JPH09329514A - ワイヤー張力検出装置 - Google Patents
ワイヤー張力検出装置Info
- Publication number
- JPH09329514A JPH09329514A JP14567196A JP14567196A JPH09329514A JP H09329514 A JPH09329514 A JP H09329514A JP 14567196 A JP14567196 A JP 14567196A JP 14567196 A JP14567196 A JP 14567196A JP H09329514 A JPH09329514 A JP H09329514A
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- arm
- tension
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ワイヤーの張力が大きく変化しても、スプリン
グの付勢力とひずみゲージのひずみとの間の直線的な比
例関係を維持し、結果的に、ワイヤーの張力の正確な検
出を可能にする。 【解決手段】アーム(1) にはロータリーエンコーダ(16)
が取り付けられており、ワイヤー(7) の張力が変化し、
それによって、アーム(1) が一端(1a)を中心として回動
すると、その回動方向及び角度がロータリーエンコーダ
(16)により検出され、それらを表す電気信号がコントロ
ーラ(15)に送られる。コントローラ(15)はその電気信号
に応じて、モーター(8) の回転速度ひいてはワイヤー
(7) の張力を制御する。これによって、アーム(1) はほ
ぼ鉛直方向に維持され、従って、スプリング(6) が鉛直
方向から外れることもなくなる。
グの付勢力とひずみゲージのひずみとの間の直線的な比
例関係を維持し、結果的に、ワイヤーの張力の正確な検
出を可能にする。 【解決手段】アーム(1) にはロータリーエンコーダ(16)
が取り付けられており、ワイヤー(7) の張力が変化し、
それによって、アーム(1) が一端(1a)を中心として回動
すると、その回動方向及び角度がロータリーエンコーダ
(16)により検出され、それらを表す電気信号がコントロ
ーラ(15)に送られる。コントローラ(15)はその電気信号
に応じて、モーター(8) の回転速度ひいてはワイヤー
(7) の張力を制御する。これによって、アーム(1) はほ
ぼ鉛直方向に維持され、従って、スプリング(6) が鉛直
方向から外れることもなくなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IC用ワイヤー等
の極細線を熱処理する過程においてワイヤーの走行速度
を一定に維持するために、ワイヤーの張力を正確に検出
するワイヤー張力検出装置に関する。
の極細線を熱処理する過程においてワイヤーの走行速度
を一定に維持するために、ワイヤーの張力を正確に検出
するワイヤー張力検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】IC用ワイヤー等の極細線に熱処理を施
す際、ワイヤーの走行速度が一定であることが要求され
る。ワイヤーの走行速度が一定でないと、熱処理が施さ
れる時間がワイヤーの各部分毎に異なり、ワイヤーの均
一な熱処理を行うことができなくなるからである。
す際、ワイヤーの走行速度が一定であることが要求され
る。ワイヤーの走行速度が一定でないと、熱処理が施さ
れる時間がワイヤーの各部分毎に異なり、ワイヤーの均
一な熱処理を行うことができなくなるからである。
【0003】ワイヤーの走行速度はワイヤーの張力と比
例関係にある。このため、ワイヤーの走行速度を一定に
維持するためには、ワイヤーの張力を検出し、ワイヤー
の張力が常に一定値をとるように、ワイヤーの張力を調
節すればよい。このため、従来から、ワイヤーの張力を
検出するための種々の装置が提案されている。図3にそ
のような装置の一例を示す。
例関係にある。このため、ワイヤーの走行速度を一定に
維持するためには、ワイヤーの張力を検出し、ワイヤー
の張力が常に一定値をとるように、ワイヤーの張力を調
節すればよい。このため、従来から、ワイヤーの張力を
検出するための種々の装置が提案されている。図3にそ
のような装置の一例を示す。
【0004】図3に示した従来のワイヤー張力検出装置
は、一端1aを支点として回動自在に支持されたアーム
1と、アーム1の他端1bに回転自在に取り付けられた
プーリー2と、アーム1の一端1aからアーム1と直角
方向に延びるロッド3と、アーム1が回動する面内にお
いてアーム1と直角をなすようにロッド3の一端に取り
付けられたフック部材4と、ひずみゲージ5と、ひずみ
ゲージ5との間の角度がほぼ90度になるようにフック
部材4とひずみゲージ5との間に取り付けられたスプリ
ング6とを備えている。
は、一端1aを支点として回動自在に支持されたアーム
1と、アーム1の他端1bに回転自在に取り付けられた
プーリー2と、アーム1の一端1aからアーム1と直角
方向に延びるロッド3と、アーム1が回動する面内にお
いてアーム1と直角をなすようにロッド3の一端に取り
付けられたフック部材4と、ひずみゲージ5と、ひずみ
ゲージ5との間の角度がほぼ90度になるようにフック
部材4とひずみゲージ5との間に取り付けられたスプリ
ング6とを備えている。
【0005】ワイヤー7は、モーター8によってロール
9から繰り出され、熱処理機構10を通過する。この熱
処理機構10においてアニーリングその他の必要な熱処
理がワイヤー7に施される。熱処理後のワイヤー7は固
定プーリー11、可動プーリー2及び固定プーリー12
を通過し、巻き取りロール13に巻き取られる。
9から繰り出され、熱処理機構10を通過する。この熱
処理機構10においてアニーリングその他の必要な熱処
理がワイヤー7に施される。熱処理後のワイヤー7は固
定プーリー11、可動プーリー2及び固定プーリー12
を通過し、巻き取りロール13に巻き取られる。
【0006】図3に示したワイヤー張力検出装置におい
ては、ワイヤー7の張力は以下のようにして検出され
る。例えば、モーター8を駆動する電圧の変動に起因し
てモーター8の回転速度が変化すると、ワイヤー7の走
行速度が変化し、ひいては、ワイヤー7の張力が変化す
る。
ては、ワイヤー7の張力は以下のようにして検出され
る。例えば、モーター8を駆動する電圧の変動に起因し
てモーター8の回転速度が変化すると、ワイヤー7の走
行速度が変化し、ひいては、ワイヤー7の張力が変化す
る。
【0007】ワイヤー7の張力が以前よりも大きくなっ
た場合には、アーム1は矢印Aの方向に回動し、これに
伴って、フック部材4はロッド3を中心として矢印A1
の方向に回動する。フック部材4の矢印A1方向への回
動により、スプリング6はさらに伸ばされるので、フッ
ク部材4の回動量に応じてスプリング6の付勢力が増大
する。
た場合には、アーム1は矢印Aの方向に回動し、これに
伴って、フック部材4はロッド3を中心として矢印A1
の方向に回動する。フック部材4の矢印A1方向への回
動により、スプリング6はさらに伸ばされるので、フッ
ク部材4の回動量に応じてスプリング6の付勢力が増大
する。
【0008】これに対して、ワイヤー7の張力が以前よ
りも小さくなった場合には、アーム1は矢印Bの方向に
回動し、上記の場合とは逆に、フック部材4はスプリン
グ6の弾性力によりロッド3を中心として矢印B1の方
向に回動する。すなわち、スプリング6は収縮し、スプ
リング6の付勢力は減少する。
りも小さくなった場合には、アーム1は矢印Bの方向に
回動し、上記の場合とは逆に、フック部材4はスプリン
グ6の弾性力によりロッド3を中心として矢印B1の方
向に回動する。すなわち、スプリング6は収縮し、スプ
リング6の付勢力は減少する。
【0009】これら二つの場合におけるスプリング6の
付勢力の増大及び減少はスプリング6に連結されている
ひずみゲージ5により検出され、その検出結果はワイヤ
ー7の張力に換算された後、ひずみゲージ5に接続され
ている表示計14に表示される。
付勢力の増大及び減少はスプリング6に連結されている
ひずみゲージ5により検出され、その検出結果はワイヤ
ー7の張力に換算された後、ひずみゲージ5に接続され
ている表示計14に表示される。
【0010】作業者は、表示計14に表示された値に応
じて、モーター8の制御用のコントローラ15を介し
て、モーター8の回転速度を調節することによって、ワ
イヤー7の張力を一定値に維持することができる。
じて、モーター8の制御用のコントローラ15を介し
て、モーター8の回転速度を調節することによって、ワ
イヤー7の張力を一定値に維持することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のワ
イヤー張力検出装置は、ワイヤー7の張力の変化をスプ
リング6の付勢力の変化に変換し、スプリング6の付勢
力の変化をひずみゲージ5により検出し、もって、ワイ
ヤー7の張力を調整するものであった。
イヤー張力検出装置は、ワイヤー7の張力の変化をスプ
リング6の付勢力の変化に変換し、スプリング6の付勢
力の変化をひずみゲージ5により検出し、もって、ワイ
ヤー7の張力を調整するものであった。
【0012】ワイヤー7の張力の変化をスプリング6の
付勢力の変化に変換する際、ワイヤー7の張力の変化が
微小であれば、スプリング6はほぼ鉛直線上において伸
縮するので、ほぼ正確な変換が可能である。これに対し
て、ワイヤー7の張力の変化が極めて大きい場合には、
フック部材4のA1方向への回動が大きくなり、ひいて
は、図4に示すように、スプリング6の伸縮方向が鉛直
方向と角度θをなすようになる。
付勢力の変化に変換する際、ワイヤー7の張力の変化が
微小であれば、スプリング6はほぼ鉛直線上において伸
縮するので、ほぼ正確な変換が可能である。これに対し
て、ワイヤー7の張力の変化が極めて大きい場合には、
フック部材4のA1方向への回動が大きくなり、ひいて
は、図4に示すように、スプリング6の伸縮方向が鉛直
方向と角度θをなすようになる。
【0013】このように、スプリング6の伸縮方向が鉛
直方向からずれてしまうと、スプリング6の本来の付勢
力に cosθを乗じた値がひずみゲージ5に伝達されるこ
とになり、ワイヤー7の張力を正確に検出することがで
きない。
直方向からずれてしまうと、スプリング6の本来の付勢
力に cosθを乗じた値がひずみゲージ5に伝達されるこ
とになり、ワイヤー7の張力を正確に検出することがで
きない。
【0014】本発明はこのような従来の装置における問
題点に鑑みてなされたものであり、ワイヤーの張力の変
化が大きい場合でも、ワイヤーの張力を正確に検出する
ことを可能にするワイヤー張力検出装置を提供すること
を目的とする。
題点に鑑みてなされたものであり、ワイヤーの張力の変
化が大きい場合でも、ワイヤーの張力を正確に検出する
ことを可能にするワイヤー張力検出装置を提供すること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明に係るワイヤー張力検出装置は、一端を支点
として回動自在に支持されたアームと、前記アームの他
端に回転自在に取り付けられ、走行中のワイヤーと接触
しているプーリーと、前記アームが回動する面内におい
て前記アームと一定角度をなすように前記アームの一端
に取り付けられたフック部材と、ひずみゲージと、前記
ひずみゲージとの間の角度がほぼ90度になるように前
記フック部材と前記ひずみゲージとの間に取り付けられ
たスプリングとからなるワイヤー張力検出装置におい
て、前記アームには該アームの回動角度を検出するアー
ム回動角度検出手段が取り付けられており、該アーム回
動角度検出手段は前記アームの回動の方向及び角度に応
じた信号を、前記ワイヤーを繰り出すモーターに発信
し、その信号に応じて該モーターの回転速度を制御する
ようにしたことを特徴とする。
め、本発明に係るワイヤー張力検出装置は、一端を支点
として回動自在に支持されたアームと、前記アームの他
端に回転自在に取り付けられ、走行中のワイヤーと接触
しているプーリーと、前記アームが回動する面内におい
て前記アームと一定角度をなすように前記アームの一端
に取り付けられたフック部材と、ひずみゲージと、前記
ひずみゲージとの間の角度がほぼ90度になるように前
記フック部材と前記ひずみゲージとの間に取り付けられ
たスプリングとからなるワイヤー張力検出装置におい
て、前記アームには該アームの回動角度を検出するアー
ム回動角度検出手段が取り付けられており、該アーム回
動角度検出手段は前記アームの回動の方向及び角度に応
じた信号を、前記ワイヤーを繰り出すモーターに発信
し、その信号に応じて該モーターの回転速度を制御する
ようにしたことを特徴とする。
【0016】本ワイヤー張力検出装置においては、アー
ムの回動方向及び角度はロータリーエンコーダその他の
アーム回動角度検出手段により検出される。検出された
アームの回動方向及び角度は適当な電気信号に変換さ
れ、ワイヤーを繰り出すモーターに送られる。モーター
の回転速度はその電気信号に応じて制御される。このよ
うにして、ワイヤーの張力の変化に応じて、モーターの
回転速度が調節され、ひいては、アームが常にほぼ鉛直
方向を向くようにすることができる。その結果として、
スプリングは常にほぼ鉛直方向を向くこととなり、正確
な張力の検出が可能になる。
ムの回動方向及び角度はロータリーエンコーダその他の
アーム回動角度検出手段により検出される。検出された
アームの回動方向及び角度は適当な電気信号に変換さ
れ、ワイヤーを繰り出すモーターに送られる。モーター
の回転速度はその電気信号に応じて制御される。このよ
うにして、ワイヤーの張力の変化に応じて、モーターの
回転速度が調節され、ひいては、アームが常にほぼ鉛直
方向を向くようにすることができる。その結果として、
スプリングは常にほぼ鉛直方向を向くこととなり、正確
な張力の検出が可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に本発明に係るワイヤー張力
検出装置の一実施形態を示す。本ワイヤー張力検出装置
は、図3に示した従来のワイヤー張力検出装置と同様
に、一端1aを支点として回動自在に支持されたアーム
1と、アーム1の他端1bに回転自在に取り付けられた
プーリー2と、アーム1の一端1aからアーム1と直角
方向に延びるロッド3と、アーム1が回動する面内にお
いてアーム1と直角をなすようにロッド3の一端に取り
付けられたフック部材4と、ひずみゲージ5と、ひずみ
ゲージ5との間の角度がほぼ90度になるようにフック
部材4とひずみゲージ5との間に取り付けられたスプリ
ング6とを備えている。
検出装置の一実施形態を示す。本ワイヤー張力検出装置
は、図3に示した従来のワイヤー張力検出装置と同様
に、一端1aを支点として回動自在に支持されたアーム
1と、アーム1の他端1bに回転自在に取り付けられた
プーリー2と、アーム1の一端1aからアーム1と直角
方向に延びるロッド3と、アーム1が回動する面内にお
いてアーム1と直角をなすようにロッド3の一端に取り
付けられたフック部材4と、ひずみゲージ5と、ひずみ
ゲージ5との間の角度がほぼ90度になるようにフック
部材4とひずみゲージ5との間に取り付けられたスプリ
ング6とを備えている。
【0018】本ワイヤー張力検出装置は、さらに、アー
ム回動角度検出手段としてロータリーエンコーダ16が
ロッド3に取り付けられており、このロータリーエンコ
ーダ16によって、アーム1の回動の方向及び回動の角
度を検出できるようになっている。ロータリーエンコー
ダ16により検出されたアーム1の回動方向及び角度は
電気信号に変換され、熱処理前のワイヤー7が巻かれて
いるロール9を駆動するモーター8を制御するコントロ
ーラ15に送られる。
ム回動角度検出手段としてロータリーエンコーダ16が
ロッド3に取り付けられており、このロータリーエンコ
ーダ16によって、アーム1の回動の方向及び回動の角
度を検出できるようになっている。ロータリーエンコー
ダ16により検出されたアーム1の回動方向及び角度は
電気信号に変換され、熱処理前のワイヤー7が巻かれて
いるロール9を駆動するモーター8を制御するコントロ
ーラ15に送られる。
【0019】また、本実施形態に係るワイヤー張力検出
装置には、ひずみゲージ5をスプリング6の伸縮方向に
自在に移動させることができるひずみゲージ移動機構1
7が設けられている。ひずみゲージ移動機構17は、軸
心の回りに回転自在に支持され、外周に雄ネジが切られ
ているロッド17aと、内周に雌ネジが切られているネ
ジ孔(符号なし)を有するプレート17bとからなって
いる。プレート17bはひずみゲージ5と一体に接合さ
れている。ロッド17aはプレート17bのネジ孔に係
合しており、ロッド17aの回転方向及び回転角度に応
じてプレート17bひいてはひずみゲージ5が所望の距
離だけ上下動するようになっている。
装置には、ひずみゲージ5をスプリング6の伸縮方向に
自在に移動させることができるひずみゲージ移動機構1
7が設けられている。ひずみゲージ移動機構17は、軸
心の回りに回転自在に支持され、外周に雄ネジが切られ
ているロッド17aと、内周に雌ネジが切られているネ
ジ孔(符号なし)を有するプレート17bとからなって
いる。プレート17bはひずみゲージ5と一体に接合さ
れている。ロッド17aはプレート17bのネジ孔に係
合しており、ロッド17aの回転方向及び回転角度に応
じてプレート17bひいてはひずみゲージ5が所望の距
離だけ上下動するようになっている。
【0020】ワイヤー7は、モーター8によってロール
9から繰り出され、熱処理機構10を通過する。この熱
処理機構10においてアニーリングその他の必要な熱処
理がワイヤー7に施される。熱処理後のワイヤー7は固
定プーリー11、可動プーリー2及び固定プーリー12
を通過し、巻き取りロール13に巻き取られる。
9から繰り出され、熱処理機構10を通過する。この熱
処理機構10においてアニーリングその他の必要な熱処
理がワイヤー7に施される。熱処理後のワイヤー7は固
定プーリー11、可動プーリー2及び固定プーリー12
を通過し、巻き取りロール13に巻き取られる。
【0021】以上のような構成を有する本実施形態に係
るワイヤー張力検出装置は次のように作動する。まず、
以下のように、本ワイヤー張力検出装置のゼロ点調整が
行われる。図2に示すように、ワイヤー7の先端に所定
の重量を有する重りWを吊り下げ、ワイヤー7に一定の
張力を与える。次いで、ひずみゲージ移動機構17でス
プリング6の付勢力を調節し、重りWを吊り下げた状態
で、アーム1がほぼ鉛直になるようにする。この後、ア
ーム1の位置をロータリーエンコーダ16に記憶させ、
ロータリーエンコーダ16がこのアーム1の位置を基準
位置として、アーム1の回動方向及び回動角度を検出す
るようにする。さらに、このときのひずみゲージ5の値
が所定の値(例えば、ゼロ)を示すように表示計14の
調節を行う。
るワイヤー張力検出装置は次のように作動する。まず、
以下のように、本ワイヤー張力検出装置のゼロ点調整が
行われる。図2に示すように、ワイヤー7の先端に所定
の重量を有する重りWを吊り下げ、ワイヤー7に一定の
張力を与える。次いで、ひずみゲージ移動機構17でス
プリング6の付勢力を調節し、重りWを吊り下げた状態
で、アーム1がほぼ鉛直になるようにする。この後、ア
ーム1の位置をロータリーエンコーダ16に記憶させ、
ロータリーエンコーダ16がこのアーム1の位置を基準
位置として、アーム1の回動方向及び回動角度を検出す
るようにする。さらに、このときのひずみゲージ5の値
が所定の値(例えば、ゼロ)を示すように表示計14の
調節を行う。
【0022】本ワイヤー張力検出装置のゼロ点調整が完
了した後、モーター8を回転させ、ロール9からのワイ
ヤー7の繰り出しを開始し、ワイヤー7に対して熱処理
を施す。この間にワイヤー7の張力が増大すると、アー
ム1は矢印Aの方向に回動する。ロータリーエンコーダ
16は基準位置からのアーム1の回動方向及び回動角度
を検出し、それらを表す電気信号をコントローラ15に
送る。コントローラ15はその電気信号に応じてモータ
ーの回転速度を増加させる。これによって、ワイヤー7
の張力が減少する。その結果として、アーム1は常に鉛
直方向を向く。
了した後、モーター8を回転させ、ロール9からのワイ
ヤー7の繰り出しを開始し、ワイヤー7に対して熱処理
を施す。この間にワイヤー7の張力が増大すると、アー
ム1は矢印Aの方向に回動する。ロータリーエンコーダ
16は基準位置からのアーム1の回動方向及び回動角度
を検出し、それらを表す電気信号をコントローラ15に
送る。コントローラ15はその電気信号に応じてモータ
ーの回転速度を増加させる。これによって、ワイヤー7
の張力が減少する。その結果として、アーム1は常に鉛
直方向を向く。
【0023】一方、ワイヤー7の張力が減少すると、ア
ーム1は矢印Bの方向に回動する。この場合も、ロータ
リーエンコーダ16は基準位置からのアーム1の回動方
向及び回動角度を検出し、それらを表す電気信号をコン
トローラ15に送る。コントローラ15はその電気信号
に応じてモーターの回転速度を減少させる。結果的に、
アーム1は常に鉛直方向を向く。
ーム1は矢印Bの方向に回動する。この場合も、ロータ
リーエンコーダ16は基準位置からのアーム1の回動方
向及び回動角度を検出し、それらを表す電気信号をコン
トローラ15に送る。コントローラ15はその電気信号
に応じてモーターの回転速度を減少させる。結果的に、
アーム1は常に鉛直方向を向く。
【0024】このように何れの場合においても、アーム
1は常にほぼ鉛直方向を向くことになり、その結果とし
て、スプリング6はほぼ鉛直方向に伸縮を行う。このた
め、ひずみゲージ5を介して、ワイヤー7の張力の正確
な値が表示計14に表示されることになり、コントロー
ラ15を介してワイヤー7の張力を正確に一定値に維持
することが可能になる。
1は常にほぼ鉛直方向を向くことになり、その結果とし
て、スプリング6はほぼ鉛直方向に伸縮を行う。このた
め、ひずみゲージ5を介して、ワイヤー7の張力の正確
な値が表示計14に表示されることになり、コントロー
ラ15を介してワイヤー7の張力を正確に一定値に維持
することが可能になる。
【0025】
【発明の効果】本発明に係るワイヤー張力検出装置によ
れば、アームは常に鉛直方向を向くように維持されるた
め、アームが大きく回動することによって生じるワイヤ
ーの張力測定時の誤差を解消することができる。
れば、アームは常に鉛直方向を向くように維持されるた
め、アームが大きく回動することによって生じるワイヤ
ーの張力測定時の誤差を解消することができる。
【図1】本発明に係るワイヤー張力検出装置の一実施形
態を示す概略図である。
態を示す概略図である。
【図2】初期調整時のワイヤー張力検出装置の概略図で
ある。
ある。
【図3】従来のワイヤー張力検出装置の概略図である。
【図4】従来のワイヤー張力検出装置の問題点を示す一
部拡大図である。
部拡大図である。
1 アーム 2 プーリー 3 ロッド 4 フック部材 5 ひずみゲージ 6 スプリング 7 ワイヤー 8 モーター 9 ロール 10 熱処理機構 11 固定プーリー 12 固定プーリー 13 巻き取りロール 14 表示計 15 コントローラ 16 ロータリーエンコーダ 17 ひずみゲージ移動機構
Claims (2)
- 【請求項1】 一端を支点として回動自在に支持された
アームと、 前記アームの他端に回転自在に取り付けられ、走行中の
ワイヤーと接触しているプーリーと、 前記アームが回動する面内において前記アームと一定角
度をなすように前記アームの一端に取り付けられたフッ
ク部材と、 ひずみゲージと、 前記ひずみゲージとの間の角度がほぼ90度になるよう
に前記フック部材と前記ひずみゲージとの間に取り付け
られたスプリングとからなるワイヤー張力検出装置にお
いて、 前記アームには該アームの回動方向及び角度を検出する
アーム回動角度検出手段が取り付けられており、 前記アーム回動角度検出手段は前記アームの回動の方向
及び角度に応じた信号を、前記ワイヤーを繰り出すモー
ターに発信し、その信号に応じて該モーターの回転速度
を制御するようにしたことを特徴とするワイヤー張力検
出装置。 - 【請求項2】 前記ひずみゲージを前記スプリングの伸
縮方向に移動させるひずみゲージ移動手段を備えること
を特徴とする請求項1に記載のワイヤー張力検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14567196A JPH09329514A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | ワイヤー張力検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14567196A JPH09329514A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | ワイヤー張力検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09329514A true JPH09329514A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15390402
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14567196A Pending JPH09329514A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | ワイヤー張力検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09329514A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100376441C (zh) * | 2002-04-24 | 2008-03-26 | 弗兰茨普拉塞铁路机械工业股份有限公司 | 架设接触网用的机械 |
| CN109406275A (zh) * | 2018-11-04 | 2019-03-01 | 江苏兴达钢帘线股份有限公司 | 捻制用钢丝的表面质量检测装置与方法 |
| CN109708799A (zh) * | 2019-02-27 | 2019-05-03 | 天津职业技术师范大学(中国职业培训指导教师进修中心) | 一种密集线网单线张力测量装置 |
| CN110207878A (zh) * | 2019-07-16 | 2019-09-06 | 际华三五四二纺织有限公司 | 一种单纱张力测试仪 |
-
1996
- 1996-06-07 JP JP14567196A patent/JPH09329514A/ja active Pending
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