JPH07199403A - 写真印画紙用支持体 - Google Patents

写真印画紙用支持体

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JPH07199403A
JPH07199403A JP33475793A JP33475793A JPH07199403A JP H07199403 A JPH07199403 A JP H07199403A JP 33475793 A JP33475793 A JP 33475793A JP 33475793 A JP33475793 A JP 33475793A JP H07199403 A JPH07199403 A JP H07199403A
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JP
Japan
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weight
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polyolefin resin
ultramarine
paper
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JP33475793A
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Hiroyuki Nemoto
浩幸 根本
Masahiro Kamiya
昌博 神谷
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New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
New Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 色調を所望の値に調節する際に発生する白色
度の低下を抑制し、高い白色度を有する写真印画紙用支
持体を得る。 【構成】 シート状基体の表面側に着色顔料として群青
とジオキサジンバイオレットとを含むポリオレフィン樹
脂からなる表面側樹脂被覆層を形成し、前記シート状基
体の裏面側にポリオレフィン樹脂からなる裏面側樹脂被
覆層を形成した写真印画紙用支持体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真印画紙用支持体に
関するものである。さらに詳しく述べるならば、本発明
は、ポリオレフィン樹脂被覆写真印画紙用支持体の樹脂
組成物に、着色顔料を添加して色調を所望の値に調節す
る際に発生する白色度の低下を抑制して得られる高い白
色度を有する写真印画紙用支持体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真印画紙用支持体としては、近年バラ
イタ紙に代わり紙基体の両面にポリオレフィン樹脂を被
覆して製造されたポリオレフィン樹脂被覆写真印画紙用
支持体、所謂レジンコーテッドペーパーが広く使用され
ている。このような写真印画紙用支持体は、ポリオレフ
ィン樹脂被覆層が疎水性かつ防水性であるため、バライ
タ紙に比較して、現像定着処理中に処理液が支持体に浸
透しにくく、水洗時間や乾燥時間が大幅に短縮され、ま
た、紙基体への処理液の浸透がないため、支持体自体の
伸縮が抑制され寸法安定性が優れるなど、種々の利点を
有し、広く普及している。
【0003】ポリオレフィン樹脂被覆写真印画紙用支持
体の表側の面、すなわち写真乳剤層が塗布される面の樹
脂被覆層は、写真印画紙用支持体として必要な白色度、
写真鮮鋭性、および隠蔽性などの性能を向上させる目的
で、およそ7重量部〜20重量部の白色顔料と、好まし
い色調に仕上げるための少量の着色顔料、および滑剤や
酸化防止剤などの添加剤を、ポリオレフィン樹脂に混練
して作製した樹脂組成物を、溶融押し出し法で塗工して
形成されることが普通である。
【0004】白色顔料としては、アナターゼ型もしくは
ルチル型の二酸化チタンが一般的である。また着色顔料
としては無機顔料や有機顔料が使用できることが知られ
ている。例えば、米国特許(USP3,501,29
8)には、青味顔料として群青(ウルトラマリンブル
ー)やコバルトブルー、またマゼンタ顔料としてラズベ
リーバイオレットやキナクリドン系の有機顔料を適宜選
択して使用できることが開示されている。
【0005】しかしながら、多くの有機顔料は、一般的
にポリオレフィン樹脂への分散性や、溶融押し出し塗工
工程での耐熱性などに問題があり、有機顔料を実用的に
使用することは困難であった。従って多くの場合、ポリ
オレフィン樹脂被覆層の色調を好ましい値に合わせる操
作(以後、色合わせと記す)では、無機顔料としておも
に群青を用い、それらから色調の異なる青口群青や赤口
群青などを適宜選択し組合せて使用することが一般的に
行われている。
【0006】最近写真システムの高品質化に伴って、写
真印画紙用支持体の高鮮鋭化や高白色度化などの高品質
化が望まれている。これらの品質を達成するため、白色
顔料やポリオレフィン樹脂の選択や配合、および樹脂組
成物の分散混練の方法などについて種々検討が進められ
たが、それだけで目標品質を達成することは困難であっ
た。
【0007】すなわち鮮鋭性や白色度の見地から白色顔
料やポリオレフィン樹脂を選択して使用しても、樹脂組
成物を所望の色調に調整するための着色顔料の添加によ
り、白色度は低下してしまうという問題がある。とくに
着色顔料として群青を使用する場合に、赤口群青および
青口群青などから選択するとしても、いずれも同じ群青
であるため、その色調は近似しており、これらを混合し
て添加しても、色調の調整可能範囲は狭く、また所望の
色調に合致させるためには比較的多量の添加が必要であ
り、しかも白色度が大きく低下するとの問題が発生する
のである。
【0008】この白色度が低下する現象は、色合わせの
操作が白色顔料とポリオレフィン樹脂で得られた反射光
のうち不要な色成分の光を着色顔料で吸収するとの原理
によるため、本来避け得ないものであるが、鮮明な着色
顔料を適切に使用できれば、着色顔料添加に伴う低下巾
を小さく抑えることが可能になるのである。
【0009】ルチル型二酸化チタン顔料は隠蔽性と光散
乱性とが高いという特徴を有するため、アナターゼ型二
酸化チタン顔料にくらべると高鮮鋭化の目的には有利に
使用できる。しかし、ルチル型二酸化チタン顔料は黄味
が強いため、色合わせのための着色顔料の添加量を多量
にする必要があり、従って白色度の低下も大きくなり、
このため高鮮鋭化と高白色度とを同時に達成することは
困難であった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のポリ
オレフィン樹脂被覆写真印画紙用支持体の有する上記の
問題点を解決し、樹脂被覆層の色調を好ましい値に調整
する操作に伴う白色度の低下が少なく、従って高い白色
度を有する写真印画紙用支持体を提供しようとするもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の写真印画紙用支
持体は、シート状基体と、前記シート状基体の表面側に
形成され、かつポリオレフィン樹脂と白色顔料とを主成
分として含む表面側樹脂被覆層と、前記シート状基体の
裏面側に形成され、かつポリオレフィン樹脂を主成分と
して含む裏面側樹脂被覆層とを有し、前記表面側樹脂被
覆層中に、着色顔料として群青とジオキサジンバイオレ
ットとを含むことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明は、無機顔料である群青と、有機顔料で
あるジオキサジンバイオレットとを混合してポリオレフ
ィン樹脂に配合し、混練分散して使用すると、これら顔
料のポリオレフィン樹脂への分散性が良好で、かつ溶融
押し出し塗工の工程において耐熱性に問題のないことを
見出し、達成されたのである。
【0013】群青とジオキサジンバイオレットとを混合
使用した場合の作用メカニズムは明確ではないが、第1
にジオキサジンバイオレットの色調が従来使用の赤口群
青に比べて鮮明であるため、これを青口群青と組合せて
ポリオレフィン樹脂に配合すると、少量で色調調節効果
を発揮できること、および第2に群青とジオキサジンバ
イオレットの添加量合計が少量でも十分な効果を発揮す
るため、光成分の不要の吸収が少なくなり、白色度低下
が抑制されること、などに基因するものと推定される。
【0014】本発明において使用されるジオキサジンバ
イオレットは、その主成分の構造が下記式(1)で示さ
れるものである。
【化1】
【0015】ジオキサジンバイオレットはC.I.Pigment
23に分類されている。またこの有機顔料に適当な方法で
表面処理を施して、ポリオレフィン樹脂組成物への分散
性を改善することも可能である。
【0016】本発明において使用される群青の種類には
特に制限はなく、色調の異なる青口群青、赤口群青、加
工群青、化粧品用群青などから適宜選択して用いること
ができる。またポリオレフィン樹脂への分散性を改善す
る目的で適当な表面処理を施したものを使用することも
可能である。
【0017】本発明で使用される白色顔料には、通常ア
ナターゼ型二酸化チタン、もしくはルチル型二酸化チタ
ンを使用することができる。これらの二酸化チタン顔料
としては、硫酸法、および塩素法の何れの方法により製
造されたものでもよい。またその表面に、例えば含水酸
化アルミニウムのような無機表面処理剤による処理、オ
ルガノポリシロキサンのような有機表面処理剤による処
理、あるいは、無機表面処理剤および有機表面処理剤を
適宜組み合わせた表面処理を施したものであってもよ
い。
【0018】さらに二酸化チタン顔料以外の種類の白色
顔料、例えば酸化亜鉛、炭酸カルシウム、タルク、クレ
ー、硫酸バリウム、および酸化アルミニウム、水酸化カ
ルシウム、水酸化マグネシウムなどを併用することも可
能である。
【0019】本発明において使用されるポリオレフィン
樹脂は、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直
鎖型低密度ポリエチレンおよびこれらの混合物などから
選択することができるが、これに他のポリオレフィン樹
脂を少量添加してもよい。本発明において、ポリオレフ
ィン樹脂としてポリエチレン樹脂が用いられる場合、そ
の分子量には特に制限はないが、通常20,000〜2
00,000の範囲の分子量を有するものを用いること
が好ましい。
【0020】本発明の樹脂組成物には、上記着色顔料、
白色顔料、ポリオレフィン樹脂のほか、通常ポリオレフ
ィン樹脂に混合使用される酸化防止剤、滑剤、安定剤、
帯電防止剤、可塑剤、分散剤、および蛍光増白剤などの
1種以上を含むこともできる。
【0021】本発明のポリオレフィン樹脂組成物は、あ
らかじめ白色顔料、着色顔料などをポリオレフィンに一
定濃度に含有させて、所謂マスターバッチを作製し、そ
れらを希釈樹脂により所望の割合に希釈して調製する
か、あるいはポリオレフィン中に最初から所望の添加物
を所望の組成比で含有させ、所謂コンパウンドを調製し
て使用することが一般的である。これらのマスターバッ
チや、コンパウンドを調製するには、通常、バンバリー
ミキサー、ニーダー、混練用押し出し機、2本ロール練
り機、および3本ロール練り機などが用いられるが、バ
ンバリーミキサーおよび混練用押し出し機が有利に用い
られる。またこれら各種混練機を2種類以上組合せて使
用することもできる。
【0022】本発明のポリオレフィン樹脂組成物中の白
色顔料の配合量は、ポリオレフィン樹脂組成物に対し7
重量%〜20重量%であることが好ましい。この配合量
が7重量%未満では写真印画紙用支持体として十分な白
色度や鮮鋭性を得ることが難しく、またそれが20重量
%を越えると、ポリオレフィン樹脂への分散が困難とな
り、溶融押し出しの工程において形成されるフィルムに
欠陥が生じるなどの問題を生ずる。
【0023】本発明のポリオレフィン樹脂組成物におけ
るジオキサジンバイオレットの配合量は0.0001重
量%〜0.001重量%であることが好ましい。この配
合量が0.0001重量%未満では着色効果が不十分で
あり、またそれを0.001重量%を越えて多量に添加
すると、着色効果が過大になるばかりか、白色度の低下
が大きくなるなどの弊害が生じる。
【0024】本発明のポリオレフィン樹脂組成物におけ
る群青の配合量は、0.01重量%〜0.5重量%であ
ることが好ましい。この配合量が0.01重量%未満で
は着色効果が不十分であり、またそれを0.1重量%を
越えて多量に添加すると、着色効果が過大になるばかり
か、ポリオレフィン樹脂への分散性が不良になるという
問題を発生することがある。
【0025】ポリオレフィン樹脂被覆写真印画紙用支持
体の裏面側にも、上述の各種添加物を配合することがで
きるが、ポリオレフィン樹脂に、少量の酸化防止剤およ
び滑剤のみを添加し、それ以外のものは添加しないこと
が一般的である。
【0026】本発明において、シート状基体の表面側に
形成されるポリオレフィン樹脂被覆層の塗布量は、20
〜40g/m2 であることが好ましい。これが20g/
m2未満では、シート状基体の表面の凹凸を充分に平滑
化することが困難となる。また、それが40g/m2 を
越えて多量になっても、上記効果は飽和し、しかも写真
印画紙全体が厚ぼったくなり、またコストが高くなるな
どの問題点を生じ実用的ではない。
【0027】本発明において、シート状基体の裏面側の
ポリオレフィン樹脂被覆層の塗布量には特に制限はない
が、一般には10〜40g/m2 の範囲で使用されるこ
とが好ましい。これが10g/m2 未満では十分な耐水
性や、シート状支持体と樹脂被覆層との十分な接着性を
得ることが難しくなる。またそれが40g/m2 を越え
ると、出来上がった写真印画紙用支持体が厚ぼったくな
り、実用的でなくなる。
【0028】本発明の表裏両面ポリオレフィン樹脂被覆
層は、通常、溶融押し出し法塗工により形成される。溶
融押し出し塗工用スリットダイとしては、T型ダイ、L
型ダイなどのフラットダイを用いることが好ましい。ま
たポリオレフィン樹脂被覆層とシート状基体との接着性
を向上させるため、溶融押し出し積層工程に先立ち、シ
ート状基体にコロナ放電処理や火焔処理のような表面活
性化処理、又は薬剤塗布によるアンカー処理を施すこと
が好ましい。
【0029】本発明に用いられるシート状基体として
は、一般に写真印画紙用に用いられているものであれば
それらの全てを使用できる。通常、紙が用いられ、例え
ば天然パルプ紙、合成パルプ紙、天然パルプ紙と合成パ
ルプ紙の混抄紙などのほか、各種の抄き合わせ紙などを
用いることができる。一般には、広葉樹パルプ、針葉樹
パルプ、広葉樹針葉樹混合パルプなどを主成分とする天
然パルプ紙が広く用いられる。またこれらは、クラフト
パルプ法、サルファイトパルプ法、ソーダーパルプ法な
どの公知の方法により蒸解され、塩素処理、アルカリ処
理、次亜塩素酸塩処理、二酸化塩素処理、過酸化水素処
理、酸素処理、ハイドロサルファイト処理、もしくはこ
れらを適宜組み合わせた方法により漂白されたパルプを
用いて抄紙される。また、必要によっては合成パルプ、
合成繊維を含むパルプから製造された原紙を使用するこ
ともできる。
【0030】本発明に用いられるシート状基体には、一
般に製紙用に用いられている各種添加剤、例えば、乾燥
紙力増強剤(カチオン化澱粉、カチオン化ポリアクリル
アミド、アニオン化ポリアクリルアミドなど)、サイズ
剤(脂肪酸塩、ロジン、マレイン化ロジンカチオン化サ
イズ剤、反応性サイズ剤など)、填料(クレー、カオリ
ンなど)、湿潤紙力増強剤(メラミン樹脂、エポキシ化
ポリアミド樹脂など)、定着剤(硫酸アルミニウム、カ
チオン化澱粉など)、pH調節剤(苛性ソーダ、炭酸ソー
ダなど)、帯電防止剤、および染料などの添加剤の1種
以上を含んでいてもよい。また原紙に、水溶性高分子添
加剤、表面サイズ剤、表面紙力剤、帯電防止剤、無機電
解質、吸湿性物質、顔料、pH調節剤などの1種類以上を
含む処理液でタブサイズ、またはサイズプレスしてもよ
い。
【0031】シート状基体の種類および厚みに関しては
特に制限はない。またシート状基体を製造後、これにカ
レンダーなどにより圧力を印加して圧縮し、表面平滑性
を改善することが好ましく、その坪量は50〜250g
/m2 、その厚さは40〜270μmであることが好ま
しい。
【0032】本発明の写真印画紙用支持体において、写
真乳剤との接着性を向上させるために、その表面側ポリ
オレフィン樹脂被覆層の上に下引層を設け、あるいは裏
面側ポリオレフィン樹脂被覆層の上に印刷筆記性や帯電
防止性を向上するためにバックコート層などを設けるこ
ともできる。
【0033】
【実施例】本発明を、下記実施例によりさらに詳細に説
明するが、もちろん本発明はこれらの実施例により制限
されるものではない。
【0034】実施例1 カナディアンスタンダードフリーネス(JIS P−8
121)が250mlになるまで叩解した針葉樹晒硫酸パ
ルプ(NBSP)と、同じくカナディアンスタンダード
フリーネスが280mlになるまで叩解した広葉樹晒亜硫
酸塩パルプ(LBKP)とを、2:8の重量比で混合
し、濃度0.5%のパルプスラリーを調製した。このパ
ルプスラリー中に下記の製紙用添加剤を、パルプ絶乾重
量に対して下記の添加量で添加し、充分に撹拌して分散
させた。 カチオン化澱粉 2.0% アルキルケテンダイマー樹脂 0.4% アニオン化ポリアクリルアミド樹脂 0.1% ポリアミドポリアミンエピクロールヒドリン樹脂 0.7% 苛性ソーダ pH7.5に調節
【0035】上記紙料のスラリーを長網抄紙マシンで抄
紙し、ドライヤー、サイズプレス、マシンカレンダーを
通し、坪量170g/m2 、緊度1.0g/cm3 、水分
含有率8.0%の紙基体を製造した。上記サイズプレス
工程に用いたサイズプレス液は、カルボキシル変性ポリ
ビニール樹脂と塩化ナトリウムとを2:1の重量比率で
混合し、これを水に加えて加熱溶解し、濃度5%に調整
したもので、これを紙の両面に塗布量25g/m2 にな
るように塗布した。
【0036】上記紙基体の表裏両面にコロナ放電処理を
施した後、これにバンバリーミキサーで混合分散した下
記のポリオレフィン樹脂組成物を、T型ダイを有する溶
融押し出し機(320℃)で塗布し、写真印画紙用支持
体を作製した。なお、ポリオレフィン樹脂の被覆量は表
面側樹脂被覆層を35g/m2 、裏面側樹脂被覆層を3
0g/m2 とした。
【0037】 表面側樹脂組成物 成 分 配合量 直鎖型低密度ポリエチレン樹脂 35重量部 (密度0.926 、メルトインデックス20g/10分) 低密度ポリエチレン樹脂 52重量部 (密度0.919 、メルトインデックス2g/10分) アナターゼ型二酸化チタン 13重量部 (石原産業製、商標:A−220) ステアリン酸亜鉛 0.1重量部 酸化防止剤 0.03重量部 (チバガイギー製、商標:Irganox 1010) 群青 0.090重量部 (第一化成製、商標:青口群青 No.2000) ジオキサジンバイオレット 0.0003重量部 (ヘキスト製、商標:Hostaperm Violet RLNF)
【0038】 裏面用樹脂組成物 成 分 配合量 高密度ポリエチレン樹脂 65重量部 (密度 0.964g/m2 、メルトインデックス20g/10分) 低密度ポリエチレン樹脂 35重量部 (密度 0.924g/m2 、メルトインデックス4g/10分)
【0039】上記の操作により得られた写真印画紙用支
持体試料について、色調および白色度を評価した。なお
評価方法は、下記に示す通りである。色調 :測色色差計(日本電色製、ND−503DE)を
用い、試料を測定値が変わらなくなるだけ重ねてa値お
よびb値を測定し、得られた値から色調を評価した。a
値は0.0±0.3、b値は−2.5±0.3の範囲内
にあるのが好ましい色調の値である。表面側樹脂組成物
を調製する際には、a値およびb値がこの範囲の値にな
るよう着色顔料の添加量を調節して配合した。
【0040】白色度:JIS P−8123「紙および
パルプのハンター白色度試験方法」に従って測定したハ
ンター白色度の値、および上記測色色差計で測定したL
値から白色度を評価した。数値が大きいほど白色度は高
く、良好である。テスト結果を表1に示す。
【0041】比較例1 実施例1と同様の操作を行なった。但し、表面側ポリオ
レフィン樹脂組成物の組成を下記の通り変更した。表面側樹脂組成物 成 分 配合量 直鎖型低密度ポリエチレン樹脂 35重量部 (密度 0.926、メルトインデックス20g/10分) 低密度ポリエチレン樹脂 52重量部 (密度 0.919、メルトインデックス2g/10分) アナターゼ型二酸化チタン 13重量部 (石原産業製、商標:A−220) ステアリン酸亜鉛 0.1重量部 酸化防止剤 0.03重量部 (チバガイギー製、商標:Irganox 1010) 群青 0.075重量部 (第一化成製、商標:青口群青 No.2000) 群青 0.080重量部 (第一化成製、商標:加工用群青 DV-1) テスト結果を表1に示す。
【0042】比較例2 実施例1と同様の操作を行なった。但し、表面側ポリオ
レフィン樹脂組成物の組成を下記の通り変更した。表面側樹脂組成物 成 分 配合量 直鎖型低密度ポリエチレン樹脂 35重量部 (密度 0.926、メルトインデックス20g/10分) 低密度ポリエチレン樹脂 52重量部 (密度 0.919、メルトインデックス2g/10分) アナターゼ型二酸化チタン 13重量部 (石原産業製、商標:A−220) ステアリン酸亜鉛 0.1重量部 酸化防止剤 0.03重量部 (チバガイギー製、商標:Irganox 1010) ジオキサジンバイオレット 0.002重量部 (ヘキスト製、商標:Hostaperm Violet RLNF) テスト結果を表1に示す。
【0043】実施例2 実施例1と同様の操作を行なった。但し、表面側ポリオ
レフィン樹脂組成物の組成を下記の通り変更した。表面側樹脂組成物 成 分 配合量 直鎖型低密度ポリエチレン樹脂 36重量部 (密度 0.926、メルトインデックス20g/10分) 低密度ポリエチレン樹脂 54重量部 (密度 0.919、メルトインデックス2g/10分) ルチル型二酸化チタン 10重量部 (堺化学工業製、商標:R−25) ステアリン酸亜鉛 0.1重量部 酸化防止剤 0.03重量部 (チバガイギー製、商標:Irganox 1010) 群青 0.113重量部 (第一化成製、商標:青口群青 No.2000) ジオキサジンバイオレット 0.0003重量部 (ヘキスト製、商標:Hostaperm Violet RLNF) テスト結果を表1に示す。
【0044】実施例3 実施例1と同様の操作を行なった。但し、表面側ポリオ
レフィン樹脂組成物の組成を下記の通り変更した。表面側樹脂組成物 成 分 配合量 直鎖型低密度ポリエチレン樹脂 36重量部 (密度 0.926、メルトインデックス20g/10分) 低密度ポリエチレン樹脂 54重量部 (密度 0.919、メルトインデックス2g/10分) ルチル型二酸化チタン 10重量部 (堺化学工業製、商標:R−25) ステアリン酸亜鉛 0.1重量部 酸化防止剤 0.03重量部 (チバガイギー製、商標:Irganox 1010) 群青 0.113重量部 (第一化成製、商標:青口群青 No.2000) ジオキサジンバイオレット 0.0005重量部 (ヘキスト製、商標:Hostaperm Violet RLNF) テスト結果を表1に示す。
【0045】比較例3 実施例1と同様の操作を行なった。但し、ポリオレフィ
ン樹脂組成物の組成を下記の通り変更した。表面側樹脂組成物 成 分 配合量 直鎖型低密度ポリエチレン樹脂 36重量部 (密度 0.926、メルトインデックス20g/10分) 低密度ポリエチレン樹脂 54重量部 (密度 0.919、メルトインデックス2g/10分) ルチル型二酸化チタン 10重量部 (堺化学工業製、商標:R−25) ステアリン酸亜鉛 0.1重量部 酸化防止剤 0.03重量部 (チバガイギー製、商標:Irganox 1010) 群青 0.100重量部 (第一化成製、商標:青口群青 No.2000) 群青 0.100重量部 (第一化成製、商標:加工群青DV−1) テスト結果を表1に示す。
【0046】比較例4 実施例1と同様の操作を行なった。但し、ポリオレフィ
ン樹脂組成物の組成を下記の通り変更した。表面側樹脂組成物 成 分 配合量 直鎖型低密度ポリエチレン樹脂 36重量部 (密度 0.926、メルトインデックス20g/10分) 低密度ポリエチレン樹脂 54重量部 (密度 0.919、メルトインデックス2g/10分) ルチル型二酸化チタン 10重量部 (堺化学工業製、商標:R−25) ステアリン酸亜鉛 0.1重量部 酸化防止剤 0.03重量部 (チバガイギー製、商標:Irganox 1010) 群青 0.075重量部 (第一化成製、商標:青口群青 No.2000) ジオキサジンバイオレット 0.00001重量部 (ヘキスト製、商標:Hostaperm Violet RLNF) テスト結果を表1に示す。
【0047】表1において、実施例1および比較例1、
および2は、白色顔料としてアナターゼ型チタンを使用
したものであり、実施例2および比較例3、および4
は、ルチル型チタンを使用したものである。
【0048】
【表1】
【0049】表1から明らかなように、本発明に係る実
施例1〜3の写真印画紙用支持体は、群青だけを用いて
色合わせした比較例1および3のそれに比べて、色調、
L値およびハンター白色度値が高く、同等の色調を得な
がら高い白色度を示している。また有機顔料の添加量が
多い比較例2は白色度が劣る。さらに、有機顔料の添加
量の少ない比較例4は白色度は高いが、色合わせが不十
分である。
【0050】
【発明の効果】本発明の写真印画紙用支持体は、色合わ
せに伴う白色度低下が少ないものであって、白色度およ
び色調にすぐれ、実用上有用なものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 19/38 G03C 1/76 501 1/775 1/83

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状基体と、前記シート状基体の表
    面側に形成され、かつポリオレフィン樹脂と白色顔料と
    を主成分として含む表面側樹脂被覆層と、前記シート状
    基体の裏面側に形成され、かつポリオレフィン樹脂を主
    成分として含む裏面側樹脂被覆層とを有し、前記表面側
    樹脂被覆層中に、着色顔料として群青とジオキサジンバ
    イオレットとを含むことを特徴とする写真印画紙用支持
    体。
JP33475793A 1993-12-28 1993-12-28 写真印画紙用支持体 Pending JPH07199403A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002049127A (ja) * 2000-08-07 2002-02-15 Tokyo Printing Ink Mfg Co Ltd 写真支持体樹脂組成物とその着色剤
WO2004010216A1 (ja) * 2002-07-18 2004-01-29 Konica Minolta Photo Imaging, Inc. ハロゲン化銀写真感光材料及び画像形成方法

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