JPH0721608B2 - スチルカメラ付きビデオカメラ - Google Patents

スチルカメラ付きビデオカメラ

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JPH0721608B2
JPH0721608B2 JP62097141A JP9714187A JPH0721608B2 JP H0721608 B2 JPH0721608 B2 JP H0721608B2 JP 62097141 A JP62097141 A JP 62097141A JP 9714187 A JP9714187 A JP 9714187A JP H0721608 B2 JPH0721608 B2 JP H0721608B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はスチルカメラ付きビデオカメラ、より具体的に
は、例えば銀塩写真フィルムを使用したスチルカメラを
付属したムービービデオカメラに関するものである。
背景技術 ビデオテープ記録機能付きテレビジョンカメラ、すなわ
ちビデオカメラで撮影しているときに、特定のシーンを
スチル写真に記録したいという要求があった。従来は、
たとえば銀塩スチルカメラとビデオカメラの双方を持ち
歩き、ビデオカメラで撮影中にスチルで撮りたいシーン
があると、ビデオカメラでの撮影を中断してスチルカメ
ラで撮影していた。このような状況では、2台の装置を
持ち歩かなければならず、またビデオカメラでの撮影を
中断しなければならず、しかも、そのために重要な撮影
チャンスを逃してしまう危険性があるなどの様々な問題
があった。
そこでこのような問題を解決するには、スチルカメラと
ビデオカメラを組み合わせて1台の装置とし、ビデオカ
メラでの撮影を中断することなくスチルカメラを操作し
てスチル撮影を可能にするスチルカメラ付きビデオカメ
ラが要求されよう。
このようなスチルカメラ付きビデオカメラは、携帯の便
を考慮すればスチルカメラ部もビデオカメラの全体的形
状に対してさほど凹凸のない形状にまとめられ、しかも
スチルカメラ部およびビデオカメラ部の双方とも両手ま
たは片手で適切に操作できることが要求される。
このような形状にスチルカメラ部およびビデオカメラ部
をまとめる場合に、スチルカメラ部の後方にもビデオカ
メラ部の一部を配置する必要がある。ところが、スチル
カメラ部のフィルムを装填する場合にスチルカメラ部の
裏板を開閉する必要がある。したがって、裏板を開閉す
るために必要な空間を、スチルカメラ部の後方に設けて
その後方にビデオカメラ部を配置しなければならないた
め、カメラを小型化できないという問題があった。
目的 本発明はこのような問題を解決し、携帯に便利で操作性
がよく、コンパクトなスチルカメラ付きビデオカメラを
提供することを目的とする。
発明の開示 本発明によるスチルカメラ付きビデオカメラは、全体と
してほぼ直方体の形状を有するケーシングと、ケーシン
グの前面にあって同じ被写界を向いて開口したスチルカ
メラ用撮像光学系およびビデオカメラ用撮像光学系と、
ケーシングの内部にスチルカメラ用撮像光学系の近傍に
配設され、被写界を撮像してその静止画像をフィルムに
記録するスチルカメラ部と、ケーシングの内部に配設さ
れ、被写界を撮像してその動画像をビデオテープに記録
するビデオカメラ部とを有し、スチルカメラ用撮像光学
系およびスチルカメラ部は、ケーシングの一部を構成す
るスチルカメラ用筐体に収納され、スチルカメラ用筐体
は、スチルカメラ用筐体の後面を覆う裏板と、スチルカ
メラ用筐体の上面および下面のいずれか一方に設けら
れ、フィルムをドロップインローディングにより装填す
るための開口と、開口を覆う蓋部とを有し、蓋部は、そ
の端部がケーシングに支持され、開口が露出するように
ケーシングに対して回動可能とされ、裏板はその端部が
スチルカメラ用筐体本体に連結されて開閉可能とされ、
蓋部は、蓋部の回動による移動よりも少ない移動を裏板
に生じさせる移動伝達手段を有し、蓋部の回動による開
口の露出時に、裏板は移動伝達手段によって蓋部よりも
小さい移動量で開放されるものである。
なお、本明細書において用語「スチルカメラ付きビデオ
カメラ」は、スチルカメラ部がビデオカメラ部に一体に
組み込まれているか、双方が分離可能であるか、分離可
能な場合はそれぞれを単体として使用できるか否かを問
わず、スチルカメラ機能とビデオカメラ機能の双方を備
えた撮影装置を含む広義に解釈するものとする。
実施例の説明 次に添付図面を参照して本発明によるスチルカメラ付き
ビデオカメラの実施例を詳細に説明する。
第1図を参照すると、本発明をいわゆる8ミリビデオカ
メラに適用した実施例が示され、同実施例は基本的に
は、全体としてほぼ直方体の形状を有するケーシング10
を有し、その中にビデオカメラの機能とスチルカメラの
機能とが収容されている。ビデオカメラは、テープ幅が
8mmのビデオテープ100(第5図)を映像記録媒体として
使用し、被写界を撮像してその動画像を映像信号の形で
音声とともにビデオテープ100に記録するムービービデ
オカメラである。スチルカメラは、本実施例では、いわ
ゆる135型の銀塩スチルカメラであり、これは、35mmフ
ィルム102(第5図)を映像記録媒体として使用し、そ
の静止画像を銀塩フィルム102に潜像として記録するス
チルカメラである。
ケーシング10の全体としてほぼ長方形の前面12には2つ
の撮像レンズ14および16が配設されている。撮像レンズ
14はビデオカメラの撮像光学系を構成し、同16はスチル
カメラの撮像光学系を構成している。ビデオカメラの撮
像レンズ14の近傍には、スチル撮影用のストロボ発光体
18、自動測距(AF)用発光素子20、および光学ファイン
ダ22(第4図)の対物レンズ24が図示のように配設され
ている。光学ファインダ22の接眼部すなわちアイカップ
42は、ケーシング10の後面に配設されている。これら2
つの撮像レンズ14および16は、同じ被写界を向き、光学
ファインダ22の対物レンズ24も同じ被写界を向くように
配置されている。これによって、本装置内のスチルカメ
ラ機能部とビデオカメラ機能部は同じ被写界を撮影する
ことができる。なお光学ビューファインダの代り電子ビ
ューファインダを用いてもよいことはいうまでもない。
ケーシング10の一方の側面、すなわち本実施例では第1
図における左の側面には、被写界からの音声を採取する
マイクロフォン58が装着されている。これは、単指向性
感度を有するものが有利に使用される。
スチルカメラの撮像レンズ16の近傍には、図示のように
自動測距用受光センサ26が配設されている。ケーシング
10は、その前面12を含む一部が独立した筐体28を構成
し、この筐体28の内部には、スチルカメラの撮像レンズ
16、絞り104および光学シャッタ106(第5図)などから
なる撮像光学系、AFセンサ26、フィルム給送機構108,な
らびに露光制御回路110および合焦機構112の一部(第5
図)など、スチルカメラの撮像に必要な諸機構が配設さ
れている。これらによって、撮像した被写体像がフィル
ム102に記録される。
第1図および第2図に示すように、筐体28のスチルカメ
ラ機能部の上面にはほぼ扇形状を有する開口94が設けら
れ、該開口94とほぼ同形状で薄板状の蓋部材80が筐体28
の上面の内側に設けられている。蓋部材80は、ヒンジ30
を枢軸として矢印82方向に回動可能となるようにケーシ
ング10に連結され、回動させるための突起85が設けられ
ている。蓋部材80は、そのほぼ扇形状の円周部がフィル
ム102を装填するパトローネ室37を覆うことができる大
きさおよび形状に構成されている。また、開口94は蓋部
材80が矢印82a方向に回動されたときに蓋部材80の突起8
5を収納するための切欠き部96を有する。
第3図に示すように、蓋部材80は、ビデオテープカセッ
ト収納部34側の端部に沿って凸状部84が設けられ、扇状
の円周部において凸状部84から所定の間隔を置いて、扇
の形状の中心部から円周部に向かって凸状部86が設けら
れている。
スチルカメラ部の筐体28の後部を覆う裏板88には、圧板
90がばね92によって支持されている。裏板88は、蓋部材
80と同様にヒンジ30を枢軸として矢印82方向に回動可能
に設けられ、その上端部88aが凸状部84および86の間に
配置されている。したがって、操作者により蓋部材80が
矢印82a方向に回動された場合には、裏板88は凸状部86
によって押圧されて回動する。このため、蓋部材80が回
動し始めてからしばらくの間は裏板88が回動せず、凸状
部86が裏板88に接触する位置まで蓋部材80が回動した後
に、裏板88は凸状部86に押圧されて移動する。したがっ
て、第2図に示すように蓋部材80を回動させ、パトロー
ネ室37を開口し、筐体28と蓋部材80との間に間隙44を形
成した時に、裏板88は蓋部材80に比較して回動する移動
量が少ない。このため、裏板88の移動のために筐体28の
後部に設けておく裏板88開閉用の空間は少なくてよい。
操作者により蓋部材80が矢印82b方向に回動された場合
には、裏板88は凸状部84によって押圧されて回動する。
このため、蓋部材80が回動し始めてからしばらくの間は
裏板88が回動せず、凸状部84が裏板88に接触する位置ま
で蓋部材80が回動した後、裏板88は凸状部84に押圧され
て移動し、蓋部材80が第1図に示す位置まで戻った時
に、裏板88が筐体28の後面に密着されて閉成される。
スチルカメラ部へのフィルム102の装填は、第2図に示
すように蓋部材80を回動させて形成した開口から、ドロ
ップインローディングにより行われる。
ドロップインローディングは、たとえば特開昭58-68731
に記載されている。本実施例においては、蓋部材80を第
2図の位置まで開放した状態で、矢印40で示すように、
フィルムのパトローネ36を筐体28のパトローネ室37に、
パトローネ36から若干の長さだけ引き出された135型フ
ィルム102のリーダ102aを蓋部材80と筐体28の後部との
間に形成される垂直な間隙44の中に、それぞれ下方に挿
入することにより、パトローネ36をパトローネ室37に収
容し、次に筐体28を元の閉成位置に確実に閉じることに
よって、容易に行なうことができる。
ケーシング10の全体として矩形の上面32は、図示のよう
にその一部にカセット収納部34が開口している。カセッ
ト収納部34は、本装置の操作表示部114(第5図)にあ
る8ミリビデオテープカセット46の着脱のためのスイッ
チボタン、すなわちカセット46の自動装填動作を指示す
るためのインジェクトボタンを操作することによってモ
ータ駆動で上昇、下降し、カセット46を装填するための
開口を形成する。第2図に示すように、収納部34を上昇
させると、8ミリビデオテープカセット46を収納部34に
挿入したり、これから取り出したりすることができる。
カセット46は矢印48の方向から挿入され、収納部34を元
の位置まで下降させることによってカセット46を着脱可
能に装填される。
ケーシング10の上面32にはまた、図示のようにスチルカ
メラのシャッタレリーズボタン50が配設され、これと対
応する位置のケーシング10の下面には、ビデオカメラの
録画ボタン52が配設されている。操作者は、ケーシング
10の上面32と下面を両手の指ではさんで本装置を保持
し、右手の人差指にてシャッタレリーズボタン50を、ま
だ親指にて録画ボタン52を操作することができる。
第1図において、ケーシング10の点線54で示す位置に
は、本装置の電源としてたとえば2次電池が着脱可能に
装填される。電池54は、ケーシング10の側面にある電池
収納部のカバーを開放し、第2図に示す矢印56の方向か
ら装填することができる。
第5図を参照すると、第1図に示す実施例のスイッチカ
メラ付きビデオカメラの内部構成の例が示されている。
ビデオカメラの撮像光学系は、撮像レンズ14を有し、そ
の後方には撮像レンズ14から入射する被写体からの光路
140上に、絞り116および撮像レンズ14により捕らえた被
写体の光学像を光信号から映像信号に変換するCCD(電
荷結合デバイス)などの固体撮像デバイス118が配置さ
れている。
撮像レンズ14は、固体焦点であってもよいが、本実施例
ではシステム制御回路144からの測距信号によって自動
合焦(AF)機構112から焦点位置が制御される。絞り116
は、やはりシステム制御回路144から得た測光信号に従
って露光制御回路110により適正露光に調節される自動
露光調節(EE)機構が有利に適用される。撮像デバイス
118は撮像回路120によって駆動され、撮像デバイス118
により得られた映像信号は撮像回路120を通して映像回
路122に送られる。
撮像回路120は、撮像デバイス118をクロック駆動すると
ともに、これから出力される映像信号を増幅して、白バ
ランスの調整などの必要な補正を行ない、輝度信号、色
差信号および同期信号を含む標準カラーテレビジョンフ
ォーマットの復号映像信号を形成する。復号映像信号は
映像回路122に入力され、高域周波数成分を強調するプ
リエンファシス、所定のレベルに固定するクランプ、お
よびビデオテープ100への記録に適した記録信号に変換
するFM変調などを行なって混合器126に入力される。
一方、マイクロフォン58が捕えた音声は音声回路124に
より音声信号に変換され、音声回路124では、増幅、自
動利得調整、ビデオテープ100への記録に適した記録信
号に変換するFM変調などを行ない、混合器126に入力さ
れる。
これらの複合映像信号および音声信号の記録信号は、混
合器126において混合され、記録回路128で増幅され、1
対の磁気ヘッド130aおよび130bに供給される。磁気ヘッ
ド130aおよび130bは、互いにアジマス角が異なるように
ヘッドシリンダ200(第4図)に担持され、ヘッドシリ
ンダ駆動機構132により所定の回転速度で定常回転され
る。ビデオテープ100は、テープ給送回路134により駆動
されるキャプスタン136とピンチローラ138に挟持されて
所定方向に走行する。こうして、磁気ヘッド130aおよび
130bに供給された複合映像信号および音声信号は、ビデ
オテープ100に記録される。
スチルカメラの光学系は撮像レンズ16を有し、その後方
には、撮像レンズ16から入射する被写体からの光路142
上に絞り104および光学シャッタ106を介してフィルム10
2が配置される。撮像レンズ16は、固定焦点であっても
よいが、本実施例では合焦機構112によって焦点位置が
制御される。絞り104および光学シャッタ106は、やはり
露光制御回路110による自動露光調節機能が有利に適用
される。
フィルム102の装填、巻上げおよび巻戻しは、システム
制御回路144からの指示信号に応動するフィルム給送機
構108によって自動的に行なわれる。
システム制御回路144は、本装置の各部を制御する制御
回路であり、たとえば操作表示部114の録画ボタン52の
操作に応動してテープ給送回路134を制御し、ビデオテ
ープ100の給送を制御する。また、たとえばシャッタレ
リーズボタン50の操作に応動して露光制御回路110,合焦
機構112およびストロボ発光回路146を制御する。
本装置には自動露光(EE)センサ148が設けられ、これ
は、被写界の明るさを測定し、測定値を示すデータをシ
ステム制御回路144に与える。システム制御回路144は、
EEセンサ148から入力された被写界の明るさのデータに
応じて露光制御回路110およびストロボ発光回路146を制
御する。露光制御回路110は、これに応動してビデオカ
メラの絞り116の開口を調整するとともに、スチルカメ
ラの絞り104の開口およびシャッタ106の開放時間を制御
する。またストロボ発光回路146はストロボ発光体18の
発光時間を制御する。
自動合焦(AF)発光素子20はAF発光回路150を介してシ
ステム制御回路144に接続されている。システム制御回
路144の指示に応動してAF発光回路150がAF発光素子20を
駆動して被写体に向けてたとえば赤外光を発光し、被写
体から反射された赤外光の一部をAFセンサ26で検出する
ことにより、装置と被写体との距離の自動測距が行なわ
れる。測距データはAFセンサ26からシステム制御回路14
4へ入力される。
この測距は三角測距法の原理によっているが、本装置で
は第1図からわかるように、AF発光素子20とAFセンサ26
との間の間隔すなわち基線が十分な長さをもっているの
で、正確な測距を行なうことができる。システム制御回
路144は、AFセンサ26から入力された装置と被写体との
距離のデータに応じて合焦機構112を制御し、これによ
り2つの撮像レンズ14および16の焦点の調整が行なわれ
る。
本装置にはまた、ホワイトバランスセンサ152が設けら
れている。これは被写界からの入射光の色成分を検出
し、そのデータをシステム制御回路144に与えるもので
ある。システム制御回路144は、このデータに基づいて
撮像回路120の白バランス調整回路のパラメータを設定
する。
操作表示部114は、本装置に手操作による指示を与え、
また装置の状態を操作者に可視ないしは可聴表示する機
能部であり、シャッタレリーズボタン50および録画ボタ
ン52のみならず、焦点、露光および白バランス調整など
の自動/手動切換え、ビデオカメラのフェーダ、ワイパ
およびタイトル挿入などの設定ボタン、ビデオテープ記
録機構74(第4図)の記録、巻戻し、レビュウなどの操
作ボタン、スチルカメラのストロボ操作ボタン、動作モ
ード表示、テープカウンタ、テープエンド警告表示、フ
ィルムカウンタ、電源消耗警告表示など、様々な操作ボ
タンや表示素子を有する。
ここで第4図を参照すると、同図には第1図に示す状態
でケーシング10を除去した本装置内部の概略の模様が示
されている。ケーシング10の筐体28の内部には、主とし
てスチルカメラの機能部76が搭載されている。たとえ
ば、スチルカメラの撮像レンズ16を含む撮像光学系、お
よびAFセンサ26が一体に組み込まれたレンズユニット60
と、露光制御回路110,合焦機構112,自動測光および測距
回路,AF発光回路150,ストロボ発光回路146などのスチル
カメラ機能に関する部分が搭載された電子回路基板62お
よび64とが図示のように配設されている。
ビデオカメラの撮像レンズ14を含む撮像光学系ユニット
66の後方には、固体撮像デバイス118が電子回路基板68
に搭載されて図示のように配設され、これにはまた、露
光制御回路110,合焦機構112,自動測光および測距回路な
どのビデオカメラ機能に関する部分も実装されている。
さらにその後方には、映像回路120および音声回路124を
搭載した電子回路基板70および72が配設され、その下に
電池54が収納される。
図示のように、ビデオテープカセット収納部34、磁気ヘ
ッドシリンダ200,キャップスタン136およびピンチロー
ラ138などを含むビデオテープ記録機構74は、スチルカ
メラ部76の後方に配設され、その下に、シリンダモータ
などを含むヘッドシリンダ駆動機構132と、混合器126,
記録回路128,テープ給送回路134およびシステム制御回
路144などを搭載した電子回路基板78とが配設されてい
る。光学ビューファインダ22は、図示のように電子回路
基板70とビデオテープ記録機構74との間に配置されてい
る。
このように本実施例では、ケーシング10の前面12に撮像
レンズ14および16が開口し、スチルカメラの撮像レンズ
16の近傍にはスチルカメラ機能部76が、またビデオカメ
ラの撮像レンズ14の後方にはビデオカメラの撮影に必要
な回路や機構が配置され、ビデオテープ記録機構やそれ
に関連する回路はスチルカメラ部の後方に配置されてい
る。したがって、ビデオカメラによる動画の撮影とスチ
ルカメラによる静止画の撮影とを同時に、しかも相互に
支障なく行なうことができる。
また、ビデオテープカセット46の着脱とフィルム102の
ドロップインローディングは、いずれもケーシング10の
上面32から行なうことができる。特に、フィルム102の
ドロップインローディングによる装填は、蓋部材80をケ
ーシング10に対して回動し、蓋部材80に設けられた凸状
部86により筐体28の裏板88を回動させ、パトローネ室37
の開口を露出させることにより行っている。したがっ
て、蓋部材80の移動量に比較して裏板88の移動量が少な
い。これにより、裏板88を回動させるために筐体28の後
方に設けるスペースを少なくすることができるから、装
置全体をコンパクトな形状にまとめることができる。
なお、蓋部材80に設けられる凸状部84および86の間隔
は、蓋部材80の必要な開閉量および裏板88の開閉のため
に裏板88の後部に設け得るスペースを考慮して調整すれ
ばよい。また、凸状部84および86に代えて2つの突起を
蓋部材80に設けたものを用いてもよい。さらに、蓋部材
80の形状は扇形状に限らず、フィルム102の装填時の開
口部を覆い得るものであればよい。
なお上述の各実施例ではスチルカメラ機能部は、銀塩フ
ィルムを使用したものであったが、インスタント写真方
式や磁気ディスクに映像信号を記録する電子スチルカメ
ラ方式のものであってもよい。
効果 本発明によるスチルカメラ付きビデオカメラは、ケーシ
ングにスチルカメラ部とビデオカメラ部が収納され、ス
チルカメラ部とビデオカメラ部により同じ被写界を撮影
することができる。
また、スチルカメラ部にフィルムを装填する時に回動さ
れる蓋部は回動方向に2つの凸状部を有し、これらによ
りスチルカメラ部の筐体の裏板を回動させるから、蓋部
および裏板の開放時に裏板の移動量が少ない。したがっ
て、裏板の開放のためにスチルカメラ部の筐体の後方に
設けるスペースを少なくすることができ、装置全体をコ
ンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のスチルカメラ付きビデオカメラの一実
施例の外観を示す斜視図、 第2図は、第1図に示す実施例のフィルム装填状態を説
明するための外観斜視図、 第3図は、第2図の装置の一部を示す斜視図、 第4図は第1図のカメラの内部構造の概略を示す斜視
図、 第5図は第1図のカメラの内部構成例を示す機能ブロッ
ク図である。 主要部分の符号の説明 10……ケーシング 12……前面 14,16……撮像レンズ 18……ストロボ発光体 20……AF発光素子 22……光学ビューファインダ 26……AFセンサ 28……筐体 32……上面 34……カセット収納部 37……パトローネ室 50……シャッタレリーズボタン 52……録画ボタン 58……マイクロフォン 74……ビデオテープ記録機構 76……スチルカメラ機能部 80……蓋部材 84,86……凸状部 88……裏板 90……圧板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】全体としてほぼ直方体の形状を有するケー
    シングと、 該ケーシングの前面にあって同じ被写界を向いて開口し
    たスチルカメラ用撮像光学系およびビデオカメラ用撮像
    光学系と、 前記ケーシングの内部に該スチルカメラ用撮像光学系の
    近傍に配設され、前記被写界を撮像してその静止画像を
    フィルムに記録するスチルカメラ部と、 前記ケーシングの内部に配設され、前記被写界を撮像し
    てその動画像をビデオテープに記録するビデオカメラ部
    とを有し、 前記スチルカメラ用撮像光学系およびスチルカメラ部
    は、前記ケーシングの一部を構成するスチルカメラ用筐
    体に収納され、 該スチルカメラ用筐体は、該スチルカメラ用筐体の後面
    を覆う裏板と、該スチルカメラ用筐体の上面および下面
    のいずれか一方に設けられ、フイルムをドロップインロ
    ーディングにより装填するための開口と、該開口を覆う
    蓋部とを有し、 前記蓋部は、その端部が前記ケーシングに支持され、前
    記開口が露出するように該ケーシングに対して回動可能
    とされ、 前記裏板はその端部が前記スチルカメラ用筐体本体に連
    結されて開閉可能とされ、 前記蓋部は、該蓋部の回動による移動よりも少ない移動
    を前記裏板に生じさせる移動伝達手段を有し、 前記蓋部の回動による前記開口の露出時に、前記裏板は
    前記移動伝達手段によって前記蓋部よりも小さい移動量
    で開放されることを特徴とするスチルカメラ付きビデオ
    カメラ。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載のスチルカメラ
    付きビデオカメラにおいて、前記移動伝達手段は、前記
    蓋部の前記筐体内部側の面の前記回動方向に設けられた
    2つの凸状部からなり、前記裏板はその一部が該2つの
    凸状部の間に配置されることを特徴とするスチルカメラ
    付きビデオカメラ。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項記載のスチルカメラ
    付きビデオカメラにおいて、前記蓋部はほぼ扇状をな
    し、前記2つの凸状部は該扇状の中心部から円周部に向
    かう凸状部であることを特徴とするスチルカメラ付きビ
    デオカメラ。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項ないし第3項のいず
    れかに記載のスチルカメラ付きビデオカメラにおいて、
    前記ビデオカメラ部は、 前記ビデオカメラ用撮像光学系の後方に配設され、前記
    被写界を撮像してその動画像を表わす映像信号を形成す
    る映像回路部と、 前記ケーシングの内部に前記スチルカメラ部の後方に配
    設され、前記映像信号をビデオテープに記録するビデオ
    テープ記録部とからなり、 前記スチルカメラ部と該ビデオテープ記録部との間に、
    前記裏板の移動量に応じた隙間が設けられていることを
    特徴とするスチルカメラ付きビデオカメラ。
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