JPH07210067A - ホログラム記録方法 - Google Patents
ホログラム記録方法Info
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- JPH07210067A JPH07210067A JP6002600A JP260094A JPH07210067A JP H07210067 A JPH07210067 A JP H07210067A JP 6002600 A JP6002600 A JP 6002600A JP 260094 A JP260094 A JP 260094A JP H07210067 A JPH07210067 A JP H07210067A
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Abstract
記録材料内では干渉成分の大きいS偏光になるようにし
て、高効率で記録できかつ不要な干渉パターンを低減さ
せる。 【構成】 光学異方性を有する透明体Wをホログラム記
録材料Fの入射平面に密着あるいは屈折率整合液を介し
て密着させることにより、記録材料F入射平面に対して
ほぼP偏光で入射した光AがほぼS偏光で記録材料Fに
入るようにして、入射光Aとして反射率の低いP偏光を
用い、ホログラム記録には干渉成分の大きいS偏光に変
換して、回折効率の高い干渉縞を記録光の高い利用効率
で記録する。また、透過光C等が空気中に出る時の反射
率も低くなり、この反射光に伴う不要な干渉パターンも
低く抑えられる。
Description
関し、特に、不要な干渉パターンを低減させ、かつ、撮
影光量の高効率化を図ったホログラム記録方法に関す
る。
光束A、Bを記録材料Fに入射させて干渉させてホログ
ラム記録する場合も、同図(b)に示すように、ホログ
ラム原版Mの上に記録材料Fを密着して、記録材料F側
から1つの光束Aを入射させ、その入射光Aと記録材料
Fを透過し原版Mで回折された回折光Cとを干渉させて
ホログラム複製をする場合も、入射光A、Bとしては、
通常、干渉成分の大きいS偏光を用いていた。その理由
は、S偏光を用いると、記録材料F内で2つ光束AとB
又はAとCの電場ベクトル成分が相互に平行になり、干
渉成分が最大になるため、高効率で干渉するからであ
る。
ような屈折率n1 の媒質からそれと異なる屈折率n2 の
ホログラム記録材料Fへ光が直接入射するとき、記録材
料F表面でのフレネル反射により入射光A、Bの一部が
反射され有効に記録に寄与しない。図4は屈折率n1 =
1.0の空気から屈折率n2 =1.5の媒質へ入射角θ
1 で光が入射するときのその界面でのエネルギー反射率
Rとエネルギー透過率Tを表すグラフであり、屈折率n
2 の媒質から屈折率n1 の媒質へ入射するときも同様と
なる。このグラフから明らかなように、光A、BがS偏
光の場合、記録材料Fに入射、出射する際に、P偏光に
比べて高い反射率を示す。したがって、S偏光を利用す
る場合、図3のようなホログラム記録、複製時に記録の
低効率化を起こし、また、界面での反射光により不要な
干渉パターンが記録されてしまう。なお、図4における
θB はP偏光の反射率が0になるブルースター角であ
る。
P偏光として記録材料Fに入射させると、2光束の干渉
成分が小さくなるため、干渉縞が低コントラストになっ
て良好なホログラムが得られない。
ものであり、その目的は、ホログラム記録に低反射率の
P偏光を用い、記録材料内では干渉成分の大きいS偏光
になるようにして、高効率で記録できかつ不要な干渉パ
ターンを低減させるホログラム記録方法を提供すること
である。
明のホログラム記録方法は、光学異方性を有する透明体
をホログラム記録材料の入射平面に密着あるいは屈折率
整合液を介して密着させることにより、記録材料入射平
面に対してほぼP偏光で入射した光がほぼS偏光でホロ
グラム記録材料に入るようにしたことを特徴とする方法
である。
学異方性を有する透明体を密着させ、他方の側にホログ
ラム原版あるいは反射面を密着させてホログラム記録を
行うこともでき、また、ホログラム記録材料の両側に光
学異方性を有する透明体を密着させ、両側から光を入射
させてホログラム記録を行うこともできる。
は、複屈折材料からなるもの、液晶からなるもの等を用
いることができる。
をホログラム記録材料の入射平面に密着あるいは屈折率
整合液を介して密着させることにより、記録材料入射平
面に対してほぼP偏光で入射した光がほぼS偏光でホロ
グラム記録材料に入るようにしたので、入射光として反
射率の低いP偏光を用い、ホログラム記録には干渉成分
の大きいS偏光に変換することができ、回折効率の高い
干渉縞を記録光の高い利用効率で記録することができ
る。また、透過光等が空気中に出る時の反射率も低くな
り、この反射光に伴う不要な干渉パターンも低く抑えら
れる。
について図面を参照にして説明する。本発明の基本原理
は、ホログラム記録材料の光入射側に入射光の偏光面を
ほぼ90°回転させる光学異方素子を密着させ、入射光
として反射率の低いP偏光を用い、ホログラム記録材料
内ではその入射光を干渉成分の大きいS偏光に変換する
ことである。
ログラム原版又はミラーMを密着し、原版又はミラーM
と反対側から記録材料Fに光束Aを入射させ、その入射
光Aと記録材料Fを透過し原版又はミラーMで回折又は
反射された光束Cとを記録材料Fで干渉させてホログラ
ム複製又は記録する場合の断面図であり、本発明に基づ
いて、フォトポリマー等のホログラム記録材料Fの光A
入射側に光学異方素子Wを密着あるいは屈折率整合液を
介して密着する。この光学異方素子Wは複屈折性の透明
板からなり、S偏光の屈折率が記録材料Fの屈折率にほ
ぼ等しく設定され、その光学軸Xは、同図(b)の光入
射側から見た平面図に示すように、入射光線Aを含む入
射面と45°をなし、かつ、記録材料Fの入射平面に平
行な方向に向いている。そして、その厚さは、入射光A
の屈折後の通過距離d1 が、m1を0又は正の整数、λ
をその波長、Δnを常光屈折率と異常光屈折率の差とす
るとき、λ(2m1 +1)/2Δnで表されるような厚
さ分布を有している。
子Wを入射光Aの入射側に密着することにより、入射光
Aとしてフレネル反射損失の小さいP偏光を用いても、
記録材料F内では干渉成分の大きいS偏光に変換され、
回折効率の高い干渉縞が記録光の高い利用効率で記録で
きる。
る際、光学異方素子WでS偏光からP偏光に変換される
ので、出射時の反射率も低くなり、この反射光に伴う不
要な干渉パターンも低く抑えられる。特に、記録材料F
から光学異方素子Wを通って出射する距離をd2 とする
と、d1 (2m2 +1)=d2 (2m1 +1)が近似的
に成り立つように光学異方素子Wの厚み分布を持たせる
と、より効率的に不要干渉パターンを抑えることができ
る(m2 は0又は正の整数)。
側から2つの光束A、Bを入射させて、2光束の干渉に
よりホログラム記録する場合の断面図であり、この場合
は、ホログラム記録材料Fの両側に同様な光学異方素子
W1 、W2 を密着あるいは屈折率整合液を介して密着す
る。この場合の光学異方素子W1 、W2 の厚さも、入射
光A、Bの屈折後の通過距離d11、d21が、それぞれλ
(2m11+1)/2Δn、λ(2m21+1)/2Δnで
表されるような厚さ分布を有している。また、記録材料
F通過後の出射時の反射率を低くするためには、光A、
Bの記録材料F通過後に光学異方素子W2 、W1 を通過
する距離をd22、d12とすると、それぞれd11(2m12
+1)=d12(2m11+1)、d21(2m22+1)=d
22(2m21+1)が近似的に成り立つように光学異方素
W1 、W2 の厚み分布を持たせることが望ましい
(m11、m12、m21、m22は0又は正の整数)。
由度を持つ整数であることから、異なるの記録光の波長
をλ1 、λ2 、λ3 …とすると、λ1 (2m11+1)=
λ2(2m12+1)=λ3 (2m13+1)…が近似的に
成り立つような厚み分布を持つ光学異方素子Wを用いる
ことにより、多色ホログラムの記録においても、同様に
記録光の高効率化や不要な回折パターンの低減が図れ
る。
ら記録材料Fに入射する場合であったが、同じ側から異
なる角度で入射する場合にも同様にして回折効率の高い
干渉縞を記録光の高い利用効率で記録でき、反射光に伴
う不要な干渉パターンも低く抑えることができる。ま
た、光学異方素子W、W1 、W2 として、複屈折材料以
外にもTN液晶等の液晶を用いることができる。
同一入射面において入射するものとしたが、異なってい
ても、近似的に同じと見なせる範囲で同様に適用でき
る。また、入射光A、B、Cが平行光でなくとも、光学
異方素子の厚さ、光学軸に分布を持たせることにより対
応可能であるし、近似的に透過光をS偏光又はP偏光に
変換できればその効果は達成できるので、必ずしも平行
光の場合に限定されるものではない。
例に基づいて説明してきたが、本発明はこれら実施例に
限定されず、種々の変形が可能である。
のホログラム記録方法によると、光学異方性を有する透
明体をホログラム記録材料の入射平面に密着あるいは屈
折率整合液を介して密着させることにより、記録材料入
射平面に対してほぼP偏光で入射した光がほぼS偏光で
ホログラム記録材料に入るようにしたので、入射光とし
て反射率の低いP偏光を用い、ホログラム記録には干渉
成分の大きいS偏光に変換することができ、回折効率の
高い干渉縞を記録光の高い利用効率で記録することがで
きる。また、透過光等が空気中に出る時の反射率も低く
なり、この反射光に伴う不要な干渉パターンも低く抑え
られる。
1実施例の配置を示す断面図と平面図である。
を示す断面図である。
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 光学異方性を有する透明体をホログラム
記録材料の入射平面に密着あるいは屈折率整合液を介し
て密着させることにより、記録材料入射平面に対してほ
ぼP偏光で入射した光がほぼS偏光でホログラム記録材
料に入るようにしたことを特徴とするホログラム記録方
法。 - 【請求項2】 ホログラム記録材料の片側に光学異方性
を有する透明体を密着させ、他方の側にホログラム原版
あるいは反射面を密着させてホログラム記録を行うこと
を特徴とする請求項1記載のホログラム記録方法。 - 【請求項3】 ホログラム記録材料の両側に光学異方性
を有する透明体を密着させ、両側から光を入射させてホ
ログラム記録を行うことを特徴とする請求項1記載のホ
ログラム記録方法。 - 【請求項4】 前記光学異方性を有する透明体が複屈折
材料からなることを特徴とする請求項1から3の何れか
1項記載のホログラム記録方法。 - 【請求項5】 前記光学異方性を有する透明体が液晶か
らなることを特徴とする請求項1から3の何れか1項記
載のホログラム記録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00260094A JP3431253B2 (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | ホログラム記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00260094A JP3431253B2 (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | ホログラム記録方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07210067A true JPH07210067A (ja) | 1995-08-11 |
| JP3431253B2 JP3431253B2 (ja) | 2003-07-28 |
Family
ID=11533888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00260094A Expired - Fee Related JP3431253B2 (ja) | 1994-01-14 | 1994-01-14 | ホログラム記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3431253B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001272906A (ja) * | 2000-01-21 | 2001-10-05 | Dainippon Printing Co Ltd | ホログラム原版及びその作製方法 |
| EP1542219A3 (en) * | 2003-12-09 | 2006-05-17 | Pioneer Corporation | Hologram recording medium and recording and reproducing system |
| JP2010276660A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Dainippon Printing Co Ltd | ホログラム複製方法及びそれにより複製されたホログラム |
-
1994
- 1994-01-14 JP JP00260094A patent/JP3431253B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001272906A (ja) * | 2000-01-21 | 2001-10-05 | Dainippon Printing Co Ltd | ホログラム原版及びその作製方法 |
| EP1542219A3 (en) * | 2003-12-09 | 2006-05-17 | Pioneer Corporation | Hologram recording medium and recording and reproducing system |
| US7170661B2 (en) | 2003-12-09 | 2007-01-30 | Pioneer Corporation | Hologram recording medium and recording and reproducing system |
| JP2010276660A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Dainippon Printing Co Ltd | ホログラム複製方法及びそれにより複製されたホログラム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3431253B2 (ja) | 2003-07-28 |
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