JPH0721507A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
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- JPH0721507A JPH0721507A JP18335493A JP18335493A JPH0721507A JP H0721507 A JPH0721507 A JP H0721507A JP 18335493 A JP18335493 A JP 18335493A JP 18335493 A JP18335493 A JP 18335493A JP H0721507 A JPH0721507 A JP H0721507A
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- magnetic
- core
- magnetic core
- adhesive
- holder
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気コアとコアホルダーの接着の際の接着剤
の媒体摺動面へのにじみを解消して磁気ヘッドの信頼性
を向上し、磁気コアとコアホルダーの接着強度を向上し
て磁気ヘッドの電磁変換特性を安定化する。 【構成】 閉磁路を構成する磁気コアが、磁気コア挿入
溝13,14に嵌合配設され、且つ接着固定されること
によってコアホルダー11に保持されてなる磁気ヘッド
において、上記コアホルダー11の磁気コア挿入溝1
3,14の一部に該磁気コア挿入溝13,14よりも深
い溝深さとされる接着剤流れ止め用溝15,16を設け
る。
の媒体摺動面へのにじみを解消して磁気ヘッドの信頼性
を向上し、磁気コアとコアホルダーの接着強度を向上し
て磁気ヘッドの電磁変換特性を安定化する。 【構成】 閉磁路を構成する磁気コアが、磁気コア挿入
溝13,14に嵌合配設され、且つ接着固定されること
によってコアホルダー11に保持されてなる磁気ヘッド
において、上記コアホルダー11の磁気コア挿入溝1
3,14の一部に該磁気コア挿入溝13,14よりも深
い溝深さとされる接着剤流れ止め用溝15,16を設け
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばオーディオ用の
磁気ヘッドとして用いられる磁気ヘッドに関する。
磁気ヘッドとして用いられる磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、オーディオ用の磁気ヘッドとし
て、図10に示すようなパーマロイ等からなるシールド
ケース101に閉磁路を構成してなる磁気コア102,
103が収納されたものが提案されている。
て、図10に示すようなパーマロイ等からなるシールド
ケース101に閉磁路を構成してなる磁気コア102,
103が収納されたものが提案されている。
【0003】かかる構成の磁気ヘッドは、例えばセンダ
スト等の磁性材料よりなる一対の磁気コア半体をギャッ
プ膜を介して突合わせることにより、その突合わせ面間
に磁気ギャップを形成してなる磁気コア102,103
と、これら磁気コア102,103に組み込まれ磁気回
路を構成するコイルボビン104,105、上記磁気コ
ア102,103を挾持する一対の亜鉛ダイキャストか
らなる一対のコアホルダー106,107と、これらコ
アホルダー106,107によって挾持した磁気コア1
02,103を内部に収納し、該磁気コア102,10
3の磁気ギャップを外部に臨ませる開口を有したパーマ
ロイよりなるシールドケース101とからなる。
スト等の磁性材料よりなる一対の磁気コア半体をギャッ
プ膜を介して突合わせることにより、その突合わせ面間
に磁気ギャップを形成してなる磁気コア102,103
と、これら磁気コア102,103に組み込まれ磁気回
路を構成するコイルボビン104,105、上記磁気コ
ア102,103を挾持する一対の亜鉛ダイキャストか
らなる一対のコアホルダー106,107と、これらコ
アホルダー106,107によって挾持した磁気コア1
02,103を内部に収納し、該磁気コア102,10
3の磁気ギャップを外部に臨ませる開口を有したパーマ
ロイよりなるシールドケース101とからなる。
【0004】この時、上記シールドケース101は、一
方が開口された有底の筐体状をなすものであり、磁気コ
ア102,103は、磁気記録媒体摺動面に形成された
磁気ギャップgを、上記シールドケース101の底面に
形成されたコア嵌合孔109,110より外方に露出さ
せるようにして収納されている。また、これら部品同士
を固定し湿度の影響を無くすために、シールドケース1
01の開口からその内部にエポキシ系樹脂が充填せしめ
られている。
方が開口された有底の筐体状をなすものであり、磁気コ
ア102,103は、磁気記録媒体摺動面に形成された
磁気ギャップgを、上記シールドケース101の底面に
形成されたコア嵌合孔109,110より外方に露出さ
せるようにして収納されている。また、これら部品同士
を固定し湿度の影響を無くすために、シールドケース1
01の開口からその内部にエポキシ系樹脂が充填せしめ
られている。
【0005】なお、前述のように、磁気コア102,1
03は、コアホルダー106,107によって挟持され
ており、該磁気コア102,103は、それぞれのコア
ホルダー106,107に設けられる図示しない磁気コ
ア挿入溝に嵌合配設され、且つ接着固定されている。そ
こで、これらを組み立てる際には、各コアホルダー10
6,107に磁気コア102,103のそれぞれの一方
の磁気コア半体を組み込み、これら磁気コア半体同士を
突き合わせて、磁気コア102,103を形成するとと
ともに、これらをコアホルダー106,107によって
挟持させるものとする。従って、例えば図11に示すよ
うに、コアホルダー106に磁気コア102の一方の磁
気コア半体111を組み込む場合においては、コアホル
ダー106の磁気コア挿入溝108に磁気コア半体11
1を挿入し、磁気コア挿入溝108の底部に注入筒11
4により仮接着用の第1の接着剤112を注入して仮接
着を行い、次いで上記磁気コア挿入溝108側面と磁気
コア半体111の隙間に注入筒115により本接着用の
第2の接着剤113を流し込んで本接着を行う。
03は、コアホルダー106,107によって挟持され
ており、該磁気コア102,103は、それぞれのコア
ホルダー106,107に設けられる図示しない磁気コ
ア挿入溝に嵌合配設され、且つ接着固定されている。そ
こで、これらを組み立てる際には、各コアホルダー10
6,107に磁気コア102,103のそれぞれの一方
の磁気コア半体を組み込み、これら磁気コア半体同士を
突き合わせて、磁気コア102,103を形成するとと
ともに、これらをコアホルダー106,107によって
挟持させるものとする。従って、例えば図11に示すよ
うに、コアホルダー106に磁気コア102の一方の磁
気コア半体111を組み込む場合においては、コアホル
ダー106の磁気コア挿入溝108に磁気コア半体11
1を挿入し、磁気コア挿入溝108の底部に注入筒11
4により仮接着用の第1の接着剤112を注入して仮接
着を行い、次いで上記磁気コア挿入溝108側面と磁気
コア半体111の隙間に注入筒115により本接着用の
第2の接着剤113を流し込んで本接着を行う。
【0006】なお、上記第1の接着剤112としては、
10秒程度の短時間の接着を可能とする低粘度の接着剤
(いわゆる瞬間接着剤)が用いられており、一方の第2
の接着剤113としてはエポキシ系樹脂等よりなる接着
剤が用いられ、第2の接着剤113を流し込んだ後に加
温硬化させている。
10秒程度の短時間の接着を可能とする低粘度の接着剤
(いわゆる瞬間接着剤)が用いられており、一方の第2
の接着剤113としてはエポキシ系樹脂等よりなる接着
剤が用いられ、第2の接着剤113を流し込んだ後に加
温硬化させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にして磁気コア102,103とコアホルダー106,
107を組み立てると、以下のような不都合が生じる。
にして磁気コア102,103とコアホルダー106,
107を組み立てると、以下のような不都合が生じる。
【0008】すなわち、図12に示すように、例えば磁
気コア102の磁気コア半体111とコアホルダー10
6の仮接着を行うためにコアホルダー106の磁気コア
挿入溝108の底部に注入される第1の接着剤112
は、その粘度が低いために注入の際に磁気コア半体11
1とコアホルダー106間の隙間から磁気コア半体11
1の媒体摺動面111a側へと流れ出てしまう。このよ
うな磁気コア半体111によって形成される磁気コア1
02或いは磁気コア103を、シールドケース101に
収納して磁気ヘッドを形成すると、図13に示すよう
に、シールドケース101のコア嵌合孔109,110
より外方に臨んでいる磁気ギャップg付近の媒体摺動面
102a,103aに第1の接着剤112がにじみ出て
しまい、形成される磁気ヘッドの信頼性が著しく低下す
るといった不都合が生じる。
気コア102の磁気コア半体111とコアホルダー10
6の仮接着を行うためにコアホルダー106の磁気コア
挿入溝108の底部に注入される第1の接着剤112
は、その粘度が低いために注入の際に磁気コア半体11
1とコアホルダー106間の隙間から磁気コア半体11
1の媒体摺動面111a側へと流れ出てしまう。このよ
うな磁気コア半体111によって形成される磁気コア1
02或いは磁気コア103を、シールドケース101に
収納して磁気ヘッドを形成すると、図13に示すよう
に、シールドケース101のコア嵌合孔109,110
より外方に臨んでいる磁気ギャップg付近の媒体摺動面
102a,103aに第1の接着剤112がにじみ出て
しまい、形成される磁気ヘッドの信頼性が著しく低下す
るといった不都合が生じる。
【0009】また、磁気コア102,103のそれぞれ
の磁気コア半体とコアホルダー106,107を仮接着
した後に、本接着のために磁気コア挿入溝側面と磁気コ
ア半体の隙間に第2の接着剤を流し込むが、これらの隙
間があまり狭いと、第2の接着剤が十分に流れ込まず、
磁気コア半体とコアホルダー106,107の接着強度
が低下してしまうといった不都合が生じる。さらには、
このように両者の接着強度が低下すると、後工程の磁気
コア半体同士の接合のために磁気コア半体の突き合わせ
面を研磨する際に平坦度を確保することが困難となり、
その結果、形成される磁気ヘッドの電磁変換特性が不安
定となる。
の磁気コア半体とコアホルダー106,107を仮接着
した後に、本接着のために磁気コア挿入溝側面と磁気コ
ア半体の隙間に第2の接着剤を流し込むが、これらの隙
間があまり狭いと、第2の接着剤が十分に流れ込まず、
磁気コア半体とコアホルダー106,107の接着強度
が低下してしまうといった不都合が生じる。さらには、
このように両者の接着強度が低下すると、後工程の磁気
コア半体同士の接合のために磁気コア半体の突き合わせ
面を研磨する際に平坦度を確保することが困難となり、
その結果、形成される磁気ヘッドの電磁変換特性が不安
定となる。
【0010】そこで本発明は従来の実情に鑑みて提案さ
れたものであり、磁気コアとコアホルダーの接着の際の
接着剤の媒体摺動面へのにじみが解消されて信頼性が向
上され、磁気コアとコアホルダーの接着強度が向上され
て電磁変換特性が安定化された磁気ヘッドを提供するこ
とを目的とする。
れたものであり、磁気コアとコアホルダーの接着の際の
接着剤の媒体摺動面へのにじみが解消されて信頼性が向
上され、磁気コアとコアホルダーの接着強度が向上され
て電磁変換特性が安定化された磁気ヘッドを提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明は、少なくとも閉磁路を構成する磁気コアと
磁気コア挿入溝の設けられたコアホルダーよりなり、上
記磁気コアが上記磁気コア挿入溝に嵌合配設され、且つ
接着固定されてコアホルダーにより保持されてなる磁気
ヘッドにおいて、上記コアホルダーの磁気コア挿入溝の
一部に該磁気コア挿入溝よりも深い溝深さとされる接着
剤流れ止め用溝が設けられていることを特徴とするもの
である。
めに本発明は、少なくとも閉磁路を構成する磁気コアと
磁気コア挿入溝の設けられたコアホルダーよりなり、上
記磁気コアが上記磁気コア挿入溝に嵌合配設され、且つ
接着固定されてコアホルダーにより保持されてなる磁気
ヘッドにおいて、上記コアホルダーの磁気コア挿入溝の
一部に該磁気コア挿入溝よりも深い溝深さとされる接着
剤流れ止め用溝が設けられていることを特徴とするもの
である。
【0012】
【作用】本発明においては、コアホルダーの磁気コア挿
入溝の一部に該磁気コア挿入溝よりも深い溝深さとされ
る接着剤流れ止め用溝が設けられていることから、磁気
コアとコアホルダーの仮接着のために磁気コア挿入溝の
底部に注入される第1の接着剤は磁気コア挿入溝底部と
接着剤流れ止め用溝に流れ込み、磁気コアの媒体摺動面
側に流れ出すことがなく、形成される磁気ヘッドの媒体
摺動面ににじみ出ることがない。また、上記接着剤流れ
止め用溝が設けられることにより、磁気コアとコアホル
ダーの本接着のために磁気コア挿入溝と磁気コアの隙間
に流し込まれる第2の接着剤がより多く供給されるた
め、その分接着強度が高まり、機械的強度が向上する。
入溝の一部に該磁気コア挿入溝よりも深い溝深さとされ
る接着剤流れ止め用溝が設けられていることから、磁気
コアとコアホルダーの仮接着のために磁気コア挿入溝の
底部に注入される第1の接着剤は磁気コア挿入溝底部と
接着剤流れ止め用溝に流れ込み、磁気コアの媒体摺動面
側に流れ出すことがなく、形成される磁気ヘッドの媒体
摺動面ににじみ出ることがない。また、上記接着剤流れ
止め用溝が設けられることにより、磁気コアとコアホル
ダーの本接着のために磁気コア挿入溝と磁気コアの隙間
に流し込まれる第2の接着剤がより多く供給されるた
め、その分接着強度が高まり、機械的強度が向上する。
【0013】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。本実施例で
は、本発明をより明確なものとなすために、本発明に係
る磁気ヘッドを製造する工程を順に追って説明する。
いて図面を参照しながら詳細に説明する。本実施例で
は、本発明をより明確なものとなすために、本発明に係
る磁気ヘッドを製造する工程を順に追って説明する。
【0014】先ず、図1に示すように、巻線1,2が所
定数巻回されたコイルボビン3,4に、平面略コ字状と
なされたセンダスト等の磁性材料よりなる一対の磁気コ
ア半体5,6及び7,8を組込んで閉磁路を構成する磁
気コア9,10を作成するとともに、これら磁気コア
9,10を非磁性材料である亜鉛ダイキャストよりなる
コアホルダー11,12によって挟持させる。
定数巻回されたコイルボビン3,4に、平面略コ字状と
なされたセンダスト等の磁性材料よりなる一対の磁気コ
ア半体5,6及び7,8を組込んで閉磁路を構成する磁
気コア9,10を作成するとともに、これら磁気コア
9,10を非磁性材料である亜鉛ダイキャストよりなる
コアホルダー11,12によって挟持させる。
【0015】そのために、図2に示すように、磁気コア
9,10のそれぞれの一方の磁気コア半体5,7をコア
ホルダー11に、他方の磁気コア半体6,8をコアホル
ダー12に組み込む(図中には磁気コア半体5,7をコ
アホルダー11に組み込む場合を示す。)が、前述のよ
うに、コアホルダー11の磁気コア挿入溝13,14に
磁気コア半体5,6を挿入し、この磁気コア挿入溝1
3,14の底部に接着剤を注入して仮接着を行い、次い
で上記磁気コア挿入溝13,14側面と磁気コア半体
5,6の隙間に本接着用の第2の接着剤を流し込んで本
接着を行う。
9,10のそれぞれの一方の磁気コア半体5,7をコア
ホルダー11に、他方の磁気コア半体6,8をコアホル
ダー12に組み込む(図中には磁気コア半体5,7をコ
アホルダー11に組み込む場合を示す。)が、前述のよ
うに、コアホルダー11の磁気コア挿入溝13,14に
磁気コア半体5,6を挿入し、この磁気コア挿入溝1
3,14の底部に接着剤を注入して仮接着を行い、次い
で上記磁気コア挿入溝13,14側面と磁気コア半体
5,6の隙間に本接着用の第2の接着剤を流し込んで本
接着を行う。
【0016】この時、本実施例の磁気ヘッドにおいて
は、コアホルダー11,12には、図3A,Bに示すよ
うに(図中にはコアホルダー11のみ示す。)、磁気コ
ア半体5,7に嵌合する所定の幅及び深さを有する磁気
コア挿入溝13,14が所定の間隔を有して設けられる
とともに、上記磁気コア挿入溝13,14の両側には、
これらにつながるようにして該磁気コア挿入溝13,1
4よりも深い溝深さとされる接着剤流れ止め用溝15,
16が設けられている。なお、上記接着剤流れ止め用溝
15,16は、磁気コア挿入溝13,14の略中央部の
側部に設けられており、磁気コア半体の媒体摺動面,或
いはコイルボビン装着部に対応する箇所には設けられな
いようになされている。
は、コアホルダー11,12には、図3A,Bに示すよ
うに(図中にはコアホルダー11のみ示す。)、磁気コ
ア半体5,7に嵌合する所定の幅及び深さを有する磁気
コア挿入溝13,14が所定の間隔を有して設けられる
とともに、上記磁気コア挿入溝13,14の両側には、
これらにつながるようにして該磁気コア挿入溝13,1
4よりも深い溝深さとされる接着剤流れ止め用溝15,
16が設けられている。なお、上記接着剤流れ止め用溝
15,16は、磁気コア挿入溝13,14の略中央部の
側部に設けられており、磁気コア半体の媒体摺動面,或
いはコイルボビン装着部に対応する箇所には設けられな
いようになされている。
【0017】従って、図4に示すように、磁気コア半体
5をコアホルダー11に組み込む場合において、磁気コ
ア半体5を磁気コア挿入溝13に挿入し、仮接着のため
に該磁気コア挿入溝13の底部に第1の接着剤17を注
入しても、図5に示すように、第1の接着剤17が磁気
コア半体5の媒体摺動面5a側に流れ出すことはなく、
接着剤流れ止め用溝15内に流れ込むこととなり、第1
の接着剤17は形成される磁気ヘッドの媒体摺動面5a
にしみ出ることはない。
5をコアホルダー11に組み込む場合において、磁気コ
ア半体5を磁気コア挿入溝13に挿入し、仮接着のため
に該磁気コア挿入溝13の底部に第1の接着剤17を注
入しても、図5に示すように、第1の接着剤17が磁気
コア半体5の媒体摺動面5a側に流れ出すことはなく、
接着剤流れ止め用溝15内に流れ込むこととなり、第1
の接着剤17は形成される磁気ヘッドの媒体摺動面5a
にしみ出ることはない。
【0018】また、図4に示すように本接着のために磁
気コア半体5と磁気コア挿入溝13の隙間に第2の接着
剤18を流し込む場合においても、図5に示すように該
第2の接着剤18は上記接着剤流れ止め用溝15内にも
流れ込み、供給される接着剤の量が多くなり、このこと
から両者の接着強度が向上される。
気コア半体5と磁気コア挿入溝13の隙間に第2の接着
剤18を流し込む場合においても、図5に示すように該
第2の接着剤18は上記接着剤流れ止め用溝15内にも
流れ込み、供給される接着剤の量が多くなり、このこと
から両者の接着強度が向上される。
【0019】そして、磁気コア半体5,7及び6,8の
突き合わせ面に研磨を施し、図示しないギャップ膜を形
成する。次に、図6に示すように(図中には、コイルボ
ビン3及び磁気コア半体5,6、コアホルダー11,1
2を示す。)、コイルボビン3,4をコアホルダー11
に組み込まれた磁気コア半体5,7に組み込む。さら
に、反対側より同様に作製したコアホルダー12に組み
込まれた磁気コア半体6,8をコイルボビン3,4に組
み付ける。これによって、一対の磁気コア半体5,6及
び7,8が当該コイルボビン3,4の内外で突き合わさ
れて磁気的に結合して閉磁路が構成され、その突合わせ
面に形成された図示しないギャップ膜を挾んで磁気ギャ
ップgが形成され、磁気コア9,10が形成される。な
お、この時各磁気コア半体5,7及び6,8はそれぞれ
コアホルダー11,12に組み込まれているため、磁気
コア半体5,6及び7,8によって形成される磁気コア
9,10はコアホルダー11,12によって挟持される
こととなる。
突き合わせ面に研磨を施し、図示しないギャップ膜を形
成する。次に、図6に示すように(図中には、コイルボ
ビン3及び磁気コア半体5,6、コアホルダー11,1
2を示す。)、コイルボビン3,4をコアホルダー11
に組み込まれた磁気コア半体5,7に組み込む。さら
に、反対側より同様に作製したコアホルダー12に組み
込まれた磁気コア半体6,8をコイルボビン3,4に組
み付ける。これによって、一対の磁気コア半体5,6及
び7,8が当該コイルボビン3,4の内外で突き合わさ
れて磁気的に結合して閉磁路が構成され、その突合わせ
面に形成された図示しないギャップ膜を挾んで磁気ギャ
ップgが形成され、磁気コア9,10が形成される。な
お、この時各磁気コア半体5,7及び6,8はそれぞれ
コアホルダー11,12に組み込まれているため、磁気
コア半体5,6及び7,8によって形成される磁気コア
9,10はコアホルダー11,12によって挟持される
こととなる。
【0020】なお、コイルボビン3,4は、絶縁性を有
する樹脂材料によって一体成形されてなり、このコイル
ボビン3,4に巻回される巻線1,2の両端部をからげ
て端子部とするためのコイル端子絡げ部19,20及び
21,22を有している。
する樹脂材料によって一体成形されてなり、このコイル
ボビン3,4に巻回される巻線1,2の両端部をからげ
て端子部とするためのコイル端子絡げ部19,20及び
21,22を有している。
【0021】次に、コアホルダー11,12によって挟
持された磁気コア9,10を、図7に示すように、一方
が開口されて有底の筐体状をなすパーマロイ等よりなる
シールドケース23に、磁気ギャップgが底面に臨むよ
うに組込む。
持された磁気コア9,10を、図7に示すように、一方
が開口されて有底の筐体状をなすパーマロイ等よりなる
シールドケース23に、磁気ギャップgが底面に臨むよ
うに組込む。
【0022】この結果、図8に示すように(図中には磁
気コア9のみを示す。)、各磁気コア9,10の磁気記
録媒体と摺接する摺動面に形成された磁気ギャップg
が、上記シールドケース23の摺動面となる天板部分2
4にそれぞれ形成された平面矩形状をなすコア嵌合孔2
5より外方に臨む。
気コア9のみを示す。)、各磁気コア9,10の磁気記
録媒体と摺接する摺動面に形成された磁気ギャップg
が、上記シールドケース23の摺動面となる天板部分2
4にそれぞれ形成された平面矩形状をなすコア嵌合孔2
5より外方に臨む。
【0023】次に、図9に示すようにこれら部品を固定
し湿度の影響を無くすために、エポキシ系樹脂26をシ
ールドケース23内に加温して充填する。上記エポキシ
系樹脂26は各部品間の隙間に入りこみ、シールドケー
ス23内に組み込まれた磁気コア9,10等の各部品を
確実に固定せしめる。
し湿度の影響を無くすために、エポキシ系樹脂26をシ
ールドケース23内に加温して充填する。上記エポキシ
系樹脂26は各部品間の隙間に入りこみ、シールドケー
ス23内に組み込まれた磁気コア9,10等の各部品を
確実に固定せしめる。
【0024】そして、磁気ギャップgが臨むシールドケ
ース23の天板部分24(磁気記録媒体が摺接する摺動
面となる面)を研磨し、磁気記録媒体に対する当たりを
確保して磁気ヘッドを完成する。
ース23の天板部分24(磁気記録媒体が摺接する摺動
面となる面)を研磨し、磁気記録媒体に対する当たりを
確保して磁気ヘッドを完成する。
【0025】本実施例の磁気ヘッドにおいては、コアホ
ルダーの磁気コア挿入溝の一部に上記磁気コア挿入溝よ
りも深い溝深さとされる接着剤流れ止め用溝が設けられ
ているため、前述のように、磁気コア半体をコアホルダ
ーに組み込む場合において、仮接着のためにコアホルダ
ーの磁気コア挿入溝底部に第1の接着剤を注入する際
に、該第1の接着剤が媒体摺動面側に流れ出すことがな
く、形成される磁気ヘッドの媒体摺動面にしみ出すこと
もなく、該磁気ヘッドの信頼性を大きく向上させること
が可能となる。
ルダーの磁気コア挿入溝の一部に上記磁気コア挿入溝よ
りも深い溝深さとされる接着剤流れ止め用溝が設けられ
ているため、前述のように、磁気コア半体をコアホルダ
ーに組み込む場合において、仮接着のためにコアホルダ
ーの磁気コア挿入溝底部に第1の接着剤を注入する際
に、該第1の接着剤が媒体摺動面側に流れ出すことがな
く、形成される磁気ヘッドの媒体摺動面にしみ出すこと
もなく、該磁気ヘッドの信頼性を大きく向上させること
が可能となる。
【0026】また、本接着のために両者の隙間に流し込
まれる第2の接着剤が接着剤流れ止め用溝にも流れ込
み、供給される接着剤の量が多くなり、このことから両
者の接着強度を大きく向上させることができる。なお、
このことにより、磁気コア半体の突き合わせ面に研磨を
施す際の平坦度の確保が容易となり、形成される磁気ヘ
ッドの電磁変換特性を大きく向上させることが可能とな
る。また、以上のことから、製品不良が発生しにくくな
り、製造歩留りも大きく向上する。
まれる第2の接着剤が接着剤流れ止め用溝にも流れ込
み、供給される接着剤の量が多くなり、このことから両
者の接着強度を大きく向上させることができる。なお、
このことにより、磁気コア半体の突き合わせ面に研磨を
施す際の平坦度の確保が容易となり、形成される磁気ヘ
ッドの電磁変換特性を大きく向上させることが可能とな
る。また、以上のことから、製品不良が発生しにくくな
り、製造歩留りも大きく向上する。
【0027】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は、コアホルダーの磁気コア挿入溝の一部に該磁気コ
ア挿入溝よりも深い溝深とされる接着剤流れ止め用溝が
設けられていることから、磁気コアとコアホルダーの仮
接着のために注入される接着剤が磁気コアの媒体摺動面
側に流れ出すことがなく、形成される磁気ヘッドの媒体
摺動面ににじみ出ることがない。従って、該磁気ヘッド
の信頼性を大きく向上させることが可能である。
明は、コアホルダーの磁気コア挿入溝の一部に該磁気コ
ア挿入溝よりも深い溝深とされる接着剤流れ止め用溝が
設けられていることから、磁気コアとコアホルダーの仮
接着のために注入される接着剤が磁気コアの媒体摺動面
側に流れ出すことがなく、形成される磁気ヘッドの媒体
摺動面ににじみ出ることがない。従って、該磁気ヘッド
の信頼性を大きく向上させることが可能である。
【0028】また、上記接着剤流れ止め用溝が設けられ
ることにより、磁気コアとコアホルダーの本接着のため
に両者の隙間に流し込まれる接着剤がより多く供給され
るため、その分これらの接着強度が向上される。さらに
このことにより、磁気コア半体の突き合わせ面の平坦度
の確保が容易となり、形成される磁気ヘッドの電磁変換
特性を大きく向上させることが可能となる。また、以上
のことから、製品不良が発生しにくくなり、製造歩留り
を大きく向上できる。
ることにより、磁気コアとコアホルダーの本接着のため
に両者の隙間に流し込まれる接着剤がより多く供給され
るため、その分これらの接着強度が向上される。さらに
このことにより、磁気コア半体の突き合わせ面の平坦度
の確保が容易となり、形成される磁気ヘッドの電磁変換
特性を大きく向上させることが可能となる。また、以上
のことから、製品不良が発生しにくくなり、製造歩留り
を大きく向上できる。
【図1】本発明を適用した磁気ヘッドを製造する方法を
工程順に示すものであり、磁気コア形成及びコアホルダ
ー挟持工程を示す分解斜視図である。
工程順に示すものであり、磁気コア形成及びコアホルダ
ー挟持工程を示す分解斜視図である。
【図2】磁気コア半体をコアホルダーに組み込む工程を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図3】(A)はコアホルダーを示す斜視図であり、
(B)は磁気コア半体挿入溝を示す要部拡大斜視図であ
る。
(B)は磁気コア半体挿入溝を示す要部拡大斜視図であ
る。
【図4】磁気コア半体をコアホルダーに組み込む際の接
着工程を示す要部拡大断面図である。
着工程を示す要部拡大断面図である。
【図5】磁気コア半体をコアホルダーに接着した状態を
示す要部拡大斜視図である。
示す要部拡大斜視図である。
【図6】磁気コア形成及びコアホルダー挟持工程を示す
断面図である。
断面図である。
【図7】コアホルダーに挟持された磁気コアをシールド
ケースに組み込む工程を示す斜視図である。
ケースに組み込む工程を示す斜視図である。
【図8】磁気コアをシールドケースに組み込む工程を示
す断面図である。
す断面図である。
【図9】シールドケース内にエポキシ樹脂を充填する工
程を示す斜視図である。
程を示す斜視図である。
【図10】従来の磁気ヘッドを示す分解斜視図である。
【図11】従来の磁気ヘッド中の磁気コア半体をコアホ
ルダーに組み込む際の接着工程を示す要部拡大断面図で
ある。
ルダーに組み込む際の接着工程を示す要部拡大断面図で
ある。
【図12】従来の磁気ヘッド中の磁気コア半体がコアホ
ルダーに接着された状態を示す要部拡大斜視図である。
ルダーに接着された状態を示す要部拡大斜視図である。
【図13】従来の磁気ヘッドの媒体摺動面付近を示す平
面図である。
面図である。
1,2・・・・・巻線 3,4・・・・・コイルボビン 5,6,7,8・磁気コア半体 9,10・・・・磁気コア 11,12・・・コアホルダー 13,14・・・磁気コア挿入溝 15,16・・・接着剤流れ止め用溝 17・・・・・・第1の接着剤 18・・・・・・第2の接着剤 23・・・・・・シールドケース
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも閉磁路を構成する磁気コアと
磁気コア挿入溝の設けられたコアホルダーよりなり、 上記磁気コアが上記磁気コア挿入溝に嵌合配設され、且
つ接着固定されてコアホルダーにより保持されてなる磁
気ヘッドにおいて、 上記コアホルダーの磁気コア挿入溝の一部に該磁気コア
挿入溝よりも深い溝深さとされる接着剤流れ止め用溝が
設けられていることを特徴とする磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18335493A JPH0721507A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18335493A JPH0721507A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0721507A true JPH0721507A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=16134283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18335493A Withdrawn JPH0721507A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721507A (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18335493A patent/JPH0721507A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |