JPH0721434Y2 - 自転車用多段スプロケット装置 - Google Patents
自転車用多段スプロケット装置Info
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- JPH0721434Y2 JPH0721434Y2 JP1988074583U JP7458388U JPH0721434Y2 JP H0721434 Y2 JPH0721434 Y2 JP H0721434Y2 JP 1988074583 U JP1988074583 U JP 1988074583U JP 7458388 U JP7458388 U JP 7458388U JP H0721434 Y2 JPH0721434 Y2 JP H0721434Y2
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- 238000007373 indentation Methods 0.000 claims description 4
- 230000003116 impacting effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- Gears, Cams (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自転車用多段スプロケット装置、詳しくは、少
なくとも1枚の大径スプロケットと、少なくとも1枚の
小径スプロケットとから成り、自転車のクランク、又は
後輪ハブに装着して、駆動チェンの掛換えにより変速を
行うようにした自転車用多段スプロケット装置に関す
る。
なくとも1枚の大径スプロケットと、少なくとも1枚の
小径スプロケットとから成り、自転車のクランク、又は
後輪ハブに装着して、駆動チェンの掛換えにより変速を
行うようにした自転車用多段スプロケット装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、此種多段スプロケット装置として、実公昭55−28
617号公報に記載されている通り、小径スプロケット及
び大径スプロケットを、前記小径スプロケットにおける
一つの歯間中心から引出し接線方向に引出線上に、大径
スプロケットにおける一つの歯間中心が位置する如く組
み合わせ、かつ、前記各歯間中心の間隔を、チェンピッ
チの整数倍間隔として、前記大径スプロケットにおける
前記歯間中心の駆動回転方向後方側に臨む第1歯を易噛
合歯として、小径スプロケットから大径スプロケットへ
のチェン掛換時における変速性を向上できるようにした
ものが提案されている。
617号公報に記載されている通り、小径スプロケット及
び大径スプロケットを、前記小径スプロケットにおける
一つの歯間中心から引出し接線方向に引出線上に、大径
スプロケットにおける一つの歯間中心が位置する如く組
み合わせ、かつ、前記各歯間中心の間隔を、チェンピッ
チの整数倍間隔として、前記大径スプロケットにおける
前記歯間中心の駆動回転方向後方側に臨む第1歯を易噛
合歯として、小径スプロケットから大径スプロケットへ
のチェン掛換時における変速性を向上できるようにした
ものが提案されている。
(考案が解決しようとする課題) 所が、以上の構成において小径スプロケットから大径ス
プロケットにチェンを掛換える場合、チェンを大径スプ
ロケット側に押圧するのであるが、前記チェンのリンク
プレートが大径スプロケットの小径スプロケット側内側
面に当接し、それ以上前記チェンを大径スプロケットに
対し寄せることができないため、チェンのローラが前記
特定の歯に乗り上がり、この乗り上がったチェンのロー
ラが大径スプロケットの駆動回転の進行で歯底に落ち込
んで衝撃的に噛合うことになり、変速性が悪いのであ
り、その上、前記衝撃的な噛合時に大きな音鳴り、即
ち、金属音が生じると共に、フロント用多段スプロケッ
ト装置においては、クランクの踏込トルクが大きく変化
することになるのである。
プロケットにチェンを掛換える場合、チェンを大径スプ
ロケット側に押圧するのであるが、前記チェンのリンク
プレートが大径スプロケットの小径スプロケット側内側
面に当接し、それ以上前記チェンを大径スプロケットに
対し寄せることができないため、チェンのローラが前記
特定の歯に乗り上がり、この乗り上がったチェンのロー
ラが大径スプロケットの駆動回転の進行で歯底に落ち込
んで衝撃的に噛合うことになり、変速性が悪いのであ
り、その上、前記衝撃的な噛合時に大きな音鳴り、即
ち、金属音が生じると共に、フロント用多段スプロケッ
ト装置においては、クランクの踏込トルクが大きく変化
することになるのである。
本考案は、以上の如き問題点に鑑み考案したもので、目
的は、チェンピッチとの関係でチェンとの噛合いを円滑
に行なわせることができて、しかも、小径スプロケット
から大径スプロケットへのチェン掛換時、掛換えるチエ
ンを大径スプロケットの小径スプロケット側内側面に対
し外側面側に有効に寄せることができて、該チェンを大
径スプロケットにおける前記歯間中心に対し駆動回転方
向後方側に臨む歯に円滑に、かつ、有効に噛合わせるこ
とができ、その変速性を良性にでき、更に、チェンが衝
撃的に噛合って音鳴りしたり、クランクの踏込トルクが
大きく変化したりするのをなくし得る多段スプロケット
装置を提供する点にある。
的は、チェンピッチとの関係でチェンとの噛合いを円滑
に行なわせることができて、しかも、小径スプロケット
から大径スプロケットへのチェン掛換時、掛換えるチエ
ンを大径スプロケットの小径スプロケット側内側面に対
し外側面側に有効に寄せることができて、該チェンを大
径スプロケットにおける前記歯間中心に対し駆動回転方
向後方側に臨む歯に円滑に、かつ、有効に噛合わせるこ
とができ、その変速性を良性にでき、更に、チェンが衝
撃的に噛合って音鳴りしたり、クランクの踏込トルクが
大きく変化したりするのをなくし得る多段スプロケット
装置を提供する点にある。
(課題を解決するための手段) しかして、本考案は、少なくとも1枚の大径スプロケッ
ト(1)であって、外周に駆動チェンのチェンピッチ間
隔で周設する多数の歯をもっているものと、少なくとも
1枚の小径スプロケット(2)であって、外周に、前記
大径スプロケット(1)の歯数より少ない歯数のチェン
ピッチ間隔で周設される歯をもっているものとから成る
多段スプロケット装置であって、前記各スプロケット
(1)(2)を、前記小径スプロケット(2)における
一つの歯間中心(O1))から引出した接線方向の引出線
上に、大径スプロケット(1)における一つの歯間中心
(O2)が位置する如く組合わせ、かつ、前記各歯間中心
(O1)(O2)の間隔を、ほゞチェンピッチの整数倍間隔
とする一方、前記大径スプロケット(1)の小径スプロ
ケット側内側面で、かつ、前記歯間中心(O1)(O2)間
を駆動チェンが移動するときの移動軌跡上で、前記チェ
ンが大径スプロケットに干渉する位置に、前記チェンが
前記小径スプロケット(2)から離れて大径スプロケッ
ト(1)における前記歯間中心(O2)に対し駆動回転方
向後方側に臨む歯に噛合い始めるときの前記チェンのリ
ンクプレートを含む全外形縁部が介入して、前記大径ス
プロケット(1)への片寄りを許容する大きさと形状と
をもつチェン誘導面(12)を設けたのである。
ト(1)であって、外周に駆動チェンのチェンピッチ間
隔で周設する多数の歯をもっているものと、少なくとも
1枚の小径スプロケット(2)であって、外周に、前記
大径スプロケット(1)の歯数より少ない歯数のチェン
ピッチ間隔で周設される歯をもっているものとから成る
多段スプロケット装置であって、前記各スプロケット
(1)(2)を、前記小径スプロケット(2)における
一つの歯間中心(O1))から引出した接線方向の引出線
上に、大径スプロケット(1)における一つの歯間中心
(O2)が位置する如く組合わせ、かつ、前記各歯間中心
(O1)(O2)の間隔を、ほゞチェンピッチの整数倍間隔
とする一方、前記大径スプロケット(1)の小径スプロ
ケット側内側面で、かつ、前記歯間中心(O1)(O2)間
を駆動チェンが移動するときの移動軌跡上で、前記チェ
ンが大径スプロケットに干渉する位置に、前記チェンが
前記小径スプロケット(2)から離れて大径スプロケッ
ト(1)における前記歯間中心(O2)に対し駆動回転方
向後方側に臨む歯に噛合い始めるときの前記チェンのリ
ンクプレートを含む全外形縁部が介入して、前記大径ス
プロケット(1)への片寄りを許容する大きさと形状と
をもつチェン誘導面(12)を設けたのである。
前記チェン誘導面(12)は、歯間中心(O1)側から歯間
中心(O2)側端縁に亘って凹入し、かつ、前記歯間中心
(O2)側凹入深さを、前記大径スプロケット(1)にお
ける前記歯間中心(O2)に対し駆動回転方向後方側に臨
む歯に、前記チェンにおける大径スプロケット側インナ
ーリンクプレートの乗上りが継続しない深さとするのが
好ましい。
中心(O2)側端縁に亘って凹入し、かつ、前記歯間中心
(O2)側凹入深さを、前記大径スプロケット(1)にお
ける前記歯間中心(O2)に対し駆動回転方向後方側に臨
む歯に、前記チェンにおける大径スプロケット側インナ
ーリンクプレートの乗上りが継続しない深さとするのが
好ましい。
また、前記大径スプロケット(1)における歯間中心
(O2)に対し駆動回転方向後方側に臨む第1歯は、小径
スプロケット(2)から大径スプロケット(1)へのチ
ェン掛換時に噛合い易い易噛合歯とするのが好ましい。
(O2)に対し駆動回転方向後方側に臨む第1歯は、小径
スプロケット(2)から大径スプロケット(1)へのチ
ェン掛換時に噛合い易い易噛合歯とするのが好ましい。
また、前記大径スプロケット(1)における歯間中心
(O2)に対し駆動回転方向後方側に臨む第1歯を含む少
なくとも2つの歯を除く全ての歯を、小径スプロケット
(2)から大径スプロケット(1)へのチェン掛換時に
噛合いにくい難噛合歯とするのが好ましい。
(O2)に対し駆動回転方向後方側に臨む第1歯を含む少
なくとも2つの歯を除く全ての歯を、小径スプロケット
(2)から大径スプロケット(1)へのチェン掛換時に
噛合いにくい難噛合歯とするのが好ましい。
また、前記チェン誘導面(12)は、その歯間中心(O1)
側凹入深さと、歯間中心(O2)側凹入深さとを異ならせ
てもよい。この場合、前記チェン誘導面(12)の歯間中
心(O2)側凹入深さを、歯間中心(O1)側凹入深さより
多段的に深くするのが好ましい。
側凹入深さと、歯間中心(O2)側凹入深さとを異ならせ
てもよい。この場合、前記チェン誘導面(12)の歯間中
心(O2)側凹入深さを、歯間中心(O1)側凹入深さより
多段的に深くするのが好ましい。
また、前記大径スプロケット(1)におけるチェン誘導
面(12)に臨む歯は、その周方向歯幅を、チェン誘導面
に臨む歯を除く歯の周方向歯幅より広幅とするのが好ま
しい。
面(12)に臨む歯は、その周方向歯幅を、チェン誘導面
に臨む歯を除く歯の周方向歯幅より広幅とするのが好ま
しい。
尚、本考案において、「ほゞチェンピッチの整数倍間
隔」とは、歯間中心(O1)(O2)の間隔が、チェンピッ
チの整数倍間隔と同じ場合は勿論、歯間中心(O1)
(O2)の間隔をチェンピッチの整数倍間隔よりも多少小
さくした場合も含むものである。
隔」とは、歯間中心(O1)(O2)の間隔が、チェンピッ
チの整数倍間隔と同じ場合は勿論、歯間中心(O1)
(O2)の間隔をチェンピッチの整数倍間隔よりも多少小
さくした場合も含むものである。
(作用) 特に、小径スプロケット(2)から大径スプロケット
(1)へのチェン掛換時、従来公知の各スプロケットに
比較してチェンを大径スプロケットの歯に乗り上がらせ
ることなく、円滑に、かつ有効に噛合わせることがで
き、その変速性を高めることができるのであり、その
上、大径スプロケット歯に乗り上がらせることなく噛合
わせることができるから、チェンが衝撃的に噛合って音
鳴りしたり、クランクの踏込トルクが大きく変化したり
するのをなくすることができるのである。
(1)へのチェン掛換時、従来公知の各スプロケットに
比較してチェンを大径スプロケットの歯に乗り上がらせ
ることなく、円滑に、かつ有効に噛合わせることがで
き、その変速性を高めることができるのであり、その
上、大径スプロケット歯に乗り上がらせることなく噛合
わせることができるから、チェンが衝撃的に噛合って音
鳴りしたり、クランクの踏込トルクが大きく変化したり
するのをなくすることができるのである。
即ち、小径スプロケット(2)から大径スプロケット
(1)にチェンを掛換える場合、チェンピッチに合わな
い個所でチェンが大径スプロケット側に寄せられても、
チェンは大径スプロケット歯に乗り上がったりすること
なく、大径スプロケット歯に噛合わないのであり、チェ
ンピッチに合致する個所で前記チェンのアウターリンク
プレート間の対向空間部が、前記歯間中心(O2)に対し
駆動回転方向後方側に臨む歯に噛合うことになるのであ
るが、前記した従来例のように歯間中心(O1)(O2)間
の長さをチェンピッチの整数倍としただけでは、チェン
が大径スプロケット内側面に当接し、それ以上大径スプ
ロケットに対し寄せることができないため、チェンのロ
ーラが前記特定の歯に乗り上がり、この乗り上がったチ
ェンのローラが大径スプロケットの駆動回転の進行で歯
底に落ち込んで衝撃的に噛合うことになり、この衝撃的
な噛合時に大きな音鳴り、即ち、金属音が生じるし、ま
た、前記衝撃的な噛合時にフロント用多段スプロケット
装置においては、ラクンクの踏込トルクが大きく変化す
ることなるのであるが、之に対し本考案では大径スプロ
ケットのチェンピッチに合わせた位置に、チェンの全外
形縁部が介入して大径スプロケット側への片寄りを許容
する大きさと形状とをもつ前記チェン誘導面(12)を設
けて、チェンを大径スプロケット(1)の内側面よりも
外側面側に片寄せするようにし、それ以の部位は寄せら
れる構成としていないが、それ以外の部位でチェンが大
径スプロケットに寄せられる操作が行なわれても、この
部位では、もともと噛合うことがないのであるから、変
速性の低下は影響がないし、また、チェンピッチに合致
する部位に前記構成のチェン誘導面(12)を設けたか
ら、小径スプロケット(2)から離れて大径スプロケッ
ト(1)の前記特定の歯に噛合するチェンをチェン誘導
面(12)に沿って大径スプロケット(1)の内側面に対
し外側面側に所定量有効に寄せることができ、この結
果、片寄せされた前記チェンのローラが大径スプロケッ
トの前記特定の歯に乗り上がったりすることなく前記特
定の歯が前記対向空間部にすんなり介入することになる
のであって、盛り上がったチェンが大径スプロケット
(1)の駆動回転の進行で落ち込んで衝撃的に噛合うよ
うなことなく円滑に、かつ、有効に噛合わせることがで
き、従って、引用例及び他の公知のスプロケットでは得
られない変速性、つまり、小径スプロケットから大径ス
プロケットへの変速性の良好にできるのである。更に、
チェンピッチ合わせをした上で、前記チェン誘導面(1
2)を設けたことにより、チェンを歯に乗り上がらせる
ことなく噛合わせることができるから、チェンが衝撃的
に噛合って音鳴りしたり、クランクの踏込トルクが大き
く変化したりするのをなくし得るのである。
(1)にチェンを掛換える場合、チェンピッチに合わな
い個所でチェンが大径スプロケット側に寄せられても、
チェンは大径スプロケット歯に乗り上がったりすること
なく、大径スプロケット歯に噛合わないのであり、チェ
ンピッチに合致する個所で前記チェンのアウターリンク
プレート間の対向空間部が、前記歯間中心(O2)に対し
駆動回転方向後方側に臨む歯に噛合うことになるのであ
るが、前記した従来例のように歯間中心(O1)(O2)間
の長さをチェンピッチの整数倍としただけでは、チェン
が大径スプロケット内側面に当接し、それ以上大径スプ
ロケットに対し寄せることができないため、チェンのロ
ーラが前記特定の歯に乗り上がり、この乗り上がったチ
ェンのローラが大径スプロケットの駆動回転の進行で歯
底に落ち込んで衝撃的に噛合うことになり、この衝撃的
な噛合時に大きな音鳴り、即ち、金属音が生じるし、ま
た、前記衝撃的な噛合時にフロント用多段スプロケット
装置においては、ラクンクの踏込トルクが大きく変化す
ることなるのであるが、之に対し本考案では大径スプロ
ケットのチェンピッチに合わせた位置に、チェンの全外
形縁部が介入して大径スプロケット側への片寄りを許容
する大きさと形状とをもつ前記チェン誘導面(12)を設
けて、チェンを大径スプロケット(1)の内側面よりも
外側面側に片寄せするようにし、それ以の部位は寄せら
れる構成としていないが、それ以外の部位でチェンが大
径スプロケットに寄せられる操作が行なわれても、この
部位では、もともと噛合うことがないのであるから、変
速性の低下は影響がないし、また、チェンピッチに合致
する部位に前記構成のチェン誘導面(12)を設けたか
ら、小径スプロケット(2)から離れて大径スプロケッ
ト(1)の前記特定の歯に噛合するチェンをチェン誘導
面(12)に沿って大径スプロケット(1)の内側面に対
し外側面側に所定量有効に寄せることができ、この結
果、片寄せされた前記チェンのローラが大径スプロケッ
トの前記特定の歯に乗り上がったりすることなく前記特
定の歯が前記対向空間部にすんなり介入することになる
のであって、盛り上がったチェンが大径スプロケット
(1)の駆動回転の進行で落ち込んで衝撃的に噛合うよ
うなことなく円滑に、かつ、有効に噛合わせることがで
き、従って、引用例及び他の公知のスプロケットでは得
られない変速性、つまり、小径スプロケットから大径ス
プロケットへの変速性の良好にできるのである。更に、
チェンピッチ合わせをした上で、前記チェン誘導面(1
2)を設けたことにより、チェンを歯に乗り上がらせる
ことなく噛合わせることができるから、チェンが衝撃的
に噛合って音鳴りしたり、クランクの踏込トルクが大き
く変化したりするのをなくし得るのである。
また、大径スプロケット(1)の小径スプロケット側内
側面には、歯間中心(O1)(O2)間をチェンが移動する
ときの移動軌跡上に、前記チェン誘導面(12)を設ける
のであるから、換言するとチェンピッチ合わせをしてい
ない位置には前記チェン誘導面(12)を設けないのであ
るから、チェン誘導面(12)による大径スプロケット
(1)の強度低下を小さくできるのである。
側面には、歯間中心(O1)(O2)間をチェンが移動する
ときの移動軌跡上に、前記チェン誘導面(12)を設ける
のであるから、換言するとチェンピッチ合わせをしてい
ない位置には前記チェン誘導面(12)を設けないのであ
るから、チェン誘導面(12)による大径スプロケット
(1)の強度低下を小さくできるのである。
また、前記各スプロケット(1)(2)の外周に設ける
歯のピッチはチェンピッチ間隔になっているから、スプ
ロケットの駆動回転時、前記歯が駆動チェンを乗り越え
る所謂チェン飛びの問題も生じないのである。
歯のピッチはチェンピッチ間隔になっているから、スプ
ロケットの駆動回転時、前記歯が駆動チェンを乗り越え
る所謂チェン飛びの問題も生じないのである。
また、前記チェン誘導面(12)の深さを、前記歯に、前
記チェンにおける大径スプロケット側インナーリンクプ
レートの乗り上りが継続しない深さとした場合は、前記
歯に前記チェンのインナーリンクプレートが対応する場
合でも、このインナーリンクプレートが前記歯に乗上っ
てうまく噛合わなくなるのを防止できるのである。
記チェンにおける大径スプロケット側インナーリンクプ
レートの乗り上りが継続しない深さとした場合は、前記
歯に前記チェンのインナーリンクプレートが対応する場
合でも、このインナーリンクプレートが前記歯に乗上っ
てうまく噛合わなくなるのを防止できるのである。
また、前記大径スプロケット(1)における歯間中心
(O2)に対し駆動回転方向後方側に臨む第1歯(11)を
易噛合歯とした場合は、この第1歯にチェンのアウター
リンクプレートが対応するとき、該チェンを前記第1歯
により一層良好に噛合わせることができるである。
(O2)に対し駆動回転方向後方側に臨む第1歯(11)を
易噛合歯とした場合は、この第1歯にチェンのアウター
リンクプレートが対応するとき、該チェンを前記第1歯
により一層良好に噛合わせることができるである。
また、大径スプロケット(1)における歯間中心に対し
駆動回転方向後方側に臨む第1歯(11)を含む少なくと
も2つの歯を除く全ての歯を、難噛合歯とした場合は、
歯間中心(O1)(O2)間の間隔をチェンピッチの整数倍
とした特性位置以外でのチェン掛換えを少なくするか、
又はなくし、前記特定位置でチェン掛換えを集中して行
えながら、この特定位置でのチェン掛換えを良好にでき
るのである。即ち、特に前記チェンのインナーリンクプ
レートが前記第1歯(11)と対応するときでも、この第
1歯(11)に隣接する第2歯に対応する前記チェンのア
ウターリンクプレートを、この第2歯に良好に噛合させ
ることができるのであって、一層変速性を向上できるの
である。
駆動回転方向後方側に臨む第1歯(11)を含む少なくと
も2つの歯を除く全ての歯を、難噛合歯とした場合は、
歯間中心(O1)(O2)間の間隔をチェンピッチの整数倍
とした特性位置以外でのチェン掛換えを少なくするか、
又はなくし、前記特定位置でチェン掛換えを集中して行
えながら、この特定位置でのチェン掛換えを良好にでき
るのである。即ち、特に前記チェンのインナーリンクプ
レートが前記第1歯(11)と対応するときでも、この第
1歯(11)に隣接する第2歯に対応する前記チェンのア
ウターリンクプレートを、この第2歯に良好に噛合させ
ることができるのであって、一層変速性を向上できるの
である。
また、前記チェン誘導面(12)の歯間中心(O1)側凹入
深さと、歯間中間(O2)側凹入深さとを異ならせること
により、大径スプロケット(1)の強度を低下させるこ
となく、前記チェンの移動軌跡に合わせて前記チェン誘
導面(12)を設けることができるのである。
深さと、歯間中間(O2)側凹入深さとを異ならせること
により、大径スプロケット(1)の強度を低下させるこ
となく、前記チェンの移動軌跡に合わせて前記チェン誘
導面(12)を設けることができるのである。
また、前記チェン誘導面(12)の歯間中心(O2)側凹入
深さを、歯間中間(O1)側凹入深さより段階的に深くし
た場合には、傾斜させて深さを異ならせる場合に比較し
て、大径スプロケット(1)の成形が行い易いし、ま
た、前記移動軌跡位置を移動するチェンを各段差面に接
触させてチェンの位置を複数位置で決められるから、前
記チェンのアウターリンクプレートが前記第1歯(11)
の対応するとき、このチェンを前記第1歯(11)により
一層良好に噛合させることができ、更にダイヤルゲージ
などの測定具による深さの測定が行い易いし、また、大
径スプロケット(1)の成形時、前記チェン誘導面(1
2)に臨む歯を、金属組織の方向性による影響を受けに
くく成形できるのである。
深さを、歯間中間(O1)側凹入深さより段階的に深くし
た場合には、傾斜させて深さを異ならせる場合に比較し
て、大径スプロケット(1)の成形が行い易いし、ま
た、前記移動軌跡位置を移動するチェンを各段差面に接
触させてチェンの位置を複数位置で決められるから、前
記チェンのアウターリンクプレートが前記第1歯(11)
の対応するとき、このチェンを前記第1歯(11)により
一層良好に噛合させることができ、更にダイヤルゲージ
などの測定具による深さの測定が行い易いし、また、大
径スプロケット(1)の成形時、前記チェン誘導面(1
2)に臨む歯を、金属組織の方向性による影響を受けに
くく成形できるのである。
また、前記大径スプロケット(1)におけるチェン誘導
面(12)に臨む歯の周方向歯幅を、チェン誘導面に臨む
歯を除く歯の周方向幅より広幅とすることにより、前記
チェン誘導面(12)に臨む歯の1チェン誘導面を設ける
ことによる強度低下を小さくできるのである。
面(12)に臨む歯の周方向歯幅を、チェン誘導面に臨む
歯を除く歯の周方向幅より広幅とすることにより、前記
チェン誘導面(12)に臨む歯の1チェン誘導面を設ける
ことによる強度低下を小さくできるのである。
(実施例) 本考案多段スプロケット装置は、自転車のクランクに装
着する場合と、後輪ハブに装着する場合とがある。
着する場合と、後輪ハブに装着する場合とがある。
図に示したものは、自転車の後輪ハブに装着するもの
で、外周に駆動チェン(3)のチェンピッチ間隔で周設
する多数の歯をもった1枚の大径スプロケット(1)
と、外周に、前記大径スプロケット(1)の歯数より少
ない歯数のチェンピッチ間隔で周設される歯をもった1
枚の小径スプロケット(2)とから成り、これらスプロ
ケット(1)(2)を、軸方向に所定間隔を置いて駆動
部材(図示せず)に取付け、この駆動部材を軸受を介し
て前記後輪ハブの従動部材に回転自由に支持するのであ
る。
で、外周に駆動チェン(3)のチェンピッチ間隔で周設
する多数の歯をもった1枚の大径スプロケット(1)
と、外周に、前記大径スプロケット(1)の歯数より少
ない歯数のチェンピッチ間隔で周設される歯をもった1
枚の小径スプロケット(2)とから成り、これらスプロ
ケット(1)(2)を、軸方向に所定間隔を置いて駆動
部材(図示せず)に取付け、この駆動部材を軸受を介し
て前記後輪ハブの従動部材に回転自由に支持するのであ
る。
しかして、図に示した実施例では、前記各スプロケット
(1)(2)を、前記小径スプロケット(2)における
一つの歯間中心(O1)から引出した接線方向の引出線上
に、大径スプロケット(1)における一つの歯間中心
(O2)が位置する如く組合わせ、かつ、前記各歯間中心
(O1)(O2)の間隔(L)を、ほゞチェンピッチの整数
倍間隔とする一方、前記大径スプロケット(1)の小径
スプロケット側内側面(1a)で、かつ、前記歯間中心
(O1)(O2)間を前記チェン(3)が移動するときの移
動軌跡上で、前記チェン(3)が大径スプロケット
(1)に干渉する位置に、前記チェン(3)が前記小径
スプロケット(2)から離れて大径スプロケット(1)
における前記歯間中心(O2)に対し駆動回転方向後方側
に臨む主として第1歯(11)に噛合い始めるときの前記
チェン(3)のリンクプレートを含む全外形縁部が介入
して、前記大径スプロケット(1)への片寄りを許容す
る大きさと形状とをもつチェン誘導面(12)を設けたも
のである。
(1)(2)を、前記小径スプロケット(2)における
一つの歯間中心(O1)から引出した接線方向の引出線上
に、大径スプロケット(1)における一つの歯間中心
(O2)が位置する如く組合わせ、かつ、前記各歯間中心
(O1)(O2)の間隔(L)を、ほゞチェンピッチの整数
倍間隔とする一方、前記大径スプロケット(1)の小径
スプロケット側内側面(1a)で、かつ、前記歯間中心
(O1)(O2)間を前記チェン(3)が移動するときの移
動軌跡上で、前記チェン(3)が大径スプロケット
(1)に干渉する位置に、前記チェン(3)が前記小径
スプロケット(2)から離れて大径スプロケット(1)
における前記歯間中心(O2)に対し駆動回転方向後方側
に臨む主として第1歯(11)に噛合い始めるときの前記
チェン(3)のリンクプレートを含む全外形縁部が介入
して、前記大径スプロケット(1)への片寄りを許容す
る大きさと形状とをもつチェン誘導面(12)を設けたも
のである。
以上の構成において、前記チェン誘導面(12)は、前記
チェン(3)が前記第1歯(11)に噛合い始めるときの
前記チェン(3)の大径スプロケット側アウターリンク
プレート(31)とインナーリンクプレート(32)及びリ
ンクピン(33)を含む大径スプロケット側全外形縁部を
受入れることができる大きさと形状とに形成して、第2
図の如く駆動チェン(3)を大径スプロケットの内側面
(1a)に対し所定量外側面(1b)側に寄せることができ
て、前記第1歯(11)に前記アウターリンクプレート
(31)が対応するとき、このアウターリンクプレート
(31)間の広幅空間部(3a)を前記第1歯(11)と良好
に噛合わせることができるようにしている。
チェン(3)が前記第1歯(11)に噛合い始めるときの
前記チェン(3)の大径スプロケット側アウターリンク
プレート(31)とインナーリンクプレート(32)及びリ
ンクピン(33)を含む大径スプロケット側全外形縁部を
受入れることができる大きさと形状とに形成して、第2
図の如く駆動チェン(3)を大径スプロケットの内側面
(1a)に対し所定量外側面(1b)側に寄せることができ
て、前記第1歯(11)に前記アウターリンクプレート
(31)が対応するとき、このアウターリンクプレート
(31)間の広幅空間部(3a)を前記第1歯(11)と良好
に噛合わせることができるようにしている。
また、前記チェン誘導面(12)は、前記歯間中心(O1)
側から前記歯間中心(O2)側端縁に亘って凹入させ、か
つ、前記歯間中心(O2)側凹入深さを、前記第1歯(1
1)に、前記チェン(3)における大径スプロケット側
インナーリンクプレート(32)の乗上りが継続しない深
さとして、小径スプロケット(2)から大径スプロケッ
ト(1)に掛換える駆動チェンにおけるインナーリンク
プレート(32)が前記第1歯(11)と対応する位置にあ
る場合、第3図の如く大径スプロケット側インナーリン
クプレート(32)が前記第1歯(11)に乗上るのを防止
でき、また、乗上ったとしても、その乗上りが継続しな
いようにできるのである。
側から前記歯間中心(O2)側端縁に亘って凹入させ、か
つ、前記歯間中心(O2)側凹入深さを、前記第1歯(1
1)に、前記チェン(3)における大径スプロケット側
インナーリンクプレート(32)の乗上りが継続しない深
さとして、小径スプロケット(2)から大径スプロケッ
ト(1)に掛換える駆動チェンにおけるインナーリンク
プレート(32)が前記第1歯(11)と対応する位置にあ
る場合、第3図の如く大径スプロケット側インナーリン
クプレート(32)が前記第1歯(11)に乗上るのを防止
でき、また、乗上ったとしても、その乗上りが継続しな
いようにできるのである。
又、前記誘導面(12)は、前記歯間中心(O1)側始端
を、前記歯間中心(O2)に対し駆動回転方向前方側にチ
ェンピッチの2倍変位した(A)位置より前記歯間中心
(O2)側に変位した位置として、駆動チェン(3)のア
ウターリンクプレート(31)が前記第1歯(11)と対応
する位置にある場合、第2図の如く前記(A)位置とチ
ェン誘導面(12)の中間部とに駆動チェン(3)の隣接
する2つのリンクピッチ(33)端縁が当接して、このリ
ンクピン(33)の一つと大径スプロケット側アウターリ
ンクプレート(31)及びインナーリンクプレート(32)
と前記チェン誘導面(12)に介入し、駆動チェン(3)
を前記外側面(1b)側に寄せることができるのである。
又、駆動チェン(3)のインナーリンクプレート(32)
が前記第1歯(11)と対応する位置にある場合、第3図
の如く前記(A)位置に一つのリンクピン(33)端縁が
当接すると共に、アウターリンクプレート(31)側面が
前記チェン誘導面(12)の始端部と当接して、リンクピ
ン(33)とアウターリンクプレート(31)とが前記チェ
ン誘導面(12)に介入し、駆動チェン(3)を前記外側
面(1b)側に寄せることができるのである。尚、前記ア
ウターリンクプレート(31)におけるピン孔間部分を前
記インクピン(33)のアウターリンクプレート(31)に
対する突出長さ程度に外方に膨出させて前記リンクピン
(33)の端面がスプロケット側面と接触しにくいように
した駆動チェンの場合、前記(A)位置とチェン誘導面
(12)の中間部とには、前記リンクピン(33)の端面が
当接する代りに前記アウターリンクプレート(31)の膨
出部外面が当接することになるのである。
を、前記歯間中心(O2)に対し駆動回転方向前方側にチ
ェンピッチの2倍変位した(A)位置より前記歯間中心
(O2)側に変位した位置として、駆動チェン(3)のア
ウターリンクプレート(31)が前記第1歯(11)と対応
する位置にある場合、第2図の如く前記(A)位置とチ
ェン誘導面(12)の中間部とに駆動チェン(3)の隣接
する2つのリンクピッチ(33)端縁が当接して、このリ
ンクピン(33)の一つと大径スプロケット側アウターリ
ンクプレート(31)及びインナーリンクプレート(32)
と前記チェン誘導面(12)に介入し、駆動チェン(3)
を前記外側面(1b)側に寄せることができるのである。
又、駆動チェン(3)のインナーリンクプレート(32)
が前記第1歯(11)と対応する位置にある場合、第3図
の如く前記(A)位置に一つのリンクピン(33)端縁が
当接すると共に、アウターリンクプレート(31)側面が
前記チェン誘導面(12)の始端部と当接して、リンクピ
ン(33)とアウターリンクプレート(31)とが前記チェ
ン誘導面(12)に介入し、駆動チェン(3)を前記外側
面(1b)側に寄せることができるのである。尚、前記ア
ウターリンクプレート(31)におけるピン孔間部分を前
記インクピン(33)のアウターリンクプレート(31)に
対する突出長さ程度に外方に膨出させて前記リンクピン
(33)の端面がスプロケット側面と接触しにくいように
した駆動チェンの場合、前記(A)位置とチェン誘導面
(12)の中間部とには、前記リンクピン(33)の端面が
当接する代りに前記アウターリンクプレート(31)の膨
出部外面が当接することになるのである。
又、前記チェン誘導面(12)は、終端側深さ、詳しくは
前記(A)位置に当接するリンクピン(33)と隣接する
リンクピンが当接する位置から終端縁までの深さ(第6
図参照)を、始端側深さ(第5図参照)より深くして
(第7図参照)、チェン誘導面(12)を設けたことによ
る大径スプロケットの強度低下をなくすようにしてい
る。尚、チェン誘導面(12)の深さを変える場合、第5
〜7図にした如く段階的に変える他、傾斜させて変えて
もよい。しかし、段階的に深くした場合には、傾斜させ
て深さを異ならせる場合に比較して、大径スプロケット
(1)の成形が行い易いし、また、駆動チェンを各段差
面に接触させて駆動チェンの位置を複数位置で決められ
るから、前記チェンのアウターリンクプレート(31)が
前記第1歯(11)に対応するとき、このチェンを前記第
1歯(11)により一層良好に噛合させることができ、更
にダイヤルゲージなどの測定具による深さの測定が行い
易いし、また、大径スプロケット(1)の成形時、前記
チェン誘導面(12)に臨む歯を、金属組織の方向性によ
る影響を受けにくく成形できる利点がある。
前記(A)位置に当接するリンクピン(33)と隣接する
リンクピンが当接する位置から終端縁までの深さ(第6
図参照)を、始端側深さ(第5図参照)より深くして
(第7図参照)、チェン誘導面(12)を設けたことによ
る大径スプロケットの強度低下をなくすようにしてい
る。尚、チェン誘導面(12)の深さを変える場合、第5
〜7図にした如く段階的に変える他、傾斜させて変えて
もよい。しかし、段階的に深くした場合には、傾斜させ
て深さを異ならせる場合に比較して、大径スプロケット
(1)の成形が行い易いし、また、駆動チェンを各段差
面に接触させて駆動チェンの位置を複数位置で決められ
るから、前記チェンのアウターリンクプレート(31)が
前記第1歯(11)に対応するとき、このチェンを前記第
1歯(11)により一層良好に噛合させることができ、更
にダイヤルゲージなどの測定具による深さの測定が行い
易いし、また、大径スプロケット(1)の成形時、前記
チェン誘導面(12)に臨む歯を、金属組織の方向性によ
る影響を受けにくく成形できる利点がある。
又、前記チェン誘導面(12)の大径スプロケットにおけ
る中心側端縁と前記内側面(1a)との間には第5〜7図
の如く段部(13)を設けて、チェン誘導面(12)で誘導
する駆動チェンのアウターリンクプレート(31)を前記
段部(13)で受止め、前記アウターリンクプレート(3
1)間の広幅空間部(3a)が第1歯(11)と噛合う前に
前記チェンがチェン誘導面(12)から大径スプロケット
中心側にずり落ちるのを防止できるようにしている。
る中心側端縁と前記内側面(1a)との間には第5〜7図
の如く段部(13)を設けて、チェン誘導面(12)で誘導
する駆動チェンのアウターリンクプレート(31)を前記
段部(13)で受止め、前記アウターリンクプレート(3
1)間の広幅空間部(3a)が第1歯(11)と噛合う前に
前記チェンがチェン誘導面(12)から大径スプロケット
中心側にずり落ちるのを防止できるようにしている。
又、前記チェン誘導面(12)に臨む歯の歯厚は、前記誘
導面の深さ相当分だけ薄肉となるため第1、4図に示す
如く周方向歯幅を、他の歯の周方向歯幅より広くして強
度低下を小さくするのが好ましい。
導面の深さ相当分だけ薄肉となるため第1、4図に示す
如く周方向歯幅を、他の歯の周方向歯幅より広くして強
度低下を小さくするのが好ましい。
又、前記第1歯(11)は、小径スプロケット(2)から
大径スプロケット(1)へのチェン掛換時に噛合い易い
易噛合歯とするのが好ましい。この場合、例えば第2図
に示した如く大径スプロケット内側面と外側面との間の
中心線に対し駆動回転方向後方に向って小径スプロケッ
トと反対側に傾斜させるのである。
大径スプロケット(1)へのチェン掛換時に噛合い易い
易噛合歯とするのが好ましい。この場合、例えば第2図
に示した如く大径スプロケット内側面と外側面との間の
中心線に対し駆動回転方向後方に向って小径スプロケッ
トと反対側に傾斜させるのである。
又、大径スプロケット(1)における歯間中心(O2)に
対し駆動回転方向後方側に臨む第1歯(11)を含む少な
くとも2つの歯を除く全ての歯は、第2、3図に示すよ
うに小径スプロケット(2)から大径スプロケット
(1)へのチェン掛換時に噛合いにくい難噛合歯とする
のである。この難噛合歯は、第2図の如くその歯の小径
スプロケット側内面を面取したり、或いは第8図の如く
スプロケット本体の厚さ方向一側と他側との間の中心線
に対し駆動回転方向前方に向って前記小径スプロケット
(2)と反対側に傾斜させて、小径スプロケット(2)
から大径スプロケット(1)に掛換える駆動チェンと噛
合いにくいようにするのである。
対し駆動回転方向後方側に臨む第1歯(11)を含む少な
くとも2つの歯を除く全ての歯は、第2、3図に示すよ
うに小径スプロケット(2)から大径スプロケット
(1)へのチェン掛換時に噛合いにくい難噛合歯とする
のである。この難噛合歯は、第2図の如くその歯の小径
スプロケット側内面を面取したり、或いは第8図の如く
スプロケット本体の厚さ方向一側と他側との間の中心線
に対し駆動回転方向前方に向って前記小径スプロケット
(2)と反対側に傾斜させて、小径スプロケット(2)
から大径スプロケット(1)に掛換える駆動チェンと噛
合いにくいようにするのである。
尚、少なくとも前記第1歯(11)と、該第1歯(11)の
駆動回転方向後方に隣接する第2歯(14)とを難噛合歯
としないのは、駆動チェンのアウターリンクプレート
(31)が前記第1歯(11)に対応する位置にあるとき、
このアウターリンクプレート(31)の駆動回転方向後方
に隣接するインナーリンクプレート(32)間の狭幅空間
部(3b)が第2歯(14)に収まり易くし、また、駆動チ
ェンのインナーリンクプレート(32)が前記第1歯(1
1)と対応する位置にあるとき、このインナーリンクプ
レート(32)の駆動回転方向後方に隣接するアウターリ
ンクプレート(31)間の広幅空間部(3a)が前記第2歯
(14)と噛合するようにするためである。また、前記第
2歯(14)の駆動回転方向後方に隣接する第3歯(15)
も難噛合歯としないで、前記アウターリンクプレート
(31)が前記第2歯(14)に対応する位置にあるとき、
このアウターリンクプレート(31)の駆動回転方向後方
に隣接するインナーリンクプレート(32)間の狭幅空間
部(3b)が第3歯(15)に収まり易くするのが好まし
い。
駆動回転方向後方に隣接する第2歯(14)とを難噛合歯
としないのは、駆動チェンのアウターリンクプレート
(31)が前記第1歯(11)に対応する位置にあるとき、
このアウターリンクプレート(31)の駆動回転方向後方
に隣接するインナーリンクプレート(32)間の狭幅空間
部(3b)が第2歯(14)に収まり易くし、また、駆動チ
ェンのインナーリンクプレート(32)が前記第1歯(1
1)と対応する位置にあるとき、このインナーリンクプ
レート(32)の駆動回転方向後方に隣接するアウターリ
ンクプレート(31)間の広幅空間部(3a)が前記第2歯
(14)と噛合するようにするためである。また、前記第
2歯(14)の駆動回転方向後方に隣接する第3歯(15)
も難噛合歯としないで、前記アウターリンクプレート
(31)が前記第2歯(14)に対応する位置にあるとき、
このアウターリンクプレート(31)の駆動回転方向後方
に隣接するインナーリンクプレート(32)間の狭幅空間
部(3b)が第3歯(15)に収まり易くするのが好まし
い。
又、前記小径スプロケット(2)の歯及び大径スプロケ
ット(1)の歯のピッチ円部分における歯間長さ(l)
は、前記チェンにおけるローラの外径より所定長さ長く
形成しているのである。従って、前記各歯間中心(O1)
(O2)の間隔(L)は、チェンピッチの整数倍間隔より
も小さくしている。即ち、前記各スプロケットを後輪ハ
ブに装着した場合、ペダルの踏込みによる駆動力は、駆
動チェンから前記スプロケット(1)又は(2)に伝達
されるため、小径スプロケット(2)から大径スプロケ
ット(1)へのチェン掛換時、駆動チェンにおける小径
スプロケット側のローラは、第1図の如く該ローラに対
し駆動回転方向前方側の歯の後面と当接し、又、大径ス
プロケット(1)側に移行して大径スプロケット歯で捕
えられる駆動チェンのローラは、前記第1歯(11)の駆
動回転方向前方側の前面と当接するため、前記各スプロ
ケット(1)(2)を位置合わせする場合、前記各歯間
中心(O1)(O2)の間隔(L)は、チェンピッチの整数
倍間隔に対し若干短くなるのである。尚、前記各スプロ
ケット(1)(2)の歯のピッチ円部分における歯間長
さが、ローラの外径に対応した長さであれば、前記間隔
(L)は、チェンピッチの整数倍間隔にするのである。
ット(1)の歯のピッチ円部分における歯間長さ(l)
は、前記チェンにおけるローラの外径より所定長さ長く
形成しているのである。従って、前記各歯間中心(O1)
(O2)の間隔(L)は、チェンピッチの整数倍間隔より
も小さくしている。即ち、前記各スプロケットを後輪ハ
ブに装着した場合、ペダルの踏込みによる駆動力は、駆
動チェンから前記スプロケット(1)又は(2)に伝達
されるため、小径スプロケット(2)から大径スプロケ
ット(1)へのチェン掛換時、駆動チェンにおける小径
スプロケット側のローラは、第1図の如く該ローラに対
し駆動回転方向前方側の歯の後面と当接し、又、大径ス
プロケット(1)側に移行して大径スプロケット歯で捕
えられる駆動チェンのローラは、前記第1歯(11)の駆
動回転方向前方側の前面と当接するため、前記各スプロ
ケット(1)(2)を位置合わせする場合、前記各歯間
中心(O1)(O2)の間隔(L)は、チェンピッチの整数
倍間隔に対し若干短くなるのである。尚、前記各スプロ
ケット(1)(2)の歯のピッチ円部分における歯間長
さが、ローラの外径に対応した長さであれば、前記間隔
(L)は、チェンピッチの整数倍間隔にするのである。
次にディレーラーにより駆動チェンを掛換える場合、該
チェンの前記スプロケット(1)(2)との噛合関係を
第1〜第3図に基づいて説明する。
チェンの前記スプロケット(1)(2)との噛合関係を
第1〜第3図に基づいて説明する。
しかして、第1〜第3図に示したものは、リヤディレー
ラーの可動部材を第2,3図の矢印F方向に移動して小径
スプロケット(2)から大径スプロケット(1)に駆動
チェン(3)を掛換える状態で、小径スプロケット
(2)の歯に噛合っていた駆動チェン(3)がリヤディ
レーラーにより変位させられると、これらスプロケット
(1)(2)の駆動回転方向前方側(矢印X方向)に位
置する駆動チェンは小径スプロケット(2)に残り、リ
ヤディレーラーの操作側に位置する駆動チェンは大径ス
プロケット(1)の側方に至り、第2図又は第3図の如
く傾斜状となり、大径スプロケット(1)に押圧される
のである。
ラーの可動部材を第2,3図の矢印F方向に移動して小径
スプロケット(2)から大径スプロケット(1)に駆動
チェン(3)を掛換える状態で、小径スプロケット
(2)の歯に噛合っていた駆動チェン(3)がリヤディ
レーラーにより変位させられると、これらスプロケット
(1)(2)の駆動回転方向前方側(矢印X方向)に位
置する駆動チェンは小径スプロケット(2)に残り、リ
ヤディレーラーの操作側に位置する駆動チェンは大径ス
プロケット(1)の側方に至り、第2図又は第3図の如
く傾斜状となり、大径スプロケット(1)に押圧される
のである。
又、前記小径スプロケット(2)から大径スプロケット
(1)へのチェン掛換えは、駆動チェン(3)がチェン
ピッチの整数倍間隔に合わせた歯間中心(O1)(O2)間
を移動することにより行われるのであって、歯間中心
(O1)(O2)間の間隔がチェンピッチの整数倍間隔に合
致しており、しかも、前記歯間中心(O1)(O2)間をチ
ェンが移動するときの移動軌跡に対応する位置には、チ
ェン誘導面(12)を設けて、大径スプロケット(1)へ
の片寄りを許容するようにしているから、駆動チェン
(3)が小径スプロケット(2)から離れて大径スプロ
ケット(1)における前記歯間中心(O2)の駆動回転方
向後方に臨む第1歯(11)に噛合い始めるとき、前記チ
ェン(3)のアウターリンクプレート(31)間の広幅空
間部(3a)が前記第1歯(11)に対向して位置し、駆動
チェン(3)におけるローラとの干渉はないのである。
(1)へのチェン掛換えは、駆動チェン(3)がチェン
ピッチの整数倍間隔に合わせた歯間中心(O1)(O2)間
を移動することにより行われるのであって、歯間中心
(O1)(O2)間の間隔がチェンピッチの整数倍間隔に合
致しており、しかも、前記歯間中心(O1)(O2)間をチ
ェンが移動するときの移動軌跡に対応する位置には、チ
ェン誘導面(12)を設けて、大径スプロケット(1)へ
の片寄りを許容するようにしているから、駆動チェン
(3)が小径スプロケット(2)から離れて大径スプロ
ケット(1)における前記歯間中心(O2)の駆動回転方
向後方に臨む第1歯(11)に噛合い始めるとき、前記チ
ェン(3)のアウターリンクプレート(31)間の広幅空
間部(3a)が前記第1歯(11)に対向して位置し、駆動
チェン(3)におけるローラとの干渉はないのである。
従って、大径スプロケット(1)の駆動回転に伴い、前
記ローラが前記第1歯(11)により持上げられて浮上が
ったりすることなく前記第1歯(11)が前記アウターリ
ンクプレート(31)間の広幅空間部(3a)に介入するこ
とになるのであって、浮き上がった駆動チェンが大径ス
プロケット(1)の駆動回転の進行で落ち込んで衝撃的
に噛合うようなことなく円滑に噛合わせることができる
のである。
記ローラが前記第1歯(11)により持上げられて浮上が
ったりすることなく前記第1歯(11)が前記アウターリ
ンクプレート(31)間の広幅空間部(3a)に介入するこ
とになるのであって、浮き上がった駆動チェンが大径ス
プロケット(1)の駆動回転の進行で落ち込んで衝撃的
に噛合うようなことなく円滑に噛合わせることができる
のである。
しかも、歯間中心(O1)(O2)の間隔をチェンピッチの
整数倍間隔とした特定位置にチェン誘導面(12)を設
け、その上、このチェン誘導面(12)の大きさ及び形状
を、前記歯間中心(O2)に対し駆動回転方向後方側に臨
む主として第1歯(11)に噛合い始めるときの前記チェ
ン(3)のリンクプレートを含む全外形縁部が介入し
て、前記大径スプロケット(1)への片寄りを許容する
大きさ及び形状にしているから、小径スプロケット
(2)から大径スプロケット(1)へのチェン掛換時、
前記チェン(3)のリンクピン(33)と、大径スプロケ
ット側アウターリンクプレート(31)及びインナーリン
クプレート(32)との全外形縁部が前記チェン誘導面
(12)に介入して前記大径スプロケット(1)に寄せら
れるのであって、このチェン誘導面(12)による駆動チ
ェン(3)の大径スプロケット(1)への片寄り移動に
より、前記歯間中心(O1)(O2)を移動する駆動チェン
(3)を大径スプロケット(1)の歯にミスなく有効に
噛合わせることができるのである。即ち、前記第1歯
(11)に駆動チェン(3)のアウターリンクプレート
(31)が対応するときには、該アウターリンクプレート
(31)が前記第1歯(11)に乗上がったり、乗上がらず
に落ちたりすることなく有効に噛合わせることができる
のである。
整数倍間隔とした特定位置にチェン誘導面(12)を設
け、その上、このチェン誘導面(12)の大きさ及び形状
を、前記歯間中心(O2)に対し駆動回転方向後方側に臨
む主として第1歯(11)に噛合い始めるときの前記チェ
ン(3)のリンクプレートを含む全外形縁部が介入し
て、前記大径スプロケット(1)への片寄りを許容する
大きさ及び形状にしているから、小径スプロケット
(2)から大径スプロケット(1)へのチェン掛換時、
前記チェン(3)のリンクピン(33)と、大径スプロケ
ット側アウターリンクプレート(31)及びインナーリン
クプレート(32)との全外形縁部が前記チェン誘導面
(12)に介入して前記大径スプロケット(1)に寄せら
れるのであって、このチェン誘導面(12)による駆動チ
ェン(3)の大径スプロケット(1)への片寄り移動に
より、前記歯間中心(O1)(O2)を移動する駆動チェン
(3)を大径スプロケット(1)の歯にミスなく有効に
噛合わせることができるのである。即ち、前記第1歯
(11)に駆動チェン(3)のアウターリンクプレート
(31)が対応するときには、該アウターリンクプレート
(31)が前記第1歯(11)に乗上がったり、乗上がらず
に落ちたりすることなく有効に噛合わせることができる
のである。
また、前記各スプロケット(1)(2)の外周に設ける
歯のピッチはチェンピッチ間隔になっているから、スプ
ロケットの駆動回転時、前記歯が駆動チェン(3)を乗
り越える所謂チェン飛びの問題も生じないのである。
歯のピッチはチェンピッチ間隔になっているから、スプ
ロケットの駆動回転時、前記歯が駆動チェン(3)を乗
り越える所謂チェン飛びの問題も生じないのである。
又、前記チェン誘導面(12)で誘導されるチェンは、ア
ウターリンクプレート(31)が段部(13)に当接して、
チェン誘導面(12)から大径スプロケット中心側にずり
落ちるのを防止できるため、前記第1歯(11)への噛合
いをより一層良好に行わせ得るのである。
ウターリンクプレート(31)が段部(13)に当接して、
チェン誘導面(12)から大径スプロケット中心側にずり
落ちるのを防止できるため、前記第1歯(11)への噛合
いをより一層良好に行わせ得るのである。
又、前記チェン誘導面(12)は、前記歯間中心(O2)側
凹入深さを、駆動チェン(3)における大径スプロケッ
ト側インナーリンクプレート(32)の第1歯(11)への
乗上りが継続しない深さとしているため、小径スプロケ
ット(2)から大径スプロケット(1)に掛換える駆動
チェン(3)のインナーリンクプレート(32)が前記第
1歯(11)と対応する位置にある場合、第3図の如く前
記チェン誘導面(12)の終端部にアウターリンクプレー
ト(31)が当接して、前記第1歯(11)と対応した大径
スプロケット側インナーリンクプレート(32)が前記第
1歯(11)に乗上るのを防止でき、また、乗上っても、
その乗上りが継続して前記インナーリンクプレート(3
2)間の狭幅空間部(3b)に隣接する広幅空間部(3a)
が前記第2歯(14)とうまく噛合わなくなるのを防止で
きるのである。
凹入深さを、駆動チェン(3)における大径スプロケッ
ト側インナーリンクプレート(32)の第1歯(11)への
乗上りが継続しない深さとしているため、小径スプロケ
ット(2)から大径スプロケット(1)に掛換える駆動
チェン(3)のインナーリンクプレート(32)が前記第
1歯(11)と対応する位置にある場合、第3図の如く前
記チェン誘導面(12)の終端部にアウターリンクプレー
ト(31)が当接して、前記第1歯(11)と対応した大径
スプロケット側インナーリンクプレート(32)が前記第
1歯(11)に乗上るのを防止でき、また、乗上っても、
その乗上りが継続して前記インナーリンクプレート(3
2)間の狭幅空間部(3b)に隣接する広幅空間部(3a)
が前記第2歯(14)とうまく噛合わなくなるのを防止で
きるのである。
又、前記第1歯(11)と第2歯(14)とを除く他の全て
の歯を難噛合歯とすることにより、チェンのインナーリ
ンクプレート(32)が前記第1歯(11)と対応する位置
にあるとき、このインナーリンクプレート(32)の駆動
回転方向後方に隣接するアウターリンクプレート(31)
間の広幅空間部(3a)を前記第2歯(14)に噛合させる
ことができるのである。
の歯を難噛合歯とすることにより、チェンのインナーリ
ンクプレート(32)が前記第1歯(11)と対応する位置
にあるとき、このインナーリンクプレート(32)の駆動
回転方向後方に隣接するアウターリンクプレート(31)
間の広幅空間部(3a)を前記第2歯(14)に噛合させる
ことができるのである。
尚、以上の実施例では2枚のスプロケットを組合わせた
場合を説明したが、その他3枚以上のスプロケットを組
合わせてもよいし、又、後輪ハブに用いる他、クランク
に用いてもよいのである。
場合を説明したが、その他3枚以上のスプロケットを組
合わせてもよいし、又、後輪ハブに用いる他、クランク
に用いてもよいのである。
(考案の効果) 以上の如く本考案によれば、特に、小径スプロケット
(2)から大径スプロケット(1)へのチェン掛換時、
従来公知の各スプロケットに比較してチェンを大径スプ
ロケットの歯に乗り上がらせることなく、円滑に、かつ
有効に噛合わせることができ、その変速性を高めること
ができるのであり、その上、大径スプロケット歯に乗り
上がらせることなく噛合わせることができるから、チェ
ンが衝撃的に噛合って音鳴りしたり、クランクの踏込ト
ルクとが大きく変化したりするのをなくすることができ
るのである。
(2)から大径スプロケット(1)へのチェン掛換時、
従来公知の各スプロケットに比較してチェンを大径スプ
ロケットの歯に乗り上がらせることなく、円滑に、かつ
有効に噛合わせることができ、その変速性を高めること
ができるのであり、その上、大径スプロケット歯に乗り
上がらせることなく噛合わせることができるから、チェ
ンが衝撃的に噛合って音鳴りしたり、クランクの踏込ト
ルクとが大きく変化したりするのをなくすることができ
るのである。
即ち、小径スプロケット(2)から大径スプロケット
(1)にチェンを掛換える場合、チェンピッチに合わな
い個所でチェンが大径スプロケット側に寄せられても、
チェンは大径スプロケット歯に乗り上がったりすること
なく、大径スプロケット歯に噛合わないのであり、チェ
ンピンに合致する個所で前記チェンのアウターリンクプ
レート間の対向空間部が、前記歯間中心(O2)に対し駆
動回転方向後方側に臨む歯に噛合うことになるのである
が、前記した従来例のように歯間中心(O1)(O2)間の
長さをチェンピッチの整数倍としただけでは、チェンが
大径スプロケット内側面に当接し、それ以上大径スプロ
ケットに対し寄せることができないため、チェンのロー
ラが前記特定の歯に乗り上がり、この乗り上がったチェ
ンのローラが大径スプロケットの駆動回転の進行で歯底
に落ち込んで衝撃的に噛合うことなり、この衝撃的な噛
合時に大きな音鳴り、即ち、金属音が生じるし、また、
前記衝撃的な噛合時にフロント用多段スプロケット装置
においては、クランクの踏込トルクが大きく変化するこ
とになるのであるが、之に対し本考案では大径スプロケ
ットのチェンピッチに合わせた位置に、チェンの全外形
縁部が介入して大径スプロケット側への片寄りを許容す
る大きさと形状とをもつ前記チェン誘導面(12)を設け
て、チェンを大径スプロケット(1)の内側面よりも外
側面側に片寄せするようにし、それ以外の部位は寄せら
れる構成としていないが、それ以外の部位でチェンが大
径スプロケットに寄せられる操作が行なわれても、この
部位では、もともと噛合うことがないのであるから、変
速性の低下は影響がないし、また、チェンピッチに合致
する部位に前記構成のチェン誘導面(12)を設けたか
ら、小径スプロケット(2)から離れて大径スプロケッ
ト(1)の前記特定の歯に噛合するチェンをチェン誘導
面(12)に沿って大径スプロケット(1)の内側面に対
し外側面側に所定量有効に寄せることができ、この結
果、片寄せされた前記チェンのローラが大径スプロケッ
トの前記特定の歯に乗り上がったりすることなく前記特
定の歯が前記対向空間部にすんなり介入することになる
のであって、乗り上がったチェンが大径スプロケット
(1)の駆動回転の進行で落ち込んで衝撃的に噛合うよ
うなことなく円滑に、かつ、有効に噛合わせることがで
き、従って、引用例及び他の公知のスプロケットでは得
られない変速性、つまり、小径スプロケットから大径ス
プロケットへの変速性を良好にできるのである。更に、
チェンピッチ合わせをした上で、前記チェン誘導面(1
2)を設けたことにより、チェンを歯に乗り上がらせる
ことなく噛合わせることができるから、チェンが衝撃的
に噛合って音鳴りしたり、クランクの踏込トルクが大き
く変化したりするのをなくし得るのである。
(1)にチェンを掛換える場合、チェンピッチに合わな
い個所でチェンが大径スプロケット側に寄せられても、
チェンは大径スプロケット歯に乗り上がったりすること
なく、大径スプロケット歯に噛合わないのであり、チェ
ンピンに合致する個所で前記チェンのアウターリンクプ
レート間の対向空間部が、前記歯間中心(O2)に対し駆
動回転方向後方側に臨む歯に噛合うことになるのである
が、前記した従来例のように歯間中心(O1)(O2)間の
長さをチェンピッチの整数倍としただけでは、チェンが
大径スプロケット内側面に当接し、それ以上大径スプロ
ケットに対し寄せることができないため、チェンのロー
ラが前記特定の歯に乗り上がり、この乗り上がったチェ
ンのローラが大径スプロケットの駆動回転の進行で歯底
に落ち込んで衝撃的に噛合うことなり、この衝撃的な噛
合時に大きな音鳴り、即ち、金属音が生じるし、また、
前記衝撃的な噛合時にフロント用多段スプロケット装置
においては、クランクの踏込トルクが大きく変化するこ
とになるのであるが、之に対し本考案では大径スプロケ
ットのチェンピッチに合わせた位置に、チェンの全外形
縁部が介入して大径スプロケット側への片寄りを許容す
る大きさと形状とをもつ前記チェン誘導面(12)を設け
て、チェンを大径スプロケット(1)の内側面よりも外
側面側に片寄せするようにし、それ以外の部位は寄せら
れる構成としていないが、それ以外の部位でチェンが大
径スプロケットに寄せられる操作が行なわれても、この
部位では、もともと噛合うことがないのであるから、変
速性の低下は影響がないし、また、チェンピッチに合致
する部位に前記構成のチェン誘導面(12)を設けたか
ら、小径スプロケット(2)から離れて大径スプロケッ
ト(1)の前記特定の歯に噛合するチェンをチェン誘導
面(12)に沿って大径スプロケット(1)の内側面に対
し外側面側に所定量有効に寄せることができ、この結
果、片寄せされた前記チェンのローラが大径スプロケッ
トの前記特定の歯に乗り上がったりすることなく前記特
定の歯が前記対向空間部にすんなり介入することになる
のであって、乗り上がったチェンが大径スプロケット
(1)の駆動回転の進行で落ち込んで衝撃的に噛合うよ
うなことなく円滑に、かつ、有効に噛合わせることがで
き、従って、引用例及び他の公知のスプロケットでは得
られない変速性、つまり、小径スプロケットから大径ス
プロケットへの変速性を良好にできるのである。更に、
チェンピッチ合わせをした上で、前記チェン誘導面(1
2)を設けたことにより、チェンを歯に乗り上がらせる
ことなく噛合わせることができるから、チェンが衝撃的
に噛合って音鳴りしたり、クランクの踏込トルクが大き
く変化したりするのをなくし得るのである。
また、大径スプロケット(1)の小径スプロケット側内
側面には、歯間中心(O1)(O2)間をチェンが移動する
ときの移動軌跡上に、前記チェン誘導面(12)を設ける
のであるから、換言するとチェンピッチ合わせをしてい
ない位置には前記チェン誘導面(12)を設けないのであ
るから、チェン誘導面(12)による大径スプロケット
(1)の強度低下を小さくできるのである。
側面には、歯間中心(O1)(O2)間をチェンが移動する
ときの移動軌跡上に、前記チェン誘導面(12)を設ける
のであるから、換言するとチェンピッチ合わせをしてい
ない位置には前記チェン誘導面(12)を設けないのであ
るから、チェン誘導面(12)による大径スプロケット
(1)の強度低下を小さくできるのである。
また、前記各スプロケット(1)(2)の外周に設ける
歯のピッチはチェンピッチ間隔になっているから、スプ
ロケットの駆動回転時、前記歯が駆動チェンを乗り越え
る所謂チェン飛びの問題も生じないのである。
歯のピッチはチェンピッチ間隔になっているから、スプ
ロケットの駆動回転時、前記歯が駆動チェンを乗り越え
る所謂チェン飛びの問題も生じないのである。
また、前記チェン誘導面(12)の深さを、前記歯に、前
記チェンにおける大径スプロケット側インナーリンクプ
レートの乗上りが継続しない深さとした場合は、前記歯
に前記チェンのインナーリンクプレートが対応する場合
でも、このインナーリンクプレートが前記歯に乗上って
うまく噛合わなくなるのを防止できるのである。
記チェンにおける大径スプロケット側インナーリンクプ
レートの乗上りが継続しない深さとした場合は、前記歯
に前記チェンのインナーリンクプレートが対応する場合
でも、このインナーリンクプレートが前記歯に乗上って
うまく噛合わなくなるのを防止できるのである。
また、前記大径スプロケット(1)における歯間中心
(O2)に対し駆動回転方向後方側に臨む第1歯(11)を
易噛合歯とすることにより、この第1歯(11)に駆動チ
ェンのアウターリンクプレートが対応するとき、該チェ
ンを前記第1歯(11)により一層良好に噛合わせること
ができるのである。
(O2)に対し駆動回転方向後方側に臨む第1歯(11)を
易噛合歯とすることにより、この第1歯(11)に駆動チ
ェンのアウターリンクプレートが対応するとき、該チェ
ンを前記第1歯(11)により一層良好に噛合わせること
ができるのである。
また、大径スプロケット(1)における歯間中心に対し
駆動回転方向後方側に臨む第1歯(11)を含む少なくと
も2つの歯を除く全ての歯を、難噛合歯とすることによ
り、歯間中心(O1)(O2)間の間隔をチェンピッチの整
数倍とした特定位置以外でのチェン掛換えを少なくする
か、又はなくし、前記特定位置でチェン掛換えを集中し
て行えながら、この特定位置でのチェン掛換えを良好に
できるのである。即ち、特に前記チェンのインナーリン
クプレートが前記第1歯(11)と対応するときでも、こ
の第1歯(11)に隣接する第2歯に対応する前記チェン
のアウターリンクプレートを、この第2歯に良好に噛合
させることができるのであって、一層変速性を向上でき
るのである。
駆動回転方向後方側に臨む第1歯(11)を含む少なくと
も2つの歯を除く全ての歯を、難噛合歯とすることによ
り、歯間中心(O1)(O2)間の間隔をチェンピッチの整
数倍とした特定位置以外でのチェン掛換えを少なくする
か、又はなくし、前記特定位置でチェン掛換えを集中し
て行えながら、この特定位置でのチェン掛換えを良好に
できるのである。即ち、特に前記チェンのインナーリン
クプレートが前記第1歯(11)と対応するときでも、こ
の第1歯(11)に隣接する第2歯に対応する前記チェン
のアウターリンクプレートを、この第2歯に良好に噛合
させることができるのであって、一層変速性を向上でき
るのである。
また、前記チェン誘導面(12)の歯間中心(O1)側凹入
深さを、歯間中心(O2)側凹入深さとを異ならせること
により、大径スプロケット(1)の強度を低下させるこ
となく、前記チェンの移動軌跡に合わせて前記チェン誘
導面(12)を設けることができるのである。
深さを、歯間中心(O2)側凹入深さとを異ならせること
により、大径スプロケット(1)の強度を低下させるこ
となく、前記チェンの移動軌跡に合わせて前記チェン誘
導面(12)を設けることができるのである。
また、前記チェン誘導面(12)の歯間中心(O2)側凹入
深さを、歯間中心(O1)側凹入深さより段階的に深くし
た場合には、傾斜させて深さを異ならせる場合に比較し
て、大径スプロケット(1)の成形が行い易いし、ま
た、チェンを各段差面に接触させてチェンの位置を複数
位置で決められるから、前記チェンのアウターリンクプ
レートが前記第1歯(11)に対応するとき、このチェン
を前記第1歯(11)により一層良好に噛合させることが
でき、更にダイヤルゲージなどの測定具による深さの測
定が行い易いし、また、大径スプロケット(1)の成形
時、前記チェン誘導面(12)に臨む歯を、金属組織の方
向性による影響を受けにくく成形できるのである。
深さを、歯間中心(O1)側凹入深さより段階的に深くし
た場合には、傾斜させて深さを異ならせる場合に比較し
て、大径スプロケット(1)の成形が行い易いし、ま
た、チェンを各段差面に接触させてチェンの位置を複数
位置で決められるから、前記チェンのアウターリンクプ
レートが前記第1歯(11)に対応するとき、このチェン
を前記第1歯(11)により一層良好に噛合させることが
でき、更にダイヤルゲージなどの測定具による深さの測
定が行い易いし、また、大径スプロケット(1)の成形
時、前記チェン誘導面(12)に臨む歯を、金属組織の方
向性による影響を受けにくく成形できるのである。
また、前記大径スプロケット(1)におけるチェン誘導
面(12)に臨む歯の周方向歯幅を、チェン誘導面に臨む
歯を除く歯の周方向歯幅より広幅とすることになり、前
記チェン誘導面(12)に臨む歯の、チェン誘導面を設け
たことによる強度低下を小さくできるのである。
面(12)に臨む歯の周方向歯幅を、チェン誘導面に臨む
歯を除く歯の周方向歯幅より広幅とすることになり、前
記チェン誘導面(12)に臨む歯の、チェン誘導面を設け
たことによる強度低下を小さくできるのである。
第1図は本考案多段スプロケット装置の一実施例を示す
正面図、第2図は一部省略底面図、第3図はチェンの掛
換時の説明図、第4図は大径スプロケットのみの正面
図、第5図は第4図V−V線断面図、第6図は第4図VI
−VI線断面、第7図は大径スプロケットのチェン誘導面
側部分のみの斜視図、第8図は難噛合歯の別の実施例を
示す説明図である。 (1)……大径スプロケット (2)……小径スプロケット (11)……第1歯 (12)……チェン誘導面
正面図、第2図は一部省略底面図、第3図はチェンの掛
換時の説明図、第4図は大径スプロケットのみの正面
図、第5図は第4図V−V線断面図、第6図は第4図VI
−VI線断面、第7図は大径スプロケットのチェン誘導面
側部分のみの斜視図、第8図は難噛合歯の別の実施例を
示す説明図である。 (1)……大径スプロケット (2)……小径スプロケット (11)……第1歯 (12)……チェン誘導面
Claims (7)
- 【請求項1】少なくとも1枚の大径スプロケット(1)
であって、外周に駆動チェンのチェンピッチ間隔で周設
する多数の歯をもっているものと、少なくとも1枚の小
径スプロケット(2)であって、外周に、前記大径スプ
ロケット(1)の歯数より少ない歯数のチェンピッチ間
隔で周設される歯をもっているものとから成る多段スプ
ロケット装置であって、前記各スプロケット(1)
(2)を、前記小径スプロケット(2)における一つの
歯間中心(O1))から引出した接線方向の引出線上に、
大径スプロケット(1)における一つの歯間中心(O2)
が位置する如く組合わせ、かつ、前記各歯間中心(O1)
(O2)の間隔を、ほゞチェンピッチの整数倍間隔とする
一方、前記大径スプロケット(1)の小径スプロケット
側内側面で、かつ、前記歯間中心(O1)(O2)間をチェ
ンが移動するときの移動軌跡上で、前記チェンが大径ス
プロケットに干渉する位置に、前記チェンが前記小径ス
プロケット(2)から離れて大径スプロケット(1)に
おける前記歯間中心(O2)に対し駆動回転方向後方側に
臨む歯に噛合い始めるときの前記チェンのリンクプレー
トを含む全外形縁部が介入して、前記大径スプロケット
(1)への片寄りを許容する大きさと形状とをもつチェ
ン誘導面(12)を設けたことを特徴とする自転車用多段
スプロケット装置。 - 【請求項2】チェン誘導面(12)は、歯間中心(O1)側
から歯間中心(O2)側端縁に亘って凹入し、かつ、前記
歯間中心(O2)側凹入深さを、前記大径スプロケット
(1)における前記歯間中心(O2)に対し駆動回転方向
後方側に臨む歯に、前記チェンにおける大径スプロケッ
ト側インナーリンクプレートの乗上りが継続しない深さ
としている請求項1記載の自転車用多段スプロケット装
置。 - 【請求項3】大径スプロケット(1)における歯間中心
(O2)に対し駆動回転方向後方側に臨む第1歯(11)
を、小径スプロケット(2)から大径スプロケット
(1)へのチェン掛換時に噛合い易い易噛合歯とした請
求項1記載の自転車用多段スプロケット装置。 - 【請求項4】大径スプロケット(1)における歯間中心
(O2)に対し駆動回転方向後方側に臨む第1歯(11)を
含む少なくとも2つの歯を除く全ての歯を、小径スプロ
ケット(2)から大径スプロケット(1)へのチェン掛
換時に噛合いにくい難噛合歯とした請求項1記載の自転
車用多段スプロケット装置。 - 【請求項5】チェン誘導面(12)の歯間中心(O1)側凹
入深さと、歯間中心(O2)側凹入深さとを異ならせてい
る請求項1記載の自転車用多段スプロケット装置。 - 【請求項6】チェン誘導面(12)の歯間中心(O2)側凹
入深さを、歯間中心(O1)側凹入深さより段階的に深く
している請求項1記載の自転車用多段スプロケット装
置。 - 【請求項7】大径スプロケット(1)におけるチェン誘
導面(12)に臨む歯の周方向歯幅を、チェン誘導面に臨
む歯を除く歯の周方向歯幅より広幅とした請求項1記載
の自転車用多段スプロケット装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988074583U JPH0721434Y2 (ja) | 1988-06-04 | 1988-06-04 | 自転車用多段スプロケット装置 |
| DE3887076T DE3887076T2 (de) | 1987-10-21 | 1988-10-20 | Zusammenbau eines mehrstufigen Kettenrades für ein Fahrrad. |
| DE198888309839T DE313345T1 (de) | 1987-10-21 | 1988-10-20 | Zusammenbau eines mehrstufigen kettenrades fuer ein fahrrad. |
| EP88309839A EP0313345B1 (en) | 1987-10-21 | 1988-10-20 | Multistage sprocket assembly for a bicycle |
| KR2019880017098U KR910007224Y1 (ko) | 1987-10-21 | 1988-10-21 | 자전거용 다단 스프로킷 장치 |
| US07261323 US4889521B1 (en) | 1987-10-21 | 1988-10-24 | Multistage sprocket assembly for a bicycle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988074583U JPH0721434Y2 (ja) | 1988-06-04 | 1988-06-04 | 自転車用多段スプロケット装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01176592U JPH01176592U (ja) | 1989-12-15 |
| JPH0721434Y2 true JPH0721434Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31299688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988074583U Expired - Lifetime JPH0721434Y2 (ja) | 1987-10-21 | 1988-06-04 | 自転車用多段スプロケット装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721434Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11407475B2 (en) * | 2019-12-06 | 2022-08-09 | Shimano Inc. | Bicycle derailleur |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5313757U (ja) * | 1977-07-13 | 1978-02-04 | ||
| JPS563264Y2 (ja) * | 1977-08-19 | 1981-01-24 | ||
| JPS5528617U (ja) * | 1978-08-09 | 1980-02-25 | ||
| JPH0349992Y2 (ja) * | 1987-09-04 | 1991-10-24 |
-
1988
- 1988-06-04 JP JP1988074583U patent/JPH0721434Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01176592U (ja) | 1989-12-15 |
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