JPH07206525A - 窒化アルミニウム体及びその形成方法 - Google Patents
窒化アルミニウム体及びその形成方法Info
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- JPH07206525A JPH07206525A JP6300490A JP30049094A JPH07206525A JP H07206525 A JPH07206525 A JP H07206525A JP 6300490 A JP6300490 A JP 6300490A JP 30049094 A JP30049094 A JP 30049094A JP H07206525 A JPH07206525 A JP H07206525A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 低い焼結温度による焼結処理が適用可能な非
焼結窒化アルミニウム体を提供すると共に、該非焼結窒
化アルミニウム体を焼結して高密度かつ高い熱伝導率を
有する窒化アルミニウム焼結体を得るための製造方法を
提供する。 【構成】 3〜25重量%の酸化ホウ素と、10〜20
重量%との間のアルミナと、40〜80重量%との間の
酸化カルシウムとの割合によりこれらを調合し、更に溶
融、焼き入れ、及び微粉砕の処理をして微粉砕した前記
ガラス質固体の前記非焼結窒化アルミニウム体を得る。
該ガラス質固体とバランスとしての窒化アルミニウム粉
末との混合物を1550〜1650℃の温度で焼結し、
前記窒化アルミニウム焼結体を得る。
焼結窒化アルミニウム体を提供すると共に、該非焼結窒
化アルミニウム体を焼結して高密度かつ高い熱伝導率を
有する窒化アルミニウム焼結体を得るための製造方法を
提供する。 【構成】 3〜25重量%の酸化ホウ素と、10〜20
重量%との間のアルミナと、40〜80重量%との間の
酸化カルシウムとの割合によりこれらを調合し、更に溶
融、焼き入れ、及び微粉砕の処理をして微粉砕した前記
ガラス質固体の前記非焼結窒化アルミニウム体を得る。
該ガラス質固体とバランスとしての窒化アルミニウム粉
末との混合物を1550〜1650℃の温度で焼結し、
前記窒化アルミニウム焼結体を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、窒化アルミニウム焼結
体の製造方法に関し、特に非焼結窒化アルミニウム体、
及びこのような窒化アルミニウム非焼結体を形成した後
に従来技術よりも低い温度で焼結することによる焼結を
行なって、高密度かつ十分な熱伝導性を有する窒化アル
ミニウム焼結体を形成するための方法に関する。
体の製造方法に関し、特に非焼結窒化アルミニウム体、
及びこのような窒化アルミニウム非焼結体を形成した後
に従来技術よりも低い温度で焼結することによる焼結を
行なって、高密度かつ十分な熱伝導性を有する窒化アル
ミニウム焼結体を形成するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】窒化アルミニウムは、最近、その高い熱
伝導率、シリコンの熱膨張と一致する熱膨張、低い比誘
電率(8.5)及び高い電気抵抗のために、電子パッケ
ージへの応用に関心がもたれている。
伝導率、シリコンの熱膨張と一致する熱膨張、低い比誘
電率(8.5)及び高い電気抵抗のために、電子パッケ
ージへの応用に関心がもたれている。
【0003】優れた熱伝導率を有する窒化アルミニウム
焼結体の製造には、窒化アルミニウム粉末を形成した後
に焼結して高密度体を得ることが必要である。
焼結体の製造には、窒化アルミニウム粉末を形成した後
に焼結して高密度体を得ることが必要である。
【0004】窒化アルミニウムそのものは、大気圧で焼
結することが困難なために、従来の常圧の窒化アルミニ
ウム焼結法は焼結助剤添加を用いて実施されていた。
結することが困難なために、従来の常圧の窒化アルミニ
ウム焼結法は焼結助剤添加を用いて実施されていた。
【0005】例えば、特開平4-154670号公報は、アルミ
ナ及び酸化カルシウム(calcia:カルシア)添加により
達成した高密度焼結の窒化アルミニウム体を開示してい
る。
ナ及び酸化カルシウム(calcia:カルシア)添加により
達成した高密度焼結の窒化アルミニウム体を開示してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来提案された大抵の
添加物は高度の耐火物であり、焼結の初期の段階では固
体の状態を保持している。焼結の過程において、意図的
に添加された酸化アルミニウム、又は窒化アルミニウム
中に不純物として存在する酸化アルミニウムと反応して
添加物の中には液相を最終的に形成するものもある。こ
のようにして形成された液相は、窒化アルミニウムの高
密度化に寄与することが報告されていた。しかし、これ
らの添加物の耐火特性のために、窒化アルミニウムの焼
結に必要な温度は、アルミナにおける1500〜160
0℃の焼結温度に比較して、かなり高い(1800〜2
000℃)ものであった。
添加物は高度の耐火物であり、焼結の初期の段階では固
体の状態を保持している。焼結の過程において、意図的
に添加された酸化アルミニウム、又は窒化アルミニウム
中に不純物として存在する酸化アルミニウムと反応して
添加物の中には液相を最終的に形成するものもある。こ
のようにして形成された液相は、窒化アルミニウムの高
密度化に寄与することが報告されていた。しかし、これ
らの添加物の耐火特性のために、窒化アルミニウムの焼
結に必要な温度は、アルミナにおける1500〜160
0℃の焼結温度に比較して、かなり高い(1800〜2
000℃)ものであった。
【0007】酸化カルシウム(カルシアと称されること
もある)及びアルミナに加えて、酸化ホウ素(ボリアと
称されることもある)のような低溶融の添加物を用いる
ものも提案されている。特開平2-275769号公報は窒化ア
ルミニウム粉末にアルミニウム、酸化カルシウム及び酸
化ホウ素を添加した後1400〜2000℃で焼結する
ことを開示している。しかし、192W/m−Kの熱伝
導率を有する完全な高密度体を得るためには、この組成
を1800℃で4時間焼結する必要がある。特開昭62-1
76961号公報は、焼結体を得るために、窒化アルミニウ
ムにアルミナ、酸化カルシウム及び酸化ホウ素(並びに
そのほか)を添加して混合することを開示している。一
実施例では7重量%の3Al2O3・5CaO及び1重量
%のB2O3の混合物を窒化アルミニウムに加えて2時間
焼結した。その結果の熱伝導率は70W/m−Kであっ
た。しかし、酸化ホウ素そのものは約450℃で溶融し
てしまうので、電子パッケージングへの応用は困難であ
る。例えば、電子応用では使用する基板から実質的に全
ての残留カーボンを除去することが必要である。低い溶
融点の酸化ホウ素はこのようないわゆるバインダ・バー
ンオフ処理を妨げている。
もある)及びアルミナに加えて、酸化ホウ素(ボリアと
称されることもある)のような低溶融の添加物を用いる
ものも提案されている。特開平2-275769号公報は窒化ア
ルミニウム粉末にアルミニウム、酸化カルシウム及び酸
化ホウ素を添加した後1400〜2000℃で焼結する
ことを開示している。しかし、192W/m−Kの熱伝
導率を有する完全な高密度体を得るためには、この組成
を1800℃で4時間焼結する必要がある。特開昭62-1
76961号公報は、焼結体を得るために、窒化アルミニウ
ムにアルミナ、酸化カルシウム及び酸化ホウ素(並びに
そのほか)を添加して混合することを開示している。一
実施例では7重量%の3Al2O3・5CaO及び1重量
%のB2O3の混合物を窒化アルミニウムに加えて2時間
焼結した。その結果の熱伝導率は70W/m−Kであっ
た。しかし、酸化ホウ素そのものは約450℃で溶融し
てしまうので、電子パッケージングへの応用は困難であ
る。例えば、電子応用では使用する基板から実質的に全
ての残留カーボンを除去することが必要である。低い溶
融点の酸化ホウ素はこのようないわゆるバインダ・バー
ンオフ処理を妨げている。
【0008】最後に、ガラス質材料の形状による焼結助
剤の添加を用いるものも提案されている。特開平3-2189
77号公報は、焼結前に窒化アルミニウム粉末に0.1重
量%のガラス粉末焼結助剤を添加することを開示してい
る。このガラス粉末は0〜38モル%のアルミナ、30
〜80モル%の酸化ホウ素及び20〜56%の酸化カル
シウムからなる。これは、重量%では、0〜28重量%
のアルミナ、27〜77重量%の酸化ホウ素、及び23
〜64重量%の酸化カルシウムである。窒化アルミニウ
ム体は1650℃以上の温度で焼結されるが、この温度
は好ましくない高温である。その結果の窒化アルミニウ
ム・サンプルの最大熱伝導率は110W/m−Kであ
り、アルミナより良好であるが、純窒化アルミニウムよ
りかなり低い。更に、大部分のサンプルの熱伝導率は1
00W/m−K又はそれ以下である。
剤の添加を用いるものも提案されている。特開平3-2189
77号公報は、焼結前に窒化アルミニウム粉末に0.1重
量%のガラス粉末焼結助剤を添加することを開示してい
る。このガラス粉末は0〜38モル%のアルミナ、30
〜80モル%の酸化ホウ素及び20〜56%の酸化カル
シウムからなる。これは、重量%では、0〜28重量%
のアルミナ、27〜77重量%の酸化ホウ素、及び23
〜64重量%の酸化カルシウムである。窒化アルミニウ
ム体は1650℃以上の温度で焼結されるが、この温度
は好ましくない高温である。その結果の窒化アルミニウ
ム・サンプルの最大熱伝導率は110W/m−Kであ
り、アルミナより良好であるが、純窒化アルミニウムよ
りかなり低い。更に、大部分のサンプルの熱伝導率は1
00W/m−K又はそれ以下である。
【0009】従って、本発明は、高密度高熱伝導体を得
るために、窒化アルミニウム粉末に酸化カルシウム−ア
ルミナ−酸化ホウ素のガラスをある方法及びある量を添
加することを提案するものである。
るために、窒化アルミニウム粉末に酸化カルシウム−ア
ルミナ−酸化ホウ素のガラスをある方法及びある量を添
加することを提案するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の目的は
高密度かつ高い熱伝導率を有する窒化アルミニウム体を
製造することにある。
高密度かつ高い熱伝導率を有する窒化アルミニウム体を
製造することにある。
【0011】本発明の他の目的は、従来の焼結温度より
も低い焼結温度で焼結処理して窒化アルミニウム焼結体
を製造することにあり、低いコストで窒化アルミニウム
体の製造を可能にする。
も低い焼結温度で焼結処理して窒化アルミニウム焼結体
を製造することにあり、低いコストで窒化アルミニウム
体の製造を可能にする。
【0012】本発明のこれらの目的及びその他の目的は
以下の詳細な本発明の説明を参照するすることにより更
に明らかとなるであろう。
以下の詳細な本発明の説明を参照するすることにより更
に明らかとなるであろう。
【0013】本発明の目的は、本発明の第1の特徴によ
れば、 (a)(イ)3重量%乃至25重量%の酸化ホウ素、
(ロ)10重量%乃至50重量%のアルミナ及び(ハ)
40重量%乃至80重量%の酸化カルシウムとの割合に
よる、1〜5重量%の酸化ホウ素、アルミナ及び酸化カ
ルシウムを有するガラス質固体粉末と、 (b)窒化アルミニウム体のバランスとしての窒化アル
ミニウム粉末とを含む非焼結窒化アルミニウム体を提供
することにより達成された。
れば、 (a)(イ)3重量%乃至25重量%の酸化ホウ素、
(ロ)10重量%乃至50重量%のアルミナ及び(ハ)
40重量%乃至80重量%の酸化カルシウムとの割合に
よる、1〜5重量%の酸化ホウ素、アルミナ及び酸化カ
ルシウムを有するガラス質固体粉末と、 (b)窒化アルミニウム体のバランスとしての窒化アル
ミニウム粉末とを含む非焼結窒化アルミニウム体を提供
することにより達成された。
【0014】本発明の第2の特徴によれば、 (a)(イ)3乃至25重量%の酸化ホウ素と、(ロ)
10重量%乃至50重量%のアルミナと、(ハ)40重
量%乃至80重量%の酸化カルシウムとの割合により、
酸化ホウ素、アルミナ及び酸化カルシウムの混合物を調
合するステップと、 (b)前記混合物を溶融して液体を形成させるステップ
と、 (c)前記液体を焼き入れしてガラス質固体を得るステ
ップと、 (d)ガラス質固体を粉砕して所定の粒子寸法を得るス
テップと、 (e)(イ)1重量%と5重量%との間の粉砕したガラ
ス質固体と、(ロ)バランスとしての窒化アルミニウム
粉末との割合により前記窒化アルミニウム粉末に粉砕し
た前記ガラス質固体を加えるステップと、 (f)所定の温度で粉砕したガラス質固体と前記窒化ア
ルミニウム粉末とによる混合物を焼結させるステップと
を備えた窒化アルミニウム体を形成する方法が提供され
る。
10重量%乃至50重量%のアルミナと、(ハ)40重
量%乃至80重量%の酸化カルシウムとの割合により、
酸化ホウ素、アルミナ及び酸化カルシウムの混合物を調
合するステップと、 (b)前記混合物を溶融して液体を形成させるステップ
と、 (c)前記液体を焼き入れしてガラス質固体を得るステ
ップと、 (d)ガラス質固体を粉砕して所定の粒子寸法を得るス
テップと、 (e)(イ)1重量%と5重量%との間の粉砕したガラ
ス質固体と、(ロ)バランスとしての窒化アルミニウム
粉末との割合により前記窒化アルミニウム粉末に粉砕し
た前記ガラス質固体を加えるステップと、 (f)所定の温度で粉砕したガラス質固体と前記窒化ア
ルミニウム粉末とによる混合物を焼結させるステップと
を備えた窒化アルミニウム体を形成する方法が提供され
る。
【0015】
【実施例】本発明は、高密度かつ良好な熱伝導率を有す
る窒化アルミニウム体の製造方法に関する。更に具体的
には、本発明は、従来行なわれていた焼結温度よりも低
い焼結温度で窒化アルミニウム体を製造する方法に関す
る。本発明によれば、窒化アルミニウム体は、 (a)(イ)3と25重量%との間の酸化ホウ素と、
(ロ)10重量%と50重量%との間のアルミナと、
(ハ)40重量%と80重量%との間の酸化カルシウム
との割合によった酸化ホウ素、アルミナ及び酸化カルシ
ウムの混合物を調合し、 (b)前記混合物を溶融して均質な液体を形成し、 (c)前記液体を焼き入れして、均質なガラス質固体を
形成し、 (d)ガラス質固体を微粉砕して所定の粒子寸法のもの
にし、 (e)1重量%と5重量%との間で微粉砕したガラス質
固体及びバランスとして窒化アルミニウム粉末の割合に
より、前記窒化アルミニウム粉末に微粉砕した前記ガラ
ス質固体を加え、 (f)十分な温度で前記微粉砕したガラス質固体と前記
窒化アルミニウム粉末とにより得られた混合物を焼結さ
せて前記混合物を高密度の窒化アルミニウム体に高密度
化させる ことにより、製造されてもよい。
る窒化アルミニウム体の製造方法に関する。更に具体的
には、本発明は、従来行なわれていた焼結温度よりも低
い焼結温度で窒化アルミニウム体を製造する方法に関す
る。本発明によれば、窒化アルミニウム体は、 (a)(イ)3と25重量%との間の酸化ホウ素と、
(ロ)10重量%と50重量%との間のアルミナと、
(ハ)40重量%と80重量%との間の酸化カルシウム
との割合によった酸化ホウ素、アルミナ及び酸化カルシ
ウムの混合物を調合し、 (b)前記混合物を溶融して均質な液体を形成し、 (c)前記液体を焼き入れして、均質なガラス質固体を
形成し、 (d)ガラス質固体を微粉砕して所定の粒子寸法のもの
にし、 (e)1重量%と5重量%との間で微粉砕したガラス質
固体及びバランスとして窒化アルミニウム粉末の割合に
より、前記窒化アルミニウム粉末に微粉砕した前記ガラ
ス質固体を加え、 (f)十分な温度で前記微粉砕したガラス質固体と前記
窒化アルミニウム粉末とにより得られた混合物を焼結さ
せて前記混合物を高密度の窒化アルミニウム体に高密度
化させる ことにより、製造されてもよい。
【0016】本発明により製造された窒化アルミニウム
体は、特に、窒化アルミニウム体と共に金属ペーストが
焼結されているコ・ファイアの(co-fired)多層電子パッ
ケージに適している。前記窒化アルミニウム体は、スラ
リー鋳造、ホット・プレス、又は当該技術分野において
周知の他のいくつかの方法により製造されてもよい。形
成処理及び所望の密度及び熱伝導率は、以下の説明から
明らかとなるように、前記窒化アルミニウム体の組成を
定めるものとになる。
体は、特に、窒化アルミニウム体と共に金属ペーストが
焼結されているコ・ファイアの(co-fired)多層電子パッ
ケージに適している。前記窒化アルミニウム体は、スラ
リー鋳造、ホット・プレス、又は当該技術分野において
周知の他のいくつかの方法により製造されてもよい。形
成処理及び所望の密度及び熱伝導率は、以下の説明から
明らかとなるように、前記窒化アルミニウム体の組成を
定めるものとになる。
【0017】本発明の処理は、酸化ホウ素(B2O3)、
アルミナ(Al2O3)及び酸化カルシウム(CaO)の
混合物により開始する。重量%による各成分の割合は、
酸化ホウ素3〜25%、アルミナ10〜50%、及び酸
化カルシウム40〜80%である。この混合物は炉内の
適当なるつぼに配置された後、約1450℃に加熱され
て成分を均質に溶融させる。その後、この溶融物を、例
えば鋼板間のスプラット(splat)急冷により、又は冷却
したドラム間のロラー急冷により急速に冷却させ、これ
によって一旦室温まで冷却された溶融物は透明なガラス
特性の固体を形成する。
アルミナ(Al2O3)及び酸化カルシウム(CaO)の
混合物により開始する。重量%による各成分の割合は、
酸化ホウ素3〜25%、アルミナ10〜50%、及び酸
化カルシウム40〜80%である。この混合物は炉内の
適当なるつぼに配置された後、約1450℃に加熱され
て成分を均質に溶融させる。その後、この溶融物を、例
えば鋼板間のスプラット(splat)急冷により、又は冷却
したドラム間のロラー急冷により急速に冷却させ、これ
によって一旦室温まで冷却された溶融物は透明なガラス
特性の固体を形成する。
【0018】ガラス質固体は、焼き入れにより、本発明
にとって適当でないガラス・リボンの形状になる。そこ
で、ガラス質固体は微粉砕される、又は粉末にされて所
望の粒子寸法のものにされる。本発明にとって望ましい
粒子寸法は約3〜5ミクロンである。ガラス質固体の粒
子は通常の手段により乾燥され、次の処理行程のために
蓄積される。
にとって適当でないガラス・リボンの形状になる。そこ
で、ガラス質固体は微粉砕される、又は粉末にされて所
望の粒子寸法のものにされる。本発明にとって望ましい
粒子寸法は約3〜5ミクロンである。ガラス質固体の粒
子は通常の手段により乾燥され、次の処理行程のために
蓄積される。
【0019】窒化アルミニウム体は以下のように形成さ
れる。微粉砕されたガラス質固体の1〜5重量%の量を
窒化アルミニウム粉末に加える。窒化アルミニウム粉末
は約1〜1.5ミクロンの粒子寸法を有する必要があ
る。窒化アルミニウム粉末は、多数の供給者、例えば徳
山ソーダ(等級F及びH)及びダウ・ケミカル(等級4
4及び48)から入手可能である。本発明の最も好まし
い実施例では、本発明者が発見したことだが、より高密
度化かつより高い熱伝導率が得られる低酸素含有量及び
更に均質な粒子分布のためには、例えば徳山ソーダ、等
級Fの窒化アルミニウム粉末が好ましい。焼結の前にグ
リーン状態で窒化アルミニウム体を一緒に保持するのに
役立つバインダを前記混合物に加えてもよい。適当なバ
インダはエチル・セルロース、ポリビニル・ブチラー
ル、ポリメチル・メタクリル酸メチル(PMMA)であ
り、これらは全て通常かつ周知のものである。バインダ
剤の量は窒化アルミニウム体の形成に利用される実際の
形成処理に依存することになる。
れる。微粉砕されたガラス質固体の1〜5重量%の量を
窒化アルミニウム粉末に加える。窒化アルミニウム粉末
は約1〜1.5ミクロンの粒子寸法を有する必要があ
る。窒化アルミニウム粉末は、多数の供給者、例えば徳
山ソーダ(等級F及びH)及びダウ・ケミカル(等級4
4及び48)から入手可能である。本発明の最も好まし
い実施例では、本発明者が発見したことだが、より高密
度化かつより高い熱伝導率が得られる低酸素含有量及び
更に均質な粒子分布のためには、例えば徳山ソーダ、等
級Fの窒化アルミニウム粉末が好ましい。焼結の前にグ
リーン状態で窒化アルミニウム体を一緒に保持するのに
役立つバインダを前記混合物に加えてもよい。適当なバ
インダはエチル・セルロース、ポリビニル・ブチラー
ル、ポリメチル・メタクリル酸メチル(PMMA)であ
り、これらは全て通常かつ周知のものである。バインダ
剤の量は窒化アルミニウム体の形成に利用される実際の
形成処理に依存することになる。
【0020】例えば、窒化アルミニウム体をホット・プ
レスにより形成するときは、窒化アルミニウムと微粉砕
されたガラス質固体との混合物に約5重量%のバインダ
剤のみを加える必要がある。
レスにより形成するときは、窒化アルミニウムと微粉砕
されたガラス質固体との混合物に約5重量%のバインダ
剤のみを加える必要がある。
【0021】この発明にはスラリー鋳造処理も用いるこ
とができるが、これは更に複雑な処理である。スラリー
鋳造において、セラミック材料(窒化アルミニウム粉末
+微粉砕されたガラス質固体)と、バインダと、溶媒
と、可塑剤及び酸化防止剤のような少数の通常成分とか
らなる混合物が作られる。このバインダは5〜15重量
%であってもよく、一方溶媒は約20〜45重量%に達
し、残りはセラミック材料である。スラリーは通常、ポ
リマ材料のキャリア・シート上に鋳込まれ、このポリマ
材料は通常マイラーが可能である。乾燥により、キャリ
ア・シートを除去して製品のテープを製作する。このテ
ープは所望の端部形状に打ち抜きされる。所望の一端部
形状は、多層セラミック・パッケージを製作するための
グリーンシートである。
とができるが、これは更に複雑な処理である。スラリー
鋳造において、セラミック材料(窒化アルミニウム粉末
+微粉砕されたガラス質固体)と、バインダと、溶媒
と、可塑剤及び酸化防止剤のような少数の通常成分とか
らなる混合物が作られる。このバインダは5〜15重量
%であってもよく、一方溶媒は約20〜45重量%に達
し、残りはセラミック材料である。スラリーは通常、ポ
リマ材料のキャリア・シート上に鋳込まれ、このポリマ
材料は通常マイラーが可能である。乾燥により、キャリ
ア・シートを除去して製品のテープを製作する。このテ
ープは所望の端部形状に打ち抜きされる。所望の一端部
形状は、多層セラミック・パッケージを製作するための
グリーンシートである。
【0022】多層セラミック・パッケージは次の処理に
より製作される。一連のグリーンシートを打ち抜いて
「バイアス(vias)」を形成し、次いで金属ペーストをグ
リーンシート上にスクリーニングして導電性の線を形成
し、前記バイアスに異なるグリーンシート層間に導電性
の経路を形成させる。窒化アルミニウム製品のときは、
好ましい金属ペーストにはモリブデン、タングステン、
又はモリブデンとタングステンとの混合物が含まれる。
次いで、グリーンシートを積み重ね、積層し、かつ焼結
して多層セラミック・パッケージを得る。使用において
は、この多層セラミック・パッケージ上に少なくとも一
つの半導体デバイスが搭載される。この多層セラミック
・パッケージは本発明の好ましい使用である。
より製作される。一連のグリーンシートを打ち抜いて
「バイアス(vias)」を形成し、次いで金属ペーストをグ
リーンシート上にスクリーニングして導電性の線を形成
し、前記バイアスに異なるグリーンシート層間に導電性
の経路を形成させる。窒化アルミニウム製品のときは、
好ましい金属ペーストにはモリブデン、タングステン、
又はモリブデンとタングステンとの混合物が含まれる。
次いで、グリーンシートを積み重ね、積層し、かつ焼結
して多層セラミック・パッケージを得る。使用において
は、この多層セラミック・パッケージ上に少なくとも一
つの半導体デバイスが搭載される。この多層セラミック
・パッケージは本発明の好ましい使用である。
【0023】窒化アルミニウム体は保護雰囲気が存在す
る限り、通常の炉により焼結されてもよい。好ましい環
境は、窒素と水素との混合物を含む成形ガスである。典
型的な焼結スケジュールを以下のように設定することが
できる。非焼結窒化アルミニウム体を焼結炉に挿入す
る。乾燥成形ガス(N2+10−20%H2)の保護雰囲気
は焼結処理を通じて使用される。約5時間の期間におい
て、温度を室温から約600℃まで上昇させてバインダ
を熱分解させる。次いで、約8時間の期間にわたって温
度を約1550〜1650℃の焼結温度に上昇させ、約
5時間、この焼結温度を保つ。次いで、約5時間の期間
にわたって、温度を室温に降下させる。
る限り、通常の炉により焼結されてもよい。好ましい環
境は、窒素と水素との混合物を含む成形ガスである。典
型的な焼結スケジュールを以下のように設定することが
できる。非焼結窒化アルミニウム体を焼結炉に挿入す
る。乾燥成形ガス(N2+10−20%H2)の保護雰囲気
は焼結処理を通じて使用される。約5時間の期間におい
て、温度を室温から約600℃まで上昇させてバインダ
を熱分解させる。次いで、約8時間の期間にわたって温
度を約1550〜1650℃の焼結温度に上昇させ、約
5時間、この焼結温度を保つ。次いで、約5時間の期間
にわたって、温度を室温に降下させる。
【0024】前述のように、ガラス質固体の成分の割合
は、重量%で3〜25%の酸化ホウ素、10〜50%の
アルミナ、及び40〜80%の酸化カルシウムである。
しかし、酸化カルシウム及び酸化ホウ素が量が過剰なと
きは、鋳込むスラリーをゲル化させて、意図及び目的が
どのようであっても、鋳込めないものにする恐れがある
ことが判った。従って、スラリー鋳造のときは、ガラス
質体の成分の割合は、重量%で5〜20%酸化ホウ素、
20〜45%アルミナ、及び45〜65%の酸化カルシ
ウムであることが好ましい。更に高い密度及び熱伝導率
のときは、ガラス質体の成分の割合は、重量%で5〜1
5%の酸化ホウ素、30〜40%のアルミナ及び45〜
55%の酸化カルシウムであることが最も好ましい。
は、重量%で3〜25%の酸化ホウ素、10〜50%の
アルミナ、及び40〜80%の酸化カルシウムである。
しかし、酸化カルシウム及び酸化ホウ素が量が過剰なと
きは、鋳込むスラリーをゲル化させて、意図及び目的が
どのようであっても、鋳込めないものにする恐れがある
ことが判った。従って、スラリー鋳造のときは、ガラス
質体の成分の割合は、重量%で5〜20%酸化ホウ素、
20〜45%アルミナ、及び45〜65%の酸化カルシ
ウムであることが好ましい。更に高い密度及び熱伝導率
のときは、ガラス質体の成分の割合は、重量%で5〜1
5%の酸化ホウ素、30〜40%のアルミナ及び45〜
55%の酸化カルシウムであることが最も好ましい。
【0025】一般的に、酸化ホウ素が多過ぎるときは、
ガラスは雰囲気に過度に反応し易くなり、一方酸化ホウ
素が少な過ぎる(例えば、3重量%以下の)ときは、効
果的な作用がほとんどない。酸化ホウ素が重量%で約2
0%以上では、スラリー鋳造に好ましくないゲル化が存
在する。アルミナに関しては、アルミナが多過ぎると熱
伝導率を低下させ、一方アルミナが少な過ぎるとガラス
の化学的な耐性が低下したものとなり、従って実用的で
なくなる。更に、酸化カルシウムも量が多過ぎると、ス
ラリー鋳造をゲル化させるので、制限される必要があ
る。
ガラスは雰囲気に過度に反応し易くなり、一方酸化ホウ
素が少な過ぎる(例えば、3重量%以下の)ときは、効
果的な作用がほとんどない。酸化ホウ素が重量%で約2
0%以上では、スラリー鋳造に好ましくないゲル化が存
在する。アルミナに関しては、アルミナが多過ぎると熱
伝導率を低下させ、一方アルミナが少な過ぎるとガラス
の化学的な耐性が低下したものとなり、従って実用的で
なくなる。更に、酸化カルシウムも量が多過ぎると、ス
ラリー鋳造をゲル化させるので、制限される必要があ
る。
【0026】本発明には3つの大きな特徴がある。第1
は焼結助剤がそのままで液相を形成する個別的な成分と
してよりも、ガラス質の添加物として導入されることで
ある。このようにして、ガラス質の添加物が液化する明
確な温度が存在し、より均質な焼結が得られる。この酸
化ホウ素−アルミナ−酸化カルシウム系では、粘性流が
800℃近傍で始まり、実際にはガラス質の添加物は1
270℃で液化する。焼結温度は1550℃と1650
℃との間に存在する。このような焼結の初期の段階でこ
の系に液相を形成すると、窒化アルミニウム体の高密度
化に役立つ。三元の酸化ホウ素−アルミナ−酸化カルシ
ウム系では、熱的により安定なガラスが得られるガラス
形成範囲は、オーエン(A.E.Owen,Phys.Chem.Glasses,2
[3]第87頁〜第98頁,1961)により報告された、30重
量%以上の酸化ホウ素を有する組成が知られている。し
かし、本発明により、(イ)急冷によって僅かな酸化ホ
ウ素を取り込むことにより、報告されたガラスの形成範
囲から大きく外れた組成についてガラス質固体を形成す
ることができること、(ロ)このような僅かな酸化ホウ
素の粘性流が、大抵のバインダが熱分解を起こす温度範
囲より高い800℃又はそれ以上の温度で発生するこ
と、(ハ)このような僅かな酸化ホウ素のガラスは約9
00℃で結晶化して粘性流を制限するので、酸化カルシ
ウム体が多孔性のままとなり、バインダ残査の付加的な
反応を緩和させる。(ニ)結晶化された位相のこのよう
な僅かな酸化ホウ素のガラスは、酸化ホウ素なしの酸化
カルシウム−アルミナ系の共晶温度より100℃低い約
1250℃で溶融することが判った。
は焼結助剤がそのままで液相を形成する個別的な成分と
してよりも、ガラス質の添加物として導入されることで
ある。このようにして、ガラス質の添加物が液化する明
確な温度が存在し、より均質な焼結が得られる。この酸
化ホウ素−アルミナ−酸化カルシウム系では、粘性流が
800℃近傍で始まり、実際にはガラス質の添加物は1
270℃で液化する。焼結温度は1550℃と1650
℃との間に存在する。このような焼結の初期の段階でこ
の系に液相を形成すると、窒化アルミニウム体の高密度
化に役立つ。三元の酸化ホウ素−アルミナ−酸化カルシ
ウム系では、熱的により安定なガラスが得られるガラス
形成範囲は、オーエン(A.E.Owen,Phys.Chem.Glasses,2
[3]第87頁〜第98頁,1961)により報告された、30重
量%以上の酸化ホウ素を有する組成が知られている。し
かし、本発明により、(イ)急冷によって僅かな酸化ホ
ウ素を取り込むことにより、報告されたガラスの形成範
囲から大きく外れた組成についてガラス質固体を形成す
ることができること、(ロ)このような僅かな酸化ホウ
素の粘性流が、大抵のバインダが熱分解を起こす温度範
囲より高い800℃又はそれ以上の温度で発生するこ
と、(ハ)このような僅かな酸化ホウ素のガラスは約9
00℃で結晶化して粘性流を制限するので、酸化カルシ
ウム体が多孔性のままとなり、バインダ残査の付加的な
反応を緩和させる。(ニ)結晶化された位相のこのよう
な僅かな酸化ホウ素のガラスは、酸化ホウ素なしの酸化
カルシウム−アルミナ系の共晶温度より100℃低い約
1250℃で溶融することが判った。
【0027】第2の重要な特徴は一時的な組成である逃
散組成を使用することである。この逸散組成の酸化ホウ
素は、2相の液相線を低下させて高密度化を促進させる
が、焼結工程で、蒸発するので最終的には当該系から抜
け出し、従って焼結後の第2相の体積分を低下させ、こ
れによって、焼結助剤により焼結した窒化アルミニウム
体の熱伝導率の劣化の可能性を最小化させる。逃散組成
の蒸発を制御するために、例えばモリブデンのバッフル
により窒化アルミニウム体をカプセル封じすることが必
要である。窒化アルミニウム、窒化ホウ素又はグラファ
イトのバッフルは良好に働くと思われる。このようにカ
プセル封じは気密過ぎてはならないが、適当なカプセル
封じがないときは、焼結する窒化アルミニウム体におけ
る酸化ホウ素成分の不均質が深刻なそり、及び不均質な
高密度化を発生させる。
散組成を使用することである。この逸散組成の酸化ホウ
素は、2相の液相線を低下させて高密度化を促進させる
が、焼結工程で、蒸発するので最終的には当該系から抜
け出し、従って焼結後の第2相の体積分を低下させ、こ
れによって、焼結助剤により焼結した窒化アルミニウム
体の熱伝導率の劣化の可能性を最小化させる。逃散組成
の蒸発を制御するために、例えばモリブデンのバッフル
により窒化アルミニウム体をカプセル封じすることが必
要である。窒化アルミニウム、窒化ホウ素又はグラファ
イトのバッフルは良好に働くと思われる。このようにカ
プセル封じは気密過ぎてはならないが、適当なカプセル
封じがないときは、焼結する窒化アルミニウム体におけ
る酸化ホウ素成分の不均質が深刻なそり、及び不均質な
高密度化を発生させる。
【0028】本発明の最後の重要な特徴は、バインダ剤
の熱分解から来る炭素残査をうまく用いてその状態での
炭素熱低下及び酸化物の窒化に作用させることである。
非酸化雰囲気のために残留炭素を焼却することはできな
い。しかし、残留炭素は、窒化アルミニウムの形成に用
いられた処理と同一処理である炭素熱低下及び窒化に用
いられ、焼結した窒化アルミニウム体における酸素含有
量を最小化させる。実際には、ガス雰囲気(例えば、N
2+20%H2)を用いる。このようなガス雰囲気を低下さ
せることは、下記の化学反応から見て炭素熱窒化に好ま
しいものとなる。 Al2O3+N2+3C=2A1N+3CO↑ 3CaO+N2+3C=Ca3N2+3CO↑ 第1の反応は周知であり、一方第2の反応は実現可能で
あるが、うまく確立しない。しかし、最終結果は存在す
る酸化物の低減であり、これによって熱伝導率を増大さ
せる。
の熱分解から来る炭素残査をうまく用いてその状態での
炭素熱低下及び酸化物の窒化に作用させることである。
非酸化雰囲気のために残留炭素を焼却することはできな
い。しかし、残留炭素は、窒化アルミニウムの形成に用
いられた処理と同一処理である炭素熱低下及び窒化に用
いられ、焼結した窒化アルミニウム体における酸素含有
量を最小化させる。実際には、ガス雰囲気(例えば、N
2+20%H2)を用いる。このようなガス雰囲気を低下さ
せることは、下記の化学反応から見て炭素熱窒化に好ま
しいものとなる。 Al2O3+N2+3C=2A1N+3CO↑ 3CaO+N2+3C=Ca3N2+3CO↑ 第1の反応は周知であり、一方第2の反応は実現可能で
あるが、うまく確立しない。しかし、最終結果は存在す
る酸化物の低減であり、これによって熱伝導率を増大さ
せる。
【0029】本発明の効果は次の例を参照すれば明らか
となる。
となる。
【0030】例 次の方法により多数のサンプルを作成した。酸化カルシ
ウム、酸化ホウ素及びアルミナの相対的な割合を変更し
ていくつかの異なるガラス組成を作成した。ガラス粒子
は14〜15時間、メタノール(ジルコニア媒体及びア
ルミナ・ジャー)と一緒にボール・ミルにより微粉砕さ
れ、次いで浅いトレーに注いで乾燥させる。次いで、粉
砕したガラス粒子を窒化アルミニウム粒子及び10%の
ポリビニル・ブチリル・バインダ溶液に加え、アルミナ
・ジャー(ナイロン又はアルミナ媒体)内で14時間ボ
ール・ミルにより粉砕して均質なスラリーを調合する。
窒化アルミニウム粉末はダウ・ケミカル等級44又は4
8、又は徳山ソーダ等級Fであった。ボール・ミルによ
り粉砕したスラリーはドクタ・ブレード法によりテープ
・キャストした。このテープを方形のシートに打つ抜
き、その20枚を積み重ねて積層し、かつ1580℃で
10時間焼結し(24時間焼結した1サンプル(**)
を除き)、次いで室温に冷却する。その結果を下記の表
1に示す。理論値に対する焼結したサンプルの寸法によ
り百分率の高密度化を判断し、かつ熱伝導率をレーザ・
フラッシュ法により判断した。
ウム、酸化ホウ素及びアルミナの相対的な割合を変更し
ていくつかの異なるガラス組成を作成した。ガラス粒子
は14〜15時間、メタノール(ジルコニア媒体及びア
ルミナ・ジャー)と一緒にボール・ミルにより微粉砕さ
れ、次いで浅いトレーに注いで乾燥させる。次いで、粉
砕したガラス粒子を窒化アルミニウム粒子及び10%の
ポリビニル・ブチリル・バインダ溶液に加え、アルミナ
・ジャー(ナイロン又はアルミナ媒体)内で14時間ボ
ール・ミルにより粉砕して均質なスラリーを調合する。
窒化アルミニウム粉末はダウ・ケミカル等級44又は4
8、又は徳山ソーダ等級Fであった。ボール・ミルによ
り粉砕したスラリーはドクタ・ブレード法によりテープ
・キャストした。このテープを方形のシートに打つ抜
き、その20枚を積み重ねて積層し、かつ1580℃で
10時間焼結し(24時間焼結した1サンプル(**)
を除き)、次いで室温に冷却する。その結果を下記の表
1に示す。理論値に対する焼結したサンプルの寸法によ
り百分率の高密度化を判断し、かつ熱伝導率をレーザ・
フラッシュ法により判断した。
【0031】
【表1】 * 使用したAINの型式のときに、D48はダウ・ケ
ミカル等級48であり、D44はダウ・ケミカル等級4
4であり、T−Fは徳山ソーダ等級Fである。 ** 焼結を24時間行った。
ミカル等級48であり、D44はダウ・ケミカル等級4
4であり、T−Fは徳山ソーダ等級Fである。 ** 焼結を24時間行った。
【0032】表1から明らかなように、60及び70重
量%の酸化カルシウムを有するサンプルをゲル化した。
本発明は鋳造可能なスラリーに最も関心があるので、こ
れらのサンプルについてはこれ以上調査はしなかった。
最良のサンプル(即ち、徳山ソーダ等級Fの粉末により
作成したもの)を採用すれば、110〜120W/m−
Kの熱伝導率を1580℃の比較的に低い焼結温度で高
密度の窒化アルミニウム体を得ることができる。焼結時
間を24時間に延長すれば、熱伝導率を更に高めること
ができる。従って、本発明の効果は、比較的に低い焼結
温度で常圧の焼結結果として、十分な熱伝導率を有する
高密度の窒化アルミニウム体にあることが明らかであ
る。窒化アルミニウム粉末及び焼結時間を最適化するこ
とにより、熱伝導率を更に増加可能なことが期待され
る。
量%の酸化カルシウムを有するサンプルをゲル化した。
本発明は鋳造可能なスラリーに最も関心があるので、こ
れらのサンプルについてはこれ以上調査はしなかった。
最良のサンプル(即ち、徳山ソーダ等級Fの粉末により
作成したもの)を採用すれば、110〜120W/m−
Kの熱伝導率を1580℃の比較的に低い焼結温度で高
密度の窒化アルミニウム体を得ることができる。焼結時
間を24時間に延長すれば、熱伝導率を更に高めること
ができる。従って、本発明の効果は、比較的に低い焼結
温度で常圧の焼結結果として、十分な熱伝導率を有する
高密度の窒化アルミニウム体にあることが明らかであ
る。窒化アルミニウム粉末及び焼結時間を最適化するこ
とにより、熱伝導率を更に増加可能なことが期待され
る。
【0033】ここで詳細に説明した前記実施例以外に、
本発明の精神から逸脱することなく、本発明の他の変形
を作成可能なことは、この開示を参照し、当該技術分野
に習熟する者には明らかである。従って、このような変
形は請求の範囲によってのみ限定される本発明の範囲内
にあるとみなされる。
本発明の精神から逸脱することなく、本発明の他の変形
を作成可能なことは、この開示を参照し、当該技術分野
に習熟する者には明らかである。従って、このような変
形は請求の範囲によってのみ限定される本発明の範囲内
にあるとみなされる。
【0034】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
の事項を開示する。
【0035】(1)(a)(イ)3乃至25重量%の酸
化ホウ素と、(ロ)10重量%乃至50重量%のアルミ
ナと、(ハ)40重量%乃至80重量%の酸化カルシウ
ムとの割合による酸化ホウ素、アルミナ及び酸化カルシ
ウムを有する1〜5重量%のガラス質固体と、(b)窒
化アルミニウム体のバランスとして窒化アルミニウム粉
末とを含む非焼結窒化アルミニウム体。 (2)前記酸化ホウ素は前記ガラス質固体中に5〜20
重量%存在し、前記アルミナは前記ガラス質固体中に2
0〜45重量%存在し、かつ前記酸化カルシウムは前記
ガラス質固体中に45〜65重量%存在することを特徴
とする上記(1)に記載の非焼結窒化アルミニウム体。 (3)前記酸化ホウ素は前記ガラス質固体中に5〜15
重量%存在し、前記アルミナは前記ガラス質固体中に3
0〜40重量%存在し、かつ前記酸化カルシウムは前記
ガラス質固体中に45〜55重量%存在することを特徴
とする上記(1)に記載の非焼結窒化アルミニウム体。 (4)更に、有機バインダ剤を含むことを特徴とする上
記(1)に記載の非焼結窒化アルミニウム体。 (5)前記窒化アルミニウム体はグリーンシート材料で
あることを特徴とする上記(4)に記載の非焼結窒化ア
ルミニウム体。 (6)複数のグリーンシートが存在し、更に前記グリー
ンシートのうちの少なくとも一つの上に金属組成を備え
ていることを特徴とする上記(5)に記載の非焼結窒化
アルミニウム体。 (7)前記金属組成はモリブデン、タングステン又はそ
れらの混合物を備えていることを特徴とする上記(6)
に記載の非焼結窒化アルミニウム体。 (8)(a)(イ)3重量%乃至25重量%の酸化ホウ
素と、(ロ)10重量%乃至50重量%のアルミナと、
(ハ)40重量%乃至80重量%の酸化カルシウムとの
割合により、酸化ホウ素、アルミナ及び酸化カルシウム
のガラス質固体粉末を調合するステップと、(b)前記
混合物を溶融して液体を形成させるステップと、(c)
前記液体を焼き入れしてガラス質固体を得るステップ
と、(d)ガラス質固体を粉砕するステップと、(e)
(イ)1重量%乃至5重量%の粉砕したガラス質固体
と、(ロ)バランスとしての窒化アルミニウム粉末との
割合により、前記窒化アルミニウム粉末に微粉砕した前
記ガラス質固体を加えるステップと、(f)所定の温度
で粉砕したガラス質固体と前記窒化アルミニウム粉末と
による混合物を焼結させるステップとを備えた窒化アル
ミニウム体を形成する方法。 (9)前記所定の温度は1550〜1650℃の範囲に
あることを特徴とする上記(8)に記載の窒化アルミニ
ウム体を形成する方法。 (10)更に、ステップ(e)とステップ(f)との間
にバインダ剤を前記粉砕したガラス質固体及び窒化アル
ミニウム粉末と組合わせてスラリーを形成し、かつ前記
スラリーを複数のグリーンシートに鋳込むステップを備
えていることを特徴とする上記(8)に記載の窒化アル
ミニウム体を形成する方法。 (11)ステップ(a)において、存在する前記酸化ホ
ウ素の量は5重量%乃至20重量%であり、かつ存在す
る前記酸化カルシウムの量は45重量%乃至65重量%
であることを特徴とする上記(8)に記載の窒化アルミ
ニウム体を形成する方法。 (12)存在する前記酸化ホウ素の量は5重量%乃至1
5重量%であり、存在する前記アルミナの量は30重量
%乃至40重量%であり、かつ存在する前記酸化カルシ
ウムの量は45重量%乃至55重量%であることを特徴
とする上記(11)に記載の窒化アルミニウム体を形成
する方法。 (13)複数のグリーンシートが存在し、更に前記複数
のグリーンシートのうちの少なくとも一つの上に金属組
成を堆積するステップを備えていることを特徴とする上
記(10)に記載の窒化アルミニウム体を形成する方
法。 (14)前記金属組成はモリブデン、タングステン又は
それらの混合物を備えていることを特徴とする上記(1
3)に記載の窒化アルミニウム体を形成する方法。
化ホウ素と、(ロ)10重量%乃至50重量%のアルミ
ナと、(ハ)40重量%乃至80重量%の酸化カルシウ
ムとの割合による酸化ホウ素、アルミナ及び酸化カルシ
ウムを有する1〜5重量%のガラス質固体と、(b)窒
化アルミニウム体のバランスとして窒化アルミニウム粉
末とを含む非焼結窒化アルミニウム体。 (2)前記酸化ホウ素は前記ガラス質固体中に5〜20
重量%存在し、前記アルミナは前記ガラス質固体中に2
0〜45重量%存在し、かつ前記酸化カルシウムは前記
ガラス質固体中に45〜65重量%存在することを特徴
とする上記(1)に記載の非焼結窒化アルミニウム体。 (3)前記酸化ホウ素は前記ガラス質固体中に5〜15
重量%存在し、前記アルミナは前記ガラス質固体中に3
0〜40重量%存在し、かつ前記酸化カルシウムは前記
ガラス質固体中に45〜55重量%存在することを特徴
とする上記(1)に記載の非焼結窒化アルミニウム体。 (4)更に、有機バインダ剤を含むことを特徴とする上
記(1)に記載の非焼結窒化アルミニウム体。 (5)前記窒化アルミニウム体はグリーンシート材料で
あることを特徴とする上記(4)に記載の非焼結窒化ア
ルミニウム体。 (6)複数のグリーンシートが存在し、更に前記グリー
ンシートのうちの少なくとも一つの上に金属組成を備え
ていることを特徴とする上記(5)に記載の非焼結窒化
アルミニウム体。 (7)前記金属組成はモリブデン、タングステン又はそ
れらの混合物を備えていることを特徴とする上記(6)
に記載の非焼結窒化アルミニウム体。 (8)(a)(イ)3重量%乃至25重量%の酸化ホウ
素と、(ロ)10重量%乃至50重量%のアルミナと、
(ハ)40重量%乃至80重量%の酸化カルシウムとの
割合により、酸化ホウ素、アルミナ及び酸化カルシウム
のガラス質固体粉末を調合するステップと、(b)前記
混合物を溶融して液体を形成させるステップと、(c)
前記液体を焼き入れしてガラス質固体を得るステップ
と、(d)ガラス質固体を粉砕するステップと、(e)
(イ)1重量%乃至5重量%の粉砕したガラス質固体
と、(ロ)バランスとしての窒化アルミニウム粉末との
割合により、前記窒化アルミニウム粉末に微粉砕した前
記ガラス質固体を加えるステップと、(f)所定の温度
で粉砕したガラス質固体と前記窒化アルミニウム粉末と
による混合物を焼結させるステップとを備えた窒化アル
ミニウム体を形成する方法。 (9)前記所定の温度は1550〜1650℃の範囲に
あることを特徴とする上記(8)に記載の窒化アルミニ
ウム体を形成する方法。 (10)更に、ステップ(e)とステップ(f)との間
にバインダ剤を前記粉砕したガラス質固体及び窒化アル
ミニウム粉末と組合わせてスラリーを形成し、かつ前記
スラリーを複数のグリーンシートに鋳込むステップを備
えていることを特徴とする上記(8)に記載の窒化アル
ミニウム体を形成する方法。 (11)ステップ(a)において、存在する前記酸化ホ
ウ素の量は5重量%乃至20重量%であり、かつ存在す
る前記酸化カルシウムの量は45重量%乃至65重量%
であることを特徴とする上記(8)に記載の窒化アルミ
ニウム体を形成する方法。 (12)存在する前記酸化ホウ素の量は5重量%乃至1
5重量%であり、存在する前記アルミナの量は30重量
%乃至40重量%であり、かつ存在する前記酸化カルシ
ウムの量は45重量%乃至55重量%であることを特徴
とする上記(11)に記載の窒化アルミニウム体を形成
する方法。 (13)複数のグリーンシートが存在し、更に前記複数
のグリーンシートのうちの少なくとも一つの上に金属組
成を堆積するステップを備えていることを特徴とする上
記(10)に記載の窒化アルミニウム体を形成する方
法。 (14)前記金属組成はモリブデン、タングステン又は
それらの混合物を備えていることを特徴とする上記(1
3)に記載の窒化アルミニウム体を形成する方法。
【0036】
【発明の効果】本発明により、 低い焼結温度による焼
結処理が適用可能な非焼結窒化アルミニウム体が提供さ
れると共に、該非焼結窒化アルミニウム体を前記比較的
に低い焼結温度で常圧により焼焼結することにより、高
密度かつ高い熱伝導率を有する窒化アルミニウム焼結体
が得られる。窒化アルミニウム粉末及び焼結時間を最適
化することにより、熱伝導率を更に増加することができ
る。
結処理が適用可能な非焼結窒化アルミニウム体が提供さ
れると共に、該非焼結窒化アルミニウム体を前記比較的
に低い焼結温度で常圧により焼焼結することにより、高
密度かつ高い熱伝導率を有する窒化アルミニウム焼結体
が得られる。窒化アルミニウム粉末及び焼結時間を最適
化することにより、熱伝導率を更に増加することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サブハッシュ・ラクスマン・シンデ アメリカ合衆国10520 ニューヨーク州、 クロトン−オン−ハドソン、ハーフ・ムー ン・ベイ・ドライブ 518 (72)発明者 タケシ・タカモリ アメリカ合衆国10541 ニューヨーク州、 マホパック、ファウン・ドライブ 4
Claims (14)
- 【請求項1】(a)(イ)3重量%乃至25重量%の酸
化ホウ素と、(ロ)10重量%乃至50重量%のアルミ
ナと、(ハ)40重量%乃至80重量%の酸化カルシウ
ムとの割合による、酸化ホウ素、アルミナ及び酸化カル
シウムを有する1〜5重量%のガラス質固体と、 (b)窒化アルミニウム体のバランスとして窒化アルミ
ニウム粉末とを含む非焼結窒化アルミニウム体。 - 【請求項2】前記酸化ホウ素は前記ガラス質固体中に5
〜20重量%存在し、前記アルミナは前記ガラス質固体
中に20〜45重量%存在し、かつ前記酸化カルシウム
は前記ガラス質固体中に45〜65重量%存在すること
を特徴とする請求項1記載の非焼結窒化アルミニウム
体。 - 【請求項3】前記酸化ホウ素は前記ガラス質固体中に5
〜15重量%存在し、前記アルミナは前記ガラス質固体
中に30〜40重量%存在し、かつ前記酸化カルシウム
は前記ガラス質固体中に45〜55重量%存在すること
を特徴とする請求項1記載の非焼結窒化アルミニウム
体。 - 【請求項4】更に、有機バインダ剤を含むことを特徴と
する請求項1記載の非焼結窒化アルミニウム体。 - 【請求項5】前記窒化アルミニウム体はグリーンシート
材料であることを特徴とする請求項4記載の非焼結窒化
アルミニウム体。 - 【請求項6】複数のグリーンシートが存在し、更に前記
グリーンシートのうちの少なくとも一つの上に金属組成
を備えていることを特徴とする請求項5記載の非焼結窒
化アルミニウム体。 - 【請求項7】前記金属組成はモリブデン、タングステン
又はそれらの混合物を備えていることを特徴とする請求
項6記載の非焼結窒化アルミニウム体。 - 【請求項8】(a)(イ)3重量%乃至25重量%の酸
化ホウ素と、(ロ)10重量%乃至50重量%のアルミ
ナと、(ハ)40重量%乃至80重量%の酸化カルシウ
ムとの割合により、酸化ホウ素、アルミナ及び酸化カル
シウムのガラス質固体粉末を調合するステップと、 (b)前記混合物を溶融して液体を形成させるステップ
と、 (c)前記液体を焼き入れしてガラス質固体を得るステ
ップと、 (d)ガラス質固体を粉砕するステップと、 (e)(イ)1重量%乃至5重量%の粉砕したガラス質
固体と、(ロ)バランスとしての窒化アルミニウム粉末
との割合により、前記窒化アルミニウム粉末に微粉砕し
た前記ガラス質固体を加えるステップと、 (f)所定の温度で粉砕したガラス質固体と前記窒化ア
ルミニウム粉末とによる混合物を焼結させるステップと
を備えた窒化アルミニウム体を形成する方法。 - 【請求項9】前記所定の温度は1550〜1650℃の
範囲にあることを特徴とする請求項8記載の窒化アルミ
ニウム体を形成する方法。 - 【請求項10】更に、ステップ(e)とステップ(f)
との間に前記バインダ剤を前記粉砕したガラス質固体及
び窒化アルミニウム粉末と組合わせてスラリーを形成
し、かつ前記スラリーを複数のグリーンシートに鋳込む
ステップを備えていることを特徴とする請求項8記載の
窒化アルミニウム体を形成する方法。 - 【請求項11】ステップ(a)において、存在する前記
酸化ホウ素の量は5重量%乃至20重量%であり、かつ
存在する前記酸化カルシウムの量は45重量%乃至65
重量%であることを特徴とする請求項8記載の窒化アル
ミニウム体を形成する方法。 - 【請求項12】存在する前記酸化ホウ素の量は5重量%
乃至15重量%であり、存在する前記アルミナの量は3
0重量%乃至40重量%であり、かつ存在する前記酸化
カルシウムの量は45重量%乃至55重量%であること
を特徴とする請求項11記載の窒化アルミニウム体を形
成する方法。 - 【請求項13】複数のグリーンシートが存在し、更に前
記複数のグリーンシートのうちの少なくとも一つの上に
金属組成を堆積するステップを備えていることを特徴と
する請求項10記載の窒化アルミニウム体を形成する方
法。 - 【請求項14】前記金属組成はモリブデン、タングステ
ン又はそれらの混合物を備えていることを特徴とする請
求項13記載の窒化アルミニウム体を形成する方法。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| US08/173,293 US5482903A (en) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | Aluminum nitride body utilizing a vitreous sintering additive |
| US173293 | 1993-12-22 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07206525A true JPH07206525A (ja) | 1995-08-08 |
| JP2977070B2 JP2977070B2 (ja) | 1999-11-10 |
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|---|---|
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| EP (1) | EP0659707A1 (ja) |
| JP (1) | JP2977070B2 (ja) |
| KR (1) | KR970009989B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1995
- 1995-05-10 US US08/438,315 patent/US5520878A/en not_active Expired - Fee Related
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