JPH0720182Y2 - 組積み用コンクリート型枠 - Google Patents
組積み用コンクリート型枠Info
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- JPH0720182Y2 JPH0720182Y2 JP1988116304U JP11630488U JPH0720182Y2 JP H0720182 Y2 JPH0720182 Y2 JP H0720182Y2 JP 1988116304 U JP1988116304 U JP 1988116304U JP 11630488 U JP11630488 U JP 11630488U JP H0720182 Y2 JPH0720182 Y2 JP H0720182Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、組積み用コンクリート型枠に関し、更に詳
細にいえば、河川護岸、道路改良、宅地造成、急傾斜地
崩壊対策等の擁壁に石積み模様を形成するコンクリート
施工に好適に用いられる組積み用コンクリート型枠に関
する。
細にいえば、河川護岸、道路改良、宅地造成、急傾斜地
崩壊対策等の擁壁に石積み模様を形成するコンクリート
施工に好適に用いられる組積み用コンクリート型枠に関
する。
〈従来の技術〉 従来より、河川護岸、道路改良、宅地造成、急傾斜地崩
壊対策等の擁壁は、耐久性、材料費及び施工コスト等の
面において優位なコンクリートにより施工される場合が
多い。しかしながら、このような施工において、表面を
平坦面とする場合には、無機質で灰色のコンクリートの
地肌のみが強調されることとなり、住居環境、自然環境
を損なうことになる。
壊対策等の擁壁は、耐久性、材料費及び施工コスト等の
面において優位なコンクリートにより施工される場合が
多い。しかしながら、このような施工において、表面を
平坦面とする場合には、無機質で灰色のコンクリートの
地肌のみが強調されることとなり、住居環境、自然環境
を損なうことになる。
そこで、近年、これら住居環境、自然環境を損なうこと
のない擁壁の開発を切望ささるに至り、コンクリート打
ち擁壁の表面に石積み模様を外観を表現することができ
る施工法が開発されている。
のない擁壁の開発を切望ささるに至り、コンクリート打
ち擁壁の表面に石積み模様を外観を表現することができ
る施工法が開発されている。
本件出願人も、合成樹脂発泡体からなる型枠を複数個組
合わせて、擁壁の表面に天然石の乱積み模様を形成する
施工技術を先に提案した(特開昭59-213820号公報参
照)。
合わせて、擁壁の表面に天然石の乱積み模様を形成する
施工技術を先に提案した(特開昭59-213820号公報参
照)。
上記施工に用いられる型枠は、全体が合成樹脂発泡体か
らなるため、充分に軽量化を図ることができ、多数の模
様型枠を積み上げなければならない高所作業の場合で
も、クレーンなどを使うことなく人手にって容易に施工
することができるという利点がある。
らなるため、充分に軽量化を図ることができ、多数の模
様型枠を積み上げなければならない高所作業の場合で
も、クレーンなどを使うことなく人手にって容易に施工
することができるという利点がある。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところが、上記施工に用いられる型枠は、天然石の乱積
み模様を形成するための凹陥部を複数個形成し、各凹陥
部の相互間に、目地形成用の突条を形成しているもので
あり、少なくとも当該型枠の周縁部は目地形成用の突条
として構成されている。したがって、この型枠を複数個
組合わせて使用した場合、各型枠の境界部に沿って目地
部が連続的に形成されることになり、当該目地部によっ
て、擁壁に形成された石積み模様が複数に区画されたよ
うな不自然な外観を呈するという問題があった。
み模様を形成するための凹陥部を複数個形成し、各凹陥
部の相互間に、目地形成用の突条を形成しているもので
あり、少なくとも当該型枠の周縁部は目地形成用の突条
として構成されている。したがって、この型枠を複数個
組合わせて使用した場合、各型枠の境界部に沿って目地
部が連続的に形成されることになり、当該目地部によっ
て、擁壁に形成された石積み模様が複数に区画されたよ
うな不自然な外観を呈するという問題があった。
しかも、同一の型枠を組合わせて使用すると、同一パタ
ーンの模様の繰り返しとなって、石積み模様が単調とな
ることから、何種類かの模様パターンを形成した型枠を
準備する必要があり、施工コストが割高になるという問
題もあった。
ーンの模様の繰り返しとなって、石積み模様が単調とな
ることから、何種類かの模様パターンを形成した型枠を
準備する必要があり、施工コストが割高になるという問
題もあった。
一方、同一の型枠を組合せて使用しつつ、多様な石積み
模様を実現しようとすると、必然的に、一の型枠内に多
様な石積み模様を表現しなければならず、このため、一
の型枠が大型化し(例えば特開昭53-28903号公報参
照)、高所での施工性が悪くなるという問題があった。
模様を実現しようとすると、必然的に、一の型枠内に多
様な石積み模様を表現しなければならず、このため、一
の型枠が大型化し(例えば特開昭53-28903号公報参
照)、高所での施工性が悪くなるという問題があった。
この考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、
擁壁に一体感のある乱積み模様を形成することができる
と共に、多様な模様パターンをコスト安価に形成するこ
とができ、且つ高所での施工性の良い組積み用コンクリ
ート型枠を提供することを目的とする。
擁壁に一体感のある乱積み模様を形成することができる
と共に、多様な模様パターンをコスト安価に形成するこ
とができ、且つ高所での施工性の良い組積み用コンクリ
ート型枠を提供することを目的とする。
〈課題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するためのこの考案の組積み用コンクリ
ート型枠としては、片面に天然石の乱積み模様を形成す
る複数の凹陥部が不規則に配設されている合成樹脂発泡
体からなる矩形状の第1の型枠と第2の型枠とからな
り、第1の型枠の下辺部には第2の型枠の下辺部が合致
される状態で、また、第1の型枠の左辺部には第2の型
枠の右辺部が合致される状態で、さらに、第1の型枠の
右辺部には第2の型枠の左辺部が合致される状態で、互
いに他方の型枠の凹陥部と協働して一の天然石模様を形
成すべく、少なくとも上記合致される辺部どうしにそれ
ぞれ少なくとも一つの凹陥部を臨ませており、2つの第
1の型枠と2つの第2の型枠とによって一つの組を構成
し、一つの組内において、各型枠は上記合致可能な辺部
どうしを合致させた方形状に配置されていると共に同種
の型枠同士は互いに点対称に配置されていることを特徴
とするものである。
ート型枠としては、片面に天然石の乱積み模様を形成す
る複数の凹陥部が不規則に配設されている合成樹脂発泡
体からなる矩形状の第1の型枠と第2の型枠とからな
り、第1の型枠の下辺部には第2の型枠の下辺部が合致
される状態で、また、第1の型枠の左辺部には第2の型
枠の右辺部が合致される状態で、さらに、第1の型枠の
右辺部には第2の型枠の左辺部が合致される状態で、互
いに他方の型枠の凹陥部と協働して一の天然石模様を形
成すべく、少なくとも上記合致される辺部どうしにそれ
ぞれ少なくとも一つの凹陥部を臨ませており、2つの第
1の型枠と2つの第2の型枠とによって一つの組を構成
し、一つの組内において、各型枠は上記合致可能な辺部
どうしを合致させた方形状に配置されていると共に同種
の型枠同士は互いに点対称に配置されていることを特徴
とするものである。
〈作用〉 上記の構成の組積み用コンクリート型枠によれば、第1
の型枠および第2の型枠を少なくとも2個ずつ準備し、
第1の型枠の辺部に臨ませてある凹陥部と、第2の型枠
の辺部に臨ませてある凹陥部とがそれぞれ合致するよう
に、各型枠を組み合わせることにより、第1の型枠と第
2の型枠との境界部分に、一の天然石模様を現出可能な
凹陥部を形成することができる。したがって、両型枠の
境界部に沿って目地部が連続して形成されることがな
く、全体として一体感のある乱積み模様を形成すること
ができる。
の型枠および第2の型枠を少なくとも2個ずつ準備し、
第1の型枠の辺部に臨ませてある凹陥部と、第2の型枠
の辺部に臨ませてある凹陥部とがそれぞれ合致するよう
に、各型枠を組み合わせることにより、第1の型枠と第
2の型枠との境界部分に、一の天然石模様を現出可能な
凹陥部を形成することができる。したがって、両型枠の
境界部に沿って目地部が連続して形成されることがな
く、全体として一体感のある乱積み模様を形成すること
ができる。
しかも、両型枠の境界部分に、一の石模様を現出する凹
陥部を形成するという観点から、第1の型枠の左辺部と
第2の型枠の右辺部とは合致可能であり、また、第1の
型枠の右辺部と第2の型枠と左辺部とは合致可能であ
り、さらに、第1の型枠の下辺部と第2の型枠の下辺部
とは合致可能である。
陥部を形成するという観点から、第1の型枠の左辺部と
第2の型枠の右辺部とは合致可能であり、また、第1の
型枠の右辺部と第2の型枠と左辺部とは合致可能であ
り、さらに、第1の型枠の下辺部と第2の型枠の下辺部
とは合致可能である。
したがって、第1の型枠と第2の型枠とを左右方向に交
互に連続的に配置していくことができるとともに、上記
交互に配置された各型枠の下方にそれぞれ、他方の型枠
を上下反転させたものを配置していくことができる。
互に連続的に配置していくことができるとともに、上記
交互に配置された各型枠の下方にそれぞれ、他方の型枠
を上下反転させたものを配置していくことができる。
このように、2種類の型枠を左右方向および上下方向に
交互に組み合わせ可能とし、しかも、一の組合わせ方向
では、型枠相互の上下を反転させて組み合わせ可能とし
たので、上記2種類の型枠で以て多様な石積み模様を形
成することができる。すなわち、反転された型枠により
形成される乱積み模様と、反転させない型枠により形成
される乱積み模様とが、点対称的に配置されるので、2
種類という少ない数の型枠で以て、変化に富んだ多様な
乱積み模様を実現できる。これは、かなり複雑な形状で
あっても線対称の形状の場合は、見る人が対称であるこ
とを容易に把握し得るが、複雑な形状を点対称的に配置
した場合には、対称であることを容易に把握し難いとい
う人間工学上の性質に起因している。
交互に組み合わせ可能とし、しかも、一の組合わせ方向
では、型枠相互の上下を反転させて組み合わせ可能とし
たので、上記2種類の型枠で以て多様な石積み模様を形
成することができる。すなわち、反転された型枠により
形成される乱積み模様と、反転させない型枠により形成
される乱積み模様とが、点対称的に配置されるので、2
種類という少ない数の型枠で以て、変化に富んだ多様な
乱積み模様を実現できる。これは、かなり複雑な形状で
あっても線対称の形状の場合は、見る人が対称であるこ
とを容易に把握し得るが、複雑な形状を点対称的に配置
した場合には、対称であることを容易に把握し難いとい
う人間工学上の性質に起因している。
特に、2個ずつの型枠を4個一組としてこの組を最小単
位として扱い、この組を左右方向に連続的に組み合わせ
ていくことにより、2種類という少ない種類の小型の型
枠で施工性良く容易に多様な乱積み模様を得ることがで
きる。
位として扱い、この組を左右方向に連続的に組み合わせ
ていくことにより、2種類という少ない種類の小型の型
枠で施工性良く容易に多様な乱積み模様を得ることがで
きる。
従来のように1種類の型枠で多様な石積み模様を実現し
ようとした場合、必然的に、一の型枠の中に多様な石積
み模様を表現しなければならず、そうした場合には、1
の型枠が大型化してしまい、高所での作業に適さない。
逆に、高所での作業性を確保するために、小型の型枠を
用いた場合、1種類の型枠では、単調な石積み模様しか
得られない。このように、従来例(特開昭53-28903号公
報)では、多様な石積み模様の実現と高所での施工性向
上の両課題を同時に解決することができないのに対し、
本願では、二律背反する両課題を一挙に達成することが
できる。
ようとした場合、必然的に、一の型枠の中に多様な石積
み模様を表現しなければならず、そうした場合には、1
の型枠が大型化してしまい、高所での作業に適さない。
逆に、高所での作業性を確保するために、小型の型枠を
用いた場合、1種類の型枠では、単調な石積み模様しか
得られない。このように、従来例(特開昭53-28903号公
報)では、多様な石積み模様の実現と高所での施工性向
上の両課題を同時に解決することができないのに対し、
本願では、二律背反する両課題を一挙に達成することが
できる。
〈実施例〉 以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図はこの考案の組積み用コンクリート型枠を示す斜
視図である。
視図である。
この考案の型枠は第1の型枠(1)と第2の型枠(2)
との組合せからなるものであり、各型枠(1)(2)
は、発泡樹脂粒子を型窩内に充填して加熱膨張させ、互
いに熱融着させて得られる発泡ポリスチレン、その他の
発泡体によって形成された、矩形平面の板状体からなる
ものである。第1の型枠(1)は、左辺部(1a)、右辺
部(1c)および下辺部(1b)を有する。また、第1の型
枠(2)は、左辺部(2c)右辺部(1a)および下辺部
(1b)を有する。
との組合せからなるものであり、各型枠(1)(2)
は、発泡樹脂粒子を型窩内に充填して加熱膨張させ、互
いに熱融着させて得られる発泡ポリスチレン、その他の
発泡体によって形成された、矩形平面の板状体からなる
ものである。第1の型枠(1)は、左辺部(1a)、右辺
部(1c)および下辺部(1b)を有する。また、第1の型
枠(2)は、左辺部(2c)右辺部(1a)および下辺部
(1b)を有する。
各型枠(1)(2)のコンクリート打設側の面には、大
小の天然石を不規則に積んだ、いわゆる乱積み模様を形
成するための凹陥部(10)(10a)(10b)(10c)(10
d)…,(20)(20a)(20b)(20c)(20d)…が不規
則に配設されており、各凹陥部の相互間に、目地部形成
用の突条(11),(21)が、広狭様々な態様で形成され
ている。
小の天然石を不規則に積んだ、いわゆる乱積み模様を形
成するための凹陥部(10)(10a)(10b)(10c)(10
d)…,(20)(20a)(20b)(20c)(20d)…が不規
則に配設されており、各凹陥部の相互間に、目地部形成
用の突条(11),(21)が、広狭様々な態様で形成され
ている。
上記第1の型枠(1)の一の凹陥部(10a)と、第2の
型枠(2)の一の凹陥部(20a)は、互いに協働して擁
壁(W)に一の天然石模様(A)(第4図参照)を現出
できるように、第1の型枠(1)の左辺部(1a)および
第2の型枠(2)の右辺部(2a)にそれぞれ臨ませた状
態で、つまり、上記辺部(1a),(2a)側に突条(11)
(21)を構成することなく開放された状態で設けられて
いる。また、第1の型枠(1)の凹陥部(10b)と、第
2の型枠(2)の凹陥部(20b)は、互いに協働して擁
壁(W)に天然石模様(B)を現出できるように、それ
ぞれ型枠(1)(2)の下辺部(1b),(2b)に臨ませ
た状態で設けられている。さらに、第1の型枠(1)の
凹陥部(10c)と、第2の型枠(2)の凹陥部(20c)
は、互いに協働して擁壁(W)に天然石模様(B)を現
出できるように、第1の型枠(1)の右辺部(1c)およ
び第2の型枠(2)の左辺部(2c)にそれぞれ臨ませた
状態で設けられている。したがって、上記第1の型枠
(1)の周側部(12)は、上記凹陥部(10a)(10b)
(10c)(10d)によって一部が切欠された状態になって
おり、第2の型枠(2)の周側部(22)は、上記凹陥部
(20a)(20b)(20c)(20d)によって一部が切欠され
た状態になっている。
型枠(2)の一の凹陥部(20a)は、互いに協働して擁
壁(W)に一の天然石模様(A)(第4図参照)を現出
できるように、第1の型枠(1)の左辺部(1a)および
第2の型枠(2)の右辺部(2a)にそれぞれ臨ませた状
態で、つまり、上記辺部(1a),(2a)側に突条(11)
(21)を構成することなく開放された状態で設けられて
いる。また、第1の型枠(1)の凹陥部(10b)と、第
2の型枠(2)の凹陥部(20b)は、互いに協働して擁
壁(W)に天然石模様(B)を現出できるように、それ
ぞれ型枠(1)(2)の下辺部(1b),(2b)に臨ませ
た状態で設けられている。さらに、第1の型枠(1)の
凹陥部(10c)と、第2の型枠(2)の凹陥部(20c)
は、互いに協働して擁壁(W)に天然石模様(B)を現
出できるように、第1の型枠(1)の右辺部(1c)およ
び第2の型枠(2)の左辺部(2c)にそれぞれ臨ませた
状態で設けられている。したがって、上記第1の型枠
(1)の周側部(12)は、上記凹陥部(10a)(10b)
(10c)(10d)によって一部が切欠された状態になって
おり、第2の型枠(2)の周側部(22)は、上記凹陥部
(20a)(20b)(20c)(20d)によって一部が切欠され
た状態になっている。
以上の構成であれば、例えば第2図及びこれに対応して
型枠(1)(2)の組み合わせ状態を示す概略図である
第3図に示すように、第1の型枠(1)と第2の型枠
(2)とを複数個ずつ準備し、第1の型枠(1)の左辺
部(1a)と第2の型枠(2)の右辺部(2a)どうし、第
1の型枠(1)の下辺部(1b)と第2の型枠(2)の下
辺部(2b)どうし、および第1の型枠(1)の右辺部
(1c)と第2の型枠(2)の左辺部(2c)どうしがそれ
ぞれ突き合うように各型枠(1)(2)を交互且つ点対
称的に配置した状態で、コンクリートを打設することに
より、擁壁(W)の各型枠(1)(2)の境界部に対応
する部分ににも、天然石模様(A)(B)(C)(D)
をそれぞれ形成することができる(第4図参照)。した
がって、各型枠(1)(2)の境界部に沿って連続した
目地部が形成されることがなく、一体的にて自然な風合
いを呈する乱積み模様を形成することができる。しか
も、2種類の型枠(1)(2)を左右方向および上下方
向に交互に組み合わせ可能とし、加えて、一の組合わせ
方向では、型枠(1)(2)相互の上下を反転させて組
み合わせ可能としたので、上記2種類の型枠(1)
(2)で以て多様な石積み模様を形成することができ
る。すなわち、反転された型枠により形成される乱積み
模様と、反転されない型枠により形成される乱積み模様
とが、点対称的に配置されるので、これら2種類の型枠
(1)(2)で以て多様な石積み模様を形成することが
できる。特に、2個ずつの型枠(1)(2)を4個一組
とし、この組を最小単位として扱えば、この組を、左右
方向に連続的に組み合わせていくことにより、2種類と
いう少ない種類の小型の型枠で施工性良く容易に多様な
乱積み模様を得ることができる。これにより、多様な石
積み模様の実現と高所での施工性向上という二律背反す
る両課題を一挙に解決することができる。
型枠(1)(2)の組み合わせ状態を示す概略図である
第3図に示すように、第1の型枠(1)と第2の型枠
(2)とを複数個ずつ準備し、第1の型枠(1)の左辺
部(1a)と第2の型枠(2)の右辺部(2a)どうし、第
1の型枠(1)の下辺部(1b)と第2の型枠(2)の下
辺部(2b)どうし、および第1の型枠(1)の右辺部
(1c)と第2の型枠(2)の左辺部(2c)どうしがそれ
ぞれ突き合うように各型枠(1)(2)を交互且つ点対
称的に配置した状態で、コンクリートを打設することに
より、擁壁(W)の各型枠(1)(2)の境界部に対応
する部分ににも、天然石模様(A)(B)(C)(D)
をそれぞれ形成することができる(第4図参照)。した
がって、各型枠(1)(2)の境界部に沿って連続した
目地部が形成されることがなく、一体的にて自然な風合
いを呈する乱積み模様を形成することができる。しか
も、2種類の型枠(1)(2)を左右方向および上下方
向に交互に組み合わせ可能とし、加えて、一の組合わせ
方向では、型枠(1)(2)相互の上下を反転させて組
み合わせ可能としたので、上記2種類の型枠(1)
(2)で以て多様な石積み模様を形成することができ
る。すなわち、反転された型枠により形成される乱積み
模様と、反転されない型枠により形成される乱積み模様
とが、点対称的に配置されるので、これら2種類の型枠
(1)(2)で以て多様な石積み模様を形成することが
できる。特に、2個ずつの型枠(1)(2)を4個一組
とし、この組を最小単位として扱えば、この組を、左右
方向に連続的に組み合わせていくことにより、2種類と
いう少ない種類の小型の型枠で施工性良く容易に多様な
乱積み模様を得ることができる。これにより、多様な石
積み模様の実現と高所での施工性向上という二律背反す
る両課題を一挙に解決することができる。
なお、この考案は上記の実施例に限定されるものではな
く、例えば凹陥部については、各型枠(1)(2)の全
ての辺部のそれぞれに1個又は複数個ずつ臨ませてあっ
てもよく、要するにこの考案の型枠は、各型枠(1)
(2)の少なくとも3つの辺部のそれぞれに、少なくと
も一つの凹陥部を臨ませてあればよい。
く、例えば凹陥部については、各型枠(1)(2)の全
ての辺部のそれぞれに1個又は複数個ずつ臨ませてあっ
てもよく、要するにこの考案の型枠は、各型枠(1)
(2)の少なくとも3つの辺部のそれぞれに、少なくと
も一つの凹陥部を臨ませてあればよい。
〈考案の効果〉 以上のように、この考案の組積み用コンクリート型枠に
よれば、組合せた各型枠の各境界において少なくとも一
つの天然石模様を形成することができるので、擁壁全体
としてみれば、目地等によって分断されない一体感のあ
る乱積み模様を形成することができる。
よれば、組合せた各型枠の各境界において少なくとも一
つの天然石模様を形成することができるので、擁壁全体
としてみれば、目地等によって分断されない一体感のあ
る乱積み模様を形成することができる。
しかも、上記各凹陥部をそれぞれ合致させるために、各
型枠を交互に組み合わせるとともに一の組み合わせ方向
では上下反転させた状態で各型枠を組合せるので、模様
パターンの異なる多数の型枠を準備することなく多様な
乱積み模様を形成することができ、施工コストを低減す
ることができる。特に、2個ずつの型枠を4個一組と
し、この組を最小単位として扱い、この組を、左右方向
に連続的に組み合わせていくことにより、2種類という
少ない種類の小型の型枠で施工性良く容易に多様な乱積
み模様を得ることができるという種々の特有の効果を奏
する。
型枠を交互に組み合わせるとともに一の組み合わせ方向
では上下反転させた状態で各型枠を組合せるので、模様
パターンの異なる多数の型枠を準備することなく多様な
乱積み模様を形成することができ、施工コストを低減す
ることができる。特に、2個ずつの型枠を4個一組と
し、この組を最小単位として扱い、この組を、左右方向
に連続的に組み合わせていくことにより、2種類という
少ない種類の小型の型枠で施工性良く容易に多様な乱積
み模様を得ることができるという種々の特有の効果を奏
する。
第1図はこの考案の組積み用コンクリート型枠を示す斜
視図であり、そのうちA図は第1の型枠の斜視図、B図
は第2の型枠の斜視図、 第2図は使用状態を示す平面図、 第3図は第2図に対応して型枠の組み合わせ状態を示す
概略図、 第4図はこの考案の型枠を用いて構築された擁壁の平面
図。 (1)……第1の型枠、(2)……第2の型枠、(1a)
(2c)……左辺部、(1b)(2b)……下辺部、(1c)
(2a)……右辺部、(10a)(10b)(10c)(10d)(20
a)(20b)(20c)(20d)……辺部に臨ませた凹陥部。
視図であり、そのうちA図は第1の型枠の斜視図、B図
は第2の型枠の斜視図、 第2図は使用状態を示す平面図、 第3図は第2図に対応して型枠の組み合わせ状態を示す
概略図、 第4図はこの考案の型枠を用いて構築された擁壁の平面
図。 (1)……第1の型枠、(2)……第2の型枠、(1a)
(2c)……左辺部、(1b)(2b)……下辺部、(1c)
(2a)……右辺部、(10a)(10b)(10c)(10d)(20
a)(20b)(20c)(20d)……辺部に臨ませた凹陥部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 坂本 伸之 神奈川県横浜市西区老松町29番地 東横技 研株式会社内 (72)考案者 井上 正人 神奈川県横浜市西区老松町29番地 東横技 研株式会社内 (72)考案者 室橋 卓 東京都千代田区内神田2丁目15番9号 エ スレン化工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭53−28903(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】片面に天然石の乱積み模様を形成する複数
の凹陥部が不規則に配設されている合成樹脂発泡体から
なる矩形状の第1の型枠と第2の型枠とからなり、 第1の型枠の下辺部には第2の型枠の下辺部が合致され
る状態で、また、第1の型枠の左辺部には第2の型枠の
右辺部が合致される状態で、さらに、第1の型枠の右辺
部には第2の型枠の左辺部が合致される状態で、互いに
他方の型枠の凹陥部と協働して一の天然石模様を形成す
べく、少なくとも上記合致される辺部どうしにそれぞれ
少なくとも一つの凹陥部を臨ませており、 2つの第1の型枠と2つの第2の型枠とによって一つの
組を構成し、一つの組内において、各型枠は上記合致可
能な辺部どうしを合致させた方形状に配置されていると
共に同種の型枠同士は互いに点対称に配置されているこ
とを特徴とする組積み用コンクリート型枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988116304U JPH0720182Y2 (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | 組積み用コンクリート型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988116304U JPH0720182Y2 (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | 組積み用コンクリート型枠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0237948U JPH0237948U (ja) | 1990-03-13 |
| JPH0720182Y2 true JPH0720182Y2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=31358721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988116304U Expired - Lifetime JPH0720182Y2 (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | 組積み用コンクリート型枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0720182Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11031262B2 (en) | 2015-09-24 | 2021-06-08 | Applied Materials, Inc. | Loadlock integrated bevel etcher system |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5328903A (en) * | 1976-08-31 | 1978-03-17 | Kunio Nagayama | Method of building concrete retaining wall |
-
1988
- 1988-09-02 JP JP1988116304U patent/JPH0720182Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11031262B2 (en) | 2015-09-24 | 2021-06-08 | Applied Materials, Inc. | Loadlock integrated bevel etcher system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0237948U (ja) | 1990-03-13 |
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