JPH07211542A - 磁気による保持装置 - Google Patents

磁気による保持装置

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JPH07211542A
JPH07211542A JP1900894A JP1900894A JPH07211542A JP H07211542 A JPH07211542 A JP H07211542A JP 1900894 A JP1900894 A JP 1900894A JP 1900894 A JP1900894 A JP 1900894A JP H07211542 A JPH07211542 A JP H07211542A
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JP
Japan
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spacer
diameter
magnetic
spacers
holding device
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Pending
Application number
JP1900894A
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English (en)
Inventor
Masao Ogata
正男 緒方
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】吸着力が高く且つ歩留りの高い磁気による保持
装置を提供する。 【構成】直径方向に磁極を形成した永久磁石1を複数個
設け、非磁性材料によって形成した内軸スペーサ2を1
又は複数個設け、該内軸スペーサ2を介して永久磁石1
をN極とS極とが軸線方向交互となるように固定した回
転部材と、非磁性材料によって形成した径スペーサ5を
介して両側一対のヨーク4を固定し、両ヨーク4の一端
に吸着面4aを形成し、両ヨーク4の中間に回転部材が
貫通する孔を形成し、これら径スペーサ5とヨーク4と
を複数組設け、非磁性材料によって形成され両ヨークの
中間に形成した孔に連通する孔を中央に有し内軸スペー
サに対向配置した外軸スペーサ6を1又は複数個設け、
該外軸スペーサ6を介して複数組の径スペーサ5とヨー
ク4とを固定した固定部材とを有することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁性体への着脱可能な保
持装置に関し、特に内蔵した永久磁石を回転させること
によって着脱を切り替える装置に関する。
【0002】
【従来の技術】管などの真円度を測定するときには、定
盤上にダイヤルゲージを固定して真円度を測定している
が、ダイヤルゲージを定盤上に固定するために、磁気に
よる保持装置が多用されている。また磁性体を吊り上げ
るときにも、磁気による保持装置が用いられている。こ
のような保持装置としては、例えば実公昭39−232
6号公報、実開昭57−104503号公報、実公昭6
2−39020号公報などに開示されたものがあり、こ
れらの技術ではどれも、図10と図12に示すように、
直径方向に着磁した棒状永久磁石1が用いられており、
すなわち軸線方向には一様に形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の保持装置で
は、棒状永久磁石1が軸線方向に単極しか有さないか
ら、動作点が低く、磁石の特性が十分に活かされていな
かった。また着脱の切替えは棒状磁石自体を回転させて
行なうから、棒状磁石に直接加工を施して回転力を伝達
するための係止部1aを設ける必要があり、このため磁
石の割れや欠けなどを招くおそれがあり、製品の歩留り
が必ずしも十分に高いものとはいえなかった。したがっ
て本発明は、吸着力が高く且つ歩留りの高い磁気による
保持装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであり、すなわち、直径方向に
磁極を形成した永久磁石を複数個設け、非磁性材料によ
って形成した内軸スペーサを1又は複数個設け、該内軸
スペーサを介して前記永久磁石をN極とS極とが軸線方
向交互となるように固定した回転部材と、非磁性材料に
よって形成した径スペーサを介して両側一対のヨークを
固定し、両ヨークの一端に吸着面を形成し、両ヨークの
中間に前記回転部材が貫通する孔を形成し、これら径ス
ペーサとヨークとを複数組設け、非磁性材料によって形
成され両ヨークの中間に形成した前記孔に連通する孔を
中央に有し前記内軸スペーサに対向配置した外軸スペー
サを1又は複数個設け、該外軸スペーサを介して前記複
数組の径スペーサとヨークとを固定した固定部材とを有
する磁気による保持装置である。
【0005】
【作用】磁気による吸着力Fと磁気回路との関係は、磁
気吸着面の磁束密度をB、面積をSとすれば、F∝B2
×Sの関係にあり、すなわち磁束密度Bを増加させると
その二乗で吸着力Fが増加する。他方、磁束密度Bは、
永久磁石の減磁曲線と永久磁石の動作点Pcとの交点P
から定まる有効磁束密度Bdと比例関係にあるため、図
9に示すように、磁束密度Bの向上のためには永久磁石
の動作点Pcを高くすることが有効である。永久磁石の
動作点Pcは、その異方性方向長さをLm、異方性方向
と直交する面積をAmとすれば、Pc∝Lm/Amの関
係にあるから、異方性方向長さLmが一定であれば、面
積Amを小さくすることによって動作点Pcを高くする
ことができる。すなわち永久磁石を多極着磁化すること
によって動作点Pcが向上し、有効磁束密度Bdが向上
し、磁気吸着面磁束密度Bが向上し、吸着力Fが向上す
る。また永久磁石は磁性部材と直接組み立てることによ
り、更に動作点が高くなる性質を有するから、これによ
っても一層吸着力Fの向上を図ることができる。
【0006】
【実施例】本発明を図面によって説明する。図1〜7は
本発明の一実施例を示し、この実施例の保持装置は回転
部材と固定部材とからなる。先ず回転部材は図2に示す
ように、リング状に形成され直径方向に磁極を形成した
6個の永久磁石1と、非磁性材料によって同じくリング
状に形成した1個の内軸スペーサ2と、磁性材料によっ
て円柱状に形成され、先端に取手3aを形成した1本の
芯金3とからなる。芯金3には各永久磁石1と内軸スペ
ーサ2とが外嵌して接着剤によって固定されており、す
なわち先ず手前側には3個の永久磁石1がそのN極とS
極とを同方向に向けて固定され、その後ろ側に内軸スペ
ーサ2が固定され、更にその後ろ側に3個の永久磁石1
がそのN極とS極とを同方向に向けて、且つ手前側の永
久磁石とはN極とS極とが反対方向を向くようにして固
定されている。
【0007】次に固定部材は、磁性材料によって形成し
た左右前後都合4個のヨーク4と、非磁性材料によって
形成した上下前後都合4個の径スペーサ5と、1個の外
軸スペーサ6とからなる。手前側左右のヨーク4は、手
前側上下の径スペーサ5の両側に固定されており、両ヨ
ークの中間に上記回転部材が貫通する孔が形成されてお
り、同様に後ろ側左右のヨーク4は、後ろ側上下の径ス
ペーサ5の両側に固定されて、両ヨークの中間に孔が形
成されている。これらの手前側のヨーク4と径スペーサ
5と、後ろ側のヨーク4と径スペーサ5との間には、外
軸スペーサ6が固定されており、この外軸スペーサ6に
も回転部材が貫通する孔が形成されている。各ヨーク4
の下面には、被吸着物7に吸着すべき吸着面4aが形成
されている。
【0008】本実施例では各永久磁石1として、外径2
4mm、内径15mm、長さ10mmのSm系の磁石
(日立金属(株)製H−30CH)を使用し、内軸スペ
ーサ2としては、外径24mm、内径15mm、長さ5
mmのSUS304を使用し、芯金3としては、外径1
5mm、取手3aを除外した長さ65mmのSS41を
使用した。またヨーク4としてはSS41、径スペーサ
5と外軸スペーサ6とは共に厚さ5mmのSUS304
を使用した。
【0009】本発明は以上のように構成されており、図
3(1)に示す吸着状態では、手前側の縦断面では図4
(C1)に示すように被吸着物7を通過する磁気回路が
形成され、後ろ側の縦断面でも図4(D1)に示すよう
に被吸着物7を通過する磁気回路が形成され、右側の側
断面でも図6(A1)に示すように被吸着物7を通過す
る磁気回路が形成され、左側の側断面(図3中B−B断
面)でも図示を略したが被吸着物7を通過する磁気回路
が形成されて、本保持装置は被吸着物7に吸着する。他
方、回転部材を90°回転させた図3(2)に示す非吸
着状態では、手前側の縦断面では図4(C2)に示すよ
うに磁気回路は短絡し、後ろ側の縦断面でも図4(D
2)に示すように磁気回路は短絡し、右側の側断面でも
図6(A2)に示すように磁気回路は短絡し、左側の側
断面(図3中B−B断面)でも図示を略したが磁気回路
は短絡して、本保持装置と被吸着物7との吸着が解除さ
れる。
【0010】次に図10〜11は比較例の保持装置を示
し、この比較例の回転部材は6個の永久磁石1と、1本
の芯金3とからなり、芯金3に各永久磁石1がすべてそ
のN極とS極とを同方向に向けて固定されている。また
固定部材は、左右のヨーク4が上下の径スペーサ5の両
側に固定されているだけで、外軸スペーサは設けられて
いない。図12は従来例の保持装置を示し、回転部材は
1本の円柱状永久磁石1だけで構成されており、したが
って取手1aは永久磁石1に直接形成されている。固定
部材は比較例のものと同じである。
【0011】表1は、本実施例と上記比較例及び従来例
との吸着力試験結果を示す。なお吸着力は、従来例(円
柱単極)を1.00とした相対値で表示している。同表
より、相対吸着力Fは、比較例では0.96と従来例に
比較して低下しているが、実施例では1.14と従来例
に比較して14%向上していることが解る。また相対吸
着力Fを磁石重量Wで除した単位磁石重量当たりの吸着
力F/Wについて見てみると、従来例では0.371で
あるのに対して、比較例では0.584と向上してお
り、実施例では0.696と更に向上しており、永久磁
石のウェイトパフォーマンスの点でも実施例が優れてい
ることが解る。
【0012】
【表1】
【0013】また本実施例では回転部材に回転駆動力を
伝達するための係止部を芯金3に形成しているから、永
久磁石1に凹あるいは凸状の突起を施す必要がなくな
り、磁石の加工工数の低減を図ることができ、更に加工
することによる歩留りの低減を防止することができる。
なお本実施例では径方向2極のリング磁石を用いたが、
アークセグメント形状の磁石を用いることもできる。
【0014】なお本実施例の固定部材では、図1に示す
ように径スペーサ5と外軸スペーサ6との交差部におい
て、外軸スペーサ6の方を優先して構成しており、この
結果、上下前後4個の径スペーサ5と1個の外軸スペー
サ6とを用いているが、径スペーサ5の方を優先して、
上下2個の径スペーサと左右2個の外軸スペーサとを用
いることもできる。あるいは径スペーサと外軸スペーサ
とを一体に構成することもできる。また非磁性材料によ
って形成した各部材、すなわち内軸スペーサ2、径スペ
ーサ5、及び外軸スペーサ6は、説明の都合上用いる言
葉であって、当該スペースが非磁性であれば良く、した
がって当該スペースに何も配置せずに空気とすることも
でき、これらの構成はすべて本発明の請求の範囲に含む
ものである。
【0015】次に図7は本実施例の底面の端面を示した
図であるが、別の実施例として図8に示すように、長手
方向に3区画に区画することもでき、更に4区画などと
することもできる。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上記述したように、回転可能
の永久磁石の着磁を長さ方向に多極化し、磁気吸着面の
磁束密度を向上させたため、高吸着力を得ることがで
き、且つ円柱状磁性部材を加工することにより回転伝達
を可能ならしめたため、歩留りの高い保持装置である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図
【図2】回転部材を示す側面図
【図3】保持装置の(1)吸着状態と(2)非吸着状態
を示す正面図
【図4】(C1)吸着状態と(C2)非吸着状態の磁束
線を示す図5中C−C線断面図と、(D1)吸着状態と
(D2)非吸着状態の磁束線を示す図5中D−D線断面
【図5】保持装置の側面図
【図6】(A1)吸着状態と(A2)非吸着状態の磁束
線を示す図3中A−A線断面図
【図7】図5中E−E線断面図
【図8】別の実施例を示す図7に対応する図
【図9】本発明の作動原理を示す図
【図10】比較例と従来例を示す斜視図
【図11】比較例の回転部材を示す側面図
【図12】従来例の回転部材を示す側面図
【符号の説明】
1…永久磁石 2…内軸スペーサ 3
…芯金 3a…取手 4…ヨーク 4
a…吸着面 5…径スペーサ 6…外軸スペーサ 7
…被吸着物 Br…磁束密度(T) bHc…保磁力(kA/m) B−H…減磁曲線 Pc…パーミアンス係数 B
d…有効磁束密度(T) P…B−HとPcとの交点

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直径方向に磁極を形成した永久磁石を複数
    個設け、非磁性材料によって形成した内軸スペーサを1
    又は複数個設け、該内軸スペーサを介して前記永久磁石
    をN極とS極とが軸線方向交互となるように固定した回
    転部材と、 非磁性材料によって形成した径スペーサを介して両側一
    対のヨークを固定し、両ヨークの一端に吸着面を形成
    し、両ヨークの中間に前記回転部材が貫通する孔を形成
    し、これら径スペーサとヨークとを複数組設け、非磁性
    材料によって形成され両ヨークの中間に形成した前記孔
    に連通する孔を中央に有し前記内軸スペーサに対向配置
    した外軸スペーサを1又は複数個設け、該外軸スペーサ
    を介して前記複数組の径スペーサとヨークとを固定した
    固定部材とを有する磁気による保持装置。
  2. 【請求項2】前記内軸スペーサによって仕切られた区画
    ごとに、前記永久磁石を、N極とS極とが同方向を向く
    ように複数個配置した請求項1記載の磁気による保持装
    置。
  3. 【請求項3】前記永久磁石と内軸スペーサとを共にリン
    グ状に形成し、磁性材料によって形成した芯金にこれら
    永久磁石と内軸スペーサとを外嵌して固定した請求項1
    又は2記載の磁気による保持装置。
  4. 【請求項4】前記芯金の長手方向の一端に係止部を設け
    た請求項3記載の磁気による保持装置。
JP1900894A 1994-01-18 1994-01-18 磁気による保持装置 Pending JPH07211542A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101221856B1 (ko) * 2012-09-24 2013-01-15 박승부 마그네틱 고정구
CN108000619A (zh) * 2018-01-31 2018-05-08 重庆周全装饰工程有限公司 一种管材加工装置
WO2025052512A1 (ja) * 2023-09-04 2025-03-13 Smc株式会社 マグネットグリッパ及び産業用ロボット

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