JPH07217725A - 差動装置の潤滑構造 - Google Patents
差動装置の潤滑構造Info
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- JPH07217725A JPH07217725A JP6033198A JP3319894A JPH07217725A JP H07217725 A JPH07217725 A JP H07217725A JP 6033198 A JP6033198 A JP 6033198A JP 3319894 A JP3319894 A JP 3319894A JP H07217725 A JPH07217725 A JP H07217725A
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- ring gear
- oil
- gear
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- F16H57/00—General details of gearing
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- F16H57/0447—Control of lubricant levels, e.g. lubricant level control dependent on temperature
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/048—Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0482—Gearings with gears having orbital motion
- F16H57/0483—Axle or inter-axle differentials
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0409—Features relating to lubrication or cooling or heating characterised by increasing efficiency, e.g. by reducing splash losses
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- F16H57/0421—Guidance of lubricant on or within the casing, e.g. shields or baffles for collecting lubricant, tubes, pipes, grooves, channels or the like
- F16H57/0424—Lubricant guiding means in the wall of or integrated with the casing, e.g. grooves, channels, holes
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- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0467—Elements of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0469—Bearings or seals
- F16H57/0471—Bearing
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 撹拌損失を低減し、かつ充分な潤滑を行う。
【構成】 駆動軸8およびこれに一体化したハイポイド
ギヤ2とこのハイポイドギヤ2に噛合したリングギヤ4
とが、デフキャリヤ5の内部に軸受10,11によって
回転自在に支持され、かつそのデフキャリヤ5の内部に
収容した潤滑油14をリングギヤ4によってかき上げる
ように構成した差動装置の潤滑構造であって、デフキャ
リヤ5の内部のうち潤滑油14を供給するべき被潤滑箇
所より上方でかつリングギヤ4でかき上げられた潤滑油
14の流動方向での前方側に、潤滑油14を保持するオ
イルリザーバ15が設けられ、そのオイルリザーバ15
にはリングギヤ4でかき上げられた潤滑油14を流入さ
せる流入口19とリングギヤ4が所定の回転数以上で回
転した際の流入量以下の予め決められた流量の潤滑油1
4を被潤滑箇所に自然滴下させる流出口20,21とが
形成されている。
ギヤ2とこのハイポイドギヤ2に噛合したリングギヤ4
とが、デフキャリヤ5の内部に軸受10,11によって
回転自在に支持され、かつそのデフキャリヤ5の内部に
収容した潤滑油14をリングギヤ4によってかき上げる
ように構成した差動装置の潤滑構造であって、デフキャ
リヤ5の内部のうち潤滑油14を供給するべき被潤滑箇
所より上方でかつリングギヤ4でかき上げられた潤滑油
14の流動方向での前方側に、潤滑油14を保持するオ
イルリザーバ15が設けられ、そのオイルリザーバ15
にはリングギヤ4でかき上げられた潤滑油14を流入さ
せる流入口19とリングギヤ4が所定の回転数以上で回
転した際の流入量以下の予め決められた流量の潤滑油1
4を被潤滑箇所に自然滴下させる流出口20,21とが
形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リングギヤによって
潤滑油をかき上げる形式の差動装置の潤滑構造に関する
ものである。
潤滑油をかき上げる形式の差動装置の潤滑構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】金属部品が摩擦接触する箇所の潤滑を行
うことは必須であり、従来、その一例としてはねかけ潤
滑が広く行われていることは周知のとおりである。これ
は、潤滑を施すべき可動部材によって潤滑油をかき上げ
て、被潤滑箇所へオイルを供給する潤滑方式である。こ
の潤滑方式では、かき上げたオイルをケーシングの内壁
などによって被潤滑箇所へ導くため、オイルの供給量の
過不足が生じ易い。そのため実開昭63−48054号
公報に記載された考案では、オイルの案内用のリブを用
いている。すなわちこの考案は、デフドライブピニオン
ベアリングの潤滑構造であって、デフリングギヤでかき
上げたオイルを、その上方のケース天井部内面に形成し
た左右の傾斜部を伝って天井側のリブに導き、このリブ
から軸受部に潤滑油を導くようになっている。
うことは必須であり、従来、その一例としてはねかけ潤
滑が広く行われていることは周知のとおりである。これ
は、潤滑を施すべき可動部材によって潤滑油をかき上げ
て、被潤滑箇所へオイルを供給する潤滑方式である。こ
の潤滑方式では、かき上げたオイルをケーシングの内壁
などによって被潤滑箇所へ導くため、オイルの供給量の
過不足が生じ易い。そのため実開昭63−48054号
公報に記載された考案では、オイルの案内用のリブを用
いている。すなわちこの考案は、デフドライブピニオン
ベアリングの潤滑構造であって、デフリングギヤでかき
上げたオイルを、その上方のケース天井部内面に形成し
た左右の傾斜部を伝って天井側のリブに導き、このリブ
から軸受部に潤滑油を導くようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構造では、
リングギヤでかき上げた潤滑油をリブによって軸受部に
導くから、かき上げた潤滑油のうち無駄に流れ落ちる潤
滑油の量を少なくすることができ、効率の良い潤滑が可
能になる。しかしながら上記の潤滑構造は、かき上げた
潤滑油のうち無駄に流下してしまう量を少なくすること
を主眼としたものであって、油面の高さを制御できるも
のではないから、以下のような不都合があった。
リングギヤでかき上げた潤滑油をリブによって軸受部に
導くから、かき上げた潤滑油のうち無駄に流れ落ちる潤
滑油の量を少なくすることができ、効率の良い潤滑が可
能になる。しかしながら上記の潤滑構造は、かき上げた
潤滑油のうち無駄に流下してしまう量を少なくすること
を主眼としたものであって、油面の高さを制御できるも
のではないから、以下のような不都合があった。
【0004】すなわち上記の潤滑構造においても潤滑油
のかき上げ量はリングギヤの回転速度に応じて変化する
のであり、低速回転時は潤滑油のかき上げ量が減少して
軸受部などへの潤滑油の供給量が少なくなってしまう。
このような事態に備えて潤滑油をある程度多くする必要
があるが、このようにすると潤滑油を撹拌することによ
る動力損失が大きくなってしまう。すなわち上記従来の
潤滑構造では、かき上げた潤滑油は軸受部等の被潤滑箇
所を通ってそのまま油溜まりに戻るから、かき上げられ
る潤滑油の量と還流する潤滑油の量とが常時ほぼ同じに
なって油溜まりにおける油面高さは常時ほぼ一定とな
り、その結果、低速回転時においては必要十分な潤滑油
を軸受部などに供給できるが、特に高速回転時には潤滑
油を激しく撹拌することになり、動力損失が増大する問
題が生じる。さらに上記のガイド手段の形状によっては
必要以上の潤滑油が軸受部に供給され、軸受部を構成し
ているベアリングによる撹拌損失が増大するおそれがあ
る。
のかき上げ量はリングギヤの回転速度に応じて変化する
のであり、低速回転時は潤滑油のかき上げ量が減少して
軸受部などへの潤滑油の供給量が少なくなってしまう。
このような事態に備えて潤滑油をある程度多くする必要
があるが、このようにすると潤滑油を撹拌することによ
る動力損失が大きくなってしまう。すなわち上記従来の
潤滑構造では、かき上げた潤滑油は軸受部等の被潤滑箇
所を通ってそのまま油溜まりに戻るから、かき上げられ
る潤滑油の量と還流する潤滑油の量とが常時ほぼ同じに
なって油溜まりにおける油面高さは常時ほぼ一定とな
り、その結果、低速回転時においては必要十分な潤滑油
を軸受部などに供給できるが、特に高速回転時には潤滑
油を激しく撹拌することになり、動力損失が増大する問
題が生じる。さらに上記のガイド手段の形状によっては
必要以上の潤滑油が軸受部に供給され、軸受部を構成し
ているベアリングによる撹拌損失が増大するおそれがあ
る。
【0005】この発明は上記の事情を背景としてなされ
たもので、必要十分な潤滑を行うとともに動力損失を低
く抑えることのできる差動装置の潤滑構造を提供するこ
とを目的とするものである。
たもので、必要十分な潤滑を行うとともに動力損失を低
く抑えることのできる差動装置の潤滑構造を提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、回転速度に応じて油面高さが変わる
ように構成したことを特徴とするものであり、より具体
的にはこの発明は、駆動軸と該駆動軸に一体化した駆動
歯車とこの駆動歯車に噛合したリングギヤとが、筐体の
内部に軸受によって回転自在に支持され、かつその筐体
の内部に収容した潤滑油を前記リングギヤによってかき
上げるように構成した差動装置の潤滑構造において、前
記筐体の内部のうち前記潤滑油を供給するべき被潤滑箇
所より上方でかつリングギヤでかき上げられた潤滑油の
流動方向での前方側に、潤滑油を保持するオイルリザー
バが設けられ、そのオイルリザーバにはリングギヤでか
き上げられた潤滑油を流入させる流入口とリングギヤが
所定の回転数以上で回転する際の流入量以下の予め決め
られた流量の潤滑油を前記被潤滑箇所に自然滴下させる
流出口とが形成されていることを特徴とするものであ
る。
を達成するために、回転速度に応じて油面高さが変わる
ように構成したことを特徴とするものであり、より具体
的にはこの発明は、駆動軸と該駆動軸に一体化した駆動
歯車とこの駆動歯車に噛合したリングギヤとが、筐体の
内部に軸受によって回転自在に支持され、かつその筐体
の内部に収容した潤滑油を前記リングギヤによってかき
上げるように構成した差動装置の潤滑構造において、前
記筐体の内部のうち前記潤滑油を供給するべき被潤滑箇
所より上方でかつリングギヤでかき上げられた潤滑油の
流動方向での前方側に、潤滑油を保持するオイルリザー
バが設けられ、そのオイルリザーバにはリングギヤでか
き上げられた潤滑油を流入させる流入口とリングギヤが
所定の回転数以上で回転する際の流入量以下の予め決め
られた流量の潤滑油を前記被潤滑箇所に自然滴下させる
流出口とが形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】この発明の潤滑構造においては、駆動軸とこれ
に一体化された駆動歯車とを回転させることによりリン
グギヤが回転させられ、筐体の内部に収容した潤滑油を
そのリングギヤがかき上げる。リングギヤによってかき
上げられた潤滑油の一部は、リングギヤの接線方向に飛
翔し、またその方向に筐体の内面を伝って流れ、そして
それらの一部がオイルリザーバにその流入口から入り込
む。このオイルリザーバは、所定量の潤滑油を貯留する
容積を備えているので、潤滑油はある程度、このオイル
リザーバ内に溜められる。このオイルリザーバに形成し
てある流出口は、リングギヤが所定の回転数以上の高速
回転をした際に流入口から入る潤滑油の量より少ない量
の潤滑油を自然滴下によって流出させるよう構成されて
いるから、リングギヤの回転数が増大するほど、オイル
リザーバに溜まる潤滑油の量が多くなる。そのためリン
グギヤの下部が浸漬している油面高さが、回転数の増大
と共に低下し、潤滑油の撹拌の度合いが低下して動力損
失が低減される。またこの流出口から自然滴下した潤滑
油は、軸受や歯車の噛合部などの被潤滑箇所に供給され
る。そして各流出口は、対応する被潤滑箇所で必要とす
る量の潤滑油が自然滴下する開口面積に設定されている
ので、過不足なく潤滑が行われる。
に一体化された駆動歯車とを回転させることによりリン
グギヤが回転させられ、筐体の内部に収容した潤滑油を
そのリングギヤがかき上げる。リングギヤによってかき
上げられた潤滑油の一部は、リングギヤの接線方向に飛
翔し、またその方向に筐体の内面を伝って流れ、そして
それらの一部がオイルリザーバにその流入口から入り込
む。このオイルリザーバは、所定量の潤滑油を貯留する
容積を備えているので、潤滑油はある程度、このオイル
リザーバ内に溜められる。このオイルリザーバに形成し
てある流出口は、リングギヤが所定の回転数以上の高速
回転をした際に流入口から入る潤滑油の量より少ない量
の潤滑油を自然滴下によって流出させるよう構成されて
いるから、リングギヤの回転数が増大するほど、オイル
リザーバに溜まる潤滑油の量が多くなる。そのためリン
グギヤの下部が浸漬している油面高さが、回転数の増大
と共に低下し、潤滑油の撹拌の度合いが低下して動力損
失が低減される。またこの流出口から自然滴下した潤滑
油は、軸受や歯車の噛合部などの被潤滑箇所に供給され
る。そして各流出口は、対応する被潤滑箇所で必要とす
る量の潤滑油が自然滴下する開口面積に設定されている
ので、過不足なく潤滑が行われる。
【0008】
【実施例】つぎにこの発明の実施例を図面を参照して説
明する。図はこの発明の一実施例を示すものであり、こ
こに示す例は、デフケース1をハイポイドギヤ2によっ
て回転させるよう構成した自動車用最終減速機としての
差動装置3の潤滑構造にこの発明を適用した例である。
すなわちデフケース1は、左右の車輪に動力を伝達する
ドライブシャフトを連結してある一対のサイドギヤ(そ
れぞれ図示せず)を回転自在に収容するとともに、これ
らのサイドギヤに噛合したピニオンギヤ(図示せず)を
その内部に保持した周知の構成であって、このデフケー
ス1の外面にリングギヤ4が一体的に取り付けられてい
る。そしてこのデフケース1は、密閉構造の筐体である
デフキャリヤ5の内部に収容されるとともに、リングギ
ヤ4と同一軸線上に配置した左右一対のサイドベアリン
グ6,7を介してデフキャリヤ5に回転自在に支持され
ている。
明する。図はこの発明の一実施例を示すものであり、こ
こに示す例は、デフケース1をハイポイドギヤ2によっ
て回転させるよう構成した自動車用最終減速機としての
差動装置3の潤滑構造にこの発明を適用した例である。
すなわちデフケース1は、左右の車輪に動力を伝達する
ドライブシャフトを連結してある一対のサイドギヤ(そ
れぞれ図示せず)を回転自在に収容するとともに、これ
らのサイドギヤに噛合したピニオンギヤ(図示せず)を
その内部に保持した周知の構成であって、このデフケー
ス1の外面にリングギヤ4が一体的に取り付けられてい
る。そしてこのデフケース1は、密閉構造の筐体である
デフキャリヤ5の内部に収容されるとともに、リングギ
ヤ4と同一軸線上に配置した左右一対のサイドベアリン
グ6,7を介してデフキャリヤ5に回転自在に支持され
ている。
【0009】またデフキャリヤ5の内部には、前記デフ
ケース1の中心軸線に垂直な軸線に対して平行な軸線に
沿って配置した駆動軸8が収容され、エンジンから変速
機(それぞれ図示せず)を介して出力される動力をこの
駆動軸8に伝達するようになっている。この駆動軸8は
前記デフケース1を配置してある箇所から外れた位置に
デフキャリヤ5の一部として形成してある円筒部9に、
前後一対のベアリング10,11を介して回転自在に支
持されており、その駆動軸8の一端部は、デフキャリヤ
5から突出するとともに、その突出端にカップリング用
のフランジ12が取り付けられている。またこの駆動軸
8の他方の端部には、リングギヤ4に噛合した駆動歯車
であるハイポイドギヤ2が取り付けられている。なお、
駆動軸8のデフキャリヤ5からの突出部の外周にはシー
ル部材13が配置されている。
ケース1の中心軸線に垂直な軸線に対して平行な軸線に
沿って配置した駆動軸8が収容され、エンジンから変速
機(それぞれ図示せず)を介して出力される動力をこの
駆動軸8に伝達するようになっている。この駆動軸8は
前記デフケース1を配置してある箇所から外れた位置に
デフキャリヤ5の一部として形成してある円筒部9に、
前後一対のベアリング10,11を介して回転自在に支
持されており、その駆動軸8の一端部は、デフキャリヤ
5から突出するとともに、その突出端にカップリング用
のフランジ12が取り付けられている。またこの駆動軸
8の他方の端部には、リングギヤ4に噛合した駆動歯車
であるハイポイドギヤ2が取り付けられている。なお、
駆動軸8のデフキャリヤ5からの突出部の外周にはシー
ル部材13が配置されている。
【0010】上記のデフキャリヤ5のうちデフケース1
の下側の部分が最も低くなるように形成されており、こ
の部分に差動装置3の耐久性・耐焼付き性を保証できる
レベルの量の潤滑油14が収容され、リングギヤ4の一
部がその潤滑油14に浸漬されている。また前記円筒部
9の上側から前記リングギヤ4のうち円筒部9側の部分
の上方にかけて、円筒部9側が低くなるように斜めにオ
イルリザーバ15が形成されている。このオイルリザー
バ15は、デフキャリヤ5の外壁の一部15aと前記円
筒部9を形成している底壁部15bとその円筒部9の一
端部から斜め上方に延びた斜壁部15cと左右の側壁部
15dとで囲まれた中空部分であり、その概略的な形状
を示せば図3のとおりであって、このオイルリザーバ1
5は、デフキャリヤ5とは別部材で形成され、デフキャ
リヤ5の内面所定箇所に溶接などの固定手段によって一
体に取り付けられている。そしてこのオイルリザーバ1
5は、潤滑油14の一部を一時貯留するとともに、その
潤滑油14を所定の被潤滑箇所に自然滴下によって供給
するように構成されている。
の下側の部分が最も低くなるように形成されており、こ
の部分に差動装置3の耐久性・耐焼付き性を保証できる
レベルの量の潤滑油14が収容され、リングギヤ4の一
部がその潤滑油14に浸漬されている。また前記円筒部
9の上側から前記リングギヤ4のうち円筒部9側の部分
の上方にかけて、円筒部9側が低くなるように斜めにオ
イルリザーバ15が形成されている。このオイルリザー
バ15は、デフキャリヤ5の外壁の一部15aと前記円
筒部9を形成している底壁部15bとその円筒部9の一
端部から斜め上方に延びた斜壁部15cと左右の側壁部
15dとで囲まれた中空部分であり、その概略的な形状
を示せば図3のとおりであって、このオイルリザーバ1
5は、デフキャリヤ5とは別部材で形成され、デフキャ
リヤ5の内面所定箇所に溶接などの固定手段によって一
体に取り付けられている。そしてこのオイルリザーバ1
5は、潤滑油14の一部を一時貯留するとともに、その
潤滑油14を所定の被潤滑箇所に自然滴下によって供給
するように構成されている。
【0011】すなわちオイルリザーバ15の内部の中央
部には、左右の側壁部15dとほぼ平行な仕切り板16
が設けられている。この仕切り板16はオイルリザーバ
15の内部での潤滑油14の流れを抑制するためのもの
であり、その仕切り板16の底辺部すなわち前記底壁部
15bおよび斜壁部15c側のエッジは、これらの壁部
15c,15dから離隔しており、ここに形成された隙
間17を通って潤滑油14が図3の矢印方向に流れるよ
うになっている。またこの仕切り板16によって区画さ
れた一方の空間部の入り口部分、すなわち図3で左側の
空間部のうち斜壁部15cの上端側の部分は、斜壁部1
5cがデフキャリヤ5の内面にまで延びていることによ
り密閉されており、これに対して他方の空間部の入り
口、すなわち図3での右側の空間部のうち斜壁部15c
の上端側の部分は、矩形に切り欠かれてリングギヤ4側
に向けて開口し、この部分が流入口19とされている。
部には、左右の側壁部15dとほぼ平行な仕切り板16
が設けられている。この仕切り板16はオイルリザーバ
15の内部での潤滑油14の流れを抑制するためのもの
であり、その仕切り板16の底辺部すなわち前記底壁部
15bおよび斜壁部15c側のエッジは、これらの壁部
15c,15dから離隔しており、ここに形成された隙
間17を通って潤滑油14が図3の矢印方向に流れるよ
うになっている。またこの仕切り板16によって区画さ
れた一方の空間部の入り口部分、すなわち図3で左側の
空間部のうち斜壁部15cの上端側の部分は、斜壁部1
5cがデフキャリヤ5の内面にまで延びていることによ
り密閉されており、これに対して他方の空間部の入り
口、すなわち図3での右側の空間部のうち斜壁部15c
の上端側の部分は、矩形に切り欠かれてリングギヤ4側
に向けて開口し、この部分が流入口19とされている。
【0012】さらにオイルリザーバ15を形成している
底壁部15bのうち流入口19を形成していない空間側
の部分でかつ駆動軸8の上部に位置する部分には、ベア
リング潤滑用流出口20が形成され、また斜壁部15c
のうち流入口19を形成した空間側の部分でかつハイポ
イドギヤ2の上部に位置する部分には、ギヤ潤滑用流出
口21が形成されている。これらの流出口20,21の
開口形状は図に示すように矩形に限られずに円形や多角
形などの任意であるが、その開口面積は、リングギヤ4
が予め定めた所定の回転数以上の高速回転をすることに
よって前記流入口19からオイルリザーバ15に流入す
る潤滑油14の量以下であって、自然滴下による潤滑油
14の流出量が、駆動軸8を支持しているベアリング1
0,11の耐焼付き性を保証するのに充分な量、あるい
は各ギヤ2,4の歯面の潤滑に充分な量となるように設
定されている。これは、例えば事前の台上評価(事前の
試行)によって求めることができる。
底壁部15bのうち流入口19を形成していない空間側
の部分でかつ駆動軸8の上部に位置する部分には、ベア
リング潤滑用流出口20が形成され、また斜壁部15c
のうち流入口19を形成した空間側の部分でかつハイポ
イドギヤ2の上部に位置する部分には、ギヤ潤滑用流出
口21が形成されている。これらの流出口20,21の
開口形状は図に示すように矩形に限られずに円形や多角
形などの任意であるが、その開口面積は、リングギヤ4
が予め定めた所定の回転数以上の高速回転をすることに
よって前記流入口19からオイルリザーバ15に流入す
る潤滑油14の量以下であって、自然滴下による潤滑油
14の流出量が、駆動軸8を支持しているベアリング1
0,11の耐焼付き性を保証するのに充分な量、あるい
は各ギヤ2,4の歯面の潤滑に充分な量となるように設
定されている。これは、例えば事前の台上評価(事前の
試行)によって求めることができる。
【0013】つぎに上述した潤滑構造の作用について説
明する。駆動軸8を規定の方向に回転させると、リング
ギヤ4がハイポイドギヤ2を介して図1の矢印方向に回
転させられる。このリングギヤ4の下側の部分は潤滑油
14に浸っているので、リングギヤ4の回転に伴ってそ
の潤滑油14がかき上げられる。リングギヤ4に付着し
ている潤滑油14の一部は、遠心力によってリングギヤ
4からはね飛ばされてリングギヤ4の接線方向に飛翔
し、このような現象がリングギヤ4の全周で生じる。こ
れに対して前記オイルリザーバ15の流入口19が、図
2に示すようにリングギヤ4の接線方向で前方側に配置
されているので、リングギヤ4から遠心力で離脱した潤
滑油14の一部が、この流入口19からオイルリザーバ
15に流れ込む。オイルリザーバ15に流入した潤滑油
1の一部は各流出口20,21から流出して潤滑の用に
供されるが、リングギヤ4が所定回転数以上の高速回転
をすると、オイルリザーバ15からの潤滑油14の流出
量に対して流入量が多くなるので、オイルリザーバ15
に潤滑油14が溜り、またリングギヤ4の下側での油面
が低下してリングギヤ4による潤滑油14の撹拌の度合
いが少なくなる。
明する。駆動軸8を規定の方向に回転させると、リング
ギヤ4がハイポイドギヤ2を介して図1の矢印方向に回
転させられる。このリングギヤ4の下側の部分は潤滑油
14に浸っているので、リングギヤ4の回転に伴ってそ
の潤滑油14がかき上げられる。リングギヤ4に付着し
ている潤滑油14の一部は、遠心力によってリングギヤ
4からはね飛ばされてリングギヤ4の接線方向に飛翔
し、このような現象がリングギヤ4の全周で生じる。こ
れに対して前記オイルリザーバ15の流入口19が、図
2に示すようにリングギヤ4の接線方向で前方側に配置
されているので、リングギヤ4から遠心力で離脱した潤
滑油14の一部が、この流入口19からオイルリザーバ
15に流れ込む。オイルリザーバ15に流入した潤滑油
1の一部は各流出口20,21から流出して潤滑の用に
供されるが、リングギヤ4が所定回転数以上の高速回転
をすると、オイルリザーバ15からの潤滑油14の流出
量に対して流入量が多くなるので、オイルリザーバ15
に潤滑油14が溜り、またリングギヤ4の下側での油面
が低下してリングギヤ4による潤滑油14の撹拌の度合
いが少なくなる。
【0014】すなわちオイルリザーバ15への潤滑油1
4の流入量は、リングギヤ4の回転速度が速くなるに従
って増大するが、オイルリザーバ15からの潤滑油14
の流出量は、前記各流出口20,21の開口面積が規定
されているためにほぼ一定量に維持され、その結果、流
入量と流出量との差に応じてオイルリザーバ15に潤滑
油14が溜る。そのためにリングギヤ4の下側での潤滑
油14の油面が低下し、その結果、リングギヤ4による
潤滑油14の撹拌の度合いが低下する。
4の流入量は、リングギヤ4の回転速度が速くなるに従
って増大するが、オイルリザーバ15からの潤滑油14
の流出量は、前記各流出口20,21の開口面積が規定
されているためにほぼ一定量に維持され、その結果、流
入量と流出量との差に応じてオイルリザーバ15に潤滑
油14が溜る。そのためにリングギヤ4の下側での潤滑
油14の油面が低下し、その結果、リングギヤ4による
潤滑油14の撹拌の度合いが低下する。
【0015】これをさらに具体的に説明すると、潤滑油
14を撹拌することによる抵抗力は、リングギヤ4と潤
滑油14との相対速度の増大に応じて大きくなるので、
リングギヤ4が低速回転している状態では、潤滑油14
の撹拌の度合いが低く、動力損失も小さい。また潤滑油
14をかき上げる量も少ないので、オイルリザーバ15
に溜まる潤滑油14の量も少ない。すなわちリングギヤ
4の低回転状態では、その下側での潤滑油14の油面が
特に顕著には低下しないが、リングギヤ4と潤滑油14
との相対速度が小さいので、動力損失は小さくなる。
14を撹拌することによる抵抗力は、リングギヤ4と潤
滑油14との相対速度の増大に応じて大きくなるので、
リングギヤ4が低速回転している状態では、潤滑油14
の撹拌の度合いが低く、動力損失も小さい。また潤滑油
14をかき上げる量も少ないので、オイルリザーバ15
に溜まる潤滑油14の量も少ない。すなわちリングギヤ
4の低回転状態では、その下側での潤滑油14の油面が
特に顕著には低下しないが、リングギヤ4と潤滑油14
との相対速度が小さいので、動力損失は小さくなる。
【0016】これに対してリングギヤ4が高速回転する
と、リングギヤ4によってかき上げられる潤滑油14の
量が多くなり、オイルリザーバ15への流入量が増大す
る。しかしながらオイルリザーバ15からの流出量は前
述したようにほぼ一定に維持されているので、オイルリ
ザーバ15には次第に潤滑油14が溜り、その量が増大
する。したがってリングギヤ4の下側での潤滑油14の
量が少なくなってその油面が低下するから、リングギヤ
4の潤滑油14に浸っている容積あるいは深さが減少す
るので、リングギヤ4が潤滑油14を撹拌する度合いが
低下する。すなわちリングギヤ4が高速回転すれば、そ
の下側での油面が大きく低下するので、リングギヤ4と
潤滑油14との相対速度が大きくなっても、潤滑油14
を撹拌する度合いが低くなり、動力損失も少なくなる。
と、リングギヤ4によってかき上げられる潤滑油14の
量が多くなり、オイルリザーバ15への流入量が増大す
る。しかしながらオイルリザーバ15からの流出量は前
述したようにほぼ一定に維持されているので、オイルリ
ザーバ15には次第に潤滑油14が溜り、その量が増大
する。したがってリングギヤ4の下側での潤滑油14の
量が少なくなってその油面が低下するから、リングギヤ
4の潤滑油14に浸っている容積あるいは深さが減少す
るので、リングギヤ4が潤滑油14を撹拌する度合いが
低下する。すなわちリングギヤ4が高速回転すれば、そ
の下側での油面が大きく低下するので、リングギヤ4と
潤滑油14との相対速度が大きくなっても、潤滑油14
を撹拌する度合いが低くなり、動力損失も少なくなる。
【0017】また一方、オイルリザーバ15において
は、流出口20,21を形成していない空間部に潤滑油
14が流入することになるが、この空間部と流出口2
0,21を形成してある空間部とは、開口幅の狭い隙間
17を介して連通しているのみであるから、たとえ潤滑
油14が高速で流入口19から入ってきても、そのまま
流出口20,21から流れでることはなく、したがって
潤滑油14の流出量はリングギヤ4の回転速度に影響さ
れない。そのためリングギヤ4が高速回転するほど、オ
イルリザーバ15内に溜まる潤滑油14の量が多くな
り、それに伴うデフキャリヤ5内の油面が低下し、リン
グギン4による潤滑油14の撹拌抵抗が低減される。
は、流出口20,21を形成していない空間部に潤滑油
14が流入することになるが、この空間部と流出口2
0,21を形成してある空間部とは、開口幅の狭い隙間
17を介して連通しているのみであるから、たとえ潤滑
油14が高速で流入口19から入ってきても、そのまま
流出口20,21から流れでることはなく、したがって
潤滑油14の流出量はリングギヤ4の回転速度に影響さ
れない。そのためリングギヤ4が高速回転するほど、オ
イルリザーバ15内に溜まる潤滑油14の量が多くな
り、それに伴うデフキャリヤ5内の油面が低下し、リン
グギン4による潤滑油14の撹拌抵抗が低減される。
【0018】そしてベアリング潤滑用流出口20から自
然滴下によって流出した潤滑油14は、駆動軸8の外周
面を伝ってベアリング10,11に導かれ、ベアリング
の潤滑の用に供される。またギヤ潤滑用流出口21から
滴下した潤滑油14はハイポイドギヤ2の歯面に付着
し、その結果、リングギヤ4との噛合面に供給される。
その場合、それぞれの流出口20,21の開口面積は、
前述したように、対応する被潤滑箇所に必要十分な潤滑
油14を自然滴下によって供給するように設定されてい
るから、ベアリング10,11および各ギヤ2,4の噛
合面の潤滑が確実に行われる。またベアリング10,1
1に対して潤滑油14を供給する流出口20は他の流出
口21よりも低い位置に設けられているから、この流出
口20の部分での潤滑油14の圧力が高くなり、したが
って各流出口20,21の開口面積を同一に設定して
も、ベアリング10,11に対して充分な量の潤滑油1
4を供給することができる。なお、各潤滑箇所を経た潤
滑油14はデフキャリヤ5のうち最も低い箇所すなわち
リングギヤ4の下方の部分に戻る。
然滴下によって流出した潤滑油14は、駆動軸8の外周
面を伝ってベアリング10,11に導かれ、ベアリング
の潤滑の用に供される。またギヤ潤滑用流出口21から
滴下した潤滑油14はハイポイドギヤ2の歯面に付着
し、その結果、リングギヤ4との噛合面に供給される。
その場合、それぞれの流出口20,21の開口面積は、
前述したように、対応する被潤滑箇所に必要十分な潤滑
油14を自然滴下によって供給するように設定されてい
るから、ベアリング10,11および各ギヤ2,4の噛
合面の潤滑が確実に行われる。またベアリング10,1
1に対して潤滑油14を供給する流出口20は他の流出
口21よりも低い位置に設けられているから、この流出
口20の部分での潤滑油14の圧力が高くなり、したが
って各流出口20,21の開口面積を同一に設定して
も、ベアリング10,11に対して充分な量の潤滑油1
4を供給することができる。なお、各潤滑箇所を経た潤
滑油14はデフキャリヤ5のうち最も低い箇所すなわち
リングギヤ4の下方の部分に戻る。
【0019】なお、デフキャリヤ5の外面のうちオイル
リザーバ15の部分の外面に、リブやフィンなどの突起
部(それぞれ図示せず)を形成すれば、この部分での放
熱面積が大きくなるため、オイルリザーバ15の内部の
潤滑油14の放熱による冷却効果を増大させることがで
きる。その場合、リブもしくはフィンは、オイルリザー
バ15の外面に車両の前後方向に沿って延びた状態に形
成してもよく、あるいはこの種のリブもしくはフィンを
デフキャリヤ5の外面に、その円周方向に沿い、かつ複
数形成してもよい。
リザーバ15の部分の外面に、リブやフィンなどの突起
部(それぞれ図示せず)を形成すれば、この部分での放
熱面積が大きくなるため、オイルリザーバ15の内部の
潤滑油14の放熱による冷却効果を増大させることがで
きる。その場合、リブもしくはフィンは、オイルリザー
バ15の外面に車両の前後方向に沿って延びた状態に形
成してもよく、あるいはこの種のリブもしくはフィンを
デフキャリヤ5の外面に、その円周方向に沿い、かつ複
数形成してもよい。
【0020】以上、この発明の実施例について説明した
が、この発明は、上記の実施例に限定されないのであっ
て、この発明を適用できる差動装置は、上記のハイポイ
ドギヤを用いない差動装置であってもよく、またデフキ
ャリヤの内部に形成するオイルリザーバの形状は上記の
実施例で述べた形状に限定されない。さらに上記の仕切
り板の有無は問わない。そしてまたオイルリザーバに形
成する流出口の開口面積は必要に応じて適宜設定すれば
よいのであり、例えば、図に示す例では、ベアリング1
0,11側の流出口20が流入口19よりも遠くに位置
し、かつ登坂時には上側に位置することになるので、こ
のような場合での潤滑不足を未然に防止するために、こ
の流出口20の開口面積を他の流出口の開口面積より広
くしてもよい。
が、この発明は、上記の実施例に限定されないのであっ
て、この発明を適用できる差動装置は、上記のハイポイ
ドギヤを用いない差動装置であってもよく、またデフキ
ャリヤの内部に形成するオイルリザーバの形状は上記の
実施例で述べた形状に限定されない。さらに上記の仕切
り板の有無は問わない。そしてまたオイルリザーバに形
成する流出口の開口面積は必要に応じて適宜設定すれば
よいのであり、例えば、図に示す例では、ベアリング1
0,11側の流出口20が流入口19よりも遠くに位置
し、かつ登坂時には上側に位置することになるので、こ
のような場合での潤滑不足を未然に防止するために、こ
の流出口20の開口面積を他の流出口の開口面積より広
くしてもよい。
【0021】
【発明の効果】上述の説明から明らかなようにこの発明
の潤滑構造によれば、潤滑油の一部を被潤滑箇所より上
方のオイルリザーバに一時的に貯留し、ここから被潤滑
箇所に必要十分な量の潤滑油を供給するように構成した
から、リングギヤによって撹拌される潤滑油の油面が、
リングギヤの回転速度に応じて低下してその撹拌の度合
いが低下し、その結果、潤滑油の撹拌による動力の損失
を低減し、かつ潤滑油の温度上昇やそれに伴う潤滑油の
早期の劣化などを有効に防止することができる。
の潤滑構造によれば、潤滑油の一部を被潤滑箇所より上
方のオイルリザーバに一時的に貯留し、ここから被潤滑
箇所に必要十分な量の潤滑油を供給するように構成した
から、リングギヤによって撹拌される潤滑油の油面が、
リングギヤの回転速度に応じて低下してその撹拌の度合
いが低下し、その結果、潤滑油の撹拌による動力の損失
を低減し、かつ潤滑油の温度上昇やそれに伴う潤滑油の
早期の劣化などを有効に防止することができる。
【図1】この発明の第1の実施例を模式的に示す断面側
面図である。
面図である。
【図2】図1のII−II線矢視図である。
【図3】オイルリザーバの形状を説明するための概略的
な斜視図である。
な斜視図である。
2 ハイポイドギヤ 3 差動装置 4 リングギヤ 5 デフキャリヤ 8 駆動軸 10,11 ベアリング 14 潤滑油 15 オイルリザーバ 19 流入口 20,21 流出口
Claims (1)
- 【請求項1】 駆動軸と該駆動軸に一体化した駆動歯車
とこの駆動歯車に噛合したリングギヤとが、筐体の内部
に軸受によって回転自在に支持され、かつその筐体の内
部に収容した潤滑油を前記リングギヤによってかき上げ
るように構成した差動装置の潤滑構造において、 前記筐体の内部のうち前記潤滑油を供給するべき被潤滑
箇所より上方でかつリングギヤでかき上げられた潤滑油
の流動方向での前方側に、潤滑油を保持するオイルリザ
ーバが設けられ、そのオイルリザーバにはリングギヤで
かき上げられた潤滑油を流入させる流入口とリングギヤ
が所定の回転数以上で回転した際の流入量以下の予め決
められた流量の潤滑油を前記被潤滑箇所に自然滴下させ
る流出口とが形成されていることを特徴とする差動装置
の潤滑構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6033198A JPH07217725A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 差動装置の潤滑構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6033198A JPH07217725A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 差動装置の潤滑構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07217725A true JPH07217725A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=12379791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6033198A Pending JPH07217725A (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | 差動装置の潤滑構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07217725A (ja) |
Cited By (25)
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1994
- 1994-02-04 JP JP6033198A patent/JPH07217725A/ja active Pending
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