JPH07200094A - 位相同期クロック分配回路 - Google Patents
位相同期クロック分配回路Info
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- JPH07200094A JPH07200094A JP6000623A JP62394A JPH07200094A JP H07200094 A JPH07200094 A JP H07200094A JP 6000623 A JP6000623 A JP 6000623A JP 62394 A JP62394 A JP 62394A JP H07200094 A JPH07200094 A JP H07200094A
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- cell
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回路基板や半導体素子内のクロックが高速な
場合でも、部品間でクロックの位相差を意識せず回路設
計や部品配置を決定できるようにする。 【構成】 回路1を複数のブロック2に分割し、クロッ
ク13を発生し往路クロック10として各ブロック2に
分配するクロック発生回路7と、各ブロック2に対応し
て設けられ、クロック13と対応するブロック2からの
復路クロック11との位相差を検出し位相差情報12を
出力する位相一致検出回路8とからなるクロック発生部
3と、各ブロック2に設けられ、往路クロック10を入
力し対応する位相一致検出回路8に復路クロック11と
して折り返すと共に、往路クロック10を位相差情報1
2に基づいて位相補正する可変遅延回路9と、クロック
発生部3と各ブロック2との間で、往路および復路とも
同一の伝送遅延で、往路クロック10,復路クロック1
1,位相差情報12を転送する情報転送手段5とを設け
る。
場合でも、部品間でクロックの位相差を意識せず回路設
計や部品配置を決定できるようにする。 【構成】 回路1を複数のブロック2に分割し、クロッ
ク13を発生し往路クロック10として各ブロック2に
分配するクロック発生回路7と、各ブロック2に対応し
て設けられ、クロック13と対応するブロック2からの
復路クロック11との位相差を検出し位相差情報12を
出力する位相一致検出回路8とからなるクロック発生部
3と、各ブロック2に設けられ、往路クロック10を入
力し対応する位相一致検出回路8に復路クロック11と
して折り返すと共に、往路クロック10を位相差情報1
2に基づいて位相補正する可変遅延回路9と、クロック
発生部3と各ブロック2との間で、往路および復路とも
同一の伝送遅延で、往路クロック10,復路クロック1
1,位相差情報12を転送する情報転送手段5とを設け
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の能動素子および
複数の受動素子が搭載された回路基板や大規模集積回路
(LSI)等の半導体素子中に同一位相のクロックを分
配する位相同期クロック分配回路に関する。
複数の受動素子が搭載された回路基板や大規模集積回路
(LSI)等の半導体素子中に同一位相のクロックを分
配する位相同期クロック分配回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル回路において必要とされるク
ロックの周波数が高くなると、回路基板内の配線による
遅延やLSI等の半導体素子内部の遅延が、クロックの
周期に比較して増大する。このため、従来では、アナロ
グシミュレーションによる回路解析に基づく詳細な設計
手法と、実際の回路における部品配置および位相の調整
とにより、クロックの高周波化に対応している。
ロックの周波数が高くなると、回路基板内の配線による
遅延やLSI等の半導体素子内部の遅延が、クロックの
周期に比較して増大する。このため、従来では、アナロ
グシミュレーションによる回路解析に基づく詳細な設計
手法と、実際の回路における部品配置および位相の調整
とにより、クロックの高周波化に対応している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、クロックの
高周波化に伴うアナログシミュレーションによる回路解
析に基づく詳細な設計や、実際の回路における部品配置
および位相の調整は、回路規模の増大とともに膨大な工
数を必要とするという欠点があった。本発明は、このよ
うな背景の下になされたもので、回路基板やLSI等の
半導体素子内部のクロックが高速な場合でも、部品間で
クロックの位相差を意識しないで回路設計や部品配置を
決定できる位相同期クロック分配回路を提供することを
目的とする。
高周波化に伴うアナログシミュレーションによる回路解
析に基づく詳細な設計や、実際の回路における部品配置
および位相の調整は、回路規模の増大とともに膨大な工
数を必要とするという欠点があった。本発明は、このよ
うな背景の下になされたもので、回路基板やLSI等の
半導体素子内部のクロックが高速な場合でも、部品間で
クロックの位相差を意識しないで回路設計や部品配置を
決定できる位相同期クロック分配回路を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の能動素子および複数の受動素子が搭載された回路
基板や集積回路が形成された半導体素子を複数のブロッ
クに分割し、基準クロックを発生して往路クロックとし
て前記各ブロックに分配するクロック発生回路と、前記
各ブロックに対応して設けられ、前記基準クロックと対
応するブロックから折り返される復路クロックとの位相
差を検出して位相差情報をそれぞれ出力する複数の位相
検出回路とからなる共通部と、各ブロックに設けられ、
前記往路クロックを入力して対応する位相検出回路に前
記復路クロックとして折り返すとともに、前記往路クロ
ックを前記位相差情報に基づいて位相補正してブロック
クロックとして出力する複数の位相差補正回路と、前記
共通部と前記各ブロックとの間で、往路および復路とも
同一の伝送遅延で、前記往路クロック、前記復路クロッ
クおよび前記位相差情報を転送する情報転送手段とを具
備することを特徴としている。
複数の能動素子および複数の受動素子が搭載された回路
基板や集積回路が形成された半導体素子を複数のブロッ
クに分割し、基準クロックを発生して往路クロックとし
て前記各ブロックに分配するクロック発生回路と、前記
各ブロックに対応して設けられ、前記基準クロックと対
応するブロックから折り返される復路クロックとの位相
差を検出して位相差情報をそれぞれ出力する複数の位相
検出回路とからなる共通部と、各ブロックに設けられ、
前記往路クロックを入力して対応する位相検出回路に前
記復路クロックとして折り返すとともに、前記往路クロ
ックを前記位相差情報に基づいて位相補正してブロック
クロックとして出力する複数の位相差補正回路と、前記
共通部と前記各ブロックとの間で、往路および復路とも
同一の伝送遅延で、前記往路クロック、前記復路クロッ
クおよび前記位相差情報を転送する情報転送手段とを具
備することを特徴としている。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記各ブロックがさらに複数のセルに分割
され、前記各ブロックには、前記位相差補正回路によっ
て位相補正されたブロッククロックに基づいて基準セル
クロックを発生して往路セルクロックとして前記各セル
に分配するセルクロック発生回路と、前記各セルに対応
して設けられ、前記基準セルクロックと対応するセルか
ら折り返される復路セルクロックとの位相差を検出して
セル位相差情報をそれぞれ出力する複数のブロック位相
検出回路とからなるブロック共通部と、各セルに設けら
れ、前記往路セルクロックを入力して対応するブロック
位相検出回路に前記復路セルクロックとして折り返すと
ともに、前記往路セルクロックを前記セル位相差情報に
基づいて位相補正してセルクロックとして出力する複数
のセル位相差補正回路と、前記ブロック共通部と前記各
セルとの間で、往路および復路とも同一の伝送遅延で、
前記往路セルクロック、前記復路セルクロックおよび前
記セル位相差情報を転送するセル情報転送手段とが設け
られていることを特徴としている。
明において、前記各ブロックがさらに複数のセルに分割
され、前記各ブロックには、前記位相差補正回路によっ
て位相補正されたブロッククロックに基づいて基準セル
クロックを発生して往路セルクロックとして前記各セル
に分配するセルクロック発生回路と、前記各セルに対応
して設けられ、前記基準セルクロックと対応するセルか
ら折り返される復路セルクロックとの位相差を検出して
セル位相差情報をそれぞれ出力する複数のブロック位相
検出回路とからなるブロック共通部と、各セルに設けら
れ、前記往路セルクロックを入力して対応するブロック
位相検出回路に前記復路セルクロックとして折り返すと
ともに、前記往路セルクロックを前記セル位相差情報に
基づいて位相補正してセルクロックとして出力する複数
のセル位相差補正回路と、前記ブロック共通部と前記各
セルとの間で、往路および復路とも同一の伝送遅延で、
前記往路セルクロック、前記復路セルクロックおよび前
記セル位相差情報を転送するセル情報転送手段とが設け
られていることを特徴としている。
【0006】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記共通部と前記各ブロックとの間で発生
する前記クロックの分配遅延がTdbの時、前記クロック
の周波数を(1/2×Tdb)以内とし、前記各位相差補
正回路は、前記往路クロックを前記位相差情報に基づい
て位相補正して出力し、前記各セルクロック発生回路
は、対応する位相差補正回路によって位相補正されたブ
ロッククロックに基づいてより高い周波数の基準セルク
ロックを発生し、前記ブロック共通部と前記各セルとの
間で発生する前記セルクロックの分配遅延がTdcの時、
前記セルクロックの周波数を(1/2×Tdc)以内と
し、前記各セル位相差補正回路は、前記往路セルクロッ
クを前記セル位相差情報に基づいて位相補正して出力す
ることを特徴としている。
明において、前記共通部と前記各ブロックとの間で発生
する前記クロックの分配遅延がTdbの時、前記クロック
の周波数を(1/2×Tdb)以内とし、前記各位相差補
正回路は、前記往路クロックを前記位相差情報に基づい
て位相補正して出力し、前記各セルクロック発生回路
は、対応する位相差補正回路によって位相補正されたブ
ロッククロックに基づいてより高い周波数の基準セルク
ロックを発生し、前記ブロック共通部と前記各セルとの
間で発生する前記セルクロックの分配遅延がTdcの時、
前記セルクロックの周波数を(1/2×Tdc)以内と
し、前記各セル位相差補正回路は、前記往路セルクロッ
クを前記セル位相差情報に基づいて位相補正して出力す
ることを特徴としている。
【0007】請求項4記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記基準クロックを、前記クロックの1周
期に相当する時間を越えない時間遅延する基準遅延回路
を有し、前記各位相検出回路は、前記基準遅延回路から
出力されるクロックと対応するブロックから折り返され
る復路クロックとの位相差を検出して位相差情報をそれ
ぞれ出力することを特徴としている。
明において、前記基準クロックを、前記クロックの1周
期に相当する時間を越えない時間遅延する基準遅延回路
を有し、前記各位相検出回路は、前記基準遅延回路から
出力されるクロックと対応するブロックから折り返され
る復路クロックとの位相差を検出して位相差情報をそれ
ぞれ出力することを特徴としている。
【0008】請求項5記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記各位相差補正回路は、同一構成の第1
および第2の可変遅延回路を有し、前記第1の可変遅延
回路は、前記往路クロックを遅延して前記ブロッククロ
ックを出力するとともに、前記第2の可変遅延回路に入
力し、前記第2の可変遅延回路は、前記第1の可変遅延
回路の出力クロックを遅延して、その出力クロックを前
記復路クロックとして対応する位相検出回路に折り返
し、前記第1および第2の可変遅延回路のそれぞれの遅
延は、前記位相差情報に基づいて同一となるように制御
され、前記各セル位相差補正回路は、同一構成の第3お
よび第4の可変遅延回路を有し、前記第3の可変遅延回
路は、前記往路セルクロックを遅延して前記セルクロッ
クを出力するとともに、前記第4の可変遅延回路に入力
し、前記第4の可変遅延回路は、前記第3の可変遅延回
路の出力クロックを遅延して、その出力クロックを前記
復路セルクロックとして対応するセル位相検出回路に折
り返し、前記第3および第4の可変遅延回路のそれぞれ
の遅延は、前記セル位相差情報に基づいて同一となるよ
うに制御されることを特徴としている。
明において、前記各位相差補正回路は、同一構成の第1
および第2の可変遅延回路を有し、前記第1の可変遅延
回路は、前記往路クロックを遅延して前記ブロッククロ
ックを出力するとともに、前記第2の可変遅延回路に入
力し、前記第2の可変遅延回路は、前記第1の可変遅延
回路の出力クロックを遅延して、その出力クロックを前
記復路クロックとして対応する位相検出回路に折り返
し、前記第1および第2の可変遅延回路のそれぞれの遅
延は、前記位相差情報に基づいて同一となるように制御
され、前記各セル位相差補正回路は、同一構成の第3お
よび第4の可変遅延回路を有し、前記第3の可変遅延回
路は、前記往路セルクロックを遅延して前記セルクロッ
クを出力するとともに、前記第4の可変遅延回路に入力
し、前記第4の可変遅延回路は、前記第3の可変遅延回
路の出力クロックを遅延して、その出力クロックを前記
復路セルクロックとして対応するセル位相検出回路に折
り返し、前記第3および第4の可変遅延回路のそれぞれ
の遅延は、前記セル位相差情報に基づいて同一となるよ
うに制御されることを特徴としている。
【0009】請求項6記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記各位相検出回路は、前記復路クロック
と前記基準クロックとの前記位相差情報を、前記復路ク
ロックに対する前記基準クロックの進み遅れ、あるいは
前記基準クロックに対する前記復路クロックの進み遅れ
を検出することにより表し、前記情報転送手段を介して
前記位相差情報を対応する位相差補正回路に転送して制
御し、前記各セル位相検出回路は、前記復路セルクロッ
クと前記基準セルクロックとの前記セル位相差情報を、
前記復路セルクロックに対する前記基準セルクロックの
進み遅れ、あるいは前記基準セルクロックに対する前記
復路セルクロックの進み遅れを検出することにより表
し、前記セル情報転送手段を介して前記セル位相差情報
を対応するセル位相差補正回路に転送して制御すること
を特徴としている。
明において、前記各位相検出回路は、前記復路クロック
と前記基準クロックとの前記位相差情報を、前記復路ク
ロックに対する前記基準クロックの進み遅れ、あるいは
前記基準クロックに対する前記復路クロックの進み遅れ
を検出することにより表し、前記情報転送手段を介して
前記位相差情報を対応する位相差補正回路に転送して制
御し、前記各セル位相検出回路は、前記復路セルクロッ
クと前記基準セルクロックとの前記セル位相差情報を、
前記復路セルクロックに対する前記基準セルクロックの
進み遅れ、あるいは前記基準セルクロックに対する前記
復路セルクロックの進み遅れを検出することにより表
し、前記セル情報転送手段を介して前記セル位相差情報
を対応するセル位相差補正回路に転送して制御すること
を特徴としている。
【0010】請求項7記載の発明は、請求項2記載の発
明において、請求項5記載の位相差補正回路およびセル
位相差補正回路と、請求項6記載の位相検出回路および
セル位相検出回路とを具備し、まず、前記第1および第
2の可変遅延回路の遅延を最小または最大にしておき、
次に、前記第1および第2の可変遅延回路の可変ステッ
プに従って遅延量を増加または減少させ、そのときの前
記位相検出回路から転送される位相差情報が前記復路ク
ロックが前記基準クロックより進んでいることまたは遅
れていることを示している場合には、前記第1および第
2の可変遅延回路の可変ステップに従って前記遅延量を
増加または減少させ、前記位相差情報が前記復路クロッ
クが前記基準クロックより遅れていることまたは進んで
いることを示している場合には、前記第1および第2の
可変遅延回路の遅延量を固定し、まず、前記第3および
第4の可変遅延回路の遅延を最小または最大にしてお
き、次に、前記第3および第4の可変遅延回路の可変ス
テップに従って遅延量を増加または減少させ、そのとき
の前記セル位相検出回路から転送されるセル位相差情報
が前記復路セルクロックが前記基準セルクロックより進
んでいることまたは遅れていることを示している場合に
は、前記第3および第4の可変遅延回路の可変ステップ
に従って前記遅延量を増加または減少させ、前記セル位
相差情報が前記復路セルクロックが前記基準セルクロッ
クより遅れていることまたは進んでいることを示してい
る場合には、前記第3および第4の可変遅延回路の遅延
量を固定することを特徴としている。
明において、請求項5記載の位相差補正回路およびセル
位相差補正回路と、請求項6記載の位相検出回路および
セル位相検出回路とを具備し、まず、前記第1および第
2の可変遅延回路の遅延を最小または最大にしておき、
次に、前記第1および第2の可変遅延回路の可変ステッ
プに従って遅延量を増加または減少させ、そのときの前
記位相検出回路から転送される位相差情報が前記復路ク
ロックが前記基準クロックより進んでいることまたは遅
れていることを示している場合には、前記第1および第
2の可変遅延回路の可変ステップに従って前記遅延量を
増加または減少させ、前記位相差情報が前記復路クロッ
クが前記基準クロックより遅れていることまたは進んで
いることを示している場合には、前記第1および第2の
可変遅延回路の遅延量を固定し、まず、前記第3および
第4の可変遅延回路の遅延を最小または最大にしてお
き、次に、前記第3および第4の可変遅延回路の可変ス
テップに従って遅延量を増加または減少させ、そのとき
の前記セル位相検出回路から転送されるセル位相差情報
が前記復路セルクロックが前記基準セルクロックより進
んでいることまたは遅れていることを示している場合に
は、前記第3および第4の可変遅延回路の可変ステップ
に従って前記遅延量を増加または減少させ、前記セル位
相差情報が前記復路セルクロックが前記基準セルクロッ
クより遅れていることまたは進んでいることを示してい
る場合には、前記第3および第4の可変遅延回路の遅延
量を固定することを特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、クロック発生回
路から出力されたクロックは、情報転送手段を介して往
路クロックとして各位相差補正回路に転送された後、情
報転送手段を介して復路クロックとして対応する位相検
出回路に折り返される。各位相検出回路は、基準クロッ
クと復路クロックとの位相差を検出して、情報転送手段
を介して位相差情報を対応する位相差補正回路に転送す
る。これにより、各ブロックの位相差補正回路から出力
されるブロッククロックの位相が基準クロックの位相と
一致する。
路から出力されたクロックは、情報転送手段を介して往
路クロックとして各位相差補正回路に転送された後、情
報転送手段を介して復路クロックとして対応する位相検
出回路に折り返される。各位相検出回路は、基準クロッ
クと復路クロックとの位相差を検出して、情報転送手段
を介して位相差情報を対応する位相差補正回路に転送す
る。これにより、各ブロックの位相差補正回路から出力
されるブロッククロックの位相が基準クロックの位相と
一致する。
【0012】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明の各ブロックにおいて、セルクロック発
生回路から出力された基準セルクロックは、セル情報転
送手段を介して往路セルクロックとして各セル位相差補
正回路に転送された後、セル情報転送手段を介して復路
セルクロックとして対応するブロック位相検出回路に折
り返される。各ブロック位相検出回路は、基準セルクロ
ックと復路セルクロックとの位相差を検出して、セル情
報転送手段を介してセル位相差情報を対応するセル位相
差補正回路に転送する。これにより、各セルのセル位相
差補正回路から出力されるセルクロックの位相が基準セ
ルクロックの位相と一致する。さらに、請求項3ないし
7記載の発明によれば、請求項2記載の発明において、
高い位相同期精度が得られる。
項1記載の発明の各ブロックにおいて、セルクロック発
生回路から出力された基準セルクロックは、セル情報転
送手段を介して往路セルクロックとして各セル位相差補
正回路に転送された後、セル情報転送手段を介して復路
セルクロックとして対応するブロック位相検出回路に折
り返される。各ブロック位相検出回路は、基準セルクロ
ックと復路セルクロックとの位相差を検出して、セル情
報転送手段を介してセル位相差情報を対応するセル位相
差補正回路に転送する。これにより、各セルのセル位相
差補正回路から出力されるセルクロックの位相が基準セ
ルクロックの位相と一致する。さらに、請求項3ないし
7記載の発明によれば、請求項2記載の発明において、
高い位相同期精度が得られる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の概要を表す概念図である。本
発明においては、回路基板やLSI等の半導体素子(以
下、単に回路という)1を複数のブロック2に分割し、
外部から供給される基準クロック6を受信して所定周期
のクロックを発生するクロック発生部3と、各ブロック
2に設けられ、クロック発生部3から出力されるクロッ
クをそれぞれ受信するクロック受信部4と、クロック発
生部3とクロック受信部4との間で情報を転送する情報
転送手段5とを設ける。そして、情報転送手段5におい
て発生する伝送遅延を、全てのブロック2に対して等し
くすることにより、各ブロック2に同一位相のクロック
を分配する。
発明においては、回路基板やLSI等の半導体素子(以
下、単に回路という)1を複数のブロック2に分割し、
外部から供給される基準クロック6を受信して所定周期
のクロックを発生するクロック発生部3と、各ブロック
2に設けられ、クロック発生部3から出力されるクロッ
クをそれぞれ受信するクロック受信部4と、クロック発
生部3とクロック受信部4との間で情報を転送する情報
転送手段5とを設ける。そして、情報転送手段5におい
て発生する伝送遅延を、全てのブロック2に対して等し
くすることにより、各ブロック2に同一位相のクロック
を分配する。
【0014】クロック発生部3とクロック受信部4との
間のクロックの分配は、図2に示すような基本回路構成
によって実現される。図2において、クロック発生部3
はクロック発生回路7と位相一致検出回路8とから構成
され、クロック受信部4は可変遅延回路9を有してい
る。また、情報転送手段5は、往路クロック10、復路
クロック11および位相差情報12をクロック発生部3
とクロック受信部4との間で転送する。
間のクロックの分配は、図2に示すような基本回路構成
によって実現される。図2において、クロック発生部3
はクロック発生回路7と位相一致検出回路8とから構成
され、クロック受信部4は可変遅延回路9を有してい
る。また、情報転送手段5は、往路クロック10、復路
クロック11および位相差情報12をクロック発生部3
とクロック受信部4との間で転送する。
【0015】このような構成において、クロック発生回
路7から出力されたクロック13は、情報転送手段5を
介して往路クロック10として可変遅延回路9に転送さ
れた後、情報転送手段5を介して復路クロック11とし
て位相一致検出回路8に折り返される。位相一致検出回
路8は、クロック発生回路7から出力されたクロック1
3と、可変遅延回路9から折り返された復路クロック1
1との間の位相一致検出を行った後、情報転送手段5を
介して位相差情報12を可変遅延回路9に転送する。
路7から出力されたクロック13は、情報転送手段5を
介して往路クロック10として可変遅延回路9に転送さ
れた後、情報転送手段5を介して復路クロック11とし
て位相一致検出回路8に折り返される。位相一致検出回
路8は、クロック発生回路7から出力されたクロック1
3と、可変遅延回路9から折り返された復路クロック1
1との間の位相一致検出を行った後、情報転送手段5を
介して位相差情報12を可変遅延回路9に転送する。
【0016】この場合、往路クロック10の伝送遅延と
復路クロック11の伝送遅延とが等しくなるように設定
し、位相一致検出回路8において、折り返された復路ク
ロック11の伝送遅延を測定し、この伝送遅延の、あら
かじめ設定された遅延からの位相偏差を位相差情報12
として可変遅延回路9に転送することにより、各ブロッ
ク2の可変遅延回路9から出力されるクロックの位相を
上記あらかじめ設定された遅延の1/2に制御でき、ク
ロック受信部4においては上記あらかじめ設定された遅
延より1/2だけ遅延したクロックを受信できる。これ
により、上記クロック受信部4を各ブロック2に設ける
ことにより、複数のブロック2に分割された回路1内の
クロックの位相が一致していることを保証することがで
きる。
復路クロック11の伝送遅延とが等しくなるように設定
し、位相一致検出回路8において、折り返された復路ク
ロック11の伝送遅延を測定し、この伝送遅延の、あら
かじめ設定された遅延からの位相偏差を位相差情報12
として可変遅延回路9に転送することにより、各ブロッ
ク2の可変遅延回路9から出力されるクロックの位相を
上記あらかじめ設定された遅延の1/2に制御でき、ク
ロック受信部4においては上記あらかじめ設定された遅
延より1/2だけ遅延したクロックを受信できる。これ
により、上記クロック受信部4を各ブロック2に設ける
ことにより、複数のブロック2に分割された回路1内の
クロックの位相が一致していることを保証することがで
きる。
【0017】以下、図面を参照して、本発明の実施例に
ついて説明する。図3は本発明の一実施例による位相同
期クロック分配回路を適用した回路1の構成を表す図で
ある。この実施例においては、回路1を図3(a)に示
すように、複数のブロックに分割し、さらに、図3
(b)に示すように、各ブロック内を複数のセルに分割
する。
ついて説明する。図3は本発明の一実施例による位相同
期クロック分配回路を適用した回路1の構成を表す図で
ある。この実施例においては、回路1を図3(a)に示
すように、複数のブロックに分割し、さらに、図3
(b)に示すように、各ブロック内を複数のセルに分割
する。
【0018】回路1は、低速クロック分配部14と、低
速クロック受信部15と、低速クロック用情報転送線1
8と、高速クロック分配部16と、高速クロック受信部
17と、高速クロック用情報転送線19とからなる位相
同期クロック分配回路を有している。低速クロック分配
部14は、基準クロック6を受信して低速クロックを各
ブロックに分配する。低速クロック受信部15は、各ブ
ロックに設けられ、上記低速クロックを受信する。低速
クロック用情報転送線18は、低速クロック分配部14
と低速クロック受信部15との間で情報を転送する。高
速クロック分配部16は、各ブロックに設けられ、低速
クロック受信部15から出力される低速クロックを受信
して高速クロックを発生する。高速クロック受信部17
は、各セルに設けられ、上記高速クロックを受信する。
高速クロック用情報転送線19は、高速クロック分配部
16と高速クロック受信部17との間で情報を転送す
る。
速クロック受信部15と、低速クロック用情報転送線1
8と、高速クロック分配部16と、高速クロック受信部
17と、高速クロック用情報転送線19とからなる位相
同期クロック分配回路を有している。低速クロック分配
部14は、基準クロック6を受信して低速クロックを各
ブロックに分配する。低速クロック受信部15は、各ブ
ロックに設けられ、上記低速クロックを受信する。低速
クロック用情報転送線18は、低速クロック分配部14
と低速クロック受信部15との間で情報を転送する。高
速クロック分配部16は、各ブロックに設けられ、低速
クロック受信部15から出力される低速クロックを受信
して高速クロックを発生する。高速クロック受信部17
は、各セルに設けられ、上記高速クロックを受信する。
高速クロック用情報転送線19は、高速クロック分配部
16と高速クロック受信部17との間で情報を転送す
る。
【0019】次に、図4に低速クロック分配部14と、
各ブロックに設けられた低速クロック受信部15との構
成を示す。低速クロック分配部14は、クロック発生回
路20と、低速クロック26の1周期に相当する時間を
越えない遅延を発生する基準遅延回路21と、各ブロッ
クに対応して設けられた位相一致検出回路22とから構
成されている。また、低速クロック受信部15は、可変
遅延回路23を有している。さらに、低速クロック分配
部14と、各ブロックの低速クロック受信部15との間
には、遅延制御用配線24とクロック分配用配線25と
からなる低速クロック用情報転送線18が設けられてい
る。
各ブロックに設けられた低速クロック受信部15との構
成を示す。低速クロック分配部14は、クロック発生回
路20と、低速クロック26の1周期に相当する時間を
越えない遅延を発生する基準遅延回路21と、各ブロッ
クに対応して設けられた位相一致検出回路22とから構
成されている。また、低速クロック受信部15は、可変
遅延回路23を有している。さらに、低速クロック分配
部14と、各ブロックの低速クロック受信部15との間
には、遅延制御用配線24とクロック分配用配線25と
からなる低速クロック用情報転送線18が設けられてい
る。
【0020】このような構成において、まず、基準クロ
ック6は、クロック発生回路20に入力され、ここで、
基準クロック6に基づいて低速クロック26が発生され
て各ブロックおよび基準遅延回路21に分配される。各
ブロックに分配される低速クロック26は、低速クロッ
ク分配部14から、クロック分配用配線25を構成する
往路配線27を介して各ブロックの低速クロック受信部
15に分配され、可変遅延回路23に転送される。
ック6は、クロック発生回路20に入力され、ここで、
基準クロック6に基づいて低速クロック26が発生され
て各ブロックおよび基準遅延回路21に分配される。各
ブロックに分配される低速クロック26は、低速クロッ
ク分配部14から、クロック分配用配線25を構成する
往路配線27を介して各ブロックの低速クロック受信部
15に分配され、可変遅延回路23に転送される。
【0021】次に、各可変遅延回路23に転送された低
速クロック26は、各可変遅延回路23から低速クロッ
ク28として出力され、各セルの高速クロック分配部1
6内に分配されるとともに、各低速クロック受信部15
から、クロック分配用配線25を構成する復路配線29
を介して、低速クロック31として、低速クロック分配
部14の対応する位相一致検出回路22に折り返され
る。
速クロック26は、各可変遅延回路23から低速クロッ
ク28として出力され、各セルの高速クロック分配部1
6内に分配されるとともに、各低速クロック受信部15
から、クロック分配用配線25を構成する復路配線29
を介して、低速クロック31として、低速クロック分配
部14の対応する位相一致検出回路22に折り返され
る。
【0022】各位相一致検出回路22においては、基準
遅延回路21を通過した低速クロック30と、折り返さ
れた低速クロック31との位相関係が検出され、位相差
情報32として遅延制御用配線24を介して対応するブ
ロックの可変遅延回路23に転送される。各可変遅延回
路23においては、位相差情報32に基づいて位相が一
致するまで遅延量が可変される。以上説明した動作が各
ブロック毎に行われることにより、各ブロック内で得ら
れた低速クロック28の位相は、全てクロック発生回路
20の出力である低速クロック26の位相と一致するこ
とになる。
遅延回路21を通過した低速クロック30と、折り返さ
れた低速クロック31との位相関係が検出され、位相差
情報32として遅延制御用配線24を介して対応するブ
ロックの可変遅延回路23に転送される。各可変遅延回
路23においては、位相差情報32に基づいて位相が一
致するまで遅延量が可変される。以上説明した動作が各
ブロック毎に行われることにより、各ブロック内で得ら
れた低速クロック28の位相は、全てクロック発生回路
20の出力である低速クロック26の位相と一致するこ
とになる。
【0023】次に、図5に高速クロック分配部16と、
各セルに設けられた高速クロック受信部17の構成を示
す。高速クロック分配部16は、上述した低速クロック
受信部15と、位相同期回路33と、各セルに対応して
設けられた位相一致検出回路34とから構成されてい
る。また、高速クロック受信部17は、可変遅延回路3
5と、セル内クロック分配部36とから構成されてい
る。さらに、高速クロック分配部16と、各セルの高速
クロック受信部17との間には、遅延制御用配線37と
クロック分配用配線38とからなる高速クロック用情報
転送線19が設けられている。
各セルに設けられた高速クロック受信部17の構成を示
す。高速クロック分配部16は、上述した低速クロック
受信部15と、位相同期回路33と、各セルに対応して
設けられた位相一致検出回路34とから構成されてい
る。また、高速クロック受信部17は、可変遅延回路3
5と、セル内クロック分配部36とから構成されてい
る。さらに、高速クロック分配部16と、各セルの高速
クロック受信部17との間には、遅延制御用配線37と
クロック分配用配線38とからなる高速クロック用情報
転送線19が設けられている。
【0024】このような構成において、まず、低速クロ
ック受信部15の可変遅延回路23から出力された低速
クロック28は、位相同期回路33において、高速クロ
ック41に変換された後、各セルおよび各位相一致検出
回路34に分配される。各セルに分配される高速クロッ
ク41は、高速クロック分配部16から、クロック分配
用配線38を構成する往路配線42を介して各セルの高
速クロック受信部17に分配され、可変遅延回路35に
転送される。
ック受信部15の可変遅延回路23から出力された低速
クロック28は、位相同期回路33において、高速クロ
ック41に変換された後、各セルおよび各位相一致検出
回路34に分配される。各セルに分配される高速クロッ
ク41は、高速クロック分配部16から、クロック分配
用配線38を構成する往路配線42を介して各セルの高
速クロック受信部17に分配され、可変遅延回路35に
転送される。
【0025】次に、各可変遅延回路35に転送された高
速クロック41は、各可変遅延回路35から高速クロッ
ク43として出力され、各セルのセル内クロック分配部
36内に分配されるとともに、各高速クロック受信部1
7から、クロック分配用配線38を構成する復路配線4
4を介して、高速クロック45として、高速クロック分
配部16の対応する位相一致検出回路34に折り返され
る。
速クロック41は、各可変遅延回路35から高速クロッ
ク43として出力され、各セルのセル内クロック分配部
36内に分配されるとともに、各高速クロック受信部1
7から、クロック分配用配線38を構成する復路配線4
4を介して、高速クロック45として、高速クロック分
配部16の対応する位相一致検出回路34に折り返され
る。
【0026】各位相一致検出回路34においては、高速
クロック41と、折り返された高速クロック45との位
相関係が検出され、位相差情報46として遅延制御用配
線37を介して対応するセルの可変遅延回路35に転送
される。各可変遅延回路35においては、位相差情報4
6に基づいて位相が一致するまで遅延量が可変される。
以上説明した動作が各セル毎に行われることにより、各
セル内で得られた高速クロック43の位相は、全て位相
同期回路33の出力である高速クロック41の位相と一
致することになる。
クロック41と、折り返された高速クロック45との位
相関係が検出され、位相差情報46として遅延制御用配
線37を介して対応するセルの可変遅延回路35に転送
される。各可変遅延回路35においては、位相差情報4
6に基づいて位相が一致するまで遅延量が可変される。
以上説明した動作が各セル毎に行われることにより、各
セル内で得られた高速クロック43の位相は、全て位相
同期回路33の出力である高速クロック41の位相と一
致することになる。
【0027】次に、図6は、図4に示すクロック発生回
路20の構成の一例である。基準クロック6は、アイソ
レーションとファンアウトを増やすための分配回路10
0を通過した後、分岐され、複数のインバータ101を
介して、低速クロック26として、図4に示す基準遅延
回路21および複数の低速クロック受信部15に転送さ
れる。また、図7は、図4に示す基準遅延回路21の構
成の一例である。クロック発生回路20から転送された
低速クロック26は、インバータ列102により遅延さ
れた後、複数のインバータ103を介して、低速クロッ
ク30として、図4に示す複数の位相一致検出回路22
に転送される。
路20の構成の一例である。基準クロック6は、アイソ
レーションとファンアウトを増やすための分配回路10
0を通過した後、分岐され、複数のインバータ101を
介して、低速クロック26として、図4に示す基準遅延
回路21および複数の低速クロック受信部15に転送さ
れる。また、図7は、図4に示す基準遅延回路21の構
成の一例である。クロック発生回路20から転送された
低速クロック26は、インバータ列102により遅延さ
れた後、複数のインバータ103を介して、低速クロッ
ク30として、図4に示す複数の位相一致検出回路22
に転送される。
【0028】さらに、図8は、図4および図5にそれぞ
れ示す位相一致検出回路22および34の構成の一例で
ある。いずれもDタイプのポジティブ・エッジトリガド
・フリップ・フロップ(以下、単にFFという)104
によって構成されている。図8に示すFF104が位相
一致検出回路22の場合、図4に示す基準遅延回路21
から転送された低速クロック30がFF104のD端子
に入力され、図4に示す可変遅延回路23によって折り
返された低速クロック31がFF104のCK端子に入
力される。低速クロック31が”H”レベルになる時、
低速クロック30が”H”レベルならば、FF104の
Q端子から出力される位相差情報32は”H”レベルと
なり、低速クロック31が”H”レベルになる時、低速
クロック30が”L”レベルならば、FF104のQ端
子から出力される位相差情報32は”L”レベルとな
る。したがって、位相差情報32が”L”レベルから”
H”レベルになる時、低速クロック30の位相と低速ク
ロック31の位相とが一致していることになる。なお、
低速クロック31をFF104のD端子に入力し、低速
クロック30をFF104のCK端子に入力してもよ
い。
れ示す位相一致検出回路22および34の構成の一例で
ある。いずれもDタイプのポジティブ・エッジトリガド
・フリップ・フロップ(以下、単にFFという)104
によって構成されている。図8に示すFF104が位相
一致検出回路22の場合、図4に示す基準遅延回路21
から転送された低速クロック30がFF104のD端子
に入力され、図4に示す可変遅延回路23によって折り
返された低速クロック31がFF104のCK端子に入
力される。低速クロック31が”H”レベルになる時、
低速クロック30が”H”レベルならば、FF104の
Q端子から出力される位相差情報32は”H”レベルと
なり、低速クロック31が”H”レベルになる時、低速
クロック30が”L”レベルならば、FF104のQ端
子から出力される位相差情報32は”L”レベルとな
る。したがって、位相差情報32が”L”レベルから”
H”レベルになる時、低速クロック30の位相と低速ク
ロック31の位相とが一致していることになる。なお、
低速クロック31をFF104のD端子に入力し、低速
クロック30をFF104のCK端子に入力してもよ
い。
【0029】いっぽう、図8に示すFF104が位相一
致検出回路34の場合、図5に示す位相同期回路33か
ら転送された高速クロック41がFF104のD端子に
入力され、図5に示す可変遅延回路35によって折り返
された高速クロック45がFF104のCK端子に入力
される。高速クロック45が”H”レベルになる時、高
速クロック41が”H”レベルならば、FF104のQ
端子から出力される位相差情報46は”H”レベルとな
り、高速クロック45が”H”レベルになる時、高速ク
ロック41が”L”レベルならば、FF104のQ端子
から出力される位相差情報46は”L”レベルとなる。
したがって、位相差情報46が”L”レベルから”H”
レベルになる時、高速クロック41の位相と高速クロッ
ク45の位相とが一致していることになる。なお、高速
クロック45をFF104のD端子に入力し、高速クロ
ック41をFF104のCK端子に入力してもよい。
致検出回路34の場合、図5に示す位相同期回路33か
ら転送された高速クロック41がFF104のD端子に
入力され、図5に示す可変遅延回路35によって折り返
された高速クロック45がFF104のCK端子に入力
される。高速クロック45が”H”レベルになる時、高
速クロック41が”H”レベルならば、FF104のQ
端子から出力される位相差情報46は”H”レベルとな
り、高速クロック45が”H”レベルになる時、高速ク
ロック41が”L”レベルならば、FF104のQ端子
から出力される位相差情報46は”L”レベルとなる。
したがって、位相差情報46が”L”レベルから”H”
レベルになる時、高速クロック41の位相と高速クロッ
ク45の位相とが一致していることになる。なお、高速
クロック45をFF104のD端子に入力し、高速クロ
ック41をFF104のCK端子に入力してもよい。
【0030】次に、図9は、図4および図5にそれぞれ
示す可変遅延回路23および35の構成の一例である。
可変遅延回路23および35は、いずれも、スイッチ制
御回路105と、2個の可変遅延回路106および10
7とから構成されている。また、可変遅延回路106お
よび107は、ともに、スイッチ108と、遅延発生用
インバータ109と、オアゲートとから構成されてい
る。
示す可変遅延回路23および35の構成の一例である。
可変遅延回路23および35は、いずれも、スイッチ制
御回路105と、2個の可変遅延回路106および10
7とから構成されている。また、可変遅延回路106お
よび107は、ともに、スイッチ108と、遅延発生用
インバータ109と、オアゲートとから構成されてい
る。
【0031】図9に示す回路が可変遅延回路23の場
合、図4に示す低速クロック分配部14のクロック発生
回路20から往路配線27を介して転送された低速クロ
ック26は、可変遅延回路106に入力される。可変遅
延回路106の出力クロック110は、2つに分岐さ
れ、1つは可変遅延回路23から出力される低速クロッ
ク28となり、もう1つは可変遅延回路107に入力さ
れる。可変遅延回路107の出力クロック111は、復
路配線29を介して、低速クロック31として低速クロ
ック分配部14の対応する位相一致検出回路22に折り
返される。
合、図4に示す低速クロック分配部14のクロック発生
回路20から往路配線27を介して転送された低速クロ
ック26は、可変遅延回路106に入力される。可変遅
延回路106の出力クロック110は、2つに分岐さ
れ、1つは可変遅延回路23から出力される低速クロッ
ク28となり、もう1つは可変遅延回路107に入力さ
れる。可変遅延回路107の出力クロック111は、復
路配線29を介して、低速クロック31として低速クロ
ック分配部14の対応する位相一致検出回路22に折り
返される。
【0032】上記低速クロックの遅延制御は、可変遅延
回路23が、位相一致検出回路22から転送される位相
差情報32を遅延制御用配線24を介して受信すること
により行われる。まず、スイッチ制御回路105によ
り、スイッチ108の中でa1およびb1を導通させる
とともに、その他のスイッチa2〜anおよびb2〜b
nを開放する。この状態が最も遅延の少ない状態であ
る。
回路23が、位相一致検出回路22から転送される位相
差情報32を遅延制御用配線24を介して受信すること
により行われる。まず、スイッチ制御回路105によ
り、スイッチ108の中でa1およびb1を導通させる
とともに、その他のスイッチa2〜anおよびb2〜b
nを開放する。この状態が最も遅延の少ない状態であ
る。
【0033】この時、位相一致検出回路22を構成する
FF104のQ端子から位相差情報32が発生されてい
るとして、位相差情報32が”L”レベルならば、スイ
ッチ制御回路105により、スイッチa2およびb2を
導通させるとともに、その他のスイッチa1,a3〜a
nおよびb1,b3〜bnを開放する。この動作を、位
相差情報32が”H”レベルになるまで繰り返し、位相
差情報32が”H”レベルになった時、スイッチ108
の導通、開放の組み合わせを固定する。これにより、イ
ンバータ109の遅延量の精度で、可変遅延回路23か
ら出力される低速クロック28の位相は、基準遅延回路
21から出力される低速クロック30の位相と一致する
ことになる。
FF104のQ端子から位相差情報32が発生されてい
るとして、位相差情報32が”L”レベルならば、スイ
ッチ制御回路105により、スイッチa2およびb2を
導通させるとともに、その他のスイッチa1,a3〜a
nおよびb1,b3〜bnを開放する。この動作を、位
相差情報32が”H”レベルになるまで繰り返し、位相
差情報32が”H”レベルになった時、スイッチ108
の導通、開放の組み合わせを固定する。これにより、イ
ンバータ109の遅延量の精度で、可変遅延回路23か
ら出力される低速クロック28の位相は、基準遅延回路
21から出力される低速クロック30の位相と一致する
ことになる。
【0034】なお、上述した低速クロックの遅延制御に
おいては、まず、可変遅延回路23の遅延量を最小の状
態にしておき、位相差情報32に基づいて可変遅延回路
23の遅延量を徐々に増加させていったが、逆に、ま
ず、可変遅延回路23の遅延量を最大の状態にしてお
き、位相差情報32に基づいて可変遅延回路23の遅延
量を徐々に減少させていってもよい。
おいては、まず、可変遅延回路23の遅延量を最小の状
態にしておき、位相差情報32に基づいて可変遅延回路
23の遅延量を徐々に増加させていったが、逆に、ま
ず、可変遅延回路23の遅延量を最大の状態にしてお
き、位相差情報32に基づいて可変遅延回路23の遅延
量を徐々に減少させていってもよい。
【0035】いっぽう、図9に示す回路が可変遅延回路
35の場合、図5に示す高速クロック分配部16の位相
同期回路33から往路配線42を介して転送された高速
クロック41は、可変遅延回路106に入力される。可
変遅延回路106の出力クロック110は、2つに分岐
され、1つは可変遅延回路35から出力される高速クロ
ック43となり、もう1つは可変遅延回路107に入力
される。可変遅延回路107の出力クロック111は、
復路配線44を介して、高速クロック45として高速ク
ロック分配部16の対応する位相一致検出回路34に折
り返される。
35の場合、図5に示す高速クロック分配部16の位相
同期回路33から往路配線42を介して転送された高速
クロック41は、可変遅延回路106に入力される。可
変遅延回路106の出力クロック110は、2つに分岐
され、1つは可変遅延回路35から出力される高速クロ
ック43となり、もう1つは可変遅延回路107に入力
される。可変遅延回路107の出力クロック111は、
復路配線44を介して、高速クロック45として高速ク
ロック分配部16の対応する位相一致検出回路34に折
り返される。
【0036】上記高速クロックの遅延制御は、可変遅延
回路35が、位相一致検出回路34から転送される位相
差情報46を遅延制御用配線37を介して受信すること
により行われる。まず、スイッチ制御回路105によ
り、スイッチ108の中でa1およびb1を導通させる
とともに、その他のスイッチa2〜anおよびb2〜b
nを開放する。この状態が最も遅延の少ない状態であ
る。
回路35が、位相一致検出回路34から転送される位相
差情報46を遅延制御用配線37を介して受信すること
により行われる。まず、スイッチ制御回路105によ
り、スイッチ108の中でa1およびb1を導通させる
とともに、その他のスイッチa2〜anおよびb2〜b
nを開放する。この状態が最も遅延の少ない状態であ
る。
【0037】この時、位相一致検出回路34を構成する
FF104のQ端子から位相差情報46が発生されてい
るとして、位相差情報46が”L”レベルならば、スイ
ッチ制御回路105により、スイッチa2およびb2を
導通させるとともに、その他のスイッチa1,a3〜a
nおよびb1,b3〜bnを開放する。この動作を、位
相差情報46が”H”レベルになるまで繰り返し、位相
差情報46が”H”レベルになった時、スイッチ108
の導通、開放の組み合わせを固定する。これにより、イ
ンバータ109の遅延量の精度で、可変遅延回路35か
ら出力される高速クロック43の位相は、位相同期回路
33から出力される高速クロック41の位相と一致する
ことになる。ただし、正確には、可変遅延回路35から
出力される高速クロック43の位相は、高速クロック4
3の1周期あとの位相に一致している。
FF104のQ端子から位相差情報46が発生されてい
るとして、位相差情報46が”L”レベルならば、スイ
ッチ制御回路105により、スイッチa2およびb2を
導通させるとともに、その他のスイッチa1,a3〜a
nおよびb1,b3〜bnを開放する。この動作を、位
相差情報46が”H”レベルになるまで繰り返し、位相
差情報46が”H”レベルになった時、スイッチ108
の導通、開放の組み合わせを固定する。これにより、イ
ンバータ109の遅延量の精度で、可変遅延回路35か
ら出力される高速クロック43の位相は、位相同期回路
33から出力される高速クロック41の位相と一致する
ことになる。ただし、正確には、可変遅延回路35から
出力される高速クロック43の位相は、高速クロック4
3の1周期あとの位相に一致している。
【0038】なお、上述した高速クロックの遅延制御に
おいては、まず、可変遅延回路35の遅延量を最小の状
態にしておき、位相差情報46に基づいて可変遅延回路
35の遅延量を徐々に増加させていったが、逆に、ま
ず、可変遅延回路35の遅延量を最大の状態にしてお
き、位相差情報46に基づいて可変遅延回路35の遅延
量を徐々に減少させていってもよい。
おいては、まず、可変遅延回路35の遅延量を最小の状
態にしておき、位相差情報46に基づいて可変遅延回路
35の遅延量を徐々に増加させていったが、逆に、ま
ず、可変遅延回路35の遅延量を最大の状態にしてお
き、位相差情報46に基づいて可変遅延回路35の遅延
量を徐々に減少させていってもよい。
【0039】次に、図10は、各ブロックの低速クロッ
ク28の位相補正手順と位相関係の一例を示したもので
ある。図10(1)は、図4に示す低速ブロック分配部
14のクロック発生回路20から各ブロックに転送され
る低速クロック26の位相を表している。低速クロック
26は、低速クロック分配部14から往路配線27を介
して各ブロックの低速クロック受信部15の可変遅延回
路23に転送される。図10(2)は、可変遅延回路2
3から出力される低速クロック28の位相を表してい
る。図10(1)および(2)からわかるように、低速
クロック28の位相は、低速クロック26の位相と比較
して、往路配線27における遅延Tdbl1(図10(a)
参照)だけ遅れている。
ク28の位相補正手順と位相関係の一例を示したもので
ある。図10(1)は、図4に示す低速ブロック分配部
14のクロック発生回路20から各ブロックに転送され
る低速クロック26の位相を表している。低速クロック
26は、低速クロック分配部14から往路配線27を介
して各ブロックの低速クロック受信部15の可変遅延回
路23に転送される。図10(2)は、可変遅延回路2
3から出力される低速クロック28の位相を表してい
る。図10(1)および(2)からわかるように、低速
クロック28の位相は、低速クロック26の位相と比較
して、往路配線27における遅延Tdbl1(図10(a)
参照)だけ遅れている。
【0040】各低速クロック26は、各低速クロック受
信部15から復路配線29を介して低速クロック31と
して対応する位相一致検出回路22に折り返される。図
10(3)は、各低速クロック受信部15から折り返さ
れた低速クロック31の位相を表している。図10
(2)および(3)からわかるように、低速クロック3
1の位相は、低速クロック28の位相と比較して、復路
配線29における遅延Tdb l2(図10(a)参照)だけ
遅れている。可変遅延回路23の遅延量を最小の状態に
しておけば、この状態の位相関係は、図10(3)およ
び(4)に示すようになり、折り返された低速クロック
31(図10(3)参照)は、基準遅延回路21を通過
した低速クロック30(図10(4)参照)より進んで
いる。
信部15から復路配線29を介して低速クロック31と
して対応する位相一致検出回路22に折り返される。図
10(3)は、各低速クロック受信部15から折り返さ
れた低速クロック31の位相を表している。図10
(2)および(3)からわかるように、低速クロック3
1の位相は、低速クロック28の位相と比較して、復路
配線29における遅延Tdb l2(図10(a)参照)だけ
遅れている。可変遅延回路23の遅延量を最小の状態に
しておけば、この状態の位相関係は、図10(3)およ
び(4)に示すようになり、折り返された低速クロック
31(図10(3)参照)は、基準遅延回路21を通過
した低速クロック30(図10(4)参照)より進んで
いる。
【0041】したがって、位相一致検出回路22から出
力される位相差情報32は”L”レベルとなり、可変遅
延回路23においては、遅延を増加させるようにスイッ
チ制御回路105(図9参照)が動作する。この動作を
繰り返すことにより、折り返された低速クロック31の
位相と、可変遅延回路23から出力される低速クロック
28の位相とは遅らされ、最後に、図10(5)に示す
状態となる。この時、位相一致検出回路22から出力さ
れる位相差情報32は”H”レベルとなり、可変遅延回
路23においては、スイッチ制御回路105がスイッチ
108の状態を固定する。
力される位相差情報32は”L”レベルとなり、可変遅
延回路23においては、遅延を増加させるようにスイッ
チ制御回路105(図9参照)が動作する。この動作を
繰り返すことにより、折り返された低速クロック31の
位相と、可変遅延回路23から出力される低速クロック
28の位相とは遅らされ、最後に、図10(5)に示す
状態となる。この時、位相一致検出回路22から出力さ
れる位相差情報32は”H”レベルとなり、可変遅延回
路23においては、スイッチ制御回路105がスイッチ
108の状態を固定する。
【0042】可変遅延回路23において挿入される遅延
量は、図10(d)に示すように、2×Tdbcである。
ここで、Tdbcは、図9に示す可変遅延回路23を構成
する可変遅延回路106および107の1個の遅延量で
ある。位相一致検出回路22において最初に観測される
折り返された低速クロック31と、基準遅延回路21を
通過した低速クロック30との位相差は、(1)式で表
される(図10(a)参照)。 Tdbl=Tdbl1+Tdbl2・・・(1)
量は、図10(d)に示すように、2×Tdbcである。
ここで、Tdbcは、図9に示す可変遅延回路23を構成
する可変遅延回路106および107の1個の遅延量で
ある。位相一致検出回路22において最初に観測される
折り返された低速クロック31と、基準遅延回路21を
通過した低速クロック30との位相差は、(1)式で表
される(図10(a)参照)。 Tdbl=Tdbl1+Tdbl2・・・(1)
【0043】そこで、往路配線27における遅延Tdbl1
と復路配線29における遅延Tdbl2とが等しくなるよう
に設計できれば、(1)式は、(2)式となる(図10
(b)参照)。 Tdbl=2×Tdbl1・・・(2) したがって、遅延制御後、低速クロック分配部14のク
ロック発生回路20から低速クロック受信部15の可変
遅延回路23の出力端までの遅延量は、(3)式で表さ
れる(図10(e)参照)。 Tdb=(2×Tdbl+2×Tdbc)/2=Tdbc+Tdbl・・・(3) また、各セルの高速クロック43の位相補正手順も上述
した各ブロックの低速クロック28の位相補正手順と同
様であるので、その説明を省略する。
と復路配線29における遅延Tdbl2とが等しくなるよう
に設計できれば、(1)式は、(2)式となる(図10
(b)参照)。 Tdbl=2×Tdbl1・・・(2) したがって、遅延制御後、低速クロック分配部14のク
ロック発生回路20から低速クロック受信部15の可変
遅延回路23の出力端までの遅延量は、(3)式で表さ
れる(図10(e)参照)。 Tdb=(2×Tdbl+2×Tdbc)/2=Tdbc+Tdbl・・・(3) また、各セルの高速クロック43の位相補正手順も上述
した各ブロックの低速クロック28の位相補正手順と同
様であるので、その説明を省略する。
【0044】次に、図11は、図5に示す位相同期回路
33の構成の一例である。この位相同期回路33は、位
相比較器112と、フィルタ113と、周波数可変発振
器115と、分周器116とから構成されている。位相
比較器112は、低速クロック受信部15から転送され
る低速クロック28と、分周器116から出力される低
速クロック117との位相差を検出する。検出された位
相差は、位相比較器112において、電圧に変換された
後、位相比較器112の出力信号118として、フィル
タ113に入力される。
33の構成の一例である。この位相同期回路33は、位
相比較器112と、フィルタ113と、周波数可変発振
器115と、分周器116とから構成されている。位相
比較器112は、低速クロック受信部15から転送され
る低速クロック28と、分周器116から出力される低
速クロック117との位相差を検出する。検出された位
相差は、位相比較器112において、電圧に変換された
後、位相比較器112の出力信号118として、フィル
タ113に入力される。
【0045】フィルタ113は、信号118の高周波成
分を抑圧し、周波数可変発振器115の制御信号119
を発生する。周波数可変発振器115は、制御信号11
9により、その出力周波数が制御される。周波数可変発
振器115の出力信号120は、高速クロック41とな
るとともに、分周器116の入力信号となる。分周器1
16は、分周比1/Nで高速クロック120を低速クロ
ック117に分周する。制御信号119は、周波数可変
発振器115の出力信号120の周波数を可変し、結果
的に分周器116の出力信号117の位相を可変するこ
とにより、低周波クロック受信部15から転送される低
周波クロック28の位相と一致するように発生される。
したがって、最終的に周波数可変発振器115の出力信
号120の周波数は、低速クロック40のN倍に制御さ
れる。
分を抑圧し、周波数可変発振器115の制御信号119
を発生する。周波数可変発振器115は、制御信号11
9により、その出力周波数が制御される。周波数可変発
振器115の出力信号120は、高速クロック41とな
るとともに、分周器116の入力信号となる。分周器1
16は、分周比1/Nで高速クロック120を低速クロ
ック117に分周する。制御信号119は、周波数可変
発振器115の出力信号120の周波数を可変し、結果
的に分周器116の出力信号117の位相を可変するこ
とにより、低周波クロック受信部15から転送される低
周波クロック28の位相と一致するように発生される。
したがって、最終的に周波数可変発振器115の出力信
号120の周波数は、低速クロック40のN倍に制御さ
れる。
【0046】以上説明した位相同期クロック分配回路に
おいて、各ブロックに分配される低速クロックの周波数
は、低速クロック分配部14から各ブロック内の低速ク
ロック受信部15までの最大配線遅延を10nsとすれ
ば、低速クロックとして50MHz以下が選択できる。
ここでは、低速クロックの周波数を40MHzとする。
この時、低速クロック受信部15内の可変遅延回路23
は、遅延量を0〜30ns程度可変できることが要求さ
れる。
おいて、各ブロックに分配される低速クロックの周波数
は、低速クロック分配部14から各ブロック内の低速ク
ロック受信部15までの最大配線遅延を10nsとすれ
ば、低速クロックとして50MHz以下が選択できる。
ここでは、低速クロックの周波数を40MHzとする。
この時、低速クロック受信部15内の可変遅延回路23
は、遅延量を0〜30ns程度可変できることが要求さ
れる。
【0047】各ブロック内において各セルに分配される
高速クロックの周波数は、高速クロック分配部16から
各セル内の高速クロック受信部17までの最大配線遅延
を1nsとすれば、高速クロックとして500MHz以
下が選択できる。ここでは、高速クロックの周波数を4
00MHzとする。この時、高速クロック受信部17内
の可変遅延回路35は、遅延量を0〜3ns程度可変で
きることが要求される。
高速クロックの周波数は、高速クロック分配部16から
各セル内の高速クロック受信部17までの最大配線遅延
を1nsとすれば、高速クロックとして500MHz以
下が選択できる。ここでは、高速クロックの周波数を4
00MHzとする。この時、高速クロック受信部17内
の可変遅延回路35は、遅延量を0〜3ns程度可変で
きることが要求される。
【0048】最終的な位相同期精度は、各信号に重畳さ
れる雑音などの影響を無視すれば、低速クロック受信部
15内の可変遅延回路23と、高速クロック受信部17
内の可変遅延回路35の遅延可変ステップ幅に依存す
る。可変遅延回路23,35において使用されるインバ
ータ109(図9参照)の遅延を0.1nsにできれ
ば、低速クロックの分配で0.1ns以内の誤差、高速
クロックの分配で0.1ns以内の誤差が発生する。し
たがって、上述したような構成においては、最大0.2
ns以内の精度で位相同期が可能である。
れる雑音などの影響を無視すれば、低速クロック受信部
15内の可変遅延回路23と、高速クロック受信部17
内の可変遅延回路35の遅延可変ステップ幅に依存す
る。可変遅延回路23,35において使用されるインバ
ータ109(図9参照)の遅延を0.1nsにできれ
ば、低速クロックの分配で0.1ns以内の誤差、高速
クロックの分配で0.1ns以内の誤差が発生する。し
たがって、上述したような構成においては、最大0.2
ns以内の精度で位相同期が可能である。
【0049】以上説明した、低速クロックおよび高速ク
ロックの周波数決定方法をより一般的に言えば、低速ク
ロック分配部14と各ブロック2との間で発生する低速
クロックの分配遅延がTdb(s)の時、低速クロックの
周波数fbを(1/2×Tdb)(Hz)以内とし、高速
クロック分配部16と各セルとの間で発生する高速クロ
ックの分配遅延がTdc(s)の時、高速クロックの周波
数fを(1/2×Tdc)(Hz)以内とするということ
である。以上、本発明の実施例を図面を参照して詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等
があっても本発明に含まれる。
ロックの周波数決定方法をより一般的に言えば、低速ク
ロック分配部14と各ブロック2との間で発生する低速
クロックの分配遅延がTdb(s)の時、低速クロックの
周波数fbを(1/2×Tdb)(Hz)以内とし、高速
クロック分配部16と各セルとの間で発生する高速クロ
ックの分配遅延がTdc(s)の時、高速クロックの周波
数fを(1/2×Tdc)(Hz)以内とするということ
である。以上、本発明の実施例を図面を参照して詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等
があっても本発明に含まれる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回路基板およびLSI等の半導体素子の中に、高速なク
ロックを同一位相で供給でき、部品間でクロックの位相
差を意識しないで回路設計や部品配置を決定できるとい
う効果がある。
回路基板およびLSI等の半導体素子の中に、高速なク
ロックを同一位相で供給でき、部品間でクロックの位相
差を意識しないで回路設計や部品配置を決定できるとい
う効果がある。
【図1】本発明の概要を表す概念図である。
【図2】クロック発生部3およびクロック受信部4のよ
り詳細な構成を表すブロック図である。
り詳細な構成を表すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例による位相同期クロック分配
回路を適用した回路1の構成を表す図である。
回路を適用した回路1の構成を表す図である。
【図4】低速クロック分配部14および低速クロック受
信部15の構成を表すブロック図である。
信部15の構成を表すブロック図である。
【図5】高速クロック分配部16および高速クロック受
信部17の構成を表すブロック図である。
信部17の構成を表すブロック図である。
【図6】クロック発生回路20の構成を表すブロック図
である。
である。
【図7】基準遅延回路21の構成を表すブロック図であ
る。
る。
【図8】位相一致検出回路22,34の構成を表すブロ
ック図である。
ック図である。
【図9】可変遅延回路23,35の構成を表すブロック
図である。
図である。
【図10】低速クロックの位相補正手順と位相関係の一
例を示した図である。
例を示した図である。
【図11】位相同期回路33の構成を表すブロック図で
ある。
ある。
2 ブロック 3 クロック発生部 4 クロック受信部 5 情報伝達手段 7,20 クロック発生回路 8,22,34 位相一致検出回路 9,23,35,106,107 可変遅延回路 14 低速クロック分配部 15 低速クロック受信部 16 高速クロック分配部 17 高速クロック受信部 18 低速クロック用情報転送線 19 高速クロック用情報転送線 21 基準遅延回路 24,37 遅延制御用配線 25,38 クロック分配用配線 27,42 往路配線 29,44 復路配線 33 位相同期回路 36 セル内クロック分配部 100 分配回路 101,103,109 インバータ 102 インバータ列 104 FF 105 スイッチ制御回路 108 スイッチ 112 位相比較器 113 フィルタ 115 周波数可変発振器 116 分周器
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の能動素子および複数の受動素子が
搭載された回路基板や集積回路が形成された半導体素子
を複数のブロックに分割し、 基準クロックを発生して往路クロックとして前記各ブロ
ックに分配するクロック発生回路と、前記各ブロックに
対応して設けられ、前記基準クロックと対応するブロッ
クから折り返される復路クロックとの位相差を検出して
位相差情報をそれぞれ出力する複数の位相検出回路とか
らなる共通部と、 各ブロックに設けられ、前記往路クロックを入力して対
応する位相検出回路に前記復路クロックとして折り返す
とともに、前記往路クロックを前記位相差情報に基づい
て位相補正してブロッククロックとして出力する複数の
位相差補正回路と、 前記共通部と前記各ブロックとの間で、往路および復路
とも同一の伝送遅延で、前記往路クロック、前記復路ク
ロックおよび前記位相差情報を転送する情報転送手段と
を具備することを特徴とする位相同期クロック分配回
路。 - 【請求項2】 前記各ブロックがさらに複数のセルに分
割され、前記各ブロックには、 前記位相差補正回路によって位相補正されたブロックク
ロックに基づいて基準セルクロックを発生して往路セル
クロックとして前記各セルに分配するセルクロック発生
回路と、前記各セルに対応して設けられ、前記基準セル
クロックと対応するセルから折り返される復路セルクロ
ックとの位相差を検出してセル位相差情報をそれぞれ出
力する複数のブロック位相検出回路とからなるブロック
共通部と、 各セルに設けられ、前記往路セルクロックを入力して対
応するブロック位相検出回路に前記復路セルクロックと
して折り返すとともに、前記往路セルクロックを前記セ
ル位相差情報に基づいて位相補正してセルクロックとし
て出力する複数のセル位相差補正回路と、 前記ブロック共通部と前記各セルとの間で、往路および
復路とも同一の伝送遅延で、前記往路セルクロック、前
記復路セルクロックおよび前記セル位相差情報を転送す
るセル情報転送手段とが設けられていることを特徴とす
る請求項1記載の位相同期クロック分配回路。 - 【請求項3】 前記共通部と前記各ブロックとの間で発
生する前記クロックの分配遅延がTdbの時、前記クロッ
クの周波数を(1/2×Tdb)以内とし、前記各位相差
補正回路は、前記往路クロックを前記位相差情報に基づ
いて位相補正して出力し、 前記各セルクロック発生回路は、対応する位相差補正回
路によって位相補正されたブロッククロックに基づいて
より高い周波数の基準セルクロックを発生し、 前記ブロック共通部と前記各セルとの間で発生する前記
セルクロックの分配遅延がTdcの時、前記セルクロック
の周波数を(1/2×Tdc)以内とし、前記各セル位相
差補正回路は、前記往路セルクロックを前記セル位相差
情報に基づいて位相補正して出力することを特徴とする
請求項2記載の位相同期クロック分配回路。 - 【請求項4】 前記基準クロックを、前記クロックの1
周期に相当する時間を越えない時間遅延する基準遅延回
路を有し、 前記各位相検出回路は、前記基準遅延回路から出力され
るクロックと対応するブロックから折り返される復路ク
ロックとの位相差を検出して位相差情報をそれぞれ出力
することを特徴とする請求項2記載の位相同期クロック
分配回路。 - 【請求項5】 前記各位相差補正回路は、同一構成の第
1および第2の可変遅延回路を有し、前記第1の可変遅
延回路は、前記往路クロックを遅延して前記ブロックク
ロックを出力するとともに、前記第2の可変遅延回路に
入力し、 前記第2の可変遅延回路は、前記第1の可変遅延回路の
出力クロックを遅延して、その出力クロックを前記復路
クロックとして対応する位相検出回路に折り返し、 前記第1および第2の可変遅延回路のそれぞれの遅延
は、前記位相差情報に基づいて同一となるように制御さ
れ、 前記各セル位相差補正回路は、同一構成の第3および第
4の可変遅延回路を有し、前記第3の可変遅延回路は、
前記往路セルクロックを遅延して前記セルクロックを出
力するとともに、前記第4の可変遅延回路に入力し、 前記第4の可変遅延回路は、前記第3の可変遅延回路の
出力クロックを遅延して、その出力クロックを前記復路
セルクロックとして対応するセル位相検出回路に折り返
し、 前記第3および第4の可変遅延回路のそれぞれの遅延
は、前記セル位相差情報に基づいて同一となるように制
御されることを特徴とする請求項2記載の位相同期クロ
ック分配回路。 - 【請求項6】 前記各位相検出回路は、前記復路クロッ
クと前記基準クロックとの前記位相差情報を、前記復路
クロックに対する前記基準クロックの進み遅れ、あるい
は前記基準クロックに対する前記復路クロックの進み遅
れを検出することにより表し、前記情報転送手段を介し
て前記位相差情報を対応する位相差補正回路に転送して
制御し、 前記各セル位相検出回路は、前記復路セルクロックと前
記基準セルクロックとの前記セル位相差情報を、前記復
路セルクロックに対する前記基準セルクロックの進み遅
れ、あるいは前記基準セルクロックに対する前記復路セ
ルクロックの進み遅れを検出することにより表し、前記
セル情報転送手段を介して前記セル位相差情報を対応す
るセル位相差補正回路に転送して制御することを特徴と
する請求項2記載の位相同期クロック分配回路。 - 【請求項7】 請求項5記載の位相差補正回路およびセ
ル位相差補正回路と、請求項6記載の位相検出回路およ
びセル位相検出回路とを具備し、 まず、前記第1および第2の可変遅延回路の遅延を最小
または最大にしておき、次に、前記第1および第2の可
変遅延回路の可変ステップに従って遅延量を増加または
減少させ、そのときの前記位相検出回路から転送される
位相差情報が前記復路クロックが前記基準クロックより
進んでいることまたは遅れていることを示している場合
には、前記第1および第2の可変遅延回路の可変ステッ
プに従って前記遅延量を増加または減少させ、前記位相
差情報が前記復路クロックが前記基準クロックより遅れ
ていることまたは進んでいることを示している場合に
は、前記第1および第2の可変遅延回路の遅延量を固定
し、まず、前記第3および第4の可変遅延回路の遅延を
最小または最大にしておき、次に、前記第3および第4
の可変遅延回路の可変ステップに従って遅延量を増加ま
たは減少させ、そのときの前記セル位相検出回路から転
送されるセル位相差情報が前記復路セルクロックが前記
基準セルクロックより進んでいることまたは遅れている
ことを示している場合には、前記第3および第4の可変
遅延回路の可変ステップに従って前記遅延量を増加また
は減少させ、前記セル位相差情報が前記復路セルクロッ
クが前記基準セルクロックより遅れていることまたは進
んでいることを示している場合には、前記第3および第
4の可変遅延回路の遅延量を固定することを特徴とする
請求項2記載の位相同期クロック分配回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6000623A JPH07200094A (ja) | 1994-01-07 | 1994-01-07 | 位相同期クロック分配回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6000623A JPH07200094A (ja) | 1994-01-07 | 1994-01-07 | 位相同期クロック分配回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07200094A true JPH07200094A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=11478863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6000623A Pending JPH07200094A (ja) | 1994-01-07 | 1994-01-07 | 位相同期クロック分配回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07200094A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013229731A (ja) * | 2012-04-25 | 2013-11-07 | Mitsubishi Electric Corp | 信号源同期回路 |
| KR101453952B1 (ko) * | 2014-06-24 | 2014-10-23 | 엘아이지넥스원 주식회사 | 통신 시스템에서 동기신호 처리 장치 |
-
1994
- 1994-01-07 JP JP6000623A patent/JPH07200094A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013229731A (ja) * | 2012-04-25 | 2013-11-07 | Mitsubishi Electric Corp | 信号源同期回路 |
| KR101453952B1 (ko) * | 2014-06-24 | 2014-10-23 | 엘아이지넥스원 주식회사 | 통신 시스템에서 동기신호 처리 장치 |
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