JPH0721448U - 自動車用スキーキャリヤ - Google Patents

自動車用スキーキャリヤ

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JPH0721448U
JPH0721448U JP5659393U JP5659393U JPH0721448U JP H0721448 U JPH0721448 U JP H0721448U JP 5659393 U JP5659393 U JP 5659393U JP 5659393 U JP5659393 U JP 5659393U JP H0721448 U JPH0721448 U JP H0721448U
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耕三 住野
匡丹 戸谷
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株式会社オートバックスセブン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スキ−板、ストックおよびスノーボード等の
着脱作業を簡単して、着脱作業性を向上させるととも
に、これらの盗難とスキ−キャリヤの盗難を確実に防止
して安全性を高める。 【構成】 磁気ベ−ス部1の吸着面1Bおよび取外し用
の掛止部1A以外の部位をカバ−部材7で覆って、磁気
ベ−ス部1の上位にカバ−部材7を一体に結合し、この
カバ−部材7の上位に開閉可能な下側挟持部材90、中
間挟持部材91および上側挟持部材92を備えた挟持部
分9を一体に結合し、カバ−部材7に開閉可能に補助カ
バ−8を取付けて取外し用の掛止部1Aを隠蔽または露
出可能に構成し、補助カバ−8の閉じ状態を保持する第
1ロック機構15を設け、挟持部分9の閉じ状態を保持
する第2ロック機構16を設けるとともに、これらのロ
ック機構15、16のロック状態解除用のキ−21を備
えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のル−フに搭載してスキ−を搬送する自動車用スキ−キャリ ヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車でスキ−を搬送するためにル−フに搭載する自動車用スキ− キャリヤにおいて、ル−フ上面に磁気吸着される磁気ベ−ス部を備えたスキ−キ ャリヤとして、実開平3−42446号公報に開示されているものが知られてい る。 この種従来のスキ−キャリヤは、図13ないし図15に示すように、自動車A のル−フRに磁気吸着されるとともに、外周縁部の適所に取外し用の掛止部1A が形成されている磁気ベ−ス部1を備え、この磁気ベ−ス部1の上面中央部にカ マボコ型に形成した台盤2を一体に結合し、この台盤2に対して回動軸3を回動 中心に倒伏姿勢から起立姿勢にかけて車体の前後方向に回動する左右1対の脚柱 4,4を介してスキ−受盤5が回動自在かつ昇降可能に取付けられ、スキ−受盤 5の起立姿勢で該スキ−受盤5に形成した左右1対のスキ−嵌合溝5A,5Aに スキ−板6を嵌合設置した使用時において、主としてスキ−板6の荷重によりス キ−受盤5が下降してスキ−受盤5の起立姿勢を保持する係止態状を確保し、こ の係止状態からスキ−受盤5を引上げ操作して係止態状を解くことにより、スキ −受盤5を倒伏させることができるようになっている。
【0003】 しかし、前記従来のスキ−キャリヤにおいて、スキ−受盤5に対するスキ−板 6の取付けは、スキ−嵌合溝5A,5Aにスキ−板6を嵌合したのち、ゴムバン ド(図示省略)を適宜巻回することによってなされ、スキ−板6の取外しは、ゴ ムバンドの巻回を解くことによってなされる。したがって、スキ−板6の着脱作 業が煩わしく着脱作業性に劣る。また、ゴムバンドによるスキ−板6の取付状態 保持手段では、第三者により容易に取付状態を解除することができるので、スキ −板6が盗難に遭う虞れを有している。 一方、スキ−キャリヤの不使用時において、自動車Aのル−フRからスキ−キ ャリヤを除去する作業は、取外し用の掛止部1Aに指を掛止して上方に引上げ、 この引上げ操作を継続してル−フRに対する磁気ベ−ス部1の吸着領域を徐々に 削減させることによってなされる。 ところが、前記従来のスキ−キャリヤでは、取外し用の掛止部1Aがむき出し 状態で放置されているため、第三者により容易にル−フRから除去することがで きるので、スキ−キャリヤ自体も盗難に遭う虞れを有している。 すなわち、前記従来のスキ−キャリヤでは、盗難防止対策が講じられていない ため、スキ−板6は勿論のこと、スキ−キャリヤまで盗難に遭う虞れを有し、安 全性が低い欠点を有している。しかも、ストック(図示省略)の取付けにスキ− 嵌合溝5A,5Aを使用しなければならないので、ストックの取付け安定性に劣 り、かつスノーボードのようなスキ−板6よりも幅広の板材を安定的に取付ける ことができない欠点もある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、スキ−板の着脱作業が煩わしく着脱作業性に劣る 点と、盗難防止対策が講じられていないため、スキ−板は勿論のこと、スキ−キ ャリヤまで盗難に遭う虞れを有している点と、ストックの取付け安定性に劣る点 およびスノーボードのようなスキ−板よりも幅広の板材を安定的に取付けること ができない点などである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、自動車のル−フ上面に磁気吸着されるとともに、外周縁部の適所に 取外し用の掛止部が形成されている磁気ベ−ス部を備えたスキ−キャリヤにおい て、前記磁気ベ−ス部の吸着面および前記取外し用の掛止部以外の部位を覆って 該磁気ベ−ス部の上位に一体に結合されたカバ−部材と、このカバ−部材の上位 に一体に結合された挟持部分とを備え、該挟持部分が前記カバ−部材に一体に設 けられた下側挟持部材と、この下側挟持部材の基端部に開閉可能に枢着され閉じ 状態で該下側挟持部材の間に第1挟持空間を形成する中間挟持部材と、この中間 挟持部材および前記下側挟持部材それぞれの基端部に開閉可能に枢着され閉じ状 態で前記下側挟持部材との協働で中間挟持部材を挟持するとともに該中間挟持部 材の間に第2挟持空間を形成する上側挟持部材によって構成され、前記カバ−部 材に前記取外し用の掛止部を上側から覆う補助カバ−が開閉可能に取付けられ、 この補助カバ−の閉成時にロックされて閉じ状態を保持する第1ロック機構が設 けられているとともに、前記挟持部分の閉成時にロックされて閉じ状態を保持す る第2ロック機構が設けられ、前記第1および第2ロック機構解ロック用のキ− を備えていることを特徴とし、スキ−板の着脱作業を簡略化して、着脱作業性を 向上させ、スキ−板およびスキ−キャリヤの盗難を確実に防止して安全性を高め るとともに、ストックの取付け安定性を高め、かつスノーボードのようなスキ− 板よりも幅広の板材の安定的な取付けを可能にし、さらに、これらストックおよ びスノーボードについても、スキ−板と同様に着脱作業を簡略化して、着脱作業 性を向上させ、盗難を確実に防止して安全性を高める目的を達成した。
【0006】
【作用】
本考案によれば、磁気ベ−ス部の磁気吸着によりスキ−キャリヤがル−フに取 付けられている場合、補助カバ−により取外し用の掛止部を隠蔽することができ 、取外し用の掛止部の隠蔽状態は第1ロック機構のロッにより保持できる。 また、スキ−キャリヤをル−フから除去する作業は、解ロック用のキ−の使用 により第1ロック機構を解ロックして、補助カバ−の開放を許容し、補助カバ− の開放によって取外し用の掛止部を露出したのち、取外し用の掛止部に指を掛止 して上方に引上げ、この引上げ操作を継続してル−フに対する磁気ベ−ス部の吸 着領域を徐々に削減させることによってなされる。 一方、スキ−キャリヤに対するスキ−板の取付けは、挟持部分における上側挟 持部材を開放して、この上側挟持部材の閉じ状態で上側挟持部材と中間挟持部材 の間に形成される第2挟持空間を開放し、中間挟持部材の上面にスキ−板を対応 させたのち、上側挟持部材を閉じ位置まで回動させる簡単なワンタッチ操作によ りスキ−板を挟着することによってなされ、ストックおよびスノーボードの取付 けは、挟持部分における上側挟持部材と中間挟持部材を開放して、中間挟持部材 の閉じ状態で下側挟持部材と中間挟持部材の間に形成される第1挟持空間を開放 し、下側挟持部材の上面にストックおよびスノーボードを対応させたのち、中間 挟持部材を閉じ位置まで回動させる簡単なワンタッチ操作によりストックおよび スノーボードを挟着することによってなされ、これらの挟着状態は第2ロック機 構のロッにより保持できる。 他方、スキ−板、ストックおよびスノーボードの取外しは、解ロック用のキ− を使用して第2ロック機構を解ロックして上側挟持部材と中間挟持部材の開放を 許容し、上側挟持部材と中間挟持部材を開放させることにより行うことができる 。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1は正面図、図2は平面図、図3は左側面図、図4は図2のA−A線に沿う 拡大断面図である。なお、前記従来例と同一もしくは相当部分には、同一符号を 付して説明する。 図1ないし図4において、スキ−キャリヤは、自動車A(図15参照)のル− フR上面に磁気吸着されるとともに、外周縁部の適所に取外し用の掛止部1Aが 形成されている磁気ベ−ス部1を備えており、磁気ベ−ス部1の吸着面1Bおよ び取外し用の掛止部1A以外の部位はカバ−部材7によって覆われ、このカバ− 部材7は磁気ベ−ス部1の上位に一体に結合され、取外し用の掛止部1Aを上側 から覆う補助カバ−8が開閉可能に取付けられているとともに、カバ−部材7の 上位に挟持部分9が一体に結合されている。
【0008】 磁気ベ−ス部1は、薄い磁性板1aと、この磁性板1aの上面に接着により一 体に結合された薄い金属製の上板1bによって構成され、図5および図6に示す ように、4つの角部を円弧状にした略正方形に形成されており、4つのフランジ 付き雌ねじ部材10,10……が、そのフランジ部10Aを磁性板1aと上板1 b間に挟着して固定され、かつ軸部10Bを上板1bに形成した透孔1b1から 上方に突出させた状態で磁気ベ−ス部1の中央部近傍に取付けられており、一側 縁部に磁性板1aを除去して上板1bのみを上方に膨出させた取外し用の掛止部 1Aが形成されている。
【0009】 図4において、カバ−部材7は、樹脂製のもので、磁気ベ−ス部1の磁気吸着 面1A以外の部位に比較的接近して覆うことのできる大きさで下向き皿状に形成 され、その中央部には、挟持部部分9を載置するための載置部7Aが上方に膨出 して形成されており、2つのフランジ付き雌ねじ部材11,11が、そのフラン ジ部11Aを載置部7Aの下面に当接させ、かつ軸部11Bの上端部を載置部7 Aに形成した透孔7aに臨ませた状態で取付けられており、フランジ付き雌ねじ 部材11,11の両側近傍に磁気ベ−ス部1の4つのフランジ付き雌ねじ部材1 0,10……にねじ込まれる4つの雄ねじ部材18,18……(ただし、図4に 2つの雄ねじ部材18,18のみが示されている)を保持し、かつフランジ付き 雌ねじ部材10,10……の軸部10Bの上端部を嵌合できる4つの保持筒7B ,7B……が下向きに形成されている。また、磁気ベ−ス部1における取外し用 の掛止部1Aに対応して補助カバ−8が開閉可能に取付けられている。 前記補助カバ−8は、図2において明らかなように、基端部8A側がピン12 ,12を介してカバ−部材7に上下方向の回動自在に取付けられ、図7で明らか なように、カバー部材7における補助カバー8の自由端部8Bより外側の位置を 貫通して第1キー挿入孔13が形成されているとともに、自由端部8Bの下面に 内側へ水平に突出するフック14が形成されている。また、補助カバ−8の閉じ 状態は、第1ロック機構15のロックにより保持されるようになっている。
【0010】 第1ロック機構15は、図7および図8に示すように、カバ−部材7において 補助カバ−8の閉じ状態時に覆われる位置の上面に矢印X1,X2方向に移動可 能に設けられ、常時は、図示していない弾性部材の付勢により、実線で示すロッ ク位置に保持されるラッチ15Aと、このラッチ15Aの作動端部に形成した下 向の斜面15aに対応する前述のフック14によって構成されている。
【0011】 挟持部部分9は、図1ないし図4に示すように、主として下側挟持部材90と 、中間挟持部材91および上側挟持部材92によって構成され、これら三者の基 端部は水平方向のピン94により回動可能に結合されており、自由端部に設けた 第2ロック機構16のロックにより、三者の閉じ状態が保持されるようになって いる。下側挟持部材90には、その上面中央部に段落部90Aが形成され、中心 部の両側近傍にカバ−部材7の2つのフランジ付き雌ねじ部材11,11にねじ 込まれて下側挟持部材90をカバ−部材7に一体に結合する2つの雄ねじ部材1 9,19が保持される2つの保持筒9A1,9A1を下向きに形成している。ま た、自由端部側に第2キ−挿入孔17が形成され、弾性材によって成型された下 側のパッド20が取付けられている。中間挟持部材91には、幅方向両側に上向 きの1対の深溝91A,91Aが形成され、下面に前記段落部90Aに対応する ゴムなどの弾性材91Bが取付けられている。上側挟持部材92には、幅方向両 側に中間挟持部材91の深溝91A,91Aに対応するアーチ状の隆起部92A ,92Aが形成され、該アーチ状の隆起部92A,92Aの間に平坦部92Bが 形成されている。また、アーチ状の隆起部92A,92Aそれぞれの内面に形成 した1対の掛止部92a,92a間にゴム製のバンド92C,92Cの両端部が 掛止されている。そして、図9に示すように、中間挟持部材91と上側挟持部材 92を閉じた場合、上側挟持部材92の下端部内面が中間挟持部材91の上端部 外面に形成した突部91a,91aに干渉して、大きい摩擦力が得られるように なっている。また、図1および図4のように、下側挟持部材90と、中間挟持部 材91および上側挟持部材92の三者を閉じることで、下側挟持部材90と中間 挟持部材91の間に第1挟持空間90Xが形成され、中間挟持部材91の深溝9 1A,91Aと上側挟持部材92のアーチ状の隆起部92A,92Aの間に1対 の第2挟持空間90Y,90Yが形成される。
【0012】 第2ロック機構16は、図4において明らかなように、下側挟持部材90に回 動自在に取付けられ、常時は、スプリング16Aの付勢により実線で示すロック 位置に保持されるレバ−状のラッチ16Bと、このラッチ16Bの上端作動端部 に形成した円弧面16bに対応して上側挟持部材92に設けられているフック1 6Cによって構成されていおり、ラッチ16Bの力点側に対応して前記第2キ− 挿入孔17を形成してある。
【0013】 一方、磁気ベ−ス部1とカバ−部材7の一体結合は、図4に示すように、磁気 ベ−ス部1の上からカバ−部材7を被せ、この時に磁気ベ−ス部1の4つのフラ ンジ付き雌ねじ部材10,10……(ただし、図4には2つの雌ねじ部材10, 10のみが示されいる)の軸部10Bの上端部を保持筒7B,7B……に嵌合し 、嵌合されたフランジ付き雌ねじ部材10,10……に対して雄ねじ部材18, 18……をねじ込むことによってなされ、これにより、磁気ベ−ス部1は、その 吸着面1Bおよび取外し用の掛止部1A以外の部位がカバ−部材7によって覆わ れることになる。
【0014】 他方、カバ−部材7と挟持部部分9の一体結合は、載置部7Aに挟持部分9の 下側挟持部材90を載せ、中間挟持部材91および上側挟持部材92を開放する とともに、保持筒9A1,9A1……をフランジ付き雌ねじ部材11,11に対 応させて、フランジ付き雌ねじ部材11,11に雄ねじ部材19,19をねじ込 むことによってなされる。 なお、図10は樹脂製のキ−(カ−ドキ−)21を示し、第1ロック機構15 と第2ロック機構16の解ロックに使用する。
【0015】 前記構成において、1対の自動車用スキ−キャリヤは、図15に示す自動車A のル−フRに対して、従来品と同様、車体前後方向に所定の間隔を有して磁気ベ −ス部1の磁気吸着により取付けられる。 ル−フRに取付けられたキャリヤの挟持部分9により、スキ−板およびストッ ク(図示省略)を挟持する場合。 図4に示す挟持部分9における下側挟持部材90に形成された第2キ−挿入孔 17から、図10のキ−21をさし込み、キ−21の先端でレバ−状のラッチ1 6Bの力点側をスプリング16Aの付勢に抗して押圧する。これにより、ラッチ 16Bは時計まわりに回動して、上側挟持部材92に設けられているフック16 Cとの係合を解除した解ロック状態になる。解ロックしたのち、ピン94を回動 中心に、上側挟持部材92を閉じ位置から開き方向に回動させる。上側挟持部材 92の下端部内面が中間挟持部材91の上端部外面に形成した突部91a,91 aに干渉して、大きい摩擦力が得られるようになっているので、図11に示すよ うに、上側挟持部材92と中間挟持部材91が同時に開放される。勿論、図示し ていないスプリングの付勢により、解ロック時において自動的に上側挟持部材9 2と中間挟持部材91を開き方向に回動させるように構成してもよい。ついで、 下側挟持部材90における段落部90Aのパッド20上にストックを載せたのち 、中間挟持部材91を閉じ方向に回動させて図12のように閉じる。
【0016】 つづいて、中間挟持部材91の深溝91A,91Aにスキー板を嵌合し、つい で上側挟持部材92を閉じ方向に回動させる。これにより上側挟持部材92が閉 じ方向の回動終端に到達する寸前、つまり第2ロック機構16によるロック位置 に到達する寸前に、図4のフック16Cがラッチ16Bの上端作動端部に形成し た円弧面16bに干渉して摺動し、スプリング16Aの付勢に抗してラッチ16 Bを少し時計まわりに回動させ、フック16Cと円弧面16bとの摺動完了時に ラッチ16Bはスプリング16Aの付勢によりロック位置に復帰して、ラッチ1 6Bの上端作動端部下面がフック16Cに係合したロック状態になる。その結果 、上側挟持部材92の平坦部92Bで中間挟持部材91の上面を押圧して弾性材 91Bによって前記ストックを下側挟持部材90の段落部90Aに押付けること により、下側挟持部材90と中間挟持部材91の両者でストックを強固に挟着し て、ストックを第1挟持空間90Xに位置させるるとともに、第2挟持空間90 Y,90Yに位置しているスキー板をアーチ状の隆起部92A,92Aとゴム製 のバンド92B,92Bによって中間挟持部材91側に押付けて、上側挟持部材 92と中間挟持部材91により強固に挟着することによってなされ、その挟着状 態は第2ロック機構16のロッにより確実に保持することができる。なお、スノ ーボード(図示省略)を挟持する場合は、パッド20上にスノーボードを載せて 、中間挟持部材91を閉じればよい。
【0017】 挟持部分9により挟持されているスキ−板、ストックおよびスノーボード等を 取外す場合。 キ−22を使用して前述の解ロック操作と同様に解ロックしたのち、上側挟持 部材92を閉じ位置から開き方向に回動させれば簡単に取外すことができる。す なわち、スキ−板、ストックおよびスノーボード等の着脱作業を簡略化して、着 脱作業性を大幅に向上させることができる。しかも、キ−22を使用して第2ロ ック機構16を解ロックさせない限り、挟持部分9からスキ−板、ストックおよ びスノーボード等を取外すことができないので、その盗難を確実に防止して安全 性を高められる。
【0018】 本考案によれば、自動車Aのル−フRに対して、磁気ベ−ス部1の磁気吸着に よりスキ−キャリヤを取付けた場合、補助カバ−8により磁気ベ−ス部1の取外 し用の掛止部1Aが隠蔽され、この隠蔽状態は第1ロック機構15のロッにより 保持できる。つまり、第1ロック機構15を解ロックして補助カバ−8を開放し 、取外し用の掛止部1Aを露出させない限り、スキ−キャリヤをル−フRから除 去することができない。したがって、スキ−キャリヤの盗難を確実に防止して安 全性を高めることができる。
【0019】 一方、スキ−キャリヤの不使用時において、自動車Aのル−フRからスキ−キ ャリヤを除去する作業は、図3に示す第1キ−挿入孔13からキ−21をさし込 み、キ−21の先端で図7および図8に示す第1ロック機構15のラッチ15A を図示されていないスプリングの付勢に抗して押圧する。これにより、ラッチ1 5Aは矢印X1方向に移動し、ラッチ15Aの作動端部と補助カバ−8に形成さ れているフック14との係合を解除した解ロック状態になる。解ロックしたのち 、ピン12,12を回動中心に、補助カバ−8を閉じ位置から開き方向に回動さ せて開放することにより、取外し用の掛止部1Aを露出させることができる。勿 論、図示していないスプリングの付勢により、解ロック時において自動的に補助 カバ−8を開放させるように構成してもよい。取外し用の掛止部1Aが露出した ならば、これにに指を掛止して上方に引上げ、この引上げ操作を継続してル−フ Rに対する磁気ベ−ス部1の吸着領域を徐々に削減させることによって行うこと ができる。
【0020】 他方、開放している補助カバ−8を閉じ方向に回動させる。補助カバ−8が閉 じ方向の回動終端に到達する寸前、つまり第1ロック機構15によるロック位置 に到達する寸前に、図7のフック14がラッチ15Aの作動端部に形成した下向 の斜面15a干渉して摺動し、図示されていないスプリングの付勢に抗してラッ チ15Aを少し図8の矢印X1方向に移動させ、フック14Cと斜面15aとの 摺動完了時にラッチ15Aはスプリングの付勢によりロック位置に復帰して、ラ ッチ15Aがフック14に係合したロック状態を確保することができる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、スキ−キャリヤに対するスキ−板、ストック およびスノーボード等の取付けは、挟持部分を開放し、開放された挟持部分にス キ−板、ストックおよびスノーボード等を対応させたのち、挟持部分を閉じ位置 まで回動させる簡単なワンタッチ操作により行うことができ、これらの取外しは 、解ロック用のキ−により第2ロック機構を解ロックして挟持部分の開放を許容 し、挟持部分を開放させることにより簡単に行うことができるので、着脱作業性 が大幅に向上する。 また、補助カバ−により取外し用の掛止部を隠蔽し、その隠蔽状態は第1ロッ ク機構のロッにより保持できるので、スキ−キャリヤの盗難を確実に防止して安 全性を高めることができるとともに、挟持部分によるスキ−板の挟持状態は第2 ロック機構により保持できるので、スキ−板、ストックおよびスノーボード等の 盗難を確実に防止して安全性を高めることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の左側面図である。
【図4】図2のA−A線に沿う拡大断面図である。
【図5】磁気ベ−ス部の平面図である。
【図6】図5のB−B線に沿う拡大断面図である。
【図7】図3のC−C線に沿う拡大断面図である。
【図8】補助カバ−を除去した図7の平面図である。
【図9】中間挟持部材と上側挟持部材間の摩擦力発生構
造を示す部分断面図である。
【図10】キ−の一例を示す拡大平面図である。
【図11】中間挟持部材と上側挟持部材の開放状態を示
す正面図である。
【図12】上側挟持部材の開放状態を示す正面図であ
る。
【図13】従来例の正面図である。
【図14】図13の右側面図である。
【図15】使用状態の側面図である。
【符号の説明】
1 磁気ベ−ス部 1A 取外し用の掛止部 1B 吸着面 7 カバ−部材 8 補助カバ− 9 挟持部分 15 第1ロック機構 16 第2ロック機構 21 板状のキ−(解ロック用のキ−) 90 下側挟持部材 91 中間挟持部材 92 上側挟持部材 90X 第1挟持空間 90Y 第2挟持空間 A 自動車 R 自動車のル−フ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のル−フ上面に磁気吸着されると
    ともに、外周縁部の適所に取外し用の掛止部が形成され
    ている磁気ベ−ス部を備えたスキ−キャリヤにおいて、
    前記磁気ベ−ス部の吸着面および前記取外し用の掛止部
    以外の部位を覆って該磁気ベ−ス部の上位に一体に結合
    されたカバ−部材と、このカバ−部材の上位に一体に結
    合された挟持部分とを備え、該挟持部分が前記カバ−部
    材に一体に設けられた下側挟持部材と、この下側挟持部
    材の基端部に開閉可能に枢着され閉じ状態で該下側挟持
    部材の間に第1挟持空間を形成する中間挟持部材と、こ
    の中間挟持部材および前記下側挟持部材それぞれの基端
    部に開閉可能に枢着され閉じ状態で前記下側挟持部材と
    の協働で中間挟持部材を挟持するとともに該中間挟持部
    材の間に第2挟持空間を形成する上側挟持部材によって
    構成され、前記カバ−部材に前記取外し用の掛止部を上
    側から覆う補助カバ−が開閉可能に取付けられ、この補
    助カバ−の閉成時にロックされて閉じ状態を保持する第
    1ロック機構が設けられているとともに、前記挟持部分
    の閉成時にロックされて閉じ状態を保持する第2ロック
    機構が設けられ、前記第1および第2ロック機構解ロッ
    ク用のキ−を備えていることを特徴とする自動車用スキ
    −キャリヤ。
JP1993056593U 1993-09-24 1993-09-24 自動車用ルーフスキーキャリヤ Expired - Lifetime JP2600197Y2 (ja)

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