JPH07203100A - マルチメディア・ファクシミリ - Google Patents

マルチメディア・ファクシミリ

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Publication number
JPH07203100A
JPH07203100A JP6011317A JP1131794A JPH07203100A JP H07203100 A JPH07203100 A JP H07203100A JP 6011317 A JP6011317 A JP 6011317A JP 1131794 A JP1131794 A JP 1131794A JP H07203100 A JPH07203100 A JP H07203100A
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JP
Japan
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image
data
voice
multimedia
facsimile
Prior art date
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Pending
Application number
JP6011317A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumio Ogawara
澄夫 小川原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6011317A priority Critical patent/JPH07203100A/ja
Publication of JPH07203100A publication Critical patent/JPH07203100A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数の表現メディアの情報を一元的に扱うこ
とができるマルチメディア・ファクシミリを提供する。 【構成】 静止画、文字、図形または動画を入出力する
ラスタ画像入出力手段20と、ラスタ画像データを蓄積す
るラスタ画像記憶手段21と、符号化または復号化を行な
う画像処理手段22と、符号化されたデータを蓄積する符
号データ・メモリと24、符号データ・メモリと相手先と
を接続して符号化データの転送を行なう通信手段25と、
これら各部の動作を総合的に制御する制御手段23とを設
け、静止画、音声、動画等の各入出力手段を通じて得た
情報から、静止画等から成る文書と、音声または動画と
を組合せた複合文書を生成して、符号データ・メモリに
蓄積されデータベースとして保管される。文書のページ
やブロックに動画や音声が関連付けられ、再生時には、
文書のプリントに合わせて、動画が表示され、スピーカ
から音声が流れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチメディア対応の
多機能複合型ファクシミリに関し、特に、静止画、文字
または図形で構成される文書と動画または音声とを複合
化して複合文書を作成し、各種の通信メディアを通じて
送信すると共に、受信した複合文書を再生できるように
構成したものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電話機は、最も簡便な音声による
情報通信手段として、網の整備充実と共に広く普及し、
この電話回線を利用するG3FAXも、高度な静止画像
を容易に扱える端末として、CCITTでの標準化を契
機に、全世界に急速に広まっている。
【0003】また、ワーク・ステーステーション(W
S)、パーソナル・コンピュータ(PC)およびワード
・プロセッサ(WP)も、文字と図形とを用いるDTP
(desktop publishing)、CAD(computer aided desi
gn)あるいはCASE(computer aided software engin
ering)の分野における文書処理への活用を中心に普及
してきた。一方では動画と音声によるTV会議システム
も、衛星通信やISDNの整備およびCCITTとIS
Oとの合同による画像の圧縮符号化方式に関する標準化
の進展と共に実用化が進んでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の構成で
は、静止画を扱うFAX、音声を受け持つ電話機、文字
と図形とを処理するWS、PCまたはWP、それに動画
と音声とを対象とするTV会議システム、というよう
に、表現メディアごとにそれぞれ専用の端末またはシス
テムが存在しているため、静止画、文字、図形、音声ま
たは動画の各情報を一元的に変換処理したり、一つの表
現メディアの情報を他のメディアで再利用したりするこ
とが困難である。
【0005】もし、それを実現しようとすると、複数の
表現メディアの端末またはシステムを互いに連動させる
ためのハードウエアとソフトウエアの改造とが必要とな
り、また各機器を同じ場所に設置するための広い空間が
必要となる。しかも、単に機器を結び付けただけでは操
作性が悪く、また、各所に同じ資源が重複して存在する
ことになるのでコストの増大も免れない。
【0006】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、複数の通信メディアを通じて多様な情報
交換を行なうことができるマルチメディア・ファクシミ
リを提供することを目的としている。
【0007】また、複数の表現メディアの情報を一元的
に扱うことができるマルチメディア・ファクシミリを提
供することを目的としている。
【0008】また、静止画、文字または図形から成る文
書に音声や動画を組合せることにより、人間の視覚と聴
覚とに訴えることができる情報量の豊かな、多面性を有
する情報を形成し、伝送し、再生することができるマル
チメディア・ファクシミリを提供することを目的として
いる。
【0009】さらに、蓄積メディアや通信メディア等の
資源の利用効率を高めることによって、装置を小型化
し、製造コストを引下げることができるマルチメディア
・ファクシミリを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、複
数の機能を実行するマルチメディア・ファクシミリにお
いて、静止画、文字、図形または動画を入出力するラス
タ画像入出力手段と、ラスタ画像データを蓄積するラス
タ画像記憶手段と、ラスタ画像データの符号化または復
号化を行なう画像処理手段と、符号化されたデータを蓄
積する符号データ・メモリと、符号データ・メモリと相
手先とを接続して符号化されたデータの転送を行なう通
信手段と、これら各部の動作を総合的に制御する制御手
段とを設けている。
【0011】また、さらに音声を入出力する音声入出力
手段と、音声信号の符号化または復号化を行なう音声処
理手段とを設けている。
【0012】また、制御手段が、画像処理手段または音
声処理手段により符号化された動画または音声に関する
符号化データと、画像処理手段により符号化された静止
画、文字または図形に関する符号化データとを互いに関
連付けて符号データ・メモリに蓄積するように構成して
いる。
【0013】また、ラスタ画像記憶手段を、ラスタ画像
データを1画素単位で蓄積するビットマップ画像メモリ
で構成している。
【0014】また、画像処理手段が、ラスタ画像データ
の圧縮または伸張を行なう「画像コーデック手段」、文
字または記号認識によるコード・データへの符号化また
はコード・データから文字または記号への復号化を行な
う「認識処理手段」、または符号化データからラスタ画
像データへの描画処理、データの移動合成または座標変
換を行なう「RIP(ラスタ・イメージ・プロセシン
グ)手段」の少なくとも1つを備えるように構成してい
る。
【0015】また、ラスタ画像入出力手段が、動画の入
出力手段として、CRTディスプレイおよびテレビ・カ
メラを備え、静止画、文字または図形の入出力手段とし
て、プリンタおよびスキャナを備えるように構成してい
る。
【0016】また、音声処理手段が、音声信号の圧縮ま
たは伸張を行なう「音声コーデック手段」、若しくは音
声認識による符号化または音声合成への復号化を行なう
「音声認識処理手段」の少なくとも1つを備えるように
構成している。
【0017】また、通信手段が、複数の通信チャネルを
備えるように構成している。
【0018】また、この通信チャネルとして、BUS、
LANおよびWANの少なくとも2以上を備えている。
【0019】また、制御手段は、静止画、文字または図
形に関する符号化データのブロックによりページ単位の
レイアウトを形成すると共に、動画または音声に関する
符号化データを前記ページまたはブロックに関連付ける
ように、各符号化データを蓄積する。
【0020】また、制御手段は、同一の音声に関する符
号化データを複数回にわたってページまたはブロックに
関連付ける。
【0021】また、制御手段は、画像処理手段、音声処
理手段、符号データ・メモリ、ラスタ画像記憶手段およ
び通信手段の各動作を時分割制御する。
【0022】また、制御手段は、送信相手先の受信能力
に合わせて、符号データ・メモリに蓄積された符号化デ
ータを画像処理手段による復号化を通じて変換させる。
【0023】また、画像処理手段をLSIで形成してい
る。
【0024】また、認識処理手段が認識したコード・デ
ータを、符号データ・メモリに蓄積された前記ページを
検索するためのキー・ワードとして符号データ・メモリ
に蓄積している。
【0025】また、音声認識処理手段が、音声認識に基
づいて音声信号を文字コードに符号化するように構成し
ている。
【0026】さらに、音声認識処理手段が、符号データ
・メモリに蓄積された文字コードを合成音声に復号する
ように構成している。
【0027】
【作用】そのため、本発明のマルチメディア・ファクシ
ミリは、他の端末から符号化データを受信すると、一
旦、符号データ・メモリに蓄積し、自宛先のデータは再
生し、また、他宛先のデータは、宛先に転送する。宛先
の端末がラスタ画像データの受信能力しか持たない場合
は、符号データ・メモリに蓄積した符号化データを復号
し、ラスタ画像データに変えて宛先に転送する。
【0028】また、本発明のマルチメディア・ファクシ
ミリは、静止画、文字、図形、音声、動画の各入出力手
段を通じて得た情報から、静止画、文字または図形から
成る文書と、音声または動画とを組合せた複合文書を生
成する。この複合文書のデータは、符号データ・メモリ
に蓄積され、他の端末に伝送され、データベースとして
保管され、必要に応じて再生される。この複合文書は、
文書のページやブロックに動画や音声が関連付けられて
おり、再生時には、文書のプリントに合わせて、ディス
プレイに動画が表示され、また、スピーカから音声が流
れる。
【0029】この文書のページやブロックの複数箇所に
同一の音声データを関連付けた場合には、文書の再生に
合わせて複数箇所で同じ音声が再生される。
【0030】また、音声認識処理手段を活用することに
より、符号データ・メモリに蓄積する文字コードを音声
入力することができ、また、蓄積された文書を音声合成
によって表示することができる。
【0031】また、複数の画像と音声の処理機能が並列
に動作するので、一つの装置で複数の表現メディアの変
換と再生の処理および複数の通信メディアを使った同時
通信を一元的に行なうことができる。
【0032】
【実施例】本発明の実施例におけるマルチメディア・フ
ァクシミリは、図2に示すように、装置1の本体を成す
制御部2が、静止画を入力するスキャナ3と、ハードコ
ピーを出力するプリンタ4と、動画を入力するTVカメ
ラ5と、動画を表示するHDTV表示装置6と、音声を
入力するマイク7と、音声を出力するスピーカ8と、フ
ァイル・サーバを構成する大容量記憶メディアのHDD
(磁気ディスク装置)/MOD(光・磁気ディスク装
置)9と、高速転送が可能なANSI規格のSCSI・
BUS11を介してマルチメディア・ファクシミリ1の操
作コンソールのWS/PC10とに接続している。
【0033】また、マルチメディア・ファクシミリ1
は、イーサネット/FDDI規格のLAN14経由で構内
にある複数のWS12とPC13とに接続し、また、PST
N(電話網)やISDN(統合ディジタルサービス網)
または専用線のWAN(広域網)15を経由して、遠隔地
のG3/4FAX16、WS/PC/WP17、電話機18、
または、実施例と同種のマルチメディア・ファクシミリ
19に接続している。
【0034】また、制御部2は、後述するように、画像
/音声入出力インターフェイス、画像/音声処理、通信
制御、ビットマップ画像メモリ、符号データ・メモリお
よびシステム制御の各部を備えている。
【0035】このマルチメディア・ファクシミリ1は、
次に示す機能を実現することができる。
【0036】第一に、この装置は、LAN14上のWS12
またはPC13で作成された、文字や図形を含み編集と書
式設定とが済んでいる文書データを、宛先情報と共にL
AN14経由で受信すると、それをHDD/MOD9に一
旦蓄積し、宛先が自装置の文書データを検索して、後述
する可視化処理を施して、プリンタ4からハードコピー
出力したり(プリント・サーバとしての機能)、HDD
/MOD9へ蓄積・保管する(ファイル・サーバとして
の機能)。また、宛先が他装置の文書データは、WAN
15経由でG3/4FAX16に送信したり(FAXサーバ
としての機能)、可視化処理を行なわずに、検索したま
まのデータをWS/PC/WP17へ送信する(ゲートウ
ェイとしての機能)。
【0037】第二に、この装置は、G3/4FAX16ま
たはWS/PC/WP17からWAN15経由で文書データ
を受信すると、それをHDD/MOD9に一旦蓄積し、
宛先情報が付加されているときは、宛先が自装置の場合
には、プリンタ4からハードコピー出力したり、HDT
V表示装置6で表示したり、SCSI・BUS11経由で
WS/PC10に転送してスクリーンに表示し、宛先が他
装置の場合には、LAN14経由でWS12またはPC13に
転送する。また、宛先情報が付加されていないときは、
HDD/MOD9に蓄積したデータを検索し、WS/P
C10でモニタして文書の取扱いを判断する。
【0038】第三に、この装置は、静止画、文字または
図形で構成される時間的に変動しない文書のデータと、
マイク7またはTVカメラ5から取込まれる時間的に変
動する音声または動画を符号化したデータとを相互に参
照できるようにデータ構造化して複合文書のデータを形
成し、これをWAN15を経由して他のマルチメディア・
ファクシミリ19に送信する(遠隔AV(オーディオ・ビ
ジュアル)会議としての機能)。
【0039】第四に、この装置は、静止画、文字または
図形と、動画または音声とで構成される前記複合文書を
保持・管理し、ストア・アンド・フォワード(蓄積交
換)によって同報、中継、掲示板または私書箱等のメー
リングを行ない、また、LANやWANを通じて利用可
能な、共有データ・ベースとしてのマルチメディア・フ
ァイル・システムを構成する。また、保持する複合文書
をディジタル・コピーすることもできる。
【0040】こうした機能を実現するマルチメディア・
ファクシミリ1は、図1に示すように、静止画、文字、
図形および動画を入出力する画像入出力デバイス20と、
1画素単位の画像情報を記録するビットマップ画像メモ
リ21と、静止画、文字、図形データおよび動画像データ
の処理を行なう画像処理部22と、複合文書のデータを格
納する符号データ・メモリ24と、音声を入出力する音声
入出力デバイス26と、音声信号の処理を行なう音声処理
部27と、BUSや回線を使用する通信の通信プロトコル
を制御する通信制御部25と、各ブロックの動作を制御す
るシステム制御部23とを備えている。
【0041】画像入出力デバイス20には、図2の静止
画、文字および図形の入出力を行なうスキャナ3および
プリンタ4と、動画の入出力を行なうTVカメラ5およ
びHDTV表示装置6とが含まれ、それぞれが複数有っ
てもよく、また、音声を入出力するだけのシステムで
は、TVカメラ5およびHDTV表示装置6が無くても
良い。
【0042】ビットマップ画像メモリ21は、画像入出力
デバイス20と画像処理部22とのデータ入出力速度を整合
するバッファ・メモリとしての役割と、画像処理部22が
幾何学変換やBITBLT(画像の切り出し・移動・合
成)等の作業を実行するときの画像データの作業エリア
としての役割とを果たしている。
【0043】画像処理部22は、二値、多値またはカラー
の静止画および動画の画像データを圧縮/伸張するコー
デックと、光学マーク読取(OMR)や光学文字読取
(OCR)で認識した文字や記号をコード化する認識符
号化処理と、文字や図形の描画、指定領域の塗潰し、拡
大・縮小・回転・傾斜のための座標変換、および切出し
た矩形領域の移動・合成等の作業を実行するRIP(ラ
スタ・イメージ・プロセシング)との3種類のデータ処
理を行なう部分によって構成される。
【0044】符号データ・メモリ24は、画像処理部22ま
たは音声処理部27と通信制御部25との間で転送される符
号化されたデータの速度整合を図る役割を果たすと共
に、静止画・文字・図形・動画・音声の各表現メディア
ごとに互いに参照できるようにデータ構造化された複合
文書を蓄積して、通信制御部25を経由してアクセスする
ネットワーク上のWS/PCのための共通のデータ・ベ
ースとしての役割を果たしている。さらに複合文書のフ
ァイルを、図2のHDD/MOD9と共働して、ICメ
モリと大容量記憶メディアである磁気ディスク・光磁気
ディスクとで階層的に保持・管理することにより、ファ
イリング・システムやメーリング・システムを構成する
ことができる。
【0045】音声入出力デバイス26には、図2のマイク
7およびスピーカ8が含まれ、音声処理部27は、音声入
出力デバイス26を通じて入出力する音声信号のμ/A則
やADPCMによるデータ処理、音楽CDのディジタル
・コーデック処理、および音声認識し、その結果を符号
化する認識符号化処理または逆に復号して音声合成によ
り音声を再生する処理を行なう。
【0046】通信制御部25は、マルチメディア・ファク
シミリが、SCSIに代表されるBUS、イーサネット
・FDDIによるLAN、または公衆網のPSTN/I
SDNによるWANのチャンネル46を介して、外部のタ
ーミナルWS/PC/FAXと通信する場合の通信プロ
トコルを制御する。
【0047】システム制御部23は、マイクロプロッセッ
サのプログラム制御の下に、これらの各部に対して、次
に示すような各種のコマンド41を発行し、各処理が並行
して実行されるように制御する。
【0048】画像処理部22に対して画像処理を行なわせ
るときは、システム制御部23は、図4に示す画像処理コ
マンド43を発行する。このコマンド43は、画像処理部22
と共にビットマップ画像メモリ21および符号データ・メ
モリ24にも送られる。これを受けた画像処理部22は、図
4のコマンドID#1の示す状態および処理モード指定
#2の示す内容の画像処理をパラメータ指定#3の指定
する対象に対して実行する。このとき、画像処理に用い
るデータを読出したり、画像処理結果を書込んだりする
ビットマップ画像メモリ21および符号データ・メモリ24
の読出し領域および書込み領域の先頭を示す開始アドレ
スとその大きさとが、#4から#6によって設定され
る。
【0049】この画像処理を中断するときは、図5に示
す画像処理レスポンスが画像処理部22からシステム制御
部23に返却される。システム制御部23は、図5の#4か
ら#6に示す中断アドレスと残された未処理の大きさと
を保存し、画像処理を再開するために図4の再開コマン
ドを発行するとき、この保存した内容を開始アドレス
(#4、#6)および大きさ(#5)として設定する。
こうして中断と再開とを連続して行なうことが可能にな
る。
【0050】また、システム制御部23が、図4の画像処
理コマンドの#2における符号化・復号化・認識および
RIPの種類と、#3におけるパラメータとを順次切替
えるスケジューリングを行なう場合には、複数の画像処
理が時分割により並行して実施される。そのため複数の
画像入出力デバイスが同時に起動される場合や通信制御
部の複数のチャンネルを通じて同時に伝送が行なわれる
場合にも、それに対応して、ビットマップ画像メモリ21
または符号データ・メモリ24をバッファとする画像処理
を並列処理することができる。
【0051】また、システム制御部23から、図6に示す
画像入出力コマンド42がビットマップ画像メモリ21と画
像入出力デバイス20とに発行されると、図6のデバイス
ID#2で示されるデバイスとビットマップ画像メモリ
21との間でラスタ画像データが転送される。
【0052】また、システム制御部23から、図7に示す
通信制御コマンド44が符号データ・メモリ24と通信制御
部25とに発行されると、通信制御部25は、図7のプロト
コル・パラメータ#3で指定されたBUS、LANまた
はWANのプロトコルに基づいて通信パスを確定し、チ
ャンネル46経由で通信相手のターミナルに、符号データ
・メモリ24に格納された複合文書を転送する。
【0053】また、システム制御部23から、音声処理部
27、音声入出力デバイス24および符号データ・メモリ24
に対して、図8に示す音声処理コマンド45が発行される
と、音声処理部27は、図8の処理ID#2の指定に従っ
て、音声信号を符号化して符号データ・メモリ24に蓄積
したり、符号データ・メモリ24から符号化された音声デ
ータを読出して復号・再生等の処理を行なう。この音声
処理部27は、画像処理部22と同様に、複数の音声入出力
デバイス26または通信制御部25の複数のチャンネルに対
応して複数の音声処理を並列処理することが可能であ
る。
【0054】次に、この装置の動作について説明する。
【0055】WS12またはPC13から、LAN14を通じ
て、文字や図形を含み編集と書式設定とが済んでいる文
書データが宛先情報と共に通信制御部25に入力すると、
システム制御部23は、これらのデータを符号データ・メ
モリ24に一旦蓄積した後、その文書データの宛先を検索
し、宛先が自装置である場合は、操作コンソールWS/
PC10からの事前の設定に従って、その文書データをプ
リンタ4からハードコピーする。その手順は、次のよう
に行なわれる。
【0056】システム制御部23は、図4の画像処理コマ
ンドの#1を「開始」、#2を「画像復号化」、#3に
対象となるテキストを指定し、さらに、#4、#5およ
び#6に、該当するメモリのアドレスまたはメモリ・サ
イズを指定し、このコマンドを画像処理部22、符号デー
タ・メモリ24およびビット・マップ画像メモリ21のそれ
ぞれに発行する。
【0057】これを受けて画像処理部22は、符号データ
・メモリ24から、#4および#5に指定されたアドレス
に蓄積されている文書データの文字コードを読出し、R
IPにより文字・図形の描画データに変換する可視化処
理を行ない、変換したラスタ画像データをビット・マッ
プ画像メモリ21の#6に指定されたメモリ・アドレスに
書込む。
【0058】次いで、システム制御部23は、図6の画像
入出力コマンドの#1を「開始」、#2を「プリン
タ」、#3に予め設定された設定値を指定し、また、#
4および#5に、先に可視化処理してラスタ画像データ
を書込んだビット・マップ画像メモリ21のアドレスとメ
モリ・サイズとを指定して、このコマンドを画像入出力
デバイス20およびビット・マップ画像メモリ21に発行す
る。
【0059】これを受けてビット・マップ画像メモリ21
は、#4および#5に指定されたデータを画像入出力デ
バイス20のプリンタ4に出力し、プリンタ4は、このデ
ータに基づいて書式設定された文書を印字する。
【0060】また、符号データ・メモリ24に蓄積した文
書データの宛先が他装置である場合には、システム制御
部23は、この文書データを通信制御部25を通じて、宛先
の装置に送信する。この場合、宛先が、この文書データ
をそのデータの形のまま受信できるWS/PC/WP17
であるときは、図7の通信制御コマンドを通信制御部25
および符号データ・メモリ24に発行して、検索したデー
タをそのまま宛先へ送信する。
【0061】一方、宛先がラスタ画像データの受信しか
できないG3/4FAX16である場合には、システム制
御部23は、前記の可視化処理を行ない、ビット・マップ
画像メモリ21にラスタ画像データを蓄積した後に、この
データを圧縮するため、処理モード#2を「画像符号
化」に指定した画像処理コマンド(図4)を画像処理部
22、符号データ・メモリ24およびビット・マップ画像メ
モリ21のそれぞれに発行する。
【0062】これを受けて画像処理部22は、ビット・マ
ップ画像メモリ21の指定されたアドレスに蓄積されてい
るラスタ画像データを読出し、コーデックにより圧縮の
符号化を行なって、符号データ・メモリ24の指定された
アドレスに書込む。
【0063】システム制御部23は、次いで図7の通信制
御コマンドを通信制御部25および符号データ・メモリ24
に発行し、符号データ・メモリ24に蓄積されている符号
化されたラスタ画像データを通信制御部25のWAN15に
接続するバッファ・メモリに送り、WAN15経由で宛先
のG3/4FAX16へ送信する。
【0064】宛先の相手が備える受信能力は、文書デー
タの送信に先立って行なわれる能力交換(パラメータ交
換)によって明らかになる。この能力交換の手順につい
ては、後程、図19の説明において詳しく述べる。
【0065】なお、通信相手の有する文書処理能力を宛
先情報と共に登録するように構成した場合には、こうし
た能力交換を一々行なう手間が省ける。
【0066】また、この装置が、WAN15経由でG3/
4FAX16またはWS/PC/WP17から文書データを
受信した場合にも、ほぼ同様の手順の動作が行なわれ
る。なお、受信したデータをHDTV表示装置6で表示
する場合には、システム制御部23は、画像入出力コマン
ド(図6)のデバイスID#2としてCRTディスプレ
イを指定する。また、受信したデータをSCSI・BU
S11経由でWS/PC10に転送してスクリーンに表示す
る場合には、システム制御部23は、通信制御コマンド
(図7)のチャネルID#2としてSCSI・BUS11
と接続するバッファ・メモリのコードを指定する。
【0067】なお、受信した文書が書式設定されていな
いときに、これを編集と書式設定機能とを有する装置に
送信して、書式設定を行なわせることも可能である。こ
の場合、受信した文書について、書式設定済みかどうか
を識別し、書式設定が済んでいない文書については、書
式設定の処理が可能かどうかを識別して符号データ・メ
モリに蓄積する。次いで、書式設定が済んでおらず書式
設定の処理が可能な受信文書を符号データ・メモリから
検索し、通信チャンネルから編集と書式設定機能とを有
する他の装置へ転送する。
【0068】また、この装置は、静止画、文字または図
形で構成される文書と、音声または動画の情報とを組合
せた複合文書を形成する。
【0069】この複合文書の編集の設定は、操作コンソ
ールのWS/PC10によって行なわれ、WS/PC10か
ら入力された編集の設定値が、通信制御部25を経由して
符号データ・メモリ24に蓄積される。一方、システム制
御部23は、画像処理コマンド(図4)および音声処理コ
マンド(図8)を発行して、スキャナ3で読取られた文
字・図形や静止画像、TVカメラ5で撮影された動画
像、またはマイク7から入力された音声に対する符号化
を画像処理部22および音声処理部27に指令する。画像処
理部22は、画像入出力デバイス20から入力した画像デー
タをコーデック、OCR/OMRまたはRIPで符号化
し、また、音声処理部27は、マイク7から入力した音声
をリアルタイムでADPCMや音声認識によって符号化
する。
【0070】システム制御部23は、それらの符号化され
たデータを、図9に示すデータ構造の所定位置に記憶さ
れるように、アドレスを指定して符号データ・メモリ24
に蓄積する。なお、WS/PC10、またはLAN14経由
でWS12およびPC13から入力された文字コード・デー
タを符号データ・メモリ24の蓄積データの中に含めるこ
ともできる。
【0071】その結果、符号データ・メモリ24には、複
合文書を構成する文字、図形、静止画、動画または音声
による情報のデータが、図9のデータ構造によって関連
付けられ、各データが互いに参照できる状態で蓄積され
る。
【0072】この図9の複合文書のテキストは、複数ぺ
ージに亙るテキスト・データが、図11に示すデータ構
成で記憶され、また、その1ページごとのページ・テキ
スト・データが図12のデータ構成で、1ページ内の構
成要素ブロックのブロック・コンテント・データが図1
3のデータ構成で記憶される。
【0073】また、図9のラスタ・イメージは、このブ
ロック・コンテントの種類が動画または静止画である場
合に、参照する必要のあるデータ(参照情報)を表して
おり、図14に示すラスタ・イメージ・コンテントのデ
ータで構成される。同様に、ブロック・コンテントの種
類が文字コードである場合の参照情報は、図15に示す
文字コード・コンテントのデータで構成され、また、ブ
ロック・コンテントの種類が図形である場合の参照情報
は、図16に示す幾何学図形コンテントのデータで構成
される。また、文字コードを図15の文字コード・コン
テントによって可視化処理する場合に、文字の表現方式
(ドット文字かアウトライン文字か)や書体(明朝かゴ
シックか)について規定するフォント・データは、図1
0のデータで構成される。各コンテントにおける色や音
声など、その多くの指定は、WS/PC10により、複合
文書の編集開始の段階で予め行なわれ、通信制御部25を
経由して符号データ・メモリ24に転送される。これらの
参照情報は、対応するブロックと関連付けて記憶され
る。
【0074】また、音声テキスト・データは、図17に
示すデータ構成を持つ。この音声テキスト・データは、
符号化された音声テキスト・データを記憶すると共に、
「文書テキストとのリンク」の欄に、リンクするコンテ
ントの先頭アドレスと、同期制御方法を指示するパラメ
ータとを記憶する。この先頭アドレスと同期制御方法の
パラメータとは、図14、15、16の各コンテントの
「音声指定」の欄にも同じように記憶され、WS/PC
10の設定する音声テキスト・データと文書テキスト・デ
ータとの再生の順序やタイミングが、これらのデータに
よって指定される。なお、同期制御方法とは、リンクす
るコンテントの再生に対して、どのような時間間隔で次
の再生処理を行なうかを決めるもので、一方の終了後に
再生するのか、並行して再生するのか、という直/並列
の再生形態とその時刻/時間差とが指示される。
【0075】また、音声データを音声合成によって復号
化する場合の音声合成要素データ・ブロックは、図18
に示すデータ構成を持つ。
【0076】実施例のマルチメディア・ファクシミリ
は、このようにデータ構造化された複合文書のデータ
を、通信制御部25を通じて、他のマルチメディア・ファ
クシミリ19にデータ転送することができる。受信側で
は、この複合文書のデータを符号データ・メモリ24に蓄
積する。
【0077】また、複合文書のデータをメーリングや共
有データ・ベースに供するために、符号データ・メモリ
24に保持・管理することができる。さらに、必要に応じ
て、このデータから複合文書を再生することができる。
【0078】複合文書の再生は、次のように行なわれ
る。再生指示は、WS/PC10から入力される。このと
きシステム制御部23は、画像処理コマンド(図4)およ
び音声処理コマンド(図8)を発行して、複合文書の復
号化を指令する。
【0079】画像処理部22は、符号データ・メモリ24に
記憶された複合文書のテキスト・データ(図11)、ペ
ージ・テキスト・データ(図12)およびブロック・コ
ンテント・データ(図13)を連鎖式に順次参照し、各
ブロック・コンテントの種類に応じて、参照情報(図1
0、14、15、16)を参照しながら、可視化処理を
実行する。ブロック・コンテントの種類が動画または静
止画のブロックについては、コーデックによる画像デー
タの伸張復号化を行なうと共に、ラスタ・イメージ・コ
ンテント(図14)を参照して、ラスタ画像データを再
生し、ビット・マップ画像メモリ21の指定されたアドレ
スに蓄積する。なお、動画と静止画との判別は、図14
の符号化方式によってなされる。
【0080】また、ブロック・コンテントの種類が文字
コードまたは幾何学図形のブロックについては、RIP
による描画や座標変換等の処理を行なうと共に、文字コ
ード・コンテント(図15)、フォント・データ(図1
0)または幾何学図形コンテント(図16)を参照し
て、ラスタ画像データを再生し、ビット・マップ画像メ
モリ21の指定されたアドレスに蓄積する。
【0081】ビット・マップ画像メモリ21に蓄積された
動画のラスタ画像データは、HDTV表示装置6に出力
されて動画を表示し、また、文字・図形・静止画のラス
タ画像データはプリンタ4またはHDTV表示装置6か
ら書式設定された文書の形態で印刷または表示される。
【0082】一方、音声処理部27は、符号データ・メモ
リ24に蓄積されているデータの中の音声テキスト・デー
タ(図17)および音声合成要素データ・ブロック(図
18)を参照し、ADPCM復号化や音声合成の処理を
行ない、スピーカから音声を再生する。この音声処理部
27の復号化に対する起動制御は、システム制御部23が図
14、15、16の各コンテントに表示された音声指定
に従って実行し、音声処理コマンド(図8)を音声処理
部27および符号データ・メモリ24に発行して指令する。
【0083】このように、複合文書のデータは、ラスタ
静止画像、文字コードまたは幾何学図形を内容とする矩
形ブロックでページ単位にレイアウトされた文書データ
と、このページまたはブロックと相互に関連する音声ま
たは動画データとで構成され、これらは符号データ・メ
モリ24に蓄積され、このデータを任意に検索して複合文
書を可視化または再生することができる。複合文書を再
生すると、文書がプリントアウトされると共に、映像が
ディスプレイに表示され、同時に、音声が決められたタ
イミングで出力される。
【0084】また、複合文書の再生において、同一の音
声データを、複数の文章テキスト・ブロックとリンクさ
せることにより、同一音声データを繰返し使用すること
ができる。この音声データの再生は、音声合成または伸
張復号化によって行なうことができる。
【0085】次に、実施例のマルチメディア・ファクシ
ミリのハードウエアについて、図3に基づいて説明す
る。
【0086】画像入出力デバイス20は、フレーム・メモ
リ1の動画像データを、D/A変換器(DAC)でディ
ジタル信号からアナログ信号に変換して表示するCRT
ディスプレイと、撮影した動画像のデータがA/D変換
器(ADC)でアナログ信号からディジタル信号に変換
されフレーム・メモリ2に蓄積されるTVカメラと、フ
レーム・メモリ3の静止画像データをハード・コピー化
するレーザ・プリンタ・エンジンと、読取った静止画像
がフレーム・メモリ4に蓄積されるスキャナとを備えて
いる。
【0087】フレーム・メモリ1〜4のアドレスとビッ
ト・マップ画像メモリ21のアドレスとを、同じアドレス
空間に置くことによって、フレーム・メモリとビットマ
ップ画像メモリ21との間で、画像バス33を通じて、デー
タ転送が行なわれる。
【0088】ビットマップ画像メモリ21は、画像入出力
デバイス20と、画像処理部を構成する画像コーディク2
8、認識部29およびRIP30との共有メモリとして、画
像バス33上に構成され、これら各部との間でラスタ画像
データの読み書きが時分割で行なわれる。
【0089】同様に符号データ・メモリ24は、システム
制御部23の資源管理下で通信制御部25、画像コーデック
28、認識部29、RIP30および音声入出力処理部27の共
有メモリとしてシステム・バス34上に構成され、これら
各部との間で複合文書データの読み書きが時分割で行な
われる。
【0090】ブリッジ31は、ビットマップ画像メモリ21
とシステム制御部23のRAMまたは通信制御部25のバッ
ファ・メモリS1/S2との間で、ラスタ画像を符号化
せずに転送するときに画像バス33とシステム・バス34と
を結合する。このラスタ画像は、SCSIBUSケーブ
ル36でローカル接続されるWS/PCのスクリーンによ
りモニターできる。
【0091】画像コーデック28は、CCITTにより二
値画像のファクシミリ用に標準化されたMH/MR/M
MR、CCITTとISOとの合同作業により多値・カ
ラーの静止画用に標準化されつつあるJPEG、同じく
CCITTとISOとの合同作業により、MH/MR/
MMRに対し符号化効率が高く、モニタに効果的な階層
符号化として標準化されつつあるJBIG、および同じ
くCCITTとISOとの合同作業による標準化されつ
つある動画用のMPEGの各方式で構成され、何れのコ
ーデックも並列に動作する。
【0092】認識部29のOMRはマークを認識し、ま
た、OCRは文字を認識して、それぞれコード化し、符
号データ・メモリ24に蓄積する。また、OCRでは、必
要に応じて、各文字のコードの他に、文字の大きさや位
置のデータを生成し、符号データ・メモリ24に蓄積させ
る。蓄積したコード・データは、その後、システム制御
部のアプリケーションにより、音声にメディア変換した
り、また認識の対象が伝票のデータである場合には、通
信制御部25経由で他のWS/PCに自動入力することが
できる。
【0093】また、OCRを使って、符号データ・メモ
リ24に蓄積される複合文書の検索用キー・ワードを作る
ことができる。この場合、マイクロプロセッサでプログ
ラム制御することにより、OCRは、文書検索用のキー
・ワードを複合文書のページ単位で自動生成することが
できる。このキー・ワードを複合文書とともに符号デー
タ・メモリに蓄積することにより、蓄積された複合文書
をキー・ワードで検索することが可能になる。
【0094】この認識部29が認識するラスタ画像データ
は、画像入出力デバイス20のスキャナまたはTVカメラ
から得られる。また、通信制御部25で受信し、ビットマ
ップ画像メモリ21に記憶されているラスタ画像データを
認識の対象とすることもできる。
【0095】RIP30は、複合文書の再生に当たって
は、符号データ・メモリ24に蓄積されたデータからブロ
ックを切出し、移動合成、座標変換、塗潰し等を行な
い、また、1つの文字または図形ごとにビット・マップ
画像メモリ21に描画する処理を行なう。
【0096】これらの画像コーデック、OCRまたはO
MRの認識部、およびRIPは、符号データ・バスおよ
び画像データ・バスを有するLSIとマイクロプロセッ
サとで構成することができる。この場合、LSIの符号
データ・バスを、マイクロプロセッサおよび符号データ
・メモリに接続し、画像データ・バスをビットマップ画
像メモリに接続する。そして、複数の画像入出力デバイ
スまたは複数の通信チャンネルからの並行する画像処理
要求に対応して、マイクロプロセッサのプログラム制御
の下に、並列動作を実行する。
【0097】また、この並列動作において、一つの処理
を中断して他の処理に切替えるときは、そのときのマイ
クロプロセッサの内部状態とビットマップ画像メモリま
たは符号化データ・メモリの中断したときのアドレスと
を蓄積し、処理を再開するときに、マイクロプロセッサ
の内部状態と前記アドレスとを検索するメモリ・スタッ
クの制御を他のハードウエアを管理するマイクロプロセ
ッサのプログラムにまとめる。
【0098】通信制御部25は、その内部にある通信制御
のMPUが、システム制御部23のMPUと共働して、シ
ステム・バス34を介し、送信用または受信用バッファ・
メモリを経由して、符号データ・メモリ24と通信相手と
を接続し、通信プロトコルに従ってデータを転送する。
【0099】通信制御1は、SCSI−2プロトコル対
応のポートであり、ケーブル36を通じて2MB/s以上
のビット伝送速度でマルチメディア・ファクシミリのコ
ンソールであるWS/PCと接続する。符号データ・メ
モリ24とバファメモリS1およびR1とは同じアドレス
空間にあり、メモリ間転送において、符号データ・メモ
リ24のデータは、バッファ・メモリS1を使って送信が
行なわれ、バッファ・メモリR1を使って受信が行なわ
れる。
【0100】LANイーサネット通信制御1は、主とし
て静止画データの伝送を制御し、バッファ・メモリS2
・R2を経由し、ケーブル37を通じて接続したWS/P
Cと符号データ・メモリ23との間で、編集やフォーマッ
ト変換された複合文書データを10Mb/sのビット伝
送速度でやり取りする。また、LAN・FDDI通信制
御2は、主として動画データの伝送を制御し、バッファ
・メモリS3・R3を経由し、ケーブル37を通じて接続
したWS/PCと符号データ・メモリ23との間で、複合
文書データを150Mb/sのビット伝送速度でやり取
りする。
【0101】WAN(PSTN)G3FAX通信制御1
は、バッファ・メモリS4・R4を経由し、PSTNの
加入者線38を通じて通信相手のG3FAXと符号データ
・メモリ23とを接続し、通信を行なう。また、WAN
(ISDN)G4FAX通信制御2は、バッファ・メモ
リS5・R5を経由し、ISDNの加入者線39を通じて
G4FAXと符号データ・メモリ23とを接続し通信す
る。
【0102】なお、通信制御部35は、FAX通信のアプ
リケーション以外に、他のアプリケーションから下位層
プロトコル・インターフェイスを任意に選択実行するこ
ともできる。また、将来は、通信制御部35に、他の変更
を加えずに、B−ISDNにおけるセル・ベースのAT
M(非同期転送モード)による複合多重通信網インター
フェイス、CATV網、衛星通信網や無線電話網のイン
タフェースを増設または置換することもできる。
【0103】音声入出力処理部27は、マイクからの入力
音声をリアルタイムでADPCMや認識により符号化す
る手段と、リアルタイムでADPCM復号化や音声合成
の処理を行ない、スピーカから音声を再生する手段とを
備えている。
【0104】なお、システム制御部23の辞書を参照する
アプリケーションを付加し、図15の文字コードと図1
8の音声合成データとを相互変換した場合には、複合文
書の再生において、文字認識の結果を音声で表示した
り、複合文書の蓄積において、音声によって文字入力す
ることが可能になる。音声からの文字入力の場合には、
音節を認識した結果から音節をキーとする文節の辞書を
参照し、文字コードへの変換を行なう。また、文字を音
声出力する場合は、文字コードから文節に変換し、文節
をキーに音節の辞書を参照して、合成された音声に変換
する。
【0105】システム制御部23は、全体を制御するマイ
クロ・プロセッサMPUと、制御プログラムが格納され
たROMと、制御動作の作業領域を提供するRAMとで
構成される。ROMには、システムの資源を管理するプ
ログラム、各プロセスが並列に実行されるように高速切
替えを行なうためのリアルタイム・オペレーティング・
システム・プログラムおよび定数等が格納され、また、
RAMには、実施例のマルチメディア・ファクシミリの
仕様を実現するアプリケーション・プログラムが通信制
御部25を経由してコンソールのWS/PC10から書込ま
れる。このアプリケーション・プログラムは、更新が可
能である。
【0106】ポインティング・デバイス32は、TV会議
等においてCRTディスプレイに表示した画像を指示す
るような場合に使用され、このデバイスによる指示マー
クが双方のディスプレイに表示される。また、ポインテ
ィング・デバイス32は、SCSI・BUS36で接続され
るコンソールのWS/PCを必要としない簡易操作指示
手段としても使われる。双方にポインティング・デバイ
ス付きのWS/PCがあるときは、ポインティング・デ
バイス32を特に設ける必要はない。
【0107】また、実施例の装置は、通信相手が複合文
書の受信能力を持たない場合に、通信相手の受信能力に
合わせたデータを生成して送信することができる。通信
相手がラスタ画像の受信のみが可能な場合には、図19
および図20に示す送受信手順によって通信が行なわれ
る。 (1)通信相手との通信パスを確立し、 (2)受信能力を伝えるパラメータを交換し、 (3)通信相手がラスタ画像の受信能力しか持たないこ
とが判明した場合は、 (4)符号データ・メモリ24から複合文書を取出し、画
像処理部22において、ラスタ画像に変換し、ビットマッ
プ画像メモリ21に蓄積する。 (5)次いで、ビットマップ画像メモリ21からラスタ画
像を取出し、画像処理部22で必要な幾何学変換を施し、
画像コーデック28で圧縮の符号化を行なった後、符号デ
ータ・メモリ24に蓄積する。 (6)次いで、符号データ・メモリ24から符号化された
ラスタ画像を取出し、通信制御部25から、パラメータ設
定コマンドの送信に引続いて、ラスタ画像の送信を開始
する。
【0108】この(3)における、通信相手がラスタ画
像の受信能力しか持たないことが判明した時点から、
(4)と(5)との処理を行なって(6)の送信を開始
するに至るまでの変換時間が、次式に示す関係を持つよ
うに、画像処理、バス転送およびメモリ転送を高速化す
ることによって、ビットマップ画像メモリ21のページ・
メモリ領域を速く解放することができ、ビットマップ画
像メモリ21を少ない容量で構成することができる。 Tc<Tr−Td (但し、Tc:変換処理時間、Tr:能力確認プロトコ
ルの後からスタートする通信相手の受信待ちタイマ値、
Td:伝搬遅延時間)。
【0109】このように実施例のマルチメディア・ファ
クシミリは、複数の表現メディアを互いに関連付けて扱
うことができ、一つの画像処理部および符号データ・メ
モリを用いて、複数の画像入出力デバイスおよび複数の
通信メディアからの処理要求に対応することができる。
【0110】なお、実施例において符号データ・メモリ
24は、読み書きのできるメディアとしたが、CD−Iや
CD−ROMまたは音楽用CD等の読取りだけのパッケ
ージ・メディアを混在させることができる。また、低ス
ループットでよいときは画像バスとシステム・バスを一
つにすることも可能である。
【0111】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明のマルチメディア・ファクシミリは、複数の
通信メディアを通じて、相手方の受信能力に合わせた情
報交換を行なうことができる。
【0112】また、静止画・動画や音声などの情報を扱
う複数種類の入出力デバイスと、BUS・LAN・WA
Nなど複数の通信メディアとを備えることにより、目と
耳とを連動させた情報伝達を行なうことができる。
【0113】また、文字・図形・静止画・音声・動画の
各表現メディアごとのデータを相互に参照できるように
ブロック構造化した複合文書を扱うことにより、符号化
効率が向上し、内部バスおよび各種通信メディアにおけ
るデータ転送効率や蓄積メディアにおける利用効率を高
めることができる。
【0114】また、文字データを音声表示したり、文章
を音声入力するように、一つの表現メディアのデータを
他の表現メディアで再利用したり、また、一つの音声デ
ータを繰返し利用したりすることが可能である。
【0115】また、複数の入出力デバイスおよび複数の
通信メディアからの処理要求に対して、各処理が並列し
て実行されるように、各資源の割り当てを時分割するこ
とによって、LANやWAN上の各ターミナルは、本装
置における画像処理、通信制御および入出力デバイス等
の各資源を共有することができ、経済的な利用が可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチメディア・ファクシミリの実施
例の構成を示すブロック図、
【図2】実施例のファクシミリ装置が位置するネットワ
ークを示すブロック図、
【図3】実施例のファクシミリ装置のハードウエアを示
す図、
【図4】実施例の装置のシステム制御部が発行する画像
処理コマンドを示す図、
【図5】実施例の装置の画像処理部が発行する画像処理
レスポンスを示す図、
【図6】実施例の装置のシステム制御部が発行する画像
入出力コマンドを示す図、
【図7】実施例の装置のシステム制御部が発行する通信
制御コマンドを示す図、
【図8】実施例の装置のシステム制御部が発行する音声
制御コマンドを示す図、
【図9】実施例の装置の符号データ・メモリのデータ構
造図、
【図10】前記符号データ・メモリに蓄積されるフォン
ト・データの構成図、
【図11】前記符号データ・メモリに蓄積されるテキス
ト・データの構成図、
【図12】前記符号データ・メモリに蓄積されるページ
・テキスト・データの構成図、
【図13】前記符号データ・メモリに蓄積されるブロッ
ク・コンテント・データ構成図、
【図14】前記符号データ・メモリに蓄積されるラスタ
・イメージ・コンテント構成図、
【図15】前記符号データ・メモリに蓄積される文字コ
ード・コンテントの構成図、
【図16】前記符号データ・メモリに蓄積される幾何学
図形・コンテントの構成図、
【図17】前記符号データ・メモリに蓄積される音声テ
キスト・データの構成図、
【図18】前記符号データ・メモリに蓄積される音声合
成要素データ・ブロック構成図、
【図19】実施例の装置により複合文書をラスタ画像に
変換して送信する時の処理手順、
【図20】前記処理手順を図示するタイミング・チャー
トである。
【符号の説明】
1、19 マルチメディア・ファクシミリ 2 本体 3 スキャナ 4 プリンタ 5 TVカメラ 6 HDTV表示装置 7 マイク 8 スピーカ 9 HDD/MOD 10 WS/PC 11 SCSI BUS 12 WS 13 PC 14 LAN 15 WAN 16 G3/4FAX 17 WS/PC/WP 18 電話機 20 画像入出力デバイス 21 ビット・マップ画像メモリ 22 画像処理部 23 システム制御部 24 符号データ・メモリ 25 通信制御部 26 音声入出力デバイス 27 音声処理部 28 画像コーデック 29 認識部 30 RIP 31 ブリッジ 32 ポインティング・デバイス 33 画像バス 34 システム・バス 36〜39、46 ケーブル 41 コマンド 42 画像入出力コマンド 43 画像処理コマンド 44 通信制御コマンド 45 音声処理コマンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/32 Z

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機能を実行するマルチメディア・
    ファクシミリにおいて、 静止画、文字、図形または動画を入出力するラスタ画像
    入出力手段と、 ラスタ画像データを蓄積するラスタ画像記憶手段と、 ラスタ画像データの符号化または復号化を行なう画像処
    理手段と、 符号化されたデータを蓄積する符号データ・メモリと、 前記符号データ・メモリと相手先とを接続して符号化さ
    れたデータの転送を行なう通信手段と、 各部の動作を総合的に制御する制御手段とを設けたこと
    を特徴とするマルチメディア・ファクシミリ。
  2. 【請求項2】 音声を入出力する音声入出力手段と、音
    声信号の符号化または復号化を行なう音声処理手段とを
    設けたことを特徴とする請求項1に記載のマルチメディ
    ア・ファクシミリ。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、前記画像処理手段また
    は音声処理手段により符号化された動画または音声に関
    する符号化データと前記画像処理手段により符号化され
    た静止画、文字または図形に関する符号化データとを互
    いに関連付けて前記符号データ・メモリに蓄積すること
    を特徴とする請求項1または2に記載のマルチメディア
    ・ファクシミリ。
  4. 【請求項4】 前記ラスタ画像記憶手段が、前記ラスタ
    画像データを1画素単位で蓄積するビットマップ画像メ
    モリから成ることを特徴とする請求項1乃至3に記載の
    マルチメディア・ファクシミリ。
  5. 【請求項5】 前記画像処理手段が、ラスタ画像データ
    の圧縮または伸張を行なう画像コーデック手段、文字ま
    たは記号認識によるコード・データへの符号化またはコ
    ード・データから文字または記号への復号化を行なう認
    識処理手段または符号化データからラスタ画像データへ
    の描画処理、データの移動合成または座標変換を行なう
    RIP(ラスタ・イメージ・プロセシング)手段の少な
    くとも1つを備えることを特徴とする請求項1乃至4に
    記載のマルチメディア・ファクシミリ。
  6. 【請求項6】 前記ラスタ画像入出力手段が、動画の入
    出力手段として、CRTディスプレイおよびテレビ・カ
    メラを備え、静止画、文字または図形の入出力手段とし
    て、プリンタおよびスキャナを備えることを特徴とする
    請求項1または2に記載のマルチメディア・ファクシミ
    リ。
  7. 【請求項7】 前記音声処理手段が、音声信号の圧縮ま
    たは伸張を行なう音声コーデック手段若しくは音声認識
    による符号化または音声合成への復号化を行なう音声認
    識処理手段の少なくとも1つを備えることを特徴とする
    請求項2に記載のマルチメディア・ファクシミリ。
  8. 【請求項8】 前記通信手段が、複数の通信チャネルを
    備えることを特徴とする請求項1または2に記載のマル
    チメディア・ファクシミリ。
  9. 【請求項9】 前記通信チャネルとして、BUS、LA
    NおよびWANの少なくとも2以上を備えることを特徴
    とする請求項8に記載のマルチメディア・ファクシミ
    リ。
  10. 【請求項10】 前記制御手段が、静止画、文字または
    図形に関する符号化データのブロックによりページ単位
    のレイアウトを形成すると共に、動画または音声に関す
    る符号化データを前記ページまたはブロックに関連付け
    るように、前記各符号化データを蓄積することを特徴と
    する請求項3に記載のマルチメディア・ファクシミリ。
  11. 【請求項11】 前記制御手段が、同一の音声に関する
    前記符号化データを複数回にわたって前記ページまたは
    ブロックに関連付けることを特徴とする請求項10に記
    載のマルチメディア・ファクシミリ。
  12. 【請求項12】 前記制御手段が、前記画像処理手段、
    音声処理手段、符号データ・メモリ、ラスタ画像記憶手
    段および通信手段の動作を時分割制御することを特徴と
    する請求項1または2に記載のマルチメディア・ファク
    シミリ。
  13. 【請求項13】 前記制御手段が、送信相手先の受信能
    力に合わせて、前記符号データ・メモリに蓄積された符
    号化データを、前記画像処理手段による復号化を通じて
    変換させることを特徴とする請求項1乃至3に記載のマ
    ルチメディア・ファクシミリ。
  14. 【請求項14】 前記画像処理手段をLSIで形成した
    ことを特徴とする請求項5に記載のマルチメディア・フ
    ァクシミリ。
  15. 【請求項15】 前記認識処理手段が認識したコード・
    データを、前記符号データ・メモリに蓄積された前記ペ
    ージを検索するキー・ワードとして前記符号データ・メ
    モリに蓄積することを特徴とする請求項5または10に
    記載のマルチメディア・ファクシミリ。
  16. 【請求項16】 前記音声認識処理手段が、音声認識に
    基づいて音声信号を文字コードに符号化することを特徴
    とする請求項7に記載のマルチメディア・ファクシミ
    リ。
  17. 【請求項17】 前記音声認識処理手段が、前記符号デ
    ータ・メモリに蓄積された文字コードを合成音声に復号
    することを特徴とする請求項7に記載のマルチメディア
    ・ファクシミリ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10262144A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 情報伝送方法及び装置
JP2002262167A (ja) * 2001-03-02 2002-09-13 Canon Inc 電子カメラ
DE10335921A1 (de) * 2003-06-17 2005-04-07 Deutsche Telekom Ag Fernkopierer zur Übermittlung von Multimedianachrichten über ein Standardtelefonnetz
JP2008217018A (ja) * 1996-10-28 2008-09-18 Texas Instr Inc <Ti> Slmベースのデジタル表示装置のための集積mpegデコーダ及び画像リサイズ装置

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