JPH0720676A - 多色記録装置 - Google Patents

多色記録装置

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JPH0720676A
JPH0720676A JP5165737A JP16573793A JPH0720676A JP H0720676 A JPH0720676 A JP H0720676A JP 5165737 A JP5165737 A JP 5165737A JP 16573793 A JP16573793 A JP 16573793A JP H0720676 A JPH0720676 A JP H0720676A
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JP
Japan
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latent image
image carrier
toner
electrostatic
carrier
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JP5165737A
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English (en)
Inventor
Isao Ito
功 伊藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】潜像担持体上に重ね合わせた各色トナー像を記
録シートに一括転写する所謂一回転写法により、欠落や
汚染のない高品位のカラー記録画像を形成することが可
能な静電記録方式の多色記録装置を提供する。 【構成】所定の初期電位で一様に帯電した潜像担持体1
に対して放電により生じたイオンを照射し、画情報に応
じた静電潜像を上記潜像担持体1上に形成する静電記録
ヘッド2a,2b,2cと、上記静電潜像を画情報に対
応した色トナーで現像して潜像担持体1上にトナー像を
形成する複数の現像器3a,3b,3cと、トナー像の
形成された潜像担持体1を上記初期電位よりも過剰に再
帯電させる第一の帯電器5a,6aと、この第一の帯電
器5a,6aによって過剰に帯電した潜像担持体1を上
記初期電位にまで除電する第二の帯電器5b,6bとを
備え、潜像担持体1上に重ねて形成された複数色のトナ
ー像を記録シート12に一括転写して多色記録画像の形
成を行うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放電により生じたイオ
ンを用いて潜像担持体上に静電潜像を形成する所謂静電
記録方式による多色記録装置に係り、詳細には、潜像担
持体上に重ねて形成された複数のトナー像を記録シート
に一括転写して画像形成を行う多色記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、所謂静電記録方式を用いた記録装
置としては、潜像担持体を所定の表面電位で一様に帯電
させる帯電手段と、放電により生じたイオンを一様に帯
電した上記潜像担持体に照射し、画情報に応じた静電潜
像を潜像担持体上に形成する静電記録ヘッドと、上記静
電潜像を画情報に対応したトナーで現像して潜像担持体
上にトナー像を形成する現像器とを備え、このトナー像
を用紙等の記録シートに転写して画像形成を行うものが
知られている。
【0003】上記静電記録ヘッドとしては、例えば特開
昭59−190854号公報、特開昭60−94357
号公報、特開昭60−89373号公報等に開示された
記録ヘッドが使用される。具体的には、放電によってイ
オンを生成すると共に、記録ヘッドと潜像担持体との間
に形成された電界によってイオンを潜像担持体にむけて
加速してイオン流を形成し、このイオン流を画情報に応
じて選択的に潜像担持体へ照射しながら潜像担持体上に
静電潜像を形成するように構成されている。
【0004】そして、この静電記録方式を用いた多色記
録装置としては、潜像担持体上に単色トナー像を形成す
る毎にこの単色トナー像を記録シートに転写し、記録シ
ート上で複数の単色トナー像を重ね合わせてカラー画像
を形成するものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、潜像担持体
を露光して静電潜像を形成する所謂電子写真方式におい
ては、画像形成速度の高速化及び装置の小型化を目的と
して、複数色トナー像を潜像担持体上で重ね合わせてこ
れを記録シートに一括転写する所謂一回転写法の多色記
録装置が開発されている。
【0006】しかし、静電記録方式を用いた多色記録装
置にこの一回転写法を適用するに当たっては、電子写真
方式には見られない静電記録方式特有の問題点が発生し
てしまう。以下、静電記録方式による反転現像のプロセ
スを説明しながらこの問題点を詳述する。
【0007】先ず、潜像担持体は帯電器によって例えば
−1600Vに一様に帯電される(図10(a)参
照)。次に、静電記録ヘッドによって正帯電イオンが潜
像担持体へ照射され、照射を受けた領域の表面電位が例
えば−1400Vに上昇する。これによって潜像担持体
上には静電潜像が形成される(図10(b)参照)。そ
して、この静電潜像は当該潜像と同極性の負帯電トナー
100によって現像され、潜像担持体上には一色目のト
ナー像が形成される(図10(c)参照)。
【0008】一回転写法ではこの一色目のトナー像を潜
像担持体上に保持したまま二色目のトナー像の形成が行
われ、先ずは一色目と同様に潜像担持体が−1600V
に再帯電される(図10(d)参照)。そして、次に二
色目のトナー像に関する静電潜像の形成が行われるので
あるが、このとき潜像担持体と静電記録ヘッドとの間に
は、既に説明したように、正帯電イオンが静電記録ヘッ
ドから潜像担持体へ向けて加速する方向の電界が形成さ
れている。このために一色目のトナー像が静電記録ヘッ
ドの直下を通過すると、潜像担持体に付着している負帯
電トナーが電界の作用によって静電記録ヘッドに向けて
飛翔してしまうのである(図10(e)参照)。
【0009】従って、静電記録方式によって一回転写法
の多色記録装置を構成すると、記録画像に欠落や汚れが
発生する他、静電記録ヘッドに付着したトナーが静電潜
像の形成を妨げるという問題点が発生し、多色画像を形
成することが極めて困難であった。
【0010】従来、このような静電記録方式の問題点を
解決する手段としては、正規現像プロセスでトナー像を
形成すると共に、潜像担持体をトナーと同極性に再帯電
させながら二色目以降のトナー像を形成する方法が提案
されている(特開昭62−293261号公報参照)。
また、反転現像プロセスでトナー像を形成すると共に、
潜像担持体に付着しているトナーの極性を反転させるよ
うに潜像担持体を再帯電させながら二色目以降のトナー
像を形成する方法も提案されている(特開昭62−29
3260号公報参照)。
【0011】しかしながら、これらの方法では各色トナ
ー像の形成毎に潜像担持体の再帯電電位が異なり、再帯
電電位はトナー像の重ね合わせが進むにつれ0Vに収束
していくので、潜像担持体の最初の帯電電位を0Vに対
して大きく設定する必要があり、潜像担持体とその周辺
機器との間にリークが発生し易いという問題点があっ
た。また、潜像担持体の最初の帯電電位が小さい場合に
は、各色トナー像の形成の際に画像部と非画像部とのコ
ントラスト電位を小さくせざるを得ないので、記録画像
の階調表現が困難となり、画像品質が低下するという問
題点もあった。
【0012】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、潜像担持体上に
重ね合わせた各色トナー像を記録シートに一括転写する
所謂一回転写法により、欠落や汚染のない高品位のカラ
ー記録画像を形成することが可能な静電記録方式の多色
記録装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の多色記録装置は、所定の初期電位で一様に
帯電した潜像担持体に対して放電により生じたイオンを
照射し、画情報に応じた静電潜像を上記潜像担持体上に
形成する静電記録ヘッドと、上記静電潜像を画情報に対
応した色トナーで現像して潜像担持体上にトナー像を形
成する複数の現像器と、トナー像の形成された潜像担持
体を上記初期電位よりも過剰に再帯電させる第一の帯電
器と、この第一の帯電器によって過剰に帯電した潜像担
持体を上記初期電位にまで除電する第二の帯電器とを備
え、潜像担持体上に重ねて形成された複数色のトナー像
を記録シートに一括転写して多色記録画像の形成を行う
ことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。例えば
一色目のトナー像の形成が終了した後に、第一の帯電器
は潜像担持体を所定の初期電位よりも過剰に再帯電す
る。これによって、潜像担持体に付着しているトナーは
その極性が潜像担持体の帯電極性と同じになる。次に、
第二の帯電器が過剰に帯電した潜像担持体を上記初期電
位にまで除電するのであるが、このとき潜像担持体に付
着しているトナーはその極性が潜像担持体の帯電極性と
逆極性に反転する。そして、静電記録ヘッドはこのよう
にして初期電位に帯電した潜像担持体に対してイオンを
投射し、潜像担持体上には二色目のトナー像に関する静
電潜像が形成される。このとき、静電記録ヘッドが投射
するイオンの極性は潜像担持体の帯電極性と逆極性であ
り、潜像担持体に付着しているトナーの帯電極性と同極
性である。従って、潜像担持体に付着しているトナーが
潜像担持体と静電記録ヘッドとの間に形成されているイ
オン搬送用の電界の影響を受け、静電記録ヘッドへ飛翔
するのを有効に防止することができる。
【0015】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の多色記録
装置を詳細に説明する。図1は本発明の第一実施例を示
すものである。同図において、符号1はアルミニウム製
ドラムに厚さ30μmのポリエチレンテレフタレートを
塗布した潜像担持体、符号2a、2b、2cは夫々画情
報に応じて上記潜像担持体上に静電潜像を形成する静電
記録ヘッド、符号3aは静電記録ヘッド2aで形成され
た静電潜像を青色トナーで現像する現像器、符号3bは
静電記録ヘッド2bで形成された静電潜像を赤色トナー
で現像する現像器、符号3cは静電記録ヘッド2cで形
成された静電潜像を黒色トナーで現像する現像器であ
る。この実施例において、上記静電記録ヘッド2a,2
b,2cには特開昭61−51355号公報に開示され
たものを用い、潜像担持体1に照射するイオンとしては
正帯電イオンを用いた
【0016】また、符号4は静電記録ヘッド2aによる
静電潜像の形成に先だって潜像担持体1を所定の初期電
位に帯電させるスコロトロン、符号5は静電記録ヘッド
2bによる静電潜像の形成に先だって潜像担持体1を上
記初期電位に帯電させる組スコロトロンである。この組
スコロトロン5は第一のスコロトロン5a及び第二のス
コロトロン5bから構成され、上記第一のスコロトロン
5aは潜像担持体1を上記初期電位よりも過剰な電位に
帯電させる一方、上記第二のスコロトロンは過剰に帯電
した潜像担持体を上記初期電位にまで除電する。尚、第
一のスコロトロン5aと第二のスコロトロン5bは別筐
体である必要はなく、図2に示すような一対のスコロト
ロン5′でもよい。更に、符号6も上記組スコロトロン
5と同様に潜像担持体を上記初期電位に帯電させる組ス
コロトロンであり、やはり第一のスコロトロン6a及び
第二のスコロトロン6bから構成されている。
【0017】また更に、符号7は潜像担持体1上に形成
されたトナー像の極性を揃える転写前処理コロトロン、
符号8は潜像担持体1上のトナー像を記録シートに転写
する転写コロトロン、符号9は記録シートを除電して潜
像担持体から剥離するための剥離コロトロン、符号10
は記録シートに転写されなかった残留トナーを潜像担持
体1上から除去するクリーニング装置である。また、上
記剥離コロトロン9とクリーニング装置10との間には
上記残留トナーを除電するクリーニング前処理コロトロ
ン11が配置されている。
【0018】そして、この装置において記録シート12
は供給トレイ13から送出ローラ14により送り出さ
れ、搬送ローラ15によって上記転写コロトロン8の配
置された転写部に送り込まれる。また、この転写部にお
いてトナー像が転写された記録シート12は搬送ベルト
16によって定着器17に向けて搬送され、当該定着器
17でトナー像の定着がなされた後に排出トレイ(図示
せず)に排出される。
【0019】このように構成された本実施例の多色記録
装置において、カラー画像の形成は以下に示すような一
回転写法によって行われる。
【0020】先ず、潜像担持体1は図示外の駆動装置に
より矢線A方向に50mm/sの周速で駆動され、クリ
ーニング装置10によりその表面から残留トナーが除去
された後に、スコロトロン4によって−600Vの初期
電位を与えられる。この後、第1番目の静電記録ヘッド
12aは画情報によって変調された正帯電イオンのイオ
ン流を潜像担持体1に照射し、潜像担持体1の表面には
静電潜像が形成される(図3(a)、(b)参照)。こ
のとき静電記録ヘッド12aの本体は電位0Vとされ、
正帯電イオンは静電記録ヘッド12aと潜像担持体1と
の間に形成された電界によって潜像担持体1へ向け加速
する。また、この実施例において正帯電イオンは画像部
にのみ照射され、画像部電位は−400Vに上昇する。
【0021】次に、形成された静電潜像は現像器3aに
よって負帯電の青色トナー20で反転現像される。すな
わち、負帯電トナー20は電位が上昇した画像部にのみ
付着し、潜像担持体1上には画情報に応じたトナー像が
形成される(図3(c)参照)。尚、この現像工程は最
初のトナー像の形成に係るものなので、現像器3aの現
像方式としては任意のものを選択でき、本実施例では二
成分現像方式を用いた。
【0022】最初のトナー像の形成が終了すると、先
ず、組スコロトロン5のうちの第一のスコロトロン5a
が潜像担持体1の表面を再帯電する(図3(d)参
照)。このとき、再帯電電位は本実施例において定めら
れた画像形成開始の初期電位(−600V)よりも過剰
な−800Vであり、スコロトロン5aのグリッドには
−800V、コロトロンワイヤーには−6KVの直流電
圧を夫々印加した。
【0023】この再帯電に引き続き、組スコロトロン5
の第二のスコロトロン5bは潜像担持体1の表面を除電
し、その表面電位を初期電位−600Vに調整する(図
3(e)参照)。これにより、潜像担持体1に付着して
いる青色トナー20はその帯電極性が負から正に極性反
転する。尚、このとき第二のスコロトロン5bのグリッ
ドには−600Vの直流電圧を印加する一方、コロトロ
ンワイヤーには周波数400Hz、振幅1.4KVp−
pの交流成分に−600Vの直流成分を重畳した直流重
畳交流電圧を印加した。
【0024】次に、このようにして初期電位に再帯電さ
れた潜像担持体1には、2色目の赤色トナー像に関する
静電潜像が静電記録ヘッド2bによって形成される。こ
のとき、静電記録ヘッド2bと潜像担持体1との間には
やはり正帯電イオンを静電記録ヘッド2bから潜像担持
体1へ向けて加速する電界が形成されているが、潜像担
持体1に付着している青色トナーは20はこの時点で既
に正帯電しているため、この青色トナー20が静電記録
ヘッド2bへ向けて飛翔することはない(図3(f)参
照)。尚、この2色目のトナー像に関する静電潜像の形
成も画像部にイオンを照射して行ったが、既に潜像担持
体1に付着しているトナー20を避けるようにして画像
部の形成を行った。
【0025】これにより、潜像担持体1上には画像部電
位が−400V、背景部電位が−600Vの静電潜像が
形成された(図4(g)参照)。
【0026】次に、この静電潜像を現像器3bによって
負帯電の赤色トナー21で現像する(図4(h)参
照)。現像方式としては既に潜像担持体1上に現像され
ている青色トナー像を乱さない方式が望ましく、本実施
例では特開昭63−254471号公報あるいは特開昭
63−254472号公報に開示された現像方式を使用
した。また、この現像工程においては潜像担持体1に付
着しているトナー20が正極性であり、且つ、−550
Vの現像バイアスがトナー20を潜像担持体1へ押さえ
付ける方向に作用するので、青色トナー20が赤色現像
器3bへ静電的に引き込まれることによる混色は発生し
ない。
【0027】このようにして青色トナー像及び赤色トナ
ー像された潜像担持体1は、再度、組スコロトロン6の
第一のスコロトロン6aによって表面電位が−800V
に過剰帯電される一方(図4(i)参照)、第二のスコ
ロトロン6bによって初期電位の−600Vにまで除電
され(図4(j)参照)、3色目の静電潜像の形成に備
える。このとき、潜像担持体1に付着している青色トナ
ー20及び赤色トナー21はその帯電極性が正極性に揃
えられる。尚、組スコロトロン6に対する電圧の印加条
件は組スコロトロン5に対する条件と同様である。
【0028】次に、3色目の黒色トナー像に関する静電
潜像が静電記録ヘッド2cによって2色目の静電潜像と
同様に形成される(図4(k)及び(l)参照)。この
とき、潜像担持体1に付着している青色トナー20及び
赤色トナー21は正極性に帯電しいるので、赤色トナー
像の形成工程と同様の理由により、これらトナー20、
21が静電記録ヘッド2cに向けて飛翔してしまうこと
はない。この後に、静電潜像は黒色現像器3cによって
赤色トナー像の工程と同様に現像される(図5(m)参
照)。これにより潜像担持体1上には新たに負帯電の黒
色トナー22による黒色トナー像が形成され、三色から
なるトナー像が潜像担持体1上に完成する。
【0029】このようにして形成された多色トナー像
は、転写前処理コロトロン7によって極性が揃えられ、
転写コロトロン8によって一回で記録シート12に転写
される。また、転写が終了した潜像担持体1はクリーニ
ング前処理コロトロン11によってその表面に依然とし
て付着している残留トナーの除電が行われ、クリーニン
グ装置によって残留トナーの除去及び清掃がなされる。
【0030】図6は本発明の第二実施例を示すものであ
る。上記第一実施例では潜像担持体の一回転で多色トナ
ー像を形成してこれを記録シートに転写したが、本実施
例では潜像担持体の三回転で多色トナー像を形成するよ
うにした。
【0031】同図において、符号31は厚さ100μm
のステンレスベルトの周面を厚さ30μmのポリエチレ
ンテレフタレートで被覆した潜像担持体であり、ベルト
全長はA4長手をカバーする320mmに設定されてい
る。また、この潜像担持体31は駆動ロール34及び支
持ロール35、36に張架され、図示外の駆動装置によ
り矢線B方向へ50mm/sの周速で駆動される。
【0032】更に、符号32は静電記録ヘッド、符号3
3aは青色現像器、符号33bは赤色現像器、符号33
cは黒色現像器、符号37は転写前処理コロトロン、符
号38は転写コロトロン、符号39は剥離コロトロン、
符号40はクリーニング前処理スコロトロン、符号41
はクリーニング装置、符号42は潜像担持体31に初期
電位を与えるスコロトロン、符号43は定着器である。
【0033】この実施例においては潜像担持体31を再
帯電させる組スコロトロンを配置せず、上記クリーニン
グ前処理スコロトロン40とスコロトロン42とを用い
て潜像担持体31を再帯電するように構成している。従
って、上記クリーニング前処理スコロトロン40のグリ
ッドには、そのときの機能に応じて0Vあるいは−80
0Vの電圧が切り換えて印加される。一方、上記スコロ
トロン42のグリッドには常に−600Vの電圧が印加
されている。
【0034】このような構成において、多色トナー像の
形成は次のようにして行なわなれる。先ず、クリーニン
グ前処理スコロトロン40により潜像担持体31の表面
電位は0Vとされ、クリーニング装置41により潜像担
持体表面の残留トナーが除去される。その後、潜像担持
体の表面はスコロトロン42によって−600Vに帯電
され、静電記録ヘッド32から照射される正帯電イオン
によって静電潜像が形成される。現像器33aはこのよ
うにして形成された静電潜像を負帯電の青色トナーで現
像し、像担持体31上には青色トナー像が形成される。
【0035】そして、このようにして形成された青色ト
ナー像は潜像担持体31の回転に伴いクリーニング前処
理スコロトロン40の直下まで搬送される。尚、このと
き現像器33b、33c、転写前処理コロトロン37、
転写コロトロン38、剥離ココロトロン39及びクリー
ニング装置41は動作していない。
【0036】青色トナー像がクリーニング前処理スコロ
トロン40を通過するタイミングを見計らって、当該ス
コロトロン40のグリッド電圧は0Vから−800Vへ
変更される。これにより、潜像担持体31の表面電位は
−800Vに再帯電する。クリーニング前処理スコロト
ロン40はクリーニング装置41の動作に応じて潜像担
持体31の表面電位を0Vあるいは−800Vにしなけ
ればならないので、そのワイヤに供給される電圧は交流
電圧もしくは直流重畳交流電圧である。本実施例では−
400Vの直流成分を重畳した400Hz、1.4KV
p−pの交流電圧を使用した。
【0037】次に、スコロトロン42により−800V
の表面電位は−600Vの初期電位にまで除電され、潜
像担持体31に付着した青色トナーはその帯電極性が正
極性に反転する。潜像担持体31が−600Vに帯電さ
れた後は、青色トナー像の形成工程と同様の工程を経て
2色目の赤色トナー像が形成され、更に赤色トナー像の
形成工程と同様の工程を経て黒色トナー像が形成され
る。
【0038】そして、三色のトナー像の形成が終了する
と、転写前処理コロトロン37、転写コロトロン38、
剥離コロトロン39を動作させて多色トナー像を潜像担
持体31から記録シート12へ転写する。また、これに
伴いクリーニング前処理スコロトロン40のグリッド電
圧を再び0Vとし、潜像担持体31に付着した残留トナ
ーを除電すると共に、クリーニング装置41を動作させ
てこの残留トナーを除去し、次の画像形成動作に備え
る。
【0039】図7乃至図9は本発明の第三実施例の画像
形成プロセスを示すものであり、記録装置の構成は上記
第二実施例のものと略同じであるが、現像器33aをイ
エロー現像器に、現像器33bをマゼンタ現像器に、現
像器33cをシアン現像器とした。第一、第二実施例で
は反転現像を用いて多色トナー像を形成したが、この実
施例では正規現像を用いて多色トナー像を形成した。こ
の場合における画像形成プロセスは以下のようになる。
【0040】先ず、潜像担持体31はクリーニング装置
41によりその表面がクリーニングされた後、スコロト
ロン42により−600Vの表面電位に帯電する。この
後に潜像担持体31上には静電記録ヘッド32によって
静電潜像が形成される。このとき、静電記録ヘッド32
で生成された正帯電イオンは電位0Vに保持された静電
記録ヘッド32から電位−600Vの潜像担持体31に
向けて加速され、、イオンの照射を受けた背景部の電位
が−400Vに上昇する(図7(a)、(b)参照)。
【0041】次に、形成された静電潜像は現像器33a
によって正帯電のイエロートナー50で正規現像され
る。すなわち、正帯電トナー50は初期電位−600V
に保持された画像部にのみ付着し、潜像担持体31上に
はイエロートナー像が形成される(図7(c)参照)。
尚、この現像工程は最初のトナー像の形成に係るものな
ので、現像器33aの現像方式としては任意のものを選
択でき、本実施例では二成分現像方式を用いた。
【0042】次に、グリッド電圧が−800Vに設定さ
れたクーニング前処理スコロトロン40により潜像担持
体31の表面を初期電位よりも過剰な−800Vに再帯
電する(図7(d)参照)。このとき、転写コロトロン
37、剥離コロトロン38、クリーニング装置41は動
作しない。引き続きスコロトロン42によって潜像担持
体31の表面を除電し、その表面電位を−600Vに調
整する(図7(e)参照)。これにより、潜像担持体3
1に付着しているイエロートナー50はその帯電極性が
必ず正極性に保持されている。
【0043】次に、このようにして初期電位に再帯電さ
れた潜像担持体31には、2色目のマゼンタトナー像に
関する静電潜像が静電記録ヘッド32によって形成され
る。このとき、静電記録ヘッド32と潜像担持体31と
の間にはやはり正帯電イオンを静電記録ヘッド32から
潜像担持体31へ向けて加速する電界が形成されている
が、潜像担持体31に付着しているイエロートナー50
は正帯電しているため、このイエロートナー50が静電
記録ヘッド32へ向けて飛翔することはない(図7
(f)参照)。尚、この2色目のトナー像に関する静電
潜像の形成も背景部にイオンを照射して行ったが、この
実施例では1色目のトナー像の画像部にも重ねてイオン
の照射を行った。
【0044】これにより、潜像担持体1上には背景部電
位が−400V、画像部電位が−600Vの静電潜像が
形成された(図8(g)参照)。
【0045】次に、この静電潜像を現像器33bによっ
て正帯電のマゼンタトナー51で現像する(図7(h)
参照)。現像方式としては既に潜像担持体1上に現像さ
れているイエロートナー像を乱さない方式が望ましく、
本実施例では特願平4−113152号に開示された現
像方式を使用した。また、この現像工程においては潜像
担持体1に付着しているトナー50が正極性なので、表
面電位が−600Vの画像部領域に位置しているイエロ
ートナー50は現像バイアスの直流成分−450Vによ
り潜像担持体31に向けて押し付けられ、イエロートナ
ー50が現像器33bに入り込んで混色を発生するおそ
れはない。一方、表面電位が−400Vの背景部領域に
位置しているイエロートナー50に対しては、−450
Vの現像バイアスがイエロートナー50を現像器33b
側へ引っ張るので混色の発生する懸念があるが、この程
度の現像バイアスの値ではイエロートナー50の潜像担
持体31への付着力の方が勝っており、イエロートナー
50がマゼンタ現像器33bへ静電的に引き込まれるこ
とによる混色は発生しない。
【0046】このようにしてイエロートナー像及びマゼ
ンタトナー像された潜像担持体31は、再度、クリーニ
ング前処理スコロトロン40によって表面電位が−80
0Vに過剰帯電される一方(図8(i)参照)、スコロ
トロン42によって初期電位の−600Vにまで除電さ
れ(図8(j)参照)、3色目の静電潜像の形成に備え
る。このとき、潜像担持体31に付着しているイエロー
トナー50及びマゼンタトナー51はその帯電極性が正
極性に揃えられる。
【0047】次に、3色目のシアントナー像に関する静
電潜像が静電記録ヘッド32によって2色目の静電潜像
と同様に形成される(図8(k)及び(l)参照)。こ
のとき、潜像担持体31に付着しているイエロートナー
50及びマゼンタトナー51は正極性に帯電しいるの
で、マゼンタトナー像の形成工程と同様の理由により、
これらトナー50、51が静電記録ヘッド32に向けて
飛翔してしまうことはない。この後に、静電潜像はシア
ン現像器33cによってマゼンタトナー像の工程と同様
に現像される(図9(m)参照)。これにより潜像担持
体1上には新たに負帯電のシアントナー52によるシア
ントナー像が形成され、三色のトナー像が重なり合った
多色トナー像が潜像担持体31上に完成する。
【0048】尚、静電記録ヘッドが照射するイオンが負
極性に帯電している場合、潜像担持体の初期電位とて正
極性の電位をあたえれば、上記各実施例と同じように多
色画像を形成することができる。また、第二あるいは第
三実施例ではクリーニング前処理スコロトロン40で潜
像担持体31を初期電位よりも過剰に再帯電するように
していたが、例えば転写コロトロン38、剥離コロトロ
ン39、転写前処理コロトロン37等の各コロトロンを
この目的に使用しても差し支えない。
【0049】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の多色
記録装置によれば、静電記録ヘッドによる静電潜像の形
成に先だち、潜像担持体に付着しているトナーの帯電極
性を静電記録ヘッドが投射するイオンの帯電極性と同極
性に極性反転しているので、潜像担持体に付着している
トナーが静電記録ヘッドへ向けて飛翔するのを有効に防
止することができ、画像欠落や汚染のない高品位のカラ
ー記録画像を所謂一回転写法によって形成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の多色記録装置の第一実施例を示す概
略図である。
【図2】 第一実施例に係る組スコロトロンの一例を示
す断面図であるる
【図3】 第一実施例に係る多色記録装置の画像形成プ
ロセスを示す説明図である。
【図4】 第一実施例に係る多色記録装置の画像形成プ
ロセスを示す説明図である。
【図5】 第一実施例に係る多色記録装置の画像形成プ
ロセスを示す説明図である。
【図6】 本発明の多色記録装置の第二実施例を示す概
略図である。
【図7】 本発明の第三実施例に係る多色記録装置の画
像形成プロセスを示す説明図である。
【図8】第三実施例に係る多色記録装置の画像形成プロ
セスを示す説明図である。
【図9】第三実施例に係る多色記録装置の画像形成プロ
セスを示す説明図である。
【図10】 従来の多色記録装置の画像形成プロセスを
示す説明図である。
【符号の説明】
1…潜像担持体、2a,2b,2c…静電記録ヘッド、
3a,3b,3c…現像器、5a…第一のスコロトロ
ン、5b…第二のスコロトロン、12…記録シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の初期電位で一様に帯電した潜像担
    持体に対して放電により生じたイオンを照射し、画情報
    に応じた静電潜像を上記潜像担持体上に形成する静電記
    録ヘッドと、上記静電潜像を画情報に対応した色トナー
    で現像して潜像担持体上にトナー像を形成する複数の現
    像器と、トナー像の形成された潜像担持体を上記初期電
    位よりも過剰に再帯電させる第一の帯電器と、この第一
    の帯電器によって過剰に帯電した潜像担持体を上記初期
    電位にまで除電する第二の帯電器とを備え、潜像担持体
    上に重ねて形成された複数色のトナー像を記録シートに
    一括転写して多色記録画像の形成を行うことを特徴とす
    る多色記録装置。
JP5165737A 1993-07-05 1993-07-05 多色記録装置 Pending JPH0720676A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009113322A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Fukuoka Technoken Kogyo:Kk 画像形成方法及び画像形成装置
WO2013094348A1 (ja) 2011-12-19 2013-06-27 Necインフロンティア株式会社 簡素な構造であると共に奥行寸法が小さい壁掛け式筐体装置および電子機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009113322A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Fukuoka Technoken Kogyo:Kk 画像形成方法及び画像形成装置
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