JPH0720785A - 熱収縮ラベルおよび該熱収縮ラベルを付けた容器またはボトル - Google Patents

熱収縮ラベルおよび該熱収縮ラベルを付けた容器またはボトル

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JPH0720785A
JPH0720785A JP16565193A JP16565193A JPH0720785A JP H0720785 A JPH0720785 A JP H0720785A JP 16565193 A JP16565193 A JP 16565193A JP 16565193 A JP16565193 A JP 16565193A JP H0720785 A JPH0720785 A JP H0720785A
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JP
Japan
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heat
label
polystyrene
film
shrinkable
Prior art date
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Application number
JP16565193A
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English (en)
Inventor
Haruhiko Watanabe
晴彦 渡辺
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0720785A publication Critical patent/JPH0720785A/ja
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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 シンジオタクチックポリスチレンを10〜1
00重量%含むポリスチレンを、少なくとも一軸に延伸
して得られる熱収縮ラベルおよび該熱収縮ラベルを付け
た容器またはボトル。 【効果】 本発明のラベルは一般のプラスチックフィル
ム用インキでも美麗な多色印刷を行なうことができ、無
公害であるため焼却処理することができる。また耐熱性
にも優れたラベルであるので、従来のPVCラベルやG
タイプポリスチレンラベルでは行なうことが困難であっ
た熱充填やボイル殺菌に耐え得るラベル付容器およびボ
トルが提供できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器やボトルに付けら
れる熱収縮ラベル、さらに詳しくは廃棄物となっても地
球環境を汚染することのない塩素非含有のポリスチレン
系熱収縮ラベル、および該ラベルを付けた容器またはボ
トルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から広く使用されているPVC(塩
化ビニル)熱収縮ラベルは、耐熱性が悪い上に、PVC
収縮ラベルのついた容器を焼却処理すると、塩素を含有
しているので環境に有害な塩化水素やダイオキシンを発
生するという問題がある。このため塩素を含有しないラ
ベルが求められているが、PVCラベルの代替材料の一
つである熱収縮ポリエステルラベルは、熱収縮速度が早
すぎ、熱収縮応力が高すぎるので、完全にPVC熱収縮
ラベルにおきかえることができないのが現状である。ま
た熱収縮ポリエステルラベルは、容器の熱充填、ボイル
殺菌、レトルト滅菌等高温にさらされる工程では結晶化
が進行して脆くなる傾向があり、この様な用途には使用
することは難しい。
【0003】一方、PVCラベルの代替材料には熱収縮
ポリスチレンラベルも利用されている。しかし一般的な
(Gタイプ)ポリスチレンは有機溶剤に溶解し易いた
め、通常用いられるプラスチックフィルム用のインキで
はラベル上に印刷することができず、高価で発色性の悪
い特殊インクで印刷を行なわなければならない。従っ
て、美麗な多色印刷ができないという問題があった。ま
た熱収縮ポリスチレンラベルは耐熱性が充分でなく、上
記ポリエステルラベルと同様にやはり容器の熱充填、ボ
イル殺菌、レトルト滅菌等の高温にさらされる工程を行
なうことは困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の諸
問題を解決し、一般のプラスチックフィルム用インキで
も美麗な多色印刷が行なえ、廃棄物は無公害であり焼却
処理することができ、熱収縮速度と熱収縮応力もPVC
ラベルと同様に穏やかであり、さらに従来のPVCラベ
ルやGタイプポリスチレンラベルでは行なうことが困難
であった、熱充填やボイル殺菌に耐え得る熱収縮ラベル
および該ラベルを付けた容器およびボトルを提供しよう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱収縮ラベル
が、シンジオタクチックポリスチレンを10〜100重
量%含むポリスチレンを少なくとも一軸に延伸して得ら
れるものであるところに要旨を有する。また、該熱収縮
ラベルを付けた容器またはボトルも本発明に含まれる。
【0006】
【作用】本発明者らは、Gタイプポリスチレンの耐熱性
と印刷不適性を改善するために種々検討した結果、シン
ジオタクチックポリスチレンの使用によって、従来のポ
リスチレンラベルの耐熱性と印刷性を著しく改良するこ
とに成功し、本発明に到達した。以下、本発明を詳細に
説明する。
【0007】まず本発明におけるシンジオタクチックポ
リスチレンとは、スチレンモノマーをメタロセン触媒に
より重合したものであり、ポリスチレンのベンゼン核が
互いに反対方向に配向するシンジオタクチック構造を採
るため、結晶性であり融点が270℃と高く、一般の有
機溶剤にも溶解しない。一方、従来のGタイプ(一般
用)ポリスチレンは、ラジカル重合触媒を用い高温で重
合したもので、ベンゼン核の方向が一定しないアタクチ
ック構造を採る。このためGタイプポリスチレンは非結
晶性であり、融点を持たず、70℃以上で軟化してしま
う。また、一般の有機溶剤に可溶で印刷のために前述の
ように特殊インキが必要であるが、成形性に優れるとい
う長所を持つ。
【0008】本発明では、シンジオタクチックポリスチ
レンが10〜100重量%含まれるポリスチレンをラベ
ル原料とすることを必須要件とする。シンジオタクチッ
クポリスチレン量が10重量%より少ないと、得られる
ラベルの耐熱性や印刷性が改良されない。シンジオタク
チックポリスチレンのみで熱収縮ラベルを構成しても良
く、良好な耐熱性、印刷適性が得られるが、シンジオタ
クチックポリスチレンが多いと、成形性が悪化して押出
機によるフィルムの押出性や、フィルムとした後の延伸
性があまりよくないため、シンジオタクチックポリスチ
レンが15〜90重量%となるようにGタイプポリスチ
レンとブレンドしたものをラベル原料とする方が好まし
い。
【0009】上記ラベル原料を少なくとも一軸に延伸し
たポリスチレン熱収縮ラベルとするには、公知の3通り
の製造方法が挙げられる。すなわち、縦1軸延伸ラベ
ル、横1軸延伸ラベル、縦横2軸延伸ラベルである。い
ずれの場合にも熱収縮率は40%以上とすると良好な熱
収縮ラベルが得られる。図1には、4種類の熱収縮性ラ
ベルにおける収縮温度と収縮率の関係を示した。シンジ
オタクチックポリスチレンはポリエステルとは異なり、
PVCと同等の緩やかな収縮挙動を示すことがわかる。
【0010】本発明では、熱収縮ラベルが付けられる容
器またはボトルは特に形態、素材等は限定されないが、
PVC素材のものは環境汚染の点から本発明の目的に反
しているので、使用には適さない。図2は、熱収縮ラベ
ルをボトルおよび容器に付けて熱収縮させた状態例の説
明図である。(a) はボトルに付けた肩ラベル、(b) は胴
ラベル、(c) は封緘ラベルであり、(d) は容器に付けた
胴ラベル、(e) は全周ラベル、(f) は封緘ラベルであ
る。
【0011】
【実施例】以下実施例によって本発明をさらに詳述する
が、下記実施例は本発明を制限するものではなく、前・
後記の趣旨を逸脱しない範囲で変更実施することは全て
本発明の技術範囲に包含される。
【0012】実施例1 出光石油化学製のシンジオタクチックポリスチレンを3
5重量%となるようにGタイプポリスチレンにブレンド
し、300℃の温度で押出機を用いダイから押し出し1
50μm厚みのキャストフィルムを製造した。このキャ
ストフィルムを、130℃に加熱したロールにより縦方
向に3倍延伸し厚み50μmの縦方向熱収縮フィルムを
製造した。130℃における最大収縮率は60%であっ
た。同様にキャストフィルムを130℃に加熱したテン
ターで横方向に3倍延伸し、厚み50μmの横方向熱収
縮フィルムを製造した。130℃における最大収縮率は
同じく60%であった。
【0013】別に250μm厚みのキャストフィルムを
製造し、130℃に加熱したロールにより縦方向に2
倍、次に130℃に加熱したテンターにより横方向に3
倍延伸し、50μm厚みの縦横熱収縮フィルムを製造し
た。130℃における最大収縮率は75%であった。こ
れらの3種類の熱収縮フィルムに、一般プラスチックフ
ィルムの印刷に用いられるグラビヤインキ(バインダー
はポリエステルウレタン、溶剤はトルエンとメチルエチ
ルケトン、イソプロピルアルコールの混合溶媒)で、ラ
ベルの図柄を6色印刷した。印刷の仕上がりは、市販の
熱収縮ポリエステルフィルムと同レベルの美麗な仕上が
りであった。Gタイプポリスチレンのみからなる市販の
熱収縮フィルムにも同様に印刷しようと試みたが、イン
キの溶剤に溶解してしまい印刷することはできなかっ
た。
【0014】この多色印刷後の3種類の熱収縮フィルム
の端部を、SBR(スチレン−ブタジエン−ラバー)を
THF(テトラハイドロフラン)に溶解した接着剤で接
着して円筒形のラベルを製造した。この円筒形ラベル
を、図2に示した形となる様に容器およびボトルにかぶ
せ、200℃の熱風トンネルを通し収縮させた。得られ
た収縮ラベル付容器およびボトルに100℃に沸騰させ
た熱湯を入れ、70℃の高温器の中に24時間放置した
(テスト1)が、いずれのラベルにも異常は認められな
かった。また、収縮ラベル付容器にオレンジジュースを
充填し、95℃の熱水器の中に24時間放置した(テス
ト2)がいずれのラベルにも異常は認められなかった。
さらに、ミルクコーヒーを充填した収縮ラベル付容器を
120℃において35分間レトルト滅菌した(テスト
3)が、いずれのラベルにも異常は認められなかった。
【0015】実施例2〜5 実施例1におけるシンジオタクチックポリスチレンの量
を表1に示す様に変更した以外は実施例1と同様にして
50μm厚の縦方向熱収縮ラベルを製造し、テスト1〜
3を行なった。評価結果を表1に示す。 比較例1〜2 熱収縮PVCラベル(比較例1)および熱収縮Gタイプ
ポリスチレンラベル(比較例2)を付けた容器について
テスト1〜3を行ない、その結果を表1に併記した。
【0016】
【表1】
【0017】
【発明の効果】本発明は以上の様に構成されているの
で、一般のプラスチックフィルム用インキでも美麗な多
色印刷を行なうことができるポリスチレン系熱収縮ラベ
ルを提供できた。またポリスチレンは無公害であるため
焼却処理することができる。さらに本発明のラベルは、
熱収縮速度と熱収縮応力もPVCラベルと同様に穏やか
であった。本発明のラベルは耐熱性に優れているので、
従来のPVCラベルやGタイプポリスチレンラベルでは
行なうことが困難であった熱充填やボイル殺菌に耐え得
るラベル付容器およびボトルが提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】各種熱収縮ラベルの収縮挙動を示すグラフであ
る。
【図2】ボトルおよび容器に付けた熱収縮ラベルの説明
図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンジオタクチックポリスチレンを10
    〜100重量%含むポリスチレンを、少なくとも一軸に
    延伸して得られるものであることを特徴とする熱収縮ラ
    ベル。
  2. 【請求項2】 上記熱収縮ラベルを付けたことを特徴と
    する容器またはボトル。
JP16565193A 1993-07-05 1993-07-05 熱収縮ラベルおよび該熱収縮ラベルを付けた容器またはボトル Pending JPH0720785A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000227761A (ja) * 1999-02-05 2000-08-15 Toyobo Co Ltd ラベル用複合フィルム
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