JPH0720521U - ガスメータ - Google Patents

ガスメータ

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JPH0720521U
JPH0720521U JP051286U JP5128693U JPH0720521U JP H0720521 U JPH0720521 U JP H0720521U JP 051286 U JP051286 U JP 051286U JP 5128693 U JP5128693 U JP 5128693U JP H0720521 U JPH0720521 U JP H0720521U
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功 増田
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上ケースと下ケースからなるガスメータにお
いて、上ケース内部の構造をシンプル化しつつ、表ガラ
ス破損時にもケース内部からのガス漏出を防止する。 【構成】 ガスメータは、上ケース1と下ケース2とか
らなり、上ケース1の開口部6に表縁部材8を装着す
る。表縁部材8は、上ケース1との間に形成される溝9
内に、略T字断面の透明板支持枠15を備えており、溝
9を2つに分割する。各溝9にはパッキン10が充填さ
れ、外側に透明板を構成する表ガラス7、内側に裏ガラ
ス16が装着される。透明板支持枠15の隔壁15aに
より、透明板の支持形態を独立化でき、表ガラス破損時
のも裏ガラスの支持に影響を与えない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガスの使用量を積算するガスメータに関し、特にガスの積算量を表 示する表示部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ガスメータは、図4に示すように略長方形の開口部を有するダイキャ スト製の上ケース1と、この上ケース1に気密に取り付けられガスによって駆動 される膜式の計量機構(図示しない)を収納する下ケース2とからなり、上ケー ス1の上部にはガス流入口3とガス流出口4とが設けられ下ケース2にガスを導 くことにより、ガス使用量を積算するように構成されている。
【0003】 従って、上ケース1の内部には図5に示すように、ガス使用量を積算するため の積算計5が設けられており、更に積算計5より前方のケース開口部6には、そ の外部から積算計5の表示を視認できるように、表示部Aを構成する透明な表ガ ラス7を備えた表縁部材8が装着される。
【0004】 上ケース1の縦断面を図6に示す。表縁部材8の先端部分8aは、図示するよ うにケース開口部6の周囲に形成されたフランジ1aとの間で表ガラス7の周縁 部7aを収容するための溝部9を形成し、ガラスパッキン10を介して表ガラス 7を支持している。また、膜式の計量機構(図示せず)の運動を積算計5に伝達 する駆動伝達機構(内機アセンブリとも呼ばれる)11は、その大部分が上ケー ス1の内部に設けられた内機カバー1bによって2重に保護されている。これは 、表ガラス7が外的衝撃などによって破損したような場合に、ガスメータ内部か ら外部にガスが漏出するのを防止するためである。したがって、一般のガスメー タでは、ガス流入口3を介して外部より取り込まれたガスは直接、この内機カバ ー1b内部に導かれるようになっている(実開平3−97624号、実開平3− 255319号公報など)。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上ケース1の内部を、内機カバー1bを介して二分割するタイプのメータにお いては、駆動伝達機構11と積算計5とを連携させる回転伝達軸12を、内機カ バー1bに対して貫通させなければならず、この貫通部分には軸受13やガス漏 れ防止のためのオイルシール14が必要となり、ガスメータの内部構造が複雑化 する傾向にある。加えて、このオイルシール14を設けることで、その部分の摩 擦抵抗により、駆動伝達機構11、積算計5間で駆動力の伝達ロスが生じ、被駆 動体側の運動性能が損なわれる恐れがある。
【0006】 本考案は上述した問題を解消するためになされたもので、その目的は上ケース 内部の構造をシンプル化すると共に、万一表ガラスが破損してもガス漏れを防止 できるガスメータを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため本考案による窓ガラス構造は、表示部を備えた上ケー スと、膜式の計量機能を備えた下ケースとからなり、下ケース内に供給されたガ スにより膜式の計量機能を駆動し、この運動を、駆動伝達機構を介して上ケース 内に設けた積算計を回転駆動するようにしたガスメータにおいて、前記積算計前 方の前記表示部を構成する開口部に、この開口部に沿った周状の溝を有する表縁 部材を装着するとともに、この表縁部材に、上ケース内部をパッキンを介して気 密に封止する少なくとも内外2重の透明板と、前記周状の溝を前記透明板に対応 して複数の溝に分割して透明板を離間支持する支持手段とを設けたことを特徴と している。
【0008】
【作用】
表縁部材により形成された周状の溝を透明板の枚数に対応して複数の溝に分割 する透明板の支持手段を設け、分割された各溝にパッキンを介して各透明板を離 間支持したことで、一方の透明板が破損しても、他方の透明板の支持形態に影響 を及ぼすことがなく、ここでガス漏れを確実に阻止することができる。
【0009】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の各実施例を説明する。図1(a)は、本考案の 第1実施例であるガスメータの要部断面図、図1(b)は透明板及びその支持手 段を示す分解斜視図である。尚、この図において、図6で説明したガスメータの 構成要素と同一または相当部分には同一参照番号を付してその説明を簡略化する 。
【0010】 本実施例によるガスメータは、上ケース1と下ケース2とからなり、上ケース 1の内部には、ガス使用量を積算するための積算計5と、下ケース2内の膜式の 計量機構(図示せず)の運動を積算計5に伝達するための駆動伝達機構11とを 備えている。また、上ケース1は、積算計5の前方にケース開口部6を備えてお り、その周囲には、表示部Aを構成する表縁部材8を装着するためのフランジ1 aが形成されている。
【0011】 表縁部材8は、上ケース1のフランジ1aに装着されて、その先端部分8aと フランジ1aとの間にケース開口部6に沿った周状の溝9を形成するが、本実施 例によれば、この溝9内には、透明板の支持手段として図1(b)に示するよう な金属製の透明板支持枠15が嵌合されている。この透明板支持枠15は、本実 施例において環状の周壁15aと上述した溝9を2つに分割する環状の周壁15 aの内面に形成された隔壁15bを備え、その支持断面が図示したようにT字状 になるように形成される。そして、この透明板支持枠15によって分割された2 つの溝9a,9bつまりパッキン収容溝には、それぞれパッキン10が充填され 、外側の溝9bには透明板として表ガラス7がパッキン10を介して嵌め込まれ 、内側の溝9bには、透明板として例えば透明な樹脂材料(ポリカーボネイトや アクリルなど)より形成される裏ガラス16がパッキン10を介して嵌め込まれ ている。
【0012】 この結果、外的衝撃などによって表ガラス7が破損し、この溝9aから表ガラ ス7が部分的になくなったような場合でも、表縁部材8の周状の内溝9を分離す る隔壁15bを設けた透明板支持枠15があるために、溝9b側においては、裏 ガラス16を支持するパッキン10の圧縮率は変化せず、そのまま裏ガラス16 をパッキン10により安定して弾力支持することができ、この裏ガラス16が残 存する限りにおいては、表縁部材8の開口部を介してケース内部から外側にガス が漏れ出すことはなくガスメータの気密性を確実に保持することができる。
【0013】 従って、本実施例によれば、上述した2重の密封構造により、従来ガス漏れ対 策として上ケース1内部に設けられていた内機カバー(図6)を排除することが でき、併せて軸受やオイルシールも必要がなく、上ケース1の内部構造をシンプ ル化して大幅なコストダウンを図ることができる。
【0014】 図2(a)及び(b)は本考案の第2実施例を示している。この実施例におい て各透明板7,16の支持手段を構成する透明板支持枠17は、図示したように 断面略T字状に形成され各透明板1,16の支持形態をそれぞれ独立化可能な隔 壁17aを有する隔壁構成枠171 と、この隔壁構成枠171 の左右に配置され 断面略L字状に形成された側壁構成枠172 ,172 とから構成されている。従 って、上記隔壁構成枠171 の左右に各側壁構成枠172 ,172 を配置するこ とによりこの左右各側壁構成枠172 ,172 の各側壁17b,17bと前記隔 壁17aとの間に、2つの独立した周溝9a,9bを形成することができ、これ ら各周溝9a,9b内にそれぞれパッキン10を介して透明板である表ガラス7 及び裏ガラス16を独立して、しかも気密に取り付けることができる。本実施例 における透明板支持枠17の作用は、前述した第1実施例と全く同様であり、表 ガラス7が破損した際にも内側の裏ガラス16を支持するパッキン10の圧縮力 は変化せず、確実に気密性を確保することができる。
【0015】 図3は本考案の第3実施例である。この実施例において各透明板7,16の支 持手段を構成する透明板支持枠18は、図示したように、断面略L字状に形成さ れ、その内周側に形成される隔壁18aによって、前述した第1及び第2実施例 と同様に、表縁部材8の内周に形成された溝9を、独立した2つの周溝9a,9 bに分割することができ、これら各周溝9a,9b内にそれぞれパッキン10を 介して透明板である表ガラス7及び裏ガラス16を独立して、しかも気密に取り 付けることができる。
【0016】 この表ガラス7及び裏ガラス16の組み付けの手順を簡単に説明すると次の通 りである。まず、上ケース1のフランジ1aから取り外された状態の表縁部材8 内に、その上ケース1への取り付け側から、周囲にパッキン10を取り付けた表 ガラス7を圧入した後、透明板支持枠18を表ガラス7と同様に嵌合し、つづい て、周囲にパッキン10を取り付けた裏ガラス16を同様に圧入する。しかる後 、この表縁部材8を上ケース1のフランジ1aに締結することにより、上ケース 1への各ガラス7及び16の組み付けを完了する。
【0017】 なお本実施例において、透明板支持枠18の外径は図示したように表縁部材8 の内周に形成された溝9の内径よりも大きく形成されているが、これは設計上の 問題であり両方同一径であっても良く、透明板支持枠18を溝9内に挿入できれ ば良い。
【0018】 本実施例における透明板支持枠18の作用も前述した第1、第2実施例と全く 同様であることは勿論である。
【0019】 以上、本考案によるガスメータにおける表示部Aの構造を、その透明板の支持 手段として略T字断面、略集合E字断面及び略L字断面の透明板支持枠15,1 7,18を使用する実施例を例にとり説明してきたが、本考案による支持手段は これらの実施例に限定されるものではない。また、図示した実施例では2枚の透 明板7,16によって上ケース1の開口部6を気密封止するものであったが、必 要に応じて3重、4重と透明板の枚数を増やすようにしても良い。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、表縁部材により形成された周状の溝を 透明板に対応して複数の溝に分割する透明板の支持手段を設けたことにより、表 側の透明板が破損しても、他の透明板の支持部における気密性が確保できるので ガス漏れを確実に防止することができる。また、これに伴って従来ガスメータの 上ケース内部に設けられていた内機カバーを排除することができ、併せて軸受や オイルシール等も必要がなく、上ケースの内部構造をシンプル化することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に関し、(a)はガスメー
タの要部断面図、(b)は透明板及びこれを離間支持す
る支持手段の分解斜視図である。
【図2】本考案の第2実施例に関し、(a)は上ケース
要部の断面図、(b)は透明板及びこれを離間支持する
支持手段の分解斜視図である。
【図3】本考案の第3実施例の要部断面図である。
【図4】従来のガスメータの外観斜視図である。
【図5】図3に示すガスメータを構成する上ケースの要
部分解図である。
【図6】図3の要部断面図である。
【符号の説明】
1 上ケース 2 下ケース 5 積算計 6 開口部 7 透明板(表ガラス) 8 表縁部材 15a,17a,18a 隔壁 9 周状の溝 10 パッキン 11 駆動伝達機構 15,17,18 支持手段(透明板支持枠) 16 透明板(裏ガラス)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部を備えた上ケースと、膜式の計量
    機能を備えた下ケースとからなり、下ケース内に供給さ
    れたガスにより膜式の計量機能を駆動し、この運動を、
    駆動伝達機構を介して上ケース内に設けた積算計を回転
    駆動するようにしたガスメータにおいて、 前記積算計前方の前記表示部を構成する開口部に、この
    開口部に沿った周状の溝を有する表縁部材を装着すると
    ともに、この表縁部材に、上ケース内部をパッキンを介
    して気密に封止する少なくとも内外2重の透明板と、前
    記周状の溝を前記透明板に対応して複数の溝に分割して
    透明板を離間支持する支持手段とを設けたことを特徴と
    するガスメータ。
  2. 【請求項2】 前記支持手段は、前記表縁部材の周状の
    溝内に配置され、前記複数の透明板の支持形態を、それ
    ぞれ独立化する隔壁から構成したことを特徴とする請求
    項1に記載のガスメータ。
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