JPH07205131A - 立体装飾面付きコンクリート製品成形用の雌型、及びその製造方法 - Google Patents
立体装飾面付きコンクリート製品成形用の雌型、及びその製造方法Info
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- JPH07205131A JPH07205131A JP1406994A JP1406994A JPH07205131A JP H07205131 A JPH07205131 A JP H07205131A JP 1406994 A JP1406994 A JP 1406994A JP 1406994 A JP1406994 A JP 1406994A JP H07205131 A JPH07205131 A JP H07205131A
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンクリート製品の立体装飾面を成形するた
めの雌型を、製品の装飾面の凹凸差が大であっても該装
飾面の硬化速度を一様に速めることができるようにす
る。 【構成】 コンクリート製品に表現すべき立体装飾面と
同じ装飾面を有する雄型1の上記装飾面を一定厚さで覆
って成形された樹脂やゴムの凝固性流動体の凝固層11
と、この凝固層に被さった一定厚さのFRP又はFRG
製の裏型21とで雌型を構成する。
めの雌型を、製品の装飾面の凹凸差が大であっても該装
飾面の硬化速度を一様に速めることができるようにす
る。 【構成】 コンクリート製品に表現すべき立体装飾面と
同じ装飾面を有する雄型1の上記装飾面を一定厚さで覆
って成形された樹脂やゴムの凝固性流動体の凝固層11
と、この凝固層に被さった一定厚さのFRP又はFRG
製の裏型21とで雌型を構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建物(家屋、ビルデ
ィング)や、擁壁の壁面、床材等を装飾する立体装飾面
付きコンクリート板等のコンクリート製品成形用の雌
型、及びその製造方法に関する。
ィング)や、擁壁の壁面、床材等を装飾する立体装飾面
付きコンクリート板等のコンクリート製品成形用の雌
型、及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は特公平5−29523号公報
(特開昭3−82503号公報)により上記のようなコ
ンクリート製品成形用の雌型の製造方法を提案した。こ
の従来例は、コンクリート製品に表現すべき立体装飾面
と同じ装飾面を有する雄型と、この雄型の回りに固定さ
れて前記装飾面の回りを囲む周囲枠とで型枠を構成し、
雄型の装飾面を上又は横に向けて上記型枠を定置し、周
囲枠の開放面を支持板で塞ぎ、雄型の装飾面、周囲枠の
内側周囲面、及び支持板の下面とで形成された空間に樹
脂、ゴム等の凝固性流動体を充填し、その凝固後に支持
板と一体に型枠から脱型した凝固層を雌型にする。この
ため、雌型50と一体の支持板51を成形枠52内に配
置し、雌型が横又は図8に示すように上に向くように成
形枠を定置し(雌型を横に向けるときは成形枠の開放面
をパネルで塞ぐ)、成形枠内の空間に生コン53を流し
込んで空間に充填し、加振してコンクリートを締め固め
たのち、加湿、加温による養生を行ってコンクリートの
硬化を促進し、充填後、脱型までの所要時間を短縮して
コンクリート製品を製造する。
(特開昭3−82503号公報)により上記のようなコ
ンクリート製品成形用の雌型の製造方法を提案した。こ
の従来例は、コンクリート製品に表現すべき立体装飾面
と同じ装飾面を有する雄型と、この雄型の回りに固定さ
れて前記装飾面の回りを囲む周囲枠とで型枠を構成し、
雄型の装飾面を上又は横に向けて上記型枠を定置し、周
囲枠の開放面を支持板で塞ぎ、雄型の装飾面、周囲枠の
内側周囲面、及び支持板の下面とで形成された空間に樹
脂、ゴム等の凝固性流動体を充填し、その凝固後に支持
板と一体に型枠から脱型した凝固層を雌型にする。この
ため、雌型50と一体の支持板51を成形枠52内に配
置し、雌型が横又は図8に示すように上に向くように成
形枠を定置し(雌型を横に向けるときは成形枠の開放面
をパネルで塞ぐ)、成形枠内の空間に生コン53を流し
込んで空間に充填し、加振してコンクリートを締め固め
たのち、加湿、加温による養生を行ってコンクリートの
硬化を促進し、充填後、脱型までの所要時間を短縮して
コンクリート製品を製造する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、支持板51
の板面にかまぼこの様に付着している雌型50は断熱性
が大であるため、支持板側から蒸気などで加熱し、雌型
50の装飾面と接触して立体装飾面が付けられたコンク
リート製品の表面の硬化を促進しようとしても、雌型の
肉厚部50Aに接触している表面部分に伝わる温度は、
肉薄部50Bと接触している表面部分に伝わる温度に較
べると遥かに少ない。つまり、コンクリート製品の表面
の硬化速度は雌型の肉厚部に接触している部分と、肉薄
部に接触している部分とで差が生じる。このため肉薄部
に接触している表面部分が充分に硬化しても、肉厚部に
接触している表面部分が未だ充分に硬化していないとき
に製品を脱型すると、未硬化部分の立体模様の凹凸が脱
落したり、欠損したりして不良製品になる。又、肉厚部
に接触している表面部分も充分に硬化するのを待って脱
型したのでは製造サイクルに時間を長く要すると共に、
加熱用の蒸気を得るためのエネルギーを大幅に消費し、
ランニングコストが非常に嵩む欠点がある。
の板面にかまぼこの様に付着している雌型50は断熱性
が大であるため、支持板側から蒸気などで加熱し、雌型
50の装飾面と接触して立体装飾面が付けられたコンク
リート製品の表面の硬化を促進しようとしても、雌型の
肉厚部50Aに接触している表面部分に伝わる温度は、
肉薄部50Bと接触している表面部分に伝わる温度に較
べると遥かに少ない。つまり、コンクリート製品の表面
の硬化速度は雌型の肉厚部に接触している部分と、肉薄
部に接触している部分とで差が生じる。このため肉薄部
に接触している表面部分が充分に硬化しても、肉厚部に
接触している表面部分が未だ充分に硬化していないとき
に製品を脱型すると、未硬化部分の立体模様の凹凸が脱
落したり、欠損したりして不良製品になる。又、肉厚部
に接触している表面部分も充分に硬化するのを待って脱
型したのでは製造サイクルに時間を長く要すると共に、
加熱用の蒸気を得るためのエネルギーを大幅に消費し、
ランニングコストが非常に嵩む欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、コン
クリート製品に表現すべき立体装飾面と同じ装飾面を片
面に有する雌型の他の片面を逆の凹凸面にし、雌型の厚
さをほゞ均一にしたのであって、請求項1の雌型は、コ
ンクリート製品に表現すべき立体装飾面と同じ装飾面を
有する雄型の上記装飾面を一定厚さで覆って成形された
樹脂やゴムの凝固性流動体の凝固層と、この凝固層に被
さった一定厚さのFRP又はFRG製の裏型とかなるこ
とを特徴とする。又、請求項2の雌型はコンクリート製
品に表現すべき立体装飾面と同じ装飾面を有する雄型の
上記装飾面を一定厚さで覆って成形された樹脂やゴムの
凝固性流動体の凝固層と、この凝固層に被さった一定厚
さのFRP又はFRG製の裏型とからなり、裏型の凝固
層に接触する面には立体網目材を取付け、前記凝固層は
立体網目材の網目を埋め、該立体網目材を介して裏型と
一体に結合していることを特徴とする。本発明の雌型の
製造方法は、コンクリート製品に表現すべき立体装飾面
と同じ装飾面を片面に有する雌型の他の片面を逆の凹凸
面にし、厚さがほゞ均一な雌型を得るようにしたのであ
って、請求項3の雌型の製造方法は、コンクリート製品
に表現すべき立体装飾面と同じ装飾面を有する雄型と、
この雄型の回りに固定されて前記装飾面の回りを囲む周
囲枠とで型枠を構成し、雄型の装飾面を上又は横に向け
て上記型枠を定置し、雄型の装飾面を粘土、石膏等の塑
造材料でほゞ一定厚さに被覆して雌原型を形成したの
ち、該雌原型上と、周囲枠の内側周囲面とにFRP又は
FRGをほゞ一定厚さで積層して裏型を形成し、次いで
裏型と、雌原型とを型枠内から脱型し、脱型した裏型を
再び型枠内に嵌めて雄型の装飾面との間に前記雌原型の
厚さと同程度の間隔を保ち、その雄型と裏型との間に形
成された内部空間に樹脂やゴムの凝固性流動体を充填
し、その凝固後に、凝固層と裏型を型枠から脱型し、こ
の凝固層と裏型とを雌型にすることを特徴とする。又、
請求項4の雌型の製造方法は、コンクリート製品に表現
すべき立体装飾面と同じ装飾面を有する雄型と、この雄
型の回りに固定されて前記装飾面の回りを囲む周囲枠と
で型枠を構成し、雄型の装飾面を上又は横に向けて上記
型枠を定置し、雄型の装飾面を粘土、石膏等の塑造材料
でほゞ一定厚さに被覆して雌原型を形成したのち、該雌
原型上と、周囲枠の内側周囲面とにFRP又はFRGを
ほゞ一定厚さで積層して裏型を形成し、次いで裏型と、
雌原型とを型枠内から脱型し、脱型した裏型の、雌原型
と接触していた面に立体網目材を固定し、裏型を再び型
枠内に嵌めて雄型の装飾面との間に前記雌原型の厚さと
同程度の間隔を保ち、その雄型と裏型との間に形成され
た内部空間に樹脂やゴムの凝固性流動体を充填し、その
凝固後に、凝固層と裏型を一体として型枠から脱型し、
雌型とすることを特徴とする。そして、請求項3と4の
いずれかの雌型の製造方法においても、雄型装飾面をほ
ゞ一定厚さの塑造材料で被覆して雌原型を形成する際
に、周囲枠の開放面に達する複数の突部を雌原型に一体
に突設し、次いでFRP又はFRGを積層して裏型を形
成する際に上記雌原型の突部を囲む一体の筒部を突設
し、雄型枠と裏型との間に形成された内部空間に凝固性
流動体を充填する際に上記筒部を凝固性流動体の注入口
と、内部空間からの空気逃がし口にすることが好まし
い。又、請求項3から5のいずれかの雌型の製造方法に
おいても、雌原型上と、周囲枠の内側周囲面にFRP又
はFRGをほゞ一定厚さで積層して裏型を形成する際
に、周囲枠の開放面に達する壁状、柱状の補強部を裏型
に一体に突設することが好ましい。
クリート製品に表現すべき立体装飾面と同じ装飾面を片
面に有する雌型の他の片面を逆の凹凸面にし、雌型の厚
さをほゞ均一にしたのであって、請求項1の雌型は、コ
ンクリート製品に表現すべき立体装飾面と同じ装飾面を
有する雄型の上記装飾面を一定厚さで覆って成形された
樹脂やゴムの凝固性流動体の凝固層と、この凝固層に被
さった一定厚さのFRP又はFRG製の裏型とかなるこ
とを特徴とする。又、請求項2の雌型はコンクリート製
品に表現すべき立体装飾面と同じ装飾面を有する雄型の
上記装飾面を一定厚さで覆って成形された樹脂やゴムの
凝固性流動体の凝固層と、この凝固層に被さった一定厚
さのFRP又はFRG製の裏型とからなり、裏型の凝固
層に接触する面には立体網目材を取付け、前記凝固層は
立体網目材の網目を埋め、該立体網目材を介して裏型と
一体に結合していることを特徴とする。本発明の雌型の
製造方法は、コンクリート製品に表現すべき立体装飾面
と同じ装飾面を片面に有する雌型の他の片面を逆の凹凸
面にし、厚さがほゞ均一な雌型を得るようにしたのであ
って、請求項3の雌型の製造方法は、コンクリート製品
に表現すべき立体装飾面と同じ装飾面を有する雄型と、
この雄型の回りに固定されて前記装飾面の回りを囲む周
囲枠とで型枠を構成し、雄型の装飾面を上又は横に向け
て上記型枠を定置し、雄型の装飾面を粘土、石膏等の塑
造材料でほゞ一定厚さに被覆して雌原型を形成したの
ち、該雌原型上と、周囲枠の内側周囲面とにFRP又は
FRGをほゞ一定厚さで積層して裏型を形成し、次いで
裏型と、雌原型とを型枠内から脱型し、脱型した裏型を
再び型枠内に嵌めて雄型の装飾面との間に前記雌原型の
厚さと同程度の間隔を保ち、その雄型と裏型との間に形
成された内部空間に樹脂やゴムの凝固性流動体を充填
し、その凝固後に、凝固層と裏型を型枠から脱型し、こ
の凝固層と裏型とを雌型にすることを特徴とする。又、
請求項4の雌型の製造方法は、コンクリート製品に表現
すべき立体装飾面と同じ装飾面を有する雄型と、この雄
型の回りに固定されて前記装飾面の回りを囲む周囲枠と
で型枠を構成し、雄型の装飾面を上又は横に向けて上記
型枠を定置し、雄型の装飾面を粘土、石膏等の塑造材料
でほゞ一定厚さに被覆して雌原型を形成したのち、該雌
原型上と、周囲枠の内側周囲面とにFRP又はFRGを
ほゞ一定厚さで積層して裏型を形成し、次いで裏型と、
雌原型とを型枠内から脱型し、脱型した裏型の、雌原型
と接触していた面に立体網目材を固定し、裏型を再び型
枠内に嵌めて雄型の装飾面との間に前記雌原型の厚さと
同程度の間隔を保ち、その雄型と裏型との間に形成され
た内部空間に樹脂やゴムの凝固性流動体を充填し、その
凝固後に、凝固層と裏型を一体として型枠から脱型し、
雌型とすることを特徴とする。そして、請求項3と4の
いずれかの雌型の製造方法においても、雄型装飾面をほ
ゞ一定厚さの塑造材料で被覆して雌原型を形成する際
に、周囲枠の開放面に達する複数の突部を雌原型に一体
に突設し、次いでFRP又はFRGを積層して裏型を形
成する際に上記雌原型の突部を囲む一体の筒部を突設
し、雄型枠と裏型との間に形成された内部空間に凝固性
流動体を充填する際に上記筒部を凝固性流動体の注入口
と、内部空間からの空気逃がし口にすることが好まし
い。又、請求項3から5のいずれかの雌型の製造方法に
おいても、雌原型上と、周囲枠の内側周囲面にFRP又
はFRGをほゞ一定厚さで積層して裏型を形成する際
に、周囲枠の開放面に達する壁状、柱状の補強部を裏型
に一体に突設することが好ましい。
【0005】
【実施例】図1は請求項1の雌型の断面図、図2は請求
項2の雌型の断面図、図3は図1,図2の雌型を裏型側
から見た斜視図である。この各雌型10は、コンクリー
ト製品に表現すべき凹凸した立体装飾面と同じ装飾面を
有する雄型1の上記装飾面を一定厚さ、例えば10〜3
0mm程度で被覆した凝固性流動体、例えばシリコン樹
脂、二液性のウレタン樹脂、二液性の合成ゴム、エポキ
シ樹脂、ポリエステル樹脂等の凝固層11と、この凝固
層11を一定厚さの型壁22で裏打ちして補強するFR
P(繊維強化樹脂)、又はFRG(繊維強化ゴム製)の
一定の厚さの裏型21とからなる。裏型の原料であるF
RPは、ガラス繊維強化ポリエステル樹脂、炭素繊維強
化ポリエステル樹脂、ナイロンケプラー、アラシド等の
繊維や、繊維メッシュと硬化性の樹脂からなる複合硬化
性材料であり、FRGは上記の繊維や、繊維メッシュと
ウレタンゴム、合成ゴム等からなる複合材料のことであ
る。
項2の雌型の断面図、図3は図1,図2の雌型を裏型側
から見た斜視図である。この各雌型10は、コンクリー
ト製品に表現すべき凹凸した立体装飾面と同じ装飾面を
有する雄型1の上記装飾面を一定厚さ、例えば10〜3
0mm程度で被覆した凝固性流動体、例えばシリコン樹
脂、二液性のウレタン樹脂、二液性の合成ゴム、エポキ
シ樹脂、ポリエステル樹脂等の凝固層11と、この凝固
層11を一定厚さの型壁22で裏打ちして補強するFR
P(繊維強化樹脂)、又はFRG(繊維強化ゴム製)の
一定の厚さの裏型21とからなる。裏型の原料であるF
RPは、ガラス繊維強化ポリエステル樹脂、炭素繊維強
化ポリエステル樹脂、ナイロンケプラー、アラシド等の
繊維や、繊維メッシュと硬化性の樹脂からなる複合硬化
性材料であり、FRGは上記の繊維や、繊維メッシュと
ウレタンゴム、合成ゴム等からなる複合材料のことであ
る。
【0006】裏型21の型壁22の回りからは一定の高
さの包囲壁23が突出すると共に、包囲壁で囲まれた内
部を包囲壁、型壁に連なった仕切壁24が区劃する。こ
の仕切壁24の高さも包囲壁と同じである。これらの包
囲壁、仕切壁は裏型の補強のほか、後述の作用、効果も
有する。
さの包囲壁23が突出すると共に、包囲壁で囲まれた内
部を包囲壁、型壁に連なった仕切壁24が区劃する。こ
の仕切壁24の高さも包囲壁と同じである。これらの包
囲壁、仕切壁は裏型の補強のほか、後述の作用、効果も
有する。
【0007】図4は図1の雌型10を使用してコンクリ
ート製品を成形している状態の断面図、図5は図2の雌
型を使用してコンクリート製品を成形している状態の断
面図である。下方に蒸気流通口32を有する製品成形型
枠30のなかに雌型10を裏返して収め、裏型の包囲壁
23、仕切壁24を成形型枠の底板31に上から当接し
て雌型10を底板31から上に離す。尚、予め包囲壁2
3には蒸気流通口32と連通する連通孔23´を、仕切
壁24には孔24´を夫々開設しておく。こうして、製
品成形型枠内に生コン33を打設し、蒸気流通口32、
連通孔23´、孔24´を通じ雌型10の下に蒸気を通
すと、雌型を構成する凝固層11と、裏型21の型壁2
2はほゞ一定厚さになっているため、製品の凹凸した立
体装飾面は、凹凸差が大であっても均一な速度で硬化す
る。
ート製品を成形している状態の断面図、図5は図2の雌
型を使用してコンクリート製品を成形している状態の断
面図である。下方に蒸気流通口32を有する製品成形型
枠30のなかに雌型10を裏返して収め、裏型の包囲壁
23、仕切壁24を成形型枠の底板31に上から当接し
て雌型10を底板31から上に離す。尚、予め包囲壁2
3には蒸気流通口32と連通する連通孔23´を、仕切
壁24には孔24´を夫々開設しておく。こうして、製
品成形型枠内に生コン33を打設し、蒸気流通口32、
連通孔23´、孔24´を通じ雌型10の下に蒸気を通
すと、雌型を構成する凝固層11と、裏型21の型壁2
2はほゞ一定厚さになっているため、製品の凹凸した立
体装飾面は、凹凸差が大であっても均一な速度で硬化す
る。
【0008】そして、包囲壁22、仕切壁23は裏型を
補強する以外に、雌型10を製品成形型枠の底板31か
ら上に離し、雌型の下に蒸気による加熱空間34を保つ
と共に、底板31から上に離れた雌型の部分を下から支
える突っかえ棒の役目をし、生コン33の打設によって
雌型が変形するのを有効に防止する。
補強する以外に、雌型10を製品成形型枠の底板31か
ら上に離し、雌型の下に蒸気による加熱空間34を保つ
と共に、底板31から上に離れた雌型の部分を下から支
える突っかえ棒の役目をし、生コン33の打設によって
雌型が変形するのを有効に防止する。
【0009】図6は請求項3の雌型の製造工程を示す断
面図、図7は請求項4の雌型の製造工程を示す断面図で
ある。どちらの製造方法でも、コンクリート製品に表現
すべき凹凸の立体装飾面と同じ装飾面を有する雄型1
と、雄型を固定した定盤2上で雄型の回りに固定され、
雄型の装飾面の回りを囲む周囲枠3とで雌型成形用の型
枠4を構成する。この型枠4を使用して前記装飾面と同
じ立体装飾面を有する雌型10を製造するには雄型1の
装飾面を横、又は図6、図7のように上に向けて型枠4
を定置し、装飾面に離型剤を付着したのち、該装飾面の
全体を粘土、石膏等の塑造材料でほゞ一定厚さ、例えば
10〜30mm程度の厚さで被覆して雌原型20を作
る。雌原型20を作る塑造材料は、粘土、石膏のほか、
パラフィン、蝋、樹脂粘土、硅酸ソーダ、寒天でもよい
が、例えば一定の厚さの板状に成形した軟らかい粘土板
を使用すると、これを雄型の装飾面の全面に張り付けれ
ばよいので作業性よく雌原型を作ることができる。
面図、図7は請求項4の雌型の製造工程を示す断面図で
ある。どちらの製造方法でも、コンクリート製品に表現
すべき凹凸の立体装飾面と同じ装飾面を有する雄型1
と、雄型を固定した定盤2上で雄型の回りに固定され、
雄型の装飾面の回りを囲む周囲枠3とで雌型成形用の型
枠4を構成する。この型枠4を使用して前記装飾面と同
じ立体装飾面を有する雌型10を製造するには雄型1の
装飾面を横、又は図6、図7のように上に向けて型枠4
を定置し、装飾面に離型剤を付着したのち、該装飾面の
全体を粘土、石膏等の塑造材料でほゞ一定厚さ、例えば
10〜30mm程度の厚さで被覆して雌原型20を作
る。雌原型20を作る塑造材料は、粘土、石膏のほか、
パラフィン、蝋、樹脂粘土、硅酸ソーダ、寒天でもよい
が、例えば一定の厚さの板状に成形した軟らかい粘土板
を使用すると、これを雄型の装飾面の全面に張り付けれ
ばよいので作業性よく雌原型を作ることができる。
【0010】こうして雄型の装飾面の全面を塑造材料で
被覆し、雌原型20が出来たら、雌原型の表面と、周囲
枠4の内側周囲面に離型剤を吹付け、塗付などにより付
着し、その上に前述のFRP又はFRGを一定厚さ、例
えば3〜10mm手貼り法、機械吹付け法で積層して厚
さが均一な裏型21を作る(図6,図7の上段)。そし
て、積層した裏型21が硬化したら、これを雌原型20
から脱型し、必要ならば補修加工する。この裏型21は
雌原型20の表面と接触して凹凸が雌原型とは逆になっ
た一定厚さの型壁22と、周囲枠3の内側周囲面に接触
し、型壁22の回りから後向きに突出する包囲壁23と
を有する。裏型21を脱型後、雌原型20を雄型1の装
飾面から剥して型枠4から脱型する。これまでの工程は
請求項3、請求項4とも共通であり、相違するのは、こ
れ以降である。
被覆し、雌原型20が出来たら、雌原型の表面と、周囲
枠4の内側周囲面に離型剤を吹付け、塗付などにより付
着し、その上に前述のFRP又はFRGを一定厚さ、例
えば3〜10mm手貼り法、機械吹付け法で積層して厚
さが均一な裏型21を作る(図6,図7の上段)。そし
て、積層した裏型21が硬化したら、これを雌原型20
から脱型し、必要ならば補修加工する。この裏型21は
雌原型20の表面と接触して凹凸が雌原型とは逆になっ
た一定厚さの型壁22と、周囲枠3の内側周囲面に接触
し、型壁22の回りから後向きに突出する包囲壁23と
を有する。裏型21を脱型後、雌原型20を雄型1の装
飾面から剥して型枠4から脱型する。これまでの工程は
請求項3、請求項4とも共通であり、相違するのは、こ
れ以降である。
【0011】請求項3の雌型の製造方法では、雌原型2
0の脱型後、雄型1の装飾面と、型枠の周囲枠3の内側
周囲面、及び脱型した裏型21の型壁22の前面に離型
剤を吹付け、塗付などにより付着し、裏型を再び型枠の
内部に嵌め入れ、裏型の型壁22の前面と、雄型の装飾
面との間に雌原型20の厚さと同程度の間隔を保つ。裏
型を型枠の内部に嵌め入れることにより裏型の包囲壁2
3は再び型枠の周囲枠3の内側周囲面に摺接するため、
裏型は型枠内に保持される(図6下段)。そして、雄型
の装飾面、裏型の型壁22、周囲枠3の内側包囲面との
間で形成される内部空間5に前述の樹脂やゴムの凝固性
流動体11´を充填し、その凝固後に裏型21と、厚さ
が均一な凝固層11を型枠4から脱型してこれを雌型1
0にする。凝固層11は裏型の型壁22の前面に嵌めた
だけでもよいが、接着剤や両面粘着テープ等を使用し、
接着してもよい。
0の脱型後、雄型1の装飾面と、型枠の周囲枠3の内側
周囲面、及び脱型した裏型21の型壁22の前面に離型
剤を吹付け、塗付などにより付着し、裏型を再び型枠の
内部に嵌め入れ、裏型の型壁22の前面と、雄型の装飾
面との間に雌原型20の厚さと同程度の間隔を保つ。裏
型を型枠の内部に嵌め入れることにより裏型の包囲壁2
3は再び型枠の周囲枠3の内側周囲面に摺接するため、
裏型は型枠内に保持される(図6下段)。そして、雄型
の装飾面、裏型の型壁22、周囲枠3の内側包囲面との
間で形成される内部空間5に前述の樹脂やゴムの凝固性
流動体11´を充填し、その凝固後に裏型21と、厚さ
が均一な凝固層11を型枠4から脱型してこれを雌型1
0にする。凝固層11は裏型の型壁22の前面に嵌めた
だけでもよいが、接着剤や両面粘着テープ等を使用し、
接着してもよい。
【0012】この請求項3の方法で能率的に雌型を製造
するには、雌原型20又は雄型に被さった凝固層11を
使用して裏型21だけを量産し、その後、雄型と、1つ
宛の裏型とによって凝固層11を作り、裏型と凝固層を
組合せればよい。この場合、凝固層を使用すると、離型
剤を使用しないで裏型が作れるので凝固層を使用する方
が手数がかゝらない。
するには、雌原型20又は雄型に被さった凝固層11を
使用して裏型21だけを量産し、その後、雄型と、1つ
宛の裏型とによって凝固層11を作り、裏型と凝固層を
組合せればよい。この場合、凝固層を使用すると、離型
剤を使用しないで裏型が作れるので凝固層を使用する方
が手数がかゝらない。
【0013】請求項4の雌型の製造方法では、裏型を脱
型し、雌原型20を雄型から剥したのち、雄型1の装飾
面と、型枠の周囲枠3の内側周囲面とに離型剤を吹付
け、塗付などにより付着し、脱型した裏型20の型壁2
2の前面に、例えばモルタル壁の下地材であるラス、エ
キスパンドメタル等の屈曲などして全体的に波を打つよ
うな立体網目材25をボルトナット、釘、接着剤等で固
定し、図7下段に示すように立体網目材を取付けた裏型
を再び型枠の内部に嵌め入れ、型枠の周囲枠3の内部に
摺接する裏型の包囲壁23によって裏型を型枠内に保持
し、裏型の型壁22の前面と、雄型の装飾面との間に雌
原型の厚さと同程度の間隔を保って内部空間5を形成
し、この内部空間に前述の樹脂やゴムの凝固性流動体1
1´を充填する。この凝固性流動体は、立体網目材25
の網目を埋めて凝固するため、その凝固層11は裏型の
型壁22の前面に一体的に取付く。従って、凝固性流動
体の凝固後、その凝固層11を裏型21と一体に型枠か
ら脱型し、これを雌型にする。
型し、雌原型20を雄型から剥したのち、雄型1の装飾
面と、型枠の周囲枠3の内側周囲面とに離型剤を吹付
け、塗付などにより付着し、脱型した裏型20の型壁2
2の前面に、例えばモルタル壁の下地材であるラス、エ
キスパンドメタル等の屈曲などして全体的に波を打つよ
うな立体網目材25をボルトナット、釘、接着剤等で固
定し、図7下段に示すように立体網目材を取付けた裏型
を再び型枠の内部に嵌め入れ、型枠の周囲枠3の内部に
摺接する裏型の包囲壁23によって裏型を型枠内に保持
し、裏型の型壁22の前面と、雄型の装飾面との間に雌
原型の厚さと同程度の間隔を保って内部空間5を形成
し、この内部空間に前述の樹脂やゴムの凝固性流動体1
1´を充填する。この凝固性流動体は、立体網目材25
の網目を埋めて凝固するため、その凝固層11は裏型の
型壁22の前面に一体的に取付く。従って、凝固性流動
体の凝固後、その凝固層11を裏型21と一体に型枠か
ら脱型し、これを雌型にする。
【0014】この請求項4の製造方法でも雌原型20を
使用して裏型21だけを量産し、その後、雌原型を雄型
から剥し、裏型の型壁22の前面に立体網目材25を取
付け、雄型と、1つ宛の裏型とによって凝固層11を作
り、裏型と凝固層が一体となった雌型を能率的に製造で
きる。
使用して裏型21だけを量産し、その後、雌原型を雄型
から剥し、裏型の型壁22の前面に立体網目材25を取
付け、雄型と、1つ宛の裏型とによって凝固層11を作
り、裏型と凝固層が一体となった雌型を能率的に製造で
きる。
【0015】請求項3,請求項4のどちらの製造方法で
も、図6,図7に示したように、雄型の装飾面を粘土等
の塑造材料で被覆して雌原型20を形成する際、雌原型
に周囲枠の開放面3´に届く複数本の突部26を一体に
突設し、雌原型20上にFRP,FRGを積層して裏型
21を形成する際に、上記各突部26の回りをFRP,
FRGで囲んで筒部27を設けるとよい。こうすると、
裏型21を雌原型20から分離することにより雌原型の
突部26は筒部27から抜けるため、図6の下段、図7
の下段に示すように裏型と雄型との間の内部空間5に樹
脂やゴムの凝固性流動体を充填する際、筒部27の1
つ、又は幾つかを上記流動体の注入口、筒部の残りを内
部空間からの空気の逃がし口にすることができ、内部空
間5の空気を外に排出しながらスムースに凝固性流動体
を内部空間に満たすことができると共に、空気の逃がし
口から凝固性流動体が溢れ出ることで充填の完了を知る
ことができる。更に、この筒部27内を凝固性流動体が
満たして固まるため、雌原型の突部26と同様な凝固性
流動体の突部12が生じ、この突部12を筒部27が囲
む。従って、雌型を使用してコンクリート製品を製造す
る際には、図4,図5に示すようにこれらの突部と筒部
は雌型10を成形用型枠30の底板31上から浮かし、
前述の包囲壁23や、仕切壁24と同様に底板31と雌
型10に蒸気等を導入する加熱空間34を形成すると同
時に、雌型を底板上に支え、生コン打設の際に雌型が変
形するのを防止する。
も、図6,図7に示したように、雄型の装飾面を粘土等
の塑造材料で被覆して雌原型20を形成する際、雌原型
に周囲枠の開放面3´に届く複数本の突部26を一体に
突設し、雌原型20上にFRP,FRGを積層して裏型
21を形成する際に、上記各突部26の回りをFRP,
FRGで囲んで筒部27を設けるとよい。こうすると、
裏型21を雌原型20から分離することにより雌原型の
突部26は筒部27から抜けるため、図6の下段、図7
の下段に示すように裏型と雄型との間の内部空間5に樹
脂やゴムの凝固性流動体を充填する際、筒部27の1
つ、又は幾つかを上記流動体の注入口、筒部の残りを内
部空間からの空気の逃がし口にすることができ、内部空
間5の空気を外に排出しながらスムースに凝固性流動体
を内部空間に満たすことができると共に、空気の逃がし
口から凝固性流動体が溢れ出ることで充填の完了を知る
ことができる。更に、この筒部27内を凝固性流動体が
満たして固まるため、雌原型の突部26と同様な凝固性
流動体の突部12が生じ、この突部12を筒部27が囲
む。従って、雌型を使用してコンクリート製品を製造す
る際には、図4,図5に示すようにこれらの突部と筒部
は雌型10を成形用型枠30の底板31上から浮かし、
前述の包囲壁23や、仕切壁24と同様に底板31と雌
型10に蒸気等を導入する加熱空間34を形成すると同
時に、雌型を底板上に支え、生コン打設の際に雌型が変
形するのを防止する。
【0016】又、裏型を形成する際に図6,7に示すよ
うに、FRP,FRGで周囲枠3の開放面3´に達する
前述の仕切壁24などの補強部を設けるとよい。この補
強部は壁に限らず柱状であってもよい。この補強部は成
形型枠の底板31から上に離れる雌型の部分を下から支
え、生コンの打設によって雌型が変形するのを有効に防
止する。尚、雌型の製造後、裏型の包囲壁23と、包囲
壁が囲む空間を仕切る壁状の補強部には蒸気などを通す
ための孔23´,24´を開設する。
うに、FRP,FRGで周囲枠3の開放面3´に達する
前述の仕切壁24などの補強部を設けるとよい。この補
強部は壁に限らず柱状であってもよい。この補強部は成
形型枠の底板31から上に離れる雌型の部分を下から支
え、生コンの打設によって雌型が変形するのを有効に防
止する。尚、雌型の製造後、裏型の包囲壁23と、包囲
壁が囲む空間を仕切る壁状の補強部には蒸気などを通す
ための孔23´,24´を開設する。
【0017】
【発明の効果】請求項1、請求項2の雌型は、凝固性流
動体が凝固した一定厚さの凹凸した凝固層11と、この
凝固層を一定厚さの型壁22で裏打ち、補強するFR
P、FRG製の裏型21とからなる。従って、コンクリ
ート製品の凹凸した立体装飾面を、凝固層11に生コン
を接触させて形成する際、生コンの硬化を促進するため
に裏型側から蒸気などで加熱すると、凹凸の差が大であ
ってもコンクリート製品の装飾面全体を一様な速度で硬
化させることができる。又、請求項3、請求項4の雌型
の製造方法によって凝固性流動体が凝固した一定厚さの
凹凸した凝固層11と、この凝固層を一定厚さの型壁2
2で裏打ち、補強するFRP、FRG製の裏型21とか
らなる、全体として均一な厚さを有する雌型を得ること
ができる。
動体が凝固した一定厚さの凹凸した凝固層11と、この
凝固層を一定厚さの型壁22で裏打ち、補強するFR
P、FRG製の裏型21とからなる。従って、コンクリ
ート製品の凹凸した立体装飾面を、凝固層11に生コン
を接触させて形成する際、生コンの硬化を促進するため
に裏型側から蒸気などで加熱すると、凹凸の差が大であ
ってもコンクリート製品の装飾面全体を一様な速度で硬
化させることができる。又、請求項3、請求項4の雌型
の製造方法によって凝固性流動体が凝固した一定厚さの
凹凸した凝固層11と、この凝固層を一定厚さの型壁2
2で裏打ち、補強するFRP、FRG製の裏型21とか
らなる、全体として均一な厚さを有する雌型を得ること
ができる。
【図1】請求項1の雌型の一例の断面図である。
【図2】一部を拡大した請求項2の雌型の断面図であ
る。
る。
【図3】図1,図2の雌型の斜視図である。
【図4】図1の雌型を使用してコンクリート製品を製造
している状態の断面図である。
している状態の断面図である。
【図5】図2の雌型を使用してコンクリート製品を製造
している状態の断面図である。
している状態の断面図である。
【図6】請求項3による雌型の製造工程の二段階を示す
断面図である。
断面図である。
【図7】請求項4による雌型の製造工程の二段階を示す
断面図である。
断面図である。
【図8】従来の雌型を使用してコンクリート製品を製造
している状態の断面図である。
している状態の断面図である。
1 雄型 2 定盤 3 周囲枠 3´ 周囲枠の開放面 4 型枠 5 内部空間 10 雌型 11 凝固層 11´ 凝固性流動体 20 雌原型 21 裏型 22 型壁 23 包囲壁 24 仕切壁 25 立体網目材 30 製品成形型枠 31 底板 32 蒸気流通口 33 生コン
Claims (6)
- 【請求項1】 コンクリート製品に表現すべき立体装飾
面と同じ装飾面を有する雄型の上記装飾面を一定厚さで
覆って成形された樹脂やゴムの凝固性流動体の凝固層
と、この凝固層に被さった一定厚さのFRP又はFRG
製の裏型とからなることを特徴とする立体装飾面付きコ
ンクリート製品成形用の雌型。 - 【請求項2】 コンクリート製品に表現すべき立体装飾
面と同じ装飾面を有する雄型の上記装飾面を一定厚さで
覆って成形された樹脂やゴムの凝固性流動体の凝固層
と、この凝固層に被さった一定厚さのFRP又はFRG
製の裏型とからなり、裏型の凝固層に接触する面には立
体網目材を取付け、前記凝固層は立体網目材の網目を埋
め、該立体網目材を介して裏型と一体に結合しているこ
とを特徴とする立体装飾面付きコンクリート製品成形用
の雌型。 - 【請求項3】 コンクリート製品に表現すべき立体装飾
面と同じ装飾面を有する雄型と、この雄型の回りに固定
されて前記装飾面の回りを囲む周囲枠とで型枠を構成
し、雄型の装飾面を上又は横に向けて上記型枠を定置
し、雄型の装飾面を粘土、石膏等の塑造材料でほゞ一定
厚さに被覆して雌原型を形成したのち、該雌原型上と、
周囲枠の内側周囲面とにFRP又はFRGをほゞ一定厚
さで積層して裏型を形成し、次いで裏型と、雌原型とを
型枠内から脱型し、脱型した裏型を再び型枠内に嵌めて
雄型の装飾面との間に前記雌原型の厚さと同程度の間隔
を保ち、その雄型と裏型との間に形成された内部空間に
樹脂やゴムの凝固性流動体を充填し、その凝固後に、凝
固層と裏型を型枠から脱型し、この凝固層と裏型とを雌
型にすることを特徴とする立体装飾面付きコンクリート
製品成形用雌型の製造方法。 - 【請求項4】 コンクリート製品に表現すべき立体装飾
面と同じ装飾面を有する雄型と、この雄型の回りに固定
されて前記装飾面の回りを囲む周囲枠とで型枠を構成
し、雄型の装飾面を上又は横に向けて上記型枠を定置
し、雄型の装飾面を粘土、石膏等の塑造材料でほゞ一定
厚さに被覆して雌原型を形成したのち、該雌原型上と、
周囲枠の内側周囲面とにFRP又はFRGをほゞ一定厚
さで積層して裏型を形成し、次いで裏型と、雌原型とを
型枠内から脱型し、脱型した裏型の、雌原型と接触して
いた面に立体網目材を固定し、裏型を再び型枠内に嵌め
て雄型の装飾面との間に前記雌原型の厚さと同程度の間
隔を保ち、その雄型と裏型との間に形成された内部空間
に樹脂やゴムの凝固性流動体を充填し、その凝固後に、
凝固層と裏型を一体として型枠から脱型し、雌型とする
ことを特徴とする立体装飾面付きコンクリート製品成形
用雌型の製造方法。 - 【請求項5】 請求項2と3のどれか1項に記載の雌型
の製造方法において、雄型の装飾面をほゞ一定厚さの塑
造材料で被覆して雌原型を形成する際に、周囲枠の開放
面に達する複数の突部を雌原型に一体に突設し、次いで
FRP又はFRGを積層して裏型を形成する際に上記雌
原型の突部を囲む一体の筒部を突設し、雄型と裏型との
間に形成された内部空間に凝固性流動体を充填する際に
上記筒部を凝固性流動体の注入口と、内部空間からの空
気逃がし口にすることを特徴とする立体装飾面付きコン
クリート製品成形用雌型の製造方法。 - 【請求項6】 請求項3から5のどれか1項に記載の雌
型の製造方法において、雌原型上と、周囲枠の内側周囲
面にFRP又はFRGをほゞ一定厚さで積層して裏型を
形成する際に、周囲枠の開放面に達する壁状、柱状の補
強部を裏型に一体に突設することを特徴とする立体装飾
面付きコンクリート製品成形用雌型の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1406994A JPH07205131A (ja) | 1994-01-13 | 1994-01-13 | 立体装飾面付きコンクリート製品成形用の雌型、及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1406994A JPH07205131A (ja) | 1994-01-13 | 1994-01-13 | 立体装飾面付きコンクリート製品成形用の雌型、及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07205131A true JPH07205131A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11850821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1406994A Pending JPH07205131A (ja) | 1994-01-13 | 1994-01-13 | 立体装飾面付きコンクリート製品成形用の雌型、及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07205131A (ja) |
-
1994
- 1994-01-13 JP JP1406994A patent/JPH07205131A/ja active Pending
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