JPH07209472A - 原子炉内再循環ポンプの検査方法および装置 - Google Patents
原子炉内再循環ポンプの検査方法および装置Info
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- JPH07209472A JPH07209472A JP6005748A JP574894A JPH07209472A JP H07209472 A JPH07209472 A JP H07209472A JP 6005748 A JP6005748 A JP 6005748A JP 574894 A JP574894 A JP 574894A JP H07209472 A JPH07209472 A JP H07209472A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】原子炉内再循環ポンプのインペラ,シャフトお
よびディフューザ等を遠隔操作により原子炉圧力容器内
で検査可能とし、検査に従事する作業員の削減と保守作
業の短縮を図るとともに、インペラおよびシャフトの接
触損傷等を防止することにより作業の信頼性および安全
性の向上を図る。 【構成】沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器1の上方から
炉壁1aと炉心シュラウド17との間のアニュラス部3
1に昇降および炉壁1aに沿う周方向移動可能に吊下さ
れた取扱装置32と、取扱装置32に設けられアニュラ
ス部31に配置された原子炉内再循環ポンプ2のインペ
ラ3を把持する把持手段33と、把持手段33を垂直軸
心廻りで回転させる回転手段34と、取扱装置32に出
入り自在に収容されケーブル35を介して接続された水
中遊泳式の遊泳ロボット36と、遊泳ロボット36に設
けられ原子炉内再循環ポンプ2を観察する撮影手段37
とを備える。
よびディフューザ等を遠隔操作により原子炉圧力容器内
で検査可能とし、検査に従事する作業員の削減と保守作
業の短縮を図るとともに、インペラおよびシャフトの接
触損傷等を防止することにより作業の信頼性および安全
性の向上を図る。 【構成】沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器1の上方から
炉壁1aと炉心シュラウド17との間のアニュラス部3
1に昇降および炉壁1aに沿う周方向移動可能に吊下さ
れた取扱装置32と、取扱装置32に設けられアニュラ
ス部31に配置された原子炉内再循環ポンプ2のインペ
ラ3を把持する把持手段33と、把持手段33を垂直軸
心廻りで回転させる回転手段34と、取扱装置32に出
入り自在に収容されケーブル35を介して接続された水
中遊泳式の遊泳ロボット36と、遊泳ロボット36に設
けられ原子炉内再循環ポンプ2を観察する撮影手段37
とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は沸騰水型原子炉の原子炉
内再循環ポンプのポンプ部を検査する原子炉内再循環ポ
ンプの検査方法および装置に関する。
内再循環ポンプのポンプ部を検査する原子炉内再循環ポ
ンプの検査方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、原子炉圧力容器内の機器におい
ては、その健全性の確認および確保の観点から、定期的
に分解点検等が行なわれる。この分解点検時には、機器
は各機器に応じた専用の原子炉内機器取扱具(以下取扱
具という)によって原子炉内から取出され、点検終了
後、原子炉内に収納される。
ては、その健全性の確認および確保の観点から、定期的
に分解点検等が行なわれる。この分解点検時には、機器
は各機器に応じた専用の原子炉内機器取扱具(以下取扱
具という)によって原子炉内から取出され、点検終了
後、原子炉内に収納される。
【0003】定期的に分解点検を実施する機器の一例と
して原子炉内再循環ポンプがある。原子炉内再循環ポン
プは原子炉圧力容器内底部の外周部に複数台配設され、
原子炉内に供給される冷却材を原子炉内で循環させるポ
ンプである。
して原子炉内再循環ポンプがある。原子炉内再循環ポン
プは原子炉圧力容器内底部の外周部に複数台配設され、
原子炉内に供給される冷却材を原子炉内で循環させるポ
ンプである。
【0004】ここで、図50〜図55を参照して原子炉
内再循環ポンプの取扱い方法および装置の従来例につい
て説明する。
内再循環ポンプの取扱い方法および装置の従来例につい
て説明する。
【0005】図50は原子炉圧力容器1の内底部に設置
される原子炉内再循環ポンプ2の縦断面図である。図5
0に示すように、原子炉内再循環ポンプ2はポンプ部2
aとモータ部2bとから構成されている。
される原子炉内再循環ポンプ2の縦断面図である。図5
0に示すように、原子炉内再循環ポンプ2はポンプ部2
aとモータ部2bとから構成されている。
【0006】ポンプ部2aは原子炉圧力容器1内の底部
に設けられ、インペラ3およびディフューザ4を有して
いる。インペラ3にはモータ部2bの回転を伝達するシ
ャフト5が連結されている。また、ディフューザ4は原
子炉圧力容器1内の底部に設けられたノズル部6の上端
にストレッチチューブ7を介してストレッチチューブナ
ット8により固定されている。
に設けられ、インペラ3およびディフューザ4を有して
いる。インペラ3にはモータ部2bの回転を伝達するシ
ャフト5が連結されている。また、ディフューザ4は原
子炉圧力容器1内の底部に設けられたノズル部6の上端
にストレッチチューブ7を介してストレッチチューブナ
ット8により固定されている。
【0007】モータ部2bは原子炉圧力容器1外の下部
に溶接接合されたモータケーシング9内に収容され、ロ
ータ10およびステータ11等から構成されている。こ
のモータ部2bは、モータケーシング9にボルト12と
ナット13とにより締付け固定され、モータケーシング
9内は補助カバー14等により水密に保っている。
に溶接接合されたモータケーシング9内に収容され、ロ
ータ10およびステータ11等から構成されている。こ
のモータ部2bは、モータケーシング9にボルト12と
ナット13とにより締付け固定され、モータケーシング
9内は補助カバー14等により水密に保っている。
【0008】このように構成される原子炉内再循環ポン
プ2は、定期検査時に、モータ部2b,ポンプ部2aの
順に分解点検される。
プ2は、定期検査時に、モータ部2b,ポンプ部2aの
順に分解点検される。
【0009】即ち、図51に示すように、モータ部2b
については、補助カバー14を取外した後、モータ部2
b全体をモータケーシング9の下方に取外す。この後、
ストレッチチューブナット8等を取外す。
については、補助カバー14を取外した後、モータ部2
b全体をモータケーシング9の下方に取外す。この後、
ストレッチチューブナット8等を取外す。
【0010】ポンプ部2aについては、まずインペラ3
をシャフト5と共に原子炉圧力容器1の上方に取出す。
次に、ディフューザ4をストレッチチューブ7と共に、
インペラ3と同様に原子炉圧力容器1の上方に取出す。
なお、点検終了後は上述の手順と逆の手順で取付けを実
施する。
をシャフト5と共に原子炉圧力容器1の上方に取出す。
次に、ディフューザ4をストレッチチューブ7と共に、
インペラ3と同様に原子炉圧力容器1の上方に取出す。
なお、点検終了後は上述の手順と逆の手順で取付けを実
施する。
【0011】インペラ3の取付けおよび取外しは従来、
図52および図53に示すように、取扱装置15を用い
て原子炉圧力容器1の上方から行なわれている。なお、
図52および図53は取扱装置15によってインペラ3
およびシャフト5を吊上げている状態を示している。
図52および図53に示すように、取扱装置15を用い
て原子炉圧力容器1の上方から行なわれている。なお、
図52および図53は取扱装置15によってインペラ3
およびシャフト5を吊上げている状態を示している。
【0012】取扱装置15は原子炉圧力容器1の上方に
設置された燃料交換機(図示せず)上の補助ホイスト
(図示せず)から、ワイヤロープ16によって原子炉圧
力容器1内に吊下されている。
設置された燃料交換機(図示せず)上の補助ホイスト
(図示せず)から、ワイヤロープ16によって原子炉圧
力容器1内に吊下されている。
【0013】インペラ3およびシャフト5の吊上げおよ
び吊下しを行なう際には、まず、図53に示すように、
炉心シュラウド17のシュラウドヘッド17a上端部に
例えば2個所設けられたトップガイド18を介して取扱
装置15を下降させ、その後、周方向所定のポンプ位置
まで移動させる。そして、取扱装置15の掴み具15a
でインペラ3を掴んでシャフト5を吊上げ、炉心シュラ
ウド17の外壁面に沿って上昇させ、周方向移動後、所
定のトッブガイド18から上昇させる。インペラ取付け
時には逆の動作を行なって、シャフト5を所定のポンプ
位置のノズル6部に挿入する。取扱装置15は原子炉圧
力容器1と炉心シュラウド17との間を円滑に移動でき
るように、それらに当接するガイドローラ20を有して
おり、このガイドローラ20がガイドレール21に案内
されるようになっている。即ち、図52に示すように、
インペラ3およびシャフト5は炉心シュラウド17の外
壁面に取付けたガイドレール21に沿って昇降し、この
ガイドレール21とガイドローラ20とによって取付け
位置への位置合せが可能となっている。なお、掴み部1
9の周囲にはインペラ3よりも大径な接触損傷防止用の
リングガイド22が設けられている。
び吊下しを行なう際には、まず、図53に示すように、
炉心シュラウド17のシュラウドヘッド17a上端部に
例えば2個所設けられたトップガイド18を介して取扱
装置15を下降させ、その後、周方向所定のポンプ位置
まで移動させる。そして、取扱装置15の掴み具15a
でインペラ3を掴んでシャフト5を吊上げ、炉心シュラ
ウド17の外壁面に沿って上昇させ、周方向移動後、所
定のトッブガイド18から上昇させる。インペラ取付け
時には逆の動作を行なって、シャフト5を所定のポンプ
位置のノズル6部に挿入する。取扱装置15は原子炉圧
力容器1と炉心シュラウド17との間を円滑に移動でき
るように、それらに当接するガイドローラ20を有して
おり、このガイドローラ20がガイドレール21に案内
されるようになっている。即ち、図52に示すように、
インペラ3およびシャフト5は炉心シュラウド17の外
壁面に取付けたガイドレール21に沿って昇降し、この
ガイドレール21とガイドローラ20とによって取付け
位置への位置合せが可能となっている。なお、掴み部1
9の周囲にはインペラ3よりも大径な接触損傷防止用の
リングガイド22が設けられている。
【0014】次に、インペラ3およびディフューザ4に
生じた微細な傷痕の有無についての従来の検査方法を図
54および図55によって説明する。
生じた微細な傷痕の有無についての従来の検査方法を図
54および図55によって説明する。
【0015】図54はインペラ3およびシャフト5の検
査を行なっている状態を示す側面図、図55はディフュ
ーザ4の検査を行なっている状態を示す側面図である。
査を行なっている状態を示す側面図、図55はディフュ
ーザ4の検査を行なっている状態を示す側面図である。
【0016】まず、図54に示すように、インペラ3お
よびシャフト5は、取扱装置15によってプール23の
内壁に設けられた原子炉格納容器検査装置24まで移動
される。次に、先端にカメラ25が取付けられた上下動
可能なカメラ架台26が吊下げられる。そして、検査装
置24の回転式の受け台27が回され、インペラ3およ
びシャフト5が回転され、カメラ25によって検査が行
なわれる。
よびシャフト5は、取扱装置15によってプール23の
内壁に設けられた原子炉格納容器検査装置24まで移動
される。次に、先端にカメラ25が取付けられた上下動
可能なカメラ架台26が吊下げられる。そして、検査装
置24の回転式の受け台27が回され、インペラ3およ
びシャフト5が回転され、カメラ25によって検査が行
なわれる。
【0017】また、図55に示すように、ディフューザ
4については、燃料交換機(図示せず)上から先端にカ
メラ28を有するケーブル29が吊下され、先端のカメ
ラ28を作業員が手動でモニタを見ながら操作すること
により検査される。
4については、燃料交換機(図示せず)上から先端にカ
メラ28を有するケーブル29が吊下され、先端のカメ
ラ28を作業員が手動でモニタを見ながら操作すること
により検査される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術にお
いては、インペラ検査装置を予めプールの内壁に着脱さ
せ、インペラおよびシャフトを専用の取扱装置で原子炉
圧力容器内から上方に取外して作業する時に、操作員の
操作ミス等で、原子炉内の構造物に接触させて傷付ける
可能性がある。
いては、インペラ検査装置を予めプールの内壁に着脱さ
せ、インペラおよびシャフトを専用の取扱装置で原子炉
圧力容器内から上方に取外して作業する時に、操作員の
操作ミス等で、原子炉内の構造物に接触させて傷付ける
可能性がある。
【0019】また、インペラをプールまで移動し、イン
ペラ検査装置に着座させて検査装置のカメラで検査を行
なっているが、インペラおよびシャフトをプールまで移
動させる操作および検査装置の操作架台およびカメラの
操作に多くの作業員と作業時間とを必要とする。
ペラ検査装置に着座させて検査装置のカメラで検査を行
なっているが、インペラおよびシャフトをプールまで移
動させる操作および検査装置の操作架台およびカメラの
操作に多くの作業員と作業時間とを必要とする。
【0020】さらに、ディフューザの検査は、インペラ
とシャフトとをディフューザの上方に取出した後、約3
0mの高さから水中カメラを下ろして検査を行なってい
るが、水中カメラの操作が困難で、多くの作業員と作業
時間を要するという問題があった。
とシャフトとをディフューザの上方に取出した後、約3
0mの高さから水中カメラを下ろして検査を行なってい
るが、水中カメラの操作が困難で、多くの作業員と作業
時間を要するという問題があった。
【0021】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、原子炉内再循環ポンプのインペ
ラ,シャフトおよびディフューザ等を遠隔操作により原
子炉圧力容器内で検査可能とし、検査に従事する作業員
の削減と保守作業の短縮が図れるとともに、インペラお
よびシャフトの接触損傷等を防止することにより作業の
信頼性および安全性の向上も図れる原子炉内再循環ポン
プの検査方法および装置を提供することを目的とする。
たもので、その目的は、原子炉内再循環ポンプのインペ
ラ,シャフトおよびディフューザ等を遠隔操作により原
子炉圧力容器内で検査可能とし、検査に従事する作業員
の削減と保守作業の短縮が図れるとともに、インペラお
よびシャフトの接触損傷等を防止することにより作業の
信頼性および安全性の向上も図れる原子炉内再循環ポン
プの検査方法および装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、沸騰水型原子炉の原子
炉圧力容器の上方から炉壁と炉心シュラウドとの間のア
ニュラス部に昇降および炉壁に沿う周方向移動可能に吊
下された取扱装置と、この取扱装置に設けられ、前記ア
ニュラス部に配置された原子炉内再循環ポンプのインペ
ラを把持する把持手段と、この把持手段を垂直軸心廻り
で回転させる回転手段と、前記取扱装置に出入り自在に
収容されるとともにケーブルを介して接続された水中遊
泳式の遊泳ロボットと、この遊泳ロボットに設けられ前
記原子炉内再循環ポンプを観察する撮影手段とを備えた
ことを特徴とする。
めに、請求項1に記載の発明は、沸騰水型原子炉の原子
炉圧力容器の上方から炉壁と炉心シュラウドとの間のア
ニュラス部に昇降および炉壁に沿う周方向移動可能に吊
下された取扱装置と、この取扱装置に設けられ、前記ア
ニュラス部に配置された原子炉内再循環ポンプのインペ
ラを把持する把持手段と、この把持手段を垂直軸心廻り
で回転させる回転手段と、前記取扱装置に出入り自在に
収容されるとともにケーブルを介して接続された水中遊
泳式の遊泳ロボットと、この遊泳ロボットに設けられ前
記原子炉内再循環ポンプを観察する撮影手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0023】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の装置を使用して原子炉内再循環ポンプを検査する方法
であって、原子炉圧力容器の炉壁と炉心シュラウドとの
間のアニュラス部に吊下した取扱装置の把持手段によっ
て原子炉内再循環ポンプのインペラを把持してそのイン
ペラと一体のシャフトがディフューザ上方に抜外れる位
置まで上昇させ、このインペラを上昇と同時にまたは昇
降後に回転させて遊泳ロボットの撮影手段により前記イ
ンペラおよび前記シャフトの表面を前記アニュラス部内
にて検査するとともに、シャフトが抜外れたディフュー
ザの表面を前記遊泳ロボットの水中遊泳により前記撮影
手段によって検査することを特徴とする。
の装置を使用して原子炉内再循環ポンプを検査する方法
であって、原子炉圧力容器の炉壁と炉心シュラウドとの
間のアニュラス部に吊下した取扱装置の把持手段によっ
て原子炉内再循環ポンプのインペラを把持してそのイン
ペラと一体のシャフトがディフューザ上方に抜外れる位
置まで上昇させ、このインペラを上昇と同時にまたは昇
降後に回転させて遊泳ロボットの撮影手段により前記イ
ンペラおよび前記シャフトの表面を前記アニュラス部内
にて検査するとともに、シャフトが抜外れたディフュー
ザの表面を前記遊泳ロボットの水中遊泳により前記撮影
手段によって検査することを特徴とする。
【0024】請求項3に記載の発明は、沸騰水型原子炉
の原子炉圧力容器の上方から炉壁と炉心シュラウドとの
間のアニュラス部に吊下され、前記アニュラス部に配置
された原子炉内再循環ポンプのインペラおよびこれと一
体のシャフトをその内部に収容し得る大きさの下端開口
円筒状の垂直な検査カバーと、この検査カバーの中心位
置に昇降可能に吊下され、前記原子炉内再循環ポンプの
インペラを把持する把持手段と、この把持手段を前記検
査カバーの中心線廻りで回転させる回転手段と、前記検
査カバー内に設けられ、前記把持手段によって吊上げら
れる前記インペラおよびシャフトとの相対移動によりこ
れらインペラおよびシャフトの表面を観察する撮影手段
とを備えたことを特徴とする。
の原子炉圧力容器の上方から炉壁と炉心シュラウドとの
間のアニュラス部に吊下され、前記アニュラス部に配置
された原子炉内再循環ポンプのインペラおよびこれと一
体のシャフトをその内部に収容し得る大きさの下端開口
円筒状の垂直な検査カバーと、この検査カバーの中心位
置に昇降可能に吊下され、前記原子炉内再循環ポンプの
インペラを把持する把持手段と、この把持手段を前記検
査カバーの中心線廻りで回転させる回転手段と、前記検
査カバー内に設けられ、前記把持手段によって吊上げら
れる前記インペラおよびシャフトとの相対移動によりこ
れらインペラおよびシャフトの表面を観察する撮影手段
とを備えたことを特徴とする。
【0025】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の装置を使用して原子炉内再循環ポンプを検査する方法
であって、原子炉圧力容器の炉壁と炉心シュラウドとの
間のアニュラス部に吊下した把持手段によって原子炉内
再循環ポンプのインペラを把持してそのインペラと一体
のシャフトが検査カバー内に収容される高さまで上昇さ
せ、このインペラを上昇と同時にまたは上昇後に回転さ
せて撮影手段により前記インペラおよび前記シャフトの
表面を前記検査カバー内にて検査し、補修を要する場合
には前記インペラおよび前記シャフトを前記検査カバー
内に保持した状態で炉上のプールに搬送することを特徴
とする。
の装置を使用して原子炉内再循環ポンプを検査する方法
であって、原子炉圧力容器の炉壁と炉心シュラウドとの
間のアニュラス部に吊下した把持手段によって原子炉内
再循環ポンプのインペラを把持してそのインペラと一体
のシャフトが検査カバー内に収容される高さまで上昇さ
せ、このインペラを上昇と同時にまたは上昇後に回転さ
せて撮影手段により前記インペラおよび前記シャフトの
表面を前記検査カバー内にて検査し、補修を要する場合
には前記インペラおよび前記シャフトを前記検査カバー
内に保持した状態で炉上のプールに搬送することを特徴
とする。
【0026】請求項5に記載の発明は、縦長薄板状に折
畳み可能で、沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器の上方か
ら炉壁と炉心シュラウドとの間のアニュラス部に吊下さ
れ、前記アニュラス部に配置された原子炉内再循環ポン
プのインペラおよびこれと一体のシャフトをその内部に
収容し得る大きさの下端開口方形枠状の垂直な検査枠
と、この検査枠内に昇降可能に設けられ、原子炉内再循
環ポンプのインペラを把持する把持手段と、この把持手
段を前記検査枠内で垂直軸廻りに回転させる回転手段
と、前記検査枠に設けられ、前記把持手段によって吊上
げられる前記インペラおよびシャフトとの相対移動によ
りこれらインペラおよびシャフトの表面を観察する撮影
手段とを備えたことを特徴とする。
畳み可能で、沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器の上方か
ら炉壁と炉心シュラウドとの間のアニュラス部に吊下さ
れ、前記アニュラス部に配置された原子炉内再循環ポン
プのインペラおよびこれと一体のシャフトをその内部に
収容し得る大きさの下端開口方形枠状の垂直な検査枠
と、この検査枠内に昇降可能に設けられ、原子炉内再循
環ポンプのインペラを把持する把持手段と、この把持手
段を前記検査枠内で垂直軸廻りに回転させる回転手段
と、前記検査枠に設けられ、前記把持手段によって吊上
げられる前記インペラおよびシャフトとの相対移動によ
りこれらインペラおよびシャフトの表面を観察する撮影
手段とを備えたことを特徴とする。
【0027】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の装置を使用して原子炉内再循環ポンプを検査する方法
であって、検査枠を折畳み状態で原子炉圧力容器の上方
から炉壁と炉心シュラウドとの間のアニュラス部に配置
された原子炉内再循環ポンプの上部で遠隔操作により展
開状態とした後、把持手段によって原子炉内再循環ポン
プのインペラを把持してそのインペラと一体のシャフト
が検査カバー内に収容される高さまで上昇させ、このイ
ンペラを上昇と同時にまたは上昇後に回転させて撮影手
段により前記インペラおよび前記シャフトを前記検査枠
内にて検査することを特徴とする。
の装置を使用して原子炉内再循環ポンプを検査する方法
であって、検査枠を折畳み状態で原子炉圧力容器の上方
から炉壁と炉心シュラウドとの間のアニュラス部に配置
された原子炉内再循環ポンプの上部で遠隔操作により展
開状態とした後、把持手段によって原子炉内再循環ポン
プのインペラを把持してそのインペラと一体のシャフト
が検査カバー内に収容される高さまで上昇させ、このイ
ンペラを上昇と同時にまたは上昇後に回転させて撮影手
段により前記インペラおよび前記シャフトを前記検査枠
内にて検査することを特徴とする。
【0028】
【作用】請求項1および2に記載の発明においては、例
えば遊泳ロボットを原子炉圧力容器のアニュラス部に設
けた固定台まで遊泳させてその上に載置固定しておき、
その後原子炉内再循環ポンプのインペラを把持手段によ
って把持して上昇とともに回転させることにより、固定
した遊泳ロボットの撮影手段を用いてインペラ上部から
これと一体のシャフト下端までが通過する間にこれらの
外周部を含めた全体の表面を視取観察して傷痕の有無に
ついて検査することができる。このインペラおよびシャ
フトの検査は、アニュラス部において原子炉内再循環ポ
ンプのシャフトが少なくともディフューザ上方に抜外れ
る高さまで上昇することにより行なえる。したがって、
インペラおよびシャフトを炉心シュラウド上端の狭隘な
空間を介して炉上のプールまで移動させる従来技術と異
なり、途中で接触損傷するおそれがなく、また移動距離
も少ないので作業能力も向上する。しかも、プール上に
おいてインペラの架台の再設置やカメラ等を手動的に操
作する等の面倒もなく、かつインペラの上昇およびそれ
に伴う垂直軸心廻りの回転という単純な動作の途中で固
定設置の撮影手段によって観察する等の工程により、焦
点ずれ等のない高精度の検査が容易かつ確実に行なえる
ようになる。
えば遊泳ロボットを原子炉圧力容器のアニュラス部に設
けた固定台まで遊泳させてその上に載置固定しておき、
その後原子炉内再循環ポンプのインペラを把持手段によ
って把持して上昇とともに回転させることにより、固定
した遊泳ロボットの撮影手段を用いてインペラ上部から
これと一体のシャフト下端までが通過する間にこれらの
外周部を含めた全体の表面を視取観察して傷痕の有無に
ついて検査することができる。このインペラおよびシャ
フトの検査は、アニュラス部において原子炉内再循環ポ
ンプのシャフトが少なくともディフューザ上方に抜外れ
る高さまで上昇することにより行なえる。したがって、
インペラおよびシャフトを炉心シュラウド上端の狭隘な
空間を介して炉上のプールまで移動させる従来技術と異
なり、途中で接触損傷するおそれがなく、また移動距離
も少ないので作業能力も向上する。しかも、プール上に
おいてインペラの架台の再設置やカメラ等を手動的に操
作する等の面倒もなく、かつインペラの上昇およびそれ
に伴う垂直軸心廻りの回転という単純な動作の途中で固
定設置の撮影手段によって観察する等の工程により、焦
点ずれ等のない高精度の検査が容易かつ確実に行なえる
ようになる。
【0029】また、インペラおよびシャフトの検査後等
において、遊泳ロボットを遊泳動作によりディフューザ
まで移動させてその内外周表面部を検査することができ
る。したがって、従来技術と異なりディフューザを分解
の必要なく点検できる等の利点も得られる。
において、遊泳ロボットを遊泳動作によりディフューザ
まで移動させてその内外周表面部を検査することができ
る。したがって、従来技術と異なりディフューザを分解
の必要なく点検できる等の利点も得られる。
【0030】なお、把持手段を有する取扱装置は昇降と
ともに炉壁に沿う周方向移動が可能であることから、複
数の原子炉内再循環ポンプを順次に検査することが可能
であり、また補修の必要に応じて交換等のため炉上に移
動させる等の操作も容易に行なえる。
ともに炉壁に沿う周方向移動が可能であることから、複
数の原子炉内再循環ポンプを順次に検査することが可能
であり、また補修の必要に応じて交換等のため炉上に移
動させる等の操作も容易に行なえる。
【0031】また、遊泳ロボットは取扱装置に出入り自
在に収容してあるから、広範囲の移動時には取扱装置へ
の収容状態として一体移動でき、検査に際しての一定範
囲の動作時だけ単独遊泳させる等の効率よい利用が行な
え、これらの動作は遠隔操作で容易になし得る。
在に収容してあるから、広範囲の移動時には取扱装置へ
の収容状態として一体移動でき、検査に際しての一定範
囲の動作時だけ単独遊泳させる等の効率よい利用が行な
え、これらの動作は遠隔操作で容易になし得る。
【0032】請求項3および4に記載の発明において
は、検査カバーの中心位置に昇降可能に吊下した把持手
段によってインペラを把持して上昇させ、このインペラ
をシャフトとともに検査カバーに導入して検査カバー内
の撮影手段によって表面検査を行なう。本発明において
も、例えば検査カバーをアニュラス部の最上部位置、つ
まり炉心シュラウド上端位置に固定した状態で、炉内で
の検査が可能となる。したがって、インペラおよびシャ
フトをプール等に搬送する必要なく、作業上の高能率化
かつ高信頼性確保等が図れるようになる。
は、検査カバーの中心位置に昇降可能に吊下した把持手
段によってインペラを把持して上昇させ、このインペラ
をシャフトとともに検査カバーに導入して検査カバー内
の撮影手段によって表面検査を行なう。本発明において
も、例えば検査カバーをアニュラス部の最上部位置、つ
まり炉心シュラウド上端位置に固定した状態で、炉内で
の検査が可能となる。したがって、インペラおよびシャ
フトをプール等に搬送する必要なく、作業上の高能率化
かつ高信頼性確保等が図れるようになる。
【0033】しかも、本発明によれば、検査の結果傷痕
等が発見されて補修や交換等の必要が生じた場合、その
検査直後に、即座にインペラおよびシャフトを検査カバ
ーで被覆した状態のままで炉上方に向って移動させるこ
とができる。したがって、その移動や補修または交換等
の作業が能率よく行なえるとともに、補修,交換等の後
のインペラ再設置も含めた移動途中のインペラ接触損傷
等が検査カバーによって有効に防止される。なお、検査
カバー内にエアバッグ装置等を装着しておけば、移動途
中にインペラおよびシャフトを安定保持することができ
る。
等が発見されて補修や交換等の必要が生じた場合、その
検査直後に、即座にインペラおよびシャフトを検査カバ
ーで被覆した状態のままで炉上方に向って移動させるこ
とができる。したがって、その移動や補修または交換等
の作業が能率よく行なえるとともに、補修,交換等の後
のインペラ再設置も含めた移動途中のインペラ接触損傷
等が検査カバーによって有効に防止される。なお、検査
カバー内にエアバッグ装置等を装着しておけば、移動途
中にインペラおよびシャフトを安定保持することができ
る。
【0034】請求項5および6に記載の発明において
は、まず検査枠を縦長薄板状に折畳んだ状態で狭隘空間
を介してアニュラス部内の原子炉内再循環ポンプの直上
位置まで吊下し、そこで方形枠状に展開した後に、把持
手段によってインペラを把持してシャフトとともに検査
枠内に上昇させ、同枠内の撮影手段によって検査を行な
うことができる。
は、まず検査枠を縦長薄板状に折畳んだ状態で狭隘空間
を介してアニュラス部内の原子炉内再循環ポンプの直上
位置まで吊下し、そこで方形枠状に展開した後に、把持
手段によってインペラを把持してシャフトとともに検査
枠内に上昇させ、同枠内の撮影手段によって検査を行な
うことができる。
【0035】したがって、本発明によれば、アニュラス
部内での検査を安定的に行なえる方形の検査枠が、検査
位置までの往復移動途中、例えば炉心シュラウド上端部
の狭隘空間等において、薄板状態として容易に通過でき
ることにより、設置および撤去の作業が容易にかつ高能
率で行なえる。
部内での検査を安定的に行なえる方形の検査枠が、検査
位置までの往復移動途中、例えば炉心シュラウド上端部
の狭隘空間等において、薄板状態として容易に通過でき
ることにより、設置および撤去の作業が容易にかつ高能
率で行なえる。
【0036】そして検査作業に際しては、方形枠状の検
査枠に多様な構造物が据付け可能なことから例えばガイ
ドレール上を走行する撮影手段を据付けておき、吊上げ
たインペラおよびシャフトを固定配置として単に軸心廻
りで回転させながら、軸方向に沿って撮影手段を移動さ
せる手法、あるいは多関節アーム等を用いた姿勢変化自
在な撮影手段を据付けて細部観察が行なえるようにする
等、極めて広範な検査態様が選定できるようになる。
査枠に多様な構造物が据付け可能なことから例えばガイ
ドレール上を走行する撮影手段を据付けておき、吊上げ
たインペラおよびシャフトを固定配置として単に軸心廻
りで回転させながら、軸方向に沿って撮影手段を移動さ
せる手法、あるいは多関節アーム等を用いた姿勢変化自
在な撮影手段を据付けて細部観察が行なえるようにする
等、極めて広範な検査態様が選定できるようになる。
【0037】また、本発明では例えば検査枠の下端に回
動式プラグを取付け、ディフューザ上を封鎖可能な構成
とし、炉内でのインペラおよびシャフトの検査と並行し
て下方でのモータ部点検を行なえる等の機能も付加でき
るようになる。
動式プラグを取付け、ディフューザ上を封鎖可能な構成
とし、炉内でのインペラおよびシャフトの検査と並行し
て下方でのモータ部点検を行なえる等の機能も付加でき
るようになる。
【0038】そして、以上の各発明においては、インペ
ラおよびシャフト点検作業が炉内で遠隔操作等によって
行なえ、炉上空間の専有率が低くなるので、炉上クレー
ン等による他の炉内点検作業が同時に実施できる等の利
点も得られる。
ラおよびシャフト点検作業が炉内で遠隔操作等によって
行なえ、炉上空間の専有率が低くなるので、炉上クレー
ン等による他の炉内点検作業が同時に実施できる等の利
点も得られる。
【0039】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。なお、以下に述べる実施例において、原子炉圧力
容器および原子炉内再循環ポンプの構成については、従
来例で示した図50〜図55のものと変らないから、こ
れらの部材に関しては同図に示した符号をそのまま使用
し、その説明は省略する。
する。なお、以下に述べる実施例において、原子炉圧力
容器および原子炉内再循環ポンプの構成については、従
来例で示した図50〜図55のものと変らないから、こ
れらの部材に関しては同図に示した符号をそのまま使用
し、その説明は省略する。
【0040】実施例1(図1〜図5) 本実施例は請求項1の発明に係る原子炉内再循環ポンプ
の検査装置および請求項2の発明に係る原子炉内再循環
ポンプの検査方法に対応するものである。
の検査装置および請求項2の発明に係る原子炉内再循環
ポンプの検査方法に対応するものである。
【0041】まず、図1〜図4によって装置構成を説明
する。本実施例の検査装置30は基本的に、沸騰水型原
子炉の原子炉圧力容器1の上方から炉壁1aと炉心シュ
ラウド17との間のアニュラス部31に昇降および炉壁
1aに沿う周方向移動可能に吊下された取扱装置32
と、この取扱装置32に設けられ、アニュラス部31に
配置された原子炉内再循環ポンプ2のインペラ3を把持
する把持手段33と、この把持手段33を垂直軸心廻り
で回転させる回転手段34と、取扱装置32に出入り自
在に収容されるとともにケーブル35を介して接続され
た水中遊泳式の遊泳ロボット36と、この遊泳ロボット
36に設けられ前記原子炉内再循環ポンプ2を観察する
撮影手段37とを備えた構成とされている。
する。本実施例の検査装置30は基本的に、沸騰水型原
子炉の原子炉圧力容器1の上方から炉壁1aと炉心シュ
ラウド17との間のアニュラス部31に昇降および炉壁
1aに沿う周方向移動可能に吊下された取扱装置32
と、この取扱装置32に設けられ、アニュラス部31に
配置された原子炉内再循環ポンプ2のインペラ3を把持
する把持手段33と、この把持手段33を垂直軸心廻り
で回転させる回転手段34と、取扱装置32に出入り自
在に収容されるとともにケーブル35を介して接続され
た水中遊泳式の遊泳ロボット36と、この遊泳ロボット
36に設けられ前記原子炉内再循環ポンプ2を観察する
撮影手段37とを備えた構成とされている。
【0042】取扱装置32は例えば筒状の本体ケース3
8と、この本体ケース38上に設けられたロボット収納
装置39と、本体ケース38を炉壁1aおよび炉心シュ
ラウド17にそれぞれ転動可能に接合する伸縮式アーム
で支持されたガイドローラ40とを有し、図示しない炉
上のホイストおよび燃料交換機等の遠隔操作装置にワイ
ヤ41aおよびケーブル41bを介して吊下されてい
る。
8と、この本体ケース38上に設けられたロボット収納
装置39と、本体ケース38を炉壁1aおよび炉心シュ
ラウド17にそれぞれ転動可能に接合する伸縮式アーム
で支持されたガイドローラ40とを有し、図示しない炉
上のホイストおよび燃料交換機等の遠隔操作装置にワイ
ヤ41aおよびケーブル41bを介して吊下されてい
る。
【0043】ロボット収納装置39は図2に示すよう
に、一側面が出入口42aとして開口した収納ケース4
2内に、ケーブル35巻取り用のケーブルリール43,
ケーブルガイド44およびロボットガイドローラ45等
を設けた構成とされ、ケーブルリール43はアクチュエ
ータ46にギア47を介して連結されている。
に、一側面が出入口42aとして開口した収納ケース4
2内に、ケーブル35巻取り用のケーブルリール43,
ケーブルガイド44およびロボットガイドローラ45等
を設けた構成とされ、ケーブルリール43はアクチュエ
ータ46にギア47を介して連結されている。
【0044】把持手段33は図3に示すように、回動式
の爪48を有する掴み部49をエアシリンダ機構50の
ロッド50aで駆動する構成のもので、爪48によって
原子炉内再循環ポンプ2のインペラ3のボス部を把持す
るようになっている。エアシリンダ50へのエア供給
は、取扱装置32の上端に連結されたエアホース51を
介し、図示しない炉上のコンプレッサにより行なわれ
る。
の爪48を有する掴み部49をエアシリンダ機構50の
ロッド50aで駆動する構成のもので、爪48によって
原子炉内再循環ポンプ2のインペラ3のボス部を把持す
るようになっている。エアシリンダ50へのエア供給
は、取扱装置32の上端に連結されたエアホース51を
介し、図示しない炉上のコンプレッサにより行なわれ
る。
【0045】回転手段34は、把持手段33のエアシリ
ンダ機構50を吊下保持する回転台52と、この回転台
52を本体ケース38に支持するベアリング53と、回
転台52上に固定されたアクチュエータ54とを有し、
このアクチュエータ54に連結したピニオン55を本体
ケース38内の内歯歯車56に噛合させることにより、
回転台52を垂直軸心廻りで回転させ、これにより掴み
部49を連動的に回転させるようになっている。
ンダ機構50を吊下保持する回転台52と、この回転台
52を本体ケース38に支持するベアリング53と、回
転台52上に固定されたアクチュエータ54とを有し、
このアクチュエータ54に連結したピニオン55を本体
ケース38内の内歯歯車56に噛合させることにより、
回転台52を垂直軸心廻りで回転させ、これにより掴み
部49を連動的に回転させるようになっている。
【0046】遊泳ロボット36は複数の推進機36aに
よって水中にて方向自在な遊泳が可能な潜水艇形のもの
で、頭部に撮影手段37としての撮像装置57および水
中照明具58を有する。これら遊泳ロボット36および
撮影手段37は各アクチュエータ46,54等とともに
ケーブル35,41bを介して図示しない炉上の遠隔操
作装置に接続される。
よって水中にて方向自在な遊泳が可能な潜水艇形のもの
で、頭部に撮影手段37としての撮像装置57および水
中照明具58を有する。これら遊泳ロボット36および
撮影手段37は各アクチュエータ46,54等とともに
ケーブル35,41bを介して図示しない炉上の遠隔操
作装置に接続される。
【0047】次に図5も用いて原子炉内再循環ポンプ2
の検査方法を説明する。本実施例では図5に手順を示す
ように、まず段取り(ステップS1)を行なった後、取
扱装置32を移動し(ステップS2)、次いでインペラ
3およびシャフト5を取外し(ステップS3)、インペ
ラ3およびシャフト5の検査を行なう(ステップS
4)。その後、ディフューザ4の検査を行ない(ステッ
プS5)、これら各検査により異常無しとされた場合に
インペラ3およびシャフト5の取付け(ステップS6)
を行ない、その後取扱装置32を移動し(ステップS
7)、後片付け(ステップS8)を行なうものである。
検査により異常が認められた場合には、ステップS4,
5の後に必要な補修または部品交換等を行なう。
の検査方法を説明する。本実施例では図5に手順を示す
ように、まず段取り(ステップS1)を行なった後、取
扱装置32を移動し(ステップS2)、次いでインペラ
3およびシャフト5を取外し(ステップS3)、インペ
ラ3およびシャフト5の検査を行なう(ステップS
4)。その後、ディフューザ4の検査を行ない(ステッ
プS5)、これら各検査により異常無しとされた場合に
インペラ3およびシャフト5の取付け(ステップS6)
を行ない、その後取扱装置32を移動し(ステップS
7)、後片付け(ステップS8)を行なうものである。
検査により異常が認められた場合には、ステップS4,
5の後に必要な補修または部品交換等を行なう。
【0048】詳述すると、まず、段取りとして、燃料交
換機(図示せず)上の補助ホイスト(図示せず)にワイ
ヤ41aを介して取扱装置32を接続し、次にエアホー
ス51の接続を行なう。これらの作業は、気中の状態で
行なう。
換機(図示せず)上の補助ホイスト(図示せず)にワイ
ヤ41aを介して取扱装置32を接続し、次にエアホー
ス51の接続を行なう。これらの作業は、気中の状態で
行なう。
【0049】次に、取扱装置32を燃料交換機および補
助ホイスト(図示せず)により水中にある原子炉圧力容
器1まで移動し(S2)、炉心シュラウド17の上端部
周縁を凹欠状に形成したトップガイド18(図53参
照)を通過させ、炉壁1aに沿って周方向移動させ、予
め原子炉内再循環ポンプ2の位置に設けたガイドレール
21(図52参照)まで旋回させ、このガイドレール2
1にガイドローラ40を係合させてインペラ3部位まで
取扱装置32を吊下す。
助ホイスト(図示せず)により水中にある原子炉圧力容
器1まで移動し(S2)、炉心シュラウド17の上端部
周縁を凹欠状に形成したトップガイド18(図53参
照)を通過させ、炉壁1aに沿って周方向移動させ、予
め原子炉内再循環ポンプ2の位置に設けたガイドレール
21(図52参照)まで旋回させ、このガイドレール2
1にガイドローラ40を係合させてインペラ3部位まで
取扱装置32を吊下す。
【0050】そして、取扱装置32のエアシリンダ機構
50を作動させ、掴み部49によってインペラ3を掴
み、ワイヤ41の引上げによりインペラ3とともにシャ
フト5を吊上げてディフューザ4から取外し(S3)、
ロボット収納装置39から送出した遊泳ロボット36の
撮影装置37によってインペラ3およびシャフト5の検
査を行なう(S4)。
50を作動させ、掴み部49によってインペラ3を掴
み、ワイヤ41の引上げによりインペラ3とともにシャ
フト5を吊上げてディフューザ4から取外し(S3)、
ロボット収納装置39から送出した遊泳ロボット36の
撮影装置37によってインペラ3およびシャフト5の検
査を行なう(S4)。
【0051】この検査については、例えば図1に示すよ
うに、炉壁1aまたは炉心シュラウド17に突設した固
定台59上に遊泳ロボット36を載置固定し、インペラ
3を上昇させながら回転手段34によって軸心廻りで回
転させ、インペラ3の上端部からシャフト5の下端部ま
でに亘って外表面を撮影装置37で観察する。
うに、炉壁1aまたは炉心シュラウド17に突設した固
定台59上に遊泳ロボット36を載置固定し、インペラ
3を上昇させながら回転手段34によって軸心廻りで回
転させ、インペラ3の上端部からシャフト5の下端部ま
でに亘って外表面を撮影装置37で観察する。
【0052】また別法として、シャフト5全体がディフ
ューザ4から抜外れる位置までインペラ3を上昇させて
停止し、遊泳ロボット36をインペラ3の上端部からシ
ャフト5の下端部までに亘って遊泳させながら撮影装置
37で観察することもできる。
ューザ4から抜外れる位置までインペラ3を上昇させて
停止し、遊泳ロボット36をインペラ3の上端部からシ
ャフト5の下端部までに亘って遊泳させながら撮影装置
37で観察することもできる。
【0053】なお、遊泳ロボット36および撮影装置3
7は取扱装置32によるインペラ3およびシャフト5の
取扱作業の監視にも使用することができる。この場合に
は遊泳ロボット36を炉壁1aに沿う周方向に遊泳移動
させながら、各方向からの観察を行なえばよい。
7は取扱装置32によるインペラ3およびシャフト5の
取扱作業の監視にも使用することができる。この場合に
は遊泳ロボット36を炉壁1aに沿う周方向に遊泳移動
させながら、各方向からの観察を行なえばよい。
【0054】インペラ3およびシャフト5の検査が終了
した後は、ディフューザ4の検査を行なう(S5)。こ
の場合は図4に示すように、遊泳ロボット36を下方に
遊泳させてディフューザ4の内周側を撮影装置37で観
察すればよい。
した後は、ディフューザ4の検査を行なう(S5)。こ
の場合は図4に示すように、遊泳ロボット36を下方に
遊泳させてディフューザ4の内周側を撮影装置37で観
察すればよい。
【0055】以上の検査終了後は、前記と逆にインペラ
3を下降させ、シャフト5をディフューザ4の下方に収
納して再取付けを行ない(S6)、掴み部49を開放す
るとともに、遊泳ロボット36をロボット収納装置39
にケーブル35とともに収納し、取扱装置32の炉上へ
の移動(S7)および後片付け(S8)を行なう。この
場合、取扱装置32は、図52に示すガイドレール21
を利用して上昇させ、図53に示すトップガイド18ま
で旋回後、原子炉圧力容器1から取出し、気中にて段取
りの逆の手順で分解すればよい。
3を下降させ、シャフト5をディフューザ4の下方に収
納して再取付けを行ない(S6)、掴み部49を開放す
るとともに、遊泳ロボット36をロボット収納装置39
にケーブル35とともに収納し、取扱装置32の炉上へ
の移動(S7)および後片付け(S8)を行なう。この
場合、取扱装置32は、図52に示すガイドレール21
を利用して上昇させ、図53に示すトップガイド18ま
で旋回後、原子炉圧力容器1から取出し、気中にて段取
りの逆の手順で分解すればよい。
【0056】以上の実施例1によれば、遊泳ロボット3
6を原子炉圧力容器1のアニュラス部31に設けた固定
台39まで遊泳させてその上に載置固定しておき、その
後原子炉内再循環ポンプ2のインペラ3を把持手段33
によって把持して上昇とともに回転させることにより、
固定した遊泳ロボット36の撮影手段を用いてインペラ
3の上部からこれと一体のシャフト5の下端までが通過
する間にこれらの外周部を含めた全体の表面を視取観察
して傷痕の有無について検査することができ、このイン
ペラ3およびシャフト5の検査は、アニュラス部31に
おいて原子炉内再循環ポンプ2のシャフト5が少なくと
もディフューザ4の上方に抜外れる高さまで上昇するこ
とにより行なえる。したがって、インペラ3およびシャ
フト5を炉心シュラウド17の上端の狭隘な空間を介し
て炉上のプールまで移動させる従来技術と異なり、途中
で接触損傷するおそれがなく、また移動距離も少ないの
で作業能率も向上する。しかも、プール上においてイン
ペラの架台の再設置やカメラ等を手動的に操作する等の
面倒もなく、かつインペラ3の上昇およびそれに伴う垂
直軸心廻りの回転という単純な動作の途中で固定設置の
撮影手段によって観察する等の工程により、焦点ずれ等
のない高精度の検査が容易かつ確実に行なえる。
6を原子炉圧力容器1のアニュラス部31に設けた固定
台39まで遊泳させてその上に載置固定しておき、その
後原子炉内再循環ポンプ2のインペラ3を把持手段33
によって把持して上昇とともに回転させることにより、
固定した遊泳ロボット36の撮影手段を用いてインペラ
3の上部からこれと一体のシャフト5の下端までが通過
する間にこれらの外周部を含めた全体の表面を視取観察
して傷痕の有無について検査することができ、このイン
ペラ3およびシャフト5の検査は、アニュラス部31に
おいて原子炉内再循環ポンプ2のシャフト5が少なくと
もディフューザ4の上方に抜外れる高さまで上昇するこ
とにより行なえる。したがって、インペラ3およびシャ
フト5を炉心シュラウド17の上端の狭隘な空間を介し
て炉上のプールまで移動させる従来技術と異なり、途中
で接触損傷するおそれがなく、また移動距離も少ないの
で作業能率も向上する。しかも、プール上においてイン
ペラの架台の再設置やカメラ等を手動的に操作する等の
面倒もなく、かつインペラ3の上昇およびそれに伴う垂
直軸心廻りの回転という単純な動作の途中で固定設置の
撮影手段によって観察する等の工程により、焦点ずれ等
のない高精度の検査が容易かつ確実に行なえる。
【0057】また、インペラ3およびシャフト5の検査
後等において、遊泳ロボット36を遊泳動作によりディ
フューザまで移動させてその内外周表面部も検査するこ
とができるので、従来技術と異なりディフューザ4を分
解する必要なく点検できる等の利点も得られる。
後等において、遊泳ロボット36を遊泳動作によりディ
フューザまで移動させてその内外周表面部も検査するこ
とができるので、従来技術と異なりディフューザ4を分
解する必要なく点検できる等の利点も得られる。
【0058】なお、把持手段33を有する取扱装置32
は昇降とともに炉壁1aに沿う周方向移動が可能である
ことから、複数の原子炉内再循環ポンプ2を順次に検査
することが可能であり、また補修の必要に応じて交換等
のため炉上に移動させる等の操作も容易に行なえる。
は昇降とともに炉壁1aに沿う周方向移動が可能である
ことから、複数の原子炉内再循環ポンプ2を順次に検査
することが可能であり、また補修の必要に応じて交換等
のため炉上に移動させる等の操作も容易に行なえる。
【0059】また、遊泳ロボット36は取扱装置32に
出入り自在に収容してあるから、広範囲の移動時には取
扱装置32への収容状態として一体移動でき、検査に際
しての一定範囲の動作時だけ単独遊泳させる等の効率よ
い利用が行なえる。
出入り自在に収容してあるから、広範囲の移動時には取
扱装置32への収容状態として一体移動でき、検査に際
しての一定範囲の動作時だけ単独遊泳させる等の効率よ
い利用が行なえる。
【0060】実施例2(図6〜図15) 本実施例は請求項3の発明に係る原子炉内再循環ポンプ
の検査装置および請求項2の発明に係る原子炉内再循環
ポンプの検査方法に対応するものである。
の検査装置および請求項2の発明に係る原子炉内再循環
ポンプの検査方法に対応するものである。
【0061】まず、図6〜図14によって原子炉再循環
内ポンプの検査装置を説明する。本実施例の検査装置6
1は基本的に、原子炉圧力容器1の上方から炉壁1aと
炉心シュラウド17との間のアニュラス部31に吊下さ
れ、アニュラス部31に配置された原子炉内再循環ポン
プ2のインペラ3およびこれと一体のシャフト5をその
内部に収容し得る大きさの下端開口円筒状の垂直な検査
カバー62と、この検査カバー62の中心位置に昇降可
能に吊下され、原子炉内再循環ポンプ2のインペラ3を
把持する把持手段63と、この把持手段63を検査カバ
ー62の中心線廻りで回転させる回転手段64と、検査
カバー62内に設けられ、把持手段63によって吊上げ
られるインペラ3およびシャフト5との相対移動により
これらインペラ3およびシャフト5の表面を観察する撮
影手段65とを備えた構成とされている。
内ポンプの検査装置を説明する。本実施例の検査装置6
1は基本的に、原子炉圧力容器1の上方から炉壁1aと
炉心シュラウド17との間のアニュラス部31に吊下さ
れ、アニュラス部31に配置された原子炉内再循環ポン
プ2のインペラ3およびこれと一体のシャフト5をその
内部に収容し得る大きさの下端開口円筒状の垂直な検査
カバー62と、この検査カバー62の中心位置に昇降可
能に吊下され、原子炉内再循環ポンプ2のインペラ3を
把持する把持手段63と、この把持手段63を検査カバ
ー62の中心線廻りで回転させる回転手段64と、検査
カバー62内に設けられ、把持手段63によって吊上げ
られるインペラ3およびシャフト5との相対移動により
これらインペラ3およびシャフト5の表面を観察する撮
影手段65とを備えた構成とされている。
【0062】詳述すると、本実施例では図6に示すよう
に、原子炉圧力容器1の上方に、オペレーションフロア
66上で移動可能な作業台車67が配置され、この作業
台車67から垂下した伸縮可能なマスト68に検査カバ
ー62が吊下されている。マスト68は中空とされてお
り、作業台車67に設けたクレーン69から吊下したワ
イヤ70がマスト68および検査カバー62内を貫通し
て原子炉圧力容器1内に垂下し、このワイヤ70の下端
に把持手段63が連結されている。そして、クレーン6
9によるワイヤ70の吊上げおよび吊下しによって把持
手段63が昇降可能とされている。なお、図示しない
が、ワイヤ70およびマスト68に沿い、把持手段63
および検査カバー62の電気的接続を行なうためのケー
ブルが配設されている。
に、原子炉圧力容器1の上方に、オペレーションフロア
66上で移動可能な作業台車67が配置され、この作業
台車67から垂下した伸縮可能なマスト68に検査カバ
ー62が吊下されている。マスト68は中空とされてお
り、作業台車67に設けたクレーン69から吊下したワ
イヤ70がマスト68および検査カバー62内を貫通し
て原子炉圧力容器1内に垂下し、このワイヤ70の下端
に把持手段63が連結されている。そして、クレーン6
9によるワイヤ70の吊上げおよび吊下しによって把持
手段63が昇降可能とされている。なお、図示しない
が、ワイヤ70およびマスト68に沿い、把持手段63
および検査カバー62の電気的接続を行なうためのケー
ブルが配設されている。
【0063】検査カバー62は、図7に示すように上端
部が縮径され下端部が開口した縦長円筒状をなし、その
下端部に炉内移動用の折畳み可能な一対のローラ装置7
1を有している。各ローラ装置71は、検査カバー62
の下端に軸72を介して上下方向に回動可能に支持され
たローラ台73と、このローラ台73に下向きおよび横
向きに取付けられた複数のローラ74と、ローラ台73
の反支点側に一端が連結されたアーム75と、このアー
ム75の他端を昇降するボールねじ機構76およびアク
チュエータ77とにより構成され、図9に示す水平展開
状態から、図10および図11に示す垂直折畳み状態ま
で回動できるようになっている。そして、図9に示す展
開状態において、ローラ装置71のローラ74が炉心シ
ュラウド17の上端縁部の上面および側面に対し、図8
に示すように接合して転動し得るようになっている。
部が縮径され下端部が開口した縦長円筒状をなし、その
下端部に炉内移動用の折畳み可能な一対のローラ装置7
1を有している。各ローラ装置71は、検査カバー62
の下端に軸72を介して上下方向に回動可能に支持され
たローラ台73と、このローラ台73に下向きおよび横
向きに取付けられた複数のローラ74と、ローラ台73
の反支点側に一端が連結されたアーム75と、このアー
ム75の他端を昇降するボールねじ機構76およびアク
チュエータ77とにより構成され、図9に示す水平展開
状態から、図10および図11に示す垂直折畳み状態ま
で回動できるようになっている。そして、図9に示す展
開状態において、ローラ装置71のローラ74が炉心シ
ュラウド17の上端縁部の上面および側面に対し、図8
に示すように接合して転動し得るようになっている。
【0064】また、検査カバー62には図8に示すよう
に、炉壁1aに沿って転動するガイドローラ78が上下
配置で設けられ、これらのガイドローラ78がローラ装
置71とともに炉心シュラウド17および炉壁1aに転
接して原子炉圧力容器1の周方向に移動できるようにな
っている。
に、炉壁1aに沿って転動するガイドローラ78が上下
配置で設けられ、これらのガイドローラ78がローラ装
置71とともに炉心シュラウド17および炉壁1aに転
接して原子炉圧力容器1の周方向に移動できるようにな
っている。
【0065】把持手段63は検査カバー62内に収容可
能な大きさで、前記実施例1と同一の掴み部49を有し
ている。この掴み部49をシリンダ機構によって駆動す
ることによりインペラ3の着脱動作を行なうようになっ
ている。この把持手段63を吊下げるためのワイヤ70
はマスト68内から検査カバー62の上端の孔を介して
検査カバー62内に貫通している。また、把持手段63
は前記実施例1と同様の掴み部回転用回転手段64を有
するとともに、図8に示すように、検査カバー62の内
面に当接して上下方向の移動を行なわせるガイドローラ
40を有し、このガイドローラ40は検査カバー62内
面の垂直なガイドレール62cに沿って移動するように
なっている。
能な大きさで、前記実施例1と同一の掴み部49を有し
ている。この掴み部49をシリンダ機構によって駆動す
ることによりインペラ3の着脱動作を行なうようになっ
ている。この把持手段63を吊下げるためのワイヤ70
はマスト68内から検査カバー62の上端の孔を介して
検査カバー62内に貫通している。また、把持手段63
は前記実施例1と同様の掴み部回転用回転手段64を有
するとともに、図8に示すように、検査カバー62の内
面に当接して上下方向の移動を行なわせるガイドローラ
40を有し、このガイドローラ40は検査カバー62内
面の垂直なガイドレール62cに沿って移動するように
なっている。
【0066】また、検査カバー62には図9に示すよう
に、その周壁を外周側に膨出させた形状の空間からなる
検査機器収納部79および補修機器収納部80が設けら
れている。そして、検査機器収納部79には検査機器で
ある撮影手段65がリンクアーム81および図示しない
アクチュエータによって検査カバー62の内方に向って
出没可能に取付けられている。補修機器収納部80にも
同様に、溶接機等の補修機器82がリンクアーム83お
よび図示しないアクチュエータによって検査カバー62
の内方に向って出没可能に取付けられている。
に、その周壁を外周側に膨出させた形状の空間からなる
検査機器収納部79および補修機器収納部80が設けら
れている。そして、検査機器収納部79には検査機器で
ある撮影手段65がリンクアーム81および図示しない
アクチュエータによって検査カバー62の内方に向って
出没可能に取付けられている。補修機器収納部80にも
同様に、溶接機等の補修機器82がリンクアーム83お
よび図示しないアクチュエータによって検査カバー62
の内方に向って出没可能に取付けられている。
【0067】さらに、検査カバー62内には図10およ
び図11に示すように内周側の上下端部に位置してそれ
ぞれ複数(例えば各3個ずつ)のエアバッグ84が配設
され、これらの図に示す如く必要に応じエア供給により
検査カバー62の内方に向って膨張するようになってい
る。なお、これらエアバッグ84のエア供給ホース85
および前記各アクチュエータへの通電用配線等はワイヤ
70内に配装されている。そして、エア供給ホース85
はオペレーションフロア66上の図示しないコンプレッ
サおよび制御装置に接続されている。
び図11に示すように内周側の上下端部に位置してそれ
ぞれ複数(例えば各3個ずつ)のエアバッグ84が配設
され、これらの図に示す如く必要に応じエア供給により
検査カバー62の内方に向って膨張するようになってい
る。なお、これらエアバッグ84のエア供給ホース85
および前記各アクチュエータへの通電用配線等はワイヤ
70内に配装されている。そして、エア供給ホース85
はオペレーションフロア66上の図示しないコンプレッ
サおよび制御装置に接続されている。
【0068】次に図12〜図15も用いて原子炉内再循
環再循環ポンプ2の検査方法について説明する。
環再循環ポンプ2の検査方法について説明する。
【0069】本実施例では図12に示すように、作業台
車位置決め等の段取り(ステップS21)を行なった
後、検査カバー62の内部に把持手段63を収納した状
態で、この検査カバー62をマスト68の操作により炉
心シュラウド17の欠きさき部であるトップガイド18
の上部に移動させる(ステップS21)。なお、このと
き、検査カバー62の下端部外面側に設けた一対のロー
ラ装置71は折畳んだ状態(図10参照)としておく。
車位置決め等の段取り(ステップS21)を行なった
後、検査カバー62の内部に把持手段63を収納した状
態で、この検査カバー62をマスト68の操作により炉
心シュラウド17の欠きさき部であるトップガイド18
の上部に移動させる(ステップS21)。なお、このと
き、検査カバー62の下端部外面側に設けた一対のロー
ラ装置71は折畳んだ状態(図10参照)としておく。
【0070】次に、検査カバー62の外面のガイドロー
ラ78が炉壁1aの内面に接触するまで検査カバー62
を寄せ、図8に示す接触状態となった後にローラ装置7
1を展開し、図14に示すように、このローラ装置71
の各ローラ74が炉心シュラウド17の上端部外周縁の
上面および外周面に接触するまで検査カバー62を下降
させる。
ラ78が炉壁1aの内面に接触するまで検査カバー62
を寄せ、図8に示す接触状態となった後にローラ装置7
1を展開し、図14に示すように、このローラ装置71
の各ローラ74が炉心シュラウド17の上端部外周縁の
上面および外周面に接触するまで検査カバー62を下降
させる。
【0071】この後、ワイヤ70を下方に送り出し、検
査カバー62から把持手段63を炉心シュラウド17の
トップガイド18部で下降させ、アニュラス部31にお
ける炉心シュラウド17のガイドレール21(図52参
照)と把持手段63のガイドローラ40とが干渉しない
位置で停止させる(ステップS23(S23a))。
査カバー62から把持手段63を炉心シュラウド17の
トップガイド18部で下降させ、アニュラス部31にお
ける炉心シュラウド17のガイドレール21(図52参
照)と把持手段63のガイドローラ40とが干渉しない
位置で停止させる(ステップS23(S23a))。
【0072】この把持手段吊下げ状態のままで、図15
に示すように、作業台車67の移動によりマスト68を
介して検査カバー62を検査すべき所定の原子炉内再循
環ポンプ2の位置まで炉壁1aに沿って周方向に移動さ
せる(ステップS23(S23a))。
に示すように、作業台車67の移動によりマスト68を
介して検査カバー62を検査すべき所定の原子炉内再循
環ポンプ2の位置まで炉壁1aに沿って周方向に移動さ
せる(ステップS23(S23a))。
【0073】所定の原子炉内再循環ポンプ2の位置まで
検査カバー62および把持手段63が移動したら、ワイ
ヤ70の送り出しにより把持手段63をさらに下降さ
せ、把持手段63のガイドローラ40を炉心シュラウド
17のガイドレール21に沿って下降させて、掴み部4
9により原子炉内再循環ポンプ2のインペラ3を把持さ
せる。なお、以上の操作は、図示しないが掴み部49の
下部に設けたTVカメラ等で確認しながら行なう。
検査カバー62および把持手段63が移動したら、ワイ
ヤ70の送り出しにより把持手段63をさらに下降さ
せ、把持手段63のガイドローラ40を炉心シュラウド
17のガイドレール21に沿って下降させて、掴み部4
9により原子炉内再循環ポンプ2のインペラ3を把持さ
せる。なお、以上の操作は、図示しないが掴み部49の
下部に設けたTVカメラ等で確認しながら行なう。
【0074】インペラ3を把持したら、ワイヤ70の巻
取りによって把持手段63を上昇させ、インペラ3およ
びシャフト5をガイドレール21に沿ってディフューザ
4から引抜く(ステップS24)。
取りによって把持手段63を上昇させ、インペラ3およ
びシャフト5をガイドレール21に沿ってディフューザ
4から引抜く(ステップS24)。
【0075】さらに、インペラ3およびシャフト5を把
持した把持手段63をガイドレール21からガイドロー
ラ40が外れてこれらが干渉しない位置まで引上げ、そ
の後、前記同様に炉壁1aに沿う周方向移動により、検
査カバー62および把持手段63を炉心シュラウド17
のトップガイド18部まで戻す(ステップS25)。
持した把持手段63をガイドレール21からガイドロー
ラ40が外れてこれらが干渉しない位置まで引上げ、そ
の後、前記同様に炉壁1aに沿う周方向移動により、検
査カバー62および把持手段63を炉心シュラウド17
のトップガイド18部まで戻す(ステップS25)。
【0076】これにより、トップガイド18部に検査カ
バー62,把持手段63およびインペラ3ならびにシャ
フト5が位置決めされたら(図14参照)、周方向移動
を停止して、ワイヤ70の巻取りによりインペラ3およ
びシャフト5を掴み部49とともに上昇させて図13お
よび図14に示すように、検査カバー62内に収納する
(ステップS26)。
バー62,把持手段63およびインペラ3ならびにシャ
フト5が位置決めされたら(図14参照)、周方向移動
を停止して、ワイヤ70の巻取りによりインペラ3およ
びシャフト5を掴み部49とともに上昇させて図13お
よび図14に示すように、検査カバー62内に収納する
(ステップS26)。
【0077】この状態で、回転手段64により掴み部4
9を介してインペラ3およびシャフト5を回転させなが
ら、昇降動作を行なわせ、図9に示すように、検査機器
としての撮影手段65を検査カバー62の内方に向って
突出させてインペラ3およびシャフト5の表面の検査を
行なう(ステップS27)。この検査の結果、異常個所
が発見され、検査カバー62内に設けた補修機器82に
よって補修し得る場合には、この状態で補修を行なう。
9を介してインペラ3およびシャフト5を回転させなが
ら、昇降動作を行なわせ、図9に示すように、検査機器
としての撮影手段65を検査カバー62の内方に向って
突出させてインペラ3およびシャフト5の表面の検査を
行なう(ステップS27)。この検査の結果、異常個所
が発見され、検査カバー62内に設けた補修機器82に
よって補修し得る場合には、この状態で補修を行なう。
【0078】この後、さらに大きい補修や交換を要する
異常の有無判定を行ない(ステップS28)、補修機器
82で充分な補修が行なえないような大きい異常がある
場合には図10および図11に示すように、検査カバー
62の内部のエアバッグ84を膨張させてインペラ3お
よびシャフト5を検査カバー62内に固定し、マスト6
8およびワイヤ70を引上げて、プール(図54の23
参照)へ運ぶ(ステップS34)。
異常の有無判定を行ない(ステップS28)、補修機器
82で充分な補修が行なえないような大きい異常がある
場合には図10および図11に示すように、検査カバー
62の内部のエアバッグ84を膨張させてインペラ3お
よびシャフト5を検査カバー62内に固定し、マスト6
8およびワイヤ70を引上げて、プール(図54の23
参照)へ運ぶ(ステップS34)。
【0079】そして、必要な補修または交換を行なった
後、新たに原子炉内再循環ポンプ2に装着すべきインペ
ラ3およびシャフト5を検査カバー62内に取込み(ス
テップS35)、その後再び炉内への装置移動を行なっ
て(ステップS36,S37)、インペラ3およびシャ
フト5の取付けを行なう(ステップS38)。
後、新たに原子炉内再循環ポンプ2に装着すべきインペ
ラ3およびシャフト5を検査カバー62内に取込み(ス
テップS35)、その後再び炉内への装置移動を行なっ
て(ステップS36,S37)、インペラ3およびシャ
フト5の取付けを行なう(ステップS38)。
【0080】ステップS28の判断において、異常無し
と判断された場合には、装置移動(ステップS37)お
よびインペラ3,シャフト5の取付けを行なう(ステッ
プS38)。
と判断された場合には、装置移動(ステップS37)お
よびインペラ3,シャフト5の取付けを行なう(ステッ
プS38)。
【0081】インペラ3およびシャフト5の取付けが終
了した後は、再び装置をアニュラス部31を経て炉上へ
移動させ(ステップS31,32)、後片付けを行なう
(ステップS33)。
了した後は、再び装置をアニュラス部31を経て炉上へ
移動させ(ステップS31,32)、後片付けを行なう
(ステップS33)。
【0082】以上の実施例2によれば、検査カバー62
の中心位置に昇降可能に吊下した把持手段63によって
インペラ3を把持して上昇させ、このインペラ3をシャ
フト5とともに検査カバー62に導入して検査カバー6
2内の撮影手段65によって表面検査を行なうものであ
るから、例えば検査カバー62をアニュラス部31の最
上部位置、つまり炉心シュラウド17上端位置に固定し
た状態で、炉内で検査することができる。したがって、
インペラ3およびシャフト5をプール等に搬送する必要
がないから、作業の高能率化および高信頼性確保等が図
れるようになる。
の中心位置に昇降可能に吊下した把持手段63によって
インペラ3を把持して上昇させ、このインペラ3をシャ
フト5とともに検査カバー62に導入して検査カバー6
2内の撮影手段65によって表面検査を行なうものであ
るから、例えば検査カバー62をアニュラス部31の最
上部位置、つまり炉心シュラウド17上端位置に固定し
た状態で、炉内で検査することができる。したがって、
インペラ3およびシャフト5をプール等に搬送する必要
がないから、作業の高能率化および高信頼性確保等が図
れるようになる。
【0083】しかも、本実施例によれば、検査の結果傷
痕等が発見されて補修や交換等の必要が生じた場合、そ
の検査直後に、即座にインペラ3およびシャフト5を検
査カバー62で被覆した状態のままで炉上方に向って移
動させることができる。したがって、その移動や補修ま
たは交換等の作業が能率よく行なえるとともに、補修,
交換等の後のインペラ再設置も含めた移動途中のインペ
ラ接触損傷等が検査カバー62によって有効に防止され
る。
痕等が発見されて補修や交換等の必要が生じた場合、そ
の検査直後に、即座にインペラ3およびシャフト5を検
査カバー62で被覆した状態のままで炉上方に向って移
動させることができる。したがって、その移動や補修ま
たは交換等の作業が能率よく行なえるとともに、補修,
交換等の後のインペラ再設置も含めた移動途中のインペ
ラ接触損傷等が検査カバー62によって有効に防止され
る。
【0084】また、検査カバー62内にエアバッグ84
を装着したので、移動途中にインペラ3およびシャフト
5を安定に保持することができる。
を装着したので、移動途中にインペラ3およびシャフト
5を安定に保持することができる。
【0085】なお、図16〜図21には本実施例の変形
例を示している。
例を示している。
【0086】この変形例は、検査カバー62を上端部付
近で上下に2分割可能に構成したものである。
近で上下に2分割可能に構成したものである。
【0087】即ち、検査カバー62は図16〜図18に
示すように円錐蓋状の上部エレメント62aと円筒状の
下部エレメント62bとの嵌合構造となっており、これ
らの嵌合部が複数の係止機構87によって着脱可能に連
結されている。
示すように円錐蓋状の上部エレメント62aと円筒状の
下部エレメント62bとの嵌合構造となっており、これ
らの嵌合部が複数の係止機構87によって着脱可能に連
結されている。
【0088】係止機構87は図19〜図21に拡大して
示すように、上部エレメント62aの外周部に設けられ
たエアロック式シリンダ装置88と、このシリンダ装置
88のシリンダ88aに係合する凹穴状の受け部89と
から構成されている。
示すように、上部エレメント62aの外周部に設けられ
たエアロック式シリンダ装置88と、このシリンダ装置
88のシリンダ88aに係合する凹穴状の受け部89と
から構成されている。
【0089】シリンダ装置88aは、一端が開口したシ
リンダケース90の開口端にシリンダ88aを出没可能
に嵌挿し、このシリンダ88aの外周部の圧力室91に
バルブ(図示せず)付きチューブ92を介してエア供給
を行なうことにより、シリンダ88aを反開口側に押動
可能とする一方、シリンダケース90の反開口側に設け
た圧縮コイルスプリング93によってシリンダ88aを
シリンダケース90の開口端側に付勢するように構成し
たものである。なお、94はシリンダ88aの突出限を
定めるストッパ、95は下部エレメント62bに設けら
れ上部エレメント62aとの嵌合深さを定めるガイド部
材、96は下部エレメント62bに設けられ上部エレメ
ント62aとの周方向嵌合位置を定めるガイドピンであ
る。
リンダケース90の開口端にシリンダ88aを出没可能
に嵌挿し、このシリンダ88aの外周部の圧力室91に
バルブ(図示せず)付きチューブ92を介してエア供給
を行なうことにより、シリンダ88aを反開口側に押動
可能とする一方、シリンダケース90の反開口側に設け
た圧縮コイルスプリング93によってシリンダ88aを
シリンダケース90の開口端側に付勢するように構成し
たものである。なお、94はシリンダ88aの突出限を
定めるストッパ、95は下部エレメント62bに設けら
れ上部エレメント62aとの嵌合深さを定めるガイド部
材、96は下部エレメント62bに設けられ上部エレメ
ント62aとの周方向嵌合位置を定めるガイドピンであ
る。
【0090】分離した両エレメント62a,62bを連
結する場合には、予めシリンダ88aを図20に示すよ
うにエア供給により没入状態にしておき、図20に示す
分離位置から両エレメント62a,62bを接近させて
互いに嵌合させる。上部エレメント62aの下端部が下
部エレメント62bのガイド部材95に当接して停止し
たら、例えば作業台車67に取付けた図示しない回転機
構によってマスト68を回転させることで上部エレメン
ト62aを軸心廻りに回転させる。一定回転位置で上部
エレメント62aがガイドピン96に当接して停止した
ら、シリンダ装置88の圧力室91aにチューブ92を
介してエア供給を行ない、シリンダ88aを下部エレメ
ント62bの受け部89に挿入する。これにより、図1
6に示すように、両エレメント62a,62bが連結し
て、一体形の検査カバー62となる。
結する場合には、予めシリンダ88aを図20に示すよ
うにエア供給により没入状態にしておき、図20に示す
分離位置から両エレメント62a,62bを接近させて
互いに嵌合させる。上部エレメント62aの下端部が下
部エレメント62bのガイド部材95に当接して停止し
たら、例えば作業台車67に取付けた図示しない回転機
構によってマスト68を回転させることで上部エレメン
ト62aを軸心廻りに回転させる。一定回転位置で上部
エレメント62aがガイドピン96に当接して停止した
ら、シリンダ装置88の圧力室91aにチューブ92を
介してエア供給を行ない、シリンダ88aを下部エレメ
ント62bの受け部89に挿入する。これにより、図1
6に示すように、両エレメント62a,62bが連結し
て、一体形の検査カバー62となる。
【0091】また、分離させる場合は前記と逆の操作を
行なえばよい。
行なえばよい。
【0092】このように検査カバー62を上端部付近で
上下に2分割可能な構成とした場合には、この検査カバ
ー62内に収納したインペラ3およびシャフト5の補修
や交換等の作業を行なう際、例えばプール内で下部エレ
メント62b台上に載置して、上部エレメント62aと
ともに把持手段63およびインペラ3等を上昇させるこ
とにより、作業が少ない移動距離で容易に、かつ能率よ
く行なえる等の利点が得られるようになる。
上下に2分割可能な構成とした場合には、この検査カバ
ー62内に収納したインペラ3およびシャフト5の補修
や交換等の作業を行なう際、例えばプール内で下部エレ
メント62b台上に載置して、上部エレメント62aと
ともに把持手段63およびインペラ3等を上昇させるこ
とにより、作業が少ない移動距離で容易に、かつ能率よ
く行なえる等の利点が得られるようになる。
【0093】実施例3(図22〜図49) 本実施例は請求項5の発明に係る原子炉内再循環ポンプ
2の検査装置および請求項2の発明に係る原子炉内再循
環ポンプの検査方法に対応するものである。まず、図2
2〜図35によって装置構成を説明する。本実施例の検
査装置100は基本的に、縦長薄板状に折畳み可能で、
沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器1の上方から炉壁1a
と炉心シュラウド17との間のアニュラス部31に吊下
され、アニュラス部31に配置された原子炉内再循環ポ
ンプ2のインペラ3およびこれと一体のシャフト5をそ
の内部に収容し得る大きさの下端開口方形枠状の垂直な
検査枠101と、この検査枠101内に昇降可能に設け
られ、原子炉内再循環ポンプ2のインペラ3を把持する
把持手段102と、この把持手段102を検査枠101
内で垂直軸廻りに回転させる回転手段103と、検査枠
101に設けられ、把持手段102によって吊上げられ
るインペラ3およびシャフト5との相対移動によりこれ
らインペラ3およびシャフト5の表面を観察する撮影手
段104とを備えた構成とされている。
2の検査装置および請求項2の発明に係る原子炉内再循
環ポンプの検査方法に対応するものである。まず、図2
2〜図35によって装置構成を説明する。本実施例の検
査装置100は基本的に、縦長薄板状に折畳み可能で、
沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器1の上方から炉壁1a
と炉心シュラウド17との間のアニュラス部31に吊下
され、アニュラス部31に配置された原子炉内再循環ポ
ンプ2のインペラ3およびこれと一体のシャフト5をそ
の内部に収容し得る大きさの下端開口方形枠状の垂直な
検査枠101と、この検査枠101内に昇降可能に設け
られ、原子炉内再循環ポンプ2のインペラ3を把持する
把持手段102と、この把持手段102を検査枠101
内で垂直軸廻りに回転させる回転手段103と、検査枠
101に設けられ、把持手段102によって吊上げられ
るインペラ3およびシャフト5との相対移動によりこれ
らインペラ3およびシャフト5の表面を観察する撮影手
段104とを備えた構成とされている。
【0094】詳述すると、図22に示すように、原子炉
圧力容器1の上方のオペレーションフロア66には、検
査装置100を吊下する作業台車105が配置され、こ
の作業台車105に搭載した吊下げ装置106にワイヤ
107を介して検査枠101および把持手段102が吊
下されている。また、オペレーションフロア66上には
遠隔操作用の制御装置108が設置され、検査装置10
0にケーブル109およびエアホース110を介して接
続されている。
圧力容器1の上方のオペレーションフロア66には、検
査装置100を吊下する作業台車105が配置され、こ
の作業台車105に搭載した吊下げ装置106にワイヤ
107を介して検査枠101および把持手段102が吊
下されている。また、オペレーションフロア66上には
遠隔操作用の制御装置108が設置され、検査装置10
0にケーブル109およびエアホース110を介して接
続されている。
【0095】検査枠101は図23〜図31に示すよう
に、一対の支柱111とこれらに連結した梁112およ
び補強材113とからなる柵体を一対、一方向で対向さ
せて2面を構成するとともに、他方向で対向する一対の
パネル114を支柱111間にヒンジ115で連結する
ことにより、縦長で四角枠状をなし、かつヒンジ115
を介して縦長薄板状に折畳み可能な構成とされている。
に、一対の支柱111とこれらに連結した梁112およ
び補強材113とからなる柵体を一対、一方向で対向さ
せて2面を構成するとともに、他方向で対向する一対の
パネル114を支柱111間にヒンジ115で連結する
ことにより、縦長で四角枠状をなし、かつヒンジ115
を介して縦長薄板状に折畳み可能な構成とされている。
【0096】そして、検査枠101自体に遠隔操作によ
り折畳みまたは展開状態とするための展開用シリンダ装
置116が備えられている。この展開用シリンダ装置1
16は、図26および図27に示すように1本の支柱1
11に枢着したシリンダ117と、これに相当する面の
パネル114に連結したシリンダロッド118とにより
構成されており、シリンダロッド118の収縮時にはパ
ネル114が相対する支柱111側に引寄せられて、図
26に示す折畳み状態ととなり、シリンダロッド118
の伸展時にはパネル114が相対する支柱111から離
間して、図27に示す展開状態となるようになってい
る。
り折畳みまたは展開状態とするための展開用シリンダ装
置116が備えられている。この展開用シリンダ装置1
16は、図26および図27に示すように1本の支柱1
11に枢着したシリンダ117と、これに相当する面の
パネル114に連結したシリンダロッド118とにより
構成されており、シリンダロッド118の収縮時にはパ
ネル114が相対する支柱111側に引寄せられて、図
26に示す折畳み状態ととなり、シリンダロッド118
の伸展時にはパネル114が相対する支柱111から離
間して、図27に示す展開状態となるようになってい
る。
【0097】折畳み状態においては図28に示すよう
に、縦長薄板状となって、炉壁1aと炉心シュラウド1
7上端外周縁との間のアニュラス部のうち狭隘となって
いる空間を通過し得る厚さとなる。展開状態においては
図29に示すように、前記空間よりも広くなっている下
方のアニュラス部に収容し得るボックス状となる。
に、縦長薄板状となって、炉壁1aと炉心シュラウド1
7上端外周縁との間のアニュラス部のうち狭隘となって
いる空間を通過し得る厚さとなる。展開状態においては
図29に示すように、前記空間よりも広くなっている下
方のアニュラス部に収容し得るボックス状となる。
【0098】また、検査枠101の外側部には、炉壁1
aおよび炉心シュラウド17の対向面に沿って上下方向
に移動可能に転接するガイド用車輪119が上下に複数
配設されている。
aおよび炉心シュラウド17の対向面に沿って上下方向
に移動可能に転接するガイド用車輪119が上下に複数
配設されている。
【0099】さらに、検査枠101の外側部には、この
検査枠101を原子炉内再循環ポンプ2の上端位置に固
定保持するために、炉壁1aおよび炉心シュラウド17
の対向面に圧接する支持脚120をシリンダロッド先端
に有する固定用シリンダ121が設けられている。これ
らの各駆動部は制御装置108によって制御動作される
ようになっている。
検査枠101を原子炉内再循環ポンプ2の上端位置に固
定保持するために、炉壁1aおよび炉心シュラウド17
の対向面に圧接する支持脚120をシリンダロッド先端
に有する固定用シリンダ121が設けられている。これ
らの各駆動部は制御装置108によって制御動作される
ようになっている。
【0100】さらにまた、検査枠101の下端部には図
30および図31に示すように、原子炉内再循環ポンプ
2の上端縁に着座させるための着座用リング122が枢
支部123を介して上下方向に回動可能に設けられると
ともに、この着座用リング122の上面開口部ひいては
原子炉内再循環ポンプ2のディフューザ4の開口部を閉
鎖するプラグ124が共通な枢支部123により上下方
向に回動可能に設けられている。これら着座用リング1
22およびプラグ124は、それぞれ異なる操作用ワイ
ヤ125,126に連結されて各別に回動操作可能とな
っている。
30および図31に示すように、原子炉内再循環ポンプ
2の上端縁に着座させるための着座用リング122が枢
支部123を介して上下方向に回動可能に設けられると
ともに、この着座用リング122の上面開口部ひいては
原子炉内再循環ポンプ2のディフューザ4の開口部を閉
鎖するプラグ124が共通な枢支部123により上下方
向に回動可能に設けられている。これら着座用リング1
22およびプラグ124は、それぞれ異なる操作用ワイ
ヤ125,126に連結されて各別に回動操作可能とな
っている。
【0101】各ワイヤ125,126はガイド管12
7,128を介して、検査枠101上端に設けられたワ
イヤドラム129,130に巻装され、作業台車105
において操作できるようになっている。
7,128を介して、検査枠101上端に設けられたワ
イヤドラム129,130に巻装され、作業台車105
において操作できるようになっている。
【0102】なお、検査枠101の内側面には図25に
示すように、把持手段102を上下方向に案内するため
のガイド用レール131が設けられている。
示すように、把持手段102を上下方向に案内するため
のガイド用レール131が設けられている。
【0103】検査用の撮影手段104は、図24および
図25に示すように、検査枠101の下端部に、自在ア
ーム(4自由度)132を介して取付けられたカメラ1
33によって構成され、上,下,左,右の各方向に沿う
撮影が任意に行なえるようになっている。
図25に示すように、検査枠101の下端部に、自在ア
ーム(4自由度)132を介して取付けられたカメラ1
33によって構成され、上,下,左,右の各方向に沿う
撮影が任意に行なえるようになっている。
【0104】把持手段102および回転手段103は図
32〜図35に示すように、前記各実施例と同様にガイ
ドローラ134および掴み部135を有する構成とさ
れ、検査枠101内に収納し得る大きさとされている。
これらは、上端部に吊金具136を有するケース体13
7に取付けられた巻取ドラム138に巻装されたワイヤ
139の先端に連結されている。巻取ドラム139は、
モータ140にタイミングプーリ141,142および
タイミングベルト143を介して連結されている。な
お、ケース体137のワイヤ出口145には例えば4個
の自由車輪145が設けられている。
32〜図35に示すように、前記各実施例と同様にガイ
ドローラ134および掴み部135を有する構成とさ
れ、検査枠101内に収納し得る大きさとされている。
これらは、上端部に吊金具136を有するケース体13
7に取付けられた巻取ドラム138に巻装されたワイヤ
139の先端に連結されている。巻取ドラム139は、
モータ140にタイミングプーリ141,142および
タイミングベルト143を介して連結されている。な
お、ケース体137のワイヤ出口145には例えば4個
の自由車輪145が設けられている。
【0105】ケース体135は、検査枠101の上端部
に着脱搭載可能とされており、この搭載状態において、
把持手段102および回転手段103が検査枠101内
に挿入降下し得るようになっている。
に着脱搭載可能とされており、この搭載状態において、
把持手段102および回転手段103が検査枠101内
に挿入降下し得るようになっている。
【0106】次に図36〜図42も使用して検査方法を
説明する。
説明する。
【0107】作業台車105の移動等の段取り(ステッ
プS41)の後、まず図37に示すように、検査枠10
1を折畳んだ状態で、作業台車105の吊下げ装置10
6によって炉心シュラウド17のシュラウドヘッド部分
の狭隘空間を通過させ、アニュラス部31に搬送する
(ステップS42)。
プS41)の後、まず図37に示すように、検査枠10
1を折畳んだ状態で、作業台車105の吊下げ装置10
6によって炉心シュラウド17のシュラウドヘッド部分
の狭隘空間を通過させ、アニュラス部31に搬送する
(ステップS42)。
【0108】この状態で展開用シリンダ装置116を伸
展することによって、検査枠101を図38に示すよう
に、直方体構造にする(ステップS43)。
展することによって、検査枠101を図38に示すよう
に、直方体構造にする(ステップS43)。
【0109】次に、検査枠101の上部に設置したワイ
ヤドラム129,130を回転させ、着座用リング12
2の一端に固定されたワイヤ125とプラグ124の一
端に固定されたワイヤ126を巻上げ、着座用リング1
22とブラグ124を回転させる。
ヤドラム129,130を回転させ、着座用リング12
2の一端に固定されたワイヤ125とプラグ124の一
端に固定されたワイヤ126を巻上げ、着座用リング1
22とブラグ124を回転させる。
【0110】この場合、ディフューザ4上に検査枠10
1が着座する前に、着座用リング122に接続されるワ
イヤ125およびプラグ124に接続されるワイヤ12
6を最大の巻上げ量で巻上げ、着座用リング122は検
査用枠101の底面に、またプラグ124は検査枠10
1の内部に引上げておく。
1が着座する前に、着座用リング122に接続されるワ
イヤ125およびプラグ124に接続されるワイヤ12
6を最大の巻上げ量で巻上げ、着座用リング122は検
査用枠101の底面に、またプラグ124は検査枠10
1の内部に引上げておく。
【0111】着座用リング122が検査枠101の底面
に一致する状態となったら、検査枠101を着座用リン
グ122を介し、ディフューザ4の上面中心部に位置決
めした状態で着座する。ここで固定用シリンダ121を
伸展させ、支持脚120を炉壁1aおよび炉心シュラウ
ド17に突っ張る状態にして検査枠101の固定を行な
う。
に一致する状態となったら、検査枠101を着座用リン
グ122を介し、ディフューザ4の上面中心部に位置決
めした状態で着座する。ここで固定用シリンダ121を
伸展させ、支持脚120を炉壁1aおよび炉心シュラウ
ド17に突っ張る状態にして検査枠101の固定を行な
う。
【0112】次いで、図38に示すように、把持手段1
02を吊下げ装置106によってアニュラス部31に搬
送し、検査枠101の上端に着座固定する(ステップS
44)。
02を吊下げ装置106によってアニュラス部31に搬
送し、検査枠101の上端に着座固定する(ステップS
44)。
【0113】このような検査装置100の設置状態にお
いて、まず撮影手段104の自在アーム132を駆動し
て、インペラ3の上面の検査を行なう。
いて、まず撮影手段104の自在アーム132を駆動し
て、インペラ3の上面の検査を行なう。
【0114】この後、把持手段102をワイヤ139の
巻下げによって、検査枠101内のガイド用レール13
1にガイドローラ134を沿わせながら、吊下し、掴み
部135によりインペラ3の掴み動作を行なう(ステッ
プS45)。
巻下げによって、検査枠101内のガイド用レール13
1にガイドローラ134を沿わせながら、吊下し、掴み
部135によりインペラ3の掴み動作を行なう(ステッ
プS45)。
【0115】インペラ掴み後は、図39および図40に
示すように、巻取ドラム138の回転によりワイヤ13
9を巻上げて掴み部135を上昇させることにより、イ
ンペラ3およびシャフト5を引上げる(ステップS4
6)とともに、掴み部135を回転手段103によって
回転させる。このようなインペラ3およびシャフト5の
回転,上昇を行ないながら、撮影手段104の自在アー
ム132を駆動することによって、インペラ3およびシ
ャフト5の全面を検査する(ステップS47)。シャフ
ト5が完全に引上がった状態になったら、自在アーム1
32を駆動して、カメラ133によりディフューザ4の
内面の検査を行なう(ステップS48)。
示すように、巻取ドラム138の回転によりワイヤ13
9を巻上げて掴み部135を上昇させることにより、イ
ンペラ3およびシャフト5を引上げる(ステップS4
6)とともに、掴み部135を回転手段103によって
回転させる。このようなインペラ3およびシャフト5の
回転,上昇を行ないながら、撮影手段104の自在アー
ム132を駆動することによって、インペラ3およびシ
ャフト5の全面を検査する(ステップS47)。シャフ
ト5が完全に引上がった状態になったら、自在アーム1
32を駆動して、カメラ133によりディフューザ4の
内面の検査を行なう(ステップS48)。
【0116】以上の一連の検査が終了したら、図42に
示すように、プラグ124を回動させてディフューザ4
のシールを行なう(ステップS49)。この状態で原子
炉内再循環ポンプ2の内部がシールされるので、ロー
タ,ステータ等の下方作業を行なえる。下方作業が終了
したら、プラグ124を上方に回動して外し(ステップ
S50)、検査の結果不具合が認められない場合には、
インペラ3およびシャフト5を吊下し、ディフューザ4
内に収納する。
示すように、プラグ124を回動させてディフューザ4
のシールを行なう(ステップS49)。この状態で原子
炉内再循環ポンプ2の内部がシールされるので、ロー
タ,ステータ等の下方作業を行なえる。下方作業が終了
したら、プラグ124を上方に回動して外し(ステップ
S50)、検査の結果不具合が認められない場合には、
インペラ3およびシャフト5を吊下し、ディフューザ4
内に収納する。
【0117】不具合が発見された場合には、把持手段1
02ごと原子炉圧力容器1の上方に吊上げる(ステップ
S52)。
02ごと原子炉圧力容器1の上方に吊上げる(ステップ
S52)。
【0118】検査装置100の回収に際しては、把持手
段102を最大限引上げ、その後検査枠101を初期状
態(図26参照)の如く折畳み、吊下げ装置106によ
って吊上げ(ステップS54)、その後、後片付け(ス
テップS55)を行なう。
段102を最大限引上げ、その後検査枠101を初期状
態(図26参照)の如く折畳み、吊下げ装置106によ
って吊上げ(ステップS54)、その後、後片付け(ス
テップS55)を行なう。
【0119】以上の実施例によれば、インペラ3および
シャフト5に不具合が発見されない場合には、インペラ
3およびシャフト5をアニュラス部31から引き上げる
必要がないため、工程を大幅に短縮することができる。
シャフト5に不具合が発見されない場合には、インペラ
3およびシャフト5をアニュラス部31から引き上げる
必要がないため、工程を大幅に短縮することができる。
【0120】また、インペラ3の移動工程も非常に短か
くなり、移動時には検査枠101によって保護されるの
で、搬送中の炉内構造物との接触による不具合の発生の
可能性を著しく低減することができる。
くなり、移動時には検査枠101によって保護されるの
で、搬送中の炉内構造物との接触による不具合の発生の
可能性を著しく低減することができる。
【0121】また、本実施例では装置の設置および回収
作業を除く検査作業中にはオペレーションフロア66上
の作業台車105を必要とせず、インターナルポンプの
検査装置100の大部分はアニュラス部31に収容され
ているので、燃料交換など他の炉心シュラウド17上方
での作業は別個に容易に行なうことができ、平行作業が
可能になることによる工程の短縮が期待できる。
作業を除く検査作業中にはオペレーションフロア66上
の作業台車105を必要とせず、インターナルポンプの
検査装置100の大部分はアニュラス部31に収容され
ているので、燃料交換など他の炉心シュラウド17上方
での作業は別個に容易に行なうことができ、平行作業が
可能になることによる工程の短縮が期待できる。
【0122】図43〜図49は本実施例の変形例を示し
ている。
ている。
【0123】この変形例が上記のものと異なる点は、検
査用の撮影手段104のカメラ133を検査枠101内
の上方に巻上げ装置146によって吊下げ設置し、検査
枠101内に設置したガイドレール147に沿い、枠下
端側までに亘って昇降可能とした点にある。なお、14
8は巻上げ装置146駆動用のモータ、149はそれら
を連結するタイミングベルト等の連結手段である。
査用の撮影手段104のカメラ133を検査枠101内
の上方に巻上げ装置146によって吊下げ設置し、検査
枠101内に設置したガイドレール147に沿い、枠下
端側までに亘って昇降可能とした点にある。なお、14
8は巻上げ装置146駆動用のモータ、149はそれら
を連結するタイミングベルト等の連結手段である。
【0124】この変形例によれば、インペラ3およびシ
ャフト5を検査枠101内に吊上げ収容した後に、撮影
手段104を上下方向に移動してインペラ3およびシャ
フト5の検査が行なえる。
ャフト5を検査枠101内に吊上げ収容した後に、撮影
手段104を上下方向に移動してインペラ3およびシャ
フト5の検査が行なえる。
【0125】したがって、このような操作を行なうこと
により、把持手段102によるインペラ3およびシャフ
ト5の引上げと検査とを別個の作業として行なえるの
で、引上げ速度を高める等により作業の容易,簡便化,
迅速化等が可能となる。
により、把持手段102によるインペラ3およびシャフ
ト5の引上げと検査とを別個の作業として行なえるの
で、引上げ速度を高める等により作業の容易,簡便化,
迅速化等が可能となる。
【0126】その他の点は前記の例と同様であるから、
図の対応個所に同一符号を付して説明を省略する。
図の対応個所に同一符号を付して説明を省略する。
【0127】
【発明の効果】以上で詳述したように、請求項1および
2に記載の発明においては、例えば遊泳ロボットを原子
炉圧力容器のアニュラス部に設けた固定台まで遊泳させ
てその上に載置固定しておき、その後原子炉内再循環ポ
ンプのインペラを把持手段によって把持して上昇ととも
に回転させることにより、固定した遊泳ロボットの撮影
手段を用いてインペラ上部からこれと一体のシャフト下
端までが通過する間にこれらの外周部を含めた全体の表
面を視取観察して傷痕の有無について検査することがで
きる。このインペラおよびシャフトの検査は、アニュラ
ス部において原子炉内再循環ポンプのシャフトが少なく
ともディフューザ上方に抜外れる高さまで上昇すること
により行なえる。したがって、インペラおよびシャフト
を炉心シュラウド上端の狭隘な空間を介して炉上のプー
ルまで移動させる従来技術と異なり、途中で接触損傷す
るおそれがなく、また移動距離も少ないので作業能力も
向上する。しかも、プール上においてインペラの架台の
再設置やカメラ等を手動的に操作する等の面倒もなく、
かつインペラの上昇およびそれに伴う垂直軸心廻りの回
転という単純な動作の途中で固定設置の撮影手段によっ
て観察する等の工程により、焦点ずれ等のない高精度の
検査が容易かつ確実に行なえるようになる。
2に記載の発明においては、例えば遊泳ロボットを原子
炉圧力容器のアニュラス部に設けた固定台まで遊泳させ
てその上に載置固定しておき、その後原子炉内再循環ポ
ンプのインペラを把持手段によって把持して上昇ととも
に回転させることにより、固定した遊泳ロボットの撮影
手段を用いてインペラ上部からこれと一体のシャフト下
端までが通過する間にこれらの外周部を含めた全体の表
面を視取観察して傷痕の有無について検査することがで
きる。このインペラおよびシャフトの検査は、アニュラ
ス部において原子炉内再循環ポンプのシャフトが少なく
ともディフューザ上方に抜外れる高さまで上昇すること
により行なえる。したがって、インペラおよびシャフト
を炉心シュラウド上端の狭隘な空間を介して炉上のプー
ルまで移動させる従来技術と異なり、途中で接触損傷す
るおそれがなく、また移動距離も少ないので作業能力も
向上する。しかも、プール上においてインペラの架台の
再設置やカメラ等を手動的に操作する等の面倒もなく、
かつインペラの上昇およびそれに伴う垂直軸心廻りの回
転という単純な動作の途中で固定設置の撮影手段によっ
て観察する等の工程により、焦点ずれ等のない高精度の
検査が容易かつ確実に行なえるようになる。
【0128】また、インペラおよびシャフトの検査後等
において、遊泳ロボットを遊泳動作によりディフューザ
まで移動させてその内外周表面部を検査することができ
る。したがって、従来技術と異なりディフューザを分解
の必要なく点検できる等の利点も得られる。
において、遊泳ロボットを遊泳動作によりディフューザ
まで移動させてその内外周表面部を検査することができ
る。したがって、従来技術と異なりディフューザを分解
の必要なく点検できる等の利点も得られる。
【0129】なお、把持手段を有する取扱装置は昇降と
ともに炉壁に沿う周方向移動が可能であることから、複
数の原子炉内再循環ポンプを順次に検査することが可能
であり、また補修の必要に応じて交換等のため炉上に移
動させる等の操作も容易に行なえる。
ともに炉壁に沿う周方向移動が可能であることから、複
数の原子炉内再循環ポンプを順次に検査することが可能
であり、また補修の必要に応じて交換等のため炉上に移
動させる等の操作も容易に行なえる。
【0130】また、遊泳ロボットは取扱装置に出入り自
在に収容してあるから、広範囲の移動時には取扱装置へ
の収容状態として一体移動でき、検査に際しての一定範
囲の動作時だけ単独遊泳させる等の効率よい利用が行な
え、これらの動作は遠隔操作で容易になし得る。
在に収容してあるから、広範囲の移動時には取扱装置へ
の収容状態として一体移動でき、検査に際しての一定範
囲の動作時だけ単独遊泳させる等の効率よい利用が行な
え、これらの動作は遠隔操作で容易になし得る。
【0131】請求項3および4に記載の発明において
は、検査カバーの中心位置に昇降可能に吊下した把持手
段によってインペラを把持して上昇させ、このインペラ
をシャフトとともに検査カバーに導入して検査カバー内
の撮影手段によって表面検査を行なう。本発明において
も、例えば検査カバーをアニュラス部の最上部位置、つ
まり炉心シュラウド上端位置に固定した状態で、炉内で
の検査が可能となる。したがって、インペラおよびシャ
フトをプール等に搬送する必要なく、作業上の高能率化
かつ高信頼性確保等が図れるようになる。
は、検査カバーの中心位置に昇降可能に吊下した把持手
段によってインペラを把持して上昇させ、このインペラ
をシャフトとともに検査カバーに導入して検査カバー内
の撮影手段によって表面検査を行なう。本発明において
も、例えば検査カバーをアニュラス部の最上部位置、つ
まり炉心シュラウド上端位置に固定した状態で、炉内で
の検査が可能となる。したがって、インペラおよびシャ
フトをプール等に搬送する必要なく、作業上の高能率化
かつ高信頼性確保等が図れるようになる。
【0132】しかも、本発明によれば、検査の結果傷痕
等が発見されて補修や交換等の必要が生じた場合、その
検査直後に、即座にインペラおよびシャフトを検査カバ
ーで被覆した状態のままで炉上方に向って移動させるこ
とができる。したがって、その移動や補修または交換等
の作業が能率よく行なえるとともに、補修,交換等の後
のインペラ再設置も含めた移動途中のインペラ接触損傷
等が検査カバーによって有効に防止される。なお、検査
カバー内にエアバッグ装置等を装着しておけば、移動途
中にインペラおよびシャフトを安定保持することができ
る。
等が発見されて補修や交換等の必要が生じた場合、その
検査直後に、即座にインペラおよびシャフトを検査カバ
ーで被覆した状態のままで炉上方に向って移動させるこ
とができる。したがって、その移動や補修または交換等
の作業が能率よく行なえるとともに、補修,交換等の後
のインペラ再設置も含めた移動途中のインペラ接触損傷
等が検査カバーによって有効に防止される。なお、検査
カバー内にエアバッグ装置等を装着しておけば、移動途
中にインペラおよびシャフトを安定保持することができ
る。
【0133】請求項5および6に記載の発明において
は、まず検査枠を縦長薄板状に折畳んだ状態で狭隘空間
を介してアニュラス部内の原子炉内再循環ポンプの直上
位置まで吊下し、そこで方形枠状に展開した後に、把持
手段によってインペラを把持してシャフトとともに検査
枠内に上昇させ、同枠内の撮影手段によって検査を行な
うことができる。
は、まず検査枠を縦長薄板状に折畳んだ状態で狭隘空間
を介してアニュラス部内の原子炉内再循環ポンプの直上
位置まで吊下し、そこで方形枠状に展開した後に、把持
手段によってインペラを把持してシャフトとともに検査
枠内に上昇させ、同枠内の撮影手段によって検査を行な
うことができる。
【0134】したがって、本発明によれば、アニュラス
部内での検査を安定的に行なえる方形の検査枠が、検査
位置までの往復移動途中、例えば炉心シュラウド上端部
の狭隘空間等において、薄板状態として容易に通過でき
ることにより、設置および撤去の作業が容易にかつ高能
率で行なえる。
部内での検査を安定的に行なえる方形の検査枠が、検査
位置までの往復移動途中、例えば炉心シュラウド上端部
の狭隘空間等において、薄板状態として容易に通過でき
ることにより、設置および撤去の作業が容易にかつ高能
率で行なえる。
【0135】そして検査作業に際しては、方形枠状の検
査枠に多様な構造物が据付け可能なことから例えばガイ
ドレール上を走行する撮影手段を据付けておき、吊上げ
たインペラおよびシャフトを固定配置として単に軸心廻
りで回転させながら、軸方向に沿って撮影手段を移動さ
せる手法、あるいは多関節アーム等を用いた姿勢変化自
在な撮影手段を据付けて細部観察が行なえるようにする
等、極めて広範な検査態様が選定できるようになる。
査枠に多様な構造物が据付け可能なことから例えばガイ
ドレール上を走行する撮影手段を据付けておき、吊上げ
たインペラおよびシャフトを固定配置として単に軸心廻
りで回転させながら、軸方向に沿って撮影手段を移動さ
せる手法、あるいは多関節アーム等を用いた姿勢変化自
在な撮影手段を据付けて細部観察が行なえるようにする
等、極めて広範な検査態様が選定できるようになる。
【0136】また、本発明では例えば検査枠の下端に回
動式プラグを取付け、ディフューザ上を封鎖可能な構成
とし、炉内でのインペラおよびシャフトの検査と並行し
て下方でのモータ部点検を行なえる等の機能も付加でき
るようになる。
動式プラグを取付け、ディフューザ上を封鎖可能な構成
とし、炉内でのインペラおよびシャフトの検査と並行し
て下方でのモータ部点検を行なえる等の機能も付加でき
るようになる。
【0137】そして、以上の各発明においては、インペ
ラおよびシャフト点検作業が炉内で遠隔操作等によって
行なえ、炉上空間の専有率が低くなるので、炉上クレー
ン等による他の炉内点検作業が同時に実施できる等の利
点も得られる。
ラおよびシャフト点検作業が炉内で遠隔操作等によって
行なえ、炉上空間の専有率が低くなるので、炉上クレー
ン等による他の炉内点検作業が同時に実施できる等の利
点も得られる。
【図1】本発明の実施例1に係る検査装置を示す要部説
明図。
明図。
【図2】前記実施例1における遊泳ロボットおよびその
関連構成を示す図。
関連構成を示す図。
【図3】前記実施例1における把持手段の構成を示す断
面図。
面図。
【図4】前記実施例1におけるディフューザ検査状態を
示す図。
示す図。
【図5】前記実施例1に係る検査方法の手順を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図6】本発明の実施例2に係る検査装置の装置吊下げ
状態を示す全体図。
状態を示す全体図。
【図7】前記実施例2における検査カバーの構成を示す
図。
図。
【図8】前記実施例2における検査カバーへのインペラ
吊込み状態を示す図。
吊込み状態を示す図。
【図9】前記実施例2における検査状態を示す図。
【図10】前記実施例2におけるエアバッグ膨張状態を
示す図。
示す図。
【図11】図10のA−A線断面図。
【図12】(A)〜(E)は前記実施例2に係る検査方
法の手順を示すフローチャート。
法の手順を示すフローチャート。
【図13】前記実施例2における装置吊込み状態を示す
図。
図。
【図14】前記実施例2における検査カバーの吊下位置
を一部断面にして示す平面図。
を一部断面にして示す平面図。
【図15】前記実施例2における検査カバーの炉内周方
向移動状態を一部断面にして示す平面図。
向移動状態を一部断面にして示す平面図。
【図16】前記実施例2における変形例を示す要部断面
図。
図。
【図17】図16のB−B線断面図。
【図18】図16の変形例におけるカバー分離状態を示
す図。
す図。
【図19】図16の変形例における係止機構を示す拡大
図。
図。
【図20】図16の変形例における係止機構の解除状態
を示す図。
を示す図。
【図21】図20のC−C線断面図。
【図22】本発明の実施例3に係る検査装置の全体構成
を示す図。
を示す図。
【図23】図22の要部を拡大して示す図。
【図24】前記実施例3における検査枠を示す正面図。
【図25】図24の側面図。
【図26】前記実施例3における検査枠の折畳み状態を
示す平面図。
示す平面図。
【図27】前記実施例3における検査枠の展開状態を示
す平面図。
す平面図。
【図28】図26に示す検査枠の炉内導入状態を示す平
面図。
面図。
【図29】図27に示す検査枠の炉内に状態を示す平面
図。
図。
【図30】前記実施例3における検査枠の下部における
プラグ開状態を示す正面図。
プラグ開状態を示す正面図。
【図31】図30の側面図。
【図32】前記実施例3における把持手段を示す図。
【図33】図32のD−D線断面図。
【図34】図33のE−E線断面図。
【図35】図34のF−F線断面図。
【図36】前記実施例3に係る検査方法の手順を示すフ
ローチャート。
ローチャート。
【図37】前記実施例3における検査枠吊下げ状態を示
す図。
す図。
【図38】前記実施例3における把持状態吊下げ状態を
示す図。
示す図。
【図39】前記実施例3における検査枠内のインペラ吊
込み状態を一部断面にして示す側面図。
込み状態を一部断面にして示す側面図。
【図40】図39の側面図。
【図41】前記実施例3における検査枠設置時のプラグ
開状態を示す図。
開状態を示す図。
【図42】前記実施例3における検査枠設置時のプラグ
閉状態を示す図。
閉状態を示す図。
【図43】前記実施例3における検査方法の変形例を示
すフローチャート。
すフローチャート。
【図44】前記実施例3における検査装置の変形例を示
す図で検査枠の折畳み状態を示す平面図。
す図で検査枠の折畳み状態を示す平面図。
【図45】図44に示す検査枠の展開状態を示す平面
図。
図。
【図46】図45に示す検査枠を一部断面にして示す側
面図。
面図。
【図47】図46のG−G線断面図。
【図48】図44に示す変形例における検査枠へのイン
ペラ吊込み状態を一部断面にして示す正面図。
ペラ吊込み状態を一部断面にして示す正面図。
【図49】図48の側面図。
【図50】原子炉内再循環ポンプの構成を示す断面図。
【図51】原子炉内再循環ポンプの部品構成を示す分解
図。
図。
【図52】従来の検査装置を示す斜視図。
【図53】従来の検査装置を示す平面図。
【図54】従来の検査方法におけるインペラ検査状態を
説明するための炉内の様子を示す図。
説明するための炉内の様子を示す図。
【図55】従来の検査方法におけるディフューザ検査方
法を説明するための炉内の様子を示す図。
法を説明するための炉内の様子を示す図。
1 原子炉圧力容器 1a 炉壁 17 炉心シュラウド 39 検査装置 31 アニュラス部 32 取扱装置 33 把持手段 34 回転手段 35 ケーブル 36 遊泳ロボット 37 撮影手段 61 検査装置 62 検査カバー 63 把持手段 64 回転手段 65 撮影手段 100 検査装置 101 検査枠 102 把持手段 103 回転手段 105 撮影手段
Claims (6)
- 【請求項1】 沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器の上方
から炉壁と炉心シュラウドとの間のアニュラス部に昇降
および炉壁に沿う周方向移動可能に吊下された取扱装置
と、この取扱装置に設けられ、前記アニュラス部に配置
された原子炉内再循環ポンプのインペラを把持する把持
手段と、この把持手段を垂直軸心廻りで回転させる回転
手段と、前記取扱装置に出入り自在に収容されるととも
にケーブルを介して接続された水中遊泳式の遊泳ロボッ
トと、この遊泳ロボットに設けられ前記原子炉内再循環
ポンプを観察する撮影手段とを備えたことを特徴とする
原子炉内再循環ポンプの検査装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の装置を使用して原子炉
内再循環ポンプを検査する方法であって、原子炉圧力容
器の炉壁と炉心シュラウドとの間のアニュラス部に吊下
した取扱装置の把持手段によって原子炉内再循環ポンプ
のインペラを把持してそのインペラと一体のシャフトが
ディフューザ上方に抜外れる位置まで上昇させ、このイ
ンペラを上昇と同時にまたは昇降後に回転させて遊泳ロ
ボットの撮影手段により前記インペラおよび前記シャフ
トの表面を前記アニュラス部内にて検査するとともに、
シャフトが抜外れたディフューザの表面を前記遊泳ロボ
ットの水中遊泳により前記撮影手段によって検査するこ
とを特徴とする原子炉内再循環ポンプの検査方法。 - 【請求項3】 沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器の上方
から炉壁と炉心シュラウドとの間のアニュラス部に吊下
され、前記アニュラス部に配置された原子炉内再循環ポ
ンプのインペラおよびこれと一体のシャフトをその内部
に収容し得る大きさの下端開口円筒状の垂直な検査カバ
ーと、この検査カバーの中心位置に昇降可能に吊下さ
れ、前記原子炉内再循環ポンプのインペラを把持する把
持手段と、この把持手段を前記検査カバーの中心線廻り
で回転させる回転手段と、前記検査カバー内に設けら
れ、前記把持手段によって吊上げられる前記インペラお
よびシャフトとの相対移動によりこれらインペラおよび
シャフトの表面を観察する撮影手段とを備えたことを特
徴とする原子炉内再循環ポンプの検査装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の装置を使用して原子炉
内再循環ポンプを検査する方法であって、原子炉圧力容
器の炉壁と炉心シュラウドとの間のアニュラス部に吊下
した把持手段によって原子炉内再循環ポンプのインペラ
を把持してそのインペラと一体のシャフトが検査カバー
内に収容される高さまで上昇させ、このインペラを上昇
と同時にまたは上昇後に回転させて撮影手段により前記
インペラおよび前記シャフトの表面を前記検査カバー内
にて検査し、補修を要する場合には前記インペラおよび
前記シャフトを前記検査カバー内に保持した状態で炉上
のプールに搬送することを特徴とする原子炉内再循環ポ
ンプの検査方法。 - 【請求項5】 縦長薄板状に折畳み可能で、沸騰水型原
子炉の原子炉圧力容器の上方から炉壁と炉心シュラウド
との間のアニュラス部に吊下され、前記アニュラス部に
配置された原子炉内再循環ポンプのインペラおよびこれ
と一体のシャフトをその内部に収容し得る大きさの下端
開口方形枠状の垂直な検査枠と、この検査枠内に昇降可
能に設けられ、原子炉内再循環ポンプのインペラを把持
する把持手段と、この把持手段を前記検査枠内で垂直軸
廻りに回転させる回転手段と、前記検査枠に設けられ、
前記把持手段によって吊上げられる前記インペラおよび
シャフトとの相対移動によりこれらインペラおよびシャ
フトの表面を観察する撮影手段とを備えたことを特徴と
する原子炉内再循環ポンプの検査装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の装置を使用して原子炉
内再循環ポンプを検査する方法であって、検査枠を折畳
み状態で原子炉圧力容器の上方から炉壁と炉心シュラウ
ドとの間のアニュラス部に配置された原子炉内再循環ポ
ンプの上部で遠隔操作により展開状態とした後、把持手
段によって原子炉内再循環ポンプのインペラを把持して
そのインペラと一体のシャフトが検査カバー内に収容さ
れる高さまで上昇させ、このインペラを上昇と同時にま
たは上昇後に回転させて撮影手段により前記インペラお
よび前記シャフトを前記検査枠内にて検査することを特
徴とする原子炉内再循環ポンプの検査方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6005748A JPH07209472A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 原子炉内再循環ポンプの検査方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6005748A JPH07209472A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 原子炉内再循環ポンプの検査方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07209472A true JPH07209472A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11619737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6005748A Pending JPH07209472A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 原子炉内再循環ポンプの検査方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07209472A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012037299A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | Toshiba Corp | 原子炉内構造物作業装置および原子炉内構造物作業方法 |
-
1994
- 1994-01-24 JP JP6005748A patent/JPH07209472A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012037299A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | Toshiba Corp | 原子炉内構造物作業装置および原子炉内構造物作業方法 |
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