JPH07201601A - コイルおよびコイル製造方法ならびにコイル製造装置 - Google Patents

コイルおよびコイル製造方法ならびにコイル製造装置

Info

Publication number
JPH07201601A
JPH07201601A JP5337575A JP33757593A JPH07201601A JP H07201601 A JPH07201601 A JP H07201601A JP 5337575 A JP5337575 A JP 5337575A JP 33757593 A JP33757593 A JP 33757593A JP H07201601 A JPH07201601 A JP H07201601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
winding
coil
wound
drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5337575A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Taniguchi
光浩 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5337575A priority Critical patent/JPH07201601A/ja
Publication of JPH07201601A publication Critical patent/JPH07201601A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 素線を螺旋状に巻回することにより、素線相
互間が乗り上げてしまうことを防止する。しかも、素線
を巻取進行方向とは反対側へ予め倒しておくことによ
り、巻回途中で巻取進行方向へ素線が倒れてしまうこと
を防止する。 【構成】 巻型25には素線22が掛け渡されており、
巻型25が回転すると、ワイヤドラム29から素線22
が引き出され、巻型25に巻回される。また、ガイドロ
ーラ41a〜41cは、巻型25の軸方向に沿って移動
可能にされており、その移動に伴い、素線22を整列巻
きされるように案内する。この場合、ガイドローラ41
a〜41cは、Za軸を中心に回動可能にされており、
その回動に伴い、素線22を巻型25に傾斜状態で供給
する。しかも、ガイドローラ41a〜41cは、Ya軸
を中心に回動可能にされており、その回動に伴い、素線
22を巻取進行方向とは反対側へ倒す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、断面矩形状をなす素線
が軸方向に沿って整列に巻回されたコイルおよびコイル
製造方法ならびにコイル製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、変圧器等に使用されるコイル
1には、図12に示すように、断面矩形状をなす素線2
を軸方向に沿って整列に巻回したものがある。この構成
の場合、コイル1の軸心αに対する素線2の巻取角度θ
1 は、1層目および2層目共に90度に設定されている
(図15参照)。また、素線2と軸心αとで形成される
角度θ2 も1層目および2層目共に90度に設定され、
これにより、素線2が垂直状態になっている。尚、3a
および3bは層間紙、3c〜3fは端部テープを示す。
【0003】次にコイル1を製造するためのコイル製造
装置の従来構成を図13および図14に基づいて説明す
る。まず、図13において、台板4には巻型5が回転可
能に設けられている。そして、巻型5の巻軸5aは巻型
モータ6に連結されており、巻型モータ6が駆動する
と、巻型5が回転するようになっている。
【0004】台板4の左側には台板7が設けられてい
る。この台板7には、巻軸5aに対して平行にレール7
a,7aが設けられ、これらレール7a,7aには、図
14に示すように、ドラム装着部8が設けられている。
そして、ドラム装着部8にはワイヤドラム9が取付けら
れており、ドラムモータ9aが駆動すると、ドラム装着
部8と共にワイヤドラム9がレール7a,7aに沿って
移動する。
【0005】台板4には支持台4aが設けられている。
この支持台4aには、図13に示すように、巻軸5aに
対して平行にレール4b,4bが設けられ、これらレー
ル4b,4bにはベース10が設けられている。また、
このベース10にはローラ装着部10aが設けられ、ロ
ーラ装着部10aには3個のガイドローラ11が設けら
れている。そして、X軸用モータ10bが駆動すると、
ベース10と共に3個のガイドローラ11がレール4
b,4bに沿って移動する。尚、ドラムモータ9aおよ
びX軸用モータ10bは、マイクロコンピュータを主体
とした制御手段(図示せず)に接続されており、この制
御手段により駆動制御される。
【0006】次にコイル1の製造方法について説明す
る。まず、図12において、巻型5の外周面に層間紙3
aを巻回し、その反X方向端部に端部テープ3cを巻回
する。次に、図13に示すように、ワイヤドラム9に巻
装された素線2の先端部を巻型5に固定し、図12に示
すように、素線2の短辺Sが巻型5に接するような状態
とする。この後、図13において、巻型5を回転させ、
ワイヤドラム9から素線2を引き出すことにより、巻型
5に素線2を巻き取る。
【0007】この場合、制御手段は、巻型5が1回転す
るごとに、ドラムモータ9aおよびX軸用モータ10b
を駆動させ、ワイヤドラム9および3個のガイドローラ
11を素線2の短辺寸法Sずつ印X方向へ断続的に移動
させる。これにより、1層目の素線2が、巻型5に対し
て垂直且つ巻取角度θ1(=90度)で整列密着巻きさ
れる。
【0008】この後、素線2を1層分だけ巻き取った
ら、図12において、巻型5のX方向端部に端部テープ
3dを巻回し、1層目の素線2の上に層間紙3bを巻回
し、層間紙3bの上から端部テープ3eを巻回する。そ
して、図13において、ワイヤドラム9および3個のガ
イドローラ11を反矢印X方向へ断続的に移動させなが
ら巻型5を回転させ、1層目の素線2と同様、巻型5に
対して垂直且つ巻取角度θ1(=90度)で2層目の素
線2を巻回する。最後に、図12に示すように、2層目
の素線2の反X方向端部に端部テープ3fを巻回する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、素線2の巻取角度θ1 が90度であったた
め、ガイドローラ11を断続的に移動させるといった巻
回方法を採用せざるを得なかった。その結果、例えば矢
印X方向へ素線2を巻き取るにあたって、図16に示す
ように、1列目aから2列目bへ、2列目bから3列目
cへといった素線2の列変えが行い難く、3列目cに巻
回されるべき素線2が2列目bの素線2に乗り上げてし
まう虞れがあった。
【0010】しかも、素線2が垂直状態にあるため、例
えば矢印X方向へ素線2を巻き取るにあたって、素線2
が巻取進行方向(矢印X方向)へ倒れてしまう虞れがあ
り、この傾向は、素線2の長辺Lと短辺Sとの比L/S
が大きくなるに連れて顕著になる。従って、上記従来構
成では、運転時に作業者の監視が必要となり、しかも、
素線2の乗り上げや倒れを修正しながら巻き取りを行う
状態が続き、作業性が悪かった。
【0011】ところで、図13において、ドラム装着部
8には張力検出手段12が設けられている。この張力検
出手段12は、図14に示すように、3個のテンション
ローラ12a〜12cと荷重変換器12dとから構成さ
れたものであり、制御手段は、中央のテンションローラ
12bに作用する荷重を荷重変換器12dにより検出す
ることで、素線2の張力を検出している。また、ワイヤ
ドラム9にはドラムブレーキ9bが設けられており、制
御手段は、荷重変換器12dの検出値が設定張力と等し
くなるように、ドラムブレーキ9bによりワイヤドラム
9の回転抵抗を調節し、素線2に一定の張力を付与して
いる。
【0012】しかしながら、この場合、素線2をテンシ
ョンローラ12aおよび12cで押え込み、中央のテン
ションローラ12bに荷重を作用させる構成であるた
め、特に素線2が太い場合には、素線2が曲げられた
り、素線2の外周の絶縁紙がずれてしまう虞れがあっ
た。その結果、絶縁紙の品質に信頼性がなくなるので、
素線2を巻型5に巻取った後、作業者が必ず目視チェッ
クを行う必要があり、作業性が悪かった。
【0013】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その第1の目的は、素線の乗り上げや倒れを防止
できるコイルおよびコイル製造方法ならびにコイル製造
装置を提供することにある。その第2の目的は、素線の
曲がりや絶縁紙のずれを防止できるコイル製造装置を提
供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のものは、
断面矩形状をなす素線が軸方向に沿って整列に巻回され
たコイルにおいて、前記素線が螺旋状に巻回され、しか
も、その巻取進行方向とは反対側へ一定角度で倒れてい
るところに特徴を有する。
【0015】請求項2記載のものは、請求項1記載のコ
イルを製造するための方法において、素線を巻型の軸方
向に沿って移動させながら巻型に巻き取るにあたって、
前記素線を、その巻取進行方向とは反対側へ倒した状態
に保持しながら前記巻型に対して傾斜状態で供給すると
ころに特徴を有する。
【0016】請求項3記載のものは、請求項1記載のコ
イルを製造するための装置において、回転可能に設けら
れ、その回転に伴い素線が巻回される巻型と、前記巻型
の軸方向に沿って移動可能に設けられ、その移動に伴い
前記素線を巻型の所定位置に案内するガイドローラと、
前記素線が前記巻型に対して傾斜状態で供給されるよう
に前記ガイドローラを回動させる第1の回動手段と、前
記素線がその巻取進行方向とは反対側へ倒れるように前
記ガイドローラを回動させる第2の回動手段とを具備し
たところに特徴を有する。
【0017】請求項4記載のものは、請求項3記載のコ
イル製造装置において、巻型に素線を供給するためのワ
イヤドラムの回転抵抗を調節するドラムブレーキと、前
記巻型のトルクを検出するトルクセンサと、このトルク
センサの検出値に基づいて前記ドラムブレーキを制御す
るドラムブレーキ制御手段とを設けたところに特徴を有
する。
【0018】
【作用】請求項1ないし3記載の手段によれば、素線が
螺旋状に巻回されるので、素線の列変えが行い易くな
り、その結果、素線の乗り上げを防止できる。しかも、
素線が、その巻取進行方向とは反対側へ倒れた状態で巻
回されるので、巻回途中に巻取進行方向へ倒れてしまう
ことを防止できる。請求項4記載の手段によれば、巻型
のトルクから間接的に素線の張力を検出しているので、
素線をテンションローラで押え込む構成を廃止でき、そ
の結果、素線の曲がり等を防止できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図11
に基づいて説明する。まず、図1において、コイル21
は、断面矩形状の素線22を軸方向に沿って整列に巻回
してなるものである。この場合、図10に示すように、
1層目の素線22の巻取角度は90度より小さいθ1 度
に設定されている。また、図11に示すように、2層目
の素線22は1層目の素線2に対して逆方向へ傾斜し、
その巻取角度は、1層目の素線22の巻取角度に等しい
θ1 度に設定されている。これにより、素線22が螺旋
状に巻回されている。
【0020】しかも、図1に示すように、1層目の素線
22は反矢印X方向へ倒れ、また、2層目の素線22は
矢印X方向へ倒れており、1層目の素線22の倒れ角度
および2層目の素線22の倒れ角度は、共に1〜10度
のうちのいずれか一定値であるθ3 度に設定されてい
る。尚、23a〜23cは層間紙、23d〜23gは端
部テープであり、また、素線22は、図2に示すよう
に、導線22aを絶縁紙22bで被覆することから構成
されている。
【0021】次にコイル21を製造するためのコイル製
造装置の構成について説明する。まず、図3において、
台板24には支持台24aおよび24bが設置され、支
持台24aおよび24bには巻型25の巻軸25aが枢
支されている。また、支持台24a内には巻型モータ2
6が収容され、この巻型モータ26は、トルクセンサ2
6aを介して巻軸25aに連結されている。これによ
り、巻型モータ26が駆動すると、巻型25が巻軸25
aを中心に回転し、しかも、巻型25のトルクがトルク
センサ26aにより検出されるようになっている。尚、
巻型モータ26およびトルクセンサ26aは、マイクロ
コンピュータを主体とした制御手段(図示せず)に接続
されており、この制御手段は、巻型モータ26aを駆動
制御し、トルクセンサ26aの測定結果を検出する。
【0022】台板24の左側には台板27が設けられて
いる。この台板27には、巻軸25aに対して平行にレ
ール27a,27aおよび送りねじ27bが設けられ、
前者のレール27a,27aには、図4に示すように、
ドラム装着部28が嵌合されている。そして、ドラム装
着部28は送りねじ27bに螺合されており、ドラムモ
ータ29aが駆動すると、送りねじ27bが回転し、ド
ラム装着部28がレール27a,27aに沿って移動す
る。
【0023】ドラム装着部28にはワイヤドラム29が
回転可能に取付けられ、このワイヤドラム29には素線
22が巻装されている。そして、この素線22の先端部
は巻型25に固定されており、巻型25が回転すると、
ワイヤドラム29が回転して素線22が引き出され、巻
型25に巻き取られる。尚、ドラムモータ29aは制御
手段に接続されており、制御手段は、前記巻型25の回
転に同期してワイヤドラム29が連続移動するよう、ド
ラムモータ29aを駆動制御する。
【0024】ワイヤドラム29には、ドラムブレーキ2
9bが設けられており、ワイヤドラム29の回転抵抗は
ドラムブレーキ29bにより調節される。このドラムブ
レーキ29bは、ドラムブレーキ制御手段として機能す
る前記制御手段に接続されており、この制御手段は、予
め記憶された目標トルクとトルクセンサ26aの検出値
とを比較し、この検出値が目標トルクと等しくなるよう
に、ドラムブレーキ29bを制御する。尚、目標トルク
は、巻型25の軸心αから素線22の巻取位置間の距離
Rに応じた素線22のトルクである。
【0025】ドラム装着部28には、巻型25側へ突出
するプレート30が設けられ、このプレート30には、
上方へ延びる支持台31が設けられている。この支持台
31の先端部には、図5に示すように、二股部31aが
設けられており、二股部31a間にはローラ31b,3
1bが上下2段に取付けられている。そして、素線22
はローラ31b,31b間に挿通され、その上下および
左右両側面がローラ31b,31bによりガイドされて
いる。尚、ローラ31b,31bは、様々な種類の素線
22の長辺Lおよび短辺Sに合うように、移動可能で且
つ交換可能になっている。
【0026】台板24には、図4に示すように、上方へ
延びる支持台32が設置されている。この支持台32
は、図3に示すように、巻軸25aに沿う方向に延びた
形態をなしており、その上面には、巻軸25aに対して
平行にレール32a,32aおよびX軸送りねじ32b
が設けられている。また、前者のレール32a,32a
には、図4に示すように、第1のベース33が嵌合され
ている。そして、第1のベース33はX軸送りねじ32
bに螺合されており、X軸用モータ33aが駆動する
と、X軸送りねじ32bが回転し、第1のベース33が
レール32a,32aに沿って図3の矢印X方向へ移動
する。
【0027】第1のベース33の上面には、図7に示す
ように、矢印Y方向へ延びるY軸送りねじ33bおよび
2本のレール33cが設けられ、前者のY軸送りねじ3
3bはY軸用モータ33dにより回転されるようになっ
ている。また、図6に示すように、2本のレール33c
には第2のベース34が嵌合され、第2のベース34は
Y軸送りねじ33bに螺合されている。これにより、Y
軸送りねじ33bが回転すると、第2のベース34がレ
ール33cに沿う矢印Y方向へ移動するようになってい
る。また、第2のベース34の上側には、コ字状をなす
ローラ装着部35が設けられている。このローラ装着部
35は、第1の回動手段であるZ軸回転用アクチュエー
タ36を介して第2のベース34に連結されており、Z
軸回転用アクチュエータ36が作動すると、軸Zaを中
心として回動する。
【0028】ローラ装着部35の前面には、図8に示す
ように、矢印Z方向へ延びるZ軸送りねじ35aおよび
2本のレール35bが設けられ、前者のZ軸送りねじ3
5aは、図6に示すように、Z軸用モータ35cにより
回転されるようになっている。そして、2本のレール3
5bには第3のベース37が嵌合され、第3のベース3
7はZ軸送りねじ35aに螺合されており、Z軸送りね
じ35aが回転すると、第3のベース37がレール35
bに沿う矢印Z方向へ移動する。また、第3のベース3
7にはブラケット38が設けられている。このブラケッ
ト38は、第2の回動手段であるY軸回転用アクチュエ
ータ39を介して第3のベース37に連結されたもので
あり、Y軸回転用アクチュエータ39が作動すると、軸
Yaを中心として回動する。
【0029】第1のベース33にはローラ40が取付け
られており、このローラ40は、第1のベース33と共
にX方向にのみ移動する。また、ブラケット38にはガ
イドローラ41a〜41cが取付けられており、これら
ガイドローラ41a〜41cは、第1のベース33の移
動に伴ってX方向へ移動し、第2のベース34の移動に
伴ってY方向へ移動し、第3のベース37の移動に伴っ
てZ方向へ移動する。しかも、ガイドローラ41a〜4
1cは、Z軸回転用アクチュエータ36の作動に伴って
軸Zaを中心として回動し、Y軸回転用アクチュエータ
39の作動に伴って軸Yaを中心として回動する。
【0030】そして、図4に示すように、ローラ31
b,31b間に挿入された素線22は、ローラ40によ
り下側からガイドされた後、ガイドローラ41a,41
bと41cとの間に挿入され、その上下および左右両側
面がガイドローラ41a〜41cによりガイドされてい
る。従って、素線22の巻取角度は、ガイドローラ41
a〜41cを軸Zaを中心として回動させることに基づ
いてθ1 度に調節される。また、素線22の倒れ角度
は、ガイドローラ41a〜41cを軸Yaを中心として
回動させることに基づいてθ3 度に調節される。
【0031】尚、ローラ41a〜41cは、様々な種類
の素線22の長辺Lおよび短辺Sに合うよう、移動可能
で且つ交換可能になっている。また、X軸用モータ33
a,Y軸用モータ33d,Z軸用モータ35c,Z軸回
転用アクチュエータ36,Y軸回転用アクチュエータ3
9は制御手段に接続されており、この制御手段により駆
動制御される。
【0032】次にコイル21の製造方法について説明す
る。まず、図9において、巻型25の外周面に層間紙2
3aを巻回し、その反X方向端部に端部テープ23dを
巻回する。次に、図3および図4において、Y軸用モー
タ33dおよびZ軸用モータ35cを駆動させ、巻型2
5の大きさに対応するように、ローラ40およびガイド
ローラ41a〜41cの位置を移動させる。
【0033】これと共に、Y軸回転用アクチュエータ3
9を作動させることにより、図8に実線で示すように、
ガイドローラ41a〜41cを軸Yaを中心として矢印
A方向へθ3 度回動させる。また、図7に実線で示すよ
うに、Z軸回転用アクチュエータ36を作動させること
により、ガイドローラ41a〜41cを軸Zaを中心と
して矢印B方向へ(90−θ1 )度回動させる。
【0034】以上の操作が終了したら、図3に示すよう
に、ワイヤドラム29に巻装された素線22の先端部を
巻型25に固定し、素線22の短辺Sが巻型25に対向
するような状態とする。次に、巻型25を回転させ、ワ
イヤドラム29から素線22を引き出すことにより、巻
型25に素線22を巻き取る。この場合、制御手段は、
ドラムモータ29aおよびX軸用モータ33aを連続駆
動し、巻型25の回転に同期してドラム装着部28およ
び第1のベース33を矢印X方向へ移動させている。こ
れにより、ガイドローラ31b,40,41a〜41c
が連続的に移動され、巻取角度θ1 および倒れ角度θ3
で巻型25に整列密着巻きされる。
【0035】この後、素線22を1層分だけ巻き取った
ら、図9において、巻型25のX方向端部に端部テープ
23eを巻回し、1層目の素線22の上に層間紙23b
を巻回し、層間紙23bの上から端部テープ23fを巻
回する。次に、Y軸回転用アクチュエータ39を作動さ
せ、図8に二点鎖線で示すように、ガイドローラ41a
〜41cが軸Yaを中心として反矢印A方向へθ3 度回
動された状態とする。これと共に、Z軸回転用アクチュ
エータ36を作動させ、図7に二点鎖線で示すように、
軸Zaを中心として反矢印B方向へ(90−θ1 )度回
動された状態とする。
【0036】そして、巻型25の回転に同期してドラム
装着部28および第1のベース33を反矢印X方向へ移
動させることにより、図11に示すように、巻取角度θ
1および倒れ角度θ3 で素線22を巻型25に整列密着
巻きする。この後、巻型25に2層目の素線22を巻回
し終えたら、図1に示すように、2層目の素線22の反
X方向端部に端部テープ23gを巻回し、2層目の素線
22の上から層間紙23cを巻回し、コイル21の形状
が崩れることを防止する。
【0037】しかも、巻型25に素線22を巻回してい
る間、制御手段は、巻型モータ26のトルクをトルクセ
ンサ26aから検出し、この検出値が目標トルクと等し
くなるように、ドラムブレーキ29bを制御し、素線2
2に一定の張力を付与している。
【0038】上記実施例によれば、素線22の巻取角度
を90度より小さいθ1 度に設定し、素線22を螺旋状
に巻回しているので、ガイドローラ41a〜41cを素
線22の短辺寸法Sずつ断続的に移動させるといった巻
回方法を廃止できる。その結果、素線22の列変えが行
い易くなり、素線22の乗り上げを防止できる。しか
も、素線22の倒れ角度をθ3 度に設定し、素線22
を、その巻取進行方向とは反対側へ倒した状態で巻回し
ているので、素線22が巻回途中に巻取進行方向へ倒れ
てしまうことを防止できる。従って、素線22の乗り上
げや倒れの修正作業等が不要となり、作業性が向上す
る。
【0039】また、巻型25のトルクから間接的に素線
22の張力を検出しているので、素線22をテンション
ローラで押え込む構成を廃止でき、素線22の曲がり等
を防止できる。このため、絶縁紙22bの品質の信頼性
が向上し、素線22を巻型25に巻取った後の目視チェ
ック等を廃止でき、作業性がより向上する。
【0040】尚、上記実施例においては、コイル21と
して、素線22が2層に巻回されたものを例示したが、
1層であっても、3層以上であっても良く、このうち複
数層である場合には、奇数層と偶数層とで素線22の倒
れ方向が逆になる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載のコイルおよび請求項2記載のコイル製造方法な
らびに請求項3記載のコイル製造装置によれば、素線が
螺旋状に巻回されるので、素線の列変えが行い易くな
り、素線の乗り上げを防止できる。しかも、素線が、そ
の巻取進行方向とは反対側へ倒れた状態で巻回されるの
で、巻回途中に巻取進行方向へ倒れてしまうことを防止
できる。その結果、素線の乗り上げや倒れの修正作業等
が不要となり、作業性が向上する。
【0042】また、請求項4記載の手段によれば、素線
をテンションローラで押え込む構成を廃止できるので、
素線の曲がり等が防止される。その結果、素線を巻型に
巻取った後の目視チェック等を廃止でき、作業性がより
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すコイルの縦断背面図
【図2】素線の縦断面図
【図3】コイル巻線装置の上面図
【図4】コイル巻線装置の側面図
【図5】ガイドローラを示す縦断背面図
【図6】ローラ装着部付近の拡大側面図
【図7】ローラ装着部付近の拡大上面図
【図8】ローラ装着部付近の拡大正面図
【図9】コイルの巻回状態を示す図1相当図
【図10】1層目の素線の巻回状態を示す上面図
【図11】2層目の素線の巻回状態を示す上面図
【図12】従来例を示す図1相当図
【図13】図3相当図
【図14】図4相当図
【図15】図11相当図
【図16】素線の乗り上げおよび倒れを説明するための
【符号の説明】
21はコイル、22は素線、25は巻型、26は巻型モ
ータ、26aはトルクセンサ、29はワイヤドラム、2
9bはドラムブレーキ、36はZ軸回転用アクチュエー
タ(第1の回動手段)、39はY軸回転用アクチュエー
タ(第2の回動手段)、41a〜41cはガイドローラ
を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面矩形状をなす素線が軸方向に沿って
    整列に巻回されたものにおいて、前記素線は螺旋状に巻
    回され、しかも、その巻取進行方向とは反対側へ一定角
    度で倒れていることを特徴とするコイル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコイルを製造するための
    方法において、 素線を巻型の軸方向に沿って移動させながら巻型に巻き
    取るにあたって、前記素線を、その巻取進行方向とは反
    対側へ倒した状態に保持しながら前記巻型に対して傾斜
    状態で供給することを特徴とするコイル製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のコイルを製造するための
    装置において、 回転可能に設けられ、その回転に伴い素線が巻回される
    巻型と、 前記巻型の軸方向に沿って移動可能に設けられ、その移
    動に伴い前記素線を巻型の所定位置に案内するガイドロ
    ーラと、 前記素線が前記巻型に対して傾斜状態で供給されるよう
    に前記ガイドローラを回動させる第1の回動手段と、 前記素線がその巻取進行方向とは反対側へ倒れるように
    前記ガイドローラを回動させる第2の回動手段とを具備
    してなるコイル製造装置。
  4. 【請求項4】 巻型に素線を供給するためのワイヤドラ
    ムの回転抵抗を調節するドラムブレーキと、 前記巻型のトルクを検出するトルクセンサと、 このトルクセンサの検出値に基づいて前記ドラムブレー
    キを制御するドラムブレーキ制御手段とを設けたことを
    特徴とする請求項3記載のコイル製造装置。
JP5337575A 1993-12-28 1993-12-28 コイルおよびコイル製造方法ならびにコイル製造装置 Pending JPH07201601A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5337575A JPH07201601A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 コイルおよびコイル製造方法ならびにコイル製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5337575A JPH07201601A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 コイルおよびコイル製造方法ならびにコイル製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07201601A true JPH07201601A (ja) 1995-08-04

Family

ID=18309943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5337575A Pending JPH07201601A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 コイルおよびコイル製造方法ならびにコイル製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07201601A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100505147B1 (ko) * 2002-10-17 2005-08-04 홍성숙 권선기
CN1316523C (zh) * 2004-09-02 2007-05-16 济南一机床集团有限公司 一种绕线机系统
JP2009246177A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Daihen Corp 巻線装置及び巻線方法
CN101814807A (zh) * 2009-02-23 2010-08-25 三菱电机株式会社 电动机定子的制造方法、电动机定子以及压缩机
JP2014067896A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Daihen Corp 巻線機用ガイドローラ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100505147B1 (ko) * 2002-10-17 2005-08-04 홍성숙 권선기
CN1316523C (zh) * 2004-09-02 2007-05-16 济南一机床集团有限公司 一种绕线机系统
JP2009246177A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Daihen Corp 巻線装置及び巻線方法
CN101814807A (zh) * 2009-02-23 2010-08-25 三菱电机株式会社 电动机定子的制造方法、电动机定子以及压缩机
CZ305637B6 (cs) * 2009-02-23 2016-01-20 Mitsubishi Electric Corporation Způsob výroby statoru motoru
JP2014067896A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Daihen Corp 巻線機用ガイドローラ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6012668A (en) Method for the controlled winding or unwinding of an elongated object on or from a reel body
JPH07201601A (ja) コイルおよびコイル製造方法ならびにコイル製造装置
US4592521A (en) Device for guiding a cable onto a reel
JP4414779B2 (ja) 線材の巻取方法
JP2018063810A (ja) ツイスト線製造装置
JPH1179547A (ja) 繰出ボビンからのワイヤー繰出方向一定装置
JPH082812A (ja) 線材巻出し装置
KR102475115B1 (ko) 권회 장치
JP3617772B2 (ja) 静止電磁誘導電器の巻線装置
JP2001006461A (ja) 自動テープ巻き方法およびその装置
CN117509316A (zh) 绕纱卡机及绕纱卡机控制方法
JPH05343249A (ja) コイル製造装置
JPH05229733A (ja) 線材の拘束装置
EP0534408A1 (en) Apparatus and method for sending out linear material
EP4375223A1 (en) Autonomous device for winding cable wires
JP4321938B2 (ja) 異形断面線状材の整列巻き装置
JP3744357B2 (ja) 線材の整列巻き方法及びその装置
JP2005310955A (ja) 巻線方法および巻線装置
CN216632176U (zh) 钢桶自动预卷机
JPH09329514A (ja) ワイヤー張力検出装置
JP2021109763A (ja) 巻線装置及び巻線方法
JPH10236733A (ja) 電線送給装置
JP3381413B2 (ja) コイルの製造装置
JP4278730B2 (ja) 布線装置
JPH0633610Y2 (ja) 電線送給装置