JPH0720017A - 固体・液体の気化装置 - Google Patents
固体・液体の気化装置Info
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- JPH0720017A JPH0720017A JP18354093A JP18354093A JPH0720017A JP H0720017 A JPH0720017 A JP H0720017A JP 18354093 A JP18354093 A JP 18354093A JP 18354093 A JP18354093 A JP 18354093A JP H0720017 A JPH0720017 A JP H0720017A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 気化対象としての固体、液体試料をサンプリ
ングしたまゝの状態で、直接加熱気化させ得るようにす
る。 【構成】 少なくとも下部基体ブロック11と、下部基
体ブロック11上に敷き込まれる耐熱性薄膜シート21
と、下部基体ブロック11に対向して開口された気化空
間32を内部に形成すると共に、気化対象の固体・液体
試料Aをキャリアガスと一緒に導入する導入手段34、
気化空間32内に設けられて気化対象の固体・液体試料
Aを加熱気化する加熱手段33、および気化ガスを含む
キャリアガスを導出する導出手段35をそれぞれに有す
る上部基体ブロック31と、下部基体ブロック11に対
し、耐熱性薄膜シート21を介して、上部基体ブロック
31での気化空間32の開口部側を相対的に加圧接触さ
せる上下作動機構51とを備えて構成する。
ングしたまゝの状態で、直接加熱気化させ得るようにす
る。 【構成】 少なくとも下部基体ブロック11と、下部基
体ブロック11上に敷き込まれる耐熱性薄膜シート21
と、下部基体ブロック11に対向して開口された気化空
間32を内部に形成すると共に、気化対象の固体・液体
試料Aをキャリアガスと一緒に導入する導入手段34、
気化空間32内に設けられて気化対象の固体・液体試料
Aを加熱気化する加熱手段33、および気化ガスを含む
キャリアガスを導出する導出手段35をそれぞれに有す
る上部基体ブロック31と、下部基体ブロック11に対
し、耐熱性薄膜シート21を介して、上部基体ブロック
31での気化空間32の開口部側を相対的に加圧接触さ
せる上下作動機構51とを備えて構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、固体・液体の気化装
置に関し、さらに詳しくは、気化対象としての固体・液
体試料を加熱気化させるための気化装置、特に例えば、
気化対象の固体・液体試料を加熱して水分を気化させ、
当該固体・液体試料中に含まれる水分量を測定するカー
ル・フィッシャー水分定量法を実施するための水分測定
装置に適用される固体・液体の気化装置の改良に係るも
のである。
置に関し、さらに詳しくは、気化対象としての固体・液
体試料を加熱気化させるための気化装置、特に例えば、
気化対象の固体・液体試料を加熱して水分を気化させ、
当該固体・液体試料中に含まれる水分量を測定するカー
ル・フィッシャー水分定量法を実施するための水分測定
装置に適用される固体・液体の気化装置の改良に係るも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば、カール・フィッシャー水分定量
法を用いる水分測定装置においては、一般に、ドライパ
ージされた試料容器内に被測定試料を容納しておき、当
該試料容器内を測定部に接続させた上で、これを外部か
ら加熱して水分を気化させ、かつ気化された水分をキャ
リアガスにより測定部に導入させて、その水分量を測定
するようにしている。
法を用いる水分測定装置においては、一般に、ドライパ
ージされた試料容器内に被測定試料を容納しておき、当
該試料容器内を測定部に接続させた上で、これを外部か
ら加熱して水分を気化させ、かつ気化された水分をキャ
リアガスにより測定部に導入させて、その水分量を測定
するようにしている。
【0003】すなわち、従来のこの種の水分測定装置の
場合には、例えば、特開平1−216226号公報など
に開示されているように、予めドライパージされた試料
容器内に被測定試料を容納すると共に、その開口部を蓋
部材の被蓋で密封シールさせておき、このようにドライ
パージ下で被測定試料を密封容納した試料容器につい
て、加熱気化処理の直前に蓋部材を取り外して開蓋さ
せ、かつ当該開蓋された試料容器を気化装置内に設定し
て再度、Oリングなどの介在で密封状態にシールさせ、
その後、先のように操作処理して被測定試料中に含まれ
た水分量を測定するのである。
場合には、例えば、特開平1−216226号公報など
に開示されているように、予めドライパージされた試料
容器内に被測定試料を容納すると共に、その開口部を蓋
部材の被蓋で密封シールさせておき、このようにドライ
パージ下で被測定試料を密封容納した試料容器につい
て、加熱気化処理の直前に蓋部材を取り外して開蓋さ
せ、かつ当該開蓋された試料容器を気化装置内に設定し
て再度、Oリングなどの介在で密封状態にシールさせ、
その後、先のように操作処理して被測定試料中に含まれ
た水分量を測定するのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の水分測定装置では、被測定試料を容納した試料
容器を用いる測定に際して、まず、加熱気化処理の直前
に蓋部材を取り外して一旦、開蓋させ、ついで、これを
気化装置内に設定し直してから、再度、密封シールさせ
るようにしているために、せっかくドライパージ下で被
測定試料を密封容納した試料容器内に対しては、一旦、
開蓋させた後、再度、密封シールさせるまでの間に、た
とえ微量ではあるにもせよ、周囲雰囲気から水分が侵入
して、被測定試料の含有水分量を正確かつ厳密には測定
し得ないという、この種の水分測定装置にとっては致命
的な欠陥ともなりかねない欠点がある。
た従来の水分測定装置では、被測定試料を容納した試料
容器を用いる測定に際して、まず、加熱気化処理の直前
に蓋部材を取り外して一旦、開蓋させ、ついで、これを
気化装置内に設定し直してから、再度、密封シールさせ
るようにしているために、せっかくドライパージ下で被
測定試料を密封容納した試料容器内に対しては、一旦、
開蓋させた後、再度、密封シールさせるまでの間に、た
とえ微量ではあるにもせよ、周囲雰囲気から水分が侵入
して、被測定試料の含有水分量を正確かつ厳密には測定
し得ないという、この種の水分測定装置にとっては致命
的な欠陥ともなりかねない欠点がある。
【0005】一方、従来の水分測定装置にあっては、数
多くの測定対象物の中から適当にサンプリングした各被
測定試料について、ドライパージ下で、これらを一々に
試料容器内へ容納かつ密封シールして準備しなければな
らず、しかも、前記のような気化装置内への再設定など
の比較的面倒な個々の各操作を行なう必要があるため
に、例えば、生産ライン上を移動する測定対象物に関し
て、これから被測定試料を比較的頻繁にサンプリングし
て取り出し、その水分測定を手早く行なわなければなら
ないような場合には、効果的な適用ないしは運用ができ
ないという不都合があり、併せて、気化装置を含む水分
測定装置自体の構成もまた煩雑で大型化せざるを得ない
などの好ましくない種々の問題点があった。
多くの測定対象物の中から適当にサンプリングした各被
測定試料について、ドライパージ下で、これらを一々に
試料容器内へ容納かつ密封シールして準備しなければな
らず、しかも、前記のような気化装置内への再設定など
の比較的面倒な個々の各操作を行なう必要があるため
に、例えば、生産ライン上を移動する測定対象物に関し
て、これから被測定試料を比較的頻繁にサンプリングし
て取り出し、その水分測定を手早く行なわなければなら
ないような場合には、効果的な適用ないしは運用ができ
ないという不都合があり、併せて、気化装置を含む水分
測定装置自体の構成もまた煩雑で大型化せざるを得ない
などの好ましくない種々の問題点があった。
【0006】この発明は、このような従来の問題点を解
消するためになされたもので、その目的とするところ
は、気化対象としての固体、液体試料をサンプリングし
たまゝの状態で、直接加熱気化させ得るようにした、こ
の種の固体・液体の気化装置を提供することである。
消するためになされたもので、その目的とするところ
は、気化対象としての固体、液体試料をサンプリングし
たまゝの状態で、直接加熱気化させ得るようにした、こ
の種の固体・液体の気化装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、この発明に係る固体・液体の気化装置は、サンプ
リングされた気化対象の固体・液体試料をキャリアガス
と一緒に気化空間内に直接受け入れて加熱気化させた
後、気化ガスを含むキャリアガスを取り出し得るように
したものである。
めに、この発明に係る固体・液体の気化装置は、サンプ
リングされた気化対象の固体・液体試料をキャリアガス
と一緒に気化空間内に直接受け入れて加熱気化させた
後、気化ガスを含むキャリアガスを取り出し得るように
したものである。
【0008】すなわち、この発明は、少なくとも下部基
体ブロックと、当該下部基体ブロック上に敷き込まれる
耐熱性薄膜シートと、前記下部基体ブロックに対向して
開口された気化空間を内部に形成すると共に、気化対象
の固体・液体試料をキャリアガスと一緒に導入する導入
手段、前記気化空間内に設けられて気化対象の固体・液
体試料を加熱気化する加熱手段、および気化ガスを含む
キャリアガスを導出する導出手段をそれぞれに有する上
部基体ブロックと、前記下部基体ブロックに対し、前記
耐熱性薄膜シートを介して、前記上部基体ブロックでの
気化空間の開口部側を相対的に加圧接触させる上下作動
機構とを備えることを特徴とする固体・液体の気化装置
である。
体ブロックと、当該下部基体ブロック上に敷き込まれる
耐熱性薄膜シートと、前記下部基体ブロックに対向して
開口された気化空間を内部に形成すると共に、気化対象
の固体・液体試料をキャリアガスと一緒に導入する導入
手段、前記気化空間内に設けられて気化対象の固体・液
体試料を加熱気化する加熱手段、および気化ガスを含む
キャリアガスを導出する導出手段をそれぞれに有する上
部基体ブロックと、前記下部基体ブロックに対し、前記
耐熱性薄膜シートを介して、前記上部基体ブロックでの
気化空間の開口部側を相対的に加圧接触させる上下作動
機構とを備えることを特徴とする固体・液体の気化装置
である。
【0009】また、この発明は、前記気化装置の構成に
おいて、前記耐熱性薄膜シートが、アルミニウム箔であ
ることを特徴とするものであり、さらに、前記耐熱性薄
膜シートが、気化操作の度毎、もしくは必要に応じシー
トロールから下部基体ブロック上に繰り出されて巻き取
りロールに巻き取られるアルミニウム箔であることを特
徴とするものである。
おいて、前記耐熱性薄膜シートが、アルミニウム箔であ
ることを特徴とするものであり、さらに、前記耐熱性薄
膜シートが、気化操作の度毎、もしくは必要に応じシー
トロールから下部基体ブロック上に繰り出されて巻き取
りロールに巻き取られるアルミニウム箔であることを特
徴とするものである。
【0010】
【作用】従って、この発明においては、下部基体ブロッ
クに対し、耐熱性薄膜シートを介して、上部基体ブロッ
クでの気化空間の開口部側を加圧接触させた状態で、気
化空間内の耐熱性薄膜シート上に、気化対象としての固
体・液体試料をキャリアガスと一緒に直接受け入れると
共に、加熱気化させ、この気化ガスを含むキャリアガス
を取り出し得るようにしているために、当該加熱気化に
際して外部雰囲気からの異物などの侵入を排除できる。
クに対し、耐熱性薄膜シートを介して、上部基体ブロッ
クでの気化空間の開口部側を加圧接触させた状態で、気
化空間内の耐熱性薄膜シート上に、気化対象としての固
体・液体試料をキャリアガスと一緒に直接受け入れると
共に、加熱気化させ、この気化ガスを含むキャリアガス
を取り出し得るようにしているために、当該加熱気化に
際して外部雰囲気からの異物などの侵入を排除できる。
【0011】また、耐熱性薄膜シートとして、アルミニ
ウム箔を用いるときは、気化空間内での気相側と熱伝導
性の良好なアルミニウム箔側での各加熱によって気化時
間を効果的に短縮でき、さらに、耐熱性薄膜シートとし
て、シートロールから下部基体ブロック上に繰り出され
て巻き取りロールに巻き取られるアルミニウム箔を用い
るときは、気化操作の度毎、もしくは必要に応じて、常
に新らしいアルミニウム箔を利用できる。
ウム箔を用いるときは、気化空間内での気相側と熱伝導
性の良好なアルミニウム箔側での各加熱によって気化時
間を効果的に短縮でき、さらに、耐熱性薄膜シートとし
て、シートロールから下部基体ブロック上に繰り出され
て巻き取りロールに巻き取られるアルミニウム箔を用い
るときは、気化操作の度毎、もしくは必要に応じて、常
に新らしいアルミニウム箔を利用できる。
【0012】
【実施例】以下、この発明に係る固体・液体の気化装置
の実施例につき、図1および図2を参照して詳細に説明
する。
の実施例につき、図1および図2を参照して詳細に説明
する。
【0013】図1は、この発明の固体・液体の気化装置
の一実施例による概要を模式的に示す断面構成図であ
り、また、図2は、同上実施例による固体・液体の気化
装置を用いた場合での気化操作時の態様を模式的に示す
断面説明図である。
の一実施例による概要を模式的に示す断面構成図であ
り、また、図2は、同上実施例による固体・液体の気化
装置を用いた場合での気化操作時の態様を模式的に示す
断面説明図である。
【0014】すなわち、これらの図1および図2に示す
実施例装置の構成において、符号11は、下部基体ブロ
ック、この場合、固定側となる下部基体ブロック、21
は、当該下部基体ブロック11上に敷き込まれる耐熱性
薄膜シート、こゝでは耐熱性に優れて熱伝導性の良好な
箔状アルミニウム薄膜シートからなる耐熱性薄膜シー
ト、31は、前記下部基体ブロック11に対向して開口
される可及的に小さくされた所要容積範囲の気化空間3
2を内部に形成してなる上部基体ブロック、この場合、
可動側となる上部基体ブロックであり、41は、前記下
部基体ブロック11に対し、前記耐熱性薄膜シート21
を介して前記上部基体ブロック31での気化空間32の
開口部側を相対的に加圧接離可能にさせる上下作動機構
である。
実施例装置の構成において、符号11は、下部基体ブロ
ック、この場合、固定側となる下部基体ブロック、21
は、当該下部基体ブロック11上に敷き込まれる耐熱性
薄膜シート、こゝでは耐熱性に優れて熱伝導性の良好な
箔状アルミニウム薄膜シートからなる耐熱性薄膜シー
ト、31は、前記下部基体ブロック11に対向して開口
される可及的に小さくされた所要容積範囲の気化空間3
2を内部に形成してなる上部基体ブロック、この場合、
可動側となる上部基体ブロックであり、41は、前記下
部基体ブロック11に対し、前記耐熱性薄膜シート21
を介して前記上部基体ブロック31での気化空間32の
開口部側を相対的に加圧接離可能にさせる上下作動機構
である。
【0015】しかして、前記下部基体ブロック11の上
面には、中心部に少なくとも気化対象としての固体・液
体試料、この場合、固体試料Aを受け入れる面積範囲の
凹陥部13を残して突出状に周設される接圧面12を形
成してある。そして、当該接圧面12上を覆うようにし
て前記耐熱性薄膜シート21、この場合には、測定操作
の度毎、もしくは必要に応じシートロール22から繰り
出されて巻き取りロール23に巻き取られる耐熱性薄膜
シート21を敷き込んであり、このようにすることで常
に新しい耐熱性薄膜シート21面を利用できるほか、必
要に応じては、使用後にシート面に残される残滓を適当
な手段によって容易に除去し得る。
面には、中心部に少なくとも気化対象としての固体・液
体試料、この場合、固体試料Aを受け入れる面積範囲の
凹陥部13を残して突出状に周設される接圧面12を形
成してある。そして、当該接圧面12上を覆うようにし
て前記耐熱性薄膜シート21、この場合には、測定操作
の度毎、もしくは必要に応じシートロール22から繰り
出されて巻き取りロール23に巻き取られる耐熱性薄膜
シート21を敷き込んであり、このようにすることで常
に新しい耐熱性薄膜シート21面を利用できるほか、必
要に応じては、使用後にシート面に残される残滓を適当
な手段によって容易に除去し得る。
【0016】また、前記上部基体ブロック31の気化空
間32は、前記下部基体ブロック11の接圧面12に対
応して開口されており、当該気化空間32内にあって、
例えば、熱電対などの温度センサ(図示省略)を組み込
むことで加熱温度、こゝでは少なくとも前記被測定試料
Aに対する気化温度に設定されて温度制御可能にしたサ
ーメットなどによる加熱器(加熱手段)33を配置させ
ると共に、当該気化空間32内に連通されて脱湿窒素ガ
スなどのキャリアガスと一緒に固体試料Aを導入するた
めの導入路(導入手段)34、および固体試料Aの気化
ガスを含むキャリアガスを取り出して図示しないガス分
析測定部に導出するための導出路(導出手段)35をそ
れぞれに形成してあり、前記開口部の周辺に接圧面36
が形成される。
間32は、前記下部基体ブロック11の接圧面12に対
応して開口されており、当該気化空間32内にあって、
例えば、熱電対などの温度センサ(図示省略)を組み込
むことで加熱温度、こゝでは少なくとも前記被測定試料
Aに対する気化温度に設定されて温度制御可能にしたサ
ーメットなどによる加熱器(加熱手段)33を配置させ
ると共に、当該気化空間32内に連通されて脱湿窒素ガ
スなどのキャリアガスと一緒に固体試料Aを導入するた
めの導入路(導入手段)34、および固体試料Aの気化
ガスを含むキャリアガスを取り出して図示しないガス分
析測定部に導出するための導出路(導出手段)35をそ
れぞれに形成してあり、前記開口部の周辺に接圧面36
が形成される。
【0017】さらに、前記上下作動機構41としては、
例えば、液圧シリンダなどを用いることができ、この上
下作動機構41によっては、前記下部基体ブロック11
での耐熱性薄膜シート21を敷き込んだ接圧面12に対
して、前記上部基体ブロック31での気化空間32の開
口部周辺の接圧面36を所定圧力によって加圧接触させ
ることができるもので、この場合、各接圧面12、36
間に介在される耐熱性薄膜シート21は、一種のパッキ
ン材として代用され、こゝでの密閉される気化空間32
を外部から良好にシールする。
例えば、液圧シリンダなどを用いることができ、この上
下作動機構41によっては、前記下部基体ブロック11
での耐熱性薄膜シート21を敷き込んだ接圧面12に対
して、前記上部基体ブロック31での気化空間32の開
口部周辺の接圧面36を所定圧力によって加圧接触させ
ることができるもので、この場合、各接圧面12、36
間に介在される耐熱性薄膜シート21は、一種のパッキ
ン材として代用され、こゝでの密閉される気化空間32
を外部から良好にシールする。
【0018】そして、この実施例方法による装置構成の
場合、適当にサンプリングされた固体試料Aの供給は、
例えば、図2に示されているように、前記下部基体ブロ
ック11に対し、耐熱性薄膜シート21を介して、前記
上部基体ブロック31を加圧接触させた状態、つまり気
化空間32の開口部を閉じた状態にしておき、この状態
で、一旦、受け入れホッパー51に受け入れた固体試料
Aを秤量器52によって秤量した後、排出ダンパー53
を開いて投入ホッパー54内に排出させると共に、当該
投入ホッパー54内から、当該固体試料Aをキャリアガ
スと共々に導入弁55、ならびに導入路34を経て、気
化空間32内での耐熱性薄膜シート21上に供給させる
のである。
場合、適当にサンプリングされた固体試料Aの供給は、
例えば、図2に示されているように、前記下部基体ブロ
ック11に対し、耐熱性薄膜シート21を介して、前記
上部基体ブロック31を加圧接触させた状態、つまり気
化空間32の開口部を閉じた状態にしておき、この状態
で、一旦、受け入れホッパー51に受け入れた固体試料
Aを秤量器52によって秤量した後、排出ダンパー53
を開いて投入ホッパー54内に排出させると共に、当該
投入ホッパー54内から、当該固体試料Aをキャリアガ
スと共々に導入弁55、ならびに導入路34を経て、気
化空間32内での耐熱性薄膜シート21上に供給させる
のである。
【0019】なお、こゝでは図示省略したが、次に述べ
る測定操作時での加熱によって、下部、上部の各基体ブ
ロック11、31での各接圧面12、36の何れか一方
に対し、耐熱性薄膜シート21が圧着される場合を考慮
して、これを引き剥すための剥離手段を設けておくのが
好ましい。
る測定操作時での加熱によって、下部、上部の各基体ブ
ロック11、31での各接圧面12、36の何れか一方
に対し、耐熱性薄膜シート21が圧着される場合を考慮
して、これを引き剥すための剥離手段を設けておくのが
好ましい。
【0020】従って、この実施例装置においては、前記
したように、下部基体ブロック11に対し、耐熱性薄膜
シート21を介して、上部基体ブロック31を加圧接触
させることにより気化空間32の開口部を閉じ、かつ固
体試料Aをキャリアガスと共々に導入路34から気化空
間32内での耐熱性薄膜シート21上に供給させた状態
において、設定温度に制御された加熱器33により、固
体試料Aを加熱して気化させることができ、このように
して気化された気化ガスをキャリアガスと一緒に導出路
35を通して外部のガス分析測定部に取り出し、当該ガ
ス分析測定部において、固体試料Aにおける気化ガス成
分、例えば、含有水分量などを正確に分析して測定し得
るのである。
したように、下部基体ブロック11に対し、耐熱性薄膜
シート21を介して、上部基体ブロック31を加圧接触
させることにより気化空間32の開口部を閉じ、かつ固
体試料Aをキャリアガスと共々に導入路34から気化空
間32内での耐熱性薄膜シート21上に供給させた状態
において、設定温度に制御された加熱器33により、固
体試料Aを加熱して気化させることができ、このように
して気化された気化ガスをキャリアガスと一緒に導出路
35を通して外部のガス分析測定部に取り出し、当該ガ
ス分析測定部において、固体試料Aにおける気化ガス成
分、例えば、含有水分量などを正確に分析して測定し得
るのである。
【0021】そして、この場合、耐熱性薄膜シート21
としてアルミニウム箔を用いるときは、その熱伝導性が
良好であるために、気化空間32内での上方気相側から
の加熱に合わせて、耐熱性薄膜シート21側からの直接
的な加熱がなされるために、結果的に気化時間、ひいて
は気化ガスの分析、測定時間を容易に短縮できのであ
り、さらに、耐熱性薄膜シート21として、シートロー
ル22から下部基体ブロック11上に繰り出されて巻き
取りロール23に巻き取られるアルミニウム箔を用いる
ときは、気化操作の度毎、もしくは必要に応じて、常に
新らしく切り換えられたアルミニウム箔を容易に利用で
きる。
としてアルミニウム箔を用いるときは、その熱伝導性が
良好であるために、気化空間32内での上方気相側から
の加熱に合わせて、耐熱性薄膜シート21側からの直接
的な加熱がなされるために、結果的に気化時間、ひいて
は気化ガスの分析、測定時間を容易に短縮できのであ
り、さらに、耐熱性薄膜シート21として、シートロー
ル22から下部基体ブロック11上に繰り出されて巻き
取りロール23に巻き取られるアルミニウム箔を用いる
ときは、気化操作の度毎、もしくは必要に応じて、常に
新らしく切り換えられたアルミニウム箔を容易に利用で
きる。
【0022】
【発明の効果】以上、実施例によって詳述したように、
この発明によれば、少なくとも下部基体ブロックと、下
部基体ブロック上に敷き込まれる耐熱性薄膜シートと、
下部基体ブロックに対向して開口された気化空間を内部
に形成すると共に、気化対象の固体・液体試料をキャリ
アガスと一緒に導入する導入手段、気化空間内に設けら
れて気化対象の固体・液体試料を加熱気化する加熱手
段、および気化ガスを含むキャリアガスを導出する導出
手段をそれぞれに有する上部基体ブロックと、下部基体
ブロックに対し、耐熱性薄膜シートを介して、上部基体
ブロックでの気化空間の開口部側を相対的に加圧接触さ
せる上下作動機構とを備えて構成したから、結果的に、
加熱気化に際して外部雰囲気からの異物などの侵入を効
果的に排除した上で、固体・液体試料における気化ガス
成分などを容易かつ正確に分析して測定し得るのであ
り、このような加熱気化操作では、比較的頻繁にサンプ
リングして取り出される固体・液体試料の気化ガス成分
などの測定を手早く行なう必要のある場合に、効果的か
つ容易に適用できるという利点があり、併せて、装置自
体の構成も比較的簡単で小型化が可能であるなどの優れ
た特長がある。
この発明によれば、少なくとも下部基体ブロックと、下
部基体ブロック上に敷き込まれる耐熱性薄膜シートと、
下部基体ブロックに対向して開口された気化空間を内部
に形成すると共に、気化対象の固体・液体試料をキャリ
アガスと一緒に導入する導入手段、気化空間内に設けら
れて気化対象の固体・液体試料を加熱気化する加熱手
段、および気化ガスを含むキャリアガスを導出する導出
手段をそれぞれに有する上部基体ブロックと、下部基体
ブロックに対し、耐熱性薄膜シートを介して、上部基体
ブロックでの気化空間の開口部側を相対的に加圧接触さ
せる上下作動機構とを備えて構成したから、結果的に、
加熱気化に際して外部雰囲気からの異物などの侵入を効
果的に排除した上で、固体・液体試料における気化ガス
成分などを容易かつ正確に分析して測定し得るのであ
り、このような加熱気化操作では、比較的頻繁にサンプ
リングして取り出される固体・液体試料の気化ガス成分
などの測定を手早く行なう必要のある場合に、効果的か
つ容易に適用できるという利点があり、併せて、装置自
体の構成も比較的簡単で小型化が可能であるなどの優れ
た特長がある。
【0023】また、耐熱性薄膜シートとしてアルミニウ
ム箔を用いるときは、気化空間内での気相側と熱伝導性
の良好なアルミニウム箔側での各加熱によって気化時間
を効果的に短縮でき、さらに、耐熱性薄膜シートとし
て、シートロールから下部基体ブロック上に繰り出され
て巻き取りロールに巻き取られるアルミニウム箔を用い
るときは、気化操作の度毎、もしくは必要に応じて、常
に新らしいアルミニウム箔を容易に利用できるものであ
る。
ム箔を用いるときは、気化空間内での気相側と熱伝導性
の良好なアルミニウム箔側での各加熱によって気化時間
を効果的に短縮でき、さらに、耐熱性薄膜シートとし
て、シートロールから下部基体ブロック上に繰り出され
て巻き取りロールに巻き取られるアルミニウム箔を用い
るときは、気化操作の度毎、もしくは必要に応じて、常
に新らしいアルミニウム箔を容易に利用できるものであ
る。
【図1】この発明の固体・液体の気化装置の一実施例に
よる概要を模式的に示す断面構成図である。
よる概要を模式的に示す断面構成図である。
【図2】同上実施例による固体・液体の気化装置を用い
た場合での気化操作時の態様を模式的に示す断面説明図
である。
た場合での気化操作時の態様を模式的に示す断面説明図
である。
11 下部基体ブロック 12 接圧面 13 凹陥部 21 耐熱性薄膜シート 22 シートロール 23 巻き取りロール 31 上部基体ブロック 32 気化空間 33 加熱器(加熱手段) 34 導入路(導入手段) 35 導出路(導出手段) 36 接圧面 41 上下作動機構 51 受け入れホッパー 52 秤量器 53 排出ダンパー 54 投入ホッパー 55 導入弁 A 気化対象の固体(液体)試料
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも下部基体ブロックと、当該下
部基体ブロック上に敷き込まれる耐熱性薄膜シートと、
前記下部基体ブロックに対向して開口された気化空間を
内部に形成すると共に、気化対象の固体・液体試料をキ
ャリアガスと一緒に導入する導入手段、前記気化空間内
に設けられて気化対象の固体・液体試料を加熱気化する
加熱手段、および気化ガスを含むキャリアガスを導出す
る導出手段をそれぞれに有する上部基体ブロックと、前
記下部基体ブロックに対し、前記耐熱性薄膜シートを介
して、前記上部基体ブロックでの気化空間の開口部側を
相対的に加圧接触させる上下作動機構とを備えることを
特徴とする固体・液体の気化装置。 - 【請求項2】 前記耐熱性薄膜シートが、アルミニウム
箔であることを特徴とする請求項1記載の固体・液体の
気化装置。 - 【請求項3】 前記耐熱性薄膜シートが、気化操作の度
毎、もしくは必要に応じシートロールから下部基体ブロ
ック上に繰り出されて巻き取りロールに巻き取られるア
ルミニウム箔であることを特徴とする請求項1記載の固
体・液体の気化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18354093A JPH0720017A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 固体・液体の気化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18354093A JPH0720017A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 固体・液体の気化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0720017A true JPH0720017A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=16137611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18354093A Pending JPH0720017A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 固体・液体の気化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0720017A (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18354093A patent/JPH0720017A/ja active Pending
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