JPH07201531A - 電圧非直線性抵抗体磁器組成物および電圧非直線性抵抗体磁器 - Google Patents

電圧非直線性抵抗体磁器組成物および電圧非直線性抵抗体磁器

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JPH07201531A
JPH07201531A JP5353919A JP35391993A JPH07201531A JP H07201531 A JPH07201531 A JP H07201531A JP 5353919 A JP5353919 A JP 5353919A JP 35391993 A JP35391993 A JP 35391993A JP H07201531 A JPH07201531 A JP H07201531A
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linear resistor
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JP5353919A
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Inventor
Yasutoshi Yamaguchi
安敏 山口
Masahito Furukawa
正仁 古川
Masaru Matsuoka
大 松岡
Toshiyuki Yamazaki
利行 山崎
Masatada Yodogawa
正忠 淀川
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Original Assignee
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  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Thermistors And Varistors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非直線指数αを少なくとも維持したままで、
より高エネルギー耐量を有する電圧非直線性抵抗体磁器
組成物および電圧非直線性抵抗体磁器を提供することを
目的とする。 【構成】 本発明の電圧非直線性抵抗体磁器組成物は、
酸化亜鉛を主成分とし、これに添加物として、La,C
e,Pr,Nd,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,H
o,Er,Tm,YbおよびLuのうち少なくとも一種
と、Coと、B、Al、GaおよびInのうち少なくと
も一種と、0.002〜2原子%のPbと、0.01〜
0.2原子%のV、Ge、NbおよびTaの少なくとも
一種とが添加されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電圧非直線性抵抗体磁
器組成物および電圧非直線性抵抗体磁器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年サイリスタ、トランジスタ、集積回
路などの半導体素子および半導体回路とその反応の急速
な発展にともない計測、制御、通信機器および電力機器
における半導体素子、半導体回路の使用が普及し、これ
ら機器の小型化、高性能化が急速に進展している。しか
し、他方ではこのような進歩にともない、これらの機器
やその部品の耐電圧、耐サージ、耐ノイズ性能は十分な
ものとはいえなかった。このためこれらの機器や部品を
異常なサージやノイズから保護すること、あるいは回路
電圧を安定化することがきわめて重要な課題になってき
ている。これらの課題の解決のために電圧非直線性がき
わめて大きく、放電耐量の大きい、寿命特性の優れた、
しかも安価な電圧非直線性抵抗体磁器組成物の開発が要
請されてきている。
【0003】これらの目的のため、シリコンカーバイド
(SiC)、セレン(Se)、シリコン(Si)又はZ
nOを主成分としたバリスタが利用されている。中でも
ZnOを主成分としたバリスタは、一般に制限電圧が低
く、電圧非直線指数が大きいなどの特徴を有している。
そのため半導体素子のような過電流耐量の小さなもので
構成される機器の過電圧に対する保護に適しているの
で、SiCを主成分とするバリスタなどに代って広く利
用されるようになった。
【0004】このようなZnOを主成分としたバリスタ
は、添加物として、酸化コバルト、希土類酸化物、酸化
クロム、酸化アルミニウム、酸化カリウム、酸化ケイ
素、酸化カルシウム等を添加し、その特性を得ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ZnOを主成分とする従来のバリスタは、そのエネルギ
ー耐量が最大でも600J/cm3 程度であり、より高
いエネルギーを印加しても特性の変化の少ないものが望
まれていた。上記エネルギー耐量とは、次のように定義
される。すなわち、試料に2msecの方形波の所定の
電圧の電圧パルスを印加し、この電圧パルスの印加を、
電圧値を大きくしながら数分間隔で繰り返すと、バリス
タ電圧は徐々に変化して行くが、その変化率が−10%
に達した(ΔV1mA /V1mA ×100=−10%)とき
の、試料に印加された単位体積当たりのエネルギー(印
加電圧×電流×印加時間/素子体積(単位:J/c
3 ))がエネルギー耐量である。
【0006】上記要求につき、本願の発明者らが鋭意研
究したところ、ZnOを主成分とする電圧非直線性抵抗
体磁器組成物に所定量のPbを添加することにより、バ
リスタのエネルギ−耐量が増大することが判明した。
【0007】しかしながら、このようにPbの添加によ
りバリスタのエネルギ−耐量を改良した場合、今度は非
直線指数αが低下してしまい、使用対象によっては望ま
しくない場合が生じてくるという新たな問題点が発生し
てしまった。
【0008】そこで、本発明は、非直線指数αを少なく
とも維持したままで、より高エネルギー耐量を有する電
圧非直線性抵抗体磁器組成物および電圧非直線性抵抗体
磁器を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(9)の本発明により達成される。 (1)酸化亜鉛を主成分とし、これに添加物として、L
a,Ce,Pr,Nd,Sm,Eu,Gd,Tb,D
y,Ho,Er,Tm,YbおよびLuのうち少なくと
も一種と、Coと、B、Al、GaおよびInのうち少
なくとも一種と、0.002〜2原子%のPbと、0.
01〜0.2原子%のV、Ge、NbおよびTaの少な
くとも一種とが添加されていることを特徴とする電圧非
直線性抵抗体磁器組成物。 (2)Biが0.01〜0.5原子%添加されている上
記(1)の電圧非直線性抵抗体磁器組成物。 (3)酸化亜鉛を主成分とし、これに添加物として、L
a,Ce,Pr,Nd,Sm,Eu,Gd,Tb,D
y,Ho,Er,Tm,YbおよびLuのうち少なくと
も一種と、Coと、B、Al、GaおよびInのうち少
なくとも一種と、0.002〜2原子%のPbと、0.
01〜0.5原子%のBiとが添加されていることを特
徴とする電圧非直線性抵抗体磁器組成物。 (4)Pbを0.005〜1原子%含む上記(1)ない
し(3)のいずれかの電圧非直線性抵抗体磁器組成物。 (5)CrおよびSiの少なくとも一種を含む上記
(1)ないし(4)のいずれかの電圧非直線性抵抗体磁
器組成物。 (6)K、RbおよびCsのうち少なくとも一種を含む
上記(1)ないし(5)のいずれかの電圧非直線性抵抗
体磁器組成物。 (7)Mg、Ca、SrおよびBaのうち少なくとも一
種を含む上記(1)ないし(6)のいずれかの電圧非直
線性抵抗体磁器組成物。 (8)上記(1)ないし(7)のいずれかの電圧非直線
性抵抗体磁器組成物を焼成して得た電圧非直線性抵抗体
磁器。 (9)前記焼成を、焼成工程の少なくとも500℃以上
の温度領域の少なくとも一部の領域において、空気より
酸素濃度の高い雰囲気中で行なう上記(8)の電圧非直
線性抵抗体磁器。
【0010】
【作用・効果】本発明の磁器組成物により製造された電
圧非直線性抵抗体磁器においては、Pbを0.002〜
2原子%添加したことにより、従来、エネルギー耐量が
600J/cm3 程度であったものが、10%程度以
上、最大では40%程度増大した。これにより大きなエ
ネルギーを印加しても、特性の安定した電圧非直線性抵
抗体磁器を得ることができる。
【0011】更に、Pb添加だけでは低下する非直線指
数αが、V、Ge、Nb、Ta、Biの添加により、維
持、向上されるようになり、特にBiを添加した場合効
果が大きい。これは、上記V、Ge、Nb、Ta、Bi
の添加により、磁器組成物内への酸素の取込みが促進さ
れるからであると考えられる。
【0012】
【具体的構成】本発明の電圧非直線性抵抗体磁器組成物
においては、酸化亜鉛を主成分とし、添加物として、L
a(ランタン),Ce(セリウム),Pr(プラセオジ
ウム),Nd(ネオジウム),Sm(サマリウム),E
u(ユウロピウム),Gd(ガドリウム),Tb(テル
ビウム),Dy(ディスプロシウム),Ho(ホルミウ
ム),Er(エルビウム),Tm(ツリウム),Yb
(イッテルビウム)およびLu(ルテチウム)である希
土類元素のうち少なくとも一種と、Co(コバルト)
と、B(ホウ素)、Al(アルミニウム)、Ga(ガリ
ウム)およびIn(インジウム)であるIIIb族元素の
うち少なくとも一種とが添加されている。
【0013】上記酸化亜鉛の含有量は、Zn換算で、金
属または半金属元素中の80原子%以上、好ましくは8
5〜99原子%が好ましい。Zn量が少なすぎると、高
温高湿度中での負荷寿命試験において劣化しやすくなる
からである。
【0014】上記希土類の添加量は、0.05〜5原子
%であることが望ましい。0.05原子%未満である
と、非直線性が低下し、5原子%をこえるとエネルギー
耐量が減少するからである。
【0015】上記Coの添加量は、0.1〜10原子%
であることが望ましい。0.1原子%未満であると、非
直線性が低下し、10原子%をこえると、エネルギー耐
量が減少するからである。
【0016】上記IIIb族元素であるB、Al、Ga、
Inの添加量は、1×10-4〜1×10-1原子%である
ことが望ましい。1×10-4原子%未満であると、制限
電圧が増大し、1×10-1原子%をこえると、リーク電
流が増大する。
【0017】本発明の電圧非直線性抵抗体磁器組成物に
おいては、更に、Pbが添加されている。その添加量
は、0.002〜2原子%、特に0.005〜1原子%
であることが望ましい。上記の範囲以外であると、エネ
ルギー耐量向上の効果があまり認められない。
【0018】本発明の電圧非直線性抵抗体磁器組成物に
おいては、更に、0.01〜0.2原子%のV、Ge、
NbおよびTaの少なくとも一種か、あるいは0.01
〜0.5原子%のBiが添加されていることが好まし
い。上記V等とBiを同時に添加してもよい。V等やB
iを上記の範囲で添加すると、非直線指数αが有効に向
上し、上記の範囲外であると、逆に低下してしまう。な
お、上記のうちでは、酸化ビスマスを単体で添加するこ
とが最も好ましい。
【0019】本発明の電圧非直線性抵抗体磁器組成物に
おいては、更に、CrおよびSiの少なくとも一種を添
加してもよい。この場合その添加量は、Crについて
は、0.01〜1原子%、Siについては0.001〜
0.5原子%の範囲とすることが望ましい。
【0020】本発明の電圧非直線性抵抗体磁器組成物に
おいては、更に、K、RbおよびCsであるIa族元素
のうち少なくとも一種を、0.01〜1原子%含有して
いてもよい。
【0021】本発明の電圧非直線性抵抗体磁器組成物に
おいては、更に、Mg,Ca,SrおよびBaであるII
a族元素のうち少なくとも一種を、0.01〜4原子%
含有していてもよい。
【0022】このような組成を有する電圧非直線性抵抗
体磁器組成物を焼成して得た焼結体である電圧非直線性
抵抗体磁器は、1〜100μm程度のグレインを有す
る。グレインは、主成分ZnOとともに、コバルト、ア
ルミニウム等の副成分が含有され、さらに粒界にはその
他の副成分、特に本発明により添加した鉛が存在するも
のと考えられる。上記の副成分であるコバルト、アルミ
ニウム、鉛、V等およびBi等は、主成分ZnOと同様
酸化物の形で磁器組成物内に存在する。
【0023】本発明による電圧非直線性抵抗体磁器は、
以上のような組成により、20〜250Vの1mmあた
りバリスタ電圧(V1mA )、15〜80の1mA〜10
mAでの非直線性(α)および600〜900J/cm
3 のエネルギー耐量を備える。
【0024】そして、このような焼結体は常法に従い電
極付け等を施され電圧非直線性抵抗素子とされる。この
際、ガラス等によるコートをしてもよい。また、その用
途としては、家庭用電気製品用、産業用機器用等の全て
の電圧非直線性抵抗素子に用いることができる。
【0025】次に、本発明による電圧非直線性抵抗体磁
器の焼成工程について説明する。
【0026】この際、焼成は常法に従い行なってもよい
が、以下に述べるような工程で行なうことが望ましい。
【0027】本発明における電圧非直線性抵抗体磁器の
焼成工程は、図1のタイムチャートに示したように、加
熱昇温工程、温度保持工程および冷却工程からなる一連
の工程からなる。上記温度保持工程における温度は、材
料組成によって異なるが、通常1100〜1300℃の
範囲に設定され、保持時間は通常1時間〜10時間の範
囲に設定される。この温度保持工程における温度は、P
bを添加しない従来のものに比べて約100℃程度低温
化されている。昇降温速度は、通常、毎時50〜400
℃に設定される。図1には、昇温速度と降温速度が同一
のものを示したが、必ずしも同一である必要はない。
【0028】本発明においては、以上の焼成工程の少な
くとも500℃以上の温度領域の全部または一部を、空
気より酸素濃度の高い雰囲気中で行なうことが望まし
い。これにより、鉛、ビスマス、バナジウム成分などの
蒸発を防止でき、また、磁器組成物内への酸素の取込み
が促進されるなどの効果がある。
【0029】また、このときの焼成雰囲気は酸素濃度が
高ければ高い程望ましく、最も望ましくは実質的に酸素
100%すなわち酸素雰囲気である。
【0030】なお、原料としては、ZnO等の酸化物
や、焼成により酸化物となる化合物、例えば、炭酸塩、
シュウ酸塩、硝酸塩、塩化物等を用いればよい。原料Z
nOの粒径は0.1〜5μm程度とし、添加物の原料粉
の粒径は0.1〜3μm程度とすればよい。添加物は溶
液添加してもよい。さらに、鉛については、ガラスの状
態で添加してもよい。
【0031】
【実施例】以下、実施例により、本発明の電圧非直線性
抵抗体磁器組成物について具体的に説明する。
【0032】樹脂加工ボールの入ったポリエチレン製ポ
ットに、純水、分散剤を入れ、その中に、主成分となる
ZnO粉末、添加剤となるCo3 4 、Pr6 11、C
23 、Al(NO3 3 ・9H2 O、In2 3
2 CO3 、SiO2 、CaCO3 、PbO、Bi2
3 、V2 5 、GeO2 、Ta2 5 、Nb2 5 およ
びその他の添加物を、表1および表2に示した所定の原
子%(金属元素のみの百分率換算)に相当する量で添加
調合した。この後、上記ポットを回転台に乗せ混合し
た。次いで、混合物を蒸発皿に移し、乾燥機で乾燥し、
これを粉砕した後、バインダを添加しながら造粒し、蒸
発皿に移して乾燥機で乾燥した。試料1〜39は、V、
Ge、Nb、Taの添加量を0〜0.5原子%の間で、
Biの添加量を0〜1.0原子%の間で変化させた以外
は、他の添加物の添加量は固定したものである。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】これを、直径12.0mm、厚み2.0m
mの円板状に加圧成形(成形密度3〜4g/cm3
し、500〜800℃で数時間保持し、バインダを除去
した後、酸素中で、従来の焼成温度より低い温度である
1100〜1300℃で数時間焼成し、焼結体を得た。
その両面に銀ペーストを印刷し、これを500〜700
℃で焼き付けて電極とし、素子すなわち電圧非直線性抵
抗素子である試料1、3〜39を作った。また、試料1
および36において、焼成を空気中で行なったこと以外
は同様にして試料2および40を得た。そして、これら
試料1〜40について、電気的特性を測定した。
【0036】電気的特性としては、1mmあたりのバリ
スタ電圧(V)、1mA〜10mAでの非直線指数α、
および上記エネルギー耐量(J/cm3 )を測定した。
以上の結果も表1および表2に示した。非直線指数αは
次式によって示される。 α=log(10/1)/log(V10mA/V1mA ) ここで、V10mA、V1mA は、それぞれ10mA、1mA
におけるバリスタ電圧を示す。
【0037】表1および表2から分かるように、V、G
e、Nb、Taの添加量は、0.005原子%程度で
は、非直線指数αに対しての効果が表れず、本発明範囲
の0.01〜0.2原子%で非直線指数αに対しての効
果が表れた。しかし、V等の添加量が上記の範囲をこえ
ると、非直線指数αが低下してしまうばかりか、エネル
ギー耐量も逆に従来より減少してしまう傾向があった。
また、表1および表2から分かるように、Biの添加量
は、0.05原子%程度では、非直線指数αを向上させ
る効果があまり表れず、本発明範囲の0.01〜0.5
原子%で非直線指数αを向上させる効果が表れた。しか
し、Biの添加量が上記の範囲をこえると、上記V等を
本発明範囲をこえて添加した場合と同様、非直線指数α
が低下してしまうばかりか、エネルギー耐量も逆に従来
より減少してしまう傾向があった。
【0038】また、酸素雰囲気中で焼成した試料36で
は、非直線指数αが38であったものが、空気中で焼成
した試量40では非直線指数αが15と低減してしまう
ので、焼成は少なくとも空気より酸素分圧が高い雰囲気
中で行なうことが望ましい。
【0039】なお、上記試料1〜40においては、C
r、K、Si、Caの全てについて添加した例を示した
が、表1に示したように、上記Cr、K、Si、Caの
うちCrのみを添加したものを試料41、および上記の
全体を添加しなかったものを試料42として、上記と同
様に電気的特性を測定したところ、表1に示したよう
に、同様にエネルギー耐量および非直線指数αの増大の
傾向が認められた。
【0040】また、試料14において、0.05原子%
のGeに加えて、更に0.05原子%Nbおよび0.0
5原子%のTa(Ge、NbおよびTaの総添加量0.
15原子%)を添加したものを試料43として、上記と
同様に電気的特性を測定したところ、表1に示したよう
に、同様にエネルギー耐量および非直線指数αの増大の
傾向が認められた。
【0041】次に、試料36において、表3に示したよ
うに、Pbの添加量を0〜5原子%の間で変化させて試
料50〜61を作製した。
【0042】
【表3】
【0043】これらの試料について上記と同様に電気的
特性を測定したところ、Pbの添加量は0.002〜2
原子%の範囲のときエネルギー耐量の向上効果があるこ
とが確認できた。なお、表4および表5に示したよう
に、Biのかわりに、V、Ge、Nb、Ta、を上記の
好ましい量添加したものにおいて、上記と同様にPbの
添加量を変化させた試料70〜93につき、上記と同様
の電気的特性を測定したところ、試料50〜61と同様
の結果が得られた。すなわち、Pbの添加は、0.00
2〜2原子%の範囲であることが望ましい。
【0044】
【表4】
【0045】
【表5】
【0046】次に、試料36において、表6に示したよ
うに、Alの代わりにGa(Ga23 の形で)、In
(In2 3 の形で)をそれぞれ同量添加したものを試
料100、試料101とし、また、Kの代わりにRb
(Rb2 CO3 の形で))、Cs(Cs2 CO3 の形
で)をそれぞれ同量添加したものを試料102、試料1
03とした。更に、試料35において、Mg(MgCO
3 の形で)を3.0原子%添加したものを試料104、
B(B2 3 の形で)を0.005原子%添加したもの
を試料105とした。
【0047】
【表6】
【0048】以上の試料100〜105についても、同
様に電気的特性を測定したところ、表6に示したよう
に、上記と同様にエネルギー耐量および非直線指数αに
ついて良好な結果が得られた。
【0049】次に、ZnO粉末に、プラセオジウムPr
以外の希土類ランタンLa、セリウムCe、ネオジウム
Nd、サマリウムSm、ユーロピウムEu、ガドリニウ
ムGd、テルビウムTb、ディスプロシウムDy、ホル
ミウムHo、エルビウムEr、ツリウムTm、イッテル
ビウムYb、ルテチウムLu、および他の添加物を表5
に示すようにして添加し、上記と同様に試料111〜1
23を作製し、この試料111〜123についても上記
と同じ条件で電気的特性を測定した。その結果を表7に
示した。
【0050】
【表7】
【0051】表7から分かるように、希土類としてPr
以外を添加した場合にも、Prを添加したときと同様、
エネルギー耐量において良好な結果が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電圧非直線性抵抗体磁器の焼成パ
ターンの1例を示すタイムチャートである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】
【表3】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】
【表4】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】
【表5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 利行 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 淀川 正忠 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化亜鉛を主成分とし、これに添加物と
    して、La,Ce,Pr,Nd,Sm,Eu,Gd,T
    b,Dy,Ho,Er,Tm,YbおよびLuのうち少
    なくとも一種と、Coと、B、Al、GaおよびInの
    うち少なくとも一種と、0.002〜2原子%のPb
    と、0.01〜0.2原子%のV、Ge、NbおよびT
    aの少なくとも一種とが添加されていることを特徴とす
    る電圧非直線性抵抗体磁器組成物。
  2. 【請求項2】 Biが0.01〜0.5原子%添加され
    ている請求項1の電圧非直線性抵抗体磁器組成物。
  3. 【請求項3】 酸化亜鉛を主成分とし、これに添加物と
    して、La,Ce,Pr,Nd,Sm,Eu,Gd,T
    b,Dy,Ho,Er,Tm,YbおよびLuのうち少
    なくとも一種と、Coと、B、Al、GaおよびInの
    うち少なくとも一種と、0.002〜2原子%のPb
    と、0.01〜0.5原子%のBiとが添加されている
    ことを特徴とする電圧非直線性抵抗体磁器組成物。
  4. 【請求項4】 Pbを0.005〜1原子%含む請求項
    1ないし3のいずれかの電圧非直線性抵抗体磁器組成
    物。
  5. 【請求項5】 CrおよびSiの少なくとも一種を含む
    請求項1ないし4のいずれかの電圧非直線性抵抗体磁器
    組成物。
  6. 【請求項6】 K、RbおよびCsのうち少なくとも一
    種を含む請求項1ないし5のいずれかの電圧非直線性抵
    抗体磁器組成物。
  7. 【請求項7】 Mg、Ca、SrおよびBaのうち少な
    くとも一種を含む請求項1ないし6のいずれかの電圧非
    直線性抵抗体磁器組成物。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかの電圧非直
    線性抵抗体磁器組成物を焼成して得た電圧非直線性抵抗
    体磁器。
  9. 【請求項9】 前記焼成を、焼成工程の少なくとも50
    0℃以上の温度領域の少なくとも一部の領域において、
    空気より酸素濃度の高い雰囲気中で行なう請求項8の電
    圧非直線性抵抗体磁器。
JP5353919A 1993-12-27 1993-12-27 電圧非直線性抵抗体磁器組成物および電圧非直線性抵抗体磁器 Withdrawn JPH07201531A (ja)

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