JPH07215278A - 浮体式構造物用減揺装置 - Google Patents
浮体式構造物用減揺装置Info
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- JPH07215278A JPH07215278A JP2745994A JP2745994A JPH07215278A JP H07215278 A JPH07215278 A JP H07215278A JP 2745994 A JP2745994 A JP 2745994A JP 2745994 A JP2745994 A JP 2745994A JP H07215278 A JPH07215278 A JP H07215278A
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 23
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 25
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
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- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、海上のホテルや事務用ビル,プラ
ント等に用いられる浮体式構造物に関し、特に風力によ
る同構造物の動揺を抑制できるようにしたものである。 【構成】 係留された浮体式構造物1の上部の縁部付近
において、水平軸線のまわりに回動可能に支持された翼
板5をそなえるとともに、同翼板5の駆動機構6に翼板
回動指令を与えて翼板5の迎角を制御するための翼板制
御系が設けられており、風4による動揺モーメント14
が、翼板5の揚力10,10′による抑制モーメント13で相
殺されるようにして、浮体式構造物1の動揺が抑制され
るようになっている。
ント等に用いられる浮体式構造物に関し、特に風力によ
る同構造物の動揺を抑制できるようにしたものである。 【構成】 係留された浮体式構造物1の上部の縁部付近
において、水平軸線のまわりに回動可能に支持された翼
板5をそなえるとともに、同翼板5の駆動機構6に翼板
回動指令を与えて翼板5の迎角を制御するための翼板制
御系が設けられており、風4による動揺モーメント14
が、翼板5の揚力10,10′による抑制モーメント13で相
殺されるようにして、浮体式構造物1の動揺が抑制され
るようになっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、海上のホテルや事務用
ビルあるいはプラント等に用いられる浮体式構造物に関
し、特に同構造物の風力による動揺を抑制できるように
した、浮体式構造物用減揺装置に関する。
ビルあるいはプラント等に用いられる浮体式構造物に関
し、特に同構造物の風力による動揺を抑制できるように
した、浮体式構造物用減揺装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の浮体式構造物としては図6(平面
図)および図7(立面図)に示すようなものがあり、ホ
テルやビル,プラント等に用いられる浮体式構造物1
は、その下部の周囲をフェンダー2を介し係留柱3によ
り拘束されるようにして係留されている。なお、図7に
おける符号8は水面を示す。
図)および図7(立面図)に示すようなものがあり、ホ
テルやビル,プラント等に用いられる浮体式構造物1
は、その下部の周囲をフェンダー2を介し係留柱3によ
り拘束されるようにして係留されている。なお、図7に
おける符号8は水面を示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述のような
従来の浮体式構造物1では、風4の力を受けると動揺モ
ーメント14による動揺を起こし、構造物1の稼働率を低
下させるという不具合がある。本発明は、このような問
題点の解消をはかろうとするもので、浮体式構造物の上
部の縁部付近に翼板を設けて、同翼板が風の流れを受け
て発生する揚力を利用することにより、上記構造物の動
揺を抑制できるようにした、浮体式構造物用減揺装置を
提供することを目的とする。
従来の浮体式構造物1では、風4の力を受けると動揺モ
ーメント14による動揺を起こし、構造物1の稼働率を低
下させるという不具合がある。本発明は、このような問
題点の解消をはかろうとするもので、浮体式構造物の上
部の縁部付近に翼板を設けて、同翼板が風の流れを受け
て発生する揚力を利用することにより、上記構造物の動
揺を抑制できるようにした、浮体式構造物用減揺装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の浮体式構造物用減揺装置は、係留された浮
体式構造物の上部の縁部付近において、水平軸線のまわ
りに回動可能に支持された翼板をそなえるとともに、同
翼板を回動させる駆動機構をそなえ、風による上記構造
物の動揺を抑制すべく、上記駆動機構に翼板回動指令を
与えて上記翼板の迎角を制御するための翼板制御系が設
けられたことを特徴としている。
め、本発明の浮体式構造物用減揺装置は、係留された浮
体式構造物の上部の縁部付近において、水平軸線のまわ
りに回動可能に支持された翼板をそなえるとともに、同
翼板を回動させる駆動機構をそなえ、風による上記構造
物の動揺を抑制すべく、上記駆動機構に翼板回動指令を
与えて上記翼板の迎角を制御するための翼板制御系が設
けられたことを特徴としている。
【0005】また本発明の浮体式構造物用減揺装置は、
上記構造物に同構造物の動揺を検出する動揺センサをそ
なえ、上記翼板制御系が、上記動揺センサからの検出信
号に基づき上記翼板の所要の迎角を演算して同迎角を実
現するための回動指令を上記駆動機構に与えるように構
成されたことを特徴としている。
上記構造物に同構造物の動揺を検出する動揺センサをそ
なえ、上記翼板制御系が、上記動揺センサからの検出信
号に基づき上記翼板の所要の迎角を演算して同迎角を実
現するための回動指令を上記駆動機構に与えるように構
成されたことを特徴としている。
【0006】さらに本発明の浮体式構造物用減揺装置
は、上記翼板が上記構造物の上部両縁付近にそれぞれ配
設されたことを特徴としている。
は、上記翼板が上記構造物の上部両縁付近にそれぞれ配
設されたことを特徴としている。
【0007】また本発明の浮体式構造物用減揺装置は、
係留された浮体式構造物の上部の縁部付近に、ターンテ
ーブルおよび同ターンテーブルの回動機構と、同ターン
テーブル上に立設された支持枠と、同支持枠において水
平軸線のまわりに回動可能に支持された翼板と、同翼板
の迎角を調整すべく上記ターンテーブル上に設置された
翼板駆動機構とをそなえるとともに、上記構造物の動揺
センサと、風向風速センサとをそなえ、上記風向風速セ
ンサからの風向検出信号に基づき上記ターンテーブルの
回動機構を制御して上記翼板の前縁を風に対向させるよ
うに制御するターンテーブル制御系と、上記動揺センサ
からの検出信号および上記風向風速センサからの風速検
出信号に基づき上記翼板の迎角を制御する翼板制御系と
が設けられたことを特徴としている。
係留された浮体式構造物の上部の縁部付近に、ターンテ
ーブルおよび同ターンテーブルの回動機構と、同ターン
テーブル上に立設された支持枠と、同支持枠において水
平軸線のまわりに回動可能に支持された翼板と、同翼板
の迎角を調整すべく上記ターンテーブル上に設置された
翼板駆動機構とをそなえるとともに、上記構造物の動揺
センサと、風向風速センサとをそなえ、上記風向風速セ
ンサからの風向検出信号に基づき上記ターンテーブルの
回動機構を制御して上記翼板の前縁を風に対向させるよ
うに制御するターンテーブル制御系と、上記動揺センサ
からの検出信号および上記風向風速センサからの風速検
出信号に基づき上記翼板の迎角を制御する翼板制御系と
が設けられたことを特徴としている。
【0008】
【作用】上述の本発明の浮体式構造物用減揺装置では、
浮体式構造物が風力を受けて生じるモーメントを、同構
造物の上部の縁部付近に設けられた翼板の揚力によるモ
ーメントで相殺する制御が行なわれ、これにより同構造
物の風力による動揺が抑制されるようになる。また、風
の流れに対する上記翼板の所要の迎角は、上記構造物の
動揺センサからの検出信号に基づき翼板制御系で求めら
れるので、同制御系からの翼板回動指令を上記翼板の駆
動機構が受けることにより、同翼板の迎角を常に適切に
維持して上記構造物の風力による動揺を的確に抑制する
作用が行なわれる。
浮体式構造物が風力を受けて生じるモーメントを、同構
造物の上部の縁部付近に設けられた翼板の揚力によるモ
ーメントで相殺する制御が行なわれ、これにより同構造
物の風力による動揺が抑制されるようになる。また、風
の流れに対する上記翼板の所要の迎角は、上記構造物の
動揺センサからの検出信号に基づき翼板制御系で求めら
れるので、同制御系からの翼板回動指令を上記翼板の駆
動機構が受けることにより、同翼板の迎角を常に適切に
維持して上記構造物の風力による動揺を的確に抑制する
作用が行なわれる。
【0009】そして、上記翼板が上記構造物の上部両縁
付近にそれぞれ配設されることにより、同構造物の風力
による動揺の抑制が、さらに的確に行なわれるようにな
る。また、浮体式構造物の上部の縁部付近にターンテー
ブルが設けられて、同ターンテーブル上に立設された支
持枠に翼板が設けられる場合は、風向風速センサからの
風向検出信号に基づきターンテーブル制御系が上記翼板
の前縁を風に対向させるように上記ターンテーブルを回
動制御するので、上記翼板の迎角制御が上記構造物の動
揺センサからの検出信号と上記風向風速センサからの風
速検出信号とに基づき翼板制御系で適切に行なわれるこ
とと相まって、上記翼板の揚力によるモーメントで上記
構造物の風力による動揺モーメントを相殺する作用が、
更に的確に行なわれるようになる。
付近にそれぞれ配設されることにより、同構造物の風力
による動揺の抑制が、さらに的確に行なわれるようにな
る。また、浮体式構造物の上部の縁部付近にターンテー
ブルが設けられて、同ターンテーブル上に立設された支
持枠に翼板が設けられる場合は、風向風速センサからの
風向検出信号に基づきターンテーブル制御系が上記翼板
の前縁を風に対向させるように上記ターンテーブルを回
動制御するので、上記翼板の迎角制御が上記構造物の動
揺センサからの検出信号と上記風向風速センサからの風
速検出信号とに基づき翼板制御系で適切に行なわれるこ
とと相まって、上記翼板の揚力によるモーメントで上記
構造物の風力による動揺モーメントを相殺する作用が、
更に的確に行なわれるようになる。
【0010】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明すると、図1〜3は本発明の第1実施例としての浮体
式構造物用減揺装置を示すもので、図1はその平面図、
図2はその模式的立面図、図3はその作用を示す説明図
である。
明すると、図1〜3は本発明の第1実施例としての浮体
式構造物用減揺装置を示すもので、図1はその平面図、
図2はその模式的立面図、図3はその作用を示す説明図
である。
【0011】図1,2に示すように、浮体式構造物1
は、その下部の周囲をフェンダー2を介し係留柱3によ
り拘束されるようにして係留されている。そして、同構
造物1の上部の両縁付近にそれぞれ立設された支持枠11
上に、翼板5が水平軸9を介して回動可能に(すなわち
風の流れに対する迎角を調整できるように)支持されて
いる。
は、その下部の周囲をフェンダー2を介し係留柱3によ
り拘束されるようにして係留されている。そして、同構
造物1の上部の両縁付近にそれぞれ立設された支持枠11
上に、翼板5が水平軸9を介して回動可能に(すなわち
風の流れに対する迎角を調整できるように)支持されて
いる。
【0012】本実施例では翼板5を回動させる駆動機構
として油圧シリンダ6が設けられ、同油圧シリンダ6の
伸縮端6aが翼板5の縁部に枢着されるとともに、同油
圧シリンダ6の基端6bは構造物1上に枢着されてい
る。そして、構造物1の動揺を検出する動揺センサ15か
らの検出信号に基づき翼板制御系7が翼板5の所要の迎
角を演算して同迎角を実現するための翼板回動指令を駆
動機構としての油圧シリンダ6に与えるように構成され
ており、具体的には油圧シリンダ6の図示しない作動油
給排バルブの制御が行なわれるようになっている。なお
図2における符号8は水面を示す。
として油圧シリンダ6が設けられ、同油圧シリンダ6の
伸縮端6aが翼板5の縁部に枢着されるとともに、同油
圧シリンダ6の基端6bは構造物1上に枢着されてい
る。そして、構造物1の動揺を検出する動揺センサ15か
らの検出信号に基づき翼板制御系7が翼板5の所要の迎
角を演算して同迎角を実現するための翼板回動指令を駆
動機構としての油圧シリンダ6に与えるように構成され
ており、具体的には油圧シリンダ6の図示しない作動油
給排バルブの制御が行なわれるようになっている。なお
図2における符号8は水面を示す。
【0013】本発明の第1実施例としての浮体式構造物
用減揺装置は上述のように構成されているので、風力に
より構造物1が図1の揺動軸線12のまわりに揺動させら
れるように図3に示す動揺モーメント14を生じると、動
揺センサ15からの検出信号に基づき翼板制御系7で風4
の流れに対する迎角を制御される翼板5,5が揚力10,
10′を生じ、これにより構造物1に与えられる抑制モー
メント13は動揺モーメント14を相殺するようになる。
用減揺装置は上述のように構成されているので、風力に
より構造物1が図1の揺動軸線12のまわりに揺動させら
れるように図3に示す動揺モーメント14を生じると、動
揺センサ15からの検出信号に基づき翼板制御系7で風4
の流れに対する迎角を制御される翼板5,5が揚力10,
10′を生じ、これにより構造物1に与えられる抑制モー
メント13は動揺モーメント14を相殺するようになる。
【0014】翼板5は構造物1の上部の一方の縁部付近
にのみ設けられてもよいが、本実施例のように構造物1
の上部の両縁付近にそれぞれ翼板5が設けられると、同
構造物1の風力による動揺の抑制が、さらに的確に行な
われるようになる。なお、翼板5の配置構成としては、
図4に示すように、浮体式構造物1の上部の四隅におけ
る上方への凸起部1aから、相互に直角をなす一対の翼
板5,5を翼角調整可能に突設するようにしてもよい。
にのみ設けられてもよいが、本実施例のように構造物1
の上部の両縁付近にそれぞれ翼板5が設けられると、同
構造物1の風力による動揺の抑制が、さらに的確に行な
われるようになる。なお、翼板5の配置構成としては、
図4に示すように、浮体式構造物1の上部の四隅におけ
る上方への凸起部1aから、相互に直角をなす一対の翼
板5,5を翼角調整可能に突設するようにしてもよい。
【0015】次に本発明の第2実施例としての浮体式構
造物用減揺装置について説明すると、図5はその要部を
模式的に示す立面図であって、本実施例の場合も浮体式
構造物1が、その下部の周囲をフェンダー2を介し係留
柱3により拘束されるようにして係留されている。
造物用減揺装置について説明すると、図5はその要部を
模式的に示す立面図であって、本実施例の場合も浮体式
構造物1が、その下部の周囲をフェンダー2を介し係留
柱3により拘束されるようにして係留されている。
【0016】この第2実施例では特に構造物1の上部の
縁部付近に、ターンテーブル16と同ターンテーブル16の
回動機構17とが設けられている。そして、同ターンテー
ブル16上に立設された支持枠11において、翼板5が水平
軸9により回動可能に支持されるとともに、同翼板5の
迎角を調整する翼板駆動機構としての油圧シリンダ6も
ターンテーブル16上に設けられている。
縁部付近に、ターンテーブル16と同ターンテーブル16の
回動機構17とが設けられている。そして、同ターンテー
ブル16上に立設された支持枠11において、翼板5が水平
軸9により回動可能に支持されるとともに、同翼板5の
迎角を調整する翼板駆動機構としての油圧シリンダ6も
ターンテーブル16上に設けられている。
【0017】また構造物1の動揺センサ15と風向風速セ
ンサ18とが設けられ、風向風速センサ18からの風向検出
信号18aに基づきターンテーブル回動機構17を制御して
翼板5の前縁を風に対向させるように制御するターンテ
ーブル制御系7aと、動揺センサ15からの検出信号と
風向風速センサ18からの風速センサ18bとに基づき油圧
シリンダ6に翼板回動指令を与えて翼板5の迎角を制御
する翼板制御系7bとが設けられている。
ンサ18とが設けられ、風向風速センサ18からの風向検出
信号18aに基づきターンテーブル回動機構17を制御して
翼板5の前縁を風に対向させるように制御するターンテ
ーブル制御系7aと、動揺センサ15からの検出信号と
風向風速センサ18からの風速センサ18bとに基づき油圧
シリンダ6に翼板回動指令を与えて翼板5の迎角を制御
する翼板制御系7bとが設けられている。
【0018】上述の構成により、この第2実施例では、
浮体式構造物1が風を受けると、風向風速センサ18から
の風向検出信号18aに基づきターンテーブル制御系7a
が翼板5の前縁を風に対向させるようにターンテーブル
16を回動制御するので、翼板5の迎角制御が構造物1の
動揺センサ15からの検出信号と風向風速センサ18からの
風速検出信号18bとに基づき翼板制御系7bで適切に行
なわれることと相まって、翼板5の揚力によるモーメン
トで構造物1の風力による動揺モーメントを抑制する作
用が、更に効率よく行なわれるようになる。
浮体式構造物1が風を受けると、風向風速センサ18から
の風向検出信号18aに基づきターンテーブル制御系7a
が翼板5の前縁を風に対向させるようにターンテーブル
16を回動制御するので、翼板5の迎角制御が構造物1の
動揺センサ15からの検出信号と風向風速センサ18からの
風速検出信号18bとに基づき翼板制御系7bで適切に行
なわれることと相まって、翼板5の揚力によるモーメン
トで構造物1の風力による動揺モーメントを抑制する作
用が、更に効率よく行なわれるようになる。
【0019】なお、図5において符号17aはターンテー
ブル回動機構17における駆動用小歯車を示し、符号16a
はターンテーブル16の外周に刻設され小歯車17aと噛み
合うギヤ歯を示している。
ブル回動機構17における駆動用小歯車を示し、符号16a
はターンテーブル16の外周に刻設され小歯車17aと噛み
合うギヤ歯を示している。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の浮体式構
造物用減揺装置によれば次のような効果が得られる。 (1) 浮体式構造物が風力を受けて生じるモーメントを、
同構造物の上部の縁部付近に設けられた翼板の揚力によ
るモーメントで相殺する制御が行なわれ、これにより、
同構造物の風力による動揺が抑制されるようになる。 (2) 風の流れに対する上記翼板の所要の迎角は、上記構
造物の動揺センサからの検出信号に基づき翼板制御系で
求められるので、同制御系からの翼板回動指令を上記翼
板の駆動機構が受けることにより、同翼板の迎角を常に
適切に維持して、上記構造物の風力による動揺を的確に
抑制することができる。 (3) 上記翼板が上記構造物の上部両縁付近にそれぞれ配
設されることにより、同構造物の風力による動揺の抑制
が、さらに的確に行なわれるようになる (4) 浮体式構造物の上部の縁部付近にターンテーブルが
設けられて、同ターンテーブル上に立設された支持枠に
翼板が設けられる場合は、風向風速センサからの風向検
出信号に基づきターンテーブル制御系が上記翼板の前縁
を風に対向させるように上記ターンテーブルを回動制御
するので、上記翼板の迎角制御が上記構造物の動揺セン
サからの検出信号と上記風向風速センサからの風速検出
信号とに基づき翼板制御系で適切に行なわれることと相
まって、上記翼板の揚力によるモーメントで上記構造物
の風力による動揺モーメントを抑制する作用が、更に効
率よく行なわれるようになる。 (5) 浮体式構造物の風による動揺が十分に抑制されるこ
とにより、同構造物のホテルやビルとして居住性が改善
されるほか、プラントとしての稼働率も高められるよう
になる。 (6) 浮体式構造物の動揺が強風時でも的確に抑制される
ので、同構造物の高層化が可能になる。
造物用減揺装置によれば次のような効果が得られる。 (1) 浮体式構造物が風力を受けて生じるモーメントを、
同構造物の上部の縁部付近に設けられた翼板の揚力によ
るモーメントで相殺する制御が行なわれ、これにより、
同構造物の風力による動揺が抑制されるようになる。 (2) 風の流れに対する上記翼板の所要の迎角は、上記構
造物の動揺センサからの検出信号に基づき翼板制御系で
求められるので、同制御系からの翼板回動指令を上記翼
板の駆動機構が受けることにより、同翼板の迎角を常に
適切に維持して、上記構造物の風力による動揺を的確に
抑制することができる。 (3) 上記翼板が上記構造物の上部両縁付近にそれぞれ配
設されることにより、同構造物の風力による動揺の抑制
が、さらに的確に行なわれるようになる (4) 浮体式構造物の上部の縁部付近にターンテーブルが
設けられて、同ターンテーブル上に立設された支持枠に
翼板が設けられる場合は、風向風速センサからの風向検
出信号に基づきターンテーブル制御系が上記翼板の前縁
を風に対向させるように上記ターンテーブルを回動制御
するので、上記翼板の迎角制御が上記構造物の動揺セン
サからの検出信号と上記風向風速センサからの風速検出
信号とに基づき翼板制御系で適切に行なわれることと相
まって、上記翼板の揚力によるモーメントで上記構造物
の風力による動揺モーメントを抑制する作用が、更に効
率よく行なわれるようになる。 (5) 浮体式構造物の風による動揺が十分に抑制されるこ
とにより、同構造物のホテルやビルとして居住性が改善
されるほか、プラントとしての稼働率も高められるよう
になる。 (6) 浮体式構造物の動揺が強風時でも的確に抑制される
ので、同構造物の高層化が可能になる。
【図1】本発明の第1実施例としての浮体式構造物用減
揺装置を示す平面図である。
揺装置を示す平面図である。
【図2】図1の装置の模式的立面図である。
【図3】図1,2の装置の作用を示す説明図である。
【図4】図1,2の装置における翼板の配置の変形例を
示す見取り図である。
示す見取り図である。
【図5】本発明の第2実施例としての浮体式構造物用減
揺装置の要部を模式的に示す立面図である。
揺装置の要部を模式的に示す立面図である。
【図6】従来の浮体式構造物を示す平面図である。
【図7】図6の構造物の立面図である。
1 浮体式構造物 1a 浮体式構造物の上方への凸起部 2 フェンダー 3 係留柱 4 風 5 翼板 6 翼板駆動機構としての油圧シリンダ 6a 油圧シリンダの伸縮端 6b 油圧シリンダの基端 7 翼板制御系 7a ターンテーブル制御系 7b 翼板制御系 8 水面 9 水平軸 10,10′ 揚力 11 支持枠 12 揺動軸線 13 抑制モーメント 14 動揺モーメント 15 動揺センサ 16 ターンテーブル 16a ギヤ歯 17 ターンテーブル回動機構 17a 駆動用小歯車 18 風向風速センサ 18a 風向検出信号 18b 風速検出信号
Claims (4)
- 【請求項1】 係留された浮体式構造物の上部の縁部付
近において、水平軸線のまわりに回動可能に支持された
翼板をそなえるとともに、同翼板を回動させる駆動機構
をそなえ、風による上記構造物の動揺を抑制すべく、上
記駆動機構に翼板回動指令を与えて上記翼板の迎角を制
御するための翼板制御系が設けられたことを特徴とす
る、浮体式構造物用減揺装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の浮体式構造物用減揺装
置において、上記構造物に同構造物の動揺を検出する動
揺センサをそなえ、上記翼板制御系が、上記動揺センサ
からの検出信号に基づき上記翼板の所要の迎角を演算し
て同迎角を実現するための回動指令を上記駆動機構に与
えるように構成されたことを特徴とする、浮体式構造物
用減揺装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の浮体式構造物
用減揺装置において、上記翼板が上記構造物の上部両縁
付近にそれぞれ配設されたことを特徴とする、浮体式構
造物用減揺装置。 - 【請求項4】 係留された浮体式構造物の上部の縁部付
近に、ターンテーブルおよび同ターンテーブルの回動機
構と、同ターンテーブル上に立設された支持枠と、同支
持枠において水平軸線のまわりに回動可能に支持された
翼板と、同翼板の迎角を調整すべく上記ターンテーブル
上に設置された翼板駆動機構とをそなえるとともに、上
記構造物の動揺センサと、風向風速センサとをそなえ、
上記風向風速センサからの風向検出信号に基づき上記タ
ーンテーブルの回動機構を制御して上記翼板の前縁を風
に対向させるように制御するターンテーブル制御系と、
上記動揺センサからの検出信号および上記風向風速セン
サからの風速検出信号に基づき上記翼板の迎角を制御す
る翼板制御系とが設けられたことを特徴とする、浮体式
構造物用減揺装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2745994A JPH07215278A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 浮体式構造物用減揺装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2745994A JPH07215278A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 浮体式構造物用減揺装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07215278A true JPH07215278A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=12221707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2745994A Withdrawn JPH07215278A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 浮体式構造物用減揺装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07215278A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110194188A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-09-03 | 西南交通大学 | 高速轨道交通列车侧翼升力控制机构 |
| CN114753972A (zh) * | 2022-04-29 | 2022-07-15 | 西南石油大学 | 一种提高平台载重的尾翼及载重平台 |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP2745994A patent/JPH07215278A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110194188A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-09-03 | 西南交通大学 | 高速轨道交通列车侧翼升力控制机构 |
| CN110194188B (zh) * | 2019-06-28 | 2024-05-28 | 西南交通大学 | 侧翼升力控制机构在高速轨道交通列车上的应用 |
| CN114753972A (zh) * | 2022-04-29 | 2022-07-15 | 西南石油大学 | 一种提高平台载重的尾翼及载重平台 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010403 |