JPH07213727A - 遊技用装置 - Google Patents

遊技用装置

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JPH07213727A
JPH07213727A JP1011894A JP1011894A JPH07213727A JP H07213727 A JPH07213727 A JP H07213727A JP 1011894 A JP1011894 A JP 1011894A JP 1011894 A JP1011894 A JP 1011894A JP H07213727 A JPH07213727 A JP H07213727A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 共通記録媒体とは別に遊技結果としての有価
価値を特定可能な遊技結果記録媒体を発行した場合にお
ける、遊技場の経済面での負担増を極力抑える。 【構成】 持点カードをその記録データを書替えること
により再使用可能な再使用型カードで構成し、持点カー
ドを挿入して遊技をした結果遊技終了時における得点が
0になればその持点カードを機内に一旦回収し、次に共
通カードを使用した遊技が行なわれた結果遊技終了時に
得点が存在する場合には、一旦回収された持点カードを
繰出してその遊技終了時における得点をその持点カード
に記録させて遊技者に排出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技用装置に関し、詳
しくは、遊技者所有の有価価値を使用して遊技が可能な
パチンコ遊技機やコイン遊技機あるいはスロットマシン
等の遊技機を含む遊技用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技用装置において、従来から
一般的に知られているものに、たとえば、遊技者が遊技
の結果獲得した賞品玉等の遊技結果としての有価価値
を、遊技場に設置されている所定の場所(たとえば景品
交換所)で遊技者が希望する商品などの景品に交換して
もらうというシステムがあった。
【0003】しかし、この種の従来のものにおいては、
遊技者が多くの有価価値を獲得すればそれだけ賞品玉の
個数が増え、その運搬が困難になるという問題がある。
【0004】一方、近年ではいわゆる全国共通カード等
の記録媒体すなわち遊技者の支払った購入代金の対価と
しての有価価値を特定可能な情報が記録され複数の遊技
場において共通に使用可能な共通記録媒体を用い、その
共通記録媒体の記録情報によって特定される有価価値を
使用して遊技が可能な遊技機が設置された遊技場が提案
されている。係る遊技場の遊技機においては、この共通
記録媒体を使用し、その共通記録媒体の記録情報によっ
て特定される有価価値の範囲内で遊技機による遊技を行
なうことが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の遊技結果として
の有価価値を巡る問題を解決するべく、共通記録媒体
に、遊技結果としての有価価値を併わせて記録すること
が考えられる。しかし、その場合には共通記録媒体を購
入した遊技場と、共通記録媒体を使用した遊技場、さら
にはその共通記録媒体を用いて遊技結果としての有価価
値を獲得した遊技場など、関連する遊技場が多数にわた
り、それらの間での費用の精算などについて複雑な問題
が生じる。
【0006】係る問題を解決するために、遊技結果とし
ての有価価値を記録させる遊技結果記録媒体を、共通記
録媒体とは別に設けることが考えられる。この遊技結果
記録媒体に遊技結果としての有価価値を特定可能な情報
を記録させ、遊技終了時に遊技者に排出するようにすれ
ば、共通記録媒体で特定される有価価値と遊技結果記録
媒体で特定される遊技結果としての有価価値とが明確に
区別でき、前述のような複雑な問題を極力回避すること
ができる。
【0007】しかし、共通記録媒体の他に遊技結果記録
媒体も遊技者に発行しなければならず、この遊技結果記
録媒体により特定される有価価値がなくなった段階でそ
の遊技結果記録媒体を破棄するようにした場合には、使
用される遊技結果記録媒体の数が多くなり、遊技場の経
営上無視できないコストとなる。
【0008】本発明は、係る実情に鑑み考え出させたも
のであり、その目的は、共通記録媒体とは別に遊技結果
としての有価価値を特定可能な情報が記録された遊技結
果記録媒体を発行した場合における、遊技場の経済的な
負担増を極力抑えることのできる遊技用装置を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、遊技者所有の有価価値を使用して遊技が可能な遊技
用装置であって、遊技者の支払った購入代金の対価とし
ての有価価値を特定可能な情報が記録され複数の遊技場
において共通に使用可能な共通記録媒体の記録情報を読
取り、該記録情報に基づいて特定される有価価値を使用
して遊技を可能にする共通記録媒体処理手段と、遊技の
結果としての有価価値を特定可能な情報が記録された遊
技結果記録媒体の記録情報を読取り、該記録情報に基づ
いて特定される遊技結果としての有価価値を使用して遊
技を可能にする遊技結果記録媒体処理手段とを含み、前
記遊技結果記録媒体は、その記録情報が新たな情報に書
替えられることにより再使用が可能となる再使用型記録
媒体であり、前記遊技結果記録媒体処理手段は、前記遊
技結果記録媒体の記録情報により特定される遊技結果と
しての有価価値がなくなった場合に当該遊技結果記録媒
体を回収する遊技結果記録媒体回収手段を含むことを特
徴とする。
【0010】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記遊技結果記録媒体は、そ
の記録情報により特定される遊技結果としての有価価値
に相当する価値情報を可視表示する可視表示手段を含
み、前記遊技結果記録媒体処理手段は、前記遊技結果と
しての有価価値に相当する価値情報を前記可視表示手段
に表示させる遊技結果表示制御手段を含むことを特徴と
する。
【0011】請求項3に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記遊技結果記録媒体処理手
段は、前記遊技結果記録媒体回収手段により回収された
遊技結果記録媒体を収容する回収記録媒体収容手段と、
該回収記録媒体収容手段に収容されている遊技結果記録
媒体に、前記遊技結果としての有価価値を特定できる情
報を記録して排出する遊技結果記録媒体発行手段とを含
むことを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記遊技結果記録媒体処理手
段は、前記遊技結果記録媒体に記録した情報を読取って
確認する記録内容確認手段と、該記録内容確認手段の確
認結果に基づいて当該遊技結果記録媒体が不良である旨
の判別が行なわれた場合に、該不良記録媒体の排出を禁
止するとともに、他の遊技結果記録媒体に前記遊技結果
としての有価価値を特定できる情報を記録して排出する
記録媒体再発行手段とを含むことを特徴とする。
【0013】請求項5に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記遊技結果記録媒体処理手
段は、前記遊技結果記録媒体に記録した情報を読取って
確認する記録内容確認手段と、該記録内容確認手段の確
認結果に基づいて当該遊技結果記録媒体が不良である旨
の判別が行なわれた場合に、該不良記録媒体を遊技に使
用不可能な状態に加工して排出するとともに、他の遊技
結果記録媒体に前記遊技結果としての有価価値を特定で
きる情報を記録して排出する記録媒体排出再発行手段と
を含むことを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、共通記録媒
体処理手段の働きにより、遊技者の支払った購入代金の
対価としての有価価値を特定可能な情報が記録され複数
の遊技場において共通に使用可能な共通記録媒体の記録
情報が読取られ、その記録情報に基づいて特定される有
価価値を使用して遊技が可能となる。遊技結果記録媒体
処理手段の働きにより、遊技の結果としての有価価値を
特定可能な情報が記録された遊技結果記録媒体の記録情
報が読取られ、その記録情報に基づいて特定される遊技
結果としての有価価値を使用して遊技が可能となる。ま
た、前記遊技結果記録媒体は、その記録情報が新たな情
報に書替えられることにより再使用が可能となる再使用
型記録媒体で構成されている。さらに、遊技結果記録媒
体回収手段の働きにより、遊技結果記録媒体の記録情報
により特定される遊技結果としての有価価値がなくなっ
た場合にその遊技結果記録媒体が回収される。
【0015】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、遊技結果記録媒体が可
視表示手段を含み、遊技結果表示制御手段の働きによ
り、前記遊技結果としての有価価値に相当する価値情報
がその可視表示手段に表示される。
【0016】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、回収記録媒体収容手段
の働きにより、前記遊技結果記録媒体回収手段により回
収された遊技結果記録媒体が収容される。そして、遊技
結果記録媒体発行手段の働きにより、その収容されてい
る遊技結果記録媒体に、前記遊技結果とての有価価値を
特定できる情報が記録されて排出される。
【0017】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の本発明の作用に加えて、記録内容確認手段の
働きにより、遊技結果記録媒体に記録された情報が読取
られて確認される。そして、記録媒体再発行手段の働き
により、前記記録内容確認手段の確認結果に基づいて当
該遊技結果記録媒体が不良である旨の判別が行なわれた
場合には、その不良記録媒体の排出を禁止するととも
に、他の遊技結果記録媒体に前記遊技結果としての有価
価値を特定できる情報が記録されて排出される。
【0018】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
1記載の本発明の作用に加えて、記録内容確認手段の働
きにより、遊技結果記録媒体に記録した情報が読取られ
て確認される。そして、記録媒体排出再発行手段の働き
により、その記録内容確認手段の確認結果に基づいて当
該遊技結果記録媒体が不良である旨の判別が行なわれた
場合には、その不良記録媒体が遊技に使用できない状態
に加工されて排出されるとともに、他の遊技結果記録媒
体に遊技終了時の前記遊技結果としての有価価値を特定
できる情報が記録されて排出される。
【0019】
【発明の実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明に係る遊技用装置におけ
る、共通カードと持点カードとの流れを模式的に示す図
である。図1において、共通カードと持点カードとは矢
印の方向に流れる。
【0021】図1を参照して、まず未発行の共通カード
250(図13参照)が準備される。この共通カード
は、カード販売機などによって遊技者に対し販売され
る。この共通カードとは、共通カードシステムに加盟し
ている全国の遊技場において使用可能な第三者発行型の
プリペードカードのことである。この共通カードによ
り、遊技者の支払った購入代金の対価としての有価価値
を特定可能な情報が記録され複数の遊技場において共通
に使用可能な共通記録媒体が構成されている。共通カー
ドには、予め定められた金額に相当する有価価値(たと
えば1000円,3000円,5000円など)を示す
情報が記録されており、セキュリティコード等が払出し
の際にエンコードされる。
【0022】遊技者は、この共通カードを遊技場に持参
し、パチンコ遊技機などの遊技機に設けられた共通カー
ド用の読取装置にこの共通カードを挿入する。挿入され
た共通カードが有効なものであり、かつ記録された有価
価値(残額)が残存している場合には、遊技機が遊技開
始可能な状態となる。また、それ以前に獲得していた持
点カード600(図8,図9参照)を遊技機に挿入する
ことにより、同様に遊技が可能な状態となる。持点カー
ドとは、遊技者が遊技機により遊技をした結果遊技者に
付与される有価価値が記録されたカードであり、原則と
してその遊技結果としての有価価値を獲得した遊技場に
おいてのみ使用可能である。この持点カードにより、遊
技機による遊技の結果としての有価価値を特定可能な情
報が記録された遊技結果記録媒体が構成されている。な
お、共通記録媒体および遊技結果記録媒体は、本実施例
では磁気カードにより構成したが、その他、ICカー
ド,光ディスクメモリ等を利用した記録媒体であっても
よい。すなわち本発明における「記録」は、「記憶」を
も含む広い概念である。
【0023】共通カードを使用して遊技をした結果、そ
の共通カードの残額(得点)が「0」となれば、その共
通カードが遊技者に返却される。一方、持点カードを使
用して遊技をした結果、その持点カードの持点(得点)
が「0」となれば、その持点カードが遊技機内部に回収
される。この回収された持点カードは、後述するように
再使用される。
【0024】一方、共通カードを使用して遊技をした結
果、その共通カードの残額がまだ残存している場合に
は、その残額が記録された共通カードが遊技者に排出さ
れる。共通カードまたは持点カードを使用して遊技をし
た結果、遊技終了時における遊技結果としての有価価値
(得点)がある場合には、持点カードにその得点データ
を書込む処理がなされ、書込まれた持点カードが適正な
カードであった場合にはその持点カードが遊技者に排出
される。一方、得点データが書込まれた持点カードが不
良カードであった場合には、その不良カードが遊技機内
に回収されるとともに、他の持点カードに得点データが
書込まれて遊技者に排出されるという再発行処理がなさ
れる。
【0025】遊技者は、排出された共通カードや持点カ
ードを用いて、他の遊技機で新たに遊技を行なうことも
できる。さらに、遊技者は、持点カードをカード精算機
に投入することにより、残得点に見合った金額の景品交
換を行なうことができる。
【0026】遊技機においては、専用の遊技中断ボタン
を押すことにより、一旦遊技を中断することができる。
また、一旦中断した遊技を再開することもできるし、そ
のまま精算を行なうことも可能である。
【0027】図2は、本発明に係る遊技用装置が用いら
れた遊技場の要部を示す構成図である。図3は、遊技場
に設置されたホール管理用コンピュータのブロック図で
ある。図4は、遊技機の一例としての弾球遊技機の一種
のパチンコ機の正面図である。
【0028】図2、図3、図4を参照して、本発明に係
る遊技用装置が用いられた遊技場の管理設備装置は、パ
チンコ機100と、共通カードを発売するためのカード
販売機300と、持点カードの精算を行なうためのカー
ド精算機400と、パチンコ機100とカード販売機3
00とカード精算機400とを管理するためのホール管
理用コンピュータ200とを含む。
【0029】図2および図4のパチンコ機100は、前
枠101と、遊技者が打球操作をするための操作ハンド
ル102と、前枠101の前面下側に配置された灰皿1
03と、前枠101の前面下部に設けられ、共通カード
および持点カードを受入れるためのカード挿入口104
と、カード挿入口104の下方に設けられ、持点カード
を払出すためのカード払出口105と、遊技客の遊技の
持点をデジタル表示するための遊技持点表示器106
と、遊技持点をアナログ表示するためのアナログ表示器
107と、遊技客の、操作ハンドル102の操作に応答
して遊技球を発射するための打玉発射装置108と、カ
ード挿入口104、カード払出口105の後方に設けら
れ、共通カードおよび持点カードに対して情報の読書き
を行うためのカードリーダライタを制御するためのカー
ドリーダライタ制御部109とを含む。パチンコ機10
0の左上には、遊技球が入賞口に入賞した場合の表示を
行なうための入賞表示器110が設けられている。パチ
ンコ機100の上方には、パチンコ機100にトラブル
が起こった場合に遊技客が操作するためのトラブルスイ
ッチ111と、トラブルスイッチ111が押された場合
にその表示を行なうためのトラブル表示器112とが設
けられている。パチンコ機100の前面中央下部には、
遊技を終了して精算を行なう際に押すための精算スイッ
チ113と、一旦遊技を中断する際に押すための中断ス
イッチ114とが設けられている。
【0030】カード販売機300の前面には、カード販
売機300に割当てられた固有の販売機番号301が表
示されている。カード販売機300の前面には、この他
にカード販売機300が使用可能であることを表示する
ための使用可表示器302と、カード販売機300が使
用中止状態であることを表示するための使用中止表示器
303と、遊技客によって投入された金額の合計を表示
するための投入金額表示器304と、遊技客がカードを
購入する際に紙幣を挿入するための紙幣挿入口305と
が設けられている。紙幣挿入口305の後方には、挿入
された紙幣を識別し、紙幣が真正なものである場合には
受入れ、そうでない場合には紙幣を排出するための紙幣
識別機306と、受入れられた紙幣を収納するための紙
幣収納部307とが設けられている。
【0031】カード販売機300の前面下方には、釣銭
出口308が設けられている。釣銭出口308の後方に
は、釣銭として用いられる紙幣を収納するためめの紙幣
収納部310と、紙幣収納部310に収納されていた紙
幣を釣銭として払出すための紙幣払出機309とが設け
られている。
【0032】カード販売機300の前面左中央には、共
通カードの購入金額(たとえば1000円、2000
円、3000円、5000円、10000円の5種類の
金額)のうちの1つを選択するための選択スイッチ31
2と、遊技客によって選択された金額に相当する有価価
値情報が書込まれた共通カードを払出すためのカード払
出口313とが設けられている。カード払出口313の
奥には、未使用の遊技カードをストックしておくための
カードストック部314と、カードストック部314か
らカードを1枚取出し、遊技客によって選択された金額
に相当する有価価値情報を書込むためのカードライタ部
315とが設けられている。
【0033】カード販売機300の前面左下方には、投
入された紙幣によって紙幣収納部307が一杯であるこ
とを表示するための投入紙幣充満表示器316と、釣銭
切れを表示するための釣銭切れ表示器317と、カード
ストック部314にストックされたカードがなくなって
いることを表示するためのカード切れ表示器318とが
配置されている。カード販売機300の内部下方には、
カード販売機300の制御をするためのコントローラ3
19が配置されている。
【0034】カード精算機400の前面上部には、この
カード精算機400に割当てられた精算機番号401
と、使用可能であることを表示するための使用可表示器
402と、使用中止状態であることを表示するための使
用中止表示器403とが設けられている。カード精算機
400の前面右には、挿入された持点カードに記録され
た有価価値情報に相当する遊技玉の玉数を表示するため
の玉数表示器404と、玉数を金額に換算して表示する
ための金額表示器405と、持点カードが挿入されるカ
ード挿入口406と、精算にかかわる情報がプリンタに
よって印刷された紙が排出されるプリンタ出口417と
が設けられている。
【0035】カード挿入口406の奥には、挿入された
持点カードに記録された有価価値情報を読取るための持
点カード読取機407と、挿入された持点カードを収納
しておくための持点カード収納部408とが設けられて
いる。プリンタ出口417の奥には、プリンタ418が
設けられている。
【0036】カード精算機400の前面左には、精算の
結果紙幣が払出される紙幣払出口409と、精算の結果
硬貨が払出される硬貨払出口412とが設けられてい
る。紙幣払出口409の後方には、払出のための紙幣を
ストックしておくための紙幣ストック部410と、紙幣
ストック部410から、精算に必要な紙幣を取出して紙
幣払出口409から払出すための紙幣払出装置411と
が設けられている。硬貨払出口412の後方には、硬貨
をストックしておき、必要な分の硬貨を払出すための硬
貨払出し装置413が設けられている。
【0037】カード精算機400の前面左下方には、紙
幣ストック部410にストックされている紙幣が欠乏し
ていることを示す紙幣欠乏表示器414と、硬貨払出装
置413にストックされている硬貨が欠乏していること
を示す硬貨切れ表示器415と、持点カード収納部40
8が、収納された持点カードで充満していることを示す
カード充満表示器416とが配置されている。
【0038】図2を参照して、遊技客は、払出された持
点カードを用いて精算しようとする場合、カード精算機
400を用いることができる。遊技客は、まず持点カー
ドをカード挿入口406に挿入する。持点カード読取機
407は、持点カードに記録された持点(景品得点)な
どのデータを読取る。もしも挿入されたカードが適正な
ものでない場合には、持点カード読取機407は挿入さ
れたカードを排出する。このとき、アラームなどの異常
処理を行なうようにしてもよい。
【0039】挿入された持点カードが適正なものである
場合には、カード精算機400は、持点カードを持点カ
ード収納部408に収納する。そして、持点カードから
読取った持点(景品得点)に対応する玉数を、玉数表示
器404に表示する。また、相当する金額を金額表示器
405に表示する。
【0040】カード精算機400は、紙幣ストック部4
10に収納されていた紙幣から、払出しに必要な数の紙
幣を取出し、紙幣払出装置411を用いて、紙幣払出口
409から遊技客に対して払出す。また、精算に硬貨が
必要な場合には、硬貨払出装置413が、必要な硬貨を
硬貨払出口412に排出する。カード精算機400は、
精算内容をプリンタ418を用いて印刷する。印刷され
た用紙はプリンタ出口417から排出される。これによ
り、持点カードを用いた精算は終了する。
【0041】カード販売機300がターミナルボックス
187を介して共通カード発行会社の集中管理コンピュ
ータに回線接続されており、共通カードの販売金額や販
売枚数等の販売情報が前記集中管理コンピュータに伝送
される。カードリーダライタ制御部109もそれぞれに
ターミナルボックス187を介して前記集中管理コンピ
ュータに回線接続されており、共通カードの遊技機への
使用金額等の情報が集中管理コンピュータに伝送され
る。なお、本実施例では、共通カードや持点カードを精
算して貨幣を払出すようにしたが、カード精算機400
により持点をレシート等に記録して発行することでその
レシートを景品交換に使用できるようにしてもよいし、
カード精算機400により、持点相当分の景品を払出す
ようにしてもよい。図中、186は引落しスイッチであ
り、共通カードを挿入した状態で操作されることにより
引落し単位額(たとえば500円)分の有価価値が共通
カードの残額から引落されて遊技に使用される。185
は共通カードの残額を表示する共通カード残額表示器で
ある。
【0042】図2、図3を参照して、ホール管理用コン
ピュータ200は、コンピュータ本体203と、コンピ
ュータ本体203に接続されたCRT(Cathode
Ray Tube)201と、プリンタ202と、キ
ーボード204とを含む。ホール管理用コンピュータ2
00はさらに、電源回路212を含む。電源回路212
およびコンピュータ本体203は、電源断による情報の
消失を防ぐために、電圧の降下を補償することができる
バックアップ電源213を介して電源に接続されてい
る。コンピュータ本体203には、カード販売機30
0、カード精算機400、パチンコ機100、遊技機の
一例のパチスロ機700などが接続されている。
【0043】図3を参照して、コンピュータ本体203
は、バックアップ電源213から電源を供給され、ホー
ル管理のための様々な処理を行なうためのMPU(Mi
cro Processing Unit)206と、
MPU206の記憶装置207と、MPU206に接続
された大量のデータを記憶するための磁気ディスク20
8と、MPU206に接続されたフロッピーディスクド
ライバ209と、CRT201、プリンタ202、キー
ボード204などとMPU206とを接続するための処
理装置210と、カード販売機300、カード精算機4
00、パチンコ機100、パチスロ機700などをMP
U206に接続するためのデータ接続装置211とを含
む。
【0044】コンピュータ本体203の処理装置210
には、カードライタ205を接続してもよい。カードラ
イタ205は、共通カードもしくは持点カードに、所望
のデータを書込むためのものである。カードライタ20
5を用いて共通カードもしくは持点カードに特定のデー
タを書入れることにより、そのカードが挿入された場合
にパチンコ機100などが、予め定められた動作をする
ようにパチンコ機100の遊技プログラムを作成するこ
とができる。したがって、カードライタ205によって
所望のテストに必要なカードを作成すれば、非常に簡単
な操作でパチンコ機100などの動作状態のチェックを
行なうことができる。
【0045】図3を参照して、カード販売機300、カ
ード精算機400、パチンコ機100などはいずれもホ
ール管理用コンピュータ200に接続され、ホール管理
用のデータをコンピュータ200に与えている。コンピ
ュータ本体203は、データ接続装置211を介して与
えられる、ホール管理用のデータに基づいて、ホール管
理処理を実行している。そして、ホールの売上処理、あ
るいは事故処理などについての情報がCRT201上に
随時表示されるとともに、必要ならばプリンタ200に
よって印刷される。
【0046】図5は、パチンコ機100のブロック図で
ある。図5を参照して、パチンコ機100は、ホール管
理用コンピュータ200のデータ接続装置211に接続
され、パチンコ機100の各部の制御を行なうための、
ROM(Read−OnlyMemory)、RAM
(Random Access Memory)などを
有するMPU117と、MPU117に接続され、共通
カードや持点カードに対するデータの入出力およびその
受払いを行なうカード受払部を制御するためのカードリ
ーダライタコントローラ140を含む。図2に示される
持点表示器106、共通カード残額表示器185、アナ
ログ表示器107、入賞表示器110、精算スイッチ1
13、中断スイッチ114、引落しスイッチ186はい
ずれも、MPU117に接続されている。パチンコ機1
00はさらに、遊技時に様々な効果音を発生するための
スピーカ115と、パチンコ機100において行なわれ
る遊技の実際のコントロールを行なうための遊技コント
ローラ116とを含む。遊技コントローラ116には、
発射される遊技玉を検出するための発射玉センサ152
と、正常に発射されず、打玉発射装置108付近に戻っ
てくるファール玉を検知するためのファール玉センサ1
56と、正常に発射され、各入賞口に入賞した入賞した
セーフ玉を検知するためのセーフ玉センサ160とが接
続されている。
【0047】図6は、パチンコ機100の、カードの受
払いを行なう部分の模式的側面図である。図6を参照し
て、カード挿入口104の奥には、挿入された持点カー
ド600や共通カード250を搬送するためのカード搬
送ローラ125a,125bと、カード搬送ローラ12
5a,125bを駆動するためのカード搬送モータ
(1)124とが設けられている。カード搬送モータ
(1)124およびカード搬送ローラ125bのさらに
奥には、挿入された持点カード600を貯留しておくた
めのカード貯留部126が設けられている。カード貯留
部126に搬送されてきたカードはこのカード貯留部1
26の最下部に落下して貯留される。このカード貯留部
126の最下部には、貯留された持点カード600を送
出側に搬送するためのカード搬送ローラ130と、その
カード搬送ローラ130を駆動するためのカード搬送モ
ータ(3)129とが設けられている。カード搬送ロー
ラ130によって送出側(図示左側)に搬送された持点
カード600を、さらに送出側に搬送するためのカード
搬送ローラ132a,132bと、カード搬送ローラ1
32a,132bを駆動するためのカード搬送モータ
(2)131とが設けられている。カード搬送ローラ1
32bのさらに前方には、持点カード排出口105が位
置している。
【0048】カード貯留部126最下端部のさらに奥側
には、持点カード600を取込側(図示右側)に搬送し
てゼロカード回収部199に回収して、ゼロカード回収
部199にストックされている持点カード600を送出
側に繰出したりするためのカード繰出ローラ175と、
そのカード繰出ローラ175を回転駆動するためのカー
ド繰出モータ(1)171が設けられている。ゼロカー
ド回収部199の下方位置には、ソレノイド178が設
けられており、このソレノイド178が励磁されること
により、ゼロカード回収部にストックされている持点カ
ード600が上方に持ち上げられる。ゼロカード回収部
199の上方には、カード繰出モータ(2)172で正
転および逆転方向に回転駆動される繰出ローラ176が
設けられている。ゼロカード回収部199のさらに奥側
には、不良カード600′をストックするための不良カ
ード貯留部181が設けられており、カード回収モータ
180により回転駆動されるカード回収ローラ180′
の働きにより不良カード600′がこの不良カード貯留
部181に回収される。
【0049】カード挿入口104の近傍には、挿入され
たカードが共通カードであることを検出するためのカー
ドセンサ138と、挿入されたカードが持点カードであ
ることを検出するためのカードセンサ120とが設けら
れている。カードセンサ120,138はともに、カー
ドリーダライタコントローラ140に接続されている。
カード搬送ローラ125aの下方には、カードリーダラ
イタコントローラ140にそれぞれ接続され、挿入され
たカードに記録されている有価価値情報を読取るための
読取ヘッド121と、挿入されたカードが共通カードで
ある場合に、払出しの際に記録データを消去した後新た
な有価価値情報を共通カードに書込むためのデータ消去
書込ヘッド12とが配置されている。
【0050】ゼロカード回収部199の側面の上部に
は、カードリーダライタコントローラ140に接続さ
れ、ゼロカード回収部199内に持点カードが充満して
いることを検出するためのカード充満センサ127が設
けられている。ゼロカード回収部199の側面下部に
は、ゼロカード回収部199内の持点カードがほぼなく
なっていることを検出するためのカード欠乏センサ12
8が設けられている。カード充満センサ127は、ゼロ
カード回収部199内の持点カード600を遊技場の係
員が取出す際に、カード欠乏センサ128はゼロカード
回収部199内に持点カード600を遊技場の係員が補
給する際にそれぞれ利用される。
【0051】カード搬送ローラ132aの下部のカード
搬送ローラ130側には、カードリーダライタコントロ
ーラ140に接続され、カード搬送ローラ130から搬
送されてきた持点カードを検出するためのカードセンサ
136が設けられている。このカードセンサ136のカ
ード送出側近傍位置には、カードリーダライタコントロ
ーラ140に接続されたデータ表示消去ヘッド123が
設けられており、カード送出側に搬送されたきた持点カ
ードの記録内容および表示内容をこのデータ表示消去ヘ
ッド123により一旦消去する。そして、カード搬送ロ
ーラ123aのほぼ真下には、排出される持点カード6
00に、遊技終了時における遊技結果としての有価価値
を特定するための情報を書込むための書込ヘッド137
が設けられている。カード搬送ローラ132aとカード
搬送ローラ132bとの間には、カードリーダライタコ
ントローラ140によって制御され、持点カード600
の可視表示部(表示窓)601へのデータの書込みを行
なうための表示書込ヘッド133が設けられている。こ
の可視表示部については後述する。なお、173は報知
ランプである。
【0052】次に、このカードの受払いを行なう部分の
動作の概略を簡単に説明する。カード挿入口104に共
通カード250が挿入されればその旨がカードセンサ1
38により検出されてカード搬送モータ(1)124が
回転駆動してカードを取込方向に搬送し、その共通カー
ド250に記録されているカード残額が読取ヘッド12
1により読取られてカード貯留部126の手前で停止
し、引落スイッチ186が操作される毎に、引落単位額
分の有価価値がその共通カードから引落とされる。そし
て、引落単位金額が引落とされる毎に共通カードの残高
がデータ消去書込ヘッド122により引落し後の残額に
書替えられる。そして、精算スイッチ113が操作され
た場合や共通カードのカード残額がなくなった時点でカ
ード搬送モータ(1)124が逆転してその共通カード
250がカード挿入口104から排出される。
【0053】一方、カード挿入口104から持点カード
600が挿入された場合にはカードセンサ120により
その旨が検出され、その持点カード600に記録されて
いる持点(景品得点)が読取ヘッド121により読取ら
れ、その持点の範囲内で遊技が可能となる。そして、そ
の挿入された持点カードはカード貯留部126内にまで
搬送されてカード貯留部126内に貯留された状態とな
る。遊技者が遊技をした後精算スイッチ113を操作す
れば、その操作時点における獲得得点すなわち遊技結果
としての有価価値が残存する場合にはカード貯留部12
6内の持点カード600がカード排出方向に搬送されて
データ表示消去ヘッド123により記録データおよび表
示が一旦消去された後、その遊技終了時における得点デ
ータがデータ書込ヘッド137により書込まれ、次に、
その書込まれた得点データに相当する価値情報が表示書
込ヘッド133により可視表示部(表示窓)601に表
示される。次にデータ書込ヘッド(2)137,表示書
込ヘッド133により書込まれたデータが適正であるか
否かをデータ確認センサ170により読取り確認し、そ
の結果適正であり排出せんとする持点カードが不良カー
ドでないと判断される場合にのみ持点カード600がカ
ード払出口105から排出される。なお、データ確認セ
ンサ170によるデータの確認の結果、払出さんとする
持点カード600が不良カード600′であると判別さ
れた場合には、その持点カードがカード取込方向に搬送
され、一旦ゼロカード回収部199内に回収され、その
状態でソレノイド178が励磁されてその不良カード6
00′が上方に持ち上げられて、カード繰出ローラ17
6,カード回収ローラ180′の働きにより、不良カー
ド貯留部181に搬送されて回収される。
【0054】一方、持点カード600が挿入されて遊技
をした結果、遊技終了時に得点が0になった場合には、
カード貯留部126内に貯留されている持点カード60
0がカード取込方向に搬送されてゼロカード回収部19
9内に回収されて収容される。このゼロカード回収部1
99内に回収される際に、データ書込ヘッド(3)17
7によりその回収せんとする持点カード600に回収済
情報が記録される。なお、このゼロカード回収部199
内に回収されている持点カード600は、カード挿入口
104に挿入された後何らカードデータが消去されてい
ないために、カード挿入時における景品得点データがそ
のまま記録された状態で収容されている。
【0055】共通カードを挿入して遊技をした結果、遊
技終了時に獲得得点が存在する場合には、ソレノイド1
78が励磁されてカード繰出ローラ176,171によ
りゼロカード回収部に貯留されている持点カード600
が繰出され、カード排出方向に搬送され、データ表示消
去ヘッド123によりデータが一旦消去された後、前述
と同様に、データ書込ヘッド(2)137,表示書込ヘ
ッド133により所定のデータが書込まれてデータ確認
センサ170による確認の結果問題なければ遊技者に払
出される。この図6に示したカードの受払いを行なう部
分により、遊技者の支払った購入代金の対価としての有
価価値を特定可能な情報が記録され複数の遊技場におい
て共通に使用可能な共通記録媒体の記録情報を読取り、
該記録情報に基づいて特定される有価価値を使用して遊
技を可能にする共通記録媒体処理手段と、遊技の結果と
しての有価価値を特定可能な情報が記録された遊技結果
記録媒体の記録情報を読取り、該記録情報に基づいて特
定される遊技結果としての有価価値を使用して遊技を可
能にする遊技結果記録媒体処理手段とが兼用構成されて
いる。前記ゼロカード回収部199により、後述する遊
技結果記録媒体回収手段により回収された遊技結果記録
媒体を収容する回収記録媒体収容手段が構成されてい
る。
【0056】図7は、カードリーダライタコントローラ
140およびカード受け払い部分のブロック図である。
図7を参照してカードリーダライタコントローラ140
は、ROMおよびRAMを有するMPU146を含む。
カードセンサ120,136,138はそれぞれ検出回
路120a,136a,138aを介してMPU146
に接続されている。カード充満センサ127,カード欠
乏センサ128は、それぞれ検出回路127a,128
aを介してMPU146に接続されている。データ確認
センサ170は検出回路182を介してMPUに接続さ
れている。データ読取ヘッド121は検出回路121a
を介してMPU146に接続されている。
【0057】データ消去書込ヘッド122,データ書込
ヘッド(2)137,データ書込ヘッド(3)177
は、共通の書込制御回路142を介してMPU146に
接続されている。持点カードの可視表示およびカードデ
ータを消去するためのデータ表示消去ヘッド123は、
消去制御回路143を介してMPU146に接続されて
いる。可視表示を持点カードに書込むための表示書込ヘ
ッド133は、表示書込制御回路144を介してMPU
146に接続されている。カード搬送モータ124,1
31,129,カード繰出モータ171,172,カー
ド回収モータ180はいずれもモータ駆動回路145を
介してMPU146に接続されている。報知ランプ17
3はランプ回路174を介してMPU146に接続され
ている。ソレノイド178はソレノイド回路179を介
してMPU146に接続されている。
【0058】図8は持点カードを示し、(A)はその正
面図、(B)はその裏面図である。図9は持点カードの
他の例を示し、(A)はその正面図、(B)はその裏面
図である。図10は、図8の持点カードのX−X矢印断
面図である。なおこの図10は、カードの厚み方向に誇
張して描かれている。特に図10を参照して、持点カー
ド600は、ベースシート606と、表示窓601を形
成するようにベースシート606の表面に形成されたス
ペーサ607と、スペーサ607上に貼り付けられた透
明フィルム608と、透明フィルム608上に、表示窓
601を残すように形成された印刷面604と、ベース
シート606の裏面に形成された、磁気記録のための磁
性層605と、ベースシート606と透明フィルム60
8とに挟まれた空間で、かつスペーサ607によって規
定される空間に封入された鉄粉609とを含む。
【0059】図8を参照して、持点カード600の裏面
の磁性層605には、表示窓(可視表示部)601に表
示される持点情報をドットマトリックスで表わすための
表示用データが記録される表示トラック602と、持点
データ(景品得点データ)等のカードデータが機械的に
読取り可能な形で書込まれるデータトラック603とが
形成されている。カードデータとは、図8(B)に示さ
れているように、遊技店コード,カード発行年月日,カ
ードナンバー,景品得点(持点),回収済情報,セキュ
リティコードなどである。なお、本実施例では、遊技結
果としての有価価値を特定可能な情報として遊技結果と
しての有価価値自体すなわち景品得点自体を記録する例
を示したが、持点カードのデータトラック603には景
品得点を記録せずに、ホール管理用コンピュータ200
の記憶部(たとえば主記憶装置207)にカードナンバ
ーと対応させて景品得点を記憶するようにし、遊技開始
時や精算時には、持点カードのカードナンバーを手掛に
その持点カードの景品得点を特定し、ホール管理用コン
ピュータの記憶部から読出すようにしてもよい。この場
合にはカードナンバーが景品得点(持点)を特定可能な
情報ということになる。
【0060】図10を参照して、磁性層600は、容易
に磁化される。ベースシート606は十分薄く、封入さ
れた鉄粉609は、磁性層605の磁化された部分に付
着する。したがって、磁性層605に、所望の形状を有
する磁化領域を形成することにより、鉄粉609によっ
て、その領域と同じ形状が表示窓601内に形成され
る。表示窓601,磁性層605,鉄粉609により、
前記遊技結果記録媒体の記録情報によって特定される遊
技結果としての有価価値に相当する価値情報を可視表示
する可視表示手段が構成されている。
【0061】図11は、表示書込ヘッド133の模式図
である。表示書込ヘッド133は、各々が7×5のマト
リックス状に配置されたドット135を有し、それぞれ
1字分の表示書込みを行なうヘッド134a〜134n
を含む。たとえばヘッド134aの7×5のドットマト
リックスを用いて、磁性層605(図10参照)に、所
望の形状を有する磁性領域を形成することができる。ヘ
ッド134a〜134nは、それぞれカードリーダライ
タコントローラ140によって制御される。
【0062】図12は、表示窓601内に文字が形成さ
れた状態(a)と文字が消去された状態(b)とを示す
表示窓601,601a,601bの模式図である。図
12(a)に示すように、ヘッド134a〜134nを
用いて磁性領域を形成し、鉄粉を磁性層605(図10
参照)に引き付けるとにより、表示ドット141が形成
される。表示ドット141が、所望のキャラクタを構成
するように、ヘッド134aの各ドット135を制御す
れば、表示窓601上には所望の数字列が形成される。
この数字列を用いて、たとえば持玉数等の遊技結果とし
ての有価価値を表示することができる。
【0063】この遊技結果としての有価価値の表示は、
磁性層605(図10参照)の磁性化を取除くことによ
り、完全に消去することができる。その状態を図12
(b)に示す。この場合磁性層605に引き付けられる
鉄粉は存在しないため、表示ドットは形成されず、鉄粉
609は表示窓601内を自由に移動する。
【0064】図8に示した持点カードの場合には、表示
窓601が1つだけ設けられたものであり、この表示窓
601に遊技終了時点における得点(景品得点)が表示
された状態で遊技者に持点カード600が排出される。
一方、図9に示す持点カードの場合には、データトラッ
ク603に、遊技店コード,カード発行年月日,カード
ナンバー,遊技開始時の得点,遊技終了時の得点,回収
済情報,セキュリティコード等が記録されている。すな
わち、図8に示された持点カード600の場合には、遊
技終了時点における得点(景品得点)のみが有価価値情
報として記録されていたのであるが、この図9に示す持
点カード600の場合には、それに加えて、遊技開始時
点における得点(景品得点)のデータも記録するように
した。そして、図9(A)に示すように、遊技開始時得
点表示用の表示窓601aと遊技終了時点得点表示用の
表示窓601bとを設け、それぞれの表示窓601a,
601bにより、遊技開始時点の得点と遊技終了時点の
得点とを表示するようにした。なお、この図9に示す持
点カードの場合は、回収済情報は必ずしも記録させる必
要はない。この図9に示す持点カードの場合は、表示窓
601a,601b,磁性層605,鉄粉609によ
り、前記遊技結果記録媒体の記録情報によって特定され
る遊技結果としての有価価値に相当する価値情報を可視
表示する可視表示手段が構成されている。
【0065】図8および図9に示した持点カードの場合
には、そのカードデータとカードデータの景品得点を表
示する表示窓の表示データとが書替可能に構成されてい
るために、たとえ景品得点が0になったとしても、再度
遊技結果としての有価価値を記録させて再使用すること
ができ、この持点カード600により、記録情報が新た
な情報に書替えられることにより再使用が可能となる再
使用型記録媒体が構成されている。
【0066】図13は共通カードの記録情報を説明する
ための正面図である。
【0067】図13に示された共通カード250は、情
報記録領域である磁気ストライプ251には、共通カー
ドの番号である共通カードNO.,この共通カード25
0を発行した発行店コード,共通カード250が発行さ
れた発行年月日,共通カードが有する有価価値であるカ
ード残額,共通カード250のセキュリティを保持する
ためのセキュリティコードが記録されている。この共通
カード250は、図示するように1万円カードであり、
共通カード250の購入時には、遊技者が支払った購入
代金としての1万円に相当する有価価値がカード残額に
記録された状態で遊技者に払出される。
【0068】図1〜図13を参照して、本発明に係る遊
技用装置を用いた遊技および精算などは以下のように行
なわれる。遊技者がこの遊技場でパチンコ機などの遊技
機により遊技をする際には、遊技者はまずカード販売機
300から共通カード250を購入する。まず紙幣を紙
幣挿入口305に挿入する。挿入された紙幣は紙幣識別
機306によって識別され、不適正な紙幣であった場合
は利用者に返却される。適正な紙幣であった場合は紙幣
収納部307内に紙幣が取込まれる。投入紙幣に相当す
る金額が投入金額表示器304によって表示される。
【0069】遊技者は、投入金額表示器304の表示額
の範囲内で選択スイッチ312を選択操作する。前述の
ように共通カード250には、1000円,2000
円,3000円,5000円,10000円の5種類の
金額のカードがあり、選択スイッチ312のいずれかを
押圧することにいより、希望する共通カードを指定する
ことができる。カードストック部314には、未使用の
共通カードが予めストックされている。カードライタ部
315は、カードストック部314から共通カードを1
枚取出し、指定された金額に相当する有価価値情報やセ
キュリティコードなど必要な情報をエンコードし、カー
ド払出口313から払出す。遊技者は、この共通カード
250を受取り、遊技機100で遊技することができ
る。なお、この共通カード250の場合は、有価価値情
報としてのカード残高データを直接共通カードに記録さ
せる代わりに、そのカード残高を共通カード発行会社の
ホストコンピュータに共通カードナンバーとともに記憶
させておき、共通カード使用時においてそのホストコン
ピュータと通信し、使用せんとする共通カード250の
カードナンバーを手掛かりにホストコンピュータがその
カードに相当するカード残高を割り出してその割り出さ
れたカード残額の範囲内で遊技が可能となるようにして
もよい。
【0070】釣銭がある場合には、釣銭のための紙幣収
納部310から、必要な紙幣を紙幣払出機309が取出
す。取出された紙幣は釣銭出口308から遊技者に払出
される。コントローラ319は、カード販売機300の
各ブロックの動作を監視しており、カードストック部3
14が投入紙幣で一杯になった場合には投入紙幣充満表
示器316を、紙幣収納部310に適正な量の紙幣が残
っていなくなった場合には釣銭切れ表示器317を、カ
ードストック部314に適正な枚数のカードが残ってい
なくなった場合にはカード切れ表示器318をそれぞれ
点灯する。そして、紙幣の投入ができなくなり、必要な
釣銭がなくなり、あるいは未使用のカードがなくなった
場合には、使用可表示器302の表示を中止し、使用中
止表示器303を点灯させる。
【0071】パチンコ機100で遊技をする場合、遊技
者は共通カード250または前回の遊技で獲得した持点
カード600をカード挿入口104に挿入する。挿入口
104にカードが挿入された場合、図5,図6,図7に
示されるカードリーダライタコントローラ140が以下
のように動作する。カードリーダライタコントローラ1
40のMPU146が実行するプログラムは、予めMP
U146のROM(図7参照)に格納されており、図1
4〜図17に示すような制御の構造を有する。以下、図
5,図6,図7および図14〜図17を参照して、カー
ドリーダライタコントローラ140の、動作を説明す
る。
【0072】挿入されたカードが共通カード250であ
る場合は、カードセンサ138がその旨を検知し、検出
回路138aを介してその情報がカードリーダライタコ
ントローラ140に与えられる。投入されたカードが持
点カード600である場合は、カードセンサ120がそ
の旨を検出し、検出回路120aを介してその検出情報
をカードリーダライタコントローラ140に与える。
【0073】図14を参照して、カードリーダライタコ
ントローラ140のMPU146で実行されるプログラ
ムのステップS(以下単にSという)1において、カー
ドセンサ138がONであるか否かが判断される。判断
の答がYESであれば制御がS25に進み、さもなけれ
ば制御がS2に進む。S25においては、共通カード2
50が挿入されたときの処理が行なわれる。その処理を
簡単に説明すると、たとえば挿入された共通カード25
0が適正でありかつカード残額がある場合には、そのカ
ード残額がデータ読取ヘッド121により読取られて、
前述したように引落スイッチ186が操作される毎に引
落単位額(たとえば500円)分の有価価値が引落とさ
れ、その引落有価価値を使用して遊技が可能となる。そ
して、精算スイッチ113が操作されることにより、カ
ード残額が残存している場合にはその共通カードを遊技
者に返却し、カード残額が0になった場合はその共通カ
ード250を機内に取込む。なお、引落スイッチ186
による手動操作に基づいた引落の代わりに、自動引落制
御を行なってもよい。すなわち、適正でかつカード残額
が残っている共通カード250が挿入されたことにより
自動的に引落単位額分の有価価値を引落し、その引落有
価価値を使用して遊技を行ない、その引落有価価値が0
または0に近くなった段階で自動的に再度共通カード2
50から引落単位額分の有価価値を引落として遊技に使
用できるようにしてもよい。さらに他の方法としては、
適正でかつカード残額が残存する共通カード250が挿
入された状態で、遊技者が打球操作して発射玉センサ1
52が発射玉を検出するごとにその発射玉に相当する金
額が挿入カードのカード残額から減額され、入賞玉やフ
ァウル玉が発生することにより得点が加算更新された場
合には、その得点のほうから優先して発射玉の発生に伴
なう減額制御を行ない、その得点が0になった段階で再
度挿入カード250のカード残額から発射玉に伴なう減
額制御を行なうようにしてもよい。
【0074】S2においては、カードセンサ120がO
Nであるか否かの判断がなされ、ONでない場合にはS
3に進み、精算スイッチが操作されてONになったか否
かの判断がなされ、なっていない場合にはS4に進み、
カード充満センサがONになったか否かの判断がなさ
れ、なっていない場合にS5に進み、カード欠乏センサ
がONになっているか否かの判断がなされ、なっていな
い場合にはS1に戻る。このS1ないしS5のループの
巡回途中で、持点カード600がカード挿入口104に
挿入されればカードセンサ120がONになり制御がS
7に進み、カード搬送モータ(1)124が正転にON
されて、挿入された持点カード600がカード取込方向
(図6の右方向)に搬送される。そして、その搬送途中
で、S8により、カード情報の読取処理が行なわれる。
このカード情報は図8(B),図9(B)に示したデー
タである。そして、S9に進み、挿入されたカードが適
正で有効なカードであるか否かの判断がS8の読取情報
に基づいて判断される。そして、有効でないと判断され
た場合にはS10に進み、カード搬送モータ(1)12
4を逆転にONして挿入された持点カード600をカー
ド挿入口104から遊技者側に排出する処理がなされて
S13に進み、カード搬送モータ(1)124をOFF
にしてS1に戻る。なお、S9による判断は、前述した
回収済情報が持点カード600に記録されているか否か
の判断も行なわれ、回収済情報が記録されている場合は
有効でないと判断してS10に進む。この回収済情報
は、後述するS45により持点カード600に書込まれ
るものであり、持点カード600を挿入して遊技をした
結果遊技結果としての有価価値である得点データが0と
なった場合に、その挿入されている持点カード600が
ゼロカード回収部199に回収されるのであり、その回
収する際にデータ書込ヘッド(3)177により書込記
録される情報である。そして、ゼロカード回収部にスト
ックされている持点カードが不測に盗まれた場合はその
持点カードが不正使用されるおそれがあり、その不正使
用された場合はその持点カードに回収済情報が記録され
ているために、S9によりNOの判断がなされてS10
以降のカード排出処理が行なわれ、持点カードの不正使
用を受付けないように制御する。なお、前述した図9に
示す持点カード600の場合には、回収済情報は必ずし
も必要ではなく、回収済情報を記録しない場合には、遊
技終了時得点が0になっているか否かをS9により判別
し、0になっている場合にはNOの判断がなされてS1
0以降のカード排出処理を行なうようにしてもよい。こ
れにより、前述と同様にゼロカード回収部から盗難され
た持点カード600の不正使用を受付けないようにする
ことができる。S9により挿入された持点カード600
が有効であると判断された場合にはS11に進み、挿入
された持点カード600から読取った情報のうち、前回
までの遊技で獲得した有効得点(景品得点)に関する情
報を、パチンコ機100のMPU117内のRAMに格
納する処理がなされる。今回の遊技においては、この格
納された有効得点から遊技がスタートすることになる。
次にS12に進み、挿入された持点カード600をカー
ド取込方向に搬送してカード貯留部126(図6参照)
での保留が終了したか否かの判断がなされ、挿入カード
600がカード貯留部126の最下部に保留された状態
でS12よりYESの判断がなされてS13に進む。
【0075】S1ないしS5のループの巡回途中で、精
算スイッチ113が操作されればS3によりYESの判
断がなされてS14に進む。一方、S1ないしS5のル
ープの巡回途中で、ゼロカード回収部199におけるカ
ード充満センサ127あるいはカード欠乏センサ128
(図6参照)がONになれば、S6に進み、処理アラー
ムが実行されてアラームが発生され、遊技場の係員など
に異常が報知される。遊技場の係員は、この報知を聞き
つけて、ゼロカード回収部199を点検し、持点カード
600が満杯となっている場合にはその持点カード60
0の一部を取出して減少させ、持点カード600が欠乏
している場合には、持点カードを補充する作業を行な
う。この作業が行なわれればアラームは解除され、S1
〜S5のループの巡回に戻る。
【0076】精算スイッチ113が操作された場合には
S3によりYESの判断がなされて、制御が図15に示
すS14に進む。S14では、共通カード250を使用
した遊技か否かが判断され、遊技者が持点カード600
を挿入して遊技をした場合には、NOの判断がなされS
15に進み、精算スイッチが操作された時点における遊
技結果としての有価価値である得点データが「0」であ
るか否かの判断がなされる。「0」でない場合すなわち
得点データが残存している場合には、S16に進み、カ
ード搬送モータ(3)129(図6参照)を正転にON
し、カード貯留部126の最下部に保留されている持点
カード600をカード排出側に搬送する処理がなされ、
カードセンサ(2)136が持点カード600を検出し
てS17によりYESの判断がなされるまでカード搬送
モータ(3)129の正転が続行される。そして、持点
カード600がカードセンサ(2)136により検出さ
れた段階でS18に進み、カード搬送モータ(3)12
9をOFFにし、次にS19によりカード搬送モータ
(2)136を正転にONする処理がなされる。これに
より、持点カード600はさらにカード排出方向に搬送
されることとなる。つぎにS22に進み、カードデータ
および可視面データの消去スイッチをONしてデータ表
示消去ヘッド123により、搬送中の持点カード600
のカードデータと表示窓601,601a,601bに
よる表示データとが消去される。次にS21に進み、精
算時点における得点データすなわち遊技終了時における
遊技結果としての有価価値データが持点カード600の
磁気面(データトラック603)に書込まれる。次にS
22に進み、S21により書込んだ得点データに相当す
る価値データをカードの可視面(表示窓601,601
a,601b)に表示するためのデータを書込む処理が
なされる。このS22による書込は、表示書込ヘッド1
33によりなされる。S22により、遊技終了時におけ
る遊技結果としての有価価値に相当する価値情報を前記
可視表示手段に表示させる遊技結果表示制御手段が構成
されている。
【0077】次にS23に進み、S21,S22により
書込まれたデータをデータ確認センサ170により読取
り確認する処理が行なわれ、S24に進み、その読取り
確認の結果当該持点カード600が寿命等により不良カ
ードとなっているか否かの判断がなされる。この判断基
準は、書込みデータが全く読取れない場合、読取れるが
書込みデータとS21,S22により書込むべき得点デ
ータとが一致していない場合、データは一致しているが
読取り難い場合等に不良カードである旨の判断を行な
う。不良カードである場合にはS29に進み、報知ラン
プ173を点灯するとともにS30以降の不良カード6
00′の回収制御がなされる。一方、不良カードでない
と判断された場合にはS26に進み、カード排出口10
5から持点カードを排出し、S27に進み、カード搬送
モータ(2)136をOFFにしてS1に戻る。
【0078】データ確認センサ170とS23とによ
り、遊技結果記録媒体に記録した情報を読取って確認す
る記録内容確認手段が構成されている。報知ランプ17
3とS29とにより、前記記録内容確認手段による確認
の結果、遊技結果記録媒体が不良である旨の判別が行な
われた場合に、その不良記録媒体が発生した旨の報知を
行なうための報知手段が構成されている。なお、この報
知手段は、報知ランプ等の視覚的な報知に代えてまたそ
れに加えて、スピーカ等から警報音を発生する等の聴覚
を通じての報知を行なうものであってもよい。
【0079】不良カード600′が発生した場合には、
S30により、カード搬送モータ(2)131を逆転に
ONして不良カード600′をカード取込側(図6の右
側)に搬送し、次にS31に進み、カード搬送モータ
(3)129を逆転にONし、不良カード600′をさ
らにカード取込方向に搬送し、さらにS32により、カ
ード繰出モータ(1)171を逆転にONし、不良カー
ド600′をさらにカード取込方向に搬送し、不良カー
ド600′がゼロカード回収部199まで搬送されてS
33によりYESの判断がなされるまでS30ないしS
32の搬送処理が行なわれる。そして、不良カード60
0′がゼロカード回収部199内にまで搬送された時点
で、S34に進み、カード搬送モータ2,3およびカー
ド繰出モータ(1)をOFFにする処理がなされる。不
良カード貯留部181内の不良カード600′は後に遊
技場の係員が回収する。次にS35に進み、ソレノイド
178をONしてゼロカード回収部199内のカードを
上方に持ち上げ、さらにカード繰出モータ(2)172
を逆転にONし、ゼロカード回収部199内に貯留され
ている持点カード600のうちの最上部の持点カードす
なわち不良カード600′をさらにカード取込方向(図
6の右側方向)に搬送する処理がなされ、S36によ
り、カード回収モータ180をONし、不良カード60
0′を不良カード貯留部181にまで搬送する処理がな
される。そして、不良カード600′が不良カード貯留
部181内に回収された時点でS37によりYESの判
断がなされてS38に進み、報知ランプ173が消灯さ
れ、S39に進み、カード繰出モータ(2)172とカ
ード回収モータ180とをOFFにする処理がなされ
る。次にS40に進み、カード繰出モータ171,17
2を正転にONし、不良カード600′が回収された後
のゼロカード回収部199内に収容されている持点カー
ド600の最上部の1枚目をカード排出方向(図6の左
側方向)に搬送する処理がなされ、カードの繰出しが完
了してS41によりYESの判断がなされた段階で、S
42に進み、ソレノイド178をOFFしてゼロカード
回収部199内の持点カード600を下方に移動させる
とともに、カード繰出モータ171,172をOFFに
する処理がなされる。なお、不良カード貯留部181内
の不良カード600′は後に遊技場の係員が回収するよ
うにしてもよいし、遊技機設置島内に回収コンベアを設
け、設置島で発生した不良カード600′を自動的に回
収するようにしてもよい。
【0080】次に制御が前記S16に進み、S16以降
の持点カード600へのデータの書込排出および書込デ
ータの確認処理が再度実行される。この段階で、再度S
24により不良カード600′が発見されれば、前述し
た不良カード600′の回収動作を再度実行する。前記
S16〜S42により、前記記録内容確認手段の確認結
果に基づいて当該遊技結果記録媒体が不良である旨の判
別が行なわれた場合に、該不良記録媒体の排出を禁止す
るとともに、他の遊技結果記録媒体に前記遊技結果とし
ての有価価値を特定できる情報を記録して排出する記録
媒体再発行手段が構成されている。
【0081】遊技者が持点カード600を挿入して遊技
をした結果精算操作時において得点データすなわち遊技
結果としての有価価値が「0」となっている場合には、
図16に示すS43に進み、挿入されてカード貯留部1
26の最下部に保留されている持点カード600をゼロ
カード回収部199に回収するための制御が行なわれ
る。またS43には、カード搬送モータ(3)129を
逆転にONし、次にS44により、カード繰出モータ
(1)171を逆転にONし、カード貯留部126の最
下部に保留されている持点カード600をカード取込方
向(図6の右側方向)に搬送する処理がなされる。この
搬送途中において、S45には、回収済情報の書込処理
がなされる。この回収済情報は、データ書込ヘッド
(3)177により持点カード600に書込まれる。次
にS46に進み、ゼロカード回収部199に持点カード
600が回収されたか否かの判断がなされ、回収された
段階でS47に進み、カード搬送モータ(3)129と
カード繰出モータ(1)171とをOFFにした後S1
に戻る。S15,S43〜S47により、前記遊技結果
記録媒体の記録情報により特定される遊技結果としての
有価価値がなくなった場合に当該遊技結果記録媒体を回
収する遊技結果記憶媒体回収手段が構成されている。デ
ータ書込ヘッド(3)177とS45とにより、前記遊
技結果記録媒体回収手段により回収される遊技結果記録
媒体に回収された旨を表わす回収済情報を記録する回収
済情報記録手段が構成されている。
【0082】図9に示した持点カード600を使用して
遊技が行なわれた場合であって、遊技終了時において得
点データが「0」となりS15によりYESの判断がな
された場合には、カード搬送モータ(3)129を正転
にONしてまずカード貯留部126の最下部に保留され
ている持点カード600をカード排出方向に搬送し、さ
らにカード搬送モータ(2)131も正転方向にONし
て持点カード600をさらにカード排出方向に搬送させ
ながら、データ書込ヘッド(2)137および表示書込
ヘッド133により、遊技開始時における得点データと
遊技終了時における得点データ(この場合には「0」)
とを書込み、その後カード搬送モータ(2)131,カ
ード搬送モータ(3)129,カード繰出モータ(1)
171を逆転させて持点カード600をゼロカード回収
部199内に回収する。
【0083】遊技者が共通カード250を挿入して遊技
を行ない、精算スイッチ113が操作された場合には、
S24によりYESの判断がなされて、図16に示すS
48に進む。S48では、得点データが「0」であるか
否かの判断がなされ、「0」である場合にはそのままS
1に戻るが、「0」でない場合すなわち遊技終了時にお
ける得点データが存在する場合にはS49に進み、以降
の持点カード600への得点データの書込排出制御が行
なわれる。まずS49により、ソレノイド178がON
されてゼロカード回収部199内の持点カード600を
上方に持ち上げ、次に前記S40に進み、ゼロカード回
収部199内の持点カード600をカード排出方向に搬
送して、遊技終了時における遊技結果としての有価価値
を書込み、さらにその書込データを確認して不良カード
であるか否かの判別等を行なう前述した制御が実行され
る。前記S14,S48,S49,S40〜S42,S
16〜S27により、前記回収記録媒体収容手段に収容
されている遊技結果記録媒体に、前記遊技結果としての
有価価値を特定できる情報を記録して排出する遊技結果
記録媒体発行手段が構成されている。
【0084】図17は、本発明の別実施例を示すカード
リーダライタコントローラ140の動作のフローチャー
トである。図17の(A)に示す別実施例の場合には、
前記S24により不良カードが判別された場合に、その
不良カード600′を機内に回収する代わりに、遊技者
が遊技に使用不可能な状態に加工した後遊技者側に排出
するものである。この図17(A)の場合には、カード
排出口105からカードが排出する以前の箇所におい
て、不良カード600′を切断するためのカッタ等の切
断手段を設ける。そして、前記S29により報知ランプ
の点灯処理がなされた後SA30に進み、カッタにより
不良カード600′を切断する処理がなされ、SA31
に進み、カード排出口105からその切断された不良カ
ード600′を排出する処理がなされ、次にSA32に
進み、報知ランプ173を消灯し、次にSA33に進
み、カード搬送モータ(2)131をOFFにし、次に
SA34に進み、ソレノイド178をONしてゼロカー
ド回収部199内の持点カード600を上方に持ち上
げ、カード繰出モータ171,172を正転にONして
持点カード600を繰出し、前記S40に進み、以降の
持点カード600へのカードデータの書込排出動作が行
なわれる。なお、カッタによる不良カード600′の切
断に代えて、不良カード600′のデータトラック60
3にパンチ孔をあける穿孔手段を設け、SA30により
不良カード600′に孔を穿孔するようにしてもよい。
前記S16〜S29,SA30〜SA34,S40〜S
42により、前記記録内容確認手段の確認結果に基づい
て当該遊技結果記憶媒体が不良である旨の判別が行なわ
れた場合に、該不良記録媒体を遊技に使用できない状態
に加工して排出するとともに、他の遊技結果記録媒体に
遊技終了時の前記遊技結果としての有価価値を特定でき
る情報を記録して排出する記録媒体排出再発行手段が構
成されている。
【0085】図17の(B)は、さらに他の例を示すカ
ードリーダライタコントローラ140の動作説明であ
る。この図17(B)の場合には、カードリーダライタ
コントローラ140に電気的に接続されたリセットスイ
ッチ等のリセット操作手段を遊技場の係員のみが操作可
能な箇所すなわち遊技者が操作できない箇所に設けてい
る。そして、不良カード600′が発生してS29によ
り報知ランプ173が点灯した後SB30に進み、カー
ド搬送モータ(2)131をOFFに制御する動作がな
される。一方、遊技場の係員は、報知ランプ173の点
灯を見つけ出してあるいは警報音を聞いて不良カード6
00′が発生したことを認識し、前記リセット操作手段
を操作する。すると、SB31によりYESの判断がな
されてSB32に進み、カード搬送モータ(2)131
を正転にONし、SB33により、カード排出口105
からその不良カード600′を遊技場の係員に排出す
る。遊技場の係員は、排出されてきた不良カード60
0′を遊技者に渡すことなく回収する。次にSB34に
進み、報知ランプ173が消灯され、SB35により、
カード搬送モータ(2)131をOFFに制御し、SB
36に進み、ソレノイド178をONにしてゼロカード
回収部199内の持点カード600を持ち上げ、カード
繰出モータ171,172を正転にONにしてゼロカー
ド回収部199内の持点カード600を繰出し、前記S
40に進み、持点カード600へのカードデータの書込
排出動作が行なわれる。なお、リセット操作手段の操作
により不良カード600′が遊技場の係員に排出される
制御を行なう代わりに、遊技場の係員がカード受払い部
を開放して内部に保留されている不良カード600′を
手作業で取り除き、その後リセット操作手段を操作する
ことにより、ゼロカード回収部199内の持点カード6
00へのカードデータの書込排出動作が行なわれるよう
にしてもよい。
【0086】以上のように、この発明の一実施例の遊技
用装置によれば、持点カード600に、獲得得点を容易
に確認することができるような可視表示のための表示窓
601が設けられている。このため、遊技客は容易に自
己の獲得した持点を知ることができる。また、得点がな
くなった持点カード600は、ゼロカード回収部に貯留
される。そして、共通カード250を使用しての遊技の
結果獲得得点がある場合や不良カードが発生した場合の
み新たにその得点を記録して遊技客に払出される。すな
わち、この発明に係る遊技場用装置において利用される
持点カードは何回でも使用することができる、再使用可
能なものである。カードの使用枚数が際限なく増大する
ことはなく、遊技場の経営上、再使用の不能なものを用
いる場合と比較してはるかに低い費用で実現することが
できる。
【0087】上述の実施例においては、共通カードの販
売において、カード販売機300に未使用の共通カード
をストックしておき、販売の都度、遊技客によって選択
された金額に相当する遊技の持点をエンコードするもの
が示された。しかし、この発明はこれには限定されな
い。たとえば予め必要な情報がエンコードされた、複数
種類のカードを用意しておき、遊技客の選択に応じて所
望のカードを販売するようにしてもよい。
【0088】さらに、このような持点カードの回収シス
テムは、パチンコ機100内のみならず、ホール全体と
して実現することができる。図18は、そのようなシス
テムの一例である。図18を参照して、このシステムは
パチンコ機100の設置島の下部に設けられ、パチンコ
機100から排出される回収された持点カードを所定位
置まで運搬するためのカード回収装置501と、カード
回収装置501によって回収されたカードが集められる
回収部505と、回収部505に集められた持点カード
を上方に揚送するための揚送リフト506と、揚送リフ
ト506により揚送された持点カードを貯留しておくた
めのカードタンク500と、カードタンク500から、
各パチンコ機100に持点カードを配給するための配給
レール507、508とを含む。
【0089】カード回収装置501は、パチンコ機の設
置島の下部に設けられたベルトコンベア504と、ベル
トコンベア504を駆動するためのモータ502および
伝動ベルト503とを含む。ベルトコンベア504は、
各パチンコ機100から下方に排出された回収された持
点カードを、回収部505方向に搬送するためのもので
ある。
【0090】図18に示されるようなカード回収システ
ムを用いる場合、パチンコ機100のカード受払い部の
ゼロカード回収部199は、以下のように構成される必
要がある。カード貯留部の上部は、カード配給レール5
08と連通している。ゼロカード回収部の底部には、ソ
レノイドなどで駆動される弁が設けられる。この弁が開
くことにより、ゼロカード回収部199に貯留されてい
た回収持点カード600はベルトコンベア504上に落
下する。
【0091】ゼロカード回収部199の高さ方向の中央
部には、それより上にある持点カードの落下を防止し、
かつそれより下にある持点カードを、下方に押出すため
の押出し用のソレノイドが設けられている。
【0092】ゼロカード回収部199が以上のように構
成されていることにより、図18に示されるカード回収
システムは以下のように動作する。再び図6を参照し
て、カード充満センサ127によってゼロカード回収部
199内にカードが充満していることが検知された場
合、まず押出用ソレノイドを駆動して、押出用ソレノイ
ドより上方の持点カードが落下しないようにする。その
上でゼロカード回収部199の底部の弁を開く。押出用
ソレノイドで、そこより下方に存在する持点カードを下
に向かって押出す。ゼロカード回収部199の下半部に
貯留されていた持点カードは、弁から下方に落下し、図
18のベルトコンベア504上に落ちる。カード貯留部
126の底部の弁を閉めた後、押出用ソレノイドを再び
動作させ、そこより上方に貯留されていた持点カードを
カード貯留部126の底部に下ろす。
【0093】図18を参照して、パチンコ機100から
ベルトコンベア504上に落下した持点カードは、ベル
トコンベア504によって回収部505内に搬送され
る。回収部505内に集められた持点カードは、揚送リ
フト506によってカードタンク500に揚送される。
持点カードは、カードタンク500に一時貯留される。
【0094】再び図6を参照して、ゼロカード回収部1
99に設けられたカード欠乏センサ128が、カードの
欠乏を検知したものとする。この情報はカードリーダラ
イタコントローラ140を介してカード回収システムに
伝えられる。カードタンク500から、カード配給レー
ル507、508を介して、カード欠乏センサがオンし
たパチンコ機100に対し、持点カードの配給が行なわ
れる。配給された持点カードは配給レール508を介し
てゼロカード回収部199内に補給される。
【0095】このように、ホール全体で持点カードの回
収システムを設けることにより、持点カードのより有効
な利用を図ることができる。また、図18に示されるよ
うに、カード販売機で持点カードと同様の構造のカード
を遊技カード(ハウスカード等の遊技に使用可能なカー
ド)として販売する場合には、カードタンク500から
カード販売機に対して配給レール509を設けて持点カ
ードをカード販売機に供給するようにしてもよい。この
ようにすることにより、カード販売機に対して遊技カー
ドが自動的に補給されることになる。したがって、ホー
ル内の持点カードの管理が非常に簡単になる。
【0096】次に、以上説明した本発明の実施例の特徴
および変形例等を以下にまとめて列記する。
【0097】(1) 実施例全体を通じて、本実施例で
は、遊技者の利便性を確保するとともに、遊技場のカー
ドコスト(記録媒体に関するランニングコスト)の負担
を極力軽減し、さらには、遊技場における記録媒体に関
する作業の負担を極力軽減させんとしたものである。こ
の実施例技術に関連するものとして、従来から一般的に
知られているものに、たとえば、特開平4−24268
3号公報に記載のものがあった。この従来の技術におい
ては、本発明の共通記録媒体に対応する記録媒体が何ら
開示されていない。また、遊技結果記録媒体を挿入して
遊技をすれば、その挿入記録媒体が適正な記録媒体であ
ることを条件として挿入されたすべての適正な記録媒体
が一旦回収部に回収されて貯留される。その貯留に先立
ち、挿入された遊技結果記録媒体の記録情報が読取られ
た後消去される。その結果、回収部に回収されて貯留さ
れている遊技結果記録媒体の記録情報(たとえば遊技結
果としての有価価値情報)は消去された状態となってい
る。ゆえに、この従来技術においては、遊技者が遊技を
するべく遊技結果記録媒体を挿入した後において、その
挿入記録媒体のたとえば遊技結果としての有価価値の大
きさ等に関する問い合わせを遊技場にした場合に、挿入
された遊技結果記録媒体の記録情報がすでに消去されて
いるために、遊技場としてはその遊技者の問い合わせに
対応することができないという欠点が生ずる。
【0098】さらに、この従来技術においては、回収さ
れて貯留されている遊技結果記録媒体に遊技終了時にお
ける遊技結果としての有価価値情報等のカードデータを
記録して遊技者に排出して発行する際に、正しく情報が
記録されていない場合には、アラームが発生して遊技場
の係員に報知されるのみで、異常発生時における具体的
な制御動作が何ら開示されていない。
【0099】ところが、本実施例においては、共通カー
ドすなわち遊技者の支払った購入代金の対価としての有
価価値を特定可能な情報が記録され複数の遊技場におい
て共通に使用可能な共通記録媒体を使用して遊技機によ
る遊技が可能である。それに関連して、共通記録媒体を
販売する共通記録媒体販売手段の一例のカード販売機3
00から共通記録媒体が販売されれば、その販売金額や
販売枚数等の売上情報がターミナルボックス187を介
して共通記録媒体発行会社の集中管理コンピュータであ
る集中管理手段に転送される。さらに、共通記録媒体を
挿入して遊技が行なわれた場合には、その共通記録媒体
に記録されている有価価値の使用量等の有価価値の使用
に関する情報がターミナルボックス187を介して共通
記録媒体発行会社の集中管理コンピュータである集中管
理手段に伝送される。なお、このターミナルボックス1
87は、共通記録媒体発行会社が設計製造して各遊技場
に設置したものであり、内部構造に関してはブラックボ
ックスとなっている。このターミナルボックス187に
より、共通記録媒体発行会社により製造され、各遊技場
から発生した共通記録媒体の販売状況や使用状況に関す
る情報を共通記録媒体発行会社の集中管理手段に中継し
て伝送するための情報伝送中継手段が構成されている。
【0100】また、本実施例においては、ゼロカード回
収部199からなる回収記録媒体収容手段に回収されて
収容された持点カード600からなる遊技結果記録媒体
は、遊技結果としての有価価値情報等の記録情報が何ら
消去されることなく回収収容されているために、遊技結
果記録媒体を挿入した後における遊技者の前述した問い
合わせに対し、回収記録媒体収容手段に収容されている
当該遊技者が使用していた遊技結果記録媒体を遊技場側
が取出して記録情報を確認することにより対応すること
ができる。
【0101】さらに、本実施例においては、不良カード
等の不良記録媒体が判別されれば、それを回収したりま
たは遊技に使用できない状態に加工して排出したりする
ために、その不良記録媒体が不測に遊技に使用されるこ
とが防止できる。
【0102】また、回収済情報を記録したり、遊技終了
時の有価価値情報を「0」に書替えたうえで回収するよ
うにしたので、回収したカードが盗難等に遇ってそのカ
ードが不正に遊技に使用させることを防止できる。
【0103】(2) 図2,図4に示した実施例におい
ては、カード受渡し部からなる共通記録媒体処理手段と
遊技結果記録媒体処理手段とが、遊技機内に組み込まれ
た実施例であるか、その代わりに、共通記録媒体処理手
段や遊技結果記録媒体処理手段を、遊技機とは分離可能
に構成して遊技機の横または上方に設け、遊技機設置島
に遊技機とともに併設するようにしてもよい。たとえ
ば、共通記録媒体処理手段を遊技機設置島に設置されて
いる各遊技機の間に設置し、遊技結果記録媒体処理手段
を遊技機の上方の幕板部分に設けるようにしてもよい。
前記両記録媒体処理手段が遊技機内に組込まれている場
合は、その遊技機自体が本発明の遊技用装置となり、前
記両記録媒体処理装置の少なくとも一方が遊技機外に設
けられている場合は、その外部に設けられた記録媒体処
理装置と遊技機とで本発明の遊技用装置が構成される。
【0104】さらに、第2図,第4図に示したカード受
払い部は、共通記録媒体と遊技結果記録媒体との挿入口
が兼用されているものを示したが、その代わりに、共通
記録媒体の挿入排出口をたとえば上方のカード挿入口1
04で構成し、遊技結果記録媒体の挿入排出口を下方の
カード排出口105で構成するようにしてもよい。その
場合には、カード排出口105から挿入された遊技結果
記録媒体の記録情報を読取るための記録情報読取り手段
を設ける必要がある。
【0105】図2に示すカード精算機により、遊技機の
遊技の結果としての有価価値を所望の景品に交換するた
めの景品交換用記録媒体を排出するための景品交換用記
録媒体発行手段が構成されている。この景品交換用記録
媒体発行手段は、遊技結果記録媒体の記録情報を読取る
記録情報読取り手段と、その記録情報に含まれている遊
技結果としての有価価値の範囲内で景品交換用の価値情
報を景品交換用記録媒体に記録するための景品記録用有
価価値記録手段と、その記録手段により記録された景品
交換用記録媒体を排出する排出手段とを含む。
【0106】カード販売機300からなる共通記録媒体
販売手段は、貨幣を投入可能な貨幣投入部と、その貨幣
投入部に投入された貨幣の適否を判別する適否判別手段
と、該適否判別手段で適正と判別された貨幣の投入金額
を判別する投入額判別手段と、販売する共通記録媒体の
額を入力操作するための記録媒体額入力手段と、その記
録媒体額入力手段で入力された額が投入金額判別手段で
判別された額以内であることを条件として、入力操作さ
れた金額に相当する価値情報を共通記録媒体に記録する
価値情報記録手段と、該価値情報記録手段で記録された
共通記憶媒体を払出す共通記録媒体払出手段とを含む。
【0107】(3) 図6に示したカード受払い部から
なる共通記録媒体処理手段および遊技結果記録媒体処理
手段は、カードセンサ120,138により、記録媒体
挿入口に挿入された記録媒体を検出する記録媒体検出手
段が構成されている。またこの記録媒体検出手段は、挿
入された記録媒体が共通記録媒体か遊技結果記録媒体か
を検出する記録媒体種類検出手段としても兼用されてい
る。さらに共通記録媒体処理手段および遊技結果記録媒
体処理手段は、挿入された記録媒体を所定位置にまで搬
送したり所定値の記録媒体を外部に排出したりするため
の記録媒体搬送手段を有する。また、挿入された共通記
録媒体や遊技結果記録媒体の記録情報を読取るための記
録情報読取り手段と、挿入された記録媒体に所定の情報
を書込むための情報書込手段とを有する。また、カード
リーダライタコントローラ140により、共通記録媒体
処理手段および遊技結果記録媒体処理手段を制御するた
めの制御手段が構成されている。カード充満センサ12
7により、回収して貯留されている記録媒体が満杯とな
ったことを検出する満杯検出手段が構成されている。カ
ード欠乏センサ128により、回収されて貯留されてい
る記録媒体が欠乏したことを検出する記録媒体欠乏検出
手段が構成されている。図8,図9に示した遊技結果記
録媒体において、データトラック603により、遊技結
果としての有価価値情報等の所定の情報を記録するため
の情報記録手段が構成されている。
【0108】(4) 本実施例の持点カードの可視表示
手段は、磁気を利用したものであるが、その代わりに、
消去書換可能な感熱紙すなわちサーモ・クロミックフィ
ルムからなる感熱紙等の熱可逆性記録媒体を利用したも
のでもよい。このサーモ・クロミックフィルムからなる
感熱紙は、ポリエステルフィルムと有機低分子物質を含
んだ記録層とそれを保護するオーバーコート層で構成さ
れている。そして、熱に応じて記録層が透明や白濁にな
ることにより、表示データを記録する。
【0109】(5) 図14〜図17に示した制御動作
において、S25により、共通記録媒体を処理するため
の共通記録媒体処理手段が構成されている。S9によ
り、挿入された記録媒体が適正であるか否かを判別する
記録媒体適否判別手段が構成されている。S11によ
り、挿入されて読取られた記録媒体の記録情報を遊技機
に伝送してその遊技機の所定の記憶手段に記憶させるた
めの情報伝送記憶手段が構成されている。S25によ
り、遊技機による遊技が終了した時点における遊技結果
としての有価価値の大きさを判別する有価価値判別手段
が構成されている。S25により、記録媒体に書込んだ
データと記録媒体に書込むべきデータとを比較して両者
が一致するか否かを判別する一致判別手段が構成されて
いる。S28により、その一致判別手段の判別結果が一
致しないと判別された場合に警報処理を行なう警報処理
手段が構成されている。SA30により、不良記録媒体
を遊技に使用できない状態に加工する不良記録媒体加工
手段が構成されている。SB30により、不良記録媒体
が判別された場合にその不良記録媒体の外部への排出を
禁止する不良記録媒体排出禁止手段が構成されている。
SB31により、前記不良記録媒体排出禁止手段による
禁止状態を解除操作するための禁止解除操作手段が構成
されている。SB32,SB33により、前記禁止解除
操作手段の操作に基づいて不良記録媒体を排出する排出
制御手段が構成されている。
【0110】また、S11の処理に伴って、遊技結果記
録媒体の記録情報により特定される遊技開始時の有価価
値すなわち前回の遊技終了時の遊技結果としての有価価
値と、今回の遊技終了時の遊技結果としての有価価値と
をカードリーダライタコントローラに記憶させるように
してもよい。そして、遊技者の問い合わせに応じて所定
の操作をすることにより、そのカードリーダライタコン
トローラに記憶されている両有価価値を遊技結果記録媒
体ごとに出力表示できるようにしても記録媒体に遊技開
始時や遊技終了時の有価価値を記録する場合と同様の効
果が得られる。
【0111】(6) 図18のカード回収装置501に
より、遊技機設置島に設置された複数の遊技機に対応す
る遊技結果記録媒体処理手段から回収された遊技結果記
録媒体を遊技機設置島の所定位置にまで回収する島回収
手段が構成されている。揚送リフト506とカードタン
ク500とにより、前記島回収手段で回収された遊技結
果記録媒体を所定箇所に集めて貯留する遊技結果記録媒
体貯留手段が構成されている。配給レール507,50
8により、前記遊技結果記録媒体貯留手段に貯留されて
いる遊技結果記録媒体を各遊技結果記録媒体処理手段に
配給するための遊技結果記録媒体配給手段が構成されて
いる。
【0112】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、共通
記録媒体とは別に発行された遊技結果記録媒体が、再使
用型記録媒体で構成されており、その遊技結果記録媒体
の記録情報により特定される遊技結果としての有価価値
がなくなった場合にはその遊技結果記録媒体が回収され
るために、遊技結果記録媒体が無駄に浪費されることが
極力防止でき、遊技結果記録媒体の発行に伴なう遊技場
における経済的な負担の増加を極力抑えることができ
る。
【0113】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の効果に加えて、遊技終了時における遊
技結果としての有価価値に相当する価値情報が遊技結果
記録媒体の可視表示手段により表示されるために、遊技
結果記録媒体を再使用可能としながらも遊技結果として
の有価価値の確認が容易となり、遊技者の利便性を向上
することができる。
【0114】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の効果に加えて、遊技結果記録媒体回収
手段により回収されて収容された遊技結果記録媒体に、
遊技終了時の遊技結果としての有価価値を特定できる情
報が記録されて排出されるために、遊技結果としての有
価価値がなくなって回収された遊技結果記録媒体を有効
利用して遊技結果記録媒体を発行することができ、遊技
場において遊技結果記録媒体の保有数を少なくできると
ともに、遊技結果記録媒体の欠乏に伴なう補充回数も軽
減でき、遊技場の係員の補充作業の負担軽減にもつなが
る。
【0115】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の効果に加えて、遊技結果記録媒体が寿
命等により不良であると判別された場合には、その不良
記録媒体の排出を禁止するようにするために、その不良
記録媒体が遊技者に渡って遊技に使用される不都合を極
力防止できるとともに、その不良記録媒体の代わりに適
正な遊技結果記録媒体に情報が記録されて遊技者に排出
されるために、遊技者はその不良ではない適正な遊技結
果記録媒体を手に入れて遊技に使用することができる。
【0116】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の効果に加えて、遊技結果記録媒体が寿
命等により不良であると判別されれば、その不良記録媒
体が遊技に使用できない状態に加工されて排出されるた
めに、遊技者がその不良記録媒体を遊技に使用すること
を極力防止できるとともに、その不良記録媒体の代わり
に適正な遊技結果記録媒体に情報が記録されて遊技者に
排出されるために、遊技者はその不良ではない適正な遊
技結果記録媒体を遊技に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技用装置に用いられる共通カー
ドおよび持点カードの流れを示す模式図である。
【図2】本発明に係る遊技用装置が用いられている遊技
場の要部を示す構成図である。
【図3】ホール管理用コンピュータのブロック図であ
る。
【図4】遊技機の一例のパチンコ機の正面図である。
【図5】パチンコ機のブロック図である。
【図6】カードの受払いを行なう部分の模式的側断面図
である。
【図7】共通カードおよび持点カードの受払いを行なう
カード受払い部のブロック図である。
【図8】持点カードを示し、(A)は正面図、(B)は
裏面図である。
【図9】持点カードの他の例を示し、(A)は正面図、
(B)は裏面図である。
【図10】図8のX−X断面の断面図である。
【図11】書込ヘッドの模式図である。
【図12】持点カードの、表示窓による表示を示す模式
図である。
【図13】共通カードの正面図である。
【図14】カードリーダライタコントローラで実行され
るプログラムのフローチャートである。
【図15】カードリーダライタコントローラで実行され
るプログラムのフローチャートである。
【図16】カードリーダライタコントローラで実行され
るプログラムのフローチャートである。
【図17】カードリーダライタコントローラで実行され
るプログラムの他の例を示すフローチャートである。
【図18】持点カードの回収システムの構成図である。
【符号の説明】
100は遊技機の一例のパチンコ機、104はカード挿
入口、105はカード排出口、113は精算スイッチ、
120,136,138はカードセンサ、121は読取
ヘッド、122,137はデータ書込ヘッド、123は
消去ヘッド、126はカード貯留部、133は表示書込
ヘッド、170はデータ確認センサ、177はデータ書
込ヘッド、173は報知ランプ、199はゼロカード回
収部、181は不良カード貯留部、140はカードリー
ダライタコントローラ、600は遊技結果記録媒体の一
例の持点カード、600′は不良記録媒体の一例の不良
カード、250は共通記録媒体の一例の共通カードであ
る。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技者所有の有価価値を使用して遊技が
    可能な遊技用装置であって、 遊技者の支払った購入代金の対価としての有価価値を特
    定可能な情報が記録され複数の遊技場において共通に使
    用可能な共通記録媒体の記録情報を読取り、該記録情報
    に基づいて特定される有価価値を使用して遊技を可能に
    する共通記録媒体処理手段と、 遊技の結果としての有価価値を特定可能な情報が記録さ
    れた遊技結果記録媒体の記録情報を読取り、該記録情報
    に基づいて特定される遊技結果としての有価価値を使用
    して遊技を可能にする遊技結果記録媒体処理手段とを含
    み、 前記遊技結果記録媒体は、その記録情報が新たな情報に
    書替えられることにより再使用が可能となる再使用型記
    録媒体であり、 前記遊技結果記録媒体処理手段は、前記遊技結果記録媒
    体の記録情報により特定される遊技結果としての有価価
    値がなくなった場合に当該遊技結果記録媒体を回収する
    遊技結果記録媒体回収手段を含むことを特徴とする、遊
    技用装置。
  2. 【請求項2】 前記遊技結果記録媒体は、その記録情報
    により特定される遊技結果としての有価価値に相当する
    価値情報を可視表示する可視表示手段を含み、 前記遊技結果記録媒体処理手段は、前記遊技結果として
    の有価価値に相当する価値情報を前記可視表示手段に表
    示させる遊技結果表示制御手段を含むことを特徴とす
    る、請求項1記載の遊技用装置。
  3. 【請求項3】 前記遊技結果記録媒体処理手段は、 前記遊技結果記録媒体回収手段により回収された遊技結
    果記録媒体を収容する回収記録媒体収容手段と、 該回収記録媒体収容手段に収容されている遊技結果記録
    媒体に、前記遊技結果としての有価価値を特定できる情
    報を記録して排出する遊技結果記録媒体発行手段とを含
    むことを特徴とする、請求項1記載の遊技用装置。
  4. 【請求項4】 前記遊技結果記録媒体処理手段は、 前記遊技結果記録媒体に記録した情報を読取って確認す
    る記録内容確認手段と、 該記録内容確認手段の確認結果に基づいて当該遊技結果
    記録媒体が不良である旨の判別が行なわれた場合に、該
    不良記録媒体の排出を禁止するとともに、他の遊技結果
    記録媒体に前記遊技結果としての有価価値を特定できる
    情報を記録して排出する記録媒体再発行手段とを含むこ
    とを特徴とする、請求項1記載の遊技用装置。
  5. 【請求項5】 前記遊技結果記録媒体処理手段は、 前記遊技結果記録媒体に記録した情報を読取って確認す
    る記録内容確認手段と、 該記録内容確認手段の確認結果に基づいて当該遊技結果
    記録媒体が不良である旨の判別が行なわれた場合に、該
    不良記録媒体を遊技に使用不可能な状態に加工して排出
    するとともに、他の遊技結果記録媒体に前記遊技結果と
    しての有価価値を特定できる情報を記録して排出する記
    録媒体排出再発行手段とを含むことを特徴とする、請求
    項1記載の遊技用装置。
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Cited By (6)

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