JPH07207498A - 揺動式メッキ用バレル - Google Patents

揺動式メッキ用バレル

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JPH07207498A
JPH07207498A JP286794A JP286794A JPH07207498A JP H07207498 A JPH07207498 A JP H07207498A JP 286794 A JP286794 A JP 286794A JP 286794 A JP286794 A JP 286794A JP H07207498 A JPH07207498 A JP H07207498A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 揺動側駆動軸22が正逆方向に回動して被メッ
キ物品を収納したバレル本体4をメッキ浴中で揺動しな
がら被メッキ物品をメッキする揺動式メッキ用バレル1
であって、揺動側駆動軸22のトルクをバレル本体4に伝
達するための揺動側歯車機構の内、バレル本体4に設け
られた揺動用歯車19の歯をバレル本体4を揺動するため
のワンストローク分だけ扇形に欠損して形成している。 【効果】 揺動用チェーンが一往復するだけで揺動用チ
ェーンのストロークセンターを拾って揺動用歯車が正常
に噛合する。従って、メッキ用バレルを揺動する揺動用
チェーンのセンターを拾ってメッキ用バレルを載置する
必要がなく、しかもそのようなセンターを拾う装置も全
く必要ではない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被メッキ物品を電気メ
ッキする際に使用する揺動式のメッキ用バレルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】メッキ用バレルには、メッキ槽内で回転
して被メッキ物品をメッキするタイプのものと、回転せ
ずに左右に揺動するタイプのものとがある。本発明は、
後者の揺動するタイプのメッキ用バレルである。
【0003】従来の揺動式のメッキ用バレルのバレル本
体は、上部が蓋の無い状態で開口し、一端にバレル本体
を揺動するための揺動用歯車が取り付けられている。こ
の揺動用歯車は、遊動歯車を介するか、または直接に駆
動歯車と噛合している。駆動歯車が設けられた駆動軸の
一端にスプロケットが取り付けられ、一定のストローク
だけ往復運動をする揺動用チェーン上に噛合している。
往復運動している揺動用チェーンの力は、先ずスプロケ
ットに伝わり、駆動軸、駆動歯車、遊動歯車を介して揺
動用歯車に伝達され、バレル本体を正逆方向に揺動しな
がらメッキ処理を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】メッキ用バレルをメッ
キ槽に載置する場合に、揺動用チェーンのワンストロー
ク分のセンター(以後、ストロークセンターと称す)に
メッキ用バレルのスプロケットを載せれば問題はない
が、揺動用チェーンのストロークセンターからずれた位
置、例えば、端部にスプロケットを載せると、バレル本
体がワンストロークの長さだけ移動するため、バレル本
体が回転しすぎて開口部から被メッキ物品がこぼれてし
まうことがある。しかも、この状態はメッキ用バレルを
揺動用チェーンのストロークセンターに乗せ変えないか
ぎり続くことになる。
【0005】したがって、順次メッキ槽にメッキ用バレ
ルを載置して行く場合にメッキ装置を止めて揺動用チェ
ーンのストロークセンターを拾ってその位置にメッキ用
バレルのスプロケットを噛合しなければならならず、非
常に非効率である。また、全自動のメッキ装置の場合、
揺動用チェーンのストロークセンターを拾うための装置
を設けて位置決めしなければならず、装置のコストが高
くなる。
【0006】本発明は、このような従来の問題点を解決
するための揺動式メッキ用バレルを提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の揺動式メッキ用
バレルは、バレル本体に設けられた揺動用歯車の歯をバ
レル本体を揺動するためのワンストローク分だけ設けて
いる。
【0008】また、本発明の揺動式メッキ用バレルは、
バレル本体を揺動する揺動側駆動軸と、メッキ用バレル
を転倒する転倒側駆動軸との間に、転倒側駆動軸のトル
クを揺動側駆動軸に弱く伝達するクラッチ機構を設けて
いる。
【0009】さらに、バレル本体に揺動用歯車と転倒用
歯車を重ね合わせるか近接して設け、揺動用歯車と転倒
用歯車の両方の歯車か、揺動用歯車だけのいずれかを選
択して噛合できる切替歯車を、軸芯方向にスライドする
切替歯車軸に軸支し、切替歯車が揺動用歯車だけに噛合
するように切替歯車軸を一方向に付勢する付勢手段を設
け、付勢手段によって切替歯車が揺動用歯車だけに噛合
していたものを揺動用歯車と転倒用歯車の両方の歯車に
噛合するように切替歯車軸を他方向にスライドするスラ
イド手段を設けている。
【0010】
【作用】前記構成において、ワンストローク分だけ正逆
方向に回動する揺動側駆動軸が正常な位置に無い状態
で、メッキ用バレルがメッキ槽等に載置された場合に、
揺動用歯車と噛合する他の歯車が空転し、少なくとも揺
動側駆動軸のワンストロークの回動が終わり、逆の運動
を開始した時には、揺動用歯車が正常な噛合位置で噛合
し、以後は正常な揺動運動を繰り返す。
【0011】また、メッキ処理が終了した被メッキ物品
をバレル本体から取り出すためにバレル本体を転倒した
後、バレル本体を元の状態に復帰する時、揺動用歯車の
歯が他の噛合している歯車に乗り上げて正常に噛合しな
いおそれがある。そこで、クラッチ機構によって転動側
駆動軸のトルクを揺動側駆動軸に弱く伝え、揺動用歯車
と他の歯車を同期させ正常な噛合状態にする。
【0012】さらに、バレル本体に揺動用歯車と転倒用
歯車を重ね合わせるか近接して設け、揺動用歯車と転倒
用歯車の歯のピッチを同じにすると、揺動用歯車が切替
歯車に乗り上げることが無く、確実に揺動用歯車が切替
歯車と噛合する。
【0013】
【実施例】以下に本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1は本発明のメッキ用バレルの
使用状態図であって、この図において1はメッキ用バレ
ルを示し、このメッキ用バレル1が支持バー2を介して
メッキ槽3に載置され、バレル本体4がメッキ槽3に浸
漬している。5は支持バー2に取り付けられたストッパ
ーである。メッキ槽3の前後には、直列に複数の処理槽
が配置されており、このメッキ槽3や処理槽に順次メッ
キ用バレル1が浸漬していく。メッキ用バレル1を搬送
するのは、搬送キャリア6であって、アーム7の下端に
係止部8を有し、この係止部8とメッキ用バレル1のバ
レルフレーム9に形成された係合部10とが係合し、メ
ッキ槽3で処理が終了したメッキ用バレル1を引き上げ
て、次の槽に移動する。図1において、12は車軸、1
3は車輪を示している。
【0014】図2はメッキ用バレルのバレル本体の斜視
図であって、このバレル本体4は、塩化ビニール板(た
だし、材質は塩化ビニールに限定されない)で製作され
た角形に折れ曲がった壁板14の両端に、円板状の側板
15が設けられて籠形に形成されているが、上部の開口
部16には蓋体が設けられていない。それぞれの塩化ビ
ニール製の壁板14には、メッキ液が通り、かつ、液切
れが良いように多数の小さな透孔17が壁板14全面に
穿設されている。そして、バレル本体4の中央部には軸
18が挿通し、図示していないが、電流を流すための電
極が取り付けられ、軸18の端部には前記電極へ電流を
流すための端子が取り付けられている。バレル本体4の
右側板15Aには、角度にして140度に欠損した扇状
の揺動用歯車19が取り付けられている。ただし、この
揺動用歯車19の角度は140度に限定されない。
【0015】上記バレル本体4は、バレルフレーム9の
下部に軸支している。このバレルフレーム9の揺動用歯
車19の上部にはさらに揺動側遊動歯車20や揺動側駆
動歯車21が軸支し、図3はこれらの歯車の噛合状態を
示している。この揺動側歯車機構は、揺動用歯車19が
揺動側遊動歯車20と噛合し、揺動側遊動歯車20は揺
動側駆動歯車21と噛合している。揺動側駆動歯車21
は、揺動側駆動軸22に設けられており、この駆動軸2
2の一端に揺動側スプロケット23が設けられている。
この揺動側スプロケット23は、前後方向(図3におい
ては左右方向)に往復運動している揺動用チェーン24
の上から噛合している。
【0016】バレル本体4の左側板15Bには、メッキ
処理の終了した被メッキ物品を開口部16から取り出す
ため、バレル本体4を回転して転倒するための転倒用歯
車25が設けられている。この転倒用歯車25は全周に
歯がある通常の歯車であって、図4はこの転倒用歯車2
5の噛合状態を示している。転倒用歯車25は、バレル
フレーム9に軸支した転倒側遊動歯車26と噛合し、こ
の遊動歯車26は、転倒側駆動歯車27と噛合してい
る。転倒側駆動歯車27は、バレルフレーム9に軸支し
た転倒側駆動軸28に設けられており、この駆動軸28
の一端に転倒側スプロケット29を有している。転倒側
スプロケット29は、処理槽の最終段階においてバレル
本体4を転倒して被メッキ物品を取り出するための反転
用歯車(図示せず)と噛合する。
【0017】前記揺動側駆動軸22と転倒側駆動軸28
とは、それぞれ独立して回動、回転するようになってい
るが、この揺動側駆動軸22と転倒側駆動軸28には図
5に示すようなクラッチ機構30が設けられている。こ
のクラッチ機構30は、揺動側駆動軸22と転倒側駆動
軸28の間にスプリング31を介在させ、転倒側駆動軸
28のトルクが揺動側駆動軸22に弱められて伝達され
る。このトルクの伝達力は、スプリング31の付勢力を
変えることによって変更することができる。
【0018】バレル本体4の底部には、錘32がバレル
本体4の長手方向に取り付けられている。この錘32は
バレル本体4が傾いた状態でメッキ槽3に載置された場
合に、傾きを直すために取り付けられている。
【0019】次に、上記構成の作用を説明する。バレル
本体4に被メッキ物品を入れ、搬送キャリヤー6でメッ
キ用バレル1を吊り上げてメッキ槽3上に搬送して載置
する。図3において、載置された状態の揺動用チェーン
24と揺動側スプロケット23との噛合位置は、ランダ
ムであって、揺動側スプロケット23は揺動用チェーン
24のストロークセンターに噛合することもあるし、右
端に寄った時、または、左端に寄った時に噛合すること
もある。揺動側スプロケット23が揺動用チェーン24
のストロークセンターに噛合する場合は、チェーン24
は往復運動の半分のストロークだけ移動することになる
ため、図3のように揺動用歯車19の中央と揺動側遊動
歯車20が噛合していれば、揺動用歯車19は、揺動側
駆動歯車21、揺動用遊動歯車20を介して半分だけ回
転し、バレル本体4は適正な角度で揺動してバレル本体
4から被メッキ物品がこぼれることがない。
【0020】しかし、揺動用チェーン24が最も右、ま
たは左の端部に来た時、揺動側スプロケット23が噛合
すると、揺動用チェーン24がワンストロークだけ移動
することになって、揺動用歯車19は、140度の半
分、即ち70度だけ回転した後、揺動用歯車19と揺動
側遊動歯車20が噛合しないまま、揺動側遊動歯車20
だけが空転する。そして、揺動用チェーン24のワンス
トローク分の運動が終わり、逆の運動を開始した時に
は、正常な噛合位置で揺動用歯車19と揺動側遊動歯車
20が噛合し、以後は正常な揺動運動を繰り返すことに
なる。この一連の動きの際に、錘32は揺動用歯車19
と揺動側遊動歯車20が接触した状態を保持しつつ揺動
側遊動歯車20が空転するように作用するため、揺動用
チェーン24のワンストローク分の運動が終わり、逆の
運動を開始した時には揺動用歯車19と揺動側遊動歯車
20が確実に噛合する。
【0021】なお、前記では、揺動用チェーン24と揺
動側スプロケット23との噛合のずれについて説明した
が、噛合のずれは揺動用歯車19と遊動歯車20との間
でも発生することがある。即ち、錘32によってバレル
本体4は、通常、図3に示すように揺動用歯車19の中
央部が揺動側遊動歯車20と噛合しているが、バレル本
体4にはいっている被メッキ物品が偏って入れられてい
る場合、バレル本体4が傾むくために、揺動用歯車19
と揺動側遊動歯車20のずれが発生してこの遊動歯車2
0が余分に回転することがあるが、その場合も遊動歯車
20が空転して正常な噛合位置にもどる。
【0022】このように、揺動用チェーン24と揺動側
スプロケット23、または揺動用歯車19と揺動側遊動
歯車20の噛合状態が悪くても、揺動側遊動歯車20が
空転して揺動用歯車19と揺動側遊動歯車20が正常に
噛合し、以後は通常の揺動運動を繰り返すことができ
る。したがって、揺動用チェーン24のストロークセン
ターを拾って、揺動側スプロケット23を噛合する必要
が全く無く、しかもそのようなストロークセンターを拾
う装置も全く必要ではない。
【0023】被メッキ物をメッキし終わった後、メッキ
用バレル1から取り出す時は、搬送キャリア6でメッキ
用バレル1を処理槽の端、即ち、バレル本体4を転倒す
る反転用歯車(図示せず)がある位置に移動し、この反
転用歯車と転倒側スプロケット29とを噛合させ、反転
歯車を回転することにより、バレル本体4を180度回
転し、開口部16からメッキ処理の終わった被メッキ物
品を別のコンテナにあける。
【0024】しかし、バレル本体4を転倒する際、バレ
ル本体4は大きく回転するが、バレル本体4が元の状態
に復帰する時に、図6のように揺動用歯車19が揺動側
遊動歯車20に乗り上げて、揺動側遊動歯車20と揺動
用歯車19が正常に噛合しないおそれがある。そこで、
図6のように揺動用歯車19が遊動歯車20に乗り上げ
ることが無いように、クラッチ機構30によって転動側
駆動軸28のトルクを揺動側駆動軸22に弱く伝え、揺
動用歯車19と他の歯車を同期させ正常な噛合状態にす
る。
【0025】上記実施例では揺動用歯車19は、扇形の
歯車を用いたが、かかる歯車に限定されず、揺動用歯車
19の歯だけが欠如したようなものでもよい。また、上
記実施例では、揺動手段として揺動用チェーンを用いた
が、この揺動用チェーンの代わりに歯車を用いてもよ
い。
【0026】さらに、上記実施例のクラッチ機構30
は、揺動側駆動軸22と転倒側駆動軸28の間にスプリ
ング31を介在させたものであるが、このクラッチ機構
30は、このような構成に限定されず、一方の軸の回転
トルクを他方の軸に弱く伝達できるものであれば、その
機構は問わない。
【0027】なお、揺動側駆動歯車21と揺動用歯車1
9との間には揺動側遊動歯車20を介在させたが、この
遊動歯車20は必ずしも必要ではなく、駆動歯車21と
揺動用歯車19を直接噛合するようにしてもよい。
【0028】上記実施例では揺動用歯車19と他の歯車
20を同期させるためにクラッチ機構30を用いたが、
図7はクラッチ機構を必要としない他のメッキ用バレル
を示したものである。
【0029】この実施例のメッキ用バレルは、図8に示
すように右側板33の外側に転倒用歯車34が設けら
れ、さらに、この転倒用歯車34の外側に重ね合わせて
揺動用歯車35が設けられている。ただし、両歯車3
4,35を重ね合わせずに近接させたものであってもよ
い。そして、転倒用歯車34と揺動用歯車35の両方に
噛合できる切替歯車36が切替歯車軸37に設けられて
いる。この切替歯車軸37は、軸芯方向にスライドする
ことができ、切替歯車軸37を他方向にスライドするプ
ッシャー(スライド手段)38によって軸芯方向に動か
すことができる。切替歯車軸37の端部にはスプロケッ
ト39が取り付けられ、このスプロケット39と駆動用
ピン車40が噛合している。ただし、駆動用ピン車40
の代わりに通常の歯車を用いてもよい。バレルフレーム
41の外側の切替歯車軸37にはバネ(付勢手段)42
と止板43とを設け、切替歯車軸37を一方向に付勢
し、通常は切替歯車36が揺動用歯車35だけに噛合す
るように構成している。
【0030】上記構成のメッキ用バレルは、メッキ槽に
載置して揺動する時は図7に示すように切替歯車36と
揺動用歯車35だけが噛合し、駆動用ピン車40の回転
がスプロケット39、切替歯車軸37、切替歯車36、
揺動用歯車35に伝わってバレル本体44を揺動する。
【0031】被メッキ物をメッキし終わった後、メッキ
用バレルから取り出す時は、プッシャー38によって、
切替歯車軸37を他方向(図7の矢印A方向)にスライ
ドさせる。切替歯車軸37のスラスト荷重は比較的小さ
いために切替歯車軸37は比較的弱い力で矢印A方向に
動く。そして、切替歯車36は揺動用歯車35と転倒用
歯車34の両方に噛合し、駆動用ピン車40の回転によ
って転倒用歯車34が回転するとともに、バレル本体4
4を180度回転し、開口部からメッキ処理の終わった
被メッキ物品を取り出す。
【0032】被メッキ物品を取り出した後、元の状態に
するには転倒用歯車34を逆回転するが、揺動用歯車3
5と転倒用歯車34の歯のピッチが同じであるので、揺
動用歯車35が切替歯車36に乗り上げることが無く、
確実に揺動用歯車35が切替歯車36と噛合する。従っ
て、前記のクラッチ機構が無くてもよい。
【0033】上記のメッキ用バレルは、切替歯車36が
揺動用歯車35に直接噛合しているが、遊動歯車を介在
させたものであってもよい。その場合、遊動歯車が切替
歯車36の役割をはたす。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明の揺動式のメッキ用
バレルにおいては、揺動用チェーンが一往復するだけ
で、揺動用チェーンのストロークセンターを拾って揺動
用歯車が正常に噛合する。従って、メッキ用バレルを揺
動する揺動用チェーンのストロークセンターを拾ってメ
ッキ用バレルを載置する必要がなく、しかもそのような
ストロークセンターを拾う装置も全く必要ではない。
【0035】また、揺動側駆動軸と転倒側駆動軸との間
に、転倒側駆動軸のトルクを揺動側駆動軸に弱く伝える
クラッチ機構を設けることにより、揺動用歯車の歯が噛
合する他の歯車に乗り上げることがなくなる。
【0036】さらに、バレル本体に揺動用歯車と転倒用
歯車を重ね合わせるか近接して設けた構成によって、揺
動用歯車と転倒用歯車の歯のピッチを同じにすると、揺
動用歯車が切替歯車に乗り上げることが無く、確実に揺
動用歯車が切替歯車と噛合する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の揺動式メッキ用バレルの使
用状態の正面図である。
【図2】バレル本体の斜視図である。
【図3】メッキ用バレルの右側面図である。
【図4】メッキ用バレルの左側面図である。
【図5】クラッチ機構の断面図である。
【図6】揺動用歯車が乗り上げた状態の右側面図であ
る。
【図7】本発明の他の実施例の揺動式メッキ用バレルの
使用状態の正面図である。
【図8】本発明の他の実施例の部分概略図である。
【符号の説明】
1 メッキ用バレル 3 メッキ槽 4 バレル本体 19 揺動用歯車 20 揺動側遊動歯車 21 揺動側駆動歯車 22 揺動側駆動軸 23 揺動側スプロケット 24 揺動用チェーン 25 転倒用歯車 26 転倒側遊動歯車 27 転倒側駆動歯車 28 転倒側駆動軸 29 転倒側スプロケット 30 クラッチ機構 32 錘 34 転倒用歯車 35 揺動用歯車 36 切替歯車 37 切替歯車軸 38 プッシャー(スライド手段) 42 バネ(付勢手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被メッキ物品を収納したバレル本体を正
    逆方向に回動してメッキ浴中で揺動しながら被メッキ物
    品をメッキする揺動式メッキ用バレルにおいて、揺動側
    駆動軸のトルクをバレル本体に伝達するための揺動側歯
    車機構の内、バレル本体に設けられた揺動用歯車の歯を
    バレル本体を揺動するためのワンストローク分だけ設け
    たことを特徴とする揺動式メッキ用バレル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の揺動用歯車が、バレル本
    体を揺動するためのワンストローク分だけ扇形に欠損し
    て形成されたことを特徴とする揺動式メッキ用バレル。
  3. 【請求項3】 バレル本体を揺動する揺動側駆動軸と、
    メッキ処理の終了した被メッキ物品をバレル本体から取
    り出すためメッキ用バレルを転倒する転倒側駆動軸との
    間に、転倒側駆動軸のトルクを揺動側駆動軸に弱く伝達
    するクラッチ機構を設けたことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の揺動式メッキ用バレル。
  4. 【請求項4】 被メッキ物品を収納したバレル本体を正
    逆方向に回動してメッキ浴中で揺動しながら被メッキ物
    品をメッキする揺動式メッキ用バレルにおいて、バレル
    本体に揺動用歯車と転倒用歯車を重ね合わせるか近接し
    て設け、揺動用歯車と転倒用歯車の両方の歯車か、揺動
    用歯車だけのいずれかを選択して噛合できる切替歯車
    を、軸芯方向にスライドする切替歯車軸に軸支し、切替
    歯車が揺動用歯車だけに噛合するように切替歯車軸を一
    方向に付勢する付勢手段を設け、付勢手段によって切替
    歯車が揺動用歯車だけに噛合していたものを揺動用歯車
    と転倒用歯車の両方の歯車に噛合するように切替歯車軸
    を他方向にスライドするスライド手段を設けたことを特
    徴とする揺動式メッキ用バレル。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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