JPH07206311A - 昇降機の非常ブレーキ装置 - Google Patents
昇降機の非常ブレーキ装置Info
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- JPH07206311A JPH07206311A JP563694A JP563694A JPH07206311A JP H07206311 A JPH07206311 A JP H07206311A JP 563694 A JP563694 A JP 563694A JP 563694 A JP563694 A JP 563694A JP H07206311 A JPH07206311 A JP H07206311A
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- lifting rope
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 昇降機の非常ブレーキ装置において、ブレー
キの効き速度の向上と共に、左右均等なブレーキ圧を得
るようにすること及び検知部と把持機構(ブレーキ部)
を別置きとすることで、控えロープ配置に自由度をもた
せることを目的としている。 【構成】 昇降ロープ9と並行に控えロープ10を吊り
下げ、機体5には、検知ローラ13を有する検知アーム
20を揺動自在に備えると共に、控えロープ10の両側
に位置する1対の偏心ローラ38を回動自在に備えてい
る。検知アーム20は、付勢手段30により検知ローラ
13を一定の圧接力で昇降ロープ9に当接している。切
断等により、昇降ロープ9の張力が解除された時、検知
アーム20の揺動により両偏心ローラ38の偏心側カム
部分38aが下方位置から控えロープ把持側へと回動
し、両側から控えロープ10を均等かつ迅速に挟持す
る。
キの効き速度の向上と共に、左右均等なブレーキ圧を得
るようにすること及び検知部と把持機構(ブレーキ部)
を別置きとすることで、控えロープ配置に自由度をもた
せることを目的としている。 【構成】 昇降ロープ9と並行に控えロープ10を吊り
下げ、機体5には、検知ローラ13を有する検知アーム
20を揺動自在に備えると共に、控えロープ10の両側
に位置する1対の偏心ローラ38を回動自在に備えてい
る。検知アーム20は、付勢手段30により検知ローラ
13を一定の圧接力で昇降ロープ9に当接している。切
断等により、昇降ロープ9の張力が解除された時、検知
アーム20の揺動により両偏心ローラ38の偏心側カム
部分38aが下方位置から控えロープ把持側へと回動
し、両側から控えロープ10を均等かつ迅速に挟持す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、建築現場あるいは建
物の外側に配置されて、作業台等を昇降させるために使
用される昇降機に関するものであり、特に、昇降ロープ
が切断したりあるいは大きく弛んだりした場合に、自動
的に機体の落下を防止する非常ブレーキ装置に関する。
物の外側に配置されて、作業台等を昇降させるために使
用される昇降機に関するものであり、特に、昇降ロープ
が切断したりあるいは大きく弛んだりした場合に、自動
的に機体の落下を防止する非常ブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種、昇降機は、安全規格により2本
以上の昇降ロープを使用することと、強度として安全率
が10以上に設定されることが義務付けられ、落下に対
する配慮がなされている。
以上の昇降ロープを使用することと、強度として安全率
が10以上に設定されることが義務付けられ、落下に対
する配慮がなされている。
【0003】しかし、万が一、昇降ロープがすべて切断
され、機体が落下する可能性がないともいえず、そのた
めに非常ブレーキ装置を備えたものもある。たとえば、
昇降ロープとは別に、非常用の控えロープを吊り下げ、
機体(ゴンドラ)側に、遠心ガバナ機構を備え、落下開
始時の機体の落下速度を検知して、それにより回転する
フライウエイトの遠心力により作動するブレーキシュー
等により、控えロープを相手側部材に押し付ける方式の
遠心式非常ブレーキ装置、あるいは、非常用の控えロー
プを昇降ロープに接近させて配置し、機体側にはL字形
のアームの中間部を回動自在に支持し、該アームの一端
部に昇降ロープを挿通し、他端部に控えロープを挿通
し、正常運転時にはアームの一端部を付勢手段により昇
降ロープに押し付け、非常時に、アームが回動して、他
端部の爪等により、控えロープを把持する方式の非常ブ
レーキ装置等がある。
され、機体が落下する可能性がないともいえず、そのた
めに非常ブレーキ装置を備えたものもある。たとえば、
昇降ロープとは別に、非常用の控えロープを吊り下げ、
機体(ゴンドラ)側に、遠心ガバナ機構を備え、落下開
始時の機体の落下速度を検知して、それにより回転する
フライウエイトの遠心力により作動するブレーキシュー
等により、控えロープを相手側部材に押し付ける方式の
遠心式非常ブレーキ装置、あるいは、非常用の控えロー
プを昇降ロープに接近させて配置し、機体側にはL字形
のアームの中間部を回動自在に支持し、該アームの一端
部に昇降ロープを挿通し、他端部に控えロープを挿通
し、正常運転時にはアームの一端部を付勢手段により昇
降ロープに押し付け、非常時に、アームが回動して、他
端部の爪等により、控えロープを把持する方式の非常ブ
レーキ装置等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の遠心ガバナ式
は、ある程度自由落下した後に作動せざるを得ない。す
なわち、反応速度が遅く、また、コストも高い。後者の
回動アーム式では、昇降ロープと控えロープとを接近さ
せ、かつ、両ロープを所定の距離及び位置関係に保って
おかなければならず、控えロープの設置自由度が少な
い。
は、ある程度自由落下した後に作動せざるを得ない。す
なわち、反応速度が遅く、また、コストも高い。後者の
回動アーム式では、昇降ロープと控えロープとを接近さ
せ、かつ、両ロープを所定の距離及び位置関係に保って
おかなければならず、控えロープの設置自由度が少な
い。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本願発明は、機体を吊り下げる昇降ロープと、該昇降
ロープを巻き取る巻取り機構を備え、昇降ロープを巻き
取りあるいは巻き戻すことにより機体を昇降させる昇降
機において、昇降ロープと並行に控えロープを吊り下
げ、機体には、検知ローラを有する検知アームを揺動自
在に備えると共に、控えロープの両側に位置する1対の
偏心ローラを回動自在に備え、上記検知アームは、付勢
手段によ昇降ロープ側に付勢されて検知ローラを一定の
押圧力で昇降ロープに押し当て、検知ローラと両偏心ロ
ーラとを、昇降ロープの張力が解除された時の検知アー
ムの揺動により偏心ローラの偏心側カム部分が下方位置
から控えロープ把持側へと回動して両側から控えロープ
を挟持するように連動連結している。
に本願発明は、機体を吊り下げる昇降ロープと、該昇降
ロープを巻き取る巻取り機構を備え、昇降ロープを巻き
取りあるいは巻き戻すことにより機体を昇降させる昇降
機において、昇降ロープと並行に控えロープを吊り下
げ、機体には、検知ローラを有する検知アームを揺動自
在に備えると共に、控えロープの両側に位置する1対の
偏心ローラを回動自在に備え、上記検知アームは、付勢
手段によ昇降ロープ側に付勢されて検知ローラを一定の
押圧力で昇降ロープに押し当て、検知ローラと両偏心ロ
ーラとを、昇降ロープの張力が解除された時の検知アー
ムの揺動により偏心ローラの偏心側カム部分が下方位置
から控えロープ把持側へと回動して両側から控えロープ
を挟持するように連動連結している。
【0006】
【作用】正常運転時は、昇降ロープは緊張状態であるた
め、これに当接する検知ローラは、昇降ロープのテンシ
ョンにより非検知位置(正常運転位置)に保たれ、これ
により、両偏心ローラは、控えロープに対して離れた回
転位置に保たれる。すなわち、昇降機の昇降に影響を与
えることはない。
め、これに当接する検知ローラは、昇降ロープのテンシ
ョンにより非検知位置(正常運転位置)に保たれ、これ
により、両偏心ローラは、控えロープに対して離れた回
転位置に保たれる。すなわち、昇降機の昇降に影響を与
えることはない。
【0007】昇降ロープが総て切れた場合には、昇降ロ
ープの張力が瞬時に0となるため、検知アームは、自重
及び付勢手段により速やかに回動し、ラック等の連結機
構を介して両偏心ローラを、その偏心側部分が控えロー
プ側へと移動するように回動する。これにより、両偏心
ローラ間で控えロープを挟持して、機体の落下を阻止す
る。
ープの張力が瞬時に0となるため、検知アームは、自重
及び付勢手段により速やかに回動し、ラック等の連結機
構を介して両偏心ローラを、その偏心側部分が控えロー
プ側へと移動するように回動する。これにより、両偏心
ローラ間で控えロープを挟持して、機体の落下を阻止す
る。
【0008】
【実施例】図1は本願発明を適用した昇降機全体の側面
図を示しており、建築現場等において、垂直姿勢にリー
ダ1が立設されており、該リーダ1は、これと平行な左
右1対のガイドレール2を備えている。リーダ1の上端
支持ブラケット8には、機体5を吊り下げるための昇降
ロープ9の上端部が固着されると共に、非常ブレーキ用
の控えロープ10の上端部が固着されている。控えロー
プ10は垂直下方に垂れ下がり、下端部分がリーダ1の
下端支持台部分に固着されている。昇降ロープ9は下方
に垂れ下がると共に、機体5内に入り、機体5に搭載さ
れた巻取り機構(電動式ウインチ)6に巻き付けられて
いる。該巻取り機構6で昇降ロープ9を巻き取ることに
より機体5を上昇させ、反対に、巻き戻すことにより、
自重で下降させるようになっている。
図を示しており、建築現場等において、垂直姿勢にリー
ダ1が立設されており、該リーダ1は、これと平行な左
右1対のガイドレール2を備えている。リーダ1の上端
支持ブラケット8には、機体5を吊り下げるための昇降
ロープ9の上端部が固着されると共に、非常ブレーキ用
の控えロープ10の上端部が固着されている。控えロー
プ10は垂直下方に垂れ下がり、下端部分がリーダ1の
下端支持台部分に固着されている。昇降ロープ9は下方
に垂れ下がると共に、機体5内に入り、機体5に搭載さ
れた巻取り機構(電動式ウインチ)6に巻き付けられて
いる。該巻取り機構6で昇降ロープ9を巻き取ることに
より機体5を上昇させ、反対に、巻き戻すことにより、
自重で下降させるようになっている。
【0009】機体5は、リーダ1側の面に上下1対のス
ライダ4を一体的に備えており、該スライダ4はガイド
レール2に上下方向スライド自在に嵌合している。
ライダ4を一体的に備えており、該スライダ4はガイド
レール2に上下方向スライド自在に嵌合している。
【0010】落下防止用の非常ブレーキ装置は、前記控
えロープ10と、機体5の前面に設けられた偏心ローラ
式把持機構15と、機体5の上面に設けられた検知ロー
ラ13等から構成されている。検知ローラ13とその後
方のガイドローラ12の間を昇降ロープ9が通過し、ま
た、偏心ローラ式把持機構15内を、控えロープ10が
通過している。
えロープ10と、機体5の前面に設けられた偏心ローラ
式把持機構15と、機体5の上面に設けられた検知ロー
ラ13等から構成されている。検知ローラ13とその後
方のガイドローラ12の間を昇降ロープ9が通過し、ま
た、偏心ローラ式把持機構15内を、控えロープ10が
通過している。
【0011】図2は、要部の拡大縦断側面図(図3のII
−II断面図)であり、ガイドローラ12は、機体5の上
端面に立設されたブラケット18の上端部に回転自在に
支持されており、昇降ロープ9に対して、前記検知ロー
ラ13よりも高い位置で後方から当接している。
−II断面図)であり、ガイドローラ12は、機体5の上
端面に立設されたブラケット18の上端部に回転自在に
支持されており、昇降ロープ9に対して、前記検知ロー
ラ13よりも高い位置で後方から当接している。
【0012】検知ローラ13は、検知アーム20の上端
部に回転自在に支持され、検知アーム20は、機体上面
に固着されたブラケット21の上端に、水平な支持ピン
22を介して揺動自在に支持されており、検知ローラ1
3の自重と付勢手段30の付勢力により、検知アーム2
0を後方(矢印R方向)へと付勢している。これによ
り、検知ローラ13を、昇降ロープ9に対して、前方か
ら一定の荷重で当接させている。
部に回転自在に支持され、検知アーム20は、機体上面
に固着されたブラケット21の上端に、水平な支持ピン
22を介して揺動自在に支持されており、検知ローラ1
3の自重と付勢手段30の付勢力により、検知アーム2
0を後方(矢印R方向)へと付勢している。これによ
り、検知ローラ13を、昇降ロープ9に対して、前方か
ら一定の荷重で当接させている。
【0013】検知アーム20は、連結リンク23、ラッ
ク24を有するロッド25、ピニオン26、偏心ローラ
軸39、伝達ギヤ42等を介して、偏心ローラ式把持機
構15の各偏心ローラ38に連動連結している。
ク24を有するロッド25、ピニオン26、偏心ローラ
軸39、伝達ギヤ42等を介して、偏心ローラ式把持機
構15の各偏心ローラ38に連動連結している。
【0014】連結リンク23は、その上端部が検知アー
ム20の途中部分にピン28を介して回動自在に連結
し、下端部がロッド25の上端部にピンを介して回動自
在に連結している。
ム20の途中部分にピン28を介して回動自在に連結
し、下端部がロッド25の上端部にピンを介して回動自
在に連結している。
【0015】ロッド25は、機体5に固着された上下1
対の支持ガイドボス27に、上下方向移動自在に嵌合し
ている。ロッド25の下端部は、コイルばね33を内蔵
した上記付勢手段30に連結されており、コイルばね3
3の弾性力により、ロッド25を下方に付勢し、この付
勢力と検知ローラ13の自重により、一定の荷重で検知
ローラ13を昇降ロープ9に押し付けている。
対の支持ガイドボス27に、上下方向移動自在に嵌合し
ている。ロッド25の下端部は、コイルばね33を内蔵
した上記付勢手段30に連結されており、コイルばね3
3の弾性力により、ロッド25を下方に付勢し、この付
勢力と検知ローラ13の自重により、一定の荷重で検知
ローラ13を昇降ロープ9に押し付けている。
【0016】付勢手段30は、たとえば下側ガイドボス
27に固定された外筒31と、該外筒31内に上下方向
摺動自在に嵌合する内筒32と、内筒32内に上下方向
伸縮自在に縮設されたコイルばね33から構成され、ロ
ッド25は、内筒32に、ナット35等により連結さ
れ、それにより内筒32と一体的に移動すると共にその
取付長さも調節できうるようになっている。
27に固定された外筒31と、該外筒31内に上下方向
摺動自在に嵌合する内筒32と、内筒32内に上下方向
伸縮自在に縮設されたコイルばね33から構成され、ロ
ッド25は、内筒32に、ナット35等により連結さ
れ、それにより内筒32と一体的に移動すると共にその
取付長さも調節できうるようになっている。
【0017】把持機構15は、機体5の前面に固着され
た軸受ケース36と、該軸受ケース36に回転可能に支
持された偏心ローラ軸39と、該偏心ローラ軸39に固
着された偏心ローラ38、伝達ギヤ42及びピニオン2
6等から構成されている。
た軸受ケース36と、該軸受ケース36に回転可能に支
持された偏心ローラ軸39と、該偏心ローラ軸39に固
着された偏心ローラ38、伝達ギヤ42及びピニオン2
6等から構成されている。
【0018】図2のIII−III断面を示す図3において、
昇降ロープ9は左右に間隔を置いて2本備えられてお
り、検知ローラ13は左右1対備えられ、各々の昇降ロ
ープ9にそれぞれ当接している。ロッド25、ラック2
4及びピニオン26もそれぞれ左右1対備えられてい
る。
昇降ロープ9は左右に間隔を置いて2本備えられてお
り、検知ローラ13は左右1対備えられ、各々の昇降ロ
ープ9にそれぞれ当接している。ロッド25、ラック2
4及びピニオン26もそれぞれ左右1対備えられてい
る。
【0019】偏心ローラ38は、控えロープ10を間に
おいて左右に配置されると共に上下2段に配置されてお
り、したがって、偏心ローラ軸39も左右1対づつ上下
2段に配置されている。伝達ギヤ42(図4)も各ロー
ラ軸39すべてに設けられており、左右の伝達ヤ42は
互いに噛み合っている。ピニオン26は、上段において
は左側のローラ軸39のみに配置され、左側のラック2
4に噛み合い、下段においては、右側のローラ軸39の
みに配置され、右側のラック24に噛み合っている。
おいて左右に配置されると共に上下2段に配置されてお
り、したがって、偏心ローラ軸39も左右1対づつ上下
2段に配置されている。伝達ギヤ42(図4)も各ロー
ラ軸39すべてに設けられており、左右の伝達ヤ42は
互いに噛み合っている。ピニオン26は、上段において
は左側のローラ軸39のみに配置され、左側のラック2
4に噛み合い、下段においては、右側のローラ軸39の
みに配置され、右側のラック24に噛み合っている。
【0020】昇降ロープ9は左右に間隔を置いて2本備
えられており、検知ローラ13は左右1対備えられ、各
々の昇降ロープ9にそれぞれ当接している。ロッド2
5、ラック24及びピニオン26もそれぞれ左右1対備
えられている。
えられており、検知ローラ13は左右1対備えられ、各
々の昇降ロープ9にそれぞれ当接している。ロッド2
5、ラック24及びピニオン26もそれぞれ左右1対備
えられている。
【0021】偏心ローラ38は、控えロープ10の左右
両側に1対備えられると共に、上下に間隔をおいて2組
配置され、上側の1対のローラ軸39はその左側のロー
ラ軸39にピニオン26が固着されて左側のラック24
に連動連結し、下側の1対のローラ軸39はその右側の
ローラ軸39にピニオン26が固着されて右側のラック
24に連動連結している。
両側に1対備えられると共に、上下に間隔をおいて2組
配置され、上側の1対のローラ軸39はその左側のロー
ラ軸39にピニオン26が固着されて左側のラック24
に連動連結し、下側の1対のローラ軸39はその右側の
ローラ軸39にピニオン26が固着されて右側のラック
24に連動連結している。
【0022】図4は、下段側の偏心ローラ38の動力伝
達機構部分の斜視図を示しており、右側ラック24が下
方に移動することにより、右側ピニオン26を介して右
側のローラ軸39が矢印X1 方向(前から見て右回り)
に回動すると同時に、両伝達ギヤ42を介して左側のロ
ーラ軸39が矢印X2 方向に回動するようになってい
る。
達機構部分の斜視図を示しており、右側ラック24が下
方に移動することにより、右側ピニオン26を介して右
側のローラ軸39が矢印X1 方向(前から見て右回り)
に回動すると同時に、両伝達ギヤ42を介して左側のロ
ーラ軸39が矢印X2 方向に回動するようになってい
る。
【0023】図3の上段の偏心ローラ38は、左側ラッ
ク24が下方に移動することにより、左側ピニオン26
を介して左側のローラ軸39を矢印X2 方向(前から見
て左回り)に回動すると同時に、両伝達ギヤ42を介し
て右側のローラ軸39を矢印X1 方向に回動するように
なっている。
ク24が下方に移動することにより、左側ピニオン26
を介して左側のローラ軸39を矢印X2 方向(前から見
て左回り)に回動すると同時に、両伝達ギヤ42を介し
て右側のローラ軸39を矢印X1 方向に回動するように
なっている。
【0024】図5の(A)は、昇降機の正常運転時の偏
心ローラ38の状態を示しており、ローラ軸39の軸心
O1 に対して偏心ローラ38の中心O2 が略下方にくる
ように保持されている。すなわち、偏心側部分(カム部
分)38aの偏心方向が下方となるようにセットされて
おり、非常時に、各偏心ローラ38が上記のようにそれ
ぞれX1 ,X2 方向に回転し、各偏心側部分38aが下
方から控えロープ側へと近づき、図5(B)に示すよう
に、控えロープ10を左右両側から把持するようになっ
ている。
心ローラ38の状態を示しており、ローラ軸39の軸心
O1 に対して偏心ローラ38の中心O2 が略下方にくる
ように保持されている。すなわち、偏心側部分(カム部
分)38aの偏心方向が下方となるようにセットされて
おり、非常時に、各偏心ローラ38が上記のようにそれ
ぞれX1 ,X2 方向に回転し、各偏心側部分38aが下
方から控えロープ側へと近づき、図5(B)に示すよう
に、控えロープ10を左右両側から把持するようになっ
ている。
【0025】図6の(A)において、各偏心ローラ38
は外周にV形環状溝43を有しており、くさび効果によ
り摩擦力が増大している。正常運行時においては、両偏
心ローラ38は控えロープ10の外周面から一定の隙間
を隔てている。ただし、控えロープ10が両V形環状溝
43間からはみ出ない程度の間隔である。
は外周にV形環状溝43を有しており、くさび効果によ
り摩擦力が増大している。正常運行時においては、両偏
心ローラ38は控えロープ10の外周面から一定の隙間
を隔てている。ただし、控えロープ10が両V形環状溝
43間からはみ出ない程度の間隔である。
【0026】作動を説明する。正常運転時は、図4のよ
うに、昇降ロープ9は緊張状態であるため、これに当接
する検知ローラ13は、昇降ロープ9のテンションによ
り非検知位置(正常運転位置)に保たれ、これにより、
両偏心ローラ38は、控えロープに対して離れた回転位
置に保たれる。すなわち、昇降機の昇降に影響を与える
ことはない。
うに、昇降ロープ9は緊張状態であるため、これに当接
する検知ローラ13は、昇降ロープ9のテンションによ
り非検知位置(正常運転位置)に保たれ、これにより、
両偏心ローラ38は、控えロープに対して離れた回転位
置に保たれる。すなわち、昇降機の昇降に影響を与える
ことはない。
【0027】図3の2本の昇降ロープ9のうち、たとえ
ば右側の1本が切れた場合には、右側の昇降ロープ9の
張力が瞬時に0となるため、右側検知アーム20は、検
知ローラ13の自重及び付勢手段30により、速やかに
図4の矢印R方向に回動する。これと同時にラック24
が下方へと移動して、右側のピニオン26を回転し、ロ
ーラ軸39及び両伝達ギヤ42等を介して、両偏心ロー
ラ38をそれぞれX1,X2 方向に回動する。これによ
り、両偏心ローラ38間で控えロープ10を挟持して、
機体5の落下を阻止する。
ば右側の1本が切れた場合には、右側の昇降ロープ9の
張力が瞬時に0となるため、右側検知アーム20は、検
知ローラ13の自重及び付勢手段30により、速やかに
図4の矢印R方向に回動する。これと同時にラック24
が下方へと移動して、右側のピニオン26を回転し、ロ
ーラ軸39及び両伝達ギヤ42等を介して、両偏心ロー
ラ38をそれぞれX1,X2 方向に回動する。これによ
り、両偏心ローラ38間で控えロープ10を挟持して、
機体5の落下を阻止する。
【0028】図3の左側の1本の昇降ロープ9が切れた
場合には、上段の偏心ローラ38が作動し、また、2本
総て切れた場合には、上下両段の偏心ローラ38が作動
する。
場合には、上段の偏心ローラ38が作動し、また、2本
総て切れた場合には、上下両段の偏心ローラ38が作動
する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本願発明によると、 (1)控えロープの左右両側に偏心ローラを配置し、非
常時、両偏心ローラを、同時にかつ左右対称に回動し
て、控えロープを締め付けるので、控えロープを、左右
均等に、かつ、短い回動ストロークで迅速に挟持するこ
とができる。
常時、両偏心ローラを、同時にかつ左右対称に回動し
て、控えロープを締め付けるので、控えロープを、左右
均等に、かつ、短い回動ストロークで迅速に挟持するこ
とができる。
【0030】(2)非常時、両偏心ローラは、その偏心
側部分が下方から控えロープ側へと移動するように回動
するので、落下開始時の控えロープと偏心ローラとの摩
擦力が、控えロープを締め付ける側へと作用し、挟持力
が急激の上昇することになる。いわゆるブレーキの効き
が向上する。
側部分が下方から控えロープ側へと移動するように回動
するので、落下開始時の控えロープと偏心ローラとの摩
擦力が、控えロープを締め付ける側へと作用し、挟持力
が急激の上昇することになる。いわゆるブレーキの効き
が向上する。
【0031】(3)昇降ロープに当接する検知ローラ1
3と、控えロープ10を挟持する偏心ローラ38とを、
別配置しているので、控えロープ10の配置の自由度が
増加し、昇降機の設置作業の容易化が達成できる。
3と、控えロープ10を挟持する偏心ローラ38とを、
別配置しているので、控えロープ10の配置の自由度が
増加し、昇降機の設置作業の容易化が達成できる。
【図1】 本願発明による非常ブレーキ装置を備えた昇
降機の全体側面図である。
降機の全体側面図である。
【図2】 要部の縦断側面図である。
【図3】 図2のIII−III断面図である。
【図4】 非常ブレーキ装置の動力伝達部分の斜視図で
ある。
ある。
【図5】 偏心ローラの作動を示す正面図であり、
(A)は、正常運転時、(B)は、非常時である。
(A)は、正常運転時、(B)は、非常時である。
【図6】偏心ローラの作動を示す水平断面図であり、
(A)は、正常運転時、(B)は、非常時である。
(A)は、正常運転時、(B)は、非常時である。
1 リーダ 5 機体 6 巻取り機構 9 昇降ロープ 10 控えロープ 13 検知ローラ 20 検知アーム 24 ラック 25 ロッド 26 ピニオン 30 付勢手段 38 偏心ローラ 39 偏心ローラ軸
Claims (1)
- 【請求項1】 機体を吊り下げる昇降ロープと、該昇降
ロープを巻き取る巻取り機構を備え、昇降ロープを巻き
取りあるいは巻き戻すことにより機体を昇降させる昇降
機において、昇降ロープと並行に控えロープを吊り下
げ、機体には、検知ローラを有する検知アームを揺動自
在に備えると共に、控えロープの両側に位置する1対の
偏心ローラを回動自在に備え、上記検知アームは、付勢
手段によ昇降ロープ側に付勢されて検知ローラを一定の
押圧力で昇降ロープに押し当て、検知ローラと両偏心ロ
ーラとを、昇降ロープの張力が解除された時の検知アー
ムの揺動により偏心ローラの偏心側カム部分が下方位置
から控えロープ把持側へと回動して両側から控えロープ
を挟持するように連動連結していることを特徴とする昇
降機の非常ブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP563694A JPH07206311A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 昇降機の非常ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP563694A JPH07206311A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 昇降機の非常ブレーキ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07206311A true JPH07206311A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11616636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP563694A Pending JPH07206311A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 昇降機の非常ブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07206311A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1994
- 1994-01-24 JP JP563694A patent/JPH07206311A/ja active Pending
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