JPH072153A - ゴムクロ−ラ用組立式芯金 - Google Patents
ゴムクロ−ラ用組立式芯金Info
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- JPH072153A JPH072153A JP5172689A JP17268993A JPH072153A JP H072153 A JPH072153 A JP H072153A JP 5172689 A JP5172689 A JP 5172689A JP 17268993 A JP17268993 A JP 17268993A JP H072153 A JPH072153 A JP H072153A
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- Gears, Cams (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、農機具や建設機械の走行に供され
るゴムクロ−ラに用いられる芯金に関し、特に機体を支
える芯金の摩耗や破損に対して対応のできる組立芯金に
係るものである。 【構成】 ゴム弾性体中に埋設される板状部材と、この
板状部材に当接されスプロケット歯との係合部となる中
央部材と、よりなる芯金であって、前記板状部材にボル
ト貫通部を形成すると共に、この貫通部の外側にボルト
又はナットを配設し、この貫通部に合致させて、前記中
央部材にボルト貫通部を形成し、両ボルト貫通部にボル
トを貫通・螺合して両部材を螺着一体化したことを特徴
とするゴムクロ−ラ用組立式芯金。 【効果】 本発明にあっては、特に摩耗の激しい芯金の
中央部をボルトにて取り替え可能な構造とし、芯金に摩
耗や破損が生じた場合にはこれを取り替えればよいこと
となり、ゴムクロ−ラとしての寿命が著しく伸びると共
に、かかる中央部材のみを耐摩耗性能等にすぐれた部材
を採用すればよいこととなる。
るゴムクロ−ラに用いられる芯金に関し、特に機体を支
える芯金の摩耗や破損に対して対応のできる組立芯金に
係るものである。 【構成】 ゴム弾性体中に埋設される板状部材と、この
板状部材に当接されスプロケット歯との係合部となる中
央部材と、よりなる芯金であって、前記板状部材にボル
ト貫通部を形成すると共に、この貫通部の外側にボルト
又はナットを配設し、この貫通部に合致させて、前記中
央部材にボルト貫通部を形成し、両ボルト貫通部にボル
トを貫通・螺合して両部材を螺着一体化したことを特徴
とするゴムクロ−ラ用組立式芯金。 【効果】 本発明にあっては、特に摩耗の激しい芯金の
中央部をボルトにて取り替え可能な構造とし、芯金に摩
耗や破損が生じた場合にはこれを取り替えればよいこと
となり、ゴムクロ−ラとしての寿命が著しく伸びると共
に、かかる中央部材のみを耐摩耗性能等にすぐれた部材
を採用すればよいこととなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農機具や建設機械の走
行に供されるゴムクロ−ラに用いられる芯金に関し、特
に機体を支える芯金の摩耗や破損に対して対応のできる
組立芯金に係るものである。
行に供されるゴムクロ−ラに用いられる芯金に関し、特
に機体を支える芯金の摩耗や破損に対して対応のできる
組立芯金に係るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、特に建設機械や土木作業機械にお
いて、従来の金属製シュ−クロ−ラに代ってゴムクロ−
ラが採用されるようになってきた。かかるゴムクロ−ラ
の特徴は接地面側全面がゴム弾性体であるため、走行時
にコンクリ−ト路面を傷つけることがなく、更には乗員
に対しても路面からの振動入力に対して衝撃をやわらげ
る点に特徴があり、広く用いられるようになったもので
ある。
いて、従来の金属製シュ−クロ−ラに代ってゴムクロ−
ラが採用されるようになってきた。かかるゴムクロ−ラ
の特徴は接地面側全面がゴム弾性体であるため、走行時
にコンクリ−ト路面を傷つけることがなく、更には乗員
に対しても路面からの振動入力に対して衝撃をやわらげ
る点に特徴があり、広く用いられるようになったもので
ある。
【0003】一般のゴムクロ−ラの構造は、ゴム弾性体
を無端状となして機体の駆動輪及び遊動輪に捲き掛けさ
れるものであって、その外周面側には推進力に供するラ
グが形成されている。そしてゴム弾性体には駆動輪に形
成されたスプロケット歯に対応して、その長手方向の中
央に一定間隔をもってスプロケット孔が設けられ、かか
るスプロケット孔間に横並びした芯金が多数埋設されて
いる。この芯金の中央部は、スプロケット歯が係合して
駆動力を伝達することになるが、かかる中央部は金属同
士の接触が繰り返されるため、この中央部及びこの近傍
は大きな摩耗が発生する。
を無端状となして機体の駆動輪及び遊動輪に捲き掛けさ
れるものであって、その外周面側には推進力に供するラ
グが形成されている。そしてゴム弾性体には駆動輪に形
成されたスプロケット歯に対応して、その長手方向の中
央に一定間隔をもってスプロケット孔が設けられ、かか
るスプロケット孔間に横並びした芯金が多数埋設されて
いる。この芯金の中央部は、スプロケット歯が係合して
駆動力を伝達することになるが、かかる中央部は金属同
士の接触が繰り返されるため、この中央部及びこの近傍
は大きな摩耗が発生する。
【0004】一方、この中央部をはさんでゴム弾性体内
周面より突出する突起は、走行時にゴムクロ−ラが機体
より外れないための外れ防止能を有すると共に、特に建
設機械や土木機械にあっては、機体に備えられた転輪が
この突起上を走行する走行面となる場合が多い。このた
め、かかる突起には走行路面に凹凸があったり、小石等
が散乱している地面を走行する場合には、転輪や駆動輪
等から受ける異常な力がかかり、このため、突起の偏摩
耗や破損が生じることもあった。
周面より突出する突起は、走行時にゴムクロ−ラが機体
より外れないための外れ防止能を有すると共に、特に建
設機械や土木機械にあっては、機体に備えられた転輪が
この突起上を走行する走行面となる場合が多い。このた
め、かかる突起には走行路面に凹凸があったり、小石等
が散乱している地面を走行する場合には、転輪や駆動輪
等から受ける異常な力がかかり、このため、突起の偏摩
耗や破損が生じることもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このために、ゴム弾性
体が今だ充分に使用され得る状況にあっても、芯金の中
央部の摩耗や突起とその近傍に発生する破損のために、
ゴムクロ−ラ全体が取り替えられることとなり、極めて
不経済な点があった。従って、従来より芯金全体を摩耗
しにくい材質とする手段が取られ、一般には高マンガン
鋼を用い、熱処理焼入れと高周波焼入れがほどこされた
芯金が用いられているが、コストが高く改良が望まれて
いたものである。
体が今だ充分に使用され得る状況にあっても、芯金の中
央部の摩耗や突起とその近傍に発生する破損のために、
ゴムクロ−ラ全体が取り替えられることとなり、極めて
不経済な点があった。従って、従来より芯金全体を摩耗
しにくい材質とする手段が取られ、一般には高マンガン
鋼を用い、熱処理焼入れと高周波焼入れがほどこされた
芯金が用いられているが、コストが高く改良が望まれて
いたものである。
【0006】このような現状に鑑みて本出願人は平成2
年特許願第414197号にて、特に芯金の摩耗や破損
に対して、部分的に取り替え可能となしたゴムクロ−ラ
を提供したが、本発明はこれを更に改良したものであっ
て、特にゴムクロ−ラに用いられる芯金を組立式とな
し、この組立を容易にしようとする点に特徴がある。
年特許願第414197号にて、特に芯金の摩耗や破損
に対して、部分的に取り替え可能となしたゴムクロ−ラ
を提供したが、本発明はこれを更に改良したものであっ
て、特にゴムクロ−ラに用いられる芯金を組立式とな
し、この組立を容易にしようとする点に特徴がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、次の構成を採用したものである。即ち、ゴ
ム弾性体中に埋設される板状部材と、この板状部材に当
接されスプロケット歯との係合部となる中央部材と、よ
りなる芯金であって、前記板状部材にボルト貫通部を形
成すると共に、この貫通部の外側にボルト又はナットを
配設し、この貫通部に合致させて、前記中央部材にボル
ト貫通部を形成し、両ボルト貫通部にボルトを貫通・螺
合して両部材を螺着一体化したことを特徴とするゴムク
ロ−ラ用組立式芯金を提供するものである。
成するため、次の構成を採用したものである。即ち、ゴ
ム弾性体中に埋設される板状部材と、この板状部材に当
接されスプロケット歯との係合部となる中央部材と、よ
りなる芯金であって、前記板状部材にボルト貫通部を形
成すると共に、この貫通部の外側にボルト又はナットを
配設し、この貫通部に合致させて、前記中央部材にボル
ト貫通部を形成し、両ボルト貫通部にボルトを貫通・螺
合して両部材を螺着一体化したことを特徴とするゴムク
ロ−ラ用組立式芯金を提供するものである。
【0008】そして、特に言えば、前記板状部材の外側
に、ボルトの頭又はナットが嵌め込まれる凹み部を設け
た組立芯金であり、これによってスチ−ルコ−ドの接着
面が平坦となるものである。更に好ましくは、中央部材
が接触する板状部材の面に、中央部材が嵌め込まれる凹
み部を設けるか、板状部材と中央部材との接触面に、相
互に嵌合する凹凸嵌合面を形成するものである。
に、ボルトの頭又はナットが嵌め込まれる凹み部を設け
た組立芯金であり、これによってスチ−ルコ−ドの接着
面が平坦となるものである。更に好ましくは、中央部材
が接触する板状部材の面に、中央部材が嵌め込まれる凹
み部を設けるか、板状部材と中央部材との接触面に、相
互に嵌合する凹凸嵌合面を形成するものである。
【0009】
【作用】本発明にあっては、芯金を板状部材と中央部材
の両部材から構成したものであって、この両者は板状部
材側のナットと中央部材側のボルトによって一体化され
るものである。そして、一般には板状部材側にナットを
嵌め込む凹み部が形成され、ここにナットが嵌り込むこ
とになる。
の両部材から構成したものであって、この両者は板状部
材側のナットと中央部材側のボルトによって一体化され
るものである。そして、一般には板状部材側にナットを
嵌め込む凹み部が形成され、ここにナットが嵌り込むこ
とになる。
【0010】しかるに、通常は板状部材が主としてゴム
弾性体中に埋設されることとなる。このため、ナットも
ゴム弾性体中に同様に埋設されるが、中央部材はゴム弾
性体中に埋設されることはなくボルト自体もゴム中に埋
設されない。従って、この芯金がゴムクロ−ラに用いら
れ、その結果中央部材が破損した場合、ボルトを螺脱す
ることによって中央部材がそっくり外されることとな
り、ここに新品の中央部材が交換可能となるのである。
弾性体中に埋設されることとなる。このため、ナットも
ゴム弾性体中に同様に埋設されるが、中央部材はゴム弾
性体中に埋設されることはなくボルト自体もゴム中に埋
設されない。従って、この芯金がゴムクロ−ラに用いら
れ、その結果中央部材が破損した場合、ボルトを螺脱す
ることによって中央部材がそっくり外されることとな
り、ここに新品の中央部材が交換可能となるのである。
【0011】そして、特に板状部材にはナットが嵌り込
む凹みが形成されていることから、このボルトの螺脱乃
至は螺合時にもナットが空回りすることがなく芯金の組
立が完全になされることができることとなったものであ
る。勿論ナットと板状部材とが溶接等で一体化されてい
るものが更に好ましいものである。
む凹みが形成されていることから、このボルトの螺脱乃
至は螺合時にもナットが空回りすることがなく芯金の組
立が完全になされることができることとなったものであ
る。勿論ナットと板状部材とが溶接等で一体化されてい
るものが更に好ましいものである。
【0012】一方、中央部材が板状部材と接触固定され
るが、この場合も板状部材に中央部材が嵌り込む凹みを
形成するか、或いはこの両者の接触面に凹凸嵌合面を形
成してその嵌合を容易とし、これらの構成によってボル
トにかかる力を効果的に減少させることができたもので
ある。
るが、この場合も板状部材に中央部材が嵌り込む凹みを
形成するか、或いはこの両者の接触面に凹凸嵌合面を形
成してその嵌合を容易とし、これらの構成によってボル
トにかかる力を効果的に減少させることができたもので
ある。
【0013】芯金を複数の部材としこれらを一体化して
芯金を構成する技術は、例えば実公昭54−9302号
公報や実開昭51−109005号公報によって公知で
はあるが、これらはいずれも分離不可能に溶接されて使
用に供され、かつ、この芯金は全体がゴム弾性体中に埋
設されてしまうもので、元来これをゴムクロ−ラに供さ
れた後に部分的に取り換えるべき構造となっておらず、
本発明の構成を示唆するものではない。
芯金を構成する技術は、例えば実公昭54−9302号
公報や実開昭51−109005号公報によって公知で
はあるが、これらはいずれも分離不可能に溶接されて使
用に供され、かつ、この芯金は全体がゴム弾性体中に埋
設されてしまうもので、元来これをゴムクロ−ラに供さ
れた後に部分的に取り換えるべき構造となっておらず、
本発明の構成を示唆するものではない。
【0014】一般に建機等にあっては機体の寿命が60
00時間程度であるのに対し、ゴムクロ−ラの寿命は2
000時間程度であり、特に砂等を噛み込む走行路面に
あっては、芯金のスプロケット歯との係合部分は500
時間程度で摩耗が激しくなり使用に供し得なくなってし
まう。このため、ゴムクロ−ラを構成するゴム弾性体
は、まだ使用に供され得るが芯金部の不都合によって廃
棄されてしまうこととなり、ゴムクロ−ラとしての寿命
は著しく短いものであったが、本発明によればはかかる
摩耗部位や破損部位を容易に交換することが可能とな
り、ゴムクロ−ラの寿命を著しくのばすことができるよ
うになったものであって、更にはコスト的にも安価なも
のが得られるようになったのである。
00時間程度であるのに対し、ゴムクロ−ラの寿命は2
000時間程度であり、特に砂等を噛み込む走行路面に
あっては、芯金のスプロケット歯との係合部分は500
時間程度で摩耗が激しくなり使用に供し得なくなってし
まう。このため、ゴムクロ−ラを構成するゴム弾性体
は、まだ使用に供され得るが芯金部の不都合によって廃
棄されてしまうこととなり、ゴムクロ−ラとしての寿命
は著しく短いものであったが、本発明によればはかかる
摩耗部位や破損部位を容易に交換することが可能とな
り、ゴムクロ−ラの寿命を著しくのばすことができるよ
うになったものであって、更にはコスト的にも安価なも
のが得られるようになったのである。
【0015】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面を用いて更に説明
する。図1は本発明のゴムクロ−ラ用組立芯金の第1実
施例101 を用いた、ゴムクロ−ラの芯金部分における
一部切り欠き正面図である。そして、図2はその芯金1
01 の中央部材のみを取り出した平面図、図3は中央部
材の正面図、図4はその側面図である。図中、符号11
は芯金の板状部材を示し、これは左右にのびる翼部1
2、12をもち、この部位がゴムクロ−ラの主体をなす
ゴム弾性体31中に埋設されることとなる。一方、この
板状部材11に一体に固定された中央部材21は、中央
左右に一対の突起22が形成されており、これはゴム弾
性体31の内周面32より突出するものである。そし
て、この突起22に挟まれた部分がスプロケット歯との
係合部となるものである。
する。図1は本発明のゴムクロ−ラ用組立芯金の第1実
施例101 を用いた、ゴムクロ−ラの芯金部分における
一部切り欠き正面図である。そして、図2はその芯金1
01 の中央部材のみを取り出した平面図、図3は中央部
材の正面図、図4はその側面図である。図中、符号11
は芯金の板状部材を示し、これは左右にのびる翼部1
2、12をもち、この部位がゴムクロ−ラの主体をなす
ゴム弾性体31中に埋設されることとなる。一方、この
板状部材11に一体に固定された中央部材21は、中央
左右に一対の突起22が形成されており、これはゴム弾
性体31の内周面32より突出するものである。そし
て、この突起22に挟まれた部分がスプロケット歯との
係合部となるものである。
【0016】さて、この板状部材11と中央部材21と
は、夫々に設けられたボルト貫通部13及び23にボル
ト41が貫通し、板状部材11の外側に配置されたナッ
ト42と螺合されることによって一体化される。この
際、板状部材11にはナット42を嵌め込む凹み部14
が形成され、ここにナット42が嵌め込まれることにな
る。この例にあっては、ボルト貫通部23が左右に一つ
づつ備えられたものである。
は、夫々に設けられたボルト貫通部13及び23にボル
ト41が貫通し、板状部材11の外側に配置されたナッ
ト42と螺合されることによって一体化される。この
際、板状部材11にはナット42を嵌め込む凹み部14
が形成され、ここにナット42が嵌め込まれることにな
る。この例にあっては、ボルト貫通部23が左右に一つ
づつ備えられたものである。
【0017】特に、本発明の芯金101 にあっては、中
央部材21はゴム弾性体中に埋設されないため、使用に
よって破損等が生じた際に、中央部材21のみの取り替
えが容易となる。又、ナット42が凹み部14内に嵌め
込まれているため、ナット42が板状部材11の外表面
より突出していないものであり、このため、芯金(板状
部材)の外側を囲んでゴム弾性体31中に埋設されたス
チ−ルコ−ド51との接触もなくなるという利点があ
る。尚、ボルト41とナット42は逆に備えてよいこと
は言うまでもない。
央部材21はゴム弾性体中に埋設されないため、使用に
よって破損等が生じた際に、中央部材21のみの取り替
えが容易となる。又、ナット42が凹み部14内に嵌め
込まれているため、ナット42が板状部材11の外表面
より突出していないものであり、このため、芯金(板状
部材)の外側を囲んでゴム弾性体31中に埋設されたス
チ−ルコ−ド51との接触もなくなるという利点があ
る。尚、ボルト41とナット42は逆に備えてよいこと
は言うまでもない。
【0018】この凹み部14はボルト41とナット42
との螺合の際にボルト41或いはナット42が回転しな
い形状とされるものであって、通常はナット42の形状
に合わせて六角形乃至は長方形とするものである。即
ち、この凹み部14はボルト41の頭或いはナット42
の形状に合わせて形成されることによって廻り止め(空
転防止)されるのがよく、図5〜図7にその代表例を示
す。図5はボルト41の頭或いはナット42の形状が正
方形の場合に適用されるものであり、図6〜図7はこれ
らが六角形の場合に適用される凹み部14であり、図6
にあっては正六角形の凹み部14、図7にあってはボル
ト41の頭或いはナット42の対向面を制御して廻り止
めされるものである。尚、図示はしないが、ボルト貫通
部13及び23は夫々の部材11及び21の両側先端よ
り切り込まれた溝であってもよく、ナット42を嵌め込
む凹み部14も同様である。
との螺合の際にボルト41或いはナット42が回転しな
い形状とされるものであって、通常はナット42の形状
に合わせて六角形乃至は長方形とするものである。即
ち、この凹み部14はボルト41の頭或いはナット42
の形状に合わせて形成されることによって廻り止め(空
転防止)されるのがよく、図5〜図7にその代表例を示
す。図5はボルト41の頭或いはナット42の形状が正
方形の場合に適用されるものであり、図6〜図7はこれ
らが六角形の場合に適用される凹み部14であり、図6
にあっては正六角形の凹み部14、図7にあってはボル
ト41の頭或いはナット42の対向面を制御して廻り止
めされるものである。尚、図示はしないが、ボルト貫通
部13及び23は夫々の部材11及び21の両側先端よ
り切り込まれた溝であってもよく、ナット42を嵌め込
む凹み部14も同様である。
【0019】以上のようにゴムクロ−ラに用いられる芯
金をこのように複数に分割構造とすれば、芯金の夫々の
部位に要求される性質、例えば耐摩耗性や耐蝕性に特に
すぐれた材質を用いることが可能となり、更には、芯金
の部分的な破損に対しても、交換・修理が容易となりゴ
ムクロ−ラの耐久性の向上ともなるものである。
金をこのように複数に分割構造とすれば、芯金の夫々の
部位に要求される性質、例えば耐摩耗性や耐蝕性に特に
すぐれた材質を用いることが可能となり、更には、芯金
の部分的な破損に対しても、交換・修理が容易となりゴ
ムクロ−ラの耐久性の向上ともなるものである。
【0020】尚、本発明の芯金101 の突起22は、機
体側に取り付けられた転輪の転動面となり、或いは脱輪
防止機能を有するものであり、この形状に特に制限はな
いが上記した例にあっては、突起22は機体側に取り付
けられた転輪の転動面221と、この転動面221 の下
側に形成された窪み222 内に順次嵌り合う角部223
とからなる例であり、これを左右千鳥状に配列したもの
である。これは後述するように、これはオペレ−タ−に
対する振動の低減と共に、ゴム弾性体中31に埋設され
た芯金101 、101 のねじれに対する阻止能力を有す
ものである。図にあって、突起22を補強するため、裾
部224 が左右に張り出されたものである。
体側に取り付けられた転輪の転動面となり、或いは脱輪
防止機能を有するものであり、この形状に特に制限はな
いが上記した例にあっては、突起22は機体側に取り付
けられた転輪の転動面221と、この転動面221 の下
側に形成された窪み222 内に順次嵌り合う角部223
とからなる例であり、これを左右千鳥状に配列したもの
である。これは後述するように、これはオペレ−タ−に
対する振動の低減と共に、ゴム弾性体中31に埋設され
た芯金101 、101 のねじれに対する阻止能力を有す
ものである。図にあって、突起22を補強するため、裾
部224 が左右に張り出されたものである。
【0021】図8は本発明の芯金101 の中央部材21
と、スプロケット或いはアイドラ−60との巻き付き状
態を示す側面図である。この図に示すように、突起22
に形成された窪み222 と角部223 との嵌め合わせは
極めてスム−ズになされ、スプロケット或いはアイドラ
−60の曲率半径に合わせて両者が嵌り合い、このた
め、スチ−ルコ−ド51に余計な引張力を与えることが
なくなり、巻き付き時の振動等の発生を低減できると共
に、ゴムクロ−ラの耐久性能が大幅に向上することとな
る。
と、スプロケット或いはアイドラ−60との巻き付き状
態を示す側面図である。この図に示すように、突起22
に形成された窪み222 と角部223 との嵌め合わせは
極めてスム−ズになされ、スプロケット或いはアイドラ
−60の曲率半径に合わせて両者が嵌り合い、このた
め、スチ−ルコ−ド51に余計な引張力を与えることが
なくなり、巻き付き時の振動等の発生を低減できると共
に、ゴムクロ−ラの耐久性能が大幅に向上することとな
る。
【0022】図9は本発明の芯金102 の第2実施例で
あり、板状部材11に中央部材21が嵌め込まれる凹み
部15が形成され、ここに中央部材21が嵌め込まれて
ボルト41及びナット42の螺合にて両者が一体とされ
たものである。この例にあっては、両者を一体化するボ
ルト41に作用する力を、効果的に減少させることとな
る特徴がある。
あり、板状部材11に中央部材21が嵌め込まれる凹み
部15が形成され、ここに中央部材21が嵌め込まれて
ボルト41及びナット42の螺合にて両者が一体とされ
たものである。この例にあっては、両者を一体化するボ
ルト41に作用する力を、効果的に減少させることとな
る特徴がある。
【0023】以上の各芯金を用いた実施例にあって、こ
の芯金をゴム中に埋設してゴムクロ−ラとした場合、即
ち、かかる芯金を一種類適用したゴムクロ−ラにあって
は、特徴あるゴムクロ−ラとなることは勿論であるが、
場合によってはゴムクロ−ラのねじりに対して方向性が
もたらされると言う問題点もある。この点更に言及する
と、図10及び図11は、特に隣り合う芯金の、中央部
材21の突起22の転動面221 、窪み222 、角部2
23 の関係を示したものであるが、図10にて示すよう
に時計廻り方向のねじり力に対しては、突起22と干渉
する対抗物がなく容易にはねじれるが、図11のように
反時計廻りのねじり力ではゴムクロ−ラにねじれが生じ
ないこととなる。このことは、突起22に窪み222 、
角部223 等を形成しない場合も同様であって、このよ
うな場合にはどちら側へのねじりに対しても十分な阻止
力を発揮することはないのが普通である。
の芯金をゴム中に埋設してゴムクロ−ラとした場合、即
ち、かかる芯金を一種類適用したゴムクロ−ラにあって
は、特徴あるゴムクロ−ラとなることは勿論であるが、
場合によってはゴムクロ−ラのねじりに対して方向性が
もたらされると言う問題点もある。この点更に言及する
と、図10及び図11は、特に隣り合う芯金の、中央部
材21の突起22の転動面221 、窪み222 、角部2
23 の関係を示したものであるが、図10にて示すよう
に時計廻り方向のねじり力に対しては、突起22と干渉
する対抗物がなく容易にはねじれるが、図11のように
反時計廻りのねじり力ではゴムクロ−ラにねじれが生じ
ないこととなる。このことは、突起22に窪み222 、
角部223 等を形成しない場合も同様であって、このよ
うな場合にはどちら側へのねじりに対しても十分な阻止
力を発揮することはないのが普通である。
【0024】上記のケ−スは、ゴムクロ−ラに埋設され
た芯金を一種類用いた場合に生ずるが、特定形状の突起
を有する芯金を2種類用い、これを交互に採用すれば、
ゴムクロ−ラのねじり力は効果的に阻止されることが分
かった。図12〜図15は本発明の組立式芯金103 の
第3実施例の、中央部材21のみを示すものであり、図
12〜図14はその内の一種類(以下Aタイプと言う)
を示す中央部材21であって、図12はその平面図、図
13は正面図、図14はA−A線における側面図であ
る。又、図15は他の一種類(以下Bタイプと言う)の
中央部材21の平面図である。
た芯金を一種類用いた場合に生ずるが、特定形状の突起
を有する芯金を2種類用い、これを交互に採用すれば、
ゴムクロ−ラのねじり力は効果的に阻止されることが分
かった。図12〜図15は本発明の組立式芯金103 の
第3実施例の、中央部材21のみを示すものであり、図
12〜図14はその内の一種類(以下Aタイプと言う)
を示す中央部材21であって、図12はその平面図、図
13は正面図、図14はA−A線における側面図であ
る。又、図15は他の一種類(以下Bタイプと言う)の
中央部材21の平面図である。
【0025】さて、この実施例の芯金103 の中央部材
21の突起22を説明すると、主として転動面221 を
司る突起226 と、主として角部223 を司る突起22
8 とを左右に配置したものであり、Aタイプは右側に転
動面221 を司る突起226を、Bタイプは左側に転動
面221 を司る突起226 を夫々配置し、これらを交互
にゴム弾性体31中に埋設してゴムクロ−ラとするもの
である。勿論、突起226 にあっては、転動面221 の
芯金の翼部12より膨出した部位に交互に窪み222 を
形成し、角部223 を嵌め込ませる部位としたものであ
り、一方、突起226 にあっては、この窪み222 に対
応して角部223 を芯金の翼部12より膨出させてなる
ものである。尚、突起226 の中央部の頂面は転輪の転
動面ともなっている。
21の突起22を説明すると、主として転動面221 を
司る突起226 と、主として角部223 を司る突起22
8 とを左右に配置したものであり、Aタイプは右側に転
動面221 を司る突起226を、Bタイプは左側に転動
面221 を司る突起226 を夫々配置し、これらを交互
にゴム弾性体31中に埋設してゴムクロ−ラとするもの
である。勿論、突起226 にあっては、転動面221 の
芯金の翼部12より膨出した部位に交互に窪み222 を
形成し、角部223 を嵌め込ませる部位としたものであ
り、一方、突起226 にあっては、この窪み222 に対
応して角部223 を芯金の翼部12より膨出させてなる
ものである。尚、突起226 の中央部の頂面は転輪の転
動面ともなっている。
【0026】言い換えれば、左右に千鳥状に突起22
6 、228 を配置した中央部材21を使用した芯金10
3 を、交互にゴムクロ−ラ中に埋設するものである。こ
のため、隣り合う芯金103 の突起22は左右交互に干
渉し合うこととなり、ゴムクロ−ラのねじり力に対して
これを阻止するという大きな特徴がもたらされる。
6 、228 を配置した中央部材21を使用した芯金10
3 を、交互にゴムクロ−ラ中に埋設するものである。こ
のため、隣り合う芯金103 の突起22は左右交互に干
渉し合うこととなり、ゴムクロ−ラのねじり力に対して
これを阻止するという大きな特徴がもたらされる。
【0027】
【効果】本発明にあっては、ゴムクロ−ラの芯金の中央
部が特にスプロケット歯との係合摩擦によって摩耗する
こととなるので、かかる芯金の中央部をボルトにて取り
替え可能な構造とし、芯金に摩耗や破損が生じた場合に
はこれを取り替えればよいこととなり、ゴムクロ−ラと
しての寿命が著しく伸びると共に、かかる中央部材のみ
を耐摩耗性能等にすぐれた部材を採用すればよいことと
なる。
部が特にスプロケット歯との係合摩擦によって摩耗する
こととなるので、かかる芯金の中央部をボルトにて取り
替え可能な構造とし、芯金に摩耗や破損が生じた場合に
はこれを取り替えればよいこととなり、ゴムクロ−ラと
しての寿命が著しく伸びると共に、かかる中央部材のみ
を耐摩耗性能等にすぐれた部材を採用すればよいことと
なる。
【図1】図1は本発明のゴムクロ−ラ用組立芯金の第1
実施例を用いたゴムクロ−ラの、芯金部の一部切り欠き
正面図である。
実施例を用いたゴムクロ−ラの、芯金部の一部切り欠き
正面図である。
【図2】図2は図1に示した芯金の中央部材のみを取り
出した平面図である。
出した平面図である。
【図3】図3は図2の中央部材の正面図である。
【図4】図4は図2の中央部材の側面図である。
【図5】図5は芯金の板状部材に形成される凹み部の一
例を示す平面図である。
例を示す平面図である。
【図6】図6は芯金の板状部材に形成される凹み部の他
の例を示す平面図である。
の例を示す平面図である。
【図7】図7は芯金の板状部材に形成される凹み部の更
に他の例を示す平面図である。
に他の例を示す平面図である。
【図8】図8は本発明の芯金のスプロケット或いはアイ
ドラ−との巻き付き状態を示す図であり、特に芯金の中
央部材をもってその状態を示した側面図である。
ドラ−との巻き付き状態を示す図であり、特に芯金の中
央部材をもってその状態を示した側面図である。
【図9】図9は本発明の芯金の第2実施例を示す一部切
り欠き正面図である。
り欠き正面図である。
【図10】図10は隣り合う芯金の中央部材21の突起
22の転動面221 、窪み222、角部223 の関係を
示したもので、特にゴムクロ−ラに対して時計廻り方向
のねじり力に対する説明図である。
22の転動面221 、窪み222、角部223 の関係を
示したもので、特にゴムクロ−ラに対して時計廻り方向
のねじり力に対する説明図である。
【図11】図11は図10と同様の図であるが、特にゴ
ムクロ−ラに対して反時計廻り方向のねじり力に対する
説明図である。
ムクロ−ラに対して反時計廻り方向のねじり力に対する
説明図である。
【図12】図12は本発明の組立式芯金の第3実施例の
中央部材のみを示すものであり、Aタイプ芯金の中央部
材の平面図である。
中央部材のみを示すものであり、Aタイプ芯金の中央部
材の平面図である。
【図13】図13は図12に示したAタイプ芯金の正面
図である。
図である。
【図14】図14は図12に示したAタイプ芯金の、A
−A線における側断面図である。
−A線における側断面図である。
【図15】図15は本発明の組立式芯金の第3実施例の
Bタイプ芯金の中央部材の平面図である。
Bタイプ芯金の中央部材の平面図である。
101 、102 、103 ‥‥芯金、 11‥‥芯金を構成する板状部材、 12‥‥板状部材の翼部、 13‥‥板状部材のボルト貫通部、 14‥‥ナットを嵌め込む板状部材の凹み部、 15‥‥中央部材が嵌め込まれる板状部材の凹み部、 21‥‥芯金を構成する中央部材、 22、226 、228 ‥‥突起、 221 ‥‥転動面 222 ‥‥窪み 223 ‥‥角部 224 ‥‥裾部 23‥‥中央部材のボルト貫通部、 31‥‥ゴムクロ−ラの基体をなすゴム弾性体、 32‥‥ゴム弾性体の内周面、 41‥‥ボルト、 42‥‥ナット、 51‥‥スチ−ルコ−ド、 60‥‥スプロケット或いはアイドラ−。
Claims (4)
- 【請求項1】 ゴム弾性体中に埋設される板状部材と、
この板状部材に当接されスプロケット歯との係合部とな
る中央部材と、よりなる芯金であって、前記板状部材に
ボルト貫通部を形成すると共に、この貫通部の外側にボ
ルト又はナットを配設し、この貫通部に合致させて、前
記中央部材にボルト貫通部を形成し、両ボルト貫通部に
ボルトを貫通・螺合して両部材を螺着一体化したことを
特徴とするゴムクロ−ラ用組立式芯金。 - 【請求項2】 前記板状部材の外側に、ボルトの頭又は
ナットが嵌め込まれる凹み部を設けスチ−ルコ−ド接着
面を平坦とした請求項第1項記載のゴムクロ−ラ用組立
芯金。 - 【請求項3】 前記板状部材の内側に、中央部材が嵌め
込まれる凹み部を設けた請求項第1項記載のゴムクロ−
ラ用組立芯金。 - 【請求項4】 板状部材と中央部材との接触面に、相互
に嵌合する凹凸嵌合面を形成した請求項第1項記載のゴ
ムクロ−ラ用組立芯金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5172689A JPH072153A (ja) | 1993-06-19 | 1993-06-19 | ゴムクロ−ラ用組立式芯金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5172689A JPH072153A (ja) | 1993-06-19 | 1993-06-19 | ゴムクロ−ラ用組立式芯金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH072153A true JPH072153A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15946538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5172689A Pending JPH072153A (ja) | 1993-06-19 | 1993-06-19 | ゴムクロ−ラ用組立式芯金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072153A (ja) |
-
1993
- 1993-06-19 JP JP5172689A patent/JPH072153A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070920 Year of fee payment: 12 |
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| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080920 Year of fee payment: 13 |
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