JPH0720635B2 - インサ−ト反応射出成形品 - Google Patents

インサ−ト反応射出成形品

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JPH0720635B2
JPH0720635B2 JP10550287A JP10550287A JPH0720635B2 JP H0720635 B2 JPH0720635 B2 JP H0720635B2 JP 10550287 A JP10550287 A JP 10550287A JP 10550287 A JP10550287 A JP 10550287A JP H0720635 B2 JPH0720635 B2 JP H0720635B2
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reaction injection
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寛 桜井
貴吉 岩田
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、ポリウレタン本体部と金属製インサートとか
らなり、ポリウレタン本体部は反応射出成形により形成
されてなる反応射出成形品に関する。特に自動車のステ
アリングホイール・モール・バンパなど寒暖の差の大き
い環境下で使用され、大きい接着強さが要求される製品
に好適な発明である。
<従来の技術> 上記のような成形品として、ステアリングホイールを例
にとると、第1図に示す如く、芯金(インサート)1が
セツトされた下型3を上昇させて上型5と合せて型閉じ
を行なつた後、ポリオール成分とイソシアネート成分と
をミキシングヘツドで混合させたポリウレタン材料を上
記型閉じにより形成されたキヤビテイ7に注入する。こ
うしてステアリングホイールのホイール本体部(ポリウ
レタン本体部)9が反応射出成形される。このとき、通
常は、ホイール本体部9と芯金1との間に大きい接着強
さを得るために、クロロプレンゴム(CR)等のゴム系接
着剤を予め芯金1に塗布し接着剤層2を形成しておい
て、反応射出成形を行なつていた。
<発明が解決しようとする問題点> ところが、ゴム系接着剤は、粘度が高く塗布作業性が良
好でなかつた。即ち、安定した接着強さを得るために、
均一な厚みの接着剤層を形成することは、粘度の高いゴ
ム系接着剤では、困難であり、生産性が良好でない。
<問題点を解決するための手段> 本発明者らは、上記問題点を解決するために鋭意開発に
努力をした結果下記構成のインサート反応射出成形品に
想到し得た。
ポリウレタン本体部と金属製インサートとからなり、ポ
リウレタン本体部が反応射出成形により形成されてなる
反応射出成形品において、ポリウレタン本体部と金属製
インサートとが、アミノ基を含有するカツプリング剤
で、金属製インサートの表面に形成された表面処理層を
介して、一体化されていることを特徴とする。
<構成の詳細な説明> 以下、上記手段の各構成について詳細に説明を行なう。
(1)ポリウレタン本体部は、ポリオール成分とポリイ
ソシアネート成分とを、NCO指数=100〜120の範囲で反
応射出成形して得る。このとき、他の成形条件は、通
常、吐出量;100〜300g/秒、吐出圧;50〜200kg/cm2、材
料温度;20〜40℃とする。
上記ポリオール成分及びポリイソシアネート成分は、反
応射出成形に使用可能なものなら、特に限定されない。
通常、ポリオール成分としてポリエーテル系及び/又は
ポリマーポリオール系、ポリイソシアネート成分とし
て、4,4′−ジフエニルメタンジイソシアネート(MDI)
系を使用する。このとき、ポリオール成分には触媒を添
加し、さらには適宜、発泡剤、老化防止剤、顔料等の薬
剤を添加する。
(2)金属製インサートの材質は、通常、鋼材又はアル
ミニウム材とする。ここで、インサートは、カツプリン
グ剤で表面処理する前に脱脂処理、ブラスト処理をして
おくことが望ましい。
(3)アミノ基を含有するカツプリング剤としては、下
記シラン系・チタン系・ジルコアルミネート系等のもの
を挙げることができるが、接着強さの見地からチタン系
が望ましい。
シラン系; γ−アミノプロピルトリエトキシシラン γ−(2−アミノエチル)−アミノプロピルトリメトキ
シシラン、 γ−(2−アミノエチル)−アミノプロピルメチルジメ
トキシシラン、 N−β−(N−ビニルベンジルアミノエチル)−γ−ア
ミノプロピルメトキシシラン塩酸塩、 γ−アニリロプロピルトリメトキシシラン、 オクタデシジルジメチル[3−(トリメトキシシリル)
プロピル]アンモニウムクロライド、 γ−ウレイドプロピルトリエトキシシラン、 1,3−ビス(γ−アミノプロピル)−1,1,3,3−テトラメ
チルジシロキサン、 チタン系; イソプロピルトリ(N−アミノエチル−アミノエチル)
チタネート、 ジ−n−プロポキシチタン酸アンモニウム、 ジルコアルミネート系; β−アミノプロピオン酸配位ジルコアルミネート(化学
式を下記に示す)、 (3)上記カツプリング剤は有機溶剤又はポリオールや
DOP等の可塑剤で、0.01〜10wt%(望ましくは、0.1〜2w
t%)の溶液にして、さらに望ましくは、水を少量添加
して、インサート1に塗布して表面処理層2を形成す
る。塗布手段は、特に限定されず、浸漬・刷毛・スプレ
ー等いずれでもよい。
また、ここで使用する有機溶剤としては、エチレングリ
コール、メチルセロソルブ、メタノール、エタノール、
イソプロピルアルコール等のアルコール系:ベンゼン、
トルエン、キシレン等の芳香族系:アセトン、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン系:塩
化メチレン、トリクロロエタン、トリクロロエチレン、
クロロホルム等の塩素系:ジメチルホルムアミド等のア
ミド系、ジメチルスルホキシド等の硫黄化合物系:酢酸
メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸−n−ブ
チル等のエステル系:テトロヒドロフラン等のエーテル
系などを挙げることができ、水を少量添加する見地から
は、水との相溶性が大きな溶剤が望ましい。さらに、接
着強度を向上させるために、このカツプリング剤にウレ
タン系接着剤を組合せてもよい。
<発明の作用・効果> 本発明のインサート反応射出成形品は、上記の如く、ポ
リウレタン本体部と金属製インサートとからなり、ポリ
ウレタン本体部が反応射出成形により形成されてなる反
応射出成形品において、ポリウレタン本体部と金属製イ
ンサートとが、アミノ基を含有するカツプリング剤で前
記金属製インサートの表面に形成された表面処理層を介
して、一体化されていることにより、後述の実施例で示
す如く、ゴム系接着剤を使用した場合と同等跨はそれ以
上(特に高温雰囲気下において)の接着強さ(剥離強
さ)を得ることができる。従つて、反応射出成形ににお
けるインサートの前処理として、作業性の良好でないゴ
ム系接着剤の塗布作業に代えて、取り扱いの容易な低粘
度のカツプリング剤による表面処理作業を行なえばよ
く、生産性が向上する。
<実施例> 第2表に示す各カツプリング剤を、1wt%となるように
0.5wt%の水を含有するメタノールに溶解させて、各実
施例、比較例の表面処理溶液を調製した。なお、参照例
のCR系接着剤の配合処方を下記に示す。
(接着剤配合処方) CRポリマー 100重量部 亜鉛華 5重量部 マグネシア 10重量部 老化防止剤 2重量部 フエノール系樹脂 60重量部 トルエン 1003重量部 上記の如く調製した各表面処理溶液又は接着剤を、鋼板
(100×150×0.7mm)に浸漬塗布(参照例接着剤乾燥厚
み;20μm)してインサートを2枚ずつ調製する。こう
して調製したインサートを金型のキヤビテイ(400×400
×5mm)に2枚ずつセツトした後、第1表に示す処方の
ポリウレタン材料を金型内に反応射出成形法に従つて注
入した。
こうして得た、各実施例・比較例の成形品からそれぞれ
2個ずつ試験片を調製し、180゜剥離強さ(引張速度;50
mm/分)を測定した。その結果を第1表に示すが、各ア
ミノ基含有カツプリング剤で表面処理した各実施例は、
常温、高温各の雰囲気下において、CR系接着剤を用いた
参照例とそれぞれ近い又は同等以上の接着強さを示し
た。これに対して、アミノ基以外のアルコキシ基・エポ
キシ基、メルカプト基等の官能基を含有するカツプリン
グ剤で表面処理した各比較例は、小さい接着強さしか示
さなかつた(特に高温雰囲気下においてはほとんど接着
せず)。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のインサート反応射出成形品の一例であ
るステアリングホイールの成形金型における成形完了時
の断面図である。 1……芯金(インサート)、 2……表面処理層又は接着剤層、 9……ホイール本体部(ポリウレタン本体部)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリウレタン本体部と金属製インサートと
    からなり、前記ポリウレタン本体部が反応射出成形によ
    り形成されてなる反応射出成形品において、 前記ポリウレタン本体部と金属製インサートとが、 アミノ基を含有するカツプリング剤で前記金属製インサ
    ートの表面に形成された表面処理層を介して、 一体化されている ことを特徴とするインサート反応射出成形品。
JP10550287A 1987-04-29 1987-04-29 インサ−ト反応射出成形品 Expired - Fee Related JPH0720635B2 (ja)

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