JPH07205182A - 板状成形体及びその製造方法 - Google Patents
板状成形体及びその製造方法Info
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Abstract
れが防止できる枕木として、或いは他の土木・建築部材
等としても利用できる板状成形体及びその製造方法を提
供する。 【構成】 長手方向に向けて長繊維4が埋設された熱硬
化性樹脂発泡体からなり、密度が0.6〜1.0g/c
m3 である第一層2と、密度が0.2〜0.66g/c
m3 で第一層2より低密度である第二層3とによって形
成された板状成形体1であって、第一層2の片面に形成
された凹部5内に第二層3が形成されている板状成形体
及びその製造方法。
Description
敷設された好適な枕木等の板状成形体及びその製造方法
に関する。
岐部やカーブ部のレールに横圧が加わるので、軌道の横
ずれが起こり易く、特にバラスト軌道の場合には軌道の
横ずれが起こり易かった。このため、枕木に多用されて
いるPCコンクリート製枕木においては、その底面の敷
設面にゴム板を貼付してバラスト軌道との摩擦抵抗を大
きくする等の工夫がなされていた。また、近年鉄道用枕
木として使用されるようになってきている合成枕木(実
公昭61−23042号公報等参照)においても前記P
Cコンクリート製枕木と同様にゴム板を貼付する等の工
夫がなされていた。
木の場合は、合成枕木自体がある程度の弾性を有してい
るので、ゴム板等を貼付けなくてもバラストが枕木に食
い込み、横ずれがある程度は防止される。しかし現在の
合成枕木の高密度域では、横ずれを防止するには不充分
であった。このため、合成枕木と同一材料の低密度部材
を重ね合せ接着することが考えられるが、この場合には
重ね合せ部の接着の信頼性に問題が残る。
で構成されていると、この低密度層がつぶれ、レールの
適正高さが維持できなくなる恐れがあった。
ので、必要な剛性を保持しつつバラスト軌道の横ずれが
防止できる枕木として、或いは他の土木・建築部材等と
しても利用できる板状成形体及びその製造方法を提供す
ることを目的とする。
状成形体は、長手方向に向けて長繊維が埋設された熱硬
化性樹脂発泡体からなり、密度が0.6〜1.0g/c
m3 である第一層と、空隙部に熱硬化性樹脂発泡体が充
填された空隙を有するシート状体からなり、密度が0.
2〜0.6g/cm3 で第一層より低密度である第二層
とによって形成された板状成形体であって、第一層の片
面に形成された凹部内に第二層が形成されていることを
特徴とするものである。
法は、多数の長繊維を束ねて配列した繊維束を連続的に
進行させると共に、その進行中に繊維束に発泡硬化性樹
脂液を含浸させ、この繊維束の片面に空隙を有するシー
ト状体を供給して、この繊維束とシート状体とを同時に
成形通路に導き、成形通路内で前記樹脂液の発泡と硬化
とを行わせることを特徴とするものである。
項2記載の本発明板状成形体の製造方法において、長繊
維としては、無機質、有機質のいずれの長繊維を用いて
もよいが、強度及び経済性の観点からガラス長繊維が最
も望ましい。
化性にして硬質の樹脂発泡体であれば特に制限されるこ
とはないが、特に発泡性が付与された硬質ウレタン樹脂
や硬質ポリエステル樹脂を好適に用いることができる。
て、第二層としては、空隙部に熱硬化性樹脂発泡体が充
填されたシート状体からなる層、例えば、空隙部に熱硬
化性樹脂発泡体が充填されたポリエステル不織布シート
等の多孔質シート層、六角形状をしたペーパーハニカム
材層等が挙げられる。
るのが望ましい。第二層の厚みが10mm以上になる
と、バラストの枕木への食い込みが第二層のみとなり、
第二層が横圧により破壊され、摩擦力の効果がなくなる
恐れがある。また厚みが3mm以下になると、バラスト
の枕木への食い込みが少なくなり摩擦力の効果が減少す
る。
法において、空隙を有するシート状体としては、ポリエ
ステル不織布シート等の多孔質シート、六角形状をした
ペーパーハニカム材等が挙げられる。
うに構成されているので、例えば、この板状成形体を枕
木として使用する場合は、道床がバラスト道床であって
もバラストが低密度の第二層内によく食い込むので、枕
木と道床との摩擦力が大きくなり、レールの横ずれが防
止される。
硬化性樹脂発泡体からなるので、枕木として必要な曲げ
強度、圧縮強度等が保証される。
ているので、第二層の幅は第一層の幅より狭く形成され
る。このため、道床に接する部分が全面第二層になるこ
とはなく、第二層のつぶれがなく軌道の適正高さが維持
される。
法は、上記のように構成されているので、軌道の横ずれ
等を防止することができる板状成形体を連続して一体的
に製造することができる。
れた発泡硬化性樹脂液が空隙を有するシート状体の空隙
部に拡散しながら浸透し、この浸透した発泡硬化性樹脂
液が発泡硬化して、シート状体の空隙部に熱硬化性樹脂
発泡体が充填される。これにより、第一層は第二層とが
強固に接合されるので、接合部の信頼性の高い高強度の
板状成形体が連続して製造される。
を図を参照して説明する。図1は本発明板状成形体の一
例を示した斜視図である。図1において、1は板状成形
体、2は板状成形体1を構成する第一層、3は第二層で
ある。第一層2は、補強長繊維4が長手方向に向けて埋
設された熱硬化性樹脂発泡体からなり、断面略四角形状
の板状に形成され、その密度は0.6〜1.0g/cm
3 であり、片面に凹部5が形成されている。第二層3は
ポリエステル不織布からなる多孔質シートの空隙部に熱
硬化性樹脂発泡体が充填された多孔質シートからなり、
その密度は0.2〜0.6g/cm 3 (望ましくは0.
3〜0.5g/cm3 )であり、第一層2に形成された
凹部5内に形成されている。Aは第一層2の幅、Bは第
二層3の幅、Tは第二層3の厚みであり、B=190m
m、A=230mm、T=5mmである。
合には、低密度の第二層3がバラスト道床の敷設面に敷
設される。そして、この第二層3に道床のバラストが食
い込み、道床と枕木との摩擦抵抗が増大し、軌道の横ず
れが抑えられる。
斜視図である。図2において、11は板状成形体、12
は第一層、13は第二層である。第二層13は、空隙部
に熱硬化性樹脂発泡体が充填されたペーパーハニカム材
からなり、その密度は0.2〜0.6g/cm3 (望ま
しくは0.3〜0.5g/cm3 )である。その他は図
1に示した板状成形体1と同じ構成である。
を示した説明図である。次に、本発明板状成形体の製造
方法の一例を図3を参照して説明する。所定間隔をもっ
て上下に配設した含浸台30の上を、多数のガラス長繊
維31を束ねて配列した繊維束32を連続的に進行させ
るとともに、その進行中に含浸台30上で繊維束32に
ウレタン樹脂混合吐出機33よりウレタン樹脂液(発泡
硬化性樹脂液)34を流下付着させる。この場合、第一
層2の密度が0.6〜1.0g/cm3 になるように、
ガラス長繊維31と発泡倍率を見込んだウレタン樹脂液
34の供給量とを成形寸法に応じて設定する。
れた繊維束32を、含浸台30と含浸台30の上方に配
設した含浸板35とによって挟持する。次に、上記含浸
板35を前記繊維束32の幅方向に移動させて、繊維束
32にウレタン樹脂液34を含浸させる。
繊維束32を層状に保持した状態で収束し、この繊維束
32の下方に、含浸台30の下方に配設したロール36
からポリエステル不織布からなる多孔質シート37を供
給し、繊維束32と多孔質シート37とを4つのエンド
レススチールベルト38によって囲繞されている成形通
路39に導き、この成形通路39内を移動する間に発泡
硬化させて前記した板状成形体1を製造する。
範囲、組成比、ウレタン樹脂配合比の例を表1に示す。
例を示した説明図である。次に、本発明板状成形体製造
方法の他の例を図4を参照して説明する。図4におい
て、含浸台30、ウレタン樹脂混合吐出機33、含浸板
35、スチールベルト38は前記した図3に示した例と
同様の設備が用いられている。図3に示した例と同様
に、多数のガラス長繊維31を束ねて配列した繊維束3
2にウレタン樹脂液34を含浸させ、層状に保持した状
態で収束した繊維束32の下方に、含浸台30の下方に
配設した貯蔵容器40からペーパーハニカム材41を供
給し、繊維束32とハニカム材41とを4つのエンドレ
ススチールベルトによって囲繞されている成形通路42
に導き、この成形通路42内を移動する間に発泡硬化さ
せて前記した板状成形体11を成形する。
囲、組成比、ウレタン樹脂配合比は表1に示したものと
同じである。
体を枕木として使用した場合には、必要な剛性、曲げ強
度、圧縮強度等を有する高密度の第一層と第一層より低
密度の第二層とが一体的に形成されているので、枕木と
して必要な剛性、強度を保持しながらバラストの食い込
みを容易にすることができる。これにより、バラスト軌
道の道床抵抗を大きくすることができるので、バラスト
軌道等においても、軌道の横ずれを確実に防止すること
ができる。
ることがないので、第二層がつぶれることがなく、レー
ルの適正高さを維持することができる。
を限定することなく、建築部材を始めとして他の用途に
も使用することができる。さらに上記したように、第一
層と第二層とは一体的に形成されているので、接合面の
剥離、接着不良などを解消することができる。
法は、上記のように構成されているので、軌道の横ずれ
等を防止することができる高強度の板状成形体を連続的
に製造することができる。
明図。
説明図。
Claims (2)
- 【請求項1】 長手方向に向けて長繊維が埋設された熱
硬化性樹脂発泡体からなり、密度が0.6〜1.0g/
cm3 である第一層と、密度が0.2〜0.6g/cm
3 で第一層より低密度である第二層とによって形成され
た板状成形体であって、第一層の片面に形成された凹部
内に第二層が形成されていることを特徴とする板状成形
体。 - 【請求項2】 多数の長繊維を束ねて配列した繊維束を
連続的に進行させると共に、その進行中に繊維束に発泡
硬化性樹脂液を含浸させ、この繊維束の片面に空隙を有
するシート状体を供給して、この繊維束とシート状体と
を同時に成形通路に導き、成形通路内で前記樹脂液の発
泡と硬化とを行わせることを特徴とする板状成形体の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00315194A JP3483286B2 (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | 板状成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00315194A JP3483286B2 (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | 板状成形体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07205182A true JPH07205182A (ja) | 1995-08-08 |
| JP3483286B2 JP3483286B2 (ja) | 2004-01-06 |
Family
ID=11549358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00315194A Expired - Lifetime JP3483286B2 (ja) | 1994-01-17 | 1994-01-17 | 板状成形体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3483286B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10131103A (ja) * | 1996-11-01 | 1998-05-19 | Sekisui Chem Co Ltd | まくら木 |
| CN109895420A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-06-18 | 洛阳科博思新材料科技有限公司 | 一种一体式复合材料轨枕及其制造方法 |
| JP2022026706A (ja) * | 2020-07-31 | 2022-02-10 | 積水化学工業株式会社 | 長繊維補強発泡成形体の製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3128702U (ja) | 2006-05-11 | 2007-01-25 | 興次郎 堤 | 上掛け寝具と敷きパット。 |
-
1994
- 1994-01-17 JP JP00315194A patent/JP3483286B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10131103A (ja) * | 1996-11-01 | 1998-05-19 | Sekisui Chem Co Ltd | まくら木 |
| CN109895420A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-06-18 | 洛阳科博思新材料科技有限公司 | 一种一体式复合材料轨枕及其制造方法 |
| JP2022026706A (ja) * | 2020-07-31 | 2022-02-10 | 積水化学工業株式会社 | 長繊維補強発泡成形体の製造方法 |
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| JP3483286B2 (ja) | 2004-01-06 |
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