JPH072017B2 - スイッチングレギュレ−タ - Google Patents

スイッチングレギュレ−タ

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JPH072017B2
JPH072017B2 JP60244997A JP24499785A JPH072017B2 JP H072017 B2 JPH072017 B2 JP H072017B2 JP 60244997 A JP60244997 A JP 60244997A JP 24499785 A JP24499785 A JP 24499785A JP H072017 B2 JPH072017 B2 JP H072017B2
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JP
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transistor
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voltage
diode
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JP60244997A
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裕一 石川
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Toko Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は自励型でオン・オフ式のスイッチングレギュレ
ータの構成に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
スイッチングレギュレータの構成は大別して自励型と他
励型に分けられる。他励型は設計の自由度が大きく、あ
らゆる仕様に対応できるが高価である。他方、自励型は
設計の自由度が制限されるが価格を安くする場合に適し
ている。自励型の電力変換方式はフライバック式が用い
られており、オン・オフ方式はほとんど用いられない。
これは発振トランジスタが「オフ」の時に整流平滑回路
のチョークコイルから負荷に流す電流と、「オン」の時
にチョークコイルに蓄えられる励磁エネルギーのバラン
スをとることが難しいことによる。即ち、ブロッキング
発振回路等の自励型の発振回路は、発振トランスの磁束
が消滅すると発振トランジスタが「オン」するが、負荷
によってはチョークコイルに磁束が残った状態で励磁が
行われる。このような状態が繰り返されるとチョークコ
イルの磁束が飽和するので、発振トランジスタが「オ
ン」する時にその励磁エネルギーによる過大なサージ電
流が流れてそのトランジスタの破損が発生するのを防ぐ
ことが難しかった。しかしフライバック式は短時間にト
ランスの2次側に流れる電流が多く、トランスの形状が
大きくなるのでオン・オン式が望ましい。
〔目的〕
本発明はブロッキング発振回路を用い、チョークコイル
の磁束が消滅し励磁エネルギーを完全に放出してから該
発振回路のトランジスタを「オン」させることにより、
その破損を防ぐことができる自励型でオン・オン式のス
イッチングレギュレータを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための技術手段〕
本発明はコレクタ巻線、ベース巻線、2次巻線を有する
トランスとトランジスタを用いてブロッキング発振回路
を構成し、2次巻線に整流ダイオード、フライホイール
ダイオード、チョークコイル、平滑コンデンサからなる
整流平滑回路を接続してあるオン・オフ式のスイッチン
グレギュレータにおいて、前記ベース巻線とトランジス
タのベース・エミッタ間で構成される閉回路内には、微
小電圧域で順方向、逆方向のいずれの電流も阻止する電
圧降下用回路を接続してあることを特徴とする。
〔実施例〕
以下本発明のスイッチングレギュレータの説明をその実
施例を示す第1図の回路図、第1図におけるトランジス
タQのコレクタ電圧VC、トランスTの磁束ΦT、チョー
クコイルLの磁束ΦLの状態を示す説明図である第2図
を参照しながら行う。
ブロッキング発振回路はコレクタ巻線L1、2次巻線L2、
ベース巻線L3を有するトランスTと、コレクタ巻線L1に
接続し、ベース・エミッタ間とベース巻線L3で閉回路を
構成するように接続されたトランジスタQにより主に構
成される。トランジスタQのエミッタはベース巻線L3の
一端に接続し、ベースは並列接続しているダイオードD1
と抵抗R2の直列回路、ダイオードD2と抵抗R3の直列回路
を経てベース巻線L3の他端に接続する。これらのダイオ
ードD1、抵抗R2、ダイオードD2、抵抗R3は後に述べるよ
うに、この発明では1つの電圧降下用回路Rを構成して
おり、微小電圧域で順方向、逆方向のいずれの電流も阻
止する。又トランジスタQのベースは抵抗R1を経て、直
流源Eと並列接続する入力コンデンサC1のホット側に接
続すると共にコレクタ巻線L1の他端に接続する。ダイオ
ードD1と抵抗R2の直列回路は、抵抗R1と共にトランジス
タQが最初に「オン」する時のベースの入力電圧を調節
する。VINは直流源Eによる入力電圧である。
トランスTの2次巻線L2には整流ダイオードD3、チョー
クコイルL、フライホイールダイオードD4、出力コンデ
ンサC2が接続する。
なお電圧降下用回路Rの両端の電圧VRはほぼ次の(1)
式のようにして設定される。
整流ダイオードD3が導通するための順方向電圧V3、フラ
イホイールダイオードD4が導通するための順方向電圧
V4、トランジスタQが「オン」するためのベース電圧
VB、ベース巻線L3の巻数N3、2次巻線L2の巻数N2とする
と、VR>{N3(V3−V4)/N2}−VB (1) (1)式での右辺の第1項のN3(V3−V4)/N2は、チョ
ークコイルLとフライホイールダイオードD4を電流が流
れている時に、ベース巻線L3に生ずる誘起電圧である。
そして電圧降下用回路Rは、第3図の特性図に示すよう
に微小電圧域では電流IRが流れず、電流IRを阻止する機
能を有する。
次にこのように構成されたスイッチングレギュレータの
動作を、横軸に共通の時間tをとってある第2図を参照
しながら説明する。
まず抵抗R1を通って流れるわずかのベース電流により、
コレクタ電流が流れる。ベース巻線L3にはコレクタ巻線
L1との相互インダクタンスにより誘起電圧を生じ、ベー
ス電位を順方向にバイアスする。従ってコレクタ電流は
以前より増加する。増加したコレクタ電流はベース巻線
L3の誘起電圧を増加し、ベース電流は大きくなり、コレ
クタ電流をさらに増大させる。
このような再生作用によりトランジスタQが時刻t1
「オン」状態に入り、コレクタ電流は増加の一途をたど
る。やがてトランジスタQのベース電流が抵抗Rによっ
て制限されるため、コレクタ電流の増加は止まり、磁束
ΦTの変化が無くなるために今度はベース巻線L3の誘起
電圧が減少し始める。ベース電流が減少すると、コレク
タ電流も減少し、前とは逆方向の再生作用によりトラン
ジスタQは時刻t2で急激に「オフ」する。
トランジスタQが「オフ」する時刻t2の直前までコレク
タ巻線L1には励磁電流が流れ、磁束ΦTが蓄積されてい
るので、急に「オフ」することにより、逆起電圧を生じ
トランジスタQは逆バイアスされる。
そして磁束ΦTが消滅する時刻t3までこの逆バイアスの
状態は継続する。
なお2次巻線L2にはトランジスタQが「オン」している
時、整流ダイオードD3、チョークコイルLを経て出力コ
ンデンサC2を充電する電流が流れる。この間、チョーク
コイルLには磁束ΦLが励磁エネルギーとして蓄積され
て行く。
そして時刻t3以後は、チョークコイルLから出力コンデ
ンサC2、フライホイールダイオードD4のループによって
電流が持続する。出力コンデンサC2は、直流出力を出力
端1A、1Bから連続して負荷に供給している。
ところでブロッキング発振回路はトランスTの磁束ΦT
が消滅する時刻t3では時刻t1以前と同様の状態になり、
トランジスタQは「オン」しようとするが本発明では依
然として「オフ」状態が継続する。これはチョークコイ
ルLが完全に励磁エネルギーを放出するまではフライホ
イールダイオードD4を経て電流が流れ、ベース巻線L3に
は(1)式の右辺の第1項の電圧が生じ、さらに前記の
電圧降下用回路Rが存在することによる。
この第1項の電圧は、整流ダイオードD3とフライホイー
ルダイオードD4に流れる電流が大きく異なっているため
に、順方向電圧V3より順方向電圧V4が大きくなり、ベー
ス巻線L3のドットを付した側が低い電位となっている。
従って、抵抗R1から流れる起動用電流はダイオードD、
抵抗R2、ベース巻線L3と流れ、トランジスタQのベース
に流れ込むことができない。又トランスTの磁束ΦT
消滅時に生じる振動電圧の発生があるが、この振幅もフ
ライホイールダイオードD4の電流が持続しているために
整流ダイオードD3の順方向電圧V3以上の振幅になること
はできない。従って、この振動電圧はダイオードD2とダ
イオードD1の順方向電圧によって吸収され、トランジス
タQのベース電流はいずれの方向も阻止される。
電圧降下用回路Rはこのように作用し、トランジスタQ
の「オフ」状態が継続する。そしてチョークコイルLの
励磁エネルギーが完全に放出され、ベース巻線L3に生ず
る前記(1)式の右辺の第1項の電圧がなくなる時、つ
まり時刻t4で電圧降下用回路Rの電圧VRは電圧VB以上に
なり、トランジスタQは「オン」する。
なお電圧降下用回路Rは、ダイオードD1、ダイオードD
2、抵抗R2、抵抗R3によって構成されているが、ダイオ
ードD1、ダイオードD2を逆方向に並列接続し、抵抗R2と
抵抗R3を一つの抵抗で構成してもよい。又整流ダイオー
ドD3、フライホイールダイオードD4としては順方向電圧
の異なるPNジヤンクションダイオードとショットキーバ
リヤダイオードを組合わせてもよい。
〔効果〕
以上述べたように本発明のスイッチングレギュレータ
は、ベース巻線とトランジスタのベース・エミッタ間で
構成される閉回路内にチョークコイルの励磁エネルギー
の放出されるまでの間に発生する程度の微小電圧域で順
方向、逆方向のいずれの電流も阻止する電圧降下用回路
を接続してあり、ブロッキング発振回路を構成するトラ
ンスと、チョークコイルの磁束が完全に消滅してから発
振トランジスタが「オン」するようにしてある。従って
発振トランジスタがサージ電流により破損することはな
いので、自励型でオン・オフ式のスイッチングレギュレ
ータを実現することができる。そしてフライバック式に
比較してトランスが小型になるので全体の形状も小さく
なり、価格も一層安くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のスイッチングレギュレータの実施例を
示す回路図、第2図は動作の説明図、第3図は電圧降下
用回路の特性図である。 T:トランス、L1:コレクタ巻線、L3:ベース巻線、L2:2次
巻線、Q:トランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コレクタ巻線、ベース巻線、2次巻線を有
    するトランスとトランジスタを用いてブロッキング発振
    回路を構成し、2次巻線に整流ダイオード、フライホイ
    ールダイオード、チョークコイル、平滑コンデンサから
    なる整流平滑回路を接続してあるオン・オン式のスイッ
    チングレギュレータにおいて、前記ベース巻線とトラン
    ジスタのベース・エミッタ間で構成される閉回路内に、
    チョークコイルの励磁エネルギーの放出されるまでの間
    に発生する程度の微小電圧域で順方向、逆方向のいずれ
    の電流も阻止する電圧降下用回路を接続してあることを
    特徴とするスイッチングレギュレータ。
JP60244997A 1985-10-31 1985-10-31 スイッチングレギュレ−タ Expired - Lifetime JPH072017B2 (ja)

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