JPH0720645A - 電子写真感光体及びその製造方法 - Google Patents
電子写真感光体及びその製造方法Info
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- JPH0720645A JPH0720645A JP18717993A JP18717993A JPH0720645A JP H0720645 A JPH0720645 A JP H0720645A JP 18717993 A JP18717993 A JP 18717993A JP 18717993 A JP18717993 A JP 18717993A JP H0720645 A JPH0720645 A JP H0720645A
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- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高感度、かつ残留電位の小さい電子写真感光
体、及びその製造方法を提供する。 【構成】 導電性支持体上に、少なくとも電荷発生層と
電荷輸送層を積層し、少なくとも前記2層のうち1層を
乾式法で設けた電子写真感光体において、該電荷発生層
が少なくとも2層以上積層したもの、或いは単層であ
り、かつ、電荷発生層中の電荷発生物質濃度が電荷輸送
層に最も近い層から、遠い層に向かって順次段階的に或
いは連続的に低くしたことを特徴とする電子写真感光
体。また、電荷輸送層について同様な構成としたことを
特徴とする電子写真感光体。
体、及びその製造方法を提供する。 【構成】 導電性支持体上に、少なくとも電荷発生層と
電荷輸送層を積層し、少なくとも前記2層のうち1層を
乾式法で設けた電子写真感光体において、該電荷発生層
が少なくとも2層以上積層したもの、或いは単層であ
り、かつ、電荷発生層中の電荷発生物質濃度が電荷輸送
層に最も近い層から、遠い層に向かって順次段階的に或
いは連続的に低くしたことを特徴とする電子写真感光
体。また、電荷輸送層について同様な構成としたことを
特徴とする電子写真感光体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真特性に優れた
電子写真感光体及びその製造方法に関する。
電子写真感光体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真感光体の製造方法におい
て、電荷発生層、電荷輸送層等感光層等の形成を、大量
生産に向く等の理由により、浸漬塗工法、ビートコート
法、ブレードコート法など塗工技術で代表される湿式法
で行なうのが主流であった。湿式法においては、電荷発
生層もしくは電荷輸送層塗工時に、形成された塗膜のw
etである時間が長く、電荷輸送層が上層の場合には、
電荷輸送層から下層の電荷発生層への電荷輸送物質のし
みこみ、また電荷発生層が上層の場合には、電荷輸送層
から上層の電荷発生層への電荷輸送物質の溶け出しが、
多少ではあるが起こり、このような現象が感度の点で有
効であった。
て、電荷発生層、電荷輸送層等感光層等の形成を、大量
生産に向く等の理由により、浸漬塗工法、ビートコート
法、ブレードコート法など塗工技術で代表される湿式法
で行なうのが主流であった。湿式法においては、電荷発
生層もしくは電荷輸送層塗工時に、形成された塗膜のw
etである時間が長く、電荷輸送層が上層の場合には、
電荷輸送層から下層の電荷発生層への電荷輸送物質のし
みこみ、また電荷発生層が上層の場合には、電荷輸送層
から上層の電荷発生層への電荷輸送物質の溶け出しが、
多少ではあるが起こり、このような現象が感度の点で有
効であった。
【0003】近年、環境問題(エコロジー)等の観点か
ら、溶媒を用いない乾式法による製膜技術が望まれてい
る。また、乾式法は溶媒を用いないことから、膜の平滑
性、欠陥の少なさ、ピンホールレス等の点で湿式法に比
べて優れた特徴と有するものである。更に、乾式法は材
料が分子あるいはクラスター状態で製膜されるため、下
地(製膜される面)の状態に左右されにくいという利点
も備えており、乾式法を利用した電子写真感光体および
その製造方法として、特開平3−251849号、特開
平4−204743号などが挙げられる。しかしなが
ら、乾式法では前記の工法と異なり、溶媒を使用しない
ため上部のと塗膜形成の時点では、前記のような現象は
起こらない。このため、感光層の一部もしくは全部を乾
式法により形成した電子写真感光体においては、未だ、
非常に高感度あるいは残留電位の小さいものは得られて
いないのが現状である。
ら、溶媒を用いない乾式法による製膜技術が望まれてい
る。また、乾式法は溶媒を用いないことから、膜の平滑
性、欠陥の少なさ、ピンホールレス等の点で湿式法に比
べて優れた特徴と有するものである。更に、乾式法は材
料が分子あるいはクラスター状態で製膜されるため、下
地(製膜される面)の状態に左右されにくいという利点
も備えており、乾式法を利用した電子写真感光体および
その製造方法として、特開平3−251849号、特開
平4−204743号などが挙げられる。しかしなが
ら、乾式法では前記の工法と異なり、溶媒を使用しない
ため上部のと塗膜形成の時点では、前記のような現象は
起こらない。このため、感光層の一部もしくは全部を乾
式法により形成した電子写真感光体においては、未だ、
非常に高感度あるいは残留電位の小さいものは得られて
いないのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、非常に高感
度、かつ残留電位の小さい電子写真感光体、及びその製
造方法を提供することを目的とする。
度、かつ残留電位の小さい電子写真感光体、及びその製
造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、導電性
支持体上に、少なくとも電荷発生層と電荷輸送層を積層
し、少なくとも前記2層のうち1層を乾式法で設けた電
子写真感光体において、該電荷発生層が少なくとも2層
以上積層したものであり、かつ、電荷発生層を構成する
各層中の電荷発生物質濃度を電荷輸送層に最も近い層か
ら、遠い層に向かって順次段階的に低くしたことを特徴
とする電子写真感光体が提供され、また、導電性支持体
上に少なくとも電荷発生層と電荷輸送層を積層し、少な
くとも前記2層のうち1層を乾式法で設けた電子写真感
光体において、該電荷発生層が単層であり、かつ電荷発
生層中の電荷発生物質濃度を該電荷輸送層に最も近い部
分から遠い部分に向かって順次連続的に低くした。こと
を特徴とする電子写真感光体が提供され、好ましくは電
荷発生層中の電荷輸送層に最も近い部分の電荷発生物質
濃度が、80重量%以上であることを特徴とする上記電
子写真感光体が、また電荷発生物質濃度の異なる2種類
以上の電荷発生層形成用塗工液を、順次重ね塗りするこ
とにより、電荷発生物質濃度を段階的もしくは連続的に
変化させた膜を積層して電荷発生層を形成させることを
特徴とする上記電子写真感光体の製造方法が提供され
る。また、電荷発生物質とバインダー樹脂成分とを、蒸
着速度比を変えながら共蒸着することにより電荷発生物
質濃度を段階的もしくは連続的に変化させた膜を積層し
て電荷発生層を形成させることを特徴とする電子写真感
光体の製造方法が提供され、また導電性支持体上に、少
なくとも電荷発生層と電荷輸送層を積層し、少なくとも
前記2層のうち1層を乾式法で設けた電子写真感光体に
おいて、該電荷輸送層が少なくとも2層以上積層したも
のであり、かつ、電荷輸送層を構成する各層中の電荷輸
送物質濃度を、電荷輸送層に最も近い層から、遠い層に
向かって順次段階的に低くしたことを構成する各層を特
徴とする電子写真感光体が提供され、また導電性支持体
上に、少なくとも電荷発生層と電荷輸送層を積層し、少
なくとも前記2層のうち1層を乾式法で設けた電子写真
感光体において、該電荷輸送層が単層であり、かつ、電
荷輸送層中の電荷輸送物質濃度を、電荷発生層に最も近
い部分から、遠い部分に向かって順次連続的に低くした
ことを特徴とする電子写真感光体が提供され、好ましく
は。電荷輸送層中の電荷発生層に最も近い部分の電荷発
生物質濃度が、80重量%以上であることを特徴とする
上記電子写真感光体が提供され、また電荷発生物質濃度
の異なる2種類以上の電荷輸送層形成用の塗工液を、順
次重ね塗りすることにより、電荷輸送物質濃度を段階的
もしくは連続的に変化させた膜を積層して電荷輸送層を
形成させることを特徴とする上記電子写真感光体の製造
方法が提供される。更に、本発明によれば、電荷輸送物
質とバインダー樹脂成分とを、蒸着速度比を変えながら
共蒸着することにより、電荷輸送物質濃度を段階的もし
くは連続的に変化させた膜を積層して電荷輸送層を形成
させることを特徴とする電子写真感光体の製造方法が提
供される。
支持体上に、少なくとも電荷発生層と電荷輸送層を積層
し、少なくとも前記2層のうち1層を乾式法で設けた電
子写真感光体において、該電荷発生層が少なくとも2層
以上積層したものであり、かつ、電荷発生層を構成する
各層中の電荷発生物質濃度を電荷輸送層に最も近い層か
ら、遠い層に向かって順次段階的に低くしたことを特徴
とする電子写真感光体が提供され、また、導電性支持体
上に少なくとも電荷発生層と電荷輸送層を積層し、少な
くとも前記2層のうち1層を乾式法で設けた電子写真感
光体において、該電荷発生層が単層であり、かつ電荷発
生層中の電荷発生物質濃度を該電荷輸送層に最も近い部
分から遠い部分に向かって順次連続的に低くした。こと
を特徴とする電子写真感光体が提供され、好ましくは電
荷発生層中の電荷輸送層に最も近い部分の電荷発生物質
濃度が、80重量%以上であることを特徴とする上記電
子写真感光体が、また電荷発生物質濃度の異なる2種類
以上の電荷発生層形成用塗工液を、順次重ね塗りするこ
とにより、電荷発生物質濃度を段階的もしくは連続的に
変化させた膜を積層して電荷発生層を形成させることを
特徴とする上記電子写真感光体の製造方法が提供され
る。また、電荷発生物質とバインダー樹脂成分とを、蒸
着速度比を変えながら共蒸着することにより電荷発生物
質濃度を段階的もしくは連続的に変化させた膜を積層し
て電荷発生層を形成させることを特徴とする電子写真感
光体の製造方法が提供され、また導電性支持体上に、少
なくとも電荷発生層と電荷輸送層を積層し、少なくとも
前記2層のうち1層を乾式法で設けた電子写真感光体に
おいて、該電荷輸送層が少なくとも2層以上積層したも
のであり、かつ、電荷輸送層を構成する各層中の電荷輸
送物質濃度を、電荷輸送層に最も近い層から、遠い層に
向かって順次段階的に低くしたことを構成する各層を特
徴とする電子写真感光体が提供され、また導電性支持体
上に、少なくとも電荷発生層と電荷輸送層を積層し、少
なくとも前記2層のうち1層を乾式法で設けた電子写真
感光体において、該電荷輸送層が単層であり、かつ、電
荷輸送層中の電荷輸送物質濃度を、電荷発生層に最も近
い部分から、遠い部分に向かって順次連続的に低くした
ことを特徴とする電子写真感光体が提供され、好ましく
は。電荷輸送層中の電荷発生層に最も近い部分の電荷発
生物質濃度が、80重量%以上であることを特徴とする
上記電子写真感光体が提供され、また電荷発生物質濃度
の異なる2種類以上の電荷輸送層形成用の塗工液を、順
次重ね塗りすることにより、電荷輸送物質濃度を段階的
もしくは連続的に変化させた膜を積層して電荷輸送層を
形成させることを特徴とする上記電子写真感光体の製造
方法が提供される。更に、本発明によれば、電荷輸送物
質とバインダー樹脂成分とを、蒸着速度比を変えながら
共蒸着することにより、電荷輸送物質濃度を段階的もし
くは連続的に変化させた膜を積層して電荷輸送層を形成
させることを特徴とする電子写真感光体の製造方法が提
供される。
【0006】積層型有機電子写真感光体においては、そ
の高感度化が重要なポイントになっている。感光体の高
感度化は、量子効率を大きくするか、移動度を大きくす
るかが挙げられるが、本発明者らは、前者に注目して検
討を重ねた。その結果、有機電子写真感光体のキャリア
発生過程においては、キャリア発生初期過程が電荷発生
物質と電荷輸送物質との間の電子移動反応により起こる
ことが明らかになった。すなわち、キャリア発生、注入
過程に電荷発生物質と電荷輸送物質の接触が重要な役割
を持ち、電荷発生物質と電荷輸送物質の接触量が大きい
ほど、キャリア発生、注入効率が大きくなることを突き
止めた。
の高感度化が重要なポイントになっている。感光体の高
感度化は、量子効率を大きくするか、移動度を大きくす
るかが挙げられるが、本発明者らは、前者に注目して検
討を重ねた。その結果、有機電子写真感光体のキャリア
発生過程においては、キャリア発生初期過程が電荷発生
物質と電荷輸送物質との間の電子移動反応により起こる
ことが明らかになった。すなわち、キャリア発生、注入
過程に電荷発生物質と電荷輸送物質の接触が重要な役割
を持ち、電荷発生物質と電荷輸送物質の接触量が大きい
ほど、キャリア発生、注入効率が大きくなることを突き
止めた。
【0007】また、本発明者らは、更なる検討を重ねた
結果、乾式法で電荷輸送層を製膜した積層感光体を作成
する際には、電荷発生物質と電荷輸送物質の接触量が大
きくなるような構造(形態)にすることが、高感度化さ
せるための条件であることを知見し、本発明を完成する
に至った。
結果、乾式法で電荷輸送層を製膜した積層感光体を作成
する際には、電荷発生物質と電荷輸送物質の接触量が大
きくなるような構造(形態)にすることが、高感度化さ
せるための条件であることを知見し、本発明を完成する
に至った。
【0008】すなわち、電荷発生層を2層以上の多層構
成とし、電荷輸送層に最も近い層から遠い層に向かって
段階的に電荷発生物質濃度が小さくなる構成とするか、
あるいは電荷発生層を単層の構成とし、電荷輸送層に近
い側から遠い側に向かって連続的に電荷発生物質濃度が
小さくなる(濃度勾配を付けた)構成にすることにより
達成される。また、いずれの場合にも電荷輸送層に最も
近い部分の電荷発生物質濃度は、80重量%以上である
ことが重要であり、好ましくは電荷発生物質のみの構成
にしておくことが好ましい。
成とし、電荷輸送層に最も近い層から遠い層に向かって
段階的に電荷発生物質濃度が小さくなる構成とするか、
あるいは電荷発生層を単層の構成とし、電荷輸送層に近
い側から遠い側に向かって連続的に電荷発生物質濃度が
小さくなる(濃度勾配を付けた)構成にすることにより
達成される。また、いずれの場合にも電荷輸送層に最も
近い部分の電荷発生物質濃度は、80重量%以上である
ことが重要であり、好ましくは電荷発生物質のみの構成
にしておくことが好ましい。
【0009】また前記目的は、電荷発生層を2層以上の
多層構成とし、電荷発生層に最も近い層から遠い層に向
かって段階的に電荷輸送物質濃度が小さくなる構成とす
るか、あるいは電荷輸送層を単層の構成とし、電荷発生
層に近い側から遠い側に向かって連続的に電荷発生物質
濃度が小さくなる(濃度勾配を付けた)構成にすること
により達成される。また、いずれの場合にも電荷輸送層
に最も近い部分の電荷発生物質濃度は、80重量%以上
であることが重要であり、好ましくは電荷輸送物質のみ
の構成にしておくことが好ましい。
多層構成とし、電荷発生層に最も近い層から遠い層に向
かって段階的に電荷輸送物質濃度が小さくなる構成とす
るか、あるいは電荷輸送層を単層の構成とし、電荷発生
層に近い側から遠い側に向かって連続的に電荷発生物質
濃度が小さくなる(濃度勾配を付けた)構成にすること
により達成される。また、いずれの場合にも電荷輸送層
に最も近い部分の電荷発生物質濃度は、80重量%以上
であることが重要であり、好ましくは電荷輸送物質のみ
の構成にしておくことが好ましい。
【0010】本発明において、乾式法とはいわゆる減圧
下での薄膜形成法であり、例えば抵抗加熱、イオンビー
ム加熱等による真空蒸着法、ガス中蒸着法、スパッタリ
ング法、CVD法やその他公知の方法が用いられる。
下での薄膜形成法であり、例えば抵抗加熱、イオンビー
ム加熱等による真空蒸着法、ガス中蒸着法、スパッタリ
ング法、CVD法やその他公知の方法が用いられる。
【0011】更に、本発明の電子写真感光体において
は、電荷発生物質と電荷輸送物質の接触は、ほとんど電
荷発生層と電荷輸送層の界面において起こる。段階的も
しくは連続的に濃度勾配を付けた電荷発生層を設けた電
子写真感光体においては、電荷輸送層のうち該電荷発生
層と接触する部分の電荷輸送物質濃度が高いほど効果的
であり、電荷輸送物質濃度が50重量%以上であること
が望ましく、より好ましくは80重量%以上である。但
し、機械的強度が落ちるといった欠点を有する場合が存
在する。その場合には、電荷輸送層を多層構造とし、電
荷発生層と接触する部分から遠い部分に向かって電荷輸
送物質濃度を段階的あるいは連続的に変化させてやれば
よい。
は、電荷発生物質と電荷輸送物質の接触は、ほとんど電
荷発生層と電荷輸送層の界面において起こる。段階的も
しくは連続的に濃度勾配を付けた電荷発生層を設けた電
子写真感光体においては、電荷輸送層のうち該電荷発生
層と接触する部分の電荷輸送物質濃度が高いほど効果的
であり、電荷輸送物質濃度が50重量%以上であること
が望ましく、より好ましくは80重量%以上である。但
し、機械的強度が落ちるといった欠点を有する場合が存
在する。その場合には、電荷輸送層を多層構造とし、電
荷発生層と接触する部分から遠い部分に向かって電荷輸
送物質濃度を段階的あるいは連続的に変化させてやれば
よい。
【0012】また、段階的もしくは連続的に濃度勾配を
付けた電荷発生層を設けた電子写真感光体においては、
電荷発生層のうち、電荷輸送層と接触する部分の電荷発
生物質濃度が高いほど効果的であり、電荷発生物質濃度
が50重量%以上であることが望ましく、より好ましく
は、80重量%である。この場合も、電荷発生層を多層
構造とし、電荷輸送層と接触する部分から遠い部分に向
かって電荷発生物質濃度を段階的あるいは連続的に変化
させてやればよい。
付けた電荷発生層を設けた電子写真感光体においては、
電荷発生層のうち、電荷輸送層と接触する部分の電荷発
生物質濃度が高いほど効果的であり、電荷発生物質濃度
が50重量%以上であることが望ましく、より好ましく
は、80重量%である。この場合も、電荷発生層を多層
構造とし、電荷輸送層と接触する部分から遠い部分に向
かって電荷発生物質濃度を段階的あるいは連続的に変化
させてやればよい。
【0013】更にまた、感光層(電荷発生層および電荷
輸送層)形成後の処理、例えば、電荷輸送物質を溶解で
きる溶媒あるいはその蒸気により処理をする、あるいは
電荷輸送物資の融点以上に加熱する等の方法によって、
電荷発生層中に電荷輸送物質を混入させる方法を併用す
ることは、本発明を更に効果的にするものである。
輸送層)形成後の処理、例えば、電荷輸送物質を溶解で
きる溶媒あるいはその蒸気により処理をする、あるいは
電荷輸送物資の融点以上に加熱する等の方法によって、
電荷発生層中に電荷輸送物質を混入させる方法を併用す
ることは、本発明を更に効果的にするものである。
【0014】更に、本発明の電子写真感光体において
は、最上層に保護層を設けてもよいし、また導電性支持
体と電荷輸送層との間に中間層を設けてもよい。
は、最上層に保護層を設けてもよいし、また導電性支持
体と電荷輸送層との間に中間層を設けてもよい。
【0015】次に、図面を用いて本発明を説明する。図
1は、本発明の電子写真感光体の構成例を示す断面模式
図であり、導電性支持体11上に、電荷発生層21と電
荷輸送層23が積層されたものである。この場合、電荷
発生層21が、電荷発生物質濃度の異なる多層もしくは
濃度勾配を付けた単層構成となっているか、或いは電荷
輸送層23が電荷輸送物質濃度の異なる多層もしくは濃
度勾配を付けた単層構成となっている。図2は、本発明
の電子写真感光体の別の構成例を示す断面模式図であ
り、導電性支持体11上に、電荷輸送層23と電荷発生
層21が積層されたものである。この場合も電荷輸送層
23、又は電荷発生層21は、それぞれ、電荷輸送物質
濃度又は電荷発生物質濃度の異なる多層もしくは濃度勾
配を付けた単層構成となっている。図3は、更に別の構
成例を示す断面図であり、電荷発生層21上に保護層1
7を設けたものである。図4は、また更に別の構成例を
示す断面図であり、導電性支持体11と電荷輸送層23
の間に中間層19を設けたものである。
1は、本発明の電子写真感光体の構成例を示す断面模式
図であり、導電性支持体11上に、電荷発生層21と電
荷輸送層23が積層されたものである。この場合、電荷
発生層21が、電荷発生物質濃度の異なる多層もしくは
濃度勾配を付けた単層構成となっているか、或いは電荷
輸送層23が電荷輸送物質濃度の異なる多層もしくは濃
度勾配を付けた単層構成となっている。図2は、本発明
の電子写真感光体の別の構成例を示す断面模式図であ
り、導電性支持体11上に、電荷輸送層23と電荷発生
層21が積層されたものである。この場合も電荷輸送層
23、又は電荷発生層21は、それぞれ、電荷輸送物質
濃度又は電荷発生物質濃度の異なる多層もしくは濃度勾
配を付けた単層構成となっている。図3は、更に別の構
成例を示す断面図であり、電荷発生層21上に保護層1
7を設けたものである。図4は、また更に別の構成例を
示す断面図であり、導電性支持体11と電荷輸送層23
の間に中間層19を設けたものである。
【0016】導電性支持体11としては、体積抵抗10
10Ω以下の導電性を示すもの、例えばアルミニウム、ニ
ッケル、クロム、ニクロム、銅、銀、金、白金、などの
金属、酸化スズ、酸化インジウムなどの酸化物を、蒸着
またはスパッタリングによりフィルム状もしくは円筒状
のプラスチック、紙途に被覆したもの、あるいはアルミ
ニウム、アルミニウム合金、ニッケル、ステンレスなど
の板およびそれらをD.I.,I.I.,押出し、引き
抜きなどの工法で素管化後、切削、超仕上げ、研磨など
で表面処理した管などを使用することができる。
10Ω以下の導電性を示すもの、例えばアルミニウム、ニ
ッケル、クロム、ニクロム、銅、銀、金、白金、などの
金属、酸化スズ、酸化インジウムなどの酸化物を、蒸着
またはスパッタリングによりフィルム状もしくは円筒状
のプラスチック、紙途に被覆したもの、あるいはアルミ
ニウム、アルミニウム合金、ニッケル、ステンレスなど
の板およびそれらをD.I.,I.I.,押出し、引き
抜きなどの工法で素管化後、切削、超仕上げ、研磨など
で表面処理した管などを使用することができる。
【0017】次に電荷発生層21について説明する。電
荷発生層21は、電荷発生物質を主成分とする層で、必
要に応じてバインダー樹脂を用いることもある。そし
て、電荷発生層21が該層中に電荷発生物質濃度に変化
を有するものである場合、電荷発生物質濃度の異なる2
層以上の積層構成、もしくは、該濃度が連続的に変化し
た(濃度勾配の付いた)単層構成の膜である。
荷発生層21は、電荷発生物質を主成分とする層で、必
要に応じてバインダー樹脂を用いることもある。そし
て、電荷発生層21が該層中に電荷発生物質濃度に変化
を有するものである場合、電荷発生物質濃度の異なる2
層以上の積層構成、もしくは、該濃度が連続的に変化し
た(濃度勾配の付いた)単層構成の膜である。
【0018】電荷発生物質としては、公知の材料を用い
ることが出来る。例えば、金属フタロシアニン、無金属
フタロシアニンなどのフタロシアニン系顔料、アズレニ
ウム塩顔料、スクエアリック酸メチン顔料、カルバゾー
ル骨格を有するアゾ顔料、トリフェニルアミン骨格を有
するアゾ顔料、ジフェニルアミン骨格を有するアゾ顔
料、ジベンゾチオフェン骨格を有するアゾ顔料、フルオ
レノン骨格を有するアゾ顔料、オキサジアゾール骨格を
有するアゾ顔料、ビススチルベン骨格を有するアゾ顔
料、ジスチリルオキサジアゾール骨格を有するアゾ顔
料、ジスチリルカルバゾール骨格を有するアゾ顔料、ペ
リレン系顔料、アントラキノン系または多環キノン系顔
料、キノンイミン系顔料、ジフェニルメタンおよびトリ
フェニルメタン系顔料、ベンゾキノンおよびナフトキノ
ン系顔料、シアニンおよびアゾメチン系顔料、インジゴ
イド系顔料、ビスベンズイミダゾール系顔料などが挙げ
られる。これらの電荷発生物質は、単独または2種以上
の混合物として用いることが出来る。
ることが出来る。例えば、金属フタロシアニン、無金属
フタロシアニンなどのフタロシアニン系顔料、アズレニ
ウム塩顔料、スクエアリック酸メチン顔料、カルバゾー
ル骨格を有するアゾ顔料、トリフェニルアミン骨格を有
するアゾ顔料、ジフェニルアミン骨格を有するアゾ顔
料、ジベンゾチオフェン骨格を有するアゾ顔料、フルオ
レノン骨格を有するアゾ顔料、オキサジアゾール骨格を
有するアゾ顔料、ビススチルベン骨格を有するアゾ顔
料、ジスチリルオキサジアゾール骨格を有するアゾ顔
料、ジスチリルカルバゾール骨格を有するアゾ顔料、ペ
リレン系顔料、アントラキノン系または多環キノン系顔
料、キノンイミン系顔料、ジフェニルメタンおよびトリ
フェニルメタン系顔料、ベンゾキノンおよびナフトキノ
ン系顔料、シアニンおよびアゾメチン系顔料、インジゴ
イド系顔料、ビスベンズイミダゾール系顔料などが挙げ
られる。これらの電荷発生物質は、単独または2種以上
の混合物として用いることが出来る。
【0019】電荷発生層21に用いられるバインダー樹
脂としては、ポリアミド、ポリウレタン、エポキシ樹
脂、ポリケトン、ポリカーボネート、シリコーン樹脂、
アクリル樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルホル
マール、ポリビニルケトン、ポリスチレン、ポリ−N−
ビニルカルバゾール、ポリアクリルアミドなどが用いら
れる。これらのバインダー樹脂は、単独または2種以上
の混合物として用いることが出来る。これら、電荷発生
層を形成するにあたっては、湿式法を用いる場合には上
記の材料を適当な溶媒に溶解あるいは分散し、これを適
当な方法(浸漬塗工法、スプレー法、コールコーター法
等)により製膜することが出来る。また、乾式法を用い
る場合には、蒸着法、スパッタ法等、材料に応じた方法
を用いることにより製膜できる。バインダー樹脂を併用
する場合には、バインダー樹脂をそのまま蒸発させても
よいが、バインダー樹脂のモノマー成分あるいはオリゴ
マー成分を蒸発、製膜した後に、加熱重合の操作を行な
っても構わない。
脂としては、ポリアミド、ポリウレタン、エポキシ樹
脂、ポリケトン、ポリカーボネート、シリコーン樹脂、
アクリル樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルホル
マール、ポリビニルケトン、ポリスチレン、ポリ−N−
ビニルカルバゾール、ポリアクリルアミドなどが用いら
れる。これらのバインダー樹脂は、単独または2種以上
の混合物として用いることが出来る。これら、電荷発生
層を形成するにあたっては、湿式法を用いる場合には上
記の材料を適当な溶媒に溶解あるいは分散し、これを適
当な方法(浸漬塗工法、スプレー法、コールコーター法
等)により製膜することが出来る。また、乾式法を用い
る場合には、蒸着法、スパッタ法等、材料に応じた方法
を用いることにより製膜できる。バインダー樹脂を併用
する場合には、バインダー樹脂をそのまま蒸発させても
よいが、バインダー樹脂のモノマー成分あるいはオリゴ
マー成分を蒸発、製膜した後に、加熱重合の操作を行な
っても構わない。
【0020】電荷発生物質濃度の異なる電荷発生層を2
層以上積層する方法としては、湿式法の場合、電荷発生
物質濃度の異なる2種類以上の塗工液を用い、塗布、乾
燥を行なって積層する。その場合、塗布法はとくに限定
されるものではない。乾式法の場合、電荷発生物質とそ
れ以外の材料(おもにバインダー成分)を同時に製膜す
るものであるが、両方の蒸着速度をコントロールするこ
とによって、電荷発生物質濃度を変化させる。この方法
を用い、順次積層する。電荷発生層を単層で濃度勾配を
付ける方法としては、湿式法の場合、電荷発生物質濃度
の異なる2種類以上の塗工液を用い、1つめの塗膜が完
全に乾かないうちに(wetな状態で)次の塗工液を重
ね塗りすることで達成される。乾式法の場合、前記した
ように蒸着速度をコントロールしながら共蒸着を連続的
に行なうことによって達成される。
層以上積層する方法としては、湿式法の場合、電荷発生
物質濃度の異なる2種類以上の塗工液を用い、塗布、乾
燥を行なって積層する。その場合、塗布法はとくに限定
されるものではない。乾式法の場合、電荷発生物質とそ
れ以外の材料(おもにバインダー成分)を同時に製膜す
るものであるが、両方の蒸着速度をコントロールするこ
とによって、電荷発生物質濃度を変化させる。この方法
を用い、順次積層する。電荷発生層を単層で濃度勾配を
付ける方法としては、湿式法の場合、電荷発生物質濃度
の異なる2種類以上の塗工液を用い、1つめの塗膜が完
全に乾かないうちに(wetな状態で)次の塗工液を重
ね塗りすることで達成される。乾式法の場合、前記した
ように蒸着速度をコントロールしながら共蒸着を連続的
に行なうことによって達成される。
【0021】次に、電荷輸送層23について説明する。
電荷輸送層23は、電荷輸送物質を主成分とする層であ
り、必要に応じてバインダー樹脂を用いることもある。
そして、電荷輸送層23が、該層中に電荷輸送物質濃度
に変化を有するものである場合、電荷輸送物質濃度の異
なる2層以上の積層構成、もしくは該濃度が連続的に変
化した(濃度勾配の付いた)単層構成の膜である。
電荷輸送層23は、電荷輸送物質を主成分とする層であ
り、必要に応じてバインダー樹脂を用いることもある。
そして、電荷輸送層23が、該層中に電荷輸送物質濃度
に変化を有するものである場合、電荷輸送物質濃度の異
なる2層以上の積層構成、もしくは該濃度が連続的に変
化した(濃度勾配の付いた)単層構成の膜である。
【0022】電荷輸送物質には、正孔輸送物質と電子輸
送物質とがあり、また低分子電荷輸送物質と高分子電荷
輸送物質とがある。電子輸送物質としては、例えばクロ
ルアニル、ブロムアニル、テトラシアノエチレン、テト
ラシアノキノジメタン、2,4,7−トリニトロ−9−
フルオレノン、2,4,5,7−テトラニトロ−9−フ
ルオレノン、2,4,5,7−テトラニトロキサント
ン、2,4,8−トリニトロチオキサントン、2,6,
8−トリニトロ−4H−インデノ〔1,2−b〕チオフ
ェン−4オン、1,3,7−トリニトロジベンゾチオフ
ェン−5,5−ジオキサイドなどの電子受容性物質が挙
げられる。これらの電子輸送物質は、単独または2種以
上の混合物として用いることが出来る。
送物質とがあり、また低分子電荷輸送物質と高分子電荷
輸送物質とがある。電子輸送物質としては、例えばクロ
ルアニル、ブロムアニル、テトラシアノエチレン、テト
ラシアノキノジメタン、2,4,7−トリニトロ−9−
フルオレノン、2,4,5,7−テトラニトロ−9−フ
ルオレノン、2,4,5,7−テトラニトロキサント
ン、2,4,8−トリニトロチオキサントン、2,6,
8−トリニトロ−4H−インデノ〔1,2−b〕チオフ
ェン−4オン、1,3,7−トリニトロジベンゾチオフ
ェン−5,5−ジオキサイドなどの電子受容性物質が挙
げられる。これらの電子輸送物質は、単独または2種以
上の混合物として用いることが出来る。
【0023】正孔輸送物質としては、以下に表わされる
電子供与性物質が挙げられ、良好に用いられる。例え
ば、ポリ−N−ビニルカルバゾールおよびその誘導体、
ポリ−γ−カルバゾリルエチルグルメタートおよびその
誘導体、ピレン−ホルムアルデヒド縮合物およびその誘
導体、ポリビニルピレン、ポリビニルフェナントレン、
オキサゾール誘導体、オキサジアゾール誘導体、イミダ
ゾール誘導体、トリフェニルアミン誘導体、9−(p−
ジエチルアミノスチリルアントラセン)、1,1−ビス
(4−ジベンジルアミノフェニル)プロパン、スチリル
アントラセン、スチリルピラゾリン、フェニルヒドラゾ
ン類、α−フェニルスチルベン誘導体、チアゾール誘導
体、トリアゾール誘導体、フェナジン誘導体、アクリジ
ン誘導体、ベンゾフラン誘導体、ベンズイミダゾール誘
導体、チオフェン誘導体などが挙げられる。これらの正
孔輸送物質は、単独または2種以上の混合物として用い
ることが出来る。
電子供与性物質が挙げられ、良好に用いられる。例え
ば、ポリ−N−ビニルカルバゾールおよびその誘導体、
ポリ−γ−カルバゾリルエチルグルメタートおよびその
誘導体、ピレン−ホルムアルデヒド縮合物およびその誘
導体、ポリビニルピレン、ポリビニルフェナントレン、
オキサゾール誘導体、オキサジアゾール誘導体、イミダ
ゾール誘導体、トリフェニルアミン誘導体、9−(p−
ジエチルアミノスチリルアントラセン)、1,1−ビス
(4−ジベンジルアミノフェニル)プロパン、スチリル
アントラセン、スチリルピラゾリン、フェニルヒドラゾ
ン類、α−フェニルスチルベン誘導体、チアゾール誘導
体、トリアゾール誘導体、フェナジン誘導体、アクリジ
ン誘導体、ベンゾフラン誘導体、ベンズイミダゾール誘
導体、チオフェン誘導体などが挙げられる。これらの正
孔輸送物質は、単独または2種以上の混合物として用い
ることが出来る。
【0024】電荷輸送層23に用いられるバインダー樹
脂としては、ポリカーボネート(ビスフェノールAタイ
プ、ビスフェノールZタイプ)、ポリエステル、メタク
リル樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ酢酸ビニル、ポリスチレン、フェノール樹脂、
エポキシ樹脂、ポリウレタン、ポリ塩化ビニリデン、ア
ルキッド樹脂、シリコン樹脂、ポリビニルカルバゾー
ル、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポ
リアクリレート、ポリアクリルアミド、フェノキシ樹脂
などが用いられる。これらのバインダーは、単独または
2種以上の混合物として用いることが出来る。
脂としては、ポリカーボネート(ビスフェノールAタイ
プ、ビスフェノールZタイプ)、ポリエステル、メタク
リル樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ酢酸ビニル、ポリスチレン、フェノール樹脂、
エポキシ樹脂、ポリウレタン、ポリ塩化ビニリデン、ア
ルキッド樹脂、シリコン樹脂、ポリビニルカルバゾー
ル、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポ
リアクリレート、ポリアクリルアミド、フェノキシ樹脂
などが用いられる。これらのバインダーは、単独または
2種以上の混合物として用いることが出来る。
【0025】電荷輸送層の製膜方法も、電荷発生層の場
合に準じる。電荷輸送物質濃度の異なる電荷輸送層を2
層以上積層する方法としては、湿式法の場合、電荷輸送
物質濃度の異なる2種類以上の塗工液を用い、順次、塗
布、乾燥を行なって積層する。それ場合、塗布法はとく
に限定されるものではない。乾式法の場合、電荷輸送物
質とそれ以外の材料(おもにバインダー成分)を同時に
製膜するものであるが、両方の蒸着速度をコントロール
することによって、電荷輸送物質濃度を変化される。こ
の方法を用い、順次積層する。
合に準じる。電荷輸送物質濃度の異なる電荷輸送層を2
層以上積層する方法としては、湿式法の場合、電荷輸送
物質濃度の異なる2種類以上の塗工液を用い、順次、塗
布、乾燥を行なって積層する。それ場合、塗布法はとく
に限定されるものではない。乾式法の場合、電荷輸送物
質とそれ以外の材料(おもにバインダー成分)を同時に
製膜するものであるが、両方の蒸着速度をコントロール
することによって、電荷輸送物質濃度を変化される。こ
の方法を用い、順次積層する。
【0026】電荷輸送層を単層で濃度勾配を付ける方法
としては、湿式法の場合、電荷輸送物質濃度の異なる2
種類以上の塗工液を用い、1つめの塗膜が完全に乾かな
いうちに(wetな状態で)次の塗工液を重ね塗りする
ことで達成される。乾式法の場合、前記したように蒸着
速度をコントロールしながら共蒸着を連続的に行なうこ
とによって達成される。さらに、高分子電荷輸送物質と
しては、ポリビニルカルバゾール、ポリシラン等に代表
されるポリマー(製膜前にポリマーになっているもの)
と、官能基を持った電荷輸送物質を製膜中もしくは製膜
後にポリマー化したもののいずれをも含む。バインダー
樹脂としては、バインダー樹脂をそのまま用いたもの、
反応性の官能基を持ったバインダー樹脂のモノマー成分
あるいはオリゴマー成分を製膜した後に、加熱重合の操
作を行なってポリマー化したもののいずれをも含む。
としては、湿式法の場合、電荷輸送物質濃度の異なる2
種類以上の塗工液を用い、1つめの塗膜が完全に乾かな
いうちに(wetな状態で)次の塗工液を重ね塗りする
ことで達成される。乾式法の場合、前記したように蒸着
速度をコントロールしながら共蒸着を連続的に行なうこ
とによって達成される。さらに、高分子電荷輸送物質と
しては、ポリビニルカルバゾール、ポリシラン等に代表
されるポリマー(製膜前にポリマーになっているもの)
と、官能基を持った電荷輸送物質を製膜中もしくは製膜
後にポリマー化したもののいずれをも含む。バインダー
樹脂としては、バインダー樹脂をそのまま用いたもの、
反応性の官能基を持ったバインダー樹脂のモノマー成分
あるいはオリゴマー成分を製膜した後に、加熱重合の操
作を行なってポリマー化したもののいずれをも含む。
【0027】導電性支持体11と電荷輸送層23との間
に設けられる中間層19は、接着性を向上する目的で設
けられ、その材料としてSiO2、Al2O3、シランカ
ップリング剤、チタンカップリング剤、クロムカップリ
ング剤などの無機材料やポリアミド樹脂、アルコール可
溶性ポリアミド樹脂、水溶性ポリビニルブチラール、ポ
リビニルブチラール、PVAなどの接着性のよいバイン
ダー樹脂などが使用される。その他、前記接着性のよい
バインダー樹脂に、ZnO、TiO2、ZnSなどを分
散したものも使用できる。中間層の形成法としては、無
機材料単独の場合はスパッタリング、蒸着などの方法
が、また有機材料を用いた場合は、通常の塗布法が採用
される。なお、中間層の膜厚は5μm以下が適当であ
る。
に設けられる中間層19は、接着性を向上する目的で設
けられ、その材料としてSiO2、Al2O3、シランカ
ップリング剤、チタンカップリング剤、クロムカップリ
ング剤などの無機材料やポリアミド樹脂、アルコール可
溶性ポリアミド樹脂、水溶性ポリビニルブチラール、ポ
リビニルブチラール、PVAなどの接着性のよいバイン
ダー樹脂などが使用される。その他、前記接着性のよい
バインダー樹脂に、ZnO、TiO2、ZnSなどを分
散したものも使用できる。中間層の形成法としては、無
機材料単独の場合はスパッタリング、蒸着などの方法
が、また有機材料を用いた場合は、通常の塗布法が採用
される。なお、中間層の膜厚は5μm以下が適当であ
る。
【0028】保護層17は、感光体表面保護の目的で設
けられ、これに使用される材料としてはABS樹脂、A
CS樹脂、オレフィン〜ビニルモノマー共重合体、塩素
化ポリエーテル、アリル樹脂、ポリアセタール、ポリア
ミド、ポリアミドイミド、ポリアクリレート、ポリアリ
ルスルホン、ポリブチレン、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリカーボネート、ポリエーテルスルホン、ポリエ
チレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド、ア
クリル樹脂、ポリメチルペンテン、ポリプロピレン、ポ
リフェニレンオキシド、ポリスルホン、ポリスチレン、
AS樹脂、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリウレタ
ン、ポリ塩化ビニル、エポキシ樹脂など、またこれらの
内、硬化可能な材料と硬化剤との硬化物が挙げられる。
保護層には、その他、耐摩耗性を向上する目的でポリテ
トラフルオロエチレンのようなフッ素樹脂、シリコーン
樹脂、およびこれらの樹脂に酸化チタン、酸化錫、チタ
ン酸カリウムなどの無機材料を分散したものなどを添加
することが出来る。保護層の形成法としては通常の塗布
法が採用される。なお、膜厚は0.5〜10μm程度が
適当である。
けられ、これに使用される材料としてはABS樹脂、A
CS樹脂、オレフィン〜ビニルモノマー共重合体、塩素
化ポリエーテル、アリル樹脂、ポリアセタール、ポリア
ミド、ポリアミドイミド、ポリアクリレート、ポリアリ
ルスルホン、ポリブチレン、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリカーボネート、ポリエーテルスルホン、ポリエ
チレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド、ア
クリル樹脂、ポリメチルペンテン、ポリプロピレン、ポ
リフェニレンオキシド、ポリスルホン、ポリスチレン、
AS樹脂、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリウレタ
ン、ポリ塩化ビニル、エポキシ樹脂など、またこれらの
内、硬化可能な材料と硬化剤との硬化物が挙げられる。
保護層には、その他、耐摩耗性を向上する目的でポリテ
トラフルオロエチレンのようなフッ素樹脂、シリコーン
樹脂、およびこれらの樹脂に酸化チタン、酸化錫、チタ
ン酸カリウムなどの無機材料を分散したものなどを添加
することが出来る。保護層の形成法としては通常の塗布
法が採用される。なお、膜厚は0.5〜10μm程度が
適当である。
【0029】
【実施例】次に、実施例によって本発明を更に詳細に説
明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものでは
ない。なお、実施例中使用する部及び比率は、すべて重
量基準である。
明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものでは
ない。なお、実施例中使用する部及び比率は、すべて重
量基準である。
【0030】実施例1 Φ60mmのAl円筒状支持体上に、下記の条件で0.
1μmの電荷発生層21−a1、0.1μmの電荷発生
層21−b1、18μmの電荷輸送層を順次積層し、本
発明の電子写真感光体を作製した。 〔電荷発生層21−a1〕先ず始めに、ビスフェノール
Aと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷発生層21−a1を作製し
た。電荷発生物質としてバナジルフタロシアニンを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷発生層21−a1を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=2/5比) 〔電荷発生層21−b1〕電荷発生物質としてバナジル
フタロシアニンを用い、蒸着法によって製膜し、電荷発
生層21−b1を形成した。 〔電荷輸送層23〕先ず始めに、ビスフェノールAと炭
酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することにより、
ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを用い、
以下のようにして電荷輸送層を作製した。電荷輸送物質
として下記構造(化1)のものを用い、バインダー樹脂
成分として、上記ポリカーボネートオリゴマーを用い
た。蒸着速度をコントロールすることによって、下記組
成の電荷輸送層23を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=10/7比)
1μmの電荷発生層21−a1、0.1μmの電荷発生
層21−b1、18μmの電荷輸送層を順次積層し、本
発明の電子写真感光体を作製した。 〔電荷発生層21−a1〕先ず始めに、ビスフェノール
Aと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷発生層21−a1を作製し
た。電荷発生物質としてバナジルフタロシアニンを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷発生層21−a1を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=2/5比) 〔電荷発生層21−b1〕電荷発生物質としてバナジル
フタロシアニンを用い、蒸着法によって製膜し、電荷発
生層21−b1を形成した。 〔電荷輸送層23〕先ず始めに、ビスフェノールAと炭
酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することにより、
ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを用い、
以下のようにして電荷輸送層を作製した。電荷輸送物質
として下記構造(化1)のものを用い、バインダー樹脂
成分として、上記ポリカーボネートオリゴマーを用い
た。蒸着速度をコントロールすることによって、下記組
成の電荷輸送層23を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=10/7比)
【化1】
【0031】実施例2 実施例1における電荷発生層21−b1を下記の組成に
した以外は同様に作製した。 〔電荷発生層21−b2〕先ず始めに、ビスフェノール
Aと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷発生層21−b2を作製し
た。電荷発生物質としてバナジルフタロシアニンを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷発生層21−b2を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=2/6比)
した以外は同様に作製した。 〔電荷発生層21−b2〕先ず始めに、ビスフェノール
Aと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷発生層21−b2を作製し
た。電荷発生物質としてバナジルフタロシアニンを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷発生層21−b2を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=2/6比)
【0032】実施例3 Φ60mmのAl円筒状支持体上に、下記の条件で0.
2μmの電荷発生層21−a2、0.1μmの電荷発生
層21−b3、20μmの電荷輸送層を順次積層し、本
発明の電子写真感光体を作製した。 〔電荷発生層21−a2〕先ず始めに、ビスフェノール
Zと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷発生層21−a2を作製し
た。電荷発生物質として下記構造(化2)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷発生層21−a2を得た。
(バインダー樹脂成分/電荷発生物質=3/5比)
2μmの電荷発生層21−a2、0.1μmの電荷発生
層21−b3、20μmの電荷輸送層を順次積層し、本
発明の電子写真感光体を作製した。 〔電荷発生層21−a2〕先ず始めに、ビスフェノール
Zと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷発生層21−a2を作製し
た。電荷発生物質として下記構造(化2)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷発生層21−a2を得た。
(バインダー樹脂成分/電荷発生物質=3/5比)
【化2】 〔電荷発生層21−b3〕電荷発生物質として下記構造
(化2)のものを用い、蒸着法によって製膜し、電荷発
生層21−b3を形成した。
(化2)のものを用い、蒸着法によって製膜し、電荷発
生層21−b3を形成した。
【化2】 〔電荷輸送層〕下記組成の塗工液をスプレー法により塗
布乾燥して、電荷輸送層を形成した。 下記構造(化3)の電荷輸送物質 8部
布乾燥して、電荷輸送層を形成した。 下記構造(化3)の電荷輸送物質 8部
【化3】 ポリカーボネート(バイエル:マクロロン3100) 10部 テトラヒドロフラン 82部
【0033】実施例4 実施例2における電荷発生層21−b2を下記の組成に
した以外は同様に作製した。 〔電荷発生層21−b4〕先ず始めに、ビスフェノール
Zと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷すること
で、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを用
い、電荷発生層21−b4を作製した。電荷発生物質と
して下記構造(化2)のものを用い、バインダー樹脂成
分として、上記ポリカーボネートオリゴマーを用いた。
蒸着速度をコントロールすることによって、下記組成の
電荷発生層21−b4を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=2/5比)
した以外は同様に作製した。 〔電荷発生層21−b4〕先ず始めに、ビスフェノール
Zと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷すること
で、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを用
い、電荷発生層21−b4を作製した。電荷発生物質と
して下記構造(化2)のものを用い、バインダー樹脂成
分として、上記ポリカーボネートオリゴマーを用いた。
蒸着速度をコントロールすることによって、下記組成の
電荷発生層21−b4を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=2/5比)
【化2】
【0034】実施例5 Φ60mmのAl円筒状支持体上に、下記の条件で0.
2μmの中間層、0.2μmの電荷発生層21−a3、
0.2μmの電荷発生層21−b5、22μmの電荷輸
送層を順次積層し、本発明の電子写真感光体を作製し
た。 〔中間層〕下記組成の塗工液を塗布乾燥して、中間層を
形成した。 アルコール可溶性ナイロン(帝国化学:トレジン) 3部 イソプロピルアルコール 80部 〔電荷発生層21−a3〕下記組成の塗工液を用い、塗
布乾燥して電荷発生層21−a3を形成した。 下記構造(化4)の電荷発生物質 3部
2μmの中間層、0.2μmの電荷発生層21−a3、
0.2μmの電荷発生層21−b5、22μmの電荷輸
送層を順次積層し、本発明の電子写真感光体を作製し
た。 〔中間層〕下記組成の塗工液を塗布乾燥して、中間層を
形成した。 アルコール可溶性ナイロン(帝国化学:トレジン) 3部 イソプロピルアルコール 80部 〔電荷発生層21−a3〕下記組成の塗工液を用い、塗
布乾燥して電荷発生層21−a3を形成した。 下記構造(化4)の電荷発生物質 3部
【化4】 ポリサルホン(日産化学:P−1700) 1部 シクロヘキサノン 200部 〔電荷発生層21−b5〕下記組成の塗工液を用い、塗
布乾燥して、電荷発生層21−b5を形成した。 下記構造(化4)の電荷発生物質 9部
布乾燥して、電荷発生層21−b5を形成した。 下記構造(化4)の電荷発生物質 9部
【化4】 ポリサルホン(日産化学:P−1700) 1部 〔電荷輸送層〕先ず始めに、ビスフェノールZと炭酸ジ
フェニルを減圧下で、加熱、放冷することにより、ポリ
カーボネートオリゴマーを製造した。これを用い、以下
のようにして電荷輸送層を作製した。電荷輸送物質とし
て下記構造(化5)のものを用い、バインダー樹脂成分
として、上記ポリカーボネートオリゴマーを用いた。蒸
着速度をコントロールすることによって、下記組成の電
荷輸送層を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=10/8比)
フェニルを減圧下で、加熱、放冷することにより、ポリ
カーボネートオリゴマーを製造した。これを用い、以下
のようにして電荷輸送層を作製した。電荷輸送物質とし
て下記構造(化5)のものを用い、バインダー樹脂成分
として、上記ポリカーボネートオリゴマーを用いた。蒸
着速度をコントロールすることによって、下記組成の電
荷輸送層を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=10/8比)
【化5】
【0035】実施例6 実施例5における電荷発生層21−b5を下記の組成に
した以外は同様に作製した。 〔電荷発生層21−b6〕下記組成の塗工液を用い、ス
プレー法により塗布乾燥して、電荷発生層21−b6を
形成した。 下記構造(化4)の電荷輸送物質 7部
した以外は同様に作製した。 〔電荷発生層21−b6〕下記組成の塗工液を用い、ス
プレー法により塗布乾燥して、電荷発生層21−b6を
形成した。 下記構造(化4)の電荷輸送物質 7部
【化4】 ポリサルホン(日産化学:P−1700) 1部
【0036】実施例7 Φ60mmのAl円筒状支持体上に、下記の条件で15
μmの電荷輸送層、0.2μmの電荷発生層21−
a4、0.5μmの電荷発生層21−b7を順次積層し、
本発明の電子写真感光体を作製した。 〔電荷輸送層〕先ず始めに、ビスフェノールAと炭酸ジ
フェニルを減圧下で、加熱、放冷することで、ポリカー
ボネートオリゴマーを製造した。これを用い、以下のよ
うにして電荷輸送層を作製した。電荷輸送物質として下
記構造(化6)のものを用い、バインダー樹脂成分とし
て、上記ポリカーボネートオリゴマーを用いた。蒸着速
度をコントロールすることによって、下記組成の電荷輸
送層を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=10/9比)
μmの電荷輸送層、0.2μmの電荷発生層21−
a4、0.5μmの電荷発生層21−b7を順次積層し、
本発明の電子写真感光体を作製した。 〔電荷輸送層〕先ず始めに、ビスフェノールAと炭酸ジ
フェニルを減圧下で、加熱、放冷することで、ポリカー
ボネートオリゴマーを製造した。これを用い、以下のよ
うにして電荷輸送層を作製した。電荷輸送物質として下
記構造(化6)のものを用い、バインダー樹脂成分とし
て、上記ポリカーボネートオリゴマーを用いた。蒸着速
度をコントロールすることによって、下記組成の電荷輸
送層を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=10/9比)
【化6】 〔電荷発生層21−a4〕電荷発生物質として下記構造
(化7)の化合物を用い、蒸着法によって製膜し、電荷
発生層21−a4を形成した。
(化7)の化合物を用い、蒸着法によって製膜し、電荷
発生層21−a4を形成した。
【化7】 〔電荷発生層21−b7〕先ず始めに、ビスフェノール
Zと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷発生層21−b7を作製し
た。電荷発生物質として下記構造(化7)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷発生層21−b7を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=1/2比)
Zと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷発生層21−b7を作製し
た。電荷発生物質として下記構造(化7)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷発生層21−b7を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=1/2比)
【化7】
【0037】実施例8 実施例7における電荷発生層21−a4を下記の組成に
した以外は同様に作製した。 〔電荷発生層21−a5〕先ず始めに、ビスフェノール
Zと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷発生層21−a5を作製し
た。電荷発生物質として下記構造(化7)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷発生層21−a5を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=1/3比)
した以外は同様に作製した。 〔電荷発生層21−a5〕先ず始めに、ビスフェノール
Zと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷発生層21−a5を作製し
た。電荷発生物質として下記構造(化7)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷発生層21−a5を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=1/3比)
【化7】
【0038】実施例9 Φ60mmのAl円筒状支持体上に、下記の条件で25
μmの電荷輸送層、0.1μmの電荷発生層21−
a6、0.6μmの電荷発生層21−b8を順次積層し、
本発明の電子写真感光体を作製した。 〔電荷輸送層〕下記組成の塗工液を塗布乾燥して、電荷
輸送層を形成した。 下記構造(化8)の電荷輸送物質 7部
μmの電荷輸送層、0.1μmの電荷発生層21−
a6、0.6μmの電荷発生層21−b8を順次積層し、
本発明の電子写真感光体を作製した。 〔電荷輸送層〕下記組成の塗工液を塗布乾燥して、電荷
輸送層を形成した。 下記構造(化8)の電荷輸送物質 7部
【化8】 ポリカーボネート 10部 (三菱瓦斯化学:ユーピロンZ−200) 塩化メチレン 83部 〔電荷発生層21−a6〕電荷発生物質としてアルミク
ロルフタロシアニンを用い、蒸着法によって製膜し、電
荷発生層21−a6を形成した。 〔電荷発生層21−b8〕先ず始めに、ビスフェノール
Aと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷発生層21−b8を作製し
た。電荷発生物質としてアルミクロルフタロシアニンを
用い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネー
トオリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールするこ
とによって、下記組成の電荷発生層2を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=2/3比)
ロルフタロシアニンを用い、蒸着法によって製膜し、電
荷発生層21−a6を形成した。 〔電荷発生層21−b8〕先ず始めに、ビスフェノール
Aと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷発生層21−b8を作製し
た。電荷発生物質としてアルミクロルフタロシアニンを
用い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネー
トオリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールするこ
とによって、下記組成の電荷発生層2を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=2/3比)
【0039】実施例10 実施例9における電荷発生層21−a6を下記の組成に
した以外は同様に作製した。 〔電荷発生層21−a7〕先ず始めに、ビスフェノール
Aと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷発生層21−a7を作製し
た。電荷発生物質としてアルミクロルフタロシアニンを
用い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネー
トオリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールするこ
とによって、下記組成の電荷発生層21−a7を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=1/3比)
した以外は同様に作製した。 〔電荷発生層21−a7〕先ず始めに、ビスフェノール
Aと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷発生層21−a7を作製し
た。電荷発生物質としてアルミクロルフタロシアニンを
用い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネー
トオリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールするこ
とによって、下記組成の電荷発生層21−a7を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=1/3比)
【0040】実施例11 Φ60mmのAl円筒状支持体上に、下記の条件で21
μmの電荷輸送層、0.5μmの電荷発生層21−
a8、1μmの電荷発生層21−b9を順次積層し、本発
明の電子写真感光体を作製した。 〔電荷輸送層〕先ず始めに、ビスフェノールAと炭酸ジ
フェニルを減圧下で、加熱、放冷することにより、ポリ
カーボネートオリゴマーを製造した。これを用い、以下
のようにして電荷輸送層を作製した。電荷輸送物質とし
て下記構造(化9)のものを用い、バインダー樹脂成分
として、上記ポリカーボネートオリゴマーを用いた。蒸
着速度をコントロールすることによって、下記組成の電
荷輸送層を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=10/7比)
μmの電荷輸送層、0.5μmの電荷発生層21−
a8、1μmの電荷発生層21−b9を順次積層し、本発
明の電子写真感光体を作製した。 〔電荷輸送層〕先ず始めに、ビスフェノールAと炭酸ジ
フェニルを減圧下で、加熱、放冷することにより、ポリ
カーボネートオリゴマーを製造した。これを用い、以下
のようにして電荷輸送層を作製した。電荷輸送物質とし
て下記構造(化9)のものを用い、バインダー樹脂成分
として、上記ポリカーボネートオリゴマーを用いた。蒸
着速度をコントロールすることによって、下記組成の電
荷輸送層を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=10/7比)
【化9】 〔電荷発生層21−a8〕下記組成の塗工液を用い、ス
プレー法により塗布乾燥して、電荷発生層21−a8を
形成した。 下記構造(化10)の電荷発生物質 9部
プレー法により塗布乾燥して、電荷発生層21−a8を
形成した。 下記構造(化10)の電荷発生物質 9部
【化10】 ポリビニルアセタール 1部 (積水化学工業:エスレックKS) メチルエチルケトン 200部 〔電荷発生層21−b9〕下記組成の塗工液を用い、ス
プレー法により塗布乾燥して、電荷発生層21−b9を
形成した。 下記構造(化10)の電荷発生物質 5部
プレー法により塗布乾燥して、電荷発生層21−b9を
形成した。 下記構造(化10)の電荷発生物質 5部
【化10】 ポリビニルアセタール 3部 (積水化学工業:エスレックKS) メチルエチルケトン 200部
【0041】実施例12 実施例11における電荷発生層21−a8を下記の組成
にした以外は同様に作製した。 〔電荷発生層21−a9〕下記組成の塗工液を用い、ス
プレー法により塗布乾燥して、電荷発生層21−a9を
形成した。 下記構造(化10)の電荷発生物質 2.5部
にした以外は同様に作製した。 〔電荷発生層21−a9〕下記組成の塗工液を用い、ス
プレー法により塗布乾燥して、電荷発生層21−a9を
形成した。 下記構造(化10)の電荷発生物質 2.5部
【化10】 ポリビニルアセタール 1部 (積水化学工業:エスレックKS) メチルエチルケトン 200部
【0042】実施例13 Φ60mmのAl円筒状支持体上に、下記の条件で0.
2μmの電荷発生層、22μmの電荷輸送層を順次積層
し、本発明の電子写真感光体を作製した。 〔電荷発生層〕先ず始めに、ビスフェノールZと炭酸ジ
フェニルを減圧下で、加熱、放冷することにより、ポリ
カーボネートオリゴマーを製造した。これを用い、以下
のようにして電荷発生層を作製した。電荷発生物質とし
て下記構造(化11)のものを用い、バインダー樹脂成
分として、上記ポリカーボネートオリゴマーを用いた。
蒸着速度をコントロールすることによって、下記のよう
に組成が連続的に変化した電荷発生層を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=1/2〜1/9
比)
2μmの電荷発生層、22μmの電荷輸送層を順次積層
し、本発明の電子写真感光体を作製した。 〔電荷発生層〕先ず始めに、ビスフェノールZと炭酸ジ
フェニルを減圧下で、加熱、放冷することにより、ポリ
カーボネートオリゴマーを製造した。これを用い、以下
のようにして電荷発生層を作製した。電荷発生物質とし
て下記構造(化11)のものを用い、バインダー樹脂成
分として、上記ポリカーボネートオリゴマーを用いた。
蒸着速度をコントロールすることによって、下記のよう
に組成が連続的に変化した電荷発生層を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=1/2〜1/9
比)
【化11】 〔電荷輸送層用塗工液〕下記組成の塗工液をスプレー法
により塗布乾燥して、電荷輸送層を製膜した。 下記構造(化12)の電荷輸送物質 8部
により塗布乾燥して、電荷輸送層を製膜した。 下記構造(化12)の電荷輸送物質 8部
【化12】 ポリカーボネート 10部 (出光石油化学:A2200) テトラヒドロフラン 82部
【0043】実施例14 実施例13における電荷発生層を以下の組成に変更した
以外は同様に作製した。 〔電荷発生層〕先ず始めに、ビスフェノールZと炭酸ジ
フェニルを減圧下で、加熱、放冷することにより、ポリ
カーボネートオリゴマーを製造した。これを用い、以下
のようにして電荷発生層を作製した。電荷発生物質とし
て下記構造(化11)のものを用い、バインダー樹脂成
分として、上記ポリカーボネートオリゴマーを用いた。
蒸着速度をコントロールすることによって、下記のよう
に組成が連続的に変化した電荷発生層を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=1/1〜1/3
比)
以外は同様に作製した。 〔電荷発生層〕先ず始めに、ビスフェノールZと炭酸ジ
フェニルを減圧下で、加熱、放冷することにより、ポリ
カーボネートオリゴマーを製造した。これを用い、以下
のようにして電荷発生層を作製した。電荷発生物質とし
て下記構造(化11)のものを用い、バインダー樹脂成
分として、上記ポリカーボネートオリゴマーを用いた。
蒸着速度をコントロールすることによって、下記のよう
に組成が連続的に変化した電荷発生層を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=1/1〜1/3
比)
【化11】
【0044】実施例15 Φ60mmのAl円筒状支持体上に、下記の条件で23
μmの電荷輸送層、1μmの電荷発生層を順次積層し、
本発明の電子写真感光体を作製した。 〔電荷輸送層〕先ず始めに、ビスフェノールAと炭酸ジ
フェニルを減圧下で、加熱、放冷することにより、ポリ
カーボネートオリゴマーを製造した。これを用い、以下
のようにして電荷輸送層を作製した。電荷輸送物質とし
て下記構造(化13)のものを用い、バインダー樹脂成
分として、上記ポリカーボネートオリゴマーを用いた。
蒸着速度をコントロールすることによって、電荷輸送物
質濃度を下記範囲に連続的に変化させた電荷輸送層を形
成した。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=10/8比)
μmの電荷輸送層、1μmの電荷発生層を順次積層し、
本発明の電子写真感光体を作製した。 〔電荷輸送層〕先ず始めに、ビスフェノールAと炭酸ジ
フェニルを減圧下で、加熱、放冷することにより、ポリ
カーボネートオリゴマーを製造した。これを用い、以下
のようにして電荷輸送層を作製した。電荷輸送物質とし
て下記構造(化13)のものを用い、バインダー樹脂成
分として、上記ポリカーボネートオリゴマーを用いた。
蒸着速度をコントロールすることによって、電荷輸送物
質濃度を下記範囲に連続的に変化させた電荷輸送層を形
成した。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=10/8比)
【化13】 〔電荷発生層用塗工液21−a10〕 下記構造(化14)の電荷発生物質 10部
【化14】 ポリビニルブチラール 1部 (積水化学工業:エスレックBM−1) テトラヒドロフラン 200部 〔電荷発生層用塗工液21−b10〕 下記構造(化14)の電荷発生物質 5部
【化14】 ポリビニルブチラール 2部 (積水化学工業:エスレックBM−1) テトラヒドロフラン 200部 電荷発生層用塗工液21−a10をスプレー法により塗布
し、指触乾燥が終了する前に電荷発生層用塗工液21−
b10をスプレー法により塗布し、電荷発生物質濃度傾斜
の付いた電荷発生層を作製した。
し、指触乾燥が終了する前に電荷発生層用塗工液21−
b10をスプレー法により塗布し、電荷発生物質濃度傾斜
の付いた電荷発生層を作製した。
【0045】実施例16 実施例15における電荷発生層を下記の組成に変更した
以外は同様に作製した。 〔電荷発生層用塗工液21−a11〕 下記構造(化14)の電荷発生物質 3部
以外は同様に作製した。 〔電荷発生層用塗工液21−a11〕 下記構造(化14)の電荷発生物質 3部
【化14】 ポリビニルブチラール 1部 (積水化学工業:エスレックBM−1) テトラヒドロフラン 200部 〔電荷発生層用塗工液21−b11〕 下記構造(化14)の電荷発生物質 5部
【化14】 ポリビニルブチラール 2部 (積水化学工業:エスレックBM−1) テトラヒドロフラン 200部 電荷発生層用塗工液21−a11をスプレー法により塗布
し、指触乾燥が終了する前に電荷発生層用塗工液21−
b11をスプレー法により塗布し、電荷発生物質濃度傾斜
の付いた電荷発生層を作製した。
し、指触乾燥が終了する前に電荷発生層用塗工液21−
b11をスプレー法により塗布し、電荷発生物質濃度傾斜
の付いた電荷発生層を作製した。
【0046】比較例1 実施例1において、電荷発生層21−b1を設けない以
外は実施例1と同様にして感光体を作製した。
外は実施例1と同様にして感光体を作製した。
【0047】比較例2 実施例3において、電荷発生層21−b3を設けない以
外は実施例3と同様にして感光体を作製した。
外は実施例3と同様にして感光体を作製した。
【0048】比較例3 実施例5において、電荷発生層21−b5を設けない以
外は実施例5と同様にして感光体を作製した。
外は実施例5と同様にして感光体を作製した。
【0049】比較例4 実施例7において、電荷発生層21−a4を設けない以
外は実施例7と同様にして感光体を作製した。
外は実施例7と同様にして感光体を作製した。
【0050】比較例5 実施例9において、電荷発生層21−a6を設けない以
外は実施例9と同様にして感光体を作製した。
外は実施例9と同様にして感光体を作製した。
【0051】比較例6 実施例11において、電荷発生層21−a8を設けない
以外は実施例10と同様にして感光体を作製した。
以外は実施例10と同様にして感光体を作製した。
【0052】以上のように作製した、実施例1〜16、
比較例1〜6の感光体の電気特性を特開昭60−100
167号公報に開示されている測定装置を用いて以下の
様に測定した。まず、−6.3kVもしくは+6.0k
Vの放電々圧にてコロナ放電を20秒間行ない、次いで
暗減衰させて、表面電位が−800Vもしくは800V
になったところで、6.0luxのタングステン光を照
射した。この時の光照射の際、表面電位が−800Vも
しくは800Vから−400Vもしくは400Vになる
のに必要な露光量E1/2(lux・sec)、タング
ステン光照射30秒後の電位V30(V)を測定した。結
果を表1に示す。
比較例1〜6の感光体の電気特性を特開昭60−100
167号公報に開示されている測定装置を用いて以下の
様に測定した。まず、−6.3kVもしくは+6.0k
Vの放電々圧にてコロナ放電を20秒間行ない、次いで
暗減衰させて、表面電位が−800Vもしくは800V
になったところで、6.0luxのタングステン光を照
射した。この時の光照射の際、表面電位が−800Vも
しくは800Vから−400Vもしくは400Vになる
のに必要な露光量E1/2(lux・sec)、タング
ステン光照射30秒後の電位V30(V)を測定した。結
果を表1に示す。
【0053】
【表1】
【0054】実施例17 Φ80mmのAl円筒状支持体上に、下記の条件で0.
2μmの電荷発生層21、0.5μmの電荷輸送層23
−a1、18μmの電荷輸送層23−b1を順次積層し、
本発明の電子写真感光体を作製した。 〔電荷発生層〕電荷発生物質として銅フタロシアニンを
用い、蒸着法によって製膜し、電荷発生層を形成した。 〔電荷輸送層23−a1〕電荷輸送物質として下記構造
(化15)のものを用い、蒸着法により製膜し、電荷輸
送層23−a1を形成した。
2μmの電荷発生層21、0.5μmの電荷輸送層23
−a1、18μmの電荷輸送層23−b1を順次積層し、
本発明の電子写真感光体を作製した。 〔電荷発生層〕電荷発生物質として銅フタロシアニンを
用い、蒸着法によって製膜し、電荷発生層を形成した。 〔電荷輸送層23−a1〕電荷輸送物質として下記構造
(化15)のものを用い、蒸着法により製膜し、電荷輸
送層23−a1を形成した。
【化15】 〔電荷輸送層23−b1〕先ず始めに、ビスフェノール
Aと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷輸送層23−b1を作製し
た。電荷輸送物質として下記構造(化15)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷輸送層23−b1を形成し
た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=10/7比)
Aと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷輸送層23−b1を作製し
た。電荷輸送物質として下記構造(化15)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷輸送層23−b1を形成し
た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=10/7比)
【化15】
【0055】実施例18 実施例17における電荷輸送層23−a1を下記の組成
にした以外は同様に作製した。 〔電荷輸送層23−a2〕先ず始めに、ビスフェノール
Aと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷輸送層23−a2を作製し
た。電荷輸送物質として下記構造(化15)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷輸送層23−a2を形成し
た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=3/7比)
にした以外は同様に作製した。 〔電荷輸送層23−a2〕先ず始めに、ビスフェノール
Aと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷輸送層23−a2を作製し
た。電荷輸送物質として下記構造(化15)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷輸送層23−a2を形成し
た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=3/7比)
【化15】
【0056】実施例19 Φ80mmのAl円筒状支持体上に、下記の条件で0.
2μmの電荷発生層、2μmの電荷輸送層23−a3、
20μmの電荷輸送層23−b2を順次積層し、本発明
の電子写真感光体を作製した。 〔電荷発生層〕電荷発生物質として下記構造(化16)
の化合物を用い、蒸着法によって製膜し、電荷発生層を
形成した。
2μmの電荷発生層、2μmの電荷輸送層23−a3、
20μmの電荷輸送層23−b2を順次積層し、本発明
の電子写真感光体を作製した。 〔電荷発生層〕電荷発生物質として下記構造(化16)
の化合物を用い、蒸着法によって製膜し、電荷発生層を
形成した。
【化16】 〔電荷輸送層23−a3〕下記組成の塗工液をスプレー
法により塗布乾燥して、電荷輸送層23−a3を形成し
た。 下記構造(化17)の電荷輸送物質 5部
法により塗布乾燥して、電荷輸送層23−a3を形成し
た。 下記構造(化17)の電荷輸送物質 5部
【化17】 テトラヒドロフラン 45部 〔電荷輸送層23−b2〕下記組成の塗工液をスプレー
法により塗布乾燥して、電荷輸送層23−b2を形成し
た。 下記構造(化17)の電荷輸送物質 8部
法により塗布乾燥して、電荷輸送層23−b2を形成し
た。 下記構造(化17)の電荷輸送物質 8部
【化17】 ポリカーボネート(GE:レキサンL−141) 10部 テトラヒドロフラン 82部
【0057】実施例20 実施例19における電荷輸送層23−a3を下記の組成
にした以外は同様に作製した。 〔電荷輸送層23−a4〕下記組成の塗工液をスプレー
法により塗布乾燥して、電荷輸送層23−a4を形成し
た。 下記構造(化17)の電荷輸送物質 7.5部
にした以外は同様に作製した。 〔電荷輸送層23−a4〕下記組成の塗工液をスプレー
法により塗布乾燥して、電荷輸送層23−a4を形成し
た。 下記構造(化17)の電荷輸送物質 7.5部
【化17】 ポリカーボネート(GE:レキサンL−141) 2.5部 テトラヒドロフラン 90部
【0058】実施例21 Φ80mmのAl円筒状支持体上に、下記の条件で0.
2μmの中間層、0.3μmの電荷発生層、0.5μm
の電荷輸送層23−a5、22μmの電荷輸送層23−
b3を順次積層し、本発明の電子写真感光体を作製し
た。 〔中間層〕下記組成の塗工液を用い、塗布乾燥して中間
層を形成した。 水溶性ポリビニルアセタール 3部 (積水化学工業:W−101) 水 50部 メタノール 47部 〔電荷発生層〕下記組成の塗工液を用い、塗布乾燥して
電荷発生層を形成した。 下記構造(化18)の電荷発生物質 5部
2μmの中間層、0.3μmの電荷発生層、0.5μm
の電荷輸送層23−a5、22μmの電荷輸送層23−
b3を順次積層し、本発明の電子写真感光体を作製し
た。 〔中間層〕下記組成の塗工液を用い、塗布乾燥して中間
層を形成した。 水溶性ポリビニルアセタール 3部 (積水化学工業:W−101) 水 50部 メタノール 47部 〔電荷発生層〕下記組成の塗工液を用い、塗布乾燥して
電荷発生層を形成した。 下記構造(化18)の電荷発生物質 5部
【化18】 ポリサルホン(日産化学:P−1700) 1部 シクロヘキサノン 200部 〔電荷輸送層23−a5〕先ず始めに、ビスフェノール
Zと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷輸送層23−a5を作製し
た。電荷輸送物質として下記構造(化19)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷輸送層23−a5を形成し
た。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=2/8比)
Zと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷輸送層23−a5を作製し
た。電荷輸送物質として下記構造(化19)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷輸送層23−a5を形成し
た。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=2/8比)
【化19】 〔電荷輸送層23−b3〕先ず始めに、ビスフェノール
Zと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷輸送層23−b3を作製し
た。電荷輸送物質として下記構造(化19)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷輸送層23−b3を形成し
た。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=10/8比)
Zと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷輸送層23−b3を作製し
た。電荷輸送物質として下記構造(化19)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷輸送層23−b3を形成し
た。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=10/8比)
【化19】
【0059】実施例22 実施例21における電荷輸送層23−a5を下記の組成
にした以外は同様に作製した。 〔電荷輸送層23−a6〕先ず始めに、ビスフェノール
Zと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷輸送層23−a6を作製し
た。電荷輸送物質として下記構造(化19)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷輸送層23−a6を形成し
た。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=4/6比)
にした以外は同様に作製した。 〔電荷輸送層23−a6〕先ず始めに、ビスフェノール
Zと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷輸送層23−a6を作製し
た。電荷輸送物質として下記構造(化19)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷輸送層23−a6を形成し
た。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=4/6比)
【化19】
【0060】実施例23 Φ80mmのAl円筒状支持体上に、下記の条件で15
μmの電荷輸送層23−a7、1μmの電荷輸送層23
−b4、0.2μmの電荷発生層を順次積層し、本発明
の電子写真感光体を作製した。 〔電荷輸送層23−a7〕先ず始めに、ビスフェノール
Aと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷輸送層23−a7を作製し
た。電荷輸送物質として下記構造(化20)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷輸送層23−a7を形成し
た。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=10/6比)
μmの電荷輸送層23−a7、1μmの電荷輸送層23
−b4、0.2μmの電荷発生層を順次積層し、本発明
の電子写真感光体を作製した。 〔電荷輸送層23−a7〕先ず始めに、ビスフェノール
Aと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷輸送層23−a7を作製し
た。電荷輸送物質として下記構造(化20)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷輸送層23−a7を形成し
た。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=10/6比)
【化20】 〔電荷輸送層23−b4〕電荷輸送物質として下記構造
(化20)のものを用い、蒸着法により製膜し、電荷輸
送層23−b4を形成した。
(化20)のものを用い、蒸着法により製膜し、電荷輸
送層23−b4を形成した。
【化20】 〔電荷発生層〕電荷発生物質として下記構造(化21)
の化合物を用い、蒸着法によって製膜し、電荷発生層を
形成した。
の化合物を用い、蒸着法によって製膜し、電荷発生層を
形成した。
【化21】
【0061】実施例24 実施例23における電荷輸送層23−b4を下記の組成
にした以外は同様に作製した。 〔電荷輸送層23−b5〕先ず始めに、ビスフェノール
Aと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷輸送層23−b5を作製し
た。電荷輸送物質として下記構造(化20)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷輸送層23−b5を形成し
た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=3/7比)
にした以外は同様に作製した。 〔電荷輸送層23−b5〕先ず始めに、ビスフェノール
Aと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷輸送層23−b5を作製し
た。電荷輸送物質として下記構造(化20)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷輸送層23−b5を形成し
た。 (バインダー樹脂成分/電荷発生物質=3/7比)
【化20】
【0062】実施例25 Φ80mmのAl円筒状支持体上に、下記の条件で25
μmの電荷輸送層23−a8、0.8μmの電荷輸送層
23−b6、0.2μmの電荷発生層を順次積層し、本
発明の電子写真感光体を作製した。 〔電荷輸送層23−a8〕下記組成の塗工液を塗布乾燥
して、電荷輸送層23−a7を形成した。 下記構造(化21)の電荷輸送物質 7部
μmの電荷輸送層23−a8、0.8μmの電荷輸送層
23−b6、0.2μmの電荷発生層を順次積層し、本
発明の電子写真感光体を作製した。 〔電荷輸送層23−a8〕下記組成の塗工液を塗布乾燥
して、電荷輸送層23−a7を形成した。 下記構造(化21)の電荷輸送物質 7部
【化21】 ポリカーボネート 10部 (三菱瓦斯化学:ユーピロンZ−200) 塩化メチレン 83部 〔電荷輸送層23−b6〕下記組成の塗工液を塗布乾燥
して、電荷輸送層23−b6を形成した。 下記構造(化21)の電荷輸送物質 5部
して、電荷輸送層23−b6を形成した。 下記構造(化21)の電荷輸送物質 5部
【化21】 塩化メチレン 45部 〔電荷発生層〕電荷発生物質としてインジウムクロルフ
タロシアニンを用い、蒸着法によって製膜し、電荷発生
層を形成した。
タロシアニンを用い、蒸着法によって製膜し、電荷発生
層を形成した。
【0063】実施例26 実施例25における電荷輸送層23−b6を下記の組成
にした以外は同様に作製した。 〔電荷輸送層23−b7〕下記組成の塗工液を塗布乾燥
して、電荷輸送層23−b7を形成した。 下記構造(化21)の電荷輸送物質 10部
にした以外は同様に作製した。 〔電荷輸送層23−b7〕下記組成の塗工液を塗布乾燥
して、電荷輸送層23−b7を形成した。 下記構造(化21)の電荷輸送物質 10部
【化21】 ポリカーボネート 10部 (三菱瓦斯化学:ユーピロンZ−200) 塩化メチレン 80部
【0064】実施例27 Φ80mmのAl円筒状支持体上に、下記の条件で21
μmの電荷輸送層23−a9、1.5μmの電荷輸送層
23−b8、1μmの電荷発生層を順次積層し、本発明
の電子写真感光体を作製した。 〔電荷輸送層23−a9〕先ず始めに、ビスフェノール
Aと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷輸送層23−a9を作製し
た。電荷輸送物質として下記構造(化22)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷輸送層23−a9を形成し
た。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=10/7比)
μmの電荷輸送層23−a9、1.5μmの電荷輸送層
23−b8、1μmの電荷発生層を順次積層し、本発明
の電子写真感光体を作製した。 〔電荷輸送層23−a9〕先ず始めに、ビスフェノール
Aと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷輸送層23−a9を作製し
た。電荷輸送物質として下記構造(化22)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷輸送層23−a9を形成し
た。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=10/7比)
【化22】 〔電荷輸送層23−b8〕先ず始めに、ビスフェノール
Aと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷輸送層23−b8を作製し
た。電荷輸送物質として下記構造(化22)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷輸送層23−b8を形成し
た。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=10/7比)
Aと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷輸送層23−b8を作製し
た。電荷輸送物質として下記構造(化22)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷輸送層23−b8を形成し
た。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=10/7比)
【化22】 〔電荷発生層〕下記組成の塗工液用い、スプレー法によ
り塗布乾燥して電荷発生層を形成した。 下記構造(化23)の電荷発生物質 5部
り塗布乾燥して電荷発生層を形成した。 下記構造(化23)の電荷発生物質 5部
【化23】 フェノキシ樹脂(UCC社:VYHH) 1部 メチルエチルケトン 200部
【0065】実施例28 実施例27における電荷輸送層23−b8を下記の組成
にした以外は同様に作製した。 〔電荷輸送層23−b9〕先ず始めに、ビスフェノール
Aと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷輸送層23−b9を作製し
た。電荷輸送物質として下記構造(化22)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷輸送層23−b9を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=5/5比)
にした以外は同様に作製した。 〔電荷輸送層23−b9〕先ず始めに、ビスフェノール
Aと炭酸ジフェニルを減圧下で、加熱、放冷することに
より、ポリカーボネートオリゴマーを製造した。これを
用い、以下のようにして電荷輸送層23−b9を作製し
た。電荷輸送物質として下記構造(化22)のものを用
い、バインダー樹脂成分として、上記ポリカーボネート
オリゴマーを用いた。蒸着速度をコントロールすること
によって、下記組成の電荷輸送層23−b9を得た。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=5/5比)
【化22】
【0066】実施例29 Φ80mmのAl円筒状支持体上に、下記の条件で0.
2μmの電荷発生層、22μmの電荷輸送層を順次積層
し、本発明の電子写真感光体を作製した。 〔電荷発生層〕電荷発生物質として下記構造(化24)
の化合物を用い、蒸着法によって製膜し、電荷発生層を
形成した。
2μmの電荷発生層、22μmの電荷輸送層を順次積層
し、本発明の電子写真感光体を作製した。 〔電荷発生層〕電荷発生物質として下記構造(化24)
の化合物を用い、蒸着法によって製膜し、電荷発生層を
形成した。
【化24】 〔電荷輸送層用塗工液23−a10〕 下記構造(化25)の電荷輸送物質 5部
【化25】 テトラヒドロフラン 45部 〔電荷輸送層用塗工液23−b10〕 下記構造(化25)の電荷輸送物質 8部
【化25】 ポリカーボネート 10部 (出光石油化学:A2200) テトラヒドロフラン 82部 電荷輸送層用塗工液23−a10をスプレー法により塗布
し、指触乾燥が終了する前に、電荷輸送層用塗工液23
−b10をスプレー法により塗布し、電荷輸送物質濃度傾
斜の付いた電荷輸送層を形成した。
し、指触乾燥が終了する前に、電荷輸送層用塗工液23
−b10をスプレー法により塗布し、電荷輸送物質濃度傾
斜の付いた電荷輸送層を形成した。
【0067】実施例30 Φ80mmのAl円筒状支持体上に、下記の条件で23
μmの電荷輸送層、1μmの電荷発生層を順次積層し、
本発明の電子写真感光体を作製した。 〔電荷輸送層〕先ず始めに、ビスフェノールAと炭酸ジ
フェニルを減圧下で、加熱、放冷することにより、ポリ
カーボネートオリゴマーを製造した。これを用い、以下
のようにして電荷輸送層を作製した。電荷輸送物質とし
て下記構造(化26)のものを用い、バインダー樹脂成
分として、上記ポリカーボネートオリゴマーを用いた。
蒸着速度をコントロールすることによって、電荷輸送物
質濃度を下記範囲に連続的に変化させた電荷輸送層を形
成した。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=10/7〜1/
9比)
μmの電荷輸送層、1μmの電荷発生層を順次積層し、
本発明の電子写真感光体を作製した。 〔電荷輸送層〕先ず始めに、ビスフェノールAと炭酸ジ
フェニルを減圧下で、加熱、放冷することにより、ポリ
カーボネートオリゴマーを製造した。これを用い、以下
のようにして電荷輸送層を作製した。電荷輸送物質とし
て下記構造(化26)のものを用い、バインダー樹脂成
分として、上記ポリカーボネートオリゴマーを用いた。
蒸着速度をコントロールすることによって、電荷輸送物
質濃度を下記範囲に連続的に変化させた電荷輸送層を形
成した。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=10/7〜1/
9比)
【化26】 〔電荷発生層〕下記組成の塗工液を用い、スプレー法に
より塗布乾燥して、電荷発生層を形成した。 下記構造(化27)の電荷発生物質 5部
より塗布乾燥して、電荷発生層を形成した。 下記構造(化27)の電荷発生物質 5部
【化27】 ポリビニルブチラール 2部 (積水化学工業:エスレックKS) テトラヒドロフラン 200部
【0068】実施例31 実施例30における電荷輸送層を下記の組成に変更した
以外は同様に作製した。 〔電荷輸送層〕先ず始めに、ビスフェノールAと炭酸ジ
フェニルを減圧下で、加熱、放冷することにより、ポリ
カーボネートオリゴマーを製造した。これを用い、以下
のようにして電荷輸送層を作製した。電荷輸送物質とし
て下記構造(化28)のものを用い、バインダー樹脂成
分として、上記ポリカーボネートオリゴマーを用いた。
蒸着速度をコントロールすることによって、電荷輸送物
質濃度を下記範囲に連続的に変化させた電荷輸送層を形
成した。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=10/7〜10
/15比)
以外は同様に作製した。 〔電荷輸送層〕先ず始めに、ビスフェノールAと炭酸ジ
フェニルを減圧下で、加熱、放冷することにより、ポリ
カーボネートオリゴマーを製造した。これを用い、以下
のようにして電荷輸送層を作製した。電荷輸送物質とし
て下記構造(化28)のものを用い、バインダー樹脂成
分として、上記ポリカーボネートオリゴマーを用いた。
蒸着速度をコントロールすることによって、電荷輸送物
質濃度を下記範囲に連続的に変化させた電荷輸送層を形
成した。 (バインダー樹脂成分/電荷輸送物質=10/7〜10
/15比)
【化28】
【0069】比較例7 実施例17において、電荷輸送層23−a1を設けない
以外は実施例17と同様にして感光体を作製した。
以外は実施例17と同様にして感光体を作製した。
【0070】比較例8 実施例19において、電荷輸送層23−a3を設けない
以外は実施例19と同様にして感光体を作製した。
以外は実施例19と同様にして感光体を作製した。
【0071】比較例9 実施例21において、電荷輸送層23−a5を設けない
以外は実施例21と同様にして感光体を作製した。
以外は実施例21と同様にして感光体を作製した。
【0072】比較例10 実施例23において、電荷輸送層23−b4を設けない
以外は実施例23と同様にして感光体を作製した。
以外は実施例23と同様にして感光体を作製した。
【0073】比較例11 実施例25において、電荷輸送層23−a8を設けない
以外は実施例25と同様にして感光体を作製した。
以外は実施例25と同様にして感光体を作製した。
【0074】比較例12 実施例27において、電荷輸送層23−a9を設けない
以外は実施例27と同様にして感光体を作製した。
以外は実施例27と同様にして感光体を作製した。
【0075】比較例13 実施例29において、電荷輸送層用塗工液23−a10を
用いないで、電荷輸送層用塗工液23−b10のみで形成
した以外は、実施例29と同様にして感光体を作製し
た。
用いないで、電荷輸送層用塗工液23−b10のみで形成
した以外は、実施例29と同様にして感光体を作製し
た。
【0076】以上のように作製した、実施例17〜3
1、比較例7〜13の感光体の電気特性を特開昭60−
100167号公報に開示されている測定装置を用いて
以下の様に測定した。まず、−6.3kVもしくは+
6.0kVの放電々圧にてコロナ放電を20秒間行な
い、次いで暗減衰させて、表面電位が−800Vもしく
は800Vになったところで、6.0luxのタングス
テン光を照射した。この時の光照射の際、表面電位が−
800Vもしくは800Vから−400Vもしくは40
0Vになるのに必要な露光量E1/2(lux・se
c)、タングステン光照射30秒後の電位V30(V)を
測定した。結果を表−2に示す。
1、比較例7〜13の感光体の電気特性を特開昭60−
100167号公報に開示されている測定装置を用いて
以下の様に測定した。まず、−6.3kVもしくは+
6.0kVの放電々圧にてコロナ放電を20秒間行な
い、次いで暗減衰させて、表面電位が−800Vもしく
は800Vになったところで、6.0luxのタングス
テン光を照射した。この時の光照射の際、表面電位が−
800Vもしくは800Vから−400Vもしくは40
0Vになるのに必要な露光量E1/2(lux・se
c)、タングステン光照射30秒後の電位V30(V)を
測定した。結果を表−2に示す。
【0077】
【表2】
【0078】
【発明の効果】本発明により、非常に高感度、かつ残留
電位の小さい電子写真感光体、即ち、画像ボケ、黒ポ
チ、白ヌケ等の不良画像の少ない電子写真感光体、およ
びその製造方法が提供される。また、このような効果
は、電荷発生層と電荷輸送層との接触する部分の、電荷
発生層中の電荷発生物質濃度、或いは電荷輸送中の電荷
輸送物質濃度が80重量%以上の場合、特に優れてい
る。
電位の小さい電子写真感光体、即ち、画像ボケ、黒ポ
チ、白ヌケ等の不良画像の少ない電子写真感光体、およ
びその製造方法が提供される。また、このような効果
は、電荷発生層と電荷輸送層との接触する部分の、電荷
発生層中の電荷発生物質濃度、或いは電荷輸送中の電荷
輸送物質濃度が80重量%以上の場合、特に優れてい
る。
【図1】本発明の電子写真感光体の構成例を示す断面
図。
図。
【図2】本発明の電子写真感光体の他の構成例を示す模
式断面図。
式断面図。
【図3】本発明の電子写真感光体の更に他の構成例を示
す模式断面図。
す模式断面図。
【図4】本発明の電子写真感光体の更に別の構成例を示
す模式断面図。
す模式断面図。
11…導電性支持体 17…保護層 19…中間層 21…電荷発生層 23…電荷輸送層
Claims (10)
- 【請求項1】 導電性支持体上に、少なくとも電荷発生
層と電荷輸送層を積層し、少なくとも前記2層のうち1
層を乾式法で設けた電子写真感光体において、該電荷発
生層が少なくとも2層以上積層したものであり、かつ、
電荷発生層を構成する各層中の電荷発生物質濃度を電荷
輸送層に最も近い層から、遠い層に向かって順次段階的
に低くしたことを特徴とする電子写真感光体。 - 【請求項2】 導電性支持体上に少なくとも電荷発生層
と電荷輸送層を積層し、少なくとも前記2層のうち1層
を乾式法で設けた電子写真感光体において、該電荷発生
層が単層であり、かつ電荷発生層中の電荷発生物質濃度
を該電荷輸送層に最も近い部分から遠い部分に向かって
順次連続的に低くした。ことを特徴とする電子写真感光
体。 - 【請求項3】 電荷発生層中の電荷輸送層に最も近い部
分の電荷発生物質濃度が、80重量%以上であることを
特徴とする請求項1又は2記載の電子写真感光体。 - 【請求項4】 電荷発生物質濃度の異なる2種類以上の
電荷発生層形成用塗工液を、順次重ね塗りすることによ
り、電荷発生物質濃度を段階的もしくは連続的に変化さ
せた膜を積層して電荷発生層を形成させることを特徴と
する請求項1又は2記載の電子写真感光体の製造方法。 - 【請求項5】 電荷発生物質とバインダー樹脂成分と
を、蒸着速度比を変えながら共蒸着することにより電荷
発生物質濃度を段階的もしくは連続的に変化させた膜を
積層して電荷発生層を形成させることを特徴とする電子
写真感光体の製造方法。 - 【請求項6】 導電性支持体上に、少なくとも電荷発生
層と電荷輸送層を積層し、少なくとも前記2層のうち1
層を乾式法で設けた電子写真感光体において、該電荷輸
送層が少なくとも2層以上積層したものであり、かつ、
電荷輸送層を構成する各層中の電荷輸送物質濃度を、電
荷輸送層に最も近い層から、遠い層に向かって順次段階
的に低くしたことを構成する各層を特徴とする電子写真
感光体。 - 【請求項7】 導電性支持体上に、少なくとも電荷発生
層と電荷輸送層を積層し、少なくとも前記2層のうち1
層を乾式法で設けた電子写真感光体において、該電荷輸
送層が単層であり、かつ、電荷輸送層中の電荷輸送物質
濃度を、電荷発生層に最も近い部分から、遠い部分に向
かって順次連続的に低くしたことを特徴とする電子写真
感光体。 - 【請求項8】 電荷輸送層中の電荷発生層に最も近い部
分の電荷発生物質濃度が、80重量%以上であることを
特徴とする請求項6又は7記載の電子写真感光体。 - 【請求項9】 電荷発生物質濃度の異なる2種類以上の
電荷輸送層形成用の塗工液を、順次重ね塗りすることに
より、電荷輸送物質濃度を段階的もしくは連続的に変化
させた膜を積層して電荷輸送層を形成させることを特徴
とする請求項6、7又は8記載の電子写真感光体の製造
方法。 - 【請求項10】 電荷輸送物質とバインダー樹脂成分と
を、蒸着速度比を変えながら共蒸着することにより、電
荷輸送物質濃度を段階的もしくは連続的に変化させた膜
を積層して電荷輸送層を形成させることを特徴とする電
子写真感光体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18717993A JPH0720645A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 電子写真感光体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18717993A JPH0720645A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 電子写真感光体及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0720645A true JPH0720645A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=16201494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18717993A Pending JPH0720645A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 電子写真感光体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0720645A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09311473A (ja) * | 1996-05-23 | 1997-12-02 | Ricoh Co Ltd | 電子写真感光体 |
| KR100538657B1 (ko) * | 1997-07-10 | 2006-03-09 | 후지 덴키 홀딩스 가부시키가이샤 | 전자사진감광체 |
| US8460769B2 (en) | 2009-10-14 | 2013-06-11 | Shin-Estu Quartz Products Co., Ltd. | Powdered silica, silica container, and method for producing them |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18717993A patent/JPH0720645A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09311473A (ja) * | 1996-05-23 | 1997-12-02 | Ricoh Co Ltd | 電子写真感光体 |
| KR100538657B1 (ko) * | 1997-07-10 | 2006-03-09 | 후지 덴키 홀딩스 가부시키가이샤 | 전자사진감광체 |
| US8460769B2 (en) | 2009-10-14 | 2013-06-11 | Shin-Estu Quartz Products Co., Ltd. | Powdered silica, silica container, and method for producing them |
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