JPH07210087A - ドラム缶用ラベル - Google Patents

ドラム缶用ラベル

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JPH07210087A
JPH07210087A JP1701394A JP1701394A JPH07210087A JP H07210087 A JPH07210087 A JP H07210087A JP 1701394 A JP1701394 A JP 1701394A JP 1701394 A JP1701394 A JP 1701394A JP H07210087 A JPH07210087 A JP H07210087A
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drum
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俊晴 尾崎
Haruo Takamura
治夫 高村
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OJI KAKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 缶内の内容物を消費した空ドラム缶を、ドラ
ム缶再生工場において洗浄した後に、乾燥のための加熱
工程に付すことにより、端部が浮き上がり、容易に引き
剥すことのできるドラム缶用ラベルを提供する。 【構成】 合成紙1のミクロボイド数の少ない方の層の
表面に形成した架橋型の粘着剤層2と、該粘着剤層2を
被覆している剥離紙3からなるドラム缶用ラベル4であ
って、前記粘着剤層のJIS Z 0237による該粘
着剤層の粘着力が500〜1000gf/25mmであ
り、ラベルをドラム缶に貼合した後の130〜160
℃、10〜30分間の加熱により、ミクロボイドの収縮
作用によりミクロボイド数の多い表面層側にカールする
ドラム缶用ラベル4。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドラム缶の物流管理に
使用する粘着ラベルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、石油製品や化学薬品等の製造メー
カーがドラム缶内に内容物を充填後、顧客に対してこれ
を出荷する際には、内容物の種類、製造番号、製造業者
名、注意事項等の情報を直接ドラム缶の表面にペンキで
記入したり、あるいはこれらの情報を印刷等によって記
載した紙ラベルをドラム缶の表面に貼着したりしてい
る。
【0003】ドラム缶は、缶内の内容物が消費された後
に回収業者によって回収され、ドラム缶再生工場におい
てドラム缶の外部及び内部が洗浄され、さらにサンドブ
ラスト処理により古い塗装が剥がされ、再塗装されて再
生ドラム缶として再利用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のドラム缶の表面
にペンキ等で情報を記入する方式は、ドラム缶再生工場
にて再塗装を行なうに際して、外装の古い塗装をサンド
ブラスト処理によって剥がすことにより、ペンキ等で書
かれた情報を完全に消去することができるが、かかる方
式は、ドラム缶表面への諸情報のペンキによる記載操作
が煩雑であるだけでなく、バーコード等の細かい印字が
難しく、バーコードを使ったコンピューター物流管理を
行なう場合の障害になっている。
【0005】また、ドラム缶内の品名やバーコード等の
情報を印刷等によって記載した紙ラベルをドラム缶の表
面に貼着するものは、ドラム缶が野積みの状況下になる
ため、該紙ラベルに耐水性を付与する必要があり、紙ラ
ベル表面に透明プラスチックフィルムを表面基材とした
オーバーラミ用ラベルを貼着し、紙ラベルの耐水化を図
らなければならなく、そのための手間が煩雑である。
【0006】さらにこの紙ラベルの場合には、ドラム缶
を回収、再生する際のサンドブラスト処理では、紙ラベ
ルをドラム缶の表面から取り除くことが出来ず、回収し
たドラム缶に貼着してある紙ラベルの端部を人手によ
り、へら等で引き起こして削り取ったり、有機溶剤を利
用して剥がさなければならなく、この引き剥がし操作が
非常に煩雑であるだけでなく、紙ラベルの引き剥がし途
中で紙切れを生じたり、粘着剤がドラム缶の表面に残る
いわゆる糊残りが発生する等の現象があり、紙ラベルを
引き剥がすための操作が極めて煩雑である。
【0007】これに対して本発明者は、実願平5−38
670号に於いて、表面基材として、内部紙化法による
合成紙を使用し、ドラム缶再生工場の乾燥炉内で150
℃、10分間加熱することにより、合成紙を収縮させて
ラベルの一部に剥がれを発生させることにより、引き剥
しを容易に行なうことのできるラベルを提案した。
【0008】しかしながら、該ラベルにおいて、粘着剤
層のJIS Z 0237に規定する粘着力を500g
f/25mm以上にすると、加熱収縮による剥がれが起
こらず、ラベルの端部の引き起こしが困難であるばかり
か、ラベルを剥がす際にラベルが破れる等の問題がある
ことが判明した。
【0009】また、該ラベルの粘着剤層のJIS Z
0237に規定する粘着力を500gf/25mm未満
にすると、150℃、10分間の加熱によりラベルの一
部に剥がれが生ずるため、ラベルに破れを起こすことな
くを剥がすことができるが、ドラム缶に内容物を充填後
の流通過程や保管過程、さらに数カ月〜2年程度の野積
みの状態の間に、ラベルの剥がれを生じ易く、また、ド
ラム缶再生工場の乾燥炉内で該ラベルが落下する場合も
あり、乾燥炉内の汚れや機械トラブル等の原因になる問
題がある。
【0010】ここで、JIS Z 0237に規定する
粘着力とは、23℃ 65%RHの雰囲気中で、ラベル
をステンレススチール板に貼着した20〜40分の後
に、180度方向に300mm/分の速さでラベルを剥
離させるときの力の値である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意研究を重
ねた結果、表面基材として特定の性質を有する合成紙を
使用し、また特定の粘着力を持つ架橋型の粘着剤層をそ
の一方の面に形成することにより、ドラム缶の流通過程
や保管過程においては、ラベルがドラム缶から脱落する
ことがなく、しかもドラム缶の再生過程においては容易
に剥がすことができるラベルになることを見い出し、本
発明を完成した。
【0012】すなわち前記課題は、表面基材として、
表,裏のいずれかの一方の層にミクロボイドを有してい
る多層構造の熱可塑性樹脂を主成分とする合成紙を使用
し、該合成紙のミクロボイドの存在しない方の層の表面
に形成した粘着剤層と、該粘着剤層を被覆している剥離
紙からなるドラム缶用ラベルであって、前記粘着剤層が
内部凝集力の強い架橋型の粘着剤によって形成されてお
り、JIS Z 0237による該粘着剤層の粘着力が
500〜1000gf/25mmであり、ラベルをドラ
ム缶に貼合した後の130〜160℃、10〜30分間
の加熱により、ミクロボイドの収縮作用によりミクロボ
イドの存在する表面基材の表面層側にカールすることを
特徴とするドラム缶用ラベルとすることにより解決し得
る。
【0013】また前記課題は、表面基材として、表,裏
のミクロボイド数が異なる多層構造の熱可塑性樹脂を主
成分とする合成紙を使用し、該合成紙のミクロボイド数
の少ない方の層の表面に形成した粘着剤層と、該粘着剤
層を被覆している剥離紙からなるドラム缶用ラベルであ
って、前記粘着剤層が内部凝集力の強い架橋型の粘着剤
によって形成されており、JIS Z 0237による
該粘着剤層の粘着力が500〜1000gf/25mm
であり、ラベルをドラム缶に貼合した後の130〜16
0℃、10〜30分間の加熱により、ミクロボイドの収
縮作用によりミクロボイド数の多い表面基材の表面層側
にカールすることを特徴とするドラム缶用ラベルとする
ことにより解決し得る。
【0014】前記構成による本発明のドラム缶用ラベル
において、表面基材としての合成紙は、多層構造で、且
つ表,裏のいずれかの一方の層にミクロボイドを有して
いるか、あるいは、表,裏のそれぞれの層のミクロボイ
ド数が異なるものであり、130〜160℃、10〜3
0分間の加熱を行なうと、ミクロボイドの収縮により、
前者においてはミクロボイドが存在する方の表面層側
に、また後者においてはミクロボイド数の多い方の表面
層側にカールする。
【0015】そしてこのことにより、ドラム缶の表面に
貼着されているラベルの端部が浮き上り、ラベルが剥が
れ易くなる性質を有する。
【0016】また、本発明のドラム缶用ラベルは、JI
S Z 0237による粘着力が500〜1000gf
/25mmの粘着力を有しているため、ドラム缶の流通
過程、及び保管過程においては、ラベルの脱落が無い。
【0017】さらに本発明のドラム缶用ラベルの粘着剤
層は、内部凝集力の強い架橋型の粘着剤によって形成さ
れているため、表面基材への密着性が良好であり、ラベ
ルを引き剥したときにドラム缶表面への糊残りが無い。
【0018】なお、内部凝集力の強い架橋型の粘着剤
は、粘着剤成分をイソシアネートやメラミン、エポキシ
等により架橋したものである。
【0019】表面基材の合成紙と、該表面基材の一方の
面に積層されている粘着剤層と、該粘着剤層を被覆して
いる剥離紙とを有するラベルは、剥離紙の剥離剤処理面
に粘着剤層を形成したシートを、表面基材の一方の面に
積層するか、あるいは、表面基材の一方の面に粘着剤層
を形成した後、これを剥離紙の剥離剤処理面に積層する
かして得られる。
【0020】ドラム缶表面への糊残りを防ぐため、表面
基材の粘着剤層を形成する面に予めコロナ放電処理を施
したり、あるいは該面にアンカー剤を塗布する等を行な
い、表面基材と粘着剤層との間の密着性を確実なものに
することが望ましい。
【0021】本発明のドラム缶用ラベルにおいて、表面
基材として使用する合成紙は、ポリプロピレン系樹脂な
どの熱可塑性樹脂を主原料とし、これに無機質充填材と
少量の添加剤を配合した組成物を溶融、混練後、押し出
し機のスリットダイから押し出して成膜し、さらに2軸
延伸して製造した内部紙化法による合成紙が望ましい。
【0022】通常の内部紙化法による合成紙は、縦方向
及び横方向に延伸配向されている基層と、基層の上,下
に存在する横方向のみに延伸配向されている紙状層との
3層構造からなり、紙状層には、熱可塑性樹脂に無機質
充填材を配合して延伸させることにより生じた多数のミ
クロボイドが有り、該ミクロボイドの存在により、白色
不透明、及び印刷や筆記適性が得られ、また、基層によ
り機械的強度が得られる。
【0023】なお本発明のラベルにおいて、表面基材と
して使用できる内部紙化法による合成紙は、上,下の表
面層において、一方の表面層にミクロポイドが存在し、
他方の表面層にミクロポイドが存在しないもの、あるい
は、上,下の表面層をなす紙状層のミクロボイド数が異
なり、片面がミクロポイド数が多く印刷や筆記適性の良
い面であり、もう一方の面はミクロボイド数が少なく表
面強度の強いパール状の面となっているものである。
【0024】また、この合成紙を130〜160℃に、
10〜30分間加熱すると、ミクロボイドの収縮が起こ
り、ミクロボイドが存在する表面層、あるいはミクロボ
イド数が多く存在する表面層側がより大きく収縮してカ
ールし、より大きく収縮する側へラベルの端部が浮き上
がる。
【0025】本発明のラベルの表面基材として使用でき
る市販の合成紙としては、王子油化合成紙 (株) 製”ユ
ポSGU”,”ユポSGE”,”ユポVES”等のグレ
ードがある。
【0026】粘着剤層はラベルを剥がすときの破れを防
ぐため、ミクロボイドが存在しない面あるいはミクロボ
イド数の少ない強度の強い面(パール面)に形成する。
【0027】表面基材の一方の面には粘着剤が積層され
るが、該表面基材の他方の面(粘着剤を積層していない
面)には、易印刷適性を付与するための塗工層を形成し
ても良い。
【0028】粘着剤には、アクリル系粘着剤すなわちア
クリル酸エステルと官能基を有するアクリル系化合物の
共重合体、及びゴム系粘着剤、すなわち天然ゴムあるい
は合成ゴムと粘着付与剤樹脂、軟化剤との混合体、及
び、シリコーン系粘着剤すなわちシリコーンゴムとシリ
コーン樹脂との混合体より選ばれた一種類が使用できる
が、コストと耐候性の面からアクリル系粘着剤が最も望
ましく、粘着剤の特性として、表面基材と粘着剤の密着
を良くし、更に凝集力を向上させ糊残りを防止する観点
から、内部凝集力の強い架橋型の粘着剤、すなわち架橋
剤を添加したいわゆる2液架橋型アクリル系粘着剤が好
適である。
【0029】粘着剤層を被覆する剥離紙には、例えばポ
リエチレンラミネート紙やグラシン紙にシリコーン系剥
離剤を塗布した一般的な剥離紙を利用し得る。
【0030】
【作用】本発明のドラム缶用ラベルは、表面基材の片面
に粘着剤層を形成し、該粘着剤層面の保護を目的として
粘着剤層面に剥離紙を貼り合わせた構成のもので、ラベ
ルの剥離紙を剥がして粘着剤層面を露出させた後、ドラ
ム缶表面に貼着して使用するものである。
【0031】本発明のラベルは、表面基材にミクロボイ
ドを持つ合成紙を使用しているため、ラベルの表面に品
名や各種情報を入れたバーコードまたは製造企業の商標
等を印刷等によって直接記録することができ、しかも、
ラベル用基材自体が優れた耐水性を有するものであるこ
とから、透明プラスチックフィルムを貼着して耐水化を
図る必要がない。
【0032】また、本発明のドラム缶用ラベルは、JI
S Z 0237による粘着剤層の粘着力が500〜1
000gf/25mmにあるため、ドラム缶の通常の流
通段階、保管状態ではラベルがドラム缶の表面から脱落
することがない。
【0033】さらに、本発明のドラム缶用ラベルは、該
ラベルにおける表面基材中のミクロボイドが、130〜
160℃、10〜30分間の加熱により収縮を起こすた
め、ミクロボイドが存在する表面層、あるいはミクロボ
イド数が多く存在する表面層側がより大きく収縮してカ
ールする。
【0034】しかして、ドラム缶内の内容物を消費後、
空ドラムをドラム缶再生業者により回収した後、回収し
たドラム缶を洗浄後乾燥する際の加熱工程、すなわち、
130〜160℃、10〜30分間の加熱、一般的には
150℃、15分間の加熱による乾燥工程で、本発明の
ラベルの表面基材に使用した多層構造の合成紙と特定の
粘着力を持つ粘着剤層との相互作用により、ラベルの端
部が浮き上がる。
【0035】このことにより、回収したドラム缶を洗浄
後乾燥する際の加熱工程を経ることによって、ラベルの
引き剥がしを極めて容易に行なうことが出来、しかも粘
着剤層には十分な耐熱凝集力があるため、ラベルの引き
剥がし時に、粘着剤がドラム缶表面に糊残りするような
ことが無い。
【0036】本発明のラベルにおける粘着剤層は、JI
S Z 0237に規定する粘着力が500〜1000
gf/25mmのものであるが、ドラム缶の洗浄後乾燥
する際の加熱工程でラベルの端部を確実に浮かせるため
には、600〜800gf/25mmの粘着力であるこ
とが望ましい。
【0037】粘着剤層のJIS Z 0237に規定す
る粘着力が500gf/25mm未満では、流通過程、
保管過程において、ラベルに剥がれが生じ易く、また、
ドラム缶の洗浄後乾燥する際の加熱工程での表面基材の
カールが大きくなりすぎ、ドラム缶再生工場の乾燥炉内
で、ラベルが落下する場合もあり、乾燥炉内の汚れや機
械トラブル等の原因となる。
【0038】他方、粘着剤層のJIS Z 0237に
規定する粘着力が1000gf/25mmを超える場合
には、ドラム缶に対するラベルの接着力が強すぎるた
め、ドラム缶の洗浄後乾燥する際の加熱工程で、ラベル
の表面基材として使用した合成紙のカールによるラベル
の端部の浮きが不足するかあるいは発生しないため、ラ
ベルの端部の引き起こしが困難であるばかりか、表面基
材の強度より粘着力が強くなるために、引き剥がし時に
ラベルが裂ける等の問題が発生する。
【0039】
【実施例】以下、本発明のドラム缶用ラベルの具体的な
構成を実施例に基づいて説明する。
【0040】実施例1 [図1]において、82g/m2 の青色グラシン紙に信
越化学 (株) 製のシリコーン系剥離剤「KS−772」
を1.0g/m2 にメイヤバーで塗布することにより、
剥離剤層を有する剥離紙3を得た。
【0041】続いて、ブチルアクリレート85重量部、
ブチルメタクリレート10重量部、アクリル酸5重量部
を、酢酸エチル中にて、開始剤として過酸化ベンゾイル
1重量部を用いて溶液重合し、濃度40重量%の粘着剤
主剤を得た。
【0042】この粘着剤主剤に対して架橋剤として日本
ポリウレタン工業 (株) 製の多官能性芳香族イソシアネ
ートである「コロネートL」2重量部を添加したもの
を、前記剥離紙3の剥離剤層上にアプリケーターを用い
て25g(dry)/m2 に塗布した後、100℃で2
分間乾燥し、粘着剤層2を形成した。
【0043】しかる後に、表面基材である多層構造を持
ち且つ表,裏のそれぞれの層におけるミクロボイド数の
異なる厚さ110μmの合成紙1(王子油化合成紙
(株) 製:ユポSGU# 110)のミクロボイド数の少
ない面(パール面)をコロナ放電処理した後に、該面を
粘着剤層2に貼り合わせ積層することにより、本発明の
1実施例品であるドラム缶用ラベル4を得た。
【0044】なお、[図1]において、1aは表面基材
である合成紙1におけるミクロボイド数の多い方の表面
層(紙状層)であり、1bは合成紙1の基層であり、1
cは表面基材である合成紙1におけるミクロボイド数の
少ない方の表面層(紙状層)である。
【0045】実施例2 2−エチルヘキシルアクリレート50重量部、ブチルア
クリレート35重量部、ブチルメタクリレート10重量
部、アクリル酸5重量部を酢酸エチル中で溶液重合した
濃度40重量%の粘着剤主剤に対しイソシアネート系架
橋剤「コロネートL」5重量部を添加したものを粘着剤
として使用する以外は、実施例1と同様の処方により、
本発明の実施例品であるドラム缶用ラベルを得た。
【0046】実施例3 2−エチルヘキシルアクリレート75重量部、ブチルア
クリレート10重量部、ブチルメタクリレート10重量
部、アクリル酸5重量部を酢酸エチル中で溶液重合した
濃度40重量%の粘着剤主剤に対しイソシアネート系架
橋剤「コロネートL」8重量部を添加したものを粘着剤
として使用する以外は、実施例1と同様の処方により、
本発明の実施例品であるドラム缶用ラベルを得た。
【0047】実施例4 2−エチルヘキシルアクリレート50重量部、ブチルア
クリレート35重量部、ブチルメタクリレート10重量
部、アクリル酸5重量部を酢酸エチル中で溶液重合した
濃度40重量%の粘着剤主剤に対しイソシアネート系架
橋剤「コロネートL」5重量部を添加したものを粘着剤
として使用し、表面基材として、表,裏のミクロボイド
数の異なる合成紙「王子油化合成紙 (株) 製:ユポVE
# 115(厚さ115μm)」を用いる以外は、実施
例1と同様の処方により、本発明の実施例品であるドラ
ム缶用ラベルを得た。
【0048】実施例5 2−エチルヘキシルアクリレート75重量部、ブチルア
クリレート10重量部、ブチルメタクリレート10重量
部、アクリル酸5重量部を酢酸エチル中で溶液重合した
濃度40重量%の粘着剤主剤に対しイソシアネート系架
橋剤「コロネートL」8重量部を添加したものを粘着剤
として使用し、表面基材として表,裏のミクロボイドの
数の異なる合成紙「王子油化合成紙 (株) 製:ユポSG
# 110(厚さ110μm)」を用いる以外は、実施
例1と同様の処方により、本発明の実施例品であるドラ
ム缶用ラベルを得た。
【0049】比較例1 表面基材として表,裏のミクロボイドの数が同一の合成
紙「王子油化合成紙 (株) 製:ユポKPK# 120(厚
さ120μm)」を用いる以外は、実施例1と同様の処
方により、比較のためのラベルを得た。
【0050】比較例2 表面基材として、多層構造を持ち且つ表,裏のそれぞれ
の層のミクロボイドの数の異なる厚さ110μmの内部
紙化法による合成紙「王子油化合成紙 (株) 製:ユポS
GU# 110)」のミクロボイドの多い方の面(紙状
面)にコロナ放電処理した後、該面を粘着剤層に貼り合
わせ積層する以外は、実施例1と同様の処方により、比
較のためのラベルを得た。
【0051】比較例3 粘着剤として、日本カーバイド工業 (株) 製のニッセツ
KP−1410(濃度40重量%)に対し、イソシアネ
ート系架橋剤CK−102 0.2重量部を添加したも
のを使う以外は、実施例1と同様の処方により、比較の
ためのラベルを得た。
【0052】比較例4 粘着剤として、東洋インキ製造 (株) 製のオリバインB
PS4891(濃度46重量%、架橋剤なし)を使う以
外は、実施例1と同様の処方により、比較のためのラベ
ルを得た。
【0053】[実験]実施例1〜実施例5、及び比較例
1〜比較例4の各ドラム缶用ラベルから剥離紙を取り除
いた後の粘着剤層の粘着力を、JIS Z 0237に
よって測定した。
【0054】また、それぞれのラベルをドラム缶の表面
に貼着して1カ月間放置した後に、ドラム缶再生工場に
てドラム缶を洗浄し、さらに150℃の乾燥炉を15分
間かけて通したときに、ドラム缶表面に貼着したラベル
の浮き上がり状態を4段階で評価すると共に、ドラム缶
表面からラベルを引き剥がしたときの糊残りおよびラベ
ルの破れの有,無を観察した。
【0055】これらの結果を[表1]に示す。
【0056】なお、[表1]において、1……ラベルの
浮き上がりが全くない、2……ラベルのエッジが浮き上
がり、ラベルの引き剥がしが容易に行なえる、3……ラ
ベルが半分程浮き上がり、ラベルの引き剥がしが容易に
行なえる、4……ラベルが乾燥炉中で剥がれ落ちたため
に残っていないを示す。
【0057】ここで、ラベルの浮き上がり状態の評価”
2〜3”及び糊残り・ラベル破れの評価”無”が良好な
結果である。
【0058】
【表1】
【0059】
【発明の効果】本発明のドラム缶用ラベルは、表面基材
として合成紙を使用しているため、耐水性が良好である
ことから、透明プラスチックフィルムを表面基材とした
オーバーラミ用ラベルが必要でなく、しかも、該ラベル
は、流通・保管過程およびドラム缶再生工場で再利用に
供する際の洗浄、乾燥工程中でドラム缶表面から剥がれ
落ちることが無く、洗浄に続く加熱乾燥工程において
は、乾燥炉中の熱によりラベルの端部が浮き上がるた
め、極めて容易に引き剥がすことができる。
【0060】また本発明のドラム缶用ラベルは、ドラム
缶表面に糊残りを起こすことなく、且つ表面基材に紙破
れを起こすことなく引き剥がすことが出来、実用面にお
いて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドラム缶用ラベルの1実施例品の断面
模型図である。
【符号の説明】
1……表,裏のミクロボイド数の異なる合成紙からなる
表面基材 1a…ミクロボイド数の多い紙状層 1b…合成紙の基層 1c…ミクロボイド数の少ない紙状層(パール面) 2……架橋された粘着剤層 3……剥離紙 4……ドラム缶用ラベル
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/02 JJR JKF

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面基材として、表,裏のいずれかの
    一方の層にミクロボイドを有している多層構造の熱可塑
    性樹脂を主成分とする合成紙を使用し、該合成紙のミク
    ロボイドの存在しない方の層の表面に形成した粘着剤層
    と、該粘着剤層を被覆している剥離紙からなるドラム缶
    用ラベルであって、前記粘着剤層が内部凝集力の強い架
    橋型の粘着剤によって形成されており、JIS Z 0
    237による該粘着剤層の粘着力が500〜1000g
    f/25mmであり、ラベルをドラム缶に貼合した後の
    130〜160℃、10〜30分間の加熱により、ミク
    ロボイドの収縮作用によりミクロボイドの存在する表面
    基材の表面層側にカールすることを特徴とするドラム缶
    用ラベル。
  2. 【請求項2】 表面基材として、表,裏のミクロボイ
    ド数が異なる多層構造の熱可塑性樹脂を主成分とする合
    成紙を使用し、該合成紙のミクロボイド数の少ない方の
    層の表面に形成した粘着剤層と、該粘着剤層を被覆して
    いる剥離紙からなるドラム缶用ラベルであって、前記粘
    着剤層が内部凝集力の強い架橋型の粘着剤によって形成
    されており、JIS Z 0237による該粘着剤層の
    粘着力が500〜1000gf/25mmであり、ラベ
    ルをドラム缶に貼合した後の130〜160℃、10〜
    30分間の加熱により、ミクロボイドの収縮作用により
    ミクロボイド数の多い表面基材の表面層側にカールする
    ことを特徴とするドラム缶用ラベル。
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