる左右枠部材12
と、この相互間にチャンネル材よりなる前後一対の支持
枠部材13を溶接した方形枠状のもので、その前後両支持
枠部材13にも前記同様にリンク取付丸孔13aとリンク取
付長孔13bが形成されている。
前記Xリンク機構10は四辺形(長方形)枠状をなす一対
のリンク14,15の相互の回動軸線が従来は左右方向を向
くように配置されていたが、ここでは前後方向を向くよ
うに配置されて前記アッパーフレーム8とロアフレーム
9との前後支持枠部材11,13に枢支連結されている。
のリンク14,15の相互の回動軸線が従来は左右方向を向
くように配置されていたが、ここでは前後方向を向くよ
うに配置されて前記アッパーフレーム8とロアフレーム
9との前後支持枠部材11,13に枢支連結されている。
つまり、このXリンク機構10は一対のリンク14,15から
なり、その両リンク14,15はそれぞれ前後一対ずつのリ
ンクバー14a,14b及び15a,15bと、その前後リンクバー14
aと14b及び15aと15bを上下端で連結した丸パイプ状の連
結バー14c,14d及び15c,15dとで、それぞれ四辺形枠状
(長方枠状)に構成されて、こうした構成の一対のリン
ク14と15を互いに前方から見てX状となるように組合わ
せ、その相互の前後一対ずつのリンクバー14aと15a及び
14bと15bを各々中間部にて段付きボルトである軸ピン16
にて回動自在に枢着することにより構成されている。
なり、その両リンク14,15はそれぞれ前後一対ずつのリ
ンクバー14a,14b及び15a,15bと、その前後リンクバー14
aと14b及び15aと15bを上下端で連結した丸パイプ状の連
結バー14c,14d及び15c,15dとで、それぞれ四辺形枠状
(長方枠状)に構成されて、こうした構成の一対のリン
ク14と15を互いに前方から見てX状となるように組合わ
せ、その相互の前後一対ずつのリンクバー14aと15a及び
14bと15bを各々中間部にて段付きボルトである軸ピン16
にて回動自在に枢着することにより構成されている。
こうしたXリンク機構10の一方のリンク14の前後リンク
バー14a,14bの下端部を前記ロアフレーム9の前後支持
枠部材13の一端側取付丸孔13aにそれぞれ段付きボルト
である連結ピン17により枢支連結し、同上端部を前記ア
ッパーフレーム8の前後支持枠部材11の他端側取付長孔
11bにそれぞれ段付きボルトである摺動ピン18により摺
動可能に枢支連結している。これと上下向きが逆である
が同様にして他方のリンク15の前後リンクバー15a,15b
の上下端部をロアフレーム9とアッパーフレーム8に枢
支連結している。これでアッパーフレーム8とロアフレ
ーム9との間に該Xリンク機構10が回動軸線(軸ピン1
6)を前後方向に向けた状態で取付られて、該アッパー
フレーム8を上下動自在に支持している。なお前記取付
長孔11b,13bに摺嵌する各摺動ピン18にはそれぞれ支持
枠部材11,13の溝内に転動するローラ19が取付られてX
リンク機構10の動きを滑らかにしている。
バー14a,14bの下端部を前記ロアフレーム9の前後支持
枠部材13の一端側取付丸孔13aにそれぞれ段付きボルト
である連結ピン17により枢支連結し、同上端部を前記ア
ッパーフレーム8の前後支持枠部材11の他端側取付長孔
11bにそれぞれ段付きボルトである摺動ピン18により摺
動可能に枢支連結している。これと上下向きが逆である
が同様にして他方のリンク15の前後リンクバー15a,15b
の上下端部をロアフレーム9とアッパーフレーム8に枢
支連結している。これでアッパーフレーム8とロアフレ
ーム9との間に該Xリンク機構10が回動軸線(軸ピン1
6)を前後方向に向けた状態で取付られて、該アッパー
フレーム8を上下動自在に支持している。なお前記取付
長孔11b,13bに摺嵌する各摺動ピン18にはそれぞれ支持
枠部材11,13の溝内に転動するローラ19が取付られてX
リンク機構10の動きを滑らかにしている。
なお、図中20は前記サスペンション装置7の押上げばね
で、これは略コ字形状に折曲した捩りばね(トーション
スプリング)であって、2本用いられ、互いにロアフレ
ーム9の前面部でクロスするようにして左右対称的に配
し、その各々の基端側部20aが前記左右枠部材12の前端
部に形成した孔12aに一本ずつ貫挿して該枠部材12上面
に係止され、その反対の先端側部20bが左右枠部材12前
端上縁の切欠溝12bに嵌まって位置決めされてから、斜
め上方に立上ってばね力調整機構21を介してアッパーフ
レーム8を上方に常時押上げ付勢するようになってい
る。
で、これは略コ字形状に折曲した捩りばね(トーション
スプリング)であって、2本用いられ、互いにロアフレ
ーム9の前面部でクロスするようにして左右対称的に配
し、その各々の基端側部20aが前記左右枠部材12の前端
部に形成した孔12aに一本ずつ貫挿して該枠部材12上面
に係止され、その反対の先端側部20bが左右枠部材12前
端上縁の切欠溝12bに嵌まって位置決めされてから、斜
め上方に立上ってばね力調整機構21を介してアッパーフ
レーム8を上方に常時押上げ付勢するようになってい
る。
そのばね力調整機構21は、前記アッパーフレーム8の下
部に左右一対のブラケット22を介してカム軸23を設け、
この両端にそれぞれ外周面にV溝を切った円板カム24を
固着すると共に、前記一方のブラケット22がギアボック
スを兼ね、この内部のウォームギア25を介してカム軸23
を回転操作できる調整シャフト26を前方に突設した構成
で、その左右の円板カム24の外周V溝部に前記一対の押
上げばね20の先端側部20bが下側から当って押上げ作用
をなし、その押上げ力が該円板カム24の回転操作により
大小変化するようになっている。
部に左右一対のブラケット22を介してカム軸23を設け、
この両端にそれぞれ外周面にV溝を切った円板カム24を
固着すると共に、前記一方のブラケット22がギアボック
スを兼ね、この内部のウォームギア25を介してカム軸23
を回転操作できる調整シャフト26を前方に突設した構成
で、その左右の円板カム24の外周V溝部に前記一対の押
上げばね20の先端側部20bが下側から当って押上げ作用
をなし、その押上げ力が該円板カム24の回転操作により
大小変化するようになっている。
また図中27は前記サスペンション装置7の急激な上下動
を抑制するショックアブソーバで、前記アッパーフレー
ム8とロアフレーム9との間にピン8a,12cを介し連結し
て設けられている。
を抑制するショックアブソーバで、前記アッパーフレー
ム8とロアフレーム9との間にピン8a,12cを介し連結し
て設けられている。
ここで更に前記サスペンション装置7の一層の強化の為
に、先ずXリンク機構10のそれぞれ四辺形枠状(長方枠
状)をなす一対のリンク14,15に、それぞれの対角線方
向に配して一本ずつの丸パイプよりなる補強部材14e,15
eを取付けている。つまり補強部材14eは前側リンクバー
14aの上端寄り部から後側リンクバー14bの下端寄り部に
渡って、補強部材15eは前側リンクバー15aの上端寄り部
から後側リンクバー15bの下端寄り部に渡って連結して
いる。これでXリンク機構10の各々四辺形枠状をなす一
対のリンク14,15の菱形状(平行四辺形状)への撓み強
度が増強されている。しかもこれら補強部材14eと15eは
平常時には互いに干渉しないように、曲げ加工により一
方の補強部材14eは下側に彎曲(第4図及び第5図参
照)され、他方の補強部材15eは逆に上側に彎曲されて
いる。なおその少なくとも補強部材15eは一対のリンク1
4,15をX状に入組んで組合わせるために後から溶接す
る。
に、先ずXリンク機構10のそれぞれ四辺形枠状(長方枠
状)をなす一対のリンク14,15に、それぞれの対角線方
向に配して一本ずつの丸パイプよりなる補強部材14e,15
eを取付けている。つまり補強部材14eは前側リンクバー
14aの上端寄り部から後側リンクバー14bの下端寄り部に
渡って、補強部材15eは前側リンクバー15aの上端寄り部
から後側リンクバー15bの下端寄り部に渡って連結して
いる。これでXリンク機構10の各々四辺形枠状をなす一
対のリンク14,15の菱形状(平行四辺形状)への撓み強
度が増強されている。しかもこれら補強部材14eと15eは
平常時には互いに干渉しないように、曲げ加工により一
方の補強部材14eは下側に彎曲(第4図及び第5図参
照)され、他方の補強部材15eは逆に上側に彎曲されて
いる。なおその少なくとも補強部材15eは一対のリンク1
4,15をX状に入組んで組合わせるために後から溶接す
る。
また、前記Xリンク機構10の一対のリンク14,15の各前
後リンクバー14a,14b,15a,15bはいずれも第6図(a)
(b)(c)に示す如く2枚のプレス鋼板を溶接した閉
断面構造として捩り剛性が高くされている。
後リンクバー14a,14b,15a,15bはいずれも第6図(a)
(b)(c)に示す如く2枚のプレス鋼板を溶接した閉
断面構造として捩り剛性が高くされている。
更に第7図乃至第9図に示す如く、アッパーフレーム8
とロアフレーム9との前後支持枠部材11,13の各リンク
取付丸孔11a,13a部にブッシュ28を溶接固定すること
で、段付きボルトである連結ピン17の段部に掛かる面圧
を低減すると同時にスラスト方向の荷重を受けるように
補強している。また各リンク取付長孔11b,13b部にはそ
の上下部分の折損を防止すべく同形状の長孔29aを有し
た補強板29を溶接固定するようにしている。
とロアフレーム9との前後支持枠部材11,13の各リンク
取付丸孔11a,13a部にブッシュ28を溶接固定すること
で、段付きボルトである連結ピン17の段部に掛かる面圧
を低減すると同時にスラスト方向の荷重を受けるように
補強している。また各リンク取付長孔11b,13b部にはそ
の上下部分の折損を防止すべく同形状の長孔29aを有し
た補強板29を溶接固定するようにしている。
また、前記段付きボルトよりなる各連結ピン17及び摺動
ピン18は、それぞれリンク14,15の上下バー14c,14d,15
c,15dの両端に第8図及び第9図に示す如く嵌着して強
固に溶接したプラグナット30に螺着することで、各リン
クバー14a,14b,15a,15bとアッパーフレーム8及びロア
フレーム9との連結を頑強に行なっていると共に、ロー
ラ19を設ける摺動ピン18はそれぞれ2つの段を持つボル
トで、その1段目が前記プラグナット30に突当り、2段
目が補強板29に突当って、大きなスラスト方向の荷重を
受け得るようにしている なお、第1図に戻るが、シート本体1のシートクッショ
ン2のクッションフレーム2aの左右後端寄り部には、シ
ートベルトのインナーバックル31と、アウターベルトア
ンカー32がボルト止めにより取付けられて、ベルトイン
方式のサスペンション装置付きシートとされている。こ
の場合、衝突事故の際にシートベルトからの衝撃入力は
アウターベルトアンカー32側よりもアンナーバックル31
側の方がショルダーベルト入力の付加の分だけ大きいの
で、前記アッパーフレーム8とロアフレーム9の前後支
持枠部材11,13の破損に対する抵抗力を考慮して、その
リンク取付丸孔11aがインナーバックル31側に、リンク
取付長孔11bがアウターベルトアンカー32側に来るよう
に設定している。。
ピン18は、それぞれリンク14,15の上下バー14c,14d,15
c,15dの両端に第8図及び第9図に示す如く嵌着して強
固に溶接したプラグナット30に螺着することで、各リン
クバー14a,14b,15a,15bとアッパーフレーム8及びロア
フレーム9との連結を頑強に行なっていると共に、ロー
ラ19を設ける摺動ピン18はそれぞれ2つの段を持つボル
トで、その1段目が前記プラグナット30に突当り、2段
目が補強板29に突当って、大きなスラスト方向の荷重を
受け得るようにしている なお、第1図に戻るが、シート本体1のシートクッショ
ン2のクッションフレーム2aの左右後端寄り部には、シ
ートベルトのインナーバックル31と、アウターベルトア
ンカー32がボルト止めにより取付けられて、ベルトイン
方式のサスペンション装置付きシートとされている。こ
の場合、衝突事故の際にシートベルトからの衝撃入力は
アウターベルトアンカー32側よりもアンナーバックル31
側の方がショルダーベルト入力の付加の分だけ大きいの
で、前記アッパーフレーム8とロアフレーム9の前後支
持枠部材11,13の破損に対する抵抗力を考慮して、その
リンク取付丸孔11aがインナーバックル31側に、リンク
取付長孔11bがアウターベルトアンカー32側に来るよう
に設定している。。
而して、前述した構成のサスペンション装置付きシート
では、前述のようにベルトイン方式としてシートベルト
を着用した状態で走行中に衝突事故を起こした場合、シ
ートベルトのインナーバックル31と、アウターベルトア
ンカー32からシートクッション2のフレーム2aに大きな
衝撃荷重が入力する。これにてシートクッション2の後
部が上方と前方に強く引張られることになる。こうした
引張り荷重に対してその下側のサスペンション装置7
は、Xリンク機構10をこの回動軸線が従来の左右向きに
対し前後方向を向く状態で設けているので、そのXリン
ク機構10の各々四辺形枠状をなす一対のリンク14,15が
第4図に想像線で示す如く菱形状(平行四辺形状)に撓
むようにして該大きな引張り荷重を受け止める。このた
めに該Xリンク機構10の交点の回動軸部である軸ピン16
に従来のものの如く過大な曲げモーメントを発生するこ
とがなくなる。これで該サスペンション装置7が前倒れ
・破壊を生じることなく大きな衝撃荷重に耐えて着座者
の安全を確保するようになる。
では、前述のようにベルトイン方式としてシートベルト
を着用した状態で走行中に衝突事故を起こした場合、シ
ートベルトのインナーバックル31と、アウターベルトア
ンカー32からシートクッション2のフレーム2aに大きな
衝撃荷重が入力する。これにてシートクッション2の後
部が上方と前方に強く引張られることになる。こうした
引張り荷重に対してその下側のサスペンション装置7
は、Xリンク機構10をこの回動軸線が従来の左右向きに
対し前後方向を向く状態で設けているので、そのXリン
ク機構10の各々四辺形枠状をなす一対のリンク14,15が
第4図に想像線で示す如く菱形状(平行四辺形状)に撓
むようにして該大きな引張り荷重を受け止める。このた
めに該Xリンク機構10の交点の回動軸部である軸ピン16
に従来のものの如く過大な曲げモーメントを発生するこ
とがなくなる。これで該サスペンション装置7が前倒れ
・破壊を生じることなく大きな衝撃荷重に耐えて着座者
の安全を確保するようになる。
前記第4図においてXリンク機構10の片側のリンク14へ
の衝撃荷重の入力状況を説明すると、シートベルトから
の大きな衝撃荷重Fは該リンク14の後方上部に入力す
る。この入力は上方への引張り力F0と前方への引張り
力F1として作用する。これと対角線方向にて対向する
リンク14の前方下部には前記引張り力F0,F1とつりあう
為に逆向きの力F0′,F1′が作用する。そのF1とF1′
はリンク14を菱形状にゆがめようとし、F0とF0′はリ
ンク14を捩ろうとするモーメントMを生じせしめる。こ
れでリンク14は四辺形枠状をなす剛体であることから図
示想像線で示す如く菱形状に少し撓みながらも大きな引
張り荷重を受け止める。
の衝撃荷重の入力状況を説明すると、シートベルトから
の大きな衝撃荷重Fは該リンク14の後方上部に入力す
る。この入力は上方への引張り力F0と前方への引張り
力F1として作用する。これと対角線方向にて対向する
リンク14の前方下部には前記引張り力F0,F1とつりあう
為に逆向きの力F0′,F1′が作用する。そのF1とF1′
はリンク14を菱形状にゆがめようとし、F0とF0′はリ
ンク14を捩ろうとするモーメントMを生じせしめる。こ
れでリンク14は四辺形枠状をなす剛体であることから図
示想像線で示す如く菱形状に少し撓みながらも大きな引
張り荷重を受け止める。
ここで、特に前述した如くXリンク機構10の各々四辺形
枠状の一対のリンク14,15にそれぞれの対角線方向に配
して彎曲した補強部材14e,15eを設けたことで、これが
前記F1とF1′の力に抗し彎曲が直線になりながら張力
を負担して、リンク14の菱形状のゆがみの進行を防止し
て撓み強度が一層向上するようになる。また前記リンク
14,15は各部の部材(前後リンクバー並びに上下連結バ
ー)が全て閉断面構造で高い捩り剛性を持つので、前述
の引張り力F0とF0′による捩りモーメントMに対し十
分耐えられるようになる。これでサスペンション装置7
がより一層強化されて前倒れ・破壊を生じることなく大
きな衝撃荷重に耐え、着座者の安全を十分に確保するよ
うになる。
枠状の一対のリンク14,15にそれぞれの対角線方向に配
して彎曲した補強部材14e,15eを設けたことで、これが
前記F1とF1′の力に抗し彎曲が直線になりながら張力
を負担して、リンク14の菱形状のゆがみの進行を防止し
て撓み強度が一層向上するようになる。また前記リンク
14,15は各部の部材(前後リンクバー並びに上下連結バ
ー)が全て閉断面構造で高い捩り剛性を持つので、前述
の引張り力F0とF0′による捩りモーメントMに対し十
分耐えられるようになる。これでサスペンション装置7
がより一層強化されて前倒れ・破壊を生じることなく大
きな衝撃荷重に耐え、着座者の安全を十分に確保するよ
うになる。
本考案は前述の如く構成したから、サスペンション装置
の強化が図れ、シートベルト下端をシートクッションに
連結するベルトイン方式としても、衝突事故の際のシー
トベルトからの大きな衝撃荷重の入力に耐えることがで
きて、前倒れ・破壊を生じることなく着座者の安全を確
保できる高性能なサスペンション装置付きシートが得ら
れる。
の強化が図れ、シートベルト下端をシートクッションに
連結するベルトイン方式としても、衝突事故の際のシー
トベルトからの大きな衝撃荷重の入力に耐えることがで
きて、前倒れ・破壊を生じることなく着座者の安全を確
保できる高性能なサスペンション装置付きシートが得ら
れる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図はシート
のクッション体を省略した斜視図、第2図は同側面図、
第3図は要部の分解斜視図、第4図は一つのリンクの斜
視図、第5図は同リンクの側面図、第6図(a)(b)
(c)は第5図のA−A線・B−B線・C−C線に沿う
各断面図、第7図はリンクとロアフレーム部材との連結
部分の分解斜視図、第8図及び第9図は同じくリンクと
ロアフレーム部材との連結部分の断面図である。 1……シート本体、2……シートクッション、7……サ
スペンション装置、8……アッパーフレーム、9……ロ
アフレーム、11,13……前後部材、10……Xリンク機
構、14,15……リンク、14e,15e……補強部材、16……回
動軸線(軸ピン)。
のクッション体を省略した斜視図、第2図は同側面図、
第3図は要部の分解斜視図、第4図は一つのリンクの斜
視図、第5図は同リンクの側面図、第6図(a)(b)
(c)は第5図のA−A線・B−B線・C−C線に沿う
各断面図、第7図はリンクとロアフレーム部材との連結
部分の分解斜視図、第8図及び第9図は同じくリンクと
ロアフレーム部材との連結部分の断面図である。 1……シート本体、2……シートクッション、7……サ
スペンション装置、8……アッパーフレーム、9……ロ
アフレーム、11,13……前後部材、10……Xリンク機
構、14,15……リンク、14e,15e……補強部材、16……回
動軸線(軸ピン)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 金平 光司 神奈川県座間市ひばりが丘3丁目623番地 ノ1 国松工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】シートクッションの下側にXリンク機構を
用いたサスペンション装置を有するシートにおいて、前
記サスペンション装置のXリンク機構をこの回動軸線が
前後方向を向く状態でアッパーフレームの前後部材とロ
アフレームの前後部材との間に連結して設けると共に、
そのXリンク機構の各々の四辺形状に枠組みされて相互
に回動可能に枢着される一対のリンクに補強部材をそれ
ぞれの対角線方向に配し且つ互いに干渉しない状態に設
けたことを特徴とするサスペンション装置付きシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13878188U JPH0719881Y2 (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | サスペンション装置付きシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13878188U JPH0719881Y2 (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | サスペンション装置付きシート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0259036U JPH0259036U (ja) | 1990-04-27 |
| JPH0719881Y2 true JPH0719881Y2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=31401439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13878188U Expired - Lifetime JPH0719881Y2 (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | サスペンション装置付きシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0719881Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-25 JP JP13878188U patent/JPH0719881Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0259036U (ja) | 1990-04-27 |
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