JPH07214532A - 無機質セメント板の製造方法 - Google Patents
無機質セメント板の製造方法Info
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- JPH07214532A JPH07214532A JP990394A JP990394A JPH07214532A JP H07214532 A JPH07214532 A JP H07214532A JP 990394 A JP990394 A JP 990394A JP 990394 A JP990394 A JP 990394A JP H07214532 A JPH07214532 A JP H07214532A
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 グリーンシートを第1層としてその上面に、
第2層を形成して複層板とし、この複層板を成形プレス
機で加圧成形して上記第2層の上面に凹凸模様を形成
し、さらに養生硬化させる無機質セメント板の製造方法
において、成形プレス機の金型に粉体混合材料が付着し
ない。 【構成】 セメントと骨材と繊維成分を主成分とした水
性スラリーを抄造してグリーンシートを形成し、このグ
リーンシートを第1層としてその上面に、セメントと骨
材と繊維成分を主成分とする、含水率が50重量%以下
のペースト状の粉体混合材料を載せて第2層を形成して
複層板とし、この複層板の第2層の上面に、上記粉体混
合材料を凝集する凝集剤を含んだ水溶液を0.1リット
ル/m2 を越えて散布した後、上記複層板を加圧成形し
て第2層の上面に凹凸模様を形成し、養生硬化させる。
第2層を形成して複層板とし、この複層板を成形プレス
機で加圧成形して上記第2層の上面に凹凸模様を形成
し、さらに養生硬化させる無機質セメント板の製造方法
において、成形プレス機の金型に粉体混合材料が付着し
ない。 【構成】 セメントと骨材と繊維成分を主成分とした水
性スラリーを抄造してグリーンシートを形成し、このグ
リーンシートを第1層としてその上面に、セメントと骨
材と繊維成分を主成分とする、含水率が50重量%以下
のペースト状の粉体混合材料を載せて第2層を形成して
複層板とし、この複層板の第2層の上面に、上記粉体混
合材料を凝集する凝集剤を含んだ水溶液を0.1リット
ル/m2 を越えて散布した後、上記複層板を加圧成形し
て第2層の上面に凹凸模様を形成し、養生硬化させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外装材等の建築材料とし
て用いられる無機質セメント板の製造方法に関するもの
である。
て用いられる無機質セメント板の製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、無機質セメント板は、ハチェ
ック抄造法または長網抄造法等の抄造方式か、或いは押
出成形か注型成形かのいずれかの方式で製造されてい
る。このうち、抄造方式による無機質セメント板の製造
方法が生産性に優れているために一般によく行われてい
るが、この抄造方式によって形成されたグリーンシート
を成形プレス機で加圧成形して凹凸模様を付与した後、
養生硬化して得られる無機質セメント板の表面には、深
く鋭い凹凸模様を形成することが困難であるという欠点
があった。その理由は、抄造によって形成された直後の
グリーンシートは含水率が高いために付与された凹凸模
様が型崩れするからである。この欠点を解消するため
に、上記グリーンシートを第1層として、その上面にセ
メントを主成分とする流動性に乏しい、含水率が約50
重量%以下のペースト状の粉体混合材料を載せて第2層
を形成して複層板とし、この複層板を成形プレス機で加
圧成形してこの第2層に所望の凹凸模様を形成し、これ
を養生硬化する方法が採用された。ところが、この複層
板を成形プレス機で加圧成形して第2層に所望の凹凸模
様を形成する際において、成形プレス機の金型への粉体
混合材料の付着が発生する。金型に粉体混合材料が付着
すると、以降に成形された複層板の凹凸模様の表面が粗
雑になるという問題があった。この粉体混合材料の金型
への付着を防止するために、金型に離型油を塗布して成
形を行っていたが、この方法では、成形後の複層板表面
に離型油が付着して、養生硬化させた無機質セメント板
にも残留し、例えば該無機質セメント板に塗料で着色す
る場合に、この塗料のはじき、或いは塗膜の剥離を生じ
易いという問題があった。
ック抄造法または長網抄造法等の抄造方式か、或いは押
出成形か注型成形かのいずれかの方式で製造されてい
る。このうち、抄造方式による無機質セメント板の製造
方法が生産性に優れているために一般によく行われてい
るが、この抄造方式によって形成されたグリーンシート
を成形プレス機で加圧成形して凹凸模様を付与した後、
養生硬化して得られる無機質セメント板の表面には、深
く鋭い凹凸模様を形成することが困難であるという欠点
があった。その理由は、抄造によって形成された直後の
グリーンシートは含水率が高いために付与された凹凸模
様が型崩れするからである。この欠点を解消するため
に、上記グリーンシートを第1層として、その上面にセ
メントを主成分とする流動性に乏しい、含水率が約50
重量%以下のペースト状の粉体混合材料を載せて第2層
を形成して複層板とし、この複層板を成形プレス機で加
圧成形してこの第2層に所望の凹凸模様を形成し、これ
を養生硬化する方法が採用された。ところが、この複層
板を成形プレス機で加圧成形して第2層に所望の凹凸模
様を形成する際において、成形プレス機の金型への粉体
混合材料の付着が発生する。金型に粉体混合材料が付着
すると、以降に成形された複層板の凹凸模様の表面が粗
雑になるという問題があった。この粉体混合材料の金型
への付着を防止するために、金型に離型油を塗布して成
形を行っていたが、この方法では、成形後の複層板表面
に離型油が付着して、養生硬化させた無機質セメント板
にも残留し、例えば該無機質セメント板に塗料で着色す
る場合に、この塗料のはじき、或いは塗膜の剥離を生じ
易いという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の如
く、セメントと骨材と繊維成分を主成分とした水性スラ
リーを抄造してグリーンシートを形成し、このグリーン
シートを第1層としてその上面に、セメントと骨材と繊
維成分を主成分とする、含水率が50重量%以下のペー
スト状の粉体混合材料を載せて第2層を形成して複層板
とし、この複層板を成形プレス機で加圧成形して上記第
2層の上面に凹凸模様を形成し、さらに養生硬化させる
ことを特徴とする無機質セメント板の製造方法を採用す
るに当たって、成形プレス機の金型に粉体混合材料が付
着しない無機質セメント板の製造方法を提供するもので
ある。
く、セメントと骨材と繊維成分を主成分とした水性スラ
リーを抄造してグリーンシートを形成し、このグリーン
シートを第1層としてその上面に、セメントと骨材と繊
維成分を主成分とする、含水率が50重量%以下のペー
スト状の粉体混合材料を載せて第2層を形成して複層板
とし、この複層板を成形プレス機で加圧成形して上記第
2層の上面に凹凸模様を形成し、さらに養生硬化させる
ことを特徴とする無機質セメント板の製造方法を採用す
るに当たって、成形プレス機の金型に粉体混合材料が付
着しない無機質セメント板の製造方法を提供するもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の無機質セメント
板の製造方法は、セメントと骨材と繊維成分を主成分と
した水性スラリーを抄造してグリーンシートを形成し、
このグリーンシートを第1層としてその上面に、セメン
トと骨材と繊維成分を主成分とする、含水率が50重量
%以下のペースト状の粉体混合材料を載せて第2層を形
成して複層板とし、この複層板の第2層の上面に、上記
粉体混合材料を凝集する凝集剤を含んだ水溶液を0.1
リットル/m2 を越えて散布した後、上記複層板を加圧
成形して第2層の上面に凹凸模様を形成し、養生硬化さ
せることを特徴とする。
板の製造方法は、セメントと骨材と繊維成分を主成分と
した水性スラリーを抄造してグリーンシートを形成し、
このグリーンシートを第1層としてその上面に、セメン
トと骨材と繊維成分を主成分とする、含水率が50重量
%以下のペースト状の粉体混合材料を載せて第2層を形
成して複層板とし、この複層板の第2層の上面に、上記
粉体混合材料を凝集する凝集剤を含んだ水溶液を0.1
リットル/m2 を越えて散布した後、上記複層板を加圧
成形して第2層の上面に凹凸模様を形成し、養生硬化さ
せることを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明の無機質セメント板の製造方法による
と、複層板の上面に粉体混合材料を載せて形成した第2
層に、この粉体混合材料を凝集する凝集剤を0.1リッ
トル/m2 を越えて散布すると、骨材及び繊維成分とセ
メントとがこの凝集剤によって凝集されてそれぞれが分
離しにくくなる。したがって、第2層に凝集剤を散布し
た後、成形プレス機で該複層板の第2層に凹凸模様を形
成すると、成形プレス機の金型に粉体混合材料が付着し
なくなる。
と、複層板の上面に粉体混合材料を載せて形成した第2
層に、この粉体混合材料を凝集する凝集剤を0.1リッ
トル/m2 を越えて散布すると、骨材及び繊維成分とセ
メントとがこの凝集剤によって凝集されてそれぞれが分
離しにくくなる。したがって、第2層に凝集剤を散布し
た後、成形プレス機で該複層板の第2層に凹凸模様を形
成すると、成形プレス機の金型に粉体混合材料が付着し
なくなる。
【0006】以下、本発明を詳しく説明する。まず、加
圧成形される複層板について説明すると、複層板は第1
層とこの第1層に載った第2層から構成される。第1層
は、セメントをバインダーとし、骨材、その他補強のた
めに各種繊維成分を主成分として含んだ水性スラリーを
抄造して得られるグリーンシートで構成される。上記セ
メントとしては、ポルトランドセメント、高炉セメント
等、フライアッシュセメント等を用いることができる。
上記骨材としては特に限定はなく、目的とする無機質セ
メント板の用途に応じて一般に用いられる鉱物性骨材が
用いられる。例えば、建築材料の外装板に適用する場合
には、ケイ石粉、パーライト、シラスバルーン、ガラス
バルーン、シリカ、砂利などが用いられる。上記繊維成
分としては、セルロース系のパルプ繊維、石綿等の鉱物
性繊維、ポリプロピレン、ビニロン等有機質の樹脂系繊
維、ガラス繊維、炭素繊維、金属繊維等が用いられる。
上記第1層は第2層と比べると、含水率がきわめて高
く、仮に凹凸模様を加圧成形で付与しても、解圧すると
経時とともに型崩れする性質を有するものである。
圧成形される複層板について説明すると、複層板は第1
層とこの第1層に載った第2層から構成される。第1層
は、セメントをバインダーとし、骨材、その他補強のた
めに各種繊維成分を主成分として含んだ水性スラリーを
抄造して得られるグリーンシートで構成される。上記セ
メントとしては、ポルトランドセメント、高炉セメント
等、フライアッシュセメント等を用いることができる。
上記骨材としては特に限定はなく、目的とする無機質セ
メント板の用途に応じて一般に用いられる鉱物性骨材が
用いられる。例えば、建築材料の外装板に適用する場合
には、ケイ石粉、パーライト、シラスバルーン、ガラス
バルーン、シリカ、砂利などが用いられる。上記繊維成
分としては、セルロース系のパルプ繊維、石綿等の鉱物
性繊維、ポリプロピレン、ビニロン等有機質の樹脂系繊
維、ガラス繊維、炭素繊維、金属繊維等が用いられる。
上記第1層は第2層と比べると、含水率がきわめて高
く、仮に凹凸模様を加圧成形で付与しても、解圧すると
経時とともに型崩れする性質を有するものである。
【0007】上記第2層について説明すると、材料面か
ら言及すると基本的には差異はなく、セメント、骨材、
繊維成分を主成分とし、含水率が50重量%以下であっ
て、凹凸模様を付与すると、解圧しても凹凸模様の崩れ
はなく、けいじょうの自己保持性に優れた性質をもっ
た、混練されたペースト状の粉体混合材料が用いられ
る。この混練された粉体混合材料を第1層のグリーンシ
ート上にノズルから供給して第2層を形成し、その結
果、複層板が形成される。
ら言及すると基本的には差異はなく、セメント、骨材、
繊維成分を主成分とし、含水率が50重量%以下であっ
て、凹凸模様を付与すると、解圧しても凹凸模様の崩れ
はなく、けいじょうの自己保持性に優れた性質をもっ
た、混練されたペースト状の粉体混合材料が用いられ
る。この混練された粉体混合材料を第1層のグリーンシ
ート上にノズルから供給して第2層を形成し、その結
果、複層板が形成される。
【0008】この複層板の第2層の上面に、上記粉体混
合材料を凝集する凝集剤を含んだ水溶液を0.1リット
ル/m2 を越えた量で散布する。この凝集剤としては、
上記粉体混合材料を凝集するものであれば特に限定はし
ないが、例えば、アニオン系ポリアクリルアミド等の高
分子凝集剤を用いるとよい。上記水溶液の散布量が0.
1リットル/m2 以下であると、成形プレス機の金型へ
の上記粉体混合材料の付着が十分に防止できない。上記
水溶液の散布量が0.1リットル/m2 を越えた量であ
ると金型への上記粉体混合材料の付着が防止できるもの
であるが、散布量が多すぎると、複層板から水溶液が流
れ出て、同時に上記粉体混合材料に含まれるセメントの
一部も流れ出てしまう。さらに次の工程で加圧成形して
付与される凹凸模様が型崩れを起こすので、散布量は1
0リットル/m2 未満にすることが好ましい。さらに、
複層板の第2層上面に加圧成形によって深く鋭い凹凸模
様を形成することを考慮すると、上記水溶液の散布量
は、0.3リットル/m2 以上3リットル/m2 以下で
あることがより好ましい。また、上記水溶液中に含まれ
る凝集剤の濃度は、0.01重量%以上0.2重量%未
満であることが好ましく、より好ましくは0.05重量
%以上0.15重量%いかであることが好ましい。水溶
液中の凝集剤濃度が0.2重量%以上であると、上記粉
体混合材料の凝集が極在化して、養生硬化後の無機質セ
メント板に外観ムラが発生する。
合材料を凝集する凝集剤を含んだ水溶液を0.1リット
ル/m2 を越えた量で散布する。この凝集剤としては、
上記粉体混合材料を凝集するものであれば特に限定はし
ないが、例えば、アニオン系ポリアクリルアミド等の高
分子凝集剤を用いるとよい。上記水溶液の散布量が0.
1リットル/m2 以下であると、成形プレス機の金型へ
の上記粉体混合材料の付着が十分に防止できない。上記
水溶液の散布量が0.1リットル/m2 を越えた量であ
ると金型への上記粉体混合材料の付着が防止できるもの
であるが、散布量が多すぎると、複層板から水溶液が流
れ出て、同時に上記粉体混合材料に含まれるセメントの
一部も流れ出てしまう。さらに次の工程で加圧成形して
付与される凹凸模様が型崩れを起こすので、散布量は1
0リットル/m2 未満にすることが好ましい。さらに、
複層板の第2層上面に加圧成形によって深く鋭い凹凸模
様を形成することを考慮すると、上記水溶液の散布量
は、0.3リットル/m2 以上3リットル/m2 以下で
あることがより好ましい。また、上記水溶液中に含まれ
る凝集剤の濃度は、0.01重量%以上0.2重量%未
満であることが好ましく、より好ましくは0.05重量
%以上0.15重量%いかであることが好ましい。水溶
液中の凝集剤濃度が0.2重量%以上であると、上記粉
体混合材料の凝集が極在化して、養生硬化後の無機質セ
メント板に外観ムラが発生する。
【0009】上述の如く凝集剤を含んだ水溶液を第2層
上面に散布した複層板を成形プレス機で加圧成形して第
2層に凹凸模様を形成する。これをさらに養生硬化させ
て水硬反応を水硬反応させる。上記の養生方法は、湿熱
状態で行う蒸気養生のみで行うものであっても、この蒸
気養生した後さらにオートクレーブ中で加熱して行うオ
ートクレーブ養生であってもよい。上記蒸気養生は、5
0℃以上の飽和水蒸気で満たされた養生室に放置してな
される。上記養生工程を経て、無機質セメント板が得ら
れる。ここで、本発明の無機質セメント板の製造方法
は、水溶液を粉体混合材料からなる第2層に散布してい
るので、複層板の第1層と第2層との含水率の差が縮小
されており、したがって、養生工程における第1層と第
2層との水硬反応の反応速度の差に起因する、無機質セ
メント板の反りを改善する効果も有している。
上面に散布した複層板を成形プレス機で加圧成形して第
2層に凹凸模様を形成する。これをさらに養生硬化させ
て水硬反応を水硬反応させる。上記の養生方法は、湿熱
状態で行う蒸気養生のみで行うものであっても、この蒸
気養生した後さらにオートクレーブ中で加熱して行うオ
ートクレーブ養生であってもよい。上記蒸気養生は、5
0℃以上の飽和水蒸気で満たされた養生室に放置してな
される。上記養生工程を経て、無機質セメント板が得ら
れる。ここで、本発明の無機質セメント板の製造方法
は、水溶液を粉体混合材料からなる第2層に散布してい
るので、複層板の第1層と第2層との含水率の差が縮小
されており、したがって、養生工程における第1層と第
2層との水硬反応の反応速度の差に起因する、無機質セ
メント板の反りを改善する効果も有している。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例として説明する。
【0011】実施例及び比較例に用いるグリーンシー
トの作製 ポルトランドセメント30重量%、フライアッシュセメ
ント30重量%、高炉水砕スラグ30重量%、ロックウ
ール5重量%、及びパルプ5重量%を水に分散させて水
性スラリーを調製し、この水性スラリーを長網抄造法に
て抄造してグリーンシートを作製した。このグリーンシ
ートを実施例及び比較例に用いた。
トの作製 ポルトランドセメント30重量%、フライアッシュセメ
ント30重量%、高炉水砕スラグ30重量%、ロックウ
ール5重量%、及びパルプ5重量%を水に分散させて水
性スラリーを調製し、この水性スラリーを長網抄造法に
て抄造してグリーンシートを作製した。このグリーンシ
ートを実施例及び比較例に用いた。
【0012】実施例1及び比較例1に用いる粉体混合
材料の調製 ポルトランドセメント30重量%、着色砂68重量%、
及びパルプ2重量%を水と混合し、含水率が約40重量
%のペースト状の粉体混合材料を調製した。
材料の調製 ポルトランドセメント30重量%、着色砂68重量%、
及びパルプ2重量%を水と混合し、含水率が約40重量
%のペースト状の粉体混合材料を調製した。
【0013】実施例1乃至実施例5、及び比較例3 上述の如くして得たグリーンシートを第1層として、こ
のグリーンシートの上面に上記粉体混合材料をノズルか
ら供給して第2層を形成し、複層板を得た。この複層板
の第2層上面に、アニオン系ポリアクリルアミドを所定
濃度に調製して溶解した水溶液を均一に所定量散布した
後、この複層板を成形プレス機にて加圧成形して上記第
2層に凹凸模様を形成し、これを80℃の湿熱状態に保
たれた養生室で100時間放置して蒸気養生を施し無機
質セメント板を得た。各実施例及び比較例3における上
記水溶液の散布量、及び濃度を(表1)に示した。
のグリーンシートの上面に上記粉体混合材料をノズルか
ら供給して第2層を形成し、複層板を得た。この複層板
の第2層上面に、アニオン系ポリアクリルアミドを所定
濃度に調製して溶解した水溶液を均一に所定量散布した
後、この複層板を成形プレス機にて加圧成形して上記第
2層に凹凸模様を形成し、これを80℃の湿熱状態に保
たれた養生室で100時間放置して蒸気養生を施し無機
質セメント板を得た。各実施例及び比較例3における上
記水溶液の散布量、及び濃度を(表1)に示した。
【0014】比較例1 上述の如くして得たグリーンシートを第1層として、こ
のグリーンシートの上面に上記粉体混合材料をノズルか
ら供給して第2層を形成し、複層板を得た。この複層板
の第2層上面に、水を均一に1リットル/m2 散布した
後、この複層板を成形プレス機にて加圧成形して上記第
2層に凹凸模様を形成し、これを80℃の湿熱状態に保
たれた養生室で100時間放置して蒸気養生を施し無機
質セメント板を得た。
のグリーンシートの上面に上記粉体混合材料をノズルか
ら供給して第2層を形成し、複層板を得た。この複層板
の第2層上面に、水を均一に1リットル/m2 散布した
後、この複層板を成形プレス機にて加圧成形して上記第
2層に凹凸模様を形成し、これを80℃の湿熱状態に保
たれた養生室で100時間放置して蒸気養生を施し無機
質セメント板を得た。
【0015】比較例2 上述の如くして得たグリーンシートを第1層として、こ
のグリーンシートの上面に上記粉体混合材料をノズルか
ら供給して第2層を形成し、複層板を得た。この複層板
を成形プレス機にて加圧成形して上記第2層に凹凸模様
を形成し、これを80℃の湿熱状態に保たれた養生室で
100時間放置して蒸気養生を施し無機質セメント板を
得た。
のグリーンシートの上面に上記粉体混合材料をノズルか
ら供給して第2層を形成し、複層板を得た。この複層板
を成形プレス機にて加圧成形して上記第2層に凹凸模様
を形成し、これを80℃の湿熱状態に保たれた養生室で
100時間放置して蒸気養生を施し無機質セメント板を
得た。
【0016】金型への粉体混合材料の付着有無の評価 上述の如くして得た実施例及び比較例の無機質セメント
板の凹凸模様の形成工程で用いた成形プレス機の金型に
ついて、それぞれ寸法300mm×300mmあたり
の、該金型への粉体混合材料の付着箇所をカウントし
た。この結果を(表1)に示した。
板の凹凸模様の形成工程で用いた成形プレス機の金型に
ついて、それぞれ寸法300mm×300mmあたり
の、該金型への粉体混合材料の付着箇所をカウントし
た。この結果を(表1)に示した。
【0017】
【表1】
【0018】表1を見てわかるように、アニオン系ポリ
アクリルアミドを溶解した水溶液を0.1リットル/m
2 を越えて散布した実施例においては、金型への粉体混
合材料の付着が認められなかった。しかし、上記水溶液
を散布した場合でも、0.1リットル/m2 しか散布し
なかった比較例3では、金型への粉体混合材料の付着が
2箇所認められた。したがって、実施例においては、金
型への粉体混合材料の付着が防止されているといえる。
アクリルアミドを溶解した水溶液を0.1リットル/m
2 を越えて散布した実施例においては、金型への粉体混
合材料の付着が認められなかった。しかし、上記水溶液
を散布した場合でも、0.1リットル/m2 しか散布し
なかった比較例3では、金型への粉体混合材料の付着が
2箇所認められた。したがって、実施例においては、金
型への粉体混合材料の付着が防止されているといえる。
【0019】但し、水溶液を10リットル/m2 散布し
た実施例4では、得られた無機質セメント板の凹凸模様
が型崩れを起こしており、水溶液中のアニオン系ポリア
クリルアミドの濃度が0.2重量%であった実施例5で
は、得られた無機質セメント板の外観に粉体混合材料の
極在化に起因したムラが生じていた。
た実施例4では、得られた無機質セメント板の凹凸模様
が型崩れを起こしており、水溶液中のアニオン系ポリア
クリルアミドの濃度が0.2重量%であった実施例5で
は、得られた無機質セメント板の外観に粉体混合材料の
極在化に起因したムラが生じていた。
【0020】
【発明の効果】本発明の無機質セメント板の製造方法に
よると、セメントと骨材と繊維成分を主成分とした水性
スラリーを抄造してグリーンシートを形成し、このグリ
ーンシートを第1層としてその上面に、セメントと骨材
と繊維成分を主成分とする、含水率が50重量%以下の
ペースト状の粉体混合材料を載せて第2層を形成して複
層板とし、この複層板を成形プレス機で加圧成形して上
記第2層の上面に凹凸模様を形成し、さらに養生硬化さ
せることを特徴とする無機質セメント板の製造方法を採
用するに当たって、上記複層板を加圧成形する前に、上
記粉体混合材料を凝集する凝集剤を含んだ水溶液を0.
1リットル/m2 を越えて散布するので、成形プレス機
の金型に粉体混合材料が付着しない
よると、セメントと骨材と繊維成分を主成分とした水性
スラリーを抄造してグリーンシートを形成し、このグリ
ーンシートを第1層としてその上面に、セメントと骨材
と繊維成分を主成分とする、含水率が50重量%以下の
ペースト状の粉体混合材料を載せて第2層を形成して複
層板とし、この複層板を成形プレス機で加圧成形して上
記第2層の上面に凹凸模様を形成し、さらに養生硬化さ
せることを特徴とする無機質セメント板の製造方法を採
用するに当たって、上記複層板を加圧成形する前に、上
記粉体混合材料を凝集する凝集剤を含んだ水溶液を0.
1リットル/m2 を越えて散布するので、成形プレス機
の金型に粉体混合材料が付着しない
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04C 2/04 D 7806−2E
Claims (3)
- 【請求項1】 セメントと骨材と繊維成分を主成分とし
た水性スラリーを抄造してグリーンシートを形成し、こ
のグリーンシートを第1層としてその上面に、セメント
と骨材と繊維成分を主成分とする、含水率が50重量%
以下のペースト状の粉体混合材料を載せて第2層を形成
して複層板とし、この複層板の第2層の上面に、上記粉
体混合材料を凝集する凝集剤を含んだ水溶液を0.1リ
ットル/m2 を越えて散布した後、上記複層板を加圧成
形して第2層の上面に凹凸模様を形成し、養生硬化させ
ることを特徴とする無機質セメント板の製造方法。 - 【請求項2】 上記第2層の上面に散布する水溶液に含
有される凝集剤の濃度が0.01重量%以上0.2重量
%未満であることを特徴とする請求項1又は請求項2記
載の無機質セメント板の製造方法。 - 【請求項3】 上記第2層の上面に散布する水溶液の量
が、10リットル/m2 未満であることを特徴とする請
求項3記載の無機質セメント板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP990394A JPH07214532A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 無機質セメント板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP990394A JPH07214532A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 無機質セメント板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07214532A true JPH07214532A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11733082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP990394A Withdrawn JPH07214532A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 無機質セメント板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07214532A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10311120A (ja) * | 1997-05-12 | 1998-11-24 | Juken Sangyo Co Ltd | 成形建材及びその製造方法 |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP990394A patent/JPH07214532A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10311120A (ja) * | 1997-05-12 | 1998-11-24 | Juken Sangyo Co Ltd | 成形建材及びその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010403 |