JPH05229733A - 線材の拘束装置 - Google Patents
線材の拘束装置Info
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- JPH05229733A JPH05229733A JP7011692A JP7011692A JPH05229733A JP H05229733 A JPH05229733 A JP H05229733A JP 7011692 A JP7011692 A JP 7011692A JP 7011692 A JP7011692 A JP 7011692A JP H05229733 A JPH05229733 A JP H05229733A
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- cable
- winding
- winding drum
- wire rod
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Abstract
(57)【要約】
【目的】簡単な構造で線材に発生する撚り戻りを抑制す
ることにより線材の巻取安定性を高める。 【構成】回転自在に設けられた巻胴1と鍔板3とからな
る巻取ドラム3と、この巻取ドラムに線材5を供給する
キャタピラ41との間に設けられ、線材の軸線を中心と
する回転を阻止するように当該線材を挟持しながら巻取
ドラムに導く。
ることにより線材の巻取安定性を高める。 【構成】回転自在に設けられた巻胴1と鍔板3とからな
る巻取ドラム3と、この巻取ドラムに線材5を供給する
キャタピラ41との間に設けられ、線材の軸線を中心と
する回転を阻止するように当該線材を挟持しながら巻取
ドラムに導く。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力・通信用ケーブ
ル、架空送電線などの線材を整列させながら巻取ドラム
に巻き取るための線材の巻取装置等に適用され、線材の
撚り戻りを抑制する拘束装置に関する。
ル、架空送電線などの線材を整列させながら巻取ドラム
に巻き取るための線材の巻取装置等に適用され、線材の
撚り戻りを抑制する拘束装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ファイバケーブルなどのような
長尺ケーブル(線材)の整列巻取は、ケーブルの送り出
し角度を調節しながら巻取ドラムを回転させることによ
り行なわれていた。すなわち図11,図12に示すよう
に、巻取ドラム3は巻胴1と、その両端に設けられた鍔
板2,2とから構成されており、この巻取ドラム3の近
傍にはトラバーサ17が巻取ドラム3の回転軸線18に
平行な方向に対して移動自在に、かつ水平面内で旋回自
在となるように配置されている。そして、トラバーサ1
7によってケーブル5の送り出し角度が調節され、ケー
ブル5の一端を鍔板2に固定した後に、トラバーサ17
の位置と水平旋回傾斜角度とを調節しながら巻取ドラム
3を回転させることにより、ケーブル5は整列しながら
巻取ドラムに巻回されることになる。なお、図12中
「28」はケーブルに張力を加えるテンションローラ、
「41」はケーブルを送り出すためのキャタピラであ
る。
長尺ケーブル(線材)の整列巻取は、ケーブルの送り出
し角度を調節しながら巻取ドラムを回転させることによ
り行なわれていた。すなわち図11,図12に示すよう
に、巻取ドラム3は巻胴1と、その両端に設けられた鍔
板2,2とから構成されており、この巻取ドラム3の近
傍にはトラバーサ17が巻取ドラム3の回転軸線18に
平行な方向に対して移動自在に、かつ水平面内で旋回自
在となるように配置されている。そして、トラバーサ1
7によってケーブル5の送り出し角度が調節され、ケー
ブル5の一端を鍔板2に固定した後に、トラバーサ17
の位置と水平旋回傾斜角度とを調節しながら巻取ドラム
3を回転させることにより、ケーブル5は整列しながら
巻取ドラムに巻回されることになる。なお、図12中
「28」はケーブルに張力を加えるテンションローラ、
「41」はケーブルを送り出すためのキャタピラであ
る。
【0003】ところで、光ファイバケーブルのようにケ
ーブル径が大きいものを整列して巻き取る場合には、鍔
板2に固定されたケーブルの先端5aに沿って巻取ドラ
ムの回転軸18の方向に、いわゆる移行部16と称され
るケーブルの蛇行部分を形成し、その他の部分は鍔板に
平行にケーブルを巻き取るようにしている(以下、この
平行な部分を平行部19と称する)。この様子を詳細に
説明すると、図11(A)に示すように、ケーブル先端
5aを鍔板2に固定し、ここからケーブル5を巻胴1に
巻回してゆくと、1巻回目の終端が1巻回目の始端に到
達するまではケーブルは鍔板に平行に巻かれるが、巻取
位置が1巻回目の始端に達するとケーブルの直径分だけ
トラバーサを移動させながら、かつ、トラバーサを水平
旋回させながらケーブルを送り出し、ケーブルが1巻回
目の平行部19に達するまでケーブルを蛇行させる。ケ
ーブルが1巻回目の平行部19に達すれば、ケーブル5
が巻取ドラム3に対して直角に送りだされるように、ト
ラバーサ17を停止させて元の位置に水平旋回させる。
ーブル径が大きいものを整列して巻き取る場合には、鍔
板2に固定されたケーブルの先端5aに沿って巻取ドラ
ムの回転軸18の方向に、いわゆる移行部16と称され
るケーブルの蛇行部分を形成し、その他の部分は鍔板に
平行にケーブルを巻き取るようにしている(以下、この
平行な部分を平行部19と称する)。この様子を詳細に
説明すると、図11(A)に示すように、ケーブル先端
5aを鍔板2に固定し、ここからケーブル5を巻胴1に
巻回してゆくと、1巻回目の終端が1巻回目の始端に到
達するまではケーブルは鍔板に平行に巻かれるが、巻取
位置が1巻回目の始端に達するとケーブルの直径分だけ
トラバーサを移動させながら、かつ、トラバーサを水平
旋回させながらケーブルを送り出し、ケーブルが1巻回
目の平行部19に達するまでケーブルを蛇行させる。ケ
ーブルが1巻回目の平行部19に達すれば、ケーブル5
が巻取ドラム3に対して直角に送りだされるように、ト
ラバーサ17を停止させて元の位置に水平旋回させる。
【0004】このような動作を順次繰り返してゆくと、
図14および図15に示すように、巻取ドラム3の所定
の範囲θ(ケーブルの先端が固定されている部分近傍)
にケーブルの移行部16が形成され、その他の部分は鍔
板2に平行な状態で巻回されることになる。なお、移行
部16はケーブルのターンが更新する部分であり、平行
部19は各層のケーブルの山と谷とが噛み合ってケーブ
ルの巻回安定性に寄与する部分である。これによりケー
ブル5は巻胴1に規則正しく巻回され、巻取ドラム3か
らケーブル5を引き出す作業が容易になって、ケーブル
5に損傷を与えることもなくなる。したがって、ケーブ
ルを巻取ドラムに巻回する場合には、この移行部16を
巻取ドラムの回転軸18の方向に平行に形成しておく必
要がある。
図14および図15に示すように、巻取ドラム3の所定
の範囲θ(ケーブルの先端が固定されている部分近傍)
にケーブルの移行部16が形成され、その他の部分は鍔
板2に平行な状態で巻回されることになる。なお、移行
部16はケーブルのターンが更新する部分であり、平行
部19は各層のケーブルの山と谷とが噛み合ってケーブ
ルの巻回安定性に寄与する部分である。これによりケー
ブル5は巻胴1に規則正しく巻回され、巻取ドラム3か
らケーブル5を引き出す作業が容易になって、ケーブル
5に損傷を与えることもなくなる。したがって、ケーブ
ルを巻取ドラムに巻回する場合には、この移行部16を
巻取ドラムの回転軸18の方向に平行に形成しておく必
要がある。
【0005】一方、巻胴1への巻回が一方の鍔板2から
他方の鍔板2まで達して第1層の巻き付けを終了する
と、次の第2層への巻き付けに移行するが、このとき、
第2層以降のケーブルの巻き付け状態を安定化させるた
めに、第2層の巻付位置は第1層の巻付位置に対してケ
ーブルの直径の半分だけずらしている。すなわち、図1
3に示すように、第1層のケーブルは左側の鍔板2に接
して巻かれているのに対し、この第1層の上部に巻回さ
れる第2層のケーブル5bは、第1層の隣接する2つの
ケーブルの接触点にケーブルの中心が位置するように直
径の半分(H/2)だけずれて巻回されている。また、
第2層の上部に巻回される第3層のケーブル5cは第1
層のケーブルと同じように巻回される。したがって、各
層に巻回されたケーブルが隣接する上下の層に巻回され
たケーブルと直径の半分(H/2)だけずれた状態で巻
き付けられるには、特に第1層から第2層に移行する際
におけるケーブル5の端面と鍔板2との隙間Gが直径の
半分(H/2)であることが必要となる。なお、この寸
法G、すなわち、第1層の最終ターンのケーブル5の端
面と鍔板2との隙間寸法Gは最終ギャップ長と称され
る。
他方の鍔板2まで達して第1層の巻き付けを終了する
と、次の第2層への巻き付けに移行するが、このとき、
第2層以降のケーブルの巻き付け状態を安定化させるた
めに、第2層の巻付位置は第1層の巻付位置に対してケ
ーブルの直径の半分だけずらしている。すなわち、図1
3に示すように、第1層のケーブルは左側の鍔板2に接
して巻かれているのに対し、この第1層の上部に巻回さ
れる第2層のケーブル5bは、第1層の隣接する2つの
ケーブルの接触点にケーブルの中心が位置するように直
径の半分(H/2)だけずれて巻回されている。また、
第2層の上部に巻回される第3層のケーブル5cは第1
層のケーブルと同じように巻回される。したがって、各
層に巻回されたケーブルが隣接する上下の層に巻回され
たケーブルと直径の半分(H/2)だけずれた状態で巻
き付けられるには、特に第1層から第2層に移行する際
におけるケーブル5の端面と鍔板2との隙間Gが直径の
半分(H/2)であることが必要となる。なお、この寸
法G、すなわち、第1層の最終ターンのケーブル5の端
面と鍔板2との隙間寸法Gは最終ギャップ長と称され
る。
【0006】さらに、線材を巻き取る際に注意すべき点
は、巻き取ったケーブルの中心から巻取ドラムの回転軸
までの距離である巻半径を均一にすることである。第1
層目においてはケーブルが巻取ドラムに直接巻き取られ
るために巻半径はほぼ等しくなるものの、第2層目以降
においては、ケーブルの巻取時の張力の変動あるいは下
層のケーブル間隔の変動に起因して、層数の増加にとも
ない巻半径も逐次変動する。このような巻半径の変動に
よりケーブルの整列状態が乱れ、ケーブルを引き出す際
の作業性に悪影響を与えたり、ケーブルに損傷を与えた
りすることから、巻半径を均一にすることが重要とな
る。
は、巻き取ったケーブルの中心から巻取ドラムの回転軸
までの距離である巻半径を均一にすることである。第1
層目においてはケーブルが巻取ドラムに直接巻き取られ
るために巻半径はほぼ等しくなるものの、第2層目以降
においては、ケーブルの巻取時の張力の変動あるいは下
層のケーブル間隔の変動に起因して、層数の増加にとも
ない巻半径も逐次変動する。このような巻半径の変動に
よりケーブルの整列状態が乱れ、ケーブルを引き出す際
の作業性に悪影響を与えたり、ケーブルに損傷を与えた
りすることから、巻半径を均一にすることが重要とな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ケーブルを
巻き取る場合には一定の張力をケーブルに加えて巻半径
を一定にする必要があるが、例えば電力・通信ケーブル
や架空送電線などのように、複数の芯線を撚り合わせ
て、しかも高剛性を有するように構成されたケーブルに
張力を加えると、この張力によって芯線が撚りを戻そう
とするようにケーブルに内部応力が生じる。この応力に
よってケーブルにうねりが生じ、巻き取る際に隣接する
ケーブルに乗り上げてしまったり、あるいは巻間隔が開
き過ぎてしまったりする。例えば、図11(A)に示す
ケーブルは、いわゆるS撚りのケーブルであり、このS
撚りのケーブルを巻き取ると内部応力によってケーブル
は巻間隔が開く方向に移動しようとする。これに対し
て、図11(B)に示すケーブルは、いわゆるZ撚りの
ケーブルであり、このZ撚りのケーブルを巻き取ると内
部応力によってケーブルは隣接するケーブルに乗り上げ
ようとする方向に移動する。このような問題を解消する
ために、例えば特開昭56−82764号公報など種々
の巻取装置が提案されている。この巻取装置は、線材を
巻取ドラムに誘導して巻取ドラムに対して相対的に横方
向および上下方向に移動する回転プーリを設けることに
より、上述したケーブルの内部応力による撚り戻りを抑
制したものである。
巻き取る場合には一定の張力をケーブルに加えて巻半径
を一定にする必要があるが、例えば電力・通信ケーブル
や架空送電線などのように、複数の芯線を撚り合わせ
て、しかも高剛性を有するように構成されたケーブルに
張力を加えると、この張力によって芯線が撚りを戻そう
とするようにケーブルに内部応力が生じる。この応力に
よってケーブルにうねりが生じ、巻き取る際に隣接する
ケーブルに乗り上げてしまったり、あるいは巻間隔が開
き過ぎてしまったりする。例えば、図11(A)に示す
ケーブルは、いわゆるS撚りのケーブルであり、このS
撚りのケーブルを巻き取ると内部応力によってケーブル
は巻間隔が開く方向に移動しようとする。これに対し
て、図11(B)に示すケーブルは、いわゆるZ撚りの
ケーブルであり、このZ撚りのケーブルを巻き取ると内
部応力によってケーブルは隣接するケーブルに乗り上げ
ようとする方向に移動する。このような問題を解消する
ために、例えば特開昭56−82764号公報など種々
の巻取装置が提案されている。この巻取装置は、線材を
巻取ドラムに誘導して巻取ドラムに対して相対的に横方
向および上下方向に移動する回転プーリを設けることに
より、上述したケーブルの内部応力による撚り戻りを抑
制したものである。
【0008】しかしながら、この巻取装置では、回転プ
ーリの必要直径が巻取ドラムの胴径とほぼ等しいか、あ
るいは巻取ドラムの胴径より比較的大きめとすることが
好ましく、したがって、回転プーリの製作コストの点で
問題があった。また、回転プーリの回転軸と巻取ドラム
の回転軸との距離が必然的に大きくなるため、ケーブル
に巻取テンションを加えると回転プーリに作用するモー
メントも大きくなる。したがって、回転プーリを支持す
る部材の構造も強固で複雑なものとならざるを得なかっ
た。しかも、巻取を終了して次の巻取ドラムをセットす
る際に回転プーリが邪魔になり、巻取ドラムの取り付け
作業に支障を来していた。
ーリの必要直径が巻取ドラムの胴径とほぼ等しいか、あ
るいは巻取ドラムの胴径より比較的大きめとすることが
好ましく、したがって、回転プーリの製作コストの点で
問題があった。また、回転プーリの回転軸と巻取ドラム
の回転軸との距離が必然的に大きくなるため、ケーブル
に巻取テンションを加えると回転プーリに作用するモー
メントも大きくなる。したがって、回転プーリを支持す
る部材の構造も強固で複雑なものとならざるを得なかっ
た。しかも、巻取を終了して次の巻取ドラムをセットす
る際に回転プーリが邪魔になり、巻取ドラムの取り付け
作業に支障を来していた。
【0009】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、簡単な構造で線材に発生す
る撚り戻りを抑制することにより線材の巻取安定性を高
めることを目的とする。
鑑みてなされたものであり、簡単な構造で線材に発生す
る撚り戻りを抑制することにより線材の巻取安定性を高
めることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の線材の拘束装置は、回転自在に設けられた
巻胴と鍔板とからなる巻取ドラムと、この巻取ドラムに
線材を供給する供給手段との間に設けられ、前記線材の
軸線を中心とする回転を阻止するように当該線材を挟持
しながら前記巻取ドラムに導くことを特徴としている。
に、本発明の線材の拘束装置は、回転自在に設けられた
巻胴と鍔板とからなる巻取ドラムと、この巻取ドラムに
線材を供給する供給手段との間に設けられ、前記線材の
軸線を中心とする回転を阻止するように当該線材を挟持
しながら前記巻取ドラムに導くことを特徴としている。
【0011】
【作用】線材を巻取ドラムに巻き取るには、線材を送り
出しながら巻取ドラムを回転させるが、巻半径を一定に
するために線材に張力を加える必要がある。しかしなが
ら、複数の芯線を撚り合わせて構成された線材に張力を
加えると芯線が撚りを戻そうとするように線材に内部応
力が生じる。この応力によって線材にうねりが生じ巻き
取る際に隣接する線材に乗り上げたり、あるいは巻間隔
が開きすぎたりする。本発明の拘束装置は巻取ドラムと
供給手段との間に設けられており、線材を供給する際に
当該線材を挟持しながら、線材の軸線を中心とする回転
を阻止するので、巻取際の線材の撚り戻りを抑制するこ
とができ、隣接する線材に乗り上げたり、あるいは巻間
隔が開きすぎたりすることを防止することができる。
出しながら巻取ドラムを回転させるが、巻半径を一定に
するために線材に張力を加える必要がある。しかしなが
ら、複数の芯線を撚り合わせて構成された線材に張力を
加えると芯線が撚りを戻そうとするように線材に内部応
力が生じる。この応力によって線材にうねりが生じ巻き
取る際に隣接する線材に乗り上げたり、あるいは巻間隔
が開きすぎたりする。本発明の拘束装置は巻取ドラムと
供給手段との間に設けられており、線材を供給する際に
当該線材を挟持しながら、線材の軸線を中心とする回転
を阻止するので、巻取際の線材の撚り戻りを抑制するこ
とができ、隣接する線材に乗り上げたり、あるいは巻間
隔が開きすぎたりすることを防止することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例に係る線材の巻取装置
を示す斜視図、図2は同実施例の制御装置の構成を示す
ブロック図、図3は同実施例の線材の巻取装置を示す側
面図、図4は同実施例の線材の巻取装置を示す正面図、
図5(A)は同実施例の拘束装置を示す平面図であり、
図5(B)は同じく側面図、図6は本発明の他の実施例
に係る拘束装置を示す正面図、図7は本発明のさらに他
の実施例に係る拘束装置を示す側面図、図8は本発明の
さらに他の実施例に係る拘束装置を示す側面図、図9は
同実施例に係る画像処理部を示すモニター図、図10は
同実施例の制御手順を示すフローチャートである。
明する。図1は本発明の一実施例に係る線材の巻取装置
を示す斜視図、図2は同実施例の制御装置の構成を示す
ブロック図、図3は同実施例の線材の巻取装置を示す側
面図、図4は同実施例の線材の巻取装置を示す正面図、
図5(A)は同実施例の拘束装置を示す平面図であり、
図5(B)は同じく側面図、図6は本発明の他の実施例
に係る拘束装置を示す正面図、図7は本発明のさらに他
の実施例に係る拘束装置を示す側面図、図8は本発明の
さらに他の実施例に係る拘束装置を示す側面図、図9は
同実施例に係る画像処理部を示すモニター図、図10は
同実施例の制御手順を示すフローチャートである。
【0013】まず本発明の拘束装置を適用するケーブル
の巻取装置の構成について説明するが、本発明の拘束装
置は、以下述べる巻取装置にのみ限定されることなく従
来の巻取装置にも適用することができる。本実施例に係
る巻取装置は、送り出されたケーブル(線材)5を巻取
ための巻取ドラム3を有しており、この巻取ドラム3は
ケーブル5を巻き付ける巻胴1と、この巻胴の両側に固
定されてケーブルの抜けを防止するための鍔板2,2と
から構成されている。巻取ドラムの鍔板2,2間の距離
は、巻き取られるケーブル5の直径に関連して設定され
ており、図4に示すように鍔板間の距離をW、ケーブル
の直径をH、巻き付け回数をnとすると、 W=nH+H/2 としておくことが好ましい。これは、図13について説
明したように、第1層の最終ギャップ長GをH/2に漸
近させることにより、各層の山と谷とを規則正しく噛み
合わせ、巻取安定性を高めるためである。ケーブル5
は、その先端を巻取ドラム3の一方の鍔板2に固定した
後に、当該巻取ドラムを回転させることにより巻胴1に
巻き付けられる。
の巻取装置の構成について説明するが、本発明の拘束装
置は、以下述べる巻取装置にのみ限定されることなく従
来の巻取装置にも適用することができる。本実施例に係
る巻取装置は、送り出されたケーブル(線材)5を巻取
ための巻取ドラム3を有しており、この巻取ドラム3は
ケーブル5を巻き付ける巻胴1と、この巻胴の両側に固
定されてケーブルの抜けを防止するための鍔板2,2と
から構成されている。巻取ドラムの鍔板2,2間の距離
は、巻き取られるケーブル5の直径に関連して設定され
ており、図4に示すように鍔板間の距離をW、ケーブル
の直径をH、巻き付け回数をnとすると、 W=nH+H/2 としておくことが好ましい。これは、図13について説
明したように、第1層の最終ギャップ長GをH/2に漸
近させることにより、各層の山と谷とを規則正しく噛み
合わせ、巻取安定性を高めるためである。ケーブル5
は、その先端を巻取ドラム3の一方の鍔板2に固定した
後に、当該巻取ドラムを回転させることにより巻胴1に
巻き付けられる。
【0014】この巻取ドラム3の両端は、スタンド20
を介して基台6に支持されており、図示はしないがモー
タ、プーリ、ベルト等を介して所定の速度で回転できる
ようになっている。また、巻取ドラム3の回転軸21の
一端には、当該巻取ドラムの回転角度を検出するための
ロータリエンコーダ(回転角度検出手段)10が設けら
れており、巻取ドラム3の回転方向に対する現在の回転
角度が検出できるようになっている。このロータリエン
コーダ10からの信号は後述する制御手段15に出力さ
れて、移行部16の整列に機能することになる。
を介して基台6に支持されており、図示はしないがモー
タ、プーリ、ベルト等を介して所定の速度で回転できる
ようになっている。また、巻取ドラム3の回転軸21の
一端には、当該巻取ドラムの回転角度を検出するための
ロータリエンコーダ(回転角度検出手段)10が設けら
れており、巻取ドラム3の回転方向に対する現在の回転
角度が検出できるようになっている。このロータリエン
コーダ10からの信号は後述する制御手段15に出力さ
れて、移行部16の整列に機能することになる。
【0015】上述した巻取ドラム3を支持する基台6
は、リニアガイド22を介してケーブル5の送り出し方
向に対して横方向に移動自在に設けられており、制御手
段15からの信号が基台のX軸アクチュエータ4に入力
されると、このX軸アクチュエータ4によって所定ピッ
チで移動する。通常、巻取を開始するときは、基台6を
X軸アクチュエータ4の始端に位置させ、ここから巻取
ドラム3が1回転する度にケーブル5の直径分Hだけ順
次移動させてゆく。そして、ケーブルが巻取端まで到達
すると、X軸アクチュエータ4を逆に駆動させて、再び
ケーブルの直径分Hだけ逆方向に順次移動させる。な
お、基台のX軸アクチュエータ4は、1軸駆動手段であ
れば公知のものを使用することができ、流体シリンダ、
チェーンコンベアなど特に限定されることはない。
は、リニアガイド22を介してケーブル5の送り出し方
向に対して横方向に移動自在に設けられており、制御手
段15からの信号が基台のX軸アクチュエータ4に入力
されると、このX軸アクチュエータ4によって所定ピッ
チで移動する。通常、巻取を開始するときは、基台6を
X軸アクチュエータ4の始端に位置させ、ここから巻取
ドラム3が1回転する度にケーブル5の直径分Hだけ順
次移動させてゆく。そして、ケーブルが巻取端まで到達
すると、X軸アクチュエータ4を逆に駆動させて、再び
ケーブルの直径分Hだけ逆方向に順次移動させる。な
お、基台のX軸アクチュエータ4は、1軸駆動手段であ
れば公知のものを使用することができ、流体シリンダ、
チェーンコンベアなど特に限定されることはない。
【0016】ケーブル5の送り出される経路に沿って、
フロアには平行光を発する光源23と、この光源方向の
画像を取り込むCCDカメラ11が固定されている。こ
れら光源23とCCDカメラ11は、基台6がX軸アク
チュエータ4によって移動しても、その位置を変えない
ようにフロアに固定されている。すなわち、図9に示す
ように、トラバーサ9によって誘導されたケーブル5の
現在巻き取られている位置を画像情報として取り込むこ
とができる適切な位置に固定されている。そして、この
CCDカメラ11に接続された画像処理部12では、光
源23からの平行光がそのままCCDカメラ11に照射
される部分と巻取ドラム3およびケーブル5に照射され
て陰影としてCCDカメラ11に取り込まれる部分とを
二値化処理により画像処理を行って、現在巻き取られて
いるケーブル5の端面と画像中心との距離(図9にdに
て示す)を演算して求め、この結果をS値演算部14に
出力するようになっている。光源として平行光を用いた
のは、巻取ドラム3とCCDカメラ11とのY軸方向の
距離によってケーブル5の陰影をそのまま平行に画像内
に取り込むためである。したがって、光源23からの平
行光の構成は何ら限定されることなく種々の公知手段を
用いることができる。
フロアには平行光を発する光源23と、この光源方向の
画像を取り込むCCDカメラ11が固定されている。こ
れら光源23とCCDカメラ11は、基台6がX軸アク
チュエータ4によって移動しても、その位置を変えない
ようにフロアに固定されている。すなわち、図9に示す
ように、トラバーサ9によって誘導されたケーブル5の
現在巻き取られている位置を画像情報として取り込むこ
とができる適切な位置に固定されている。そして、この
CCDカメラ11に接続された画像処理部12では、光
源23からの平行光がそのままCCDカメラ11に照射
される部分と巻取ドラム3およびケーブル5に照射され
て陰影としてCCDカメラ11に取り込まれる部分とを
二値化処理により画像処理を行って、現在巻き取られて
いるケーブル5の端面と画像中心との距離(図9にdに
て示す)を演算して求め、この結果をS値演算部14に
出力するようになっている。光源として平行光を用いた
のは、巻取ドラム3とCCDカメラ11とのY軸方向の
距離によってケーブル5の陰影をそのまま平行に画像内
に取り込むためである。したがって、光源23からの平
行光の構成は何ら限定されることなく種々の公知手段を
用いることができる。
【0017】一方、上述した光源23とCCDカメラ1
1とによって現在巻き取られているケーブル端面と画像
中心との距離dが求められるが、この画像中心と鍔板と
の距離L2 を計測するために、本実施例では、図4に示
すように基台の変位センサ13を設けている。この変位
センサ13は、X軸アクチュエータ4により移動する基
台6の移動距離を画像中心に対して計測するセンサであ
り、画像中心と鍔板との距離L2 がS値演算部14に出
力されるようになっている。
1とによって現在巻き取られているケーブル端面と画像
中心との距離dが求められるが、この画像中心と鍔板と
の距離L2 を計測するために、本実施例では、図4に示
すように基台の変位センサ13を設けている。この変位
センサ13は、X軸アクチュエータ4により移動する基
台6の移動距離を画像中心に対して計測するセンサであ
り、画像中心と鍔板との距離L2 がS値演算部14に出
力されるようになっている。
【0018】これら画像処理部12と基台の変位センサ
13から入力された情報に基づいて、S値演算部14で
現在の巻取位置と鍔板との残距離Sを演算して求める。
すなわち、ケーブルの端面と画像中心との距離をd、画
像中心と鍔板との距離をL2とすると、図4に示すよう
に、 S=d+L2 −H となる。この結果求められた残距離Sとケーブルの直径
Hから、制御手段15では、最終ギャップ長Gがケーブ
ルの直径の半分H/2に比べて大きいか、あるいは小さ
いかを判断し、仮にG>H/2であれば、以後のケーブ
ルの巻取を比較的間隔を開けて行うようにトラバーサ9
を微調整し、逆にG<H/2であれば、以後のケーブル
の巻取を比較的間隔を詰めて行うようにトラバーサ9を
微調整する。このような微調整を巻取ドラムの1回転
毎、あるいは所定回転毎に行うことにより最終ギャップ
長Gが極めて精度良くケーブルの直径の半分H/2に漸
近することとなる。
13から入力された情報に基づいて、S値演算部14で
現在の巻取位置と鍔板との残距離Sを演算して求める。
すなわち、ケーブルの端面と画像中心との距離をd、画
像中心と鍔板との距離をL2とすると、図4に示すよう
に、 S=d+L2 −H となる。この結果求められた残距離Sとケーブルの直径
Hから、制御手段15では、最終ギャップ長Gがケーブ
ルの直径の半分H/2に比べて大きいか、あるいは小さ
いかを判断し、仮にG>H/2であれば、以後のケーブ
ルの巻取を比較的間隔を開けて行うようにトラバーサ9
を微調整し、逆にG<H/2であれば、以後のケーブル
の巻取を比較的間隔を詰めて行うようにトラバーサ9を
微調整する。このような微調整を巻取ドラムの1回転
毎、あるいは所定回転毎に行うことにより最終ギャップ
長Gが極めて精度良くケーブルの直径の半分H/2に漸
近することとなる。
【0019】一方、本実施例の巻取装置は、上述した巻
取ドラム3に近接してトラバーサ9を有しており、この
トラバーサ9は支持台24に載置されている。この支持
台24の底部にはリニアガイド25が設けられており、
ケーブル5の送り出し方向、すなわち図1に示すY軸方
向に沿って移動可能になっている。そして、制御手段1
5からの信号が入力されると流体シリンダ等のY軸アク
チュエータ(Y軸移動手段)26によりY軸方向に所定
距離だけ移動する。また、底部と支持台との間には流体
シリンダ等によって構成されるZ軸アクチュエータ(Z
軸移動手段)8が設けられており、X軸およびY軸とそ
れぞれ直交するZ軸方向(図示する実施例では上下方
向)に所定距離だけ移動して、ケーブルの送り出し高さ
を調節するようになっている。このZ軸アクチュエータ
8も制御手段15からの信号によって作動する。
取ドラム3に近接してトラバーサ9を有しており、この
トラバーサ9は支持台24に載置されている。この支持
台24の底部にはリニアガイド25が設けられており、
ケーブル5の送り出し方向、すなわち図1に示すY軸方
向に沿って移動可能になっている。そして、制御手段1
5からの信号が入力されると流体シリンダ等のY軸アク
チュエータ(Y軸移動手段)26によりY軸方向に所定
距離だけ移動する。また、底部と支持台との間には流体
シリンダ等によって構成されるZ軸アクチュエータ(Z
軸移動手段)8が設けられており、X軸およびY軸とそ
れぞれ直交するZ軸方向(図示する実施例では上下方
向)に所定距離だけ移動して、ケーブルの送り出し高さ
を調節するようになっている。このZ軸アクチュエータ
8も制御手段15からの信号によって作動する。
【0020】支持台24の上面にはケーブル5を挟み込
んである程度当該ケーブルを拘束するための拘束部材2
6が取り付けられており、送り出されるケーブルの撚り
によって巻取の整列状態が乱れるのを防止している。つ
まり、撚り合わせたケーブルを巻き取る場合には、ケー
ブルを曲げたり張力を加えたりすることにより、ケーブ
ルには撚りを戻そうとする力が発生する。そして、この
力と、ケーブルを回転しながら巻き取るために、巻取ド
ラムへの巻き付け位置でケーブルを巻取ドラム方向に移
動させようとする力が作用して、ケーブルの巻取位置に
悪影響を与える。このような不具合を防止するために、
本実施例ではケーブルの拘束部材をトラバーサに設けて
いる。
んである程度当該ケーブルを拘束するための拘束部材2
6が取り付けられており、送り出されるケーブルの撚り
によって巻取の整列状態が乱れるのを防止している。つ
まり、撚り合わせたケーブルを巻き取る場合には、ケー
ブルを曲げたり張力を加えたりすることにより、ケーブ
ルには撚りを戻そうとする力が発生する。そして、この
力と、ケーブルを回転しながら巻き取るために、巻取ド
ラムへの巻き付け位置でケーブルを巻取ドラム方向に移
動させようとする力が作用して、ケーブルの巻取位置に
悪影響を与える。このような不具合を防止するために、
本実施例ではケーブルの拘束部材をトラバーサに設けて
いる。
【0021】具体的には、図5に示すように、上下のブ
ラケット31,32に回動自在に支持された3つのロー
ラ33,34,35を有し、ケーブル5は、これら3つ
のローラ間を蛇行するように誘導される。このようにケ
ーブルを蛇行させることによりケーブルの内部に発生す
る撚り戻りの応力、すなわち、ケーブルの軸線を中心と
する回転力を抑制することができるが、この抑制力は図
5(A)に示す3つのローラ33,34,35の配置寸
法e,fあるいはローラとケーブルとの摩擦係数によっ
て調節することができる。すなわち、ローラの配置寸法
によってケーブル5の抑制力を調節する場合には、例え
ばe寸法を大きくすればするほどケーブル5の撚り戻り
に対する抑制力が増加することになる。
ラケット31,32に回動自在に支持された3つのロー
ラ33,34,35を有し、ケーブル5は、これら3つ
のローラ間を蛇行するように誘導される。このようにケ
ーブルを蛇行させることによりケーブルの内部に発生す
る撚り戻りの応力、すなわち、ケーブルの軸線を中心と
する回転力を抑制することができるが、この抑制力は図
5(A)に示す3つのローラ33,34,35の配置寸
法e,fあるいはローラとケーブルとの摩擦係数によっ
て調節することができる。すなわち、ローラの配置寸法
によってケーブル5の抑制力を調節する場合には、例え
ばe寸法を大きくすればするほどケーブル5の撚り戻り
に対する抑制力が増加することになる。
【0022】また、この拘束部材26と支持台24との
間には、巻取ドラム3を支持する基台6の移動方向、す
なわち、X軸方向に移動可能なリニアガイド27が設け
られている。そして、このリニアガイド27に沿って拘
束部材26を移動させるX軸アクチュエータ(X軸移動
手段)7が設けられており、制御手段15からの信号に
よって所定の距離だけ移動するようになっている。特に
本実施例のX軸アクチュエータ7は、移動速度を基台の
X軸アクチュエータ4に比べて高速に設定している。こ
れは、基台6の移動位置を実際の巻取状態にかかわらず
所定位置に精度良く設定しておき、この基台6の位置に
対して生じた実際の巻取状態の誤差をトラバーサ9側で
迅速に微調整して、最終ギャップ長GをH/2に漸近さ
せるためである。また、巻取ケーブルの移行部16を形
成するにあたり、トラバーサ9を迅速に移動させて移行
部の形成を規則正しく行うためでもある。したがって、
トラバーサ側のX軸アクチュエータ7は、移動範囲は少
なくて良いが、移動速度が早いものを選択することが好
ましい。
間には、巻取ドラム3を支持する基台6の移動方向、す
なわち、X軸方向に移動可能なリニアガイド27が設け
られている。そして、このリニアガイド27に沿って拘
束部材26を移動させるX軸アクチュエータ(X軸移動
手段)7が設けられており、制御手段15からの信号に
よって所定の距離だけ移動するようになっている。特に
本実施例のX軸アクチュエータ7は、移動速度を基台の
X軸アクチュエータ4に比べて高速に設定している。こ
れは、基台6の移動位置を実際の巻取状態にかかわらず
所定位置に精度良く設定しておき、この基台6の位置に
対して生じた実際の巻取状態の誤差をトラバーサ9側で
迅速に微調整して、最終ギャップ長GをH/2に漸近さ
せるためである。また、巻取ケーブルの移行部16を形
成するにあたり、トラバーサ9を迅速に移動させて移行
部の形成を規則正しく行うためでもある。したがって、
トラバーサ側のX軸アクチュエータ7は、移動範囲は少
なくて良いが、移動速度が早いものを選択することが好
ましい。
【0023】図1および図3に示すように、トラバーサ
9の上流側には、送り出されるケーブル5の張力を調節
するためのテンションローラ28が設けられており、例
えば、当該テンションローラ28からケーブル5に加え
られる荷重を増減させることにより送り出されるケーブ
ル5の張力を調節するための張力調節手段29を有して
いる。さらに、本実施例の巻取装置では、上述したCC
Dカメラ11により取り込まれた画像に基づいて巻取ド
ラムへのケーブルの巻半径を計測し、これを一定に維持
するようにしている。すなわち、CCDカメラ11から
の情報に基づいて画像処理部12において、図9に示す
現在の巻き付け位置の中心と巻取ドラムの端面(ある特
定点でも良い)との距離mを計測し、図4に示すよう
に、 L1 =D+m の関係から、この値mをL1 値演算部30でL1 値に変
換して制御手段15に出力する。そして、この制御手段
15において、この値L1 とケーブルの直径Hとを比較
し、計測結果に応じて張力調節手段29にケーブル5の
張力を調節するように信号を出力する。例えば、L1 >
nH+Dであるときは、ケーブルの巻半径が定常よりも
太めに巻かれている状態であるから、テンションローラ
28からケーブル5に加える張力を増加させる。逆に、
L1 <nH+Dであるときは、ケーブルの巻半径が定常
よりも細めに巻かれている状態であるので、テンション
ローラ28からケーブル5に加える張力を減少させる。
なお、本実施例では、CCDカメラ11、画像処理部1
2およびL1 値演算部30が本発明の巻半径計測手段を
構成するが、本実施例の如くCCDカメラ11、画像処
理部12とを残距離計測手段と共用せずに、それぞれ別
個に設けることも可能である。
9の上流側には、送り出されるケーブル5の張力を調節
するためのテンションローラ28が設けられており、例
えば、当該テンションローラ28からケーブル5に加え
られる荷重を増減させることにより送り出されるケーブ
ル5の張力を調節するための張力調節手段29を有して
いる。さらに、本実施例の巻取装置では、上述したCC
Dカメラ11により取り込まれた画像に基づいて巻取ド
ラムへのケーブルの巻半径を計測し、これを一定に維持
するようにしている。すなわち、CCDカメラ11から
の情報に基づいて画像処理部12において、図9に示す
現在の巻き付け位置の中心と巻取ドラムの端面(ある特
定点でも良い)との距離mを計測し、図4に示すよう
に、 L1 =D+m の関係から、この値mをL1 値演算部30でL1 値に変
換して制御手段15に出力する。そして、この制御手段
15において、この値L1 とケーブルの直径Hとを比較
し、計測結果に応じて張力調節手段29にケーブル5の
張力を調節するように信号を出力する。例えば、L1 >
nH+Dであるときは、ケーブルの巻半径が定常よりも
太めに巻かれている状態であるから、テンションローラ
28からケーブル5に加える張力を増加させる。逆に、
L1 <nH+Dであるときは、ケーブルの巻半径が定常
よりも細めに巻かれている状態であるので、テンション
ローラ28からケーブル5に加える張力を減少させる。
なお、本実施例では、CCDカメラ11、画像処理部1
2およびL1 値演算部30が本発明の巻半径計測手段を
構成するが、本実施例の如くCCDカメラ11、画像処
理部12とを残距離計測手段と共用せずに、それぞれ別
個に設けることも可能である。
【0024】本実施例の制御手段15は、巻取開始指令
に基づいて基台6を所定ピッチで移動させるように基台
のX軸アクチュエータ4に信号を出力する。また、トラ
バーサ9からのケーブル5の送り出し高さが巻取ドラム
3の巻取位置と等しくなるようにトラバーサのZ軸アク
チュエータ8に信号を出力する。さらに、上述した巻取
ドラムのロータリエンコーダ10から巻取ドラムの回転
角度を入力し、この情報に基づいてケーブルの移行部1
6を規則正しく形成するようにトラバーサのX軸アクチ
ュエータ7に信号を出力する。さらにまた、CCDカメ
ラ11と画像処理部12および基台の変位センサ13に
より検出された現在の巻取位置情報に基づいてケーブル
端面と鍔板との残距離Sを演算して求めるS値演算部1
4からの入力信号によって、トラバーサのX軸アクチュ
エータ7を作動させ、最終ギャップ長Gがケーブルの直
径の半分H/2に漸近するように制御する。また、上述
したように、L1 値演算部30からの計測結果に基づい
て張力調節手段29に信号を出力し、テンションローラ
28からケーブル5に加えられる張力を増減させる。
に基づいて基台6を所定ピッチで移動させるように基台
のX軸アクチュエータ4に信号を出力する。また、トラ
バーサ9からのケーブル5の送り出し高さが巻取ドラム
3の巻取位置と等しくなるようにトラバーサのZ軸アク
チュエータ8に信号を出力する。さらに、上述した巻取
ドラムのロータリエンコーダ10から巻取ドラムの回転
角度を入力し、この情報に基づいてケーブルの移行部1
6を規則正しく形成するようにトラバーサのX軸アクチ
ュエータ7に信号を出力する。さらにまた、CCDカメ
ラ11と画像処理部12および基台の変位センサ13に
より検出された現在の巻取位置情報に基づいてケーブル
端面と鍔板との残距離Sを演算して求めるS値演算部1
4からの入力信号によって、トラバーサのX軸アクチュ
エータ7を作動させ、最終ギャップ長Gがケーブルの直
径の半分H/2に漸近するように制御する。また、上述
したように、L1 値演算部30からの計測結果に基づい
て張力調節手段29に信号を出力し、テンションローラ
28からケーブル5に加えられる張力を増減させる。
【0025】次に、図10に示すフローチャートを参照
しながら作用を説明する。ケーブル5を巻取ドラム3に
巻き取る際は、まず、制御手段15から基台のX軸アク
チュエータ4に信号を出力して基台6を巻取開始位置に
移動させ、巻取ドラム3を回転させる(ステップ1,
2)。そして、巻取ドラム3を回転させたときに、巻取
ドラムのロータリエンコーダ10からの情報を制御手段
15に取り込んで、現在の巻取ドラム3の回転角度を認
識する(ステップ3)。この回転角度の情報に基づい
て、図15に示すように予め設定された移行部16の範
囲θ内に巻取ドラム3が回転しているか否かを判断し
(ステップ4)、この移行部の範囲θ内であれば、トラ
バーサのX軸アクチュエータ7に信号を出力して相対的
にケーブル5の送り出し位置を移動させ、ケーブルの移
行部16を巻取ドラム3に対して規則正しく形成する
(ステップ5)。
しながら作用を説明する。ケーブル5を巻取ドラム3に
巻き取る際は、まず、制御手段15から基台のX軸アク
チュエータ4に信号を出力して基台6を巻取開始位置に
移動させ、巻取ドラム3を回転させる(ステップ1,
2)。そして、巻取ドラム3を回転させたときに、巻取
ドラムのロータリエンコーダ10からの情報を制御手段
15に取り込んで、現在の巻取ドラム3の回転角度を認
識する(ステップ3)。この回転角度の情報に基づい
て、図15に示すように予め設定された移行部16の範
囲θ内に巻取ドラム3が回転しているか否かを判断し
(ステップ4)、この移行部の範囲θ内であれば、トラ
バーサのX軸アクチュエータ7に信号を出力して相対的
にケーブル5の送り出し位置を移動させ、ケーブルの移
行部16を巻取ドラム3に対して規則正しく形成する
(ステップ5)。
【0026】このように、ケーブル5の移行部16が巻
取ドラム3の回転軸21方向に等しい幅で規則正しく整
列することにより、平行部19の範囲を確保することが
できケーブルの巻取安定性が高められるが、特に本実施
例では、トラバーサ9をX軸アクチュエータ7によって
高速に作動させるため、移行部16の形成を極めて精度
良く行うことができる。なお、巻取ドラム3の回転角度
が移行部の範囲θ内ではない場合にはトラバーサ9をそ
のままの状態に維持して巻取を継続する。
取ドラム3の回転軸21方向に等しい幅で規則正しく整
列することにより、平行部19の範囲を確保することが
できケーブルの巻取安定性が高められるが、特に本実施
例では、トラバーサ9をX軸アクチュエータ7によって
高速に作動させるため、移行部16の形成を極めて精度
良く行うことができる。なお、巻取ドラム3の回転角度
が移行部の範囲θ内ではない場合にはトラバーサ9をそ
のままの状態に維持して巻取を継続する。
【0027】ついで、光源23を発光させてCCDカメ
ラ11に画像を取り込み(ステップ6)、画像処理部1
2で画像中心とケーブルの端面との距離dを演算して求
めてS値演算部14に出力すると共に、基台の変位セン
サ13からの情報をこのS値演算部14に取り込んで、
画像中心と鍔板との距離L2 を演算して求める。これら
の演算結果に基づいてS値演算部14でケーブルの端面
と鍔板との残距離S(S=d+L2 −H)を求める(ス
テップ7)。そしてこの計測結果に基づいて、制御手段
15で、最終ギャップ長Gがケーブルの直径Hの1/2
であるかどうかを判断し(ステップ8)、計測結果の最
終ギャップ長Gがケーブルの直径Hの1/2でない場合
には、最終巻取位置と鍔板との最終ギャップ長がケーブ
ルの直径の1/2となるようにトラバーサのX軸アクチ
ュエータ7に信号を出力し、トラバーサ9を適切な位置
に微調整する(ステップ9)。
ラ11に画像を取り込み(ステップ6)、画像処理部1
2で画像中心とケーブルの端面との距離dを演算して求
めてS値演算部14に出力すると共に、基台の変位セン
サ13からの情報をこのS値演算部14に取り込んで、
画像中心と鍔板との距離L2 を演算して求める。これら
の演算結果に基づいてS値演算部14でケーブルの端面
と鍔板との残距離S(S=d+L2 −H)を求める(ス
テップ7)。そしてこの計測結果に基づいて、制御手段
15で、最終ギャップ長Gがケーブルの直径Hの1/2
であるかどうかを判断し(ステップ8)、計測結果の最
終ギャップ長Gがケーブルの直径Hの1/2でない場合
には、最終巻取位置と鍔板との最終ギャップ長がケーブ
ルの直径の1/2となるようにトラバーサのX軸アクチ
ュエータ7に信号を出力し、トラバーサ9を適切な位置
に微調整する(ステップ9)。
【0028】例えば、G>H/2であれば、以後のケー
ブルの巻取を比較的間隔を開けて行うようにトラバーサ
9を基台6に対して相対的に移動させ、逆にG<H/2
であれば、以後のケーブルの巻取を比較的間隔を詰めて
行うようにトラバーサ9を基台6に対して相対的に移動
させる。特に、本実施例では、基台6を実際の巻取状態
にかかわらず所定の位置に移動させておき、最終的な精
度を高速で作動するトラバーサ9側で調整するようにし
ているため、計測結果に対する応答性が向上し、このよ
うな微調整を巻取ドラムの1回転毎、あるいは所定回転
毎に行うことにより最終ギャップ長Gが極めて精度良く
ケーブルの直径の半分H/2に漸近することとなる。そ
してこれにより、各層の線材の山と谷とが噛み合うこと
となり、ケーブルの巻回安定性が高められる。なお、最
終ギャップ長の測定結果がG=H/2である場合には、
トラバーサ9をそのままの位置に維持して巻取を継続す
る。
ブルの巻取を比較的間隔を開けて行うようにトラバーサ
9を基台6に対して相対的に移動させ、逆にG<H/2
であれば、以後のケーブルの巻取を比較的間隔を詰めて
行うようにトラバーサ9を基台6に対して相対的に移動
させる。特に、本実施例では、基台6を実際の巻取状態
にかかわらず所定の位置に移動させておき、最終的な精
度を高速で作動するトラバーサ9側で調整するようにし
ているため、計測結果に対する応答性が向上し、このよ
うな微調整を巻取ドラムの1回転毎、あるいは所定回転
毎に行うことにより最終ギャップ長Gが極めて精度良く
ケーブルの直径の半分H/2に漸近することとなる。そ
してこれにより、各層の線材の山と谷とが噛み合うこと
となり、ケーブルの巻回安定性が高められる。なお、最
終ギャップ長の測定結果がG=H/2である場合には、
トラバーサ9をそのままの位置に維持して巻取を継続す
る。
【0029】巻取ドラム3が1回転すると、基台6が移
動限度、すなわちケーブル5が他方の鍔板2まで巻き取
られたかどうかを判断し(ステップ10)、未だ移動限
度ではない場合には、再び基台のX軸アクチュエータ4
に信号を出力して基台6をケーブルの直径分Hだけ移動
させ(ステップ11)、以後、ステップ2からステップ
10までの動作を行う。また、基台6が移動限度に到達
して、ケーブル5が他方の鍔板2まで巻き取られたとき
は、基台のX軸アクチュエータ4に信号を出力して、基
台6をケーブルの直径分Hだけ逆方向に移動させ、第2
層の巻取を行う(ステップ12)。このとき、同時にト
ラバーサのZ軸アクチュエータ8に信号を出力してケー
ブルの直径分Hだけトラバーサ9を上昇させて、巻取位
置とトラバーサからのケーブルの送り出し高さを等しく
しておく。
動限度、すなわちケーブル5が他方の鍔板2まで巻き取
られたかどうかを判断し(ステップ10)、未だ移動限
度ではない場合には、再び基台のX軸アクチュエータ4
に信号を出力して基台6をケーブルの直径分Hだけ移動
させ(ステップ11)、以後、ステップ2からステップ
10までの動作を行う。また、基台6が移動限度に到達
して、ケーブル5が他方の鍔板2まで巻き取られたとき
は、基台のX軸アクチュエータ4に信号を出力して、基
台6をケーブルの直径分Hだけ逆方向に移動させ、第2
層の巻取を行う(ステップ12)。このとき、同時にト
ラバーサのZ軸アクチュエータ8に信号を出力してケー
ブルの直径分Hだけトラバーサ9を上昇させて、巻取位
置とトラバーサからのケーブルの送り出し高さを等しく
しておく。
【0030】第2層の巻取においては、CCDカメラ1
1からの情報に基づいて画像処理部12において、図9
に示す現在の巻き付け位置の中心と巻取ドラムの端面
(ある特定点でも良い)との距離mを計測し、図4に示
すL1 =D+mの関係から、この値mをL1 値演算部3
0でL1 値に変換して制御手段15に出力する。そし
て、この制御手段15において、この値L1 とケーブル
の直径Hとを比較し、計測結果に応じて張力調節手段2
9にケーブル5の張力を調節するように信号を出力す
る。例えば、L1 >nH+Dであるときは、ケーブルの
巻半径が定常よりも太めに巻かれている状態であるか
ら、テンションローラ28からケーブル5に加える張力
を増加させる。逆に、L1 <nH+Dであるときは、ケ
ーブルの巻半径が定常よりも細めに巻かれている状態で
あるので、テンションローラ28からケーブル5に加え
る張力を減少させる。これにより、特に第2層以降の巻
半径を一律にすることができる。以下、順次この動作を
繰り返しながらケーブルの巻取を行ってゆく。
1からの情報に基づいて画像処理部12において、図9
に示す現在の巻き付け位置の中心と巻取ドラムの端面
(ある特定点でも良い)との距離mを計測し、図4に示
すL1 =D+mの関係から、この値mをL1 値演算部3
0でL1 値に変換して制御手段15に出力する。そし
て、この制御手段15において、この値L1 とケーブル
の直径Hとを比較し、計測結果に応じて張力調節手段2
9にケーブル5の張力を調節するように信号を出力す
る。例えば、L1 >nH+Dであるときは、ケーブルの
巻半径が定常よりも太めに巻かれている状態であるか
ら、テンションローラ28からケーブル5に加える張力
を増加させる。逆に、L1 <nH+Dであるときは、ケ
ーブルの巻半径が定常よりも細めに巻かれている状態で
あるので、テンションローラ28からケーブル5に加え
る張力を減少させる。これにより、特に第2層以降の巻
半径を一律にすることができる。以下、順次この動作を
繰り返しながらケーブルの巻取を行ってゆく。
【0031】このように、本実施例によれば、移行部の
形成をロータリエンコーダによる巻取ドラムの回転角度
の検出結果に基づいて微調整すると共に、最終ギャップ
長をCCDカメラ、画像処理部、基台の変位センサに基
づくS値演算部の計測結果によって微調整しているた
め、ケーブルを規則正しく巻取ドラムに巻回することが
でき、各層におけるケーブルの山と谷とを規則正しく噛
み合わせることによりケーブルの巻取安定性を高めるこ
とができる。
形成をロータリエンコーダによる巻取ドラムの回転角度
の検出結果に基づいて微調整すると共に、最終ギャップ
長をCCDカメラ、画像処理部、基台の変位センサに基
づくS値演算部の計測結果によって微調整しているた
め、ケーブルを規則正しく巻取ドラムに巻回することが
でき、各層におけるケーブルの山と谷とを規則正しく噛
み合わせることによりケーブルの巻取安定性を高めるこ
とができる。
【0032】特に本実施例の拘束部材26は、巻取ドラ
ム3とテンションローラ28との間に設けられており、
ケーブル5を供給する際に当該ケーブルを挟持しなが
ら、ケーブルの軸方向の回転を阻止するので、巻取時に
おけるケーブルの撚り戻りを抑制することができ、巻取
ドラム3において隣接するケーブル5に乗り上げたり、
あるいは巻間隔が開きすぎたりすることを防止すること
ができる。したがって、複数の芯線を撚り合わせて構成
されたケーブルを巻き取る場合でも、ケーブルに適切な
張力を加えて巻半径を一定にすることが可能となる。
ム3とテンションローラ28との間に設けられており、
ケーブル5を供給する際に当該ケーブルを挟持しなが
ら、ケーブルの軸方向の回転を阻止するので、巻取時に
おけるケーブルの撚り戻りを抑制することができ、巻取
ドラム3において隣接するケーブル5に乗り上げたり、
あるいは巻間隔が開きすぎたりすることを防止すること
ができる。したがって、複数の芯線を撚り合わせて構成
されたケーブルを巻き取る場合でも、ケーブルに適切な
張力を加えて巻半径を一定にすることが可能となる。
【0033】本発明の拘束装置は上述した実施例のみに
限定されることなく、種々に改変することができる。例
えば、最も簡単な構造によってケーブルの撚り戻りを抑
制するには、図6に示すように、ケーブル5を一定圧力
Fで押圧する2つのローラ36,37で構成しても良
い。
限定されることなく、種々に改変することができる。例
えば、最も簡単な構造によってケーブルの撚り戻りを抑
制するには、図6に示すように、ケーブル5を一定圧力
Fで押圧する2つのローラ36,37で構成しても良
い。
【0034】また、図5(A)に示す拘束装置を水平面
内で旋回自在となるように、図7に示すように支持台2
4との間に軸受け38を設けることもできる。さらに、
拘束装置を載置する支持台24はX軸アクチュエータ、
Y軸アクチュエータ、およびZ軸アクチュエータによっ
て移動自在に構成する必要はなく、簡単な構造でケーブ
ルの撚り戻りを抑制する場合には、図8に示すように、
X軸方向にのみ移動する車輪39を設け、重り40等で
支持台24に荷重を加えておくことも可能である。この
ような拘束装置の構造の選択は、適用しようとする巻取
装置の使用やケーブルの種類により適宜行えば良い。
内で旋回自在となるように、図7に示すように支持台2
4との間に軸受け38を設けることもできる。さらに、
拘束装置を載置する支持台24はX軸アクチュエータ、
Y軸アクチュエータ、およびZ軸アクチュエータによっ
て移動自在に構成する必要はなく、簡単な構造でケーブ
ルの撚り戻りを抑制する場合には、図8に示すように、
X軸方向にのみ移動する車輪39を設け、重り40等で
支持台24に荷重を加えておくことも可能である。この
ような拘束装置の構造の選択は、適用しようとする巻取
装置の使用やケーブルの種類により適宜行えば良い。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、回転
自在に設けられた巻胴と鍔板とからなる巻取ドラムと、
この巻取ドラムに線材を供給する供給手段との間に設け
られ、線材の軸線を中心とする回転を阻止するように当
該線材を挟持しながら巻取ドラムに導くように構成した
ため、簡単な構造で線材に発生する撚り戻りを抑制する
ことができ、線材の巻取安定性を高めることが可能とな
る。
自在に設けられた巻胴と鍔板とからなる巻取ドラムと、
この巻取ドラムに線材を供給する供給手段との間に設け
られ、線材の軸線を中心とする回転を阻止するように当
該線材を挟持しながら巻取ドラムに導くように構成した
ため、簡単な構造で線材に発生する撚り戻りを抑制する
ことができ、線材の巻取安定性を高めることが可能とな
る。
【図1】本発明の一実施例に係る線材の巻取装置を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】同実施例の制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図3】同実施例の線材の巻取装置を示す側面図であ
る。
る。
【図4】同実施例の線材の巻取装置を示す正面図であ
る。
る。
【図5】(A)は同実施例の拘束装置を示す平面図であ
り、(B)は同じく側面図である。
り、(B)は同じく側面図である。
【図6】本発明の他の実施例に係る拘束装置を示す正面
図である。
図である。
【図7】本発明のさらに他の実施例に係る拘束装置を示
す側面図である。
す側面図である。
【図8】本発明のさらに他の実施例に係る拘束装置を示
す側面図である。
す側面図である。
【図9】同実施例に係る画像処理部を示すモニター図で
ある。
ある。
【図10】同実施例の制御手順を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図11】ケーブルの巻き取り状態を示す平面図であ
る。
る。
【図12】従来のケーブルの巻取装置を示す概念図であ
る。
る。
【図13】従来の巻取装置を示す半正面図である。
【図14】巻き取られたケーブルを示す平面図である。
【図15】移行部分を示す側面図である。
1…巻胴 2…鍔板 3…巻取ドラム 5…ケーブル(線材) 6…基台 9…トラバーサ 10…ロータリエンコーダ(回転角度検出手段) 11…CCDカメラ(残距離計測手段、巻半径計測手
段) 12…画像処理部(残距離計測手段、巻半径計測手段) 13…変位センサ(残距離計測手段) 14…S値演算部(残距離計測手段) 15…制御手段 16…移行部 26…拘束部材(拘束装置) 28…テンションローラ(張力調節手段) 29…張力調節部(張力調節手段) H…線材の直径 G…最終ギャップ長 S…残距離 W…鍔板間距離
段) 12…画像処理部(残距離計測手段、巻半径計測手段) 13…変位センサ(残距離計測手段) 14…S値演算部(残距離計測手段) 15…制御手段 16…移行部 26…拘束部材(拘束装置) 28…テンションローラ(張力調節手段) 29…張力調節部(張力調節手段) H…線材の直径 G…最終ギャップ長 S…残距離 W…鍔板間距離
Claims (1)
- 【請求項1】回転自在に設けられた巻胴と鍔板とからな
る巻取ドラムと、この巻取ドラムに線材を供給する供給
手段との間に設けられ、前記線材の軸線を中心とする回
転を阻止するように当該線材を挟持しながら前記巻取ド
ラムに導くことを特徴とする線材の拘束装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7011692A JPH05229733A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 線材の拘束装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7011692A JPH05229733A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 線材の拘束装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05229733A true JPH05229733A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=13422262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7011692A Pending JPH05229733A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 線材の拘束装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05229733A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005051560A1 (en) * | 2003-08-08 | 2005-06-09 | Danieli & C. Officine Meccaniche S.P.A. | A reeling device for semi-finished rolled products |
| JP2009204134A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Sk Machinery Kk | 送り装置用線状体巻取機構と送り装置と送り方法 |
| CN116885636A (zh) * | 2023-09-07 | 2023-10-13 | 佛山市劲能电力工程有限公司 | 一种电力施工用的牵引装置 |
| CN119873532A (zh) * | 2025-03-28 | 2025-04-25 | 福龙马集团股份有限公司 | 一种具有自动卷盘装置的环卫车 |
-
1992
- 1992-02-21 JP JP7011692A patent/JPH05229733A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005051560A1 (en) * | 2003-08-08 | 2005-06-09 | Danieli & C. Officine Meccaniche S.P.A. | A reeling device for semi-finished rolled products |
| CN100384556C (zh) * | 2003-08-08 | 2008-04-30 | 丹尼利机械设备股份公司 | 用于半成品的卷绕设备 |
| US7494085B2 (en) | 2003-08-08 | 2009-02-24 | Danieli & C. Officine Meccaniche S.P.A. | Reeling device for semi-finished rolled products |
| JP2009204134A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Sk Machinery Kk | 送り装置用線状体巻取機構と送り装置と送り方法 |
| CN116885636A (zh) * | 2023-09-07 | 2023-10-13 | 佛山市劲能电力工程有限公司 | 一种电力施工用的牵引装置 |
| CN116885636B (zh) * | 2023-09-07 | 2023-11-14 | 佛山市劲能电力工程有限公司 | 一种电力施工用的牵引装置 |
| CN119873532A (zh) * | 2025-03-28 | 2025-04-25 | 福龙马集团股份有限公司 | 一种具有自动卷盘装置的环卫车 |
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