JPH07211108A - 車両用警告灯制御装置 - Google Patents

車両用警告灯制御装置

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JPH07211108A
JPH07211108A JP2312394A JP2312394A JPH07211108A JP H07211108 A JPH07211108 A JP H07211108A JP 2312394 A JP2312394 A JP 2312394A JP 2312394 A JP2312394 A JP 2312394A JP H07211108 A JPH07211108 A JP H07211108A
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JP
Japan
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vehicle
warning light
light
predetermined value
siren
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JP2312394A
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Michitsugu Kawabata
理嗣 川端
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Original Assignee
Patlite Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】散光式警光灯10の内部には、各一対の回転灯
15R、16R、15L、16Lが配置されている。散
光式警光灯10は、車室内に設けた電子サイレンアンプ
60によって制御される。電子サイレンアンプ60の内
部に設けられたサイレンアンプ回路52は、サイレン音
が所定値以下となったときと、所定値を超えたときと
で、散光式警光灯10の動作を2種類に切り換えるため
の制御信号を、ライン64に導出する。 【効果】サイレン音が所定値を超えたときは、自動的に
周囲に回転放光を放光する。サイレン音が所定値以下と
なったときは、自動的に前方または後方に向けて点滅光
が放射され、特に後方車両に対し強く放光され、追突な
どの危険を有効に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パトロールカーのよう
な緊急車両用に搭載される散光式警光灯などの車両用警
告灯の制御のために用いられ、少なくとも低速走行時や
停車時に点滅させるべき警告灯を有する車両用警告灯を
制御するための制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、パトロールカーのような緊急
用車両などでは、細長い基台上に複数個の回転灯を配置
するとともに、この回転灯を赤色などの着色透光材料で
構成したグローブで覆い、回転灯から発生してグローブ
で着色された警告光を周囲に散光するようにした散光式
警光灯が用いられている。
【0003】このような散光式警光灯は、図12に簡略
化して示すように、たとえば、警報音や音声を発生させ
るためのスピーカ121を中央部に有し、その両側に各
2個の回転灯122R、123R、122L、123L
が取り付けられている。各回転灯122R、123R、
122L、123Lの点灯および回転の制御は、車室内
の運転席と助手席の間のインスツルメントパネルの近傍
などに設けた電子サイレンアンプ124により行なわれ
る。また、回転灯122R、123R、122L、12
3Lの点灯および回転駆動のための電力や、電子サイレ
ンアンプ124の動作電力は、バッテリ125から供給
されている。
【0004】電子サイレンアンプ124は、主としてサ
イレン音を発生したり、図外のマイクロフォンから入力
される音声を増幅したりするためのものであるが、その
内部には、回転灯122R、123R、122L、12
3Lの点灯および回転を制御するための構成が収容され
ている。
【0005】この電子サイレンアンプ124の前面の操
作部には、散光式警光灯127の動作状態を変更するた
めのスイッチ126が設けられている。このスイッチ1
26は、たとえば2段式スイッチとなっており、このス
イッチ126を1回操作すると、回転灯122R、12
3R、122L、123Lの全てが連続点灯状態となる
とともに、全ての回転灯122R、123R、122
L、123Lが回転状態となって、周囲に警告光が散光
させられる(以下では、このような動作モードを「通常
動作モード」というものとする。)。さらにもう1回ス
イッチ126を操作すると、内側の一対の回転灯123
R、123Lが車両の前後方向128を指向した状態で
停止し、内側の一対の回転灯123R、123Lが点滅
する。このとき外側の一対の回転灯122R、122L
の動作状態は変化しない(以下ではこのような動作モー
ドを「点滅動作モード」というものとする。)。
【0006】たとえば、車両が高速走行状態を含む通常
の走行状態にあるときには、上記の通常動作モードが選
択される。これは、特に交差点などへの進入の際に緊急
用車両の周囲360度に渡って警告光を散光させること
で、緊急用車両の存在を周囲の車両の運転者などに報せ
るためである。
【0007】一方、たとえば交通取締りのためにパトロ
ールカーを路上に停止させている場合などには、回転灯
光よりも点滅灯光を前後に対して放光させた方が遠方か
らの視認性が良く、上記の点滅動作モードが選択され
る。これは車両を交差点内に停車させることは少ないの
で車両の左右方向への散光が必ずしも重要でないのに対
して、対向車線に停車している際に前方からの車両の追
突を防止するための他、特に後方からの車両の追突を防
止するために、車両の前後方向に対する注意を強く換気
する必要があるからである。また、たとえばサイレンを
鳴らさずに住宅密集地などを低速走行中にも、追突の危
険があるので、点滅動作が選択されることが望ましい。
【0008】このようにして、適切な動作モードを選択
することによって、周囲の注意を有効に喚起するととも
に、停車時や低速走行時などサイレン非吹鳴時における
危険を回避することができる。
【0009】しかし上記の動作モードの選択は、緊急車
両用の乗務員がスイッチ126を操作することによって
行なわれるので、乗務員が電子サイレンアンプ124の
操作に熟練していない場合や、通常動作モードと点滅動
作モードとに対する適切な知識を有していない場合に
は、動作モードの選択が必ずしも適切に行なわれるとは
限らない。
【0010】一般的には、点滅動作モードはあまり選択
されず、交通取締りなどのための停車中や低速走行時に
も通常動作モードで周囲に警告光を散光させているのが
現状であり、停車中などにおける追突の危険を有効に回
避することができないという問題がある。
【0011】この問題に対しては、出願人の特許願平成
3年第345367号に係る発明がある。この発明を図
13を用いて説明する。電子サイレンアンプ160の前
面の操作部には、散光式警光灯130から警告光を発生
させるためのスイッチ161が設けられている。このス
イッチ161を操作すると、バッテリ162からの電源
電圧が電力ライン163をとおして散光式警光灯130
に供給されて、散光動作が行なわれる。
【0012】散光式警光灯130の動作を制御するため
の電子サイレンアンプ160には、スピードメータ15
2から車両の速さに対応した車速パルスが与えられてお
り、電子サイレンアンプ160の車両の速さが所定値V
th(たとえば5km/h)以下であるときと、所定値Vthを
超えているときとで、散光式警光灯130の動作を2種
類に切り換えるための制御信号をライン164に導出す
る。すなわち、車両の速さが所定値Vthを超えていれば
通常動作モードとし、所定値Vth以下であれば点滅動作
モードとするための制御信号が出力される。通常動作モ
ードでは、全ての回転灯135R、136R、135
L、136Lが連続点灯状態で、かつ、回転状態とな
る。また、点滅動作モードでは、内側の一対の回転灯1
35R、135Lは、車両の前後方向に警告光を放射す
る状態で停止させられ、かつ、点滅させられる。
【0013】この構成によれば、車両の速さに応じて、
自動で動作モードの切換えが行なわれることになる。こ
の結果、停車時や低速走行時には、乗務員の操作を待つ
ことなく、自動的に点滅動作モードに移行する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この先
行技術では、車速が所定値以下となったことを検出する
ためにロータリエンコーダと呼ばれる自動速度検出器
(図示せず)を車両のスピードメータ機構部分に取り付
ける必要があり、散光式警光灯と電子サイレンアンプだ
けでは目的を達しえない欠点があった。そこで、本発明
の目的は、上述の技術的課題を解決し、散光式警光灯と
電子サイレンアンプだけで構成された車両用警告灯制御
装置を提供することである。これによって、点滅動作が
自動で適切に行われるようにして、操作性を向上し、ひ
いては安全性を向上することができる。
【0015】
【課題を解決するための手段および作用】上記の目的を
達成するための請求項1記載の車両用警告灯制御装置
は、少なくとも車両の後方に向けて警告光を発生させる
ことができる光源を有する車両用警告灯を制御する装置
であって、上記光源を点滅させる点滅制御手段と、サイ
レン音が所定値以下となったことを検出する検出手段
と、この検出手段が、サイレン音が所定値以下となった
ことを検出したことに応答して、上記点滅制御手段を動
作させる制御手段とを含むものである。
【0016】この構成によれば、サイレン音が所定値以
下となると、点滅制御手段が動作させられ、車両用警告
灯の光源からは、車両の後方に向けて点滅光が発生する
ことになる。すなわち、何らの操作も要することなく、
サイレン音が所定値以下のときには、後方の車両の運転
者などの注意を効果的に喚起することができる。
【0017】請求項2記載の車両用警告灯制御装置は、
車両の周囲に警告光を散光させることができる回転灯を
有する車両用警告灯を制御する装置であって、車両の前
後方に向けて警告光を発生することができる状態で上記
回転灯の回転を停止させる回転制御手段と、上記回転灯
を点滅させる点滅制御手段と、サイレン音が所定値以下
となったことを検出する検出手段と、この検出手段が、
サイレン音が所定値以下となったことを検出したことに
応答して、上記回転制御手段および点滅制御手段を動作
させる制御手段とを含むものである。
【0018】この構成によれば、サイレン音が所定値以
下となると、回転制御手段および点滅制御手段が動作し
て、回転灯は、回転が停止されるとともに点滅状態とな
る。このとき回転灯は、車両の後方に向けて警告光を発
生させることができる状態で回転が停止される。したが
って、サイレン音が所定値以下のときには、確実に後方
に向けて点滅光を発生させることができる。
【0019】請求項3記載の車両用警告灯制御装置は、
少なくとも車両の後方に向けて警告光を発生させること
ができる光源を流動させる流動制御手段と、サイレン音
が所定値以下となったことを検出する検出手段が、サイ
レン音が所定値以下となったことを検出したことに応答
して、上記流動制御手段を動作させる制御手段とを含む
ものである。
【0020】この構成によれば、サイレン音が所定値以
下となると、回転制御手段、点滅制御手段、および流動
制御手段が動作して、回転灯は、回転が停止、点滅状態
となるとともに、流動状態となる。したがってサイレン
音が所定値以下のときには、確実に後方に向けて点滅光
および流動光を発生させることができる。
【0021】
【実施例】以下では、本発明の実施例を、添付図面を参
照して詳細に説明する。図3は本発明の一実施例の車両
用警告灯制御装置が適用される散光式警光灯の使用状態
を示す斜視図であり、図4は内部構成を簡略化して示す
平面図である。この散光式警光灯10は、パトロールカ
ーのような緊急用車両のルーフ11の上に取り付けられ
て用いられるもので、長尺な平板状の基台12の中央部
には車両の前方および後方に向けて一対のスピーカ1
3、14が配置されており、その両側に各一対の回転灯
15R、16R、15L、16Lが配置されている。回
転灯15R、16R、15L、16Lに関連して、この
回転灯15からの光を効率良く散光させるための反射板
17が設けられている。
【0022】回転灯15R、16R、15L、16Lお
よび反射板17は、赤色などの着色透光材料で構成した
グローブ18内に収容されている。回転灯15R、16
R、15L、16Lから発生した光は、グローブ18を
透過する際に赤色に着色されこの赤色の光が警告光Lと
して周囲に散光されることになる。19はスピーカ1
3、14からの警報音などを通過させるべく複数の穴を
形成した通音板である。
【0023】図2は本実施例の車両用警告灯制御装置の
概略構成を示す概念図である。散光式警光灯10は、車
室内に設けた電子サイレンアンプ60によって制御され
る。この電子サイレンアンプ60は、サイレン音に対応
した音声信号を作成したり、図外のマイクロフォンから
の音声信号を増幅したりするものであるが、散光式警光
灯10を制御するための構成をも内蔵している。
【0024】電子サイレンアンプ60の前面の操作部に
は、散光式警光灯10から警告光を発生させるためのス
イッチ61が設けられている。このスイッチ61が操作
されると、継電器53が閉成し、バッテリ62からの電
圧が電力ライン65から散光式警光灯10に供給されて
散光動作が行なわれる。
【0025】この電子サイレンアンプ60の内部には、
サイレンアンプ回路52が設けられている。サイレンア
ンプ回路52は、サイレン音を発するとともに、サイレ
ン音が所定値以下となるとそれを感知し、継電器51を
閉成させ、ライン64より電圧が入力され、内側の一対
の回転灯15R、15Lを停止し、点滅状態とする。逆
にサイレンアンプ回路52は、サイレン音が所定値を超
えるとそれを感知し、継電器51を開成させ、回転灯1
5R、16R、15L、16Lの全灯が回転する。
【0026】即ち、サイレンアンプ回路52は、サイレ
ン音が所定値を超えるときと、所定値以下となるときと
で、散光式警光灯10の動作を2種類に切り換えるため
の制御信号をライン64に導出するものであり、サイレ
ン音が所定値をこえれば通常動作モードとし、サイレン
音が所定値以下となれば点滅動作モードとするための制
御信号を出力する。
【0027】サイレン音の所定値は、サイレンアンプ回
路52の性能によって決まる。一般的には車両が停車状
態または5km/h以下の低速で走行しているときには、サ
イレン音を鳴らさないため、後方車が追突する危険性が
高く、そのため点滅動作モードとして後方車の注意を喚
起する必要性が高い。逆に車両が5km/hを超える速度で
走行するときには、サイレン音を鳴らしていることが多
く、通常動作モードとし周囲の注意を喚起する必要があ
る。サイレンアンプ回路52は、このような事情に鑑み
おおむねサイレン音が周囲の車両の運転者に聞こえるか
どうかというこを基準として、その所定値が決せられる
ことが多い。
【0028】サイレンアンプ回路52の以上のような機
能は、例えば図9に示すサイレンアンプ回路の例を示す
回路図によって説明することができる。まずサイレン音
が所定値以下になると、所定値以下のサイレン音がライ
ン91、91からフォトカプラ92に入力され、ライン
93を経て点滅動作モードとするための制御信号を出力
する。次にサイレン音が所定値を超える場合は、制御信
号が出力されず、通常動作モードとなる。
【0029】ここで、通常動作モードとは図4(a) に示
すように、回転灯15R、16R、15L、16Lの全
てを連続点灯状態とするとともに、これらの全てを回転
させて周囲に散光を行わせる動作モードである。また点
滅動作モードとは図4(b) に示すように、外側の一対の
回転灯16R、16Lで散光を行わせるとともに、内側
の一対の回転灯15R、15Lは車両の前後方向を指向
させた状態で回転を停止させて点滅動作を行わせる動作
モードである。なお、散光式警光灯10を動作させるた
めの上記のスイッチ61は、この散光式警光灯10の動
作状態を表示するための表示器を兼ねた構成となってい
る。すなわち、たとえば透光性の操作部の背後に発光ダ
イオードなどの光源が配置され、通常動作モード時には
発光ダイオードなどを連続点灯状態とし、点滅動作モー
ド時には発光ダイオードなどを点滅させるようになって
いる。
【0030】通常動作モードと点滅動作モードとの切換
えのための構成の詳細については後述する。図5は、回
転灯15Rの構成を示す断面図である。この回転灯15
Rは、光源21を保持するソケット22を支持ボス23
によりサブシャーシ24に固定するとともに、支持ボス
23に対して反射鏡25が固定されたロータ26を回転
自在に取り付けたものである。ロータ26の縁部には、
ロータゴム27が嵌着されており、このロータゴム27
にモータ28の駆動軸に固定したプーリー29を圧接さ
せることで、モータ28からの回転力をロータ27に伝
達する構成となっている。反射鏡25は、一体の回転放
物面状の反射板の頂部を切除して開口を形成しこの開口
部を突き合わせて連結したものである。
【0031】ロータ26の下部には、一対の永久磁石板
30N、30S(総称するときには「永久磁石板30」
という。)を保持したマグネットヨーク32が固定され
ている。永久磁石板30に対向する位置には、この永久
磁石板30が形成する磁界を検出して、反射鏡25の回
転位置を検出するための一対のホール素子31A、31
B(総称するときには「ホール素子31」という。)が
設けられている。このホール素子31は、サブシャーシ
24に取り付けられた配線基板33上に設けられてい
る。なお、回転灯15Lも同様な構成である。
【0032】図6、図7および図8は、反射鏡25の回
転位置の検出原理を説明するための図であり、各図の
(a) は回転灯15Rの簡略化した平面図であり、各図の
(b) は永久磁石板30の近傍のA−A断面図である。永
久磁石板30N、30Sは、両方で1つの円形を形成す
るそれぞれ半円状のものであり、この2つの永久磁石板
30N、30Sの境界線34が反射鏡25のくびれ部2
5aと同一平面内に位置するように配設されている。そ
して、永久磁石片30Nは、ホール素子31A、31B
に対向する側がN極となるように配置され、永久磁石片
30Sは、ホール素子31A、31Bに対向する側がS
極となるように配置される。一方、ホール素子31A、
31Bに対向する側がS極となるように配置される。一
方、ホール素子31A、31Bは、永久磁石板30に垂
直な相互に反対方向の磁界φを検出するものであり、ホ
ール素子31Aは永久磁石片30Nが形成する磁界φを
検出し、ホール素子31Bは永久磁石片30Sが形成す
る磁界φを検出する。
【0033】永久磁石板30N、30Sの境界線33が
ホール素子31の近傍に位置している図8の状態では、
ホール素子31の近傍の磁界φの方向は、永久磁石板3
0に平行な方向となる。このため、ホール素子31A、
31Bは、両方とも非検出状態となる。したがって、ホ
ール素子31A、31Bの両方が非検出状態であること
に基づいて、反射鏡25が一定の回転位置に位置してい
ることを検出することができる。
【0034】本実施例では、ホール素子31は、光源2
1の位置を通り車両の左右方向に延びる線上に位置する
ようになっており、当該回転灯15Rからの警告光が車
両の前後方向に放射されるときの反射鏡25の回転位置
を検出できるようになっている。図1は、本実施例の車
両用警告灯制御装置の電気的構成を示すブロック図であ
り、回転灯15Rを制御するための構成が示されてい
る。回転灯15Lに対する構成も同様である。ホール素
子31A、31Bの出力は、センサ回路41に入力され
た、反射鏡25の回転位置に対応した信号に変換され
る。このセンサ回路41の出力は、モータ28を駆動す
るモータ駆動回路42に与えられる。このモータ駆動回
路42は、制御回路43からライン44を介して与えら
れる制御信号により、モータ28の制御態様を2種類に
変化させる。
【0035】すなわち、制御回路43は、上述の通常動
作モードと点滅動作モードとで異なる制御信号をライン
44に導出する。そして、モータ駆動回路42は通常動
作モードに対応した制御信号が与えられたときには、セ
ンサ回路41からの信号によらずにモータ28を定速回
転させる。また、点滅動作モードに対応した制御信号が
与えられたときには、センサ回路41の出力に基づき、
反射鏡25の回転位置がホール素子31A、31Bの両
方が非検出状態となる位置となるようにモータ28を正
転または逆転させる。これにより、点滅動作モード時に
は、反射鏡25が図8の位置で停止することになり、光
源21からの光は車両の前後方向に向けて放射されるこ
とになる。このように本実施例では、ホール素子31、
センサ回路41およびモータ駆動回路42などにより回
転制御手段が構成されている。
【0036】制御回路43はまた、光源21を点灯させ
るための点灯制御回路45の動作の制御も担当してい
る。この点灯制御回路45は、制御回路43からライン
46を介して与えられる制御信号が通常動作モードに対
応しているときには、光源21を連続点灯状態とする。
一方、ライン46に点滅動作モードであることを表す制
御信号が導出されたときには、光源21を点滅状態とす
る。このように、点灯制御回路45は、点滅制御手段と
して機能する。
【0037】このようにして、通常動作モード時には、
光源21は連続点灯状態となり、かつ、反射鏡25が定
速回転するから、図4(a) に示すように、周囲に向けて
警告光Lを散光させる動作が行われる。一方、点滅動作
モード時には、光源21は点滅状態となるとともに、反
射鏡25は停止状態となるので、図4(b) に示すように
回転灯15R、15Lから車両の前後に向けて、点滅光
が放射される状態となる。
【0038】制御回路43には、動作モードの切換えの
ための切換え信号が、電子サイレンアンプ60からライ
ン64を介して与えられている。このライン64には、
継電器51を介して電源電圧VCC(例えば12V)が与
えられている。すなわち、ライン64に電圧Vccが導出
されると、制御回路43は動作モードを点滅動作モード
とし、ライン64が開放されたときには通常動作モード
とする。
【0039】このような構成によって、サイレンアンプ
回路52は、サイレン音が所定値を超えたとの電気的信
号が検出されたときには、継電器51を開成状態とする
からライン64は開放され通常動作モードとなる。一方
サイレンアンプ回路52は、サイレン音が所定値以下と
なったとの電気的信号が検出されたときには、継電器5
1を閉成させ点滅動作モードとなる。
【0040】以上のように本実施例によれば、電子サイ
レンアンプ60のサイレン音が所定値を超えるときと所
定値以下となったときとにに応じて、自動的に動作モー
ドのの切換えが行なわれることになる。この結果、サイ
レン音が所定値以下となったときには、乗務員の操作を
待つことなく、速やかにかつ確実に点滅動作モードとす
ることができる。したがって後方の車両の運転者などの
注意を効果的に喚起して、追突事故などの発生を有効に
防止することができる。
【0041】またサイレン音が所定値を超えたときに
は、速やかにかつ確実に通常動作モードに移行して、内
側の一対の回転灯15R、15Lからの警告光を周囲に
散光させることができる。これにより、交差点への進入
の際における車両の左右方向への散光を良好に行わせる
ことができ、また高速走行時における遠方からの良好な
視認性を確保することができる。
【0042】さらに、動作モードの切換え操作を要しな
いので、乗務員の作業が軽減され、電子サイレンアンプ
60の操作性を格段に向上することができる。
【0043】図10は、本発明の第2の実施例が適用さ
れる散光式警光灯の内部構成を示す平面図である。この
散光式警光灯70は左右に1個ずつの回転灯71R、7
1Lを備えているとともに後方に向けて点滅光を放射す
るための後方点滅灯72R、72Lが左右に1個ずつ設
けられている。73R、73Lは反射板であり、74は
スピーカである。
【0044】回転灯71R、71Lは、回転位置の制御
機構を有しないものであって、散光式警告灯70の動作
中は、連続点灯状態となり常時回転する。これに対し
て、後方点滅灯72R、72Lは、車室内の電子サイレ
ンアンプ(図示せず)の内部のサイレンアンプ回路(図
示せず)により制御されて、サイレン音が所定値以下と
なったことに応答して、点滅動作させられる。このよう
にして、上述の第1の実施例と同様な作用および効果が
達成されることになる。
【0045】図11は、本発明の第3の実施例が適用さ
れる散光式警光灯の内部構成を示す斜視図である。この
散光式警光灯110は左右に2個ずつの回転灯111
R、112R、111L、112Lを備えているととも
に、該回転灯の後部に後方に向けて点滅光を放射するた
めの後方点滅灯114R、115R、114L、115
Lが左右に設けられている。113はスピーカである。
【0046】外側の一対の回転灯111R、111L
は、回転位置の制御機構を有しないものであって、散光
式警光灯110の動作中は連続点灯状態となり常時回転
する。これに対して、内側の一対の回転灯112R、1
12L、および後方点滅灯114R、115R、114
L,115Lは、車室内の電子サイレンアンプ(図示せ
ず)の内部のサイレンアンプ回路(図示せず)により制
御されて、サイレン音が所定値以下となったことに応答
して、点滅動作させられる。それに加えて、後方点滅灯
114R、115R、114L,115Lは、車室内の
電子サイレンアンプ(図示せず)の内部のサイレンアン
プ回路(図示せず)により制御されて、サイレン音が所
定値以下となったことに応答して、右から左に、または
左から右に流動させられる。
【0047】このようにして、上述の第2の実施例と同
様な作用および効果が達成されるとともに、車両がサイ
レン音が所定値以下となったときには、より強い点滅光
と、流動光を後方に放つことができる。
【0048】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではない。たとえば、上記の第1の実施例では、車
室内のサイレンアンプ回路が、サイレン音を鳴らし、か
つサイレン音が所定値以下となったときと所定値を超え
るときとを感知する構成となっているが、サイレン音を
発する回路とは別に、サイレン音が所定値以下となった
ときと所定値を超えるときとを感知する回路を車室内も
しくは車室外に設けてもよいし、車室外にサイレン音が
所定値以下となったときと所定値を超えるときとを感知
するセンサーを設ける構成にしてもよい。また第1の実
施例では、永久磁石板とホール素子との組合せにより反
射鏡の回転位置を検出して、点滅動作時の回転位置を制
御しているが、反射鏡の回転位置の制御は他の回転制御
機構により実現されてもよい。すなわち、たとえば、発
光素子と受光素子との対を用いて反射鏡の特定の回転位
置において発光素子からの光が受光素子で受光されるよ
うに(または受光されないように)して、上記特定の回
転位置を検出し、この検出結果に基づいて反射鏡の回転
を制御してもよい。そして反射鏡の回転位置を直接検出
しなくても、ステッピングモータと駆動ドライバとを組
み合わせた構成などを適用することによっても反射鏡の
回転位置の制御を達成することができる。
【0049】さらに、上記の各実施例では回転灯が備え
られている散光式警光灯を例に採ったが、回転灯は必ず
しも備えられる必要はなく、低速走行時や停車時におい
て車両の後方に向けて警告光を発生させるべき点滅光源
のみを有する車両用警告灯に対しても、本発明は容易に
応用することができるものである。また上記の実施例で
は、固定された光源の周りで反射鏡が回転する方式の回
転灯を例にとったが、光源自体が回転される方式の回転
灯が適用されてもよい。
【0050】その他、本発明の要旨を変更しない範囲で
種々の設計変更を施すことが可能である。
【発明の効果】以上のように本発明の車両用警告灯制御
装置によれば、散光式警光灯と電子サイレンアンプだけ
による簡単な構成により、サイレン音が所定値を超える
ときは何らの操作も要することなく、自動的に周囲に回
転灯光を放光し周囲の注意を喚起しうる。一方、サイレ
ン音が所定値以下となるときは、自動的に前方または後
方に向けて点滅光が放射される状態となるため、特に後
方車両に対し強く放光され、追突などの危険を有効に防
止することができる。さらに、サイレン音が所定値以下
となるときは、自動的に後方に向けて流動光が放射され
る状態となるため後方車両に対し右または左への進路変
更の指示が可能となった。また点滅動作、および流動動
作をさせるために何らの操作も要しないので、乗務員の
作業を軽減することができるという効果をも奏すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の車両用警告灯制御装置の電
気的構成を示すブロック図である。
【図2】上記車両用警告灯制御装置の概略構成を示す概
念図である。
【図3】散光式警光灯の使用状態を示す斜視図である。
【図4】散光式警光灯の内部構成および2種類の動作モ
ードを示す平面図である。
【図5】回転灯の構成を示す断面図である。
【図6】反射鏡の回転位置の検出原理を説明するための
図である。
【図7】反射鏡の回転位置の検出原理を説明するための
図である。
【図8】反射鏡の回転位置の検出原理を説明するための
図である。
【図9】サイレンアンプ回路の例を示す回路図である。
【図10】本発明の第2の実施例の車両用警告灯制御装
置が適用される散光式警光灯の内部構成を簡略化して示
す平面図である。
【図11】本発明の第3の実施例の車両用警告灯制御装
置が適用される散光式警光灯の内部構成を簡略化して示
す斜視図である。
【図12】従来技術の概略構成を示す概念図である。
【図13】従来技術の概略構成を示す概念図である。
【符号の説明】
10 散光式警光灯 15R、15L、16R、16L 回転灯 17 反射板 21 光源 25 反射鏡 43 制御回路 45 点灯制御回路 52 サイレンアンプ回路 60 電子サイレンアンプ 70 散光式警光灯 71R、71L 回転灯 72R、72L 後方点滅灯 110 散光式警光灯 111R、112R、111L、112L 回転灯 114R、115R、114L、115L 後方点滅灯

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも車両の後方に向けて警告光を発
    生させることができる光源を有する車両用警告灯を制御
    する装置であって、 上記光源を点滅させる点滅制御手段と、 サイレン音が所定値以下となったことを検出する検出手
    段と、 この検出手段が、サイレン音が所定値以下となったこと
    を検出したことに応答して、上記点滅制御手段を動作さ
    せる制御手段とを含むことを特徴とする車両用警告灯制
    御装置。
  2. 【請求項2】車両の周囲に警告光を散光させることがで
    きる回転灯を有する車両用警告灯を制御する装置であっ
    て、 車両の前後方に向けて警告光を発生することができる状
    態で上記回転灯の回転を停止させる回転制御手段と、 上記回転灯を点滅させる点滅制御手段と、 サイレン音が所定値以下となったことを検出する検出手
    段と、 この検出手段が、サイレン音が所定値以下となったこと
    を検出したことに応答して、上記回転制御手段および点
    滅制御手段を動作させる制御手段とを含むことを特徴と
    する車両用警告灯制御装置。
  3. 【請求項3】少なくとも車両の後方に向けて警告光を発
    生させることができる光源を流動させる流動制御手段
    と、 サイレン音が所定値以下となったことを検出する検出手
    段が、サイレン音が所定値以下となったことを検出した
    ことに応答して、上記流動制御手段を動作させる制御手
    段とを含むことを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の車両用警告灯制御装置。
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