JPH07208468A - 直動案内軸受 - Google Patents

直動案内軸受

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JPH07208468A
JPH07208468A JP724694A JP724694A JPH07208468A JP H07208468 A JPH07208468 A JP H07208468A JP 724694 A JP724694 A JP 724694A JP 724694 A JP724694 A JP 724694A JP H07208468 A JPH07208468 A JP H07208468A
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roller
orbit
bearing
guide bearing
main body
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JP724694A
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Kazuya Hirose
和也 廣瀬
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Hephaist Co Ltd
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Hephaist Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転動体が負荷領域から無負荷領域に出入りす
る際に生ずる微振動を抑制するようにした直動案内軸受
を提供する。 【構成】 軸受本体11における直線状軌道13のう
ち、軸受本体11の底板側の直線状軌道13から一部ロ
ーラコロ14を露出して、直接直動軸に接触する負荷領
域Lとし、その他の領域を無負荷領域Fとし、軸受本体
11とローラコロ旋回部12との接合箇所近傍に、スリ
ット18を形成して、負荷領域Lから無負荷領域Fにわ
たる箇所の弾性変形を促してローラコロ14の通過に伴
うローラコロ14の微振動を抑制する構成とする。 【効果】 転動体が負荷領域に出入りする際の転動体の
微妙な振動を緩和することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大型の超精密加工機械や
超精密測定機器に適用可能な直動案内軸受に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ローラコロ、ボール等の転動体を無限循
環させる直動案内軸受は、数値制御工作機械、自動制御
機器等の機能、位置決め精度に大きな影響を与える重要
な機械要素の一つである。その一例を図10に示す。こ
の直動案内軸受1は、単列のローラコロ2と、ローラコ
ロ2を介して負体を支持する本体3と、本体3の両端で
負荷領域との間にローラコロ2を方向転換させるローラ
コロ旋回部4とより実質的に構成される。かかる直動案
内軸受1においては、自転軸に対して傾くスキューを防
ぐために、ローラコロ2の幅を直径とほぼ同寸法とし
て、両端面をクラウニング加工している。そして、この
ローラコロ2の端部を大きく面取りし、この面取部eを
抑えてローラコロ2の脱落を防止している(図11参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ローラコロ
2が無負荷領域Fから負荷領域Lに、または負荷領域L
から無負荷領域Fに出入りする度毎に(図12参照)、
ローラコロ2はわずかに(1ミクロン程度の振幅で)振
動する。この振動は、前記ローラコロ2が、相互にほぼ
接して並んでいるので、ローラコロ2がK点を通過する
度に、ローラコロ2の直径ピッチに比例して発生し、そ
の振幅は、コロの荷重に比例して大きくなるので問題が
ある。本発明はかかる問題点を改善するためになされた
ものであって、無限循環型直動案内軸受において、無負
荷領域から負荷領域にかけての箇所近傍に空隙部を形成
して、転動体が負荷領域から無負荷領域に出入りする際
に生ずる微振動を抑制するようにした直動案内軸受を提
供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は多数の転動体を無限循環させる無限循
環軌道を備えた直動案内軸受において、前記無限循環軌
道のうち、直線軌道を相対する面に近接する位置に形成
した軸受本体と、軸受本体両端面に、前記相対する面に
近接する位置における直線軌道を連絡する旋回軌道を設
けた旋回部とを有し、前記直線軌道のうちの一方を軌道
に沿って切り欠いて転動体を露出させて負荷領域とし、
この負荷領域の直線軌道から旋回軌道に至る箇所近傍に
転動体通過に伴う微振動を緩和するための空隙部を画成
したことを特徴とする。前述の構成において、転動体は
無限循環軌道に複数条列装入したローラ部材であって、
これら各条列におけるローラ部材を、互いに独立的に転
動移動するようにずれた位置に配置することを特徴とす
る。また、本発明は、軸を移動自在に支持するようにす
るか、又は軸に、軸方向に移動自在に装着した直動案内
軸受において、この直動案内軸受は、軸受凹部を形成し
た軸受本体と、この軸受本体に多数の転動体を無限循環
させるようにした無限循環軌道を形成し、この無限循環
軌道は、直線部と旋回部とによって構成し、前記軸受凹
部に無限循環軌道の直線部の一部を露出して前記多数の
転動体を軸表面に対して当接する負荷領域を有し、この
無限循環軌道における負荷領域の直線部から旋回部に至
る箇所近傍に転動体通過に伴う微振動を緩和するための
空隙部を画成したことを特徴とする。前述の構成におい
て、転動体は無限循環軌道に複数条列装入したローラ部
材であって、これら各条列におけるローラ部材を、互い
に独立的に転動移動するようにずれた位置に配置するこ
とを特徴とする。
【0005】
【作用】転動体が直線軌道の負荷領域から旋回軌道に入
るとき、または旋回軌道から負荷領域に入るときに、微
振動が発生するが、負荷領域の直線軌道から旋回軌道に
至る箇所近傍の空隙部が転動体通過によって弾性変形す
るので、前記微振動が緩和され、より円滑な転動体の動
きがもたらされる。
【0006】
【実施例】次に、本発明にかかる直動案内軸受の一実施
例を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。図1に
直動案内軸受10を示し、この直動案内軸受10は、軸
受本体11と軸受本体11両端におけるローラコロ旋回
部12に形成された軌道13内において無限循環するた
めの多数のローラコロ14を介在させる構造のものであ
る。前記軌道13は、軸受本体11の長手方向の四辺に
沿って直線状に形成され、軸受本体11の両端における
ローラコロ旋回部12に、それぞれ半円周状に形成さ
れ、軸受本体11における直線状軌道13と連通し、無
限軌道となっている。また、かかる軌道13において、
軸受本体11における直線状軌道13のうち、軸受本体
11の底板側(後述)の直線状軌道13から一部ローラ
コロ14を露出して、直接直動軸に接触する負荷領域L
とし、その他の領域を無負荷領域Fとしている。すなわ
ち、直動案内軸受10は、前述のような軌道13にロー
ラコロ14を装入して、軸受本体11に底板15、側板
16、上蓋17を取り付け、底板15からローラコロ1
4を露出させ、底板15によってローラコロ14の端面
に形成された面取部eを当てて保持する構成である(図
2参照)。
【0007】そして、前記直動案内軸受10において、
負荷領域Lと無負荷領域Fとの境界近傍、すなわち軸受
本体11とローラコロ旋回部12との接合箇所近傍に
は、軸受本体11の長手方向に沿ったスリット18が形
成され、負荷領域Lから無負荷領域Fにわたる箇所の弾
性変形を促してローラコロ14の通過に伴うローラコロ
14の微振動を抑制する構成としている(図3参照)。
なお、前記スリット18の他に、断面円形、ないしは非
円形の筒状貫通孔19を適用することができる(図4参
照)。
【0008】かかる構造の直動案内軸受10において、
移動体に固定された直動案内軸受10が、図1中、矢印
U方向に移動すると、軌道13におけるローラコロ14
は、軸受本体11の軌道13に沿って、矢印V方向に移
動する。すなわち、ローラコロ14は軌道13に沿っ
て、無負荷領域Fから負荷領域L、そして無負荷領域F
へ循環移動する。ところで、前記各ローラコロ14が、
直線状の軌道13の負荷領域Lから無負荷領域Fである
半円周状の軌道13に入るとき、または半円周状の軌道
13から負荷領域Lに入るときに、ローラコロ14の微
振動が発生するが、旋回部12近傍のスリット18がロ
ーラコロ14通過によって弾性変形するので、前記微振
動が緩和され、より円滑なローラコロ14の運動が可能
となる。
【0009】次に、図5に本発明にかかる直動案内軸受
の第2の実施例を示す。なお、前述の実施例にかかる直
動案内軸受10における構成要素と実質的に同様なもの
には、同符号を付すと共に、その説明を省略する。この
場合の直動案内軸受20は、軌道13内に2条列のロー
ラコロ14a、14bを介在させ、このローラコロ14
a、14bを軌道13内において、無限循環させる構造
のものである。かかる直動案内軸受20においても、軸
受本体11に底板15、側板16、上蓋17を取り付
け、底板15からローラコロ14a、14bを露出さ
せ、底板15によってローラコロ14a、14bの端面
に形成された面取部eを当てて保持する構成としている
(図6参照)。また、前記軌道13内の各条列における
ローラコロ14a、14bは、互いにずれた位置に配置
し、それぞれ、無関係に軌道13を転動移動する構造で
ある。
【0010】そして、負荷領域Lと無負荷領域Fとの境
界近傍、すなわち軸受本体11とローラコロ旋回部12
との接合箇所近傍には、軸受本体11の長手方向に沿っ
たスリット18が形成されている(図7参照)。また、
スリット18は、断面円形、ないしは非円形の筒状貫通
孔(図示省略)によって代替することができる。
【0011】かかる構造の直動案内軸受20において、
同一軌道13内の2条列のローラコロ14a、14b
は、その前後位置が1/2ピッチずれていて、各条列ご
とに独立して動くのでローラコロ14a、14bは無作
為に並び、各条列のローラコロ14a、14bが横一列
に並ぶ確率は極めて低い。従って、各ローラコロ14
a、14bが、負荷領域Lと、無負荷領域Fの境界Kを
通過する度に発生する振動は、直径の1/2ピッチで起
こり、1条列のローラコロの軸受に比較して振動の振幅
が小さくなる。その上、前記ローラコロ14a、14b
の直径の1/2ピッチで発生する振動は、軸受本体11
とローラコロ旋回部12との接合箇所近傍におけるスリ
ット18の変形によって緩和抑制され、一層ローラコロ
14a、14bの運動が円滑化する。
【0012】次に、図8に本発明にかかる直動案内軸受
の第3の実施例を示す。この場合の直動案内軸受30
は、長手方向両側面に、軸方向に沿った凹溝31a、3
1bを有する軸32に、軸32の外周に沿うような軸受
凹部33を形成した軸受本体34を有するもので、前記
軸受凹部33には、軸32における凹溝31aの斜面部
35d、35uに対してそれぞれ鉛直状に対峙するよう
に、2条列のローラコロ36a、36bをそれぞれ無限
循環させるようにした一対の軌道37a、37bが形成
されている。さらに、凹溝31bの斜面部38d、38
uに対してもそれぞれ鉛直状に対峙するように、2条列
のローラコロ(図示省略)をそれぞれ無限循環させるよ
うにした一対の軌道(図示省略)が形成されている。こ
れら一対の軌道37a、37bはそれぞれ直角状に交叉
するように形成されている。そして前記2条列のローラ
コロ36a、36bは、軌道37a、37bにおいて条
列毎に互いにローラコロ36a、36bの半径分ずらし
て配置され、互いに独立して自在に移動可能な構成であ
る(図9参照)。なお、2条列のローラコロ36a、3
6bの脱落防止手段には、鋼球39を採用している。
【0013】かかる構成の直動案内軸受30において
も、図9に示すように一対の軌道37a、37bのうち
の直線部を軌道に沿って一部切り欠いてローラコロ36
a、36bを露出させて負荷領域Lとして、軸32にお
ける凹溝31a(凹溝31b)の斜面部35d、35u
(斜面部38d、38u)に対してそれぞれ鉛直状に当
接させている。そして、負荷領域Lと無負荷領域Fとの
境界近傍には、軸受本体34の長手方向に沿ったスリッ
ト18が形成されている。
【0014】以上のような直動案内軸受30において
も、同一軌道37a、37b内の2条列のローラコロ3
6a、36bは、その前後位置が1/2ピッチずれてい
て、各条列ごとに独立して動くので、各ローラコロ36
a、36bが、負荷領域Lと、無負荷領域Fの境界Kを
通過する度に発生するローラコロ36a、36bの振動
は、直径の1/2ピッチで起こり、その上に軸受本体3
4におけるスリット18によって前記振動が緩和抑制さ
れ、ローラコロ36a、36bの循環運動が円滑化す
る。なお、図示は省略するが、ローラコロ36a、36
bは、1条列のローラコロ又はボールの軸受に対しても
本発明を適用することができる。
【0015】以上、本発明にかかる直動案内軸受につい
て、種々実施例を挙げ、説明したが、いずれにしても、
軸受本体の負荷領域Lと無負荷領域Fとの境界にスリッ
ト18、又は筒状貫通孔19を設けることにより、ロー
ラコロが負荷領域に出入りする際のローラコロの微妙な
振動を緩和することができる。
【0016】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、軸受本体
の負荷領域と無負荷領域との境界に空隙部を形成するこ
とにより、転動体が負荷領域に出入りする際の転動体の
微妙な振動を緩和することができる。さらに、前記転動
体を同一軌道内に複数条列を互いにずらして装入するこ
とにより、発生する振動をより小さなものとすることが
でき、転動体の循環運動を一層円滑なものとすることが
できる。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる直動案内軸受の一実施例を示す
概略縦断面説明図である。
【図2】図1に示す直動案内軸受の概略横断面説明図で
ある。
【図3】本発明にかかる直動案内軸受の要部拡大縦断面
説明図である。
【図4】本発明にかかる直動案内軸受の要部拡大縦断面
説明図である。
【図5】本発明にかかる直動案内軸受の第2の実施例を
示す概略縦断面説明図である。
【図6】図5に示す直動案内軸受の概略横断面説明図で
ある。
【図7】図5に示す直動案内軸受の要部拡大縦断面説明
図である。
【図8】本発明にかかる直動案内軸受の第3の実施例を
示す一部横断面説明図である。
【図9】図8に示す直動案内軸受において、一つの無限
循環軌道の概略縦断面説明図並びに前記無限循環軌道と
交叉する無限循環軌道の配置関係を説明図である。
【図10】従来における直動案内軸受の一例を示す概略
縦断面説明図である。
【図11】図10に示す直動案内軸受の概略横断面説明
図である。
【図12】図10に示す直動案内軸受の要部拡大縦断面
説明図である。
【符号の説明】
10、20、30 直動案内軸受 11 軸受本体 12 ローラコロ旋回部 13 軌道 14、14a、14b ローラコロ 15 底板 16 側板 17 上蓋 18 スリット 19 筒状貫通孔 31a、31b 凹溝 32 軸 33 軸受凹部 34 軸受本体 35d、35u、38d、38u 斜面部 36a、36b ローラコロ 37a、37b 軌道 39 鋼球 e 面取部 F 無負荷領域 L 負荷領域 K 境界

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の転動体を無限循環させる無限循
    環軌道を備えた直動案内軸受において、前記無限循環軌
    道のうち、直線軌道を相対する面に近接する位置に形成
    した軸受本体と、軸受本体両端面に、前記相対する面に
    近接する位置における直線軌道を連絡する旋回軌道を設
    けた旋回部とを有し、前記直線軌道のうちの一方を軌道
    に沿って切り欠いて転動体を露出させて負荷領域とし、
    この負荷領域の直線軌道から旋回軌道に至る箇所近傍に
    転動体通過に伴う微振動を緩和するための空隙部を画成
    したことを特徴とする直動案内軸受。
  2. 【請求項2】 前記転動体は無限循環軌道に複数条列
    装入したローラ部材であって、これら各条列におけるロ
    ーラ部材を、互いに独立的に転動移動するようにずれた
    位置に配置することを特徴とする請求項1記載の直動案
    内軸受。
  3. 【請求項3】 軸を移動自在に支持するようにする
    か、又は軸に、軸方向に移動自在に装着した直動案内軸
    受において、この直動案内軸受は、軸受凹部を形成した
    軸受本体と、この軸受本体に多数の転動体を無限循環さ
    せるようにした無限循環軌道を形成し、この無限循環軌
    道は、直線部と旋回部とによって構成し、前記軸受凹部
    に無限循環軌道の直線部の一部を露出して前記多数の転
    動体を軸表面に対して当接する負荷領域を有し、この無
    限循環軌道における負荷領域の直線部から旋回部に至る
    箇所近傍に転動体通過に伴う微振動を緩和するための空
    隙部を画成したことを特徴とする直動案内軸受。
  4. 【請求項4】 前記転動体は無限循環軌道に複数条列
    装入したローラ部材であって、これら各条列におけるロ
    ーラ部材を、互いに独立的に転動移動するようにずれた
    位置に配置することを特徴とする請求項3記載の直動案
    内軸受。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0265713U (ja) * 1988-11-07 1990-05-17
JP3043118U (ja) * 1997-05-02 1997-11-11 株式会社ミツバ電子 ハウリングキャンセラー回路

Patent Citations (2)

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