JPH07215920A - アミノジフェニルアミンの製造法 - Google Patents
アミノジフェニルアミンの製造法Info
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- JPH07215920A JPH07215920A JP6071734A JP7173494A JPH07215920A JP H07215920 A JPH07215920 A JP H07215920A JP 6071734 A JP6071734 A JP 6071734A JP 7173494 A JP7173494 A JP 7173494A JP H07215920 A JPH07215920 A JP H07215920A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C211/00—Compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
- C07C211/43—Compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton having amino groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of the carbon skeleton
- C07C211/54—Compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton having amino groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of the carbon skeleton having amino groups bound to two or three six-membered aromatic rings
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Abstract
(57)【要約】
【目的】アミノジフェニルアミンの製造法の提供。
【構成】水素移動触媒の存在下、フェニレンジアミンと
シクロヘキサノンを非含硫極性溶媒中に於いて反応させ
るに際し、水素受容体としてニトロアニリンを使用する
アミノジフェニルアミンの製造法。
シクロヘキサノンを非含硫極性溶媒中に於いて反応させ
るに際し、水素受容体としてニトロアニリンを使用する
アミノジフェニルアミンの製造法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアミノジフェニルアミン
の改善された製造方法に関する。本発明の方法によって
得られるアミノジフェニルアミンはゴム薬及び染料等の
原料として極めて重要な工業薬品である。
の改善された製造方法に関する。本発明の方法によって
得られるアミノジフェニルアミンはゴム薬及び染料等の
原料として極めて重要な工業薬品である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】4−ア
ミノジフェニルアミンの製造方法としてはp−フェニレ
ンジアミンをニトロソ化したN−ニトロソジフェニルア
ミンを転位、還元させる方法(P.B.Reports
77764,27−32)、ホルムアニリド、または
アセトアニリドとハロニトロベンゼンを縮合させてニト
ロ基を還元する方法〔ジャーナル・オブ・オーガニック
・ケミストリー(J.O.C.,42(10),178
6−90)〕等,2−アミノジフェニルアミンの製造方
法としてはアゾ化合物の転移反応〔ジャーナル・オブ・
オーガニック・ケミストリー(J.O.C.,295
(1),91−7,1985)等,3−アミノジフェニ
ルアミンンの製造方法としては3−ニトロジフェニルア
ミンの還元等が既に公知である。
ミノジフェニルアミンの製造方法としてはp−フェニレ
ンジアミンをニトロソ化したN−ニトロソジフェニルア
ミンを転位、還元させる方法(P.B.Reports
77764,27−32)、ホルムアニリド、または
アセトアニリドとハロニトロベンゼンを縮合させてニト
ロ基を還元する方法〔ジャーナル・オブ・オーガニック
・ケミストリー(J.O.C.,42(10),178
6−90)〕等,2−アミノジフェニルアミンの製造方
法としてはアゾ化合物の転移反応〔ジャーナル・オブ・
オーガニック・ケミストリー(J.O.C.,295
(1),91−7,1985)等,3−アミノジフェニ
ルアミンンの製造方法としては3−ニトロジフェニルア
ミンの還元等が既に公知である。
【0003】しかしながら、煩雑な反応工程が必要であ
ったり、多量かつ特殊な試薬及び溶媒が必要であった
り、精密な精製工程が必要であったりするため工業的に
有利な方法とは言い難い。また、本発明と類似して、水
素移動触媒、水素受容体の存在下、シクロヘキサノンと
フェニレンジアミンとを反応させてアミノジフェニルア
ミンを製造する方法についても既に知られている。この
場合水素受容体として、α−メチルスチレンを使用し
て、パラジウム触媒使用下、シクロヘキサノンとフェニ
レンジアミンを反応させアミノジフェニルアミンを得て
いる(特開昭57−58648)。しかしながら、この
方法においては、水素受容体であるα−メチルスチレン
は、水素受容体としての利用以外、反応に有効に利用す
ることはできず、原料をすべてフェニレンジアミンの形
で系内に供給しなくてはならないこと、高温加圧下での
反応であることから工業的製法としては満足の行く方法
とは言い難い。
ったり、多量かつ特殊な試薬及び溶媒が必要であった
り、精密な精製工程が必要であったりするため工業的に
有利な方法とは言い難い。また、本発明と類似して、水
素移動触媒、水素受容体の存在下、シクロヘキサノンと
フェニレンジアミンとを反応させてアミノジフェニルア
ミンを製造する方法についても既に知られている。この
場合水素受容体として、α−メチルスチレンを使用し
て、パラジウム触媒使用下、シクロヘキサノンとフェニ
レンジアミンを反応させアミノジフェニルアミンを得て
いる(特開昭57−58648)。しかしながら、この
方法においては、水素受容体であるα−メチルスチレン
は、水素受容体としての利用以外、反応に有効に利用す
ることはできず、原料をすべてフェニレンジアミンの形
で系内に供給しなくてはならないこと、高温加圧下での
反応であることから工業的製法としては満足の行く方法
とは言い難い。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は従来の技術
より更に工業的に有利な製法を確立すべく検討した。そ
の結果、非含硫極性溶媒中において、水素移動触媒の存
在下、フェニレンジアミン(以下、PDと略する)とシ
クロヘキサノンを反応させるに際し、水素受容体として
ニトロアニリン(以下、NAと略する)を使用すること
により極めて温和な条件下で且つ収率よくアミノジフェ
ニルアミン(以下、ADPAと略する)が得られ、系内
にてNAより生成されるPDを原料として利用する事が
できることを見出し、本発明に到達した。
より更に工業的に有利な製法を確立すべく検討した。そ
の結果、非含硫極性溶媒中において、水素移動触媒の存
在下、フェニレンジアミン(以下、PDと略する)とシ
クロヘキサノンを反応させるに際し、水素受容体として
ニトロアニリン(以下、NAと略する)を使用すること
により極めて温和な条件下で且つ収率よくアミノジフェ
ニルアミン(以下、ADPAと略する)が得られ、系内
にてNAより生成されるPDを原料として利用する事が
できることを見出し、本発明に到達した。
【0005】即ち、本発明は水素移動触媒の存在下、フ
ェニレンジアミンとシクロヘキサノンを非含硫極性溶媒
中に於いて反応させるに際し、水素受容体としてニトロ
アニリンを使用することを特徴とするアミノジフェニル
アミンの製造法である。
ェニレンジアミンとシクロヘキサノンを非含硫極性溶媒
中に於いて反応させるに際し、水素受容体としてニトロ
アニリンを使用することを特徴とするアミノジフェニル
アミンの製造法である。
【0006】本発明方法においては、非含硫極性溶媒を
使用することが重要であり、例えば、N,N−ジメチル
ホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、テトラ
メチル尿素、メチルイソブチルケトン、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、1,3−ジメチルイミダゾリジノ
ン、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレン
グリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコール
ジメチルエーテル等グライム類、サリチル酸メチル、フ
ェノール、メチルフェノール、2,4,6−トリメチル
フェノール等アルキルフェノール、3−メトキシフェノ
ール、4−メトキシフェノール等アルコキシフェノール
等フェノール類が挙げられる。これらの溶媒は1種叉は
2種を混合して用いても良い。
使用することが重要であり、例えば、N,N−ジメチル
ホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、テトラ
メチル尿素、メチルイソブチルケトン、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、1,3−ジメチルイミダゾリジノ
ン、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレン
グリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコール
ジメチルエーテル等グライム類、サリチル酸メチル、フ
ェノール、メチルフェノール、2,4,6−トリメチル
フェノール等アルキルフェノール、3−メトキシフェノ
ール、4−メトキシフェノール等アルコキシフェノール
等フェノール類が挙げられる。これらの溶媒は1種叉は
2種を混合して用いても良い。
【0007】尚、含硫極性溶媒であるジメチルスルホキ
シド、スルホラン等は水素移動触媒に毒作用があり好ま
しくない。
シド、スルホラン等は水素移動触媒に毒作用があり好ま
しくない。
【0008】本発明の方法において使用される水素移動
触媒としては公知のいかなるものでも良いが、具体的に
は、ラネーニッケル、還元ニッケル、ニッケルを硅藻
土、アルミナ、軽石、シリカゲル、酸性白土などの種々
の担体に担持したニッケル担体触媒;ラネーコバルト、
還元コバルト、コバルト、コバルト・担体触媒などのコ
バルト触媒;ラネー銅、還元銅、銅・担体触媒などの銅
触媒;パラジウム黒、酸化パラジウム、コロイドパラジ
ウム、パラジウム・炭素、パラジウム・硫酸バリウム、
パラジウム・炭酸バリウムなどのパラジウム触媒;白金
黒、コロイド白金、白金海綿、酸化白金、硫化白金、白
金・炭素などの白金・担体触媒等の白金触媒;コロイド
ロジウム、ロジウム・炭素、酸化ロジウムなどのロジウ
ム触媒;ルテニウム触媒などの白金族触媒;七酸化二レ
ニウム、レニウム・炭素などのレニウム触媒;銅クロム
酸化物触媒;酸化モリブデン触媒;酸化バナジウム触
媒;酸化タングステン触媒などを例示することができ
る。これらの触媒のうちでは、パラジウム触媒を使用す
ることが好ましく、特にパラジウム・担体触媒を使用す
ることが好ましく、とりわけパラジウム・炭素、パラジ
ウム・アルミナを使用するのが良い。これらの水素移動
触媒の使用量はシクロヘキサノンに対し、金属原子とし
て通常0.001〜1.0グラム原子、好ましくは0.
002〜0.2グラム原子が良い。
触媒としては公知のいかなるものでも良いが、具体的に
は、ラネーニッケル、還元ニッケル、ニッケルを硅藻
土、アルミナ、軽石、シリカゲル、酸性白土などの種々
の担体に担持したニッケル担体触媒;ラネーコバルト、
還元コバルト、コバルト、コバルト・担体触媒などのコ
バルト触媒;ラネー銅、還元銅、銅・担体触媒などの銅
触媒;パラジウム黒、酸化パラジウム、コロイドパラジ
ウム、パラジウム・炭素、パラジウム・硫酸バリウム、
パラジウム・炭酸バリウムなどのパラジウム触媒;白金
黒、コロイド白金、白金海綿、酸化白金、硫化白金、白
金・炭素などの白金・担体触媒等の白金触媒;コロイド
ロジウム、ロジウム・炭素、酸化ロジウムなどのロジウ
ム触媒;ルテニウム触媒などの白金族触媒;七酸化二レ
ニウム、レニウム・炭素などのレニウム触媒;銅クロム
酸化物触媒;酸化モリブデン触媒;酸化バナジウム触
媒;酸化タングステン触媒などを例示することができ
る。これらの触媒のうちでは、パラジウム触媒を使用す
ることが好ましく、特にパラジウム・担体触媒を使用す
ることが好ましく、とりわけパラジウム・炭素、パラジ
ウム・アルミナを使用するのが良い。これらの水素移動
触媒の使用量はシクロヘキサノンに対し、金属原子とし
て通常0.001〜1.0グラム原子、好ましくは0.
002〜0.2グラム原子が良い。
【0009】本発明方法においてはPDとシクロヘキサ
ノンの縮合によりシッフ塩基を形成後、脱水素反応によ
りADPAが生成される。その際、発生する水素の受容
体としてNAを使用する。そうすることによって、反応
系内でNAがPDへと転換され、そのPDともう一方の
原料であるシクロヘキサノンとの反応により、さらにA
DPAができる。
ノンの縮合によりシッフ塩基を形成後、脱水素反応によ
りADPAが生成される。その際、発生する水素の受容
体としてNAを使用する。そうすることによって、反応
系内でNAがPDへと転換され、そのPDともう一方の
原料であるシクロヘキサノンとの反応により、さらにA
DPAができる。
【0010】この時、シッフ塩基1モルについてNA
0.67モルをPDへ変換することが可能である。従っ
て系内で発生する水素を完全に有効利用するためにはN
A/シクロヘキサノンのモル比を0.67で反応すれば
十分である。この時、NAが多いと反応速度が低下する
傾向にあり得策ではない。またPD/シクロヘキサノン
のモル比が小さすぎると、系内にて生成したADPAと
シクロヘキサノンがさらに反応してN,N’−ジフェニ
ルフェニレンジアミン(以下、N,N’−DPPAと略
する)が副生する傾向にある。これらの欠点を避けるた
め反応当初よりシクロヘキサノン1モルに対し0.67
モルのNA、及び0.33モル以上のPDを加えて反応
させるのが好ましい。さらに好ましくは、NAとPDと
の総和がシクロヘキサノン1モルに対して1.4モル以
上、特に1.7モル以上で反応するのがよい。
0.67モルをPDへ変換することが可能である。従っ
て系内で発生する水素を完全に有効利用するためにはN
A/シクロヘキサノンのモル比を0.67で反応すれば
十分である。この時、NAが多いと反応速度が低下する
傾向にあり得策ではない。またPD/シクロヘキサノン
のモル比が小さすぎると、系内にて生成したADPAと
シクロヘキサノンがさらに反応してN,N’−ジフェニ
ルフェニレンジアミン(以下、N,N’−DPPAと略
する)が副生する傾向にある。これらの欠点を避けるた
め反応当初よりシクロヘキサノン1モルに対し0.67
モルのNA、及び0.33モル以上のPDを加えて反応
させるのが好ましい。さらに好ましくは、NAとPDと
の総和がシクロヘキサノン1モルに対して1.4モル以
上、特に1.7モル以上で反応するのがよい。
【0011】本発明方法においては、反応当初より全原
料を反応容器に一括装入しておくこともできるが、水素
移動触媒、PD及び非含硫極性溶媒の混合液の中へシク
ロヘキサノンとNAを同時に滴下しながら反応すること
が重要であり、勿論これらを混合した後滴下しても良
い。そうすることにより常に系内におけるPD/シクロ
ヘキサノンのモル比をより高く維持する事ができ、高収
率で目的物を得る事ができる。。
料を反応容器に一括装入しておくこともできるが、水素
移動触媒、PD及び非含硫極性溶媒の混合液の中へシク
ロヘキサノンとNAを同時に滴下しながら反応すること
が重要であり、勿論これらを混合した後滴下しても良
い。そうすることにより常に系内におけるPD/シクロ
ヘキサノンのモル比をより高く維持する事ができ、高収
率で目的物を得る事ができる。。
【0012】反応は水を除去する為にベンゼン、トルエ
ン、キシレンのような溶媒を用いて共沸脱水しながら反
応混合物から分離する方法もとることができる。反応の
際の温度は通常140〜250℃、好ましくは160〜
200℃の範囲で選ばれる。
ン、キシレンのような溶媒を用いて共沸脱水しながら反
応混合物から分離する方法もとることができる。反応の
際の温度は通常140〜250℃、好ましくは160〜
200℃の範囲で選ばれる。
【0013】生成したADPAは反応終了後の混合物を
蒸留、晶析、抽出等の常法に従って処理することにより
得られる。例えば、反応終了液をろ過し触媒を分離す
る。この回収触媒は再使用できる。ろ液を濃縮し溶媒を
回収する。釜内のADPAは場合によってはそのまま次
の反応原料として使用できるが必要なら蒸留、晶析等に
より精製する。
蒸留、晶析、抽出等の常法に従って処理することにより
得られる。例えば、反応終了液をろ過し触媒を分離す
る。この回収触媒は再使用できる。ろ液を濃縮し溶媒を
回収する。釜内のADPAは場合によってはそのまま次
の反応原料として使用できるが必要なら蒸留、晶析等に
より精製する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の方法を実施例によって具体的
に説明する。 実施例1 分離器を備えた還流冷却器、温度計、撹拌装置を備えた
200mlの丸底フラスコに、エヌ・イー・ケムキャッ
ト社製含水率50重量%の5%Pd/C3.03g、
N,N’−ジメチルアセトアミド64.0g、パラフェ
ニレンジアミン(以下、PPDと略する。)7.21g
(0.07モル)、シクロヘキサノン19.63g
(0.20モル)及びパラニトロアニリン(以下、PN
Aと略する。)18.42g(0.13モル)を装入
し、158〜162℃に保ったまま5時間撹拌を続け
た。この間に生成する水はベンゼンを装入して共沸さ
せ、還流冷却器にて凝縮させた後、分離器より分離し
た。次いで反応液を室温まで冷却し、反応混合液より5
%Pd/Cを濾別した。濾液をガスクロマトグラフィー
を用いて分析したところ、シクロヘキサノンの転化率は
99.95(mol%/シクロヘキサノン)、p−AD
PAの収率は49.87(mol%/シクロヘキサノ
ン),N,N’−p−DPPAの収率は36.50(m
ol%/シクロヘキサノン),未脱水素物の収率は3.
26(mol%/シクロヘキサノン)であった。
に説明する。 実施例1 分離器を備えた還流冷却器、温度計、撹拌装置を備えた
200mlの丸底フラスコに、エヌ・イー・ケムキャッ
ト社製含水率50重量%の5%Pd/C3.03g、
N,N’−ジメチルアセトアミド64.0g、パラフェ
ニレンジアミン(以下、PPDと略する。)7.21g
(0.07モル)、シクロヘキサノン19.63g
(0.20モル)及びパラニトロアニリン(以下、PN
Aと略する。)18.42g(0.13モル)を装入
し、158〜162℃に保ったまま5時間撹拌を続け
た。この間に生成する水はベンゼンを装入して共沸さ
せ、還流冷却器にて凝縮させた後、分離器より分離し
た。次いで反応液を室温まで冷却し、反応混合液より5
%Pd/Cを濾別した。濾液をガスクロマトグラフィー
を用いて分析したところ、シクロヘキサノンの転化率は
99.95(mol%/シクロヘキサノン)、p−AD
PAの収率は49.87(mol%/シクロヘキサノ
ン),N,N’−p−DPPAの収率は36.50(m
ol%/シクロヘキサノン),未脱水素物の収率は3.
26(mol%/シクロヘキサノン)であった。
【0015】実施例2〜4 実施例1のPPD使用量を替えた以外は、実施例1と同
様に反応を行った。結果を第1表に示す。
様に反応を行った。結果を第1表に示す。
【0016】比較例1 実施例1のN,N’−ジメチルアセトアミドをp−シメ
ンに替えた以外は、実施例1と同様に反応を行った。結
果を第1表に示す。
ンに替えた以外は、実施例1と同様に反応を行った。結
果を第1表に示す。
【0017】
【表1】
【0018】実施例5 分離器を備えた還流冷却器、温度計、滴下装置及び撹拌
装置を備えた200mlの丸底フラスコに、エヌ・イー
・ケムキャット社製含水率50重量%の5%Pd/C
3.03g、N,N’−ジメチルアセトアミド40.0
g、PPD7.21g(0.07モル)を装入し、滴下
装置にシクロヘキサノン19.63g(0.20モル)
及びPNA18.42g(0.13モル)の混合溶液を
調整した。反応器内を撹拌しながら160℃まで昇温
し、158〜162℃に保ったまま滴下装置内の溶液を
6時間かけて滴下した。滴下終了後、更にこの温度範囲
を保ったまま1時間撹拌を続けた。この間に生成する水
はベンゼンを装入して共沸させ、還流冷却器にて凝縮さ
せた後、分離器より分離した。次いで反応液を室温まで
冷却し、反応混合液より5%Pd/Cを濾別した。濾液
をガスクロマトグラフィーを用いて分析したところ、シ
クロヘキサノンの転化率は99.51(mol%/シク
ロヘキサノン)、p−ADPAの収率は54.00(m
ol%/シクロヘキサノン),N,N’−DPPAの収
率は35.65(mol%/シクロヘキサノン),未脱
水素物の収率は9.72(mol%/シクロヘキサノ
ン)であった。
装置を備えた200mlの丸底フラスコに、エヌ・イー
・ケムキャット社製含水率50重量%の5%Pd/C
3.03g、N,N’−ジメチルアセトアミド40.0
g、PPD7.21g(0.07モル)を装入し、滴下
装置にシクロヘキサノン19.63g(0.20モル)
及びPNA18.42g(0.13モル)の混合溶液を
調整した。反応器内を撹拌しながら160℃まで昇温
し、158〜162℃に保ったまま滴下装置内の溶液を
6時間かけて滴下した。滴下終了後、更にこの温度範囲
を保ったまま1時間撹拌を続けた。この間に生成する水
はベンゼンを装入して共沸させ、還流冷却器にて凝縮さ
せた後、分離器より分離した。次いで反応液を室温まで
冷却し、反応混合液より5%Pd/Cを濾別した。濾液
をガスクロマトグラフィーを用いて分析したところ、シ
クロヘキサノンの転化率は99.51(mol%/シク
ロヘキサノン)、p−ADPAの収率は54.00(m
ol%/シクロヘキサノン),N,N’−DPPAの収
率は35.65(mol%/シクロヘキサノン),未脱
水素物の収率は9.72(mol%/シクロヘキサノ
ン)であった。
【0019】実施例6〜8 実施例5のN,N’−ジメチルアセトアミドに替え、第
2表に示すような種々の極性及び非極性溶媒を使用した
以外は、実施例5と同様に反応を行った。結果を第2表
に示す。
2表に示すような種々の極性及び非極性溶媒を使用した
以外は、実施例5と同様に反応を行った。結果を第2表
に示す。
【0020】
【表2】
【0021】実施例9〜13 実施例5のPPDの量を替え、第3表に示すような種々
の(PPD+PNA)/シクロヘキサノンにした以外
は、実施例5と同様に反応を行った。結果は第3表に示
す。
の(PPD+PNA)/シクロヘキサノンにした以外
は、実施例5と同様に反応を行った。結果は第3表に示
す。
【0022】
【表3】
【0023】実施例14〜16 実施例5のPPDをメタフェニレンジアミン(以下、M
PDと略する。)に、PPDをメタニトロアニリン(以
下、MNAと略する。)に替え、第4表に示すような種
々の(MPD+MNA)/シノロヘキサノンにした以外
は、実施例5と同様に反応を行った。結果は第4表に示
す。
PDと略する。)に、PPDをメタニトロアニリン(以
下、MNAと略する。)に替え、第4表に示すような種
々の(MPD+MNA)/シノロヘキサノンにした以外
は、実施例5と同様に反応を行った。結果は第4表に示
す。
【0024】
【表4】
【0025】実施例17 分離器を備えた還流冷却器、温度計、滴下装置及び撹拌
装置を備えた200mlの丸底フラスコに、エヌ・イー
・ケムキャット社製含水率50重量%の5%Pd/C
3.03g、トリエチレングリコールジメチルエーテル
40.0g、オルトフェニレンジアミン27.04g
(0.25モル)を装入し、滴下装置にシクロヘキサノ
ン19.63g(0.20モル)及びオルトニトロアニ
リン18.42g(0.13モル)の混合溶液を調整し
た。反応器内を撹拌しながら170℃まで昇温し、17
0〜173℃に保ったまま滴下装置内の溶液を15時間
かけて滴下した。滴下終了後、更にこの温度範囲を保っ
たまま2時間撹拌を続けた。この間に生成する水はベン
ゼンを装入して共沸させ、還流冷却器にて凝縮させた
後、分離器より分離した。次いで反応液を室温まで冷却
し、反応混合液より5%Pd/Cを濾別した。濾液をガ
スクロマトグラフィーを用いて分析したところ、シクロ
ヘキサノンの転化率は100(mol%/シクロヘキサ
ノン)、o−ADPAの収率は63.8(mol%/シ
クロヘキサノン),未脱水素物の収率は35.8(mo
l%/シクロヘキサノン)であった。
装置を備えた200mlの丸底フラスコに、エヌ・イー
・ケムキャット社製含水率50重量%の5%Pd/C
3.03g、トリエチレングリコールジメチルエーテル
40.0g、オルトフェニレンジアミン27.04g
(0.25モル)を装入し、滴下装置にシクロヘキサノ
ン19.63g(0.20モル)及びオルトニトロアニ
リン18.42g(0.13モル)の混合溶液を調整し
た。反応器内を撹拌しながら170℃まで昇温し、17
0〜173℃に保ったまま滴下装置内の溶液を15時間
かけて滴下した。滴下終了後、更にこの温度範囲を保っ
たまま2時間撹拌を続けた。この間に生成する水はベン
ゼンを装入して共沸させ、還流冷却器にて凝縮させた
後、分離器より分離した。次いで反応液を室温まで冷却
し、反応混合液より5%Pd/Cを濾別した。濾液をガ
スクロマトグラフィーを用いて分析したところ、シクロ
ヘキサノンの転化率は100(mol%/シクロヘキサ
ノン)、o−ADPAの収率は63.8(mol%/シ
クロヘキサノン),未脱水素物の収率は35.8(mo
l%/シクロヘキサノン)であった。
【0026】
【発明の効果】水素移動触媒、非含硫極性溶媒の存在
下、シクロヘキサノンとフェニレンジアミンと反応させ
るに際し、非含硫極性溶媒中で行い、水素受容体として
ニトロアニリンを使用することにより、極めて温和な条
件下で、高収率でアミノジフェニルアミンが得られる。
また、ニトロアニリンより生成されるフェノレンジアミ
ンは反応系内で原料として利用可能であると同時に、過
剰分は触媒とともに再利用する事ができる。
下、シクロヘキサノンとフェニレンジアミンと反応させ
るに際し、非含硫極性溶媒中で行い、水素受容体として
ニトロアニリンを使用することにより、極めて温和な条
件下で、高収率でアミノジフェニルアミンが得られる。
また、ニトロアニリンより生成されるフェノレンジアミ
ンは反応系内で原料として利用可能であると同時に、過
剰分は触媒とともに再利用する事ができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 水素移動触媒の存在下、フェニレンジア
ミンとシクロヘキサノンを非含硫極性溶媒中に於いて反
応させるに際し、水素受容体としてニトロアニリンを使
用することを特徴とするアミノジフェニルアミンの製造
法。 - 【請求項2】 請求項1の方法において、ニトロアニリ
ンとシクロヘキサノンを滴下しながら反応させることを
特徴とするアミノジフェニルアミンの製造方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06071734A JP3137828B2 (ja) | 1993-12-03 | 1994-04-11 | アミノジフェニルアミンの製造法 |
| TW083111114A TW360631B (en) | 1993-12-03 | 1994-11-30 | Process for the preparation of aminodiphenylamine |
| US08/353,379 US5536878A (en) | 1992-08-11 | 1994-12-02 | Method for preparing aromatic secondary amino compound |
| KR1019940032581A KR0138789B1 (ko) | 1993-12-03 | 1994-12-02 | 아미노디페닐아민의 제조방법 |
| CN94113079A CN1069306C (zh) | 1993-12-03 | 1994-12-03 | 氨基二苯胺的制备方法 |
| US08/640,022 US5618980A (en) | 1992-08-11 | 1996-04-30 | Method for preparing aromatic secondary amino compound |
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|---|---|---|---|
| JP30370793 | 1993-12-03 | ||
| JP5-303707 | 1993-12-03 | ||
| JP5-307638 | 1993-12-08 | ||
| JP30763893 | 1993-12-08 | ||
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Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07215920A true JPH07215920A (ja) | 1995-08-15 |
| JP3137828B2 JP3137828B2 (ja) | 2001-02-26 |
Family
ID=27300745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06071734A Expired - Fee Related JP3137828B2 (ja) | 1992-08-11 | 1994-04-11 | アミノジフェニルアミンの製造法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3137828B2 (ja) |
| KR (1) | KR0138789B1 (ja) |
| CN (1) | CN1069306C (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102686553A (zh) * | 2009-10-15 | 2012-09-19 | 锦湖石油化学株式会社 | 4,4′-双(烷基氨基)二苯胺的生产方法 |
| JP2018532775A (ja) * | 2015-10-21 | 2018-11-08 | セニックス・カンパニー・リミテッド | アリール置換パラ−フェニレンジアミン系物質の製造方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102259029B (zh) * | 2010-05-24 | 2014-12-10 | 江苏圣奥化学科技有限公司 | 固体碱催化剂 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4132945A1 (de) * | 1991-10-04 | 1993-04-08 | Bayer Ag | Verfahren zur herstellung von diphenylaminen |
-
1994
- 1994-04-11 JP JP06071734A patent/JP3137828B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1994-12-02 KR KR1019940032581A patent/KR0138789B1/ko not_active Expired - Fee Related
- 1994-12-03 CN CN94113079A patent/CN1069306C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102686553A (zh) * | 2009-10-15 | 2012-09-19 | 锦湖石油化学株式会社 | 4,4′-双(烷基氨基)二苯胺的生产方法 |
| JP2018532775A (ja) * | 2015-10-21 | 2018-11-08 | セニックス・カンパニー・リミテッド | アリール置換パラ−フェニレンジアミン系物質の製造方法 |
| US10793510B2 (en) | 2015-10-21 | 2020-10-06 | Sennics Co., Ltd. | Method for preparing aryl substituted p-phenylenediamine substance |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR950017916A (ko) | 1995-07-20 |
| JP3137828B2 (ja) | 2001-02-26 |
| CN1069306C (zh) | 2001-08-08 |
| KR0138789B1 (ko) | 1998-05-01 |
| CN1109464A (zh) | 1995-10-04 |
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