JPH07217569A - ロータリ圧縮機 - Google Patents
ロータリ圧縮機Info
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- JPH07217569A JPH07217569A JP1147794A JP1147794A JPH07217569A JP H07217569 A JPH07217569 A JP H07217569A JP 1147794 A JP1147794 A JP 1147794A JP 1147794 A JP1147794 A JP 1147794A JP H07217569 A JPH07217569 A JP H07217569A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ベーンとベーン溝との片当りによる大きな局部
荷重での摺動を軽減し、ベーンとベーン溝の摺動部分の
耐摩耗性の向上と、摩擦抵抗の低減による圧縮効率の向
上を実現した信頼性の高いロータリ圧縮機を提供するこ
と。 【構成】シリンダ4,主軸受2、および副軸受とで形成
された圧縮室と、この圧縮室内にクランク軸の偏心部3
aに嵌合されたローラ6と、このローラの外周に当接し
前記ローラの偏心回転に追従して前記シリンダのベーン
溝を往復運動し前記圧縮室を低圧部と高圧部とに仕切る
ベーン5とからなるロータリ圧縮機において、両方また
はいずれか一方のベーン側面とベーン溝との間に各々ベ
ーン側面室を形成し、各々のベーン側面室の圧力を制御
するようにした。
荷重での摺動を軽減し、ベーンとベーン溝の摺動部分の
耐摩耗性の向上と、摩擦抵抗の低減による圧縮効率の向
上を実現した信頼性の高いロータリ圧縮機を提供するこ
と。 【構成】シリンダ4,主軸受2、および副軸受とで形成
された圧縮室と、この圧縮室内にクランク軸の偏心部3
aに嵌合されたローラ6と、このローラの外周に当接し
前記ローラの偏心回転に追従して前記シリンダのベーン
溝を往復運動し前記圧縮室を低圧部と高圧部とに仕切る
ベーン5とからなるロータリ圧縮機において、両方また
はいずれか一方のベーン側面とベーン溝との間に各々ベ
ーン側面室を形成し、各々のベーン側面室の圧力を制御
するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロータリ圧縮機に係
り、特に空気調和機,冷凍庫等の冷凍機に用い、簡単な
構造で信頼性を向上でき、かつ効率向上を図るのに好適
なロータリ圧縮機に関するものである。
り、特に空気調和機,冷凍庫等の冷凍機に用い、簡単な
構造で信頼性を向上でき、かつ効率向上を図るのに好適
なロータリ圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図4および図5を参照して
説明する。図4は従来のロータリ圧縮機の圧縮機構部の
構造図である。ローラ6の外周には該ローラの偏心回転
に追従してシリンダ4のベーン溝11を往復運動するベ
ーン5の一端が当接し、圧縮室22を低圧部22aと高
圧部22bに仕切っている。低圧部の圧力は吸込圧力P
s、高圧部の圧力は吸込圧力から吐出圧力への圧縮途中
の圧力Pcとなっている。
説明する。図4は従来のロータリ圧縮機の圧縮機構部の
構造図である。ローラ6の外周には該ローラの偏心回転
に追従してシリンダ4のベーン溝11を往復運動するベ
ーン5の一端が当接し、圧縮室22を低圧部22aと高
圧部22bに仕切っている。低圧部の圧力は吸込圧力P
s、高圧部の圧力は吸込圧力から吐出圧力への圧縮途中
の圧力Pcとなっている。
【0003】図5は図4のロータリ圧縮機におけるベー
ンに働く力の説明図である。圧縮室22内のベーン5側
面にはPcとPsの差圧Pc−Psが働き、反力として
ベーン溝11との間にR1およびR2が働いている。
ンに働く力の説明図である。圧縮室22内のベーン5側
面にはPcとPsの差圧Pc−Psが働き、反力として
ベーン溝11との間にR1およびR2が働いている。
【0004】従来技術の構造の例として、例えば、特開
平4−187889号公報記載のものが挙げられる。
平4−187889号公報記載のものが挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここでベーンとベーン
溝とは片当りとなり大きな局部荷重で摺動しているた
め、ベーンとシリンダは耐摩耗性に優れた高級な材料を
使用する必要があった。本発明は上記従来技術の問題点
を解決するためになされたもので、ベーンに働く力を制
御し、従来と同等の材料を使用してもベーンとベーン溝
の摺動部分の耐摩耗性を向上し、信頼性の高いロータリ
圧縮機を提供することを、その目的とするものである。
溝とは片当りとなり大きな局部荷重で摺動しているた
め、ベーンとシリンダは耐摩耗性に優れた高級な材料を
使用する必要があった。本発明は上記従来技術の問題点
を解決するためになされたもので、ベーンに働く力を制
御し、従来と同等の材料を使用してもベーンとベーン溝
の摺動部分の耐摩耗性を向上し、信頼性の高いロータリ
圧縮機を提供することを、その目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のロータリ圧縮機に係る発明の構成は、密
閉容器内に、電動機部と該電動機部にクランク軸で連結
された圧縮機構部とを収納し、前記圧縮機構部は、シリ
ンダと該シリンダの両端面を閉塞する主軸受および副軸
受とで形成された圧縮室内と、この圧縮室内に前記主軸
受および副軸受に軸支されたクランク軸の偏心部に嵌合
されたローラと、このローラの外周に当接し前記ローラ
の偏心回転に追従して前記シリンダのベーン溝を往復運
動し前記圧縮室を低圧部と高圧部とに仕切るベーンとか
らなるロータリ圧縮機において、両方またはいずれか一
方のベーン側面とベーン溝との間に各々ベーン側面室を
形成し、各々のベーン側面室の圧力を制御するようにし
たものである。
めに、本発明のロータリ圧縮機に係る発明の構成は、密
閉容器内に、電動機部と該電動機部にクランク軸で連結
された圧縮機構部とを収納し、前記圧縮機構部は、シリ
ンダと該シリンダの両端面を閉塞する主軸受および副軸
受とで形成された圧縮室内と、この圧縮室内に前記主軸
受および副軸受に軸支されたクランク軸の偏心部に嵌合
されたローラと、このローラの外周に当接し前記ローラ
の偏心回転に追従して前記シリンダのベーン溝を往復運
動し前記圧縮室を低圧部と高圧部とに仕切るベーンとか
らなるロータリ圧縮機において、両方またはいずれか一
方のベーン側面とベーン溝との間に各々ベーン側面室を
形成し、各々のベーン側面室の圧力を制御するようにし
たものである。
【0007】
【作用】上記の技術手段による働きを図2を参照して説
明する。図2は本発明の一実施例に係るベーンに働く力
の説明図である。圧縮室22内のベーン5側面には圧縮
途中の圧縮室の圧力Pcと吸込圧力Psの差圧Pc−P
sが働き、ベーン側面室20のベーン側面には高圧側面
室20bの圧力P2と低圧側面室20aの圧力P1の差圧
P2−P1が働き、反力としてベーン溝との間にPrが働
いている。ここでベーンとベーン溝とは片当りではなく
ベーン溝全体にわたる分布荷重で摺動している。したが
って、上記従来技術に比べて摺動条件を軽くすることが
でき、ベーンとベーン溝の摺動部分の耐摩耗性を向上さ
せることができる。
明する。図2は本発明の一実施例に係るベーンに働く力
の説明図である。圧縮室22内のベーン5側面には圧縮
途中の圧縮室の圧力Pcと吸込圧力Psの差圧Pc−P
sが働き、ベーン側面室20のベーン側面には高圧側面
室20bの圧力P2と低圧側面室20aの圧力P1の差圧
P2−P1が働き、反力としてベーン溝との間にPrが働
いている。ここでベーンとベーン溝とは片当りではなく
ベーン溝全体にわたる分布荷重で摺動している。したが
って、上記従来技術に比べて摺動条件を軽くすることが
でき、ベーンとベーン溝の摺動部分の耐摩耗性を向上さ
せることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図1ないし図3お
よび図6ないし図12を参照して説明する。
よび図6ないし図12を参照して説明する。
【0009】〔実施例 1〕図1は、本発明の一実施例
に係るロータリ圧縮機の圧縮機構部の構造図で図3のA
−A矢視断面図、図2は、図1の実施例に係るベーンに
働く力の説明図、図3は、図1の実施例に係るロータリ
圧縮機の要部縦断面図である。
に係るロータリ圧縮機の圧縮機構部の構造図で図3のA
−A矢視断面図、図2は、図1の実施例に係るベーンに
働く力の説明図、図3は、図1の実施例に係るロータリ
圧縮機の要部縦断面図である。
【0010】まず、本発明が適用されるロータリ圧縮機
の一般的な全体構成を図3を参照して説明する。
の一般的な全体構成を図3を参照して説明する。
【0011】図3に示すロータリ圧縮機は、密閉容器1
内の上部に電動機部、その下部に該電動機部にクランク
軸3で連結された圧縮機構部が収納されている。圧縮機
構部は、主軸受2,クランク軸3,シリンダ4,ベーン
5,ローラ6,副軸受7を主要構成要素としている。主
軸受2は密閉容器1に溶接などにより固定され、クラン
ク軸3が回転自在に嵌入されている。クランク軸3の偏
心部3aにはローラ6が回転自在に嵌入されている。シ
リンダ4は主軸受2にボルト10で締結され、ベーン溝
11にはベーン5が摺動自在に嵌入されている。
内の上部に電動機部、その下部に該電動機部にクランク
軸3で連結された圧縮機構部が収納されている。圧縮機
構部は、主軸受2,クランク軸3,シリンダ4,ベーン
5,ローラ6,副軸受7を主要構成要素としている。主
軸受2は密閉容器1に溶接などにより固定され、クラン
ク軸3が回転自在に嵌入されている。クランク軸3の偏
心部3aにはローラ6が回転自在に嵌入されている。シ
リンダ4は主軸受2にボルト10で締結され、ベーン溝
11にはベーン5が摺動自在に嵌入されている。
【0012】副軸受7は吐出サイレンサカバー12と共
にボルト13でシリンダ4に固定されている。ベーン5
はばね14によりローラ6外周に、ベーン5の往復動に
よる慣性力と釣り合う程度の力で押付けられている。吸
込パイプ15は、主軸受2に設けられシリンダ4の圧縮
室に開口する吸込穴16(図1参照)に圧入などにより
固定され、機外の低圧配管(図示せず)と接続されてい
る。
にボルト13でシリンダ4に固定されている。ベーン5
はばね14によりローラ6外周に、ベーン5の往復動に
よる慣性力と釣り合う程度の力で押付けられている。吸
込パイプ15は、主軸受2に設けられシリンダ4の圧縮
室に開口する吸込穴16(図1参照)に圧入などにより
固定され、機外の低圧配管(図示せず)と接続されてい
る。
【0013】このように、前記主軸受2および副軸受7
はクランク軸3を支持するとともにシリンダ4の両端面
を閉塞して、図1に圧縮室空間22を示すごとく圧縮室
を形成している。この圧縮室内に前記クランク軸3の偏
心部3aに嵌合されたローラ6と、このローラ6外周に
当接し前記ローラ6の偏心回転に追従して往復運動し前
記圧縮室を低圧部と高圧部とに仕切るベーン5とが装備
されている。
はクランク軸3を支持するとともにシリンダ4の両端面
を閉塞して、図1に圧縮室空間22を示すごとく圧縮室
を形成している。この圧縮室内に前記クランク軸3の偏
心部3aに嵌合されたローラ6と、このローラ6外周に
当接し前記ローラ6の偏心回転に追従して往復運動し前
記圧縮室を低圧部と高圧部とに仕切るベーン5とが装備
されている。
【0014】電動機部は、固定子8および回転子9より
なり、固定子8は密閉容器1に焼嵌めなどにより固定さ
れており、回転子9はクランク軸3に圧入などにより固
定されている。
なり、固定子8は密閉容器1に焼嵌めなどにより固定さ
れており、回転子9はクランク軸3に圧入などにより固
定されている。
【0015】次に、このようなロータリ圧縮機におけ
る、本実施例の特徴となる構成を説明する。
る、本実施例の特徴となる構成を説明する。
【0016】図1において、ベーン溝11はベーン5の
摺動する溝11aと補助ベーン23の摺動する溝11b
とから成り、ベーン5側面とベーン溝11bとの間に低
圧側面室20a,高圧側面室20bを形成している。補
助ベーン23はばね14によりベーン5に当接してい
る。低圧側面室は細溝21aにより圧縮室の低圧部22
aと連通し、高圧側面室は細溝21bにより圧縮室の高
圧部22bと連通している。
摺動する溝11aと補助ベーン23の摺動する溝11b
とから成り、ベーン5側面とベーン溝11bとの間に低
圧側面室20a,高圧側面室20bを形成している。補
助ベーン23はばね14によりベーン5に当接してい
る。低圧側面室は細溝21aにより圧縮室の低圧部22
aと連通し、高圧側面室は細溝21bにより圧縮室の高
圧部22bと連通している。
【0017】なお、図1には細溝21a,21bをシリ
ンダ4に形成した例を示したが、主軸受2,副軸受7
(図3参照)またはベーン5に形成しても差し支えな
い。また、ベーン5と補助ベーン23は一体でもよい。
ンダ4に形成した例を示したが、主軸受2,副軸受7
(図3参照)またはベーン5に形成しても差し支えな
い。また、ベーン5と補助ベーン23は一体でもよい。
【0018】まず、このようなロータリ圧縮機の一般的
な作用を説明する。(図3参照)回転子9は固定子8か
ら回転力を受けクランク軸3を回転させる。クランク軸
3の偏心部3aに回転自在に嵌入されているローラ6
が、シリンダ4,主軸受2,副軸受7により構成される
圧縮室空間22内で偏心回動し、ローラ6の外周に当接
するベーン5がローラ6の偏心回転に追随して圧縮室内
を低圧室と高圧室に仕切って往復動することによって、
吸込,圧縮,吐出の行程を繰返す。吐出穴17から吐出
サイレンサ18内に吐出された冷媒ガスは吐出連通孔1
9から密閉容器1内に吐出され、密閉容器1に溶接など
により取付けられた吐出パイプに接続された外部高圧配
管(図示せず)へ吐出される。
な作用を説明する。(図3参照)回転子9は固定子8か
ら回転力を受けクランク軸3を回転させる。クランク軸
3の偏心部3aに回転自在に嵌入されているローラ6
が、シリンダ4,主軸受2,副軸受7により構成される
圧縮室空間22内で偏心回動し、ローラ6の外周に当接
するベーン5がローラ6の偏心回転に追随して圧縮室内
を低圧室と高圧室に仕切って往復動することによって、
吸込,圧縮,吐出の行程を繰返す。吐出穴17から吐出
サイレンサ18内に吐出された冷媒ガスは吐出連通孔1
9から密閉容器1内に吐出され、密閉容器1に溶接など
により取付けられた吐出パイプに接続された外部高圧配
管(図示せず)へ吐出される。
【0019】次に、本実施例における作用を図1,2を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0020】細溝21a,21bによってそれぞれ低圧
側面室20aは圧縮室の低圧部22aと、高圧側面室2
0bは圧縮室の高圧部22bと連通している。また、低
圧側面室20aおよび高圧側面室20bの容積は、ベー
ン5および補助ベーン23の往復動によって変化する。
従って、細溝の流路抵抗と、ベーンおよび補助ベーンの
往復動に伴う各側面室の容積変化によって、低圧側面室
の圧力P1と高圧側面室の圧力P2は、ベーンの一往復を
周期として変化する圧力となる。ここで、細溝の流路抵
抗および各側面室の容積を適当に選んで各側面室の圧力
を制御すれば、図2に示すようなベーンに働く力関係が
得られ、図5に示すような従来技術の構造におけるベー
ンとベーン溝との片当りによる大きな局部荷重での摺動
はなくなり、ベーン溝全体にわたる分布荷重で摺動する
ため、ベーンとベーン溝の摺動部分の耐摩耗性を向上さ
せることができる。
側面室20aは圧縮室の低圧部22aと、高圧側面室2
0bは圧縮室の高圧部22bと連通している。また、低
圧側面室20aおよび高圧側面室20bの容積は、ベー
ン5および補助ベーン23の往復動によって変化する。
従って、細溝の流路抵抗と、ベーンおよび補助ベーンの
往復動に伴う各側面室の容積変化によって、低圧側面室
の圧力P1と高圧側面室の圧力P2は、ベーンの一往復を
周期として変化する圧力となる。ここで、細溝の流路抵
抗および各側面室の容積を適当に選んで各側面室の圧力
を制御すれば、図2に示すようなベーンに働く力関係が
得られ、図5に示すような従来技術の構造におけるベー
ンとベーン溝との片当りによる大きな局部荷重での摺動
はなくなり、ベーン溝全体にわたる分布荷重で摺動する
ため、ベーンとベーン溝の摺動部分の耐摩耗性を向上さ
せることができる。
【0021】〔別の実施例〕図6ないし図12は、本発
明の別の実施例を示す図である。
明の別の実施例を示す図である。
【0022】細溝21aによって低圧側面室20aは、
圧縮室の低圧部22a,圧縮室の高圧部22b,ベーン
背面空間24のいずれかと連通している。また、細溝2
1bによって高圧側面室20bは、圧縮室の高圧部22
b,ベーン背面空間24,密閉容器1内の空間のいずれ
かと連通している。図6ないし図9の実施例において
は、低圧側面室20aおよび高圧側面室20bの容積
は、ベーン5および補助ベーン23の往復動によって変
化する。図8,9,11,12の実施例においては、細
溝をベーンの往復動によって開閉できる位置に設定した
ものである。ベーン背面空間24の圧力は、図3のロー
タリ圧縮機では密閉容器1内の圧力(吐出圧力)である
が、例えば特開昭61−106992記載のロータリ圧
縮機のようにベーン背面空間の圧力を吐出圧力より低く
したものにも適用できる。
圧縮室の低圧部22a,圧縮室の高圧部22b,ベーン
背面空間24のいずれかと連通している。また、細溝2
1bによって高圧側面室20bは、圧縮室の高圧部22
b,ベーン背面空間24,密閉容器1内の空間のいずれ
かと連通している。図6ないし図9の実施例において
は、低圧側面室20aおよび高圧側面室20bの容積
は、ベーン5および補助ベーン23の往復動によって変
化する。図8,9,11,12の実施例においては、細
溝をベーンの往復動によって開閉できる位置に設定した
ものである。ベーン背面空間24の圧力は、図3のロー
タリ圧縮機では密閉容器1内の圧力(吐出圧力)である
が、例えば特開昭61−106992記載のロータリ圧
縮機のようにベーン背面空間の圧力を吐出圧力より低く
したものにも適用できる。
【0023】図6ないし図12のいずれの実施例におい
ても、細溝の流路抵抗、各側面室の容積,細溝がベーン
の往復動によって開閉する位置を適当に選んで各側面室
の圧力を制御すれば、ベーンとベーン溝との片当りによ
る大きな局部荷重での摺動を軽減でき、ベーンとベーン
溝の摺動部分の耐摩耗性を向上させることができる。
ても、細溝の流路抵抗、各側面室の容積,細溝がベーン
の往復動によって開閉する位置を適当に選んで各側面室
の圧力を制御すれば、ベーンとベーン溝との片当りによ
る大きな局部荷重での摺動を軽減でき、ベーンとベーン
溝の摺動部分の耐摩耗性を向上させることができる。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ベーン側面室の圧力を制御することにより、ベー
ンとベーン溝との片当りによる大きな局部荷重での摺動
を軽減でき、ベーンとベーン溝の摺動部分の耐摩耗性を
向上し、さらに、摩擦抵抗の低減による圧縮効率の向上
をも実現した信頼性の高いロータリ圧縮機を提供するこ
とが出来る。
れば、ベーン側面室の圧力を制御することにより、ベー
ンとベーン溝との片当りによる大きな局部荷重での摺動
を軽減でき、ベーンとベーン溝の摺動部分の耐摩耗性を
向上し、さらに、摩擦抵抗の低減による圧縮効率の向上
をも実現した信頼性の高いロータリ圧縮機を提供するこ
とが出来る。
【図1】本発明の一実施例に係るロータリ圧縮機の圧縮
機構部の構造図で図3のA−A矢視断面図である。
機構部の構造図で図3のA−A矢視断面図である。
【図2】図1の実施例に係るベーンに働く力の説明図で
ある。
ある。
【図3】図1の実施例に係るロータリ圧縮機の要部縦断
面図である。
面図である。
【図4】従来のロータリ圧縮機の圧縮機構部の構造図で
ある。
ある。
【図5】図4のロータリ圧縮機におけるベーンに働く力
の説明図である。
の説明図である。
【図6】本発明の別の実施例を示す図である。
【図7】本発明の別の実施例を示す図である。
【図8】本発明の別の実施例を示す図である。
【図9】本発明の別の実施例を示す図である。
【図10】本発明の別の実施例を示す図である。
【図11】本発明の別の実施例を示す図である。
【図12】本発明の別の実施例を示す図である。
1…密閉容器、2…主軸受、3…クランク軸、3a…偏
心部、4…シリンダ、5…ベーン、6…ローラ、7…副
軸受、8…固定子、9…回転子、10…ボルト、11,
11a,11b…ベーン溝、12…吐出サイレンサカバ
ー、13…ボルト、14…ばね、15…吸込パイプ、1
6…吸込穴、17…吐出穴、18…吐出サイレンサ、1
9…吐出連通孔、20…ベーン側面室、20a…低圧側
面室、20b…高圧側面室、21a,21b…細溝、2
2…圧縮室空間、22a…圧縮室(低圧部)、22b…
圧縮室(高圧部)、23…補助ベーン、24…ベーン背
面空間。
心部、4…シリンダ、5…ベーン、6…ローラ、7…副
軸受、8…固定子、9…回転子、10…ボルト、11,
11a,11b…ベーン溝、12…吐出サイレンサカバ
ー、13…ボルト、14…ばね、15…吸込パイプ、1
6…吸込穴、17…吐出穴、18…吐出サイレンサ、1
9…吐出連通孔、20…ベーン側面室、20a…低圧側
面室、20b…高圧側面室、21a,21b…細溝、2
2…圧縮室空間、22a…圧縮室(低圧部)、22b…
圧縮室(高圧部)、23…補助ベーン、24…ベーン背
面空間。
Claims (11)
- 【請求項1】密閉容器内に、電動機部と該電動機部にク
ランク軸で連結された圧縮機構部とを収納し、前記圧縮
機構部は、シリンダと該シリンダの両端面を閉塞する主
軸受および副軸受とで形成された圧縮室内と、この圧縮
室内に前記主軸受および副軸受に軸支されたクランク軸
の偏心部に嵌合されたローラと、このローラの外周に当
接し前記ローラの偏心回転に追従して前記シリンダのベ
ーン溝を往復運動し前記圧縮室を低圧部と高圧部とに仕
切るベーンとからなるロータリ圧縮機において、両方ま
たはいずれか一方のベーン側面とベーン溝との間に各々
ベーン側面室を形成し、各々のベーン側面室の圧力を制
御するようにしたことを特徴とするロータリ圧縮機。 - 【請求項2】前記ベーン側面室をシリンダに設けたこと
を特徴とする請求項1記載のロータリ圧縮機。 - 【請求項3】前記ベーン側面室をベーンに設けたことを
特徴とする請求項1記載のロータリ圧縮機。 - 【請求項4】前記低圧側面室と圧縮室の低圧部とを連通
する細溝を設けたことを特徴とする請求項2又は3記載
のロータリ圧縮機。 - 【請求項5】前記低圧側面室と圧縮室の高圧部とを連通
する細溝を設けたことを特徴とする請求項2又は3記載
のロータリ圧縮機。 - 【請求項6】前記低圧側面室とベーン背面空間とを連通
する細溝を設けたことを特徴とする請求項2又は3記載
のロータリ圧縮機。 - 【請求項7】前記高圧側面室と圧縮室の高圧部とを連通
する細溝を設けたことを特徴とする請求項2又は3記載
のロータリ圧縮機。 - 【請求項8】前記高圧側面室とベーン背面空間とを連通
する細溝を設けたことを特徴とする請求項2又は3記載
のロータリ圧縮機。 - 【請求項9】前記高圧側面室と密閉容器内空間とを連通
する細溝を設けたことを特徴とする請求項2又は3記載
のロータリ圧縮機。 - 【請求項10】前記細溝をベーンの往復動によって開閉
できる位置に設定したことを特徴とする請求項4ないし
9のいずれか1項に記載のロータリ圧縮機。 - 【請求項11】前記ベーン側面室をベーンの往復動によ
って容積が変化するように設定したことを特徴とする請
求項4ないし10のいずれか1項に記載のロータリ圧縮
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1147794A JPH07217569A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | ロータリ圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1147794A JPH07217569A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | ロータリ圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07217569A true JPH07217569A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11779153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1147794A Pending JPH07217569A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | ロータリ圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07217569A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008128231A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Lg Electronics Inc | 容量可変型ロータリ圧縮機 |
| JP2015105574A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-08 | 三菱電機株式会社 | ロータリー圧縮機 |
| CN106438360A (zh) * | 2015-08-11 | 2017-02-22 | 台州阳光电机泵业有限公司 | 旋转式空压机机头 |
| JPWO2021053741A1 (ja) * | 2019-09-18 | 2021-03-25 | ||
| WO2021056764A1 (zh) * | 2019-09-29 | 2021-04-01 | 安徽美芝精密制造有限公司 | 滑动组件、压缩机及制冷设备 |
| CN114087184A (zh) * | 2021-12-08 | 2022-02-25 | 珠海凌达压缩机有限公司 | 泵体组件、压缩机以及具有其的空调器 |
-
1994
- 1994-02-03 JP JP1147794A patent/JPH07217569A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN114087184A (zh) * | 2021-12-08 | 2022-02-25 | 珠海凌达压缩机有限公司 | 泵体组件、压缩机以及具有其的空调器 |
| CN114087184B (zh) * | 2021-12-08 | 2025-09-05 | 珠海凌达压缩机有限公司 | 泵体组件、压缩机以及具有其的空调器 |
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