JPH07215105A - シートスライド装置 - Google Patents

シートスライド装置

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JPH07215105A
JPH07215105A JP853994A JP853994A JPH07215105A JP H07215105 A JPH07215105 A JP H07215105A JP 853994 A JP853994 A JP 853994A JP 853994 A JP853994 A JP 853994A JP H07215105 A JPH07215105 A JP H07215105A
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seat
side rail
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Mitsuru Tanaka
満 田中
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Ikeda Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】座席の移動調整の際にも、座席がガタつくこと
なく円滑にスライドでき、操作性を向上させ、また、車
体側レール自体やその取付け等の部品精度や組立精度を
必要以上に厳密に要求しなくても済み、コストを低減す
ることである。 【構成】座席側レール31に両側方向に延びるシャフト
部材40を設け、該シャフト部材40の両端側にそれぞ
れローラー部材42,42を軸線方向に移動可能に取付
け、各ローラー部材42,42が車体側レール21の内
側両側壁部23,23に当接し相対的に押される際、各
ローラー部材42を両側壁部23,23に弾発的に当接
させる弾性体41をシャフト部材40に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溝状断面に形成され車
体側に固設される車体側レールと、該車体側レールに長
手方向に移動可能に嵌合し座席を支持する座席側レール
とを有し、該座席側レールに、前記車体側レールの内側
底面部に接しながら転動可能なローラー部材を装着して
成るシートスライド装置に関する。更に詳しくは、特に
3列式シート搭載車両等において、セカンドシートやサ
ードシートを車室内の最後部から前席位置まで広範囲に
移動可能に支持するロングスライドタイプのシートスラ
イド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のシートスライド装置とし
ては、例えば、図8に示すようなものがある。すなわ
ち、車体フロアには通常2m程の長さの一対の車体側レ
ール1(一方のみ図示)が相互に平行に固設されてお
り、この一対の車体側レール1には、それぞれ座席の前
後幅に対応した長さの座席側レール2が長手(前後)方
向に移動可能に嵌合している。
【0003】車体側レール1は溝状断面に形成されてお
り、その内側に底面部1aと両側壁部1b,1bとを有
し、一方の座席側レール2の下端部にはシャフト部材3
を介して、底面部1aに接しながら転動するローラー部
材4,4が装着されている。シャフト部材3は座席側レ
ール2に固着されており、各ローラー部材4はシャフト
部材3の端部に回転のみ可能に取付けられており、シャ
フト部材3の軸線方向には移動不能となっている。な
お、座席側レール2には支持ブラケット5を介してシー
トフレーム6(座席)がボルト止めされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のシートスライド装置では、座席側レール2に
固着されたシャフト部材3に対してローラー部材4は軸
線方向に移動不能であり、両側方向の遊びがない。従っ
て、例えば一対の車体側レール1間が平行でないと、座
席の前後移動の際にローラー部材4が車体側レール1の
側壁部1bに干渉したりして円滑にスライドできず、操
作性が良くないという問題点があった。
【0005】一方、ローラー部材4が車体側レール1の
内側を円滑に転動するよう、車体側レール1自体の直線
性や、一対の車体側レール1間の平行度、並びに座席側
レール2にローラー部材4を装着する際の組立精度を高
くする等して対処すると、これらの精度出しや精度の保
持に多大な労力や時間がかかるため、コストアップの要
因となった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、座席の前後移動の際にローラー部
材が車体側レールの側壁部に干渉しても、かかるローラ
ー部材が側壁部に弾撥的に当接しつつ引っ込むよう移動
できるようにし、座席の移動調整の際にも座席がガタつ
くことなく円滑にスライドでき、操作性を向上させ、ま
た、車体側レール自体やその取付け等の部品精度や組立
精度を必要以上に厳密に要求しなくても済み、コストを
低減することができるシートスライド装置を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、溝状断面に形成され車体側に
固設される車体側レール(21)と、該車体側レール
(21)に長手方向に移動可能に嵌合し座席を支持する
座席側レール(31)とを有し、該座席側レール(3
1)に、前記車体側レール(21)の内側底面部(2
4)に接しながら転動可能なローラー部材(42)を装
着して成るシートスライド装置(10)において、前記
座席側レール(31)に両側方向に延びるシャフト部材
(40)を設け、該シャフト部材(40)の両端側にそ
れぞれ前記ローラー部材(42,42)を軸線方向に移
動可能に取付け、各ローラー部材(42,42)が前記
車体側レール(21)の内側両側壁部(23,23)に
当接し相対的に押される際、各ローラー部材(42)を
両側壁部(23,23)に弾発的に当接させる弾性体
(41)をシャフト部材(40)に設けたことを特徴と
するシートスライド装置(10)に存する。
【0008】
【作用】座席の前後移動の際に、座席側レール(31)
に装着してあるローラー部材(42)が車体側レール
(21)の側壁部(23)に干渉しようとしても、かか
るローラー部材(42)は、弾性体(41)によって側
壁部(23)に弾撥的に当接しつつ、シャフト部材(4
0)の軸線方向に引っ込むように移動する。
【0009】それにより、例えば一対の車体側レール
(21,21)間の平行精度に該レールの長手方向に亘
って多少のばらつきがあっても、そのばらつきはローラ
ー部材(42)の軸線方向の移動によって適宜吸収され
る。しかもローラー部材(42)は車体側レール(2
1)の側壁部(23)に弾発的に当接するから、ガタつ
くことなく車体側レール(21)の底面部(24)上を
円滑に転動することができる。
【0010】以上により座席の移動調整の際、座席はガ
タつかずに円滑にスライドでき、操作性が向上する。ま
た、車体側レール(21)自体やその取付け、座席側レ
ール(31)に対するローラー部材(42)の装着等の
部品精度や組立精度を必要以上に厳密に要求しなくても
済む。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の各種実施例を説
明する。図1〜図6は本発明の第1実施例を示してい
る。本発明に係るシートスライド装置10は、いわゆる
ロングスライドタイプのものであり、車体フロアに対し
て座席を前後移動可能に支持する装置である。
【0012】更に詳しく言えばシートスライド装置10
は、図6に示すよう3列式シート搭載車両において、車
室内最前部に位置する運転席11及び助手席12の後方
に配されたセカンドシート13やサードシート14を、
車体フロアの最後部から前方位置まで広範囲に亘り前後
移動可能に支持するものである。
【0013】図1に示すようにシートスライド装置10
は、車体フロアに固設される車体側レール21と、車体
側レール21に対しその長手方向(本実施例では前後方
向に合致する)に移動可能に嵌合して座席13(14)
を支持する座席側レール22とから成る。
【0014】以下、一の車体側レール21と座席側レー
ル22との組合せを代表して説明するが、実際には図4
及び図5に示すように、車体側レール21は一対として
相互に平行に車体フロアに固設され、この一対の車体側
レール21,21に対して座席13(14)を支持する
両側の座席側レール22,22がそれぞれ前後移動可能
に嵌合している。
【0015】車体側レール21は溝状断面に形成されて
おり、長手方向に延びるガイド溝22aが形成された天
井部22、それに両側壁部23,23と底面部24とを
有している。この車体側レール21の長さは、2m位に
設定されている。一方、座席側レール31は逆L字形断
面に形成されており、上面部32と側壁部33とを有し
ている。
【0016】座席側レール31の長さは、座席13(1
4)の前後幅に対応して設定されており、車体側レール
21に比べてかなり短くなっている。側壁部33の前後
端には、それぞれ両側方向に延びるシャフト部材40,
40が固設されており、各シャフト部材40の両端部に
はそれぞれローラー部材42,42が軸線方向に移動可
能に取付けられている。
【0017】各シャフト部材40の両端部には、それぞ
れローラー部材42,42が車体側レール21の内側両
側壁部23,23に当接し相対的に押される際、各ロー
ラー部材42,42を両側壁部23,23に弾発的に当
接させる弾性体であるコイルスプリング41,41が設
けられている。
【0018】更に詳しくは図2に示すように、シャフト
部材40はパイプ材であり内部が中空となっており、か
かるシャフト部材40の先端口には枢軸43の基端側が
内嵌している。この枢軸43の基端側は、係止ピン44
によってシャフト部材40の先端側40aに止着されて
いる。
【0019】ローラー部材42の中心孔にはブッシュ4
7が嵌着され、このブッシュ47が枢軸43に対して軸
線方向に移動可能に外嵌している。枢軸43の最先端に
はブッシュ47の抜止め用のEリング46が止着されて
いる。すなわち、ブッシュ47と一体的なローラー部材
42は、枢軸43上をシャフト部材40の先端側40a
とEリング46との間において移動するように設定され
ている。
【0020】また、弾性体であるコイルスプリング41
は、シャフト部材40の先端側40a及び枢軸43にま
たがるようにして、ブッシュ47のフランジと係止ピン
44との間に介装されている。すなわち、コイルスプリ
ング41は、ローラー部材42を枢軸43の先端方向
(図2中で右方向)に付勢するものである。
【0021】図1及び図3に示すように、座席側レール
31の側壁部33は、その側壁部33の下端縁側が車体
側レール21の内側に嵌合しており、上端縁側が車体側
レール21の天井部22にあるガイド溝22aに案内さ
れている。そして座席側レール31に設たけ前述の各ロ
ーラー部材42,42…は、車体側レール21の底面部
24に接しており、車体側レール21に対し座席側レー
ル31がスムーズに前後移動できるようになっている。
【0022】また、座席側レール31の側壁部33に
は、ガイド片35が側壁部33の下端縁より上方に向っ
て延びるように形成されている。ガイド片35は、車体
側レール21のガイド溝22aの縁より下方に折曲され
たフランジに摺動可能に当接している。なお、座席側レ
ール31の上面部32には、該上面部32を座席13
(14)に固設するためのボルト34,34が取付けら
れている。
【0023】次に、作用を説明する。図3に示すよう
に、座席側レール31に装着してあるローラー部材42
が車体側レール21の側壁部23に近接し、ついには干
渉しようとしても、かかるローラー部材42は、シャフ
ト部材40の軸線方向に引っ込むように移動でき、しか
も弾性体41によって側壁部23に弾撥的に当接すべく
付勢される。
【0024】それにより、図4に示すように、一対の車
体側レール21,21間の平行精度に該レールの長手方
向に亘って多少のばらつきがあっても、そのばらつきは
ローラー部材42の軸線方向の移動によって適宜吸収さ
れる。またローラー部材42は、車体側レール21の側
壁部23に弾発的に当接するから、ガタつくことなく車
体側レール21の底面部24上を円滑に転動することが
できる。
【0025】従って、図4に示す一対の車体側レール2
1,21に対して、図5に示す一対の座席側レール3
1,31が円滑に前後移動することができ、各々のレー
ル21,31に無理な力もかからない。以上により座席
の移動調整の際、座席はガタつかずに円滑に前後方向に
スライドでき、操作性や耐久性が向上する。
【0026】また、車体側レール21自体やその取付
け、座席側レール31に対するローラー部材42の装着
等の部品精度や組立精度もある程度緩和されるため、精
度出しや精度の保持に要していた多大な労力や時間を削
減することができ、コストを低減することが可能とな
る。
【0027】図7は本発明の第2実施例を示している。
本実施例では、シャフト部材50を第1実施例のような
パイプ材ではなく、図7に示すように中実の段付ピンに
より構成している。シャフト部材50である段付ピンの
細径となる先端部50aが、第1実施例の枢軸43の代
わりとなっており、かかる先端部50aに、ローラー部
材42と一体のブッシュ47が軸線方向に移動可能に外
嵌している。
【0028】弾性体であるコイルスプリング41は、シ
ャフト部材50の先端部50aに巻き付くように介装さ
れている。コイルスプリング41は、第1実施例と同様
にローラー部材42をシャフト部材50の先端方向(図
7中で右方向)に付勢するものである。また、先端部5
0aの最先端にはブッシュ47の抜止め用のEリング4
6が止着されている。このような第2実施例によれば、
前記段付ピンでシャフト部材50を構成したことによ
り、第1実施例における枢軸43や係止ピン44が不要
となり、部品点数を減らすことができ、しかもそれらの
組み付け作業も不要となるから、更にコストを低減する
ことができる。
【0029】なお、前記各種実施例においては弾性体と
してコイルスプリングを用いたが、弾性体はこれに限定
されるものではなく、要は弾性的性質によってローラー
部材をシャフト部材の先端方向に付勢できるものであれ
ば、他に板バネ、ゴム、樹脂片、クッション材等でもよ
い。ただ弾性体の中でもコイルスプリングを用いると、
シャフト部材に外嵌させるようにして簡単に取付けるこ
とができるという効果がある。
【0030】
【発明の効果】本発明に係るシートスライド装置によれ
ば、座席側レールに設けるシャフト部材の両端部にロー
ラー部材を軸線方向に移動可能に取付け、各ローラー部
材が車体側レールの両側壁部に弾撥的に当接し得るよう
にしたから、ローラー部材が車体側レールの側壁部に干
渉しようとしても、かかるローラー部材は側壁部に弾撥
的に当接しつつ引っ込むように移動できる。従って、座
席の移動調整の際にはガタつくことなく円滑にスライド
でき、操作性を向上させることができる。また、車体側
レール自体やその取付け、座席側レールに対するローラ
ー部材の装着等に部品精度や組立精度を必要以上に厳密
に要求しなくても済み、コストを低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るシートスライド装置
を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例に係るシートスライド装置
の要部を拡大して示す断面図である。
【図3】図1のII線矢視図である。
【図4】本発明の第1実施例に係るシートスライド装置
を構成する一対の車体側レールを車体フロアに固設した
状態を示す概略平面図である。
【図5】本発明の第1実施例に係るシートスライド装置
を構成する一対の座席側レールを座席に固設した状態を
示す背面図である。
【図6】本発明の第1実施例に係るシートスライド装置
を装着する座席を示す斜視図である。
【図7】本発明の第2実施例に係るシートスライド装置
の要部を拡大して示す断面図である。
【図8】従来のシートスライド装置を分解して示す斜視
図である。
【符号説明】10…シートスライド装置 21…車体側レール 23…側壁部 24…底面部 31…座席側レール 40,50…シャフト部材 41…コイルスプリング(弾性体) 42…ローラー部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溝状断面に形成され車体側に固設される車
    体側レールと、該車体側レールに長手方向に移動可能に
    嵌合し座席を支持する座席側レールとを有し、該座席側
    レールに、前記車体側レールの内側底面部に接しながら
    転動可能なローラー部材を装着して成るシートスライド
    装置において、 前記座席側レールに両側方向に延びるシャフト部材を設
    け、該シャフト部材の両端側にそれぞれ前記ローラー部
    材を軸線方向に移動可能に取付け、各ローラー部材が前
    記車体側レールの内側両側壁部に当接し相対的に押され
    る際、各ローラー部材を両側壁部に弾発的に当接させる
    弾性体をシャフト部材に設けたことを特徴とするシート
    スライド装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0765776A3 (de) * 1995-09-29 1998-10-21 Volkswagen Aktiengesellschaft Rollenführung für einen längsverstellbaren Sitz und dafür verwendbare Achsenkonstruktion
US6578810B2 (en) 2000-09-25 2003-06-17 Johnson Controls Automotive Systems Corporation Seat slide apparatus
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