JPH07203250A - 垂直解像度補正装置及び輝度信号処理回路 - Google Patents
垂直解像度補正装置及び輝度信号処理回路Info
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- JPH07203250A JPH07203250A JP5347198A JP34719893A JPH07203250A JP H07203250 A JPH07203250 A JP H07203250A JP 5347198 A JP5347198 A JP 5347198A JP 34719893 A JP34719893 A JP 34719893A JP H07203250 A JPH07203250 A JP H07203250A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】LD信号を用いて帯域及び振幅制限を行ない主
信号に加算することで、従来飛び越し走査信号では垂直
中域成分でしか解像度補正が出来なかった問題を解決
し、垂直高域成分での解像度補正を効果的に実現する。 【構成】LD信号は、多重再生回路403で再生され、
LD分離回路406で分離された後、垂直フィルタ40
7で非線形処理されて、Y/C分離回路404で分離さ
れた飛び越し走査のY信号に対して加算器408で加算
される。
信号に加算することで、従来飛び越し走査信号では垂直
中域成分でしか解像度補正が出来なかった問題を解決
し、垂直高域成分での解像度補正を効果的に実現する。 【構成】LD信号は、多重再生回路403で再生され、
LD分離回路406で分離された後、垂直フィルタ40
7で非線形処理されて、Y/C分離回路404で分離さ
れた飛び越し走査のY信号に対して加算器408で加算
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、付加信号を加えて伝
送したテレビジョン信号を受信し再生する受信装置に用
いられる垂直解像度補正装置に関する。
送したテレビジョン信号を受信し再生する受信装置に用
いられる垂直解像度補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アスペクト比16:9の横長画面テレビ
信号は、現在採用されているアスペクト比4:3の現行
放送受信機では、受信し表示することができない。横長
画面テレビ信号を現行受信機でも受信して再生できるよ
うに放送するには、幾つかの手法があるが一例として図
110に示すように現行NTSC方式で規定される有効
走査線480[本/フレーム]を持つアスペクト比4:
3の画面の中央部360[本/フレーム]でアスペクト
比16:9の横長画面テレビ画像を伝送するレターボッ
クス方式が知られている。子のレターボックス方式によ
ると現行受像機で画像再生した場合、上下に無画部が生
じる。現在提案されているレターボックス形式による第
2世代EDTV放送では、現行NTSC放送と両立性の
有る方式をもとに受信機側で順次走査信号に変換する手
法について検討されている。その中で、送り側において
順次走査信号から飛び越し走査信号に変換される際に間
引かれる実際の走査線と、受け側で補間により作成され
る補間走査線との差分、つまりライン間差分を上下無画
部で伝送する方式(以下LD方式<SSKF>)が提案
されている。
信号は、現在採用されているアスペクト比4:3の現行
放送受信機では、受信し表示することができない。横長
画面テレビ信号を現行受信機でも受信して再生できるよ
うに放送するには、幾つかの手法があるが一例として図
110に示すように現行NTSC方式で規定される有効
走査線480[本/フレーム]を持つアスペクト比4:
3の画面の中央部360[本/フレーム]でアスペクト
比16:9の横長画面テレビ画像を伝送するレターボッ
クス方式が知られている。子のレターボックス方式によ
ると現行受像機で画像再生した場合、上下に無画部が生
じる。現在提案されているレターボックス形式による第
2世代EDTV放送では、現行NTSC放送と両立性の
有る方式をもとに受信機側で順次走査信号に変換する手
法について検討されている。その中で、送り側において
順次走査信号から飛び越し走査信号に変換される際に間
引かれる実際の走査線と、受け側で補間により作成され
る補間走査線との差分、つまりライン間差分を上下無画
部で伝送する方式(以下LD方式<SSKF>)が提案
されている。
【0003】LD方式は順次走査信号を飛び越し走査信
号に変換する際に除去される走査線と元の前後の走査線
との差信号を、上下無画部に多重し、受信機側ではこの
差信号から除去された走査線の信号を生成し、元の順次
走査信号を再生する方式である。
号に変換する際に除去される走査線と元の前後の走査線
との差信号を、上下無画部に多重し、受信機側ではこの
差信号から除去された走査線の信号を生成し、元の順次
走査信号を再生する方式である。
【0004】図6にLD方式のエンコーダの構成を示
す。走査線数525本、フレーム周波数60(Hz)、
アスペクト比16:9の順次走査信号であるR、G、B
信号がマトリックス回路104に入力される。マトリク
ス回路104は、R、G、B信号を輝度(Y)信号、色
差(I)信号、色差(Q)信号に変換する。Y信号は垂
直ローパスフィルタ(V−LPF)105で有効走査線
480本から360本へ帯域制限され、レターボックス
処理する際に折り返しが生じないように変換される。V
−LPF105の出力は4→3変換回路106で、有効
走査線480本から360本へ変換される。4→3変換
回路106の出力は、V−LPF107と垂直ハイパス
フィルタ(V−HPF)108に入力される。V−LP
F107の出力は飛び越し走査変換回路109に入力さ
れ、エンコーダ出力の主画面信号となる。飛び越し走査
変換回路109の出力は、タイミング調整のためにバッ
ファメモリ113に入力される。
す。走査線数525本、フレーム周波数60(Hz)、
アスペクト比16:9の順次走査信号であるR、G、B
信号がマトリックス回路104に入力される。マトリク
ス回路104は、R、G、B信号を輝度(Y)信号、色
差(I)信号、色差(Q)信号に変換する。Y信号は垂
直ローパスフィルタ(V−LPF)105で有効走査線
480本から360本へ帯域制限され、レターボックス
処理する際に折り返しが生じないように変換される。V
−LPF105の出力は4→3変換回路106で、有効
走査線480本から360本へ変換される。4→3変換
回路106の出力は、V−LPF107と垂直ハイパス
フィルタ(V−HPF)108に入力される。V−LP
F107の出力は飛び越し走査変換回路109に入力さ
れ、エンコーダ出力の主画面信号となる。飛び越し走査
変換回路109の出力は、タイミング調整のためにバッ
ファメモリ113に入力される。
【0005】また、V−HPF108出力は、飛び越し
走査変換回路110に入力され、飛び越し走査信号に変
換された後に水平ローパスフィルタ(H−LPF)11
1において、時間圧縮された後の帯域が現行放送の伝送
帯域を越えないように帯域制限される。H−LPF11
1の出力は、時間圧縮回路112に入力され1/3倍に
圧縮される。時間圧縮回路112の出力はバッファメモ
リ114に入力され、360本の信号から3本を1本に
まとめて上下無画部の120本のラインへ並べ変えられ
て出力される。
走査変換回路110に入力され、飛び越し走査信号に変
換された後に水平ローパスフィルタ(H−LPF)11
1において、時間圧縮された後の帯域が現行放送の伝送
帯域を越えないように帯域制限される。H−LPF11
1の出力は、時間圧縮回路112に入力され1/3倍に
圧縮される。時間圧縮回路112の出力はバッファメモ
リ114に入力され、360本の信号から3本を1本に
まとめて上下無画部の120本のラインへ並べ変えられ
て出力される。
【0006】一方、I、Q信号はそれぞれ垂直ローパス
フィルタ(V−LPF)117、118で垂直に帯域制
限され、4→3変換・飛び越し走査変換で垂直方向に折
り返さないように帯域を制限される。すなわち、V−L
PF117、118出力はそれぞれ飛び越し走査変換回
路119、120で飛び越し走査信号に変換された後、
4→3変換回路121、122でフィールド内の走査線
変換により有効走査線360本の飛び越し走査信号に変
換される。4→3変換回路121、122出力は、水平
ローパスフィルタ(H−LPF)123、124で現行
放送フォーマットに帯域制限され、それぞれ乗算器12
5、126でキャリア周波数fsc(455/2fh:
fhは水平走査周波数)で変調される。乗算器125、
126の出力は加算器127で加算され主画面信号に多
重される色信号となる。
フィルタ(V−LPF)117、118で垂直に帯域制
限され、4→3変換・飛び越し走査変換で垂直方向に折
り返さないように帯域を制限される。すなわち、V−L
PF117、118出力はそれぞれ飛び越し走査変換回
路119、120で飛び越し走査信号に変換された後、
4→3変換回路121、122でフィールド内の走査線
変換により有効走査線360本の飛び越し走査信号に変
換される。4→3変換回路121、122出力は、水平
ローパスフィルタ(H−LPF)123、124で現行
放送フォーマットに帯域制限され、それぞれ乗算器12
5、126でキャリア周波数fsc(455/2fh:
fhは水平走査周波数)で変調される。乗算器125、
126の出力は加算器127で加算され主画面信号に多
重される色信号となる。
【0007】飛び越し走査変換回路109出力と加算器
127の出力は、バッファメモリ113、128にそれ
ぞれ入力され、遅延調整されて出力される。バッファメ
モリ113、128出力は、加算器115に入力され、
主画面部のコンポジット信号となり出力される。加算器
115の出力と、バッファメモリ114の出力はセレク
タ116で選択的に導出され主画面部と上下無画部の信
号として合成され、走査線数525本の飛び越し走査信
号が出力される。
127の出力は、バッファメモリ113、128にそれ
ぞれ入力され、遅延調整されて出力される。バッファメ
モリ113、128出力は、加算器115に入力され、
主画面部のコンポジット信号となり出力される。加算器
115の出力と、バッファメモリ114の出力はセレク
タ116で選択的に導出され主画面部と上下無画部の信
号として合成され、走査線数525本の飛び越し走査信
号が出力される。
【0008】また、水平同期信号H、垂直同期信号V
は、制御信号発生回路129に入力される。この制御信
号発生回路129は、キャリア周波数fscの正弦波、
余弦波およびバッファメモリ113、114、128へ
の制御信号a、b、c、セレクト信号dを発生する。よ
ってセレクタ116から出力されるエンコード信号はレ
ターボックス形式による信号形式となる。
は、制御信号発生回路129に入力される。この制御信
号発生回路129は、キャリア周波数fscの正弦波、
余弦波およびバッファメモリ113、114、128へ
の制御信号a、b、c、セレクト信号dを発生する。よ
ってセレクタ116から出力されるエンコード信号はレ
ターボックス形式による信号形式となる。
【0009】図7にデコーダ部の実施例を示す。先に述
べたエンコード信号が入力端子200に入力され、Y/
C分離回路201へ供給され、輝度(Y)信号と色
(C)信号とに分離される。分離されたY信号は、バッ
ファメモリ202で遅延調整された後に順次走査変換回
路206に入力される。順次走査変換回路206では、
飛び越し走査信号が順次走査信号へ変換されて出力され
る。順次走査変換回路206の出力は、垂直ローパスフ
ィルタ(V−LPF)208に入力され、垂直低域成分
が抜き出される。また、入力エンコード信号は、バッフ
ァメモリ204に入力される。バッファメモリ204で
は、上下無画部に多重されている多重信号をフレーム周
波数30(Hz)の飛び越し走査信号に並び変える処理
が行われる。バッファメモリ204の出力は時間伸長回
路205に入力され、3倍に伸長され元の補償信号が再
生される。時間伸長回路205の出力は、順次走査変換
回路207に入力され、順次走査信号に変換された後、
垂直ハイパスフィルタ(V−HPF)209で垂直高域
成分が再生される。ここで、V−LPF208の出力と
V−HPF209の出力は加算器210で合成され、有
効走査線数360本の順次走査信号として再生される。
加算器210の出力は、3→4変換回路211に入力さ
れ、元の有効走査線数480本の順次走査輝度信号とな
る。
べたエンコード信号が入力端子200に入力され、Y/
C分離回路201へ供給され、輝度(Y)信号と色
(C)信号とに分離される。分離されたY信号は、バッ
ファメモリ202で遅延調整された後に順次走査変換回
路206に入力される。順次走査変換回路206では、
飛び越し走査信号が順次走査信号へ変換されて出力され
る。順次走査変換回路206の出力は、垂直ローパスフ
ィルタ(V−LPF)208に入力され、垂直低域成分
が抜き出される。また、入力エンコード信号は、バッフ
ァメモリ204に入力される。バッファメモリ204で
は、上下無画部に多重されている多重信号をフレーム周
波数30(Hz)の飛び越し走査信号に並び変える処理
が行われる。バッファメモリ204の出力は時間伸長回
路205に入力され、3倍に伸長され元の補償信号が再
生される。時間伸長回路205の出力は、順次走査変換
回路207に入力され、順次走査信号に変換された後、
垂直ハイパスフィルタ(V−HPF)209で垂直高域
成分が再生される。ここで、V−LPF208の出力と
V−HPF209の出力は加算器210で合成され、有
効走査線数360本の順次走査信号として再生される。
加算器210の出力は、3→4変換回路211に入力さ
れ、元の有効走査線数480本の順次走査輝度信号とな
る。
【0010】一方、Y/C分離回路201で分離された
C信号は、乗算器212、213に入力され、それぞれ
キャリア周波数fsc正弦波、余弦波による乗算がなさ
れ、それぞれI・Q信号として復調される。ここで、キ
ャリア周波数fscの正弦波、余弦波は、入力エンコー
ド信号から水平・垂直(VH)同期再生回路224で発
生した2フレーム基準同期信号をもとにfsc再生回路
225で発生している。次に、乗算器212、213の
出力であるI、Q信号は、水平ローパスフィルタ(H−
LPF)214、215に入力され、各成分の高調波が
除去される。H−LPF214、215の出力は、3→
4変換回路216、218に入力され、有効走査線数4
80本の信号に変換される。3→4変換回路216、2
18の出力は順次走査変換回路218、219に入力さ
れ、フレーム周波数60(Hz)の順次走査信号に変換
される。順次走査変換回路218、219の出力である
I、Q信号はそれぞれバッファメモリ220、221に
入力され、3→4変換回路211からのY信号と遅延調
整されて出力される。
C信号は、乗算器212、213に入力され、それぞれ
キャリア周波数fsc正弦波、余弦波による乗算がなさ
れ、それぞれI・Q信号として復調される。ここで、キ
ャリア周波数fscの正弦波、余弦波は、入力エンコー
ド信号から水平・垂直(VH)同期再生回路224で発
生した2フレーム基準同期信号をもとにfsc再生回路
225で発生している。次に、乗算器212、213の
出力であるI、Q信号は、水平ローパスフィルタ(H−
LPF)214、215に入力され、各成分の高調波が
除去される。H−LPF214、215の出力は、3→
4変換回路216、218に入力され、有効走査線数4
80本の信号に変換される。3→4変換回路216、2
18の出力は順次走査変換回路218、219に入力さ
れ、フレーム周波数60(Hz)の順次走査信号に変換
される。順次走査変換回路218、219の出力である
I、Q信号はそれぞれバッファメモリ220、221に
入力され、3→4変換回路211からのY信号と遅延調
整されて出力される。
【0011】Y、I、Q信号はマトリクス回路223に
入力されR、G、Bのコンポーネント信号に変換され出
力される。ここで、各バッファメモリ202、204、
220、221は、水平・垂直(HV)同期再生回路2
24で発生した水平・垂直同期信号を用いて制御信号発
生回路226で発生されたメモリ制御信号によって制御
される。
入力されR、G、Bのコンポーネント信号に変換され出
力される。ここで、各バッファメモリ202、204、
220、221は、水平・垂直(HV)同期再生回路2
24で発生した水平・垂直同期信号を用いて制御信号発
生回路226で発生されたメモリ制御信号によって制御
される。
【0012】ところで、実際に、第2世代EDTV放送
が開始されても受信機コストの問題から、順次走査信号
対応による受信機ばかりでなく飛び越し走査信号対応に
よる受信機も用いられることが予想されている。さら
に、現在第2世代EDTV対応ではなく、走査線変換を
行なわずに垂直偏向による垂直引き伸びしを行うワイド
TV受信機が発売されていることから最も安価なワイド
アスペクト受信機として、このような飛び越し走査信号
対応による受信機が普及することが予想されている。こ
のようなワイドTV受信機は、垂直解像度の劣化を補正
するために垂直強調処理がなされている。
が開始されても受信機コストの問題から、順次走査信号
対応による受信機ばかりでなく飛び越し走査信号対応に
よる受信機も用いられることが予想されている。さら
に、現在第2世代EDTV対応ではなく、走査線変換を
行なわずに垂直偏向による垂直引き伸びしを行うワイド
TV受信機が発売されていることから最も安価なワイド
アスペクト受信機として、このような飛び越し走査信号
対応による受信機が普及することが予想されている。こ
のようなワイドTV受信機は、垂直解像度の劣化を補正
するために垂直強調処理がなされている。
【0013】図8(A)にはワイドTV受信機の垂直強
調回路の例を示している。入力端子300に入力された
信号は、アナログデジタル変換回路301でデジタル化
され、Y/C分離回路302で分離されたY信号は、垂
直フィルタ303及び遅延回路304に入力される。垂
直フィルタ303では垂直高域成分が抜き出され、次に
非線形処理回路304で非線形処理が施され、この高域
成分は、加算器306で遅延回路304からのY信号に
加算される。Y/C分離回路302で分離された色信号
は遅延回路307で時間調整されて出力される。図8
(B)には垂直補強特性の例を示している。図に示すよ
うに、飛び越し走査信号のため垂直補強信号は、中域成
分のみしか分離できないため、補強後の特性も中域以下
が強調されてしまい、画質的には不自然な画像となって
しまう問題があった。
調回路の例を示している。入力端子300に入力された
信号は、アナログデジタル変換回路301でデジタル化
され、Y/C分離回路302で分離されたY信号は、垂
直フィルタ303及び遅延回路304に入力される。垂
直フィルタ303では垂直高域成分が抜き出され、次に
非線形処理回路304で非線形処理が施され、この高域
成分は、加算器306で遅延回路304からのY信号に
加算される。Y/C分離回路302で分離された色信号
は遅延回路307で時間調整されて出力される。図8
(B)には垂直補強特性の例を示している。図に示すよ
うに、飛び越し走査信号のため垂直補強信号は、中域成
分のみしか分離できないため、補強後の特性も中域以下
が強調されてしまい、画質的には不自然な画像となって
しまう問題があった。
【0014】また、デコーダの動作で示したように、一
旦LD信号を再生してから再度飛び越し走査信号にする
ために間引く手法もあるが、ハード規模が大きくなるこ
とと垂直解像度が広すぎるとインターラインフリッカの
原因ともなるため再度垂直解像度の補正が必要になる。
旦LD信号を再生してから再度飛び越し走査信号にする
ために間引く手法もあるが、ハード規模が大きくなるこ
とと垂直解像度が広すぎるとインターラインフリッカの
原因ともなるため再度垂直解像度の補正が必要になる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、垂直
偏向による伸長処理を行なう飛び越し走査信号のワイド
アスペクトTVにおいて、従来手法で垂直方向の解像度
補正を行なうと中域以下の成分しか分離出来ないため、
強調する領域も中域以下となり視覚的にかえって不自然
な画像となってしまう問題があった。
偏向による伸長処理を行なう飛び越し走査信号のワイド
アスペクトTVにおいて、従来手法で垂直方向の解像度
補正を行なうと中域以下の成分しか分離出来ないため、
強調する領域も中域以下となり視覚的にかえって不自然
な画像となってしまう問題があった。
【0016】そこでこの発明は、垂直偏向による伸長処
理を行なう飛び越し走査信号のワイドアスペクトTV受
信機において、インターラインフリッカや強調成分によ
る画像の不自然さのない画像を得ることができる垂直解
像度補正装置を提供することを目的とする。
理を行なう飛び越し走査信号のワイドアスペクトTV受
信機において、インターラインフリッカや強調成分によ
る画像の不自然さのない画像を得ることができる垂直解
像度補正装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明は、無画部で送
られて来る補償信号(LD信号)をもちいて、飛び越し
走査信号の垂直解像度の補正を行なう。このために、主
画面部と無画部とを有したレターボックス方式の信号を
入力とし、前記無画部に多重されている補償信号を再生
する多重信号の再生手段と、前記多重信号の再生回路出
力を垂直方向にフィルタリングする垂直フィルタ手段
と、前記レターボックス方式の信号から輝度信号を分離
する分離手段と、前記分離手段から得られた輝度信号に
前記垂直フィルタ手段の出力を加算する加算手段とを備
える。
られて来る補償信号(LD信号)をもちいて、飛び越し
走査信号の垂直解像度の補正を行なう。このために、主
画面部と無画部とを有したレターボックス方式の信号を
入力とし、前記無画部に多重されている補償信号を再生
する多重信号の再生手段と、前記多重信号の再生回路出
力を垂直方向にフィルタリングする垂直フィルタ手段
と、前記レターボックス方式の信号から輝度信号を分離
する分離手段と、前記分離手段から得られた輝度信号に
前記垂直フィルタ手段の出力を加算する加算手段とを備
える。
【0018】
【作用】LD信号は元々垂直高域成分であるから、LD
信号を再生し垂直フィルタリングを行い、係数器・非線
形回路・等により帯域を整形し主画面信号に加算するこ
とによって視覚上バランスのとれた信号に解像度補正を
行なう事が出来る。これらのハードウェアは比較的簡単
なハード構成で実現可能であるため、垂直偏向によっ
て、飛び越し走査信号のワイドアスペクトTV画像に用
いても十分安価にすることができ、尚且つ画質改善効果
が大きい。また走査線変換処理を行うテレビジョン受像
機においても画質改善効果は大きい。
信号を再生し垂直フィルタリングを行い、係数器・非線
形回路・等により帯域を整形し主画面信号に加算するこ
とによって視覚上バランスのとれた信号に解像度補正を
行なう事が出来る。これらのハードウェアは比較的簡単
なハード構成で実現可能であるため、垂直偏向によっ
て、飛び越し走査信号のワイドアスペクトTV画像に用
いても十分安価にすることができ、尚且つ画質改善効果
が大きい。また走査線変換処理を行うテレビジョン受像
機においても画質改善効果は大きい。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1(A)は、例えばワイドアスペクトTV受
信機にもうけられたこの発明の第1の実施例である。
明する。図1(A)は、例えばワイドアスペクトTV受
信機にもうけられたこの発明の第1の実施例である。
【0020】図1(A)の入力端子401に供給される
映像信号は、先に説明したレターボックス方式の信号で
あり、主画面部と上下無画部とを有し、上下無画部に
は、元の映像信号を再現する際に用いるLD信号が多重
されている。また静止画の場合には、さらに主画部で伝
送できない垂直高域成分(以下VH信号と記す)が多重
されている。このエンコード信号は、入力端子401を
介してアナログデジタル(A/D)変換回路402でデ
ィジタル信号に変換される。A/D変換回路402出力
は、多重再生回路403で多重信号の再生処理を施さ
れ、360本の飛び越し走査信号として再生される。ま
た、A/D変換回路402の出力は、Y/C分離回路4
04に入力されY信号とC信号に分離され出力される。
Y信号は、動き検出回路405に入力され、この動き検
出回路405は画像の動き検出信号を出力する。多重再
生回路403の出力と、動き検出信号は、LD分離回路
406に入力され、LD信号のみが分離され出力され
る。分離されたLD信号は垂直フィルタ407で垂直方
向の位相制御及び帯域制限を行われて出力される。そし
てY/C分離回路404からのY信号と、非線形処理回
路としての垂直フィルタ407からのLD信号とは加算
器408に入力され加算される。これにより、垂直解像
度補正された信号を得ることができる。
映像信号は、先に説明したレターボックス方式の信号で
あり、主画面部と上下無画部とを有し、上下無画部に
は、元の映像信号を再現する際に用いるLD信号が多重
されている。また静止画の場合には、さらに主画部で伝
送できない垂直高域成分(以下VH信号と記す)が多重
されている。このエンコード信号は、入力端子401を
介してアナログデジタル(A/D)変換回路402でデ
ィジタル信号に変換される。A/D変換回路402出力
は、多重再生回路403で多重信号の再生処理を施さ
れ、360本の飛び越し走査信号として再生される。ま
た、A/D変換回路402の出力は、Y/C分離回路4
04に入力されY信号とC信号に分離され出力される。
Y信号は、動き検出回路405に入力され、この動き検
出回路405は画像の動き検出信号を出力する。多重再
生回路403の出力と、動き検出信号は、LD分離回路
406に入力され、LD信号のみが分離され出力され
る。分離されたLD信号は垂直フィルタ407で垂直方
向の位相制御及び帯域制限を行われて出力される。そし
てY/C分離回路404からのY信号と、非線形処理回
路としての垂直フィルタ407からのLD信号とは加算
器408に入力され加算される。これにより、垂直解像
度補正された信号を得ることができる。
【0021】このように、主画面部で分離できない垂直
高域成分を上下無画部で送られるLD信号を用いてLD
信号の垂直解像度特性を垂直フィルタによって整形し、
視覚上良好な特性の画質を得ることができる。
高域成分を上下無画部で送られるLD信号を用いてLD
信号の垂直解像度特性を垂直フィルタによって整形し、
視覚上良好な特性の画質を得ることができる。
【0022】図2に上記の回路による垂直解像度補正特
性例を示す。LD信号は図に示すように、主信号で送ら
れていない垂直高域成分であるため、垂直フィルタによ
って波形整形して主画面に加算することで、解像度補正
が可能となる。
性例を示す。LD信号は図に示すように、主信号で送ら
れていない垂直高域成分であるため、垂直フィルタによ
って波形整形して主画面に加算することで、解像度補正
が可能となる。
【0023】図1(B)には第2の実施例を示す。図1
(A)の第1の実施例と同じ部分には同一符号を付して
いる。この実施例では、前記垂直フィルタ407出力が
係数器410に入力され、振幅調整を行なった後に加算
器408へ供給されるようになっている。
(A)の第1の実施例と同じ部分には同一符号を付して
いる。この実施例では、前記垂直フィルタ407出力が
係数器410に入力され、振幅調整を行なった後に加算
器408へ供給されるようになっている。
【0024】図3には第3の実施例を示す。第1の実施
例とほぼ同じである。この実施例では、垂直フィルタ4
07の出力が非線形回路411に入力され、非線形特性
を持ち加算器408へ入力されるようになっている。
例とほぼ同じである。この実施例では、垂直フィルタ4
07の出力が非線形回路411に入力され、非線形特性
を持ち加算器408へ入力されるようになっている。
【0025】これら第2、第3の実施例は、生成した垂
直高域成分をさらに整形して所定の特性を持たせるよう
にするものである。図4(A)に垂直解像度補正処理動
作を原理的に示す。再生されたLD信号は元々順次走査
信号から間引かれた走査線の垂直高域成分であることか
ら、主信号とは位相が異なっている。そこで、垂直フィ
ルタによって、主信号と同じ位相になるようにし、尚、
且つ特性の整形を行なう。その後、垂直フィルタ出力は
非線形処理され主信号に加算される。
直高域成分をさらに整形して所定の特性を持たせるよう
にするものである。図4(A)に垂直解像度補正処理動
作を原理的に示す。再生されたLD信号は元々順次走査
信号から間引かれた走査線の垂直高域成分であることか
ら、主信号とは位相が異なっている。そこで、垂直フィ
ルタによって、主信号と同じ位相になるようにし、尚、
且つ特性の整形を行なう。その後、垂直フィルタ出力は
非線形処理され主信号に加算される。
【0026】図4(B)に非線形回路特性例を示す。こ
こでは、振幅の大きい成分は制限し、小振幅成分のみ加
算するようにしている。このような補正は小振幅時には
効果の大きさが大振幅的にはかえって妨害となることも
あるためである。したがって、このような非線形処理を
行なうことで、効果的な視覚上の解像度補正が妨害によ
る劣化なく行なうことができる。
こでは、振幅の大きい成分は制限し、小振幅成分のみ加
算するようにしている。このような補正は小振幅時には
効果の大きさが大振幅的にはかえって妨害となることも
あるためである。したがって、このような非線形処理を
行なうことで、効果的な視覚上の解像度補正が妨害によ
る劣化なく行なうことができる。
【0027】図5は上記の垂直解像度補正回路を用いた
テレビジョン受像機の構成を示す。基本構成は図7のデ
コーダの構成と同じである。有効走査線数360本のエ
ンコード信号が入力され、多重信号再生回路232でL
D信号を再生し、垂直フィルタ234を介した後に輝度
信号Yと加算器233で加算される。加算器233の出
力である輝度信号YとH−LPF214の出力であるI
信号とH−LPF2215の出力であるQ信号とは、そ
れぞれマトリックス回路230に入力され有効走査線数
360本の飛び越し走査信号のR、G、B信号に変換さ
れモニタに出力される。なお、この際は垂直偏向によっ
て垂直に広げられ表示される。
テレビジョン受像機の構成を示す。基本構成は図7のデ
コーダの構成と同じである。有効走査線数360本のエ
ンコード信号が入力され、多重信号再生回路232でL
D信号を再生し、垂直フィルタ234を介した後に輝度
信号Yと加算器233で加算される。加算器233の出
力である輝度信号YとH−LPF214の出力であるI
信号とH−LPF2215の出力であるQ信号とは、そ
れぞれマトリックス回路230に入力され有効走査線数
360本の飛び越し走査信号のR、G、B信号に変換さ
れモニタに出力される。なお、この際は垂直偏向によっ
て垂直に広げられ表示される。
【0028】一方、加算器233の出力信号は、走査線
変換回路206に入力され順次走査信号に変換され、前
述したようにマトリックス回路223で有効走査線数4
80本の順次走査信号のR、G、B信号に変換されモニ
タに出力される。
変換回路206に入力され順次走査信号に変換され、前
述したようにマトリックス回路223で有効走査線数4
80本の順次走査信号のR、G、B信号に変換されモニ
タに出力される。
【0029】さらに、3→4変換回路211の出力信号
である輝度信号Yとバッファメモリ220の出力である
I信号とバッファメモリ221の出力であるQ信号はそ
れぞれ飛び越し走査変換回路227、228、229に
入力され、飛び越し走査信号に変換され、マトリックス
回路230で有効走査線数480本の飛び越し走査信号
のR、G、B信号を出力する。以上のような構成により
垂直補正出力がどの表示モードでも実現可能である。
である輝度信号Yとバッファメモリ220の出力である
I信号とバッファメモリ221の出力であるQ信号はそ
れぞれ飛び越し走査変換回路227、228、229に
入力され、飛び越し走査信号に変換され、マトリックス
回路230で有効走査線数480本の飛び越し走査信号
のR、G、B信号を出力する。以上のような構成により
垂直補正出力がどの表示モードでも実現可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によると、
元々垂直の高域成分であるLD信号を用いて帯域及び振
幅制限を行ない主信号に加算することで、従来飛び越し
走査信号では垂直中域成分でしか解像度補正が出来なか
った問題を解決し、垂直高域成分での解像度補正が可能
となりより効果的な解像度補正が可能となる。
元々垂直の高域成分であるLD信号を用いて帯域及び振
幅制限を行ない主信号に加算することで、従来飛び越し
走査信号では垂直中域成分でしか解像度補正が出来なか
った問題を解決し、垂直高域成分での解像度補正が可能
となりより効果的な解像度補正が可能となる。
【図1】この発明の第1及び第2の実施例を示す図。
【図2】この発明の回路による垂直解像度補正特性を示
す図。
す図。
【図3】この発明の第3の実施例を示す図。
【図4】この発明の回路の動作原理を説明するために示
した図。
した図。
【図5】この発明を用いたテレビジョン受像機の全体の
構成を示す図。
構成を示す図。
【図6】レターボックス方式のエンコーダを示す図。
【図7】レターボックス方式のデコーダを示す図。
【図8】従来の垂直解像度補正回路とその特性を示す
図。
図。
402…A/D変換回路、403…多重再生回路、40
4…Y/C分離回路、405…動き検出回路、406…
LD分離回路、407…垂直フィルタ、408…加算
器、410…係数器、411…非線形処理回路。
4…Y/C分離回路、405…動き検出回路、406…
LD分離回路、407…垂直フィルタ、408…加算
器、410…係数器、411…非線形処理回路。
Claims (5)
- 【請求項1】主画面部と無画部とを有したレターボック
ス方式の信号を入力とし、前記無画部に多重されている
補償信号を再生する多重信号の再生手段と、 前記多重信号の再生回路出力を垂直方向にフィルタリン
グする垂直フィルタ手段と、 前記レターボックス方式の信号から輝度信号を分離する
分離手段と、 前記分離手段から得られた輝度信号に前記垂直フィルタ
手段の出力を加算する加算手段とを具備したことを特徴
とする垂直解像度補正装置。 - 【請求項2】前記垂直フィルタ手段の出力は、所定の係
数をかける係数器を介して前記輝度信号に加算されるこ
とを特徴とする請求項1記載の垂直解像度補正装置。 - 【請求項3】前記垂直フィルフ手段の出力は、非線形特
性をもたせる非線形回路を介して前記輝度信号に加算さ
れることを特徴とする垂直解像度補正装置。 - 【請求項4】前記垂直フィルタは垂直補間回路であるこ
とを特徴とする請求項1記載の垂直解像度補正装置。 - 【請求項5】主画面部と無画部とを有したレターボック
ス方式の信号を入力とし、前記無画部に多重されている
補償信号を再生する多重信号の再生手段と、 前記多重信号の再生回路出力を垂直方向にフィルタリン
グする垂直フィルタ手段と、 前記レターボックス方式の信号から輝度信号を分離する
分離手段と、 前記分離手段から得られた輝度信号に前記垂直フィルタ
手段の出力を加算する加算手段と、 前記加算手段の出力と前記多重信号の再生手段の出力が
入力され、走査線変換及び加算処理により順次走査信号
を出力する順次走査手段と、 前記順次走査手段の出力を4/3倍に走査線変換し出力
する手段とを備えたことを特徴とする輝度信号処理回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5347198A JPH07203250A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 垂直解像度補正装置及び輝度信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5347198A JPH07203250A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 垂直解像度補正装置及び輝度信号処理回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07203250A true JPH07203250A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18388590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5347198A Pending JPH07203250A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 垂直解像度補正装置及び輝度信号処理回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07203250A (ja) |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP5347198A patent/JPH07203250A/ja active Pending
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