JPH07214201A - H形鋼の分離装置 - Google Patents
H形鋼の分離装置Info
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- JPH07214201A JPH07214201A JP866394A JP866394A JPH07214201A JP H07214201 A JPH07214201 A JP H07214201A JP 866394 A JP866394 A JP 866394A JP 866394 A JP866394 A JP 866394A JP H07214201 A JPH07214201 A JP H07214201A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 H形鋼組立体100を載せる載置台2と、H
形鋼組立体100の上面を軽く抑える抑え部材3と、抑
え部材3をH形鋼の高さに合せて昇降する抑え部材昇降
機構10と、H形鋼組立体100の第1のH形鋼101
のウエブに吸着する吸着部材としての永久磁石25と、
永久磁石25を当該H形鋼の長手軸直角方向へ水平に移
動する横引き機構20と、横引きされたH形鋼の移動限
位置に立設されたストッパ30と、H形鋼組立体100
を全体的に押出すH形鋼組立体押出機構40とからなる
H形鋼の分離装置1。 【効果】 抑え部材でH形鋼の上面を抑えつつ最前のH
形鋼を吸着部材で吸着し、横引きするようにしたので、
第1のH形鋼とその他のH形鋼群とを確実に分離でき
る。
形鋼組立体100の上面を軽く抑える抑え部材3と、抑
え部材3をH形鋼の高さに合せて昇降する抑え部材昇降
機構10と、H形鋼組立体100の第1のH形鋼101
のウエブに吸着する吸着部材としての永久磁石25と、
永久磁石25を当該H形鋼の長手軸直角方向へ水平に移
動する横引き機構20と、横引きされたH形鋼の移動限
位置に立設されたストッパ30と、H形鋼組立体100
を全体的に押出すH形鋼組立体押出機構40とからなる
H形鋼の分離装置1。 【効果】 抑え部材でH形鋼の上面を抑えつつ最前のH
形鋼を吸着部材で吸着し、横引きするようにしたので、
第1のH形鋼とその他のH形鋼群とを確実に分離でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はH形鋼組立体からH形鋼
を1本づつ分離し取り出すことのできるH形鋼の分離装
置に関する。
を1本づつ分離し取り出すことのできるH形鋼の分離装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】H形鋼、特に、軽量H形鋼は嵩ばるため
にフランジ同士を互い違いに重ね合せて当該H形鋼とほ
ぼ同高さの立方体にし、これにバンドを掛けてコンパク
ト化すると共に運搬性の効率化を図っている。以下、上
記立方体を「H形鋼組立体」と呼称する。
にフランジ同士を互い違いに重ね合せて当該H形鋼とほ
ぼ同高さの立方体にし、これにバンドを掛けてコンパク
ト化すると共に運搬性の効率化を図っている。以下、上
記立方体を「H形鋼組立体」と呼称する。
【0003】図10はH形鋼組立体の側面図であり、H
形鋼組立体100は第1のH形鋼101に第2のH形鋼
102をフランジ同士を互い違いに重ねる形態で組合わ
せ、同様に第3〜第7のH形鋼103〜107を図の様
に組合わせた上でスチールバンド109を掛けてなる。
コンパクトな箱体であるために運搬及び保管に便利であ
る。
形鋼組立体100は第1のH形鋼101に第2のH形鋼
102をフランジ同士を互い違いに重ねる形態で組合わ
せ、同様に第3〜第7のH形鋼103〜107を図の様
に組合わせた上でスチールバンド109を掛けてなる。
コンパクトな箱体であるために運搬及び保管に便利であ
る。
【0004】このH形鋼組立体100は、例えば家屋の
プレファブ工場にて切断や孔開け加工を施す際に、1本
づつに分離する必要がある。図11は従来のH形鋼組立
体の分離作業図であり、スチールバンドを除いたH形鋼
組立体において、(a)に示す通りに第1のH形鋼10
1を治具で矢印の方向へ引出すと、(b)に示すように
第1のH形鋼101に第2のH形鋼102が載った形態
で引出されることが多く、このまま横引きを続けると
(c)に示す通りに第2のH形鋼101が傾斜する。
(b),(c)の場合は人手にて第2のH形鋼102を
第1のH形鋼101から外す必要がある。この様に、単
に治具にて第1のH形鋼101を分離しようとしても巧
くいかないので、どうしても分離作業は人手にたよるこ
とになり、作業者の負担が大きく、加工コストを高める
ことになる。
プレファブ工場にて切断や孔開け加工を施す際に、1本
づつに分離する必要がある。図11は従来のH形鋼組立
体の分離作業図であり、スチールバンドを除いたH形鋼
組立体において、(a)に示す通りに第1のH形鋼10
1を治具で矢印の方向へ引出すと、(b)に示すように
第1のH形鋼101に第2のH形鋼102が載った形態
で引出されることが多く、このまま横引きを続けると
(c)に示す通りに第2のH形鋼101が傾斜する。
(b),(c)の場合は人手にて第2のH形鋼102を
第1のH形鋼101から外す必要がある。この様に、単
に治具にて第1のH形鋼101を分離しようとしても巧
くいかないので、どうしても分離作業は人手にたよるこ
とになり、作業者の負担が大きく、加工コストを高める
ことになる。
【0005】そこで、例えば実開昭56−103522
号公報でH形鋼の供給装置が提案され、H形鋼の分離作
業が自動化されつつある。この供給装置は並列させたH
形鋼のうち最端部のH形鋼におけるフランジ部を掴む掴
持具と、この掴持具を横へ移動させる搬送装置と、前記
掴持具で掴まれたH形鋼の隣のH形鋼のフランジ面に吸
着する吸持具と、この吸持具を上及び横へ移動させる搬
送装置とからなる。隣のH形鋼(第2のH形鋼という)
を吸持具で持上げ、次に最端部のH形鋼(第1のH形鋼
という)を掴持具で横引きすることにより第1のH形鋼
をピックアップする。つづいて、吸持具を下げて第2の
H形鋼を離し、空になった吸持具を後退させて今度は第
3のH形鋼を持上げる。そして新たに最端部になった第
2のH形鋼を掴持具で横引きする。
号公報でH形鋼の供給装置が提案され、H形鋼の分離作
業が自動化されつつある。この供給装置は並列させたH
形鋼のうち最端部のH形鋼におけるフランジ部を掴む掴
持具と、この掴持具を横へ移動させる搬送装置と、前記
掴持具で掴まれたH形鋼の隣のH形鋼のフランジ面に吸
着する吸持具と、この吸持具を上及び横へ移動させる搬
送装置とからなる。隣のH形鋼(第2のH形鋼という)
を吸持具で持上げ、次に最端部のH形鋼(第1のH形鋼
という)を掴持具で横引きすることにより第1のH形鋼
をピックアップする。つづいて、吸持具を下げて第2の
H形鋼を離し、空になった吸持具を後退させて今度は第
3のH形鋼を持上げる。そして新たに最端部になった第
2のH形鋼を掴持具で横引きする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記吸持具は、実施例
では電磁石とされている。H形鋼を浮せるには十分に強
力な電磁石が必要であり、また電磁石は吸着/非吸着に
応じて通電をオン/オフする必要がありそのための制御
部が必要となる。更に、吸持具を第2のH形鋼→第3の
H形鋼→第4のH形鋼→…の要領で後退させなければな
らないのでそのための搬送装置および位置決め装置が必
要となる。
では電磁石とされている。H形鋼を浮せるには十分に強
力な電磁石が必要であり、また電磁石は吸着/非吸着に
応じて通電をオン/オフする必要がありそのための制御
部が必要となる。更に、吸持具を第2のH形鋼→第3の
H形鋼→第4のH形鋼→…の要領で後退させなければな
らないのでそのための搬送装置および位置決め装置が必
要となる。
【0007】従って上記「H形鋼の供給装置」は自動化
には成功したものの、吸持具がH形鋼を浮せる能力を有
し、且つ段階的に精度良く位置決めされなければならな
いので、装置全体が複雑で高価なものとなる。一方、軽
量H形鋼はそれ自体が軽量で安価であり、このような材
料を処理するには上記「H形鋼の供給装置」は適当とは
いえない。そこで本発明の目的は、簡単で安価なH形鋼
の分離装置を提供することにある。
には成功したものの、吸持具がH形鋼を浮せる能力を有
し、且つ段階的に精度良く位置決めされなければならな
いので、装置全体が複雑で高価なものとなる。一方、軽
量H形鋼はそれ自体が軽量で安価であり、このような材
料を処理するには上記「H形鋼の供給装置」は適当とは
いえない。そこで本発明の目的は、簡単で安価なH形鋼
の分離装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本発明は、H形鋼組立体を載せる載置台と、H形鋼組立
体の上面を軽く抑える抑え部材と、この抑え部材を当該
H形鋼の高さに合せて昇降する抑え部材昇降機構と、前
記H形鋼組立体の最前のH形鋼のウエブに吸着する吸着
部材と、この吸着部材を当該H形鋼の長手軸直角方向へ
水平に移動する横引き機構と、横引きされたH形鋼の移
動限位置に立設されたストッパとからH形鋼の分離装置
を構成する。
本発明は、H形鋼組立体を載せる載置台と、H形鋼組立
体の上面を軽く抑える抑え部材と、この抑え部材を当該
H形鋼の高さに合せて昇降する抑え部材昇降機構と、前
記H形鋼組立体の最前のH形鋼のウエブに吸着する吸着
部材と、この吸着部材を当該H形鋼の長手軸直角方向へ
水平に移動する横引き機構と、横引きされたH形鋼の移
動限位置に立設されたストッパとからH形鋼の分離装置
を構成する。
【0009】前記抑え部材を、H形鋼を吊り上げるのに
必要な磁力より遥かに弱い磁力を有した永久磁石を含む
構成とするとよい。
必要な磁力より遥かに弱い磁力を有した永久磁石を含む
構成とするとよい。
【0010】更に、前記抑え部材は、永久磁石に同磁石
より数mm程度下方へ突出した樹脂板を添わせたもので
もよい。
より数mm程度下方へ突出した樹脂板を添わせたもので
もよい。
【0011】一方、前記吸着部材を、永久磁石で構成す
る。
る。
【0012】また、前記昇降機構を、基礎に起設された
ガイドポストと、このガイドポストに沿って昇降される
スライダと、このスライダに揺動可能に係止されH形鋼
組立体に向って延出されたアームと、このアームの前部
下面に取付けられた抑え部材と、前記アームを保持し且
つ昇降させる手動ウインチとから構成する。
ガイドポストと、このガイドポストに沿って昇降される
スライダと、このスライダに揺動可能に係止されH形鋼
組立体に向って延出されたアームと、このアームの前部
下面に取付けられた抑え部材と、前記アームを保持し且
つ昇降させる手動ウインチとから構成する。
【0013】
【作用】抑え部材でH形鋼の上面を抑えつつ最前のH形
鋼を吸着部材で吸着し、横引きする。第2のH形鋼は抑
え部材で抑えられているので横ずれすることはない。
鋼を吸着部材で吸着し、横引きする。第2のH形鋼は抑
え部材で抑えられているので横ずれすることはない。
【0014】抑え部材に永久磁石を含めるとこの永久磁
石が適度な抑え作用をなす。
石が適度な抑え作用をなす。
【0015】永久磁石に樹脂板を添えることで、永久磁
石が直接H形鋼に触れないようにする。H形鋼に疵のつ
くことを防止できる。
石が直接H形鋼に触れないようにする。H形鋼に疵のつ
くことを防止できる。
【0016】吸着部材を永久磁石とし、この永久磁石で
H形鋼を横引きする。
H形鋼を横引きする。
【0017】抑え部材昇降機構にて、抑え部材の高さを
変更する。具体的には手動ウインチを操作し、抑え部材
が当該H形鋼の上面とほぼ同じになる位置に調整する。
抑え部材が低めに設定されたばあいは、アームが上方へ
揺動して損傷を回避する。
変更する。具体的には手動ウインチを操作し、抑え部材
が当該H形鋼の上面とほぼ同じになる位置に調整する。
抑え部材が低めに設定されたばあいは、アームが上方へ
揺動して損傷を回避する。
【0018】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るH形鋼の分離装置の全体図であり、
H形鋼の分離装置1はH形鋼組立体100を載せる載置
台2と、H形鋼組立体100の上面を軽く抑える抑え部
材3と、この抑え部材3をH形鋼の高さに合せて昇降す
る抑え部材昇降機構10と、前記H形鋼組立体100の
第1のH形鋼101のウエブに吸着する吸着部材として
の永久磁石25と、この永久磁石25を当該H形鋼の長
手軸直角方向へ水平に移動する横引き機構20と、横引
きされたH形鋼の移動限位置に立設されたストッパ30
と、前記H形鋼組立体100を全体的に押出すH形鋼組
立体押出機構40と、移動限に至ったH形鋼101…を
図面表裏方向へ搬送するローラテーブル50とからな
る。上記機構を詳しく説明する。
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るH形鋼の分離装置の全体図であり、
H形鋼の分離装置1はH形鋼組立体100を載せる載置
台2と、H形鋼組立体100の上面を軽く抑える抑え部
材3と、この抑え部材3をH形鋼の高さに合せて昇降す
る抑え部材昇降機構10と、前記H形鋼組立体100の
第1のH形鋼101のウエブに吸着する吸着部材として
の永久磁石25と、この永久磁石25を当該H形鋼の長
手軸直角方向へ水平に移動する横引き機構20と、横引
きされたH形鋼の移動限位置に立設されたストッパ30
と、前記H形鋼組立体100を全体的に押出すH形鋼組
立体押出機構40と、移動限に至ったH形鋼101…を
図面表裏方向へ搬送するローラテーブル50とからな
る。上記機構を詳しく説明する。
【0019】前記載置台2は複数条のスキットレールが
好適であり、十分に長く、図においてH形鋼組立体10
0が載っている部分を「待機位置」、それより前方で抑
え部材3の下方を「作業位置」と呼称する。前記抑え部
材昇降機構10は、基礎に起設されたガイドポスト11
と、このガイドポスト11に沿って昇降するスライダ1
2と、このスライダ12にピン13にて揺動可能に係止
されH形鋼組立体100に向って延出するアーム14
と、このアーム14の前部下面に取付けられた前記抑え
部材3と、前記アーム14を上下動させるべくスライダ
12を保持し且つ昇降する手動ウインチ15とからな
る。16はストッパブロックであり、アーム14の揺動
下限位置を規定する。
好適であり、十分に長く、図においてH形鋼組立体10
0が載っている部分を「待機位置」、それより前方で抑
え部材3の下方を「作業位置」と呼称する。前記抑え部
材昇降機構10は、基礎に起設されたガイドポスト11
と、このガイドポスト11に沿って昇降するスライダ1
2と、このスライダ12にピン13にて揺動可能に係止
されH形鋼組立体100に向って延出するアーム14
と、このアーム14の前部下面に取付けられた前記抑え
部材3と、前記アーム14を上下動させるべくスライダ
12を保持し且つ昇降する手動ウインチ15とからな
る。16はストッパブロックであり、アーム14の揺動
下限位置を規定する。
【0020】図2は図1の2−2線断面図(本発明に係
る抑え部材の取付け構造を示す図)であり、本実施例の
抑え部材3は自重と磁力の合力で抑え作用をなすもので
あり、具体的には抑え部材3は3個の永久磁石4…(…
は複数個を示す。以下同じ)を4枚の樹脂板5…で挟ん
でなる。そして樹脂板5の方が永久磁石4より数mm下
方へ突起していることを特徴とする。抑え部材3はむき
出しの永久磁石でもよいが、上記例のように樹脂板5を
添えたて永久磁石4がH形鋼に直接触れることのないよ
うにするとよい。金属同士の接触が無いのでH形鋼に疵
の着くことはない。
る抑え部材の取付け構造を示す図)であり、本実施例の
抑え部材3は自重と磁力の合力で抑え作用をなすもので
あり、具体的には抑え部材3は3個の永久磁石4…(…
は複数個を示す。以下同じ)を4枚の樹脂板5…で挟ん
でなる。そして樹脂板5の方が永久磁石4より数mm下
方へ突起していることを特徴とする。抑え部材3はむき
出しの永久磁石でもよいが、上記例のように樹脂板5を
添えたて永久磁石4がH形鋼に直接触れることのないよ
うにするとよい。金属同士の接触が無いのでH形鋼に疵
の着くことはない。
【0021】図1に戻って、前記横引き機構20は横引
きシリンダ21と、それのピストンロッド22の先端に
U字形に形成されたクレビス23と、このクレビス23
に水平揺動可能に取付けられたT字バー24と、このT
字バー24に固着された吸着部材(永久磁石)25とか
らなる。図3は図1の3矢視図であり、T字バー24は
矢印の如く揺動可能である。図1に戻って、ストッパ3
0は前記T字バー24に干渉しない位置に立設された当
て板である。H形鋼組立体押出機構40は、押出シリン
ダ41と、移動ビーム42と、揺動爪43とからなる。
ローラテーブル50は、一定ピッチでロールを配置した
H形鋼搬送テーブルである。
きシリンダ21と、それのピストンロッド22の先端に
U字形に形成されたクレビス23と、このクレビス23
に水平揺動可能に取付けられたT字バー24と、このT
字バー24に固着された吸着部材(永久磁石)25とか
らなる。図3は図1の3矢視図であり、T字バー24は
矢印の如く揺動可能である。図1に戻って、ストッパ3
0は前記T字バー24に干渉しない位置に立設された当
て板である。H形鋼組立体押出機構40は、押出シリン
ダ41と、移動ビーム42と、揺動爪43とからなる。
ローラテーブル50は、一定ピッチでロールを配置した
H形鋼搬送テーブルである。
【0022】以上の構成からなるH形鋼の分離装置の作
用を次に述べる。図4,図5及び図6は本発明に係るH
形鋼の分離装置の作用説明図である。図4(a)におい
て、H形鋼組立体100を載置台2の待機位置へクレー
ン等で下ろす。一方、図中の寸法Hが当該H形鋼の高さ
とほぼ同じになるようにアーム14を昇降調整し、保持
し、また横引きシリンダ21を作動して永久磁石25を
後退させておく。
用を次に述べる。図4,図5及び図6は本発明に係るH
形鋼の分離装置の作用説明図である。図4(a)におい
て、H形鋼組立体100を載置台2の待機位置へクレー
ン等で下ろす。一方、図中の寸法Hが当該H形鋼の高さ
とほぼ同じになるようにアーム14を昇降調整し、保持
し、また横引きシリンダ21を作動して永久磁石25を
後退させておく。
【0023】次に図4(b)に示す通り押出シリンダ4
1を進動して揺動爪43にてH形鋼組立体100をまと
めて作業位置まで押出す。このときにH形鋼組立体10
0の上面は抑え部材3の下面にほぼ当接する。図4
(c)で横引きシリンダ21を進動して永久磁石25を
第1のH形鋼101のウエブに当接する。
1を進動して揺動爪43にてH形鋼組立体100をまと
めて作業位置まで押出す。このときにH形鋼組立体10
0の上面は抑え部材3の下面にほぼ当接する。図4
(c)で横引きシリンダ21を進動して永久磁石25を
第1のH形鋼101のウエブに当接する。
【0024】図5(a)は図4(c)の要部拡大図に相
当し、永久磁石25が第1のH形鋼101のウエブに磁
気吸着し、一方、抑え部材3が第2のH形鋼102の上
面に磁気吸着しつつそこを軽く抑えている。この状態で
横引きシリンダのピストンロッド22を後退動作させて
永久磁石25を後退させると第1のH形鋼101のみが
分離される。第2のH形鋼102には僅かな水平力が作
用するが抑え部材3で抑えられているために横ずれする
ことはない。図5(b)に示す通り、第1のH形鋼10
1はストッパ30に当ることで横移動が中断され、永久
磁石25が更に図右の想像線に位置まで移動することに
より、第1のH形鋼101はフリーの状態でローラテー
ブル50上に残される。ローラテーブル50にてこの第
1のH形鋼101を図表裏方向へ搬送すればよい。
当し、永久磁石25が第1のH形鋼101のウエブに磁
気吸着し、一方、抑え部材3が第2のH形鋼102の上
面に磁気吸着しつつそこを軽く抑えている。この状態で
横引きシリンダのピストンロッド22を後退動作させて
永久磁石25を後退させると第1のH形鋼101のみが
分離される。第2のH形鋼102には僅かな水平力が作
用するが抑え部材3で抑えられているために横ずれする
ことはない。図5(b)に示す通り、第1のH形鋼10
1はストッパ30に当ることで横移動が中断され、永久
磁石25が更に図右の想像線に位置まで移動することに
より、第1のH形鋼101はフリーの状態でローラテー
ブル50上に残される。ローラテーブル50にてこの第
1のH形鋼101を図表裏方向へ搬送すればよい。
【0025】図6(a)は第2のH形鋼102をピック
アップする場合の説明図であり、第3のH形鋼103に
は第4のH形鋼104のフランジを介して抑え部材3の
拘束力が作用している。従って、図6(b)の通り第3
のH形鋼103を残したままで第2のH形鋼102をロ
ーラテーブル50上に横引きすることができる。
アップする場合の説明図であり、第3のH形鋼103に
は第4のH形鋼104のフランジを介して抑え部材3の
拘束力が作用している。従って、図6(b)の通り第3
のH形鋼103を残したままで第2のH形鋼102をロ
ーラテーブル50上に横引きすることができる。
【0026】図7はH形鋼と抑え部材の関係を示す作用
図であり、永久磁石で構成された抑え部材3又は永久磁
石を含む抑え部材3の磁力線4a,4aが図の形態であ
るとし、上向きの吸着力をFとすれば、このFに直交す
る水平方向の拘束力fは、Fに摩擦形数μを掛けたとこ
ろのμFに相当すると考えられる。摩擦係数μは乾燥し
た軟鋼の場合に0.15程度である。従って、抑え部材
3からH形鋼102を下に外すには大きな外力Fが必要
であるが、水平方向に外すにはごく小さな力fで済む。
図であり、永久磁石で構成された抑え部材3又は永久磁
石を含む抑え部材3の磁力線4a,4aが図の形態であ
るとし、上向きの吸着力をFとすれば、このFに直交す
る水平方向の拘束力fは、Fに摩擦形数μを掛けたとこ
ろのμFに相当すると考えられる。摩擦係数μは乾燥し
た軟鋼の場合に0.15程度である。従って、抑え部材
3からH形鋼102を下に外すには大きな外力Fが必要
であるが、水平方向に外すにはごく小さな力fで済む。
【0027】この理由により、抑え部材3に吸着されて
いるにも拘らずH形鋼101〜107は簡単に分離され
得る。このように本発明装置では、安価な永久磁石を使
用したことを特徴とする。但し、永久磁石はいちいち消
磁できないので使いにくい。そこで図7で説明した通り
に永久磁石の力の作用方向を巧みに使い分けることによ
り、永久磁石の問題を解決したものである。
いるにも拘らずH形鋼101〜107は簡単に分離され
得る。このように本発明装置では、安価な永久磁石を使
用したことを特徴とする。但し、永久磁石はいちいち消
磁できないので使いにくい。そこで図7で説明した通り
に永久磁石の力の作用方向を巧みに使い分けることによ
り、永久磁石の問題を解決したものである。
【0028】図8は本発明のH形鋼組立体押出機構の別
実施例図であり、H形鋼組立体押出機構60は、押出シ
リンダ61と、移動ビーム62と、複数個の第1〜第3
揺動爪63,64,65と、ストッパ66とからなる。
揺動爪63〜65は下部が重いので通常は爪が立った状
態にある。そして、例えば第2揺動爪64は外力が作用
すると図時計廻りに回転し、想像線で示した位置に至
る。外力を除くと実線の位置に戻る。
実施例図であり、H形鋼組立体押出機構60は、押出シ
リンダ61と、移動ビーム62と、複数個の第1〜第3
揺動爪63,64,65と、ストッパ66とからなる。
揺動爪63〜65は下部が重いので通常は爪が立った状
態にある。そして、例えば第2揺動爪64は外力が作用
すると図時計廻りに回転し、想像線で示した位置に至
る。外力を除くと実線の位置に戻る。
【0029】図9(a)〜(c)は図8のH形鋼組立体
押出機構の作用図であり、(a)において待機位置P1
に下ろされたH形鋼組立体100は押出シリンダ61を
進動することにより第1揺動爪63にて想像線の位置ま
で前進する。このH形鋼組立体100は、(b)に示す
通り、第2揺動爪64にて想像線の位置まで移動され、
更に(c)に示す通り、第3揺動爪65にて想像線の位
置、即ち作業位置P2まで移動される。待機位置P1と
作業位置P2との間が離れている場合に好適であり、高
価な長ストロークシリンダを安価な短ストロークシリン
ダで済ませることができて好ましい。
押出機構の作用図であり、(a)において待機位置P1
に下ろされたH形鋼組立体100は押出シリンダ61を
進動することにより第1揺動爪63にて想像線の位置ま
で前進する。このH形鋼組立体100は、(b)に示す
通り、第2揺動爪64にて想像線の位置まで移動され、
更に(c)に示す通り、第3揺動爪65にて想像線の位
置、即ち作業位置P2まで移動される。待機位置P1と
作業位置P2との間が離れている場合に好適であり、高
価な長ストロークシリンダを安価な短ストロークシリン
ダで済ませることができて好ましい。
【0030】尚、上記永久磁石4,25は、同等の吸着
力の電磁石に変更してもよい。又、本実施例の吸着部材
25は永久磁石のほか、真空ポンプに接続されたバキュ
ームカップでもよい。
力の電磁石に変更してもよい。又、本実施例の吸着部材
25は永久磁石のほか、真空ポンプに接続されたバキュ
ームカップでもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。請求項1のH形鋼の分離
装置は、載置台、抑え部材、抑え部材昇降機構、横引き
機構及びストッパという簡単な構成であるにも拘らず、
抑え部材でH形鋼の上面を抑えつつ最前のH形鋼を吸着
部材で吸着し、横引きするようにしたので、第1のH形
鋼とその他のH形鋼群とを確実に分離できる。
で次に記載する効果を奏する。請求項1のH形鋼の分離
装置は、載置台、抑え部材、抑え部材昇降機構、横引き
機構及びストッパという簡単な構成であるにも拘らず、
抑え部材でH形鋼の上面を抑えつつ最前のH形鋼を吸着
部材で吸着し、横引きするようにしたので、第1のH形
鋼とその他のH形鋼群とを確実に分離できる。
【0032】請求項2では前記抑え部材を、H形鋼を吊
り上げるのに必要な磁力より遥かに弱い磁力を有した永
久磁石を含む構成したので、H形鋼を抑え部材の自重と
磁力の合力で抑えることができ、抑え作用がより確実に
なる。
り上げるのに必要な磁力より遥かに弱い磁力を有した永
久磁石を含む構成したので、H形鋼を抑え部材の自重と
磁力の合力で抑えることができ、抑え作用がより確実に
なる。
【0033】請求項3では前記抑え部材の永久磁石に同
磁石より数mm程度下方へ突出した樹脂板を添わせたの
で、永久磁石が直接H形鋼に触れることがなく、H形鋼
に疵の着く心配が無くなる。
磁石より数mm程度下方へ突出した樹脂板を添わせたの
で、永久磁石が直接H形鋼に触れることがなく、H形鋼
に疵の着く心配が無くなる。
【0034】請求項4では吸着部材を永久磁石で構成し
たことを特徴とする。永久磁石であれば格別の電気制御
装置を要しないので、吸着部材に係る装置が簡単で安価
となる。
たことを特徴とする。永久磁石であれば格別の電気制御
装置を要しないので、吸着部材に係る装置が簡単で安価
となる。
【0035】請求項5では抑え部材昇降機構を、基礎に
起設されたガイドポストと、このガイドポストに沿って
昇降されるスライダと、このスライダに揺動可能に係止
されH形鋼組立体に向って延出されたアームと、このア
ームの前部下面に取付けられた抑え部材と、前記アーム
を保持し且つ昇降させる手動ウインチとから構成したの
で、構成が簡単でありながら、確実に抑え部材をH形鋼
組立体の上に載せることができる。
起設されたガイドポストと、このガイドポストに沿って
昇降されるスライダと、このスライダに揺動可能に係止
されH形鋼組立体に向って延出されたアームと、このア
ームの前部下面に取付けられた抑え部材と、前記アーム
を保持し且つ昇降させる手動ウインチとから構成したの
で、構成が簡単でありながら、確実に抑え部材をH形鋼
組立体の上に載せることができる。
【0036】このように、抑え部材に永久磁石を具備
し、且つ吸着部材に永久磁石を採用したH形鋼の分離装
置においては、格別の給電装置及び制御装置を要するこ
となく確実にH形鋼の分離作業が実施できる。従って本
発明は、極めて簡単で安価なH形鋼の分離装置を提供す
るものである。
し、且つ吸着部材に永久磁石を採用したH形鋼の分離装
置においては、格別の給電装置及び制御装置を要するこ
となく確実にH形鋼の分離作業が実施できる。従って本
発明は、極めて簡単で安価なH形鋼の分離装置を提供す
るものである。
【図1】本発明に係るH形鋼の分離装置の全体図
【図2】図1の2−2線断面図(本発明に係る抑え部材
の取付け構造を示す図)
の取付け構造を示す図)
【図3】図1の3矢視図
【図4】本発明に係るH形鋼の分離装置の作用説明図
【図5】本発明に係るH形鋼の分離装置の作用説明図
【図6】本発明に係るH形鋼の分離装置の作用説明図
【図7】H形鋼と抑え部材の関係を示す作用図
【図8】本発明のH形鋼組立体押出機構の別実施例図
【図9】図8のH形鋼組立体押出機構の作用図
【図10】H形鋼組立体の側面図
【図11】従来のH形鋼組立体の分解作業図
1…H形鋼の分離装置、2…載置台、3…抑え部材、4
…永久磁石、5…樹脂板、10…抑え部材昇降機構、1
1…ガイドポスト、12…スライダ、13…ピン、14
…アーム、15…手動ウインチ、20…横引き機構、2
1…横引きシリンダ、25…吸着部材(永久磁石)、3
0…ストッパ、40…H形鋼組立体押出機構、41…押
出シリンダ、42…移動ビーム、43…揺動爪、50…
ローラテーブル、100…H形鋼組立体、101…第1
のH形鋼、102…第2のH形鋼。
…永久磁石、5…樹脂板、10…抑え部材昇降機構、1
1…ガイドポスト、12…スライダ、13…ピン、14
…アーム、15…手動ウインチ、20…横引き機構、2
1…横引きシリンダ、25…吸着部材(永久磁石)、3
0…ストッパ、40…H形鋼組立体押出機構、41…押
出シリンダ、42…移動ビーム、43…揺動爪、50…
ローラテーブル、100…H形鋼組立体、101…第1
のH形鋼、102…第2のH形鋼。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
Claims (5)
- 【請求項1】 当該H形鋼とほぼ同高さのコンパクトな
箱体となるようにフランジ同士を重ね合わせて構成した
H形鋼組立体から、H形鋼を1本づつ取出すことのでき
るH形鋼の分離装置であって、この分離装置は、H形鋼
組立体を載せる載置台と、H形鋼組立体の上面を軽く抑
える抑え部材と、この抑え部材を当該H形鋼の高さに合
せて昇降する抑え部材昇降機構と、前記H形鋼組立体の
最前のH形鋼のウエブに吸着する吸着部材と、この吸着
部材を当該H形鋼の長手軸直角方向へ水平に移動する横
引き機構と、横引きされたH形鋼の移動限位置に立設さ
れたストッパとからなることを特徴としたH形鋼の分離
装置。 - 【請求項2】 前記抑え部材は、H形鋼を吊り上げるの
に必要な磁力より遥かに弱い磁力を有した永久磁石を含
むものであることを特徴とした請求項1記載のH形鋼の
分離装置。 - 【請求項3】 前記抑え部材は、前記永久磁石に同磁石
より数mm程度下方へ突出した樹脂板を添わせたことを
特徴とする請求項2記載のH形鋼の分離装置。 - 【請求項4】 前記吸着部材は、永久磁石で構成されて
いることを特徴とする請求項1記載のH形鋼の分離装
置。 - 【請求項5】 前記抑え部材昇降機構は、基礎に起設さ
れたガイドポストと、このガイドポストに沿って昇降さ
れるスライダと、このスライダに揺動可能に係止されH
形鋼組立体に向って延出されたアームと、このアームの
前部下面に取付けられた抑え部材と、前記アームを保持
し且つ昇降させる手動ウインチとからなることを特徴と
した請求項1記載のH形鋼の分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP866394A JPH07214201A (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | H形鋼の分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP866394A JPH07214201A (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | H形鋼の分離装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07214201A true JPH07214201A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11699179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP866394A Pending JPH07214201A (ja) | 1994-01-28 | 1994-01-28 | H形鋼の分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07214201A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103316982A (zh) * | 2013-07-02 | 2013-09-25 | 苏州华源包装股份有限公司 | 自动冲压装置 |
| CN109290476A (zh) * | 2018-09-21 | 2019-02-01 | 芜湖飞驰汽车零部件技术有限公司 | 一种反拉延副手自动取件装置及其使用方法 |
| JP2023125166A (ja) * | 2022-02-28 | 2023-09-07 | 山九株式会社 | レール搬送補助装置及びレール搬送システム |
-
1994
- 1994-01-28 JP JP866394A patent/JPH07214201A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103316982A (zh) * | 2013-07-02 | 2013-09-25 | 苏州华源包装股份有限公司 | 自动冲压装置 |
| CN109290476A (zh) * | 2018-09-21 | 2019-02-01 | 芜湖飞驰汽车零部件技术有限公司 | 一种反拉延副手自动取件装置及其使用方法 |
| JP2023125166A (ja) * | 2022-02-28 | 2023-09-07 | 山九株式会社 | レール搬送補助装置及びレール搬送システム |
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