JPH071989B2 - 電動機の界磁鉄心の取付方法 - Google Patents

電動機の界磁鉄心の取付方法

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JPH071989B2
JPH071989B2 JP3074835A JP7483591A JPH071989B2 JP H071989 B2 JPH071989 B2 JP H071989B2 JP 3074835 A JP3074835 A JP 3074835A JP 7483591 A JP7483591 A JP 7483591A JP H071989 B2 JPH071989 B2 JP H071989B2
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core
field iron
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素之 田中
雄次 松浦
文清 中澤
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Toshiba Tec Corp
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Toshiba Tec Corp
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  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、界磁鉄心を有底円筒状
の金属製ケーシング内に挿入して収納した電動機の界磁
鉄心の取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば電気掃除機に用いられる従来の電
動機は、図5および図6に示すように一端が開口された
有底円筒状の金属製ケーシング1内に界磁鉄心2が収納
固定されるとともに、この界磁鉄心2の中央部をこの鉄
心2の厚み方向に貫いてケーシング1の底壁部側に整流
子3を有する回転子4が、回転自在にケーシング1に取
付けられている。ケーシング1の一端開口から突出され
た回転子4の軸には、送風用のファン(図示しない)が
取付けられている。ケーシング1の一端開口側には、前
記ファンを覆ってファンカバー5が取付けられている。
界磁鉄心2はケーシング1の開口よりケーシング1内の
所定位置に圧入され、この鉄心2は、図6に示すように
ケーシング1の外周からポンチを用いて形成される打出
し6を、界磁鉄心2の両端面に係合させるとともに、同
様の打出し7を界磁鉄心2の両端面間の任意箇所の外面
に食い込ませることによって、ケーシング1に対して固
定されている。
【0003】また、円筒状のケーシング内に界磁鉄心を
固定する技術は実公昭49ー37124号公報でも知ら
れている。この公報には、直径に変化がないケーシング
の周壁部内面の複数箇所に、止め金具の取付け用の溝を
有したリブを設けるとともに、これらのリブの一端にス
トッパー部を設け、かつ、各リブにはそのストッパー部
との間に界磁鉄心を挟んで固定する留金具を夫々取付け
ている。したがって、この公報に記載の技術では、界磁
鉄心をケーシング内に嵌入する以前に、リブの溝に留金
具を嵌めた後に、この金具が有する縦耳に界磁鉄心の外
周に設けた溝を嵌めながらケーシング内に界磁鉄心を嵌
入して、この鉄心を前記ストッパー部で位置決めした後
に、留金具の上縁を界磁鉄心側に折曲げることにより、
ストッパー部と留金具の上縁とで界磁鉄心を挟んで、こ
の界磁鉄心をケーシングの内面から離して固定してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した前者
の構成の電動機によれば、界磁鉄心2を形成する鉄心板
の板厚のばらつきによる積み重ね方向の寸法誤差、およ
びケーシング1の内周寸法の加工のばらつき、その他熱
膨脹などが影響して、界磁鉄心2が所定位置に対して確
実に固定されないという恐れがあった。
【0005】また、前述した後者の構成の電動機によれ
ば、界磁鉄心を固定するのに、ケーシング以外に複数の
留め金具を必要とするから、部品点数が多く構造および
組立てが複雑であるという問題がある。しかも、界磁鉄
心の外面はリブに圧接されているが、リブをスペーサと
して界磁鉄心の外面とケーシングの周壁内面とは離れて
いるから、リブの突出寸法に応じてケーシングの径が大
きいという問題もある。さらに、留金具の上縁を界磁鉄
心側に折り曲げる際に上縁に加えられている力が取り除
かれると、一旦折り曲げられたこの上縁はいわゆるスプ
リングバックによって折り曲げ方向とは逆方向に戻りを
生じ界磁鉄心の端面から浮き上がり界磁鉄心の固定が確
実にできないという問題もある。
【0006】本発明の目的は、電動機の界磁鉄心をケー
シングに固定するために特別な部品を要することなく、
簡単な構造でケーシングの所定位置に界磁鉄心を確実に
固定できるとともに、ケーシングの界磁鉄心を収納する
部分が大径となることを防止できるようにしたものであ
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、一端が開口さ
れた有底円筒状の金属製ケーシングの周壁部内面に界磁
鉄心の外面を圧接せさて、前記ケーシング内に前記界磁
鉄心を収納した電動機に実施される。そして、前記の目
的を達成するために、一端を開口した有底筒状であつて
この開口から界磁鉄心を挿入して収納する同径の円筒状
の周壁部内面とこの周壁部内面から前記開口に向かって
徐々に拡開する末広がり円筒状の広がり部を形成すると
ともに前記周壁部内面の底壁部側に位置して内向きに突
出する複数の第1ストッパー部を形成した金属製ケーシ
ング内に界磁鉄心をその挿入先端側の一端面が前記第1
ストッパー部に当接する位置まで挿入し、ついで前記広
がり部の内面を前記開口側から底壁部側に向けて削り起
こして界磁鉄心の挿入方向他端面に当接する複数の第2
ストッパー部を形成して界磁鉄心を前記金属製ケーシン
グ内に固定することとしたものである
【0008】
【作用】本発明に係る電動機によれば、その組立におい
て、界磁鉄心はケーシング内にその広がり部側の開口か
周壁部内面に挿入される。この挿入により、界磁鉄心
はその外面をケーシングの周壁部内面に圧接して収納さ
れる。挿入される界磁鉄心は、挿入先端側の一端面がケ
ーシングの周壁部より内方に一体に突設された複数の第
1ストッパー部に当たることにより、ケーシングに位置
決めされる。この後に、ケーシングの広がり部における
小径部の内面複数箇所が、削り起こされて第2ストッパ
ー部を形成する。これら第2ストッパー部は界磁鉄心の
他端面に当接される。そのため、ケーシングの周壁部内
面に圧接された界磁鉄心は、その両端から第1、第2の
ストッパー部で挟まれるから、界磁鉄心を形成する鉄心
板の板厚のばらつきによる積み重ね方向の寸法誤差、お
よびケーシング内周寸法のばらつき、その他熱膨脹が多
少あったとしても、界磁鉄心をケーシングの所定位置に
確実に固定できる。以上のように界磁鉄心のケーシング
への固定を、ケーシング自体の一部を利用して実施した
から、特別に界磁鉄心を固定するための部品を必要とす
ることがない。また、第2ストッパー部はケーシングの
広がり部における界磁鉄心の他端面側部位の内面を削り
起こして設けたから、界磁鉄心の他端面からケーシング
の一端開口までの距離が長い場合でも、第2ストッパー
部が長くなることがないから、第2ストッパー部がその
削り起こしに伴って破損する恐れがない。これととも
に、第2ストッパー部はその削り始めの肉厚は薄く次第
に厚くなるから、機械プレス等による削り出しの開始時
に大きな力をケーシングに与える必要がなく、よって、
ケーシングの変形を招く恐れがない。さらに、第2スト
ッパー部はケーシングの広がり部内面を削り起こして形
成するため界磁鉄心の端面から浮き上がって離れること
はなく界磁鉄心を確実に固定することができる。しか
も、界磁鉄心はその外面をケーシングの周壁部内面に圧
接して設けられるから、ケーシング内に界磁鉄心を固定
するための部品を設けて、これで界磁鉄心を固定する構
成に比較して、ケーシングの界磁鉄心が収納される部分
の径が小径化することもない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2を
参照して説明する。
【0010】図中符号11は例えば電気掃除機の電動送
風機に用いられる電動機の金属製ケーシングで、このケ
ーシング11は、一端が開口された有底円筒状をなして
いる。ケーシング11の周壁部11aにおけるケーシン
グ11の底壁部11b側には、内向きに突出する第1ス
トッパー部12が一体に設けられている。ストッパー部
12は複数箇所設けられている。
【0011】ケーシング11の周壁部11a内には、ケ
ーシング11の一端開口から圧入された界磁鉄心13が
収納されている。界磁鉄心13は、多数枚の鉄心板を積
み重ね互いに結合して構成されているとともに、その外
面は周壁部11aの内面に圧接されている。この界磁鉄
心13は、ケーシング11への圧入時に先端側となる一
端面13aを第1ストッパー部12に当接させて、ケー
シング11に対して位置決めされている。
【0012】ケーシング11は、界磁鉄心13の一端面
13aとは反対側の他端面13bから外側方向に徐々に
拡開する広がり部14を有している。この広がり部14
はケーシング11の前記一端開口に向けて径が次第に広
がるラッパのような末広がり円筒状をなしている。広が
り部14における界磁鉄心13の他端面13bに連なる
端部側部位14aの内面には、前記界磁鉄心13が第1
ストッパー部に当接して位置決めされた後、例えば機械
プレスなどによる削り出し加工によって、ケーシング1
1の内方へ向けて削り起こされた第2ストッパー部20
が形成されている。第2ストッパー部20は複数設けら
れて、界磁鉄心13の他端面13bに接して、この面1
3bを押さえている。これら第2ストッパー部20と前
記第1ストッパー部12とによって、ケーシング11内
に圧入された界磁鉄心13をその両端から挟んで、ケー
シング11内に界磁鉄心13を固定しいる。
【0013】一方、界磁鉄心13の中央部をその厚み方
向に貫いて回転子16がケーシング11に回転自在に取
付けられており、この回転子16はケーシング11の底
壁部11a側に整流子15を有している。回転子16の
ケーシング11の一端開口から突出された回転子軸16
aの端部には、例えば送風用のファン(図示しない)が
取付けられている。このファンを覆ってケーシング11
にはファンカバー17が取付けられている。なお、図1
において符号19はケーシング11に取付けたブラシホ
ルダ、18はブラシホルダ19に支持されたカーボンブ
ラシである。
【0014】この構成において、ケーシング11への界
磁鉄心13の取付は次のように行われる。まず、界磁鉄
心13はケーシング11内にその一端開口から挿入して
取り付けられる。その際に挿入先端側となる界磁鉄心1
3の一端面13aは、ケーシング11から一体に内向き
に突出した第1ストッパー部12に当接し、それによ
り、界磁鉄心13が位置決めされる。ついで、界磁鉄心
13の他端面13bには、ケーシング11の広がり部1
4の小径な界磁鉄心側部位14a内面を削り起こして形
成した第2ストッパー部20が当接して、これらが他端
面13bを押さえるから、ケーシング11と一体の前記
第1、第2ストッパー部12、20で、これらの間にケ
ーシング11の内面に外面を圧接させた界磁鉄心13を
直接挟んで、この鉄心13をケーシング11内の所定位
置に固定できる。そして、第2ストッパー部20は広が
り部14の内面を削り起こして形成されるため界磁鉄心
13の端面から浮き上がって離れることがなく第1スト
ッパー部12とで界磁鉄心13はケーシング11内に確
実に固定される。
【0015】このため、界磁鉄心13を構成する鉄心板
の厚みのばらつきによる積層方向の寸法誤差、およびケ
ーシング11の内周寸法の加工のばらつき、その他熱膨
脹などがあったとしても、ケーシング11内の所定位置
への界磁鉄心13を固定状態を確実に維持できる。した
がって、電動機の品質を向上できる。
【0016】なお、図3および図4に示すように本発明
では、前記ケーシング11の広がり部14の第2ストッ
パー部20の一部20aを、ケーシング11の周壁部1
1a内面に圧接された界磁鉄心13の外周面に係合させ
て実施してもよい。
【0017】このようにすれば、ケーシング11内にお
ける界磁鉄心13が周方向へ遊び動く恐れも確実になく
すことができる。特に、図3においては、2か所の第2
ストッパー部20の内の一方の一部20aを、ケーシン
グ11に対して界磁鉄心13が一方向に回ろうとする場
合に、これらの間に楔状に食い込むようにして界磁鉄心
13の外周面に係合させるとともに、他方のストッパー
部20の一部20aをケーシング11に対して界磁鉄心
13が他方向に回ろうとする場合に、これらの間に楔状
に食い込むようにして界磁鉄心13の外周面に係合させ
て夫々設けてある。したがって、ケーシング11内にお
ける界磁鉄心13のいずれの方向への周方向の動きも確
実に阻止できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明した本発明の電動機の界磁鉄心
の取付方法によれば、ケーシングの開口側から界磁鉄心
をその挿入先端側の一端面が第1ストッパー部に当接す
る位置まで挿入し、ついで、ケーシングの広がり部内面
を削り起こして界磁鉄心の他端面に当接する第2ストッ
パー部を形成して界磁鉄心を固定するようにしたので
界磁鉄心の鉄心板のばらつきによる厚み方向の寸法誤
差、ケーシング内周寸法の加工ばらつき、その他熱膨脹
などに拘らず、界磁鉄心をケーシングの所定位置に確実
に固定でき、品質を向上できる。そして、両ストッパー
部はケーシングと一体であって、所定位置に界磁鉄心を
固定するために、特別な部品を必要とすることがないか
ら、簡単な構造で界磁鉄心を固定できる。さらに、両ス
トッパー部は界磁鉄心をその厚み方向に位置決めするも
のであって、界磁鉄心とケーシングとの間に位置されて
スペーサとなるものではなく、界磁鉄心の外面がケーシ
ングの周壁部内面に圧接されるから、ケーシングの界磁
鉄心を収納する周壁部が大径化することがない。しか
も、第2ストッパー部はケーシングの広がり部における
界磁鉄心の他端面側部位の内面を削り起こして設けたか
ら、界磁鉄心の他端面からケーシングの一端開口までの
距離が長い場合でも、第2ストッパー部が長くなること
がないから、この第2ストッパー部がその削り起こしに
伴って破損する恐れがないとともに、前記他端面側部位
を削り起こして設けられた第2ストッパー部はその削り
始めの肉厚が薄く次第に厚くなるから、界磁鉄心を固定
するための第2ストッパー部の削り出しにおいて、その
削り出し開始時に大きな力をケーシングに与える必要が
なく、ケーシングの変形を招く恐れがなく、さらに、第
2ストッパー部はケーシングの広がり部の内面を削り起
こして形成したからいわゆるスプリングバックによって
界磁鉄心の端面から浮き上がって離れることがなく界磁
鉄心のケーシングへの固定が確実にできる等の効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る電動機全体を一
部断面して示す側面図。
【図2】図2は同実施例に係り界磁鉄心の固定部分を示
す断面図。
【図3】図3は本発明の他の実施例に係る電動機のケー
シングと界磁鉄心との関係を示す平面図。
【図4】図4は同他の実施例に係り図3におけるZ−Z
線に沿う断面図。
【図5】図5は従来例に係る電動機全体を一部断面して
示す側面図。
【図6】図6は同従来例に係り界磁鉄心の固定部分を示
す断面図。
【符号の説明】
11…ケーシング、11a…周壁部、11b…底壁部、
12…第1ストッパー部、13…界磁鉄心、13a…一
端面、13b…他端面、14…広がり部、14a…部
位、20…第2ストッパー部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端を開口した有底筒状であつてこの開
    口から界磁鉄心を挿入して収納する同径の円筒状の周壁
    部内面とこの周壁部内面から前記開口に向かって徐々に
    拡開する末広がり円筒状の広がり部を形成するとともに
    前記周壁部内面の底壁部側に位置して内向きに突出する
    複数の第1ストッパー部を形成した金属製ケーシング内
    に界磁鉄心をその挿入先端側の一端面が前記第1ストッ
    パー部に当接する位置まで挿入し、ついで前記広がり部
    の内面を前記開口側から底壁部側に向けて削り起こして
    界磁鉄心の挿入方向他端面に当接する複数の第2ストッ
    パー部を形成して界磁鉄心を前記金属製ケーシング内に
    固定することを特徴とする電動機の界磁鉄心の取付方
JP3074835A 1991-03-14 1991-03-14 電動機の界磁鉄心の取付方法 Expired - Lifetime JPH071989B2 (ja)

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JPH04222429A JPH04222429A (ja) 1992-08-12
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004048925A (ja) * 2002-07-12 2004-02-12 Toyota Motor Corp ステータの固定方法及び固定構造並びにロータの固定方法及び固定構造
JP5008883B2 (ja) * 2006-03-23 2012-08-22 住友電気工業株式会社 ステータ、ステータコア及びステータコア保持部材

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