JPH07217834A - 乾燥焼却炉 - Google Patents

乾燥焼却炉

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Publication number
JPH07217834A
JPH07217834A JP1472994A JP1472994A JPH07217834A JP H07217834 A JPH07217834 A JP H07217834A JP 1472994 A JP1472994 A JP 1472994A JP 1472994 A JP1472994 A JP 1472994A JP H07217834 A JPH07217834 A JP H07217834A
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JP
Japan
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dried
casing
baffle plate
dry
turntable
Prior art date
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Pending
Application number
JP1472994A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ooshima
▲ひろし▼ 大島
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OSHIMA KOKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
OSHIMA KOKI SEISAKUSHO KK
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乾燥むら及び煤煙の発生を確実に防止する。 【構成】 内部に乾燥焼却室11Aが形成されるケーシ
ング25と、ケーシング25内において2段に装着され
その上側面に被乾燥燃焼物が載置されると共にその外周
側のケーシング25との間に被乾燥燃焼物を落下させる
ための隙間を設けた上側ターンテーブル26及び下側タ
ーンテーブル27と、各テーブル26,27の上側にそ
れぞれ位置して1または複数枚設けられ被乾燥燃焼物を
テーブル26,27の全面に押し広げる邪魔板45,4
8と、各テーブル26,27の上側にそれぞれ位置して
設けられテーブルの全面に押し広げられた被乾燥燃焼物
をかき集めてテーブルの外周側に案内し下方に落下させ
るガイド板46,49とから構成した。前記各テーブル
はケーシング内に回転自在に装着され、各邪魔板及びガ
イド板は固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水分を含んだ物を乾燥
または焼却させる乾燥焼却炉に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に乾燥焼却炉は、図9に示すような
構成を有している。
【0003】図中の1はケーシングで、乾燥焼却炉の外
殻を構成して内部に乾燥室1Aを形成する。この乾燥室
1A内は、バーナー(図示せず)によって、高温で乾燥
した状態に維持される。さらに、後述のターンテーブル
3も加熱される。このとき、加熱の程度に応じて、乾燥
させたり、焼却したりする。
【0004】ケーシング1の一側には、外部から被乾燥
燃焼物を投入するための投入口1Bが設けられている。
このケーシング1内には、その中心部に回転軸2が設け
られ、この回転軸2にターンテーブル3が設けられてい
る。このターンテーブル3には、その上側面に載置され
た被乾燥燃焼物を下方に落下させるための投入口3Aが
設けられている。このターンテーブル3は図においては
左回転するように設定されている。
【0005】ターンテーブル3の上側には、このターン
テーブル3の上側面に落下した被乾燥燃焼物を押し広げ
るための邪魔板4が4枚設けられている。各邪魔板4は
ケーシング1に固定されている。4枚の邪魔板4のう
ち、最下流側の邪魔板4Aは、ターンテーブル3の上側
面に最も近接しており、このターンテーブル3の上側面
の非乾燥物をすべてかき集めて投入口3Aから下方に落
下させる。
【0006】以上の構成により、投入口1Bから乾燥室
1A内の投入された被乾燥燃焼物は、最下流側の邪魔板
4Aと最上流側の邪魔板4Bとの間に落下する。このタ
ーンテーブル3の上側面に落下した被乾燥燃焼物は、こ
のターンテーブル3の回転に伴って最上流側の邪魔板4
Bから3枚目までの邪魔板4でターンテーブル3の上側
面に押し広げられ、最下流側の邪魔板4Aによって投入
口1Bから下方に落とされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記構成の
乾燥焼却炉では、理想的には、被乾燥燃焼物が最上流側
の邪魔板4Bを先頭にした3本の邪魔板4で順次押し広
げられて、最終的に最下流側の邪魔板4Aでかき集めら
れて投入口3Aから下方に落とされる。ところが、前記
乾燥焼却炉では、ターンテーブル3の回転に伴って投入
口3Aも一緒に回転するため、投入口3Aが最下流側の
邪魔板4Aと最上流側の邪魔板4Bとの間に位置するこ
ともある。この場合は、投入口1Bから投入されたまま
の塊の状態の被乾燥燃焼物や最上流側の邪魔板4Bで押
し広げられる前のかたまった状態の被乾燥燃焼物が投入
口3Aに直接入って下方に落下することになる。
【0008】このように、投入口1Bから投入された被
乾燥燃焼物がそのまま下方に落下すると、その外部のみ
が乾燥し、内部は十分に乾燥されない。即ち、乾燥むら
が生じるという問題点がある。
【0009】さらに、この被乾燥燃焼物の塊が落下する
ときに、乾燥室1A内に煙が発生して煤煙の問題が生じ
るという問題点がある。
【0010】本発明は、前記問題点に鑑みてなされたも
ので、乾燥むら及び煤煙の発生を確実に防止し得る乾燥
焼却炉を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、第1の発明に係る乾燥焼却炉は、内部に乾
燥室が形成されるケーシングと、このケーシング内にお
いて1段または複数段に装着されその上側面に被乾燥燃
焼物が載置されると共にその外周側の前記ケーシングと
の間または内周側に前記被乾燥燃焼物を落下させるため
の隙間を設けたテーブルと、各テーブルの上側にそれぞ
れ位置して1または複数枚設けられ被乾燥燃焼物をテー
ブル全面に押し広げる邪魔板と、各テーブルの上側にそ
れぞれ位置して設けられ前記テーブルの全面に押し広げ
られた被乾燥燃焼物をかき集めてテーブルの外周側また
は内周側に案内し下方に落下させるガイド板とから構成
されたことを特徴とする。
【0012】第2の発明に係る乾燥焼却炉は、前記テー
ブルが前記ケーシング内に回転自在に装着されると共
に、前記邪魔板及びガイド板が前記ケーシング側に固定
され、前記被乾燥燃焼物は回転するテーブル上に載置さ
れてこのテーブルとともに回転しながらケーシング側に
固定された邪魔板によってテーブル全面に押し広げられ
ると共にケーシング側に固定されたガイド板によって下
方にかき落とされることを特徴とする。
【0013】第3の発明に係る乾燥焼却炉は、前記テー
ブルが前記ケーシング側に固定されると共に、前記邪魔
板及びガイド板が前記ケーシング内において回転自在に
装着され、前記被乾燥燃焼物はケーシング側に固定され
たテーブル上に載置され、このテーブル上を回転する邪
魔板によってテーブル全面に押し広げられると共にテー
ブル上を回転するガイド板によって下方にかき落とされ
ることを特徴とする。
【0014】第4の発明に係る乾燥焼却炉は、前記1ま
たは複数枚設けられた邪魔板のうち1または複数枚が、
そのテーブル表面側を鋸歯状に形成されたことを特徴と
する。
【0015】第5の発明に係る乾燥焼却炉は、内部に乾
燥室が形成されるケーシングと、このケーシング内にお
いて1段または複数段に装着固定されてケーシング内を
複数の部屋に仕切ると共にその上側面に被乾燥燃焼物が
載置され、その中心から径方向に外周縁まで延設された
長穴状の投入口を有するテーブルと、各テーブルの上側
にそれぞれ位置して回転可能に複数枚設けられ被乾燥燃
焼物をテーブル全面に押し広げると共に前記投入口から
下方に落下させる邪魔板とを備えたことを特徴とする。
【0016】第6の発明に係る乾燥焼却炉は、前記複数
枚の邪魔板のうち1または複数枚が、そのテーブル表面
側を鋸歯状に形成されたことを特徴とする。
【0017】第7の発明に係る乾燥焼却炉は、前記複数
枚の邪魔板が、そのテーブル表面側を鋸歯状に形成され
たものと、平坦なものとが交互に配設されたことを特徴
とする。
【0018】
【作用】第1の発明では、テーブルの上に載置された被
乾燥燃焼物は、邪魔板によりテーブル全面に押し広げら
れる。これにより、被乾燥燃焼物はテーブルの上でむら
なく十分に乾燥または焼却される。テーブル全面に押し
広げられて乾燥または焼却した被乾燥燃焼物は、ガイド
板でテーブルの外周側または内周側にかき集められ、下
方に落下する。下方のテーブルでも前記同様の作用によ
り、被乾燥燃焼物を乾燥または焼却させて下方に落下さ
せる。これを、テーブルの装着枚数分だけ繰り返し、被
乾燥燃焼物をむらなく効率的に乾燥または焼却させる。
【0019】第2の発明では、テーブルを回転させ、邪
魔板及びガイド板を固定するので、被乾燥燃焼物は、テ
ーブルとともに回転し、邪魔板によってテーブル全面に
押し広げられ、乾燥または焼却する。乾燥または焼却さ
れた被乾燥燃焼物はケーシング側に固定されたガイド板
によって最終的に下方にかき落とされる。
【0020】第3の発明では、テーブルを固定し、邪魔
板及びガイド板を回転させるので、被乾燥燃焼物はテー
ブル上に載置された状態で、このテーブル上を回転する
邪魔板によってテーブル全面に押し広げられ、乾燥また
は焼却する。乾燥または焼却された被乾燥燃焼物は回転
するガイド板によって最終的に下方にかき落とされる。
【0021】第4の発明では、前記1または複数枚の邪
魔板を鋸歯状に形成したので、この鋸歯状の邪魔板によ
ってテーブル上に押し広げられた被乾燥燃焼物がかき混
ぜられ、乾燥または焼却効率が向上する。
【0022】第5の発明では、テーブルの上に載置され
た被乾燥燃焼物は、回転可能に設けられた複数枚の邪魔
板でテーブル全面に押し広げられて乾燥または焼却さ
れ、最終的に投入口から下方に落下される。
【0023】第6の発明では、前記第5の発明と同様
に、テーブルの上に載置された被乾燥燃焼物は、回転可
能に設けられた複数枚の邪魔板でテーブル全面に押し広
げられて乾燥または焼却され、最終的に投入口から下方
に落下される。さらに、本発明では、邪魔板を鋸歯状に
形成することで、この邪魔板によって被乾燥燃焼物がか
き混ぜられ、より効率的に乾燥または焼却される。
【0024】第7の発明では、複数枚の邪魔板を、鋸歯
状に形成されたものと、平坦なものとを交互に配設した
ので、テーブルの上側面に押し広げられた被乾燥燃焼物
は、鋸歯状の邪魔板で多数の筋溝が形成され、次いで平
坦な邪魔板で平坦に均される。これを繰り返すことで、
テーブル上面の被乾燥燃焼物がかき混ぜられ、被乾燥燃
焼物が効率的に乾燥または焼却する。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は本実施例の乾燥焼却炉を示す縦
断面図、図2は図1の乾燥焼却炉のうち上側テーブルの
部分を平面状態で示す横断面図、図3は図1の乾燥焼却
炉のうち下側テーブルの部分を平面状態で示す横断面
図、図4は邪魔板及びガイド板の下側部形状を示す模式
図、図5は本実施例に係る乾燥焼却炉を備えた乾燥焼却
システムを示す全体構成図である。なお、被乾燥燃焼物
としては、鶏糞、牛糞、おから、醤油粕、酒粕、籾殻、
おがくず、水産加工かす等が対象となる。
【0026】本実施例の乾燥焼却炉11は、図5に示す
乾燥焼却システムの一部として使用される。この乾燥焼
却システムを図5に基づいて概略的に説明すると、図中
の12はバケットコンベアで、被乾燥燃焼物が搬送され
る。13は自動搬送装置、14はロータリーバルブモー
タ、15はロータリーブロア、16は投入ロータリーモ
ータで、これらによって単位時間当たり一定量の被乾燥
燃焼物が乾燥焼却室11A内に供給される。
【0027】18は一次サイクロンで、内部に遮蔽板
(図示せず)が設けられ、乾燥焼却炉11から排出され
た排出ガス中から微粒子を除去する。19は再燃焼部
で、一次サイクロン18によって微粒子が除去された後
の排出ガスが再び燃焼される。20は再燃焼バーナ、2
1は再燃焼ブロアである。22は二次サイクロンで、再
燃焼部19で再燃焼された排出ガスが内部に流入して、
排気ガス中から再度微粒子が除去され、最終的に排気ガ
スが外部に排出される。
【0028】以上のシステムの中で、乾燥焼却炉11は
自動搬送装置13からの被乾燥燃焼物を乾燥または焼却
させる。この乾燥焼却炉11は、具体的には、図1から
図3に示すように構成されている。図中の25はケーシ
ングで、乾燥焼却炉11の外殻を構成して内部に乾燥焼
却室11Aを形成する。26は上側ターンテーブルで、
一次乾燥または焼却を行なう。27は下側ターンテーブ
ルで、二次乾燥または焼却を行なう。この上側ターンテ
ーブル26及び下側ターンテーブル27の外周縁と乾燥
焼却室11Aの内側面との間には、これらのターンテー
ブル26,27の上側に載置された被乾燥燃焼物を下部
に落とすための投入口となる一定の隙間が設けられてい
る。
【0029】乾燥焼却室11A内には、その上下方向に
回転軸28が配設され、この回転軸28に上側ターンテ
ーブル26及び下側ターンテーブル27が取り付けられ
ている。乾燥焼却炉11のケーシング25のうち上側タ
ーンテーブル26の上側部には、前記自動搬送装置13
に接続された投入口30と、乾燥焼却室11A内のガス
を外部に排出する排出口31とが設けられている。32
は投入口30の下側部分に取り付けられた第1シュート
で、この投入口30から投入される被乾燥燃焼物の落下
を案内する。33は上側ターンテーブル26の下側部分
であって、後述のガイド板46の直下に取り付けられた
第2シュートで、上側ターンテーブル26の上側面に載
置された被乾燥燃焼物がガイド板46によって外周縁に
かき寄せられて下方に落下する際に、その被乾燥燃焼物
の落下を案内する。35はケーシング25の外壁に取り
付けられて乾燥焼却室11A内に熱風を吹き込む一次バ
ーナで、上側ターンテーブル26の下側位置に取り付け
られて乾燥焼却室11A内を加熱乾燥または焼却させる
と共にこの上側ターンテーブル26の下側面も加熱す
る。36は一次バーナ35と同様に乾燥焼却炉11の外
壁に取り付けられて乾燥焼却室11A内に熱風を吹き込
む二次バーナ(図示せず)で、下側ターンテーブル27
の下側位置に取り付けられて乾燥焼却室11A内を加熱
乾燥または焼却させると共にこの下側ターンテーブル2
7の下側面も加熱する。
【0030】回転軸28の下端部は、図5に示すよう
に、ターンテーブルモータ37に接続されている。この
ターンテーブルモータ37によって回転軸28が回転さ
れることで、2つのターンテーブル26,27が回転駆
動される。38は乾燥焼却室11A内に接続された一次
ブロア、39は乾燥焼却炉11の下側部に取り付けられ
たスクリューコンベアで、乾燥焼却室11A内で乾燥ま
たは焼却された被乾燥燃焼物を外部に搬送する。40は
スクリューコンベア39の下部スクリューモータ、41
は上部スクリューモータである。42はスクリューコン
ベア39の端部に設けられた排出ホッパである。43は
この排出ホッパ42に接続された排出ブロアである。
【0031】上側ターンテーブル26の上側には、図1
及び図2に示すように、この上側ターンテーブル26の
上側面に載置された被乾燥燃焼物をこの上側面全面に押
し広げる邪魔板45と、上側面全面に押し広げられた被
乾燥燃焼物を上側ターンテーブル26の外周側にかき集
めて下側ターンテーブル27側に落下させるガイド板4
6とが取り付けられている。
【0032】邪魔板45は平面形状がくの字状に形成さ
れている。この邪魔板45は投入口30から下流側にほ
ぼ一定間隔毎に3本設けられている。なお、ここで下流
側とは、ターンテーブル26の回転方向を、上流側とは
ターンテーブル26の回転方向と逆の方向をいう。上側
ターンテーブル26は図2において左回りに回転する。
邪魔板45は、この上側ターンテーブル26の回転によ
ってその上側面に載置した被乾燥燃焼物が内側に集るよ
うに配設されている。この邪魔板45のうち上側ターン
テーブル26の周縁部付近には、この周縁部に載置され
た被乾燥燃焼物を内側にかき寄せて周縁部から落下する
のを防止するように寄せ板45Aが設けられている。3
本の邪魔板45のうち、最上流側及び最下流側の邪魔板
45B,45Dは図4(A)(C)のように、上側ター
ンテーブル26に面した部分が鋸歯状に形成されてい
る。中間の邪魔板45Cは図4(B)のように、上側タ
ーンテーブル26に面した部分が平坦面状に形成されて
いる。これら各邪魔板45と上側ターンテーブル26の
上側面との隙間は適宜設定する。好ましくは、被乾燥燃
焼物が相対的に大きな塊として存在する上流側の隙間を
大きく、下流側の隙間を小さく設定する。これにより、
投入口30から比較的大きな塊として投入された被乾燥
燃焼物を、上側ターンテーブル26との隙間の大きな最
上流側の邪魔板45Bである程度の広さに押し広げると
共に表面に断面鋸歯状の多数の筋溝をつけ、中間の邪魔
板45Cでさらに広く押し広げると共に表面を平坦面状
に均し、最下流側の邪魔板45Dで上側ターンテーブル
26の全面に押し広げると共に表面に断面鋸歯状の多数
の筋溝をつける。即ち、3本の邪魔板45で被乾燥燃焼
物を、上側ターンテーブル26の上側面に均等に押し広
げて乾燥または焼却面積を広げると共にその表面に断面
鋸歯状の多数の筋溝をつけたり平坦面状にしたりしてか
き回すことで、被乾燥燃焼物をむらなく効率的に乾燥ま
たは焼却させる。
【0033】ガイド板46は、回転軸28からほぼ螺旋
状(図2において左巻きの螺旋状)に徐々に大きくなる
ように、かつ乾燥焼却炉11のケーシング25まで延出
した状態に形成され、上側ターンテーブル26の上側面
に載置された被乾燥燃焼物をかき寄せて外周縁に案内す
る。このガイド板46は乾燥焼却炉11のケーシング2
5に固定されている。ガイド板46は、図4(D)のよ
うに、上側ターンテーブル26側を平坦な形状に形成さ
れている。このガイド板46と上側ターンテーブル26
の上側面との隙間は、乾燥または焼却された被乾燥燃焼
物をすべて上側ターンテーブル26の外周縁に案内でき
る程度に狭く設定されている。望ましくは、被乾燥燃焼
物の粒子径よりも狭く設定する。
【0034】図3に示す下側ターンテーブル27の邪魔
板48の構成は、前記上側ターンテーブル26の邪魔板
45と同様である。また、ガイド板49の構成も前記上
側ターンテーブル26のガイド板46と同様である。な
お、上側ターンテーブル26で乾燥または焼却すること
によって粒子径が小さくなるような性質の被乾燥燃焼物
の場合は、各邪魔板48及びガイド板49と下側ターン
テーブル27の上側面との隙間は上側ターンテーブル2
6側の邪魔板45及びガイド板46の場合に対して小さ
く設定される。また、下側ターンテーブル27側のガイ
ド板49は上側ターンテーブル26側のガイド板46よ
りも僅かに上流側に設定されている。これにより、上側
ターンテーブル26側のガイド板46により被乾燥燃焼
物が下側ターンテーブル27の上側面のうちガイド板4
9の僅かに下流側に落下するようになっている。
【0035】下側ターンテーブル27の下側には、図1
に示すように、複数枚のブレード51が取り付けられて
いる。この51は乾燥焼却室11Aの底面に落下した被
乾燥燃焼物をかき集めて排出口52からスクリューコン
ベア39に落下させる。
【0036】以上のように、構成された乾燥焼却炉11
では、自動搬送装置13から投入口30を伝って乾燥焼
却室11A内に投入された被乾燥燃焼物は、ガイド板4
6と最上流側の邪魔板45Bとの間に落下し、上側ター
ンテーブル26の回転に伴って邪魔板45B側に移動す
る。そして、この邪魔板45Bで広く押し広げられると
共に、断面鋸歯状の多数の筋溝が形成される。
【0037】このようにして最上流側の邪魔板45Bを
通過した被乾燥燃焼物は、中間の邪魔板45Cに到達
し、この邪魔板45Cで、さらに広く押し広げられると
共に、多数の筋溝が形成されていた表面が平坦面状に均
される。
【0038】中間の邪魔板45Cを通過して、広く押し
広げられ平坦面状に均された被乾燥燃焼物は、最下流側
の邪魔板45Dに到達し、この邪魔板45Dで最終的に
上側ターンテーブル26の全面にまで押し広げられると
共に、その表面に断面鋸歯状の多数の筋溝が形成され
る。
【0039】この一連の作用により、被乾燥燃焼物の乾
燥または焼却面積が広くなり、乾燥焼却室11A内の高
温で乾燥または焼却した空気及び加熱された上側ターン
テーブル26によって、被乾燥燃焼物が効率的に乾燥ま
たは焼却される。
【0040】なお、前記3つの邪魔板45では、上側タ
ーンテーブル26との隙間を段々に変化させて、被乾燥
燃焼物を上側ターンテーブル26の上側面に、徐々に押
し広げていく場合を例に説明したが、最上流側の邪魔板
45Bと上側ターンテーブル26との隙間を狭くして、
この邪魔板45Bで被乾燥燃焼物を上側ターンテーブル
26の全面に押し広げるようにしてもよい。この場合、
中間の邪魔板45Cは最上流側の邪魔板45Bと同程度
の隙間に、最下流側の邪魔板45Dは最上流側の邪魔板
45Bよりも狭い隙間に設定することが望ましい。
【0041】次いで、最下流側の邪魔板45Dで最終的
に押し広げられた被乾燥燃焼物は、効率的に乾燥または
焼却しながらガイド板46に到達し、このガイド板46
によってかき寄せられると共に、上側ターンテーブル2
6の外周縁まで案内される。これにより、被乾燥燃焼物
はケーシング25と上側ターンテーブル26との隙間か
ら下方に落下する。
【0042】この被乾燥燃焼物は、第2シュート33に
案内されて下側ターンテーブル27の上側面に落下す
る。この後は、各邪魔板48とガイド板49とで、前記
上側ターンテーブル26での各邪魔板45及びガイド板
46と同様に作用して、被乾燥燃焼物をさらに乾燥また
は焼却する。
【0043】次いで、被乾燥燃焼物はガイド板49で乾
燥焼却室11Aの底面に落下し、下側ターンテーブル2
7の回転に伴って回転するブレード51によってかき寄
せられて排出口52からスクリューコンベア39に排出
される。なお、ブレード51は複数枚設けられており、
前記邪魔板45の場合と同様に、ブレード51と乾燥焼
却室11Aの底面との隙間は、下流側のブレード51に
なるに従って狭く設定されている。これにより、この底
面においても、被乾燥燃焼物が押し広げられて乾燥また
は焼却されている。
【0044】以上のように、上側ターンテーブル26及
び下側ターンテーブル27の上側面において、被乾燥燃
焼物を多数の筋溝を設けた状態に、または平坦面状に均
一に押し広げて乾燥または焼却させることができるの
で、乾燥または焼却むらのない、安定した乾燥または焼
却作業を行なうことができるようになる。
【0045】また、被乾燥燃焼物がかたまった状態で落
下することがなくなるので、煤煙の発生を確実に防止す
ることができる。
【0046】[第1変形例]前記実施例では、上側ター
ンテーブル26及び下側ターンテーブル27において、
下方に落下させるための投入部分として、各ターンテー
ブル26,27とケーシング25との隙間を用いたが、
図6に示すように、ターンテーブル55の内側に投入口
56を設けてもよい。この場合、ガイド板57は、回転
軸58から右巻きの螺旋状に徐々に大きくなるように、
かつケーシング59まで延出した状態に形成される。こ
れにより、ターンテーブル55の上側面に載置された被
乾燥燃焼物は、ガイド板57によってかき寄せられ、内
側に案内されて投入口56から下方に落下される。
【0047】これによっても、前記同様の作用、効果を
奏することができる。
【0048】なおこの場合、このターンテーブル55の
下側に位置するターンテーブル(図示せず)では、前記
実施例と同様のガイド板によって外側に案内されて外周
縁から落下するように構成することが望ましい。
【0049】[第2変形例]本変形例では、テーブル6
1をケーシング62に固定し、回転軸63に複数本の邪
魔板64を設けている。テーブル61には、その中心か
ら径方向に外周縁まで延設された長穴状の投入口65が
設けられている。
【0050】各邪魔板64には、テーブル61に面した
部分が鋸歯状に形成されたものと、平坦面状に形成され
たものとが、交互に配設されている。
【0051】これにより、ケーシング62側の投入口6
6から投入された被乾燥燃焼物は、各邪魔板64によっ
てかき寄せられる。そのうち、鋸歯状に形成された邪魔
板64では、被乾燥燃焼物が多数の筋溝状の押し広げら
れ、その下流側の平坦面状に形成された邪魔板64がこ
れをかき寄せて投入口65まで運ぶ。この作用が8本の
邪魔板64によって行なわれる。
【0052】この結果、被乾燥燃焼物がむらなく乾燥ま
たは焼却されることになる。
【0053】なお、本変形例では8本の邪魔板64を設
けた場合を例に説明したが、邪魔板64の本数は多いほ
どよい。
【0054】また、本変形例では、鋸歯状に形成された
邪魔板64と平坦面状に形成された邪魔板64とを交互
に配設したが、2つ置き、3つ置き等の他の配設態様で
もよい。乾燥または焼却させる対象物の特性等の条件の
違いに応じて適宜設定する。
【0055】[第3変形例]本変形例は、図8に示すよ
うに、テーブル71を4段に装着した例である。なお、
最下側のテーブル71はケーシング72の底面となって
いる。ここでは、テーブル71はケーシング72に固定
されており、邪魔板73が回転軸74に取り付けられて
いる。なお、各テーブル71に設けられた投入口は図に
おいては同一位置に設定したが、この各投入口は下段の
投入口にいくに従って順次テーブル71の回転方向の上
流側に少しずつずらして設定するとこが望ましい。
【0056】これにより、テーブル71の上側面に被乾
燥燃焼物が押し広げれて乾燥または焼却させる工程を4
回行なうことができ、乾燥または焼却効率及び乾燥また
は焼却の程度を大幅に向上させることができる。
【0057】なお、本変形例では、同一の構成のテーブ
ル71及び邪魔板73を4段に装着したが、前述した各
態様のテーブル、邪魔板及びガイド板の構成を適宜組み
合わせて装着してもよい。装着する段数も4段の限ら
ず、必要とする条件に応じて多段に設定することができ
る。
【0058】[他の変形例]前記実施例では、邪魔板4
5,49を3本設けたが、これに限らず、1本、2本ま
たは4本以上でも前記同様の作用、効果を奏することが
できる。
【0059】また、前記実施例では、乾燥機11によっ
て鶏糞、牛糞、おから等の被乾燥燃焼物を乾燥または焼
却させる場合を例に説明したが、この乾燥機11は、一
次バーナ35等による加熱状態を調整することで、焼却
することもできる。例えば、食品屑、小動物の汚物や汚
泥等を焼却する場合に、前記乾燥機11を用いると、焼
却むらがなく、効率的に食品屑等を焼却することができ
ると共に、煤煙の問題もなくなる。
【0060】前記実施例の乾燥機11は、前記実施例の
システムに組み込まれる場合に限らず、他のシステムに
用いた場合でも、前記同様の作用、効果を奏することが
できる。
【0061】さらに、前記実施例では、各テーブル2
6,27を回転させ、邪魔板45,48とガイド板4
6,49を固定したが、これと逆に回転軸28に邪魔板
45,48とガイド板46,49を取り付けて回転さ
せ、各テーブル26,27をケーシング25側に固定す
るようにしてもよい。これによっても、前記実施例同様
の作用、効果を奏することができる。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の乾燥機に
よれば、乾燥または焼却むらのない、安定した乾燥作業
を行なうことができるようになる。
【0063】また、被乾燥燃焼物がかたまった状態で落
下することがなくなるので、煤煙の発生を確実に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る乾燥機を示す斜視図である。
【図2】図1の乾燥機のうち上側テーブルの部分を平面
状態で示す横断面図である。
【図3】図1の乾燥機のうち下側テーブルの部分を平面
状態で示す横断面図である。
【図4】邪魔板及びガイド板の下側部形状を示す模式図
である。
【図5】本発明に係る乾燥機を備えた乾燥システムを示
す全体構成図である
【図6】第1の変形例を示す正面図である。
【図7】第2の変形例を示す斜視図である。
【図8】第3の変形例を示す斜視図である。
【図9】従来の乾燥機を示す横断面図である。
【符号の説明】
11…乾燥機、11A…乾燥室、25…ケーシング、2
6…上側ターンテーブル、27…下側ターンテーブル、
28…回転軸、30…投入口、45…邪魔板、46…ガ
イド板。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に乾燥室が形成されるケーシング
    と、 このケーシング内において1段または複数段に装着され
    その上側面に被乾燥燃焼物が載置されると共にその外周
    側の前記ケーシングとの間または内周側に前記被乾燥燃
    焼物を落下させるための隙間を設けたテーブルと、 各テーブルの上側にそれぞれ位置して1または複数枚設
    けられ被乾燥燃焼物をテーブル全面に押し広げる邪魔板
    と、 各テーブルの上側にそれぞれ位置して設けられ前記テー
    ブルの全面に押し広げられた被乾燥燃焼物をかき集めて
    テーブルの外周側または内周側に案内し下方に落下させ
    るガイド板とから構成されたことを特徴とする乾燥焼却
    炉。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の乾燥焼却炉において、 前記テーブルが前記ケーシング内に回転自在に装着され
    ると共に、前記邪魔板及びガイド板が前記ケーシング側
    に固定され、前記被乾燥燃焼物は回転するテーブル上に
    載置されてこのテーブルとともに回転しながらケーシン
    グ側に固定された邪魔板によってテーブル全面に押し広
    げられると共にケーシング側に固定されたガイド板によ
    って下方にかき落とされることを特徴とする乾燥焼却
    炉。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の乾燥焼却炉において、 前記テーブルが前記ケーシング側に固定されると共に、
    前記邪魔板及びガイド板が前記ケーシング内において回
    転自在に装着され、前記被乾燥燃焼物はケーシング側に
    固定されたテーブル上に載置され、このテーブル上を回
    転する邪魔板によってテーブル全面に押し広げられると
    共にテーブル上を回転するガイド板によって下方にかき
    落とされることを特徴とする乾燥焼却炉。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3に記載の乾燥焼却炉に
    おいて、 前記1または複数枚設けられた邪魔板のうち1または複
    数枚が、そのテーブル表面側を鋸歯状に形成されたこと
    を特徴とする乾燥焼却炉。
  5. 【請求項5】 内部に乾燥室が形成されるケーシング
    と、 このケーシング内において1段または複数段に装着固定
    されてケーシング内を複数の部屋に仕切ると共にその上
    側面に被乾燥燃焼物が載置され、その中心から径方向に
    外周縁まで延設された長穴状の投入口を有するテーブル
    と、 各テーブルの上側にそれぞれ位置して回転可能に複数枚
    設けられ被乾燥燃焼物をテーブル全面に押し広げると共
    に前記投入口から下方に落下させる邪魔板とを備えたこ
    とを特徴とする乾燥焼却炉。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の乾燥焼却炉において、 前記複数枚の邪魔板のうち1または複数枚が、そのテー
    ブル表面側を鋸歯状に形成されたことを特徴とする乾燥
    焼却炉。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の乾燥焼却炉において、 前記複数枚の邪魔板が、そのテーブル表面側を鋸歯状に
    形成されたものと、平坦なものとが交互に配設されたこ
    とを特徴とする乾燥焼却炉。
JP1472994A 1994-02-08 1994-02-08 乾燥焼却炉 Pending JPH07217834A (ja)

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