JPH07202545A - 移動体用衛星追尾装置 - Google Patents
移動体用衛星追尾装置Info
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- JPH07202545A JPH07202545A JP35403693A JP35403693A JPH07202545A JP H07202545 A JPH07202545 A JP H07202545A JP 35403693 A JP35403693 A JP 35403693A JP 35403693 A JP35403693 A JP 35403693A JP H07202545 A JPH07202545 A JP H07202545A
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- Japan
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- scanning
- level
- azimuth
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- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 通信衛星を捕捉するためのアンテナビーム走
査範囲を限定することにより走査時間を短縮し、通信衛
星の捕捉時間の短縮を実現した移動体用衛星追尾装置の
提供。 【構成】 移動体用衛星追尾装置10では、制御部4
が、この通信衛星の捕捉に必要なアンテナビーム走査範
囲を自車位置検出装置3から得られる緯度情報及び車両
姿勢検出装置5から得られる車両姿勢情報と車両方向検
出装置6による方位角に基づいて限定し、移相器ドライ
バ2を制御してアンテナ1の移相器を駆動して限定され
た走査範囲内を走査して得た受信電界レベルに基づいて
1番目及び2番目に大きい受信レベルの仰角と方位角を
求め、それら仰角及び方位角の4つの交点で決定される
走査領域と、走査領域の走査開始座標を決定する。そし
て、再度、移相器ドライバ2を制御してアンテナ1の移
相器を駆動して走査領域を走査し受信レベルの検出を行
いつつ走査を螺旋状に収束させて通信衛星を捕捉する。
査範囲を限定することにより走査時間を短縮し、通信衛
星の捕捉時間の短縮を実現した移動体用衛星追尾装置の
提供。 【構成】 移動体用衛星追尾装置10では、制御部4
が、この通信衛星の捕捉に必要なアンテナビーム走査範
囲を自車位置検出装置3から得られる緯度情報及び車両
姿勢検出装置5から得られる車両姿勢情報と車両方向検
出装置6による方位角に基づいて限定し、移相器ドライ
バ2を制御してアンテナ1の移相器を駆動して限定され
た走査範囲内を走査して得た受信電界レベルに基づいて
1番目及び2番目に大きい受信レベルの仰角と方位角を
求め、それら仰角及び方位角の4つの交点で決定される
走査領域と、走査領域の走査開始座標を決定する。そし
て、再度、移相器ドライバ2を制御してアンテナ1の移
相器を駆動して走査領域を走査し受信レベルの検出を行
いつつ走査を螺旋状に収束させて通信衛星を捕捉する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動体による衛星通信を
行う場合に必要な衛星捕捉のための移動体用衛星追尾装
置に関する。
行う場合に必要な衛星捕捉のための移動体用衛星追尾装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動体用衛星追尾装置では、電源
投入時や、電波遮蔽物の存在により通信衛星からの電波
が遮断され通信が遮断されることにより通信衛星を見失
った場合(例えば、通信遮断中に移動体が移動もしくは
旋回するなどの原因により、移動体からみた通信衛星の
存在方向が分からなくなってしまう場合)には、通信衛
星を捕捉するためにアンテナビームの走査可能な範囲全
域(全仰角、方位角方向)についてアンテナビームを走
査し、電波受信レベルの比較等により通信衛星の存在方
向を求め、通信衛星の捕捉を行っていた。
投入時や、電波遮蔽物の存在により通信衛星からの電波
が遮断され通信が遮断されることにより通信衛星を見失
った場合(例えば、通信遮断中に移動体が移動もしくは
旋回するなどの原因により、移動体からみた通信衛星の
存在方向が分からなくなってしまう場合)には、通信衛
星を捕捉するためにアンテナビームの走査可能な範囲全
域(全仰角、方位角方向)についてアンテナビームを走
査し、電波受信レベルの比較等により通信衛星の存在方
向を求め、通信衛星の捕捉を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の移動体用衛星追尾装置では通信衛星を捕捉するため
にアンテナビームの走査可能な範囲全域についてアンテ
ナビームの走査を行っているため通信衛星捕捉のために
長い時間を要する、という問題点があった。
来の移動体用衛星追尾装置では通信衛星を捕捉するため
にアンテナビームの走査可能な範囲全域についてアンテ
ナビームの走査を行っているため通信衛星捕捉のために
長い時間を要する、という問題点があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決のためになされ
たものであり、通信衛星を捕捉するためのアンテナビー
ム走査範囲を限定することにより走査時間を短縮し、通
信衛星の捕捉時間の短縮を実現した移動体用衛星追尾装
置の提供を目的とする。
たものであり、通信衛星を捕捉するためのアンテナビー
ム走査範囲を限定することにより走査時間を短縮し、通
信衛星の捕捉時間の短縮を実現した移動体用衛星追尾装
置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の移動体用衛星追尾装置は、図1に示すよう
に、通信衛星を捕捉するためのアンテナビームの走査範
囲を移動体の現在位置情報,傾き情報,及び方位角情報
に基づいて限定する走査範囲限定手段101と、 前記
限定された走査範囲内で、所定幅刻みに走査を行い仰角
方向及び方位角方向の前記通信衛星からの電波受信レベ
ルを測定し記憶する受信レベル測定手段102と、前記
記憶された各受信レベルのうち、仰角方向毎の受信レベ
ルを加算する仰角方向レベル加算手段103と、前記記
憶された各受信レベルのうち、方位角方向毎の受信レベ
ルを加算する方位角方向レベル加算手段104と、前記
仰角方向毎の受信レベルの加算値のうち最大レベル値の
第1の仰角と最大レベル値の次の大きさのレベル値の第
2の仰角と、前記方位角方向毎の受信レベルの加算値の
うち最大レベル値の第1の方位角と最大レベル値の次の
大きさのレベル値の第2の方位角とを得て走査領域を決
定する走査領域決定手段105と、前記第1の仰角と第
1の方位角とから走査領域の走査開始点を決定する走査
開始点決定手段106と、前記走査開始点から前記走査
領域内で所定方向に走査を行いながら前記通信衛星から
の電波受信レベルを検出する受信レベル検出手段107
と、上記受信レベルが低下する毎に、前記走査領域平面
内で、常に一定の方向に走査方向を変更する走査方向変
更手段108と、を有することを特徴とする。
めに本発明の移動体用衛星追尾装置は、図1に示すよう
に、通信衛星を捕捉するためのアンテナビームの走査範
囲を移動体の現在位置情報,傾き情報,及び方位角情報
に基づいて限定する走査範囲限定手段101と、 前記
限定された走査範囲内で、所定幅刻みに走査を行い仰角
方向及び方位角方向の前記通信衛星からの電波受信レベ
ルを測定し記憶する受信レベル測定手段102と、前記
記憶された各受信レベルのうち、仰角方向毎の受信レベ
ルを加算する仰角方向レベル加算手段103と、前記記
憶された各受信レベルのうち、方位角方向毎の受信レベ
ルを加算する方位角方向レベル加算手段104と、前記
仰角方向毎の受信レベルの加算値のうち最大レベル値の
第1の仰角と最大レベル値の次の大きさのレベル値の第
2の仰角と、前記方位角方向毎の受信レベルの加算値の
うち最大レベル値の第1の方位角と最大レベル値の次の
大きさのレベル値の第2の方位角とを得て走査領域を決
定する走査領域決定手段105と、前記第1の仰角と第
1の方位角とから走査領域の走査開始点を決定する走査
開始点決定手段106と、前記走査開始点から前記走査
領域内で所定方向に走査を行いながら前記通信衛星から
の電波受信レベルを検出する受信レベル検出手段107
と、上記受信レベルが低下する毎に、前記走査領域平面
内で、常に一定の方向に走査方向を変更する走査方向変
更手段108と、を有することを特徴とする。
【0006】
【作用】移動体用衛星追尾装置は、先ず、走査範囲限定
手段101によって通信衛星を捕捉するためのアンテナ
ビームの走査範囲を限定する。、次に、走査領域決定手
段105及び走査開始点決定手段106で通信衛星電波
の受信レベルから走査領域を決定し、走査領域の走査開
始点を得る。
手段101によって通信衛星を捕捉するためのアンテナ
ビームの走査範囲を限定する。、次に、走査領域決定手
段105及び走査開始点決定手段106で通信衛星電波
の受信レベルから走査領域を決定し、走査領域の走査開
始点を得る。
【0007】このようにして求めた狭い範囲の走査領域
内で走査を行いながら受信レベル検出手段により通信衛
星電波の受信レベルを検出し当該受信レベルを直前の受
信レベルと比較し、受信レベルが低下する毎に、走査方
向変更手段108によって走査領域平面内で、常に一定
の方向(例えば、常に正の方向に90°)に走査方向を
変更することにより走査は螺旋状に収束するので短時間
に通信衛星に捕捉を行うことができる。
内で走査を行いながら受信レベル検出手段により通信衛
星電波の受信レベルを検出し当該受信レベルを直前の受
信レベルと比較し、受信レベルが低下する毎に、走査方
向変更手段108によって走査領域平面内で、常に一定
の方向(例えば、常に正の方向に90°)に走査方向を
変更することにより走査は螺旋状に収束するので短時間
に通信衛星に捕捉を行うことができる。
【0008】なお、走査領域決定手段105による走査
領域は、限定された走査範囲内において、受信レベル測
定手段102が所定幅刻みに走査を行い仰角方向及び方
位角方向の前記通信衛星からの電波受信レベルを測定し
記憶して、仰角方向レベル加算手段103と位角方向レ
ベル加算手段104により、仰角方向毎の受信レベルと
方位角方向毎の受信レベルを得てから、仰角方向毎の受
信レベルの加算値のうち最大レベル値の第1の仰角と最
大レベル値の次の大きさのレベル値の第2の仰角と、前
記方位角方向毎の受信レベルの加算値のうち最大レベル
値の第1の方位角と最大レベル値の次の大きさのレベル
値の第2の方位角とを得て、第1,第2の仰角と第1,
第2の方位角の交点である4点によって決定される狭い
領域となる。
領域は、限定された走査範囲内において、受信レベル測
定手段102が所定幅刻みに走査を行い仰角方向及び方
位角方向の前記通信衛星からの電波受信レベルを測定し
記憶して、仰角方向レベル加算手段103と位角方向レ
ベル加算手段104により、仰角方向毎の受信レベルと
方位角方向毎の受信レベルを得てから、仰角方向毎の受
信レベルの加算値のうち最大レベル値の第1の仰角と最
大レベル値の次の大きさのレベル値の第2の仰角と、前
記方位角方向毎の受信レベルの加算値のうち最大レベル
値の第1の方位角と最大レベル値の次の大きさのレベル
値の第2の方位角とを得て、第1,第2の仰角と第1,
第2の方位角の交点である4点によって決定される狭い
領域となる。
【0009】
<実施例1>図2は本発明に基づく移動体用衛星追尾装
置の一実施例の構成を示すブロック図であり、移動体用
衛星追尾装置10は電波を送信或いは受信するためのエ
アインターフエースであるアンテナ(アレイアンテナ)
1と、アンテナ1の個々のエレメントに供給する電流の
位相量を変化させるために備えられているデジタル移相
器(図示せず)を駆動する移相器ドライバ2と、自車の
位置を検出する自車位置検出装置3と、自車両の傾き等
を検出する車両姿勢検出装置5と、自車両がどの方向を
向いているかを検出する車両方向検出装置6と、旋回角
度センサ7と、自車位置検出装置3,車両姿勢検出装置
5,車両方向検出装置6,旋回角度センサ7からの情報
を基にアンテナビームを所望の方向に向けるために個々
のアンテナエレメントに与えるべき位相量情報を移相器
ドライバ2に与えアンテナビームの走査制御を行うアン
テナ制御部4と、を有している。
置の一実施例の構成を示すブロック図であり、移動体用
衛星追尾装置10は電波を送信或いは受信するためのエ
アインターフエースであるアンテナ(アレイアンテナ)
1と、アンテナ1の個々のエレメントに供給する電流の
位相量を変化させるために備えられているデジタル移相
器(図示せず)を駆動する移相器ドライバ2と、自車の
位置を検出する自車位置検出装置3と、自車両の傾き等
を検出する車両姿勢検出装置5と、自車両がどの方向を
向いているかを検出する車両方向検出装置6と、旋回角
度センサ7と、自車位置検出装置3,車両姿勢検出装置
5,車両方向検出装置6,旋回角度センサ7からの情報
を基にアンテナビームを所望の方向に向けるために個々
のアンテナエレメントに与えるべき位相量情報を移相器
ドライバ2に与えアンテナビームの走査制御を行うアン
テナ制御部4と、を有している。
【0010】次に、移動体用衛星追尾装置10の動作に
ついて述べる。通常、車等の移動体で衛星追尾を行う場
合その追尾方式がクローズドループ方式(衛星からの信
号を用いて衛星追尾を行う方式をいう)である場合、電
源投入時や、何らかの原因で通信衛星を見失い通信が遮
断された場合の衛星捕捉方法としては、通信衛星を捕捉
するためにアンテナビームの走査可能な範囲全域(全仰
角、方位角方向)についてアンテナビームを走査し、各
方向における電波受信レベルを比較することにより通信
衛星の存在方向を求め通信衛星の捕捉を行っているが、
通常の通信衛星は静止衛星軌道上に位置する静止衛星で
あるため自車位置が判れば通信衛星が存在する迎角及び
方位角は一意的に決定されるので、移動体用衛星追尾装
置10ではこの通信衛星の捕捉に必要なアンテナビーム
走査の仰角範囲を自車位置検出装置3から得られる緯度
情報及び車両姿勢検出装置5から得られる車両姿勢情報
を基に決定し、アンテナビーム走査の方位角範囲につい
ても地磁気センサのような車両方向検出装置6により方
位角を求めアンテナビーム走査方位範囲を決定し、これ
により限定されるアンテナビーム走査範囲内でアンテナ
ビームの走査を行い受信電界レベルに基づいてスキャニ
ング領域(走査領域)およびスキャニング(走査)開始
座標を決定し、受信レベルの検出を行いつつスキャニン
グを収束させて通信衛星を捕捉する。
ついて述べる。通常、車等の移動体で衛星追尾を行う場
合その追尾方式がクローズドループ方式(衛星からの信
号を用いて衛星追尾を行う方式をいう)である場合、電
源投入時や、何らかの原因で通信衛星を見失い通信が遮
断された場合の衛星捕捉方法としては、通信衛星を捕捉
するためにアンテナビームの走査可能な範囲全域(全仰
角、方位角方向)についてアンテナビームを走査し、各
方向における電波受信レベルを比較することにより通信
衛星の存在方向を求め通信衛星の捕捉を行っているが、
通常の通信衛星は静止衛星軌道上に位置する静止衛星で
あるため自車位置が判れば通信衛星が存在する迎角及び
方位角は一意的に決定されるので、移動体用衛星追尾装
置10ではこの通信衛星の捕捉に必要なアンテナビーム
走査の仰角範囲を自車位置検出装置3から得られる緯度
情報及び車両姿勢検出装置5から得られる車両姿勢情報
を基に決定し、アンテナビーム走査の方位角範囲につい
ても地磁気センサのような車両方向検出装置6により方
位角を求めアンテナビーム走査方位範囲を決定し、これ
により限定されるアンテナビーム走査範囲内でアンテナ
ビームの走査を行い受信電界レベルに基づいてスキャニ
ング領域(走査領域)およびスキャニング(走査)開始
座標を決定し、受信レベルの検出を行いつつスキャニン
グを収束させて通信衛星を捕捉する。
【0011】なお、自車位置検出装置3として、例え
ば、市販のGSP受信機等を用いることができ、緯度情
報としてそのようなGSP受信機等から得られる緯度情
報を用いることができる。
ば、市販のGSP受信機等を用いることができ、緯度情
報としてそのようなGSP受信機等から得られる緯度情
報を用いることができる。
【0012】また、車両姿勢検出装置5として、例え
ば、RV車に適用されている傾斜計を応用して用い車両
姿勢情報を得ることができる。例えば、上述の傾斜計か
らは次のようにして電気信号を取り出すことができる。
RV車に用いられている傾斜計150は図15に示すよ
うになっており、車両の傾斜に従い車両151の描かれ
ている表示板152が回転する。そこで、この表示板1
52に図16の例に示すような半円形金属板161を取
り付け、更に表示板152の裏側にもう1つの半円形金
属板162を半円形金属板161と非接触で配置し、半
円形金属板161と半円形金属板162に互に異なった
電位を与え、この金属板間の静電容量を観測する。表示
板152が回転すると半円形金属板161と半円形金属
板162の交差面積が変化し、この両金属板間の静電容
量が変化するため、この変化量を静電容量計165で検
出してデジタル変換器166でデジタル信号に変換し車
両姿勢情報として用いればよい。
ば、RV車に適用されている傾斜計を応用して用い車両
姿勢情報を得ることができる。例えば、上述の傾斜計か
らは次のようにして電気信号を取り出すことができる。
RV車に用いられている傾斜計150は図15に示すよ
うになっており、車両の傾斜に従い車両151の描かれ
ている表示板152が回転する。そこで、この表示板1
52に図16の例に示すような半円形金属板161を取
り付け、更に表示板152の裏側にもう1つの半円形金
属板162を半円形金属板161と非接触で配置し、半
円形金属板161と半円形金属板162に互に異なった
電位を与え、この金属板間の静電容量を観測する。表示
板152が回転すると半円形金属板161と半円形金属
板162の交差面積が変化し、この両金属板間の静電容
量が変化するため、この変化量を静電容量計165で検
出してデジタル変換器166でデジタル信号に変換し車
両姿勢情報として用いればよい。
【0013】また、移動体用衛星追尾装置10は、アン
テナビームの走査する場合に所定の方向(走査可能な全
範囲)へアンテナビームを向ける場合の個々のアンテナ
エレメントに備えられている個々の移相器の位相量デー
タを属性に持つアンテナビームファイル(図8参照)
と、自車位置検出装置3からの緯度情報と車両が水平で
ある場合の衛星存在仰角との対応データファイル(図9
参照)、及び迎角に対応させたアンテナビーム番号を属
性としてもつアンテナビーム走査ファイル(図10参
照)を有している。
テナビームの走査する場合に所定の方向(走査可能な全
範囲)へアンテナビームを向ける場合の個々のアンテナ
エレメントに備えられている個々の移相器の位相量デー
タを属性に持つアンテナビームファイル(図8参照)
と、自車位置検出装置3からの緯度情報と車両が水平で
ある場合の衛星存在仰角との対応データファイル(図9
参照)、及び迎角に対応させたアンテナビーム番号を属
性としてもつアンテナビーム走査ファイル(図10参
照)を有している。
【0014】なお、図8のアンテナビームファイルは移
相器として3ビットデジタル移相器を持つ19素子(エ
レメント)アレイアンテナの場合を例とするものであ
り、仰角と仰角毎の角方位角の組合せからなるアンテナ
ビーム方向,アンテナビーム方向毎に登録された#1〜
#19の19個の移相器の位相量,及びアンテナビーム
方向毎に対応するアンテナビーム番号を属性としてい
る。
相器として3ビットデジタル移相器を持つ19素子(エ
レメント)アレイアンテナの場合を例とするものであ
り、仰角と仰角毎の角方位角の組合せからなるアンテナ
ビーム方向,アンテナビーム方向毎に登録された#1〜
#19の19個の移相器の位相量,及びアンテナビーム
方向毎に対応するアンテナビーム番号を属性としてい
る。
【0015】また、アンテナビームを走査する場合、実
質的には個々のアンテナエレメントに備えられている移
相器の位相量を制御することになるので、アンテナ制御
部4はアンテナビーム走査ファイル(図10参照)か
ら、所望の方向にアンテナビームを向けるためにアンテ
ナビーム番号を求め、そのアンテナビーム番号を基にア
ンテナビームファイルを参照して各アンテナエレメント
の移相器の位相量を得て、移相器ドライバ2に当該アン
テナビーム番号位相量を与える。移相器ドライバ2はそ
のアンテナビーム番号に従って個々の移相器で位相量を
実現することによりアンテナビームを走査させる。
質的には個々のアンテナエレメントに備えられている移
相器の位相量を制御することになるので、アンテナ制御
部4はアンテナビーム走査ファイル(図10参照)か
ら、所望の方向にアンテナビームを向けるためにアンテ
ナビーム番号を求め、そのアンテナビーム番号を基にア
ンテナビームファイルを参照して各アンテナエレメント
の移相器の位相量を得て、移相器ドライバ2に当該アン
テナビーム番号位相量を与える。移相器ドライバ2はそ
のアンテナビーム番号に従って個々の移相器で位相量を
実現することによりアンテナビームを走査させる。
【0016】<移動体用衛星追尾装置10の動作>図3
は電源投入時若しくは通信衛星を見失った場合の移動体
用衛星追尾装置10の基本的動作を示すフローチャート
である。以下、通信衛星がBS(放送衛星)である場合
を例として、図3に基づいて移動体用衛星追尾装置10
の動作について述べる。
は電源投入時若しくは通信衛星を見失った場合の移動体
用衛星追尾装置10の基本的動作を示すフローチャート
である。以下、通信衛星がBS(放送衛星)である場合
を例として、図3に基づいて移動体用衛星追尾装置10
の動作について述べる。
【0017】ステップS1では、上述したGSP等の自
車位置検出装置3から自車位置の緯度情報を得る。ま
た、ステップS2で車両方向検出装置6から方位角情報
を、車両姿勢検出装置5から自車両姿勢情報を得る。例
えば、前述の例で傾斜計を車両位置検出装置5として用
いる場合は、傾斜計に付加した可変容量器の静電容量を
観測し、この変化量を静電容量計165で検出してデジ
タル変換器166でデジタル信号に変換し車両姿勢情報
を得て、ステップS3に移行する。
車位置検出装置3から自車位置の緯度情報を得る。ま
た、ステップS2で車両方向検出装置6から方位角情報
を、車両姿勢検出装置5から自車両姿勢情報を得る。例
えば、前述の例で傾斜計を車両位置検出装置5として用
いる場合は、傾斜計に付加した可変容量器の静電容量を
観測し、この変化量を静電容量計165で検出してデジ
タル変換器166でデジタル信号に変換し車両姿勢情報
を得て、ステップS3に移行する。
【0018】ステップS3で、アンテナ制御部4は自車
の緯度情報を車両姿勢情報から求められる傾斜角で補正
し、補正後の緯度情報により対応データファイルを参照
し対応データファイルから自車基準面から見た衛星存在
仰角、すなわち、走査仰角範囲の中心を求め、ステップ
S4に移行する。
の緯度情報を車両姿勢情報から求められる傾斜角で補正
し、補正後の緯度情報により対応データファイルを参照
し対応データファイルから自車基準面から見た衛星存在
仰角、すなわち、走査仰角範囲の中心を求め、ステップ
S4に移行する。
【0019】ステップS4で、アンテナ制御部4は衛星
存在仰角を中心とする所定幅の仰角範囲を走査範囲とし
走査迎角範囲を決定し、また、ステップS2で求めた方
位角情報から方位角を求めその方位角を中心とする所定
幅の走査方位角範囲を決定し、走査仰角範囲と走査方位
各範囲により限定されるアンテナビーム走査範囲を決定
し、ステップS5に移行する。
存在仰角を中心とする所定幅の仰角範囲を走査範囲とし
走査迎角範囲を決定し、また、ステップS2で求めた方
位角情報から方位角を求めその方位角を中心とする所定
幅の走査方位角範囲を決定し、走査仰角範囲と走査方位
各範囲により限定されるアンテナビーム走査範囲を決定
し、ステップS5に移行する。
【0020】ステップS5で、アンテナ制御部4はアン
テナビーム走査ファイルを参照しその走査仰角範囲内の
アンテナビーム仰角に対応するアンテナビーム番号及び
アンテナビーム走査番号を求める。ステップS6では、
ステップS5で得たアンテナビーム走査番号に基づいて
アンテナビームファイルを参照して各アンテナエレメン
トの移相器の位相量を得て、移相器ドライバ2に当該ア
ンテナビーム番号及び求めた位相量を与え、ステップS
7のアンテナビームの走査に移行する。
テナビーム走査ファイルを参照しその走査仰角範囲内の
アンテナビーム仰角に対応するアンテナビーム番号及び
アンテナビーム走査番号を求める。ステップS6では、
ステップS5で得たアンテナビーム走査番号に基づいて
アンテナビームファイルを参照して各アンテナエレメン
トの移相器の位相量を得て、移相器ドライバ2に当該ア
ンテナビーム番号及び求めた位相量を与え、ステップS
7のアンテナビームの走査に移行する。
【0021】ここで、上記ステップS1〜S6のアンテ
ナビーム走査範囲限定動作の具体例を、走査仰角範囲制
限の例を示した図11で、移動体が北海道の札幌市にあ
る場合を例として、説明する。札幌市での車両姿勢が方
位角約221. 7゜ を向き、2゜前傾しているとする
と、移動体用衛星追尾装置10の自車位置検出装置3に
より緯度約43゜03´、経度141゜21´として自
車位置情報が得られ、車両方向検出装置6からの方位角
情報から方位角約221. 7゜が、車両姿勢検出装置5
より2゜の前傾情報が得られる(ステップS1,S
2)。
ナビーム走査範囲限定動作の具体例を、走査仰角範囲制
限の例を示した図11で、移動体が北海道の札幌市にあ
る場合を例として、説明する。札幌市での車両姿勢が方
位角約221. 7゜ を向き、2゜前傾しているとする
と、移動体用衛星追尾装置10の自車位置検出装置3に
より緯度約43゜03´、経度141゜21´として自
車位置情報が得られ、車両方向検出装置6からの方位角
情報から方位角約221. 7゜が、車両姿勢検出装置5
より2゜の前傾情報が得られる(ステップS1,S
2)。
【0022】この場合、図9の対応データファイルから
自車基準面(水平面)から見た衛星存在迎角は約33゜
( =31. 2゜+2゜)となるので、この迎角を中心
として迎角方向の走査範囲(走査仰角範囲)を決定す
る。また、走査範囲の幅として、図11の例では、日本
の道路のほぼ最大登坂角度と考えられる登坂角度6゜
と、ほぼ最大車両姿勢角度と考えられる車両姿勢角度6
゜を考慮し±12゜と設定しているので、これにより仰
角走査範囲21゜〜45゜を得る。
自車基準面(水平面)から見た衛星存在迎角は約33゜
( =31. 2゜+2゜)となるので、この迎角を中心
として迎角方向の走査範囲(走査仰角範囲)を決定す
る。また、走査範囲の幅として、図11の例では、日本
の道路のほぼ最大登坂角度と考えられる登坂角度6゜
と、ほぼ最大車両姿勢角度と考えられる車両姿勢角度6
゜を考慮し±12゜と設定しているので、これにより仰
角走査範囲21゜〜45゜を得る。
【0023】更に、方位角を中心に方位角方向の走査範
囲(走査方位角範囲)を決定し、アンテナビーム走査範
囲を限定する。
囲(走査方位角範囲)を決定し、アンテナビーム走査範
囲を限定する。
【0024】次に、衛星存在迎角21゜〜45゜に対応
するアンテナビーム走査番号及びアンテナビーム番号を
アンテナビーム走査ファイル(図10)から得るととも
に、アンテナビーム番号を基にアンテナビームファイル
(図8)を参照し移相器の位相量を得て、移相器2に衛
星捕捉のために必要なアンテナビーム走査番号及び移相
器の位相量を与える(ステップS3〜S6)。
するアンテナビーム走査番号及びアンテナビーム番号を
アンテナビーム走査ファイル(図10)から得るととも
に、アンテナビーム番号を基にアンテナビームファイル
(図8)を参照し移相器の位相量を得て、移相器2に衛
星捕捉のために必要なアンテナビーム走査番号及び移相
器の位相量を与える(ステップS3〜S6)。
【0025】ステップS7で、移相器ドライバ2はその
アンテナビーム番号に従って個々の移相器で位相量を実
現することによりアンテナビームを走査させ、ステップ
S8に移行する。
アンテナビーム番号に従って個々の移相器で位相量を実
現することによりアンテナビームを走査させ、ステップ
S8に移行する。
【0026】ステップS8で、アンテナ制御部4が受信
レベルによるスキャニング領域(衛星存在領域)の決定
及びスキャニング開始座標の指定を行ないステップS9
のアンテナビーム収束処理に移行する。図4にアンテナ
制御部4による受信レベルによるスキャニング領域の決
定処理動作の詳細フローチャートを示す(後述)。
レベルによるスキャニング領域(衛星存在領域)の決定
及びスキャニング開始座標の指定を行ないステップS9
のアンテナビーム収束処理に移行する。図4にアンテナ
制御部4による受信レベルによるスキャニング領域の決
定処理動作の詳細フローチャートを示す(後述)。
【0027】ステップS9では、制御部4が決定された
スキャニング領域及びスキャニング開始座標(図6,7
参照)によりアンテナビームを衛星存在方向に収束させ
るアンテナビーム収束処理を行い、通信衛星を捕捉す
る。図5にアンテナ制御部4によるアンテナビーム収束
処理動作の詳細フローチャートを示す。
スキャニング領域及びスキャニング開始座標(図6,7
参照)によりアンテナビームを衛星存在方向に収束させ
るアンテナビーム収束処理を行い、通信衛星を捕捉す
る。図5にアンテナ制御部4によるアンテナビーム収束
処理動作の詳細フローチャートを示す。
【0028】<スキャニング領域の決定処理動作(図
4)>図6はスキャニング領域及びスキャニング開始座
標の説明図である。図6では縦軸方向に指定仰角範囲
(A〜J)が、横軸方向に指定方位角範囲(1〜10)
で囲まれた限定されたアンテナビーム走査範囲が示され
ている。なお、図6で指定仰角と指定方位角の交点61
の数値は受信レベルを示し、右側部の円で囲まれた各数
値は各迎角方向毎の受信レベル加算値を、下部の円で囲
まれた各数値は各方位角方向毎の受信レベル加算値を示
している。
4)>図6はスキャニング領域及びスキャニング開始座
標の説明図である。図6では縦軸方向に指定仰角範囲
(A〜J)が、横軸方向に指定方位角範囲(1〜10)
で囲まれた限定されたアンテナビーム走査範囲が示され
ている。なお、図6で指定仰角と指定方位角の交点61
の数値は受信レベルを示し、右側部の円で囲まれた各数
値は各迎角方向毎の受信レベル加算値を、下部の円で囲
まれた各数値は各方位角方向毎の受信レベル加算値を示
している。
【0029】図4のステップS81ではスキャニング領
域を決定するためのアンテナビーム走査開始仰角A(図
6参照)を指定する。次に、ステップS82で仰角を一
定としたまま指定方位角範囲を基準ステップ幅でスイー
プして方位角方向における受信レベルを得てそれぞれ記
憶し、ステップS83に移行する。
域を決定するためのアンテナビーム走査開始仰角A(図
6参照)を指定する。次に、ステップS82で仰角を一
定としたまま指定方位角範囲を基準ステップ幅でスイー
プして方位角方向における受信レベルを得てそれぞれ記
憶し、ステップS83に移行する。
【0030】ステップS83で指定仰角範囲について受
信レベルを全て得たかを調べ、全ての指定仰角について
受信レベルを得た場合はステップS85に移行し、そう
でない場合はステップS84で次の仰角を指定してステ
ップS82に戻る。
信レベルを全て得たかを調べ、全ての指定仰角について
受信レベルを得た場合はステップS85に移行し、そう
でない場合はステップS84で次の仰角を指定してステ
ップS82に戻る。
【0031】ステップS85で仰角別に指定方位角範囲
の受信レベル値を加算し各仰角方向の受信レベル加算値
を求める。次に、ステップS86で受信レベルの加算結
果が1番大きい仰角と2番目に大きい仰角を求め、ステ
ップS87に移行する。図6の例では迎角方向毎の受信
レベル加算値のうち1番と2番の大きさの’31’と’
25’に対応する迎角(DとE)が得られる。
の受信レベル値を加算し各仰角方向の受信レベル加算値
を求める。次に、ステップS86で受信レベルの加算結
果が1番大きい仰角と2番目に大きい仰角を求め、ステ
ップS87に移行する。図6の例では迎角方向毎の受信
レベル加算値のうち1番と2番の大きさの’31’と’
25’に対応する迎角(DとE)が得られる。
【0032】ステップS87で方位角別に指定仰角範囲
の受信レベル値を加算し各方位角方向毎の受信レベル加
算値を求める。次に、ステップS88で受信レベルの加
算結果が1番大きい方位角と2番目に大きい方位角を求
め、ステップS89に移行する。図6の例では方位角方
向毎の受信レベル加算値のうち1番と2番の大きさの’
33’と’26’に対応する方位角(5と4)が得られ
る。
の受信レベル値を加算し各方位角方向毎の受信レベル加
算値を求める。次に、ステップS88で受信レベルの加
算結果が1番大きい方位角と2番目に大きい方位角を求
め、ステップS89に移行する。図6の例では方位角方
向毎の受信レベル加算値のうち1番と2番の大きさの’
33’と’26’に対応する方位角(5と4)が得られ
る。
【0033】ステップS89ではステップS86で得た
2つの仰角とステップS88で得た2つの方位角のなす
4点で囲まれたスキャニング領域62を決定すると共に
スキャニング開始座標63を指定する。図6の例では、
スキャニング領域として2つの仰角と2つの方位角のな
す4点(4ー5ーD−E)で囲まれたスキャニング領域
(斜線部分)62が得られ、受信レベルが最も高い仰角
(D)と方位角(5)の交点63をスキャニング開始座
標aとする。
2つの仰角とステップS88で得た2つの方位角のなす
4点で囲まれたスキャニング領域62を決定すると共に
スキャニング開始座標63を指定する。図6の例では、
スキャニング領域として2つの仰角と2つの方位角のな
す4点(4ー5ーD−E)で囲まれたスキャニング領域
(斜線部分)62が得られ、受信レベルが最も高い仰角
(D)と方位角(5)の交点63をスキャニング開始座
標aとする。
【0034】<アンテナビーム収束処理動作(図5)>
図7はスキャニング領域内におけるスキャニング収束方
法の説明図であり、スキャニング開始座標aをスタート
として , , ,・・という順路を辿って渦巻き状に
衛星存在方向にスキャニングを収束させる。以下の説明
ではスキャニング領域(4ー5ーDーE)に衛星が存在
するものとして図7を例として説明する。
図7はスキャニング領域内におけるスキャニング収束方
法の説明図であり、スキャニング開始座標aをスタート
として , , ,・・という順路を辿って渦巻き状に
衛星存在方向にスキャニングを収束させる。以下の説明
ではスキャニング領域(4ー5ーDーE)に衛星が存在
するものとして図7を例として説明する。
【0035】図5のステップS91でスキャニングステ
ップ幅Wを決定(W=基準ステップ/n)し、ステップ
S92に移行し(図11の例はn=5の場合である)、
ステップS92で方位角4側にスキャンし、ステップS
93に移行する。
ップ幅Wを決定(W=基準ステップ/n)し、ステップ
S92に移行し(図11の例はn=5の場合である)、
ステップS92で方位角4側にスキャンし、ステップS
93に移行する。
【0036】ステップS93では受信レベルを調べ、受
信レベルが下がっていない場合はステップS92に戻り
受信レベルが下がるまでステップS92,S93を繰返
す。受信レベルが下がった場合はステップS94でカウ
ンタiに1を加え4で割り、その整数剰余Zを求めステ
ップS95に移行する(即ち、受信レベルの下がる回数
1,2,3,4,5,6,7,・・・毎に4で割るか
ら、剰余Zは1,2,3,0,1(5/4=1余り1で
あるから),2,・・・となる)。
信レベルが下がっていない場合はステップS92に戻り
受信レベルが下がるまでステップS92,S93を繰返
す。受信レベルが下がった場合はステップS94でカウ
ンタiに1を加え4で割り、その整数剰余Zを求めステ
ップS95に移行する(即ち、受信レベルの下がる回数
1,2,3,4,5,6,7,・・・毎に4で割るか
ら、剰余Zは1,2,3,0,1(5/4=1余り1で
あるから),2,・・・となる)。
【0037】ステップ95ではZの値により4種類の処
理(4方向のうちの何れかへのスキャニング方向の切
換)を行ない、ステップS95に移行する。ステップS
95でZ=1のとき(ステップS95ー1)はスキャニ
ングステップ幅Wを1/2としてから仰角E側にスキャ
ンし、受信レベルを調べ、受信レベルが下がっていない
場合は受信レベルが下がるまで仰角E側へのスキャンを
繰返し、Z=2のとき(ステップS95ー2)は方位角
5側にスキャンし、受信レベルを調べ、受信レベルが下
がっていない場合は受信レベルが下がるまで方位角5側
へのスキャンを繰返し、Z=3のとき(ステップS95
ー3)は仰角D側にスキャンし、受信レベルを調べ、受
信レベルが下がっていない場合は受信レベルが下がるま
で仰角D側へのスキャンを繰返し、Z=0のとき(ステ
ップS95ー4)は方位角4側にスキャンし、受信レベ
ルを調べ、受信レベルが下がっていない場合は受信レベ
ルが下がるまで方位角4側へのスキャンを繰返す。ステ
ップS95では、上述したスキャン方向の切換えにより
スキャン方向がE−5−D−4の順に90°切換えら
れ、仰角E側に方向転換する毎にスキャニングステップ
幅Wを1/2としているので、E−5−D−4ので方向
の切換えが一巡する毎にスキャニングステップ幅Wが1
/2ずつ狭くなり、図11に示すようにスキャニングが
衛星存在方向に向って収束するが、このようなスキャニ
ングの収束をスキャニングステップ幅Wが走査分解能を
超えない限度で繰返し、走査分解能を超えた時点でスキ
ャニングを終了させるため、ステップS96でスキャニ
ングステップ幅Wと走査分解能の比較を行い、スキャニ
ングステップ幅W<走査分解能の場合はスキャニングを
終了し、スキャニングステップ幅W≧走査分解能の場合
はステップS94に戻ってスキャニングを繰返す。
理(4方向のうちの何れかへのスキャニング方向の切
換)を行ない、ステップS95に移行する。ステップS
95でZ=1のとき(ステップS95ー1)はスキャニ
ングステップ幅Wを1/2としてから仰角E側にスキャ
ンし、受信レベルを調べ、受信レベルが下がっていない
場合は受信レベルが下がるまで仰角E側へのスキャンを
繰返し、Z=2のとき(ステップS95ー2)は方位角
5側にスキャンし、受信レベルを調べ、受信レベルが下
がっていない場合は受信レベルが下がるまで方位角5側
へのスキャンを繰返し、Z=3のとき(ステップS95
ー3)は仰角D側にスキャンし、受信レベルを調べ、受
信レベルが下がっていない場合は受信レベルが下がるま
で仰角D側へのスキャンを繰返し、Z=0のとき(ステ
ップS95ー4)は方位角4側にスキャンし、受信レベ
ルを調べ、受信レベルが下がっていない場合は受信レベ
ルが下がるまで方位角4側へのスキャンを繰返す。ステ
ップS95では、上述したスキャン方向の切換えにより
スキャン方向がE−5−D−4の順に90°切換えら
れ、仰角E側に方向転換する毎にスキャニングステップ
幅Wを1/2としているので、E−5−D−4ので方向
の切換えが一巡する毎にスキャニングステップ幅Wが1
/2ずつ狭くなり、図11に示すようにスキャニングが
衛星存在方向に向って収束するが、このようなスキャニ
ングの収束をスキャニングステップ幅Wが走査分解能を
超えない限度で繰返し、走査分解能を超えた時点でスキ
ャニングを終了させるため、ステップS96でスキャニ
ングステップ幅Wと走査分解能の比較を行い、スキャニ
ングステップ幅W<走査分解能の場合はスキャニングを
終了し、スキャニングステップ幅W≧走査分解能の場合
はステップS94に戻ってスキャニングを繰返す。
【0038】なお、スキャン方向の切換えは一定方向で
あればよく、実施例では正の方向(時計方向)である
が、負の方向(反時計方向)にスキャン方向を切換える
ものとしてもよい。
あればよく、実施例では正の方向(時計方向)である
が、負の方向(反時計方向)にスキャン方向を切換える
ものとしてもよい。
【0039】上述したように、本発明では、限定したア
ンテナビーム走査範囲を更にスキャニング領域として2
つの仰角と2つの方位角のなす4点囲まれた受信レベル
の高いスキャニング領域として狭い範囲として限定して
いるので、スキャニングの収束を短時間で行い得る。
ンテナビーム走査範囲を更にスキャニング領域として2
つの仰角と2つの方位角のなす4点囲まれた受信レベル
の高いスキャニング領域として狭い範囲として限定して
いるので、スキャニングの収束を短時間で行い得る。
【0040】<実施例2>図12は本発明に基づく移動
体用衛星追尾装置の他の実施例の構成を示すブロック図
であり、11は仰角方向制御用アンテナ駆動モータ、1
2は方位制御用アンテナ駆動モータ、13はモータ制御
部である。なお、仰角方向制御用アンテナ駆動モータ1
1及び方位角制御用アンテナ駆動モータ12としてはス
テッピングモータを用いている。
体用衛星追尾装置の他の実施例の構成を示すブロック図
であり、11は仰角方向制御用アンテナ駆動モータ、1
2は方位制御用アンテナ駆動モータ、13はモータ制御
部である。なお、仰角方向制御用アンテナ駆動モータ1
1及び方位角制御用アンテナ駆動モータ12としてはス
テッピングモータを用いている。
【0041】実施例1で述べたアンテナビーム走査範囲
の限定による通信衛星の捕捉方式は図2に示したような
デジタル移相器等を備えた電子追尾式アンテナ装置だけ
でなく、図12に示すような機械的なアンテナ自体をス
テッピングモータ等で変化させアンテナビーム走査を行
う追尾式のアンテナ装置についても適用可能である。
の限定による通信衛星の捕捉方式は図2に示したような
デジタル移相器等を備えた電子追尾式アンテナ装置だけ
でなく、図12に示すような機械的なアンテナ自体をス
テッピングモータ等で変化させアンテナビーム走査を行
う追尾式のアンテナ装置についても適用可能である。
【0042】この場合には図12中の仰角及び方位角制
御のためのステッピングモータ11,12の駆動範囲を
実施例1で述べたような要領で制御すれば実施例1の場
合と同様に走査範囲を限定したアンテナビーム走査によ
り効率に通信衛星の捕捉を行うことができる。
御のためのステッピングモータ11,12の駆動範囲を
実施例1で述べたような要領で制御すれば実施例1の場
合と同様に走査範囲を限定したアンテナビーム走査によ
り効率に通信衛星の捕捉を行うことができる。
【0043】具体的には電子追尾式アンテナ装置の移相
器ドライバに相当する制御部としてモータ制御部13を
備え、図8のアンテナビームファイルにおいてアンテナ
ビームの属性として管理されている移相器の位相量デー
タを図13のアンテナビームファイルに示すようにステ
ッピングモータ11,12の駆動ステップ数(仰角方向
制御モータ及び方位角制御用モータの駆動ステップ)と
して登録しておけばよい。
器ドライバに相当する制御部としてモータ制御部13を
備え、図8のアンテナビームファイルにおいてアンテナ
ビームの属性として管理されている移相器の位相量デー
タを図13のアンテナビームファイルに示すようにステ
ッピングモータ11,12の駆動ステップ数(仰角方向
制御モータ及び方位角制御用モータの駆動ステップ)と
して登録しておけばよい。
【0044】<実施例3>実施例1,2のように直接自
動車位置検出装置による緯度情報を用いる他、第3の実
施例として次に述べる方法により衛星存在仰角情報を得
て、アンテナビーム走査範囲を限定して通信衛星を補足
することもできる。
動車位置検出装置による緯度情報を用いる他、第3の実
施例として次に述べる方法により衛星存在仰角情報を得
て、アンテナビーム走査範囲を限定して通信衛星を補足
することもできる。
【0045】図14はナビゲーションシステムの地図デ
ータベース構造の説明図であり、図14(a)は(北海
道を例とする)地図とエリアにおける仰角データ、ノー
ド等の関係を示し、図14(b)はノードファイル、図
14(c)はリンクファイルを示す。
ータベース構造の説明図であり、図14(a)は(北海
道を例とする)地図とエリアにおける仰角データ、ノー
ド等の関係を示し、図14(b)はノードファイル、図
14(c)はリンクファイルを示す。
【0046】ナビゲーションシステムの地図データベー
ス構造は図14のように、大別するとノードファイル
(ノードの管理ファイル)とリンクファイル(リンクの
管理ファイル)からなっており、各ノード、リンクには
番号が付けられているので各ノード、リンクに図14
(b),(c)に示すように仰角情報(仰角データ)を
持たせることができる。
ス構造は図14のように、大別するとノードファイル
(ノードの管理ファイル)とリンクファイル(リンクの
管理ファイル)からなっており、各ノード、リンクには
番号が付けられているので各ノード、リンクに図14
(b),(c)に示すように仰角情報(仰角データ)を
持たせることができる。
【0047】従って、自車位置がデータとして検出でき
ない場合等においては、現在自車が(マップマッチング
技術等により)地図データベース上のどの位置に存在し
ているのかが分かれば衛星存在仰角情報を得ることがで
きる。
ない場合等においては、現在自車が(マップマッチング
技術等により)地図データベース上のどの位置に存在し
ているのかが分かれば衛星存在仰角情報を得ることがで
きる。
【0048】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の
変形実施が可能であることはいうまでもない。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の
変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
衛星追尾装置の構成を自車位置の緯度情報を用いて衛星
捕捉のための仰角方向に関するアンテナビーム走査範囲
を限定し得る構成とし、更にスキャニング領域として2
つの仰角と2つの方位角のなす4点囲まれた受信レベル
の高いスキャニング領域として狭い範囲として限定して
いるので、スキャニングの収束を短時間で行うことがで
き、電源投入時や何等かの原因で衛星を見失った際の衛
星捕捉時間を短縮できる。
衛星追尾装置の構成を自車位置の緯度情報を用いて衛星
捕捉のための仰角方向に関するアンテナビーム走査範囲
を限定し得る構成とし、更にスキャニング領域として2
つの仰角と2つの方位角のなす4点囲まれた受信レベル
の高いスキャニング領域として狭い範囲として限定して
いるので、スキャニングの収束を短時間で行うことがで
き、電源投入時や何等かの原因で衛星を見失った際の衛
星捕捉時間を短縮できる。
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】本発明に基づく移動体用衛星追尾装置の一実施
例の構成を示すブロック図である。
例の構成を示すブロック図である。
【図3】電源投入時若しくは通信衛星を見失った場合の
移動体用衛星追尾装置の基本的動作を示すフローチャー
トである。
移動体用衛星追尾装置の基本的動作を示すフローチャー
トである。
【図4】受信レベルによるスキャニング領域の決定処理
動作の詳細フローチャートである。
動作の詳細フローチャートである。
【図5】アンテナビーム収束処理動作の詳細フローチャ
ートである。
ートである。
【図6】スキャニング領域及びスキャニング開始座標の
説明図である。
説明図である。
【図7】スキャニング領域内におけるスキャニング収束
方法の説明図である。
方法の説明図である。
【図8】移動体用衛星追尾装置のアンテナビームファイ
ルの一例である。
ルの一例である。
【図9】移動体用衛星追尾装置の対応データファイルの
一例である。
一例である。
【図10】移動体用衛星追尾装置のアンテナビーム走査
ファイルの一例である。
ファイルの一例である。
【図11】走査仰角範囲制限の例を示す図である。
【図12】本発明に基づく移動体用衛星追尾装置の他の
実施例の構成を示すブロック図である。
実施例の構成を示すブロック図である。
【図13】図12の移動体用衛星追尾装置のアンテナビ
ームファイルの一例である。
ームファイルの一例である。
【図14】地図データベースの構成の説明図である。
【図15】傾斜計の例である。
【図16】傾斜計を応用した場合の車両検出装置の一例
である。
である。
101 走査範囲限定手段 102 受信レベル測定手段 103 仰角方向レベル加算手段 104 方位角方向レベル加算手段 105 走査領域決定手段 106 走査開始点決定手段 107 受信レベル検出手段 108 走査方向変更手段
Claims (1)
- 【請求項1】 通信衛星を捕捉するためのアンテナビー
ムの走査範囲を移動体の現在位置情報,傾き情報,及び
方位角情報に基づいて限定する走査範囲限定手段と、 前記限定された走査範囲内で、所定幅刻みに走査を行い
仰角方向及び方位角方向の前記通信衛星からの電波受信
レベルを測定し記憶する受信レベル測定手段と、 前記記憶された各受信レベルのうち、仰角方向毎の受信
レベルを加算する仰角方向レベル加算手段と、 前記記憶された各受信レベルのうち、方位角方向毎の受
信レベルを加算する方位角方向レベル加算手段と、 前記仰角方向毎の受信レベルの加算値のうち最大レベル
値の第1の仰角と最大レベル値の次の大きさのレベル値
の第2の仰角と、前記方位角方向毎の受信レベルの加算
値のうち最大レベル値の第1の方位角と最大レベル値の
次の大きさのレベル値の第2の方位角とを得て走査領域
を決定する走査領域決定手段と、 前記第1の仰角と第1の方位角とから走査領域の走査開
始点を決定する走査開始点決定手段と、 前記走査開始点から走査領域内で所定方向に走査を行い
ながら前記通信衛星からの電波受信レベルを検出する受
信レベル検出手段と、 上記受信レベルが低下する毎に、前記走査領域平面内
で、常に一定の方向に走査方向を変更する走査方向変更
手段と、 を有することを特徴とする移動体用衛星追尾装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35403693A JPH07202545A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 移動体用衛星追尾装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35403693A JPH07202545A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 移動体用衛星追尾装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07202545A true JPH07202545A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18434889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35403693A Pending JPH07202545A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 移動体用衛星追尾装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07202545A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11142496A (ja) * | 1997-11-06 | 1999-05-28 | Mitsubishi Electric Corp | 衛星電波監視装置 |
| JPH11326477A (ja) * | 1998-05-12 | 1999-11-26 | Mitsubishi Electric Corp | アンテナ制御装置及びアンテナ制御方法 |
| JP2006279881A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Tokai Rika Co Ltd | 自動車用アンテナ |
| CN100413146C (zh) * | 2004-12-14 | 2008-08-20 | 庞江帆 | 信号电平检测动态跟踪卫星天线 |
| JP2008211358A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 無線装置およびアンテナ方位調整方法 |
| JP2019007874A (ja) * | 2017-06-27 | 2019-01-17 | 株式会社東芝 | 衛星捕捉装置および衛星捕捉方法 |
| CN116627149A (zh) * | 2023-03-23 | 2023-08-22 | 航天科工海鹰集团有限公司 | 一种对星跟踪方法 |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP35403693A patent/JPH07202545A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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